JPH0332373B2 - - Google Patents
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- JPH0332373B2 JPH0332373B2 JP58066295A JP6629583A JPH0332373B2 JP H0332373 B2 JPH0332373 B2 JP H0332373B2 JP 58066295 A JP58066295 A JP 58066295A JP 6629583 A JP6629583 A JP 6629583A JP H0332373 B2 JPH0332373 B2 JP H0332373B2
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- plugs
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F6/00—Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor
- A61F6/20—Vas deferens occluders; Fallopian occluders
- A61F6/22—Vas deferens occluders; Fallopian occluders implantable in tubes
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
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- Vascular Medicine (AREA)
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- Reproductive Health (AREA)
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- Surgical Instruments (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
この発明は、体管を閉塞するための装置に関す
るものであり、更に詳しくは、体管内を流動する
管内容物の流動を防止するために、このような体
管を元の状態に復せるよう可逆的に即ち復帰可能
に閉塞するための装置に関するものである。この
発明は、特に、男性の側による不妊を達成するた
めに、輸精管を同逆的に閉塞するのに適用できる
ものである。 不妊法としては数多くの方法が使用されてお
り、それには、原状に復することができない永久
的な不妊法(例えば、フアロピオ管又は輸精管の
切断又は結紮による方法)、あるいは、もとに戻
すことのできる可逆的な不妊法(例えば、「バー
スコントロール ピル」といつたホルモン性の妊
娠調節剤、子宮内装置、子宮頚部に設ける避妊用
隔膜、又は、膣クリーム、膣用発泡剤、及び膣坐
薬)といつた方法がある。しかしながら、これら
の手段は、不妊効果が充分でなかつたり、望まし
くない副作用が付随したりしている。多くの男性
及び女性にとつて、永久的な不妊法が望ましくな
い場合がある。現在のところ、可逆的な男性用の
不妊法として、非常に効果的な方法は確立してい
ない。 ここ数年間、精管切断法(すなわち、輸精管の
切断及び結紮)がさかんに行われるようになつ
た。しかしながら、この方法は、一般的には元の
状態に戻すことのできない、不可逆的な方法と考
えられている。したがつて、この精管切断法は、
すべての場合において望ましい方法ということは
できない。 いわゆる可逆的と言われるような輸精管閉塞方
法及び装置が、数多く提案されてきたけれども、
一般的にいつて、確実なものはない。これらの方
法は、ほとんどの場合、輸精管中を精液が通過す
るのを完全に阻止するものでないし、更に確実に
可逆的であるとはいえないものである。従来の閉
塞装置のあるものは、デザイン上複雑なものがあ
るし、あるいは、埋込み工程中に、輸精管に対し
て原状に戻すことのできないような損傷を与える
傾向がある。これらの方法のうちのあるものは、
輸精管を完全に切断することを必要とするもので
あつて、その結果、これを元の状態に成功裡に戻
す機会が大巾に減つてしまう。 いくつかの既知の閉塞装置は、可撓性がないた
めに、使用中に、輸精管及びそれに近接する器官
に損傷を与える傾向になるものがある。 また、輸精管に永久に付着してしまう装置もあ
れば、装置の付属品が輸精管に付着するものもあ
り、その結果、輸精管の機能的活動が永久的に変
わつてしまうことになる。このようにして次々
に、不妊法において成功裡にこれを元の原状に戻
す可能性が低くなつていくのである。 内脈管閉塞装置及び方法についての先行技術を
示すものとして、米国特許第3589355号がある。
この米国特許に開示されている装置は、単一の内
脈管栓状体から成るものであるが、その一方の端
部には繊維状の糸が取付けられている。この栓状
体は、これを針を用いて脈管に導入するのである
が、それにともなつて糸は脈管壁を通過して伸張
していくことになる。そこで、この糸を脈管の周
囲で結べは、栓状体が所定の場所に保持されるの
である。 しかしながら、この米国特許に開示される技術
は、輸精管内での精液の通過をブロツクするの
に、充分に効果的でないということが、報告され
ているのである。また更に、この方法によつて輸
精管を結紮すると、輸精管を損傷する傾向が強く
生じ、不可逆的不妊になるケースがいくつか出て
くるのである。 本発明の目的は、上記した問題点や従来技術の
欠点が解決することにある。 この発明によれば、輸精管やフオロピオ管とい
つた導管或いは体管(body duct)を可逆的に閉
塞するための装置である。この発明の装置は、互
いに独立し、対になつた2個の栓状体と、これら
の栓状体を一定の範囲内で移動可能に結合する紐
状の可撓性結合手段を有し、上記栓状体は体管管
腔を閉鎖するのに十分な大きさの断面積を有して
いる事を特徴とする体管を可逆的に閉塞するため
の装置である。上記結合手段は好ましくは繊維体
から形成される。この装置は、構造が簡単である
し、外科的に挿入するのが容易である。この装置
を体管内に挿入しても、また、ひき続き体管内に
存在せしめても、管の組織に変化が生じることは
ない。 この発明を輸精管の閉塞に適用すれば、患者に
対して実質的に完全な避妊が得られ(すなわち、
患者から射精された液には、精子が存在しない)、
