JPH0336083Y2 - - Google Patents

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JPH0336083Y2
JPH0336083Y2 JP1982183707U JP18370782U JPH0336083Y2 JP H0336083 Y2 JPH0336083 Y2 JP H0336083Y2 JP 1982183707 U JP1982183707 U JP 1982183707U JP 18370782 U JP18370782 U JP 18370782U JP H0336083 Y2 JPH0336083 Y2 JP H0336083Y2
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dielectric
metal film
dielectric resonator
corners
case
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JP1982183707U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は低コストで優れた電気的特性が得られ
る誘電体共振器に関するものである。
(従来技術) 従来、誘電体共振器の電気的特性を得るための
処理方法として、銀などのペーストを誘電体表面
に焼き付ける、あるいは無電解メツキで導電性を
付与した後電気メツキを施すという方法がある。
また、従来型では誘電体共振器の等価誘電率、共
振周波数等の理論計算上、誘電体は単純な形状で
ある方が易しいことから、全て角部は直角にして
いた。例えば、角部が直角の場合1/4波長同軸共
振器ではその共振周波数f0は次式で簡単に求めら
れる。
f0=C/4 ここでCは光速、は中心導体軸長即ち、誘電
体の高さである。
しかし、この形状では、例えば銀ペーストを塗
布、焼付けして誘電体を形成しても共振の先鋭度
(Qu)が低い、あるいはバラツキが大きい等の欠
点があつた。
また、焼成条件に対しても再現性が無く、条件
設定も困難であつた。これらの欠点は銀ペースト
を重ね塗りし、膜厚を厚くしてやればコストは高
くなるが、ある程度解消できること、および角部
の膜厚が銀ペーストの表面張力により、他の平た
ん部に比べて極端に薄くなつていることに着目
し、本考案が発端となつた。
共振器の先鋭度(Qu)は、それを用いて高周
波用フイルタ等を作る場合は、フイルタの、挿入
損失、その他の諸性能に影響を及ぼす非常に重要
な特性要因である。従つて、この様に先鋭度
(Qu)が低く、バラツキも大きいものでは高性能
で高度な信頼性を要求される製品には到底使用で
きない。
また、電気メツキの場合は誘電体表面の角部に
電流が集中し、いわゆるバリが発生し、この誘電
体共振器をケース等に収納する際に寸法干渉を起
こしたり、傷付いたりし易いという欠点があつ
た。
第1図a,bは誘電体共振器の一般的形状を示
すもので、1は誘電体、2は円柱状中空部であ
る。第2図はその断面図を示すもので、3は誘電
体1に直接形成された金属皮膜、4は角部であ
る。この誘電体共振器を用いて高周波用誘電体フ
イルタ等を構成した場合、電流は表面の金属皮膜
3に流れる。特に高周波の場合には誘電体1と接
した金属皮膜表面に流れる。
ここで、電気的特性を劣化させないためには、
次式で示される表皮深さδの数倍の膜厚が必要で
あるということが実験的に解明されている。
δ=√2/ωμ0σ (1) 但し、(1)式中ωは使用角周波数、μ0は真空の透
磁率、σは金属皮膜の導電率を示す。
第3図a,bは従来の金属皮膜を形成した誘電
体断面の角部4の拡大図で、第3図aが銀などの
ペーストを誘電体1に焼付けした場合、第3図b
が電気メツキを施した場合を示したものである。
第3図aに示すペーストの場合は3回塗りで平た
ん部で膜厚が20μmあるものでも、角部4では1
〜2μmと極めて薄く金属皮膜が形成されている。
これはペーストの表面張力によるもので鋭い角部
があれば避けることができない。この結果、角部
4の導体断面積が小さくなり、抵抗が増大し、共
振の先鋭度(Qu)の劣化を持たらす。また、角
部4でも所定の膜厚を得ようとすれば、さらに重
ね塗りする必要があり、工数の増加と共に、平た
ん部では不必要に厚くなつてしまう欠点がある。
第3図bに示す電気メツキの場合は逆に角部4に
電流が集中して厚くなりバリとなつてしまう。平
たん部で膜厚が20μmのもので、角部4が100μm
以上のものもある。これは、この誘電体共振器を
金属ケースに収納し、フイルタ等を構成しようと
する場合に寸法干渉を起こし金属ケースに入らな
いあるいは傷付き易いといつた欠点を生じさせ
る。
(考案の目的) 本考案は、これらの欠点を除去するためになさ
れたものであつて、安定して優れた電気的特性が
得られる誘電体共振器を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は中空部を有する誘電体の表面に直接導
電性の良い金属皮膜を形成してなる誘電体共振器
において金属皮膜形成範囲内に存在する該誘電体
の角部に対し、RまたはC面取りを設けたことを
特徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図にしたがつて詳細に説
明する。
