JPH0332363Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0332363Y2 JPH0332363Y2 JP1986182780U JP18278086U JPH0332363Y2 JP H0332363 Y2 JPH0332363 Y2 JP H0332363Y2 JP 1986182780 U JP1986182780 U JP 1986182780U JP 18278086 U JP18278086 U JP 18278086U JP H0332363 Y2 JPH0332363 Y2 JP H0332363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balloon
- liquid
- catheter
- prevention member
- balloon part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、液漏れ防止部材付バルーンカテーテ
ルに関するものである。
ルに関するものである。
カテーテルは、医療器具として広く用いられ、
診断および治療において極めて有用なものであ
る。
診断および治療において極めて有用なものであ
る。
最近において、カテーテルの先端に充填用液体
により膨張が可能なバルーン部を設けた、いわゆ
るバルーンカテーテルが開発され、このバルーン
カテーテルによれば、従来の、バルーン部を有し
ないカテーテルによつては到達することができな
かつた微小血管内部にまで挿入できるようにな
り、カテーテルの利用範囲がさらに拡大すること
となつた。
により膨張が可能なバルーン部を設けた、いわゆ
るバルーンカテーテルが開発され、このバルーン
カテーテルによれば、従来の、バルーン部を有し
ないカテーテルによつては到達することができな
かつた微小血管内部にまで挿入できるようにな
り、カテーテルの利用範囲がさらに拡大すること
となつた。
血管を閉塞する手術法として、バルーンカテー
テルを血管内の所定位置まで導入し、バルーン部
を充填用液体により膨張させてそのままの状態で
バルーン部のみを切り離してこれを残置する方法
が知られ、斯かる方法に使用されるバルーンカテ
ーテルは、例えば特開昭56−43962号公報(特公
昭60−30225号公報)等に開示されている。
テルを血管内の所定位置まで導入し、バルーン部
を充填用液体により膨張させてそのままの状態で
バルーン部のみを切り離してこれを残置する方法
が知られ、斯かる方法に使用されるバルーンカテ
ーテルは、例えば特開昭56−43962号公報(特公
昭60−30225号公報)等に開示されている。
この種のバルーンカテーテルは、基本的には、
充填用液体の供給手段に接続されるカテーテル本
体と、このカテーテル本体の前端に接続された切
断性接続部材と、この切断性接続部材の前端に接
続されたバルーン部と、切断性接続部材を切断し
てバルーン部を離脱させるための切断手段とを有
してなる。このバルーンカテーテルは、いわゆる
デイタツチヤブルバルーンカテーテル(先端のバ
ルーン部が血管内に残置される)と称されるもの
である。
充填用液体の供給手段に接続されるカテーテル本
体と、このカテーテル本体の前端に接続された切
断性接続部材と、この切断性接続部材の前端に接
続されたバルーン部と、切断性接続部材を切断し
てバルーン部を離脱させるための切断手段とを有
してなる。このバルーンカテーテルは、いわゆる
デイタツチヤブルバルーンカテーテル(先端のバ
ルーン部が血管内に残置される)と称されるもの
である。
そして充填用液体としては、硬化性のものが用
いられ、この充填用液体がバルーン部内に充填さ
れ、次いで硬化されてバルーン部が切り離され
る。
いられ、この充填用液体がバルーン部内に充填さ
れ、次いで硬化されてバルーン部が切り離され
る。
しかしながら、以上の如き従来のバルーンカテ
ーテルにおいては、充填用液体として硬化性のも
のを用いることが必須であつて非硬化性液体を用
いることができず、そのためバルーン部に充填し
た液体の硬化後において万一バルーン部の切り離
しに失敗した場合には重大な支障が生ずる問題点
がある。
ーテルにおいては、充填用液体として硬化性のも
のを用いることが必須であつて非硬化性液体を用
いることができず、そのためバルーン部に充填し
た液体の硬化後において万一バルーン部の切り離
しに失敗した場合には重大な支障が生ずる問題点
がある。
また、バルーン部を離脱させるようにしたバル
ーンカテーテルとして、特開昭55−108363号公報
に記載されたものがある。このバルーンカテーテ
