JPH0336610B2 - - Google Patents

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JPH0336610B2
JPH0336610B2 JP1956689A JP1956689A JPH0336610B2 JP H0336610 B2 JPH0336610 B2 JP H0336610B2 JP 1956689 A JP1956689 A JP 1956689A JP 1956689 A JP1956689 A JP 1956689A JP H0336610 B2 JPH0336610 B2 JP H0336610B2
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JP
Japan
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ring material
mandrel
tool
roll
hot forging
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Application number
JP1956689A
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JPH02200342A (ja
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Seishichi Oono
Shigeo Katagiri
Makoto Oono
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NITSUSHO SEIKO KK
Original Assignee
NITSUSHO SEIKO KK
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Publication date
Application filed by NITSUSHO SEIKO KK filed Critical NITSUSHO SEIKO KK
Priority to JP1956689A priority Critical patent/JPH02200342A/ja
Publication of JPH02200342A publication Critical patent/JPH02200342A/ja
Publication of JPH0336610B2 publication Critical patent/JPH0336610B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H1/00Making articles shaped as bodies of revolution
    • B21H1/06Making articles shaped as bodies of revolution rings of restricted axial length

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1台の装置にてリング素材の小径孔
の拡大と、熱間でのリング素材の圧延、鍛造とを
自動的に行えるリング体のロール・ミル熱間鍛造
方法並びに之を実施するための装置、およびロー
ル・ミル熱間鍛造装置における工具自動交換装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば大径歯車の製造に用いられるリン
グ体は、先ずプレス又はハンマーにより鍛造され
た円塊又は方塊を所要の長さに切断し、その後、
この円塊又は方塊を加熱して穿孔機械等により目
抜用の小径孔を略中心に穿設し、その後穿孔機械
とは別のプレス装置等により前記小径孔をさらに
拡大し、リング素材を形成している。そして、再
びリング素材を所定温度まで加熱し、例えばロー
ル等により厚肉小径なリング素材を薄肉大径なリ
ング体に圧延していた。
この際、用いられる圧延装置として従来、例え
ば、ロール・ミル圧延装置がある。
このロール・ミル圧延装置は、加工テーブル上
に大径化された孔を有するリング素材の上下面に
圧接され、リング素材の高さ方向(軸長方向)を
圧延してまたリング素材を大径化するように回転
自在に設けられた上下のアキシヤル・ロールと、
リング素材の横方向(半径方向)の厚さを薄くす
るためにリング素材を内外から挟持して圧延する
ようにリング素材の外周に圧接される回転自在な
駆動ロールと、該駆動ロールと協動してリング素
材を回転駆動するように、リング素材の内周に圧
接されるマンドレルとから成る製造である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の方法、装置において
は、リング素材の略中心に穿設した小径孔を拡大
するためにプレス装置を必要とし、また小径厚肉
のリング素材を大径化して圧延するためには、例
えば上記構造のロール・ミル圧延装置等を必要と
していた。
すなわち従来は、リング素材の小径孔の拡大作
業と、リング素材の圧延作業には個別な専用の装
置を用いて夫々行われていた。従つて設備費が高
額になり、不経済になるとともに生産能率が低い
という欠点があつた。
また上記従来の方法においては、リング素材に
目抜用の小径孔を穿設する場合と、事後工程にお
いてリング素材のロール圧延を行う場合との2
度、リング素材の加熱を必要とするので、工程数
が増大し、作業能率が悪くリング体の製造に多く
の手間と多額の費用とを必要とし、不経済であつ
た。
本願発明は上述の如き点に鑑みてなされたもの
であり、1台の装置でリング素材の小径孔の拡大
作業と鍛造作業と自動的に行えるようになして小
径厚肉のリング素材から所定径で所定厚みの大径
薄肉のリング体を生産能率よく製造するとともに
加熱工程が1度に省略化され、しかも設備費が安
価で経済的になるリング体のロール・ミル熱間鍛
造方法並びに之を実施するための装置およびロー
ル・ミル熱間鍛造装置における工具自動交換装置
