JPH0337133B2 - - Google Patents

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JPH0337133B2
JPH0337133B2 JP56116342A JP11634281A JPH0337133B2 JP H0337133 B2 JPH0337133 B2 JP H0337133B2 JP 56116342 A JP56116342 A JP 56116342A JP 11634281 A JP11634281 A JP 11634281A JP H0337133 B2 JPH0337133 B2 JP H0337133B2
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JP
Japan
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vibration
correction
various
value
rotating machine
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JP56116342A
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JPS5818135A (ja
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Hironori Shiohata
Fumio Fujisawa
Takashi Watanabe
Yasumasa Ishibashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Priority to US06/401,720 priority patent/US4489606A/en
Publication of JPS5818135A publication Critical patent/JPS5818135A/ja
Publication of JPH0337133B2 publication Critical patent/JPH0337133B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M1/00Testing static or dynamic balance of machines or structures
    • G01M1/14Determining imbalance
    • G01M1/16Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested
    • G01M1/22Determining imbalance by oscillating or rotating the body to be tested and converting vibrations due to imbalance into electric variables

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転機のバランス方法と回転機のバラ
ンス量算出装置に関する。
一般に、回転機械の回転部分を、中心軸のまわ
りに完全な対称形で製作することは困難である。
従つて回転体には、若干の不つりあいが存在する
ことが多い。このような回転体を回転させると、
該不つりあいにより遠心力が発生し、これによつ
て回転体に不つりあい振動が発生する。よつて、
大きな不つりあいが残存していると過大振動が発
生し、この振動により回転体を支持する軸受部が
異常を起こして、回転体の正常な運転ができなく
なる恐れがある。さらには過大振動が発生すると
回転体内部に大きな力が作用し、この力のために
軸が破損する恐れもある。
このため、上記軸振動に起因する事故を未然に
防止し、機器の信頼性向上及び安全性の確保を図
る立場から、振動低減技術であるバランシングを
高精度かつ高効率化することが極めて重要な課題
となつている。
このバランシング効果の良否は、一般に振動許
容値を満足するか否かで判定され、かつ対象とす
るロータや運転領域により異なるものであるが、
従来より回転体のバランシング技術においては、
修正量をロータに付して振動を低減させる方法が
用いられている。ここで修正量とは、位置と大き
さとから成るベクトル量であつて、具体的にはロ
ータ上に修正ウエイトを付加する付加位置と、該
修正ウエイトの重さとを要素とする。
従つてこの方法においては、不つりあい振動低
減に必要な修正ウエイトを軸方向のどの位置に付
加するか、つまり修正ウエイト付加位置となる修
