JPH0332343A - 2固定子誘導電動機の位相差変更装置 - Google Patents

2固定子誘導電動機の位相差変更装置

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JPH0332343A
JPH0332343A JP16556189A JP16556189A JPH0332343A JP H0332343 A JPH0332343 A JP H0332343A JP 16556189 A JP16556189 A JP 16556189A JP 16556189 A JP16556189 A JP 16556189A JP H0332343 A JPH0332343 A JP H0332343A
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rotor
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induction motor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は始動性能を改善する電動機に関し、より詳しく
は、複数固定子誘導電動機の複数の固定子により回転子
導体に誘起する電圧に位相差を生じさせ、回転子の出力
軸トルクを変更できる誘導電動機の位相差変更装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来、誘導電動機の始動性能を改善する目的で、同一回
転軸上に一定の間隔をおいて二個の回転子コアを有する
単一の回転子と、各回転子コアにそれぞれ対向して周設
された二組の固定子と、両固定子の少なくとも一方を周
方向に任意角度回動させる電動式回動装置とを備え、両
固定子間に相対角度を生じさせるべく回動装置を作動し
、それに応じて、二個の回転子コアのそれぞれに発生す
る二次電圧の位相、従って合成二次電圧の大きさが変わ
ることにより、トルク特性を変更する複数固定子誘導電
動機が知られている。
また、特開昭54−29005号公報に開示される技術
のものは、同軸上に設置された2組の回転子鉄心と、回
転子鉄心に対向してそれぞれ独立する固定子巻線を備え
た2組の固定子と、前記2組の回転子鉄心に跨って共通
に設置されかつ両端にてそれぞれ短絡環を介して相互間
を短絡したかご形導体と、2組の回転子鉄心間における
かご形導体の中央箇所にてかご形導体の相互間を短絡す
る高抵抗体とを備え、始動時には固定子巻線の相互間の
位相を180°ずらせ、始動後の運転時には位相を合わ
せて給電する双鉄心かご彫型動機であるが、このものは
、始動時に固定子巻線の相互間の位相を180°ずらす
ことにより始動トルクを大にして始動特性を向上し、運
転時には固定子巻線の相互間の位相を合わせて通常のト
ルク特性で運転できる点に特徴を有するものである。
しかしながら、前記従来技術においては、回転子に加わ
る慣性力による負荷の大きさとその他の制動負荷の種類
に応じて位相を変更する時機又は速度に関する技術の開
示がなされていないので、始動時に位相を変更するに当
っては次のような問題があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
すなわち、位相を切換える移相装置の作動に関し、誘導
電動機の位相変更が一定速度で又は一定時機に行われる
場合にあっては、負荷の変動により、位相差変更装置の
作動速度が一定せず、遅すぎる場合は設定回転数に達す
るまで長時間を要し、又、早すぎる場合は出力トルクの
大きな変動によりショックが生じたり、変更した位相差
における出力トルクよりも負荷トルクの方が大きい場合
には増速することなく減速してついには停止してしまう
こととなる。また、上記早すぎる状態となると電流値が
目標値を越えることになり、電源装置の容量をあらかじ
め必要以上に大きなものとするなどの無駄が生じること
になる。
そこで本発明は、従来技術の有するこのような問題点に
鑑みなされたものであり、その目的とするところは、慣
性力負荷と制動力となる負荷を考慮してあらかじめ設定
された作動速度又は作動時機になるようにした位相差変
更装置を提供することにより、位相差を変更したとき滑
らかに増速すると共に、定格電流値内で運転できる装置
を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を遠戚するために、本発明による位相差変更
装置は、同一回転軸上に任意の間隔をおいて設けた複数
