JPH0334933B2 - - Google Patents
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- JPH0334933B2 JPH0334933B2 JP58081020A JP8102083A JPH0334933B2 JP H0334933 B2 JPH0334933 B2 JP H0334933B2 JP 58081020 A JP58081020 A JP 58081020A JP 8102083 A JP8102083 A JP 8102083A JP H0334933 B2 JPH0334933 B2 JP H0334933B2
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- diaphragm
- recess
- stethoscope head
- ring
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B7/00—Instruments for auscultation
- A61B7/02—Stethoscopes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は聴診器に関する。特に本発明は聴診器
ヘツドの周波数応答を変更するために調節あるい
は調整することのできる聴診器に関する。
ヘツドの周波数応答を変更するために調節あるい
は調整することのできる聴診器に関する。
患者を完全に診断するためには、医師が、例え
ば、心臓に関する低周波音および高周波音の両方
を調べることが必要となる。心臓に関していう
と、医師が低周波音と高周波音との聴き分けを急
速に交代させて、先に聴いた心音の印象を次の心
音を聴かない間になくしてしまうことのないよう
にすることが重要である。もし低周波音と高周波
音のモニターを交代させるプロセスに相当な時間
がかかる場合には、相当な数の心音を不幸にも聴
き逃がすことになる。
ば、心臓に関する低周波音および高周波音の両方
を調べることが必要となる。心臓に関していう
と、医師が低周波音と高周波音との聴き分けを急
速に交代させて、先に聴いた心音の印象を次の心
音を聴かない間になくしてしまうことのないよう
にすることが重要である。もし低周波音と高周波
音のモニターを交代させるプロセスに相当な時間
がかかる場合には、相当な数の心音を不幸にも聴
き逃がすことになる。
聴診器ヘツドの構造は、低周波音と高周波音と
をそれぞれ聴くようになつた、直径方向に対向し
たダイアフラムと開放ベルとからなることが知ら
れている。この型のいわゆる「デユアルヘツド」
型聴診器のことが、例えば米国特許第3108652号
(リツトマン)、同第3152659号(リツトマン)、同
第3215224号(マツクラツプ)、同第3224526号
(ウエーバー)、同第3276536号(リツトマン)、同
第3303903号(スピールマン)、および同第
3515239号(マツクラツプ他)に記載されている。
そのようなデユアルヘツド型聴診器に用いられる
ダイアフラムは比較的大きな音響スチフネスを有
し、高周波音に対する感度を与える。デユアルヘ
ツド型聴診器の開放ベル部分は、低周波音に感じ
るようになつている。低周波音と高周波音とのモ
ニターを交代させるためには、胸あてピースを患
者の肌から取外し、開放ベル側とダイアフラム側
とを回転させて、肌の上で置き換える必要があ
る。不都合なことにこの方法では相当な時間がか
かり、相当な数の心音を聴き逃がす結果となる。
をそれぞれ聴くようになつた、直径方向に対向し
たダイアフラムと開放ベルとからなることが知ら
れている。この型のいわゆる「デユアルヘツド」
型聴診器のことが、例えば米国特許第3108652号
(リツトマン)、同第3152659号(リツトマン)、同
第3215224号(マツクラツプ)、同第3224526号
(ウエーバー)、同第3276536号(リツトマン)、同
第3303903号(スピールマン)、および同第
3515239号(マツクラツプ他)に記載されている。
そのようなデユアルヘツド型聴診器に用いられる
ダイアフラムは比較的大きな音響スチフネスを有
し、高周波音に対する感度を与える。デユアルヘ
ツド型聴診器の開放ベル部分は、低周波音に感じ
るようになつている。低周波音と高周波音とのモ
ニターを交代させるためには、胸あてピースを患
者の肌から取外し、開放ベル側とダイアフラム側
とを回転させて、肌の上で置き換える必要があ
る。不都合なことにこの方法では相当な時間がか
かり、相当な数の心音を聴き逃がす結果となる。
聴診器ヘツドの構造は、医師が患者の肌から聴
診器ヘツドを取外すことなしに、ある範囲の周波
数音を聴くことができるように設計されているも
のが知られている。例えば、米国特許第3109508
号(セフアリー)は3つの受音ヘツドからなる聴
診器ヘツドを開示している。1つの受音ヘツドは
ダイアフラムによつて囲まれた室の容積を変化さ
せるために変形することのできるダイアフラムを
有している。室の容積の変化は、ダイアフラムの
音響スチフネスの変化に付随するものである。室
の容積を変化させることができるということは、
聴くべき特定の音あるいは振動を調整することが
できるということである。不都合なことに、この
特定の受音ヘツドの周波数応答は最適化されるも
のとは考えられない。特に、それが全体的に緩ん
だ状態(即ち、音響スチフネスが最小になつて、
低周波音に対する感度が最大になる位置)にあつ
ても、ダイアフラムは低周波音の検出に対して最
適化されていない音響スチフネスを示す。従つ
て、そのような周波数の音を聴く場合には、他の
2つの受音ヘツドの内の1つを使用することがし
ばしば必要となる。
診器ヘツドを取外すことなしに、ある範囲の周波
数音を聴くことができるように設計されているも
のが知られている。例えば、米国特許第3109508
号(セフアリー)は3つの受音ヘツドからなる聴
診器ヘツドを開示している。1つの受音ヘツドは
ダイアフラムによつて囲まれた室の容積を変化さ
せるために変形することのできるダイアフラムを
有している。室の容積の変化は、ダイアフラムの
音響スチフネスの変化に付随するものである。室
の容積を変化させることができるということは、
聴くべき特定の音あるいは振動を調整することが
できるということである。不都合なことに、この
特定の受音ヘツドの周波数応答は最適化されるも
のとは考えられない。特に、それが全体的に緩ん
だ状態(即ち、音響スチフネスが最小になつて、
低周波音に対する感度が最大になる位置)にあつ
ても、ダイアフラムは低周波音の検出に対して最
適化されていない音響スチフネスを示す。従つ
て、そのような周波数の音を聴く場合には、他の
2つの受音ヘツドの内の1つを使用することがし
ばしば必要となる。
米国特許第3157246号(ハーウエル)は、聴診
器ヘツドのボール部分から上方へ弓形になつたダ
