JPH0337008Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337008Y2 JPH0337008Y2 JP1983162687U JP16268783U JPH0337008Y2 JP H0337008 Y2 JPH0337008 Y2 JP H0337008Y2 JP 1983162687 U JP1983162687 U JP 1983162687U JP 16268783 U JP16268783 U JP 16268783U JP H0337008 Y2 JPH0337008 Y2 JP H0337008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- marker
- image
- electrophotography
- character part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はX線電子写真撮影用マーカーに関す
る。
る。
医療診断に有効なX線写真撮影において、乳
房、手足などのように左右2つある部位のいずれ
か一方を被写体とする場合、斯かる部位の位置、
即ち右左を撮影済みのフイルム上においても識別
し得るように、例えば「R」又は「L」といえ文
字部を付したマーカーをX線の照射野に置き、こ
れを被写体と共に同時撮影し、フイルム上に記録
するという方法がとられている。このマーカーは
所謂銀塩フイルムX線写真撮影用として開発さ
れ、従来においては、合成樹脂板に鉛によつて作
製された「R」又は「L」の識別文字を埋め込ん
だ構成より成る。
房、手足などのように左右2つある部位のいずれ
か一方を被写体とする場合、斯かる部位の位置、
即ち右左を撮影済みのフイルム上においても識別
し得るように、例えば「R」又は「L」といえ文
字部を付したマーカーをX線の照射野に置き、こ
れを被写体と共に同時撮影し、フイルム上に記録
するという方法がとられている。このマーカーは
所謂銀塩フイルムX線写真撮影用として開発さ
れ、従来においては、合成樹脂板に鉛によつて作
製された「R」又は「L」の識別文字を埋め込ん
だ構成より成る。
ところで近年、X線写真撮影の分野においてX
線電子写真撮影装置が脚光を浴びている。この装
置は銀塩フイルムの代りに、電子写真感光板を用
い、この感光板上に被写体を透過したX線像を照
射することによりその上にX線像に一致した電位
差像を形成し、これを現像、転写することにより
永久可視X線像を得るものである。この装置によ
れば電子写真特有のエツヂ効果と呼ばれる現像に
より、従来の銀塩フイルムに較べて画像縁部の強
調されたより鮮明な画像を得ることができる。
線電子写真撮影装置が脚光を浴びている。この装
置は銀塩フイルムの代りに、電子写真感光板を用
い、この感光板上に被写体を透過したX線像を照
射することによりその上にX線像に一致した電位
差像を形成し、これを現像、転写することにより
永久可視X線像を得るものである。この装置によ
れば電子写真特有のエツヂ効果と呼ばれる現像に
より、従来の銀塩フイルムに較べて画像縁部の強
調されたより鮮明な画像を得ることができる。
斯かるX線電子写真撮影装置においては上記の
ような格別な効果を奏するが、一方、感光体は繰
り返して使用される為に、感光板上に形成された
電位差像は次の像形成に先立つて消去する必要が
ある。従来この消去の手段として感光板面に交流
電界を付与し及び/又は光を照射する手段が知ら
れる。ところで斯かるX線電子写真撮影装置にお
いて、前記した鉛文字入りのマーカーを被写体部
位の左右の識別用として使用した場合、斯かる文
字部と文字部でない部分とのX線吸収差が著しく
大きい為、感光板上に形成された文字部と文字部
でない部分との電位差もそれに伴つて大きく、そ
の結果、上記消去手段を使用しても感光板上に前
撮影時の文字部の前歴が残り、次の撮影写真に残
像として現われるという不都合を生じるものであ
つた。
ような格別な効果を奏するが、一方、感光体は繰
り返して使用される為に、感光板上に形成された
電位差像は次の像形成に先立つて消去する必要が
ある。従来この消去の手段として感光板面に交流
電界を付与し及び/又は光を照射する手段が知ら
れる。ところで斯かるX線電子写真撮影装置にお
いて、前記した鉛文字入りのマーカーを被写体部
位の左右の識別用として使用した場合、斯かる文
字部と文字部でない部分とのX線吸収差が著しく
大きい為、感光板上に形成された文字部と文字部