を提供するのにある。
〔課題を解決するための手段〕 そこで本願発明は上記目的を達成するために、 (1) 所定の鍛造温度により加熱したリング素材の
略中心に穿孔された小径孔を昇降自在で且つ回
転自在なマンドレルに設けた錐部により拡大す
る工程と、前記リング素材の内周に圧接するよ
うに前記マンドレルに形成された被動ローラ部
および前記リング素材の外周に圧接する駆動ロ
ールとの協動、回動操作により前記リング素材
の内外周面を挾持してリング素材を半径方向に
おいて薄肉に熱間鍛造する工程と、上方および
下方のアキシヤル・ロールを前記リング素材の
上下面に回転自在に圧接することによりリング
素材の高さ方向を薄肉に熱間鍛造する工程を含
むという方法手段のほかに、 (2) 装置として、所定の鍛造温度に加熱したリン
グ素材の上下面に圧接し、上下に回転自在に設
けられたアキシヤル・ロールと、該リング素材
の外周および内周を挾持し、夫々回転自在に設
けられる駆動ロールと、該駆動ロールに対をな
す被動ローラ部が形成されマンドレルとを加工
テーブルに対して備えたリング体のロール・ミ
ル熱間鍛造装置にして、前記マンドレルは、適
宜昇降手段により昇降自在に形成されるととも
に先端に前記リング素材の略中心に予め穿孔さ
れた小径孔を拡大する錐部が形成され、略中間
には前記リング素材の内周に回転自在に圧接す
る被動ローラ部が形成されるという手段を採用
した。
〔実施例〕
以下第1図乃至第8図に従い、本願特定発明の
一実施例を関連発明としてロール・ミル熱間鍛造
装置とともに説明する。
第1図は製造ラインの全装置の配置を概略的に
示した工程的平面図である。
1は長尺な円柱または角柱の鉄棒素材2を所定
の長さに切断して、第3図に示す如くその略中心
に目抜用の小径孔3aを有するリング素材3を形
成するためのリング素材形成装置部、4は該リン
グ素材形成装置部1にて形成されたリング素材3
を熱間鍛造に要する所定温度まで加熱処理を行う
ためにコンベア5を介して後段に設置された回転
式の加熱炉であり、リング素材3は加熱炉4の入
口側から出口側に所定時間かかつて抜ける際に所
定温度まで加熱される。6は該加熱炉4の後段に
コンベア7を介して設置された本実施例のロー
ル・ミル熱間鍛造装置部、8はさらにロール・ミ
ル熱間鍛造装置部6の後段にコンベア9を介して
設置される移動式の焼鈍炉であり、この焼鈍炉8
に供給する熱は焼エネルギー化のために前記加熱
炉4からの廃熱が利用される。
先ず前記ロール・ミル熱間鍛造装置部6につき
その詳細を説明すると、加工テーブル10の上下
に前記加熱炉4にて所定温度まで加熱され、第3
図に示す如く、小径孔3aを有するリング素材3
の上下面に回転自在に圧接される上下(軸長方
向)のアキシヤル・ロール11,12と、リング
素材3の横方向(半径方向)の厚みを厚いものか
ら薄いものへと圧延するために、リング素材3の
外周に圧接される駆動ロール13と、リング素材
3の内周に圧接されるマンドレル14とを備える
点は公知のロール・ミル圧延装置と同様な構成で
ある。
しかしながら本実施例において、前記マンドレ
ル14は昇降手段としての上部シリンダ15の駆
動により幾段階か、例えば2段階に昇降自在に駆
動され且つ該上部シリンダ15のシリンダ・ロツ
ド15aの下端にベアリング等の回転支承部材1
6を介して回転自在に支持される。またマンドレ
ル14は前記リング素材3の略中心に穿孔された
小径孔3aを拡大するための膨径の錐部14aが
先端に形成され、さらに中間部分の、錐部14a
の上部には前記リング素材3の小径孔3aの内周
に回転自在に圧接されて前記駆動ロール13と協
動してリング素材3の横方向の厚みを薄く圧延す
るために適宜の小径な被動ローラ部14bが形成
されている。
17は上方の前記マンドレル14と対向して加
工テーブル10の下方に昇降自在に設けられた穿
孔用のマンドレルであり、このマンドレル17は
昇降手段としての下部シリンダ18により幾段階
か、例えば2段階に昇降自在に駆動され、シリン
ダ・ロツド17aの先端には上方の錐部14aよ
りも小径な膨径状の錐部17bが形成されてい
る。
19は前記回転支承部材16の下部位置におい
て前記マンドレル14を回転自在に支持するため
の支持手段であり、この支持手段19は前記加工
テーブル10上に図示しないシリンダの駆動によ
り水平方向に進退自在に設けた断面コ字状の支持
枠20,20内に回転自在に2個づつ装設された
ローラ21,21;21,21により周囲から囲
繞するように圧接し、マンドレル14を回転自在
に支持するようにしている。
22は前記リング素材3の鍛造時に前記マンド
レル14が降下して被動ローラ部14bと駆動ロ
ール13とでリング素材3を内外から挟持して圧
延するように前記マンドレル14の下方部外周、
例えば錐部14aを回転自在に支承するための支
持手段であり、この支持手段22は前記加工テー
ブル10上に設けた断面コ字状の支持枠23内に
装設されたローラ24,24;24,24により
周囲から錐部14aを囲繞するように圧接し、マ
ンドレル14を回転自在に支持する。すなわち上
方のマンドレル1は、加工テーブル10にリング
素材3をセツトする時には加工テーブル10の上
方部位に上昇しているが、リング素材3の略中心
部に予め穿設された小径孔3aを拡大後に厚肉小
径のリング素材3を熱間鍛造する時には、マンド
レル14の上方部を回転支承部材16と前記支持
手段19とによつて、またマンドレル14の下方
部を支持手段22によつて回転自在に支持するよ
うになつている。
25は上方に前記アキシヤル・ロール11を昇
降自在とするためのモータであり、このモータ2
5のモータ・キヤフト25aに螺子部が形成され
てアキシヤル・ロール11を回転自在に装設した
保持枠26内に螺入されることにより、アキシヤ
ル・ロール11は昇降自在となる。
27は下側のアキシヤル・ロール12を回転自
在に駆動するためのモータであり、このモータ2
7はアキシヤル・ロール12毎、台車28上に前
後に移動自在に装架している。29は前記台車2
8を移動自在にするための駆動シリンダであり、
この駆動シリンダ29のシリンダ・ロツド29a
は前記台車28に結合されている。
