JPH0337085B2 - - Google Patents

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JPH0337085B2
JPH0337085B2 JP56196989A JP19698981A JPH0337085B2 JP H0337085 B2 JPH0337085 B2 JP H0337085B2 JP 56196989 A JP56196989 A JP 56196989A JP 19698981 A JP19698981 A JP 19698981A JP H0337085 B2 JPH0337085 B2 JP H0337085B2
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pump
water supply
pipe
pipe line
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Tetsuzo Kuribayashi
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボイラ給水ポンプ装置に関し、特に負
荷の低下に伴つてフラツシングを発生する虞れを
無くしたボイラ給水ポンプ装置に関するものであ
る。
従来のボイラ給水ポンプ装置においては、当該
ボイラ給水ポンプ装置を設けている原動機プラン
トの負荷が低下したときフラツシングを発生する
という技術的問題があつた。
第1図は従来一般に用いられているボイラ給水
ポンプ系統の一例を示す。グループA及びグルー
プBはそれぞれ当該ボイラ容量の定格の50%に相
当する給水ポンプ34a及び同34bの系統であ
り、グルーブCは上記定格の25%に相当する給水
ポンプ34cの系統である。上記A,B,Cの3
グループによつてボイラ給水ポンプ装置1が形成
されている。10は復水器、11は復水ポンプ、
13は給水加熱器、21は脱気器、22は脱気器
貯水タンクである。
プラント運転中、復水器10内の復水は復水ポ
ンプ11により復水管12、給水加熱器13、逆
止弁14を経て脱気器21に送水される。
脱気器21に送水された復水は蒸気管24から
供給される加熱蒸気で加熱・脱気されて脱気器貯
水タンク22に貯えられ、降水管23a,23
b,23cを通つてボイラ給水ポンプ装置1に供
給される。
給水ポンプ装置1を構成しているグループA
は、ブースタポンプ入口弁31a、ブースタポン
プ32a、給水ポンプ吸込管33a、給水ポンプ
34a、給水ポンプ吐出管35a、給水ポンプ出
口逆止弁36a、及び給水ポンプ出口弁37aを
直列に接続し、上記の給水ポンプ出口弁37aの
吐出口を管寄38に連通するとともに、上記の管
寄38と給水ポンプ34aとの間にウオーミング
管41a、ウオーミング弁42a、及びオイフイ
ス43aを直列に介装接続してなる。前記給水ポ
ンプ装置1を構成しているグループBおよびグル
ープCも上記のグループAと同様に構成されてい
る。44a,44b,及び44cはそれぞれ給水
ポンプ34a,34b、及び34cに接続された
ブロー弁である。
以上のように構成された従来型のボイラ給水ポ
ンプ系統(第1図)においては、次のようにして
小容量のグループCの給水ポンプ34cから起動
し始める。
即ち、ブロー弁44cを開いて脱気器貯水タン
ク22内の貯水を脱気器内圧力及び高低差により
降水管23c、ブースタポンプ入口弁31c、ブ
ースタポンプ32c、給水ポンプ吸込管33c及
び給水ポンプ34cを経て流下させ、給水ポンプ
34cをウオーミングする。そして給水ポンプ3
4cのメタル温度と給水の温度との差が一定値以
下になつたら給水ポンプ34cを起動する。
このようにして給水ポンプ34cを起動した後
ウオーミング弁42a,42bを開いて、給水ポ
ンプ34cの吐出水の一部を給水ポンプ34a,
34b、ブースタポンプ32a,32bおよび降
水管23a,23bを経て脱気器貯水タンク22
に逆流・循環させてボイラ給水ポンプ34a、同
34bをウオーミングし、ウオーミング完了の後
給水ポンプ34a,34bを起動する。