個の回転子コアに装設した複数個の導体のそれぞれを連
通状に連結した回転子と、前記各回転子コアにそれぞれ
対向して周設された複数個の固定子と、前記複数個の固
定子のうち少なくとも1個の固定子に対向する前記導体
部分に誘起する電圧と他の固定子に対向する前記導体部
分に誘起する電圧との間に位相差を生じさせる電圧移相
装置とより成る複数固定子誘導電動機の位相差変更装置
であって、前記電圧移相装置が、前記複数個の固定子の
うち少なくとも1個の固定子を回転子と同心的に回動す
る回動固定子であり、該回動固定子を正逆回動する方向
を回転子の回転方向と逆向きとし、始動時に回動を規制
又は解除するよう構成すると共に運転停止時に始動位相
差位置に戻すよう回動用電動機と制御装置とを連絡し、
更に該制御装置に前記回動用電動機の回動速度調節装置
を設けたものである。また、電圧移相装置を位相差切換
スイッチとし、該位相差切換スイッチと切換時機設定器
とを制御装置を介して連絡した。
さらに、態様として、回動固定子とした場合には、始動
位相差位置検出器と運転位相差位置検出器を制御装置に
連絡すること、電流検出器を設けて電流値により回動速
度を調節すること、により、より確実に制御でき、また
、電圧移相装置を位相差切換スイッチとした場合には、
誘導電動機の回転速度を検出して設定回転数と比較して
位相差切換時機とする。
〔作 用〕
上記の如く構成された本発明の誘導電動機の位相差変更
装置の作用は次の通りである。
複数固定子誘導電動機の運転のために、始動装置となる
開閉器を操作して給電回路を閉じると電動機へ通電され
始動すると共に閉信号が制御装置に連絡され、その信号
に基づいて制御装置から電圧移相装置へ動作命令が出力
される。
電圧移相装置が回動固定子である場合には、回動固定子
の回動用電動機の回転方向、始動時機及び回動速度とし
て命令され、また、電圧移相装置が位相差切換スイッチ
群である場合には、該スイッチ群の動作時機として命令
される。さらに、回動固定子の場合で位相差位置検出器
を有する場合には、制御装置へは始動位相差位置検出器
及び運転位相差位置検出器からの信号が人力されており
、両位置を確認して回動用電動機への給電回路を開閉す
る。また、固定子の回動方向を回転子の回転方向と逆向
きとし、固定子が回転子から受ける反抗トルクを固定子
の回動の主な駆動力とし、回動用電動機により回動を規
制又は解除するので、前記側位相差位置を確認して起動
し、運転位相差位置に位相差が変更されて回動用電動機
は停止して、該誘導電動機は運転を継続する。回動用電
動機の出力が固定子の受ける反抗トルクより小さいもの
を用いるので、運転中には起動位相差位置へ戻さずに本
誘導電動機を停止してから戻るように構成する。
電流検出器を設ける場合には電流値が設定値を越えない
ように回動速度を調節し、回転数変化量測定の場合は常
に増速過程にあるように回動速度を調節する。位相差切
換スイッチである場合には、始動から切換までの時間又
は切換時の回転速度を設定して切換えを行う。
尚、本発明の複数固定子誘導電動機の位相差変更装置は
、無段階に回転速度設定が可能な電動機、段階的変速が
可能な電動機及び始動位相から運転位相へ位相差を変更
する始動性改善用電動機に用いることができ、前記した
導体の形態は、普通かご型、二重かご型、深清かご型、
巻線型等いずれの型式のものにも適用され、電源は単相
、三相のいづれも用いることができるものである。
〔実施例〕
本発明は主としてかご型回転子をもつ2固定子誘導電動
機によって詳細を説明するが、これに限定されないこと
は言うまでもない。
前記のように巻線型回転子をもつ複数固定子誘導電動機
の場合もあり、また、固定子巻線のスター結線、デルタ
結線の切り換えを併用して始動トルク特性をより多様化
する場合もある。
回転子コア間の構成も、空間、非磁性体、磁性体等を使
用する場合がある。
すでに本出願人は、特願昭61−128314号として
本発明の構成の一部である複数固定子誘導電動機の構成
、作用の詳細な説明を行なっているが、本発明の実施例
を第1図〜第8図に基づき説明する。
第1図〜第3図により本発明の構成の一部をなす電動機
の1実施例を説明する。符号1は本発明による複数固定
子誘導電動機であり、該複数固定子誘導電動機1は以下
のような構成を有する。磁性材料からなる回転子コア2
.3を任1 意の間隔を設けて回転子軸4に装着する。回転子コア2
.3間は非磁性体コア5を介設するか、または空間とす
る。回転子コア2,3に装設した複数個の導体6・・・
のそれぞれを回転子コア2゜3に連通して連結し一体的
