JPH0335372B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335372B2 JPH0335372B2 JP57227068A JP22706882A JPH0335372B2 JP H0335372 B2 JPH0335372 B2 JP H0335372B2 JP 57227068 A JP57227068 A JP 57227068A JP 22706882 A JP22706882 A JP 22706882A JP H0335372 B2 JPH0335372 B2 JP H0335372B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wear
- steel
- weight
- amount
- cold rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
本発明の目的は新規な耐摩耗冷間圧延用作動ロ
ールを提供するものである。更に詳しくは本発明
はCr−Mo鋼に基づく耐摩耗性冷間圧延用作動ロ
ールに関する。 従来技術 圧延機の6段ミル化による接触面圧や増加や、
アルミキルド連鋳材圧延時のロールの肌荒れ摩耗
の増大など冷間圧延用作動ロールの耐摩耗性向上
に関する要望はいよいよ強いものになつて来てい
る。 これまで鉄鋼薄板冷間圧延用作動ロールについ
ては主として、0.8〜0.9重量%C、3重量%Cr−
Mo鋼ロールが使用されて来たが、6段ミル作動
ロールとして用いられる時には、通常の4段ミル
作動ロールの場合に比べて耐用圧延トン数がおよ
そ半減するとされている。 従来、冷間圧延用作動ロールの開発の方向は主
として表面硬化層の増大を狙いとしており、ロー
ル材そのものの耐摩耗性を向上させる試みがあま
りにも少なかつたといえる。 発明の開示 本発明は鉄鋼冷間圧延機用作動ロールにおい
て、従来とは視点を変えて従来の0.8〜0.9重量%
C、3重量%Cr−Mo鋼ロール材に比較して摩耗
性を半減させること、すなわち耐摩耗性を2倍に
向上させることを試みたものである。しかも、実
際の製品へ適用する際の製造上困難な面を克服し
得る化学成分の適正な選択が本発明の狙いであ
る。 本発明の耐摩耗性に優れた冷間圧延用作動ロー
ル材の化学成分は、C1.10〜1.30重量%、Si0.15重
量%未満、Mn1.00重量%以下、Cr5.00重量%を
超え5.20重量%以下、Mo0.90〜1.10重量%、残部
が付随する不純物元素及びFeから本質的になる。 以下、上記元素成分の限定理由を表及び図に基
づいて説明する。 (1) 本発明の耐摩耗性冷間作動ロール材のC量範
囲については、第1表の成分による鋼種に基づ
き、第1図に示した円筒交叉型摩耗試験結果か
ら、1.1%(以下、重量%を%と表す。)以上の
範囲が必要であると判断された。
ールを提供するものである。更に詳しくは本発明
はCr−Mo鋼に基づく耐摩耗性冷間圧延用作動ロ
ールに関する。 従来技術 圧延機の6段ミル化による接触面圧や増加や、
アルミキルド連鋳材圧延時のロールの肌荒れ摩耗
の増大など冷間圧延用作動ロールの耐摩耗性向上
に関する要望はいよいよ強いものになつて来てい
る。 これまで鉄鋼薄板冷間圧延用作動ロールについ
ては主として、0.8〜0.9重量%C、3重量%Cr−
Mo鋼ロールが使用されて来たが、6段ミル作動
ロールとして用いられる時には、通常の4段ミル
作動ロールの場合に比べて耐用圧延トン数がおよ
そ半減するとされている。 従来、冷間圧延用作動ロールの開発の方向は主
として表面硬化層の増大を狙いとしており、ロー
ル材そのものの耐摩耗性を向上させる試みがあま
りにも少なかつたといえる。 発明の開示 本発明は鉄鋼冷間圧延機用作動ロールにおい
て、従来とは視点を変えて従来の0.8〜0.9重量%
C、3重量%Cr−Mo鋼ロール材に比較して摩耗
性を半減させること、すなわち耐摩耗性を2倍に
向上させることを試みたものである。しかも、実
際の製品へ適用する際の製造上困難な面を克服し
得る化学成分の適正な選択が本発明の狙いであ
る。 本発明の耐摩耗性に優れた冷間圧延用作動ロー
ル材の化学成分は、C1.10〜1.30重量%、Si0.15重
量%未満、Mn1.00重量%以下、Cr5.00重量%を
超え5.20重量%以下、Mo0.90〜1.10重量%、残部
が付随する不純物元素及びFeから本質的になる。 以下、上記元素成分の限定理由を表及び図に基
づいて説明する。 (1) 本発明の耐摩耗性冷間作動ロール材のC量範
囲については、第1表の成分による鋼種に基づ
き、第1図に示した円筒交叉型摩耗試験結果か
ら、1.1%(以下、重量%を%と表す。)以上の
範囲が必要であると判断された。
【表】
C量の上限については、摩耗試験結果からは
求まらないので、製造条件の難易度から判断し
た。 すなわち冷間圧延用作動ロールは硬化深度を
確保するために誘導機熱焼入されるが、そのた
めには焼入れ前に欠陥が充分に鍛造されて無欠
陥であることが望ましい。 鍛造温度を選定する一つの目安として1150℃
での超高温引張試験を第2表の成分の鋼種を用
いて行い、第1図の結果を得た。第2図に示す
ようにCが1.33%以上の時1150℃の温度ですで
