JPH033668Y2 - - Google Patents

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JPH033668Y2
JPH033668Y2 JP18656485U JP18656485U JPH033668Y2 JP H033668 Y2 JPH033668 Y2 JP H033668Y2 JP 18656485 U JP18656485 U JP 18656485U JP 18656485 U JP18656485 U JP 18656485U JP H033668 Y2 JPH033668 Y2 JP H033668Y2
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lever
shaft
auger
protrusion
fitting groove
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ブームにオーガを取付けてなる穴掘
建柱車に関するものである。
(穴掘建柱車の一般的構造) 穴掘建柱車は、主として電柱等の柱状体の立設
工事等に使用されるものであつて、第4図に示す
如く車両1の車体フレーム2上に旋回台13を介
して旋回動自在且つ起伏動自在に取付けられたク
レーン装置Xと、該クレーン装置Xの伸縮式ブー
ム3の側方に格納配置されるオーガ4とを有して
いる。
オーガ4は、地面に建柱用の深穴を掘るための
ものであつて、適宜長さの軸8の外周にスパイラ
ル羽根7を形成したスクリユー6と、油圧モータ
と減速機を内蔵し上記スクリユー6に回転力を付
与するためのモータユニツト5とを同軸状に且つ
回転力伝達可能に連結して構成されている。この
オーガ4は、第4図に示す如くモータユニツト5
の上端部5aと、上記ブーム3の先端部3a即
ち、トツプブーム3Bに取付けられたオーガ支持
ブラケツト14との間をオーガ支持装置15を介
して連結することによつて該ブーム先端部3aに
垂下可能に連結支持されている。
このオーガ4は、その作業時即ち、穴掘及び建
柱作業時には、第4図において鎖線図示する如く
起仰状態にあるブーム3の先端部3aからオーガ
支持装置15を介して垂下状態に吊下げ支持され
る。これに対してその非作業時には、オーガ4
は、第4図において実線図示する如くブーム3の
側方に格納支持される。
このオーガ4のブーム側方への格納支持は、上
記オーガ支持装置15と、ブーム3のベースブー
ム3Aの側方に取付けた後述のオーガ格納ブラケ
ツト10と、該オーガ格納ブラケツト10に突設
したブーム側索端止め17とオーガ4のスクリユ
ー6の軸8部分に設けたオーガ側索端止め18と
の間に張設された索(この図示一般例ではワイヤ
ーロープを使用している)9の3者によつて行な
われる。即ち、オーガ格納ブラケツト10は、第
5図に拡大図示する如くブーム下方側に向けて開
口する嵌合溝20を有する板部材で構成されてい
る。従つて、第4図において鎖線図示する如くオ
ーガ4をブーム先端部3aから吊り下げた状態に
おいて上記索9を上記ブーム側索端止め17とオ
ーガ側索端18の間に張設し、しかる後、オーガ
4のモータユニツト5を作動させてスクリユー6
を回転させると、該索9が次第にスクリユー6の
軸8側に巻取られるため、オーガ4が上記オーガ
支持装置15を中心として上方に回動しながら引
き上げられ、最終的に該オーガ4のスクリユー6
の軸8がオーガ格納ブラケツト10の嵌合溝20
内にその下方の開口端側から次第に嵌合進入し、
該嵌合溝20の溝底付近において停止し、該嵌合
溝20によつてその左右方向への揺動が規制され
る。従つて、オーガ4は、オーガ支持装置15と
オーガ格納ブラケツト10及び索9の3者によつ
て3軸方向に位置規制された状態でブーム3の側
方に格納支持され且つ固定されることになる。
以上が、オーガを備えた穴掘建柱車の一般的な
構造とその作動である。
(従来技術) このようなオーガ格納構造を有する穴掘建柱車
の従来例としてはたとえば、実開昭49−98003号
公報に示される如きものが知られている。