でない部分との電位差もそれに伴つて大きく、そ
の結果、上記消去手段を使用しても感光板上に前
撮影時の文字部の前歴が残り、次の撮影写真に残
像として現われるという不都合を生じるものであ
つた。
本考案は上述した前歴の生じることのないX線
電子写真撮影用マーカーを簡単且つ好適な構成で
提供することを目的とする。
電子写真撮影用マーカーを簡単且つ好適な構成で
提供することを目的とする。
本考案によるマーカーは合成樹脂部材を基板と
し、その表面に硫酸バリウムから成る文字部分を
形成するもので、形成方法としては例えばシルク
スクリーン印刷が用いられる。
し、その表面に硫酸バリウムから成る文字部分を
形成するもので、形成方法としては例えばシルク
スクリーン印刷が用いられる。
上記構成により本考案によれば、通常の医療診
断に用いられる放射線照射量範囲(X線管電圧約
20kVp乃至約120kVp)において、感光板にマー
カーの前歴は生じないものであつた。
断に用いられる放射線照射量範囲(X線管電圧約
20kVp乃至約120kVp)において、感光板にマー
カーの前歴は生じないものであつた。
以下、本考案の好適な実施例を添付図面を参照
として説明する。
として説明する。
第1図及び第2図は本考案によるマーカーを好
適に使用し得るX線電子写真撮影方法の一例を示
すものであり、図中符号1はX線電子写真感光板
を示す。感光板1は上方、即ち後述するX線照射
側からみて、炭素繊維強化樹脂(C−FRP)な
どのX線透過性の材料によつて作製された支持板
2、電極層3、絶縁層4、Se−Teなどの材料よ
り成る光導電体層5、表面絶縁層6を順次に積層
一体とした多層構造より成る。又、必要に応じて
は支持板2と電極層3との間にX線によつて励起
される螢光体層を形成し、その場合電極層3及び
絶縁層4を透明としても良い。
適に使用し得るX線電子写真撮影方法の一例を示
すものであり、図中符号1はX線電子写真感光板
を示す。感光板1は上方、即ち後述するX線照射
側からみて、炭素繊維強化樹脂(C−FRP)な
どのX線透過性の材料によつて作製された支持板
2、電極層3、絶縁層4、Se−Teなどの材料よ
り成る光導電体層5、表面絶縁層6を順次に積層
一体とした多層構造より成る。又、必要に応じて
は支持板2と電極層3との間にX線によつて励起
される螢光体層を形成し、その場合電極層3及び
絶縁層4を透明としても良い。
こうした構成の感光板1は第1の過程として、
適当な外部放電手段によつて絶縁層6の側から特
定極性(この例では説明の便宜上正極性)に帯電
される。これにより第1図に示されるように光導
電体層5内のトラツプに正電荷が捕獲されてP.I.
P(持続性内部分極)電荷層が形成される。
適当な外部放電手段によつて絶縁層6の側から特
定極性(この例では説明の便宜上正極性)に帯電
される。これにより第1図に示されるように光導
電体層5内のトラツプに正電荷が捕獲されてP.I.
P(持続性内部分極)電荷層が形成される。
第2の過程では、第2図に示されるように、支
持板2側に被写体8及び識別マーカー9を配置し
た後、X線管電圧約20kVp乃至約120kVpでX線
曝射してこれにより形成されたX線像を感光板1
上に照射し、これと同時に表面絶縁層6側より逆
極性、即ち負極性の一様な直流(又は交流)電界
を印加する。図中符号10は電界印加の為のコロ
ナ放電装置である。この過程によつて、感光板の
X線が投射された部分においては、光導電体層の
励起により前記第1の過程によつて光導電体層に
捕獲されていたP.I.P電荷の殆んどが開放され、
表面帯電電荷が再結合消失すると同時に新たな極
性即ち負極性の電荷によつて層6が帯電される。
一方、X線の投射を受けない部分については、P.
I.P電荷が急速に解放されることがないので正電
荷が保持されたまま残存する。こうしてX線像に
一致した静電潜像が形成される。
持板2側に被写体8及び識別マーカー9を配置し
た後、X線管電圧約20kVp乃至約120kVpでX線
曝射してこれにより形成されたX線像を感光板1
上に照射し、これと同時に表面絶縁層6側より逆
極性、即ち負極性の一様な直流(又は交流)電界
を印加する。図中符号10は電界印加の為のコロ
ナ放電装置である。この過程によつて、感光板の
X線が投射された部分においては、光導電体層の
励起により前記第1の過程によつて光導電体層に
捕獲されていたP.I.P電荷の殆んどが開放され、
表面帯電電荷が再結合消失すると同時に新たな極
性即ち負極性の電荷によつて層6が帯電される。
一方、X線の投射を受けない部分については、P.
