JPH0335154A - イオン濃度の測定方法 - Google Patents

イオン濃度の測定方法

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JPH0335154A
JPH0335154A JP1169900A JP16990089A JPH0335154A JP H0335154 A JPH0335154 A JP H0335154A JP 1169900 A JP1169900 A JP 1169900A JP 16990089 A JP16990089 A JP 16990089A JP H0335154 A JPH0335154 A JP H0335154A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は有機系イオン感応膜をイオン電極するイオン濃
度測定装置を用い基準溶液と被検波との間の電気的変動
に基づき被検液のイオン濃度を測定する方法に関する。
(従来の技術) 有機系イオン感応膜又は無機系イオン感応膜なイオン電
極とするイオン濃度測定装置を用いて、基準溶液と被検
液との間の電気的変動に基づき予め作成した検量線から
紋被検液中のイオン濃度を測定する方法は種々の被検液
につき実施されている。
しかし長期に渡って上記測定方法を実施すると使用する
標準溶液、基準溶液又は該基準溶液が接する容器の壁等
に微生物が発生したり、該標準溶液、該基準溶液等が腐
敗する場合が生じる欠陥があった。
この腐敗を避けるために無機系のイオン感応膜を用いた
電極系ではアジ化ナトリウムや界面活性剤を防腐剤とし
て用いるのが一般的であった。しかしながら、有機系の
イオン感応膜のうちナトリウムイオン電極はこのアジ化
ナトリウム添加により正誤差を生むケースがある。例え
ば、あらかじめ添加されたナトリウム量が正確であれば
計算して補正することもできるが、市販のアジ化ナトリ
ウムは安定剤の添加により純度95%と低いうえロフト
によるばらつきが大きいために測定用溶液に該アジ化ナ
トリウムを添加して使用することが出来ない問題があっ
た。さらに四級アンモニウムを用いた塩素イオン電極に
かいてはアジドイオンが妨害イオンとして強(作用する
結果電位の大幅に変動がみられ、使用することが出来な
い問題があった。また界面活性剤については、高濃度の
使用はただちにイオン感応膜中からのイオン感応物質の
溶出をうながすため、電極が失活するといった問題があ
るばかりでなく一界面活性剤は臨界ミセル濃度付近の低
濃度の添加でもイオン感応物質が徐々に溶出するためイ
オン電極の寿命が短くなるという欠点があった。
従って、従来は有機系イオン戚応膜をイオン電極とする
イオン測定装置を用いる被検液のイオン濃度の測定方法
にbいては、一定期間毎に新しい標準溶液及び基準溶液
を取替えるのが最善の方法と考えられてbた。しかしな
がら標準溶液、基準溶液の取替えは、測定時間のロスと
なるばかりでfx (−旦測定装置内に微生物が発生す
ると該微生物による測定誤差の発生を防ぐのが難かしく
、装置を全て洗浄しなければtlらない問題が生じ必ら
ずしも万全た方法ではなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は上記問題を解決すぺ(鋭意研究を重ねて来
た。その結果、意外にも標準溶液、基準溶液及び被検液
の一部又は全部に炭素数6〜8の直鎖状アルキルアルコ
ールヲ特定量存在させることで、イオン電極に対しドリ
フトの発生を防止出来るだけでfx (、イオン電極の
寿命を安定して長期に保ち、しかも基準溶液を長期保存
して使用しても前記欠陥が生じないことを見出し本発明
を完成するに至った。
即ち本発明は、有機系イオン感応膜をイオン電極とし、
予め基準溶液とイオン濃度が既知の標準溶液との間の電
気的変動に基づき検量線を作成し1次いで基準溶液と被
検液との間の電気的変動を測定して該電気的変動を該検
量線と対比して被検液中のイオン濃度を測定するに際し
