JPH0336476Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0336476Y2
JPH0336476Y2 JP1985053395U JP5339585U JPH0336476Y2 JP H0336476 Y2 JPH0336476 Y2 JP H0336476Y2 JP 1985053395 U JP1985053395 U JP 1985053395U JP 5339585 U JP5339585 U JP 5339585U JP H0336476 Y2 JPH0336476 Y2 JP H0336476Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fins
strut
boat
hull
pitching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985053395U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61169793U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985053395U priority Critical patent/JPH0336476Y2/ja
Publication of JPS61169793U publication Critical patent/JPS61169793U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0336476Y2 publication Critical patent/JPH0336476Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航走時に船首部が上昇する半排水量
型の高速艇に関し、特に縦揺れ軽減用フインをそ
なえた、半排水量型高速艇に関する。
〔従来の技術〕
一般に、半排水量型の高速艇の船体は、第8図
(側面図)に示すように形成されて、運航経済性
に優れ信頼性も高いという長所を有しているが、
この半面、波浪のある海面を高速で航行する際に
船体の動揺や運動加速度が極めて大きくなり、さ
らに、波面と船体1との衝突に伴う衝撃加速度も
重畳するため乗心地が悪く、乗員や乗客に苦痛を
与えるという問題点もある。
第9図a,bは、それぞれ、上述の高速艇の波
浪中における動揺と加速度との計測結果の例を示
したグラフで、船長約40mの第8図に示したよう
な船舶が、波長50m、波高2mの迎波中を船速
20knで航走する場合の船体縦揺れおよび船首上
下方向加速度を示している。この図からわかるよ
うに、上下加速度の波形は衝撃的な変化を示す鋭
いピークを含んでおり、上下加速度の変動量は重
力加速度の3倍にも達している。このような大き
な加速度を生じると、乗客の乗心地の悪化や機器
の損傷等を招くことになり、これは重大な欠点で
あるといえる。
そこで、従来の通常の船舶に用いられている横
揺れ軽減用のフインを半排水量型高速艇の縦揺れ
軽減のために船首部水面下に配設することが考え
られる。第10図(側面図)および第11図(平
面図)は、このような縦揺れ軽減用フイン2を、
船体1の船首部両側において、水面3の下方に設
けた場合を示している。
すなわち、通常の船舶では、船体の縦運動の際
のエネルギーが大きく、フインの発生する減衰力
および復原力程度では、これに打ち勝すことがで
きず、フインによる縦揺れ軽減効果はほとんど得
られないとされているが、高速艇では、高速で航
走することによりフインの発生する流体力が大き
くなつて縦揺れ軽減効果が得られる可能性があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、半排水量型の高速艇に、縦揺れ軽減
用のフイン2を船体1に直接取り付けた場合に
は、乗心地が問題となるような波浪条件において
船体1が大きく動揺(波との相対運動)すると、
喫水が浅いためフイン2が水面3を越えて空中に
突び出してしまう確率が高くなり、この状態では
まつたく効果が得られなくなる。
また、フイン2が水中にある場合でも、フイン
2は水面3の近くで作動することになるため自由
表面の影響を受けて揚力低下を生じ、フイン効果
が小さくなると考えられる。
第12図のグラフは、船長約45mの第10,1
1図に示すような高速艇が、有義波高3m、平均
波周期7secの不規則迎波中を船速30knで航走す
る際の、フイン取り付け位置における波との相対
運動を示している。フイン2は第10,11図に
示す位置に取り付けられており、没水深度は水面
下約1mである。図中の斜線で示した部分が、フ
イン2が空中に突び出した状態であり、この図か
らもフイン2が空中にある時間が長いことがわか
る。このように半排水量型高速艇では、縦揺れ軽
減用のフイン2を装着したとしても、フイン2を
