JPH0337169B2 - - Google Patents

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JPH0337169B2
JPH0337169B2 JP57097864A JP9786482A JPH0337169B2 JP H0337169 B2 JPH0337169 B2 JP H0337169B2 JP 57097864 A JP57097864 A JP 57097864A JP 9786482 A JP9786482 A JP 9786482A JP H0337169 B2 JPH0337169 B2 JP H0337169B2
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JP
Japan
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circuit
mode
value
input
transistor
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Application number
JP57097864A
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English (en)
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JPS58215635A (ja
Inventor
Yoshihisa Yonetani
Katsuhiko Tsunefuji
Masabumi Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP57097864A priority Critical patent/JPS58215635A/ja
Publication of JPS58215635A publication Critical patent/JPS58215635A/ja
Publication of JPH0337169B2 publication Critical patent/JPH0337169B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/28—Circuitry to measure or to take account of the object contrast

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カメラ、更に詳しくは、部分測光手
段を有していて、この部分測光手段により測光さ
れた被写体の各輝度値、および、この各輝度値に
演算を施して得られた演算結果値を、それぞれ表
示するようにしたカメラに関する。
周知のように、従来のカメラにおける測光方法
は、平均測光方法と部分(スポツト)測光方法と
に大別される。
上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方
法と、中央重点平均測光方法とに別けられるが、
一般には中央重点平均測光方法が採用されてい
る。この平均測光方法は、通常の被写体に対して
は無難な結果が得られるため、部分測光方法に較
べて使い易さで勝り、一般のカメラではほとんど
この方法が採用されている。
上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体の
いずれか一方に露出を合わせたい場合等に有効で
あるが、操作が面倒であると共に、不適正露出の
写真を撮影してしまうおそれが大きいという欠点
がある。
このように、平均測光方法は、通常の被写体を
撮影するうえにおいては、部分測光方法に較べて
優れた方法であるといえる。
しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写
体ばかりではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場
合の被写体、窓から外を眺めた構図の被写体等の
ように、明暗比の大きい被写体が数多く存在す
る。特に、撮影者の技術が向上すればするほど、
このような明暗比の大きな被写体を撮影する機会
が多くなる。ところが、明暗比の大きな被写体を
平均測光方法を採用する自動露出カメラで撮影し
た場合には、平均化された被写体輝度に基づいて
露出が制御されてしまうので、明暗比の大きい被
写体のいずれか一方に露出を合わせたい場合等
に、撮影者の作画意図を充分反映させることはで
きない。
従つて、従来はこのような特殊な被写体を撮影
する場合には、極めて狭角の測光角を有する、い
わゆるスポツト露出計で、撮影する被写体の複数
個所を測光し、得られた被写体輝度と、適正露出
を与える部分をどこにするか、暗部をどの程度の
暗部とするか等の撮影意図とに基づいて、絞り、
シヤツター秒時等の露出要素を決定し、カメラを
マニユアル操作状態にして写真撮影を行なうよう
にしていた。また、スタジオ撮影等の被写体に近
づくことができるときは、入射光式露出計で撮影
する被写体の所望の複数個所を測光し、同じよう
に露出要素を決定して、マニユアル操作状態で写
真撮像を行なつていた。
しかし、このようなカメラとは別体の露出計を
用いて部分測光を行なつて露出要素を決定する方
法は、手順が面倒で時間がかかると共に、複雑な
計算を必要とするという欠点があつた。
そこで、部分測光手段を配設して部分測光が簡
単に行なえるようにすると共に、この測光により
得られた各輝度値および各輝度値に演算を施して
得られた演算結果値をそれぞれ表示するようにし
たカメラが、既に提案されている。このカメラ
は、別体の露出計を必要としない点、複雑な計算
が自動的に行なわれる点、部分測定輝度値とその
演算結果値とが同時に表示される点等で優れてい
る。しかし、従来のこの種カメラは、フイルム感
度値と露出補正値とを同一の設定部材の操作によ
つてカメラ内に入力させるようにしていたので、
露出補正をかけた場合に、部分測光輝度値および
演算結果値の双方の表示が変化するようになつて
いた。このため、部分測光輝度値の表示を行なつ
ているとはいえ、正確な意味での部分測光輝度値
の表示とはいえなかつた。露出補正は、本来、露
出予定値である演算結果値に対してのみ効けばよ
いのであるから、部分測光輝度値を正しい輝度値
として表示するためには、露出補正が部分測光輝
度値に効かないようにすることが望ましい。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、露出補正操
作を行なつた場合には、各部分測光輝度値につい
ては露出補正操作に基づく補正値を加味すること
なく表示を行ない、演算結果値については補正値
を加味して表示を行なうようにしたカメラを提供
するにある。
本発明によれば、露出補正操作を行なつたとき
に、輝度値はそのまま表示され、演算結果値の表
示のみが露出補正値に基づいて変更されるので、
与えられた複数の部分測光値の輝度分布におい
て、演算結果値、即ち、露出予定値のみのシフト
を行なうことができる。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明
する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示
すカメラの正面図および平面図をそれぞれ示して
いる。このカメラ10は、いわゆる一眼レフレツ
クスカメラであつて、カメラ本体1の前面の中央
部に撮影レンズ鏡筒2が着脱自在に装着されてい
ると共に、上面の中央部にはペンタプリズム収納
部3が三角屋根型に突設されている。上記撮影レ
ンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4が収
納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周
部には、前部から後部にかけて、絞り値設定環
5、撮影距離設定環6およびマニユアルシヤツタ
ー秒時設定環7が、回転操作可能に順次配設され
ている。また、カメラ本体1の上面の、上記ペン
タプリズム収納部3で仕切られた左半部には、フ
イルム巻上レバー8、フイルム駒数表示窓9、シ
ヤツターレリーズ釦11、セルフタイマー指令操
作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13、スポツ
ト入力釦14、ハイライト指令釦15およびシヤ
ドウ指令釦16がそれぞれ設けられている。一
方、カメラ本体1の上面の右半部には、フイルム
巻戻ノブ17、フイルム感度設定ダイヤル18、
フイルム感度表示窓19、撮影モード切換用操作
ノブ21、露出補正用操作ノブ22、およびバツ
テリーチエツク表示用発光窓23がそれぞれ設け
られている。また、上記ペンタプリズム収納部3
の上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シユー
24が配設されており、更に、カメラ本体1の前
面の右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)
を接続コード(図示されず)を介して接続するた
めのコネクター25が設けられている。なお、第
1図および第2図中、符号26は撮影レンズ鏡筒
2をカメラ本体1に装着するための操作釦を、2
7はカメラ本体1にストラツプ(図示されず)を
取り付けるための金具を、28はフアインダー接
眼窓枠を、それぞれ示している。
上記メモリー指令操作ノブ13は、シヤツター
レリーズ釦11の台座の基部に回動操作可能に配
設されていて、平生は自己の復帰習性によつて、
カメラ本体1の上面に表記された「MEMORY」
指標と「CLEAR」指標との中間位置に、同ノブ
13に表記された指標を対応させて停止してい
る。このメモリー指令操作ノブ13は、一旦記憶
された露出レベルで複数駒に亘つて撮影を行なう
メモリー撮影モード(以下、単にメモリーモード
と称す。)を選択したり、解除したりするための
操作部材であつて、後述するメモリースイツチ
SW6(第7図参照)およびクリアースイツチSW7
(第7図参照)に連動するようになつている。メ
モリー指令操作ノブ13を回動操作して同ノブ1
3の指標を「MEMORY」指標に合わせると、
メモリースイツチSW6が閉成されてメモリー撮影
モードが選択され、「CLEAR」指標に合わせる
と、クリアースイツチSW7が閉成されてメモリー
撮影モードが解除されるようになつている。操作
ノブ13から回動力を取り去ると、同ノブ13は
自己の習性で平生位置に自動的に復帰するが、メ
モリー撮影モードやこれを解除した状態はそのま
ま保持される。この点については、後に第7図の
説明において詳述する。
上記スポツト入力釦14は、撮影レンズ4を通
じて部分測光された被写体の輝度値をカメラ10
の電気回路に入力させて記憶させる役目をする自
己復帰型の押釦であつて、後述するスポツト入力
スイツチSW8(第7図参照)に連動するようにな
つている。このスポツト入力釦14を押し込む
と、スポツト入力スイツチSW8が閉成して、記憶
された部分測光値に基づいて露出レベルを制御す
るスポツト撮影モードが選択されると同時に、部
分測光された輝度値が記憶されるようになつてい
る。スポツト入力釦14を複数回押し込むと、そ
の都度部分測光された輝度値が記憶されて、複数
個の測光値がカメラ10内に保持されるようにな
つている。なお、スポツト入力釦14の自己復帰
によつてはスポツト撮影モードは解除されず、同
撮影モードの解除は、1回の撮影動作の完了に関
連して行なわれるようになつている。
上記ハイライト指令釦15は、上記スポツト入
力釦14の操作により記憶された部分測光値のう
ちの最高輝度値を基準として、これより2 1/3
Evだけ低い露出値で露出を行なうハイライト基
準撮影モード(以下、単にハイライトモードと称
す)。)を選択するための自己復帰型の押釦であつ
て、後述するハイライトスイツチSW9(第7図参
照)に連動するようになつている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモ
ードが選択され、偶数回押し込むと、ハイライト
モードが解除されるようになつている。また、上
記シヤドウ指令釦16は、上記スポツト入力釦1
4の操作により記憶された部分測光値のうちの最
低輝度値を基準として、これより2 2/3Evだけ
高い露出値で露出を行なうシヤドウ基準撮影モー
ド(以下、単にシヤドウモードと称す。)を選択
するための自己復帰型の押釦であつて、後述する
シヤドウスイツチSW10(第7図参照)に連動する
ようになつている。このシヤドウ指令釦16を奇
数回押し込むと、シヤドウモードが選択され、偶
数回押し込むと、シヤドウモードが解除されるよ
うになつている。なお、上記ハイライト指令釦1
5およびシヤドウ指令釦16を押し込んだ時点で
部分測光値が記憶されていない場合には、ハイラ
イトモードおよびシヤドウモードは選択されない
ようになつている。また、ハイライトモードの状
態でシヤドウ指令釦16が押された場合には、ハ
イライトモードが解除されてシヤドウモードが選
択され、シヤドウモードの状態でハイライト指令
釦15が押された場合には、シヤドウモードが解
除されてハイライトモードが選択されるようにな
つている。
上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フイル
ム巻戻ノブ17の台座の基部に回動操作自在に配
設されていて、カメラ本体1の上面に表記された
「MANUAL」、「OFF」、「AUTO」および
「CHECK」の各指標に対応する位置で、それぞ
れクリツクストツプをかけられて暫定的に停止す
るようになつている。そして、この撮影モード切
換用操作ノブ21は、マニユアルスイツチSW3
(第7図参照)、オートスイツチSW4(第7図参照)
およびバツテリーチエツクエスイツチSW5(第1
1図参照)にそれぞれ連動するようになつてお
り、操作ノブ21を「MANUAL」指標に対応
させたときには、マニユアルスイツチSW3が閉成
されて、手動設定されたマニユアルシヤツター秒
時でシヤツター(図示されず)を作動させて露出
を制御するマニユアル露出撮影モード(以下、単
にマニユアルモードと称す。)が、「OFF」指標
に対応させたときには、回路的に一定のシヤツタ
ー秒時でシヤツターが作動されるオフ撮影モード
(以下、単にオフモードと称す。)が、「AUTO」
指標に対応させたときには、オートスイツチSW4
が閉成されて、被写体の測光輝度値からシヤツタ
ー秒時を演算し、このシヤツター秒時でシヤツタ
ーを作動させて露出を制御するオート露出撮影モ
ード(以下、単にオートモードと称す。)が、
「CHECK」指標に対応させたときには、バツテ
リーチエツクスイツチSW5が閉成されて、電源電
圧Vccが規定電圧以上にあることが上記バツテリ
ーチエツク表示用発光窓23に点灯表示されるバ
ツテリーチエツク状態が、それぞれ得られるよう
になつている。
第3図は、本発明のカメラ10内に配設された
一眼レフレツクスカメラの光学系を示している。
周知のように一眼レフレツクスカメラの光学系に
は、平生は撮影光路に対して45゜傾いた可動反射
ミラー31が回動自在に配設されていて、このフ
アインダー光路形成位置において、撮影レンズ4
を通じてカメラ10内に入射した被写体光を直角
上方に向けて反射して、フアインダー光学系に入
射させるようになつている。フアインダー光学系
は、撮影フイルム34の感光面に対して光学的に
共役となる位置に配設されたピントグラス35
と、このピントグラス35の直上に配置されたコ
ンデンサーレンズ36と、更にこのコンデンサー
レンズ36の直上に配設されたヘンタプリズム3
7と、このペンタプリズム37の光出射端面であ
る後端面に対向するように配設されたフアインダ
ー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の
後端縁部がわには、後述する光透過型の液晶表示
板でなる撮影情報表示装置39が配設されてい
る。また、上記可動反射ミラー31の中央部は、
ハーフミラー加工が施されて、または、全透過の
スリツトが列設されて、半透過部31aとなつて
おり、この半透過部31aと対応する可動反射ミ
ラー31の背面がわには、全反射ミラー32が可
動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動
自在に取り付けられている。この全反射ミラー3
2は、可動反射ミラー31の半透過部31aを通
過した被写体光をカメラ10の底部がわに配置さ
れた測光用受光装置41に向けて反射させる役目
をする。測光用受光装置41は、第4図に示すよ
うに、長方形状に形成されていて、カメラ本体1
の後部に配置された撮影フイルム34の感光面な
いしはフオーカルプレンシヤツター33の表面、
および上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、
カメラ本体1の底部前端寄りに傾けられて配設さ
れている。この測光用受光装置41は、N型半導
体基板42の表面に、〓形状および四角形状のP
型半導体領域43a,43bを形成した後、N型
半導体基板42にカソード電極44を、P型半導
体領域43a,43bにアノード電極45a,4
5bを、それぞれ付設して構成されており、領域
43aと基板42とは、撮影フイルム34の感光
面ないしはフオーカルプレンシヤツター33の表
面で反射された被写体光を平均ダイレクト測光す
る光起電力素子PD1(第8図参照)を形成し、ま
た、領域43bと基板42とは、全反射ミラー3
2で反射された被写体光をスポツト記憶測光する
光電変換素子PD2(第8図参照)を形成している。
第5図は、本発明のカメラ10における電気回
路の構成の概要を示すブロツク図である。この電
気回路は、回路全体を制御する中央処理装置とし
てのマイクロコンピユーター(以下、CPUと略
記する。)50と被写体光を測光して、測光積分
出力S2および輝度値信号S6を出力するヘツドア
ンプ回路51と、トリガー信号S1を出力して、
ヘツドアンプ回路51の測光開始時機を制御する
トリガータイミング調整回路52と、絞り値、フ
イルム感度値、補正値等のアナログ露出情報を回
路に入力させるためのアナオグ露出上方導入回路
53と、上記ヘツドアンプ回路51からの測光積
分出力S2とアナログ露出上方導入回路53から
の出力を比較して、ダイレクト測光時のシヤツタ
ー制御信号S17を出力する第1の比較回路54
と、この第1の比較回路54からのダイレクト測
光時のシヤツター制御信号S17とCPU50から出
力されるメモリーモード、マニユアルモード、ス
ポツトモード時のシヤツター制御信号S16とのい
ずれかを選択して出力する第1の選択回路55
と、この第1の選択回路55から出力されるシヤ
ツター制御信号によつて制御されるマグネツト駆
動回路56と、上記ヘツドアンプ回路51からの
輝度値信号S6とアナログ露出情報導入回路53
からの(フイルム感度値−絞り値)信号(SV−
AV)とのいずれか一方を、CPU50からの入力
選択信号S7に基づいて選択的に出力する第2の
選択回路57と、上記CPU50からの8ビツト
のデジタル情報をD−A変換するD−A変換回路
58と、このD−A変換回路58から出力される
アナログ信号と上記第2の選択回路57から出力
される被A−D変換アナログ信号S8とを比較し
てデジタル情報としてCPU50に入力する第2
の比較回路50と、マニユアルシヤツター秒時お
よび補正値をデジタル露出情報としてCPU50
内に入力するためのデジタル露出情報導入回路6
0と、CPU50からの出力を受けて駆動される
上記撮影情報表示装置39と、その主要部が構成
されている。また、この他に、ストロボの充電完
了を表示させるためのストロボ判定回路62と、
電源電圧Vccが規定電圧以上あるか否かを判定す
るバツテリーチエツク回路63と、電源の自己保
持を解除する電源ホールド解除回路64と、スト
ロボ光による露出がオーバーであつたかアンダー
であつたかを判定するストロボオーバーアンダー
判定回路65と、ストロボの自動調光信号を発生
するストロボ制御回路66とが、それぞれ付設さ
れている。さらに、回路全体への給電を保持する
電源ホールド回路67、各種時間信号を発生する
タイマー回路68および各種基準電圧を作り出す
基準電圧回路69がそれぞれ設けられている。
第6図は、本発明のカメラ10における制御シ
ステムの中枢となる上記CPU50の内部構成を
示すブロツク図である。図において、クロツク発
生器(CLOCK)71は、CPU50の動作の基準
となるパルスを発生する部分であり、制御回路
(CONT)72は、CPU50の全体の動作を制御
する中枢となる部分である。CPU50は、決め
られたプログラム順序に従つて、いろいろな2進
数のデータを順序よく転送処理して行く必要があ
るが、そのためには、CPU50内部のゲートを
いつ、どれだけの時間開いたらよいか、またどの
フリツプフロツプをセツトあるいはリセツトした
ら良いのか等をCPU50の状態と入力の状態と
によつて決定する部分をCPU50の内部に持つ
ている必要がある。この仕事をするのがCONT
72である。インストラクシヨンレジスター
(INR)73は、後述するランダムアクセスメモ
リー(RAM)84の内容を一時的に保持する部
分であり、CONT72はこのINR73の内容に
よりCPU50の各部の状態を決定する。プログ
ラムカウンター(PC)76は、プログラムを順
序正しく行なうために、これから実行しようとす
る番地を記憶する部分であり、実行する順序にメ
モリー番地の小さい方から大きい方へと1つずつ
大きくなつてゆく。スタツクポインター(SP)
77は、割込み命令が発生した場合や、サブルー
チンへの飛び越し命令が発生した場合などに、
PC76、後述するアキユムレーター(ACC)7
9、同じく後述するインデツクスレジスター
(IX)78体の内容を壊さずに、それらの命令か
ら復帰して再び使いたいときにう、内容を一時的
に保持しておくためのレジスターである。IX7
8は、インデツクスアドレス形式で命令を実行す
る場合の命令実行番地を記憶するためのレジスタ
ーである。演算処理回路(ALU)81は、命令
の実行のうち演算に関する操作を行なう部分であ
り、加算や減算を行なつたり、メモリーの内容
(‘1'か‘0'か)を反転させるインバート命令を
実行したり、2つのメモリーの論理和あるいは論
理積等を求める論理演算を行なつたりする。コン
デイシヨンコードレジスター(CCR)82は、
分岐命令等の判断を要する命令を実行する際に、
状態検出に用いるコードをフラツグに蓄えておく
ためのレジスターである。CPU50にとつて判
断機能は重要な位置を占めており、本発明のカメ
ラ10の制御においても、後述するように、各入
力ポートの状態(‘1'か‘0')を判断して、次に
実行するプログラムの流れを変えるか、あるいは
流れを変えないでそのまま命令を実行するかの分
岐命令を実行する箇所が頻繁に出てくる。これ
は、CCR82にあるフラツグの状態を判別する
ことにより行なつている。CCR82は、命令の
実行によつてその結果が2の補数マイナスなつた
ときに‘1'、プラスになつたときに‘0'になるネ