ルは、バルーン部の基部に挿入されたピンが弾性
バンドによつて接続され、バルーン部に充填用液
体が満たされた後には、弾性バンドによる接続部
の手前の小室にも充填用液体が圧入されることに
よつて弾性バンドを押し拡げてピンの離脱を容易
にする構成のものである。
ーンカテーテルとして、特開昭55−108363号公報
に記載されたものがある。このバルーンカテーテ
ルは、バルーン部の基部に挿入されたピンが弾性
バンドによつて接続され、バルーン部に充填用液
体が満たされた後には、弾性バンドによる接続部
の手前の小室にも充填用液体が圧入されることに
よつて弾性バンドを押し拡げてピンの離脱を容易
にする構成のものである。
しかしながら、このバルーンカテーテルは、そ
の挿入時にバルーン部をある程度膨張させた状態
とするため、必然的に弾性バンドによる接続が弛
んだ状態となつてしまい、結局、挿入時における
バルーン部が離脱するおそれの大きいものであ
る。
の挿入時にバルーン部をある程度膨張させた状態
とするため、必然的に弾性バンドによる接続が弛
んだ状態となつてしまい、結局、挿入時における
バルーン部が離脱するおそれの大きいものであ
る。
また、このピンが離脱されたときに、自己封鎖
プラグの開口は弾性バンドによつて閉塞されるの
みであり、確実に閉塞できないおそれがあり、更
に、小室に充填された充填用液体は、ピンの離脱
によつて、不可避的に外部に洩れることとなり、
しかも当該小室の形成のために長さの大きい筒状
部分が必要であつてこの筒状部分がピンの離脱後
に残存することとなる、という欠点がある。
プラグの開口は弾性バンドによつて閉塞されるの
みであり、確実に閉塞できないおそれがあり、更
に、小室に充填された充填用液体は、ピンの離脱
によつて、不可避的に外部に洩れることとなり、
しかも当該小室の形成のために長さの大きい筒状
部分が必要であつてこの筒状部分がピンの離脱後
に残存することとなる、という欠点がある。
本考案は、以上の如き事情に基いてなされたも
のであつて、その目的は、充填用液体として非硬
化性液体を用い、バルーン部を血管内等の所定の
部位に極めて安全に挿入して残置させることがで
き、またバルーン部の切り離しに失敗したときに
も充填用液体を体外に容易に回収することができ
る安全性の高い液漏れ防止部材付バルーンカテー
テルを提供することにある。
のであつて、その目的は、充填用液体として非硬
化性液体を用い、バルーン部を血管内等の所定の
部位に極めて安全に挿入して残置させることがで
き、またバルーン部の切り離しに失敗したときに
も充填用液体を体外に容易に回収することができ
る安全性の高い液漏れ防止部材付バルーンカテー
テルを提供することにある。
本考案の液漏れ防止部材付バルーンカテーテル
は、カテーテル本体と、このカテーテル本体の前
端に接続して設けた切断性接続部材と、この切断
性接続部材の前端に接続して設けた、非硬化性液
体が充填されるバルーン部と、前記切断性接続部
材を切断して前記バルーン部を分離するための切
断手段とを有してなるバルーンカテーテルにおい
て、前記バルーン部の後端開口を塞ぐよう弾性体
よりなる液漏れ防止部材を設け、前記カテーテル
本体の通路と前記バルーン部の内部空間とを液密
に連通させる小径通路部材を、その後端が前記カ
テーテル本体の前端に固定され、その前端が前記
液漏れ防止部材の開口部を介して前記バルーン部
内に液密に突出するよう設けてなり、前記液漏れ
防止部材の開口部は、前記バルーン部の内部空間
内に突入する部分にスリツトまたはピンホールが
形成されて構成され、前記小径通路部材の前端が
このスリツトまたはピンホールに圧入され、この
小径通路部材の前端が離脱したときにはスリツト
またはピンホールが自発的に閉塞されることを特
徴とする。
は、カテーテル本体と、このカテーテル本体の前
端に接続して設けた切断性接続部材と、この切断
性接続部材の前端に接続して設けた、非硬化性液
体が充填されるバルーン部と、前記切断性接続部
材を切断して前記バルーン部を分離するための切
断手段とを有してなるバルーンカテーテルにおい
て、前記バルーン部の後端開口を塞ぐよう弾性体
よりなる液漏れ防止部材を設け、前記カテーテル
本体の通路と前記バルーン部の内部空間とを液密
に連通させる小径通路部材を、その後端が前記カ
テーテル本体の前端に固定され、その前端が前記
液漏れ防止部材の開口部を介して前記バルーン部
内に液密に突出するよう設けてなり、前記液漏れ
防止部材の開口部は、前記バルーン部の内部空間
内に突入する部分にスリツトまたはピンホールが
形成されて構成され、前記小径通路部材の前端が
