JPH0336502Y2 - - Google Patents

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JPH0336502Y2
JPH0336502Y2 JP12861986U JP12861986U JPH0336502Y2 JP H0336502 Y2 JPH0336502 Y2 JP H0336502Y2 JP 12861986 U JP12861986 U JP 12861986U JP 12861986 U JP12861986 U JP 12861986U JP H0336502 Y2 JPH0336502 Y2 JP H0336502Y2
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adhesive
patch
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adhesive sheet
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は貼付剤固定用の粘着シート、特に貼付
剤中の粘着剤の浸出および皮膚表面への露呈を効
果的に防止し、それにより粘着剤の周辺部への付
着を妨げ得る貼付剤固定用の粘着シートに関す
る。
(従来の技術) 全身もしくは局部での薬効を得るために、貼付
剤を用い、薬物を皮膚を介して吸収させることが
行われている。貼付剤は、柔軟な支持体と、薬物
を含有する粘着剤層とを有する。
粘着剤層中の薬物を効率よく皮膚に移行させる
ためには、粘着剤層は皮膚と密着性を有する必要
がある。そのために、粘着剤層には、柔軟性があ
りかつ凝集力の低い粘着剤が用いられる。しか
も、粘着剤層の層厚は厚くされる。このような粘
着剤層を有する貼付剤を皮膚に貼付すれば、薬物
を含有する粘着剤が貼付部位の周辺部に浸出しや
すい。浸出した粘着剤は、皮膚表面に露呈される
ため、衣類に付着するなど周辺部を汚し、適用者
に不快感を与える。粘着剤とともに薬物が周辺部
に付着し、その分だけ薬効が低下する。粘着剤が
浸出して周辺部に付着すれば、貼付剤の粘着力が
低下し、貼付剤の剥離の原因ともなる。粘着剤の
周辺部への付着を防止するために、貼付剤の粘着
剤層に、柔軟性に欠け、しかも凝集力の高い粘着
剤を用いて、粘着剤の浸出を少なくする試みがな
されている。しかし、このような粘着剤層を有す
る貼付剤では、粘着剤の凝集力により、粘着剤層
中の薬物が充分に皮膚に移行せず、所望の薬効が
得られない。凝集力の高い粘着剤は粘着力が低い
ため、粘着剤層が皮膚との密着性に欠け、貼付剤
が容易に剥離する。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記従来の問題点を解決するものであ
り、その目的とするところは、貼付剤中の粘着剤
の皮膚表面への露呈を効果的に防止し、それによ
り粘着剤の周辺部への付着を妨げ得る貼付剤固定
用の粘着シートを提供することにある。本考案の
他の目的は、偏りなく貼付剤を固定し得る貼付剤
固定用の粘着シートを提供することにある。本考
案のさらに他の目的は、貼付剤に対する粘着シー
トの偏りが容易に判別し得る貼付剤固定用の粘着
シートを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、粘着シートを用いて貼付剤の少なく
とも端部を被覆することにより、貼付剤中の粘着
剤の浸出が防止されるか、あるいは粘着剤が浸出
しても皮膚表面に露呈しないため、粘着剤の周辺
部への付着が効果的に防止され得る;しかもこの
粘着シートの外周面に切欠部を設けることによ
り、貼付剤に対する粘着シートの偏りが容易に判
別し得る、との考案者の知見に基づいて完成され
た。
本考案の貼付剤固定用の粘着シートは、任意の
形状の貼付剤の少なくとも端部を被覆し得る粘着
シートであつて、基材と粘着剤層とを有し、該粘
着シートの外周面の少なくとも2ヶ所に、該粘着
シートと該貼付剤との位置関係を目視し得る切欠
部を有し、そのことにより上記目的が達成され
る。
基材には、例えば、軟質プラスチツク発泡シー
ト、ポリウレタンフイルムが用いられる。発泡シ
ートの発泡倍率は10%以上が好ましい。
粘着剤層に用いられる粘着剤は、貼付剤に含有
される粘着剤より凝集力が高くかつ流動性の少な
い物質とされる。粘着剤の凝集力が低いかあるい
は流動性が大きいと、粘着シートの粘着剤が周辺
部に浸出して皮膚表面に露呈し、そのために本考
案の目的が達成され得ない。粘着剤層の層厚も、
貼付剤の粘着剤層に比べて薄くされる。層厚が厚
いと、上記同様粘着シートの粘着剤が周辺部に浸