ところで、上述の如くオーガ支持装置15と索
9とオーガ格納ブラケツト10の三者によつてオ
ーガをブーム側方に格納するようにした場合、該
オーガの下動は索9の張力でしか規制できないた
め、該オーガ格納ブラケツト10部分に何らかの
機械的なオーガ支持機構が設けられていないとモ
ータユニツト5におけるオイルリーク等により次
第にオーガ4のスクリユー6が回転して該オーガ
4が落下方向に移動しオーガ4の支持作用が損な
われることとなる。
このようなことことから、上記従来例において
はオーガ格納ブラケツト部分に機械的なロツク機
構を設けている。即ち、このロツク機構は、第6
図に示す如くベースブーム60の側方に取付けら
れたオーガ格納ブラケツト61に下方に向けて開
口する嵌合溝62を形成するとともに、該嵌合溝
62の側方位置に、略三角形状のロツクレバー6
5を支点ピン支点ピン66を介して回動自在に取
付けて構成されている。このロツクレバー65
は、一辺側に左右一対の係合突起即ち、下方側に
位置する第1の係合突起65aと上方側に位置す
る第2係合突起65bを有するとともに、該一対
の係合突起65a,65bの間にはロツクレバー
65の軸64に対して当接係合可能な円弧面をも
つ係合面65cを有している。また、このロツク
レバー65は、常時、スプリング67によつて、
第6図において鎖線図示(符号65′)する如く
上記一対の係合突起65a,65bがともに上記
嵌合溝62内に突出する状態に位置決め付勢され
ている(この位置を初期設定位置という)。
このロツク機構においては、オーガ63の格納
操作時にはオーガ格納ブラケツト61の下方から
嵌合溝62側に向けて上動せしめられるオーガ6
3の軸64が初期設定位置に位置決めされている
ロツクレバー65′の第1の係合突起65a′と係
合し該ロツクレバー65を上方へはね上げながら
嵌合溝62内に進入する。そして、軸64が第1
係合65aを乗り越えた時点で該ロツクレバー6
5の係合面65cが軸64と当接係合し、該軸6
4はこのロツクレバー65の係合と嵌合溝62の
外側面62aとの間で支持される(格納状態)。
ところが、この従来のロツク機構においては、
ロツクレバー65のロツク時位置(第6図におい
て実線図示する位置)が該ロツクレバー65と軸
64との相対摺動変位に関連して決定されるもの
であるため(換言すれば、軸64の位置とは関係
なく予めロツク時位置に位置決めされたロツクレ
バー65に対して後から軸64が係合する構成で
はないため)、場合によつては第6図において鎖
線図示する如く正規のロツク時位置よりも上方に
おいてロツクレバー65′の第2の係合突起65
b′と軸64′とが相互に係合し該軸64′がこのロ
ツクレバー65′の第2の係合突起65b′と嵌合
溝62の外側面62aの間において不安定な状態
で支持されるということが起こり得る。このよう
な状態でオーガ63が格納されていると、車両走
行時の振動等によつて軸64が係合突起65b′か
ら上方へはずれるとスプリング67によりロツク
レバー65が回動し、再び軸64がロツクレバー
65に接したときにはロツクレバー65による軸
64のロツク状態が解除されている。このため前
記したオイルリークが発生すると軸64が次第に
下方にずり落ちることとなり、ロツク作用の確実
性という面において懸念がある。
(考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決しようとするもので、ブーム側方へのオーガ
格納・保持をより確実に行ない得るようにした穴
掘建柱車を提供することを目的とするものであ
る。
(目的を達成するための手段) 本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、車両に対して起伏動自在に取付けられたブー
ムと、該ブームの先端部に着脱自在に吊下げ状態
で取付けられるオーガとを有し、上記オーガが、
軸の外周にスパイラル羽根を形成してなるスクリ
ユーと該スクリユーを回転駆動するためのモータ
ユニツトとを連結して構成され、しかもその作業
