JPH0336169B2 - - Google Patents

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JPH0336169B2
JPH0336169B2 JP57501866A JP50186682A JPH0336169B2 JP H0336169 B2 JPH0336169 B2 JP H0336169B2 JP 57501866 A JP57501866 A JP 57501866A JP 50186682 A JP50186682 A JP 50186682A JP H0336169 B2 JPH0336169 B2 JP H0336169B2
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JP
Japan
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medium
rod
reservoir
thermometer
capillary
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Hansu Furinkaa Bisugaado
Kaaru Horumu
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Publication of JPH0336169B2 publication Critical patent/JPH0336169B2/ja
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    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K5/00—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material
    • G01K5/02—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material the material being a liquid
    • G01K5/04—Details
    • G01K5/12—Selection of liquid compositions
    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K5/00—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material
    • G01K5/02—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material the material being a liquid
    • G01K5/025—Manufacturing of this particular type of thermometer
    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K5/00—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material
    • G01K5/02—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material the material being a liquid
    • G01K5/22—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material the material being a liquid with provision for expansion indicating over not more than a few degrees
    • G01K5/225—Measuring temperature based on the expansion or contraction of a material the material being a liquid with provision for expansion indicating over not more than a few degrees with means for indicating a maximum, e.g. a constriction in the capillary tube

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  • Ink Jet (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

請求の範囲 1 (a) 毛管通路が形成された本体、 (b) 正確な温度の指標を与えるように設置された
温度目盛り、 (c) 前記毛管通路に連通する貯槽、及び (d) 該貯槽内に閉封された熱膨張性指示媒体 を含み、前記貯槽及び通路は媒体が加熱された
時、通路内への媒体の膨張を許容するように構成
され、 前記指示媒体に接触可能な前記毛管通路壁の少
なくとも一部はつや消し加工されて常態では不透
明となつているが、前記媒体と接触すると非可逆
的に透明となるように構成されていることを特徴
とする使い捨て最高値読取温度計。
2 (a) 毛管通路が形成された本体、 (b) 正確な温度の指標を与えるように設置された
温度目盛り、 (c) 前記毛管通路に連通する貯槽、及び (d) 該貯槽内に閉封された熱膨張性指示媒体 を含み、前記貯槽及び通路は媒体が加熱された
時、通路内への媒体の膨張を許容するように構成
され、 前記指示媒体に接触可能な前記毛管通路壁の少
なくとも一部は前記媒体と接触すると検知可能な
非可逆的化学変化を生じるような材料からなるコ
ーテイング又はフイルムを有することを特徴とす
