JPH0331736A - 光ファイバの曲率分布測定方法および装置 - Google Patents

光ファイバの曲率分布測定方法および装置

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JPH0331736A
JPH0331736A JP16530289A JP16530289A JPH0331736A JP H0331736 A JPH0331736 A JP H0331736A JP 16530289 A JP16530289 A JP 16530289A JP 16530289 A JP16530289 A JP 16530289A JP H0331736 A JPH0331736 A JP H0331736A
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light
brillouin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、光ファイバの長手方向の曲率分布を測定する
方法およびそのための装置に関するものである。 (従来の技術) 光ファイバの曲がりは損失要因となるばかりでなく、曲
げ歪による強度劣化をひきおこし、破断寿命の短縮要因
となる。従来、光ファイバの長手方向の曲率分布をファ
イバ端面のみから直接的に測定する方法はなく、光ファ
イバの長手方向の損失分布の経時変化の測定により間接
的に推定していた。すなわち、光ファイバの一端から光
パルスを入射するときに光ファイバ内で発生する後方レ
ーレ−散乱光を検出する0TDR法(たとえばM、に、
Barnaski et al、、0ptical N
tae domainreflectometer  
、^I)pl、 Opt、、Vol、16,9P、23
75−2379.1977参照)により、光ファイバの
長手方向の損失分布を測定することができるため、光フ
ァイバの布設前後の損失分布比較、あるいはその損失分
布の季節変動の測定により、布設工程や環境温度変化等
により生じた光ファイバの長手方向の曲がりの程度を推
定していた。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のような従来技術では比較測定を基
礎としているため、基準測定値を持たない場合には、あ
る時期における損失分布は測定できても、そのときの曲
率分布の推定ができないという問題があった。また、実
用上、曲がりが特に問題となるのは接続点近傍であるが
、接続損失と接続部余長処理にともなう曲がり損失はい
ずれも経時変化が生じるため、これらの分館がきわめて
困難であるという問題があった。 そこで、本発明の目的は、基準データ(初期データ)を
必要とせず、曲がりの影響そのものを他の影響から分列
して測定可能な光ファイバの曲率分布測定方法およびそ
のための装置を提供することにある。 [課題を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明では被測定光
ファイバの着目する1つの区間の、あるいは光ファイバ
の複数の区間毎に、ブリルアン利得スペクトルを測定す
る第1の工程と、第1の工程で測定された1つ、あるい
は複数のブリルアン利得スペクトルの各々について、基
本音響モードが関与する最大利得と高次音響モードが関
与する最大利得の比を求める第2の工程と、第2の工程
で求められた比に基いて、−着目する1つの区間の、あ
るいは複数の区間毎に、光ファイバの曲率を算出する第
3の工程とからなることを特徴とする。 すなわち、本発明の第1形態は、第1の工程で実行され
る複数の区間毎のブリルアン利得スペクトルの測定方法
は、被測定光ファイバの一端からパルス光を入射し、光
ファイバの他端から連続光を入射し、パルス光と連続光
の周波数差Δνを制御して、固定した複数の周波数差Δ
νのそれぞれに対して、パルス光との相互作用によって
生じるブリルアン光増幅作用を受けてパルス光の入射端
から出射される連続光の光量の時間変化を測定し、着目
する区間毎に測定に基くブリルアン光増幅光量を周波数
差Δνの関数として求めてブリルアン利得スペクトルを
得ることを特徴とする。 本発明の第2形態は、第1の工程で実行される複数の区
間毎のブリルアン利得スペクトルの測定方法は、被測定
光ファイバの両端から互いに同期したパルス光を入射し
、着目する1つの区間で2つのパルス光が出合うように
2つのパルス光の入射時刻に遅延を与え、2つのパルス