状態時には上記オーガが上記ブームの先端部から
垂下状態に保持され、また非作業時には上記オー
ガが上記ブームの適所に取付けられたオーガ格納
ブラケツトの嵌合溝内に上記スクリユーの軸を嵌
入せしめた状態で上記ブームの側方に格納保持さ
れるとともに、上記オーガの格納あるいは張り出
し作業を、上記ブーム側の適所と上記スクリユー
の軸の適所との間に張設した索を該軸の回転によ
り該軸側に巻取りあるいは巻戻しして該索の実効
長さを調整することにより行なうようにした穴掘
建柱車でおいて、上記オーガ格納ブラケツトの嵌
合溝を略鉛直方向に向けて形成し且つその一端を
該オーガ格納ブラケツトの下端面に開口させる一
方、該嵌合溝の近傍位置にはロツクレバーを、ま
た該嵌合溝の溝奥部の近傍位置にはスイングレバ
ーをそれぞれ上下方向に枢回動自在に且つリンク
バーを介して相互に連動可能に連結し、さらに上
記ロツクレバーは第1の突起部と第2の突起部と
を相互に適宜離間して形成しており、且つその第
1のレバー位置においては上記第1の突起部が上
記嵌合溝内に適宜に突出し、しかも上記軸が該第
1の突起部より上方に位置している場合には該第
1の突起部と上記嵌合溝の一側面とが協働して上
記軸を該嵌合溝内に嵌入させた状態のまま下方か
ら支持する如く作用する一方、該軸が上記第1の
突起部より下方に位置している場合には該軸の上
方への移動を許容する如く作用し、またその第2
のレバー位置においては上記第2の突起部が上記
嵌合溝内に突出し、該嵌合溝内を下方に向つて移
動する上記軸と係合可能とされ且つ該軸が上記第
2の突起部と係合した状態においては該軸により
上記ロツクレバーがその第2のレバー位置から第
1のレバー位置側に強制的に復帰回動せしめられ
る如く構成するとともに、適宜の付勢手段により
第1のレバー位置にあるときには該第1のレバー
位置を保持し第2のレバー位置にある時には該第
2のレバー位置を保持する如く付勢せしめ、さら
に上記スイングレバーは上記軸が上記嵌合溝内を
上動する時該軸と適宜に係合して上記ロツクレバ
ーをその第1のレバー位置から第2のレバー位置
に強制的に位置決めさせ得る如く構成したもので
ある。
(作用) 本考案では上記の手段により、 (1) オーガ格納時においては、オーガ格納ブラケ
ツトの嵌合溝より下方にあるスクリユーの軸を
引き上げて、該嵌合溝の開口端近くにおいてし
かも第1のレバー位置に設定されているロツク
レバーの第1の突起部と相互に係合させながら
該嵌合溝内に進入させると、該軸が上記第1の
突起部をその下方側から上方側に乗り越えた時
点で上記ロツクレバーが軸支持可能状態に設定
されるため、この時点で該軸の上動を止めて今
度は該軸を逆に下動させると、該軸は確実に上
記第1の突起部の適正位置に当接し、ロツクレ
バーの第1の突起部と上記嵌合溝の側面とによ
り安定的に支持され、その落下方向への移動が
確実に規制される。
(2) また、オーガの格納位置からの張り出し時に
おいては、第1のレバー位置に位置決めされて
いるロツクレバーの第1の突起部と嵌合溝の側
面との両者により支持されている軸を、一旦上
方へ持ち上げて該嵌合溝の溝奥部にあるスイン
グレバーに係合させ、該スイングレバーの変位
を利用して上記ロツクレバーをその第1のレバ
ー位置から第2のレバー位置に位置決めして該
軸の通行を許容し得る状態とし、この状態で軸
を下動させると、該軸は嵌合溝からその下方側
に離脱するとともに、その途中において上記ロ
ツクレバーの第2の突起部と係合して該ロツク
レバーを再び第2のレバー位置から第1のレバ
ー位置へ復帰設定する如く作用する。
(実施例) 以下、第1図ないし第3図を参照して本考案の
好適な実施例を説明するが、この実施例において
想定する穴掘建柱車は上記「穴掘建柱車の一般的
構造」の項で説明した穴掘建柱車(第4図及び第
5図参照)と同様構造を有するものであり、ただ
オーガ格納ブラケツト部分にオーガ固定保持用の
ロツク機構が付設されているところが異なるのみ
であるため、以下の説明に当たつてはこのロツク
機構を含めたオーガ格納ブラケツト部分について
のみ説明し、その他の部分の構造及び作用等の説