ガテイブフラツグ、結果が‘0'のときに‘1'、‘
0'でないときに‘0'となるゼロフラツグ、結果が
2の補数のオーバーフローを起こしたときに‘
1'、そうでないときに‘0'となるオーバーフロー
フラツグ、演算の結果、符号なし2進数からキヤ
リーあるいはボローが生じたときに‘1'、生じな
かつたときに‘0'となるキヤリーフラツグ等の各
種フラツグで構成されている。メモリーバツフア
レジスター(MBR)75は、ストレージアドレ
スレジスター(SAR)74に読み出すべきアド
レスが入つた段階で、メモリーに対して読み出し
を指示すると、指示した番地の内容が読み出され
るレジスターである。
リードオンリーメモリー(ROM)83は、
CPU50に内容を順次読み出させながら命令を
実行させて行くためのものである。また、ランダ
ムアクセスメモリー(RAM)84は、演算処理
途中の値やその結果を、あるいは各種入力情報を
一時的に記憶するメモリーである。表示用ランダ
ムアクセスメモリー(DRAM)85は、後に第
19図aの説明において詳述する撮影情報表示装
置39を形成する液晶表示板の各セグメントに1
対1に対応するエリアを有していて、DRAM8
5のある特定番地の内容が‘1'となれば、それに
対応した液晶表示板のセグメントが発色するよう
に構成されている。液晶駆動回路(LCDD)61
は、前述したように、液晶表示板でなる撮影情報
表示装置39を発色駆動するための回路であつて、
本発明のカメラ10では、後述するように表示装
置39の1/3デユーテイ・1/3バイアス駆動制御方
法を採用している関係上、セグメントラインは39
本、コモンラインは3本それぞれ引き出されてい
る。入力ポート(INPP)88は、後述するよう
に、17個の入力ポートI0〜I16で、出力ポート
(OUTPP)89は、同じく後述するように、10
個の出力ポートO0〜O9で、それぞれ形成されて
いる(第7図参照)。なお、OUTPP89の出力
は、すべてラツチ出力である。
次に、以上のように構成されたCPU50の制
御の流れを簡単に説明する。
CPU50は、まずPC76が指示したメモリー
内のアドレスに格納されている命令をロードする
フエツチサイクルと、次にその命令を実行するエ
グゼキユートサイクルとの2つのサイクルを繰り
返している。そして、初めに、PC76の値が
SAR74に転送される。それと同時に、PC76
には、今までPC76に入つていた内容に1を加
えたものが格納される。SAR74に読み出すべ
きアドレスが入つた段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMBR75に
指示した番地の内容が読み出される。そのうちの
アンストラクシヨンコード部分を、INR73に
転送する。これがフエツチサイクルである。これ
に続いてエグゼキユートサイクルに入るのである
が、この動作はINR73の内容によつて異なる。
一例として、いまINR73にACC79にメモリ
ーの内容をロードする命令(LDA命令)が入つ
ていたとする。MBR75に残つている命令のア
ドレス部分をSAR74に転送し、続いてメモリ
ーに読み出しを指令し、しばらくしてMBR75
に得られたデーターをACC79に転送して命令
を終了する。もう1つの例として、後に述べるフ
ローチヤートの中でも頻繁に出てくる条件分岐命
令がどのように実行されるかを示す。いま、入力
ポートのあるポート(Aポートとする。)の状態
を判別して条件分岐したい場合、上例の場合と同
様に、フエツチサイクルにおいてMBR75にA
ポートの内容が読み出される。Aポートのビツト
は、メモリーの最上位ビツトにあるものとする。
いま、INR73にACC79にメモリーの内容を
格納するLDA命令が入つていたとすると上例の
場合と同様にして、Aポートの内容がACC79
に転送される。続いて、PC76により次に実行
すべきアドレスが指示され、全く同様にして命令
がMBR75に格納される。いま、INR73に
ACC79の最上位ビツトをCCR82のうちのキ
ヤリーフラツグにシフトする命令(ROL命令)
が入つていたとすると、次のエグゼキユートサイ
クルにおいて、キヤリーフラツグにはAポートの
状態(‘0'か‘1'か)が格納されたことになる。
次に同様にして、キヤリーフラツグの状態を判別
して、もしキヤリーフラツグが‘1'であれば分岐
し、そうでなければそのまま次のプログラムを実
行する命令(BCS命令)を実行することによつ
て目的を果すことができる。後者の例では、
LDA、ROLおよびBCS命令の3命令を使つた
が、このように数十種類の命令を任意に組み合わ
せることにより、所望の制御を行なうことができ
る。
なお、後に述べるフローチヤートにおいては、
第6図に示した役ブロツクを具体的にどのように
使つてプログラムを実行して行くかを、機械語の
レベルでは示していないが、プログラム中にある
転送指令、加減算等は、公知の方法で簡単に実現
できるものである。
第7図は、上記CPU50の周辺のインターフ
エースを示している。この図で、符号I0〜I16は
CPU50の入力ポートを、符号O0〜O9は出力ポ
ートをそれぞれ示している。入力ポートI0は、オ
ートモードであるか否かを検出するためのもので
あつて、上記撮影モード切換用操作ノブ21に連
動するオートスイツチSW4の一端に接続されてい
ると共に、ブルダウン抵抗R1を通じて接地され
ている。オートスイツチSW4の他端には、電源電
圧Vccが印加されている。よつて、入力ポートI0
は、オートスイツチSW4が開放した状態で‘L'レ
ベルとなつて‘0'を採り、閉成した状態で‘H'
レベルとなつて‘1'を採る。そして、‘1'となつ
たときに、オートモードが検出されたことを示
す。上記オートスイツチSW4の一旦は、ノツト回
路G1を介して後述するノア回路G4の第1の入力
端にも接続されている。また、入力ポートI1は、
マニユアルモードであるか否かを検出するための
ものであつて上記札悦モード切換用操作ノブ21
に連動するマニユアルスイツチSW3の一旦に接続
されていると共に、プルダウン抵抗R2を通じて
接地されている。マニユアルスイツチSW3の他端
には、電源電圧Vccが印加されている。従つて、
入力ポートI1は、マニユヤルスイツチSW3が開放
した状態で‘L'レベルとなつて、‘0'となり、閉
成した状態で‘H'レベルとなつて‘1'を採る。
そして、‘1'となつたときにう、マニユアルモー
ドが検出されたことを示す。
入力ポートI6は、メモリーモードであるか否か
を検出するためのものであつて、ナンド回路G3
の出力端に接続されている。ナンド回路G3の出
力端は、ナンド回路G5の一方の入力端にも接続
され、ナンド回路G5の出力端は、ナンド回路G3
の他方の入力端に接続されていて、両回路G3,
G5はメモリーモード検出用のRSフリツプフロツ
プ回路を構成している。このRSフリツプフロツ
プ回路のリセツト入力端となるナンド回路G3の
一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セツト入力端となるナンド回路G5
の他方の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続
されている。ノア回路G4の出力端は、ナンド回
路G2の他方の入力端にも接続されている。ナン
ド回路G2の一方の入力端は、上記メモリー指令
操作ノブ13に連動するメモリースイツチSW6の
一旦に接続されていると共に、抵抗R3を通じて
接地されている。メモリースイツチSW6は自己復
帰型のスイツチであつて、他端には電源電圧Vcc
が印加されている、上記ノア回路G4の第2の入
力端には、ストロボ電源オン信号S14が印加され
るようになつており、第3の入力端には、メモリ
ータイマー信号T7が印加されるようになつてい
る。また、第4の入力端は、後述するクリアース
イツチSW7の一端に接続されている。上記ノア回
路G4は、リセツト用のゲートであり、入力ポー
トI0が‘0'のとき、即ちオートモードでない場
合、カメラ10にストロボが装着され、ストロボ
の電源が投入されている場合、メモリータイマー
が切れている場合、および手動でクリアー信号が
入力されている場合には、メモリーモードが解除
されるようにするためのゲートである。また、ナ
ンド回路G2は、メモリーモード選択信号に優先
してノア回路G4の出力でRSフリツプフロツプ回
路をリセツトするためのゲートである。
入力ポートI2は、スポツトモードであるか否か
を検出するためのものであつて、ナンド回路G9
の出力端に接続されており、同出力端が‘H'レ
ベルとなつたときに‘1'となり、スポツトモード
であることを示す。ナンド回路G9は、ナンド回
路G7と共に、上記ナンド回路G3,G5の場合と同
様に、RSフリツプフロツプ回路を構成している。
このスポツトモード検出用のRSフリツプフロツ
プ回路のセツト入力端となるナンド回路G7の一
方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続され
ており、リセツト入力端となるナンド回路G9の
他方の入力端は、ナンド回路G8の出力端に接続
されている。また、ノア回路G6の出力端は、ナ
ンド回路G8の一方の入力端にも接続されている。
ノア回路G6の一方の入力端は、スポツトモード
解除用の出力ポートO0に接続されており、他方
の入力端は、上記メモリー指令操作ノブ13に連
動する自己復帰型のクリアースイツチSW7の一端
に接続されていると共に、抵抗R4を通じて接地
されている。クリアースイツチSW7の他端には、
電源電圧Vccが印加されている。ノア回路G6は、
リセツト用のゲートであり、クリアースイツチ
SW7が押されたとき、または、プログラムによつ
てソフトウエア的にO0にパルス信号が出力され
たときに、スポツトモードが解除されるようにし
ている。また、ナンド回路G8の他方の入力端は、
スポツト入力スイツチSW8の一端に接続されてお
り、このナンド回路G8は、スポツト入力信号に
優先してノア回路G6の出力でRSフリツプフロツ
プ回路をリセツトするためのゲートの役目をす
る。
入力ポートI3は、スポツト入力の有無を検出す
るためのものであつて、ナンド回路G11の出力端
に接続されており、同出力端が‘H'レベルとな
つたときに‘1'となつて、スポツト入力がある状
態を示す。ナンド回路G11は、ナンド回路G12と
共に、上記ナンド回路G3,G5の場合と同様に、
RSフリツプフロツプ回路を構成している。この
スポツト入力検出用のRSフリツプフロツプ回路
のリセツト入力端となるナンド回路G11の一方の
入力端は、ノツト回路G10の出力端に接続されて
おり、セツト入力端となるナンド回路G12の他方
の入力端は、ノツト回路G13の出力端に接続され
ている。上記ノツト回路G10の入力端は、コンデ
ンサーC3を介して自己復帰型のスポツト入力ス
イツチSW8の一端に接続されていると共に、抵抗
R6を通じて接地されている。また、NPN型トラ
ンジスターQ70のコレクタにも接続されており、
同トランジスターQ70のエミツタは接地されてい
る。さらに、同トランジスターQ70のベースは、
抵抗R11を通じて、スポツト入力解除用の出力ポ
ートO1に接続されており、この出力ポートO1
は、上記ノツト回路G13の入力端にも接続されて
いる。また、上記スポツト入力スイツチSW8の一
端は、既述したように、ナンド回路G8の他方の
入力端に接続されていると共に、抵抗R5を通じ
て接地されており、同スイツチSW8の他端には電
源電圧Vccが印加されている。上記ナンド回路
G11,G12でなるRSフリツプフロツプ回路は、ス
ポツトモード状態にあつて、複数回のスポツト測
光操作信号を入力するために、スポツト入力スイ
ツチSW8が閉成されるたびにその信号を保持する
ためのものである。スポツト測光操作信号が入力
され、CPU50の内部でシヤツター秒時の演算
が終了すると、出力ポートO1に正のパルス信号
を出力して、RSフリツプフロツプ回路をセツト
し、再びスポツト測光操作信号入力待ちの状態と
なる。
入力ポートI4は、ハイライトモード検出用のも
ので、ナンド回路G15の出力端に接続されてお
り、同出力端が‘H'レベルとなつたときに‘1'
となつて、ハイライトモードであることを示す。
また、自己復帰型スイツチSW9は、ハイライト基
準撮影のための指令スイツチであつて、同スイツ
チウSW9が閉成されると、ナンド回路G15,G16
でなるRSフリツプフロツプ回路の出力が‘H'レ
ベルとなり、ハイライトモードが選択される。こ
のハイライトモードの解除は、出力ポートO2に
正のポルスを出力することによつて行なわれる。
一方、入力ポートI5は、シヤドウモード検出用の
もので、ナンド回路G19の出力端に接続されてお
り、同出力端が‘H'レベルになつたときに‘1'
となつて、シヤドウモードであることを示す。ま
た、自己復帰型スイツチSW10は、シヤドウ基準
撮影のための指令スイツチであつて、同スイツチ
SW10が閉成されると、ナンド回路G19,G21でな
るRSフリツプフロツプ回路の出力が‘H'レベル
となり、シヤドウモードが選択される。このシヤ
ドウモードの解除は、出力ポートO3に正のパル
スを出力することによつて行なわれる。なお、ス
イツチSW9、抵抗R7,R8,R12、コンデンサー
C4、NPN型トランジスターQ71、ノツト回路
G14,G17およびナンド回路G15,G16でなるハイ
ライトモード検出回路、並びに、スイツチSW10、
抵抗R9,R10,R13、コンデンサーC5、NPN型ト
ランジスターQ72、ノツト回路G18,G20およびナ
ンド回路G19,G21でなるシヤドウモード検出回
路の接続態様は、上記スイツチSW8、抵抗R5,
R6,R11、コンデンサーC3、NPN型トランジス
ターQ70、ノツト回路G10,G13およびナンド回路
G11,G12でなるスポツト測光操作信号入力検出
回路とほぼ同様に構成されているので、その詳し
い説明を茲に省略する。
次に、上記スポツト測光操作信号入力検出回
路、ハイライトモード検出回路、シヤドウモード
検出回路の動作を、スポツト測光操作信号入力検
出回路を例にとつて説明する。まず、スポツト入
力スイツチSW8が閉成されると、コンデンサー
C3を介してノツト回路G10の入力端に‘H'レベル
の短いパルス信号が発生する。すると、ナンド回
路G11,G12でなるRSフリツプフロツプ回路の出
力端は‘H'レベルとなり、入力ポートI3が‘1'と
なつて、CPU50はスポツト測光操作がなされ
たことを検出し、所要時間t経過後に、出力ポー
トO1に‘H'レベルのパルス状のリセツト信号を
出力して、RSフリツプフロツプ回路をリセツト
する。ここで、もし、コンデンサーC3、抵抗R6
の時定数が上記所定時間tよりも長いと、リセツ
ト信号が出力されても、RSフリツプフロツプ回
路は、再びセツト状態になり、CPU50は再び
スポツト測光操作信号が入力されたものと誤認す
るおそれがある。このため、抵抗R6と並列にト
ランジスターQ70を接続し、リセツト信号により
同トランジスターQ70をオンさせて、コンデンサ
ーC3を強制的にフル充電するようにしている。
出力ポートO4は、測光モード指令信号S3を出
力するポートであり、同信号S3が‘1'であると
き、後述するヘツドアンプ回路51(第8図参
照)において平均測光モードが選択され、‘0'で
あるとき、スポツト測光モードが選択されるよう
になつている。また、出力ポートO5は、入力選
択信号S7を出力するポートであり、同信号S7が
‘1'であるとき、後述する第2の選択回路57
(第9図参照)において、輝度値信号S6が被A−
D変換アナログ信号S8として出力され、‘0'であ
るとき、フイルム感度値と絞り値とのアナログ演
算値信号(SV−AV)が被A−D変換アナログ
信号S8として出力されるようになつている。出
力ポートO6は、上記D−A変換回路(DAC)5
8の各ビツトの符号を決めるための出力ポート
で、並列8ビツトで構成されている。入力ポート
I7は、A−D変換されたデジタル情報を入力する
ためのポートであつて、上記D−A変換回路58
と共に、逐次比較型のA−D変換回路を形成する
第2の比較回路59としてのコンパレーターA12
の出力端に接続されている。このコンパレーター
A12の反転入力端子はD−A変換回路58の出力
端に接続され、非反転入力端には被A−D変換ア
ナログ信号S8が印加されるようになつている。
出力ポートO7は、液晶駆動回路61のコモン
出力端となつていて、3本のラインで形成されて
おり、撮影情報表示装置39の液晶表示板
(LCD)に接続されている。また、出力ポートO8
は液晶駆動回路61のセグメント出力端となつて
いて、39本のラインで形成されていて、撮影情報
表示装置39の液晶表示板(LCD)に接続され
ている。入力ポートI8は、マニユアルシヤツター
秒時入力用のポートであり、4本の入力ラインで
なつている。また、入力ポートI9は補正値入力用
のポートであり、4本の入力ラインでなつてい
る。この両入力ポートI8およびI9は、上記デジタ
ル露出情報導入回路60に接続されている。入力
ポートI10は、レリーズ信号検出用の入力ポート
であり、レリーズ信号S0が印加されるようにな
つている。また、入力ポートI11は、トリガー信
号検出用の入力ポートであり、ノツト回路G100を
通じてトリガー信号S1の反転信号が印加される
ようになつている。さらに、入力ポートI12は、
露出終了信号検出用の入力ポートであり、露出終
了信号S13が印加されるようになつている。さら
にまた、入力ポートI13は、ストロボ電源オン信
号検出用入力ポートで、ストロボ電源オン信号
S14が印加されるようになつている。入力ポート
I14は、ストロボ撮影において露出がオーバーで
あつたか否かを検出するためのストロボ撮影オー
バー信号検出用入力ポートで、ストロボ撮影オー
バー信号S9が印加されるようになつている。ま
た、入力ポートI15は、ストロボ撮影において露
出がアンダーであつたか否かを検出するためのス
トロボ撮影アンダー信号検出用入力ポートで、ス
トロボ撮影アンダー信号S10が印加されるように
なつている。出力ポートO9は、メモリーモード、
マニユアルモード、スポツトモード時のシヤツタ
ー制御信号S16を出力するためのポートである。
また、入力ポートI16は、ストロボ撮影において
露出が適正であつた場合に、ストロボ発光後約2
秒間の間適正表示を行なわせるためのストロボ発
光適正信号S20を入力するポートである。
第8図は、上記ヘツドアンプ回路51の詳細な
電気回路を示している。このヘツドアンプ回路5
1は、基本的には、開放平均測光における輝度情
報と開放スポツト測光における輝度情報とを発生
する回路、ダイレクト測光時の積分回路およびア
ナログスイツチとで構成されている。オペアンプ
A1はバイポーラートランジスター入力のオペア
ンプで、非反転入力端には基準電圧V0が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続
されている。このオペエアンプA1は、オフセツ
ト調整しなくとも、入力オフセツト電圧を1mV
以内に抑えることができる。オペアンプA1の出
力端は、PNP型トランジスターQ1のエミツタに
接続されており、トランジスターQ1のコレクタ
は、抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力端に接
続されていると共に、対数圧縮用トランジスター
Q2のコレクタおよびベースに接続されている。
対数圧縮用トランジスターQ2は、マルチエミツ
タのPNP型トランジスターで、一方のエミツタ
は平均測光用光起電力素子PD1のアノードに、他
方のエミツタはスポツト測光用の光起電力素子
PD2のアノードに、それぞれ接続されている。ト
ランジスターQ2のベースおよびコレクタはオペ
アンプA3の非反転入力端にも接続されている。
上記光起電力素子PD1,PD2のカソードは、オペ
アンプA2の反転入力端に接続され、アノードは、
オペアンプA2の一方の非反転入力端および他方
の非反転入力端にそれぞれ接続されている。オペ
アンプA2は、MOS型トランジスター入力のオペ
アンプで2つの非反転入力端を有しており、制御
信号入力端に印加される測光モード指令信号S3
が‘H'レベルか‘L'レベルかによつて、有効と
なる非反転入力端が切り換えられるようになつて
いる。即ち、測光モード指令信号S3が‘H'レベ
ルのとき、他方の非反転入力端が有効となり、光
起電力素子PD1のアノード・カソード間が零バイ
アスに保たれて、トランジスターQ2のベース・
コレクタ間の電位は光起電力素子PD1の受光量に
応じて変化することになる。また、測光モード指
令信号S3が‘L'レベルのとき、一方の非反転入
力端が有効となり、光起電力素子PD2のアノー
ド・カソード間が零バイアスに保たれて、トラン
ジスターQ2のベース・コレクタ間の電位は光起
電力素子PD2の受光量に応じて変化することにな
る。なお、オペアンプA2のバイアス切換信号入
力端には、抵抗R17を通じてバイアス切換信号S4
が印加されるようになつていて、この信号S4が
ダイレクト測光時に‘H'レベルになると、オペ
アンプA2のバイアス電流が増加してオペアンプ
A2は高速動作が可能となり、信号S4が記憶測光
時に‘L'レベルになると、オペアンプA2のバイ
アス電流は減少して消費電力が節減される。
コンデンサーC1,C2は、ダイレクト測光時の
積分コンデンサーで、両コンデンサーC1,C2の
一端は、上記平均測光用の光起電力素子受PD1の
アノードにそれぞれ接続されている。また、コン
デンサーC1の他端は接地され、コンデンサーC2
の他端は、NPN型トランジスターQ6のコレクタ
に接続されている。トランジスターQ6は、積分
容量切換用のトランジスターで、エミツタが接地
されていると共に、ベースには抵抗R19を通じて
積分容量切換信号S5が印加されるようになつて
いる。また、トランジスターQ6のコレクタは、
抵抗R18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続
されている。上記積分容量切換信号S5は、フイ
ルム感度に応じて切り換えられる信号で、ラツチ
回路DF0(第9図参照)の出力端Qから出力され
る。ダイレクト測光は、積分回路の測光積分出力
S2(ロペアンプA2の出力)がフイルム感度に応じ
た所定の電圧レベルになつたときに露出を終了さ
せるものであるが、その判定電圧は高フイルム感
度になれば、数mVのオーダーとなり、静電気な
どのノイズの影響を受け易くなる。このため、本
回路では、高フイルム感度のときには、積分容量
切換信号S5を‘L'レベルにしてトランジスター
Q6をオフし、積分コンデンサーの容量をコンデ
ンサーC1のみの容量として少なくすることによ
り、逆に積分電圧の判定レベルを高くしている。
また、低フイルム感度のときには、積分容量切換
信号S5を‘H'レベルにしてトランジスターQ6を
オンし、積分コンデンサーの容量をコンデンサー
C1,C2の並列容量とすることにより、積分電圧
の判定レベルを低くしてダイナミツクレンジを広
げている。トランジスターQ6のコレクタを抵抗
R18を通じてオペアンプA2の出力端に接続したの
は、トランジスターQ6がオフのときに、コンデ
ンサーC2の容量を実質的に零にするためである。