る使い捨て最高値読取温度計。
3 前記本体が細長い形状、該本体内に延在する
前記毛管通路、及び該毛管通路の一端と連通する
貯槽を有する請求の範囲第1項又は第2項に記載
された温度計。
4 通路壁の前記部分が毛管孔の内部表面によつ
て構成されている請求の範囲第1項又は第2項に
記載された温度計。
5 前記本体が、該本体に組立てられるようにな
された二つの部品から構成され、該部品の少なく
とも一つは該部品が組て立られた時前記毛管通路
を形成するようになされた表面溝を具え、そして
該表面溝は更に前記通路壁の一部を構成している
請求の範囲第1項又は第2項に記載された温度
計。
6 前記本体の長手方向に延在する孔内にロツド
が配置され、該ロツド及び孔は共に前記通路を規
定している請求の範囲第1項又は第2項に記載さ
れた温度計。
7 前記ロツドの表面部分が通路壁の前記部分を
構成する請求の範囲第6項に記載された温度計。
8 前記つや消しされた壁部分が0.1μm〜400μm
のRnax′で表現される表面粗度を有する請求の範
囲第1項に記載された温度計。
9 前記本体の材料の屈折率及び前記媒体の屈折
率が実質的に等しい請求の範囲第1項から第8項
までのいずれか一項に記載された温度計。
10 前記二つの屈折率が1.4〜1.6の範囲内にあ
る請求の範囲第9項に記載された温度計。
11 前記熱膨張性媒体が油脂物質である請求の
範囲第1項から第10項までのいずれか一項に記
載された温度計。
12 前記油脂物質が脂肪及びポリアルキレング
リコールから選ばれている請求の範囲第11項に
記載された温度計。
13 油脂物質が約300から約5000まで、特に約
400から約4000までの範囲の分子量を有するポリ
エチレングリコールの混合物である請求の範囲第
12項に記載された温度計。
14 熱膨張性媒体が該当する温度測定範囲にお
いて約2〜6℃の範囲の溶融点を有する請求の範
囲第11項から第13項までのいずれか一項に記
載された温度計。
15 前記貯槽手段が前記本体に接続された別個
の貯槽体によつて構成されている請求の範囲第1
項から第14項までのいずれか一項に記載された
温度計。
16 前記本体がプラスチツクで作られている請
求の範囲第1項から第15項までのいずれか一項
に記載された温度計。
17 前記プラスチツク材料がポリ塩化ビニー
ル、ポリスチレン、ポリアクリルニトリルスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート及びポリカーボネ
ートから選ばれている請求の範囲第16項に記載
された温度計。
明細書 本発明は使い捨ての最高値読取温度計及びその
製造方法に関する。
発明の背景 周知の如く、現在使われている典型的な温度計
は水銀その他の温度指示用の適当な膨脹性液体が
貯槽内に包含され温度計が冷却した後も該液体が
“振り落され”ない限り毛管通路内に該膨脹液体
を維持するように工夫されたくびれを通過して自
由に毛管通路内を膨脹するガラス管から作られて
いる。ガラス温度計が使用される限り当然温度計
の取扱い又は使用の間に破損の危険が常に存在す
る。特に医療用の場合、その破損の危険はガラス
の破片が摂取されたり、突刺さつたりする可能性
のため及び水銀の毒性のためにガラス水銀温度計
において極めて重大である。更に同一人又は他人
によるガラス温度計の繰返えし使用は消毒の繰返
えしを必要とし温度計の不適当な又は不完全な消
毒のための相互汚染の可能性を増大せしめる。こ
の問題は特に病院、診療所等において著るしい。
それ故使い捨て温度計を提供し、これによつて消
毒の問題を解消せんとするいくつかの試みがなさ
れている。しかしながら従来のガラス−水銀温度
計の製造は複雑であり、従つてその構造特にくび
れのためと、その構成成分特に水銀のために高価
である。従つて従来のガラス−水銀温度計は先ず
第一に経済的な理由によつて、次に環境的並びに
汚染上の理由によつて使い捨ての最高値読取温度
計として用いることはできない。
叙上のガラス−水銀温度計に固有の問題のため
に種々の破損し難い無水銀の温度計が提案され、
そのうちのいくつかは基本的に従来のガラス−水
銀温度計と同一の構造であり前述のくびれを有し
ている。しかし基本的に従来の破損し易い水銀−
ガラス温度計と同一構造を有するこの非破損無水
銀の使い捨て最高値読取温度計は主として経済的
な理由のために市場に受入れられなかつた。
従来のガラス−水銀温度計から知られているも
のよりも簡単な構造を有し叙上のくびれをなくし
た破損しない無水銀型の使い捨て最高読取温度計
を提供するいくつかの試みがなされた。しかしこ
れらの試みは未だ最高温度を信頼性を以つて且つ
継続的に指示することを保証する市場に受け入れ
られる使い捨て最高値読取温度計を提供するに至
つていない。
それ故、本発明の一つの目的は継続的に又高度
の正確さを以つて最高温度を指示し且つ経済的に
製造し得る前述のタイプの使い捨て最高値読取温
度計を提供することである。
発明の概括 本発明は上述の好ましい特色を示し且つ経済的
に製造し得る使い捨ての最高値読取温度計に関す
る。
本発明の温度計は (a) 毛管通路が規定された本体 (b) 該通路に通ずる貯槽、及び (c) 該貯槽内に包含された熱膨脹性の指示媒体を
含み、前記貯槽と前記通路は該媒体が加熱され
た時に該媒体の通路内への膨脹を許すようにな
されており、前記指示媒体と接触する通路壁の
少なくとも一部は前記媒体と接触するとその光
透過性が検知可能に且つ非可逆的に変化するよ
うになされている。
大多数の目的、たとえば臨床用に適する従来型
の細長い温度計を提供するために本体は毛管通路
が該本体内に長手方向に延在し、貯槽が該毛管通
路の一端と連通している細長い形状を有してい
る。
本明細書においては、光透過性の変化に関して
用いられる“検知可能”なる用語は何等かの実用
手段通常は単に視覚手段によつて外側から検知し
得る変化を指す。“不可逆的変化”なる用語は指
示媒体が冷却されて収縮した時毛管通路内の最高
指示位置に検知可能に残存している変化を指す。