I.P電荷が急速に解放されることがないので正電
荷が保持されたまま残存する。こうしてX線像に
一致した静電潜像が形成される。
形成された静電潜像はトナーと呼ばれる検電粉
末を付与されて粉末像に現像され、次いで現像像
は適当な支持体、例えば透明樹脂フイルム上に転
写され、定着されて被写体及びマーカーに一致し
た永久可視像が得られる。一方、転写後の感光板
はACコロナ放電及び光照射を付与されて、前記
形成された静電潜像は次のX線撮影の為に消去さ
れる。
末を付与されて粉末像に現像され、次いで現像像
は適当な支持体、例えば透明樹脂フイルム上に転
写され、定着されて被写体及びマーカーに一致し
た永久可視像が得られる。一方、転写後の感光板
はACコロナ放電及び光照射を付与されて、前記
形成された静電潜像は次のX線撮影の為に消去さ
れる。
本考案によるマーカー9は、第3図に示される
ように薄板状の部材11を基板とする。部材11
は例えばアクリル樹脂、ポリカーポネート樹脂又
はフエノール樹脂などの合成樹脂材料によつて作
製された一体成形又は積層された板材より成る。
図示例は6枚のマーカーを形成する為の基板を示
し、それぞれのマーカー間の区切れ部には切り込
み12が形成され、手作業により自在に各マーカ
ーを個別に切り離し、使用に供することができ
る。部材11上には識別文字13、例えば撮影部
位の左右を表わす為の文字「L」又は「R」が主
として硫酸バリウムによつて形成されている。こ
こで「主として」とは、硫酸バリウムのみでも良
いが、これに合成樹脂材等が混合されても良いこ
とを意味する。この文字部分13の形成手段とし
ては基板11に必要とする識別文字を刻み込み、
この刻み込み部分に適当な結着剤を付加した硫酸
バリウムを埋め込むようにしても良いが、より簡
便な形成方法は硫酸バリウム溶液をシルクスクリ
ーン印刷法により基板上に印刷することである。
斯かる印刷を行なう場合には、硫酸バリウム粉末
を水性エマルジヨンに混合した後、この混合物を
シルクスクリーン印刷により所望の識別文字の形
で印刷し、次いでこの印刷した文字部分を自然又
は強性的に乾燥させれば良い。斯かる水性エマル
ジヨンとしては酢酸ビニル系エマルジヨン、アク
リル系エマルジヨン、アルキド樹脂エマルジヨン
などが好ましいが、これに限定されるものではな
い。又、硫酸バリウム粉末は微細である程、フイ
ルム上に形成される文字像は鮮明である。
ように薄板状の部材11を基板とする。部材11
は例えばアクリル樹脂、ポリカーポネート樹脂又
はフエノール樹脂などの合成樹脂材料によつて作
製された一体成形又は積層された板材より成る。
図示例は6枚のマーカーを形成する為の基板を示
し、それぞれのマーカー間の区切れ部には切り込
み12が形成され、手作業により自在に各マーカ
ーを個別に切り離し、使用に供することができ
る。部材11上には識別文字13、例えば撮影部
位の左右を表わす為の文字「L」又は「R」が主
として硫酸バリウムによつて形成されている。こ
こで「主として」とは、硫酸バリウムのみでも良
いが、これに合成樹脂材等が混合されても良いこ
とを意味する。この文字部分13の形成手段とし
ては基板11に必要とする識別文字を刻み込み、
この刻み込み部分に適当な結着剤を付加した硫酸
バリウムを埋め込むようにしても良いが、より簡
便な形成方法は硫酸バリウム溶液をシルクスクリ
ーン印刷法により基板上に印刷することである。
斯かる印刷を行なう場合には、硫酸バリウム粉末
を水性エマルジヨンに混合した後、この混合物を
シルクスクリーン印刷により所望の識別文字の形
で印刷し、次いでこの印刷した文字部分を自然又
は強性的に乾燥させれば良い。斯かる水性エマル
ジヨンとしては酢酸ビニル系エマルジヨン、アク
リル系エマルジヨン、アルキド樹脂エマルジヨン
などが好ましいが、これに限定されるものではな
い。又、硫酸バリウム粉末は微細である程、フイ
ルム上に形成される文字像は鮮明である。
例:
硫酸バリウム粉末5gを酢酸ビニル系水性エマ
ルジヨン(ターナー色彩株式会社製、商品名ネオ
カラー、金銀「メジユーム」)3乃至4gに混合さ
せ、この混合物を厚さ約1mmのアクリル樹脂製基
板上にシルクスクリーン印刷法により約50μの厚
さ(乾燥後の厚み)の識別文字部分を形成し、次
いで室温にて自然乾燥してマーカーを形成した。
斯かるマーカーを、前述した感光板及び過程を有
するX線電子写真撮影に使用したところ、撮影後
のフイルム上にはマーカーの文字部分が明瞭に記
録され、しかも通常の医療診断で使用されるX線
の管電圧約20kVp乃至約120kVpのX線曝射にお
いて斯かる文字部の前歴は全く残らないものであ
つた。尚、撮影時に感光板へ付与した電界の電圧
は第1の過程で直流+6700V、第2の過程で直流