このスリツトまたはピンホールに圧入され、この
小径通路部材の前端が離脱したときにはスリツト
またはピンホールが自発的に閉塞されることを特
徴とする。
本考案の液漏れ防止部材付バルーンカテーテル
によれば、バルーン部の後端開口を塞ぐ弾性体よ
りなる液漏れ防止部材の開口部を介して、カテー
テル本体の通路とバルーン部の内部空間とを液密
に連通させる小径通路部材の前端がバルーン部内
に液密に突出しており、しかも液漏れ防止部材の
開口部は、バルーン部の内部空間内に突入する部
分にスリツトまたはピンホールが形成されて構成
されて小径通路部材の前端がこのスリツトまたは
ピンホールに圧入され、この小径通路部材の前端
が離脱したときにはスリツトまたはピンホールが
自発的に閉塞されるため、充填用液体として非硬
化性液体を用い、これをカテーテル本体および小
径通路部材を介してバルーン部の内部空間に充填
した後、切断性接続部材を切断してバルーン部を
分離し、次いでカテーテル本体を引き出すと、小
径通路部材の前端はカテーテル本体に追随移動し
て液漏れ防止部材の開口から離脱するが、このと
き液漏れ防止部材の開口が、それ自身の弾性力さ
らにはバルーン部内部に充填された液体の圧力に
より事実上閉塞され、液漏れ防止部材により非硬
化性液体がバルーン部の内部空間に止められるよ
うになり、この結果充填用液体の外部への漏れを
防止することができ、バルーン部を血管内等の所
定の部位に極めて安全に残置させることができ
る。また、仮にバルーン部の切り離しに失敗した
ときには、小径通路部材の前端は液漏れ防止部材
の開口からバルーン部内に突出した状態のままで
あるので、小径通路部材を通じてバルーン部内の
充填用液体を対外に回収することができ安全性が
極めて高い。また、切断性接続部材は、弾性体に
よる接続ではないので、当該カテーテルの挿入時
に離脱するおそれは全くなく、確実に所期の位置
にカテーテルを導入することができる。
によれば、バルーン部の後端開口を塞ぐ弾性体よ
りなる液漏れ防止部材の開口部を介して、カテー
テル本体の通路とバルーン部の内部空間とを液密
に連通させる小径通路部材の前端がバルーン部内
に液密に突出しており、しかも液漏れ防止部材の
開口部は、バルーン部の内部空間内に突入する部
分にスリツトまたはピンホールが形成されて構成
されて小径通路部材の前端がこのスリツトまたは
ピンホールに圧入され、この小径通路部材の前端
が離脱したときにはスリツトまたはピンホールが
自発的に閉塞されるため、充填用液体として非硬
化性液体を用い、これをカテーテル本体および小
径通路部材を介してバルーン部の内部空間に充填
した後、切断性接続部材を切断してバルーン部を
分離し、次いでカテーテル本体を引き出すと、小
径通路部材の前端はカテーテル本体に追随移動し
て液漏れ防止部材の開口から離脱するが、このと
き液漏れ防止部材の開口が、それ自身の弾性力さ
らにはバルーン部内部に充填された液体の圧力に
より事実上閉塞され、液漏れ防止部材により非硬
化性液体がバルーン部の内部空間に止められるよ
うになり、この結果充填用液体の外部への漏れを
防止することができ、バルーン部を血管内等の所
定の部位に極めて安全に残置させることができ
る。また、仮にバルーン部の切り離しに失敗した
ときには、小径通路部材の前端は液漏れ防止部材
の開口からバルーン部内に突出した状態のままで
あるので、小径通路部材を通じてバルーン部内の
充填用液体を対外に回収することができ安全性が
極めて高い。また、切断性接続部材は、弾性体に
よる接続ではないので、当該カテーテルの挿入時
に離脱するおそれは全くなく、確実に所期の位置
にカテーテルを導入することができる。
以下、本考案の具体的構成を詳細に説明する。
第1図は、本考案に係る液漏れ防止部材付バル
ーンカテーテルの一例を示す説明用断面図であ
る。
ーンカテーテルの一例を示す説明用断面図であ
る。
同図において、1はカテーテル本体、2は切断
性接続部材、3はバルーン部、4は切断手段、5
は小径通路部材、6は液漏れ防止部材、7および
8はコネクターである。
性接続部材、3はバルーン部、4は切断手段、5
は小径通路部材、6は液漏れ防止部材、7および
8はコネクターである。
カテーテル本体1は、その内部に通路11を有
する長尺なチユーブ状であり、その全体が同一の
材質により一体的に形成されていてもよいし、あ
るいは材質の異なるチユーブが互いに接続されて
形成されていてもよい。カテーテル本体1の構成
材料としては、例えばシリコーンゴム、ナイロン
等のポリアミド樹脂、ポリエチレン、ウレタンゴ
ム、フツ素樹脂等を用いることができる。このカ
テーテル本体1の形状および大きさは特に限定さ