本発明の第一実施例によれば、光透過性の検知
可能な不可逆的な変化をなすよう工夫された通路
壁の一部は毛管孔の内部壁によつて構成される。
本発明のもう一つの実施例によれば、本体は結
合されて該本体になる二つの部分から構成され、
該部分の少なくとも一つは両部分が結合されたと
き毛管通路を形成するように工夫された表面溝を
具えている。
本発明のこの実施例においては該表面溝は更に
その光透過性の検知可能な且つ不可逆的な変化を
行なうように工夫された通路壁の部分を構成す
る。本体の該二つの部分は同じ材料で作られても
よいし、又は異なつた材料で作られ、その一つは
温度計の熱応答性を増大せしめるために良好な熱
伝導性を示すものであつてもよい。
本発明のもう一つの好ましい実施例によれば、
本体内の長手方向に延在する孔にロツドが配置さ
れ、該ロツドと孔との両者が毛管通路を規定して
いる。本発明のこの好ましい実施例においては、
孔壁がその光透過性の検知可能な不可逆的変化を
するように工夫された通路壁の一部を構成しても
よいが、ロツドの表面の一部が通路壁の前記部分
を構成することが好ましく、このようにして孔内
にロツドを配置する前にロツドの外部表面を適当
に処理することによつて通路壁の前記部分を形成
することができる。
本発明の好ましい態様によれば、その光透過性
の検知可能な且つ不可逆的な変化をするように工
夫された通路壁の部分は視覚的に白濁して見え換
言すれば光の回折を生じそして指示媒体は通路壁
部分に接触した時に通路壁の前記部分の不可逆的
な即ち実質的に永久的な又は永続する脱白濁化を
生ずるように、換言すれば実質的に永久的に回折
を消失せしめるようになされている。不可逆的な
脱白濁化を生ぜしめるために、媒体はその冷却後
従つて媒体の撤退後もつや消し表面の永続的な即
ち実質上永久的な平滑化が得られるような表面張
力及び粘性を有するべきである。
該つや消し表面はたとえば機械的処理によつて
作られてもよく、0.1μmから400μmの範囲の
Rnax′によつて表現される表面粗度を有する。指
示媒体は壁部分の材料の屈折率と実質的に同等の
屈折率を有する媒体であり、それによつて該媒体
はつや消し壁部分に接触した時、該壁を脱白濁化
し媒体が冷却されその結果撤退した時壁に実質的
に永続する平滑表面を与える。
従つて壁の材料がプラスチツク材料(本発明に
好適である)の場合には、壁材料の屈折率は通常
1.4〜1.6、特に1.45〜1.6の範囲内にあり、それ故
媒体もまた前記範囲内の屈折率を有することが望
ましい。
特に本体の長手方向に延在する孔内に装着され
るようになされた離隔ロツドを採用する場合に
は、該ロツドの表面又は表面の一部は前記媒体に
接触すると脱白濁化するように準備されているこ
とが有利である。光透過性の検知可能な且つ不可
逆的な変化が生ずるようになされた通路壁部分の
光透過性の不可逆的変化の検出能を増大せしめる
ために、媒体は所望により媒体が接触した時に通
路壁の該部分を着色する着色剤を含有してもよ
い。
叙上の如く、通路壁の前述の部分のつや消しは
通常カツタによつてなされるリーマ加工その他の
機械的処理によつて得られる。しかし、該つや消
しはひび割れコーテイングによつて構成されるこ
ともできるし又多孔性の表面部分によつて構成さ
れることもできる。
本発明のもう一つの態様によれば、通路壁の前
記部分は熱膨脹性の指示媒体と接触した際検知可
能な指標を生ずる材料のコーテイング又はフイル
ムを具えることができる。この態様によれば、コ
ーテイング又はフイルム並びに媒体は共に酸−塩
基指示薬システム又は酸化還元指示薬システムの
如き一つの指示薬システムを構成する。
酸−塩基指示薬システムにおいてはコーテイン
グ又はフイルムは酸−塩基指示薬のフイルムを含
み媒体は塩基性又は酸性媒体を含み、又は逆にコ
ーテイング又はフイルムは酸又は塩基であり媒体
は酸−塩基指示薬を含む。これに対応して、酸化
還元指示薬システムにおいては、コーテイング又
はフイルムは酸化還元指示薬を含み媒体は還元又
は酸化性媒体であり、又は逆にコーテイング又は
フイルムは還元又は酸化性成分を含み媒体は酸化
還元指示薬を含む。
叙上の態様によれば、コーテイング又はフイル
ムは媒体と接触した時に該媒体によつて腐食され
るようになつており、それによつて前記検知可能
な指標を生じたり、又はコーテイング又はフイル
ムは無着色材料であつて媒体と接触すると着色材
料に転換するようなものであつてもよい。無着色
物質の着色物質への転換はたとえば酵素とその酸
素の基質によつて提供されることができる。この
ように、無着色物質は酵素の基質であり、媒体は
該酵素を含有し、又は無着色物質が酵素を含有し
媒体が該酵素の基質を含有してもよい。
コーテイング又はフイルムが熱膨脹性指標媒体
と接触すると検知可能な指標を生ずるようになさ
れたこの態様によれば、コーテイングは媒体と接
触する際に沈澱物を生じ、これによつて検知可能
な指標を生ずるようになされてもよい。このよう
な沈澱物指標は相互に反応して沈澱をもたらす周
知の化学薬品によつて生ぜしめられてもよく、逆
にコーテイングは接触すると媒体に溶解する高度
着色物質の粒子を含んでもよい。高度着色物質は
たとえばマンガン酸カリウムである。
指示媒体は油脂物質特に温度計によつて測定さ
れるべき温度範囲内の数℃たとえば4℃の融点範
囲を有する油脂物質であることが好ましい。温度
計が臨床用の場合には、指示媒体は36〜40℃又は
36.5〜40.5℃の如く約35℃〜約42℃の範囲の融点
を有する油脂媒体であることが好ましい。このよ
うな温度範囲を示す油脂物質はたとえばポリアル
キレングリコール及び脂肪である。これらの特性
に従う脂肪の一例としてSOS(ステアリン酸でエ
ステル化されたグリコール−オレイン酸−ステア
リン酸)を混合されたカカオバタを挙げることが
できる。ポリアルキレングリコールの好適例とし
てはポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール及びエチレングリコールとプロピレング
