JPH0335119B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335119B2 JPH0335119B2 JP60189146A JP18914685A JPH0335119B2 JP H0335119 B2 JPH0335119 B2 JP H0335119B2 JP 60189146 A JP60189146 A JP 60189146A JP 18914685 A JP18914685 A JP 18914685A JP H0335119 B2 JPH0335119 B2 JP H0335119B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- hair
- tightening piece
- hair bundle
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、筆穂の基端部の糸による緊縛を省
いた、筆穂の製造方法に関する。
いた、筆穂の製造方法に関する。
(従来の技術)
筆穂の製法は古くから現在に至るまでほとんど
変つておらず、ウサギ、ウマ、タヌキ等の獣毛や
ナイロン等の合成繊維が用いられ、獣毛類の改
質、くせ直し、先端の調整、截断、種類と長さの
異る毛の混合、整形(先細りの形)、しん立て、
巻毛等の工程を経た毛束の基端に焼ごてを当てて
毛を軟らかくした後糸で緊縛する(以下糸かけと
呼ぶ)方法が行われていた。
変つておらず、ウサギ、ウマ、タヌキ等の獣毛や
ナイロン等の合成繊維が用いられ、獣毛類の改
質、くせ直し、先端の調整、截断、種類と長さの
異る毛の混合、整形(先細りの形)、しん立て、
巻毛等の工程を経た毛束の基端に焼ごてを当てて
毛を軟らかくした後糸で緊縛する(以下糸かけと
呼ぶ)方法が行われていた。
この焼ごてを当てる方法は毛の蛋白質が溶け合
つて固着する効果もあるが、固着力が弱いため筆
として使用する際の脱毛を完全に防止することは
困難であり、糸かけ後基端部を凝着剤によつて固
める場合もあつた。
つて固着する効果もあるが、固着力が弱いため筆
として使用する際の脱毛を完全に防止することは
困難であり、糸かけ後基端部を凝着剤によつて固
める場合もあつた。
また画筆の如く金属パイプに毛束を挿入したも
のを筆軸にとりつける方法のものにあつては、毛
束を金属パイプに挿入した後金属パイプ内に凝着
剤を流し込んで固める方法が行われている。
のを筆軸にとりつける方法のものにあつては、毛
束を金属パイプに挿入した後金属パイプ内に凝着
剤を流し込んで固める方法が行われている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記した従来の方法では、画筆のように金属パ
イプを用いるものは別として、多く行なわれてい
る糸かけには熟練した技術を必要とするが、その
職人が不足しているため、良い製品ができにくい
という問題があつた。
イプを用いるものは別として、多く行なわれてい
る糸かけには熟練した技術を必要とするが、その
職人が不足しているため、良い製品ができにくい
という問題があつた。
このため未熟練者に頼らざるを得ないが、糸か
けを強く締め過ぎると第3図に示す如く糸の部位
で外周の毛が折れて外方に拡がり、毛の揃いが悪
くなり、逆に糸かけが緩過ぎると脱毛が起こり、
1本でも脱毛すると遂次脱毛して筆としての機能
を失うという問題があつた。
けを強く締め過ぎると第3図に示す如く糸の部位
で外周の毛が折れて外方に拡がり、毛の揃いが悪
くなり、逆に糸かけが緩過ぎると脱毛が起こり、
1本でも脱毛すると遂次脱毛して筆としての機能
を失うという問題があつた。
また糸かけすると、第3図の如く基端が膨れて
直径が大きくなり、筆軸に挿入できなくなる場合
も生じ、それを適当な寸法に削り落すとさらに多
くの手数がかかり、能率の悪いものであつた。
直径が大きくなり、筆軸に挿入できなくなる場合
も生じ、それを適当な寸法に削り落すとさらに多
くの手数がかかり、能率の悪いものであつた。
(問題点を解決するための手段)
上記の問題点を解決するための本発明は、シリ
コンラバーの如き非接着剤性弾性材料からなる緊
締駒に、筆穂の基部直径より小径の孔を設け、こ
の孔に筆穂となるべき毛束の基端に凝着剤を含浸
したものを挿入して緊締駒の弾力により毛束の基
端部を緊締し、凝着剤が凝固した後緊締駒から取
外すようにした筆穂の製造方法である。
コンラバーの如き非接着剤性弾性材料からなる緊
締駒に、筆穂の基部直径より小径の孔を設け、こ
の孔に筆穂となるべき毛束の基端に凝着剤を含浸
したものを挿入して緊締駒の弾力により毛束の基
端部を緊締し、凝着剤が凝固した後緊締駒から取
外すようにした筆穂の製造方法である。
(作用)
筆穂となるべき毛束の基端に凝着剤を含浸した
ものを緊締駒の筆穂の基部直径より小さい孔に挿
入すると、弾性体からなる緊締駒の弾力で筆穂の
基部およびその付近を緊締する。
ものを緊締駒の筆穂の基部直径より小さい孔に挿
入すると、弾性体からなる緊締駒の弾力で筆穂の
基部およびその付近を緊締する。
こうして凝着剤が凝固した後筆穂を緊締駒から
取り出すと筆穂ができ上る。
取り出すと筆穂ができ上る。
この完成した筆穂を筆軸に装着して仕上を行い
筆が完成するものである。
筆が完成するものである。
(実施例)
以下図面にもとづいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
1は毛束で、糸かけをしないで基端に凝着剤2
を含浸してあり、凝着力の弱いのり(フのり等)
により固めて整形されている。
を含浸してあり、凝着力の弱いのり(フのり等)
により固めて整形されている。
3は緊締駒で、シリコンラバーの如き非接着性
弾性材料からなり、短円筒状で中心部に完成した
筆穂の基部直径より小径の孔4を設けてある。
弾性材料からなり、短円筒状で中心部に完成した
筆穂の基部直径より小径の孔4を設けてある。
第2図はこの緊締駒3の孔4に毛束1を挿入し
た状態を示すもので、孔4が毛束の挿入によつて
拡大され、その拡大による緊締駒3の弾力が、毛
束1の基端部を緊締している。
た状態を示すもので、孔4が毛束の挿入によつて
拡大され、その拡大による緊締駒3の弾力が、毛