明は省略する。
(構成) 第1図及び第2図には本考案の実施例に係る穴
掘建柱車のオーガ格納ブラケツト部分が示されて
いる。このオーガ格納ブラケツト10は、ブーム
3の側方に突出形成されており、その外端部近く
には、スクリユー6の軸8を嵌入支持するための
嵌合溝20が、該オーガ格納ブラケツト10の下
端面10aから上方に向けて切欠き溝状に形成さ
れている。尚、この嵌合溝20の下端部に位置す
る開口端20a部分は下方側に向つて拡開する如
く形成され、また該嵌合溝20の最上端に位置す
る溝奥部20bは円弧面とされている。
この嵌合溝20内には第1図において実線図示
する如くスクリユー6の軸8が嵌入状態で格納さ
れる。尚、第1図において符号9はオーガ格納ブ
ラケツト10のブーム側索端止め17にその一端
を、軸8側のブーム側索端止め(図示省略、第4
図の符号18参照)に他端をそれぞれ連結した索
であつて、オーガ4はそのスクリユー6の自回転
により該索9を該スクリユー6の軸8に巻き付け
たりあるいは該軸8から巻き戻したりして該索9
の実効長さを増減調節することによりその基端部
に設けたオーガ支持装置(第4図、符号15参
照)を中心として上下方向に枢回動され、格納位
置と作業位置の2位置に択一的に位置決めされる
ようになつている。
このオーガ格納ブラケツト10の嵌合溝20の
近傍位置には該嵌合溝20内に嵌入格納されたス
クリユー6の軸8を支持してその落下方向への移
動を規制するための後述するロツク機構Yが設け
られている。
ロツク機構Yは、嵌合溝20の開口端20aの
近傍位置に設けられたロツクレバー21と、該嵌
合溝20の溝奥部20bの近傍位置に設けられた
スイングレバー22とを有している。
ロツクレバー21は、その固定端21aをロツ
クレバー軸26によつてオーガ格納ブラケツト1
0側のブラケツト35に上下方向に枢回動自在に
連結せしめられた略三角形状部材で構成されてお
り、その可動端21bには、その回動方向に適宜
離間して二つの突起部即ち、略〓形の先端形状を
有する第1の突起部41と略矩形の先端形状を有
する第2の突起部42とを形成している。尚、こ
のロツクレバー21の第1の突起部41の先端面
のうち、その突出端43より回動方向外方に位置
する部分は上記軸8の外周面とほぼ同一の曲率を
有する円弧面よりなる軸支持面44とされてい
る。
さらに、このロツクレバー21には、そのロツ
クレバー軸26から反嵌合溝20側に適宜離間し
た位置に形成されたスプリング係止部36にその
一端を掛止したロツクレバー用スプリング28の
他端が掛止されており、このロツクレバー21は
該ロツクレバー用スプリング28のバネ力により
回動方向に付勢され、所定のレバー位置に位置決
めされるようになつている(尚、このロツクレバ
ー用スプリング28が実用新案登録請求の範囲中
の付勢手段に該当する)。即ち、このロツクレバ
ー21は、上記ロツクレバー軸26を中心とし
て、第1のレバー位置即ち、第1図に実線図示す
る如く二つの突起部41,42のうち、第1の突
起部41が嵌合溝20内に突出し、第2の突起部
42が嵌合溝20外に後退せしめられ且つその矢
印A方向へのそれ以上の回動がロツクレバー用ス
トツパー30によつて規制された状態におけるレ
バー位置と、第2のレバー位置即ち、第2図にお
いて実線図示する如く上記第1のレバー位置から
矢印B方向に回動し、二つの突起部41,42の
うち、第1の突起部41が嵌合溝20外に後退
し、第2の突起部42が該嵌合溝20内に突出し
た状態におけるレバー位置(尚、実際にはこの第
2図に示すレバー位置よりもさらに矢印B側に若
干回動せしめられる)の二つのレバー位置の間で
回動可能とされている。そして、その場合、第1
のレバー位置にいては、上記ロツクレバー用スプ
リング28の作用線が上記ロツクレバー軸26よ
り下側に位置し該ロツクレバー用スプリング28
のバネ力によりロツクレバー21が第1のレバー
位置側に付勢され、これに対して第2のレバー位
置においては上記ロツクレバー用スプリング28
の作用線が上記ロツクレバー軸26より上側に位
置し該ロツクレバー用スプリング28のバネ力に