イアフラムを含む聴診器ヘツド構造を開示してい
る。ダイアフラムの音響スチフネスは体に加えら
れる圧力を変化させることによつて変化される。
このようにすると、聴診器の周波数応答は拡大さ
れることになる。しかしながら、セフアリーの米
国特許に記載された聴診器ヘツドと同様に、この
聴診器ヘツドのダイアフラムの最小の音響的スチ
フネスは、低周波音に対する感度を最適化する程
十分低くはないと考えられている。さらに、高周
波音に対する感度もまたこの設計構造によつて幾
らか低下している。
器ヘツドのボール部分から上方へ弓形になつたダ
イアフラムを含む聴診器ヘツド構造を開示してい
る。ダイアフラムの音響スチフネスは体に加えら
れる圧力を変化させることによつて変化される。
このようにすると、聴診器の周波数応答は拡大さ
れることになる。しかしながら、セフアリーの米
国特許に記載された聴診器ヘツドと同様に、この
聴診器ヘツドのダイアフラムの最小の音響的スチ
フネスは、低周波音に対する感度を最適化する程
十分低くはないと考えられている。さらに、高周
波音に対する感度もまたこの設計構造によつて幾
らか低下している。
1つの平面を介して低周波音および高周波音の
両者を聴診することのできる実際的な聴診器ヘツ
ドを提供するために、多くの試みがなされてきて
いるが、本発明より以前においては、高レベルの
低周波音および低周波音と高周波音との明確な区
別を与えるものに成功したものはない。
両者を聴診することのできる実際的な聴診器ヘツ
ドを提供するために、多くの試みがなされてきて
いるが、本発明より以前においては、高レベルの
低周波音および低周波音と高周波音との明確な区
別を与えるものに成功したものはない。
本発明は先行技術の問題を克服し、前述してき
た要求をうまく満たすものである。本発明による
と以下の聴診器ヘツドが提供される。即ち、 (イ) 最内側の中心部分を備え全体としてベル形の
第1凹所と、外側リム部分と、前記第1凹所の
前記中心部分と連通した貫通孔とを有する本体
部材、 (ロ) 外周エツジ部分と、前記第1凹所を少なくと
も部分的に覆いかつ前記第1凹所の前記外側リ
ム部分に可動に連結された所定の表面輪郭とを
有するダイアフラム、 (ハ) 前記第1凹所の前記外側リム部分と前記ダイ
アフラムの外周エツジ部分との間に位置したサ
スペンシヨン部材であつて、前記ダイアフラム
の前記外周エツジ部分を前記第1凹所の前記外
側リム部分に連結して前記ダイアフラムに第1
音響スチフネスを与え、また前記ダイアフラム
の面に対して大体において直角の方向におい
て、前記ダイアフラムが前記サスペンシヨン部
材により押圧されるような通常の外方位置と、
前記第1凹所の前記中心部分により接近した内
方位置との間で前記ダイアフラム運動させ、こ
の運動中は前記ダイアフラムの表面輪郭または
側方張力を実質的に変化させないサスペンシヨ
ン部材、および (ニ) 前記本体部材に位置し、かつ前記中心部分の
周りで前記第1凹所内に位置した固定装置であ
つて、前記ダイアフラムが前記外方位置にある
時、および前記外方位置と内方位置との間に位
置している時に、聴診器ヘツドが低周波音を通
しかつ高周波音を減じ、また前記ダイアフラム
が前記内方位置にある時に、聴診器ヘツドが高
周波音を通しかつ低周波音を減じるように、前
記ダイアフラムの音響スチフネスが前記第1音
響スチフネスよりもかなり大きいように、前記
ダイアフラムと前記サスペンシヨン部材の少な
くとも一方により接触されるようにされかつ前
記ダイアフラムが前記内方位置にある時に前記
ダイアフラムと接触しかつ前記ダイアフラムを
実質的に固定するようになつている固定装置。
た要求をうまく満たすものである。本発明による
と以下の聴診器ヘツドが提供される。即ち、 (イ) 最内側の中心部分を備え全体としてベル形の
第1凹所と、外側リム部分と、前記第1凹所の
前記中心部分と連通した貫通孔とを有する本体
部材、 (ロ) 外周エツジ部分と、前記第1凹所を少なくと
も部分的に覆いかつ前記第1凹所の前記外側リ
ム部分に可動に連結された所定の表面輪郭とを
有するダイアフラム、 (ハ) 前記第1凹所の前記外側リム部分と前記ダイ
アフラムの外周エツジ部分との間に位置したサ
スペンシヨン部材であつて、前記ダイアフラム
の前記外周エツジ部分を前記第1凹所の前記外
側リム部分に連結して前記ダイアフラムに第1
音響スチフネスを与え、また前記ダイアフラム
の面に対して大体において直角の方向におい
て、前記ダイアフラムが前記サスペンシヨン部
材により押圧されるような通常の外方位置と、
前記第1凹所の前記中心部分により接近した内
方位置との間で前記ダイアフラム運動させ、こ
の運動中は前記ダイアフラムの表面輪郭または
側方張力を実質的に変化させないサスペンシヨ
ン部材、および (ニ) 前記本体部材に位置し、かつ前記中心部分の
周りで前記第1凹所内に位置した固定装置であ
つて、前記ダイアフラムが前記外方位置にある
時、および前記外方位置と内方位置との間に位
置している時に、聴診器ヘツドが低周波音を通
しかつ高周波音を減じ、また前記ダイアフラム
が前記内方位置にある時に、聴診器ヘツドが高
周波音を通しかつ低周波音を減じるように、前
記ダイアフラムの音響スチフネスが前記第1音
響スチフネスよりもかなり大きいように、前記
ダイアフラムと前記サスペンシヨン部材の少な
くとも一方により接触されるようにされかつ前
記ダイアフラムが前記内方位置にある時に前記
ダイアフラムと接触しかつ前記ダイアフラムを
実質的に固定するようになつている固定装置。
を含む聴診器ヘツドである。
本発明はまた以下の好ましい聴診器ヘツドを提
供する。即ち、 (イ) 最内側の中心部分を備え全体としてベル形の
第1凹所と、外側リム部分と、前記第1凹所の
前記中心部分と連通した貫通孔とを有する本体
部材、 (ロ) 外周エツジ部分と、前記第1凹所を少なくと
も部分的に覆いかつ前記第1凹所の前記外側リ
ム部分に可動に連結された所定の表面輪郭とを
有するダイアフラム、 (ハ) 内側エツジ、外側エツジおよび中央の湾曲部
分を有する追従性リングであり、前記内側エツ
ジが前記ダイアフラムの外周エツジ部分に取り
付けられ、前記外側エツジが前記第1凹所の前
記外側リム部分に取り付けられ、前記ダイアフ
ラムに第1音響スチフネスを与え、また前記ダ
イアフラムの面に対して大体において直角の方
向において、前記ダイアフラムが前記追従性の
リングにより押圧されるような通常の外方位置
と、前記第1凹所の前記中心部分により接近し
た内方位置との間で前記ダイアフラムを運動さ
せ、この運動中は前記ダイアフラムの表面輪郭
または側方張力を実質的に変化させない追従性
のリング、および (ニ) 前記本体部材上に位置しかつ前記第1凹所内
で前記外側リム部分と前記内側の中心部分との
間の境界のあたりに位置した固定装置であつ
て、前記固定装置は前記中心部分と共に前記第
1凹所内に浅くて全体として円錐形状の第2の
凹所を形成しており、前記ダイアフラムが前記