に絞りは100%でなくなり鍛錬が難しくなる。 すなわちC含有量が1.3%を超えると鍛錬が
難しくなり、加工中に温度の低下とともに変形
抵抗が増大して、ふたたび加熱炉に入炉せざる
を得ず、最終仕上げ形状までの工数が著しく増
大して実用的でないことから、上限値を1.3%
Cに定めた。
求まらないので、製造条件の難易度から判断し
た。 すなわち冷間圧延用作動ロールは硬化深度を
確保するために誘導機熱焼入されるが、そのた
めには焼入れ前に欠陥が充分に鍛造されて無欠
陥であることが望ましい。 鍛造温度を選定する一つの目安として1150℃
での超高温引張試験を第2表の成分の鋼種を用
いて行い、第1図の結果を得た。第2図に示す
ようにCが1.33%以上の時1150℃の温度ですで
に絞りは100%でなくなり鍛錬が難しくなる。 すなわちC含有量が1.3%を超えると鍛錬が
難しくなり、加工中に温度の低下とともに変形
抵抗が増大して、ふたたび加熱炉に入炉せざる
を得ず、最終仕上げ形状までの工数が著しく増
大して実用的でないことから、上限値を1.3%
Cに定めた。
【表】
【表】
(2) Siについては、Siが一般に脱酸剤として鋼中
に含まれ、更に硬化深度増大元素であることも
知られているが、本発明の場合、鋼塊のマクロ
偏析を軽減するために脱酸剤として使用せず、
不可避不純物程度に抑え、Siの低下による焼入
性の低下を補うために他の元素、すなわちCr、
Moなどの添加によつて焼入性を向上させる。
従つてSi上限は0.15%未満の成分範囲とした。 (3) Mnについては、硬化深度の改善に寄与する
が、高CのためにMs点は元来低く、多量に添
加すると焼割れ感受性が著しく高まるので1.00
%以下とした。 (4) Crについては、現状の3%Cr系、そして5
%Cr系、更に8%Cr系の第3表の成分による
鋼種を用いた第3図の摩耗試験結果によれば、
5%Cr鋼が安定した耐摩耗性を示し、8%Cr
系になると金属組織の制御が難しく、実験デー
タのばらつきが大きい上、5%Cr系に比べて
格別顕著な耐摩耗性向上効果が見受けられてい
ない。なお、第3図中Sは−1鋼、1は−
2鋼及び−3鋼、2は−4鋼、−5鋼及
び−6鋼の結果をそれぞれ示す。 このデータから5%成分系として5.00%を超
え5.20%以下にその値を定めた。
に含まれ、更に硬化深度増大元素であることも
知られているが、本発明の場合、鋼塊のマクロ
偏析を軽減するために脱酸剤として使用せず、
不可避不純物程度に抑え、Siの低下による焼入
性の低下を補うために他の元素、すなわちCr、
Moなどの添加によつて焼入性を向上させる。
従つてSi上限は0.15%未満の成分範囲とした。 (3) Mnについては、硬化深度の改善に寄与する
が、高CのためにMs点は元来低く、多量に添
加すると焼割れ感受性が著しく高まるので1.00
%以下とした。 (4) Crについては、現状の3%Cr系、そして5
%Cr系、更に8%Cr系の第3表の成分による
鋼種を用いた第3図の摩耗試験結果によれば、
5%Cr鋼が安定した耐摩耗性を示し、8%Cr
系になると金属組織の制御が難しく、実験デー
タのばらつきが大きい上、5%Cr系に比べて
格別顕著な耐摩耗性向上効果が見受けられてい
ない。なお、第3図中Sは−1鋼、1は−
2鋼及び−3鋼、2は−4鋼、−5鋼及
び−6鋼の結果をそれぞれ示す。 このデータから5%成分系として5.00%を超
え5.20%以下にその値を定めた。
【表】
(5) Moについては、耐摩耗性の向上に必要な炭
化物生成元素として重要であり、第4表の成分
による鋼種を用いた第4図の摩耗試験結果によ
れば、1.00%の添加によつてその効果はほとん
ど飽和したので、経済性を考慮して0.90〜1.00
%の範囲に定めた。
化物生成元素として重要であり、第4表の成分
による鋼種を用いた第4図の摩耗試験結果によ
れば、1.00%の添加によつてその効果はほとん
ど飽和したので、経済性を考慮して0.90〜1.00
%の範囲に定めた。
【表】
発明の効果
このように本発明は、耐摩耗性冷間圧延用作動
ロールとして優れた特性が期待される。 実機に用いられた本発明ロール材(第5表V−
1)のロールの摩耗量調査結果を第5図に示した
が(図中、1は本発明によるV−1成分、2は従
来鋼によるV−2成分)、従来ロールに比べて2
倍の耐摩耗性が得られており、所期の目的を達し
たことが証明されたのである。
ロールとして優れた特性が期待される。 実機に用いられた本発明ロール材(第5表V−
1)のロールの摩耗量調査結果を第5図に示した
が(図中、1は本発明によるV−1成分、2は従
来鋼によるV−2成分)、従来ロールに比べて2
倍の耐摩耗性が得られており、所期の目的を達し
たことが証明されたのである。
【表】
【表】
なお、第6表に本発明と、これまでの既知の耐
摩耗材料との対比を示したが、いずれとも重複し
ていないことが明白であり、しかも高価で必要の
ないWやVを除いて目的を達したことも本発明の
一つの特徴である。
摩耗材料との対比を示したが、いずれとも重複し
ていないことが明白であり、しかも高価で必要の
ないWやVを除いて目的を達したことも本発明の
一つの特徴である。
【表】
第1図は第1表の各種成分の作動ロール材の交