上記オペアンプA3は、バツフア用のオペアン
プで、その出力端は同アンプA3の反転入力端に
接続されていると共に、PNP型のトランジスタ
ーQ7のコレクタに接続されている。トランジス
ターQ7のベースは、オペアンプA3の非反転入力
端に接続され、エミツタは、上記第2の選択回路
57を形成するオペアンプA0(第9図参照)の一
方の非反転入力端に接続されていると共に、定電
流回路CC1の一端に接続されている。定電流回路
CC1の他端には、電源電圧Vccが印加されてい
て、同電流回路CC1には、一定電流I0が流れるよ
うになつている。上記トランジスターQ7のエミ
ツタには、光起電力素子PD1またPD2に発生した
光電流の対数圧縮値の絶対温度に比例した電圧が
現われ、この電圧が輝度値信号S6として導出さ
れるようになつている。
上記トランジスターQ1のベースは、NPN型ト
ランジスターQ5のコレクタに接続されている。
トランジスターQ5のベースには、抵抗R14を通じ
て電源電圧Vccが印加されており、トランジスタ
ーQ5のエミツタは接地されている。また、トラ
ンジスターQ5のベース・エミツタ間には、ダイ
オード接続されたNPN型トランジスターQ4と、
NPN型トランジスターQ3がそれぞれ接続されて
いる。トランジスターQ3のベースは、抵抗R15を
通じてノツト回路G101(第12図参照)の出力端
に接続されており、同回路G101からトリガー信号
S1の印加を受けるようになつている。
次に、このように構成されたヘツドアンプ回路
51の動作について簡単に説明する。いま、トリ
ガー信号S1が‘L'レベルであつたとすると、ト
ランジスターQ3がオフ、トランジスターQ5がオ
ンし、トランジスターQ1がオンする。これによ
り、オペアンプA1の出力は、トランジスターQ1,
Q2およびオペアンプA2を介してオペアンプA1の
反転入力端にフイードバツクされるようになり、
負帰還回路が形成される。従つて、オペアンプ
A2の出力電圧は、基準電圧V0に等しくなる。こ
こで、トランジスターQ7のエミツタには、光起
電力素子PD1またはPD2の受光光量に応じた電圧
が発生する。ダイレクト測光時には、露出開始と
ともに、トリガー信号S1が‘H'レベルに転じ、
トランジスターQ3がオン、トランジスターQ5が
オフて、トランジスターQ1がオフし、オペアン
プA1およびA2で主体が形成される負帰還回路は
断たれて、トランジスターQ2のベース・コレク
タ電位は、オペアンプA2の出力と同電位となる。
よつて、コンデンサーC1,C2の電荷は、光起電
力素子PD1に発生する光電流に応じて充電を開始
する。この際、トランジスターQ2のエミツタ・
ベース間の電圧は、オペアンプA2のオフセツト
電圧だけとなり、トランジスターQ2のベース・
エミツタ間およびエミツタ・コレクタ間のリーク
電流は非常に少ない。また、オペアンプA2は、
MOS型トランジスター入力のオペアンプである
ので、コンデンサーC1,C2の充電電流はほとん
ど光電流によるものだけとなり、長時間露出秒時
を高精度に創り出すことができる。そして、コン
デンサーC1,C2が充電を続け、オペアンプA2の
出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2が出力
される。そして、この積分出力S2の電圧が、ト
ランジスターQ20(第9図参照)のコレクタ電位
より高くなければ、オペアンプA8(第10図参
照)の出力が反転し、露出が終了する。
第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53
および第2の選択回路5の詳細な電気回路図を示
している。オペアンプA4の非反転入力端には基
準電圧V0が印加されており、オペアンプA4の反
転入力端には、補正値入力用可変抵抗RV0を通じ
て、定電流回路CC2により絶対温度に比例した電
流I1が流れている。そして、オペアンプA4の出力
端と反転入力端との間には、フイルム感度入力用
可変抵抗RV1、ダイレクト測光の露出レベル調整
用半固定抵抗RV2、表示レベル調整用半固定抵抗
RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV4の直列回
路が接続されている。このため、オペアンプA4
の出力端には、フイルム感度値Svと絞り値Avと
の差のアナログ演算値(SV−AV)に対応する
電圧が現われ、これが第2の選択回路57を形成
するオペアンプA9の他方の非反転入力端に印加
されるようになつている。オペアンプA9の一方
の非反転入力端には、上記輝度値信号S6がトラ
ンジスターQ7(第8図参照)のエミツタより印加
されている。オペアンプA9の出力端は、同アン
プA9の反転入力端に接続されていると共に、コ
ンパレーターA12(第7図参照)の非反転入力端
に接続されている。また、オペアンプA9の制御
信号入力端には、出力ポートO5(第7図参照)よ
り、入力選択信号S7が印加されており、同信号
S7が‘H'レベルのとき、一方の非反転入力端が
有効となつて、オペアンプA9の出力端には、輝
度値信号S6が非A−D変換アナログ信号S8とし
て出力され、同信号S7が‘L'レベルのとき、他
方の非反転入力端が有効となつて、オペアンプ
A9の出力端には、演算値(SV−AV)に対応す
る電圧が被A−D変換アナログ信号S8として出
力されるようになつている。
オペアンプA5およびその後段のトランジスタ
ー群は、ダイレクト測光時の積分回路出力S2の
判定電圧を発生したり、フイルム感度に応じて積
分コンデンサーC1,C2の容量を切り換えるため
の信号を発生したりするために設けられている。
オペアンプA5の非反転入力端は、基準電圧V0が
抵抗R30およびR31によつて分圧されている、両
抵抗R30,R31の接続点に接続されている。また、
オペアンプA5の反転入力端には、抵抗R32を通じ
て基準電圧V0が印加されている。オペアンプA5
の出力端と反転入力端との間には、NPN型トン
ランジスターQ10が、エミツタを出力端に、コレ
クタを非反転入力端に接続されて介挿されてお
り、トランジスターQ10のベースは、補正値入力
用可変抵抗RV0と定電流回路CC2との接続点に接
続されている。また、オペアンプA5の出力端は
NPN型トランジスターQ11のエミツタにも接続さ
れており、このトランジスターQ11のベースは、
半固定抵抗RV2とRV3との接続点に接続されてい
る。そして、トランジスターQ11のコレクタは、
PNP型トランジスターQ13のコレクタおよびPNP
型トランジスターQ12のベースに、それぞれ接続
されている。トランジスターQ13はエミツタに電
源電圧Vccを印加されており、ベースをPNP型
トランジスターQ14のベースに接続されていると
共に、トランジスターQ12のエミツタにも接続さ
れている。トランジスターQ12のコレクタは、接
地されている。トランジスターQ14は、エミツタ
に電源電圧Vccを印加されており、コレクタを
NPN型トランジスターQ22のコレクタおよびベー
スに接続されている。上記トランジスターQ13と
Q14とは、トランジスターQ11のコレクタに流れ
る電流と等しい電流を、トランジスターQ22のコ
レクタに流すためのカレントミラー回路を構成し
ている。トランジスターQ22は、エミツタを接地
されており、ベースをNPN型トランジスターQ81
のコレクタに接続すると共に、n個のNPN型ト
ランジスター群Q80の各々のトランジスターのベ
ースにそれぞれ接続されている。トランジスター
群Q80の各々のトランジスターのエミツタは接地
されており、コレクタはPNP型トランジスター
Q15のコレクタ接続されていると共に、PNP型ト
ランジスターQ16のベースに接続されている。ト
ランジスターQ22とトランジスター群Q80の各々
のトランジスターとは、カレントミラー回路を構
成しており、トランジスターQ15のコレクタに
は、トランジスターQ22のコレクタに流れる電流
のn倍の電流が流れるようになつている。トラン
ジスターQ81は、エミツタを接地され、ベースを
抵抗R33を通じてラツチ回路DF0の出力端Qに接
続されている。ラツチ回路DF0から出力される積
分容量切換信号S5が‘H'レベルのときには、ト
ランジスターQ81がオンして、トランジスター
Q22およびトランジスター群Q80がオフし、トラ
ンジスターQ15のコレクタ電流が零となる。
トランジスターQ15は、エミツタに電源電圧
Vccを印加され、ベースをPNP型トランジスタ
ーQ17およびQ18のベースにそれぞれ接続されて
いると共に、PNP型トランジスターQ16のエミツ
タにも接続されている。トランジスターQ16のコ
レクタは接地されている。トランジスターQ17
は、エミツタに電源電圧Vccを印加され、コレク
タをPNP型トランジスターQ20のコレクタに接続
されると共に、コンパレーターA8(第10図参
照)の非反転入力端に接続されている。また、ト
ランジスターQ18は、エミツタに電源電圧Vccを
印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ19
のコレクタに接続されると共に、コンパレーター
A7(第10図参照)の非反転入力端に接続されて
いる。トランジスターQ15とトランジスターQ17
およびQ18とは、カレントミラー回路を構成して
いて、トランジスターQ17およびQ18のコレクタ
には、トランジスターQ15のコレクタ電流と同じ
電流が流れる。上記トランジスターQ19および
Q20は、コレクタに電源電圧Vccを印加され、コ
レクタに抵抗R34およびR35を通じて基準電圧V0
を印加されている。そして、トランジスターQ19
およびQ20は、ベースをトランジスターQ13のベ
ースにそれぞれ接続されて、同トランジスター
Q13とそれぞれカレントミラー回路を構成してい
る。従つて、トランジスターQ19およびQ20のコ
レクタには、トランジスターQ13のコレクタ電流
と同じ電流が流れる。上記トランジスターQ13の
ベースは、また、PNP型トランジスターQ21のベ
ースにも接続されており、トランジスターQ21
は、エミツタに電源電圧Vccの印加を受けている
と共に、コレクタを積分コンデンサーC1,C2の
容量の切替点の調整用の半固定抵抗RV5を通じて
接地されている。そして、トランジスターQ21の
コレクタは、コンパレーターA6の非反転入力端
に接続されている。コンパレーターA6の反転入
力端は、基準電圧V0を分圧する抵抗R36とR37と
の接続点に接続されており、出力端はラツチ回路
DF0の入力端Dに接続されている。このコンパレ
ーターA6は、フイルム感度に応じて積分容量を
切換えるか否かを判別する役目をする。上記ラツ
チ回路DF0の制御信号入力端には、トランジスタ
ーQ32(第11図参照)のコレクタよりレリーズ
信号S0が印加されるようになつていて、ラツチ
回路DF0は、シヤツターレリーズ時には、出力端
Qから出力される積分容量切換信号S5が反転し
ないように保持する役目をする。なお、上記抵抗
R34の抵抗値は、上記抵抗R35の抵抗値の√2倍
に設定されている。
次に、このように構成されたアナログ露出情報
導入回路53の動作について簡単に説明する。オ
ペアンプA4の出力端には、基準電圧V0を基準に、
抵抗RV1〜RV4の直列抵抗値に絶対温度に比例し
た定電流I1を掛けた値の電圧降下分が加算された
電圧が発生する。絞りまたはフイルム感度の1段
当りの変化に相当する電圧は、定温で約18mVで
ある。従つて、オペアンプA4の出力は、補正値
入力用可変抵抗RV0による電圧降下の影響はな
い。トランジスターQ10のベース電位は、基準電
位V0より抵抗RV0の電圧降下分だけ低い値であ
る。一方、トランジスターQ11のベース電位は、
基準電圧V0よりフイルム感度入力用可変抵抗
RV1および露出レベル調整用半固定抵抗RV2の直
列抵抗の電圧降下分だけ高い電圧となり、トラン
ジスターQ10とQ11のベース間電圧は、フイルム
感度と補正値に相応した値となる。いま、トラン
ジスターQ11のコレクタ電流をIcとすれば、トラ
ンジスターQ81がオンのとき、抵抗R34,R35に流
れる電流はいずれも(1+n)Icとなる。ここ
で、フイルム感度入力用可変抵抗RV1が低い値の
とき、即ち、高感度フイルムを使用したときは、
トランジスターQ11のコレクタ電流Icは少なくな
り、従つて、(可変抵抗RV5の抵抗値)×(トラン
ジスターQ21のコレクタ電流Ic)の値であるトラ
ンジスターQ21のコレクタ電位は低くなり、コン
パレーターA6の出力は‘L'レベルとなる。よつ
て、トランジスターQ81はオフとなり、抵抗R34,
R35の電圧降下は大きくなる。このため、コンパ
レーターA7,A8の反転力端に印加される電圧が
上昇する。このことは、ダイレクト測光時の積分
回路の判定電圧レベルが上がつて、判定電圧幅が
広がつたことを意味する。判定電圧の幅が広がつ
ても、同時に積分コンデンサーの容量が一方のコ
ンデンサーC1のみの容量となるので、正しい露
出が得られる。どのフイルム感度レベルで切替を
行なうかは、半固定抵抗RV5を調節することによ
つてあらかじめ設定しておく。ところで、コンパ
レーターA6の2つの入力端の電位差が少なく、
露出中にノイズ等によりコンパレーターA6の出
力が不安定になると、露出に誤差を与えるので、
シヤツターレリーズ操作後はレリーズ信号S0が
‘H'レベルとなつて、ラツチ回路DF0の出力を
ラツチする。
第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判
定回路65および第1の比較回路54の詳細な電
気回路を示している。ストロボオーバーアンダー
判定回路65は、ダイレクト測光でストロボ撮影
を行なつたときに、露出レベルがオーバーであつ
たか、アンダーであつたかを判定する部分であ
る。コンパレーターA7およびA8の反転入力端は、
前述したように、トランジスターQ18およびQ17
(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続されて
おり、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第
8図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出
力S2がそれぞれ印加されている。コンパレータ
ーA7の出力端は、3入力ナンド回路G22の第1の
入力端に接続されており、コンパレーターA8の
出力端は、ナンド回路G22の第2の入力端、D型
フリツプフロツプ回路DF1の入力端D、およにノ
ツト回路G28の入力端にそれぞれ接続されてい
る。上記コンパレーターA8は、ダイレクト測光
時の露出制御用のコンパレーターであつて、ヘツ
ドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナロ
グ露出情報導入回路53からの出力を比較して、
ダイレクト測光時の露出レベルを決定する第1の
比較回路54を形成している。また、コンパレー
ターA7も積分出力S2の判定用コンパレーターで
あるが、このコンパレーターA7の判定レベルは
コンパレーターA8の判定レベルの√2倍に設定
されている。即ち、上記抵抗R34とR35との抵抗
値の比が√2倍に設定されているため、コンパレ
ーターA7の反転入力端の電位は、コンパレータ
ーA8のそれの√2倍となつている。上記D型フ
リツプフロツプ回路DF1は、クロツク入力端にク
ロツクパルスCKが印加されていると共に、反転
出力端がナンド回路G22の第3の入力端に接続
されている。ナンド回路G22の出力端は、ナンド
回路G23,24で形成されるRSフリツプフロツプ回
路の、リセツト入力端であるナンド回路G23の一
方の入力端に接続されている。また、RSフリツ
プフロツプ回路のセツト入力端であるナンド回路
G24の他方の入力端は、RSフリツプフロツプ回路
RSF4(第16図参照)の反転出力端からストロ
ボ充電ゲート信号T4の印加を受けるようになつ
ている。そして、RSフリツプフロツプ回路の出
力端であるナンド回路G23の出力端からは、ダイ
レクト測光でストロボ撮影したときに露出オーバ
ーであれば、‘H'レベルのストロボ撮影オーバ
ー信号S9が、ストロボ充電ゲート信号T4が‘H'
レベルの間だけCPU50の入力ポートI14に出力
されるようになつている。また、RSフリツプフ
ロツプ回路の反転出力端であるナンド回路G24の
出力端は、3入力アンド回路G98の第1の入力端
に接続されている。一方、上記ノツト回路G28の
出力端からは、ダイレクト測光時のシヤツター制
御信号S17が第1の選択回路55(第15図参
照)に向けて出力されるようになつており、この
信号S17はナンド回路G27の他方の入力端にも入
力されている。ナンド回路G27の一方の入力端に
は、RSフリツプフロツプ回路RSF6(第16図参
照)の反転出力端からストロボアンダーリミツト
信号T6が印加されるようになつている。そして、
ナンド回路G27の出力端は、ナンド回路G25,G26
で形成されるRSフリツプフロツプ回路の、リセ
ツト入力端であるナンド回路G26の他方の入力端
に接続されている。また、RSフリツプフロツプ
回路のセツト入力端であるナンド回路G25の一方
の入力端には、上記ストロボ充電ゲート信号T4
が印加されるようになつている。RSフリツプフ
ロツプ回路の出力端であるナンド回路G26の出力
端からは、ダイレクト測光でストロボ撮影したと
きに露出がアンダーであれば、‘H'レベルのス
トロボ撮影アンダー信号S10が、ストロボ充電ゲ
ート信号T4が‘H'レベルの間だけ、CPU50の
入力ポートI15に入力されるようになつている。
また、RSフリツプフロツプ回路の反転出力端で
あるナンド回路G25の出力端は、上記アンド回路
G98の第3の入力端に接続されている。アンド回
路G98の第2の入力端には、上記ストロボ充電ゲ
ート信号T4が印加されており、アンド回路G98の
出力端は入力ポートI16に接続されていて、スト
ロノ発光後ストロボ適正の場合にのみ約2秒間の
間‘H'レベルになるストロボ発光適正信号S20を
出力する。なお、上記ストロボ充電ゲート信号
T4は、第18図gに示すように、ストロボ同調
秒時信号T3が‘L'レベルに反転すると同時に‘
H'レベルに転じ、この秒2秒間‘H'レベルとな
る信号である。また、上記ストロボアンダーリミ
ツター信号T6は、第18図hに示すように、ト
リガー信号S1が‘H'レベルに反転してから22ms
経過後に‘H'レベルに転ずる信号である。さら
に、上記クロツクパルスCKは、第18図aに示
すように、32.768KHzで‘H'レベル、‘L'レベル
を繰り返す矩形波信号である。
次に、こように構成されたストロボオーバーア
ンダー判定回路65の動作について簡単に説明す
る。シヤツターのレリーズ直後、積分出力S2が
小さいので、コンパレーターA8の出力は‘L'レ
ベルとなつている。従つて、この時点で、D型フ
リツプフロツプ回路DF1の反転出力端の出力お
よびノツト回路G29の出力は、‘H'レベルとなつ
ている。しかし、ナンド回路G22の第2の入力端
およびナンド回路G27の一方の入力端は、それぞ
れ‘L'レベルとなつており、ナンド回路G22およ
びG27の出力は、‘H'レベルとなつている。ま
た、第18図gから判るように、レリーズ直後ス
トロボ充電ゲート信号T4は‘L'レベルであるの
で、RSフリツプフロツプ回路の出力であるスト
ロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影ア
ンダー信号S10は、それぞれ‘L'レベルにリセツ
トされた状態にある。いま、カメラ10の撮影モ
ードがダイレクト測光撮影モードであつたとす
る。第12図に示すトリガースイツチSW2が開く
と、第8図に示すヘツドアンプ回路51の積分出
力S2の電位が次第に上昇してくる。シヤツター
が全開となり、第15図に示すX接点の役目をす
るストロボトリガー用サイリスターSCR1がオン
すると、ストロボの閃光発光が行われる。積分出
力S2の電位がコンパレーターA8の非反転入力端
の電位よりも高くなると、コンパレーターA8の
出力が‘H'レベルに反転すると同時に、D型フ
リツプフロツプ回路DF1の反転出力端の出力
は、クロツクパルスCKの1パルス分だけ遅れて
‘L'レベルに転ずる。その結果、ナンド回路G22
の出力端には、コンパレーターA7の出力の反転
出力がコンパレーターA8の出力が‘H'レベルに
転じてからクロツクパルスCKの一周期分だけ出
力されることになる。ここで、前述したように、
コンパレーターA7の判定レベルは、コンパレー
ターA8の判定レベルの√2倍に設定されている
ので、ノツト回路G28を通じてシヤツター制御信
号S17となるコンパレーターA8の出力が‘H'レ
ベルに転じてから、クロツクパルスCKの1周期
である100μs以内に露出が0.5Ev以上であれば、コ
ンパレーターA7の出力が‘H'レベルとなり、従
つて、ナンド回路G22の出力が‘L'レベルとなつ
て、RSフリツプフロツプ回路の出力であるスト
ロボ撮影オーバー信号S9が‘H'レベルにセツト
され、後述するように露出オーバーの警告表示が
なされる。
一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレ
ーターA8の出力が‘L'レベルのままであるとき、
即ち、まだ露出レベルがアンダーのとき、ストロ
ボアンダーリミツト信号T6が‘H'レベルに転ず
ることにより、ナンド回路G27の出力が‘L'レベ
ルに反転し、RSフリツプフロツプ回路の出力で
あるストロボ撮影アンダー信号S10は‘H'レベル
に設定され、後述するように露出アンダーの警告
表示が行なわれる。シヤツター制御信号S17が発
生してからシヤツター後幕が撮影画枠内に走行し
てくるまで、約6msの時間がかかるので、露出
アンダーの判定もそれまで遅らせているのであ
る。
なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告
表示は、CPU50における撮影モードの判定に
より、ダイレクト測光によるストロボ撮影時にの
み、これを行なうようにしている。また、露出オ
ーバーおよび露出アンダーの警告表示は、ストロ
ボ発光後2秒間が経過すると、ストロボ充電ゲー
ト信号T4が‘L'レベルに転ずるので、ナンド回
路G23,G24でなるRSフリツプフロツプ回路およ
びナンド回路G25,G26でなるRSフリツプフロツ
プ回路が、それぞれリセツトされ、ストロボ撮影
オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号S10がそれぞれ‘L'レベルに反転することによ
つて停止される。
また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出
アンダーでもなかつた場合には、アンド回路G98
の第1および第3の入力端が‘H'レベルとなつ
ているので、ストロボ充電ゲート信号T4が‘H'
レベルである2秒間の間、アンド回路G98の出力
端からは‘H'レベルのストロボ発光適正信号S20
が出力される。これにより、CPU50のプログ
ラムによつて、ダイレクト測光によるストロボ撮
影時には、露出適正の表示が2秒間の間行なわれ
る。