正面位置をどこに選ぶかを適確に判断することが
バランス作業の迅速化及び高精度化に大きな影響
を及ぼす。ところが従来技術にあつては、この修
正面位置決定は、熟練作業者の高度の識見に依存
していたため、場合によつてはそれに多くの時間
を要し、迅速性の点での問題を有している。かつ
従来技術は、バランス技術を自動化するという点
でも問題があるものである。
すなわち一般に、ロータに存在する不つりあい
は軸方向任意に分布しているため、修正ウエイト
を付加する修正面も軸方向1カ所には限定され
ず、複数になる場合が多い。しかしながら従来
は、この修正面の決定は、バランス作業者のロー
タの振動モードなどを考慮しての高度な識見に依
存していた。修正面数が少ない場合、経験の深い
バランス作業者ならば短時間での適切な修正面の
決定も可能である。しかし経験の浅いバランス作
業者にとつては、修正面決定は試行錯誤をくり返
して行うものであるので、修正面数が少なくても
その決定に多大の時間を要することになる。また
タービン発電機ロータのように修正面が軸方向に
多数存在し、しかも振動数低減のために考慮する
データが膨大なものである場合、経験の浅いバラ
ンス作業者ばかりでなく、経験の深いバランス作
業者にとつても最適な修正面を短時間で決定する
のは困難である。従つて、従来のバランス法で
は、最適修正面を迅速に決定するという点で問題
があつたわけである。
また上述したように、従来のバランス技術はそ
の最適修正面決定がバランス作業者の高度な識見
に依存していたため、この数値化は不可能であ
り、よつて従来技術の利用では、コンピユータな
どを使用してのバランス作業の自動化を図ること
はできなかつたものである。一方現状では、コン
ピユータ利用による最適修正面の決定を可能とす
る高能率・高精度のバランスシステムが望まれて
いるという事実がある。
このような事情に鑑みて、本発明は、上記従来
技術の問題点を解決し、回転機のつりあわせを高
能率かつ高精度に行い得るバランス方法及びそれ
に用いるバランス量算出装置を提供することを目
的とする。
この目的を達成するために、本発明の方法は、
回転機のロータに発生する過大不つりあい振動を
低減させるバランス方法において、複数個の修正
面を想定し、これら複数個の修正面のすべての組
合せについて修正量を付した場合の各種残留振動
を予測するとともに、予測されたこれらの各種残
留振動の二乗和平均の平方根を求め、前記各種残
留振動のうちの最大値及び該二乗和平均の平方根
の少なくとも何れか一方が最小値となり、かつ、
何れか他方が設定値振動以下となる適正修正量を
得、これによつて回転機のバランスを行うことを
特徴とする。
この方法をバランス量算出装置に具体化する場
合にはロータの不つりあい振動を抽出する振動抽
出手段と、該不つりあい振動が設定振動値を満た
すか否かを判定する判定器と、満たさない場合に
は適宜の修正量を付した場合の各種振動量、該各
種振動量の二乗和平均の平方根及び各種振動量の
最大値を予測して計算する演算機を具備させて、
これにより演算器の計算結果である各種振動量の
二乗和平均の平方根及び各種振動量の最大値の少
なくとも何れか一方が最小値となり、かつ、その
他方が設定値を満たす場合にこれを適正修正量と
してバランス作業を行うという判断を可能ならし
めるように構成するものである。
本発明は、タービン・発電機のように弾性振動
を行う回転軸系の過大な不つりあい振動防止のた
めの修正量決定に好適に用い得る。また、バラン
シング技術において影響係数を用いたバランス法
に、好適に適用できる。
以下、本発明の実施の一例について、図面を参
照して説明する。この実施例はタービン・発電機
による発電プラントにおけるロータのバランシン
グに本発明を適用したものである。
第1図に本実施例をブロツク構成図にて示す。
図中1,2はタービンロータ、3は発電機ロータ
41〜46は各ロータを支持する軸受である。
T1i及びT2i(i=1、…、I)及びGi
(i=1、…、I)はそれぞれタービンロータ及
び発電機ロータの修正面である。
本発明は、図示例示のようなロータ1〜3に発
生する過大不つりあい振動を低減させる技術で、
過大不つりあいがあつた時には、修正量を付した
場合を想定し、このように修正量を付してもなお
残留する各種の残留振動(例えば後記する危険速
度における残留振動)を演算器11によつて計算
して予測し、かつこれで予測された各種残留振動
の値を処理してその二乗和平均の平方根を求め
る。こうして求めた二乗和平均の平方根と、平均
前の各種残留振動のうちの最大値との2つを指標
として採用し、この双方の値の内の少ななくとも
何れか一方の値が最小となり、かつ、該双方の値
の内の他方の値が設定振動値以下である時に、前
記の想定修正量を適正修正量とする。実際にはこ