30は前記駆動ロール13を回転駆動するため
のモータであり、このモータ30は減速機31を
介して回転自在となる駆動シヤフト32の回転運
動を傘歯車33,34を介して回転力を回転軸3
5に伝達して駆動ロール13を回転するようにな
つている。
36は前記駆動ロール13、回転軸35等を移
動自在に載置した台車である。37は台車36を
移動するための駆動手段であり、この駆動手段3
7はパルス・モータ38により回転自在となるネ
ジ・ロツド38aが前記回転軸35を支持するよ
うに枠体39の背部に設けた支板39a内に螺入
されることにより前記台車36を往復移動自在に
水平方向に移動送りする。
40は鍛造すべきリング素材3の送入側と送り
出側との径の大小に応じてリング素材3を真円に
鍛造するために前記駆動ロール13を中央に配し
てその左右位置に進退自在になるように設けられ
た矯正ロールであり、この矯正ロール40は、モ
ータ41により回転自在となる送りネジ・ロツド
42の回転により移動されるように先端に設置さ
れる保持枠43に軸44により回転自在に支持さ
れている。45は前記矯正ロール40とともに保
持枠43に軸45aにより回転自在に支持された
案内ロールである。46は同じく保持枠43に案
内ロール45と反対側に軸47に設けられた案内
ロールである。このうち案内ロール45は前記矯
正ロール40の進出方向の後段に位置して矯正ロ
ール40とともにリング素材3の外周面に圧接さ
れる。また前記案内ロール46は前記保持枠43
を支持板48に沿つてガタツキなく水平方向に進
出または後退させるために保持枠43に支持板4
8に接触するように設けられている。
ところで前記矯正ロール40,40の進出方向
を第5図につき説明する。
先ず、鍛造されるリング素材3は、駆動ロール
13とリング素材3の外接点Pを相似の中心と
し、鍛造に伴い拡大されるリング素材3の円a1
a2、a3……の集合と考えられるから、矯正ロール
40,40とリング素材3の拡大される円a1
a2、a3……のそれぞれの接点t1、t2、t3……と、
円a1、a2、a3……のそれぞれの中心O1、O2、O3
……とからなる相似の三角形としてのΔPO1t1
ΔPO2t2、ΔPO3t3となり、相似形に拡大されてい
く。
従つて左右の矯正ロール40,40の進出方向
は、駆動ロール13とリング素材3の外接点P
と、リング素材3の拡大される円a1、a2、a3……
のそれぞれの接点t1、t2、t3……と、円a1、a2
a3……のそれぞれの中心O1、O2、O3……とから
なる∠PO1t1=∠α(および図示しない∠
P′O1′t1′=∠α′)の2等分線M1,M2,M3に垂直
になる。即ちリング素材3に対する駆動ロール1
3の外接点Pを通り、駆動ロール13の中心Oと
円a1の中心O1に垂直に引いた外接点Pの共通接
点l、l′と1/2∠α(および1/2∠α′)の角度方向の
線Q上に矯正ロール40,40を移動すればよ
い。
なお矯正ロール40,40の円a1、a2、a3……
の接点t1、t2、t3……は、リング素材3の拡大さ
れた円a1、a2、a3……の中心O1、O2、O3と、駆
動ロール13の中心Oとを結ぶ線に対し、それぞ
れ円a1、a2、a3……の中心O1、O2、O3から角度
αをなして引かれる線と、円a1、a2、a3……との
交点となる。
ところで、前記リング素材形成装置部1は、長
尺な円柱または角柱の鉄棒素材2を移送するため
のコンベア50と、該コンベア50上に設けられ
て鉄棒素材2を挟持するための万力等のクランプ
機構部51と、該鉄棒素材2を所定長さに切断す
るためのバンド・ソウ等の適宜切断手段52と、
鉄棒素材2の略中心に小径孔3aを穿設して切断
手段52により鉄棒素材2を切断してリング素材
3を形成するためのガンドリル等の穿孔具53と
から形成される。
54はリング素材3が大径薄肉に熱間鍛造され
た場合に外周に接触してリング素材3が完成され
たことを感知するように、基端側がならい装置
(図示せず)に接触するような伸縮ロツド55の
先端側に設けられた感知ピンである。
本願関連発明の装置の一実施例は上述の如く構
成からなり、以下本願特定発明の詳細をガン・ド
リル等の穿孔具53により略中心位置に予め目抜
孔としての小径孔3aが穿設された第3図に図示
の如く小径厚肉のリング素材3を所定厚さの大径
薄肉のリング体に熱間鍛造する場合につき説明す
る。
先ず第1工程として、略中心にガン・ドリル等
の穿孔具53により目抜孔としての小径孔3aが
穿設された第3図に図示の如く小径厚肉のリング
素材3をコンベア5にて加熱炉4内に送り、熱間
鍛造に必要な所定温度まで加熱する。この時、リ
ング素材3の略中心に設けられた小径孔3aはリ
ング素材3を昇温する場合にその昇温時間を短縮
して加熱エネルギーの省熱化に役立つ。
図示しないタイマー等の信号により、リング素
材3が加熱炉4にて鍛造に要する所定温度まで加
熱されると、リング素材3は加熱炉4から図示し
ない押出機構により排出され、例えばコンベア7
に安定されて加工テーブル10に滑り落ちる。リ
ング素材3の加工テーブル10に対する加工位置
の設定は、加工テーブル10の上面に出没自在と
なる適宜数個のストツパピン(図示せず)によ
り、リング素材3の滑降が停止され、加工テーブ
ル10上の所定の加工位置にリング素材3はセツ
ト固定される(第1図参照)。リング素材3が加
工テーブル10にセツト固定されてからタイマー
T1により設定される所定時間経過後、ストツパ
ピンは加工テーブル10の下に降下する。
第2工程として、ストツパピンが降下されたこ
とをタイマーT1からの信号により受けると、下
部シリンダ18が駆動し、シリンダ・ロツド17
aの先端に設けた穿孔具としての錐部17bはス
イツチS1により検知されるまで下部のマンドレル
17の第1段階の上昇が行われ、先端の錐部17
bをリング素材3の中心の小径孔3aに臨ませる
(第6図参照)。
第3工程として、このスイツチS1からの信号に
より上部シリンダ15が駆動し、スイツチS2によ
り検知されるまで上部のマンドレル14の第1段
階の降下が行われる(第7図参照)。
第4工程としてスイツチS2からの信号により、