叉円筒型すべり摩耗試験におけるC量と摩耗量と
の関係を示す線図、第2図は第2表の各種成分の
作動ロール材の超高温引張試験における試験温度
と絞り(%)との関係を示す線図、第3図は第3
表の各種成分の作動ロール材の交叉円筒型すべり
摩耗試験における摩耗量の比較を示す線図、第4
図は第4表の各種成分の作動ロール材の交叉円筒
型すべり摩耗試験におけるMo量と摩耗量との関
係を示す線図、第5図は例えば第5表に示す成分
の作動ロールの実機ミルにおける圧延トン数と摩
耗量との関係を相互に比較した図である。
叉円筒型すべり摩耗試験におけるC量と摩耗量と
の関係を示す線図、第2図は第2表の各種成分の
作動ロール材の超高温引張試験における試験温度
と絞り(%)との関係を示す線図、第3図は第3
表の各種成分の作動ロール材の交叉円筒型すべり
摩耗試験における摩耗量の比較を示す線図、第4
図は第4表の各種成分の作動ロール材の交叉円筒
型すべり摩耗試験におけるMo量と摩耗量との関
係を示す線図、第5図は例えば第5表に示す成分
の作動ロールの実機ミルにおける圧延トン数と摩
耗量との関係を相互に比較した図である。
Claims (1)
- 1 C1.10〜1.30重量%、Si0.15重量%未満、
Mn1.00重量%以下、Cr5.00重量%を超え5.20重量
%以下、Mo0.90〜1.10重量%、残部が付随する
不純物元素及びFeから本質的になる耐摩耗性冷
間圧延用作動ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22706882A JPS59118856A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 耐摩耗性冷間圧延用作動ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22706882A JPS59118856A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 耐摩耗性冷間圧延用作動ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118856A JPS59118856A (ja) | 1984-07-09 |
| JPH0335372B2 true JPH0335372B2 (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=16855026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22706882A Granted JPS59118856A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 耐摩耗性冷間圧延用作動ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59118856A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0653891B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1994-07-20 | 川崎製鉄株式会社 | 高耐摩耗性圧延ロ−ルの製造方法 |
| JPH0774411B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1995-08-09 | 川崎製鉄株式会社 | 高耐摩耗性圧延用ロ−ル材 |
| JPS6360258A (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | Hitachi Ltd | 耐事故性圧延ロ−ル |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5925025B2 (ja) * | 1979-07-27 | 1984-06-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 耐摩耗性および耐折損性にすぐれたロ−ル材 |
| JPS5681657A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-03 | Hitachi Ltd | High brightness work roll material for sendzimir mill |
| JPS5747848A (en) * | 1980-09-04 | 1982-03-18 | Kobe Steel Ltd | Intermediate roll for six-high rolling mill |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP22706882A patent/JPS59118856A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59118856A (ja) | 1984-07-09 |
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