外方位置にある時、および前記外方位置と内方
位置との間に位置している時に、聴診器ヘツド
が低周波音を通しかつ高周波音を減じ、また前
記ダイアフラムが前記内方位置にある時に、聴
診器ヘツドが高周波音を通しかつ低周波音を減
じるように、前記ダイアフラムの音響スチフネ
スが前記第1音響スチフネスよりもかなり大き
いように、前記ダイアフラムと前記サスペンシ
ヨン部材の少なくとも一方により接触されるよ
うにされかつ前記ダイアフラムが前記内方位置
にある時に前記ダイアフラムと接触しかつ前記
ダイアフラムを実質的に固定するようになつて
いる固定装置 を含む聴診器ヘツドである。
供する。即ち、 (イ) 最内側の中心部分を備え全体としてベル形の
第1凹所と、外側リム部分と、前記第1凹所の
前記中心部分と連通した貫通孔とを有する本体
部材、 (ロ) 外周エツジ部分と、前記第1凹所を少なくと
も部分的に覆いかつ前記第1凹所の前記外側リ
ム部分に可動に連結された所定の表面輪郭とを
有するダイアフラム、 (ハ) 内側エツジ、外側エツジおよび中央の湾曲部
分を有する追従性リングであり、前記内側エツ
ジが前記ダイアフラムの外周エツジ部分に取り
付けられ、前記外側エツジが前記第1凹所の前
記外側リム部分に取り付けられ、前記ダイアフ
ラムに第1音響スチフネスを与え、また前記ダ
イアフラムの面に対して大体において直角の方
向において、前記ダイアフラムが前記追従性の
リングにより押圧されるような通常の外方位置
と、前記第1凹所の前記中心部分により接近し
た内方位置との間で前記ダイアフラムを運動さ
せ、この運動中は前記ダイアフラムの表面輪郭
または側方張力を実質的に変化させない追従性
のリング、および (ニ) 前記本体部材上に位置しかつ前記第1凹所内
で前記外側リム部分と前記内側の中心部分との
間の境界のあたりに位置した固定装置であつ
て、前記固定装置は前記中心部分と共に前記第
1凹所内に浅くて全体として円錐形状の第2の
凹所を形成しており、前記ダイアフラムが前記
外方位置にある時、および前記外方位置と内方
位置との間に位置している時に、聴診器ヘツド
が低周波音を通しかつ高周波音を減じ、また前
記ダイアフラムが前記内方位置にある時に、聴
診器ヘツドが高周波音を通しかつ低周波音を減
じるように、前記ダイアフラムの音響スチフネ
スが前記第1音響スチフネスよりもかなり大き
いように、前記ダイアフラムと前記サスペンシ
ヨン部材の少なくとも一方により接触されるよ
うにされかつ前記ダイアフラムが前記内方位置
にある時に前記ダイアフラムと接触しかつ前記
ダイアフラムを実質的に固定するようになつて
いる固定装置 を含む聴診器ヘツドである。
本発明による聴診器ヘツドは1つの平面を介し
て低周波音と高周波音の両者を検出することがで
き、従つて、低周波音と高周波音とのモニターを
交代させたい時でも、患者から取外すことが不要
となる。この構造によつて医師は低周波音と高周
波音とのモニターを急速に交代させることがで
き、従つてかなりの数の心音を聴き逃がすという
ことは確実になくなる。低周波音(即ち、約200
ヘルツあるいはそれ以下の周波数音)は、聴診器
ヘツドのダイアフラムを患者の肌あるいは衣服に
軽く接触させることによつて検出できる。この操
作モードにおいては、前記サスペンシヨン部材は
ダイアフラムを前記固定装置から離れた位置にお
いて自由に浮遊させることができ、ダイアフラム
は低い音響スチフネスを示す。また、ダイアフラ
ムは第1ベル形凹所の比較的大きな容積を取囲ん
でいる。前記ダイアフラムおよび前記ダイアフラ
ムが取囲んでいる比較的大きな容積によつて示さ
れる低い音響スチフネスによつて、ダイアフラム
は範囲の広い低周波音に対して適度な感度を有す
ることになる。高周波音(即ち、約200ヘルツ以
上の音)は、聴診器ヘツドに十分な力を加えて、
ダイアフラムおよびサスペンシヨン部材の内の少
なくとも1つを固定装置に接触させることによつ
て検出でき、ダイアフラムの音響スチフネスは大
きく増加する。さらに、今度はダイアフラムは第
1ベル形凹所の比較的小さな容積を取囲む。前記
ダイアフラムおよび前記ダイアフラムが取囲んで
いる比較的小さな容積によつて示される大きな音
響スチフネスによつて、ダイアフラムは範囲の広
い高周波音に対して適度な感度を有することにな
る。
て低周波音と高周波音の両者を検出することがで
き、従つて、低周波音と高周波音とのモニターを
交代させたい時でも、患者から取外すことが不要
となる。この構造によつて医師は低周波音と高周
波音とのモニターを急速に交代させることがで
き、従つてかなりの数の心音を聴き逃がすという
ことは確実になくなる。低周波音(即ち、約200
ヘルツあるいはそれ以下の周波数音)は、聴診器
ヘツドのダイアフラムを患者の肌あるいは衣服に
軽く接触させることによつて検出できる。この操
作モードにおいては、前記サスペンシヨン部材は
ダイアフラムを前記固定装置から離れた位置にお
いて自由に浮遊させることができ、ダイアフラム
は低い音響スチフネスを示す。また、ダイアフラ
ムは第1ベル形凹所の比較的大きな容積を取囲ん
でいる。前記ダイアフラムおよび前記ダイアフラ
ムが取囲んでいる比較的大きな容積によつて示さ
れる低い音響スチフネスによつて、ダイアフラム
は範囲の広い低周波音に対して適度な感度を有す
ることになる。高周波音(即ち、約200ヘルツ以
上の音)は、聴診器ヘツドに十分な力を加えて、
ダイアフラムおよびサスペンシヨン部材の内の少
なくとも1つを固定装置に接触させることによつ
て検出でき、ダイアフラムの音響スチフネスは大
きく増加する。さらに、今度はダイアフラムは第
1ベル形凹所の比較的小さな容積を取囲む。前記
ダイアフラムおよび前記ダイアフラムが取囲んで
いる比較的小さな容積によつて示される大きな音
響スチフネスによつて、ダイアフラムは範囲の広
い高周波音に対して適度な感度を有することにな
る。
本発明による聴診器ヘツドはまた望ましくは、
ベル形凹所がダイアフラムによつて取囲まれてい
ない場合に実際的であると考えられるよりも大き
なベル形凹所を含む。大きな方のベル形凹所は、
音に対する感度が、凹所を郭定している外周によ
つて取囲まれている肌の表面積の増加とともに増
加するので望ましい。ダイアフラムが存在しない
場合には、その大きな凹所を覆うための患者の肌
のポテンシヤルが大きくなり、従つて聴診器ヘツ
ドの感度に対して逆の影響が与えられる。
ベル形凹所がダイアフラムによつて取囲まれてい
ない場合に実際的であると考えられるよりも大き
なベル形凹所を含む。大きな方のベル形凹所は、
音に対する感度が、凹所を郭定している外周によ
つて取囲まれている肌の表面積の増加とともに増
加するので望ましい。ダイアフラムが存在しない
場合には、その大きな凹所を覆うための患者の肌
のポテンシヤルが大きくなり、従つて聴診器ヘツ
ドの感度に対して逆の影響が与えられる。
本発明は添付図面を参照するとより容易に理解
できるであろう。
できるであろう。
本明細書および特許請求の範囲の中で使用され