れないが、具体的一例においては、外径が0.4〜
2.0mm程度で、長さが30〜200cm程度である。
する長尺なチユーブ状であり、その全体が同一の
材質により一体的に形成されていてもよいし、あ
るいは材質の異なるチユーブが互いに接続されて
形成されていてもよい。カテーテル本体1の構成
材料としては、例えばシリコーンゴム、ナイロン
等のポリアミド樹脂、ポリエチレン、ウレタンゴ
ム、フツ素樹脂等を用いることができる。このカ
テーテル本体1の形状および大きさは特に限定さ
れないが、具体的一例においては、外径が0.4〜
2.0mm程度で、長さが30〜200cm程度である。
切断性接続部材2は、例えばチユーブ状であ
り、その後端が筒状のコネクター7によりカテー
テル本体1の前端に接着固定され、その前端が筒
状のコネクター8によりバルーン部3の後端に接
着固定されている。切断性接続部材2は、バルー
ン部3のみを人体等の所定の部位に残置させる場
合に必要な部材である。この切断性接続部材2
は、バルーン部3内に充填用液体が充填された
後、切断手段4により切断され、これによりバル
ーン部3が分離されて人体等の所定の部位に残置
される。
り、その後端が筒状のコネクター7によりカテー
テル本体1の前端に接着固定され、その前端が筒
状のコネクター8によりバルーン部3の後端に接
着固定されている。切断性接続部材2は、バルー
ン部3のみを人体等の所定の部位に残置させる場
合に必要な部材である。この切断性接続部材2
は、バルーン部3内に充填用液体が充填された
後、切断手段4により切断され、これによりバル
ーン部3が分離されて人体等の所定の部位に残置
される。
切断手段4としては、特に限定されないが、図
示のように切断性接続部材2を加熱溶融して切断
する手段、あるいは捩じる等の機械的力により切
断する手段、またあるいは切断性接続部材2とバ
ルーン部3とを嵌合して接続する場合には当該嵌
合状態を解除する手段、等の種々の手段を採用す
ることができる。
示のように切断性接続部材2を加熱溶融して切断
する手段、あるいは捩じる等の機械的力により切
断する手段、またあるいは切断性接続部材2とバ
ルーン部3とを嵌合して接続する場合には当該嵌
合状態を解除する手段、等の種々の手段を採用す
ることができる。
切断手段4として図示のように溶融手段を採用
する場合には、切断性接続部材2は、短時間でし
かも確実に溶融切断し得るものであることが好ま
しく、そのような観点からは、切断性接続部材2
の構成材料としては、例えばポリビニルアルコー
ル、トランスイソプレン等を好ましく用いること
ができる。また、切断性接続部材2の形状および
大きさは特に限定されないが、具体的一例におい
ては、外径が0.4〜1.5mm程度で、内径が0.3〜1.4
mm程度、長さが3〜20mm程度である。
する場合には、切断性接続部材2は、短時間でし
かも確実に溶融切断し得るものであることが好ま
しく、そのような観点からは、切断性接続部材2
の構成材料としては、例えばポリビニルアルコー
ル、トランスイソプレン等を好ましく用いること
ができる。また、切断性接続部材2の形状および
大きさは特に限定されないが、具体的一例におい
ては、外径が0.4〜1.5mm程度で、内径が0.3〜1.4
mm程度、長さが3〜20mm程度である。
図示の切断手段4は、切断性接続部材2の外周
に互いに対向するよう設けられたリング状電極4
1A,41Bと、リード線42A,42Bとを有
してなり、リード線42A,42Bは、外部に配
置された高周波電源装置に接続され、切断性接続
部材2は高周波加熱により溶融されて切断され
る。リング状電極41A,41Bは、例えば銅、
ステンレス鋼、白金、銀等の線よりなる。
に互いに対向するよう設けられたリング状電極4
1A,41Bと、リード線42A,42Bとを有
してなり、リード線42A,42Bは、外部に配
置された高周波電源装置に接続され、切断性接続
部材2は高周波加熱により溶融されて切断され
る。リング状電極41A,41Bは、例えば銅、
ステンレス鋼、白金、銀等の線よりなる。
バルーン部3は、その前端が閉じられた筒状の
形態を有している。このバルーン部3の構成材料
としては、例えばシリコーンゴム、ラテツクスゴ
ム等を好ましく用いることができる。また、この
バルーン部3の形状および大きさは、バルーンカ
テーテルの使用目的等に応じて適宜選定され、特
に限定されないが、具体的一例においては、外径
が0.5〜4.0mm程度で、長さが1.0〜15mm程度であ
る。
形態を有している。このバルーン部3の構成材料
としては、例えばシリコーンゴム、ラテツクスゴ
ム等を好ましく用いることができる。また、この