以上のようにして起動した後、プラント負荷が
50%以上のときは給水ポンプ34a、同34bを
運転し、同34cは休止させる。また、プラント
の負荷が50%弱のときは給水ポンプ34a、又は
同34bのいずれか一方のみを運転し、他を休止
させる。説明の便宜上、給水ポンプ34aが運転
され、給水ポンプ34b、同34cが休止せしめ
られている場合の例について以下に述べる。
給水ポンプ34aの運転中、その吐出水の一部
を管寄38からウオーミング弁42b、同42
c、オリフイス43b、同43cを経て休止中の
給水ポンプ34b、同34cに供給してウオーミ
ングを続け、プラント負荷の上昇に応じていつで
も給水ポンプ34b又は同34cを起動し得るよ
うにしておく。
上述のようにしてウオーミング弁42b,42
cを介して給水ポンプ34b,34cに循環させ
るウオーミング水流量は、たとえば給水ポンプ定
格の1%程度というようにごく少量である。
上記のようにウオーミング水流量が極少量であ
つても休止中の給水ポンプのメタル温度を給水の
温度と同程度に維持するには充分であるが、ウオ
ーミング水量が極少量であるため、休止中の給水
ポンプの吸込管33b,33cおよび降水管23
b,23c内に滞留している給水が循環水流によ
つて置換されるのに長時間を必要とする。
このように、給水ポンプの吸込管路内の水の置
換が徐々にしか行われないため、プラント負荷が
急激に低下したとき、休止している給水ポンプの
吸込側の管路内に停滞している熱水がフラツシン
グしてウオータハンマやキヤビテーシヨンを誘発
するという技術的問題がある。
次に、上記のフラツシング現象の発生理由を第
2図について説明する。この図表は横軸に時間経
過をとり、プラント負荷に伴う温度、圧力の変化
を縦軸に示してある。
カーブJはプラント負荷を表わす。この図表は
t1時点からt3時点までプラント負荷Jが急激に下
降した場合、上記時間及びその前後にわたる給水
の温度、圧力を示してある。
カーブMは脱気器内圧、カーブOはブースタポ
ンプ入口圧力、カーブPは給水ポンプ入口圧力で
ある。更に詳しくは次のごとくである。
ブースタポンプ32aの入口圧力と同32bの
入口圧力とは常に等しいのでこれをカーブO(a)(b)
で表わす。
カーブP(a)は給水ポンプ34aの入口圧力を、
カーブP(b)は給水ポンプ34bの入口圧力を、カ
ーブP(a)(b)は給水ポンプ34aと同34bとの入
口圧力が等しい場合の圧力をそれぞれ表わす。
カーブKは脱気器貯水タンク22内の給水温度
である。
プラントの負荷Jがt1時点からt2時点まで一定
の割合で低下すると、脱気器内圧Mはこれと同じ
タイミングで低下し、これに伴つてブースタポン
プ入口圧力O(a)(b)および脱気器貯水タンク内の給
水温度Kも同じタイミングで低下する。
カーブL(a)は給水ポンプ34aの入口温度を、
カーブL(b)は給水ポンプ34bの入口温度を、カ
ーブL(a)(b)は給水ポンプ34aと同34bとの入
口温度が等しい場合の温度をそれぞれ示す。
プラント負荷Jが一定であるとき(t1時点以
前)においては給水ポンプ入口温度L(a)(b)は脱気
器貯水タンク内の給水温度Kと同じであるが、プ
ラント負荷Jがt1時点で下降し始めたとき、給水
ポンプ入口温度L(a)(b)はタイムラグt4だけ遅れて
下降を始める。このタイムラグt4は、降温した脱
気器貯水タンク内の給水が降水管23a,23b
(第1図)を通つて給水ポンプ32a,32bの
入口に達するに要する時間である。
上記のごとく給水ポンプ入口温度L(a)(b)がタイ
ムラグt4だけ遅れて下降し始めると、これに伴つ
て給水ポンプ入口温度に対応する水の飽和圧力N
(a)(b)も下降し始める。
更にプラント負荷Jが低下して50%以下になる
と既述のごとく給水ポンプ34b停止される。こ
の時点をt2とする。
t2時点の後もプラント負荷Jがt3時点まで低下
し続けるとブースタポンプ入口圧力O(a)(b)もt3
点まで低下し続ける。
運転を続けている給水ポンプ34aの入口圧力
P(a)もt3時点まで脱気器内圧力カーブMとほぼ平
行に下降する。
しかし、給水ポンプ34bの停止に伴つてブー