ているような、ダイアフラムの「音響スチフネ
ス」という言葉はダイアフラムの機械的な剛さを
表わしており、これはダイアフラムの材料自身の
機械的な剛さや、ダイアフラムの厚さ、ダイアフ
ラムの形状、ダイアフラムの直径、およびダイア
フラムを聴診器ヘツドに取付ける場合の方法によ
つて影響を受ける。「ダイアフラム面」という言
葉はダイアフラムの全体的に平坦な表面を示す。
ているような、ダイアフラムの「音響スチフネ
ス」という言葉はダイアフラムの機械的な剛さを
表わしており、これはダイアフラムの材料自身の
機械的な剛さや、ダイアフラムの厚さ、ダイアフ
ラムの形状、ダイアフラムの直径、およびダイア
フラムを聴診器ヘツドに取付ける場合の方法によ
つて影響を受ける。「ダイアフラム面」という言
葉はダイアフラムの全体的に平坦な表面を示す。
第1図から第6図までは本発明による聴診器ヘ
ツドの好ましい実施例を示している。第1図を参
照すると、聴診器ヘツド10は聴診器ヘツドの製
作に用いられる従来材料、即ち、ステンレス鋼や
アルミニウムのような金属、プラスチツク、木材
でできた本体部材11を含む。聴診器ヘツド10
は、米国特許第4200169号に記載されているよう
な従来型のヘツドセツトに取付けられ、これは2
本の空気の通路13からなる細長い可撓性のある
チユーブ12を含み、前記空気通路は聴診器ヘツ
ド10と耳管14との間の長さの大部分に亘つて
並行してのびている。聴診器ヘツド10に取付け
られる可撓性チユーブ12の下端においては、前
記通路13は聴診器ヘツド10の軸部分15に取
付けられるようになつた単一通路13aの中へ継
がつている。可撓性チユーブ12の上端は二又に
分かれてカツプリングアーム16となり、その
各々は耳管14の1つに取付けられ、また各各の
耳管は1つの耳栓42を有している。耳管14は
チユーブ17によつて固定され、これは米国特許
第4200167号に記載されているような従来型の予
じめ応力のかけられた板ばね(図示せず)を取囲
んでいる。
ツドの好ましい実施例を示している。第1図を参
照すると、聴診器ヘツド10は聴診器ヘツドの製
作に用いられる従来材料、即ち、ステンレス鋼や
アルミニウムのような金属、プラスチツク、木材
でできた本体部材11を含む。聴診器ヘツド10
は、米国特許第4200169号に記載されているよう
な従来型のヘツドセツトに取付けられ、これは2
本の空気の通路13からなる細長い可撓性のある
チユーブ12を含み、前記空気通路は聴診器ヘツ
ド10と耳管14との間の長さの大部分に亘つて
並行してのびている。聴診器ヘツド10に取付け
られる可撓性チユーブ12の下端においては、前
記通路13は聴診器ヘツド10の軸部分15に取
付けられるようになつた単一通路13aの中へ継
がつている。可撓性チユーブ12の上端は二又に
分かれてカツプリングアーム16となり、その
各々は耳管14の1つに取付けられ、また各各の
耳管は1つの耳栓42を有している。耳管14は
チユーブ17によつて固定され、これは米国特許
第4200167号に記載されているような従来型の予
じめ応力のかけられた板ばね(図示せず)を取囲
んでいる。
第1図から第6図を参照すると、前記本体部材
11はほぼデイスク状の部分18と、そこから立
ち上る柱状部分19とを含むことがわかる。柱状
部分19の頂部20はほぼ平坦である。柱状部分
19の前部21は頂部20から傾斜して離れてい
き、輪郭形状は凹状になつていて、デイスク状の
部分18の頂面に合致するように曲がつている。
側部22,23と後部24は弓形の形状になつて
いる。本体部材11の形状は、医師が2通りの特
に便利な方法でこれを握ることができるような形
状になつている。医師は柱状部分19を頂部から
握り、人差指を前部21の上に置き、親指と中指
を柱状部分19の両側部の頂部20に近いところ
に置く。もう一つの方法は、医師が人差指と中指
を柱状部分19の両側部においてデイスク部分1
8の近く置く(この場合、軸部分15はこれらの
指の間を通ることになる)。
11はほぼデイスク状の部分18と、そこから立
ち上る柱状部分19とを含むことがわかる。柱状
部分19の頂部20はほぼ平坦である。柱状部分
19の前部21は頂部20から傾斜して離れてい
き、輪郭形状は凹状になつていて、デイスク状の
部分18の頂面に合致するように曲がつている。
側部22,23と後部24は弓形の形状になつて
いる。本体部材11の形状は、医師が2通りの特
に便利な方法でこれを握ることができるような形
状になつている。医師は柱状部分19を頂部から
握り、人差指を前部21の上に置き、親指と中指
を柱状部分19の両側部の頂部20に近いところ
に置く。もう一つの方法は、医師が人差指と中指
を柱状部分19の両側部においてデイスク部分1
8の近く置く(この場合、軸部分15はこれらの
指の間を通ることになる)。
第3図、4図、5図および第6図を参照する
と、本体部材11は第1の全体的にベル形した凹
所25を有していることがわかり、この凹所25
は側壁26と、外側のリム部分27と、内側の中
心部分あるいは板状の部材28によつて画定され
ている。第2の円錐形の凹所29は前記内側の中
心部分あるいは板状部材28によつて画定されて
おり、前記板状部材は本体部材11と一体的にな
つていて、その表面内において中心方向へ向かつ
て傾斜したへこみ部分と、前記板状部材28の周
囲に位置しかつその上で保持されたO−リング3
1とを有している。前記O−リング31は外側の
リム部分27と内側の中心部分あるいは板状部材
28との間の境界近くに位置している。O−リン
グ31の厚さは内側の中心部分あるいは板状部材
28の外周部分における最大厚さ部分よりも少し
大きく、好ましくはネオプレンのようなエラスト
ーマ材料でできている。この実施例における不動
部分はこのO−リング31である。本体部材11
はまた貫通孔32を有しており、この孔は軸部分
15から本体部材11を通つて、前記ベル形第1
凹所25と円錐形第2凹所29の中における開孔
部33へのびている。
と、本体部材11は第1の全体的にベル形した凹
所25を有していることがわかり、この凹所25
は側壁26と、外側のリム部分27と、内側の中
心部分あるいは板状の部材28によつて画定され
ている。第2の円錐形の凹所29は前記内側の中
心部分あるいは板状部材28によつて画定されて
おり、前記板状部材は本体部材11と一体的にな
つていて、その表面内において中心方向へ向かつ
て傾斜したへこみ部分と、前記板状部材28の周
囲に位置しかつその上で保持されたO−リング3
1とを有している。前記O−リング31は外側の
リム部分27と内側の中心部分あるいは板状部材
28との間の境界近くに位置している。O−リン
グ31の厚さは内側の中心部分あるいは板状部材
28の外周部分における最大厚さ部分よりも少し
大きく、好ましくはネオプレンのようなエラスト
ーマ材料でできている。この実施例における不動
部分はこのO−リング31である。本体部材11