そして、この装置を単に除去するだけで、完全に
元の原状に戻すことができるのである。 この発明装置を利用して体管を可逆的に閉塞す
る方法としては、柔かく、可撓性があり、しかも
生体適合性を有する材料からなる2つの栓状体
(plug)を管腔内に挿入することによつて、軸方
向に間隔をあけて配置された2つの栓状体が、体
管を切断することなく閉塞するのである。栓状体
は、細長状にするのが好ましく、これを体内に埋
め込んだときに管腔の断面と実質的に同じ大きさ
になるような断面とし、そして、例えば縫合糸又
は他の細い糸といつた可撓性を有する接続部材で
接続しておく。 これらの栓状体は、体管壁を突き通して管腔内
に挿入する。これら栓状体の間に伸びている結合
部材の大部分は、体管の外側に残しておいて、栓
状体が移動しないようにし、そして、ひき続き後
で、この装置を取り外しやすいようにしておくの
が好ましい。 また、好ましくは、体管の内の栓状体を保持し
ている部分は、これを生体組織でゆるく包んでや
つて、栓状体を包んでいる体管の周囲が拡張しな
いようにしておく。 体管からこの装置を取り外すには、体管をむき
出しにし、生体組織でこれを包んでいる場合には
これを外し、そして体管を切開したり穿刺したり
した後に切開又は穿刺部分から栓状体を取り出せ
は、容易にこの装置の取り外しができる。次い
で、体管内の切開又は穿刺部分を、自然の力にま
かせて閉じてもよいし、縫合等によつて外科的に
閉じてもよい。 本発明の理解を容易ならしめる為に、以下本発
明による好適な実施例について説明する。 まず第1図及び第2図において、符号10は、
体管の管内腔を可逆的に閉塞するための装置であ
る。この装置10は、第1及び第2の栓状体エレ
メント12,14を有し、これらの栓状体エレメ
ントは、可撓性を有する結合エレメント16によ
つて結合されており、且つこの結合エレメント
は、各栓状体に強固に取り付けられるとともに、
栓状体12及び14の間で軸方向に伸びてなるも
のである。 栓状体12及び14は、通常の場合、各々、細
長い円筒体とするのがよく、しかもその外径X
は、この内筒体を体管内に入れたときに体管に過
剰の圧力を及ぼすことのないよう、体管内に入れ
たときに体管の管腔内にぴつたりと適合する大き
さとするのがよい。この過剰の圧力とは、体管壁
に対して不可逆的な損傷を与え、その結果、その
機能性をそこなうに充分な圧力をいう。この外径
は、下記するように、この装置を体管の管腔内に
挿入するときに、過大な抵抗を生じるような大き
さにしてはならない。 栓状体12及び14には、先端を閉じた末梢端
部20を設けるが、末梢端部は、体管内に挿入し
やすいようテーパ状にしておくのが好ましい。第
1図の栓状体12及び14は、中空体とし、内部
孔21を有するが、内部孔は、栓状体12又は1
4内を縦方向に伸びて各栓状体の基部端部22に
まで達して、器具受け開口部23を形成する。必
要ある場合には、栓状体12及び14は中実体と
して形成してもよい。第1図に示すように、各栓
状体12及び14の基端部22は、基底部を形成
するよう先を鋭がらせないようにしておくのが好
ましい。 栓状体12,14及び結合エレメント16は、
生体適合性材料で形成する。ここで、「生体適合
性材料」とは生体組織に対して逆の応答を助長す
ることのない材料を指すのである。 栓状体12及び14は、柔かく、可撓性を有す
る生体適合性材料であればどのような材料でも作
ることができる。例えば、シラステイツク
(Silastic)やテフロン(Teflon)として市販さ
れているものは材料として好適なものであり、ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体も好適な材料
である。上記シラステイツク(ダウ コーニング
コーポレーシヨン 製)材料は、有機ケイ素ポ
リマーを含有する材料であつて、材料として特に
好ましいものである。 栓状体12及び14は、成形、押出し成形又は
その他の適当な製造方法によつて製造できる。 栓状体12及び14は、滑らかなものとするの
がよく、多孔質でない方が好ましい。当業界にお
いて良く知られているように、多孔質材料のなか
には、管壁から該材料の中へと組織が生長して進
入するのを助長するものがある。本発明にしたが
つた可逆的進入方法を希望しないのであれば、栓
状体12及び14は、組織が生長してその中にく
い込んでもよいような材料で製造してもよい。 結合エレメント16は、糸、縫合糸、又は、プ
ラスチツク、ナイロン、絹、もしくはその他の生
体適合性を有し且つ埋め込み可能な材料からなる
フイラメントで製造するのが好適である。結合エ
レメント16は、各栓状体12及び14に固く付
着せしめるか、また必要ある場合には、栓状体と
一体にしてもよいが、そのときには、栓状体12
及び14と同じ材料で製造するのであるけれど
も、これは絶対に必要な条件ではない。第1図の
実施例では、結合エレメント16は、フイラメン
トで製造しているが、それは、それぞれの栓状体
の端部20付近で結び目24を形成して栓状体か
ら抜けることがないよう、フイラメント端部をそ
れぞれ処置している。栓状体12及び14に結合
エレメント16を取り付けるための上記以外の方
法としては、例えば次のような方法がある。即
ち、栓状体エレメントを横に切開するか又はする
ことなく、栓状体エレメントの周りを結合エレメ
ントで輪に結ぶ方法;栓状体12及び14の材料
内に結合エレメントの端部24を入れ込む方法;
又は、栓状体12もしくは14の基部22に端部
24を固定する方法。 結合エレメント16は、必らずしも単一のエレ
メントで構成しなければならないというものでは
なく、別々のエレメントで構成して、それらをそ
れぞれ各栓状体に取り付けておき、栓状体を挿入
した後にこれらを互いに接続するようにしてもよ
い。 装置10の大きさ、各構成エレメント12,1
4,16の大きさは、閉塞しようとする体管の大
きさによつて変る。栓状体12及び14は、一般
的には、それぞれ、外径がXである(第2図)い
わゆる円筒状の形態とするのが好ましいが、これ
に限定されるものではないし、外径Xとは、栓状
体を体管内に挿入したときの管腔の大きさと実質
的に同じ大きさをいうものである。栓状体12及
び14の伸長度には臨界値は存在しないし、長
さ/直径(すなわち、Y/X)の必要最小比も存
在しない。しかしながら、一般的には、栓状体1
2及び14は、細長い形状にするのが好ましい。 輸精管の場合、管腔の直径は通常の場合小さい
のであるが、管の状態によつては管腔の直径が変