バルーン部3の形状および大きさは、バルーンカ
テーテルの使用目的等に応じて適宜選定され、特
に限定されないが、具体的一例においては、外径
が0.5〜4.0mm程度で、長さが1.0〜15mm程度であ
る。
液漏れ防止部材6は、弾性体よりなる。斯かる
弾性体としては、例えばシリコーンゴム、ラテツ
クスゴム等を好ましく用いることができる。そし
てその形態は、図示の例では、バルーン部3の内
径に適合する外径を有する筒状の形態であり、当
該バルーン部3の後端開口を覆うよう、当該バル
ーン部3の後端内壁にその筒壁が接着固定されて
いる。液漏れ防止部材6の前端部はその肉厚がや
や大きくてバルーン部3の内部空間31内に突入
しており、この前端部中央には小径通路部材5を
液密に貫通させるための小径の開口61が形成さ
れている。この開口61は、スリツトあるいはピ
ンホールとして形成することができるが、スリツ
トにより形成することが好ましい。この開口61
の形態は、小径通路部材5の前端が抜けて離脱し
たときには、弾性力によりさらにはバルーン部3
内に充填された液体の圧力により閉塞し得る形態
である。
弾性体としては、例えばシリコーンゴム、ラテツ
クスゴム等を好ましく用いることができる。そし
てその形態は、図示の例では、バルーン部3の内
径に適合する外径を有する筒状の形態であり、当
該バルーン部3の後端開口を覆うよう、当該バル
ーン部3の後端内壁にその筒壁が接着固定されて
いる。液漏れ防止部材6の前端部はその肉厚がや
や大きくてバルーン部3の内部空間31内に突入
しており、この前端部中央には小径通路部材5を
液密に貫通させるための小径の開口61が形成さ
れている。この開口61は、スリツトあるいはピ
ンホールとして形成することができるが、スリツ
トにより形成することが好ましい。この開口61
の形態は、小径通路部材5の前端が抜けて離脱し
たときには、弾性力によりさらにはバルーン部3
内に充填された液体の圧力により閉塞し得る形態
である。
この液漏れ防止部材6の形態は、特に限定され
ず、例えば第2図および第3図に示すような、い
わゆるダツクビル型の形態であつてもよい。
ず、例えば第2図および第3図に示すような、い
わゆるダツクビル型の形態であつてもよい。
小径通路部材5は、カテーテル本体1の通路1
1とバルーン部3の内部空間31とを連通させる
ためのものであり、その後端51がカテーテル本
体1の前端において、通路11と気密に連通する
よう接着固定され、その前端52が液漏れ防止部
材6の開口61に圧入されてそれを貫通して伸び
るよう配置されている。この小径通路部材5の構
成材料としては、例えばフッ素樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等を好ましく用いることがで
きる。小径通路部材5の外径は、充填用液体の通
過に支障が生じない範囲でできるだけ小さいこと
が好ましく、具体的一例においては、外径が0.3
〜1.0mm程度、長さが5〜30mmである。
1とバルーン部3の内部空間31とを連通させる
ためのものであり、その後端51がカテーテル本
体1の前端において、通路11と気密に連通する
よう接着固定され、その前端52が液漏れ防止部
材6の開口61に圧入されてそれを貫通して伸び
るよう配置されている。この小径通路部材5の構
成材料としては、例えばフッ素樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等を好ましく用いることがで
きる。小径通路部材5の外径は、充填用液体の通
過に支障が生じない範囲でできるだけ小さいこと
が好ましく、具体的一例においては、外径が0.3
〜1.0mm程度、長さが5〜30mmである。
コネクター7および8は、例えばフッ素樹脂、
ポリエチレン等の筒状の形態を有し、接着剤等に
より、カテーテル本体1、切断性接続部材2、バ
ルーン部3に固定されている。
ポリエチレン等の筒状の形態を有し、接着剤等に
より、カテーテル本体1、切断性接続部材2、バ
ルーン部3に固定されている。
バルーン部3の内部空間に充填するための充填
用液体としては、非硬化性液体が用いられる。斯
かる非硬化性液体としては、例えば造影剤、生理
食塩液等が用いられる。この充填用液体は、カテ
ーテル本体1の通路11および小径通路部材5を
介してバルーン部3の内部空間に充填される。
用液体としては、非硬化性液体が用いられる。斯
かる非硬化性液体としては、例えば造影剤、生理
食塩液等が用いられる。この充填用液体は、カテ
ーテル本体1の通路11および小径通路部材5を
介してバルーン部3の内部空間に充填される。