再び下部シリンダ18が駆動し、シリンダ・ロツ
ド17aが伸び下部のマンドレル17の第2段階
の上昇が行われる。そしてこの第2段階の上昇開
始から1、2秒、経ると、上方のマンドレル14
の錐部14aと下方の穿孔具としてのマンドレル
17の錐部17bとの軸芯O1、O2が一致する状
態を造作する(第8図参照)。
第5工程として上方のマンドレル14の先端の
錐部14aと、穿孔具としての下方のマンドレル
17の先端の錐部17bとの共働動作により、リ
ング素材3の小径孔3aの拡大が行われる。
この小径孔3aの拡大操作は、前記第2工程に
おいて下部シリンダ18が第2段階の上昇を行つ
て下方の錐部17bが先ず、リング素材3の中心
の小径孔3aを下方から貫通して拡大することに
より小径孔3aの第1の拡大作業が行われる。こ
の下方の錐部17bによる小径孔3aの拡大作業
は、後工程において上方の錐部14aによる大規
模な小径孔3aの貫通拡大作業をし終つた時に、
リング素材3の裏面に圧入によるカエリを生じさ
せないためと、リング素材3の小径孔3aに対す
る芯出しを正確に行うためである。また下方の錐
部17bによる小径孔3aの拡大時に、加工テー
ブル10からの浮き上りを防止するために、図示
しない押圧手段を使用してリング素材3を押圧し
ても良い。次に下方の錐部17bが最上昇位置に
達して上方のマンドレル14の錐部14aに衝突
する直前にスイツチS3により検知すると、その信
号により下部シリンダ18が駆動して下方の穿孔
具としての錐部17bの降下動作が行われるとと
もに上方のマンドレル14の降下動作がスイツチ
S4により検知されるまで連続的に且つ降下速度が
増加された状態で行われ、小径孔3aを上方から
錐部14aにより貫通して第2の小径孔3aの拡
大が行われる。
このようにリング素材3の小径孔3aの拡大作
業に上方のマンドレル14の膨出状の錐部14a
を用いるのは、小径孔3aの拡大作業時における
リング素材3の芯出しを決定するためと、上方の
マンドレル14の錐部14aが小径孔3aを貫通
し終つた時にリング素材3の小径孔3aの下面に
プレスによるはねかえりを無くして寸法精度を向
上させるためである。
第6工程としてスイツチS4により上方の錐部1
4aの最低降下位置が検知されると、図示しない
シリンダ駆動により、上下の支持手段19,22
の支持枠20,20;23,23を進出させてマ
ンドレル14の上部および下部はロール21,2
1,21,21;24,24,24,24にて回
転自在に支持される。この際、リング素材3に対
して上方のマンドレル14は被動ローラ部14b
が当接可能な位置まで降下している(第2図参
照)。
第7工程としてスイツチS2、S6;S7、S8によ
り、上下の支持手段19,22のローラ21,2
1,21,21;24,24,24,24により
マンドレル14の上部および下部が支持されたこ
とを検知すると、パルス・モータ38の回転によ
りネジ・ロツド38aが回転駆動することによ
り、枠体39に支持された駆動ロール13は前進
される。そしてモータ30の回転により減速機3
1、駆動シヤフト32が回転され、回転軸35に
回転が傘歯車33,34を介して受動されて駆動
ロール13は回転される。この際、駆動ロール1
3の前進速度は前記パルス・モータ38の回転数
を、例えば現状の作業を実測して之を参考にして
作成した計画速度に基ずいて制御する。
而して第8工程として駆動ロール13が、リン
グ素材3の外周面に接触し、拡大された小径孔3
aの内周に小径孔3aの拡大作業に使用されたマ
ンドレル14の被動ローラ部14bが接触し、上
下が支持手段19,22により支持されているマ
ンドレル14により、リング素材3は内周面およ
び外周面が挟持される。
しかもリング素材3が駆動ロール13とマンド
レル14との被動ローラ部14bとで内外より挟
持されたことが図示しないスイツチにより検知さ
れると、モータ25が回転駆動してモータ・シヤ
フト25aが回転することにより上方のアキシヤ
ル・ロール11がリング素材3の上面に当接する
とともに下方のアキシヤル・ロール12は、モー
タ27が回転駆動して減速機27aを介して回転
する。そして駆動シリンダ29の駆動により、シ
リンダ・ロツド29aが縮み、台車28が引かれ
るので、下方のアキシヤル・ロール12は加熱さ
れたリング素材3の下面に接触し、リング素材3
は圧延される。
そして、小径孔3aの拡大作業の事前に加熱炉
4にして加熱処理されたままで従来のように鍛造
のために再加熱する必要がなくリング素材3の圧
延、鍛造が進み、小径厚肉のリング素材3は大径
薄肉のリング素材へと鍛造されていく。
またリング素材3は第2図に図示したA,B,
Cへと大径薄肉に鍛造が進むと、駆動ロール13
を中央に位置して左右に進退自在に設置された矯
正ロール40,40にリング素材3の外周が圧接
されて回転するので、リング素材3は真円に矯正
される。これは駆動ロール13とマンドレル14
の被動ローラ部14bとでリング素材3の内外が
挟持され、上下のアキシヤル・ロール11,12
により上下面が圧接されることにより鍛造される
リング素材3は、高さ方向(軸長方向)および横
方向(半径方向)の幅が圧延、鍛造される結果、
駆動ロール13およびマンドレル14の被動ロー
ラ部14bに対するリング素材3の回転方向に伴
う送り込み側と送り出し側とに外径寸法の大小の
差が生ずるのに起因して之を矯正するためであ
る。
この際第5図に説明するように、矯正ロール4
0,40の進出方向を駆動ロール13とリング素
材3との外接点Pを通り、駆動ロール13の中心
Oと例えばリング素材3の圧延、鍛造された円a1
の中心O1を通る中心線に垂直に引いた外接点P
を通る共通接点lと1/2∠α(および図示しない1/
2∠α′)の角度の方向に設定すれば良い。
その後第9工程としてリング素材3が圧延、鍛
造されて完成に近ずくと、回転するリング素材3
の外周に伸縮ロツド55の先端に設けられた感知
ピン54が軽く接触する。
この際、大径化されるリング素材3の外周面に
接触して後退する感知ピン54の位置に合わせて
下方のアキシヤル・ロール12の駆動シリンダ2
9を駆動させて位置調整する。すなわち鍛造初期