のような適正修正量の中から、最も有効な最適修
正量を選んで、これを付することにより、回転機
のバランスを行う。
また、このような方法に用いるため、第1図の
如くロータ1〜3の不つりあい振動を抽出する振
動抽出手段61と、この不つりあい振動が設定振
動値を満たすか否かを判定する判定器8と、この
判定により設定値を満足しないことがわかつた時
に上記したように適宜の修正量を付したことを想
定して、この場合の各種振動量、これらの二乗和
平均の平方根、振動量の最大値を予測して算出す
る演算器11とを有する装置を採用するものであ
る。
この実施例では、振動抽出手段61は、振動検
出器6と振動分析器7とから成る。また本実施例
では、後記詳述する如く、各種振動量として3種
の危険速度における振動量を用いる。かつ、演算
器11の結果は、表示装置13に表示されるよう
になつている。
以下、本実施例の詳細について説明する。
この例は、ロータ1〜3の回転時の回転数と、
ロータの軸受41〜46の振動とを検出して、こ
れをもとにロータの過大不つりあい振動を低減さ
せる修正量(修正おもりの位置と大きさ。つまり
どの位の質量のおもりをどこに付加するか)を決
定する技術である。このため、ロータ1〜3の回
転数検出用の回転数検出器5を設ける。この回転
数検出器5は、回転数を上昇或いは下降させた時
にロータの回転数を検出し得るもので、図示例で
はタービンロータ1の一方の軸受41の付近に配
設してその回転数を検出するようになつている。
この回転数検出器5からの信号は、振動信号を分
析してこれから不つりあい振動成分を抽出するた
めに用いる位相基準信号aとしても使用する。さ
らに各軸受41〜46のジヤーナル振動を検出す
るために、振動検出器6を設ける。本例にあつて
は各軸受41〜46にその振動を検出するセンサ
ー62を配設し、各センサー62からの検知信号
bをこの振動検出器6に入力させている。この振
動検出器6からの振動信号cは振動分析器7に送
られて、ここで分析されて回転数に同期した不つ
りあい振動成分uが抽出されて判定器8に送られ
る。このように振動検出器6と振動分析器7とが
振動抽出手段61を構成するのである。振動分析
器7での分析は、回転数検出器5から送られた位
相基準信号aと振動検出器6から送られた振動信
号cとの両者により行う。このようにして振動分
析器7で分析された不つりあい振動成分uは、判
定器8に送られて、ここで該成分uが過大である
か否かが判定される。この判定器8で不つりあい
振動成分が過大と判定された場合には、次の過大
振動低減のための修正量付加想定による演算工程
に入る。即ち、判定器8を出た不つりあい振動成
分は記憶装置9と演算器(コンピユータ)11に
送られるが、演算器11を操作するオペレータが
ここで適宜の修正量を選択して、それを付加した
場合の想定振動を計算により予測し、これによつ
て、最適修正量を求めるのである。手順として、
オペレータは過大不つりあい振動成分を低減する
為、すべての修正面をグラフイツクターミナル4
2のキーボードより指定し、これら修正面に対し
て定義された感度係数αを記憶装置10から検索
して、上記不つりあい振動成分を低減させるため
に、演算器11で上記複数修正面の組合せ数に対
応して修正量計算を行い、さらにこの修正量付加
後の予想残留振動計算及び残留振動二乗和平均平
方根の計算を行う。この修正面の組計せ方法及び
修正量、残留振動、残留振動二乗和平均平方根の
計算法は後述する。本例においては危険速度にお
ける振動を用いるのであるが、この危険速度と
は、第2図に略示するように、回転速度を上げて
行つた時に或る回転速度で振動振幅が極大になる
その回転速度のことを称する。通常図の如く3種
の極大が現れ、それ以上は余り問題にならない。
適宜の修正量を付加した時の振動値の予想(計算
値)が図の破線のようになつた時、最初(k=
1)の危険速度においては振動振幅がA′からA
に減衰したことになる。この振動Aが残留振動で
ある。同様にk=2、k=3の危険速度において
は、振動は各々B′→B、C′→Cに減衰する。この
場合に、当該各種の予想残留振動A、B、Cのう
ち最大のものと、A、B、Cの二乗和平均平方根
との2つの値を修正量決定のための指標として用
いるのである。第2図の例では、Bが最大である
から、Bの値と、√(222)3との双
方の値が指標となる。勿論、ただ設定値を満たす
か否かを見るだけであれば、第3図の如く残留振
動の値であるA、B、Cをモニタして、そのすべ
てが設定値(多くの場合許容値)を下まわるか否
かを見ればよいのであるが、この方法であると一
度に1つの修正量についての予測結果しか判断で
きない。多くの修正量についての予測値をも一度
に表示して、比較しつつ判断することは困難とな