リコールの共重合体が挙げられる。ポリアルキレ
ングリコールは所望の温度範囲内に融点範囲を有
するような分子量又は分子量範囲を有するべきで
ある。臨床用の温度計としての目的を満足する好
適なポリアルキレングリコールの一例として分子
量400のポリエチレングリコール、分子量1550の
ポリエチレングリコール及び分子量4000のポリエ
チレングリコールがあり、これらはすべて市販さ
れている製品である。これらのポリエチレングリ
コールは単独で又は相互に混合され、又は他のポ
リアルキレングリコールと混合されて使用され
る。従つてたとえば指示媒体として用いられる油
脂物質はこれらの各ポリエチレングリコールタイ
プの0〜100%を含むことができる。三つのタイ
プのすべてを含む混合物がしばしば推奨され、現
在最適とされる混合物の一例は約50〜95%、たと
えば90%のポリエチレングリコール1550、1〜5
%、たとえば2%のポリエチレングリコール400
及び5〜20%、たとえば8〜12%のポリエチレン
グリコール4000を含む。これらのパーセントのす
べては重量によつている。
ポリエチレングリコールの特に有利な点は非毒
性で着色し易いことである。たとえば分子量範囲
が約300〜約5000、特に約400〜約4000のポリアル
キレングリコールは本発明の温度計の指示媒体と
して用いるのに非常に有用な油脂物質であり、分
子量範囲が約500〜約900の脂肪は植物性のもの又
は、動物性のもの共もう一つのクラスの有用な油
脂物質を含む。該当する温度範囲内に融点を有す
る油脂物質を使用する利点の一つはこれらが溶融
過程中に特に高い熱膨脹を示すことにある。更に
これらのクラスに属する油脂物質は毛管通路壁の
つや消しされたプラスチツク又はガラス表面と協
働する脱白濁化剤としてすぐれた性質を示す。
本発明の前述の実施例においては、熱膨脹性媒
体は毛管通路の前記一端に具えられた液体及び溶
融フユーズを含んでもよく、該溶融フユーズは該
当する温度範囲の直ぐ下の融点を有する物質で作
られている。貯槽内に含まれた媒体の上方に溶融
フユーズを配置するときは、溶融フユーズ物質は
液体よりも低い密度を有することが好ましい。貯
槽内に包含された液体と組合わせて溶融フユーズ
を採用するときは、該液体又は溶融フユーズはど
ちらかに光透過性の変化を生ずるようになされて
いる。
本発明の前述の実施例において貯槽は前記本体
に取付けられる別個の貯槽体によつて構成されて
もよく、これによつて熱膨脹性の指示媒体は該二
つの部品を相互に接続するに先立つて貯槽内に導
入され、媒体を導入するときに光透過性の検知可
能な不可逆的な変化を生ずる危険性を解消する。
しかし叙上の本発明の第二実施例及び叙上の第三
の好適実施例においては検知可能な不可逆的な光
透過性の変化を生ずるようになされた通路壁の部
分が媒体を貯槽内に導入するのと同時に配置され
るので貯槽は前記本体内に熱膨脹性指示媒体を導
入する際に温度計の破壊の危険を生ぜしめること
なく組立てられる。
別個の貯槽体を採用する場合、該貯槽体はその
壁の伝熱時間を減少するためにアルミニウムで作
られることが好ましく、これによつて温度計の全
体としての応答性を増大せしめる。
しかし、貯槽体及び温度計本体はこれら二つの
部品を接合し易くするために及び温度計内の内部
熱膨脹応力を消失せしめるために同じ材料で作ら
れてもよい。
大部分の目的に対して、温度計本体はプラスチ
ツクで作られ且つ前記ロツドもプラスチツクで作
られることが好ましくこれによつて安価な容易に
加工し得る組成物が提供される。このプラスチツ
ク材料はポリ塩化ビニール、ポリスチレン、ポリ
アクリルニトリルスチレン、ポリエチレンメタク
リレート及びポリカーボネートからなるグループ
から選ばれ、これらはすべて透明な非毒性のそし
て環境的に受け入れられる材料である。
高温用には、温度計本体は耐熱ガラスの如きガ
ラスで製せられる。
本発明の叙上の実施例はすべて温度計の構成物
に対し、熱膨脹性指示媒体の量に対し、及び毛管
通路の寸法に対し調整又は較正された温度目盛と
して役立つマーキングを具えていることが好まし
い。
本発明はまた使い捨ての最高値読取温度計を製
造する方法に関する。
本発明にかかるこのような最高値読取温度計の
製造法は次のステツプからなる。
(a) 毛管通路が規定された本体を形成し (b) 該通路と連通する貯槽を準備し、そして (c) 該媒体が加熱された時該通路内への媒体の膨
脹を許容するように、前記貯槽と通路を工夫し
て該貯槽内に熱膨脹性の指示媒体を配置し、前
記通路壁の少なくとも一部を媒体と接触した時
にその光透過性の検知可能な且つ不可逆的な変
化を生ぜしめるようになす。
本発明の前述の第一実施例を製造するには、温
度計本体は細いロツド上に本体を鋳造することに
よつて形成され、該ロツドは冷却の後本体から撤
去され、これによつて本体内にも毛管孔が準備さ
れる。
しかし、本体は長手方向に延在する孔を有する
管を押し出し、該管を所定の長さに切断し、ロツ
ドを前記孔内に配置して毛管通路を規定すること
によつて形成することが好ましくこれによつて前
述の好適な温度計が得られる。該管の内部コーテ
イングを行なうために管はその内部コーテイング
と共に押し出され、該押し出しに続いて、前記管
は前記コーテイングをひびわれさせるために冷却
又は延伸され、これによつて媒体に接触すると通
路壁の前記部分の脱白濁化を生ぜしめるようにな
された通路壁のつや消し又は白濁化部分を創出す
る。通路壁のつや消し又は白濁化部分の創出のた
めに逆にロツドが、前記孔に挿入される前にリー
マ加工されるか又はロツドがその外部コーテイン
グと共に押出され冷却に引続いて冷却されるか又
は延伸され前記コーテイングのひびわれを生ぜし
める。
孔内に配設されたロツドによつて毛管通路を準
備する場合には、貯槽は前記本体の貯槽として準
備されてもよく、熱膨脹性指示媒体は孔内にロツ
ドを配設する前に該貯槽内に孔を通じて充填され
る。
しかしながら前述の如く、貯槽は温度計本体に