な回転子7を形威し、その直列に連結した複数個の導体
6・・・の両端部は短絡環8,8により短絡される。ま
た、回転子コア2,3および非磁性体コア5に回転子7
の両側部10.11に連絡する複数個の通風胴12・・
・を設け、通風胴(2・・・から直交状に回転子7の外
周部に貫通する複数個の通気孔13・・・を穿設しであ
る。また、本実施例においては回転子7に装設された導
体6・・・は回転子コア2゜3間の非磁性体コア5部に
おいて、それぞれを任意のベクトルの差の電流が流れる
と通電する抵抗材9を介して連結しである。円筒状の機
枠14の両側部に設けた軸受盤15.16を連結棒17
・・・にナツト18・・・を締めることにより一体的に
組付ける。回転子7の両側部に冷却用翼車19.20を
装着し、回転子軸4の両端部を軸受盤15.16に嵌装
した軸受21,21に軸支し、回転子7を回転自在とし
である。
回転子コア2,3に対峙する外側部に巻線22.23を
施した第1固定子24と第2固定子25を機枠14に並
設し、機枠14と第1固定子24との間にすべり軸受2
6を装設し、すべり軸受26を機枠14に嵌装したスト
ップリング28・・・によって固定し、第2固定子25
は機枠14に固定する。第1固定子24の一側外周面に
はギヤー29を嵌着しである。機枠14の外周部に固設
した回動用電動機30に駆動用歯車31を軸着し、該駆
動用歯車31は第1固定子24に嵌着したギヤー29に
係合される。このように構成することにより、第1固定
子24は回動用電動機30の作動によって回転子7と同
心的に回動して回動固定子27を構成する。
そうして、第1固定子24の回動と第2固定子25とに
よって電圧移相装置が構成される。
次に、誘導電動機lの冷却装置の構成について説明する
。機枠14の外周部に送風口34と排風口35を穿設し
、排風口35にはモータ37を有する排風機36を固着
し、空間部38の空気を機枠14外に流通させる。また
、回転子軸4と一体的に回転する冷却用翼車19,20
を通風口32より空気を取り入れて側部10゜11、通
風胴12、通気口13に空気を流通させるために設けで
ある。33は空気流通のための通気口で、機枠14の第
1固定子24と、第2固定子25に対峙する部分に穿設
しである。
次に、第2図を参照して第1固定子24の回動位置を検
出する手段の構成について説明する。
回動する第1固定子24の外周に磁気体39を固設し、
磁気体39に対向する機枠14の任意の部位に複数の磁
気センサー40a〜40dよりなる回動位置検出器40
・・・を設け、第1固定子24の回動位置を表示する回
動位置表示器41を備える制御装置42と連絡する。4
3は第1固定子24の回動の開放またはロックを行うた
めのソレノイドであるが、固定子の回動の開放およびロ
ックは公知の任意の作動機構により行うことができる。
回動機構および回動付置検出装置の別実施例を第3図を
参照して説明する。
機枠14に固着した軸受44には回動軸45と一体的に
回転するウオームギヤ46を設けた回動軸45が回転自
在に設けられ、該回動軸の一端には正逆に回転する回動
用のパルスモータ47を回動軸45と同心に設けて該パ
ルス上ター4フは機枠14に固着される。51−は電圧
位相差設定器であり、該設定器は始動時位相差設定ツマ
ミ52と運転時位相差設定ツマミ53とを有し、始動時
位相差設定ツマミ52で始動時にそれぞれの導体6・・
・に誘起する電圧の位相差を負荷特性に応じて設定して
始動し、一定時間経過後または回転子7が任意の回転数
に達した後、位相差変更装置を作動して運転時位相差設
定ツマミ53で設定した位相差になるように構成する。
また、始動位相差位置と運転位相差位置だけの検出のみ
が要求される場合は、前記した回動位置検出器のうち任
意の2個で位相差の大きい−5 方、例えば回動位置検出器40aを始動位相差位置検出
器57として、位相差ゼロ又は小さい方、例えば回動位
置検出器4. Odを運転位相差位置検出器58とする
ことができる。
また、第2図の場合はブレーキ装置が必要であるが第3
図に示ず回動装置の構成とずれば、反抗I・ルクを利用
して回動するのに特別なブレーキ装置を設けずに適用で
きる。すなわち、第1固定子24の反抗トルクによる回
動をウォムギャ46が規制し、回動を進める場合にはパ
ルスモータ−47を回動ずれば軽い力で回動できる。
第4図は位相差切換スイッチによる電圧移相装置を示す
ものであり、固定子を回動することなく、任意の固定子
に巻装した巻線に位相差切換スイッチ群を連結して電圧
移相装置に形成したものである。