より該ロツクレバー21が第2のレバー位置側に
付勢されるように該ロツクレバー用スプリング2
8の取付位置が設定されている。
スイングレバー22は、スイングレバー軸27
によつて上下方向回動自在に枢支された第1のレ
バー部材23と、該第1のレバー部材23の先端
部に連結ピン34を介して相対回動自在に連結さ
れた第2のレバー部材24よりなる折曲式レバー
とされている。このレバー部材23,24のう
ち、第2のレバー部材24の基端部24aの下面
側には該基端部24aから第1のレバー部材23
の下面側に延びるアーム37が取付けられてお
り、さらに、このアーム37の先端部と第1のレ
バー部材23の基端部23aの間にはスイングレ
バー用スプリング29が取付けられている。従つ
て、このスイングレバー22は、通常状態時には
上記スイングレバー用スプリング29のバネ力に
よつて第1図及び第2図においてそれぞれ示す如
く直棒状に形状保持される。一方、このスイング
レバー22の第2のレバー部材24部分に下方か
ら外力が負荷されて該スイングレバー22が上方
(矢印D方向)に回動し、第1のレバー部材23
の上面がオーガ格納ブラケツト10側に設けたス
イングレバー用ストツパー31に衝突した後にお
いてさらに外力が負荷されると、第2のレバー部
材24が上記連結ピン34を中心として上方に折
曲し、該第1のレバー部材23側に過大な力がか
かるのを未然に防止する如く作用する。
このスイングレバー22は上記第2のレバー部
材24部分を上記嵌合溝20内に突出させた状態
で配置されており、該第2のレバー部材24に上
記軸8が係合することによりスイングレバー22
は該軸8の操作力によつて強制的に上方に持ち上
がられるようになつている。又、このスイングレ
バー22は、リンクバー25を介して上記ロツク
レバー21と連動可能に連結されており、上記ロ
ツクレバー21はスイングレバー22の上動に伴
なつて第1のレバー位置から第2のレバー位置に
位置決めされ、これに対してスイングレバー22
はロツクレバー21の第2のレバー位置から第1
のレバー位置への回動に伴なつてその上動位置か
ら下方に向けて復帰回動せしめられるようになつ
ている。
又、第1図及び第2図において符号11は第3
図に示す如く上記モータユニツト5駆動用の油圧
回路Q中に配置されたシヤツトオフバルブ11で
あり、該シヤツトオフバルブ11はその作動子1
2を上記嵌合溝20の溝奥部20bより下方に適
宜寸法だけ突出させた状態で取付けられている。
尚、この油圧回路Qは、油圧ポンプ53と油圧モ
ータ54と手動式切換弁55と上記シヤツトオフ
バルブ11とで構成されており、該シヤツトオフ
バルブ11の不作動時には切換弁55の切換操作
によつて油圧モータ54を適宜方向に回転させて
穴掘作業あるいはオーガ4の格納張り出し作業を
行なうことができるが、オーガの格納・張り出し
作業時においてシヤツトオフバルブ11が作動し
た状態では油圧モータ54を一方向(即ち、オー
ガ張り出し方向)にのみしか回転させることがで
きないように構成されている。
(作動並びにその作用) 続いて、このロツク機構Yの作動並びにその作
用を、オーガ4の格納時と、張り出し時のそれぞ
れについて説明する。
(オーガ格納時) オーガ4が張り出された状態即ち、オーガ格納
ブラケツト10の嵌合溝20内にスクリユー6の
軸8が嵌入しておらず、たとえば第1図において
鎖線図示(符号8A)する如く該嵌合溝20の開
口端20aの下方側に位置している状態において
は、ロツク機構Yのロツクレバー21とスイング
レバー22はそれぞれ第1図において実線図示す
る位置(即ち、ロツクレバー21が第1のレバー
位置に位置決めされ、それに伴つてスイングレバ
ー22が下降位置に位置決めされている状態)に
ある。
この状態から、モータユニツト5を作動させて
スクリユー6の軸8を回転させ索9によつて該軸
8をオーガ格納ブラケツト10の嵌合溝20内に
向けて引き上げる。
軸8はこの位置から上方に引き上げられると、
先ず嵌合溝20の開口端20aを少し入つたとこ
ろでロツクレバー21の第1の突起部41と係合