、基準溶液、標準溶液及び被検液の一部又は全部に炭素
数6〜8の直鎖状アルキルアルコールを0.01Jl量
%以上乃至測定条件下にかいて飽和溶解度の範囲で存在
させることを特徴六する被検液のイオン濃度の、測定方
法である。
有機系イオン感応膜は特定のイオンに応じる有機物質を
含浸させた又は付着させた膜状物或−は特定のイオンに
感じるイオン性基を高分子中に固定した膜状物を指し、
これらの感応サイトを電極として使用するのである。
有機系イオン感応膜はすでに公知のものであり多種類の
ものが実用化されている。本発明で使用する有機系イオ
ン感応膜は特に限定されず公知のこれらのものが使用出
来る。特に好適に使用される代表的なイオン感応膜を例
示すれば次の通りである。
■ ポリ塩化ビニル、可塑剤及び第4級アンモニウム化
合物を主成分とするイオン感応膜。具体的には、ポリ塩
化ビニル100]i量部に対して可塑剤50〜3001
i量部。
第4級アンモニウム化合物10〜1001i量部の割合
で含有するものが一般的であり、可塑剤としては、ビス
(1−ブチルペンチル)了ジペート、ニトロフェニルオ
クチルエーテル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジヘプチル、アジピン酸ジオクチル、セパ
チン酸ジオクチル等のポリ塩化ビニルの可塑剤として公
知のものが、また、第4級アンモニウム化合物としては
、メチルトリドデシルアンモニラムク0ライド、ジメチ
ルドデシルアンモニウムクロライト、トリメチルステア
リルアンモニウム、ジメチルジステ了リル了ンモニウム
等が挙げられる。
■ ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、可塑剤。
及び第4級アンモニウム化合物を主成分とするイオン感
応膜。
具体的には、ポリ塩化ビニル100重量部に対して、エ
ポキシ樹脂50〜1000重量部、可塑剤10〜100
0重量部、第4級アンモニウム化合物1〜50!i’!
部の割合で配合したものが一般的である。また、可塑剤
、第4級アンモニウム化合物は前記■において示したも
のが好適に使用される。
■ ポリ塩化ビニル及び第4級アンモニウム化合物を主
成分とする膜に高級アルコールを分散させたイオン感応
膜、具体的には一ポリ塩化ビニル100Ii量部に対し
て、第4級アンモニウム化合物10〜100重量部の割
合で含有し、高級アルコール全10〜100重量部の割
合で分散させたものが一般的である。筐た、第4級アン
モニウム化合物は前記■において示したものが、高級ア
ルコールとしては、炭素数8〜16の直鎖の脂肪族アル
コールが好適に使用される。
■ ポリ塩化ビニル、高誘電率可塑剤及び第4級アンモ
ニウム化合物又は主成分とする膜に高級アルコールを分
散させたイオン感応膜。具体的には、ポリ塩化ビニル1
00重量部に対して、高誘電率可塑剤10〜100重量
部、第4級アンモニウム化合物10〜100重量部、高
級アルコールが10〜100重量部の割合で配合したも
のが一般的である。ここにシいて、高誘電率可塑剤とし
ては、誘電率が10以上の可塑剤が例えば、炭素数5以
上のアルキルニトロフェニルエーテル等が好適に用いら
れる。
■ 第4級アンモニウム基が高分子化合物に共有結合に
よって結合されたイオン感応膜、例、t ハ、クロルメ
チルスチレンをスチレン。
メチルメタクリレートジビニルベンゼン等の共重合可能
tlモノマーと共重合した後、トリメチルアミン、ピリ
ジン、ビニルピリジン等の3級アミン化合物で4級化し
て得られるイオン感応膜。
■ ポリ塩化ビニル、可塑剤および有機系ナトリウム感
応性化合物を主成分とするイオン感応膜。具体的には、
ポリ塩化ビニル100重量部に対して可塑剤50から3
0Ot量部、有機系ナトリウム感応性化合物を10から
1001i量部の割合で含有するものが一般的であり、
可塑剤としては第■項記載のものがなんら制限されずに
用いられる。筐た。有機系す) IJウム感応性化合物
としてはモネンシンおよびその誘導体(特開昭59−2
14752)、12−クラウン−4誘導体(特公平1−
24824)。
ビス−12−クラウン−4誘導体(特開昭58−928
52)およびカリツクス(4)アレン誘導体(D、 d
iamondら、Anary 1iCaChirnic
a Acta、vol、  204 (1988)22
3)等が何等制限されずに使用できる。
■ 第■項記載のポリ塩化ビニル、可塑剤及び有機系す
) IJウム感応性化合物と、添加剤からなるイオン感
応膜。添加剤としてはテトラフェニルはう素塊およびそ
の・・ロゲン化物誘導体(特開昭57−198858)
、あるいはジピクリルアミンナトリウム塩等が電極の感
度や応答速度の改善に有機系ナトリウム感応性化合物に
対しモル比で0−01から0.5の割合で用いられる。
■ ポリ塩化ビニル、可塑剤及び有機系カリウム感応性
化合物を主成分とするイオン感応膜。具体的にはポリ塩
化ビニル100[r置部に対して可塑剤50から5oo
Ji量部の割合で含有するものが一般的であり、可塑剤
としては第■項記載のものが伺等制限されずに用いられ
る。。また、有機系カリウム感応性化合物としてはパリ
ノマイシン。
ベンゾ−15−クラウン−5誘導体(特公昭63−45
750.特許第1498959号、j?よび第1498
960号)などが使用できる。
■ 第■項記載のポリ塩化ビニル、可塑剤。
および有機系カリウム感応性化合物と、第0項の添加剤
からなるイオン感応膜。
本発明にわいて、被検液のイオン濃度の測定は、前記有
機系イオン感応膜をイオン電極と1.、予め基準溶液と
イオン濃度が既知の標準溶液との間の電気的変動に基づ
き検量線が作成され、次いで基準溶液と被検液との間の
電気的変動を測定して該電気的変動を上記検量線と対比
することにより被検液中のイオン濃度が決定される。上
記検量線の作成は測定条件、基準溶液等に特に変化のな
い限り1作成しなおす必要はなく1通常は1回/1日の
割合で検量線を作成するのが最も採用されている。上記
測定方法を添付図面に準じて下記に説明する。添付図面
第1図及び第2図はイオン電極を使用する被検液中のイ
オン濃度を測定する代表的な装置の原理図である。第2
図は第1図のイオン電極(1)に内蔵される各種構成要
素を示す説明図である。第2図中、11は膜ホルダー、
12は電導線例えば銀線。
13は被覆ガラス管、14は内部電極、15は内部電解
液、16は有機系イオン感応膜及び17はQ + 17
7グなそれぞれ示す。該イオン電極に)けるイオン感応
膜については前記説明の公知のものが使用出来、該イオ
ン感応膜以外の材質等は特に制限されず一従来のものが
限定たく採用される。例えば膜ホルダーの材質としては
、ポリ塩化ビニル、ポリメタクリル酸メチル等、内部電
解液としては塩化ナトリウム水溶液、塩化カリウム水溶
液等。
内部電極としては白金、金、カーボグラファイトなどの
導電性物質あるいは銀−塩化銀。
水銀−塩化水銀等の難溶性金属塩化物等が使用される。
第2図に例示する構成からなるイオン電極は第1図に示
すような構成でイオン濃度測定装置が組立てられる。即
ちイオン電極(1)は塩橋例えば酢酸リチウム塩橋゛(
5)の一端と共に回転子(3)を設けた攪拌機(4)を
備えた測定セル中にタンク(18)から供給される標準
溶液又は被検液(2)に浸漬され、塩橋の他の1端は基
準電極(7)と共に基準溶液(6)に浸漬される。筐た
イオン電極(1)の電導線と基準電極(7)の電導線が
それぞれエレクトロメーター (8)に接続され、該エ
レクトロメーターに電気的変動例えば電位差を表示させ
るようにする。上記基準電極(7)は公知のものが特に
限定されず用いうるが、一般に好適に使用されるものを
例示すれば、カロメル電極、銀−塩化銀電極、白金板、
カーボングラファイト等である。
また基準溶液(6)は濃度が一定の電導性溶液が特に限
定されず用いられ、一般には飽和又は非飽和の塩水溶液
が好適に使用される。
最も好適に使用されるものを例示子るとリチウム、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属又はマグネシウム、
カルシウム等のアルカリ土類金属の塩化物或いはこれら
の硫酸塩。
硝酸塩、リン酸塩等の水溶液である。該基準溶液は被検
液中の測定する目的イオンに応じて適宜決定して使用す
ればよい。
更に前記標準溶液は検量線を測定す−るために必要な標
準溶液であるので、測定する目的イオンに応じて濃度の
既知の塩溶液例えば上記例示の塩水溶液が使用される。
更にまた前記被検液は特に限定されず測定目的のイオン
を含むものであれば如何なるものであってもよい。一般
には臨床検査用としては血清、血漿、尿、リコール、及
び体液があり、工業用としては河川、海水、排水、その
他各種プロセス中の被検液があげられる。
前記の基準溶液、標準溶液又は被検液はしばしば濃度調
製のために緩衝液を添加して使用される。該緩衝液は公
知のものが特に限定されず使用出来るが、一般に好適に
使用されるものを例示すると、ジェタノールアミン−塩
酸S液、ジェタノールアミン−リン酸溶液。
ジェタノールアミン−硫酸溶液、ジェタノージメチル)
アミノメタン−リン酸溶液、トリス−(ヒドロキシメチ
ル)アミノメタン−塩酸溶液、トリス−(ヒドロキシメ
チル)アミノメタン−硫酸溶液、トリス−(ヒドロキシ
メチル)アミノメタン−ホウ酸溶液、3−(N−モルフ
ォリノ)フロパンスルホンat溶液。
N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2−エタ
ンスルホン酸溶液、N−トリス(ヒドロキシメチル)メ
チル−2−アミノエタンスルホン酸溶液等の溶液である
本発明にかける被検液中のイオン濃度の測定は下記の手
順で実施されるのが一般的である。即ちm1図に示すよ
うにイオン測定装置にかいて、塩濃度が一定な塩水溶液
を供給しかき、測定セルに既知濃度の標準溶液を供給し
該既知濃度の濃度変化に応じた電気的変動を読みとり、
濃度−電位検量線を作成する。
次いで測定セル中の標準溶液を排出後の該測定セル或い
は別に第1図と同様の測定セルを含む測定ユニットの測
定セルに被検液を供給して、このときの電気的変動を読
みとる。その後該電気的変動に対応する前記予め作成し
た検量線にしけるイオン濃度を読みとることにより被検
液中のイオン濃度を定量する。
本発明の最大の特徴は前記被検液中のイオン濃度の測定
に際し、標準溶液、基準溶液及び被検液の一部又は全部
に炭素数6乃至8のアルキルアルコールを存在させる点
である。
該標準溶液、基準溶液及び被検液は長期的に保祢後に使
用する場合、緩衝液を添加して使用する場合等のケース
においてはいずれも上記アルキルアルコールを存在させ
るのが好プしい。上記以外のケースにわいては有機物の
混入、腐敗の可能性があるケースについて該アルキルア
ルコールを存在させると十分である。
また該アルキルアルコールの添加量は標準溶液、基準溶
液、被検液のそれぞれの液組成。
組成比或いは使用又は保存環境によって異たるので、被
検液中のイオン濃度の測定前に予め決定してしくのが好
ましい。一般には、該アルキルアルコールの測定用溶液
中の濃度は高いほど効果を高めるという点に於て好まし
いが塩溶液などで他に微生物が質化できる有機物(例え
ば緩衝剤、イオン強度調整剤など)を含″!たいよつな
測定用溶液の場合には0.01重量%存在すれば実用上
十分である。その他有機物を含む場合、特にリン酸緩衝
剤など腐敗し易いものを使用している場合でも添加量を
適宜増加すれば十分な効果が得られる。しかしtlがら
、一般に該アルキルアルコールは水には大量に溶解せず
、一定量以上は水と分離してし1%A、過剰に添加した
場合はかえって電極に悪影響を及ぼす場合がある。この
傾向は炭素数が増えると共に増加するうえ、緩衝剤など
他の溶質が溶解している場合には肢アルキルアルコール
の溶解量はさらに低下する。従って該アルキルアルコー
ルを使用する場合に訃いては対象となる測定用溶液に測