第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細
な電気回路を示している。この電源ホールド回路
67は、シヤツターレリーズ後、マグネツト駆動
回路56およびストロボ制御回路66に電源を供
給し、露出終了後は、電源を自動的に遮断する回
路である。電源電池E1の正極からは動作電圧供
給ラインL1が、負極からは共通アースラインL0
がそれぞれ引き出されており、アースラインL0
は接地されている。そして、両ラインL1,L0間
には、バツテリーチエツクスイツチSW5、抵抗
R38およびR39の直列回路が接続されている。上
記バツテリーチエツクスイツチSW5は、上記モー
ド切換用操作ノブ21の「CHECK」指標への対
応操作に連動して閉成される自己復帰型のスイツ
チであり、同スイツチSW5と抵抗R38との接続点
は、アンド回路G38(第13図参照)の一方の入
力端に接続されている。また、上記抵抗R38と
R39との接続点は、NPN型トランジスターQ23の
ベースに接続されている。トランジスターQ23の
コレクタは抵抗R40を通じてトランジスターQ34
のベースに接続されており、エミツタは接地され
ている。また、トランジスターQ23のベースは、
NPN型トランジスターQ24のコレクタに接続され
ており、トランジスターQ24のエミツタは接地さ
れ、ベースは抵抗R41を通じて、PNP型トランジ
スターQ25のコレクタに接続されている。トラン
ジスターQ25は、エミツタをラインL1に接続さ
れ、ベースをPNP型トランジスターQ28,Q29,
Q30,Q31,Q32およびQ33のベースにそれぞれ接
続されており、各トランジスターQ25,Q29,
Q30,Q31,Q32およびQ33はエミツタをそれぞれ
ラインL1に接続されていて、トランジスターQ28
とカレントミラー回路を構成している。
また、ラインL1,L0間には、レリーズスイツ
チSW1、コンデンサーC6、抵抗R44およびR43の
直列回路が接続されている。上記レリーズスイツ
チSW1は、上記可動反射ミラー31に連動して開
閉するスイツチで、ミラー31の上昇初期で閉成
し、下降終期で開放するようになつている。この
レリーズスイツチSW1とコンデンサーC6の接続
点は、抵抗R42を通じて接地されている。また、
抵抗R44とR43との接続点は、NPN型トランジス
ターQ26のベースに接続されており、同トランジ
スターQ26のエミツタは接地され、コレクタは
NPN型トランジスターQ27のエミツタに接続され
ている。トランジスターQ27は、ベースが抵抗
R99を通じてトランジスターQ39(第12図参照)
のエミツタに接続されており、コレクタがNPN
型トランジスターQ35のコレクタに接続されてい
る。トランジスターQ35は、コレクタが抵抗R45
を通じて上記トランジスターQ28のコレクタおよ
びベースにも接続されており、エミツタが接地さ
れ、ベースが抵抗R46を通じて、抵抗R48とR47と
の接続点に接続されている。抵抗R48の一端は上
記トランジスターQ29のコレクタに接続され、抵
抗R47の他端は接地されている。また、抵抗R48
とR47との接続点は、NPN型トランジスターQ36
のコレクタにも接続されており、同トランジスタ
ーQ36のエミツタは接地され、ベースは抵抗R59
(第13図参照)を通じて、ナンド回路G33(第1
3図参照)の出力端に接続されている。上記トラ
ンジスターQ30のコレクタは、抵抗R49を通じて、
トランジスターQ46(第12図参照)のベースに
接続されている。また、上記トランジスターQ31
のコレクタは、抵抗R50を通じて接地されている
と共に、ノツト回路G102(第13図参照)の入力
端にも接続されている。さらに、上記トランジス
ターQ32のコレクタは、抵抗R51を通じて接地さ
れていると共に、上記ラツチ回路DF0(第9図参
照)の制御信号入力端に接続されていて、同トラ
ンジスターQ32のコレクタ電圧がレリーズ信号S0
として供給されるようになつている。さらにま
た、上記トランジスターQ33のコレクタは、PNP
型トランジスターQ34のコレクタに接続されてい
ると共に、抵抗R52を通じてNPN型トランジスタ
ーQ37のベースに接続されている。トランジスタ
ーQ37のエミツタは接地されており、コレクタは
マグネツト駆動回路56およびストロボ制御回路
66の一端にそれぞれ接続されている。マグネツ
ト駆動回路56およびストロボ制御回路66の他
端は、ラインL1にそれぞれ接続されている。従
つて、トランジスターQ37は、マグネツト駆動回
路56およびストロボ制御回路66への給電を制
御するスイツチングトランジスターの役目をす
る。また、トランジスターQ37のコレクタは、バ
ツテリーチエツク表示用の発光ダイオードD0(第
13図参照)のカソードおよび抵抗R58(第13
図参照)の一端にもそれぞれ接続されている。上
記トランジスターQ34は、エミツタをラインL1
に、ベースを抵抗R40を通じて、トランジスター
Q23のコレクタに接続されており、バツテリーチ
エツク動作中に強制的にオンされ、マグネツト駆
動回路56およびストロボ制御回路66に電源を
供給した最大消費電流の状態でバツテリーチエツ
クが行われるようにするためのものである。
第12図は、上記トリガータイミング調整回路
52の詳細な電気回路を示している。このトリガ
ータイミング調整回路52は、上記ヘツドアンプ
回路51での測光開始時期を調整するための回路
である。トリガースイツチSW2は、シヤツター先
幕の走行開始に連動して開放し、フイルムの巻上
完了に連動して閉成するスイツチであり、一端に
電源電圧Vccの印加を受けていると共に、他端が
NPN型トランジスターQ39のベースに接続されて
いる。トランジスターQ39は、コレクタをPNP型
トランジスターQ38のコレクタに、エミツタを抵
抗R99(第11図参照)を通じてトランジスター
Q27(第11図参照)のベースに接続されている。
トランジスターQ38は、エミツタに電源電圧Vcc
の印加を受け、ベースがPNP型トランジスター
Q40,Q48のベースにそれぞれ接続されている。
上記トリガースイツチSW2と並列にトリガータイ
ミング遅延用コンデンサーC7が接続されており、
このコンデンサーC7の、トランジスターQ39のベ
ースがわの一端は、PNP型トランジスターQ41の
ベースおよび上記コンデンサーC7とともにトリ
ガー遅延時間を決定する時定数用半固定抵抗RV6
の一端にそれぞれ接続されている。トランジスタ
ーQ41のコレクタは接地され、エミツタはPNP型
トランジスターQ42のベースに接続されている。
トランジスターQ42のエミツタは、上記トランジ
スターQ40のコレクタに接続され、トランジスタ
ーQ40のエミツタには電源電圧Vccが印加されて
いる。また、トランジスターQ42のコレクタは、
NPN型トランジスターQ47のベースに接続されて
いると共に、NPN型トランジスターQ43のコレク
タに接続されている。トランジスターQ43のエミ
ツタは接地されており、ベースはNPN型トラン
ジスターQ44のベースおよびコレクタに接続され
ている。トランジスターQ44のエミツタは接地さ
れており、コレクタはPNP型トランジスターQ49
のコレクタに接続されている。トランジスター
Q49のエミツタは、上記トランジスターQ40のコ
レクタに接続され、ベースはPNP型トランジス
ターQ45のエミツタに接続されている。トランジ
スターQ45のコレクタは接地され、ベースは抵抗
R53を通じて電源電圧Vccの印加を受けていると
共に、抵抗R54を通じてNPN型トランジスター
Q46のコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ46のエミツタは接地され、ベースは抵抗R49
(第11図参照)を通じてトランジスターQ30(第
11図参照)のコレクタに接続されている。ま
た、トランジスターQ46のコレクタは、上記時定
数用半固定抵抗RV6の他端に接続されていると共
に、抵抗R61を通じて上記トランジスターQ48の
コレクタおよびベースに接続されている。トラン
ジスターQ48のエミツタには電源電圧Vccが印加
されており、同トランジスターQ48は、上記トラ
ンジスターQ38およびQ40とそれぞれカレントミ
ラー回路を形成している。また、上記トランジス
ターQ47は、エミツタを接地されており、コレク
タに抵抗R55を通じて電源電圧Vccの印加を受け
ていると共に、このコレクタがナンド回路G32
(第13図参照)の一方の入力端およびノツト回
路G101の入力端にそれぞれ接続されている。上記
トランジスターQ40〜Q49および抵抗R53〜R55,
R61は、差動増幅回路を構成しており、トランジ
スターQ41のベースが非反転入力端、トランジス
ターQ46のベースが反転入力端、トランジスター
Q47のコレクタが出力端となつている。この出力
トランジスターQ47のコレクタが入力端に接続さ
れた上記ノツト回路G101の出力端は、抵抗R15(第
8図参照)を通じてトランジスターQ3(第8図参
照)のベースに接続されていて、同トランジスタ
ーQ3にトリガースイツチSW2の開放後所定の経
過時間で‘H'レベルに反転するトリガー信号S1
を供給する(第18図b参照)。
第13図は、上記バツテリーチエツク回路63
および電源ホールド解除回路64の詳細な電気回
路を示している。まず、電源ホールド解除回路6
4の構成から説明する。電源ホールド解除回路6
4は、上記電源ホールド回路67の電源ホールド
状態を解除するための回路であるが、電源ホール
ドを解除する場合としては、電源電圧Vccが規定
電圧以下であつた場合、シヤツターが閉成されて
所定時間が経過した場合、および長時間露光のと
きこれを強制的に切る場合の3つの態様があるの
で、電源ホールド解除回路64の出力端となるナ
ンド回路G33には、3つの入力端が設けられてい
る。第1の入力端には、ナンド回路G32の出力端
が接続され、ナンド回路G32の一方の入力端は、
トランジスターQ47(第12図参照)のコレクタ
に、他方の入力端はノツト回路G34を介してコン
パレーターA10の出力端に接続されている。電源
電圧Vccが規定レベル以下であつたときには、コ
ンパレーターA10の出力が‘L'レベルとなるの
で、ナンド回路G32の出力は‘L'レベルとなり、
電源ホールドが解除される。ただし、電源電圧
Vccの低下による電源ホールドの解除は、露出中
に電源電圧Vccが低下して電源ホールドが解除さ
れた場合には、露出誤差が大きくなつたり、後幕
保持用マグネツトMG1(第15図参照)の動作が
不安定になつたりするので、露出動作がなされる
以前にのみ行なわれるようにしている。即ち、ト
ランジスターQ47(第12図参照)のコレクタ電
圧(トリガー信号)とノツト回路G34の出力との
論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のた
めの信号としている。また、上記ナンド回路G33
の第2の入力端には、デイレイ回路DL0(第15
図参照)から露出終了信号S13の遅延信号でなる
電源ホールド解除信号S12が印加されるようにな
つている。さらに、ナンド回路G33の第3の入力
端は、RSフリツプフロツプ回路RSF2(第16図
参照)の出力端Qに接続されていて、電源リミツ
ター信号の役目を兼ねるオートリミツター信号
T2の印加を受けるようになつている。そして、
ナンド回路G33の出力端は、抵抗R59を通じてト
ランジスターQ36(第11図参照)のベースに接
続されている。
一方、バツテリーチエツク回路63は、電源電
圧Vccが規定電圧以上あるか否かを検出するため
の回路である。この回路には、一端に電源電圧
Vccが印加された抵抗R56,R57およびR58の直列
回路が設けられており、抵抗R56とR57との接続
点はコンパレーターA10の非反転入力端に、抵抗
R57とR58との接続点はコンパレーターA11の非反
転入力端に、それぞれ接続されている。また、両
コンパレーターA10およびA11の反転入力端には、
基準電圧V1がそれれ印加されている。コンパレ
ーターA10の出力端は、3入力ナンド回路G35の
第2の入力端、3入力ナンド回路G36の第3の入
力端およびノツト回路G34の入力端に、それぞれ
接続されている。また、コンパレーターA11の出
力端は、上記ナンド回路G36の第2の入力端に接
続されている。ナンド回路G35の第1の入力端に
は、第16図に示すタイマー回路68から約10Hz
のパルス信号でなる点滅周期信号T8が印加され
ている。また、ナンド回路G35の第3の入力端お
よびナンド回路G36の第1の入力端には、アンド
回路G38の出力端が接続されており、アンド回路
G38の一方の入力端はバツテリーチエツクスイツ
チSW5(第11図参照)の一端に接続され、他方
の入力端はノツト回路G102を介してトランジスタ
ーQ31(第11図参照)のコレクタに接続されて
いる。上記ナンド回路G35およひG36の出力端は、
ナンド回路G37の一方および他方の入力端にそれ
ぞれ接続されており、ナンド回路G37の出力端は
抵抗R60を通じてバツテリーチエツク表示用発光
ダイオードD0のアノードに接続されている。こ
の発光ダイオードD0は、上記バツテリーチエェ
ツク表示用発光窓23に対応するように配設され
ていて、そのカソードはトランジスターQ37(第
11図参照)のコレクタに接続されている。
次に、上記第11図ないし第13図に示した電
源ホールド回路67、トリガータイミング調整回
路52、電源ホールド解除回路64およびバツテ
リーチエツク回路63の動作について簡単に説明
する。いま、シヤツターレリーズ釦11(第1,
2図参照)が押下されると、これに連動するレリ
ーズスイツチSW1が閉成され、コンデンサーC6
および抵抗R44を通じてトランジスターQ26がオ
ンする。この時点では、トリガースイツチSW2が
閉じているので、トランジスターQ27はオンして
おり、抵抗45を通じてトランジスターQ28がオン
し、トランジスターQ20およびQ35がオンする。
トランジスターQ35は一旦オンとすると、それ以
降はトランジスターQ29のコレクタからベース電
流が供給されるので、電源ホールド状態を維持す
る。そして、トランジスターQ28がオンすると、
トランジスターQ29〜Q33がすべてオンするので、
トランジスターQ37もオンし、マグネツト駆動回
路56およびストロボ制御回路66に電源が供給
される。一方、トリガータイミング調整回路52
にも、トランジスターQ30を通じてトランジスタ
ーQ46にベース電流が供給される。そして、次
に、可動反射ミラー31が上昇を完了し、シヤツ
ター先幕が走行を開始してトリガースイツチSW2
が開放すると、トランジスターQ41のベース電位
が次第に低下し、コンデンサーC7と半固定抵抗
RV6である遅延回路の時定数と、抵抗R53,R54の
比とで決まる遅延時間の後、出力トランジスター
Q47がオンし、ノツト回路G101の出力は‘H'レベ
ルに反転する(第18図b参照)。この‘H'レベ
ルの信号は、トリガー信号S1として抵抗R15(第
8図参照)を通じてトランジスターQ3のベース
に印加され、同トランジスターQ3がオンしトラ
ンジスターQ5,Q1がオフして、ダイレクト測光
による光電流の積分が可能となる。続いて、後幕
保持用マグネツトMG1(第15図参照)が消磁さ
れ、シヤツター後幕が走行を開始してから所定の
遅延時間が経過すると、デイレイ回路DL0(第1
5図参照)から‘L'レベルの電源ホールド解除信
号S12が出力されて、ナンド回路G33の出力は‘
H'レベルとなり、トランジスターQ36がオンし、
トランジスターQ35のベース電流が遮断されて、
電源ホールド状態が解除される。即ち、トランジ
スターQ35がオフすると、トランジスターQ28,
Q33,Q27が順次オフし、マグネツト駆動回路5
6およびストロボ制御回路66への通電が断たれ
る。
また、電源電圧Vccが規定電圧以下のときに
は、コンパレーターA10の出力が‘L'レベルとな
り、ナンド回路G32の一方の入力端は平生は‘H'
レベルなので、ナンド回路G32の出力は‘L'レベ
ルに反転する。このため、トランジスターQ36が
オフされ、前述したのと同様に、電源ホールド状
態が解除される。ところで、この電源電圧Vcc低
下による電源ホールド状態の解除は、露出中に電
源電圧Vccが低下した場合、電源ホールドが断た
れると露出誤差が大きくなつたり、後幕保持用マ
グネツトMG1(第15図参照)の動作が不安定に
なつたりするので、これを防止するために、露出
中には行われないようになつている。即ち、露出
中は、トリガー信号となるトランジスターQ47の
コレクタ電圧が‘L'レベルとなるので、この信号
とコンパレーターA10の出力の反転信号との論理
積の反転出力を電源ホールドを解除するための1
つの信号としてナンド回路G33の第1の入力端に
入力するようにしている。従つて、電源電圧Vcc
の低下による電源ホールドの解除は、トリガース
イツチSW2が開くまでの間に行なつているが、こ
の間に電源ホールドが解除された場合には、機械
的に可動反射ミラー31を上昇途中位置でロツク
するようにしている。
さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗い
ところで撮影し、長時間露出になるような場合、
所定時間が経過すると電線ホールドが強制的に断
たれるようになつている。これは露出時間が数分
にも及ぶような場合には、撮影よりも電源電圧
E1の消耗を防いだ方が親切との配慮からである。
このため、ナンド回路G33の第3の入力端に電源
リミツター信号を兼ねるオートリミツター信号
T2が入力されるようになつており、この信号T2
が、第18図eに示すように、トリガーが開放し
てから所定時間(120s)経過後に‘L'レベルに反
転して、前述と同様にして電源ホールドが断たれ
る。
なお、トランジスターQ30のエミツタからトラ
ンジスターQ27に抵抗R99を通じて信号が供給さ
れるようになつているが、これは、レリーズスイ
ツチSW1が可動反射ミラー31の降下時に開放す
る際、チヤタリングが発生して電源ホールド回路
67が再び電源ホールド状態になることがあるの
で、トリガースイツチSW2の開放時には、トラン
ジスターQ27をオフして、電源ホールド状態とな
るのを防止するためである。
一方、バツテリーチエツクを行なう場合には、
上記撮影モード切換用操作ノブ21(第2図参
照)を「CHECK」指標に対応させる。すると、
バツテリーチエツクスイツチSW5がオンし、ナン
ド回路G38の一方の入力端が‘H'レベルとなる。
いま、電源ホールド回路67が電源ホールド状態
以外の場合、即ち、シヤツターレリーズ動作中以
外の平生時には、ノツト回路G102の出力は‘H'
レベルであるので、ナンド回路G38の出力は‘H'
レベルとなる。まず、第1の場合として、電源電
圧Vccが規定電圧以上ある正常時には、コンパレ
ーターA10およびA11の出力がともに‘H'レベル
となるので、ナンド回路G35の出力端には点滅周
期信号T8が出力され、ナンド回路G36の出力端は
‘L'レベルとなる。従つて、ナンド回路G38の‘
L'レベル出力が優先され、ナンド回路G37の出力
端は‘H'レベルとなつて、バツテリーチエツク
表示用発光ダイオードD0は点灯状態になる。よ
つて、電源電圧Vccが規定電圧以上ある旨の表示
がなされる。次に、第2の場合として、電源電圧
Vccがある規定電圧以上あるが、他の規定電圧よ
り低い場合には、即ち、基準電圧V1に比べて、
抵抗R56とR57との接続点の電域は高いが、抵抗
R57とR58との接続点の電位が低いときには、コ
ンパレーターA10の出力は‘H'レベル、コンパレ
ーターA11の出力は‘L'レベルとなり、ナンド回
路G36の出力が‘H'レベルとなる一方、ナンド回
路G35の出力端には点滅周期信号T8が出力され
る。従つて、こんどはナンド回路G37に点滅周期
信号T8が出力され、発光ダイオードD0は、約10
Hzで点滅を繰り返す状態となる。よつて、電源電
圧Vccが低下してきた旨が表示され、電源電圧E1
の交換を促す。さらに、第3の場合として、電源
電圧Vccが上記他の規定電圧以下に低下して、カ
メラ10の電気回路が作動できないようになつた
場合には、コンパレーターA10およびA11の出力
がともに‘L'レベルとなり、ナンド回路G35,
G36の出力がいずれも‘H'レベルとなつて、ナン
ド回路G37の出力は‘L'レベルとなる。このた
め、発光ダイオードD0は点灯することなく消灯
状態を継続し、電源電圧Vccが規定電圧以下であ
る旨が表示される。
なお、シヤツターレリーズ動作中に撮影モード
切換用操作ノブ21が操作されてバツテリーチエ
ツクスイツチSW5が閉じられた場合には、ノツト
回路G102の出力が‘L'レベルとなるので、ナンド
回路G38の出力が‘L'レベルとなり、従つて、ナ
ンド回路G37の出力が‘L'レベルとなつて、発光
ダイオードD0によるバツテリーチエツク表示は
なされない。また、バツテリーチエツク時には、
トランジスターQ23を通じてトランジスターQ34
を強制的にオンさせて、マグネツト駆動回路56
およびストロボ制御回路66に強制的に通電し、
消費電流が最大の状態でバツテリーチエツクが行
なわれるようにしている。
第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細
な電気回路を示している。このストロボ判定回路
62は、ストロボの電源がオンされているか否
か、充電が完了しているか否かを、ストロボから
の1本の信号線を通じて入力される信号S15の電
流レベルを判定することによつて検出するための
回路である。NPN型トランジスターQ50はダイオ
ード接続されたトランジスターであつて、エミツ
タに電源電圧Vccが印加されていると共に、コレ
クタおよびベースは上記ストロボ取付用シユー2
4またはストロボ接続用コネクター25(第1,
2図参照)の電気接点を通じてストロボ(図示さ
れず)の電気回路に接続されるようになつてい
る。そして、このトランジスターQ50と並列に抵
抗R67とR65との直列回路が接続されており、さ
らに抵抗R67には、PNP型トランジスターQ51が
エミツタを電源がわ、コレクタをストロボがわと
して並列に接続されている。このトランジスター
Q51のコレクタはPNP型トランジスターQ52のベ
ースにも接続されており、ベースはトランジスタ
ーQ52のエミツタおよびPNP型トランジスター
Q77,Q56のベースに、それぞれ接続されている。
上記トランジスターQ52のコレクタは抵抗R68を
通じて接地されており、トランジスターQ77のエ
ミツタには電源電圧Vccが印加され、コレクタは
抵抗R70,R69を直列に介して接地されている。
抵抗R70,R69の接続点は、NPN型トランジスタ
ーQ53のベースに接続されており、同トランジス
ターQ53のエミツタは接地され、コレクタは抵抗
R71,R72を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受
けている。抵抗R71とR72との接続点は、PNP型
トランジスターQ54およびQ55のベースにそれぞ
れ接続されており、トランジスターQ54のエミツ
タには電源電圧Vccが印加され、コレクタは抵抗
R79を通じて接地されている。また、トランジス