わるものであることが理解されよう。この発明に
よれば、栓状体12及び14のサイズは、栓状体
を挿入したときに管腔がぴつたりと撓曲するよう
なサイズを選択する。 輸精管を閉塞するのに本装置を応用する場合に
は、栓状体12又は14は、それぞれ、長さYが
約0.5〜10cm、好ましくは2〜5cmとするのがよ
く、外径Xが約0.2〜8mm、好ましくは0.5〜2.5mm
とするのがよい。結合エレメント16は、サイズ
番号がNo.1−0〜6−0の縫合糸とするのがよ
く、好ましくはNo.4−0〜5−0のサイズの縫合
糸を用いるのがよい。各栓状体12及び14の基
部22間の間隔Zは、0.5〜10cmとするのがよい
が、好ましくは1〜2cmの間隔とするのがよい。
これらの大きさは、この装置10を人体に対して
使用するときに好ましい値を示したものである。 要すれば、各栓状体の端部20は、後述するよ
うに、栓状体を体管内に入れるときにそれを容易
ならしめるよう、金属、プラスチツク、又は合金
といつた比較的硬い材料で構成してもよい。 第3図は装置10の別を実施例を示したもので
あり、これには挿入用探針(probe)30が包含
されており、この探針は、栓状体12又は14の
端部20に固定するとともに、そこから軸方向に
伸長するものである。この探針30は、太目で短
かい針からなるものであるが、これは、探針30
を用いて体管壁を穿刺して栓状体を体管内に挿入
した後、これを引き抜いて栓状体から引き離し
て、栓状体の端部20から外すことができるもの
である。 次に、第4図〜第6図は閉塞装置10を外科的
に挿入(implantation)することによつて、輪精
管といつた体管を閉塞する方法を示すものであ
る。第4図〜第6図において、符号40で示す体
管は環状の管壁42からなるのであるが、これ
は、管壁内において軸方向に伸びる管腔44を形
成するものである。説明のために、体管40は輸
精管とし、管腔44を輸精管腔とする。また、管
壁42は脈管筋肉組織からなるものとする。 この発明の方法によれば、少なくとも1個の孔
部、好ましくは穿刺孔46,46′といつた2個
の透孔を、管壁42内に形成するが、この穿刺処
理は針50等を用いて行う。孔部を2個形成する
場合には、透孔間の間隔は、第1図の栓状体間の
間隔Zよりも少し小さくしておく。 第5図は、管腔44内に閉塞装置10を挿入す
るところを図示したものであるが、透孔46,4
6′の直径は、説明の都度上大きめに描いてある、
栓状体12及び14は、それぞれ、透孔46,4
6′を通して管腔44内に挿入する。好ましくは
栓状体12及び14を中空体とし、固い金属製の
針上体或いは棒体52を、開口部23から各栓状
体の穴部21内に挿入して、栓状体の体管内への
挿入を容易ならしめるために栓状体を一時的に固
くなるようにしておく。 各栓状体のテーパー端部20を、各透孔46,
46′からそれぞれ挿入し、栓状体を管腔44内
に押し込む。各栓状体12及び14に適合するよ
う、各透孔46,46′の直径がそれぞれ拡大さ
れることはもちろんのことである。第6図に示す
ように、栓状体12及び14がそれぞれ管腔44
内におさまつた後では、各栓状体12及び14に
設けた鋭くとがつていない基部22によつて、栓
状体が透孔46,46′から外へ逃げていくのを
防止している。 各透孔46,46′の大きさを小さくして、柱
状体12及び14を挿入した後で、結合エレメン
ト16のまわりをひとりでに閉じて、体管内の内
容物の洩れが防げるようにすることが好ましい。
また、血管、脈管筋肉組織或いは導管組織系、神
経その他が、不可逆的に損傷されることもない。
栓状体を挿入するのに切開法を用いる場合には、
挿入した後で、縫合等の外科的にこれを閉じてお
かねばならない。 再び第6図において、管壁を通り、透孔46及
び46′を通つて、可撓性を有する結合エレメン
ト16を各栓状体12及び14間に伸長させ、且
つ、結合エレメント16の大部分は管40の外側
に残しておいて、栓状体12及び14が移動する
のを防止するとともに両栓状体間の間隔を制限す
るようにするのが好ましい。要すれば、結合エレ
メント16によつて管壁42が切られることを防
止するために、結合エレメントを栓状体間の間隔
の長さZに亘つて可撓性を有する鞘(図示せず)
で被覆してもよい。 また、場合によつては、透孔は1個だけ(46
又は46′)設けてもよい。この場合には、結合
エレメント16は、管40の外側で輪を形成する
ようにする。更には、装置10全体を管腔44内
にすべて入れてしまつてもよい。 次に、第7図ほ本発明の好適な別の実施例を示
すものである。栓状体12及び14のまわりを管
の内容物が通過することについて更に注意を払い
たい場合には、栓状体12及び14を包含してい
る管部分40のまわりにラツピング即ち被覆47
を適用して、管腔42が栓状体12又は14のま
わりで拡張しないようにするのが好ましい。 例えばダクロン(Dacron)といつたいくつか
の合成材料は体管に対して壊死をひき起こすこと
が判明した。したがつて、この被覆は、好ましく
は生体組織から成るものでなければいけないが、
生体組織の壊死をひき起すことのないような材料
であれば、上記のような生体組織以外のものでも
使用することができる。 輸精管を閉塞する場合には、輸精管40に近接
して位置している精系から得た精系膜即ち漏斗状
筋膜48の1部分を用いて、輸精管をとり囲んで
もよい。この組織48は、これを用いて輸精管と
結合エレメント16の外側部分とをどちらかとい
えばゆるく包みこみ、そして、これを第7図に示
すような各ポイント52で縫合することができ
る。 第8図及び第9図を参照されたい。可撓性を有
す結合エレメント16が壁42を通過して伸びて
いる各ポイントのところで、管壁42を通して穿
孔したり又は切開したりして(符号56参照、精
管40から閉塞装置10を自由に取り外せる。切
開部の大きさは、各栓状体12又は14の基部2
2に丁度適合する大きさとし、そして、鉗子もし
くはその他の引き抜き用の器具を使用して又は使
用することなく、結合エレメント16を引くこと
によつて、各栓状体を管腔44から取り外すこと
ができる。装置10を取り外した後に、縫合等に
よつて孔部56を閉じる必要があろう。 以上の説明から理解される通り、本発明に係る
装置によれば、管の機能性を不可逆的に変性させ
ることなく、体管を可逆的に閉塞するための手段
が提供される。とりわけ、ともすれば不可逆的方
法になりがちな精管の損傷をともなうことなく、
男性患者に対する不妊用に適した精管閉塞装置
が、ここに実現できたのである。また、この装置
は、そのパーツがすべて可撓性を有するので、陰
のうの動きによつてひき起される精管への損傷の
機会も減少するのである。 挿入及び取り外しの方法も簡単であるので、外
傷の発生率も低くなる。また、この装置を維持す
るのに結紮法を採らないので、血管やその他の組
織が狭窄したり又は他の損傷を受けるということ
が避けられる。 実験例 6頭のアカゲザル(Macaca arctorides)の雄
成獣を用意し、第4図〜第6図及び前述した方法
にしたがつて、第1図及び第2図に示した閉塞装
置10を、各アカゲザルの左右の輸精管のそれぞ
れに挿入した。1頭を除き、他のアカゲザルすべ
てには、第7図に示したような組織による被覆を
施した。 栓状体12及び14のサイズは、後記する第2
表に示したとおりとした。代表的な基部と基部と
の間の間隔Zは約30mmとし、管の外側に出ている
縫合糸16の長さは約20mmとした。栓状体12及
び14の材料は、シラスチツク(Silastic)とし、
結合体16は縫合糸とした。 装置を挿入するに先立ち、サルを射精させて、
生きた精子を通常の分量だけ含有する精液を確認
しておいた。射精は、以下に述べるように、電気
射精によつてこれを実施した。 即ち、その長さ方向にそつて2枚の金属片をつ
けたプラスチツク製の探針を、各動物の直腸内に
入れた。電源からの電気的刺激(85mAまで)を
探針を通して動物に与え、その量をゆつくりと高
めていつて射精せしめた。 射精物を試験管内に集めて、直ちに、精子の固
有運動性と前進性とをチエツクした。固有運動性
(motility)は、どのようなタイプの動きであれ、
運動している精子のパーセンテージでこれを定義
した。これは、射精された精子の生育性を決定す
るうえで、主観的ではあるけれども理にかなつた
基準である。また、前進性(forward
progression)も主観的な精子分析基準ではある
けれども、これは、運動性を有し且つ一般的には
前方へ進んでいくような精子を指すものである。 例えば、ある精液サンプルにおいて、固有運動
性が65%であり、何らかの動きを示す精子のう
ち、その3/4が前進運動するものであれば、この
前進性の値は3となるのである(最低値は0であ
り、最高値は4である)。前方へ移動しない精子
は、恐らく、卵子を受精せしめないであろうか
ら、この前進性は重要なものである。 すべてのサンプルをとり、固有運動性、前進
性、及び凝塊の存在をチエツクした後に、次のよ
うにして精子の数をカウントした。商品名が
Mucolexである(コネチカツト州、スタンフオ
ードのLarner Labs製)固定液0.1mlを蒸留水0.8
mlに加えた液を調製しておき、この液にサンプル
を0.1ml加えた(Mucolexブランドの固定液は精
子を殺すものである)。上記溶液を充分混合した
後、その1又は2滴を血球計上にのせた。約5分
(精子が通常の顕微鏡平面内に下りてくるのに充
分な時間)経過した後に、精子数をカウントし、
1ml当りの濃度を算出した。 この閉塞装置は、少なくとも7カ月間管内にと
どめ、その間、これらの霊長類を2週間に1回の
割合で射精せしめたにもかかわらず、射精物中に
は精子は発見されなかつた。1頭の動物から得た
1ツのサンプルには、精子が含まれていたが、そ
れは死んでおり、しかもこれは装置を挿入してあ
まり時間がたつていなかつたときのことである
し、その後は再び精子が現われることはなかつ
た。この装置を取り外した後に、これらの動物を
射精せしめたところ、すべての動物について、射
精された精子のレベルは、通常のレベルに再度戻
つた。したがつて、輸精管における精液の流れを
可逆的に閉塞するうえで、100%の成功率が得ら
れたことになるのである。この装置を取り外して
も、精管に病変は認められなかつたし、組織の変
化も認められなかつた。 上記した試験の結果は、下記の第1表及び第2
表に示すとおりである。
るものであり、更に詳しくは、体管内を流動する
管内容物の流動を防止するために、このような体
管を元の状態に復せるよう可逆的に即ち復帰可能
に閉塞するための装置に関するものである。この
発明は、特に、男性の側による不妊を達成するた
めに、輸精管を同逆的に閉塞するのに適用できる
ものである。 不妊法としては数多くの方法が使用されてお
り、それには、原状に復することができない永久
的な不妊法(例えば、フアロピオ管又は輸精管の
切断又は結紮による方法)、あるいは、もとに戻
すことのできる可逆的な不妊法(例えば、「バー
スコントロール ピル」といつたホルモン性の妊
娠調節剤、子宮内装置、子宮頚部に設ける避妊用
隔膜、又は、膣クリーム、膣用発泡剤、及び膣坐
薬)といつた方法がある。しかしながら、これら
の手段は、不妊効果が充分でなかつたり、望まし
くない副作用が付随したりしている。多くの男性
及び女性にとつて、永久的な不妊法が望ましくな
い場合がある。現在のところ、可逆的な男性用の
不妊法として、非常に効果的な方法は確立してい
ない。 ここ数年間、精管切断法(すなわち、輸精管の
切断及び結紮)がさかんに行われるようになつ
た。しかしながら、この方法は、一般的には元の
状態に戻すことのできない、不可逆的な方法と考
えられている。したがつて、この精管切断法は、
すべての場合において望ましい方法ということは
できない。 いわゆる可逆的と言われるような輸精管閉塞方
法及び装置が、数多く提案されてきたけれども、
一般的にいつて、確実なものはない。これらの方
法は、ほとんどの場合、輸精管中を精液が通過す
るのを完全に阻止するものでないし、更に確実に
可逆的であるとはいえないものである。従来の閉
塞装置のあるものは、デザイン上複雑なものがあ
るし、あるいは、埋込み工程中に、輸精管に対し
て原状に戻すことのできないような損傷を与える
傾向がある。これらの方法のうちのあるものは、
輸精管を完全に切断することを必要とするもので
あつて、その結果、これを元の状態に成功裡に戻
す機会が大巾に減つてしまう。 いくつかの既知の閉塞装置は、可撓性がないた
めに、使用中に、輸精管及びそれに近接する器官
に損傷を与える傾向になるものがある。 また、輸精管に永久に付着してしまう装置もあ
れば、装置の付属品が輸精管に付着するものもあ
り、その結果、輸精管の機能的活動が永久的に変
わつてしまうことになる。このようにして次々
に、不妊法において成功裡にこれを元の原状に戻
す可能性が低くなつていくのである。 内脈管閉塞装置及び方法についての先行技術を
示すものとして、米国特許第3589355号がある。