するが、このロツクレバー21は矢印B側には回
動可能とされているため該軸8は該第1の突起部
41によつてその上動が規制されるということな
く該第1の突起部41を上方に押し上げながらさ
らに引き上げられる。この軸8の上動によりロツ
クレバー21は、第1図において鎖線図示する如
くその第1の突起部41の突出端43が鎖線図示
する軸8Bと係合する位置まで該軸8の上動に伴
つて矢印B方向に回動せしめられるが、該軸8が
この符号8Aで示す位置よりも上方に持ち上げら
れると両者の係合が外れ、ロツクレバー21はロ
ツクレバー用スプリング28のバネ力によつて再
び第1のレバー位置(実線図示位置)に位置決め
される。従つて、この状態においては、ロツクレ
バー21は軸8を支持し得る状態とされており、
その軸支持面44は支持作用上好適な方向に向つ
て位置決め固定されている。
この時、作業者はこの状態を視認するとか、あ
るいはロツクレバー21の第2の突起部42と上
記ロツクレバー用ストツパー30との衝突音を聴
くことなどによりロツクレバー21が第1のレバ
ー位置に復帰したことを確認する。尚、ロツクレ
バー21が第1のレバー位置に復帰したことを作
業者が視認する手段としては例えば、第1図にお
いて鎖線図示する如くロツクレバー21の一端に
突子70を設けるとともに、該突子70に、その
上端部71aをオーガ格納ブラケツト10の上面
10bに形成した穴72に臨させた可動杆71を
係合させ、上記ロツクレバー21がその第1のレ
バー位置に設定された状態において該可動杆71
が上記上面10bより所定量だけ上方に突出する
ように構成し、この可動杆71の上端部71aの
突出状態を作業者が視認するとか、あるいは上記
突子70に直接リミツトスイツチを係合させ、ロ
ツクレバー21が第1のレバー位置に設定された
時、作業者の近傍に設けたランプが点灯するよう
にし、これを作業者が視認するとかの方法により
位置確認手段が考えられる。
ロツクレバー21のレバー位置を確認すると、
作業者はそこでオーガ4の引き上げ操作を停止
し、今度は逆にオーガ4を少き降下させる。する
と、第1図において実線図示する如く軸8がロツ
クレバー21の軸支持面44と当接係合する。さ
らにオーガ4を少く降下させると、軸8が上記ロ
ツクレバー21の軸支持面44を中心として若干
外方に移動し、その外側周面部分が嵌合溝20の
外方側面20cに当接し、軸8は、索9によら
ず、ロツクレバー21とオーガ格納ブラケツト1
0の両者によつて確実に支持されることとなる。
この場合、上述のように、予め第1のレバー位
置に正確に位置決めされたロツクレバー21の軸
支持面44に対して軸8がその後から当接係合す
るため、該軸8と軸支持面44との当接状態にお
ける相対関係が常に適正状態に保持され、該軸8
をより安定的に且つ確実に支持することが可能と
なり、該軸8の落下方向への移動が確実に防止さ
れることとなる。尚、このオーガ4の格納完了状
態は上記したロツクレバー21の位置確認手段に
よつて間接的に確認されるものであり、上記位置
確認手段はオーガ格納状態確認手段としても機能
し得ることとなる。
(オーガ張り出し時) 第1図において実線図示するオーガ格納状態か
らオーガ4を張り出す場合には、この格納状態か
らそのままオーガ4を上方に引き上げる。このオ
ーガ4の引き上げ操作は、第2図において実線図
示する如く軸8がその上方に延出配置された上記
スイングレバー22を上方へ押し上げながら該ス
イングレバー22とともに上動して、該軸8の上
面が上記シヤツトオフバルブ11の作動子12と
係合し該作動子12の作動によりモータユニツト
5の回転が強制的に停止せしめられる位置まで続
行される。この軸8の停止状態においては、上記
スイングレバー22の変位に伴なつて上記ロツク
レバー21がリンクバー25を介して矢印B方向
に回動させしられて第2のレバー位置に位置決め
されている(第2図実線図示位置)。
従つて、この状態で、今度はオーガ4の降下操
作を行なうと、軸8はロツクレバー21に規制さ
れることなくそのまま嵌合溝20から下方へ離脱
せしめられる。さらに、この際、軸8は第2図に
おいて鎖線図示8Cの位置において上記ロツクレ
バー21の第2の突起部42と係合し、該ロツク
レバー21を上記ロツクレバー用スプリング28
のバネ力に抗して強制的に矢印A方向に回動させ
て第1のレバー位置に復帰せしめ、該ロツクレバ
ー21を次回のオーガ格納作業に備えさせる。
(考案の効果) 本考案の穴掘建柱車は、車両に対して起伏動自
在に取付けられたブームと該ブームの先端部に着
脱自在に吊下げ状態で取付けられるオーガとを有
し、上記オーガが、軸の外周にスパイラル羽根を
形成してなるスクリユーと該スクリユーを回転駆
動するためのモータユニツトとを連結して構成さ
れ、しかもその作業状態時には上記オーガが上記
ブームの先端部から垂下状態に保持され、また非
作業時には上記オーガが上記ブームの適所に取付
けられたオーガ格納ブラケツトの嵌合溝内に上記
スクリユーの軸を嵌入せしめた状態で上記ブーム
の側方に格納保持されるとともに、上記オーガの
格納あるいは張り出し作業を、上記ブーム側の適
所と上記スクリユーの軸の適所との間に張設した
索を該軸の回転により該軸側に巻取りあるいは巻
戻しして該索の実効長さを調整することにより行
なうようにした穴掘建柱車において、上記オーガ
格納ブラケツトの嵌合溝を略鉛直方向に向けて形
成し且つその一端を該オーガ格納ブラケツトの下
端面に開口させる一方、該嵌合溝の近傍位置にロ
ツクレバーを、また該嵌合溝の溝奥部の近傍位置
にスイングレバーをそれぞれ上下方向に枢回動自
在に且つリンクバーを介して相互に連動可能に連
結し、さらに上記ロツクレバーは第1の突起部と
第2の突起部とを相互に適宜離間して形成してお
り、且つその第1のレバー位置においては上記第
1の突起部が上記嵌合溝内に適宜に突出し、しか
も上記軸が該第1の突起部より上方に位置してい
る場合には該第1の突起部と上記嵌合溝の一側面
とが協働して上記軸を該嵌合溝内に嵌入させた状
態のまま下方から支持する如く作用する一方、該
軸が上記第1の突起部より下方に位置している場
合には該軸の上方への移動を許容する如く作用
し、またその第2のレバー位置においては上記第
2の突起部が上記嵌合溝内に突出し、該嵌合溝内
を下方に向つて移動する上記軸と係合可能とされ
且つ該軸が上記第2の突起部と係合した状態にお
いては該軸により上記ロツクレバーがその第2の
レバー位置から第1のレバー位置側に強制的に復
帰回動せしめられる如く構成するとともに適宜の
付勢手段により第1のレバー位置にあるときには
該第1のレバー位置を保持し第2のレバー位置に
ある時には該第2のレバー位置を保持する如く付
勢せしめ、さらに、上記スイングレバーを上記軸
が上記嵌合溝内を上動する時該軸と適宜に係合し
て上記ロツクレバーをその第1のレバー位置から
第2のレバー位置に強制的に位置決めさせ得る如
く構成したことを特徴とするものである。
従つて、本考案の穴掘建柱車によれば、オーガ
格納状態においては、ロツクレバーの第1の突起
部とスクリユーの軸との当接位置が常に適正位置
に確実に位置決めされているため、該ロツクレバ
ーの第1の突起部とオーガ格納ブラケツトの嵌合
溝の側面とで上記軸を支持する場合、その支持安
定性が良好であり、従来例(例えば、実開昭49−
98003号公報)の如く不安定な支持により車両走
行中の移動等によつてオーガが落下方向に移動す
るというようなおそがなく、それだけブーム側へ
のオーガの格納・保持がより確実ならしめられる
という実用的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る穴掘建柱車のオ
ーガ格納ブラケツト部の要部正面図、第2図は第
1図の状態変化図、第3図は第1図の穴掘建柱車
のオーガ駆動用油圧回路図、第4図は一般的な穴
掘建柱車の側面図、第5図は第4図の−縦断
面図、第6図は従来の穴掘建柱車のオーガ格納ブ
ラケツト部要部正面図である。 1……車両、3……ブーム、4……オーガ、5
……モータユニツト、6……スクリユー、7……
スパイラル羽根、8……軸、9……索、10……
オーガ格納ブラケツト、20……嵌合溝、21…