取付けられる別個の貯槽体として準備されること
が便利である。貯槽が別個の貯槽体として準備さ
れる場合には、貯槽体を温度計本体に取付ける前
に熱膨脹性指示媒体を該貯槽体内に配置すること
が可能であり、これによつて熱膨脹性媒体を導入
する際に温度計の破損が発生する危険性を解消す
ることができる。
媒体は該貯槽内に溶融状態で配置されることが
好ましく、これにより媒体を非常に正確に分封す
ることができる。
高度に正確に較正された温度計を得るために、
媒体は貯槽内に配置された後所定の温度に維持さ
れ、一方ロツドは孔に導入され、媒体の表面が該
所定温度に対応する温度目盛に達するまで媒体内
に沈積される。逆に媒体は貯槽内に媒体を配置し
た後所定の温度で実質的に固化することを許容さ
れてもよく、一方ロツドは孔内に導入され、ロツ
ドの下方端は実質的に固化した媒体の頂部の上に
置かれ、該所定の温度に対応する温度目盛がロツ
ドの下方端の高さに記されてもよい。
二つの別個の構成体を含む温度計を提供するた
めに、本体は部品の少なくとも一つは組立てられ
た時に前記毛管通路を形成する表面溝を具えた二
つの部品を組立てることによつて形成することが
できる。更に、二つの部品を有するこのような温
度計を製造する際には、貯槽は一つの部品の貯槽
毛管として形成されることが好ましく、又熱膨脹
性の指示媒体は該部品を組立てる前に該貯槽毛管
内に配置されることが好ましい。前記二つの部品
は超音波熔接によつて適切に組立てられる。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付の図面を参照して更に説明される
であろう。
第1図及び第2図は本発明にかかる使い捨ての
最高値読取温度計の第一実施例の垂直断面図を示
し、 第3図は本発明にかかる使い捨ての最高値読取
温度計の第二実施例の垂直断面図を示し、 第4A図、第4B図及び第4C図は第3図に示
す第二実施例の温度計の構成体の各種の実施例の
水平断面図を示し、 第5図は本発明にかかる使い捨ての最高値読取
温度計の第三実施例の斜視図を示し、 第6図は第5図に示す本発明の第三実施例の断
面図を示し、 第7図、第8図及び第9図は本発明にかかる使
い捨ての最高値読取温度計の第四の好適実施例の
垂直断面図を示し、 第10図は第8図の−線に沿う水平断面図
を示し、 第11図は第8図のXI−XI線に沿う水平断面図
を示し、 第12図は本発明にかかる使い捨ての最高値読
取温度計の第五実施例の垂直断面図を示し、 第13図は第12図の−線に沿う水平
断面図を示し、 第14図は第13図に対応する本発明の僅かに
修正された実施例の第12図の−線に沿
う水平断面図を示し、 第15図は第12及び13図に示す本発明の第
五実施例の構成体を製造する一つの可能な方法を
示す斜視図であり、そして 第16図は本発明にかかる使い捨ての最高値読
取温度計の第六実施例の垂直断面図を示す。
図面の詳細な説明 第1図及び第2図はその全体を10で指称され
る本発明にかかる使い捨ての最高値読取温度計の
第一実施例を示す。温度計10は夫々11及び1
2で指称される二つの主構成体を含む。構成体1
1は温度計の本体を構成する。構成体11はその
上端に円錐台形の延長部分13を具え、構成体1
2の対応する円錐形の下方部分14と協働するよ
うになされている。構成体11の内部空間は所定
の正確に計算された量の好ましくは溶融状態で該
内部空間に導入される熱膨脹性媒体たとえば油脂
物質が充填されている。構成体12内に長手方向
に延在する毛管孔16は該構成体12の下端にお
いて開放されており且つ構成体12の上端におい
て封止されているか又は逆に該毛管孔16は両端
で開放されている。構成体12はその外表面上に
印刷された温度目盛17を具えている。
二つの構成体11及び12は適宜の方法で接続
されたとえば糊付けされたり熔接されたり、熱接
着工程で接合されたり又は構成体11の円錐形延
長部分13の内面と構成体12の円錐形端部の外
面に夫々設けられた協働する内外ねじによつて結
合される。
第1図は組立前の本発明の第一実施例の構成体
を示し、第2図は叙上の如く温度計構成体11及
び12を共に接合した後の同じ構成体を示す。構
成体12の上端において毛管孔16が封止される
時は接合工程は温度計の内部に真空を作用しなが
ら行なわれ、一方毛管孔16が両端共開いている
時にはそのような注意は不要である。
毛管孔16は毛管壁の少なくとも一部が該当す
る温度範囲内の加熱を受けた時毛管孔16内に上
昇する熱膨脹性の指示媒体と接触すると毛管壁の
前記部分に光透過性に検知可能な不可逆的な変化
を生ずるようになされることを保証する適当な方
法で作られる。しかし毛管孔16は毛管構成体1
2を細いロツド上に鋳造することによつて有利に
製造され、該ロツドは冷却後に該構成体12から
撤去されそれによつて毛管孔16の内部表面がつ
や消しされる。好ましくは油脂媒体である熱膨脹
性の指示媒体15が毛管孔16内に上昇すると、
該毛管孔の内部つや消し面は指示媒体の柱が上昇
したレベルまで脱白濁化され、そして冷却されて
指示媒体柱が撤退すると、毛管孔の内部つや消し
面は前記油脂媒体の層で被覆されて該油脂媒体は
毛管壁の微小なでこぼこを満たし毛管壁を通して
光の伝達の実質的な回折を生ぜしめない平滑な内
部表面を創成するので毛管壁の光透過性の視覚的
に検知し得る変化を生ずる。
熱膨脹性の指示媒体はたとえばポリアルキレン
混合物であつてもよい。
二つの温度計構成体11及び12は透明な、非
毒性の好ましくは環境的に受け入れられるポリ塩
化ビニール、ポリスチレン、ポリアクリルニトリ
ルスチレン、ポリメチルメタクリレート又はポリ
カーボネートの如き如何なるプラスチツク材料で
作られてもよい。
第3図において本発明にかかる使い捨ての最高
値読取温度計の第二実施例は全体を20と指称して
示されている。第3図に示す本発明の実施例は第
1図及び第2図に示す本発明の前述の第一実施例
と二つの点で異なつている。第一に第1図及び第
2図に示された二つの構成体11及び12は第3