スタポンプ32bも停止されるのでブースタポン
プ32bの出口と入口との圧力差が無くなり、給
水ポンプ34bの入口圧力カーブP(b)は急激に下
降してt2時点以後はブースタポンプ32bの入口
圧力O(a)(b)と重なる。
このように給水ポンプ32bの入口圧力P(b)は
急激に低下するが、同給水ポンプ32bの入口温
度L(b)は同ポンプの停止によりt2時点以後ほぼ一
定の温度を保つ。従つて給水ポンプ入口圧力に対
応する飽和蒸気圧力N(b)もt2時点以後ほぼ一定と
なる。
このため、図示の○イ点において給水ポンプ34
bの入口圧力P(b)は同ポンプの入口温度に対応す
る飽和蒸気圧力N(b)と等しくなり、その後は飽和
蒸気圧力N(b)よりも低くなるので給水ポンプ34
bの吸込側管路内の給水がフラツシユする。
上述の説明から明らかに理解されるように、給
水ポンプ吸込管路内のフラツシング現象はプラン
ト負荷の低下幅の絶対値が大きく、かつ降下率が
大きいほど発生し易い。
上記のフラツシング現象を防止するための一つ
の方法として、第1図に示したオリフイス43
a,43b,43cの口径を大きくして、停止さ
れた給水ポンプの吸込側管路内のウオーミング循
環水量を大きくすれば、前述のように負荷が減少
したとき給水ポンプ吸込側管路内の熱水が早急に
低温度の給水と置換されてフラツシユを抑制し得
るが、このようにして常時大量の給水をウオーミ
ング用に循環させておくことは動力損失を大きく
するので好ましくない。
また、前述のフラツシング現象を防止するため
のもう一つの方法として、プラント負荷が低下し
て50%以下になつても第2図のt2時点で片方の給
水ポンプを停止せずに、プラント負荷が整定する
t3時点まで2台の給水ポンプの運転を経続するこ
とも考えられるが、多大の動力損失を生じる上に
給水系の制御・管理が容易でない。
また、脱気器貯水タンクを高所に設置してその
水圧によつてフラツシングを抑制することも考え
られるがプラント建設費を著しく増大させるので
実際的でない。
本発明は上述の事情に鑑みて為され、多大の動
力損失を生じる虞れが無く、建設費を著しく増加
させる虞れ無しにプラント負荷が低下した際のフ
ラツシングを防止し得るボイラ給水ポンプ装置を
提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ボイラ
給水ポンプ装置において、プラント負荷の低下量
および低下率がそれぞれ一定値以上になつたと
き、停止させた給水ポンプの吸込側管路に当たる
脱水器降水管および給水ポンプ吸込管内の熱水を
低温度の給水と置換するための管路を上記給水ポ
ンプの吸込側に接続したことを特徴とする。
上記の低温度の給水とは、負荷の低下に伴つて
降温した脱気器貯水タンク22内の給水を意味す
る。
次に、本発明の一実施例を第3図について説明
する。本図において第1図(従来装置)と同一の
図面参照番号を附したものは従来装置におけると
同様乃至は類似の構成部材であるから説明を省略
する。
本実施例においては、プラント負荷が低下した
とき3個の給水ポンプ34a,34b,34cの
いずれの運転を停止した場合にも対応し得るよ
う、3本の枝管52a,52b,52cを有する
排水回収管52を構成し、3本の枝管52a,5
2b,52cにそれぞれ復水器排水弁50a,5
0b,50c及びオリフイス51a,51b,5
1cを介装接続してそれぞれの枝管の先端を給水
ポンプ34a,34b,34cの吸入口34a−
1,34b−1,34c−1に接続すると共に排
水回収管52の集合管部分を復水器10に接続す
る。
これにより、復水器排水弁50a、同50b、
又は同50cを開くと、給水ポンプ吸込管33
a、同33b、又は同33c内の熱水はオリフイ
スを介して復水器10に連通され、これとともに
降水管23a、同23b、又は同23c内の熱水
もそれぞれブースタポンプ入口弁31a,同31
b、又は同31c、並びにブースタポンプ32
a、同32b、又は同32cを介してそれぞれ復
水器10に連通されるようになる。
本発明装置は以上のような構成よりなり、その
使用方法及び作用を第4図について次に述べる。
第4図は従来装置における第3図に対応する図表