船体1に直接取り付けたのでは十分な効果を得る
ことができないという問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろう
とするもので、波浪時の航走中においても水面上
へのフインの露出が起きないようにして、十分な
縦揺れ軽減効果の得られるようにした、半排水量
型高速艇を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の半排水量型高速艇は、半排
水量型の高速艇の船底部に縦揺れ軽減用フインを
そなえ、同フインが船首部の船底部から同船底部
の最下面よりも下方へ突出しうるストラツトに迎
角を調整できるように装着されて、同ストラツト
が上記フインとともに上記船底部の最下面よりも
上方へ格納されるべく船体に対し可動的に装着さ
れるとともに、その駆動機構と、その格納のため
の船底凹部とが設けられたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
上述の本考案のの半排水量型高速艇では、縦揺
れ軽減用フインが船首部の船底部から下方へ突設
されたストラツトに装着されているので波浪時の
航走中においても、上記フインは水面上に露出す
ることなく常に縦揺れ軽減作用を行なうことがで
きる。
また、港湾内等における低速航行時や入渠時に
は、上記ストラツトが上記フインとともに船底凹
部内に格納される。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1,2図は本考案の第1実施例として
の半排水量型高速艇を示すもので、第1図はその
側面図、第2図はその正面図であり、第3,4図
は本考案の第2実施例としての半排水量型高速艇
を示すもので、第3図はその側面図、第4図はそ
の正面図であり、第5,6図は上記本考案の半排
水量型高速艇の波浪時の航走状態を示すもので、
第5図はその側面図、第6図はそのフインの作用
状態を示す部分側面図である。
まず、本考案の第1実施例について説明する
と、第1,2図に示すように、半排水量型の高速
艇の船体11において、の船首部の船底部に縦揺
れ軽減用のフイン12が設けられている。
フイン12は、船首部の船底部から船体中心線
に沿い同船底部の最下面よりも下方へ突出しうる
ストラツト14に、同ストラツト14の両側方へ
それぞれ突出するように設けられている。
フイン12は油圧式フイン駆動装置17により
駆動されて、その迎角を変えられるようになつて
おり(第5,6図参照)、図示しない駆動機構が
ストラツト14に内蔵されている。
そして、油圧式フイン駆動装置17への制御信
号は、ブリツジにおける制御演算装置16から送
られるようになつており、その制御量は船体運動
を検知するセンサ15からの情報に基づいて決め
られる。
また、本考案の半排水量型高速艇では、第1,
2図に示すように、ストラツト14がフイン12
とともに船底下面より上方に格納されるように可
動的に装着されており、本実施例では船底凹部2
1の内部にストラツト14を回動させて格納しう
るように、ストラツト14の基端が支軸20を介
して船体11に枢着されている。
そして、ストラツト14の回転駆動のための駆
動機構として、油圧制御部19と、同油圧制御部
19からの作動油により支軸20とともにストラ
ツト14を回転駆動しうる油圧式アクチユエータ
19aとが設けられている。
本考案の半排水量型高速艇は、上述のように構
成されているので、第5図に示すような波浪中の
航走時に停船時よりも喫水の減少した船体11に
さらに船首部の上昇する縦傾斜を生じると、船首
部は波浪の谷部で水面13上へ露出しようとする
が、ストラツト14は船首船底部の最下面よりも
下方へ突出しているので、フイン12が水面上に
露出することはない。そして、その際の船体の傾
斜角度、傾斜角速度および傾斜角加速度を船体1
1の内部に搭載したセンサ15によつて検知し、
この計測結果を制御演算装置16で処理してフイ
ン12の取るべき角度が決定される。
このようにして決められたフイン角度の指令
は、フイン駆動装置17に伝えられ、ここで実際
にフインを駆動するための油圧が発生される。こ
の油圧によりストラツト14に取り付けられたフ
イン12が駆動され、第6図に符号12′で示す
状態になる。
こうして、フイン12は、水面13の上方へ露
出することなく縦揺れを軽減するための揚力18
を確実に発生し、この結果、縦揺れが小さくなつ
て乗心地が改善される。
第7図a,b,cは、船長約45mの第5図およ
び第8図に示すような船舶が、波高3mの迎波中
を船速30knで航走する際の船体縦揺れ、重心お
よび船首の上下方向加速度についての計算例をそ
れぞれ示すグラフであり、第7図中、横軸には波
長がとられている。これらのグラフから、フイン
12を作動させることにより、船体11の縦揺れ
や、上下方向加速度を、共に大きく減少させるこ
とができ、乗心地の改善されていることがわか
る。
一方、波浪条件が穏やかで船体運動が小さく乗