はまた貫通孔32を有しており、この孔は軸部分
15から本体部材11を通つて、前記ベル形第1
凹所25と円錐形第2凹所29の中における開孔
部33へのびている。
ダイアフラム34は第2の円錐形凹所29の全
体(および内側の中心部分あるいは板状部材2
8)と、第1のベル形凹所25の少なくとも一部
分とを覆つており、ダイアフラム34とO−リン
グ31とが接触できるようになつている。ダイア
フラム34は当業界において、知られている材料
で、ダイアフラムとして用いるのに適した材料な
ら何でできていてもよい。そのような適当な材料
の例としては、ポリエステルのようなプラスチツ
ク、ガラス繊維強化のプラスチツク、ポリスチレ
ン、およびステンレス鋼のような金属があげられ
る。ダイアフラム34の適当な厚さは約0.013cm
から0.051cmである。ダイアフラム34の好まし
い厚さは約0.025cmから0.030cmでる。好ましいダ
イアフラムは厚さ0.025cmのエポキシ樹脂とガラ
ス繊維の薄層である。
体(および内側の中心部分あるいは板状部材2
8)と、第1のベル形凹所25の少なくとも一部
分とを覆つており、ダイアフラム34とO−リン
グ31とが接触できるようになつている。ダイア
フラム34は当業界において、知られている材料
で、ダイアフラムとして用いるのに適した材料な
ら何でできていてもよい。そのような適当な材料
の例としては、ポリエステルのようなプラスチツ
ク、ガラス繊維強化のプラスチツク、ポリスチレ
ン、およびステンレス鋼のような金属があげられ
る。ダイアフラム34の適当な厚さは約0.013cm
から0.051cmである。ダイアフラム34の好まし
い厚さは約0.025cmから0.030cmでる。好ましいダ
イアフラムは厚さ0.025cmのエポキシ樹脂とガラ
ス繊維の薄層である。
ダイアフラム34の周囲をサスペンシヨン部材
あるいは追従性のよいリング35が取囲んでお
り、これは第1ベル形凹所25の上を越えてダイ
アフラム34を吊り下げており、ダイアフラム3
4がダイアフラムの平面に対して全体的に直角の
方向へ移動することを可能にしている。前記追従
リング35は全体的に馬蹄形断面を有し、湾曲部
分40の両側に内側エツヂ37と外側エツヂ38
とを有している。追従リング35は内側エツヂ3
7においてダイアフラム34の円周エツジ部分3
6に取付けられる。外側エツヂ38は保持リング
あるいはプラスチツク取付具39によつて、第1
ベル形凹所25に取付けられ、前記保持リングは
本体部材11のノツチ41と係合している。
あるいは追従性のよいリング35が取囲んでお
り、これは第1ベル形凹所25の上を越えてダイ
アフラム34を吊り下げており、ダイアフラム3
4がダイアフラムの平面に対して全体的に直角の
方向へ移動することを可能にしている。前記追従
リング35は全体的に馬蹄形断面を有し、湾曲部
分40の両側に内側エツヂ37と外側エツヂ38
とを有している。追従リング35は内側エツヂ3
7においてダイアフラム34の円周エツジ部分3
6に取付けられる。外側エツヂ38は保持リング
あるいはプラスチツク取付具39によつて、第1
ベル形凹所25に取付けられ、前記保持リングは
本体部材11のノツチ41と係合している。
追従リング35はダイアフラム34の運動を容
易にするために、簡単に変形する弾性的な材料で
できた湾曲部分40を含む。追従リング35のこ
の構造はダイアフラム34に関する第1音響スチ
フネスを提供し、またダイアフラム34をダイア
フラム34の平面に対して全体的に直角方向に動
かし、この運動はダイアフラム34が追従リング
35によつて押し付けられている通常の外側位置
と、中心部分28により近接した内側位置との間
で行なわれる。ダイアフラム34が前記内側位置
にある場合は、これはO−リング31と接触し、
前記第1音響スチフネスよりも極めて大きな音響
スチフネスを示す。ダイアフラム34が外側位置
と内側位置との間を運動している間でも、ダイア
フラム34の表面輪郭およびその側方張力はほと
んど変化しない。
易にするために、簡単に変形する弾性的な材料で
できた湾曲部分40を含む。追従リング35のこ
の構造はダイアフラム34に関する第1音響スチ
フネスを提供し、またダイアフラム34をダイア
フラム34の平面に対して全体的に直角方向に動
かし、この運動はダイアフラム34が追従リング
35によつて押し付けられている通常の外側位置
と、中心部分28により近接した内側位置との間
で行なわれる。ダイアフラム34が前記内側位置
にある場合は、これはO−リング31と接触し、
前記第1音響スチフネスよりも極めて大きな音響
スチフネスを示す。ダイアフラム34が外側位置
と内側位置との間を運動している間でも、ダイア
フラム34の表面輪郭およびその側方張力はほと
んど変化しない。
追従リング35に対する適当な材料の例として
は、エラストーマのポリウレタン、シリコンゴ
ム、熱可塑性のゴム、ネオプレン、およびラテツ
クスがある。追従リング35の適当な厚さは約
0.015cmから0.038cmである。追従リング35の好
ましい厚さは0.020cmから0.025cmである。好まし
いリング35はエーテルを主成分とするポリウレ
タンフイルムを含む(例えば、ジエー・ピー・ス
チーブンス社から、“MP1880”および
“MP2080”の商品名で市販されているフイル
ム)。前記湾曲部分40の曲率半径は好ましくは
0.079cmから0.16cmである。追従リング35とダ
イアフラム34とは、製作中に一体部材として形
成してもよい。
は、エラストーマのポリウレタン、シリコンゴ
ム、熱可塑性のゴム、ネオプレン、およびラテツ
クスがある。追従リング35の適当な厚さは約
0.015cmから0.038cmである。追従リング35の好
ましい厚さは0.020cmから0.025cmである。好まし
いリング35はエーテルを主成分とするポリウレ
タンフイルムを含む(例えば、ジエー・ピー・ス
チーブンス社から、“MP1880”および
“MP2080”の商品名で市販されているフイル
ム)。前記湾曲部分40の曲率半径は好ましくは
0.079cmから0.16cmである。追従リング35とダ
イアフラム34とは、製作中に一体部材として形
成してもよい。
追従リング35は一般的に空気を通さない。結
果として、高周波音を聴きたい場合には、ダイア
フラムを第2円錐形凹所29に近接した位置から
動かすのを容易にするために、孔を有するダイア
フラム34を提供することが望ましい。そのよう
な孔が存在しない場合には、聴診器を使用する時
(即ち、医師の耳の中に挿入されている耳管に連
結された時)に、聴診器のヘツド10の中に気密
状態がつくり出される。このような気密状態にな
ると結果として、真空状態が形成され、ダイアフ
ラム34のその第2円錐形凹所29に近接した位
置からの容易な運動を妨害することになる。
果として、高周波音を聴きたい場合には、ダイア
フラムを第2円錐形凹所29に近接した位置から
動かすのを容易にするために、孔を有するダイア