であり、使用している記号の意味も同様である。
負荷カーブJは第1図と同様にt1時点から下降
しはじめ、t2時点で50%以下となり、t3時点まで
ほぼ一様に下降する。
t1時点からt2時点の直前までの各カーブは従来
装置(第2図)におけると同様である。
t2時点において給水ポンプ34bの運転を停止
することも従来装置と同様であるが、本実施例に
おいては給水ポンプ34bを停止した後復水器排
水弁50bを開く(第3図参照)。
復水器排水弁50bを開くと、降水管23b、
ブースタポンプ32b及び給水ポンプ吸込管33
b内の熱水は復水器10内に排出され、脱気器貯
水タンク22内の給水によつて置換される。
これにより、(第4図参照)給水ポンプ34b
の入口温度L(b)はt2時点後も給水ポンプ34aの
入口温度L(a)とほぼ同様に下降を続ける。図にお
いて若干のタイムラグt5を生じているのは給水ポ
ンプ34bを停止した後復水器排水弁50bを開
くまでの時間差に相当するものである。
以上のように給水ポンプ34bの入口温度が給
水ポンプ34aの入口温度とほぼ同様に低下する
ので、給水ポンプ34bの入口温度に対応する飽
和蒸気圧力N(b)はt2時点後も給水ポンプ34aの
入口温度に対応する飽和蒸気圧力N(a)とほぼ同様
に低下し、ブースタポンプ入口圧力O(b)を越える
虞れが無く、従つてフラツシング現象を生じる虞
れがない。
なお給水ポンプ34b内にも若干の熱水が入つ
ているが、その量は僅少であるから既述のウオー
ミング用循環水(オリフイス43bを介しての循
環水)により早急に置換され、復水器10に排出
される。
上に述べた第3図の実施例は3個の給水ポンプ
34a,34b,34cにそれぞれブースタポン
プ32a,32b,32cを直列に接続してなる
供給ポンプ装置に本発明を適用したものである
が、ブースタポンプ32a,32b,32cを省
略した構成の給水ポンプ装置においても本発明を
上記と同様に適用することができる。
本発明に係るボイラ給水ポンプ装置は、以上に
説明したように、プラント負荷の低下量および低
下率が予め設定した一定値を越えたときに停止さ
せた給水ポンプの吸込側管路に当たる脱水器降水
管及び給水ポンプ吸込管内の熱水を低温度の給水
と置換するための管路を、給水ポンプの吸込側に
接続することによつて上述のような効果を生じ
る。
また、前述のフラツシング現象はプラントの負
荷を低下させたときに発生し易いが、前記の脱気
器の据付高さが低くて水頭ヘツドが小さいときや
降水管の長い場合にはより発生し易くなり、給水
ポンプを停止させなくてもフラツシング現象を発
生する虞れを生じるが、このような場合も本発明
に係る装置によつて給水ポンプ吸込管路内の熱水
の置換を促進することによりフラツシングを防止
することができる。
次に、前記の実施例と異なる実施例を第5図に
ついて説明する。
前記の実施例(第3図)と異なるところは、3
個の給水ポンプ34a,34b,34cの吸込側
を、相互に管路61,62,63で接続し、上記
の管路中にそれぞれウオーミング連絡用の弁6
4,65,66およびオリフイス67,68,6
9を介装接続した点である。
このように構成しておくと、例えば給水ポンプ
34bを停止させたときウオーミング用の弁64
を開くと、運転を継続している給水ポンプ34a
用のブースタポンプ32aの吐出水の一部が弁6
4及びオリフイス67を経て給水ポンプ吸込管3
3b、降水管23bに循環するので、停止した給
水ポンプ34bの吸込管路内の熱水が低温の給水
と置換され、フラツシングが防止される。前記の
ブースタポンプは給水ポンプに比して低揚程(例
えば約1/30)であるため、本実施例のようにブー
スタポンプ32a,32b、又は32cの吐出水
を循環させて停滞熱水を置換すると、給水ポンプ
の吐出水を循環させる場合に比して動力損失が著
しく少ない。
第6図は更に異なる実施例を示す。本実施例は
脱気器循環ポンプ73を備えた脱気器を有する蒸
気原動機プラントに本発明を適用した例である。
上記の脱気器循環ポンプ73は、元来、給水ポ
ンプ装置1の始動に先立つて脱気器貯水タンク2
2内の給水を降水管23a,23b,23c内に