心地が悪くない場合には、アクチユエータ19a
の作動により、ストラツト14はフイン12とと
もに、第1,2図にそれぞれ符号14″および1
2″で示すように、船底凹部21内へ格納される。
このように、フイン12およびストラツト14
は、波浪条件が穏やかで船体11の縦揺れの小さ
いときは船底下面よりも上方へ格納されるので、
船体抵抗を増加させることがなく、また、浅海に
おける喫水制限を受けることもない。
次に、本考案の第2実施例について説明する
と、この第2実施例も第1実施例と同様に構成さ
れており、第3,4図に示すように、半排水量型
の高速艇の船体11において、の船首部の船底部
に縦揺れ軽減用のフイン12が設けられている。
フイン12は、船首部の船底部から船体中心線
に沿い同船底部の最下面よりも下方へ突出しうる
ストラツト14に、同ストラツト14の両側方へ
それぞれ突出するように設けられている。
フイン12は油圧式フイン駆動装置17により
駆動されて、その迎角を変えられるようになつて
おり(第5,6図参照)、図示しない駆動機構が
ストラツト14に内蔵されている。
そして、油圧式フイン駆動装置17への制御信
号は、ブリツジにおける制御演算装置16から送
られるようになつており、その制御量は船体運動
を検知するセンサ15からの情報に基づいて求め
られる。
また、本考案の第2実施例としての半排水量型
高速艇では、第3,4図に示すように、船底凹部
21の内部にストラツト14を上方へスライドさ
せて格納しうるようにストラツト14の上端がピ
ストン22を介して船体11に装着されている。
そして、ストラツト14の上下方向へのスライ
ドのための駆動機構として、ピストン22を伸縮
すべく油圧式駆動装置23が設けられている。
上述の構成により、本実施例でも第1実施例と
同様の作用効果が得られるほか、本実施例ではス
トラツト14の突出具合を調節することができる
ので、浅い海域など喫水制限がありストラツト1
4を完全に突出できない場合において喫水制限内
になるようにストラツト14の突出量を小さくし
ておいて航走することでフインの縦揺れ軽減効果
が得られる利点もある。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の半排水量型高速
艇によれば、その高速艇の船底部に縦揺れ軽減用
フインをそなえ、同フインが船首部の船底部から
同船底部の最下面よりも下方へ突出しうるストラ
ツトに迎角を調整できるように装着されて、同ス
トラツトが上記フインとともに上記船底部の最下
面よりも上方へ格納されるべく船体に対し可動的
に装着されるとともに、その駆動機構と、その格
納のための船底凹部とが設けられるという簡素な
構造で、波浪中の航走時においても縦揺れ軽減用
フインが水面上方に露出することはなく、これに
より従来問題とされていた半排水量型高速艇にお
ける船体の縦揺れについて、その軽減効果を常に
確実に得られるようになる利点がある。
一方、波浪条件が穏やかな場合においては、上
記フインが同フインを支持するストラツトと共に
船底部の最下面よりも上方に格納されるので、船
体抵抗の増加を招くことなく、また浅海における
喫水制限を受けることなく、航走できる利点もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の第1実施例としての半排
水量型高速艇を示すもので、第1図はその側面
図、第2図はその正面図であり、第3,4図は本
考案の第2実施例としての半排水量型高速艇を示
すもので、第3図はその側面図、第4図はその正
面図であり、第5,6図は上記本考案の半排水量
型高速艇の波浪時の航走状態を示すもので、第5
図はその側面図、第6図はそのフインの作用状態
を示す部分側面図であり、第7図a,b,cはい
ずれも上記本考案の高速艇と従来のフインをそな
えない高速艇との特性を比較して示すグラフであ
り、第8図は従来の半排水量型高速艇を示す側面
図、第9図a,bは上記高速艇の特性を示すグラ
フであり、第10,11図は上記従来の高速艇に
縦揺れ軽減用フインを直接取り付けた場合を示す
もので、第10図はその側面図、第11図はその
正面図であり、第12図は上記フインをそなえた
従来の高速艇の特性を示すグラフである。 11……船体、12,12′,12……縦揺れ
軽減用フイン、13……水面、14,14……ス
トラツト、15……センサ、16……制御演算装
置、17……油圧式フイン駆動装置、18……揚
力、19……ストラツトおよびフインの格納駆動
用油圧式制御器、19a……油圧式アクチユエー
タ、20……支軸、21……格納用船底凹部、2
2……ピストン、23……油圧式駆動装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半排水量型の高速艇の船底部に縦揺れ軽減用フ
    インをそなえ、同フインが船首部の船底部から同
    船底部の最下面よりも下方へ突出しうるストラツ