図に示された実施例においては単一の本体21に
よつて構成されている。第二に本発明に従つて熱
膨脹性の指示媒体と接触すると光透過性の検知可
能の不可逆的な変化を生ずるようになされた毛管
壁部分がつや消し表面を有するロツド22上に設
けられており、該ロツド22は本体21の長手方
向に延在する孔23内に配置されている。該長手
方向に延在する孔23と関連して、ロツド22は
底部貯層25から本体21の上端まで延在する毛
管通路を規定する。該上端はロツドを孔23に対
して確保しているキヤツプ27によつて封止され
ている。底部貯槽25は熱膨脹性の指示媒体を以
つて充填され、その中にはロツド22の下端が沈
積されている。指示媒体の上面は符号28によつ
て示されている。更に、本体21は好ましくは本
体21の外面にプリントによつて設けられた温度
目盛のマーキング29を具えている。マーキング
29は二つのマーキング間の距離がロツド22と
孔23の内部表面との間の毛管通路内で指示媒体
表面28の対応する上昇を生ずる所定の温度増加
に対応するように間を置いて配置されている。
本体21は第1及び2図に示された温度計構成
体11及び12と同じ材料で作られてもよい。更
に指示媒体25は第1,2図の本発明の第一実施
例の指示媒体15と同じタイプであつてもよい。
ロツド22の表面は好ましくは次に詳細に述べる
方法に従つてつや消しされるか又は白濁化され、
ロツド22の材料は本体21の材料と同じである
ことが好ましい。キヤツプ27は熱可溶性糊、溶
剤ベースの糊又は触媒硬化性の糊によつて取付け
られる。一方ロツド22と本体21はたとえば超
音波熔接によつて共に熔着される。
ロツド22は適宜な断面形状を有することがで
きる。ロツド22の三つの異なる断面形状が第4
A,4B及び4C図に示されている。第4A図は
本体21の長手方向に延在する孔23内に配置さ
れた円形断面を有するロツド22Aを示す。同様
に第4B図は三角断面を有するロツド22Bを示
し、第4C図は四角断面のロツド22Cを示す。
しかし以下の説明から明らかな如く他の形状も可
能である。
熱膨脹性指示媒体は加熱されると、長手方向に
延在する孔23の内部表面とつや消し又は白濁化
されたロツド22の外部表面との間の毛管通路内
を媒体が受けている温度に独特に対応するレベル
まで上昇する。毛管通路内を上昇する指示媒体は
ロツド22の表面の脱白濁化を生じ、かくして毛
管通路壁の光透過性の検知可能な不可逆的変化を
生ぜしめる。この変化は本体21の透明壁を通し
て明瞭に目視し得る。
第3図に示す本発明の実施例を組立てる際、最
初に所定の正確に計量された量の指示媒体が長手
方向に延在する孔23を通じて底部貯槽25内に
導入される。該孔の内部表面は完全に平滑であり
その結果指示媒体物質は該内部表面上に全く付着
しない。指示媒体は溶融状態で導入されることが
好ましい。次にロツド22が本体21に対して所
定のレベルに孔23内に配置される。第三にロツ
ド22は温度計を封止するのにも役立つキヤツプ
27によつて本体21に対し固定される。
貯槽25に指示媒体を充填する時、厳密に正確
な量の指示媒体を計量することが最も肝要であ
る。なぜならば指示媒体の体積膨脹は指示媒体の
体積、該媒体の熱膨脹係数及び温度増加によつ
て、従つて測定されるべき最大温度によつて決定
されるからである。指示媒体の体積膨脹は毛管通
路内の指示媒体の表面28の直線的な動きに変換
される。それ故白濁化した又はつや消しされたロ
ツドが設けられている第3図に示す温度計は非常
に簡単な方法で調整又は較正することができる。
正確に計量された量の指示媒体は好ましくは前述
の如く溶融状態で所定の正確に固定された温度で
底部貯槽25内に導入される。つや消しされた又
は白濁化されたロツド22は次いで孔23内に導
入され底部貯槽25内に包含された指示媒体中に
その表面28が正確に固定された充填温度に対す
るマーキング29に達するまで沈漬される。その
後、ロツド22は本体21の上端において切離さ
れ、そこにキヤツプ27によつて固定される。一
方第3図に示す温度計は第7,8,9図の説明に
関連して以下に述べられる方法で較正されてもよ
い。更に第3図に示す実施例はこれも第7,8,
9図に関連して述べられるような使用前の温度計
の破損に対する防護手段を具えてもよい。
夫々第1,2図及び第3図に示す本発明の叙上
の第一及び第二実施例はいろいろと改変し得るこ
とを理解すべきである。即ち第1,2図に示す実
施例はロツドを用いて前述の調整又は較正を行な
うように変更することができる。この変更された
実施例においては、毛管孔16は第3図に示す実
施例の孔23に対応するかなり大きな孔に拡張さ
れるべきである。
第5,6図は夫々35及び36と指称される二
つのプレート形状の構成体又は部品を含む本発明
の第三の実施例を示す。該二つの部品は適宜な技
術たとえば糊付け又は超音波熔接の如き熔接によ
つて単一の細長体に組立てられるようになされて
いる。二つの部品はポリ塩化ビニール、ポリスチ
レン、ポリアクリルニトリルスチレン又はポリカ
ーボネートの如き透明なプラスチツク材料で作ら
れることが好ましい。しかし二つの部品のうちの
一つは温度計の熱応答性を増大するためにアルミ
ニウムの如き異なつた材料で作られてもよい。部
品35は貯槽用空洞37と、二つの部品が単体の
細長体に組立てられた時に毛管通路の一部を構成
するようになされた長手方向に延在する溝38と
を具えている。溝38は貯槽37内に包含された
熱膨脹性指示媒体によつて脱白濁化される白濁し
た又はつや消しされた溝表面を提供するように形
成されていることが好ましい。一方部品36は組
立てられた時溝38に対面し且つ前記指示媒体に
よつて脱白濁化されるつや消し表面又はその一部
を有する。全く一般的に、二つの構成体35及び
36のいずれか又はその一部は本発明にかかるい
ずれかの態様と同様に毛管壁の光透過性の検知可
能な不可逆的な変化を生ずるようになされること
ができる。
本発明の第四の好適実施例のその製造過程の各
段階における垂直断面が第7,8及び9図に示さ