出するおそれがある。この粘着剤層に用いられる
粘着剤には、例えば、アクリル重合体系の粘着剤
がある。特に、ガラス転移点(Tg点)が−50℃
以上の粘着剤や微架橋された粘着剤が好ましい。
本考案の粘着シートは、さらに、必要に応じて
剥離性シートおよび/または補強シートを有す
る。
剥離性シートは、粘着剤層を被覆して粘着性を
保つために用いられる。剥離性シートには、例え
ば、紙、ポリエチレンラミネート紙、PETフイ
ルム等の表面にシリコーン剥離剤で薄く塗工処理
したものがある。
補強シートは、基材を被覆して、基材の強度不
足を補うために用いられる。補強シートには、例
えば、柔軟なポリウレタンフイルムに対しては、
該フイルムが製膜時に用いられたキヤステイング
用台紙がそのまま付着した状態で用いられる。
本考案の粘着シートの形状は、特に限定されな
いが、使用される貼付剤の少なくとも端部を完全
に被覆し得る形状であることが必要である。粘着
シートは、貼付剤の外周から約10〜20mm外側にま
で貼着されるのが好ましい。
本考案の粘着シートは、例えば、第1図に示す
ように、2層構造の平板であり、皮膚に貼付され
るべき貼付剤Sの周辺にそつて配置されたとき、
該貼付剤Sを完全に被覆し得る形状に作られてい
る。この粘着シートは、平板状の基剤1および平
板状の粘着剤層2が積層されてなる。平板の外周
面の4隅のそれぞれには、切欠部Pが設けられて
いる。
この粘着シートは、粘着剤層2の粘着力によ
り、貼付剤Sおよび皮膚表面に貼着される。それ
により、貼付剤Sが皮膚表面に固定される。従つ
て、貼付剤の端面が粘着シートで被覆されるた
め、貼付剤中の粘着剤の浸出が防止されるか、あ
るいは粘着剤が浸出しても皮膚表面に露呈しな
い。
この粘着シートを貼付剤および皮膚表面に貼着
するに際し、貼付剤Sに対し粘着シートが偏つて
いれば、切欠部Pから目視される貼付剤Sの端部
の面積が、4ヶ所の切欠部Pで異なる大きさとな
る。それにより、貼付剤Sに対する粘着シートの
偏りを確認することができる。偏りが確認された
ときには、粘着シートを貼付位置を修正しながら
粘着シートを貼付剤に対し正しい位置に配置し皮
膚の所定位置へ貼着する。
本考案の粘着シートの他の例には、中央部分が
くり抜かれた枠体状がある。この粘着シートは、
上記平板構造に比べ、貼付剤の端部にのみ貼着さ
れるため、中央部分が嵩張つたり、ごわごわにな
つたりしてしまうことが防止され、より確実に貼
着され得るため好ましい。
(実施例) 以下に本考案を実施例について述べる。
実施例 1 基材、粘着剤層および剥離性シートとして、以
下の材料を用いた。
(1) 基材 厚さ1.5mm、発泡倍率15倍の低密度ポリエチレ
ン発泡シートを用いた。
(2) 粘着剤層 以下の配合でなるモノマー組成物を、通常の溶
液にラジカル重合法により共重合させ、アクリル
系粘着剤を得た。この粘着剤を上記基材上に、転
写法により0.06mmの厚さで塗布し、粘着剤層を形
成した。
2−エチルヘキシルアクリレート 70重量部 ブチルメタクリレート 25重量部 メタクリル酸 5重量部 1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート
0.007重量部 (3) 剥離性シート 表面シリコーンによる剥離性処理された、厚さ
50μmのPETフイルム。但し本剥離シートが転写
用の剥離性シートとして用いられた。
これを第1図に示す平板状でなる粘着シートに
作製した。この粘着シートの長辺80mm、そして短
辺70mmとした。切欠部の幅は5mm、長さは10mmに
形成した。
得られた粘着シートを、(40〜60mm)×(50〜70
mm)の貼付剤(すでに皮膚に貼付されている)の
端部および皮膚に貼着した。貼着時における粘着
シートの偏りは、4ヶ所の切欠部から目視される
貼付剤の面積により容易に判別され、随時偏りが
修正された。
粘着シートが貼着された貼付剤は、12時間の貼
付後も、粘着剤層中の粘着剤の浸出は生じなかつ
た。
実施例 2 基材、粘着剤層および剥離性シートとして、以
下の材料を用いた。
(1) 基材 厚さ0.05mm、伸び率700〜800%のポリエーテル
系ポリウレタンフイルムを用いた。このポリウレ
タンフイルムには、キヤステイング製膜時の工程
紙がそのまま付着していた。この工程紙は、坪量
70g/m2のクラフト紙の片面に坪量30g/m2のポ
リプロピレンフイルムがラミネート加工された構
成であつた。ポリウレタンフイルムと工程紙との
間の剥離力は、80〜110g/15mm(30cm/分の180°
引き剥がし法)であつた。
(2) 粘着剤層 以下の配合でなるモノマー組成物を、通常の溶