    トに迎角を調整できるように装着されて、同スト
    ラツトが上記フインとともに上記船底部の最下面
    よりも上方へ格納されるべく船体に対し可動的に
    装着されるとともに、その駆動機構と、その格納
    のための船底凹部とが設けられたことを特徴とす
    る、 半排水量型高速艇。
JP1985053395U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH0336476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053395U JPH0336476Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985053395U JPH0336476Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169793U JPS61169793U (ja) 1986-10-21
JPH0336476Y2 true JPH0336476Y2 (ja) 1991-08-01

Family

ID=30574218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985053395U Expired JPH0336476Y2 (ja) 1985-04-10 1985-04-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0336476Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536151A (en) * 1978-09-05 1980-03-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Semi-sinking type twin-fuselage ship equipped with pitching reducing plate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61169793U (ja) 1986-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6095076A (en) Hydrofoil boat
US5511504A (en) Computer controlled fins for improving seakeeping in marine vessels
AU625860B2 (en) Improved hull construction for a swath vessel
US7743720B1 (en) Multihull hydrofoil watercraft
US5839386A (en) Vehicle stabilizing by rotating mass
US4665853A (en) Foil arrangement for a planning craft
CN105966568A (zh) 一种装备于海事巡航搜救无人艇的自适应可调节装置
JPH0848288A (ja) 船舶の姿勢制御装置
JP2002316687A (ja) 船舶の水中翼装置
AU693985B2 (en) Method and means for dynamic trim of a fast, planing or semi-planing boathull
US5711239A (en) Propeller configuration for sinusoidal waterline ships
US5313907A (en) External rail system for boat
US3785319A (en) Hydrofoil vessel
JP7203633B2 (ja) 制御装置、これを備えた船舶および船舶の制御方法
JPH0336476Y2 (ja)
WO1998008732A1 (en) Hydroskiing marine vessel
US20050011427A1 (en) Two degree of freedom rudder/stabilizer for waterborne vessels
US3981260A (en) Roller lip seal for surface effect ships
US5701835A (en) Production vessel with sinusoidal waterline hull
JPH025635B2 (ja)
JPH1120775A (ja) 水中翼付き船舶
US6382121B2 (en) Boat ballast system
CN117227370A (zh) 一种水陆两栖车增升减摇装置及控制方法
JP3866278B2 (ja) 縦揺れを安定化させた排水型船
JPS61232987A (ja) 半排水量型高速艇