循環させながら蒸気管24によつて供給される加
熱蒸気によつて加熱脱気するために設けられるも
のであるが、本実施例は上記の脱気器循環ポンプ
73を利用して本発明装置を構成するため、3本
の枝管71a,71b,71cを備えた脱気器循
環ポンプ吸込管71を形成し、上記の3本の枝管
をそれぞれブースタポンプ32a,32b,32
cの吸入口になるべく近い個所に接続連通させ
る。上記の吸入管71に脱気器循環ポンプ入口弁
72、圧気器循環ポンプ73、逆止弁74、循環
ポンプ出口弁75および脱気器循環ポンプ吐出管
76を順次に接続し、上記吐出管76を脱気器2
1に接続する。
以上のように構成しておくと、プラント負荷の
低下に伴つて給水ポンプ34a、同34b、又は
同34cのいずれかを停止させたとき、前記の脱
気器循環ポンプ73を運転して脱気器貯水タンク
22内の給水を降水管23a、同23b、及び同
23c内に強制的に循環させて停滞熱水と置換す
ることにより、上記降水管23a,23b,23
c内にフラツシングが発生することを防止し得
る。
本実施例は既設の脱気器循環ポンプ73を利用
することができ、熱水を置換するために設ける管
路が簡単で済む上に、いずれの給水ポンプ34
a,34b、若しくは34cを停止させた場合に
も同じ操作(脱気器循環ポンプ73の運転)をす
ればよいので操作が簡単である。ただし、本例の
装置においては給水ポンプ吸込管33a,33
b,33c内の停滞熱水を強制循環させることが
できないので、オリフイス43a,43b,43
cの流通抵抗を従来装置(第1図)におけるより
も若干少ないものとし、前述したウオーミング用
の循環水量を若干増加させておくことが望まし
い。
第7図は上述の各実施例(第3図、第5図及び
第6図の実施例)の制御ブロツク図である。
さきに第1図及び第2図について説明したよう
に、フラツシング現象を発生する虞れがあるのは
プラントの負荷が大幅、かつ急激に降下した場合
である。従つて、負荷の降下量が大きくても徐々
に降下したときはフラツシング現象発生の虞れが
無く、また、負荷の降下が急激であつてもその降
下幅が小さければフラツシング現象発生の虞れが
無い。
以上の考察に基づいて第7図Aに示すごとく、
ブロツク81、同82、同83、及び同84をAND条件
とし、これと別途にブロツク91と同92とをAND
条件とし、上記の2つのAND条件の何れかが成
立したとき本発明に係る装置を作動させるように
制御する。
詳しくは、プラント負荷の降下幅が予め設定し
た一定値よりも大きく(ブロツク81)、プラント
負荷の降下率が予め設定した一定値よりも大きく
(ブロツク82)、プラント負荷の低下後におけるプ
ラント負荷が少なくとも1個の給水ポンプを停止
させる必要を生じる負荷よりも小さく(ブロツク
83)、かつ、少なくとも1個の給水ポンプが運転
を継続している場合(ブロツク84)には本発明装
置を作動させて熱水置換(ブロツク100)を行な
わせる。また、上述の条件と異る観点から、プラ
ント負荷がトリツプされ(ブロツク91)、かつ、
少なくとも1台の給水ポンプが運転されている
(ブロツク92)場合、ボイラ最少流量確保のため
熱水置換(ブロツク100)を行わせる。
上記の熱水置換(ブロツク100)を行わせる制
御内容を第7図B〜同Cに示す。
第3図に示した実施例の場合は、第7図Bのご
とく運転を停止した給水ポンプ34a,34b、
又は34cについて、それぞれの吸込側に設けた
復水器排水弁50a,50b、又は50cを開弁
させ(ブロツク101)、タイマTDにより適宜時間
後に閉弁させる(ブロツク102)。上記の適宜時間
とは本発明装置の作動により給水ポンプ吸込側管
路内の停滞熱水が低温の給水で置換されるに要す
る時間を意味し、設計的に、若しくは実験的に予
め設定しておく。
第5図に示した実施例の場合は第7図Cのごと
くウオーミング連絡用の弁64,65又は66を
開弁させ(ブロツク103)、タイマTDにより適宜
時間後に閉弁させる(ブロツク104)。
第6図に示した実施例の場合は、第7図Dのご
とく脱気器循環ポンプ73を起動させ(ブロツク
105)、タイマTDにより適宜時間後に閉弁させる