光の相対周波数差Δνを連続的、あるいは離散的に変化
させ、このときに2つのパルス光の少なくとも一方の光
ファイバ出射光量からブリルアン利得スペクトルを得る
ことを特徴とする。 本発明の第3形態は、被測定光ファイバの着目する1つ
の区間の、あるいは光ファイバの複数の区間ごとに、ブ
リルアン利得スペクトルを測定するブリルアン利得スペ
クトル測定手段と、ブリルアン利得スペクトル測定手段
により測定された1つあるいは複数のブリルアン利得ス
ペクトルの各々について、基本音響モードが関与する最
大利得と高次音響モードが関与する最大利得の比を算出
する利得ピーク比算出手段と、利得ピーク比算出手段に
より算出された比の値に基いて、1つの区間の、あるい
は複数の区間毎に、光ファイバの曲率を算出する曲率分
布算出手段とを具備したことを特徴とする。 本発明の第4形態は、ブリルアン利得スペクトル測定手
段は、パルス変調された光の形態の第1信号光を発生す
る第1光源と、被測定光ファイバ中を第1信号光と対向
して伝搬する連続的あるいはパルス変調された第2信号
光を出射する第2光源と、第1信号光と第2信号光の光
周波数の差を制御するための光周波数制御手段と、第1
信号光と第2信号光の相対遅延時間の制御手段と、第1
信号光を被測定光ファイバに入射させ、および第1信号
光と第2信号光との間で生じたブリルアン光増幅作用を
受けた第2信号光を取り出す合分波手段と、合分波手段
からのブリルアン光増幅作用を受けた第2信号光を電気
信号に変換する光検出手段と、光検出手段により検出さ
れた信号の時間的波形あるいは振幅および位相を処理し
て解析するための信号処理手段とを有することを特徴と
する。 [作 用] 本発明では、光ファイバ内の音波と光波の非線形相互作
用である誘導ブリルアン散乱現象を利用する。すなわち
、被測定光ファイバの両端から周波数のわずかに異なる
光を対向して入射することにより、次数の異なる複数の
音響導波モードを励起する。この音響導波モードは入射
した光波と相互作用し、低周波光を増幅する0本発明は
、高次音響導波モードの発生効率、あるいは減衰率が光
ファイバの曲率に強く依存することに着目し、高次音響
導波モードと基本音蓼導波モードのブリルアン利得の比
から光ファイバの曲率分布を測定するので、基本データ
(初期データ)を必要とせず、曲がりの影響そのものを
他の影響から分離して測定できる。このように、本発明
は、損失分布の経時的比較測定によって曲率変化を推定
していた従来の技術とは大きく異なる。 (実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 第1図は本発明の1実施例の測定装置を示す。 ここで、1はパルス状に振幅変調または周波数変調され
たパルス光を発生する第1光源であって、スペクトル線
幅の狭い光を出射する。第1光源1は、たとえばCW全
発振YAGレーザあるいはCW全発振DFB レーザ等
の単一縦モード発振レーザからの出射光を、音響光学型
変調器あるいは電界効果型光変調器等をパルス駆動する
ことによりて、パルス状に振幅変調する構成とすること
により実現できる。あるいは、DFBレーザ等の単一縦
モード発振レーザに電流注入する際に内部変調をかける
構成とすることによってもSs光源1は実現できる。2
はCW全発振第2光源であり、YAGレーザ。 DFBレーザ等のようにスペクトル線幅の狭い光源であ
る。3は、被測定光ファイバ、4は合分波器、5はGe
−^po(^valanche Photo−diod
e)などの光検出器、6は光検出器5からの電気信号を
受けてその(8号の時間的波形あるいは振幅を処理して
解析する信号処理装置、7は第1光源1と第2光源2の
光周波数の差を所望の値に制御するための光周波数制御
装置である。 この測定装置の動作は、たとえば信学技報0QE88−
80 (1988,10,25)、あるいは特願昭63
−154828号に詳述されているが、以下の通りであ
る。 第1*源1から出射したパルス状の光、すなわち第1信
号光S、は、合分波器4を介して被測定光ファイバ3に
結合される。他方、第2光源2からの出射光、すなわち
第2信号光S、は、第1信号光S1が結合した被測定光
ファイバ3の端末3−1とは反対側の端末3−2から、
被測定光ファイバ3に結合される。 このとき、第1信号光5自の光周波数f、と第2信号光
S、の光周波数f、は、概略 fl−fl−f色              (1)
となるよう釘、光周波数制御装置7により制御する。こ
こで、f6は被測定光ファイバ3に固有のブリルアンシ