以上の構成の液漏れ防止部材付バルーンカテー
テルによれば、充填用液体として非硬化性液体を
用い、これをカテーテル本体1および小径通路部
材5を介してバルーン部3の内部空間に充填した
後、切断性接続部材2を切断してバルーン部3を
分離し、次いでカテーテル本体1を引き出すと、
小径通路部材5の前端52はカテーテル本体1に
追随移動して液漏れ防止部材6の開口61から離
脱するが、このとき液漏れ防止部材6の開口61
が、それ自身の弾性力さらにはバルーン部3の内
部に充填された液体の圧力により自発的に閉塞さ
れ、液漏れ防止部材6により非硬化性液体がバル
ーン部3の内部空間に止められるようになり、こ
の結果充填用液体の外部への漏れを完全に防止す
ることができ、バルーン部3を血管内等の所定の
部位に極めて安全に残置させることができる。ま
た、仮にバルーン部3の切り離しに失敗したとき
には、小径通路部材5の前端52は液漏れ防止部
材6の開口61からバルーン部3内に突出した状
態のままであるので、小径通路部材5を通じてバ
ルーン部3内の充填用液体を体外に回収すること
ができ安全性が極めて高い。また、切断性接続部
材は、弾性体による接続ではないので、当該カテ
ーテルの挿入時に離脱するおそれは全くなく、確
実に所期の位置にカテーテルを導入することがで
きる。
テルによれば、充填用液体として非硬化性液体を
用い、これをカテーテル本体1および小径通路部
材5を介してバルーン部3の内部空間に充填した
後、切断性接続部材2を切断してバルーン部3を
分離し、次いでカテーテル本体1を引き出すと、
小径通路部材5の前端52はカテーテル本体1に
追随移動して液漏れ防止部材6の開口61から離
脱するが、このとき液漏れ防止部材6の開口61
が、それ自身の弾性力さらにはバルーン部3の内
部に充填された液体の圧力により自発的に閉塞さ
れ、液漏れ防止部材6により非硬化性液体がバル
ーン部3の内部空間に止められるようになり、こ
の結果充填用液体の外部への漏れを完全に防止す
ることができ、バルーン部3を血管内等の所定の
部位に極めて安全に残置させることができる。ま
た、仮にバルーン部3の切り離しに失敗したとき
には、小径通路部材5の前端52は液漏れ防止部
材6の開口61からバルーン部3内に突出した状
態のままであるので、小径通路部材5を通じてバ
ルーン部3内の充填用液体を体外に回収すること
ができ安全性が極めて高い。また、切断性接続部
材は、弾性体による接続ではないので、当該カテ
ーテルの挿入時に離脱するおそれは全くなく、確
実に所期の位置にカテーテルを導入することがで
きる。
以下、本考案に係る液漏れ防止部材付バルーン
カテーテルの具体的実施例について説明する。
カテーテルの具体的実施例について説明する。
〈実施例1〉
第1図に示した構成に基いて、下記条件の本考
案に係る液漏れ防止部材付バルーンカテーテルを
製造した。
案に係る液漏れ防止部材付バルーンカテーテルを
製造した。
(1) バルーン部
シリコーンゴムよりなり、内径×外径がそれぞ
れ0.6φ×0.9φ、1.1φ×1.4φ、1.2φ×1.5φ、1.3φ
×
1.6φで、長さが6〜8mmである。
れ0.6φ×0.9φ、1.1φ×1.4φ、1.2φ×1.5φ、1.3φ
×
1.6φで、長さが6〜8mmである。
(2) 液漏れ防止部材
シリコーンゴムよりなり、外径がバルーン部の
内径と同径で、肉厚が150〜200μm(ただし前端
部はやや厚め)である。前端部中央には、小径通
路部材が貫通するピンホールまたはスリツトより
なる貫通孔が形成されている。
内径と同径で、肉厚が150〜200μm(ただし前端
部はやや厚め)である。前端部中央には、小径通
路部材が貫通するピンホールまたはスリツトより
なる貫通孔が形成されている。
(3) 切断性接続部材
ポリビニルアルコールよりなり、内径×外径が
0.6φ×0.8φで、長さが5〜7mmである。
0.6φ×0.8φで、長さが5〜7mmである。
(4) 溶融手段
切断性接続部材の外周に互いに対向するよう設
けた一対のリング状電極と、一対のリード線とに
より構成し、リード線は、外部に配置された高周
波電源装置に接続した。また、リング状電極は、
0.05φの銅線よりなる。
けた一対のリング状電極と、一対のリード線とに
より構成し、リード線は、外部に配置された高周
波電源装置に接続した。また、リング状電極は、
0.05φの銅線よりなる。
(5) カテーテル本体
シリコーンゴムよりなり内径×外径が0.35φ×
0.9φの近位側チユーブと、ポリエチレンまたはフ
ツ素樹脂よりなり内径×外径が0.28φ×0.61φの遠
位側チユーブとが接続されたチユーブよりなり、
長さが150cmである。