においてリング素材3の圧延径が小径の場合にア
キシヤル・ロール12の先端が使用され、その後
リング素材3が大径化されて接触面積が大きくな
ると、アキシヤル・ロール12の中間部が使用さ
れて回転スピードが増大され、最終段にはアキシ
ヤル・ロール12の大径部を含めて全体的にリン
グ素材3の下面に接触して摩耗を防止するためで
ある。その後しばらくの間、鍛造が行われ、拡大
されるリング素材3の外周に感知ピン54が軽
く、接触しながら伸縮ロツド55が後退して行
く。そして伸縮ロツド55が所定位置まで後退し
たことをセンサーS9が検知すると、このセンサー
S9からの信号にもとずいてパルス・モータ38の
回転は停止されて駆動ロール13の進出は停止さ
れるとともにモータ30の回転が停止して駆動ロ
ール13の回転は停止する。これと同時にモータ
27の回転が停止してアキシヤル・ロール12の
回転が停止するとともにモータ25およびモー
タ・シヤフト25aが逆転するのでアキシヤル・
ロール11はリング素材3の上面から離れる。
さらに第10工程として前工程において駆動ロー
ル13の回転が停止すると、モータ38が逆転し
てネジ・ロツド38aが逆転するので、枠体39
は後退する。その後、例えば第1図に図示する如
く、係止爪100aを先端に有し、シリンダ等の
駆動により伸縮自在となる伸縮アーム101を設
けた排出機構102が作動して所定の大径薄肉に
鍛造、圧延されたリング素材3の小径孔3a内に
係止爪100aが係止され、加工テーブル10上
から後段のコンベア9上にリング素材3は搬出さ
れ、必要に応じて焼鈍炉8に送られて焼鈍がなさ
れ、リング体は完成される。
次に第9図に示すものは本願関連発明の第2実
施例である。
この実施例においては、前記実施例の上方のマ
ンドレル14と異なり、先端の錐部14aの径が
充分に採れずリング素材3の小径孔3aの拡大が
不充分になる場合に使用されるものであり、圧延
用の第1の被動ローラ部14bの上部にさらに異
径リング鍛造用の第2の被動ローラ部14cを形
成している点が前記実施例と異なる。この実施例
の第2の被動ローラ部14cは、第1の被動ロー
ラ部14bよりも小径に形成されて略中程に環状
の膨出部14c1が形成されている。
そしてこの実施例のロール・ミル熱間鍛造装置
を用いて異径なリング体を製造する場合の製造方
法の一実施例を説明する。
この実施例においては、上記実施例の第7工程
において小径厚肉のリング素材3が大径薄肉のリ
ング素材3に熱間鍛造され、なおしばらくの間、
感知ピン54がリング素材3の外周に接触しなが
ら伸縮ロツド55が所定位置まで後退したことを
センサーS9が検知した後に上部シリンダ15が僅
かに降下し、駆動ロール13が前進して熱間鍛造
後のリング素材3を駆動ロール13と第2の被動
ローラ部14cにて一度、熱間鍛造したリング素
材3を内外から挟持して異径なリング体を形成す
るようにした点が前記実施例と異なる。
なお第1図乃至第8図に示す本願特定発明の第
1実施例と、第9図に示す第2実施例のマンドレ
ル14とは先端の錐部14aよりもリング素材3
の熱間鍛造に使用される被動ローラ部14b,1
4cが小径に形成されているが、錐部14aより
も被動ローラ部14b,14cを大径に形成して
リング素材3の熱間鍛造に使用することもできる
ことは云うまでもない。
さらに第10図乃至第12図に従い本願他の関
連発明としてのロール・ミル熱間鍛造装置におけ
る工具自動交換装置の一実施例を説明する。
この実施例の装置は、リング素材3の厚さが厚
過ぎて上下のマンドレル14の錐部14aと下方
のマンドレル17の錐部17bとの穿孔作業では
小径孔3aの拡大が充分に行えない場合、または
複雑な異径リングを形成する場合、さらには内歯
歯車を割出テーブルとの関係でロール圧延加工す
る場合に工具60を上部シリンダ15のシリン
ダ・ロツド15aに取付けて選択、使用するもの
である。
之を詳述すると、本実施例は、前記各実施例の
ロール・ミル熱間鍛造装置部6の近傍、例えば後
段のライン上に設置される。そして取付台61の
上面に進退自在に且つ回転自在に設けられた支持
腕62の先端に、上下自在な工具交換アーム部6
3を設置した工具選択機構部64と、該工具選択
機構部64により選択された工具60を前記実施
例の上部シリンダ15のシリンダ・ロツド15a
の回転支承部材16の下面に設けた工具被着部6
5に取付けたり、または該工具被着部65に取付
けられた工具60を自動的に取脱する工具交換機
構部66とから形成される。
このうち前記工具選択機構部64は、前記取付
台61の上面に進退自在に設けられた台車等の移
動ベース67と、該移動ベース67を進退自在に
駆動するためにロツド68aが移動ベース67に
結合された駆動手段としてのシリンダ68と、該
移動ベース67上に、支持筒69に収納された軸
受部品70a,70bを介して回転自在に立設さ
れた回転軸71と、該回転軸71に固着された支
持腕62の先端に上下動自在に配置される工具交
換アーム部63とを有する。
72は工具交換アーム部63を前記支持腕62
に対して上下動自在に取付けるための駆動手段と
してのシリンダであり、このシリンダ72のロツ
ド72aに前記工具交換アーム部63は取付けら
れている。73は工具との均衡を保つために工具
交換アーム部63の後端に設けられたバランス・
ウエイトである。74,75は該バランス・ウエ
イト73と対称的に前記支持腕62の後方の上下
面に固着されたバランス・ウエイトである。
76は前記回転軸71を中心として前記工具交
換アーム部63を先端に有する支持腕62を回転
駆動するための回転駆動手段であり、この回転駆
動手段76はシリンダ78と、前記支持筒69の
外周に設けられたピニオン69aに噛合自在なラ
ツク77を内側に有する前記シリンダ78のシリ
ンダ・ロツド78aとから形成される。S11、S12
は前記移動台ベース67の前進位置および後進位
置を規制するためのスイツチである。
また前記工具交換機構部66は、前記シリン
ダ・ロツド15aの回転支承部材16の下面に設
けられる工具被着部65を形成するように、工具
回転用の被動歯車部79を外周上方に有し、下方