第1.第2固定子24.25のそれぞれに施した巻線2
2.23のそれぞれには、端子0丁。
Vl、WlおよびXl、yl、Zlを設け、第2固定子
25の巻線23の端子Ul、Vl、W1は位相切換スイ
ッチS1を介してそれぞれ商用3相電源U、V、Wに連
結し、巻線22と巻線23とを直列に連結する連結行程
路48と、巻線22と商用3相電源との連結行程路49
とに位相差切換スイッチを複数個介設して電圧移相装置
50を構成する。
即ち、巻線23の端子Xl、Yl、Zlを巻線22の端
子Ul、Vl、Wlに位相差切換スイッチS2を介して
連結し、以下同様に巻線23の端子Xl、Yl、Z、を
スイッチS3を介して巻線22の端子Yl、Zl、Xl
に、スイッチS4を介して巻線22の端子Wl、Ul。
■1に、スイッチS5を介して巻線22の端子Xl、Y
l、Zlに連結しである。また、巻線22の端子Xl、
Yl、Zlは位相差切換スイッチS6を介して3相電源
V、 W、 Uに接続すると共に位相差切換スイッチS
8を介して3相電源W、 U、 Vに接続する。巻線2
2の端子Ul、Vi Wlは位相差切換スイッチS7を
介して3相電源U、 V、 Wに接続すると共に位相差
切換スイッチS8を介して3相電源V、 W。
Uに接続する。
そして、電圧移相装置50を構成する位相差切換スイッ
チ81〜S9を適宜操作することにより、位相差を0°
、 600. 1200. 1800に設定でき、効率
のよい起動位相差と運転位相差を設定し、制御を行うこ
とができる。
電圧移相装置50を位相差切換スイッチとしたこの実施
例における特徴は、無段階的に始動時位相差と運転時位
相差の設定制御はできないが、位相の切換により多段階
的に迅速に始動時位相差から運転時位相差に切換えるこ
とができる点にある。なお、本発明の電圧移相装置とし
ては上記実施例の他に、本出願人の発明に係る特願昭6
1−428314号に詳細を記載した単相変圧器と結線
切換スイッチ等がある。
第5図は本発明の一部である回動固定子を利用したとき
の電気系統図であり、図中−点鎖線は制御用の回路を示
すものである。電源と当該誘導電動機1を開閉器56を
介して接続する。
また、電源から制御装置42へは制御用電源を接続し、
制御装置42と電流検出器59、電流設定器60.回転
速度検出器61、開閉器56、始動位相差位置検出器5
7、運転位相差位置検出器58及び電圧移相装置55と
なず回動用電動機30と接続する。
また、第6図は電圧移相装置として位相差切換スイッチ
を利用したときの電気系統図であり、図中−点鎖線は制
御用信号回路を示す。電源は開閉器56及び電圧移相装
置50となる位相差切換スイッチを介して誘導電動機1
−に接続する。
そして、電源から制御装置42へは制御用電源を供給し
、制御装置42と回転速度検出器61、回転速度設定器
62、開閉器56及び位相差切換スイッチを接続する。
次に、上記構成における作用につき説明する。
まず、回動固定子を利用した場合につき説明する。運転
に際し、又は前回の運転停止時に、制御装置により運転
初期状態に設定されている。
すなわち、開閉器56の開状態で回動用電動機30を動
作させて回動固定子27の位置を始動位置に設定し、始
動位相差位置検出器57からの信号により回動用電動機
30の動作が停止する。
開閉器56を操作して電動機1−を始動すると電動機工
は回転を始め、開閉器56の閉信号により、同時又はタ
イマーを介して回動用電動機30が回動を始める。回動
用電動機30の回転速度、ずなわち回動固定子27の回
動速度はあらかじめ回動速度調節装置63で調整されて
いる。回動速度調節装置63としては、該誘導電動機の
出力側負荷に応じて試運転時に手動設定する設定手段か
、誘導電動機の任意の相の電流値をあらかじめ電流設定
器60に設定し、電流検出器59からの検出値が設定値
となるように制御する手段、回転速度検出器61からの
刻々の回転速度の増減を演算して任意の増加量を設定値
以上になるように制御する回転数変化量検出手段のいず
れかを利用する。該誘導電動機1]−9 の回転速度と回動用電動機30の回動時機についてさら
に詳細に第7図を参照して説明する。
第7図に示すものは、回転子導体6のそれぞれを中央部
において抵抗材9で連結すると共に第1固定子24の固
定子巻線22と第2固定子25の固定子巻線23を直列
に結線して電源に接続したときの速度とトルクを示すも
のである。
負荷には前述した如(、慣性力によるものと制動力によ
るものとがあるが、ここでは説明の便宜上定トルクが作
用する負荷について説明する。
まず第7図において、T1のトルクが該誘導電動機に作