束1の基端部を緊締している。
こうして凝着剤2が凝固するのを待つて毛束1
を緊締駒3から取外せば、基端部が締つて固まつ
た筆穂が完成するので、これを筆軸に装着して仕
上を行い筆が出来上るものである。
を緊締駒3から取外せば、基端部が締つて固まつ
た筆穂が完成するので、これを筆軸に装着して仕
上を行い筆が出来上るものである。
緊締駒3に毛束1を挿入するとき、毛束1によ
つて孔4を押し拡げるため大きな抵抗があつて、
直接挿入すると毛束の外周の毛がよじれてうまく
挿入できないため、図示は省略してあるが適当な
挿入治具を使用するもので、挿入治具の一例とし
て金属製の薄肉のテーパー管を用意し、このテー
パー管の中に、毛束1を穂先を小径側に向けて挿
入したものを、テーパー管の小径側から緊締駒3
の孔4に挿入し、毛束1の基端部が孔4に達した
ときテーパー管の小径端をつかんでテーパー管の
みを引き抜けば、毛束1を容易に緊締駒3の孔4
にはめ込むことができる。
つて孔4を押し拡げるため大きな抵抗があつて、
直接挿入すると毛束の外周の毛がよじれてうまく
挿入できないため、図示は省略してあるが適当な
挿入治具を使用するもので、挿入治具の一例とし
て金属製の薄肉のテーパー管を用意し、このテー
パー管の中に、毛束1を穂先を小径側に向けて挿
入したものを、テーパー管の小径側から緊締駒3
の孔4に挿入し、毛束1の基端部が孔4に達した
ときテーパー管の小径端をつかんでテーパー管の
みを引き抜けば、毛束1を容易に緊締駒3の孔4
にはめ込むことができる。
第3図は従来の糸かけしたものを示すもので、
糸(a)で基端近くを緊縛したため、外周の毛(b)が折
れて図示の如く外方に拡がり、毛の揃いが悪くな
るとともに、基端部(c)は外方に膨れて筆軸に挿入
できないため、わざわざ膨れた部分を削り落さね
ばならない場合もあつた。
糸(a)で基端近くを緊縛したため、外周の毛(b)が折
れて図示の如く外方に拡がり、毛の揃いが悪くな
るとともに、基端部(c)は外方に膨れて筆軸に挿入
できないため、わざわざ膨れた部分を削り落さね
ばならない場合もあつた。
(発明の効果)
以上説明した本発明によれば、最も手数がかゝ
り、熟練した技能を必要とする糸かけが不要とな
り、近時不足している練達職人への依存を廃して
誰でも容易に製造できるのが最大の特徴であり、
さらに基端は焼ごて当てを省いて凝着剤で固める
ため、脱毛がなくて品質が向上し、さらに糸かけ
による基端の膨れや外周の毛の折れもなく、その
まま筆軸に装着できるため、膨れを削り落す手数
を省略でき、また折れた毛による筆穂の品質低下
を防止できる等多くの効果を奏するものである。
り、熟練した技能を必要とする糸かけが不要とな
り、近時不足している練達職人への依存を廃して
誰でも容易に製造できるのが最大の特徴であり、
さらに基端は焼ごて当てを省いて凝着剤で固める
ため、脱毛がなくて品質が向上し、さらに糸かけ
による基端の膨れや外周の毛の折れもなく、その
まま筆軸に装着できるため、膨れを削り落す手数
を省略でき、また折れた毛による筆穂の品質低下
を防止できる等多くの効果を奏するものである。
第1図は本発明方法の実施例を示す、筆穂とな
る毛束と緊締駒の斜視図、第2図は同じく毛束を
緊締駒に挿入した状態を示す斜視図、第3図は従
来の筆穂の製造方法において毛束に糸かけした状
態を示す斜視図である。 1……毛束、2……凝着剤、3……緊締駒、4
……孔。
る毛束と緊締駒の斜視図、第2図は同じく毛束を
緊締駒に挿入した状態を示す斜視図、第3図は従
来の筆穂の製造方法において毛束に糸かけした状
態を示す斜視図である。 1……毛束、2……凝着剤、3……緊締駒、4
……孔。
Claims (1)
- 1 非接着性弾性材料からなる緊締駒に、筆穂の
基部直径より小径の孔を設け、この孔に筆穂とな
るべき毛束の基端に凝着剤を含浸させたものを挿
入して緊締駒の弾力により毛束の基端部を緊締
し、凝着剤が凝固した後緊締駒から取外すように
したことを特徴とする筆穂の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189146A JPS6248600A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 筆穂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189146A JPS6248600A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 筆穂の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6248600A JPS6248600A (ja) | 1987-03-03 |
| JPH0335119B2 true JPH0335119B2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=16236189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60189146A Granted JPS6248600A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 筆穂の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6248600A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101163349B1 (ko) | 2010-02-03 | 2012-07-05 | 조순구 | 서화(書畵)용 붓 및 그 제조방법 |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP60189146A patent/JPS6248600A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6248600A (ja) | 1987-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |