JPH0335371B2 - - Google Patents
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- JPH0335371B2 JPH0335371B2 JP56140225A JP14022581A JPH0335371B2 JP H0335371 B2 JPH0335371 B2 JP H0335371B2 JP 56140225 A JP56140225 A JP 56140225A JP 14022581 A JP14022581 A JP 14022581A JP H0335371 B2 JPH0335371 B2 JP H0335371B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium
- nickel
- copper
- alloys
- vertex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
- C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
- C22F1/006—Resulting in heat recoverable alloys with a memory effect
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
本発明は、本質的にニツケル、チタンおよび銅
から成る形状記憶合金に関する。 形状記憶効果を示す合金は、現在ではよく知ら
れており、ニツケルおよびチタンを含む多数の合
金を包含している〔たとえば、米国特許第
3174851号、第3351463号および第3753700号参
照〕。この様な合金から広範囲にわたる有用な物
品、たとえば電気コネクタ、アクチユエータおよ
びパイプ継手などを製造することができる〔たと
えば、米国特許第3740839号、第4035077号および
第4198081号参照〕。 チタン含量が49.9原子%より少なければ、この
様な合金は100〜500℃の範囲で不安定であるとい
うことが一般に認められている〔Wasilewski et
al.、Met.Trans.、第2巻、229〜38頁(1971年)
参照〕。 不安定性(焼き戻し不安定性)は、焼きなまし
合金とさらに焼き戻された同じ合金との間での
Ms、すなわちオーステナイトからマルテンサイ
トへの転移が始まる温度の変化(一般に増加)と
して現われる。ここで焼きなましとは、高温に加
熱し、その温度で均一、無応力状態を得るのに充
分な時間保持し、次いでその状態を保つために充
分な程度急速に冷却することを意味する。900℃
程度で約10分間加熱すれば、焼きなましには一般
に充分であり、また空冷が一般に充分に急速な冷
却方法であるが、低チタン含量のいくつかの合金
の場合には水中で急冷する必要がある。焼き戻し
とは、中間温度で適当に長時間(たとえば、200
〜400℃で2〜3時間)保持することを意味する。
従つて不安定性の為、低チタン金合を高耐力(即
ち、高い降伏強さ)および低い、再現性のある
Msの組み合せが要求される形状記憶用途に用い
ることは不利である。 これら形状記憶合金についてはさらに2つの要
件に注目しなければならない。これら要件とは、
加工性および機械加工性である。加工性とは、破
砕や亀裂を生じることなく塑性的に変形しうる合
金の性能であり、合金から物品(試験片も含め
て)を製造する場合に不可欠な性質である。機械
加工性は、施盤やドリルなどにより経済的に成形
しうる合金の性能である。機械加工性は合金の唯
一の性能ではないけれども、ニツケル/チタン合
金を機械加工することは困難であることが知られ
ている(たとえば、Machining Data
Handbook、第2版(1972年)の種々の合金につ
いての比較機械加工性条件参照)。すなわち、ニ
ツケル/チタン合金の成形は高価につき、それゆ
え自由に機械加工できるニツケル/チタン形状記
憶合金は経済的に非常に魅力のあるものである。 本発明者らは、ニツケル/チタン合金に第3成
分として銅を添加することにより化学量論量以下
の量のチタンしか含んでいないにもかかわらず非
常に優れた安定性を有する新しい種類のニツケ
ル/チタン合金を製造することが可能であること
を見い出した。さらにこの新規合金は高耐力と低
Msの一般に望ましい組み合せを有している。加
えて驚くべきことに、この合金は著しく改善され
た機械加工性および加工性をも有している。 一要旨によれば、本発明は、組成が、ニツケ
ル、チタンおよび銅の三元組成図において、ニツ
ケル49.7原子%、チタン48.8原子%および銅1.5原
子%にある頂点A;ニツケル47.5原子%、チタン
47.5原子%および銅5.0原子%にある頂点B;お
よびニツケル47.5原子%、チタン43.5原子%およ
び銅9.0原子%にある頂点Cを有する三角形ABC
で定められる領域内にあり、−50℃と−196℃の間
のA50値を有する本質的にニツケル、チタンおよ
び銅から成る形状記憶合金を提供する。 好ましくは、組成が、ニツケル、チタンおよび
銅の三元組成図において、ニツケル49.7原子%、
チタン48.8原子%および銅1.5原子%にある頂点
A;ニツケル47.5原子%、チタン47.5原子%およ
び銅5.0原子%にある頂点B;ニツケル47.5原子
%、チタン45.0原子%および銅7.5原子%にある
頂点F;およびニツケル48.2原子%、チタン45.0
原子%および銅6.8原子%にある頂点Gを有する
四辺形ABFGで定められる領域内にある合金を
提供する。 より好ましくは、組成は、ニツケル、チタンお
よび銅の三元組成図において、ニツケル49.7原子
%、チタン48.8原子%および銅1.5原子%にある
頂点A;ニツケル47.5原子%、チタン47.5原子%
および銅5.0原子%にある頂点B;ニツケル47.5
原子%、チタン46.0原子%および銅6.5原子%に
ある頂点D;およびニツケル48.9原子%、チタン
46.8原子%および銅4.3原子%にある頂点Eで定
められる四辺形ABDEで定められる領域内にあ
る。 この様な合金は、高耐力および低転移温度を有
利に示すが、このことは、上述した様に、形状記
憶用途にとつて望ましいことである。さらに、該
合金は意外にも良好な安定性、加工性および機械
加工性を示す。 第2の要旨によれば、本発明は、先に規定した
合金が製造された形状記憶性を有する物品を提供
する。この物品は、経済的に魅力的なコストで製
造することができる。 本発明の合金は、たとえば米国特許第3753700
号および第4144057号に記載されているような方
法で有利に製造することができる。 次に実施例を示し、本発明の合金について具体
的に説明する。 実施例 市販の純チタン、ニツケルカーボニルおよび
OFHC銅を、第1表に示す原子%組成になる様に
秤量した(試験用インゴツトの全質量は約330g
であつた)。金属を、電子線熔融炉の室内の水冷
銅製炉床に置き、室を10-5torrに減圧し、電子線
により充填物を熔融して合金にした。得られたイ
ンゴツトを、ホツトスエージで形つけし、約850
℃において空気中でホツトロールに通し、厚さ約
0.5mmのストリツプを製造した。スケールを除去
した後、ストリツプから試験片を切り出し、900
℃で減圧焼きなましを行つた。 焼きなました試験片を冷却し、抵抗変化を測定
しながら再加熱した。抵抗−温度プロツトからマ
ルテンサイト転移が完了する温度Mfを決定した。
次いで、試験片をMf以下に冷却し、変形した。
続いて変形力を除き、温度を上昇させながら無負
荷での回復を追跡した。各合金の転移温度を、全
回復量の50%が生じる温度として決定した。これ
をA50とする。転移の温度は応力依存することが
知られているので、A50は転移温度の測定に特に
適している。 各試験片を、400℃で2時間焼き戻した後、試
験を繰り返した。焼きなまし試験片と焼き戻し試
験片との間と抵抗率変化およびA50の温度シフト
の平均を不安定性の指数として用いた〔指数の絶
対値が大きいほど不安定性が大きい〕。焼きなま
し試験片の耐力を、応力誘発マルテンサイトの形
成を避けるのに充分な高温で測定した。A50、不
安定指数および耐力を第1表に示す。このデータ
を基礎として、本発明において好ましい組成限界
を決定した。実用上、特に好ましい形状記憶合金
の半回復温度A50は例えば約−50℃以下であり、
不安定指数の絶対値は例えば約10以下である。従
つて、この場合、組成限界は、A50=−50℃、不
安定指数の絶対値が10となる。
から成る形状記憶合金に関する。 形状記憶効果を示す合金は、現在ではよく知ら
れており、ニツケルおよびチタンを含む多数の合
金を包含している〔たとえば、米国特許第
3174851号、第3351463号および第3753700号参
照〕。この様な合金から広範囲にわたる有用な物
品、たとえば電気コネクタ、アクチユエータおよ
びパイプ継手などを製造することができる〔たと
えば、米国特許第3740839号、第4035077号および
第4198081号参照〕。 チタン含量が49.9原子%より少なければ、この
様な合金は100〜500℃の範囲で不安定であるとい
うことが一般に認められている〔Wasilewski et
al.、Met.Trans.、第2巻、229〜38頁(1971年)
参照〕。 不安定性(焼き戻し不安定性)は、焼きなまし
合金とさらに焼き戻された同じ合金との間での
Ms、すなわちオーステナイトからマルテンサイ
トへの転移が始まる温度の変化(一般に増加)と
して現われる。ここで焼きなましとは、高温に加
熱し、その温度で均一、無応力状態を得るのに充
分な時間保持し、次いでその状態を保つために充
分な程度急速に冷却することを意味する。900℃
程度で約10分間加熱すれば、焼きなましには一般
に充分であり、また空冷が一般に充分に急速な冷
却方法であるが、低チタン含量のいくつかの合金
の場合には水中で急冷する必要がある。焼き戻し
とは、中間温度で適当に長時間(たとえば、200
〜400℃で2〜3時間)保持することを意味する。
従つて不安定性の為、低チタン金合を高耐力(即
ち、高い降伏強さ)および低い、再現性のある
Msの組み合せが要求される形状記憶用途に用い
ることは不利である。 これら形状記憶合金についてはさらに2つの要
件に注目しなければならない。これら要件とは、
加工性および機械加工性である。加工性とは、破
砕や亀裂を生じることなく塑性的に変形しうる合
金の性能であり、合金から物品(試験片も含め
て)を製造する場合に不可欠な性質である。機械
加工性は、施盤やドリルなどにより経済的に成形
しうる合金の性能である。機械加工性は合金の唯
一の性能ではないけれども、ニツケル/チタン合
金を機械加工することは困難であることが知られ
ている(たとえば、Machining Data
Handbook、第2版(1972年)の種々の合金につ
いての比較機械加工性条件参照)。すなわち、ニ
ツケル/チタン合金の成形は高価につき、それゆ
え自由に機械加工できるニツケル/チタン形状記
憶合金は経済的に非常に魅力のあるものである。 本発明者らは、ニツケル/チタン合金に第3成
分として銅を添加することにより化学量論量以下
の量のチタンしか含んでいないにもかかわらず非
常に優れた安定性を有する新しい種類のニツケ
ル/チタン合金を製造することが可能であること
を見い出した。さらにこの新規合金は高耐力と低
Msの一般に望ましい組み合せを有している。加
えて驚くべきことに、この合金は著しく改善され
た機械加工性および加工性をも有している。 一要旨によれば、本発明は、組成が、ニツケ
ル、チタンおよび銅の三元組成図において、ニツ
ケル49.7原子%、チタン48.8原子%および銅1.5原
子%にある頂点A;ニツケル47.5原子%、チタン
47.5原子%および銅5.0原子%にある頂点B;お
よびニツケル47.5原子%、チタン43.5原子%およ
び銅9.0原子%にある頂点Cを有する三角形ABC
で定められる領域内にあり、−50℃と−196℃の間
のA50値を有する本質的にニツケル、チタンおよ
び銅から成る形状記憶合金を提供する。 好ましくは、組成が、ニツケル、チタンおよび
銅の三元組成図において、ニツケル49.7原子%、
チタン48.8原子%および銅1.5原子%にある頂点
A;ニツケル47.5原子%、チタン47.5原子%およ
び銅5.0原子%にある頂点B;ニツケル47.5原子
%、チタン45.0原子%および銅7.5原子%にある
頂点F;およびニツケル48.2原子%、チタン45.0
原子%および銅6.8原子%にある頂点Gを有する
四辺形ABFGで定められる領域内にある合金を
提供する。 より好ましくは、組成は、ニツケル、チタンお
よび銅の三元組成図において、ニツケル49.7原子
%、チタン48.8原子%および銅1.5原子%にある
頂点A;ニツケル47.5原子%、チタン47.5原子%
および銅5.0原子%にある頂点B;ニツケル47.5
原子%、チタン46.0原子%および銅6.5原子%に
ある頂点D;およびニツケル48.9原子%、チタン
46.8原子%および銅4.3原子%にある頂点Eで定
められる四辺形ABDEで定められる領域内にあ
る。 この様な合金は、高耐力および低転移温度を有
利に示すが、このことは、上述した様に、形状記
憶用途にとつて望ましいことである。さらに、該
合金は意外にも良好な安定性、加工性および機械
加工性を示す。 第2の要旨によれば、本発明は、先に規定した
合金が製造された形状記憶性を有する物品を提供
する。この物品は、経済的に魅力的なコストで製
造することができる。 本発明の合金は、たとえば米国特許第3753700
号および第4144057号に記載されているような方
法で有利に製造することができる。 次に実施例を示し、本発明の合金について具体
的に説明する。 実施例 市販の純チタン、ニツケルカーボニルおよび
OFHC銅を、第1表に示す原子%組成になる様に
秤量した(試験用インゴツトの全質量は約330g
であつた)。金属を、電子線熔融炉の室内の水冷
銅製炉床に置き、室を10-5torrに減圧し、電子線
により充填物を熔融して合金にした。得られたイ
ンゴツトを、ホツトスエージで形つけし、約850
℃において空気中でホツトロールに通し、厚さ約
0.5mmのストリツプを製造した。スケールを除去
した後、ストリツプから試験片を切り出し、900
℃で減圧焼きなましを行つた。 焼きなました試験片を冷却し、抵抗変化を測定
しながら再加熱した。抵抗−温度プロツトからマ
ルテンサイト転移が完了する温度Mfを決定した。
次いで、試験片をMf以下に冷却し、変形した。
続いて変形力を除き、温度を上昇させながら無負
荷での回復を追跡した。各合金の転移温度を、全
回復量の50%が生じる温度として決定した。これ
をA50とする。転移の温度は応力依存することが
知られているので、A50は転移温度の測定に特に
適している。 各試験片を、400℃で2時間焼き戻した後、試
験を繰り返した。焼きなまし試験片と焼き戻し試
験片との間と抵抗率変化およびA50の温度シフト
の平均を不安定性の指数として用いた〔指数の絶
対値が大きいほど不安定性が大きい〕。焼きなま
し試験片の耐力を、応力誘発マルテンサイトの形
成を避けるのに充分な高温で測定した。A50、不
安定指数および耐力を第1表に示す。このデータ
を基礎として、本発明において好ましい組成限界
を決定した。実用上、特に好ましい形状記憶合金
の半回復温度A50は例えば約−50℃以下であり、
不安定指数の絶対値は例えば約10以下である。従
つて、この場合、組成限界は、A50=−50℃、不
安定指数の絶対値が10となる。
【表】
【表】
本発明の合金の組成は、ニツケル、チタンおよ
び銅三元組成図上の領域を用いて記述することが
できる。組成図における合金の一般的な領域を第
1図中に小さい三角形で示す。組成図のこの領域
を拡大して第2図に示す。A、B、C、D、E、
FおよびG点における組成は、下記第2表に示す
通りである。
び銅三元組成図上の領域を用いて記述することが
できる。組成図における合金の一般的な領域を第
1図中に小さい三角形で示す。組成図のこの領域
を拡大して第2図に示す。A、B、C、D、E、
FおよびG点における組成は、下記第2表に示す
通りである。
【表】
線ABおよびBCは、−50℃のA50にほぼ対応す
る。即ち、線ABは、合金1および16ではA50
が−50℃以下であり、合金2および11ではA50
が−50℃より少し高いことを考慮して規定され
る。また、線BCは、合金16および18では
A50が−50℃以下であり、合金15ではA50が−
50℃より少し高いことを考慮して規定される。一
方、線ACは、合金の安定限界に対応している。
即ち、合金8,12および17は、絶対値10以下
の不安定指数を示し、合金9はやや大きい不安定
指数を示すことを考慮して規定したものである。
また、線ACの右側の領域の合金あるいは点Aよ
り低銅含量の合金は、一般に製造条件に関して不
安定である。これら合金において引き起こすこと
のできる熱回復塑性変形(形状記憶)の程度はチ
タン含量の減少に伴い減少するので、本発明で特
に好ましい合金は第2図の三角形ABCの頂点
(高チタン含量頂点)Aに近い領域、すなわち四
辺形ABFG、より好ましくは四辺形ABDEの中
に存在する。 本発明の合金は、同様にニツケル/チタン合金
から予測されるのに比べて、意外にも非常に優れ
た機械加工性を有していることが見い出された。
特定のいかなる理論にも束縛されることは望まな
いが、本発明合金のこの様な自由な機械加工性
は、チタン−ニツケルマトリツクス中に第2相、
おそらくTi2(Ni、Cu)3が存在していることに関
係しているものと考えられる。従つて、この様な
改良された機械加工性はチタン含量が化学量論値
より少く、チタン:ニツケル:銅の割合が第2相
の形成に好ましい様な場合にのみ現われるものと
考えられる。 実施例に記載した方法の他に、本発明の合金は
高チタン合金を処理するのに適した他の方法によ
り各成分(または適当なマスター合金)から製造
することができる。これら方法の詳細および不活
性雰囲気中または減圧下のいずれで熔融するにし
ても酸素および窒素を排除するのに必要な予防策
は当業者には周知であるので、ここでは繰り返さ
ない。 これらの方法および記載した物質から得られる
合金は、酸素および窒素を含め他の元素を少量、
たとえば合計約0.05〜0.2%含んでいることもあ
る。これらの物質の影響は、一般に合金のマルテ
ンサイト転移温度を下げることである。 本発明の合金は、従来の合金とは対照的に、良
好な焼き戻し安定性を有し、熱加工性があり、自
由な機械加工性がある。さらに、本発明の合金は
形状記憶性を有しており、−50℃以下で液体窒素
の沸点以上のA50を有している。
る。即ち、線ABは、合金1および16ではA50
が−50℃以下であり、合金2および11ではA50
が−50℃より少し高いことを考慮して規定され
る。また、線BCは、合金16および18では
A50が−50℃以下であり、合金15ではA50が−
50℃より少し高いことを考慮して規定される。一
方、線ACは、合金の安定限界に対応している。
即ち、合金8,12および17は、絶対値10以下
の不安定指数を示し、合金9はやや大きい不安定
指数を示すことを考慮して規定したものである。
また、線ACの右側の領域の合金あるいは点Aよ
り低銅含量の合金は、一般に製造条件に関して不
安定である。これら合金において引き起こすこと
のできる熱回復塑性変形(形状記憶)の程度はチ
タン含量の減少に伴い減少するので、本発明で特
に好ましい合金は第2図の三角形ABCの頂点
(高チタン含量頂点)Aに近い領域、すなわち四
辺形ABFG、より好ましくは四辺形ABDEの中
に存在する。 本発明の合金は、同様にニツケル/チタン合金
から予測されるのに比べて、意外にも非常に優れ
た機械加工性を有していることが見い出された。
特定のいかなる理論にも束縛されることは望まな
いが、本発明合金のこの様な自由な機械加工性
は、チタン−ニツケルマトリツクス中に第2相、
おそらくTi2(Ni、Cu)3が存在していることに関
係しているものと考えられる。従つて、この様な
改良された機械加工性はチタン含量が化学量論値
より少く、チタン:ニツケル:銅の割合が第2相
の形成に好ましい様な場合にのみ現われるものと
考えられる。 実施例に記載した方法の他に、本発明の合金は
高チタン合金を処理するのに適した他の方法によ
り各成分(または適当なマスター合金)から製造
することができる。これら方法の詳細および不活
性雰囲気中または減圧下のいずれで熔融するにし
ても酸素および窒素を排除するのに必要な予防策
は当業者には周知であるので、ここでは繰り返さ
ない。 これらの方法および記載した物質から得られる
合金は、酸素および窒素を含め他の元素を少量、
たとえば合計約0.05〜0.2%含んでいることもあ
る。これらの物質の影響は、一般に合金のマルテ
ンサイト転移温度を下げることである。 本発明の合金は、従来の合金とは対照的に、良
好な焼き戻し安定性を有し、熱加工性があり、自
由な機械加工性がある。さらに、本発明の合金は
形状記憶性を有しており、−50℃以下で液体窒素
の沸点以上のA50を有している。
第1図は、ニツケル/チタン/銅合金の一般的
な組成領域を含むニツケル、チタンおよび銅三元
組成図、第2図は、本発明の合金の組成領域
ABCを含むニツケル、チタンおよび銅三元組成
図。
な組成領域を含むニツケル、チタンおよび銅三元
組成図、第2図は、本発明の合金の組成領域
ABCを含むニツケル、チタンおよび銅三元組成
図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 組成が、ニツケル、チタンおよび銅の三元組
成図において、ニツケル49.7原子%、チタン48.8
原子%および銅1.5原子%にある頂点A;ニツケ
ル47.5原子%、チタン47.5原子%および銅5.0原子
%にある頂点B;およびニツケル47.5原子%、チ
タン43.5原子%および銅9.0原子%にある頂点C
を有する三角形ABCで定められる領域内にあり、
−50℃と−196℃の間のA50値を有することを特
徴とする本質的にニツケル、チタンおよび銅から
成る形状記憶合金。 2 組成が、ニツケル、チタンおよび銅の三元組
成図において、ニツケル49.7原子%、チタン48.8
原子%および銅1.5原子%にある頂点A;ニツケ
ル47.5原子%、チタン47.5原子%および銅5.0原子
%にある頂点B;ニツケル47.5原子%、チタン
46.0原子%および銅6.5原子%にある頂点D;お
よびニツケル48.9原子%、チタン46.8原子%およ
び銅4.3原子%にある頂点Eを有する四辺形
ABDEで定められる領域内にある特許請求の範
囲第1項記載の合金。 3 組成が、ニツケル、チタンおよび銅の三元組
成図において、ニツケル49.7原子%、チタン48.8
原子%および銅1.5原子%にある頂点A;ニツケ
ル47.5原子%、チタン47.5原子%および銅5.0原子
%にある頂点B;ニツケル47.5原子%、チタン
45.0原子%および銅7.5原子%にある頂点F;お
よびニツケル48.2原子%、チタン45.0原子%およ
び銅6.8原子%にある頂点Gを有する四辺形
ABFGで定められる領域内にある特許請求の範
囲第1項記載の合金。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/184,602 US4337090A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Heat recoverable nickel/titanium alloy with improved stability and machinability |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5779138A JPS5779138A (en) | 1982-05-18 |
| JPH0335371B2 true JPH0335371B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=22677580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56140225A Granted JPS5779138A (en) | 1980-09-05 | 1981-09-04 | Nickel / titanium / copper shape memory alloy |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4337090A (ja) |
| EP (1) | EP0047639B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5779138A (ja) |
| AT (1) | ATE12525T1 (ja) |
| CA (1) | CA1176488A (ja) |
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