外周の鍔部80にはロータリー・スイツチ81が
設けられるとともにベアリング等の軸受部品を介
して回転自在に取付けられた略筒状の上部接手部
材82と、該上部接手部材82の下面に固着され
内周には工具60の上方取付部60aを挿入し易
くするための先窄りのテーパ面83a1を内周に有
する取付孔83aが形成された略筒状の下部接手
部材83と、前記上部接手部材82の内部に固定
され、工具60の上方取付部60aに設けたネジ
孔60a1内に螺入されるネジ部84aをモータ・
シヤフトの外周に有した工具吊上用のモータ84
とから形成される。
また工具60としては例えば第13図および第
14図に示すものがある。このうち第13図に示
す工具60は上方のシリンダ・ロツド15aの回
転支承部材16の工具被着部65に設けた工具交
換用のモータ84のモータシヤフトの螺子部84
aが螺入される取付孔60a1を上方取付部60a
の中心に設けられ、先端には錐部14′a、また
中間に被動ローラ部14′bを設けたマンドレル
14′である。
また第14図に示す工具60は、第13図に図
示の上方のマンドレル14′の錐部14′aや、下
方の錐部17bの穿孔作業ではリング素材3の小
径孔3aの拡大が充分に行えない場合に、シリン
ダ・ロツド15aに工具被着部65を介して回転
自在に且つ着脱自在に取付けられ、リング素材3
を圧延するための圧延ローラ部品である。この圧
延ローラ部品は前記モータ・シヤフトの螺子部8
4aが螺入される取付孔85aを中心に設けた取
付基体部85と、該取付基体部85の外周下方部
に取付けられるスカート部品86と、該スカート
部品86の前記取付基体部85との間に斜めに配
してその両端部が、架設された軸87により回転
自在に取付けられるようなテーパ面88aを外周
に有する略円錐台状の数個のローラ88とから形
成される。
また89は工具60として例えば穿孔用のマン
ドレル14′を回転してリング素材3を熱間鍛造
する場合に使用される工具回転用のモータであ
り、このモータ89の回転はモータ・シヤフト8
9aに装設された歯車90に噛合して回転受動す
る受動歯車91が上端に装設されるとともにベア
リング等の軸受支持部品92によつて回転自在に
支承され、さらに下端には前記被動歯車部79に
噛合した駆動歯車93が装設された回転シヤフト
94とから形成される。
95は種類の異なる工具60を収容するための
保持孔95aを有し、回転自在となるトール・ポ
ストである。
この工具自動交換装置の一実施例は上述の如き
構成からなり、以下作用の一例を説明する。例え
ば第11図に図示する如く、リング素材3の小径
孔3aの拡径作業を行なつて錐部14′aを先端
に有する上方のマンドレル14′と錐部17bを
先端に有するシリンダ・ロツド17aとをそれぞ
れ上部シリンダ15および下部シリンダ18の駆
動により上昇又は降下させてリング素材3の小径
孔3aの拡大を行うが、リング素材3の厚さが厚
過ぎて1回の小径孔3aの拡大作業ではリング素
材3に充分に大きな孔が形成できない場合に、以
下のような取扱いで自動的に第11図および第1
3図に示すマンドレル14′から第12図および
第14図に示すような圧延ローラ部品に工具60
を交換する。
先ず、上方のマンドレル14′を上昇して復帰
するか、または下方のマンドレル17を降下して
復帰するかによる信号により、第10図における
駆動手段としてのシリンダ68が駆動する。そし
てこのシリンダ68のシリンダ・ロツド68aが
伸びて移動台ベース67が前進する。この場合、
移動台ベース67上に設けられた支持腕62、こ
の支持腕62の先端に設けられた工具交換アーム
部63は移動台ベース67とともに移動し、工具
交換アーム部63が上方のマンドレル14′の手
前に来ると、前進は停止される。この停止はスイ
ツチS12により検知される。
このスイツチS12による停止信号にもとずいて
支持腕62の先端に設けられたシリンダ72は上
下動され、工具交換アーム部63は上昇される。
そして工具交換アーム部63が上昇されたことを
スイツチS21により検知すると、この信号により
シリンダ78が駆動してシリンダ・ロツド78a
が伸びるので、このシリンダ・ロツド78aの内
側に設けたラツク77にピニオン69aが噛合し
ている支持筒69に支承され且つ該支持筒69内
に挿入された回転軸71に取付けられた支持腕6
2は適宜角度、例えば時計方向に約15〜20゜回転
される。支持腕62が回転されたことはスイツチ
S22により検知される。
スイツチS22からの信号により、シリンダ・ロ
ツド68aが再び駆動することにより、移動台ベ
ース67が僅かに前進し、その前進位置をスイツ
チS13により検知する。このスイツチS13からの信
号により、シリンダ78が駆動してシリンダ・ロ
ツド78aが縮むので、支持腕62は支持筒69
内の回転軸71を中心に旧位に回転し、工具交換
アーム部63が上方のマンドレル14′の真下に
位置する。
工具交換アーム部63がマンドレル14′の真
下に位置することをスイツチS24が検知すると、
この信号により、工具吊上用のモータ84が逆方
向に回転するため、リング素材3の小径孔3aの
拡大作業に使用された上部シリンダ15のピスト
ン・ロツド15aの下端の工具被着部65におけ
る下部接手部材83に取付けられた穿孔用のマン
ドレル14′は工具交換アーム部62内に先窄り
のテーパ面83a1に沿つて落下する。
工具60が工具交換アーム部63内に落下され
たことをスイツチS25により検知すると、シリン
ダ72の途中まで駆動、降下するとともにスイツ
チS25からの信号により前後進用のシリンダ68
が駆動してシリンダ・ロツド68aが縮み、移動
台ベース67は後退する。
この移動台ベース67の後退位置をスイツチ
S23′が検知すると、この信号によりシリンダ78
が駆動してシリンダ・ロツド78aが縮むので、
ラツク77に噛合されているピニオン69aを有
する支持筒69が反時計方向にツール・ポスト9
5の所定の保持孔95aまで回転する。
所定の保持孔95aまで支持腕62が回転され
たことをスイツチS26が検知すると、上下動用の
シリンダ72のシリンダ・ロツド72aが降下