るものである。(残留振動が3種に限らず更に多
くなると、その表示はますます複雑化し、判断も
難しくなり、数値化もやりにくくなる)。従つて、
最大値Bと、二乗和平均平方根Rとの2つの値の
みを表示して第4図のようにし、このB、又はR
の何れか一方が最小となる条件を見つけ出し(両
方が最小となれば最も望ましいが、片方でもよ
い)、B又はRの内の他方が設定値以下であれば
修正は満足すべきものと判断するものである。こ
のような表示は、一度に多数モニタできるので、
多くの修正量につきそれを一度に比較して判断で
きるというメリツトがある。
本例においても、上記のような各種計算結果が
表示装置13に表示される。この表示結果からオ
ペレータは最適修正量を決定し、記憶装置9の過
大不つりあい振動に対して記憶装置10の感度係
数を用いて上記最適修正量付加後の予想残留振動
計算をグラフイツクターミナル12より指令して
演算器11で実行させ、表示装置13に初期不つ
りあい振動振幅ならびに予想残留振動振幅を回転
数−振動振幅曲線を全回転数域で同一グラフ上に
描画させ、オペレータは前記最適修正量の効果を
十分に確認して修正量取付けを実行できる。
本実施例の構成を、フロー図にて第5図に示
す。第5図中の各ブロツクには、第1図における
と対応して符号をつけた。つまり、振動抽出手段
61により不つりあい振動を検出し、判定器8で
振動過大か否かを判定する。過大でなければバラ
ンス不要ということになる。バランスを要する場
合には、オペレータが修正面を選定する。この選
定に基づき、記憶装置10からの影響係数αを用
いて演算器11により修正量計算、予測残留振動
εmの計算、二乗和平均平方根Rの計算を行う。
なお、この例では前記の如く修正面選定はオペレ
ータが行うので当該ブロツクは無符号となつてい
るが、この選定も予め与えられた試料に基づいて
自動化する実施例ならば、ここにも符号11が付
されることになる。
次に本実施例で用いた修正量及び残留振動計算
の原理、修正面選定方法及び最適修正面の決定方
法について詳述する。
修正面選定方法 過大不つりあいを解消すべく、適宜の修正量
を選定してこれを付加した場合の振動を予測す
るのであるが、この修正量は位置と大きさとを
有するものであるので、まず修正位置の決定つ
まり修正面選定が問題となる。今ロータ3につ
いてオペレータが修正面を選定する場合を例に
とつて述べる。ロータ3に存在する不つりあい
は軸方向任意である。不つりあいを有するロー
タの回転を開始して定格回転数まで上昇する
と、第2図に示したように、振動振幅がピーク
を示す危険速度を複数回通過する。1次危険速
度(第2図のk=1の速度)におけるロータの
振動モードは、第6図のaに示すモード乃至は
それに近い形状となる。同様に、2次危険速度
(k=2)、3次危険速度(k=3)でのロータ
の振動モードは、第6図のb,cに示すモード
乃至はそれぞれに近い形状となる。第6図中の
〓印は1次〜3次振動モードを励起する最も代
表的な等価不つりあい分布を示す。そこで、定
格回転数内に1次〜3次振動モードを含むロー
タ3においては一般的に修正面数を5つ選べば
この修正面のいずれかで過大不つりあい振動を
低減できる。この5つの修正面位置を第6図中
にG1〜G5で示す。
修正量及び残留振動の計算原理 上記での修正面の選定の次に、該修正面に
いかなる大きさの修正量を付するかを決めなけ
ればならない。さらに修正量が決まつたら、そ
れを付した場合を想定して、残留振動を予測す
ることになる。以下に修正量(付加すべきウエ
イト)の計算方法と、それを付した時の予測残
留振動の計算方法について説明する。今、説明
簡単のため、記号を次のように定める。
今、説明簡単のため次の記号を設ける。
n:ウエイト付加位置番号 (n=1,……,N) l:振動測定位置番号 (l=1,……,L) k:振動測定回転数番号 (k=1,……,K)(これは本例で
は、 即述の如く危険速度の番号である) m:振動測定番号 (m=1,……,M;M=K×L) αmn:感度係数 Am:初期不つりあい振動 Wn:付加ウエイト εm:残留振動 上記のように定義すると、初期不つりあい振
動Amに対してウエイトWnを付加した時の予
想残留振動εmは εm=Am+Nn=1 αmnWn ……(1) (m=1,……,M) で表わされる。(1)式でM=Nの時、εm=0と
おいて連立方程式を解けば、残留振動を零にす
る最適修正量Wnを決定できる。しかしながら
M≠Nの場合、特にM>Nの場合には(1)式から
直接修正量Wnを求めることはできず、最小二
乗法の原理を導入する必要がある。そこで、次
の評価関数Jを定義する。
J=Mm=1 |εm|2 ……(2) この評価関数Jを最小にするウエイトWnが
与えられたバランス計算条件下での修正量とな
る。