−7000V、除電として交流4800Vであつた。
ルジヨン(ターナー色彩株式会社製、商品名ネオ
カラー、金銀「メジユーム」)3乃至4gに混合さ
せ、この混合物を厚さ約1mmのアクリル樹脂製基
板上にシルクスクリーン印刷法により約50μの厚
さ(乾燥後の厚み)の識別文字部分を形成し、次
いで室温にて自然乾燥してマーカーを形成した。
斯かるマーカーを、前述した感光板及び過程を有
するX線電子写真撮影に使用したところ、撮影後
のフイルム上にはマーカーの文字部分が明瞭に記
録され、しかも通常の医療診断で使用されるX線
の管電圧約20kVp乃至約120kVpのX線曝射にお
いて斯かる文字部の前歴は全く残らないものであ
つた。尚、撮影時に感光板へ付与した電界の電圧
は第1の過程で直流+6700V、第2の過程で直流
−7000V、除電として交流4800Vであつた。
以上述べたように、本考案によれば感光板の繰
り返しの使用においても前歴の全く生じることの
ないX線電子写真撮影用マーカーを提供すること
ができる。
り返しの使用においても前歴の全く生じることの
ないX線電子写真撮影用マーカーを提供すること
ができる。
又、本考案によるマーカーは、前述した構成以
外の感光板又は過程より成る他のX線電子写真撮
影法、例えばゼロラジオグラフイなどに対しても
使用でき且つ同様な効果を奏することができる。
外の感光板又は過程より成る他のX線電子写真撮
影法、例えばゼロラジオグラフイなどに対しても
使用でき且つ同様な効果を奏することができる。
第1図及び第2図は本考案によるマーカーを使
用可能なX線電子写真撮影の一例を示す説明図で
あり、第3図は本考案によるマーカーの斜視図で
ある。 9……マーカー、11……基板、13……文字
部分。
用可能なX線電子写真撮影の一例を示す説明図で
あり、第3図は本考案によるマーカーの斜視図で
ある。 9……マーカー、11……基板、13……文字
部分。
Claims (1)
- 帯電された電子写真感光体に対し被写体を透過
したX線像を照射することにより透過X潜像に応
じた電位差像を形成し、これを現像、転写するこ
とにより可視像を形成し、転写後の前記感光体を
清掃、除電して次の被写体の撮影のために繰り返
し使用するX線電子写真の撮影用マーカーであつ
て、主として硫酸バリウムから成る文字部分とこ
れを担持する合成樹脂基板とからなり、該文字部
分と基板がX線管電圧20kVpから120kVpのX線
照射量のX線撮影において前記感光板に前記文字
部分の前歴を生じないX線吸収差を有しているこ
とを特徴とするX線電子写真撮影用マーカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16268783U JPS6071203U (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | X線電子写真撮影用マ−カ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16268783U JPS6071203U (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | X線電子写真撮影用マ−カ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6071203U JPS6071203U (ja) | 1985-05-20 |
| JPH0337008Y2 true JPH0337008Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30357179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16268783U Granted JPS6071203U (ja) | 1983-10-22 | 1983-10-22 | X線電子写真撮影用マ−カ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6071203U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5557734U (ja) * | 1978-10-13 | 1980-04-19 |
-
1983
- 1983-10-22 JP JP16268783U patent/JPS6071203U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6071203U (ja) | 1985-05-20 |
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