定温度で溶解する量をあらかじめ調べておき、その飽和
溶解度以下で使用することが必要である。
本発明で使用するアルキルアルコールハ炭素数が6乃至
8のアルキルアルコールテアレば直鎖状又は分岐状の公
知のものが好適に使用出来る。特に直鎖状のアルキルア
ルコールは長期に標準溶液、基準溶液又は被検液を保存
するときに効果的である。本発明で特に好適たアルキル
アルコールを具体的に例示すれハ、ヘキシルアルコール
、ヘフチルアルコール、オクチルアルコールの炭素数6
〜8のモノアルキルアルコールである。アルキルアルコ
ールのうち分子内に炭素原子が5以下のものについては
効果が弱く、6以上のアルキルアルコールが有する効果
と同等々作用を発現するのにはより高濃度の添加が要求
される。
このよったアルコールの多量の添加はイオン感応膜から
のイオン感応物質の溶出を引き起こしイオン感応膜の寿
命を短くするので好ましくない。一方、炭素数が9以上
のアルキルアルコールにtlると水に溶解したいために
効果的でないという点で好ましくない。2価以上のアル
キルアルコールは1価アルキルアルコールに比べて効果
が劣る傾向がある。
本発明におけろ前記炭素数6〜8のアルキルアルコール
を標準溶液、基準溶液及び被検液の一部又は全部に存在
させる態様については特に限定されず、被検液のイオン
濃度の測定装置のそれぞれの供給箇所にこれらの溶液と
アルキルアルコールとを別々に供給することも出来る。
しかし一般には一定濃度のアルキルアルコールを該測定
装置に供給される前に、標準溶液、基準溶液又は被検液
に混合する態様が経管しい。
(作用効果) 本発明は被検液中のイオン濃度の測定が長期間に渡って
安定して実施出来ろ。特に特定のアルキルアルコールを
標準溶液、基準溶液及び被検液の一部又は全部に存在さ
せることにより、これらの液が腐敗することを防ぐこと
が出来ろだけで々(、安定した溶液状態を与えることに
より、被検液の測定効率の向上は勿論、装置の洗浄或い
は標準溶液、基準溶液等の取替えに要する費用も合理化
出来、著しく測定コストを減少さすことが出来る。
しかしながら本発明の効果が如何たる作用でもたらされ
るのかその機構は明らかでない。
本発明で使用するアルキルアルコールがjlK殺菌作用
だけによって本発明の効果をもたらすものではたいこと
は、例えば殺菌作用を有することが公知txホルマリン
を本発明のアルキルアルコールに代って使用しても本発
明の効果が得られない点から推測されつる。このことか
ら本発明者等は特定のアルキルアルコールが標準溶液、
基準溶液又は被検液に含1れる種々の有機物に対して不
活性化する作用を呈するため微生物の発生を結果的に防
止しているのではないか−と推定してしる。
(実施例) 本発明を更に詳細に説明するため以下実施例及び比較例
を挙げて説明するが本発明はこれらの実施例に限定され
るものではない。
尚以下の実施例で用いたイオン感応膜は次のような方法
で得たものを用いた。
(a)  カリウムイオン電極 ポリ塩化ビニル200ξリグラム、セパシン酸ジオクチ
ル400ミリグラム及びパリノマイシン10ミリグラム
をテトラヒト0フラン10ミリリツトルに溶解し一内径
6センチメートルの底面の平f′#rtシャーレに流延
し。
テトラヒドロフランを蒸発せしめて厚さ約150μメー
トルの膜を得た。これを直径1センチメートルの円形状
に切り取り、第2図の16に装着して用いた。
(b)  ナトリウムイオン電極 ポリ塩化ビニル200ミリグラム、オルトニトロフェニ
ルオークチルエーテル400ミリグラム及びビス−12
−クラウン−4(■同じ科学研究所製)20 ミIJグ
ラム、およびテトラフェニルはう素ナトリウム塩5ミリ
グラムをテトラヒドロフラン10ミリリ・ントルに溶解
し一内径6センチメートルの底面の平滑なシャーレに流
延し、テトラヒドロフランを蒸発せしめて厚さ約150
μメートルの膜を得た。これを直径1センチメートルの
円形状に切り取り、第2図の16に装着して用いた。