この修正量算出の条件式として次式を得る。
∂J/∂Wn=0 ……(3) (n=1,……,N) すなわち、(3)式で与えられる連立方程式を解
くことにより、求めるべき修正量が決定され
る。次に、この修正量を(1)式に代入することに
より、修正量をロータに付加した後の残留振動
の予測ができる。この残留振動を用いて、さら
に振動測定位置及び振動測定回転数範囲におけ
る平均値は振動振幅を求めるために次式を定義
する。
このRが、振動低減の指標として用いる二乗
和平均の平方根である。(4)式で予測残留振動
εm及びMは既知であるのでこの予測振動の二
乗和平均の平方根Rは求められる。
最適修正量決定 以上で各計算方法の説明を終わり、以下に実
際の最適修正量決定のプロセスについて述べ
る。説明には第7図のフロー図を用いる。
判定器8(第1図参照)で振動過大と判定さ
れた場合、オペレータはまず上記に基づいて
修正量計算に必要な修正面を指定する。これに
伴い自動的に、これらの面の組合せが指定され
る。((イ)工程)。次に(イ)工程の各修正面群に対し
て(1)〜(4)式の演算を行い、修正量(修正付加ウ
エイト)を求めるとともに、予測残留振動εm
を演算する((ロ)工程)。次に、(ロ)工程の結果か
ら、予測残留振動振幅|εm|の最大値|εm|
maxと予測残留振動振幅の二乗和平均の平方
根Rとを、各修正面群に対応させて、表示装置
上にて同一グラフ上に描画する。この時、比較
すべき設定値として振動許容値を用いて、この
値も同一グラフ上に描画する((ハ)工程)。
参考として、第8図に、ロータ3を対象に2
次振動モードの過大振動に対して修正面G1,
G2,…,G5から2つの修正面の組合せ 5C2
を選ぶ想定のもとでの、前記|εm|max及び
Rを表示した例を示す。横軸に修正面位置の組
合せ番号、縦軸に上記|εm|max及びRの振
幅を示す。
|εm|maxの方は白抜きの棒グラフにて、
Rの方は斜線を施した棒グラフにてそれぞれ示
す。このような表示を見て、オペレータは振動
許容値以下の|εm|maxとRとを与える各種
修正面位置の組合せを知り、かつその組合せの
中から最適な修正面位置を判断して選定する。
第8図で言えば、番号3、4で示す組合せG
1,G4及びG1,G5の修正面がこの許容振
動値を満足している。これは一目瞭然であり、
多くの組合せの中から許容値を満たす適正な修
正量はどれかを即座に判断できる。この、許容
値を満足する組合せの中から、オペレータは|
εm|maxの大小関係あるいはRの大小関係か
ら、どれかを最適値として選定する。この時、
許容値を満たす組合せを自動的に判別すること
は勿論可能であり、その中から最適値を選別す
ることも、自動化可能である。例えば予めオペ
レータが定めておいた値に最も近いものを選定
するように設定することなどが可能である。
このように、最適の修正位置を選べば、それ
はすでに前記した演算により修正ウエイトも設
定されているものであるので、最適修正量が得
られたことになる。第8図について参考の為に
述べた上記の処理を、更に自動化し易くするた
め、本発明においては想定した複数個の修正面
(例えば5面)のすべてについて修正量を付し
て試算し、最適修正量を求める。これが第7図
の(ニ)工程である。次にこの修正量を付した場合
のバランス効果を確認する。これが(ホ)工程であ
り、オペレータは該修正量に対して、記憶装置
9,10の初期不つりあい振動及び感度係数を
用いての演算器11による(1)式の演算をグラフ
イツクターミナル12から命令する。この演算
により、全回転数領域のジヤーナル振動と、該
最適修正量を付した時の予測残留振動とを求
め、この2本の曲線を表示装置13の同一画面
上に描画する。この結果、第2図に示したよう
な修正前・修正後の振動曲線が、該最適修正量
について描出される。修正後の振動曲線が、設
定値(許容値)をいずれも下まわつているか否
かを見ることにより、バランス効果を確認す
る。
オペレータは上記の結果を総合して、ロータ
に発生した過大不つりあい振動を低減させるた
めの最適付加修正量を決定するのである。これ
が最終的な(ヘ)工程である。
上述の実施例では最適修正面の決定にあたつ
て、予測最大振幅|εm|maxと二乗和平均の平
方根の値Rとの双方を1枚の棒グラフ上に表示し
て判断試料しているが、回転数や振動測定位置等
により許容振動値が異なる場合、該回転数や振動
測定位置に対応して、数個のグラフ上にその|
εm|max値及びR値を同時表示するように構成
してもよい。上記例では最適修正面位置の決定に
あたつて、その判断基準を予測最大振幅とそれら
の二乗和平均平方根との2つの値のみに求めてい
るが、付加すべき修正量の大きさや取付角度をも
考慮して判断する態様をとることもできる。