フラム34を提供することが望ましい。そのよう
な孔が存在しない場合には、聴診器を使用する時
(即ち、医師の耳の中に挿入されている耳管に連
結された時)に、聴診器のヘツド10の中に気密
状態がつくり出される。このような気密状態にな
ると結果として、真空状態が形成され、ダイアフ
ラム34のその第2円錐形凹所29に近接した位
置からの容易な運動を妨害することになる。
低周波音および高周波音に対する聴診器ヘツド
10の応答は幾つかのパラメータによつて影響さ
れる。ダイアフラム34の厚さは応答性に影響を
与え、ダイアフラム34の適当な厚さについては
前述した。また、第1ベル形凹所25と第2円錐
形凹所29の相対的な寸法も応答性に影響を与え
る。第1ベル形凹所25と第2円錐形凹所29に
関する適当な寸法については次のことがわかつて
いる。第1ベル形凹所25の直径(側壁26によ
つて画定される)は5.10cmであり、その容積(ダ
イアフラム34の外部表面に力が加わつていない
時に、ダイアフラム34と追従リング35とによ
つて画定される)は約5.35cm3である。第2円錐形
凹所29の直径(O−リング31によつて画定さ
れる)は3.8cmであり、その容積(ダイアフラム
がO−リング31と接触している時にダイアフラ
ム34によつて画定される)は約0.97cm3である。
ダイアフラム34がその平衡位置から、それがO
−リング31と接触する位置まで移動する距離は
約0.18cmである。上述したように、ダイアフラム
34の直径は、本実施例においては第2円錐形凹
所29の直径より大きい。上述した寸法の第1ベ
ル形凹所25と第2円錐形凹所29とを有した聴
診器ヘツドにおいては、4.45cmの直径を有したダ
イアフラムが適当であることがわかつている。
0.12cmの曲率半径を有した湾曲部分40を含む追
従リング35がダイアフラム34に望みの自由運
動を与えることがわかつている。
10の応答は幾つかのパラメータによつて影響さ
れる。ダイアフラム34の厚さは応答性に影響を
与え、ダイアフラム34の適当な厚さについては
前述した。また、第1ベル形凹所25と第2円錐
形凹所29の相対的な寸法も応答性に影響を与え
る。第1ベル形凹所25と第2円錐形凹所29に
関する適当な寸法については次のことがわかつて
いる。第1ベル形凹所25の直径(側壁26によ
つて画定される)は5.10cmであり、その容積(ダ
イアフラム34の外部表面に力が加わつていない
時に、ダイアフラム34と追従リング35とによ
つて画定される)は約5.35cm3である。第2円錐形
凹所29の直径(O−リング31によつて画定さ
れる)は3.8cmであり、その容積(ダイアフラム
がO−リング31と接触している時にダイアフラ
ム34によつて画定される)は約0.97cm3である。
ダイアフラム34がその平衡位置から、それがO
−リング31と接触する位置まで移動する距離は
約0.18cmである。上述したように、ダイアフラム
34の直径は、本実施例においては第2円錐形凹
所29の直径より大きい。上述した寸法の第1ベ
ル形凹所25と第2円錐形凹所29とを有した聴
診器ヘツドにおいては、4.45cmの直径を有したダ
イアフラムが適当であることがわかつている。
0.12cmの曲率半径を有した湾曲部分40を含む追
従リング35がダイアフラム34に望みの自由運
動を与えることがわかつている。
第7図は本発明の他の実施例による聴診器のヘ
ツドを示しており、ここではサスペンシヨン部材
は発泡リングである。聴診器ヘツド50は本体部
材11(第1図から第6図においても図示し、前
述もした)を含み、これは側壁26の外面が平坦
になるように改造されており、この実施例におい
てはサスペンシヨン部材とダイアフラムとを本体
部材11に連結するためのプラスチツク製取付具
は不要である。O−リング31は板状部材28の
周囲に位置し、その上で、第1図から第6図に関
連して上述したようにして保持される。発泡リン
グ51は側壁26の内面に隣接して位置してい
る。発泡リング51の頂面52は底壁27に取付
けられ、ダイアフラム34の外周エツヂ36は発
泡リング51の底面53に取付けられ、これらの
各々の場合の取付けは、例えば、接着剤によつて
行なわれる。発泡リング51の寸法は、発泡リン
グ51が緩んだ状態にある時に、ダイアフラム3
4を適当な通常の外側位置に保持することができ
るような寸法でなければならない。発泡リング5
1は弾性材料でできており、連続気泡構造、ある
いは不連続気泡構造のいずれであつてもよい。
ツドを示しており、ここではサスペンシヨン部材
は発泡リングである。聴診器ヘツド50は本体部
材11(第1図から第6図においても図示し、前
述もした)を含み、これは側壁26の外面が平坦
になるように改造されており、この実施例におい
てはサスペンシヨン部材とダイアフラムとを本体
部材11に連結するためのプラスチツク製取付具
は不要である。O−リング31は板状部材28の
周囲に位置し、その上で、第1図から第6図に関
連して上述したようにして保持される。発泡リン
グ51は側壁26の内面に隣接して位置してい
る。発泡リング51の頂面52は底壁27に取付
けられ、ダイアフラム34の外周エツヂ36は発
泡リング51の底面53に取付けられ、これらの
各々の場合の取付けは、例えば、接着剤によつて
行なわれる。発泡リング51の寸法は、発泡リン
グ51が緩んだ状態にある時に、ダイアフラム3
4を適当な通常の外側位置に保持することができ
るような寸法でなければならない。発泡リング5
1は弾性材料でできており、連続気泡構造、ある
いは不連続気泡構造のいずれであつてもよい。
第8図は本発明による聴診器ヘツドのさらに他
の実施例を示し、この場合、サスペンシヨン部材
は従来的な圧縮ばね71である。聴診器ヘツド7
0は本体部材11を含む(これは第1図から第6
図に関連して図示したし、前述した)。O−リン
グ31は板状部材28の周囲に位置し、その上
で、第1図から第6図に関して前述したようにし
て保持されている。圧縮ばね71の直径はダイア
フラム34の直径よりも小さく、ダイアフラム3
4の外周エツヂ36はばねと接触するようになつ
ている。プラスチツク製の取付具72はダイアフ
ラム34の外周エツヂ36と重なり、ダイアフラ
ム34と圧縮ばね7との複合物を第1ベル形凹所
25の中に保持する役割を果たす。プラスチツク
製取付具72は本体部材11のノツチ41の係合
する。
の実施例を示し、この場合、サスペンシヨン部材
は従来的な圧縮ばね71である。聴診器ヘツド7
0は本体部材11を含む(これは第1図から第6
図に関連して図示したし、前述した)。O−リン
グ31は板状部材28の周囲に位置し、その上
で、第1図から第6図に関して前述したようにし
て保持されている。圧縮ばね71の直径はダイア
フラム34の直径よりも小さく、ダイアフラム3
4の外周エツヂ36はばねと接触するようになつ
ている。プラスチツク製の取付具72はダイアフ