…ロツクレバー、22……スイングレバー、25
……リンクバー、28,29……スプリング、4
1……第1の突起部、42……第2の突起部、4
4……軸支持面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両1に対して起伏動自在に取付けられたブー
    ム3と該ブーム3の先端部に着脱自在に吊下げ状
    態で取付けられるオーガ4とを有し、上記オーガ
    4が、軸8の外周にスパイラル羽根7を形成して
    なるスクリユー6と該スクリユー6を回転駆動す
    るためのモータユニツト5とを連結して構成さ
    れ、しかもその作業状態時には上記オーガ4が上
    記ブーム3の先端部3aから垂下状態に保持さ
    れ、また非作業時には上記オーガ4が上記ブーム
    3の適所に取付けられたオーガ格納ブラケツト1
    0の嵌合溝20内に上記スクリユー6の軸8を嵌
    入せしめた状態で上記ブーム3の側方に格納保持
    されるとともに、上記オーガ4の格納あるいは張
    り出し作業を、上記ブーム3側の適所と上記スク
    リユー6の軸8の適所との間に張設した索9を該
    軸8の回転により該軸8側に巻取りあるいは巻戻
    しして該索9の実効長さを調整することにより行
    なうようにした穴掘建柱車であつて、上記オーガ
    格納ブラケツト10の嵌合溝20を略鉛直方向に
    向けて形成し且つその一端を該オーガ格納ブラケ
    ツト10の下端面に開口させる一方、該嵌合溝2
    0の近傍位置にはロツクレバー21が、また該嵌
    合溝20の溝奥部20bの近傍位置にはスイング
    レバー22がそれぞれ上下方向に枢回動自在に且
    つリンクレバー25を介して相互に連動可能に連
    結されており、さらに上記ロツクレバー21は第
    1の突起部41と第2の突起部42とを相互に適
    宜離間して形成しており、且つその第1のレバー
    位置においては上記第1の突起部が上記嵌合溝2
    0内に適宜に突出し、上記軸8が該第1の突起部
    41より上方に位置している場合には該第1の突
    起部41と上記嵌合溝20の一側面20cとが協
    働して上記軸8を該嵌合溝20内に嵌入させた状
    態のまま下方から支持する如く作用する一方、該
    軸8が上記第1の突起部41より下方に位置して
    いる場合には該軸8の上方への移動を許容する如
    く作用し、またその第2のレバー位置においては
    上記第2の突起部42が上記嵌合溝20内に突出
    し、該嵌合溝20内を下方に向つて移動する上記
    軸8と係合可能とされ且つ該軸8が上記第2の突
    起部42と係合した状態においては該軸8により
    上記ロツクレバー21がその第2のレバー位置か
    ら第1のレバー位置側に強制的に復帰回動せしめ
    られる如く構成されているとともに、適宜の付勢
    手段28により第1のレバー位置にあるときには
    該第1のレバー位置を保持し第2のレバー位置に
    ある時には該第2のレバー位置を保持する如く付
    勢されており、さらに上記スイングレバー22は
    上記軸8が上記嵌合溝20内を上動する時該軸8
    と適宜に係合して上記ロツクレバー21をその第
    1のレバー位置から第2のレバー位置に強制的に
    位置決めさせ得る如く構成されていることを特徴
    とする穴掘建柱車。
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JPS6294183U JPS6294183U (ja) 1987-06-16
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JP6706511B2 (ja) * 2016-02-25 2020-06-10 株式会社タダノ 穴掘建柱車

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