この米国特許に開示されている装置は、単一の内
脈管栓状体から成るものであるが、その一方の端
部には繊維状の糸が取付けられている。この栓状
体は、これを針を用いて脈管に導入するのである
が、それにともなつて糸は脈管壁を通過して伸張
していくことになる。そこで、この糸を脈管の周
囲で結べは、栓状体が所定の場所に保持されるの
である。 しかしながら、この米国特許に開示される技術
は、輸精管内での精液の通過をブロツクするの
に、充分に効果的でないということが、報告され
ているのである。また更に、この方法によつて輸
精管を結紮すると、輸精管を損傷する傾向が強く
生じ、不可逆的不妊になるケースがいくつか出て
くるのである。 本発明の目的は、上記した問題点や従来技術の
欠点が解決することにある。 この発明によれば、輸精管やフオロピオ管とい
つた導管或いは体管(body duct)を可逆的に閉
塞するための装置である。この発明の装置は、互
いに独立し、対になつた2個の栓状体と、これら
の栓状体を一定の範囲内で移動可能に結合する紐
状の可撓性結合手段を有し、上記栓状体は体管管
腔を閉鎖するのに十分な大きさの断面積を有して
いる事を特徴とする体管を可逆的に閉塞するため
の装置である。上記結合手段は好ましくは繊維体
から形成される。この装置は、構造が簡単である
し、外科的に挿入するのが容易である。この装置
を体管内に挿入しても、また、ひき続き体管内に
存在せしめても、管の組織に変化が生じることは
ない。 この発明を輸精管の閉塞に適用すれば、患者に
対して実質的に完全な避妊が得られ(すなわち、
患者から射精された液には、精子が存在しない)、
そして、この装置を単に除去するだけで、完全に
元の原状に戻すことができるのである。 この発明装置を利用して体管を可逆的に閉塞す
る方法としては、柔かく、可撓性があり、しかも
生体適合性を有する材料からなる2つの栓状体
(plug)を管腔内に挿入することによつて、軸方
向に間隔をあけて配置された2つの栓状体が、体
管を切断することなく閉塞するのである。栓状体
は、細長状にするのが好ましく、これを体内に埋
め込んだときに管腔の断面と実質的に同じ大きさ
になるような断面とし、そして、例えば縫合糸又
は他の細い糸といつた可撓性を有する接続部材で
接続しておく。 これらの栓状体は、体管壁を突き通して管腔内
に挿入する。これら栓状体の間に伸びている結合
部材の大部分は、体管の外側に残しておいて、栓
状体が移動しないようにし、そして、ひき続き後
で、この装置を取り外しやすいようにしておくの
が好ましい。 また、好ましくは、体管の内の栓状体を保持し
ている部分は、これを生体組織でゆるく包んでや
つて、栓状体を包んでいる体管の周囲が拡張しな
いようにしておく。 体管からこの装置を取り外すには、体管をむき
出しにし、生体組織でこれを包んでいる場合には
これを外し、そして体管を切開したり穿刺したり
した後に切開又は穿刺部分から栓状体を取り出せ
は、容易にこの装置の取り外しができる。次い
で、体管内の切開又は穿刺部分を、自然の力にま
かせて閉じてもよいし、縫合等によつて外科的に
閉じてもよい。 本発明の理解を容易ならしめる為に、以下本発
明による好適な実施例について説明する。 まず第1図及び第2図において、符号10は、
体管の管内腔を可逆的に閉塞するための装置であ
る。この装置10は、第1及び第2の栓状体エレ
メント12,14を有し、これらの栓状体エレメ
ントは、可撓性を有する結合エレメント16によ
つて結合されており、且つこの結合エレメント
は、各栓状体に強固に取り付けられるとともに、
栓状体12及び14の間で軸方向に伸びてなるも
のである。 栓状体12及び14は、通常の場合、各々、細
長い円筒体とするのがよく、しかもその外径X
は、この内筒体を体管内に入れたときに体管に過
剰の圧力を及ぼすことのないよう、体管内に入れ
たときに体管の管腔内にぴつたりと適合する大き
さとするのがよい。この過剰の圧力とは、体管壁
に対して不可逆的な損傷を与え、その結果、その
機能性をそこなうに充分な圧力をいう。この外径
は、下記するように、この装置を体管の管腔内に
挿入するときに、過大な抵抗を生じるような大き
さにしてはならない。 栓状体12及び14には、先端を閉じた末梢端
部20を設けるが、末梢端部は、体管内に挿入し
やすいようテーパ状にしておくのが好ましい。第
1図の栓状体12及び14は、中空体とし、内部
孔21を有するが、内部孔は、栓状体12又は1
4内を縦方向に伸びて各栓状体の基部端部22に
まで達して、器具受け開口部23を形成する。必
要ある場合には、栓状体12及び14は中実体と
して形成してもよい。第1図に示すように、各栓
状体12及び14の基端部22は、基底部を形成
するよう先を鋭がらせないようにしておくのが好
ましい。 栓状体12,14及び結合エレメント16は、
生体適合性材料で形成する。ここで、「生体適合
性材料」とは生体組織に対して逆の応答を助長す
ることのない材料を指すのである。 栓状体12及び14は、柔かく、可撓性を有す
る生体適合性材料であればどのような材料でも作
ることができる。例えば、シラステイツク
(Silastic)やテフロン(Teflon)として市販さ
れているものは材料として好適なものであり、ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体も好適な材料
である。上記シラステイツク(ダウ コーニング
コーポレーシヨン 製)材料は、有機ケイ素ポ
リマーを含有する材料であつて、材料として特に
好ましいものである。 栓状体12及び14は、成形、押出し成形又は
その他の適当な製造方法によつて製造できる。 栓状体12及び14は、滑らかなものとするの
がよく、多孔質でない方が好ましい。当業界にお
いて良く知られているように、多孔質材料のなか
には、管壁から該材料の中へと組織が生長して進
入するのを助長するものがある。本発明にしたが
つた可逆的進入方法を希望しないのであれば、栓
状体12及び14は、組織が生長してその中にく
い込んでもよいような材料で製造してもよい。 結合エレメント16は、糸、縫合糸、又は、プ
ラスチツク、ナイロン、絹、もしくはその他の生
体適合性を有し且つ埋め込み可能な材料からなる
フイラメントで製造するのが好適である。結合エ
レメント16は、各栓状体12及び14に固く付
着せしめるか、また必要ある場合には、栓状体と
一体にしてもよいが、そのときには、栓状体12
及び14と同じ材料で製造するのであるけれど
も、これは絶対に必要な条件ではない。第1図の