フト周波数であり、例えば、石英系の光ファイバであれ
ば、波長1.3μmにおいて約13GHzである0式(
1)が満足されているとぎ、第2信号光S、は第1信号
光S1によりブリルアン光増幅される。このとき、光検
出器5により検出される第2信号光S、の波形は以下の
ように導かれる。 ブリルアン光増幅による′fS2信号光信号光射2る、
位置2における利得gは、G ” g −1< lのと
き、 g = 1 +A−P+(z)           
 (2)と表わされる。ここで、Aは比例係数、2は被
測定光ファイバ3中を伝播する第1信号光S+(パルス
信号)が存在する位置を表し、ここでは、被測定光ファ
イバ3の端末3−1を基準として定めるものとする#P
l(Z)は位置Zにおける第1信号光S、の光パワーで
ある。同様に、Pz(z)を第2信号光S2の位置2に
おける光パワーとし、被測定光ファイバ3の光損失およ
び長さを、それぞれ、a [neper/m]およびL
 [ml とする。また、信号光S、と52との間の周
波数差はわずかであるため、被測定光ファイバ3の、両
信号光に対する損失は同一であるとすると、 P + (z) −P I(0) exp (−a z
)         (3−1)P2 (Z) ・h 
(L) exp [−a (L−z) ]      
 (3−2)となる。式(2)、式(3)および位置0
〜Z間の光ファイバ損失による第2信号光S2の減衰率
exp (−α2)を考慮すると、光検出器5に入射す
る第2信号光S2のパワーP2(Z)は、 P2 (Z)−g”P2(z) ・exp (−a z
)−P2(L)・exp(−aL) ◆^−PL(0) −P2 (L) −exp (a 
L) ・exp(−a Z)(4) となる、ここで、第2信号光S2が合分波器4を通過す
るときの損失は無視した。式(4)の右辺における第1
項は直流分であり、第2項がブリルアン光増幅により増
加した成分である。第1(g号光Sが被測定光ファイバ
3に入射してから、Zの位置でブリルアン光増幅された
第2信号光S2が光検出器5で検出されるまでの時間t
は、被測定光ファイバ3中での光速をVとすると、 t−2x/v                 (5
)であるから、受光信号レベルの波形は、第2図のよう
になる。 第2図において、ブリルアン光増幅により増加した成分
の減衰率は被測定光ファイバ3の光損失αを表している
。 ところで、先にも述べたように、第2図のようなブリル
アン光増幅現象を観測できるためには、第1信号光S、
の周波数f、と第2信号光S2の光周波数f、の差は、
(1)式に示すように、特定の周波数f、に等しくなけ
ればならないが、このような周波数f8は唯1つではな
く、一般に複数個存在することが知られている。 すなわち、ブリルアン散乱に関与する音波の波長は光波
の波長のl/2であるため、標準的に用いられているG
eO2ドープコア光ファイバは光波にとっては単一モー
ド導波路であっても、音波にとっては多モード導波路で
あり、これらの複数の音響導波モードのそれぞれがブリ
ルアン散乱増幅に寄与する。その結果、ブリルアン利得
スペクトルは第3図に実例を示す如く複数の極大値を持
つ。なお、ブリルアン利得スペクトルの求め方について
は後述する。 詳細な解析の結果、例えばN、5hibata et 
al、。 −Identification of longit
udinal acousticmodes guid
ed in the core region of 
a singla−mode  optjcal  f
iber  by  Br1llouin  gain
  spectrameasurements  、O
pt、Lett、Vol、13.No、7.pp、59
5−597.1988.に詳しく述べられているように
、第3図において利得ピーク(極大値)aは基本音響導
波モードが、また利得ピークb、cはそれぞれ第1、第
2高次導波モードが関与するブリルアン利得ピークであ
ることが判明している。これらのピーク利得の比は被測
定光ファイバの構造に依存し、例えば第3図の場合、ピ
ークaとbの利得の比は約6:lとなっている。 ところで、光ファイバが曲げられると損失が増加するこ
とはよく知られている。第4図は構造の異なる2種類の
光ファイバを曲げた時に見られる損失増の実測データで
あって、光ファイバの構造の違いによらず、その曲率半
径が小さくなると急激に損失が増加することが確認され
る。従って、低損失な状態で光ファイバを使用するため
には、接続点余長処理部などで実際におこりうる最小半