ターQ54のコレクタからは、ストロボ電源オン信
号S14を伝達するための信号線が引き出されてお
り、CPU50(第7図参照)の入力ポートI13に
接続されている。上記トランジスターQ55は、エ
ミツタに電源電圧Vccを印加され、コレクタは抵
抗R73を通じて、NPN型トランジスターQ57のベ
ースおよびコレクタ、並びに、NPN型トランジ
スターQ58のベースに、それぞれ接続されてい
る。トランジスターQ57のエミツタは接地されて
おり、トランジスターQ58のコレクタは上記トラ
ンジスターQ56のコレクタに接続され、エミツタ
は抵抗R74を通じて接地されている。トランジス
ターQ56は、エミツタに電源電圧Vccを印加され、
コレクタをさらに抵抗R75を通じて接地されてい
ると共に、抵抗R76を通じてNPN型トランジスタ
ーQ59のベースに接続されている。トランジスタ
ーQ59は、コレクタに抵抗R77を通じて電源電圧
Vccを印加されていると共に、コレクタを接地さ
れている。また、トランジスターQ59は、コレク
タをノツト回路G39の入力端に接続されており、
ノツト回路G39の出力端は、アンド回路G40の一
方の入力端に接続されている。アンド回路G40の
他方の入力端は、ノツト回路G41を介してRSフリ
ツプフロツプ回路RSF4(第16図参照)の反転出
力端に接続されており、ストロボ充電ゲート信
号T4の反転信号を受けるようになつている。そ
して、アンド回路G40の出力端は、抵抗R78を通
じてNPN型トランジスターQ60のベースに接続さ
れており、トランジスターQ60のエミツタは接地
され、コレクタはストロボ充電完了表示用発光ダ
イオードD1のカソードに接続されている。この
発光ダイオードD1は、上記撮影情報表示装置3
9内に組み込まれていて、フアインダー内にスト
ロボの充電完了を“〓”状に発光表示するように
なつている。発光ダイオードD1のアノードは定
電流回路CC3の一端に接続され、定電流回路CC3
の他端は電源電圧Vccが印加されている。
次に、このように構成されたストロボ判定回路
62に動作について簡単に説明する。まず、図示
しないストロボの電源スイツチが投入されると、
ストロボがわに向けて約10μAの電流がストロボ
電源信号S15として流れる。すると、トランジス
ターQ52がオンし、続いて、トランジスターQ51,
Q77,Q53,Q54の各トランジスターが順次オンす
る。従つて、トランジスターQ54のコレクタが‘
H'レベルとなる。また、トランジスターQ55,
Q56,Q58もオンするが、ストロボ電源信号S15が
10μA程度ではトランジスターQ56のベース電流が
小さく、コレクタ電位がトランジスターQ59のベ
ースに電流を充分供給できる程高くないため、ト
ランジスターQ59はオフのままである。よつて、
ノツト回路G39の出力は、‘L'レベルとなり、ア
ンド回路G40の出力も‘L'レベルとなつてトラン
ジスターQ60がオンせず、充電完了表示用発光ダ
イオードD1は点灯しない。次に、ストロボの充
電が完了すると、ストロボがわに向けて約100μA
の電流がストロボ充電信号S15として流れるよう
になる。すると、トランジスターQ56のコレクタ
電位は充分に高くなり、トランジスターQ59に充
分なベース電流が流れてトランジスターQ59がオ
ンする。こるにより、トランジスターQ59のコレ
クタ電位は低下し、ノツト回路G39の出力は‘H'
レベルとなる。上記ストロボ充電ゲート信号T4
は、ストロボが発光してから約2秒間‘H'レベ
ルとなる信号であるので、ストロボ発光後2秒間
はアンド回路G40の出力は‘L'レベルであるが、
これ以外の期間はアンド回路G40の出力は‘H'レ
ベルとなり、トランジスターQ60がオンする。よ
つて、発光ダイオードD1に定電流回路CC3から電
流が流れて同ダイオードD1が発光し、ストロボ
の充電完了が表示される。ストロボ発光後2秒間
の間ストロボの充電完了表示を行なわないように
したのは、上記ストロボ電源信号、ストロボ充電
信号S15と同じ信号線を通じて、ストロボ発光後
ストロボがわから約100μAでオン、オフを繰り返
えす露出適正信号が送られてくるので、この間発
光ダイオードD1の作動を不能にする必要がある
からである。なお、ストロボ撮影適正表示は、後
述するように撮影情報表示装置39の液晶表示板
を点滅駆動することによつて行なう。
第15図は、上記第5図の選択回路55、マグ
ネツト駆動回路56およびストロボ制御回路66
の詳細な電気回路を示している。上記第1の選択
回路55は、撮影モードに応じてマグネツト駆動
回路56を、ダイレクト測光によるシヤツター制
御信号S17で制御すべきか、CPU50から出力さ
れるシヤツター制御信号S16で制御すべきかを選
択するための回路である。ナンド回路G48の第1
の入力端はオートスイツチSW4(第7図参照)の
一端に接続され、CPU50の入力ポートI0へ力
されるのと同じオートモード時にのみ‘H'レベ
ルとなる信号が印加されるようになつている。ま
た、ナンド回路G48の第2の入力端は、ノツト回
路G46を介してナンド回路G3(第7図参照)の出
力端に接続されており、CPU50の入力ポート
I6へ入力されるのと同じメモリーモード時にのみ
‘H'レベルとなる信号の反転信号が印加される
ようになつている。さらに、ナンド回路G48の第
3の入力端は、ノツト回路G47を介してナンド回
路G9(第7図参照)の出力端に接続されており、
CPU50の入力ポートI2に入力されるのと同じ
スポツトモード時のみ‘H'レベルとなる信号の
反転信号が印加されるようになつている。従つ
て、ナンド回路G48は、オートモードであつて、
メモリーモードでもなく、かつスポツトモードで
もないモード、即ち、平均ダイレクトオートモー
ドが選択されたときにのみ全入力が‘H'レベル
となり、その出力が‘L'レベルとなる。ナンド回
路G51の一方の入力端には、ノツト回路G49を介
して上記ナンド回路G48の第1の入力端に印加さ
れる信号の反転信号が入力されるようになつてお
り、他方の入力端は、ノツト回路G50を介してマ
ニユアルスイツチSW3(第7図参照)の一端に接
続されていて、CPU50の入力ポートI1に入力
されるのと同じマニユアル時にのみ‘H'レベル
となる信号の反転信号が入力されるようになつて
いる。従つて、ナンド回路G51の出力は、オート
モードでもなく、かつ、マニユアルモードでもな
い撮影モード、即ち、オフモード時にのみ‘L'レ
ベルとなる。ナンド回路G48の出力端は、ナンド
回路G52の一方の入力端に接続され、ナンド回路
G51の出力端は、ナンド回路G52の他方の入力端
に接続されると共に、ナンド回路62の一方の入
力端およびノツト回路G63を通じてナンド回路
G64の一方の入力端にもそれぞれ接続されてい
る。ナンド回路G52の出力端は、アンド回路G70
の他方の入力端、並びに、ナンド回路G66および
アンド回路G69の一方の入力端にそれぞれ接続さ
れていると共に、ナンド回路G54の一方の入力端
およびノツト回路G53を通じてナンド回路G55の
他方の入力端にそれぞれ接続されている。このナ
ンド回路G52の出力は、ナンド回路G48またはG51
のいずれかの出力が‘L'レベルのとき‘H'レベ
ルとなる。即ち、平均ダイレクトオートモードま
たはオフモードか、それ以外の撮影モードかが判
別され、平均ダイレクトオートモードまたはオフ
モードのときにのみナンド回路G52の出力が‘H'
レベルとなる。従つて、結果的には、オフモード
時には、最長露出時間が規制されるだけで、平均
ダイレクトオートモードと同じ測光方式で撮影が
行なわれることになる。なお、このナンド回路5
2の出力は、バイアス切換信号S4として、オペ
ンアンプA2(第8図参照)に入力され、前述した
ように撮影モードに応じてオペアンプA2のバイ
アス電流を切り換える役目もする。
上記ナンド回路G54の他方の入力端は、ノツト
回路G28(第10図参照)の出力端に接続され、
ダイレクト測光によるシヤツター制御信号S17が
入力されるようになつており、また、上記ナンド
回路G55の一方の入力端は、CPU50(第7図参
照)の出力ポートO9に接続され、メモリー、マ
ニユアル、スポツトの各モード時におけるシヤツ
ター制御信号S16が入力されるようになつてい
る。ナンド回路G54の出力端は、3入力ナンド回
路G57の第2の入力端に接続され、ナンド回路
G55の出力端は、ナンド回路G57の第3の入力端
に接続されている。また、ナンド回路G57の第1
の入力端は、ノツト回路G56を介して、RSフリツ
プフロツプ回路RSF0(第16図参照)の出力端Q
に接続されており、トリガーが開いてから約
500μsの間‘H'レベルを保持する高速リミツター
信号T0(第18図c参照)の反転信号さ入力され
るようになつている。この高速リミツター信号
T0は、シヤツターの最短秒時を決めるための信
号である。即ち、いま、平均ダイレクトオートモ
ードまたはオフモードが選択されているとする
と、ナンド回路G54の出力はダイレクト測光によ
るシヤツター制御信号S17が‘H'レベルの期間の
み‘L'レベルとなる。一方、ナンド回路G55の出
力は、マニユアルモード時等のシヤツター制御信
号S16のレベルによらず‘H'レベルであるので、
ナンド回路G57の出力は、ノツト回路G56の出力
が‘H'レベルであれば、ナンド回路G54の出力に
より規制され、シヤツター制御信号S17が‘H'レ
ベルのときにのみ‘H'レベルとなる。換言すれ
ば、ナンド回路G57の出力端には、ダイレクト測
光によるシヤツター制御信号S17が出力される。
同様にして、メモリーホールド、マニユアルモー
ド、スポツトモード時には、ナンド回路G57の出
力端には、シヤツター制御信号S16が出力され
る。ここで、高速リミツター信号T0は、第18
図cに示すように、トリガーが開いてから約
500μsの間‘H'レベルを保持するので、ナンド回
路G57の出力は、ナンド回路G54,G55の出力の如
何に拘らず、この間‘H'レベルとなり、後幕保
持用マグネツトMG1が消磁されることがない。
つまり、シヤツターの最短秒時が信号T0によつ
て1/2000秒に限定される。
上記アンド回路G70の一方の入力端は、トラン
ジスターQ54(第14図参照)のコレクタに接続
されていて、ストロボ電源オン信号S14が入力さ
れるようになつている。そして、アンド回路G70
の出力端は、ナンド回路G60の一方の入力端およ
びノツト回路G59を通じてナンド回路G58の他方
の入力端に接続されている。ナンド回路G58の一
方の入力端は、上記ナンド回路G57の出力端に接
続されており、ナンド回路G60の他方の入力端
は、RSフリツプフロツプ回路RSF1(第16図参
照)の出力端Qに接続されていて、ストロボ同調
秒時信号T3が入力されるようになつている。こ
のストロボ同調秒時信号T3は、第18図fに示
すように、トリガーが開いてからも16msの間‘
H'レベルを保つ信号である。上記ナンド回路G58
の出力端は、ナンド回路G61の一方の入力端に接
続され、ナンド回路G60の出力端は、ナンド回路
G61の他方の入力端に接続されている。いま、平
均ダイレクトオートモードまたはオフモードであ
つて、ストロボの電源が投入されていないか、ま
たはストロボがカメラ10に装着されていないと
き、ストロボ電源オン信号S14は‘L'レベルであ
り、従つて、ナンド回路G61の出力端には、ナン
ド回路G57の出力信号と同じ信号が出力される。
また、この状態からストロボが装着されて電源が
投入されると、ストロボ電源オン信号S14が‘H'
レベルとなり、ナンド回路G61の出力端には、ス
トロボ同調秒時信号T3が出力されるようになる。
このため、シヤツター秒時は、定速の1/60秒とな
る。なお、平均ダイレクトオートモードまたはオ
フモード以外の撮影モードのときには、アンド回
路G70の出力が‘L'レベルとなり、ストロボ同調
秒時信号T3はシヤツター制御に関与しなくなる。
ところで、ストロボの電源がオンされている限
り、シヤツター秒時をかならずストロボ同調秒時
にしてストロボを発光させるようにしたのは、従
来のカメラではシヤツター秒時が約1/60秒以上の
高速のときにはストロボを発光させない方式を採
用していたが、この方式では撮影者の撮影意図に
反することになるので、これを是正するためであ
る。即ち、従来のカメラでは、被写体が明るい高
速シヤツター秒時の場合には、ストロボを発光さ
せる必要がほとんどないので、ストロボの電源の
消費節約になるとの観点からストロボを発光させ
ないようにしていたが、このようにしたときに
は、撮影者の作画意図と反する場合も生じ不都合
であるので、シヤツター秒時を強制的にストロボ
同調秒時にして、ストロボを発光させるようにし
たものである。
上記ナンド回路G61の出力端は、抵抗R91を通
じて、マグネツト駆動回路56のマグネツト制御
用トランジスターQ66のベースに接続されてい
る。このマグネツト制御用トランジスターQ66
は、NPN型トランジスターで形成されていて、
そのエミツタは接地され、コレクタは後幕保持用
マグネツトMG1のコイルを通じて電源電圧Vccの
印加を受けるようになつている。この電源電圧
Vccの印加が、電源ホールド回路67(第11図
参照)の電源ホールド時にのみ行なわれること
は、前述した通りである。また、ナンド回路G61
の出力端は、CPU50(第7図参照)の入力ポ
ートI12に接続されていて、同回路G61の出力が露
出終了信号S13として入力ポートI12に入力される
ようになつている。さらに、ナンド回路G61の出
力端は、デイレイ回路DL0を通じてナンド回路
G33(第13図参照)の第2の入力端に接続され
ており、同回路G61の出力がデイレイ回路DL0で
所定時間遅延されて、電源ホールド解除信号S12
としてナンド回路G33に入力されるようになつて
いる。上記デイレイ回路DL0を設けたのは、シヤ
ツター駆動回路56およびストロボ制御回路66
は、電源ホールド回路67(第11図参照)を通
じて電源が供給されているものであり、もし、ナ
ンド回路G61から出力される露出終了信号S13で
直接電源ホールド回路67を解除させるようにす
ると、ストロボ制御回路66が正常に作動し得な
いおそれが生ずるので、これを防止するためであ
る。
前述したように、ナンド回路G51の出力端は、
ナンド回路G62の一方の入力端およびノツト回路
G63を通じてナンド回路G64の一方の入力端にも
接続されている。上記ナンド回路G62の他方の入
力端は、RSフリツプフロツプ回路RSF2(第16
図参照)の出力端Qに接続されていて、同回路
RSF2よりオートリミツター信号T2が入力される
ようになつている。このオートリミツター信号
T2は、第18図eに示すように、トリガー開放
後も120sの間‘H'レベルを保持する信号であつ
て、オートモードでの最長露出秒時を規制する信
号である。また、上記ナンド回路G64の他方の入
力端は、RSフリツプフロツプ回路RSF3(第16
図参照)の出力端Qに接続されていて、同回路
RSF3よりオフリミツター信号T1が入力されるよ
うになつている。このオフリミツター信号T1は、
第18図dに示すように、トリガー開放後、24m
sの間‘H'レベルを保持する信号で、オフモー
ドでのシヤツター秒時を決定する信号である。ナ
ンド回路G62の出力端は、アンド回路G65の一方
の入力端に接続され、ナンド回路G64の出力端
は、アンド回路G65の他方の入力端に接続されて
いる。そして、アンド回路G65の出力端は、抵抗
R80を通じてNPN型トランジスターQ63のベース
に接続されており、トランジスターQ63のエミツ
タは接地され、コレクタは上記トランジスター
Q66のベースに接続されている。いま、ナンド回
路G51の出力が‘L'レベルのとき、即ちオフモー
ドのとき、ノツト回路G63の出力が‘H'レベルと
なり、アンド回路G65の出力端にはオフリミツタ
ー信号T1の反転信号が出力される。従つて、ト
リガー開放後、24ms経過するとトランジスター
Q63がオンし、ナンド回路G61の出力の如何にか
かわらず、トランジスターQ66がオフし、マグネ
ツトMG1が消磁されてシヤツターが閉成する。
また、オフモード以外のときは、アンド回路G65
の出力端にはオートリミツター信号T2の反転信
号が出力される。従つて、トリガー開放後、約2
分間が経過すると、トランジスターQ63がオン
し、同様にしてシヤツターが強制的に閉成され
る。
次に、ストロボ制御回路66について述べる。
PNP型トランジスターQ64は、ベースを抵抗R85
を通じて、RSフリツプフロツプ回路RSF1(第1
6図参照)の出力端Qに接続されており、ストロ
ボ同調秒時信号T3の印加を受けるようになつて
いる。そして、このトランジスターQ64のコレク
タは、接地され、エミツタは、抵抗R86を通じて
PNP型トランジスターQ65のベースに接続されて
いる。トランジスターQ65のベースは、抵抗R87
を通じて同トランジスターQ65のエミツタに接続
されており、このエミツタには電源電圧Vccが印
加されている。また、トランジスターQ65のコレ
クタは、抵抗R88,R89の直列回路を通じて接地
されていて、両抵抗R88,R89の接続点は、コン
デンサーC8を介してストロボトリガー用サイリ
スターSCR1のゲートに接続されている。サイリ
スターSCR1のゲートは、抵抗R90を通じて接地さ
れており、カソードは直接接地されている。ま
た、サイリスターSCR1のアノードは、上記スト
ロボ取付用シユー24(第2図参照)または接続
用コネクター25(第1図参照)の電気接点を通
じてストロボの電気回路に接続されるようになつ
ており、サイリスターSCR1の点弧時には、スト
ロボ発光信号S19をストロボに伝達するようにな
つている。いま、カメラ10にストロボを装着し
て充電完了後、シヤツターレリーズ釦11(第
1,2図参照)を押下したとする。すると、シヤ
ツター先幕が走行してトリガー開放後、約16ms
が経過すると、ストロボ同調秒時信号T3が‘L'
レベルとなるので、トランジスターQ64がオン
し、トランジスターQ65がオンして、サイリスタ
ーSCR1のゲートにはコンデンサーC8を通じてパ
ルス電圧が印加され、同サイリスターSCR1はオ
ンする。すると、サイリスターSCR1を通じてス
トロボからトリガ電流がストロボ発光信号S19と
て流れ、ストロボが発光する。
他方、ナンド回路G68の一方の入力端は、トラ
ンジスターQ54(第14図参照)のコレクタに接
続されて、ストロボ電源オン信号S14を入力され
るようになつており、また、他方の入力端は、ノ
ツト回路G28(第10図参照)の出力端に接続さ
れていて、ダイレクト測光によるシヤツター制御
信号S17を入力されるようになつている。そし
て、ナンド回路G68の出力端は、アンド回路G69
の他方の入力端およびノツト回路G67を介してナ
ンド回路G66の他方の入力端にそれぞれ接続され
ている。ナンド回路G66およびアンド回路G69の
一方の入力端は、ナンド回路G52の出力端にそれ
ぞれ接続されている。ナンド回路G66の出力端
は、抵抗R81を通じてPNP型トランジスターQ61
のベースに接続され、アンド回路G69の出力端
は、抵抗R82を通じてNPN型トランジスターQ62
のベースに接続されている。トランジスターQ61
のエミツタには電源電圧Vccが印加されており、
コレクタは抵抗R83,R84の直列回路を通じてト
ランジスターQ62のコレクタに接続されている。
トランジスターQ62のエミツタは接地されてい
る。そして、上記抵抗R83,R84の接続点は、上
記ストロボ取付用シユー24(第2図参照)また
は接続用コネクター25(第1図参照)の電気接
点を通じてストロボの電気回路に接続されるよう
になつており、ストロボにストロボ調光信号S18
を伝達するようになつている。いま、平均ダイレ
クトオートモードまたはオフモードのとき、ナン
ド回路G52の出力は‘H'レベルとなつているの
で、ナンド回路G66およびアンド回路G69のゲー
トが開き、アンド回路G69の出力端には、ナンド
回路G68の出力信号が、ナンド回路G66の出力端
には、ナンド回路G68の出力の反転信号が、それ
ぞれ出力される。カメラ10にストロボを装着し
てダイレクト測光によるストロボ撮影を行なうと
き、ストロボ電源オン信号S14は‘H'レベルであ
るので、ナンド回路G68の出力端には、ダイレク
ト測光時のシヤツター制御信号S17の反転信号が
出力される。いま、この状態からシヤツターレリ
ーズ釦11(第1,2図参照)を押下し、シヤツ
ター先幕が走行して露出が開始されたとする。露
出レベルが適正に達しない間は、シヤツター制御
信号S17は‘H'レベルであり、従つて、ナンド回
路G66の出力は‘L'レベル、アンド回路G69の出
力も‘L'レベルとなる。従つて、トランジスター
Q61がオン、トランジスターQ62がオフして、抵
抗R83とR84の接続点は、抵抗R83を通じて電線が
わに電気的に接続され、ストロボ調光信号S18は
‘H'レベルとなる。ストロボが発光して、露出
光量が適正レベルに達すると、シヤツター制御信
号S17が‘L'レネルに反転し、こんどは、トラン
ジスターQ61がオフ、トランジスターQ62がオン
して、ストロボ調光信号S18は‘L'となる。これ
により、図示しないストロボの調光回路が作動
し、ストロボの発光が停止される。なお、カメラ
10が平均ダイレクトオートモードでもなく、オ
フモードでもないときには、ナンド回路G52の出
力は‘L'レベルとなるので、ナンド回路G66の出
力は‘H'レベル、アンド回路G69の出力は‘L'レ
ベルとなり、トランジスターQ61およびQ62がい
ずれもオフとなり、ストロボ調光信号S18は、ス
トロボがわの調光回路に何らの影響も及ぼすこと
がなくなる。
第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電
気回路を示している。このタイマー回路68は、
本発明のカメラ10を制御するための各種タイマ
ー信号を創り出す回路であつて、32.768KHzの基
本周波数のクロツクパルCK(第18図a参照)を
もとに、継続接続された27個のT型フリツプフロ
ツプ回路TF0〜TF26と、このT型フリツプフロ
ツプ回路TF0〜TF26の出力を選択ないし組合せ
て、所望のタイマー信号を創り出す選択回路と、
タイマー回路68の初期設定のためのリセツト路
とから構成されている。上記継続接続されたT型
フリツプフロツプ回路TF0〜TF26は、2進カウ
ンターを形成しており、各T型フリツプフロツプ
回路TF0〜TF26の出力端Q0〜Q26には、2-(n+1)×
32.768KHz(ただし、nは0≦n≦26の任意の整
数で、回路TFnの添字に対応する。)のパルス信
号が出力される。一方、D型フリツプフロツプ回
路DF2のデーター入力端Dは、ナンド回路G3(第
7図参照)の出力端に接続されていて、CPU5
0の入力ポートI6に入力される信号と同じメモリ
ーモード検出信号を入力されている。また、この
D型フリツプフロツプDE2のクロツク入力端CK
には、基本周波数32.768KHzのクロツクパルス
CKが入力されている。D型フリツプフロツプ回
路DF2の反転出力端は、ナンド回路G79の一方
の入力端に接続されており、ナンド回路G79の他
方の入力端には、上記入力ポートI6に入力される
メモリーモード検出信号が入力されている。上記