し、工具交換アーム部63から第11図および第
13図のマンドレル14′は解放される。シリン
ダ72のシリンダ・ロツド72aが降下され工具
60を解放したことをスイツチS27が検知すると、
この信号により支持腕62が回転軸71を中心に
時計方向に約30度回転し、之に対向してツール・
ポスト95が次期の工具交換位置まで回転して停
止する。この回転、停止位置をスイツチS28によ
り検知すると、支持腕62が反時計方向に回転し
ながらシリンダ72が工具交換の所定の高さまで
上昇する。
所定の高さまでに持上げられた工具交換アーム
部63は所定位置にある交換工具としての圧延ロ
ーラ部品まで回転し、停止する。この回転、停止
はスイツチS28′に検知される。このスイツチ
S28′からの信号にもとずいてシリンダ72により
工具交換アーム部63は交換すべき圧延ローラ部
品を把持して約10mm程度、持ち上げられる。之を
スイツチS27′にて検知する。このスイツチS27′か
らの信号により、シリンダ78が駆動し、シリン
ダ・ロツド78aが伸びるため、該シリンダ・ロ
ツド78aの内側に形成されたラツク77に噛合
しているピニオン69aを介して回転軸71を中
心に支持腕62が180゜時計方向に回転される。之
と同時にシリンダ72が駆動しシリンダ・ロツド
72aが伸び、工具交換アーム部62は所定高さ
まで駆動する。所定高さまで交換工具としての圧
延ローラ部品が移動されたことをスイツチS21
より検知すると、前後進用のシリンダ68がシリ
ンダ・ロツド68aが伸びることによつて工具交
換アーム部63に把持された圧延ローラ部品は前
進される。その前進をスイツチS29により検知す
ると、その信号により、再びシリンダ68が駆動
してシリンダ・ロツド68aが伸びることによ
り、ラツク77、之に噛合しているピニオン69
aを介して回転軸71を中心に支持腕62が約15
〜20゜時計方向にさらに回転されて回転の終了を
スイツチS23″にて検知される。この回転終了をス
イツチS23″にて検知すると、シリンダ68が駆動
して、回転軸71を中心に支持腕62は工具交換
アーム部63に工具を把持したまま反時計方向に
前記操作とは逆方向に回転し、工具としての穿孔
用のマンドレル14′の真下まで回転し、その回
転位置をスイツチS24にて検知する。
スイツチS24がこの位置を検知すると、上下動
用のシリンダ72が働らき、工具交換アーム部6
2に把持されている交換工具としての圧延ローラ
部品は上昇されて上方取付部60aを上部シリン
ダ15のシリンダ・ロツド15aの下方に形成さ
れた工具被着部65の取付孔83a内に挿入させ
る。交換工具として圧延ローラ部品の上方取付部
85a1が工具交換被着部65の取付孔83a内に
嵌入されたことをスイツチS25により検知すると、
モータ84が回転駆動することによつて取付用の
ネジ部84aが圧延ローラ部品の取付孔85a内
に螺入することにより圧延ローラ部品はシリン
ダ・ロツド15aの回転支承部材16の下方の工
具被着部65に取付けられる(第12図参照)。
この場合、圧延ローラ部品の上方取付部85a1
の上方外周には円錐状のテーパ周面85a2が形成
されてシリンダ・ロツド65aの下方の回転支承
部材16の工具交換被着部65の取付孔83aの
内周には前記テーパ周面85a2と合致するテーパ
周面83a1が形成されているので、圧延ローラ部
品は上方のシリンダ・ロツド15a対して自然に
取付中心が位置決めされて嵌入される。モータ8
4の回転が停止されたことをスイツチS25が検知
すると、この信号にもとずいてシリンダ72が降
下すると同時にシリンダ72が駆動して支持腕6
2が回転軸71を中心に約15〜20゜回転すること
によつてピストン・ロツド15aに取付けた圧延
ローラ部品に衝突するのを逃げるようにしてか
ら、前後進用のシリンダ68が駆動してピスト
ン・ロツド68aが縮んで移動台ベース67が引
張られるので、支持腕62は所定位置まで後退さ
れる。
この時、支持腕62は途中スイツチS30の検知
により、シリンダ78が駆動してシリンダ・ロツ
ド78aが縮むことにより、前記操作とは逆の反
時計方向に回転する。
本実施例の工具選択機構部64がスイツチS31
により旧位に復したことを検知すると、上部シリ
ンダ15が駆動してシリンダ・ロツド15aが伸
びるため工具としての圧延ローラ部品は降下して
行く。この時、工具60の降下信号と工具60の
種類とを判別する信号とにより工具回転用のモー
タ89が回転駆動するため、このモータ89のモ
ータ・シヤフト89aに装設された歯車90、こ
の歯車90に噛合する受動歯車91に順次回転力
が受動され、ベアリング等の軸受部品92に支承
された回転シヤフト94はそれぞれ前記モータ8
9からの回転を受動して回転され、この回転シヤ
フト94に装設された受動歯車93を介してこの
受動歯車93に噛合されている被動歯車部79に
動力は伝達され、シリンダ・ロツド15aの下方
に回転支承部材16を介して取付けられている圧
延ローラ部品は回転される。
そして圧延ローラ部品は、小径孔3aを有する
厚みのあるリング素材3、または中心に円形の凹
部が形成されたリング素材(図示せず)に当接さ
れ、熱間にて大径薄肉に圧延される。
リング素材3が圧延ローラ部品により、大径薄
肉に圧延されると、再び工具交換の後、本願関連
発明の各実施例に説明した操作手順に従い上方の
マンドレル14′の錐部14′aと下方のマンドレ
ル17の錐部17bにより、リング素材3の小径
孔3aは充分に拡大作業が行われるとともにその
後駆動ローラ13と上方のマンドレル14′の被
動ローラ部14′bにより、リング素材3の内外
周面を、またリング素材3の上下面をアキシヤ
ル・ロール11,12により挟持され、大径薄肉
のリング素材3に熱間鍛造される。
この場合、上方のマンドレル14′の錐部1
4′aによる小径孔3aの拡大作業と、圧延ロー
ラ部品との圧延操作が不充分である場合には、錐
部14′a,17bの昇降による拡大作業とリン
グ素材3の圧延操作を繰返して行うことにより、
リング素材3の小径孔3aの拡大操作が容易に行
えるようにリング素材3を大径薄肉に調整すれば
よい。