径の曲がりに対しても損失増が十分小さくなるように余
裕をもった設計が必要であり、通常はそのような設計状
態で光ファイバは用いられている。 一方、光源波長を通信に使用する設計波長に比べて短く
していくと、遮断波長と呼ばれるある波長から短波長で
多モード状態となる。このとき、基本モードは光ファイ
バの曲がりに対して比較的強い(すなわち、損失増をと
もなわない)が、高次モードはその曲がりに対してぎわ
めて弱く、大きな損失を伴う、第5図はこのことを実測
したデ−夕であって、基本モードについては損失増がみ
られない半径30mm程度の比較的ゆるやかな曲がりに
対しても、第1高次モードについては8 dB/m程度
の大きな損失がみられる。 この現象は音響導波モードについてもほぼ同様に生しる
。すなわち、例えばAhmed 5afaajjazi
et al、、“^nalysis of Weakl
y Cuiding Fiber^coustic W
aveguide  、IEEE、Trans、UFF
C−33,1゜pp、59−68.198a、に報告さ
れているように、実用の光ファイバ内の音響導波モード
は近似的に先導波モードと同じ形の波動群を持つからで
ある。 以上述べたことは以下のように要約することができる。 すなわち、 ■ 光にとって単一モード導波路である光ファイバは、
音波にとっては多モード導波路となっている。 ■ 半径30mm程度に曲げられた光ファイバにおいて
は、光波も音波の基本モードも、いずれも損失増は小さ
い(o、tdB/m程度以下)が、音波の高次モードは
8 dB/mをこえる大きな損失増を伴う。 ここで、曲げられた光ファイバに対してブリルアン利得
スペクトルを測定すると、第6図に示すように、高次モ
ードの寄与が大幅に減少する。従って、音響基本モード
による利得ビークaと音響第1高次モードによる利得ビ
ークbの比は増大し、第6図に示す場合は50:1とな
っている。 以上のことから、ブリルアン利得スペクトルの基本モー
ドビークと高次モードビークの比は被測定光ファイバの
曲がりの尺度となることがわかる。第7図はこの利得ピ
ーク比の曲がり半径依存性を示すものであり、曲がり半
径の減少にともない利得ピーク比が増大する様子が描か
れている。 ブリルアン利得スペクトルは、以下に述べるようにして
、光ファイバの長手方向に任意の場所毎に測定すること
ができる。すなわち、まずはじめに、第1図に示した測
定装置において、第1光源1と第2光源2の光周波数差
Δν=f、−f2をある値ν1に固定して、第2図に示
すようなブリルアン利得の即動分布を測定する。なお、
第2図において、受信信号レベルから直流成分を差し引
いたものが第3図および第4図に示すブリルアン利得G
に対応する。 次に、第1光源1と第2光源2の周波数差Δνをν、と
は少し異なる値ν2に固定し、第2図と同様のブリルア
ン利得の距離分布を測定する。以下、同様にして、光周
波数制御装置7により2つの光源の周波数差Δνを少し
ずつ変えて繰り返しブリルアン利得の距離分布を複数回
測定する。第8図(^)はこのような測定処理のフロー
を概念的に示し、第8図(B)はこれらの一連の測定に
よって得られ、信号処理装置6内に記憶された測定デー
タを総合表示したものである。 次に、信号処理装置6により、上述の測定データを基に
して、光ファイバの特定の場所、例えば2=2.の点に
看目し、この場所における利得Gを光源周波数差Δυの
関数として求めると、この場所2.におけるブリルアン
利得スペクトルが得られる。さらに、着目する場所2を
順次変えて、各場所毎にこれと同様の処理を繰り返し行
うことにより、任意の場所Z + * z2 + Z 
3 * Z 4・・・についてのブリルアン利得スペク
トルが得られる。第9図は信号処理装置6で行うこの演
算処理のフローを概念的に示したものである。 以上述べたようにして得られたブリルアン利得スペクト
ルのデータを基に、測定すべき光ファイバの着目する各
々の場所毎に前述の基本モードと高次モードの利得ピー
ク比を信号処理装置6により求めれば、第7図に示すよ
うに、この求めた利得ピーク比が光ファイバの曲率分布
を与えることになる。ここで、直線管路中の光ファイバ
のように、曲がりの比較的少ない領域は実際上あらかじ
め知ることができるので、この領域部分における基本モ
ードと高次モードの利得ピーク比を曲率が0の(すなわ
ち、曲がりがない)部分の基準値とすることができる。 第1θ図は前述の利得ピーク比の光ファイバ長手方向分
布の測定例を示すものであって、A点における急峻な曲