れている。これらの図において、同一符号は同一
部品を示す。第7〜9図に示す温度計は二つの主
要構成体、即ち細長体40と貯槽体41を夫々含
む。細長体40はポリ塩化ビニール、ポリスチレ
ン、ポリアクリルニトリルスチレン、ポリメチル
メタクリレート又はポリカーボネートの如き透明
材料で作られ、長手方向に延在する中央孔42を
具えている。細長体40は押出し工程で製造さ
れ、従つて非常に小さな許容誤差を以つて製造す
ることができる。細長体40の下部には円環状溝
43が設けられ、細長体40の最下端44は本体
40の全直径よりも小径を有している。更に細長
体40はその下方に円錐台状の入口45を有して
いる。貯槽体41は細長体40と同じ材料で作ら
れてもよいが、貯槽体41をアルミニウムの如き
良好な伝熱性を有する材料で作ることが好まし
い。貯槽体41を製造するために冷間プレス工程
が採用される。貯槽体41の内部には正確に計量
された所定量の熱膨脹性指示媒体46が包含され
ている。指示媒体46は該当する温度範囲の直下
の溶融点を有する油脂媒体であることが好まし
い。臨床用途に対しては即ち25°〜45℃の範囲内
の測定を行なうときにはポリエチレングリコール
の混合物の如き油脂媒体が用いられる。指示媒体
46は溶融状態で貯槽体41内に充填されること
が好ましい。貯槽体41はその上部に該貯槽体4
1の頂部に細長体40を取付ける作業を助けるよ
うに円錐台状の端部47を具えている。貯槽体4
1内に指示媒体46を充填することに続いて、細
長体40が貯槽体41の頂部に取付けられ、その
時貯槽体41の円錐台状端部47は該二つの部品
を固着するために溝43内に押込まれる。第8図
から明らかな如く、小量の指示媒体46は細長体
40が貯槽体41の頂部に取付けられる時入口4
5を通して孔42内に圧入される。前記二つの部
品の接続部を封止するために、貯槽体41の表面
はコーテイング又は好ましくは全外表面の被覆を
有してもよく、円錐台状部分47の端部を溝43
内に押し込む前に溝内にシール用組成物を配置し
て貯槽体の金属感触を消失せしめてもよい。二つ
の部品が結合され封止された時、つや消しされた
表面を有するロツド48は、孔42内の指示媒体
46の上面49に達するまで孔42内に導入され
る。この段階において、指示媒体は所定の温度で
実質的に固化せしめられ、及びこの段階におい
て、温度計は極めて簡単な方法で調整又は較正さ
れる。正確に計量された量の指示媒体は貯槽体4
1内に導入され、問題の温度における上面49に
対応するレベルを規定する。温度がこの所定の固
定されたレベルに維持されそしてロツド48が正
確に規定された長さを有している場合には細長体
40の端部から突出するロツド48の上端は細長
体40の外面の温度目盛50の刻印の長手方向の
調節のためのガイドとして用いることができ、こ
れによつて問題の温度に対応する目盛のマーキン
グが、正確に規定された長さのロツドと全く等し
いロツド48の上端からの距離に従つて上面49
に正確に対応するレベルに刻印される。最後に、
ロツド48は第3図に関して前述した如く51で
示されるようにたとえば糊付けされたり熔接され
たりして細長体40に固定される。細長体40の
上端から突出したロツドの過剰部分は所望により
切除される。しかし第9図に示す温度計は叙上の
第3図に関して説明した方法で較正されてもよ
い。
第10図には第8図の−線に沿う水平断面
が示されている。前述の如く、貯槽41は最高値
読取温度計の短かい温度応答時間を得るためにア
ルミニウムで作られることが好ましい。本体41
から指示媒体への熱伝導を増加することによつて
温度計の応答性を更に増大せしめるためにアルミ
ニウムの本体41は該貯槽体41の内部表面から
該本体の内部空間に突出したリブ52を具えてい
る。
第11図には第8図のXI−XI線に沿う水平断面
が示されている。ロツド48は二つの構成体を含
み、機械的強度を提供する内部金属ワイヤ54は
ポリ塩化ビニール、ポリスチレン、ポリアクリル
ニトリルスチレン、ポリメチルメタクリレート又
はポリカーボネートの如きプラスチツク材料の層
53によつて囲繞されている。ロツド48は押出
し工程によつて製造され、押出しに引続いてロツ
ド48はリーマを通じて引つぱられ第11図に示
す八角形断面形状を具え更に白濁した又はつや消
しされた外部表面を具える。明らかに、第11図
に示されたもの以外の断面形状たとえば三角、四
角、六角等を具えることもできる。更に押出し及
びリーマ加工は金属ワイヤ54を使用することな
く、均質なプラスチツクワイヤ上に行なうことも
できる。該均質なプラスチツクワイヤはポリカー
ボネートで作られることが好ましい。
温度計が使用される時には、指示媒体46は毛
管通路を構成するロツド48の外部表面と孔42
の内部表面との間の空間内に上昇しロツド48の
白濁化した又はつや消しされた外部表面の脱白濁
化を生じ、これによつて通路壁の光透過性の検知
可能な、不可逆的な変化を生ずる。
別の実施例においては、ロツド48は平滑な外
部表面を具え、従つて毛管通路の規定と較正又は
調整の目的のみに用いられる。その代りに細長体
40の孔壁の内部表面が白濁化され又はつや消し
されている。孔壁のつや消しされた又は白濁化さ
れた内部表面は冷却又は延伸によつてひび割れす
るようになされた内部表面コーテイングと共に細
長体40を押出す共押出し工程によつて得ること
ができる。この別の実施例においては、毛管壁の
光透過性の検知可能な不可逆的な変化は孔壁の脱
白濁化によつて生ずる。
若干変更された別の実施例においては貯槽体4
1はかなり大きな内容積を有するように形成さ
れ、それによつてたとえば格納又は輸送の間に高
温にさせられた時、温度計を駄目にすることがな
いように熱膨脹性指示媒体の該拡大容積内での膨
脹を許容する。使用に先立つて、この若干変更さ
れた別の実施例はプレスに取付けられ貯槽体41
の内容積を正確な所定のレベルまで縮小され、温
度計を直ぐに使えるようになす。
第7〜9図に示す本発明の叙上の好適実施例に