(ブロツク106)。
以上のように自動制御すると、別段の労力を要
しないで本発明装置を有効適切に作動させ、無用
の動力損失を生じることなくプラント負荷の低下
に伴うフラツシング現象を防止することができ
る。
以上説明したように、本発明は、複数個の給水
ポンプを備えたボイラ給水ポンプ装置において、
プラント負荷の低下量及びプラント負荷の低下率
がそれぞれ一定値以上になつたとき、停止させた
給水ポンプの吸込側管路に当たる脱水器降下管お
よび給水ポンプ吸込管内の熱水を低温度の給水と
置換するための管路を、上記給水ポンプの吸込側
に接続することにより、プラント負荷が低下した
場合のフラツシングを防止することができ、しか
も多大の動力損失を生じる虞れが無く、設備費用
を著しく増加させる虞れも無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来一般に用いられているボイラ給水
ポンプ装置の系統図、第2図は上記の給水ポンプ
装置におけるフラツシング現象を説明するための
温度・圧力・時間図表、第3図は本発明の一実施
例に係るボイラ給水ポンプ装置の系統図、第4図
は上記の実施例における温度・圧力・時間図表、
第5図及び第6図はそれぞれ前記と異なる実施例
におけるボイラ給水ポンプ装置の系統図、第7図
A乃至Dは前述の各実施例における自動制御ブロ
ツク図である。 1,1′……ボイラ給水ポンプ装置、10……
復水器、21……脱気器、22……脱気器貯水タ
ンク、23a,23b,23c……降水管、32
a,32b,32c……ブースタポンプ、33
a,33b,33c……給水ポンプ吸込管、34
a,34b,34c……給水ポンプ、50a,5
0b,50c……復水器排水弁、51a,51
b,51c……オリフイス、52a,52b,5
2c……排水回収管、61,62,63……ウオ
ーミング連絡管、64,65,66……ウオーミ
ング連絡弁、67,68,69……オリフイス、
71……脱気器循環ポンプ吸込管、71a,71
b,71c……同枝管、73……脱気器循環ポン
プ、74……逆止弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボイラ給水ポンプ装置において、上記の装置
    を設置した原動機プラントの負荷の低下量および
    低下率がそれぞれ一定値以上になつたときに停止
    させた給水ポンプの吸込側管路に当たる脱水器降
    水管および給水ポンプ吸込管内の熱水を低温度の
    給水と置換するための管路を、上記給水ポンプの
    吸込側に接続したことを特徴とするボイラ給水ポ
    ンプ装置。 2 前記の熱水を置換するための管路は、並列に
    設けた複数個の給水ポンプの吸込側を相互に接続
    する管路とし、かつ、上記管路内に弁を介装した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    ボイラ給水ポンプ装置。 3 前記の熱水を置換するための管路は、給水ポ
    ンプの吸込側と脱気器とを接続する管路とし、か
    つ上記管路内にポンプを介装したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のボイラ給水ポン
    プ装置。 4 前記の熱水を置換するための管路は、(イ)プラ
    ント負荷の降下幅が一定値以上であり、プラント
    負荷降下率が一定値以上であり、プラント負荷が
    一定値以下であり、かつ少なくとも1台の給水ポ
    ンプが運転されている場合、若しくは、(ロ)プラン
    ト負荷がトリツプされ、かつ少なくとも1台の給
    水ポンプが運転されている場合に通水作動するよ
    うに自動制御手段を設けた管路とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項、同第2項、または
    同第3項に記載のボイラ給水ポンプ吸込管のウオ
    ーミング装置。
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