D型フリツプフロツプ回路DF2とナンド回路G79
とは、周知の同期微分回路を形成していて、フリ
ツプフロツプ回路DF2のデーター入力端が‘H'
レベルになつた瞬間から、クロツクパルスCKに
同期した負のパルスをナンド回路G79の出力端に
発生する。また、D型フリツプフロツプ回路DF3
のデーター入力端Dは、トランジスターQ32(第
11図参照)のコレクタに接続されていて、レリ
ーズ信号S0を入力されるようになつており、ク
ロツク入力端CKにはクロツクパルスCKが印加さ
れている。このフリツプフロツプ回路DF3の反転
出力端は、ナンド回路G80の一方の入力端に接
続され、ナンド回路G80の他方の入力端にはレリ
ーズ信号S0が印加されて、フリツプフロツプ回
路DF3とナンド回路G80は、上記回路DF2,G79と
同様に、同期微分回路を形成している。さらに、
D型フリツプフロツプ回路DF4のデーター入力端
Dは、ノツト回路G90を介してノツト回路G101の
出力端に接続されていて、トリガー信号S1の反
転信号が入力されるようになつており、クロツク
入力端CKにはクロツクパルスCKが印加されてい
る。ごのフリツプフロツプ回路DF4の反転入力端
Qは、ナンド回路G81の一方の入力端に接続さ
れ、ナンド回路G81の他方の入力端には、上記ト
リガー信号S1の反転信号が印加されるようにな
つていて、フリツプフロツプ回路DF4とナンド回
路G81は、上記回路DF2,G79と同様に、同期微分
回路を形成している。上記3つの同期微分回路
は、タイマー回路68をリセツトするための回路
であつて、メモリーモードが選択されたとき、シ
ヤツターがレリーズされたとき(実際には電源ホ
ールド回路67に通電が行なわれたとき)、露出
が開始されたとき(トリガー信号が‘L'レベルと
なつたとき)の各場合に、リセツトパルスを発生
する。タイマー回路68は、どの時点からタイマ
ーの作動を開始するかの基準時点を指示してやる
必要があるが、上記リセツトパルスによつてタイ
マー回路68をリセツトすることによりこれを行
なうためである。リセツトパルスが出力されるナ
ンド回路G79,G80およびG81の出力端は、3入力
アンド回路G82の各入力端に接続されており、ア
ンド回路G82の出力端は、ノツト回路G91を通じ
てT型フリツプフロツプ回路TF0〜TF26の各リ
セツト入力端に接続されている。また、アンド回
路G82の出力端は、選択回路を形成するRSフリツ
プフロツプ回路RSF0〜RSF3,RSF6,RSF7の各
リセツト入力端Rに、それぞれ接続されており、
オア回路G84の一方の入力端にも接続されてい
る。
上記RSフリツプフロツプ回路RSF0のセツト入
力端には、T型フリツプフロツプ回路TF3の反転
出力端3が接続されていて、出力端Qからは、
第18図cに示すように、トリガー信号S1が‘
H'レベルに反転してからも0.5msの間‘H'レベ
ルを保持し、しかる後に‘L'レベルに反転する高
速リミツター信号T0が出力されるようになつて
いる。また、RSフリツプフロツプ回路RSF3のセ
ツト入力端Sには、ナンド回路G83の出力端が接
続されていて、ナンド回路G83の一方の入力端に
はT型フリツプフロツプ回路TF8の出力端Q3が
接続され、他方の入力端にはT型フリツプフロツ
プ回路TF7の出力端Q7が接続されている。この
ため、RSフリツプフロプ回路RSF3の出力端Qに
は、第18図dに示すえように、トリガー信号
S1が‘H'レベルに反転してからも24msの間‘
H'レベルを維持し、しかるのちに‘L'レベルに
反転するオフリミツター信号T1が出力されるよ
うになつている。さらに、RSフリツプフロツプ
回路RSF2のセツト入力端Sには、T型フリツプ
フロツプ回路TF21の反転出力端21が接続されて
いて、出力端Qには、第18図eに示すように、
トリガー信号S1が‘H'レベルに反転してからも
120sの間‘H'レベルを維持し、しかる後に‘L'
レベルに反転するオートリミツター信号T2が出
力されるようになつている。さらにまた、BSフ
リツプフロツプ回路RSF1のセツト入力端Sには、
T型フリツプフロツプ回路TF8の反転出力端8
が接続されていて、出力端Qには、第18図fに
示すように、トリガー信号S1が‘H'レベルに反
転してからも16msの間‘H'レベルを維持し、
しかる後に‘L'レベルに反転するストロボ同調秒
時信号T3が出力されるようになつている。そし
て、このRSフリツプフロツプ回路RSF1の反転出
力端は、D型フリツプフロツプ回路DF5のデー
ター入力端Dに接続されると共に、ナンド回路
G89の一方の入力端にも接続されている。D型フ
リツプフロツプ回路DF5のクロツク入力端CKに
は、クロツクパルスCKが印加されており、同回
路DF5の反転出力端は、ナンド回路G89の他方
の入力端に接続されている。ナンド回路G89の出
力端は、RSフリツプフロツプ回路RSF4のセツト
入力端Sに接続されており、RSフリツプフロツ
プ回路RSF4のリセツト入力端Rは、上記オア回
路G84の出力端に接続されている。オア回路G84
の他方の入力端は、T型フリツフフロツプ回路
TF15の反転出力端15に接続されている。従つ
て、RSフリツプフロツプ回路RSF4の反転出力端
Qからは、第18図gに示すように、ストロボ同
調秒時信号T3が‘L'レベルに反転すると同時に
‘H'レベルに転じ、この後約2秒間が経過する
と‘L'レベルに復帰するストロボ充電ゲート信号
T4が出力されるようになつている。また、RSフ
リツプフロツプ回路RSF6のセツト入力端には、
3入力ナンド回路G85の出力端が接続されてお
り、ナンド回路G85の各入力端には、T型フリツ
プフロツプ回路TF8,TF6およびTF5の各出力端
Q8,Q6およびQ5がそれぞれ接続されている。従
つて、RSフリツプフロツプ回路RSF6の反転出力
端には、第18図hに示すように、トリガー信
号S1が‘H'レベルに反転してから22ms経過後
に‘H'レベルに反転するストロボアンダーリミ
ツター信号T6が出力されるようになつている。
さらにまた、RSフリツプフロツプ回路RSF7のセ
ツト入力端Sには、T型フリツプフロツプ回路
TF26の反転出力端26が接続されており、よつ
て出力端Qには、第18図iに示すように、トリ
ガー信号S1が‘H'レベルに反転してから約70分
で‘L'レベルに反転するメモリーリミツター信号
T7が出力されるようになつている。なお、T型
フリツプフロツプ回路TF11の出力端Q11からは、
約10Hzに近い上記点滅周期信号T8が出力される
ようになつている。
第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な
電気回路を示している。このD−A変換回路58
は、第2の比較回路59を形成するコンパレータ
ーA12(第7図参照)と共に逐次比較型のA−D
変換回路を構成し、輝度値信号S6またはフイル
ム感度値SVと絞り値AVとのアナログ演算値
(SV−AV)をデジタル信号に変換して、CPU5
0に入力させる役目をする。このD−A変換回路
58は、公知の8ビツトラダー型D−A変換回路
であり、16個のアナログスイツチAS0〜AS7,
AS10〜AS17と、8個のノツト回路G150〜G157と、
16個の抵抗R149〜R157,R160〜R166と、オペアン
プA21とで構成されている。上記アナログスイツ
チAS0〜AS7,AS10〜AS17のうちの半数のアナ
ログスイツチA0〜AS7の入力端には、基準電圧
Vr1がそれぞれ印加されており、残りの半数のア
ナログスイツチAS10〜AS17の入力端には、上記
基準電圧Vr1より高い基準電圧Vr2がそれぞれ印
加されている。また、アナログスイツチAS0〜
AS7の一方の制御入力端およびアナログスイツチ
AS10〜AS17の他方の制御入力端には、CPU50
の出力ポートO6より各ビツト信号b0〜b7がそれ
ぞれ印加されており、アナログスイツチAS0〜
AS7の他方の制御入力端およびアナログスイツチ
AS10〜AS17の一方の制御入力端には、ノツト回
路G150〜G157を通じて上記各ビツト信号b0〜b7の
反転信号がそれぞれ印加されるようになつてい
る。さらに、アナログスイツチAS0〜AS7の出力
端と、アナログスイツチAS10〜AS17の出力端と
は、それぞれ一対ずつ接続されて、抵抗R150〜
R157の一端にそれぞれ接続されている。抵抗R150
〜R157の他端は、直列に接続された抵抗R169,
R160〜R166の各接続点に接続されている。即ち、
抵抗R15の他端は抵抗R149とR160との接続点に、
抵抗R151の他端は抵抗R160とR161との接続点に、
抵抗R152の他端は抵抗R161とR162との接続点に、
抵抗R153の他端は抵抗R162とR163との接続点に、
抵抗R154の他端は抵抗R163とR164との接続点に、
抵抗R155の他端は抵抗R164とR165との接続点に、
抵抗R156の他端は抵抗R165とR166との接続点に、
抵抗R157の他端は抵抗R166とオペアンプA21の非
反転入力端との接続点に接続されている。抵抗
R149の一端には上記基準電圧Vr1が印加されてお
り、各抵抗R149〜R157の抵抗値は、各抵抗R160〜
R166の抵抗値の2倍となるように設定されてい
る。上記オペアンプA2は、反転入力端が出力端
に接続されていてボルテージホロア回路を形成し
ており、その出力端はコンパレーターA12(第7
図参照)の反転入力端に接続されている。
このように構成されたD−A変換回路58の出
力端となるオペアンプA21の出力端には、CPU5
0から出力される各ビツト信号の採る値によつ
て、 VDA=Vr1+Vr2−Vr1/2(b720+b62-1+b52-2+b42-3
+b32-4+b22-5+b12-6+b02-7) なる出力電圧VDAが得られる。なお、このD−A
変換回路58は、既に公知のものであり、かつ、
本発明の主旨とも関係しないので、その詳しい動
作の説明を茲に省略する。また、このD−A変換
回路58とコンパレーターA12との組合せでなる
逐次比較型のA−D変換回路の動作については、
後のフローチヤートの説明のところで詳しく述べ
る。
第19図AおよにBは、上記撮影情報表示装置
39を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ
示しており、第19図Aは表示用のセグメント電
極のパターンを、第19図Bは上記セグメント電
極に液晶層を介して対向される背面電極のパター
ンを、それぞれ示している。こ撮影情報表示装置
39においては、後に詳述するように、1/3デユ
ーテイ・1/3バイアスの駆動方法を採用しており、
上記背面電極は、第1ないし第3の背面電極RE1
〜RE3に分割されている。また、この第1ないし
第3の背面電極RE1〜RE3に対応するセグメント
電極は、最大3つを1組として1本の信号ライン
で接続されていて、第20図に示すように、同一
の信号ラインで接続された各セグメント電極はそ
れぞれ異なる背面電極RE1〜RE3にのみ対応する
ようになつている。従つて、セグメント電極は、
第1の背面電極RE1に対応する第1のセグメント
電極群と、第2の背面電極RE2に対応する第2の
セグメント電極群と、第3の背面電極RE3に対応
する第3のセグメント電極群とに区別することが
できる。第1のセグメント電極群に含まれるセグ
メント電極としては、最上位に横方向に直線状に
順次列設された横長の長方形状のポイント表示用
セグメント電極(“OVER”電極、“LONG”電
極の上位に形成されたものを含む)、および補正
表示用の“±”電極がある。また、第2のセグメ
ント電極群に含まれるセグメント電極としては、
中程に横方向に直線状に順次列設された横長の長
方形状のバー表示用セグメント電極、“OVER”
電極、“LONG”電極、“MEMO”電極、および
“SPOT”電極がある。さらに、第3のセグメン
ト電極群としては、“1”〜”2000”のシヤツタ
ー秒時電極、このシヤツター秒時電極の下位に円
形および三角形状に形成された定点合致指標電
極、この定点合致指数電極の左右の対応する位置
に設けられたストロボ撮影時の露出オーバー、露
出アンダー表示用の“−”および“+”電極、並
びに“MANUAL”、“AUTO”、”HIGH”、
“SHDW”の各モード表示用電極がある。1ない
し3個のセグメント電極を接続する信号ラインは
全部で39本設けられていて、各信号ラインは後述
するレベル変換回路(第23図参照)の出力端で
あるMOS型電界効果トランジスターQ106,Q107
の接続点に接続され、セグメント駆動信号J0〜
J38が印加されるようになつている。一方、第
1ないし第3の背面電極RE1〜RE3は、後述する
コモン信号出力回路(第24図参照)の出力端で
あるMOS型電界効果トランジスターQ100,Q101,
Q102,Q103およびQ104,Q105の接続点にそれぞれ
接続されており、コモン信号H0〜H2を印加さ
れている。なお、“〓”には、信号ラインが接続
されていないが、このマークは液晶表示されるも
のではなく、上記ストロボの充電完了表示用発光
ダイオードD1(第14図参照)によつて表示され
るものであるので、液晶表示用の信号ラインの接
続は必要ない。また、上記セグメント電極、信号
ラインおよび背面電極RE1〜RE3は、透明電極で
創られていて、撮影情報表示装置39は光透過形
に形成されている。さらに、以下、上記セグメン
ト電極ないしはセグメント電極に対応して発色さ
れる液晶の表示領域を、単にセグメントというこ
とにする。
第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電
気回路図を示している。この液晶駆動回路61
は、上記撮影情報表示装置39を形成する液晶表
示板を発色駆動する回路である。JKフリツプフ
ロプ回路JKF0とJKF1とは、回路JKF0の出力端
Qが回路JKF1の入力端Jに、回路JKF1の反転出
力端が回路JKF0の入力端Jにそれぞれ接続さ
れ、入力端Kに電源電圧Vccがそれぞれ印加され
ると共に、クロツク入力端Tにクロツクパルス
CKがそれぞれ印加されて、公知の同期式の3進
カウンターを構成しており、各回路JKF0,JKF1
の出力A0,A1は、それぞれ第25b,cに示す
ようになる。また、JKフリツプフロツプ回路
JKF2は、入力端Jを上記JKフリツプフロツプ回
路JKF1の出力端Qに接続され、入力端Kをノツ
ト回路G199を介して上記回路JKF1の出力端Qに
接続それており、クロツク入力端Tにクロツクパ
ルスCKの印加を受けて、D型フリツプフロツプ
回路を形成している。このD型フリツプフロツプ
回路は、JKフリツプフロツプ回路JLKF1の出力
A1を、クロツクパルスCKの1周期分だけ遅らせ
る回路で、その出力A2は第25図dに示すよう
になる。さらに、JKフリツプフロツプ回路JKF3
は、入力端JおよびKに電源電圧Vccがそれぞれ
印加され、クロツク入力端TがJKフリツプフロ
ツプ回路JKF2の出力端Qに接続されて、2進カ
ウンターを形成しており、その出力A3は、第2
5図eに示すように、回路JKF2の出力A2を1/2
に分周したものとなる。
表示用RAM(DRAM)85は、CPU50によ
りアドレスバスおよびデーターバスを通じて直接
アクセスされるメモリーであつて、DRAM85
の各メモリーエリアと、撮影情報表示装置39の
表示用セグメントとは一対一に対応している。撮
影情報表示装置39は、102個の表示用セグメン
トを有して構成それているので、DRAM85に
は、102個のメモリーエリアSEG0〜SEG101が確
保されていてこれらメモリーエリアSEG0〜
TSEG101の内容が102個の出力端より信号合成回
路100に出力されるようになつている。
上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置
39を1/3デユーテイ・1/3バイアスで駆動するた
めに、DRAM85の出力端から出力される102個
の信号を時分割により39本のラインに出力信号
K0〜K38として出力するための回路である。1/3
デユーテイ・1/3バイアスの駆動方法を採用する
ことにより、撮影情報表示装置39と液晶駆動回
路61との間の接続ライン数を少なくしている。
この信号合成回路100は、その一部を第22図
に示すように、原則的には、4つのナンド回路と
1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位と
し、これらが複数個設けられて構成されている。
例えば、ナンド回路G200の一方の入力端には、上
記JKフリツプフロツプ回路JKF2の出力A2が印
加されており、他方の入力端はDRAM85から
メモリーエリアSEG0の内容に対応する信号を印
加されている。また、ナンド回路G201の一方の入
力端には、上記JKフリツプフロツプ回路JKF1の
出力A1が印加されており、他方の入力端は
DRAM85からメモリーエリアSEG1の内容に対
応する信号を印加されている。更に、ナンド回路
G202の一方の入力端には、上記JKフリツプフロ
ツプ回路JKF0の出力A0が印加されており、他方
の入力端はDRAM85からメモリーエリアSEG2
の内容に対応する信号を印加されている。各ナン
ド回路G200,G201,G202の出力端は、3入力ナン
ド回路G209の各入力端にそれぞれ接続されてお
り、ナンド回路G209の出力端は、エクスクルーシ
ヴオア回路G212の一方の入力端に接続されてい
る。エクスクルーシヴオア回路G212の他方の入力
端には、JKフリツプフロツプ回路JKF3の出力
A3が印加されていて、エクスクルーシヴオア回
路G212の出力端からは信号K0が出力されるよう
になつている。この信号K0は、例えば第25図
iに示すように、DRAM85の出力端から出力
される信号を、1/3に時分割する信号となつてい
る。同様にして、ナンド回路G203〜G205、3入力
ナンド回路G210およにエクスクルーシヴオア回路
G213により、DRAM85のメモリーエリアSEG3
〜SEG5の内容に対応する信号が、1/3に時分割さ
れて信号K1として出力され、ナンド回路G206〜
G208、3入力ナンド回路G211およびエクスクルー
シヴオア回路G214により、DRAM85のメモリ
ーエリアSEG6〜SEG8の内容に対応する信号が、
1/3に時分割されて信号K2として出力される。こ
のようにして、DRAM85と102個のメモリーエ
リアSEG0〜SEG101の内容に対応する信号は、全
部で39個の信号K0〜K38として出力される。そ
して、信号K0〜K38は、第23図に示すレベル
変換回路を通じて、それぞれセグメント駆動信号
J0〜J38として変換され、撮影情報表示装置
39の表示用セグメントに印加されるようになつ
ている。第25図jには、セグメント駆動信号の
一例として、信号J0の波形が示されている。上
記レベル変換回路は、ノツト回路G225、Pチヤン
ネルMOS型電界効果トランジスターQ106および
nチヤンネルMOS型電界効果トランジスター
Q107で構成されている。ノツト回路G225の入力端
には、上記信号Kn(n=0〜38)が印加されてお
り、ノツト回路G225の出力端は、トランジスター
Q106,Q107のゲートにそれぞれ接続されている。
トランジスターQ106のソースは定電圧V0が印加
され、トランジスターQ107のソースは−V0の定
電位となつている。また、トランジスターQ106と
Q107とドレインは互いに接続され、この接続点よ
り上記セグメント駆動信号Jn(n=0〜38)が採
り出されるようになつている。このようなレネル
変換回路がセグメント駆動信号J0〜J38の数
だけ、即ち39個設けられていることは云うまでも
ない。
第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコ
モン信号出力回路を示している。このコモン信号
出力回路は、ノツト回路G215,G222〜G224と、ナ
ンド回路G216〜G221と、PチヤンネルMOS型電
界効果トランジスターQ100,G102,Q104と、nチ
ヤンネルMOS型電界効果トランジスターQ101,
Q103,Q105と、抵抗R200〜R202とで構成されてい
る。ナンド回路G216の一方の入力端には、JKフ
リツプフロツプ回路JKF3の出力A3が印加されて
おり、他方の入力端には、JKフリツプフロツプ
回路JKF0の出力A0が印加されている。そして、
ナンド回路G216の出力端は、PチヤンネルMOS
型電界効果トランジスターQ100のゲートに接続さ
れている。また、ナンド回路G217の一方の入力端
には、ノツト回路G215を通じて上記出力A3の反
転信号が印加されており、他方の入力端には、上
記出力A0が印加されている。そして、ナンド回
路G217の出力端は、ノツト回路G222を通じてnチ
ヤンネルMOS型電界効果トランジスターQ101の
ゲートに接続されている。上記トランジスター
Q100のソースには定電圧+2V0が印加されてお
り、トランジスターQ101のソースは−2V0の定電
位となつている。そして、トランジスターQ100,
Q101のドレインは互いに接続されていて、この接
続点は、抵抗R200を通じて接地されている。第1
のコモン信号H0は、トランジスターQ100,Q101
のドレインの接続点から採り出されるようになつ
ている。また、まつたく同様にして、第2のコモ
ン信号H1を出力する回路が、ナンド回路G218,
G219、ノツト回路GP223、トランジスターQ102,
Q103および抵抗R201で構成され、第3のコモン信
号H2を出力する回路が、ナンド回路G220,
G221、ノツト回路G224、トランジスターQ104,
Q105および抵抗R202で構成されている。上記第1
ないし第3のコモン信号H0〜H2の波形は、第
25図fないしhのようになる。
次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図a
〜mのタイムチヤートを参照しながら説明する。
一例として、セグメントSEG0,SEG1,SEG2(以
下、DRAM85のメモリーエリアSEG0〜SEG101
に対応する表示用セグメントを、メモリーエリア
の符号と同一の符号を付して示す。)の動作に着
目して、セグメントSEG0,SEG2が発色、セグメ
ントンSEG1が発色しない状態の動作について説
明する。いま、セグメントSEG0,SEG2は発色す
るので、DRAM85の対応するメモリーエリア
の内容は‘1'である。一方、セグメントSEG1に
対応するメモリーエリアの内容は‘0'である。出
力A2、A1、A0は、メモリーエリアSEG0,
SEG1,SEG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G209の出力端に出力させるためのゲート信号
の役目をする(第25図b,c,d参照)。ナン
ド回路G209の出力は、出力A3(第25図e参照)
とエクスクルーシヴオアされて回路G212の出力端
より信号K0として出力される(第25図i参
照)。信号K0は、コモン信号H00H2(第25
図f,g,h参照)のいずれかが‘H'レベルの
区間は、ナンド回路G209の出力が‘H'レベルで
あれば‘L'レベルとなり、ナンド回路G209の出力