0.9φの近位側チユーブと、ポリエチレンまたはフ
ツ素樹脂よりなり内径×外径が0.28φ×0.61φの遠
位側チユーブとが接続されたチユーブよりなり、
長さが150cmである。
(6) コネクター
フツ素樹脂またはポリエチレンよりなり、内径
×外径が0.5〜0.55mm×0.7〜0.8mmで、長さが3〜
4mmである。
×外径が0.5〜0.55mm×0.7〜0.8mmで、長さが3〜
4mmである。
(7) 小径通路部材
フツ素樹脂よりなり、内径×外径が0.2φ×0.4φ
で、長さが12〜15mmである。
で、長さが12〜15mmである。
以上の構成の液漏れ防止部材付バルーンカテー
テルを用い、実際に、バルーン部内に非硬化性液
体を充填し、切断性接続部材を溶融してバルーン
部を切り離す試験を行つたところ、液漏れ防止部
材から小径通路部材を引き出した後において、バ
ルーン部内の非硬化性液体を液漏れ防止部材によ
り漏れることなく完全に覆うことができた。
テルを用い、実際に、バルーン部内に非硬化性液
体を充填し、切断性接続部材を溶融してバルーン
部を切り離す試験を行つたところ、液漏れ防止部
材から小径通路部材を引き出した後において、バ
ルーン部内の非硬化性液体を液漏れ防止部材によ
り漏れることなく完全に覆うことができた。
第1図は本考案に係る液漏れ防止部材付バルー
ンカテーテルの一例の概略を示す説明用縦断正面
図、第2図および第3図は液漏れ防止部材の他の
例を示す説明用斜視図および説明用断面図であ
る。 1……カテーテル本体、11……通路、2……
切断性接続部材、3……バルーン部、31……内
部空間、4……切断手段、41A,41B……リ
ング状電極、42A,42B……リード線、5…
…小径通路部材、51……後端、52……前端、
6……液漏れ防止部材、61……開口、7,8…
…コネクター。
ンカテーテルの一例の概略を示す説明用縦断正面
図、第2図および第3図は液漏れ防止部材の他の
例を示す説明用斜視図および説明用断面図であ
る。 1……カテーテル本体、11……通路、2……
切断性接続部材、3……バルーン部、31……内
部空間、4……切断手段、41A,41B……リ
ング状電極、42A,42B……リード線、5…
…小径通路部材、51……後端、52……前端、
6……液漏れ防止部材、61……開口、7,8…
…コネクター。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カテーテル本体と、このカテーテル本体の前端
に接続して設けた切断性接続部材と、この切断性
接続部材の前端に接続して設けた、非硬化性液体
が充填されるバルーン部と、前記切断性接続部材
を切断して前記バルーン部を分離するための切断
手段とを有してなるバルーンカテーテルにおい
て、 前記バルーン部の後端開口を塞ぐよう弾性体よ
りなる液漏れ防止部材を設け、前記カテーテル本
体の通路と前記バルーン部の内部空間とを液密に
連通させる小径通路部材を、その後端が前記カテ
ーテル本体の前端に固定され、その前端が前記液
漏れ防止部材の開口部を介して前記バルーン部内
に液密に突出するよう設けてなり、 前記液漏れ防止部材の開口部は、前記バルーン
部の内部空間内に突入する部分にスリツトまたは
ピンホールが形成されて構成され、前記小径通路
部材の前端がこのスリツトまたはピンホールに圧
入され、この小径通路部材の前端が離脱したとき
にはスリツトまたはピンホールが自発的に閉塞さ
れることを特徴とする液漏れ防止部材付バルーン
カテーテル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986182780U JPH0332363Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986182780U JPH0332363Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6388350U JPS6388350U (ja) | 1988-06-08 |
| JPH0332363Y2 true JPH0332363Y2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=31128900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986182780U Expired JPH0332363Y2 (ja) | 1986-11-29 | 1986-11-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0332363Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5957898A (en) * | 1997-05-20 | 1999-09-28 | Baxter International Inc. | Needleless connector |