実施例では、結合エレメント16は、フイラメン
トで製造しているが、それは、それぞれの栓状体
の端部20付近で結び目24を形成して栓状体か
ら抜けることがないよう、フイラメント端部をそ
れぞれ処置している。栓状体12及び14に結合
エレメント16を取り付けるための上記以外の方
法としては、例えば次のような方法がある。即
ち、栓状体エレメントを横に切開するか又はする
ことなく、栓状体エレメントの周りを結合エレメ
ントで輪に結ぶ方法;栓状体12及び14の材料
内に結合エレメントの端部24を入れ込む方法;
又は、栓状体12もしくは14の基部22に端部
24を固定する方法。 結合エレメント16は、必らずしも単一のエレ
メントで構成しなければならないというものでは
なく、別々のエレメントで構成して、それらをそ
れぞれ各栓状体に取り付けておき、栓状体を挿入
した後にこれらを互いに接続するようにしてもよ
い。 装置10の大きさ、各構成エレメント12,1
4,16の大きさは、閉塞しようとする体管の大
きさによつて変る。栓状体12及び14は、一般
的には、それぞれ、外径がXである(第2図)い
わゆる円筒状の形態とするのが好ましいが、これ
に限定されるものではないし、外径Xとは、栓状
体を体管内に挿入したときの管腔の大きさと実質
的に同じ大きさをいうものである。栓状体12及
び14の伸長度には臨界値は存在しないし、長
さ/直径(すなわち、Y/X)の必要最小比も存
在しない。しかしながら、一般的には、栓状体1
2及び14は、細長い形状にするのが好ましい。 輸精管の場合、管腔の直径は通常の場合小さい
のであるが、管の状態によつては管腔の直径が変
わるものであることが理解されよう。この発明に
よれば、栓状体12及び14のサイズは、栓状体
を挿入したときに管腔がぴつたりと撓曲するよう
なサイズを選択する。 輸精管を閉塞するのに本装置を応用する場合に
は、栓状体12又は14は、それぞれ、長さYが
約0.5〜10cm、好ましくは2〜5cmとするのがよ
く、外径Xが約0.2〜8mm、好ましくは0.5〜2.5mm
とするのがよい。結合エレメント16は、サイズ
番号がNo.1−0〜6−0の縫合糸とするのがよ
く、好ましくはNo.4−0〜5−0のサイズの縫合
糸を用いるのがよい。各栓状体12及び14の基
部22間の間隔Zは、0.5〜10cmとするのがよい
が、好ましくは1〜2cmの間隔とするのがよい。
これらの大きさは、この装置10を人体に対して
使用するときに好ましい値を示したものである。 要すれば、各栓状体の端部20は、後述するよ
うに、栓状体を体管内に入れるときにそれを容易
ならしめるよう、金属、プラスチツク、又は合金
といつた比較的硬い材料で構成してもよい。 第3図は装置10の別を実施例を示したもので
あり、これには挿入用探針(probe)30が包含
されており、この探針は、栓状体12又は14の
端部20に固定するとともに、そこから軸方向に
伸長するものである。この探針30は、太目で短
かい針からなるものであるが、これは、探針30
を用いて体管壁を穿刺して栓状体を体管内に挿入
した後、これを引き抜いて栓状体から引き離し
て、栓状体の端部20から外すことができるもの
である。 次に、第4図〜第6図は閉塞装置10を外科的
に挿入(implantation)することによつて、輪精
管といつた体管を閉塞する方法を示すものであ
る。第4図〜第6図において、符号40で示す体
管は環状の管壁42からなるのであるが、これ
は、管壁内において軸方向に伸びる管腔44を形
成するものである。説明のために、体管40は輸
精管とし、管腔44を輸精管腔とする。また、管
壁42は脈管筋肉組織からなるものとする。 この発明の方法によれば、少なくとも1個の孔
部、好ましくは穿刺孔46,46′といつた2個
の透孔を、管壁42内に形成するが、この穿刺処
理は針50等を用いて行う。孔部を2個形成する
場合には、透孔間の間隔は、第1図の栓状体間の
間隔Zよりも少し小さくしておく。 第5図は、管腔44内に閉塞装置10を挿入す
るところを図示したものであるが、透孔46,4
6′の直径は、説明の都度上大きめに描いてある、
栓状体12及び14は、それぞれ、透孔46,4
6′を通して管腔44内に挿入する。好ましくは
栓状体12及び14を中空体とし、固い金属製の
針上体或いは棒体52を、開口部23から各栓状
体の穴部21内に挿入して、栓状体の体管内への
挿入を容易ならしめるために栓状体を一時的に固
くなるようにしておく。 各栓状体のテーパー端部20を、各透孔46,
46′からそれぞれ挿入し、栓状体を管腔44内
に押し込む。各栓状体12及び14に適合するよ
う、各透孔46,46′の直径がそれぞれ拡大さ
れることはもちろんのことである。第6図に示す
ように、栓状体12及び14がそれぞれ管腔44
内におさまつた後では、各栓状体12及び14に
設けた鋭くとがつていない基部22によつて、栓
状体が透孔46,46′から外へ逃げていくのを
防止している。 各透孔46,46′の大きさを小さくして、柱
状体12及び14を挿入した後で、結合エレメン
ト16のまわりをひとりでに閉じて、体管内の内
容物の洩れが防げるようにすることが好ましい。
また、血管、脈管筋肉組織或いは導管組織系、神
経その他が、不可逆的に損傷されることもない。
栓状体を挿入するのに切開法を用いる場合には、
挿入した後で、縫合等の外科的にこれを閉じてお
かねばならない。 再び第6図において、管壁を通り、透孔46及
び46′を通つて、可撓性を有する結合エレメン
ト16を各栓状体12及び14間に伸長させ、且
つ、結合エレメント16の大部分は管40の外側
に残しておいて、栓状体12及び14が移動する
のを防止するとともに両栓状体間の間隔を制限す
るようにするのが好ましい。要すれば、結合エレ
メント16によつて管壁42が切られることを防
止するために、結合エレメントを栓状体間の間隔
の長さZに亘つて可撓性を有する鞘(図示せず)
で被覆してもよい。 また、場合によつては、透孔は1個だけ(46
又は46′)設けてもよい。この場合には、結合
エレメント16は、管40の外側で輪を形成する
ようにする。更には、装置10全体を管腔44内
にすべて入れてしまつてもよい。 次に、第7図ほ本発明の好適な別の実施例を示
すものである。栓状体12及び14のまわりを管
の内容物が通過することについて更に注意を払い
たい場合には、栓状体12及び14を包含してい
る管部分40のまわりにラツピング即ち被覆47
を適用して、管腔42が栓状体12又は14のま