〔発明の効果〕
以上のように本願各発明は、1台の装置でリン
グ素材の小径孔の拡大作業と、鍛造作業とを自動
的に行え、小径厚肉のリング素材から所定径で所
定厚みのリング体を生産能率よく製造でき、設備
が小規模化し、設備費および製品コストが安価に
なるとともにリング素材への加熱工程が1度で済
むから、設備費および燃料費が節約される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の製造ラインの全装置を概略的に
示した工程的平面図、第2図は本願関連発明の一
実施例を示す断面図、第3図は本実施例の装置に
て熱間鍛造すべきリング素材を示す斜面図、第4
図は本実施例の要部を示す斜視図、第5図は本実
施例を構成する矯正ロールの移動方向を示す説明
図、第6図乃至第8図は本実施例において上方の
マンドレルと下方の錐部との作動状態を示す工程
図、第9図は本願関連発明の第2実施例を示す断
面図、第10図イは本願第3発明の工具自動交換
装置の一実施例を示す断面図、第10図ロはその
工具交換アーム部の一例を示す下面図、第11図
は同じく1つの工具の使用状態を示す断面図、第
12図は同じく他の工具の使用状態を示す断面
図、第13図は工具の一例を示す部分断面図、第
14図は工具の他例を示す部分断面図である。 1……加工テーブル、3……リング素材、3a
……小径孔、11,12……アキシヤル・ロー
ル、13……駆動ロール、14,14′……マン
ドレル、14a,14′a,17b……錐部、1
4b,14c……被動ローラ部、14c1……環状
突条、15……上部シリンダ、15a……シリン
ダ・ロツド、16……回転支承部材、17a……
シリンダ・ロツド、18……下部シリンダ、60
……工具、63……工具交換アーム部、64……
工具選択機構部、65……工具被着部、84……
工具交換用のモータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の鍛造温度により加熱したリング素材の
    略中心に穿孔された小径孔を昇降自在に且つ回転
    自在なマンドレルに設けた錐部により拡大する工
    程と、前記リング素材の内周に圧接するように前
    記マンドレルに形成された被動ローラ部および前
    記リング素材の外周に圧接する駆動ロールとの協
    動、回動操作により前記リング素材の内外周面を
    挾持してリング素材を半径方向において薄肉に熱
    間鍛造する工程と、上方および下方のアキシヤ
    ル・ロールを前記リング素材の上下面に回転自在
    に圧接することによりリング素材の高さ方向を薄
    肉に熱間鍛造する工程とを含むことを特徴とした
    リング体のロール・ミル熱間鍛造方法。 2 所定の鍛造温度に加熱したリング素材の上下
    面に圧接し、上下に回転自在に設けられたアキシ
    ヤル・ロールと、該リング素材の外周および内周
    を挾持し、夫々回転自在に設けられる駆動ロール
    と、該駆動ロールに対をなす被動ローラ部が形成
    されたマンドレルとを加工テーブルに対して備え
    たリング体のロール・ミル熱間鍛造装置にして、
    前記マンドレルは、適宜昇降手段により昇降自在
    に形成されるとともに先端に前記リング素材の略
    中心に予め穿孔された小径孔を拡大する錐部が形
    成され、略中間には前記リング素材の内周に回転
    自在に圧接する被動ローラ部が形成されることを
    特徴としたリング体のロール・ミル熱間鍛造装
    置。 3 リング素材の前記小径孔を拡大する錐部を先
    端に有する穿孔用のマンドレルを加工テーブルに
    対し昇降自在に上下1対、設けたことを特徴とす
    る請求項第2項記載のロール・ミル熱間鍛造装
    置。 4 前記マンドレルは第1の被動ローラ部の上方
    位置に異径内周加工用の環状突条を突設した第2
    の被動ローラ部が形成されたことを特徴とする請
    求項第2項記載のロール・ミル熱間鍛造装置。 5 上方のマンドレルの先端に設けた錐部と下方
    のマンドレルの先端に設けた錐部とが相互に衝突
    しないように前記上方のマンドレルと前記下方の
    マンドレルとを昇降自在に制御することを特徴と
    した請求項第2項記載のロール・ミル熱間鍛造装
    置。 6 所定の鍛造温度に加熱したリング素材の上下
    面に当接し、上下に回転自在に設けられたアキシ
    ヤル・ロールと、該リング素材の外周および内周
    を挾持し、夫々回転自在に設けられる駆動ロール
    と、該駆動ロールと対をなす被動ローラ部が形成
    されたマンドレルとを加工テーブルに備えたリン
    グ体のロール・ミル熱間鍛造装置における工具自
    動交換装置にして、上部シリンダのシリンダ・ロ
    ツドの下方に回転支承部材を介して略筒状の管手
    部材を回転自在に設け、前記管手部材の真下に交
    換すべき工具が位置したことを検知するスイツチ
    手段を設け、該スイツチ手段の検知により回転駆
    動する工具吊上用のモータを前記管手部材内に内
    蔵し、該管手部材内に工具の上方取付部を挿脱可
    能に挿入するとともに該上方取付部に係入自在に
    なる適宜係止手段を前記モータのモータシヤフト
    に設けることにより前記管手部材に自動的に工具
    を着脱自在に言付けることを特徴としたロール・
    ミル熱間鍛造装置における工具自動交換装置。 7 前記工具が、前記リング素材の小径孔を拡大
    する錐部を先端に設け、中間には該小径孔に圧接
    される被動ローラ部を設けた穿孔用のマンドレル
    であることを特徴とする請求項第6項記載のロー
    ル・ミル熱間鍛造装置における工具自動交換装
    置。 8 前記工具が、前記リング素材を圧延する圧延
    ローラ部品であることを特徴とした請求項第6項
    記載のロール・ミル熱間鍛造装置における工具自
    動交換装置。
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