(c)  クロルイオン電極 ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリド(相互薬
工社製) 10.0グラム及びポリ(p−スチレンスル
ホン酸)ナトリウム塩(サイエンティフィックポリマー
プロダクツ社製)3.1グラムをそれぞれ10重量%含
む水溶液を用意する。この際、前者は溶解しにくいので
超音波照射により均一に分散させる。
両者を約70℃で混合し、析出した沈澱を濾過すること
によりポリ(p−スチレンスルホン酸)−ジオクタデシ
ルジメチルアンモニウム(ポリイオンコンプレックス)
5.0グラムをえた。このポリイオンコンプレックス5
00ミリグラム、およびジオクタデシルジメチルアンモ
ニウムクロリド75ミリグラムをクロロホルム10ミリ
リツトルに溶解し、内径565センチメートルの底面の
平滑たポリ(テトラフルオロエチレン)製シャーレに流
延し、クロロホルムを蒸発せしめて厚さ約15Qltm
の膜を得た。得られた膜をはがして0.01モル/リッ
トルの塩化ナトリウム水溶液中80℃に5分間浸漬し直
径1センチメートルの円形状にきりとり、第2図の16
に装着して用いた。
実施例 1 第1図及び第2図に示したと同様の装置を用いてヒトプ
ール血清(wako −I )中のカリウムイオン濃度
を以下に示す手順で測定した。
尚測定には次の組成からなる緩衝液を用いた。
緩衝液組成 また第2図の15に示す内部電解液としては1ミリモル
/lの塩化カリウムを用い、第1図の6に示す基準溶液
としては飽和塩化カリウム水溶液を用いた。
1ず標準溶液として塩化カリウム濃度が6.00ミリモ
ル/リットルおよび4.oosリモル/リットルである
標準溶液(前者を高標準溶液、後者を低標準溶液と呼ぶ
)を用意し、これらを該緩衝液で50.0倍に希釈し、
第1図に示す2に注入したときの電位を測定し。
それぞれ102.72ミリボルト及び92.28ミリボ
ルトを得た。次にヒトプール血清を同様に緩衝液で50
倍に希釈し、電位を測定したところ92.92ミリボル
トの出力を得た。
カリウムの対数濃度と出力電位とにはネルンストの式で
知られるように直線関係が成立するのでヒトプール血清
の出力を高低両標準溶液の出力の内分点とするとヒトプ
ール血清の濃度が高低両標準溶液の濃度の内分点として
求められる。よって求める濃度をXミリモルとすると 102.72−92.28   1og6−1.ogd
が成立する。この式を算出することにより。
ヒトプール血清中のカリウムイオン濃度は4.10ミリ
モル/lであることが測定出来た。
以後同様の操作を1回/1日の割合で10日間実施した
結果、標準溶液及びヒトプール血清のそれぞれの出力電
位ははソ同様のもので10日後においてもヒトプール血
清のカリウムイオン濃度が4.09ミリモル/lで正確
な測定が出来た。
実施例 2 未知数の菌の生育している測定用溶液1ミリリツトルを
滅菌ピペットで予め滅菌した水9ミリリットルのけいっ
た試験管に取った。
これを試験管1とする。試験管1をよく攪拌した後滅菌
ピペットで1ミリリツトルをとり、9ミリリツトルの滅
菌水のけいった試験管に取りこれを試験管2とする。以
下同様の操作により10倍の希釈系列を作った。
各試験管より、それぞれ滅菌ピペットで0.1ミリリツ
トルの液を取り、ブイヨン培地の入ったシャーレにひろ
げる。以上の操作はすべて無菌的に行った。シャーレを
30℃で48時間インキュベートしたのち、生育してき
たコロニーを数えた。このさい、−枚のシャーレ中にコ
ロニーが、10以上、100以下となっているものを数
える。数えたコoニー数に希釈倍率を乗じ、さらKこれ
を10倍して原液中の菌数を算出した。
表1に1種々の溶液及びそれらに表1に示すアルコール
を添加したもの100ミリリツトルを振とうフラスコに
いれて上部を解放して一週間攪拌放置したのち生菌数を
数えた結果を示した。な訃試薬は和光紬薬の特級品を、
水はイオン交換水を用いた。
豊た表1の煮ろ、4及び18を25℃で6日間保存(1
,この溶液を用いて実施例1と同様にイオン濃度を測定