わりで拡張しないようにするのが好ましい。 例えばダクロン(Dacron)といつたいくつか
の合成材料は体管に対して壊死をひき起こすこと
が判明した。したがつて、この被覆は、好ましく
は生体組織から成るものでなければいけないが、
生体組織の壊死をひき起すことのないような材料
であれば、上記のような生体組織以外のものでも
使用することができる。 輸精管を閉塞する場合には、輸精管40に近接
して位置している精系から得た精系膜即ち漏斗状
筋膜48の1部分を用いて、輸精管をとり囲んで
もよい。この組織48は、これを用いて輸精管と
結合エレメント16の外側部分とをどちらかとい
えばゆるく包みこみ、そして、これを第7図に示
すような各ポイント52で縫合することができ
る。 第8図及び第9図を参照されたい。可撓性を有
す結合エレメント16が壁42を通過して伸びて
いる各ポイントのところで、管壁42を通して穿
孔したり又は切開したりして(符号56参照、精
管40から閉塞装置10を自由に取り外せる。切
開部の大きさは、各栓状体12又は14の基部2
2に丁度適合する大きさとし、そして、鉗子もし
くはその他の引き抜き用の器具を使用して又は使
用することなく、結合エレメント16を引くこと
によつて、各栓状体を管腔44から取り外すこと
ができる。装置10を取り外した後に、縫合等に
よつて孔部56を閉じる必要があろう。 以上の説明から理解される通り、本発明に係る
装置によれば、管の機能性を不可逆的に変性させ
ることなく、体管を可逆的に閉塞するための手段
が提供される。とりわけ、ともすれば不可逆的方
法になりがちな精管の損傷をともなうことなく、
男性患者に対する不妊用に適した精管閉塞装置
が、ここに実現できたのである。また、この装置
は、そのパーツがすべて可撓性を有するので、陰
のうの動きによつてひき起される精管への損傷の
機会も減少するのである。 挿入及び取り外しの方法も簡単であるので、外
傷の発生率も低くなる。また、この装置を維持す
るのに結紮法を採らないので、血管やその他の組
織が狭窄したり又は他の損傷を受けるということ
が避けられる。 実験例 6頭のアカゲザル(Macaca arctorides)の雄
成獣を用意し、第4図〜第6図及び前述した方法
にしたがつて、第1図及び第2図に示した閉塞装
置10を、各アカゲザルの左右の輸精管のそれぞ
れに挿入した。1頭を除き、他のアカゲザルすべ
てには、第7図に示したような組織による被覆を
施した。 栓状体12及び14のサイズは、後記する第2
表に示したとおりとした。代表的な基部と基部と
の間の間隔Zは約30mmとし、管の外側に出ている
縫合糸16の長さは約20mmとした。栓状体12及
び14の材料は、シラスチツク(Silastic)とし、
結合体16は縫合糸とした。 装置を挿入するに先立ち、サルを射精させて、
生きた精子を通常の分量だけ含有する精液を確認
しておいた。射精は、以下に述べるように、電気
射精によつてこれを実施した。 即ち、その長さ方向にそつて2枚の金属片をつ
けたプラスチツク製の探針を、各動物の直腸内に
入れた。電源からの電気的刺激(85mAまで)を
探針を通して動物に与え、その量をゆつくりと高
めていつて射精せしめた。 射精物を試験管内に集めて、直ちに、精子の固
有運動性と前進性とをチエツクした。固有運動性
(motility)は、どのようなタイプの動きであれ、
運動している精子のパーセンテージでこれを定義
した。これは、射精された精子の生育性を決定す
るうえで、主観的ではあるけれども理にかなつた
基準である。また、前進性(forward
progression)も主観的な精子分析基準ではある
けれども、これは、運動性を有し且つ一般的には
前方へ進んでいくような精子を指すものである。 例えば、ある精液サンプルにおいて、固有運動
性が65%であり、何らかの動きを示す精子のう
ち、その3/4が前進運動するものであれば、この
前進性の値は3となるのである(最低値は0であ
り、最高値は4である)。前方へ移動しない精子
は、恐らく、卵子を受精せしめないであろうか
ら、この前進性は重要なものである。 すべてのサンプルをとり、固有運動性、前進
性、及び凝塊の存在をチエツクした後に、次のよ
うにして精子の数をカウントした。商品名が
Mucolexである(コネチカツト州、スタンフオ
ードのLarner Labs製)固定液0.1mlを蒸留水0.8
mlに加えた液を調製しておき、この液にサンプル
を0.1ml加えた(Mucolexブランドの固定液は精
子を殺すものである)。上記溶液を充分混合した
後、その1又は2滴を血球計上にのせた。約5分
(精子が通常の顕微鏡平面内に下りてくるのに充
分な時間)経過した後に、精子数をカウントし、
1ml当りの濃度を算出した。 この閉塞装置は、少なくとも7カ月間管内にと
どめ、その間、これらの霊長類を2週間に1回の
割合で射精せしめたにもかかわらず、射精物中に
は精子は発見されなかつた。1頭の動物から得た
1ツのサンプルには、精子が含まれていたが、そ
れは死んでおり、しかもこれは装置を挿入してあ
まり時間がたつていなかつたときのことである
し、その後は再び精子が現われることはなかつ
た。この装置を取り外した後に、これらの動物を
射精せしめたところ、すべての動物について、射
精された精子のレベルは、通常のレベルに再度戻
つた。したがつて、輸精管における精液の流れを
可逆的に閉塞するうえで、100%の成功率が得ら
れたことになるのである。この装置を取り外して
も、精管に病変は認められなかつたし、組織の変
化も認められなかつた。 上記した試験の結果は、下記の第1表及び第2
表に示すとおりである。
【表】
【表】
* 平均値:これら霊長類は2週間に1回の割合で射
精させた。6頭の霊長類の内の5頭は、この装
置を取り外した直後の第1回目の射精物中に精子を
保有していた。
上記した本発明の好適な実施例に関する詳細な
説明は、この発明の理解を容易ならしめる目的の
みで行なつたものであり、本発明が前記実施例に
限定されるものではないこと勿論であり、特許請
求の範囲に記載の範囲内で種々変更可能である。
精させた。6頭の霊長類の内の5頭は、この装
置を取り外した直後の第1回目の射精物中に精子を
保有していた。
上記した本発明の好適な実施例に関する詳細な
説明は、この発明の理解を容易ならしめる目的の
みで行なつたものであり、本発明が前記実施例に
限定されるものではないこと勿論であり、特許請
求の範囲に記載の範囲内で種々変更可能である。
第1図は、この発明の1実施例による閉塞装置
の斜視図、第2図は、第1図の装置を−線に
沿つて破断した断面図、第3図は、第1図の変形
例による装置の斜視図、第4図は、この発明に係
る閉塞装置を挿入するよう準備され、むき出しに
された体管の断面図、第5図は、この発明に係る
閉塞装置を体管に挿入する状態を示す一部破断の
斜視図、第6図は、この発明に係る閉塞装置を所
定の場所に入れた第4図の体管を示す図、第7図
は、体管と閉塞装置とは生体組織で被覆するとと
もに縫合された状態を示す図、第8図及び第9図
は、第4図〜第7図の体管からこの発明に係る閉
塞装置を取り外すところを図示したものである。
図中、参照番号は、それぞれ次のものを表わす。 10……閉塞装置、12,14……栓状体エレ
メント、16……結合エレメント、20……末梢
端部、40……体管、44……管腔、46,4
6′……透孔、47……被覆。
の斜視図、第2図は、第1図の装置を−線に
沿つて破断した断面図、第3図は、第1図の変形
例による装置の斜視図、第4図は、この発明に係
る閉塞装置を挿入するよう準備され、むき出しに
された体管の断面図、第5図は、この発明に係る
閉塞装置を体管に挿入する状態を示す一部破断の
斜視図、第6図は、この発明に係る閉塞装置を所
定の場所に入れた第4図の体管を示す図、第7図
は、体管と閉塞装置とは生体組織で被覆するとと
もに縫合された状態を示す図、第8図及び第9図
は、第4図〜第7図の体管からこの発明に係る閉
塞装置を取り外すところを図示したものである。
図中、参照番号は、それぞれ次のものを表わす。 10……閉塞装置、12,14……栓状体エレ
メント、16……結合エレメント、20……末梢
端部、40……体管、44……管腔、46,4
6′……透孔、47……被覆。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに独立し、対になつた2個の栓状体と、
これらの栓状体を一定の範囲内で移動可能に結合
する紐状の可撓性結合手段を有し、上記栓状体
は、体管管腔を閉鎖するのに十分な大きさの断面
積を有している事を特徴とする体管を可塑的に閉
塞するための装置。 2 上記結合手段は繊維体から成り、該繊維体は
上記2個の栓状体に固定されていると共に、これ
らの栓状体の間を軸方向に伸びてなる特許請求の
範囲第1項記載の装置。 3 上記栓状体の各々には、それぞれ1個のテー
バー端部と鋭くとがつていない基部とを設け、し
かも、上記の基部は、両栓状体を接続したとき
に、相互に対面するように配置した特許請求の範
囲第1項記載の装置。 4 上記2個の栓状体には、その一方の端部に、
器具受け開口部をそれぞれ形成してなる特許請求
の範囲第3項記載の装置。 5 上記栓状体は、それぞれ、先が鋭つていない
針を有し、この針は、上記テーパー状の端部から
軸方向に伸びており、上記端部に取外し自在に取
り付けたものである特許請求の範囲第3項記載の
装置。 6 上記装置は、滑らかで可撓性を有し且つ非他
孔質材料からなる特許請求の範囲第1項記載の装
置。 7 上記栓状体は、それぞれ、その長さが約0.5
〜10cmであり、その直径が約0.2〜8mmとし、上
記基部間相互の長さは約0.5〜10cmとした特許請
求の範囲第3項記載の装置。 8 上記各栓状体の長さが約2〜5cmであり、そ
の直径を約2.5mmとし、上記基部間の間隔は約1
〜2cmとした特許請求の範囲第1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/368,275 US4512342A (en) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | Device and method for reversibly occluding a body duct |
| US368275 | 1982-04-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58192541A JPS58192541A (ja) | 1983-11-10 |
| JPH0332373B2 true JPH0332373B2 (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=23450577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58066295A Granted JPS58192541A (ja) | 1982-04-14 | 1983-04-14 | 体管を可逆的に閉塞するための装置 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4512342A (ja) |
| EP (1) | EP0091827B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58192541A (ja) |
| AT (1) | ATE25816T1 (ja) |
| BR (1) | BR8301882A (ja) |
| CA (1) | CA1198643A (ja) |
| DE (1) | DE3370137D1 (ja) |
| IN (1) | IN159842B (ja) |
Families Citing this family (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4682592A (en) * | 1985-01-28 | 1987-07-28 | Thorsgard Knute E | Method and device for achieving reversible male sterilization |
| JPH069570B2 (ja) * | 1985-08-08 | 1994-02-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 卵管結紮具 |
| US4834090A (en) * | 1987-03-02 | 1989-05-30 | Moore J Paul | Suture boot |
| US4788966A (en) * | 1987-05-14 | 1988-12-06 | Inbae Yoon | Plug for use in a reversible sterilization procedure |
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