液ラジカル重合法により共重合させ、アクリル系
粘着剤を得た。この粘着剤を上記基材上に、転写
法により0.03mmの厚さで塗布し、粘着剤層を形成
した。
ブチルアクリレート 85重量部 N−ビニル−2−ピロリドン 15重量部 1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート
0.007重量部 (3) 剥離性シート 坪量70g/m2のクラフト紙表面に20g/m2のポ
リエチレンラミネートがなされ、その表面にシリ
コーンによる剥離性処理がなされたものが使用さ
れた。
これらを、第1図に示す実施例1と同様の形状
の粘着シートに作製した。得られた粘着シート
を、実施例1と同様にして、偏りを修正しつつ貼
付剤の端部および皮膚に貼着した。
粘着シートが貼着された貼付剤は、24時間の貼
付後も、粘着剤層中の粘着剤の浸出は生じなかつ
た。
実施例 3 基材、粘着剤層および剥離性シートとして、実
施例1と同様の材料を用い、円形状の枠体でなる
粘着シートを作製した。この粘着シートの外径76
mmφ、そして内径50mmφとした。切欠部の幅は3
mm、長さは8mmに形成した。
得られた粘着シートを55〜65mmφの貼付剤(す
でに皮膚に貼付されている)の端部および皮膚に
貼着した。貼着時における粘着シートの偏りは、
実施例1と同様の方法により修正した。
粘着シートが貼着された貼付剤は、12時間の貼
付後も、粘着剤層中の粘着剤の浸出は生じなかつ
た。
実施例 4 基材、粘着剤層および剥離性シートとして、実
施例2と同様の材料を用い、円形状の枠体でなる
粘着シートを作製した。この粘着シートの外径76
mmφ、そして内径50mmφとした。切欠部の幅は3
mm、長さは8mmに形成した。
得られた粘着シートを55〜65mmφの貼付剤(す
でに皮膚に貼付されている)の端部および皮膚に
貼着した。貼着時における粘着シートの偏りは、
実施例2と同様の方法により修正した。
粘着シートが貼着された貼付剤は、12時間の貼
付後も、粘着剤層中の粘着剤の浸出は生じなかつ
た。
(考案の効果) 本考案の貼付剤固定用の粘着シートは、このよ
うに、貼付剤の端部を被覆し得るため、貼付剤中
の粘着剤の浸出が防止されるか、あるいは粘着剤
が浸出しても皮膚表面に露呈しない。それゆえ、
浸出した粘着剤が周辺部に付着して、周辺部を汚
したり、貼付剤の薬効が低下することはない。粘
着剤の浸出を防止するために、凝集力の高い粘着
剤を用いた結果、薬効が低下するおそれもない。
しかも、この粘着シートには、外周面に切欠部が
設けられており、そのために、切欠部から目視さ
れる貼付剤の面積により、貼付剤に対する粘着シ
ートの偏りが容易に判別される。それにより、貼
付剤の偏りを修正して、粘着シートを貼付剤に正
確に固定し得る。その結果、本考案の粘着シート
は、貼付剤の固定に有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の貼付剤固定用の粘着シートの
一実施例を示す斜視図である。 1…基材、2…粘着剤層、P…切欠部、S…貼
付剤、100…粘着シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 任意の形状の貼付剤の少なくとも端部を被覆
    し得る粘着シートであつて、 基材と粘着剤層とを有し、 該粘着シートの外周面の少なくとも2カ所
    に、該粘着シートと該貼付剤との位置関係を目
    視し得る切欠部を有する貼付剤固定用の粘着シ
    ート。 2 前記粘着剤層が、前記基材と接する面とは異
    なる側の面が剥離性シートで被覆された実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の貼付剤固定用
    の粘着シート。 3 前記基材が、前記粘着剤層と接する面とは異
    なる側の面が補強シートで被覆された実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の貼付剤固定用の
    粘着シート。
JP12861986U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0336502Y2 (ja)

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JP4646865B2 (ja) * 2006-07-07 2011-03-09 日東電工株式会社 皮膚貼付材および粘着剤層、並びに救急絆創膏

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