がりおよびB点における比較的ゆるやかな曲がりの存在
を示している。ここで、横軸の距離分解能ΔZは光源と
して用いる光パルスの幅をτ、被測定光ファイバ内の光
速をVとするとき、 Δz−vで/2                (6
)で表わされる。この距離分解能Δ2は従来技術である
0TDR法の分解能と全く同様である。 第11図のフローチャートはS上述した本発明実施例の
測定処理手順の一例を示す。この処理手順は信号処理装
置6内の図示しないプログラム用ROM (メモリ)に
あらかじめ格納されているものとする。なお、各処理ス
テップの内容はすでに記述しであるので、その説明は省
略する。 以上の本発明の説明においては、全て、第2光源2はC
W光を出射するものとして説明してきたが、第2光源2
は、たとえば、第1光源】のように変調された光源であ
ってもかまわない。ただし、そのときは、第1光源1か
らの第1信号光SI(たとえば光パルス)と第2光源2
からの第2信号光S2(たとえば光パルス)が被測定光
ファイバ3中で出会った位置(たとえばzoとする)で
のみブリルアン光増幅がおこるので、この方法は、被測
定光ファイバ3中での特定の位置(上記zo)からの情
報をとりだすのに適しているm zQは、第1信号光S
lと第2信号光S、の間の出射時刻を相対的に制御する
ことにより、任意の所望の位置に設定できる。また、こ
こで、第1および第2の光源の周波数差Δνを変化させ
ると、第3図に示すようなブリルアン利得スペクトルが
得られる。Δνの変化は連続的であることが望ましいが
、ブリルアン利得の帯域幅は約50〜100Mtlxで
あるから、Δνのきざみが十分に小さければ(たとえば
10M1lz程度)、離散的であフても実用上さしつか
えない。 さらにまた、第1光源の周波@fIが第2光源の周波数
f2よりも大きい場合には、第2光源を発して被測定光
ファイバ3を通過した信号光S、のパワーを測定ルてブ
リルアン利得スペクトルを求めると、第9図に示すよう
な利得スペクトルが得られる。このとき、第1光源を発
して被測定光ファイバ3を通過した信号光SIのパワー
を測定してブリルアン利得スペクトルを求めると、第1
光源の光は第2光源の光を増幅するために用いられてい
るから、特定の周波数領域で減衰するスペクトルが得ら
れる。この場合は、測定値の極性を反転させれば、第9
図に示したものと全く同じ利得スペクトルが得られる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、測定すべき先フ
ァイバの着目する場所毎にブリルアン利得スペクトルを
測定し、基本音響導波モードが関与する利得ピークと高
次導波モードが関与する利得ピークの比を求めることに
より、光ファイバに加わりた曲がりの分布を知ることが
できる。特に本発明では、このとき、光波は光ファイバ
中を常に基本モードで伝搬するため、通常の曲がりに対
しては鈍感であるのに対して、音波については、基本モ
ードは曲がりの影響を受けにくいが、高次モードの音波
の曲がり損失はきわめて太きいため、損失分布を比較す
る従来法に比べて非常に高感度に曲がり分布測定が可能
となる利点がある。 また、従来法では損失分布の時系列的比較を必要として
いたのに対して、本発明を用いる場合にはこれを必要と
せず、場所的な比較により容易に曲がりの影響の有無を
検知できるという利点がある。更に、本発明では接続点
近傍のように、曲がり以外の損失と曲がりによる損失が
同時に存在する場合においては、それぞれを分離して評
価することも可能となるという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の測定装置の構成を示す構成
図、 第2図は本発明により測定される受光波形の一例を示す
波形図、 第3図は複数の音響導波モードによるブリルアン利得ス
ペクトルを示す特性図、 第4図は光ファイバの曲げ損失を示す特性図、 第5図は光ファイバにおける第1高次モードの曲げ損失
を示す特性図、 第6図は曲げられた光ファイバにおけるブリルアン利得
スペクトルを示す特性図、 第7図は音響基本モードと高次モードのブリルアン利得
ピーク比の曲がり半径依存性を示す特性図、 第8図(^)はブリルアン利得の距離分布の測定フロー
を示す図、 第8図(B)はデータの総合表示を示す波形図、 第9図は着目する場所毎のブリルアン利得スペクトルの
算出処理フローを示す図、 第1θ図は利得ピーク比の長手方向分布を示す特性図、 第11図は本発明実施例の測定処理手順を示すフローチ