| JP2002119598A (ja) * | 2000-10-13 | 2002-04-23 | Unitika Ltd | 血管内留置用バルーンカテーテル |
| JP5334781B2 (ja) * | 2009-09-29 | 2013-11-06 | 株式会社カネカ | バルーンカテーテル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55108363A (en) * | 1979-01-24 | 1980-08-20 | White Robert I Jr | Medical treatment method that use smalllsized balloon catheter |
-
1986
- 1986-11-29 JP JP1986182780U patent/JPH0332363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6388350U (ja) | 1988-06-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4714461A (en) | Catheter assembly with air purging feature | |
| EP0989868B1 (en) | Inner ear fluid transfer and diagnostic system | |
| US5800390A (en) | Equipment for intracerebral administration of preparations | |
| US4166457A (en) | Fluid self-sealing bioelectrode | |
| US6270480B1 (en) | Catheter apparatus and method | |
| AU682908B2 (en) | Multi-functional inner ear treatment and diagnostic system | |
| US6402734B1 (en) | Apparatus and method for cannulating retinal blood vessels | |
| EP1098614B1 (en) | Fluid transfer and diagnostic system for treating the inner ear | |
| JP4425546B2 (ja) | 低抵抗の隔壁を有するカテーテル | |
| US20160220762A1 (en) | Needle assembly with site preparation provisions | |
| US2696212A (en) | Hypodermic syringe | |
| KR20180037216A (ko) | 천공 시스템 | |
| JP2003530945A (ja) | 殺菌医療手続装置及び実施方法 | |
| US4759751A (en) | Catheter assembly with air purging feature | |
| JPH10201850A (ja) | カテーテル用の針機構及び弁機構 | |
| CN116965756A (zh) | 医用内窥镜、防护型内窥镜装置及经输尿管碎石手术系统 | |
| JPH02255156A (ja) | カテーテル導入用注射器 | |
| JPS6395065A (ja) | バル−ンカテ−テル | |
| JPH0314197Y2 (ja) | ||
| CN223627655U (zh) | 一种锁骨下半永久深静脉管的保护器具 | |
| CN222075147U (zh) | 医用内窥镜及安全置入型内窥镜装置 | |
| CN119700420B (zh) | 力感知显微器械 | |
| JPH08206230A (ja) | 輸液用ニードルレス混注管 | |
| EP0730881B1 (en) | Two-component needle housing for catheter introducer assembly | |
| KR100301679B1 (ko) | 약제주입기 |