した。その結果、表1のA4と18の測定用溶液につ−
ては支障なく測定(カリウムイオン濃度4.10ミリモ
ル/L)が出来たが、表1の轟3の測定用溶液につ−て
は測定不能であった。この結果から表1における生菌数
の多い溶液については実用的?j測定溶液とtlり得な
いが、アルコールを添加した溶液は安定した測定が出来
ることが判る。
実施例 3 表2に下記組成を有する緩衝液に対する有機系イオン感
応膜を用いたイオン電極の出力を経時的に測定した結果
をしめした。測定装置は図−1,2に示したものと同じ
ものを使用した。また電極の内部電解液はナトリウムイ
オン電極りよび塩素イオン電極を用いたときは1ミリモ
ル/リットルの塩化ナトリウム水溶液を、カリウムイオ
ン電極を用いたときは1ミリモル/リットルの塩化カリ
ウム水溶液をそれぞれ用いた。またすべての測定は25
℃でかこtlつた。
緩衝液の組成は次のようたものを用いた。
スナワち、トリス−(ヒドロキシメチルアミノ)メタン
・・・0.3モル/リットル;硫酸・・・0.1モル/
リットル;塩化ナトリウム・・・1ミリモル/リットル
レよび重炭酸カリウム・・・1ミリモル/リットルの混
合溶液である。
この混合溶液にn−ヘキシルアルコール0.3重量%を
添加して一定時間毎にその電極の出力を測定した。fx
b、比較のために当該アルコールを添加しない例及び界
面活性剤(Tri tonX−10Q 、 10ppm
添加)を添加L タ例K ツいても記載した。
表2より、界面活性剤を添加したときは電位にドリフト
がみられるのに対して、アルコールの添加は電極の出力
に何んら影響をうけないことが判る。
実施例 4 実施例2に用いたナトリウムイオン電極。
カリウムイオン電極及び塩素イオン電極をそれぞれ別々
に電解質分析装置EA−02(アナリイテイカル・イン
スツルメンツ社製)に搭載し、実施例1と同様に緩衝液
中Kn−ヘキシルアルコール0.2]ii%存在サセ、
被検体としてコントロール血清(WAKO−IJ光純薬
工業)を−日当り1回ずつイオン濃度を10日間連続し
て測定した結果を表3に示した。なり、比較例として当
該アルコールを添加しないものも記載した。
表  3 表3より明らかなように当該アルコールの存在するもの
については安定した結果が得られるのに対し、存在しt
xいものは測定結果が不安定になり、ついには測定不能
に釦ちいろことが判る。
【図面の簡単な説明】
添付図面第1図はイオン電極を使用する被検液中のイオ
ン濃度を測定する代表的な装置の原理図を示し、第2図
は第1図のイオン電極に内蔵される各種構成要素を示す
説明図である。第1図及び第2図中、各数値は次の内容
を示す。 1 イオン電極 2 被検液又は標準溶液 3 回転子 4 攪拌機 5塩橋 6 基準溶液 7 基準電極 8 エレクトロメータ 膜ホルダー 電導線 被覆ガラス管 内部電極 内部電解液 有機系イオン感応膜 0−リング タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機系イオン感応膜をイオン電極とし、予め基準
    溶液とイオン濃度が既知の標準溶液との間の電気的変動
    に基づき検量線を作成し、次いで基準溶液と被検液との
    間の電気的変動を測定して該電気的変動を該検量線と対
    比して被検液中のイオン濃度を測定するに際し、基準溶
    液、標準溶液及び被検液の一部又は全部に炭素数6〜8
    のアルキルアルコールを 0.01重量%以上乃至測定条件下において飽和溶解度
    の範囲で存在させることを特徴とする被検液のイオン濃
    度の測定方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017181242A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および自動分析方法

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