第4図a,bは本考案の第1の実施例であつ
て、誘電体1の角部をR面取り5を施した後、金
属皮膜3を形成したその部分の拡大図で、第4図
aが銀などのペーストを誘電体1に焼付けした場
合、第4図bが電気メツキを施した場合を示した
ものである。
R面取り5は誘電体成型において金型で容易に
実現できるので、工数の増大とはならない。
第4図aに示すペーストの場合は2回塗りで平
たん部の膜厚が20μmのときR面取り5を施した
角部でも10〜15μmの膜厚が得られる。従つて高
価な銀などのペースト塗布回数を削減できる。共
振の先鋭度(Qu)も従来型のものは3回塗りで
平均1000、バラツキも大きかつたのが、本考案で
は2回塗りで先鋭度(Qu)が平均1200となり、
バラツキも従来型のものに比べ1/3以下である。
この様な誘電体共振器を用いて、例えば高周波用
誘電体フイルタを作つた場合、共振の先鋭度
(Qu)が200上がると、フイルタの挿入損失が
0.5dB小さくなるということが実験的に確かめら
れており、フイルタ性能が画期的に良くなるとい
うことになる。また、第4図bに示す電気メツキ
の場合でも平たん部の膜厚が20μmに対してR面
取り5を施した角部で25〜30μmと、それほど膜
厚増大とはならない。
第5図a,bは本考案の第2の実施例であつ
て、誘電体1の角部をR面取りの代りにC面取り
6を施した後、金属皮膜3を形成したその部分の
拡大図で、角部を鈍角にしたものである。
第5図aが電気メツキを施した場合を示したも
のである。この第2の実施例におけ効果も前述し
た第1の実施例と同様であり、さらに、この場合
は誘電体の角部のR面取りより誘電体成型時にお
ける金型の加工が易しいという利点がある。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は従来の欠点をこ
とごとく解決し、安価で、しかも安定して優れた
電気特性を有する誘電体共振器を得ることがで
き、この共振器を用いて高周波用誘電体フイルタ
等を構成する場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、第1図bは一般的な誘電体共振器の
外形図、第2図は第1図a,bの断面図、第3図
は第2図の角部の拡大図、第4図a、第4図bは
本考案の第1の実施例である誘電体共振器の角部
の拡大図、第5図a、第5図bは本考案の第2の
実施例である誘電体共振器の角部の拡大図。 1……誘電体、2……円柱状中空部、3……金
属皮膜、4……角部、5……R面取り、6……C
面取り。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 円柱状の中空部を有する誘電体の表面に直接導
    電性の良い金属皮膜を形成してなる誘電体共振器
    において、 前記金属皮膜形成範囲内に存在する前記誘電体
    の角部に対しRまたはC面取りを設け、前記金属
    皮膜の膜厚をほぼ均一にしたことを特徴とした誘
    電体共振器。
JP18370782U 1982-12-06 1982-12-06 誘電体共振器 Granted JPS5988905U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18370782U JPS5988905U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 誘電体共振器

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JP18370782U JPS5988905U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 誘電体共振器

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Publication Number Publication Date
JPS5988905U JPS5988905U (ja) 1984-06-16
JPH0336083Y2 true JPH0336083Y2 (ja) 1991-07-31

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JP18370782U Granted JPS5988905U (ja) 1982-12-06 1982-12-06 誘電体共振器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6003817B2 (ja) * 2013-06-11 2016-10-05 株式会社デンソー 液面検出装置のターミナルの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442960A (en) * 1978-08-18 1979-04-05 Murata Manufacturing Co Coaxial tem resonator
JPS6122322Y2 (ja) * 1980-06-20 1986-07-04

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JPS5988905U (ja) 1984-06-16

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