用し、始動位相差が電気角180°で、曲線Tsであり
、運転位相差が電気角0°で曲線T「である場合、開閉
器56を閉じると電動機は21点から回転を始める。位
相差が大きいために、固定子を流れる電流値は定格電流
値に近い値である。回動用電動機30の回動は開閉器5
6の作動と同時、または回転が81に達するまでの時機
に開始し、次第に1200.90060°、30°へと
連続回動するので小電流値でス0 ムーズに誘導電動機の回転が上昇し、図中破線のPlか
らP7.P3を連続的に定格運転の位相差0°である点
P4へと移行する。
回動用電動機30の回動時機及び回動速度が適正でない
場合には次の如き状態となる。まず、回動速度が早すぎ
る場合は誘導電動機の回転数が低い時点で出力トルクが
負荷トルクT1より大きくなりすぎて過大な電流が流れ
ること、さらに回動速度が早く、スベリが81より大き
いとき位相差が00になった場合には、出力I・ルクが
負荷トルクより小さくなり次第に減速してしまい、つい
には25点へ移動して誘導電動機は停止してしまう。ま
た、遅すぎると目標回転数に達するまでに長時間を必要
とし、実用−ヒ適用できないことになる。
次に、電圧移相装置として位相差切換スイッチを使用し
たものの作用につき第8図を参照して説明する。第8図
は固定子巻線を電源に並列に接続したときの速度とトル
クを示すものである。まず、位相差180°で始動する
場合は、第4図に示すスイッチS5,89を投入し、S
lを投入する。Slを投入すると誘導電動機は同転を始
める。開閉器56として利用されるSlの投入信号によ
り、位相差を次に切り換える時機が決定される。負荷ト
ルクT1のとき、旧線Ts上をスベリ1.0から0の方
向に向けて該電動機1は回転する。そして、位相差の切
換えはPH,P2.P3.PAと順次切換え図中矢印の
方向に特性が切換わる。PlないしP3の切換は、スベ
リ、すなわち該誘導電動機の回転数を設定して回転数検
出器からの一致信号で行うか、PlないしP3に達する
までの時間を、負荷を接続して運転した実測値で設定す
る。なお、PlないしP3の時の電動機駆動I・ルクは
負荷トルクと等しいので実用的には少し大きい駆動トル
クで切換えるのが望ましい。また、PlからPAへ直接
切換えると、若干の電流値増加はあるが位相差切換スイ
ッチを大幅に削減でき、負荷の種類によってはもっとも
有効となる。
なお、回動固定子利用の場合に、始動位相差設定器だけ
を有し、運転は回転子の回転数で制御することや、位相
差なしで運転すること、複数の始動位相差位置検出器お
よび複数の運転位相差位置検出器を設けるか前記雨検出
器を可動とし、試運転時に負荷に応じて設定して、50
1−12地域、608Z地域の併用化など随意である。
また、本発明の複数固定子誘導電動機1に従来公知の極
数変換装置やスターデルタ−起動装置を組合せることも
可能であり、電動機の始動・運転の速度範囲を拡大する
とともに高効率域の使用が可能となる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した如く、本発明によれば、複数固定子
誘導電動機の位相差変更を、駆動する負荷に基づいて位
相差変更速度又は位相差切換時機を設定又は自動調整可
能としたので、始動から運転へ至るまでの入力電流値を
定格電流値に近く制限することができると共に、スムー
ズに加速することができ、また、異常停止などの事故を
生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明の実施例図であり、第1図は
複数固定子誘導電動機の側断面図、第2図は固定子の回
動機構と回動位置検出機構を示す側断面図、第3図は回
動機構にバルスモターを用い回動位置検出を記憶演算回
路で行う実施例図、第4図は電圧移相装置を位相差切換
スイッチで構成した結線図、第5図及び第6図は自動制
御の構成を示すブロック図、第7図は固定子巻線を直列
に接続した場合の速度とトルクの関係を示す図、第8図
は同じく並列の場合の速度とトルクの関係を示す図であ
る。 1・・・複数固定子誘導電動機、2.3・・・回転子コ
ア、4・・・回転子軸、5・・・非磁性体コア、6・・
・導体、6A、6B・・・回転子巻線、7・・・回転子
、8・・・短絡環、9・・・抵抗材、10.1.1・・
・側部、1−2・・・通風胴、1,3・・・通気り、1
4・・・機枠、15.16・・・軸受盤、17・・・連
結棒、18・・・ナツト、19.20・・・冷却用翼車
、21・・・軸受、22.23・・・巻線、24・・・