おいては、温度計が高温下におかれることによつ
て使用前に破壊することを防ぐ別の防護手段が具
えられている。第9図に示す如く、ロツド48を
固定する代りに、ロツド48は温度計が使用され
る直前に孔42内に導入されるようになされた別
個の構成体として供給されてもよい。この変更実
施例においては、指示媒体を貯槽体41の内部空
間及び孔42と円錐台状入口45の最下部内に閉
じ込めるために細長体の下端に高弾性膜が取付け
られている。この実施例においては、ロツド48
は鋭い端部を具えており、孔42内に導入される
とき膜を穿孔するようになされている。更に膜は
孔42内に汚れや埃が侵入することを防ぐために
細長体41の上端に具えられてもよく、該膜もま
たロツドが孔42内に導入される時鋭い端部を有
するロツド48によつて穿孔されるようになされ
ている。しかし、高温下においても指示媒体は孔
内に取付けられたロツド48がなくても孔42内
の非常に低いレベルまでしか上昇しないので最初
に述べた膜は省略することができる。これらの変
更実施例においては、ロツド48と細長体40は
孔42内に正しく導入された時細長体40の孔4
2に対してロツド48を固定するようになされた
把持手段を具えることが好ましい。更にロツド4
8は“ボールペン”装置に取付けられ、それによ
つてロツド48の上部は温度計が工場から出荷さ
れる時細長体40の上面から突出している。温度
計の使用に先立つて、ロツドは押し下げられ、そ
れによつて温度計はいつでも使用できる。この変
更実施例においては、ロツド48は細長体40の
頂部に設けられたO−リングの如きシール内に取
付けられることが好ましい。この装置において毛
管通路を構成するロツド48又は孔42の内部表
面のいずれかが前述の如き白濁化された又はつや
消しされた表面を具えればよい。
第12図には本発明の第五実施例の垂直断面が
示されている。第12図に示す実施例は相互に内
部に取付けられた夫々60及び61と指称される
試験管型の二つの構成体を含む。次の説明におい
て、二つの構成体は夫々外側試験管60及び内側
試験管61と称され、該試験管はポリ塩化ビニー
ル、ポリスチレン、ポリアクリルニトリルスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート又はポリカーボネ
ートの如き透明なプラスチツク材料で作られるこ
とが好ましい。内側試験管61の外部表面は以下
に詳しく説明されるカツタによつて準備された長
手方向に延在する平坦な表面領域62を具えてい
る。外側試験管60の外部表面は温度目盛を構成
するマーキング63を具えている。内側試験管6
1を外側試験管60内に配置する前に所定の正確
に計量された量の熱膨脹性指示媒体64が外側試
験管60の底部に導入される。内側試験管61を
外側試験管60内に取付けた後、指示媒体64は
前記二つの試験管の間に規定される空間内に封閉
される。この空間は指示媒体貯槽を構成し、外側
試験管60の内部表面と内側試験管61の平坦な
表面領域62との間に規定される通路と連通す
る。平坦な表面領域62は指示媒体、好ましくは
たとえばポリエチレングリコール混合物の如き叙
上の油脂媒体と接触すると脱白濁化されるつや消
しの又は白濁化された表面を提供する。
第13図には第12図の−線に沿う水
平断面が示されている。第13図には外側試験管
60と内側試験管61が示され、後者は外側試験
管60の内部表面と協働して第13図において6
5と指称されている前述の通路を規定する平坦表
面領域62を具えている。第14図には第13図
に対応する水平断面が若干改変された実施例を介
して示されている。この若干改変された実施例に
おいては、油脂指示媒体と接触すると脱白濁化さ
れるようになされた白濁化又はつや消し表面が外
側試験管60の内部表面に長方形断面形状の溝6
6内に設けられている。この若干改変された実施
例においては内側試験管61の外部平坦表面領域
62は省略されている。
第15図には平坦表面領域を作る方法の概要を
示す斜視図が示されている。符号67によつて示
される筒状体はカツタ68によつて機械加工され
長手方向に延在する平坦な表面領域69を提供す
る。該平坦表面領域69は第12図に示す内側試
験管61の平坦表面領域62に相当するつや消し
された又は白濁化した表面を構成する。
第16図は全体を70と指称される本発明にか
かる使い捨ての最高値読取温度計の第六実施例を
示す。温度計70は好ましくはポリ塩化ビニー
ル、ポリスチレン、ポリアクリルニトリルスチレ
ン、ポリメチルメタクリレート、又はポリカーボ
ネートの如き透明なプラスチツク材料で作られた
細長体71を含む。該細長体71は夫々72及び
73と指称される二つの長手方向に延在する孔を
具えている。第16図から明らかな如く、孔72
は孔73よりもかなり小さい断面領域を有する。
その下端部において細長体71が第7〜10図に
示された前述の貯槽体41と基本的に同一の貯槽
体74に取付けられている。第16図から明らか
な如く、小さい方の孔72、貯槽74内に規定さ
れた空間及び大きい方の孔73の下端の小部分は
熱膨脹性指示媒体76で満たされている。指示媒
体は矢印77によつて示される如く正確に計量さ
れた量、小さい方の孔72を通じて貯槽内に導入
される。細長体71の下端から、該細長体71と
一体的に鋳造された壁状の流れガイド75が貯槽
体74内に規定された内部空間内に突出してい
る。該流れガイド75は貯槽75内に規定された
空間への均等な充填がなされるように工夫されて
いる。大きい方の孔73は第8,9図に示すロツ
ド48と実質的に同じロツドを具えるようになさ
れている。温度計70内に指示媒体を充填した
後、小さい方の孔72は図示しないストツパによ
つて封止され、これによつて熱膨脹性媒体は大き
い方の孔73内へ膨脹することのみを許容され、
かくして大きい方の孔73内に取付けられたロツ
ドを脱白濁化する。
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