ャートである。 1・・・第1光源、 2・・・第2光源、 3・・・被測定光ファイバ、 4・・・合分波器、 5・・・光検出器、 6・・・信号処理装置、 7・・・光周波数制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被測定光ファイバの着目する1つの区間の、あるい
    は該光ファイバの複数の区間毎に、ブリルアン利得スペ
    クトルを測定する第1の工程と、該第1の工程で測定さ
    れた前記1つ、あるいは複数のブリルアン利得スペクト
    ルの各々について、基本音響モードが関与する最大利得
    と高次音響モードが関与する最大利得の比を求める第2
    の工程と、 該第2の工程で求められた前記比、に基いて、着目する
    前記1つの区間の、あるいは複数の区間毎に、前記光フ
    ァイバの曲率を算出する第3の工程と からなることを特徴とする光ファイバの曲率分布測定方
    法。 2)前記第1の工程で実行される前記複数の区間毎のブ
    リルアン利得スペクトルの測定方法は、前記被測定光フ
    ァイバの一端からパルス光を入射し、 前記光ファイバの他端から連続光を入射し、前記パルス
    光と前記連続光の周波数差Δνを制御して、 固定した複数の前記周波数差Δνのそれぞれに対して、
    前記パルス光との相互作用によって生じるブリルアン光
    増幅作用を受けて前記パルス光の入射端から出射される
    前記連続光の光量の時間変化を測定し、 前記着目する区間毎に該測定に基くブリルアン光増幅光
    量を周波数差Δνの関数として求めて前記ブリルアン利
    得スペクトルを得ることを特徴とする請求項1に記載の
    光ファイバの曲率分布測定方法。 3)前記第1の工程で実行される前記複数の区間毎のブ
    リルアン利得スペクトルの測定方法は、前記被測定光フ
    ァイバの両端から互いに同期したパルス光を入射し、 前記着目する1つの区間で前記2つのパルス光が出合う
    ように前記2つのパルス光の入射時刻に遅延を与え、 前記2つのパルス光の相対周波数差Δνを連続的、ある
    いは離散的に変化させ、 このときに前記2つのパルス光の少なくとも一方の光フ
    ァイバ出射光量から前記ブリルアン利得スペクトルを得
    ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの曲率
    分布測定方法。 4)被測定光ファイバの着目する1つの区間の、あるい
    は該光ファイバの複数の区間ごとに、ブリルアン利得ス
    ペクトルを測定するブリルアン利得スペクトル測定手段
    と、 該ブリルアン利得スペクトル測定手段により測定された
    前記1つあるいは複数のブリルアン利得スペクトルの各
    々について、基本音響モードが関与する最大利得と高次
    音響モードが関与する最大利得の比を算出する利得ピー
    ク比算出手段と、該利得ピーク比算出手段により算出さ
    れた前記比の値に基いて、前記1つの区間の、あるいは
    複数の区間毎に、前記光ファイバの曲率を算出する曲率
    分布算出手段と を具備したことを特徴とする光ファイバの曲率分布測定
    装置。 5)前記ブリルアン利得スペクトル測定手段は、 パルス変調された光の形態の第1信号光を発生する第1
    光源と、 被測定光ファイバ中を前記第1信号光と対向して伝搬す
    る連続的あるいはパルス変調された第2信号光を出射す
    る第2光源と、 前記第1信号光と前記第2信号光の光周波数の差を制御
    するための光周波数制御手段と、 前記第1信号光と前記第2信号光の相対遅延時間の制御
    手段と、 前記第1信号光を前記被測定光ファイバに入射させ、お
    よび前記第1信号光と前記第2信号光との間で生じたブ
    リルアン光増幅作用を受けた第2信号光を取り出す合分
    波手段と、 該合分波手段からの前記ブリルアン光増幅作用を受けた
    第2信号光を電気信号に変換する光検出手段と、 前記光検出手段により検出された信号の時間的波形ある
    いは振幅および位相を処理して解析するための信号処理
    手段と を有することを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ
    の曲率分布測定装置。
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