ラム34の外周エツヂ36と重なり、ダイアフラ
ム34と圧縮ばね7との複合物を第1ベル形凹所
25の中に保持する役割を果たす。プラスチツク
製取付具72は本体部材11のノツチ41の係合
する。
本発明における聴診器ヘツドに用いるのに適し
た他の固定装置としては機械加工されたリツヂ
や、成型加工されたリツヂや、挿入物(例えばプ
ラスチツク製挿入物)がある。
た他の固定装置としては機械加工されたリツヂ
や、成型加工されたリツヂや、挿入物(例えばプ
ラスチツク製挿入物)がある。
ダイアフラムの音響スチフネスはサスペンシヨ
ン部材と固定装置とを接触させることによつて適
当に増大させることができる点について試みがな
されている。例えば、サスペンシヨン部材が、前
述した追従リング35に類似した追従リングから
なつている場合には、ダイアフラムにおける望み
の音響スチフネスは、サスペンシヨン部材との接
触によつて得られ、ダイアフラムと固定装置との
接触によつては得られない。サスペンシヨン部材
が固定装置と接触する部分は、ダイアフラムがそ
のような接触によつてもほとんど動かないように
位置している。
ン部材と固定装置とを接触させることによつて適
当に増大させることができる点について試みがな
されている。例えば、サスペンシヨン部材が、前
述した追従リング35に類似した追従リングから
なつている場合には、ダイアフラムにおける望み
の音響スチフネスは、サスペンシヨン部材との接
触によつて得られ、ダイアフラムと固定装置との
接触によつては得られない。サスペンシヨン部材
が固定装置と接触する部分は、ダイアフラムがそ
のような接触によつてもほとんど動かないように
位置している。
ダイアフラムとサスペンシヨン部材とは単一の
シート材料あるいはフイルム材料から形成しても
よいと考えられる。この点に関しては、本明細書
および特許請求の範囲の中で用いられている「ダ
イアフラム」という言葉は、本体部材の内側中心
部分28とほぼ重なつたダイアフラムとサスペン
シヨン部材の複合物の部分を示し、表面輪郭ある
いは横方向の張力に余り変化を与えることなしに
望みの平面運動を行なうことができるということ
を理解しなければならない。
シート材料あるいはフイルム材料から形成しても
よいと考えられる。この点に関しては、本明細書
および特許請求の範囲の中で用いられている「ダ
イアフラム」という言葉は、本体部材の内側中心
部分28とほぼ重なつたダイアフラムとサスペン
シヨン部材の複合物の部分を示し、表面輪郭ある
いは横方向の張力に余り変化を与えることなしに
望みの平面運動を行なうことができるということ
を理解しなければならない。
本発明にによる聴診器ヘツドの操作について説
明するのには、好ましい前記実施例、特に第5図
および第6図を再び参照するとよい。第5図は、
低周波音を通過させ、、高周波音を減じるような
操作モーードにある聴診器ヘツド10を示してい
る。ダイアフラム34は追従リング35によつて
O−リング31から離れた位置に保持されてい
る。追従リング35に弾性があり、湾曲部分40
がその中に存在するので、ダイアフラム34は、
より大きな第1ベル形凹所25の中で比較的自由
に浮遊することができ、その結果として、低周波
音に対して適当に感受性のある音響スチフネスを
示すことになる。この操作モードは聴診器ヘツド
10を患者の肌にあてる場合に、ダイアフラム3
4の外面上にほとんど圧力がかからない(即ち、
ダイアフラム34をO−リング31にほとんど接
触させないように軽い圧力)ようにすることによ
つて得られる。
明するのには、好ましい前記実施例、特に第5図
および第6図を再び参照するとよい。第5図は、
低周波音を通過させ、、高周波音を減じるような
操作モーードにある聴診器ヘツド10を示してい
る。ダイアフラム34は追従リング35によつて
O−リング31から離れた位置に保持されてい
る。追従リング35に弾性があり、湾曲部分40
がその中に存在するので、ダイアフラム34は、
より大きな第1ベル形凹所25の中で比較的自由
に浮遊することができ、その結果として、低周波
音に対して適当に感受性のある音響スチフネスを
示すことになる。この操作モードは聴診器ヘツド
10を患者の肌にあてる場合に、ダイアフラム3
4の外面上にほとんど圧力がかからない(即ち、
ダイアフラム34をO−リング31にほとんど接
触させないように軽い圧力)ようにすることによ
つて得られる。
第6図は、高周波音を通過させ、低周波音を減
じるような操作モードにある聴診器ヘツド10を
示している。追従リング35は、ダイアフラム3
4がO−リング31と接触して、ダイアフラム3
4とO−リング31との間が本質的に気密シール
状態になることができるように変形している。も
しダイアフラム34の外面に十分な圧力がかかる
と、ダイアフラム34はO−リング31と剛接触
し、ダイアフラム34がO−リング31から離れ
ている場合にこのダイアフラム34によつて示さ
れる音響スチフネスよりも、かなり増加した音響
スチフネスを示すであろう。この操作モードは、
聴診器ヘツド10を患者の肌にあてる場合に、ダ
イアフラム34にかなりの大きさの圧力を加え
て、O−リング31と完全に、かつ剛的に接触さ
せることによつて得られる。
じるような操作モードにある聴診器ヘツド10を
示している。追従リング35は、ダイアフラム3
4がO−リング31と接触して、ダイアフラム3
4とO−リング31との間が本質的に気密シール
状態になることができるように変形している。も
しダイアフラム34の外面に十分な圧力がかかる
と、ダイアフラム34はO−リング31と剛接触
し、ダイアフラム34がO−リング31から離れ
ている場合にこのダイアフラム34によつて示さ
れる音響スチフネスよりも、かなり増加した音響
スチフネスを示すであろう。この操作モードは、
聴診器ヘツド10を患者の肌にあてる場合に、ダ
イアフラム34にかなりの大きさの圧力を加え
て、O−リング31と完全に、かつ剛的に接触さ
せることによつて得られる。
これらの他の変化、修正も、本発明の精神およ
び範囲を逸脱しないで行なうことができるという
ことが理解できるはずである。
び範囲を逸脱しないで行なうことができるという
ことが理解できるはずである。
第1図は本発明による聴診器ヘツドを含む聴診
器の図でその部品は省略し、また断面で示す図、
第2図は第1図に示した聴診器ヘツドの実施例の
拡大平面図、第3図は第2図の線3−3に沿つた
断面図、第4図は第3図に類似の破断断面図、第
5図は第2図の線5−5に沿つた断面図、第6図
は第5図と類似してはいるが、異なつたモードに
ある実施例を説明した断面図、第7図は本発明に
よる聴診器ヘツドの他の実施例の部分断面図、お
よび第8図は本発明による聴診器ヘツドのさらに
他の実施例の部分断面図である。 図において、10……聴診器ヘツド、11……
本体部材、25……第1ベル形凹所、27……外
側リム部分、28……板状部材、29……第2円
錐形凹所、31……O−リング、34……ダイア