が‘L'レベルであれば‘H‘レベルとなる。ま
た、信号K0は、コモン信号H0〜H2のいずれ
かが‘L'レベルの区間は、ナンド回路G209の出力
が‘H'レベルであれば‘H'レベルとなり、ナン
ド回路G209の出力が‘L'レベルであれば‘L'レベ
ルとなる。これによりナンド回路G209の出力が‘
H'レベルならは、後で述べるセグメント駆動信
号J0とコモン信号H0〜H2との電位差が3V0
となることにより、セグメントに対応する液晶が
発色する。また、ナンド回路G209の出力が‘L'レ
ベルならば、セグメント駆動信号J0とコモン信
号H0〜H2との電位差がV0となることにより、
セグメントに対応する液晶は発色しない。いま、
セグメントSEG0,SEG2に対応するDRAM85
のメモリーエリアの内容は‘1'で、セグメント
SEG1に対応するDRAM85のメモリーエリアの
内容は‘0'であるので、信号K0の波形は第25
図iに示すようになる。従つて、レベル変換後の
セグメント駆動信号J0は、第25図jに示すよ
うになる。よつて、コモン信号H0とセグメント
駆動信号J0との電位差H0〜J0は、第25図
kに示すようになり、セグメントSEG0は1/3デユ
ーテイで発色することになる。また、コモン信号
H1とセグメント駆動信号J0との電位差H1〜
J0は、第25図lに示すように常にV0となり、
セグメントSEG1は発色しない。さらに、コモン
信号H2とセグメント駆動信号J0との電位差H
2〜J0は、第25図mに示すようになり、セグ
メントSEG2は1/3デユーテイで発色することにな
る。他のセグメントSEG3〜SEG101についても、
全く同様にして発色が制御される。なお、上述の
ようにセグメントが1/3デユーテイで発色されて
も、人の眼には連続的に発色しているように見え
ることは云うまでもない。また、上記メモリーエ
リアSEG0〜SEG101の添字は、説明のために付さ
れたもので、メモリーエリアSEG0〜SEG101の番
地とは直接的には関係がない。
ここで、表示用セグメントとDRAM85のメ
モリーエリアの番地との対応関係について簡単に
説明する。原則として、ポイント表示用データー
は、そのままDRAM85のメモリーエリアの番
地を指定する。例えば、ポイント表示用のセグメ
ント列の最左端(高速秒時がわ)のセグメント
が、DRAM85のメモリーエリアの0番地に対
応していたとする。右に1つずつセグメントが移
動するごとに、そのセグメントに対応するメモリ
ーエリアの番地は1番地ずつ増えてゆくことにな
る。いま、ポイント表示用データーが‘4'だつた
とすると、DRAM85のメモリーエリアの4番
地に‘1′をストアすることにより、ポイント表示
用セグメント列の最左端から5番目のセグメント
を発色表示することになる。この番地の指定は、
任意に設定することができ、本発明のカメラ10
では、後述するプログラムからも判る通り、ポイ
ント表示用セグメント列の、“OVER”セグメン
トの上位に対応する最左端のセグメントをメモリ
ーエリアのC41番地に、“LONG”セグメントの
上位に対応する最右端のセグメントをC40(=C41
+35)番地に指定している。なお、後述するプロ
グラムでは、ポイント表示用データーとバー表示
用データーとを同じ演算式を用いて求めており、
その番地指定のまま表示すると重複する。これ
は、バー表示の場合には、表示データーにある定
数を加算してDRAM85のメモリーエリアの番
地指定をずらすことにより解決されるが、プログ
ラム上はその定数の加算については、特に明示し
なかつた。
第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシヤ
ツター秒時の計数方法をグラフで示したものであ
る。実際には、CPU50の内部でソフトウエア
的に行なわれるもので、後に詳細に説明するが、
ここではまず簡単にその概要について説明してお
く。メモリーモードは、実際にダイレクト測光で
撮影した実露出時間を計数し、これに基づいて露
出制御を行なうものであるが、露光量を記憶する
ため、メモリーモード撮影中に絞りあるいはフイ
ルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量
が一定となるように記憶値を変更する必要があ
る。この場合、絞り値およびフイルム感度値は、
本発明のカメラ10では、最小有効ビツト
(Least Sigificant Bit,LSB)1/12Evの精度を
もつた対数圧縮情報であるので、上記実露出時間
も絞り値、フイルム感度値と同系列の数値に変換
する必要がある。このための方法としては、(1)実
露出時間を同一の周期のパルスで計数した後、
CPU50でLSB1/12EvのTv値に変換する方法、
(2)計数の基準となるクロツクのパルス周期を時間
と共に変え、計数値そのものをLSB1/12Evの時
間値(以下、Tv値と記す。)相当の値となるよう
にする方法、の2つの方法が考えられる。本発明
のカメラ10では、後者の方法を採用している。
実露出時間を厳密にTv値に変換するには、クロ
ツク周波数の制御が非常に複雑になる。このた
め、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々に
なるごとにクロツク周期も倍々になるように制御
している。第26図は、実露出時間をTv値に変
換するための理想曲線Aと、本発明のカメラ10
が採用する方法による変換曲線Bとの関係を示し
ており、本発明のカメラ10の採用するえ方法に
よれば、理想曲線Aからの誤差は、量子化誤差を
含めても最大約0.08Ev程度しかなく、カメラとし
ては充分な精度を発揮することができるものであ
る。
なお、第5図中に示したデジタル露出情報導入
回路60は、マニユアルシヤツター秒時および補
正値CVをCPU50内にデジタル量のまま入力さ
せる回路であるが、既に周知の回路手段を用いて
容易に構成することができるので、詳しい説明お
よび図示を茲に省略する。また、基準電圧回路6
9についても同様に、詳しい説明および図示を茲
に省略する。
以上のように、本発明のカメラ10は構成され
ている。
次に、このカメラ10の動作の説明に入る前
に、本発明のカメラ10における撮影モードにつ
いて簡単に概説する。まず、カメラ10の撮影モ
ードは、オートモードと、マニユアルモードと、
オフモードとの3つの基本的な撮影モードに大別
される。オートモードは、被写体の明るさを測光
してシヤツター秒時を自動的に決定するいわゆる
自動露出撮影モードであつて、撮影モード切換用
操作ノブ21を「AUTO」指標に対応させるこ
とによつて選択される。このオートモードは、更
に、平均ダイレクトオートモード、スポツトオー
トモード、ストロボオートモードに分けられる。
平均ダイレクトオートモードは、露出中にフイル
ム面およびシヤツター幕面から反射する被写体光
を平均測光して適正露出となつた時点で自動的に
シヤツターを閉成する撮影モードであり、このモ
ードにおいては、上記メモリー指令操作ノブ13
の指標を「MEMORY」指標に対応させること
によつて、メモリーモードの選択が可能である。
このメモリーモードが選択されると、選択後1駒
目の撮影時のシヤツター秒時がカメラ10内に記
憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13
の指標を「CLEAR」指標に対応させることによ
つてメモリーモードがクリアーされない限り、何
駒分でも同一の露出レベルで撮影が行なわれる。
また、上記スポツトオートモードは、撮影前に複
数の被写体部位をスポツト測光して、各被写体部
位の輝度値の平均値を用いて適正露出となるよう
にシヤツターが自動的に作動される撮影モードで
あり、オートモードの状態で上記スポツト入力釦
14を押下することによつてスポツトオートモー
ドが選択されると同時に、スポツト測光値の入力
および記憶もなされるようになつている。なお、
スポツト測光値としては、上記部分測光用の光起
電力素子PD2に光学的に対応するようにフアイン
ダー内に設けられたスポツト測光指標(図示され
ず)に映し出された被写体部位の測光値が入力さ
れる。このスポツトオートモードにおいては、ハ
イライト指令釦15またはシヤドウ指令釦16を
押下することによつて、さらにハイライトモード
またはシヤドウモードの選択が可能である。ハイ
ライトモードの場合には、複数のスポツト測光値
のうちで、最大輝度のスポツト測光値を基準とし
て、これより2 1/3Evだけ露出が低下するよう
にシヤツター秒時が決定されて露出制御が行なわ
れる。また、シヤドウモードの場合には、複数の
スポツト測光値のうちで最小輝度のスポツト測光
値の基準として、これより2 2/3Evだけ露出が
高くなるようにシヤツター秒時が決定されて撮影
が行なわれる。さらに、上記ストロボオートモー
ドは、オートモードの状態でストロボ取付用シユ
ー24にストロボを装着しあるいは接続用コネク
ター25にストロボを接続し、かつ、同ストロボ
の電源をオンさせたときに選択される撮影モード
であり、シヤツターがストロボ同調秒時である1/
60秒で作動されると共に、適正露出でストロボが
自動調光される。
上記マニユアルモードは、上記マニユアルシヤ
ツター秒時設定環7によつて設定されたシヤツタ
ー秒時でシヤツターを作動させる撮影モードであ
つて、上記撮影モード切換用操作ノブ21を
「MANUAL」指標に対応させることによつて選
択される。このマニユアルモードは通常マニユア
ルモードと、スポツトマニユアルモードと、スト
ロホマニユアルモードとに分けられる。しかし、
この3つのモードは、撮影情報表示装置39にお
ける表示の態様が異なるだけで、シヤツターがマ
ニユアルシヤツター秒時で作動される点において
は同じである。なお、マニユアルモードではメモ
リーモードの選択はできず、また、スポツトマニ
ユアルモードでは、ハイライトモード、シヤドウ
モードの選択が可能である。
上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ
21を「OFF」指標に対応させることによつて
選択される撮影モードで、平均ダイレクト測光で
被写体光が測光され、シヤツター秒時が1/40秒よ
り短い場合にはそのシヤツター秒時でシヤツター
が閉成され、1/40秒より長い場合には、1/40秒で
強制的にシヤツターが閉成される。
次に、第27図のフローチヤートを参照しなが
ら、カメラ10の動作およびCPU50における
プログラムの流れについて概説する。まず、カメ
ラ10に電源が投入されると、CPU50および
インターフエースが初期状態にリセツトされ、次
に、カメラ10の撮影モードに応じて所定のプロ
グラムへの分岐が行なわれる。まず、カメラ10
がダイレクトオートモードであつた場合には、オ
ートであるか否かの判定をイエス(以下、フロー
チヤート上ではイエスの分岐方法をYで示す。)
で、ストロボ電源オンであるか否かの判定をノー
(以下、フローチヤート上ではノーの分岐方向を
Nで示す。)で、スポツトモードであるか否かの
判定をノーで、それぞれ抜けて、ダイレクトオー
トモードのためのプログラムに入る。なお、いま
メモリーモードは選択されていないとする。この
プログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合に
は、フアインダー内表示、インターフエースおよ
びCPU50の内部レジスターのリセツトが行な
われる。次に、開放測光による平均輝度値(以
下、輝度値をBv値と記す。)、(フイルム感度値−
絞り値)の演算値(以下、Sv−Av値と記す。)
および補正値(以下、Cv値と記す。)が順次入力
され、この後メモリーホールドであるか否かの判
定が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレ
クト測光による実露出時間が既に記憶された状態
をいい、同じメモリーモードでありながら、単に
メモリーモードが選択されただけで実露出時間が
記憶されていないメモリーセツトの状態とは区別
される。メモリーホールド状態であればTv値の
演算に用いる平均Bv値等を既にホールドしたも
のと変更し、しかる後にTv値の演算を行なう。
そしてTv値の演算が終了したならば、このTv値
をバー表示する(第45図参照)。そして、シヤ
ツターがレリーズされたか否かの判定が行なわ
れ、シヤツターレリーズがされていなければ、
−を通じてフローチヤートの初めに戻り、シヤ
ツターがレリーズされるまで、ループを繰り返
す。このため、撮影情報表示装置39には、常に
最新の適正シヤツター秒時(Tv値)がバー表示
される。シヤツターがレリーズされると、トリガ
ー開か否かの判定でループして露出が開始される
まで待期し、トリガーが開くと、メモリーモード
でなければダイレクト測光による積分出力が所定
レベルに達した時点でシヤツターが閉じて露出が
終了される。また、メモリーモードであつてメモ
リーホールドでなければ、実露出時間のカウント
が同時に行なわれる。さらに、メモリーモードで
あつてメモリーホールドであれば、既に記憶され
ているTv値に基づいてシヤツター秒時が制御さ
れる。そして、露出終了語は、−を通じてフ
ローチヤートの初めに戻つて、次の撮影のための
表示を繰り返す。
また、カメラ10がスポツトオートモードであ
つた場合には、オートモードであるか否かの判定
をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判
定をノーで、スポツトモードであるか否かの判定
をイエスでそれぞれ抜けて、スポツトオートモー
ドのためのプログラムに入る。このプログラムで
は、まずスポツト入力があるか否かの判定が行な
われるが、スポツトモード選択時にはかならずス
ポツト入力があつたことになるので、まず、スポ
ツトオートモードでスポツト入力ありのプログラ
ムに入り、次に、モード切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、切換直後の場合には、フアイン
ダー内表示、インターフエースおよびCPU50
の内部レジスターのリセツトが行なわれる。次
に、開放測光によるスポツトBv値、Sv−Av値が
順次入力され、Tv値の演算を行なつた後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第
48図参照)。続いて、ハイライトモードまたは
シヤドウモードかの判定を行ない、これらのモー
ドでなければ、Cv値の入力を行ない、補正を加
味したうえで、Tv値の単純平均の演算を行なつ
た後、これをバー表示する(第50図参照)。こ
こで、Tv値のポイント表示においては、Cv値を
加えず、バー表示においてはこれを加味したの
は、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であ
つて、実際はスポツト入力時の被写体輝度をもと
に適正レベルのTv値換算の表示を行なつている
ためであり、一方、バー表示は実露出時間レベル
の表示なので補正を加味してこれを表示するよう
にしたためである。平均値のバー表示の後、レリ
ーズか否かの判定が行なわれ、レリーズされてい
なければ、−を通じてモード判別のプログラ
ムに戻り、再びスポツト入力があるか否かの判定
に入る。スポツト入力後2回目のループでは、ス
ポツト入力状態が1回目のループの中で解除され
ているので、こんどは、スポツト入力なしのプロ
グラムに入る。ここでは、まず、Sv−Av値が入
力され、記憶された複数のスポツトBv値に基づ
いてTv値がそれぞれ演算され、各Tv値のポイン
ト表示の変更がなされる。即ち、スポツト入力操
作による記憶はあくまでも露光量の記憶であるの
で、露光量が一定となるように入力ポイントの変
更を行なう。次に、ハイライトモードまたはシヤ
ドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これ
らのモードでなければ、Cv値を入力した後に、
補正を加味してTv値の単純平均を演算し、この
平均値をバー表示する(第50図参照)。続いて、
現在測光中のスポツトBv値を入力し、このBv値
を適正な露出を与えるTv値に換算してポイント
表示する。このポイント表示は、点滅表示によつ
て行なわれ、既に入力したBv値に基づくTv値と
区別される。次に、メモリーホールドであるか否
かの判定を行ない、メモリーホールドであればレ
リーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハ
イライトモードであるか否か、およびシヤドウモ
ードであるか否かの判定に入る。もし、ハイライ
トモードでもシヤドウモードでもなければ、レリ
ーズであるか否かの判定に抜ける。
次に、スポツトオートモードで、ハイライトモ
ードまたはシヤドウモードであつた場合について
述べる。いま、スポツト入力操作がなされ、Tv
値のポイント表示が終つたとする。次に、ハイラ
イトモードまたはシヤドウモードであれば、バー
表示の変更は行なわず、シヤツターレリーズの判
定により再びモード判別のプログラムへ分岐す
る。そして、再びスポツト入力の判定に至ると、
こんどはスポツト入力なしのプログラムに入り、
露光量が一定となるように、ポイント表示のシフ
トが行なわれ、しかる後に、ハイライトモードま
たはシヤドウモードの判別が行なわれる。いま、
ハイライトモードまたはシヤドウモードであるの
で、バー表示のシフトは行なわず、現測光値のポ
イント表示を行なつた後、メモリーホールドでな
ければ、次にハイライトモードであるか否かを判
別する。もし、ハイライトモードであれば、スポ
ツト入力操作により記憶した複数の輝度値のうち
の最高輝度値に対し21/3Evだけオーバーとなる
Tv値をバー表示する(第52図参照)。このバー
表示の際には、撮影者がどの測光ポイントを基準
に2 1/3Evオーバーがわなのかを明確に知るこ
とができるようにするため、バー表示の先端は、
一旦最高輝度値に対応するTv値まで伸び(第5
1図参照)、この後、その点から2 1/3Evオーバ
ーがわに停止する(第52図参照)。他方、もし、
シヤドウモードであれば、スポツト入力操作によ
り記憶した複数の輝度値のうちの最低輝度値に対
し2 2/3EvアンダーとなるTv値をバー表示する
(第56図参照)。この場合でも、バー表示の先端
は、一旦最低輝度値に対応するTv値まで戻り
(第55図参照)、この後、その点から2 2/3Ev
アンダーがわに停止する(第56図参照)。
そして、スポツトオートモードで、シヤツター
がレリーズされると、次に、トリガーが開いたか
否かの判定でループして露出が開始されるまで待
期し、トリガーが開くと、タイマーカウンターに
設定されたバー表示情報に相応する露出時間情報
に基づき、露出時間の計時を行なう。そして、こ
のタイマーカウンターの値が所定値に達すると、
シヤツターが閉じて露出が終了される。この後、
−を通じて、再びモード判別のプログラムに
戻る。
次に、ダイレクトオートモードで、かつ、メモ
リーモードがセツトされた場合について説明す
る。いま、メモリーホールドでないものとする。
すると、オートモードであるか否かの判定をイエ
スで、ストロボ電源オンであるか否かの判定をノ
ーで、ダイレクトオートかつ、メモリーホールド
の判定をノーで、スポツトモードであるか否かの
判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイレクトオート
モードのプログラムに入る。そして、レリーズ前
は、通常のダイレクトオートモードの場合と全く
同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図
参照)。シヤツターがレリーズされると、トリガ
ー開まで待期した後、メモリーホールドの判定を
ノーに抜けることにより、ダイレクトオートモー
ドでの実露出時間のカウントを行なうと同時に、
アペツクス値への変更を行なう。この後露出が終
了すると、再びモード判別のプログラムへ分岐す
る。ここで、もし、メモリーモードが解除されな
ければ、自動的にメモリーホールド状態となる。
なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示
および“MEMO“の表示が低速で点滅表示される
(第58図参照)。これにより、撮影者に対しメモ
リーモードによる撮影状態であることを積極的に
表示し、誤つたモードで撮影するおそれを少なく
している。次に、ダイレクトオートモードであ
り、かつ、メモリーホールド状態であるという判
定をイエスに抜け、新たな平均Bv値を入力する
ことなしに、Sv−Av値、Cv値を入力するステツ
プに入る。ここで、新たな平均Bv値を入力しな
いのは、メモリーホールドは露光量記憶であるの
で、Bv値は既に入力されて記憶されており、Sv
−Av値およびCv値の情報だけが入力されればよ
いからである。Cv値の入力が終ると、メモリー
ホールドであるか否かの判別を行ない、いまメモ
リーホールドであるので、ダイレクト測光による
メモリーホールド時のSv−Av値およびCv値から
現在のSv−Av値およびCv値に変更があつた場合
には、これに応じてバー表示の変更を行なう。こ
れは、メモリーホールドは露出時間の記憶ではな
く、露光量の記憶を行なつているからである。次
に、シヤツターがレリーズされると、メモリーホ
ールドであるので、バー表示情報に相応した値が
設定されているタイマーカウンターにより、メモ
リー撮影情報による露出制御が行なわれる。つま
り、メモリーホールド前のダイレクト測光撮影時
の露光量と同じレベルでの撮影が行なわれる。な
お、Cv値に応じてバー表示はシフトするので、
露光量は補正可能であり、厳密には露光量記憶と
はいえないが、補正をかけたときにフアインダー
内表示および実露出においてバー表示が変化しな
いのはカメラ10の故障ではないのかとまちがえ
られるおそれがあるので、メモリーモードでも補
正が可能となるようにしている。
次に、スポツトオートモードにおけるメモリー
撮影について述べる。この場合、スポツト入力操
作は無効となり、プログラムは直接スポツトオー
トモードでスポツト入力なしのフローに分岐す
る。また、ハイライト基準のTv値のバー表示お
よびシヤドウ基準のTv値のバー表示は行なわれ
ない。その他のプログラムの流れは、上記スポツ
トオートモードのところで説明したのとほとんど
同様である。このスポツトモードにおけるメモリ
ーホールド状態では、“MEMO”表示、入力ポイ
ント表示、およびバー表示が低速で点滅し、現測
光値のポイント表示はより速い通常の速度で点滅
する。なお、露出制御はあくまでもバー表示デー
ターに基づいて行なわれる。
次に、オートモードにおけるストロボ撮影につ
いて説明する。オートモードにおいてストロボの
電源をオンすると、自動的にダイレクト測光によ
り露出制御がなされる。まず、プログラムは、オ
ートモードであるか否かの判定をイエスで、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をイエスで抜け
て、ストロボオートモードのためのフローに入
る。そして、初めに、モード切換直後であるか否
かが判断され、切換直後であれば、フアインダー
内表示の初期設定を行なつた後、平均Bv値、Sv
−Av値、Cv値がそれぞれ入力される。次に、こ