かつ上記例の最適修正面位置の決定にあたつて
は、棒グラフ描画を採用しているが、表形式で各
修正面位置の修正量・予測残留振動・二乗和平均
平方根及び回転数・測定位置を表示しても、全く
同等の機能を達成できる。その他任意の表示形式
をとつてもよいものである。
上記各々の実施態様は、すべて本発明の具体的
態様として包含されるものである。
上述の如く、本発明によれば、ある修正量を付
した場合を想定してその場合の各種残留振動を計
算により予測し、かつその残留振動のうちの最大
振幅のものと、残留振動の二乗和平均平方根とを
指標として前記付加修正量が適正か否かを判断
し、これによつて最適修正量を決定するので、従
来の経験と試行錯誤に頼る修正量決定に比し、格
段に高能率・高精度にロータのつりあわせを達成
することができる。かつ、本発明の技術は修正量
決定を数値化して行い得るものなので、コンピユ
ータを使用しての迅速な処理が可能となつてい
る。しかも、この処理による修正量決定は、判断
基準が数値的に明確なので、それほどの経験もい
らず、誰でもがバランス作業を行うことができ、
この点でも格段に有利になつている。このように
本発明は、経験に依存することなく速やかにかつ
容易に過大不つりあい振動低減のための修正量を
決定でき、従つて回転機械の円滑安定な運転を達
成できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例をブロツク構成図
にて示したものである。第2図は危険速度と残留
振動とを説明するグラフ、第3図は残留振動を表
示した場合のグラフ、第4図は残留振動の最大値
と二乗和平均の平方根の値とを表示した場合のグ
ラフである。第5図は上記実施例を示すフローチ
ヤート図である。第6図はロータの振動モードと
代表的修正面位置を示す模式図である。第7図は
上記実施例の工程を示す詳細フロー図である。第
8図は参考として示したもので予測残留振動の最
大振幅と予測残留振動振幅の二乗和平均の平方根
とを棒グラフ上にて表示した図表である。 1〜3……ロータ、61……振動抽出手段、8
……判定器、11……演算器、13……表示装
置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転機のロータに発生する過大不つりあい振
    動を低減させるバランス方法において、複数個の
    修正面を想定し、これら複数個の修正面のすべて
    の組合せについて修正量を付した場合の各種残留
    振動を予測するとともに、予測されたこれらの各
    種残留振動の二乗和平均の平方根を求め、前記各
    種残留振動のうちの最大値及び該二乗和平均の平
    方根の少なくとも何れか一方が最小値となり、か
    つ、その他方が設定振動値以下となる適正修正量
    を得、これによつて回転機のバランスを行うこと
    を特徴とする回転機のバランス方法。 2 前記回転機のバランスは、得られた前記適正
    修正量の中から、予め与えられた資料に基づいて
    コンピユータが選択する最適修正量を採用して行
    うものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の回転機のバランス方法。 3 前記の各種残留振動は、夫々危険速度におけ
    る残留振動であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の回転機のバランス
    方法。 4 回転機のロータに発生する過大不つりあい振
    動を低減させる修正面の組み合わせ及び各修正面
    での修正量を求めるバランス量算出装置であつ
    て、ロータの不つりあい振動を抽出する振動抽出
    手段と、該不つりあい振動が設定振動値を満たす
    か否かを判定する判定器と、満たさない場合に修
    正量を付した場合の各種振動量、該各種振動量の
    二乗和平均の平方根及び前記各種振動量の最大値
    を予測して演算すると共に、演算結果である前記
    各種残留振動量の二乗和平均の平方根及び前記各
    種振動量の最大値の少なくとも何れか一方が最小
    値となり、かつ、他方が設定振動値以下であるよ
    うな適正修正量を演算する演算器とを備えること
    を特徴とする回転機のバランス量算出装置。 5 前記演算器の演算結果である各種振動の二乗
    和平均の平方根と各種振動の最大値の双方を表示
    する表示装置を備えることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の回転機のバランス量算出装
    置。
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