フラム、35……固定装置、である。
器の図でその部品は省略し、また断面で示す図、
第2図は第1図に示した聴診器ヘツドの実施例の
拡大平面図、第3図は第2図の線3−3に沿つた
断面図、第4図は第3図に類似の破断断面図、第
5図は第2図の線5−5に沿つた断面図、第6図
は第5図と類似してはいるが、異なつたモードに
ある実施例を説明した断面図、第7図は本発明に
よる聴診器ヘツドの他の実施例の部分断面図、お
よび第8図は本発明による聴診器ヘツドのさらに
他の実施例の部分断面図である。 図において、10……聴診器ヘツド、11……
本体部材、25……第1ベル形凹所、27……外
側リム部分、28……板状部材、29……第2円
錐形凹所、31……O−リング、34……ダイア
フラム、35……固定装置、である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 聴診器ヘツドにおいて、 (イ) 最内側の中心部分を備え全体としてベル形の
第1凹所と、外側リム部分と、前記第1凹所の
前記中心部分と連通した貫通孔とを有する本体
部材、 (ロ) 外周エツジ部分と、前記第1凹所を少なくと
も部分的に覆いかつ前記第1凹所の前記外側リ
ム部分に可動に連結された所定の表面輪郭とを
有するダイアフラム、 (ハ) 前記第1凹所の前記外側リム部分と前記ダイ
アフラムの外周エツジ部分との間に位置したサ
スペンシヨン部材であつて、前記ダイアフラム
の前記外周エツジ部分を前記第1凹所の前記外
側リム部分に連結して前記ダイアフラムに第1
音響スチフネスを与え、また前記ダイアフラム
の面に対して大体において直角の方向におい
て、前記ダイアフラムが前記サスペンシヨン部
材により押圧されるような通常の外方位置と、
前記第1凹所の前記中心部分により接近した内
方位置との間で前記ダイアフラムを運動させ、
この運動中は前記ダイアフラムの表面輪郭また
は側方張力を実質的に変化させないサスペンシ
ヨン部材、および (ニ) 前記本体部材に位置し、かつ前記中心部分の
周りで前記第1凹所内に位置した固定装置であ
つて、前記ダイアフラムが前記外方位置にある
時、および前記外方位置と内方位置との間に位
置している時に、聴診器ヘツドが低周波音を通
しかつ高周波音を減じ、また前記ダイアフラム
が前記内方位置にある時に、聴診器ヘツドが高
周波音を通しかつ低周波音を減じるように、前
記ダイアフラムの音響スチフネスが前記第1音
響スチフネスよりもかなり大きいように、前記
ダイアフラムと前記サスペンシヨン部材の少な
くとも一方により接触されるようにされかつ前
記ダイアフラムが前記内方位置にある時に前記
ダイアフラムと接触しかつ前記ダイアフラムを
実質的に固定するようになつている固定装置。 を含む聴診器ヘツド。 2 特許請求の範囲第1項に記載の聴診器ヘツド
において、 前記サスペンシヨン部材が内側エツジ、外側エ
ツジおよび中央の湾曲部分を有する追従性のリン
グであり、前記内側エツジが前記ダイアフラムの
外周エツジ部分に取り付けられ、前記外側エツジ
が前記第1凹所の前記外側リム部分に取り付けら
れ、前記固定装置が前記本体部材上に位置しかつ
前記第1凹所内で前記外側リム部分と前記内側の
中心部分との間の境界のあたりに位置し、前記固
定装置は前記中心部分と共に前記第1凹所内に浅
くて全体として円錐形状の第2の凹所を形成し、
前記固定装置が前記ダイアフラムにより接触され
るようにされかつ前記ダイアフラムが前記内方位
置にある時に前記ダイアフラムを固定するように
なつている聴診器ヘツド。 3 特許請求の範囲第2項に記載の聴診器ヘツド
において、前記円錐形状の第2の凹所が前記ベル
形の第1凹所の基部から発し、次第に傾斜する中
央の凹所を内部に有する板状部材とこの板状部材
の周辺の弾性のあるO−リングとにより形成さ
れ、このO−リングは前記板状部材の外周におけ
る最大厚さよりも大きい厚さを有しかつ前記固定
装置を構成している聴診器ヘツド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US377395 | 1982-05-12 | ||
| US06/377,395 US4440258A (en) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | Tunable stethoscope |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58206730A JPS58206730A (ja) | 1983-12-02 |
| JPH0334933B2 true JPH0334933B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=23488947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58081020A Granted JPS58206730A (ja) | 1982-05-12 | 1983-05-11 | 聴診器ヘツド |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4440258A (ja) |
| EP (1) | EP0094183B1 (ja) |
| JP (1) | JPS58206730A (ja) |
| BR (1) | BR8302451A (ja) |
| CA (1) | CA1192844A (ja) |
| DE (1) | DE3374653D1 (ja) |
| ES (1) | ES522200A0 (ja) |
| HK (1) | HK97689A (ja) |
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| US4995473A (en) * | 1989-12-21 | 1991-02-26 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Stethoscope with diaphragm head adapter |
| USD337381S (en) | 1991-02-20 | 1993-07-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Ergonometric stethoscope chestpiece |
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-
1983
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- 1983-04-29 DE DE8383302448T patent/DE3374653D1/de not_active Expired
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