第1固定子、25・・・第4 2固定子、26・・・すべり軸受、27・・・回動固定
子、28・・・ストップリング、29・・・ギヤー、3
0・・・回動用電動機、31・・・駆動用歯車、32・
・・通風口、33・・・通気口、34・・・送風口、3
5・・・排風口、36・・・排風機、37・・・モータ
ー、38・・・空間部、39 ・・・磁気体、40.4
0g、40b、40c、4.Od・・・回動位置検出器
、41−・・回動位置表示器、42・・・制御装置、4
3・・・ソレノイド、44・・・軸受、45・・・回動
軸、46・・・つ第一ムギヤー、47・・・パルスモー
タ−148・・・連結行程路、49・・・連結行程路、
50・・・電圧移相装置、51・・・電圧位相差設定器
、52・・・始動時位相差設定ツマミ、53・・・運転
時位相差設定ツマミ、54・・・速度検出器、55・・
・電圧移相装置、56・・・開閉器、57・・・始動位
相差位置検出器、58・・・運転位相差位置検出器、5
9・・・電流検出器、60・・・電流設定器、61・・
・回転速度検出器、62・・・回転速度設定器、63・
・・回動速度調節装置、64・・・切換時機設定器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一回転軸上に任意の間隔をおいて設けた複数個
    の回転子コアに装設した複数個の導体のそれぞれを連通
    状に連結した回転子と、 前記各回転子コアにそれぞれ対向して周設された複数個
    の固定子と、 前記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定子に対
    向する前記導体部分に誘起する電圧と他の固定子に対向
    する前記導体部分に誘起する電圧との間に位相差を生じ
    させる電圧移相装置と、より成る複数固定子誘導電動機
    の位相差変更装置であって、 前記電圧移相装置が、前記複数個の固定子のうち少なく
    とも1個の固定子を回転子と同心的に回動する回動固定
    子であり、該回動固定子を正逆回動する方向を回転子の
    回転方向と逆向きとし、始動時に回動を規制又は解除す
    るよう構成すると共に運転停止時に始動位相差位置に戻
    すよう回動用電動機と制御装置とを連絡し、更に、該制
    御装置に前記回動用電動機の回動速度調節装置を付設し
    たことを特徴とする位相差変更装置。
  2. (2)請求項(1)記載の位相差変更装置において、始
    動位相差位置検出器と運転位相差位置検出器とを制御装
    置に連絡したことを特徴とする位相差変更装置。
  3. (3)請求項(1)又は(2)記載の位相差変更装置に
    おいて、前記回動速度調節装置が前記誘導電動機の電流
    検出器と電流設定器とを有することを特徴とする位相差
    変更装置。
  4. (4)請求項(1)又は(2)記載の位相差変更装置に
    おいて、前記回動速度調節装置が、前記誘導電動機の回
    転数変化量検出手段を有することを特徴とする位相差変
    更装置。
  5. (5)同一回転軸上に任意の間隔をおいて設けた複数個
    の回転子コアに装設した複数個の導体のそれぞれを連通
    状に連結した回転子と、 前記各回転子コアにそれぞれ対向して周設された複数個
    の固定子と、 前記複数個の固定子のうち少なくとも1個の固定子に対
    向する前記導体部分に誘起する電圧と他の固定子に対向
    する前記導体部分に誘起する電圧との間に位相差を生じ
    させる電圧移相装置と、より成る複数固定子誘導電動機
    の位相変更装置であって、 前記電圧移相装置が位相差切換スイッチであり、該位相
    差切換スイッチと切換時機設定器とを制御装置を介して
    連絡したことを特徴とする位相差変更装置。
  6. (6)請求項(5)記載の位相差変更装置において、前
    記制御装置に誘導電動機の回転速度検出器を連絡し、前
    記切換時機設定器に設定した回転速度と前記回転速度検
    出器からの回転速度とを比較して前記位相差切換スイッ
    チを動作させるようにしたことを特徴とする位相差変更
    装置。
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CN113899949A (zh) * 2021-08-30 2022-01-07 北京航天控制仪器研究所 一种双电机定子相位角度测试装置
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