の平均Bv値、Sv−Av値、Cv値からTv値がアペ
ツクス演算される。ここで、ストロボ撮影時のフ
アインダー内表示は、ストロボ同調秒時“60”の
表示と定点指標の表示とを行なう(第68図参
照)。即ち、シヤツター秒時1/60秒の露出レベル
に対する偏差のポイント表示を行なう。次に、ス
トロボ撮影が露出オーバーかアンダーかの判定が
行なわれ、露出オーバー、アンダーまたは適正が
表示される。この表示は、ストロボ発光後2秒間
だけ行なわれ、露出オーバーであれば“+”マー
クを点滅させ、アンダーであれば“−”マークを
点滅させる(第70図および第71図参照)。そ
して、いずれでもなければ、適正露出ということ
で、定点指標“▲”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時
には、たんに定点指標“▲”を連続表示させる。
次に、レリーズされているか否かを判別し、もし
レリーズされていなければ、再びモード判別のプ
ログラムに戻り、もしレリーズされていれば、ト
リガー開の判定でループして露出開始まで待期す
る。そして、トリガーが開くと、ダイレクト測光
による積分を開始すると共に、シヤツターが全開
になつたところでストロボを発光させる。このダ
イレクト測光による露出制御とストロボ制御は、
前述したようにハード的に行なう。
モード判別のプログラムにおいて、オートモー
ドでなかつた場合には、次に、マニユアルモード
であるか否かの判別が行なわれ、マニユアルモー
ドでもなかつた場合には、オフモードであるの
で、オフモードのフローに分岐する。オフモード
では、フアインダー内表示がすべて消去されて電
源の消耗が防止されたうえで、−を通じてモ
ード判別のプログラムに戻る。そして、シヤツタ
ーがレリーズされた場合には、前述したように最
長露出時間が限られた範囲内でダイレクト測光に
よる露出制御が行なわれる。この露出制御は、
CPU50のプログラムではなく、ハード的に行
なわれる。
次に、マニユアルモードが選択されていた場合
には、続いて、ストロボの電源が投入されている
か否かの判別が行なわれる。いま、ストロボの電
源がオンされていないときには、次に、スポツト
モードか否かの判定が行なわれ、スポツトモード
でなければ、プログラムは通常マニユアルモード
のフローに分岐する。ここでは、まず、モード切
換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば、
変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。
続いて、マニユアル設定秒時に対応したマニユア
ルデーターの入力を行ない、マニユアルシヤツタ
ー秒時の表示を行なう。第61図においては、シ
ヤツター秒時が1/60秒に設定された状態が示され
ている。次に、平均Bv値、Sv−Av値、Cv値が
それぞれ順次入力され、上記マニユアルデータ
ー、平均Bv値、Sv−Av値およびCv値から標準
露出レベルに対するずれ量(以下、偏差という。)
が演算され、これがバー表示される(第61図)。
続いて、レリーズされているか否かが判別され、
レリーズされていなければ再びモード判別のプロ
グラムに戻り、もしレリーズされていれば、トリ
ガー開の判定のループで露出開始まで待期する。
そして、トリガーが開かれると、タイマーカウン
ターに設定されたマニユアルデーターに基づき、
露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値
が所定値に達したら露出を終了し、再びモード判
別のプログラムに分岐する。
上記スポツトモードの判別において、スポツト
モードが選択されていた場合には、スポツトマニ
ユアルモードなので、スポツトマニユアルモード
のためのフローに分岐する。ここでは、まず、ス
ポツト入力操作がなされているか否かが判定され
るが、スポツトモード選択後1回目のプログラム
の流れでは、かならず同時にスポツト入力がなさ
れているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変
数のリセツト、表示のリセツト、インターフエー
スのリセツトが行なわれる。次に、マニユアル設
定秒時に対応したマニユアルデーターの入力が行
なわれ、マニユアルシヤツター秒時の表示が行な
われる(第63図の“125”の表示参照)。続い
て、スポツトBv値、Sv−Av値の入力を順次行な
い、上記マニユアルデーター、Bv値、Sv−Av値
とから標準露出レベルに対する偏差の演算および
記憶が行なわれ、これがポイント表示される(第
63図参照)。次に、ハイライトモードまたはシ
ヤドウモードか否かを判別し、いずれかのモード
の場合には、直接レリーズか否かの判断に入る。
いずれのモードでもなければ、Cv値を入力し、
記憶されたスポツト入力値の単純平均値の標準露
出レベルに対する偏差の演算を行なつて、これを
バー表示する(第63図参照)。次に、レリーズ
されているか否かを判別する。もしレリーズされ
ていなければ、モード判別のプログラムに戻る。
そして、再びスポツト入力の判断までくると、こ
の間にスポツトモードの解除がなされていない限
り、次に、スポツト入力なしのフローに分岐す
る。ここでは、まず、マニユアルデーターの入力
を行ない、マニユアルシヤツター秒時の表示を行
なう。次に、Sv−Av値を入力した後、Sv−Av
値の変化量に応じて露光量が一定となるようにポ
イント表示の変更を行なう。続いて、ハイライト
モードまたはシヤドウモードか否かの判別を行な
い、いずれでもなければ、Cv値の入力を行なつ
た後に、Sv−Av値、Cv値の変化量に応じて露光
量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。
ここで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、
バー表示にはCv値が加味されている。これは、
オートモードの説明において述べたのと同様に、
ポイント表示はあくまでも被写体輝度の表示を原
則としているが、実際にはスポツト入力時の被写
体輝度をもとに、標準露出レベルに対する偏差を
表示している。これに対し、バー表示は、実露出
レベルの指標となるものなので、Cv値を加味し
ている。次に、スポツトBv値の入力を行なつた
後に、このBv値とSv−Av値とから標準露出レベ
ルに対する偏差のポイント表示を行なう。この表
示は、現測光ポイントの表示であるので、既入力
ポイントと区別するために、点滅表示となつてい
る(第63図参照)。いま、ハイライトモードで
も、シヤドウモードでもないとすると、次に、レ
リーズされているか否かの判断に入り、レリーズ
されていなければ、再びモード判別のプログラム
へ戻る。第64図は、入力ポイントの単純平均値
の偏差がバー表示されている状態を、第65図
は、補正が入力されている状態を、それぞれ示し
ている。
次に、スポツトマニユアルモードでハイライト
モードまたはシヤドウモードが選択されている場
合について述べる。いま、スポツトモードは選択
されているが、スポツト入力操作がなされていな
いとき、前記のように、スポツト入力のポイント
表示の変更を行なつた後に、ハイライトモードか
またはシヤドウモードかの判別を行なう。いま、
ハイライトモードであるとすると、スポツト入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわ
ず、前記したように、現測光ポイントの点滅表示
を行なつた後に、ハイライトモードか否かの判別
を行なう。いまハイライトモードであるので、多
点入力ポイントの最高輝度値より2 1/3Evマイ
ナスがわにバー表示を行なう(第66図参照)。
この場合、オートモードでの表示と同様に、どの
スポツト入力ポイントを基準に2 1/3Evマイナ
スがわなのかを撮影者に知らせるため、バー表示
の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点入
力ポイントの最高輝度値より2 1/3Evマイナス
側にバー表示を変更する。次に、レリーズされて
いるか否かを判別し、レリーズされていなけれ
ば、再びモード判別のプログラムへ分岐する。
次に、シヤドウモードが選択されていた場合に
ついて述べる。現測光ポイントの点滅表示まで
は、ハイライトモードの場合と同様であるので、
それ以降のプログラムについて説明する。いま、
シヤドウモードであるので、多点入力ポイントの
最低輝度値より2 2/3Evだけプラスがわにバー
表示を行なう(第67図参照)。この場合、バー
表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、この後
最低輝度値より2 2/3Evプラスがわにバー表示
が伸びる。つぎに、レリーズされているか否かが
判別され、レリーズされていなければ、再びモー
ド判別のプログラムに戻る。
スポツトモードにおいて、レリーズされていた
ときには、つぎにトリガーが開いているか否かを
判別し、トリガーが開いていれば、タイマーカウ
ンターに設定されたマニユアルデーターに基づき
露出時間を計時し、タイマーカウンターが所定値
に達したときに露出を終了する。露出終了後は再
びモード判別のプログラムへ戻る。
次に、マニユアルモードでストロボの電源がオ
ンされている場合について説明する。いま、スト
ロボの電源がオンされてストロボマニユアル撮影
を行なうとき、まずモード切換直後か否かを判別
し、切換直後であれば、表示のリセツトを行な
う。第73図に示す“MANU”の表示と定点指
標の表示とがこれにあたる。次に、マニユアルデ
ーターの入力を行なつた後に、シヤツター秒時の
表示を行なう。第73図では、マニユアルシヤツ
ター秒時として1/30秒が設定されている状態を示
す。続いて、平均Bv値、Sv−Av値、Cv値の順
に入力され、これらの値から、標準露出レベルに
対する偏差を演算し、これをポイント表示する
(第73図参照)。次に、レリーズされているか否
かを判別し、レリーズされていなければモード判
別のプログラムへ分岐する。なお、オートモード
またはオフモードでは、ストロボ撮影において
は、シヤツター秒時はすべてストロボ同調秒時と
なるが、マニユアル撮影では、マニユアルで設定
されたシヤツター秒時でシヤツターが制御され
る。
次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図
〜第44図の詳細なフローチヤートを参照にしな
がら、CPU50におけるプログラムの流れと共
に説明する。まず、第28図に示すように電源を
投入する。これはカメラ10の電池収納室内に規
定電圧以上の起電力および容量をもつた電池を収
納したことに相当する。次に、表示のクリアを行
なう。これはDRAM85の内容をすべて‘0'に
することに相当する。また、インターフエースの
リセツトを行なう。ここでは、出力ポートO0〜
O3に正のパルスを出力し、スポツトモード検出
用フリツプフロツプ回路(G7,G9)、スポツト入
力検出用フリツプフロツプ回路(G11,G12)、ハ
イライトモード検出用フリツプフロツプ回路
(G15,G16)およびシヤドウモード検出用フリツ
プフロツプ回路(G19,G21)の各フリツプフロ
ツプ回路をリセツトする。これにより、各入力ポ
ートI2〜I5が‘0'になる。次に、変数のリセツト
を行なう。ここでは、まず、フラツグM10の内容
(M10)を‘1'にする。このフラツグM10はメモ
リーホールド検出フラツグであり、(M10)=0で
メモリーホールド状態を示す。次に、撮影モード
検出用フラツグM13にオフモード定数C22をスト
アする。この撮影モード検出フラツグM13は、各
撮影モードに応じた定数が設定されるもので、同
じ撮影モード検出フラツグM12とペアで撮影モー
ドの変更直後か否かの判別等を行なうに用いられ
る。続いて、ハイライト入力直後検出フラツグ
M17に‘0'をストアする。このハイライト入力直
後検出フラツグM17は、ハイライト入力直後か否
かを判別するためのフラツグである。次に、シヤ
ドウ入力直後検出フラツグM18に‘0'をストアす
る。このシヤドウ入力直後検出フラツグM18は、
シヤドウ入力直後か否かの検出フラツグである。
前述したように、ハイライト基準撮影またはシヤ
ドウ基準撮影のときには、そのモードが選択され
た直後、一度入力ポイントの最高輝度値または最
低輝度値までバー表示の先端が伸び、この後所定
の露出レベルにバー表示が設定される。従つて、
一旦ハイライトモードまたはシヤドウモードが選
択されると、それ以後に入力されたスポツト入力
ポイントに対するバー表示のシフトにおいては、
定められた所定の露出レベルにバー表示を変更す
るのみで、最高輝度値または最低輝度値にバー表
示を再び設定するという動作は行なわない。この
ため、ハイライト入力、シヤドウ入力がなされた
直後か否かの判別が必要になる。ハイライト入力
直後検出フラツグM17、シヤドウ入力直後検出フ
ラツグM18は、この検出のためのフラツグであ
る。続いて、点滅表示フラツグM22に‘1'をスト
アする。この点滅表示フラツグM22は、点滅表示
を行なわせるためのフラツグであつて、このフラ
ツグM22の符号を反転させることにより、表示を
行なつたり消去したりして、点滅表示が行なわれ
るようになつている。
このようにして、電源投入後の初期設定が行な
われると、続いて、入力ポートI0が‘1'であるか
否かの判定により、オートモードであるか否かが
判別される。いま、I0=1であつた、即ち、オー
トモードが選択されていたとすると、次に、入力
ポートI13が‘1'であるか否かの判別が行なわれ
る。入力ポートI13は、ストロボの電源が投入さ
れているときにI13=1となるが、いま、ストロ
ボの電源が投入されておらず、I13=0であつた
とする。すると、次に、メモリーモード検出用入
力ポートI6が‘1'であるか否かの検出が行なわれ
る。この入力ポートI6は、メモリーモードのとき
にI6=1となる。いま、メモリーモードが選択さ
れておらず、I6=0だつたとする。次に、メモリ
ーホールド検出フラツグM10の内容を‘1'にす
る。これは、いまメモリーホールド状態でないの
で、フラツグM10の内容をリセツトするために行
なわれる。続いて、“MEMO”の表示がクリアさ
れる。これは、“MEMO”のセグメントに対応す
るDRAM85のメモリーエリアの内容を‘0'にす
ることにより行なわれる。次に、メモリーモード
検出フラツグM11に非メモリー定数C26をストア
する。この非メモリー定数C26は、後述する定数
C20〜C24、C30、C31とは異なる値の定数であ
る。次に、フラツグM11の内容(M11)が平均ダ
イレクトオートモード定数C21と同じか否かの判
定が行なわれる。メモリーモードには、オートモ
ードでダイレクト測光による露出制御を行なう平
均ダイレクトオートメモリーの場合と、オートモ
ードでスポツト測光による露出制御を行なうスポ
ツトオートメモリーの場合とがあることは前述し
た通りであるが、平均ダイレクトオートメモリー
モードの場合には、メモリーモード検出フラツグ
M11には、平均ダイレクトオートモード定数C21
がストアされ、また、スポツトオートメモリーモ
ードの場合には、メモリーモード検出フラツグ
M11には、スポツトオートモード定数C20がスト
アされている。いま、いずれでもないので、次
に、スポツトモード検出用入力ポートI2が‘1'で
あるかどうかが判定される。スポツトモードのと
き、I2=1となるが、いま、スポツトモードでな
いとすると、撮影モードは、平均ダイレクトオー
トモードになり、プログラムは、−を通じ
て、第29図に示す平均ダイレクトオートモード
のためのフローに分岐する。ここでは、まず、撮
影モード検出フラツグM12に平均ダイレクトオー
トモード定数C21をストアする。次に、撮影モー
ド検出フラツグM13の内容(M13)がオフモード
定数C22であるか否かを判別する。このフラツグ
M13には、電源投入直後の変数のリセツトにおい
て、定数C22が設定されているので、いま、電源
投入直後の1回目のプログラムの流れであるとす
れば、次に変数のリセツトが行なわれる。また、
(M13)=C22でなければ、次に、撮影モード検出
フラツグM12とM13との内容(M12)と(M13)
とが互いに等しいか否かの判別が行なわれ、
(M13)=(M12)でないときには、他の撮影モー
ドから平均ダイレクトオートモードに変更された
直後であるので、次に変数のリセツトが行なわれ
る。(M13)=(M12)のときには、平均ダイレク
トオートモードに切換後、1回目以降のプログラ
ムの流れであるので、変数のリセツト、表示のリ
セツトを行なう必要がなく、これらのリセツトは
行なわれない。いま、平均ダイレクトオートモー
ドに変更後1回目のプログラムの流れであつたと
する。このときには、まず変数のリセツトとし
て、バー表示スタートポイントの初期設定を行な
う。これは、バー表示スタート番地格納エリア
M14に、第19図aに示すバー表示用セグメント
の最右端に対応するDRAM85のメモリーエリア
の番地をストアすることによつて行なわれる。モ
ード変更直後のバー表示においては、セグメント
の表示は最右端のセグメントからスタートし、新
しいモードでの撮影が始まつたことを撮影者に積
極的に知らせるので、このためのスタートポイン
トを指示する必要があるからである。次に、表示
のリセツトが行なわれる。ここでは、第45図に
示す“AUTO”セグメントおよび“LONG”、
“1”〜“2000”、“OVER”の各セグメントに対
応するDRAM85のメモリーエリアに‘1'をスト
アすると共に、他のDRAM85のメモリーエリア
をすべて‘0'にすることが行なわれる。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12の内容(M12)が転送さ
れ、撮影モードの記憶が行なわれる。このため、
2回目以降のプログラムの流れでは、かならず
(M13)=(M12)となり、変数のリセツトおよび
表示のリセツトは行なわれない。次に、メモリー
ホールド検出フラツグM10の内容(M10)が‘0'
か否かの判別が行なわれる。いま、メモリーホー
ルド状態でないのでフラツグM10の内容(M10)
は‘1'となつており、このため(M10)=0の内
容をノー(N)で抜き、続いて、平均Bv値格納
エリアM0に、入力ポートI7より入力された平均
Bv値BV1がストアされる。
ここで、ヘツドアンプ回路51から出力される
アナログ信号の平均Bv値がどのようにして、デ
ジタル値に変換されるかについて説明する。ま
ず、CPU50は、出力ポートO4を‘1'にして平
均Bv値入力であることを指定する。次に、出力
ポートO5を‘1'にして、Bv値の入力であること
を指定する。ちなみに、被A−D変換アナログ信
号S8の内容と、出力ポートO4およびO5から出力
される信号S3およびS7との関係は、信号S3、S7
が‘1',‘1'のとき、信号S8は平均Bv値、‘1',
‘0'のときスポツトBv値、‘0',‘1'のときSv−
Av値、‘0',‘0'のとき信号入力禁止となる。
いま、信号S3,S7を‘1',‘1'としたので、被A
−D変換アナログ信号S8は、平均Bv値となる。
A−D変換が開始されるまえには、第17図に示
すD−A変換回路58の各入力はすべて‘0'であ
る。A−D変換開始とともに、まず最上位ビツト
b7のみを‘1'にし、次に、D−A変換回路58の
出力電圧VDAと被A−D変換アナログ信号S8の電
圧VAGとを比較する。いま、もし、VAG≧VDAのと
きコンパレーターA12の出力は、‘1'となる。
CPU50は、次にA−D変換信号入力ポートI7
が‘1'ならば最上位ビツトb7を‘1'にしたままに
すると共に、A−D変換結果をストアするレジス
ターの最上位ビツトに‘1'を立てる。もし、VAG
<VDAのときは、最上位ビツトb7を‘0'にすると
共に、A−D変換結果をストアするレジスターの
最上位ビツトを‘0'にする。以上の動作をb7〜b0
まで繰り返すことにより、最終的にA−D変換結
果をストアするレジスターに平均Bv値に対応し
たデジタル値がストアされる。次に、この平均
Bv値に対応したデジタル値は、一旦アキユムレ
ーター(ACC)79を介して、M0番地にストア
される。なお、後に説明するスポツトBv値およ
びSv−Av値のA−D変換も全く同様にして行な
われる。
再び第29図に戻つて、平均Bv値格納エリア
M0に平均Bv値がストアされると、次に、再び
(M10)=0か否かの判別を行ない、メモリーホー
ルド状態でないので、Sv−Av値格納エリアM1
にSv−Av値SV−AVをストアする。そして、再
び(M10)=0の判別を行ない、メモリーホール
ド状態でないので、入力ポートI9からCv値CVを
Cv値格納エリアM2にストアする。そして、
(M2)=0であるか否かの判定を行なつて、補正
入力がないときには(M2)=0であるので‘±’
セグメントの表示を消去し、補正入力があるとき
には(M2)≠0であるので‘±’セグメントの
表示を行なう。次に、再び(M10)=0の判定に
よつてメモリーホールドであるか否かの判別を行
なつて、いまメモリーホールドでないので、続い
てTv値の演算に入る。まず、平均Bv値(M0)
とSv−Av値(M1)とを加算した後、加算値を
1/4にする。これは、Bv値、Sv−Av値がLSB1/1
2Evの分解能でストアされているのに対し、表示
は1/3Evの単位で行なつているためである。次
に、Cv値(M2)を加える。Cv値はLSB1/3Evの
分解能で入力されているので、補正の必要はな
い。次に、定数C2を加えてレベル補正を行なつ
たのち、この演算結果値をバー表示データー格納
エリアM3にストアする。次に、バー表示用セグ
メントは34個で表示できる範囲は11 1/3Evの範
囲しかないのに対して、エリアM3にストアされ
る演算結果値は、約0〜20Evにもなるので、表
示用できる範囲にあるか否かの判断が必要とな
る。そこで、次に、演算結果値(M3)を表示用
データーに変換するために、データー変換用のサ
ブルーチンf{(M3)}を実行する。
上記サブルーチンf{(M3)}は、値(M3)の
表示用データーへの変換用関数プログラムであつ
て、具体的には、第43図に示すようなフローチ
ヤートで示される。次に、このフローチヤートに
ついて説明する。
定数C41は、“OVER“セグメントに対応する
DRAM85のメモリーエリアの番地を示す定数で
ある。(M3)≦C41のとき、バー表示データー格
納エリアM3にストアされたTv値はすべてオーバ
ー領域にあるので、エリアM3の内容をC41にす
る。いま、(M3)≦C41でないとき、次に、エリ
アM3の内容(M3)と定数C40とを比較する。定
数C40は“LONG“セグメントに対応する
DRAM85のメモリーエリアの番地を示す定数で
ある。(M3)≧C40のとき、エリアM3にストアさ
れたTv値はすべてアンダー領域にあるので、エ
リアM3の内容(M3)をC40にする。もし、C41
<(M3)<C40であれば、Tv値はバー表示できる
領域内にあることを意味し、そのままサブルーチ
ンf{(M3)}を終える。この後、サブルーチンf
{(M3)}は、元のプログラムへリターンする。
再び、第29図の平均ダイレクトオートモード
のプログラムに戻つて、サブルーチンf{(M3)}
が終了すると、次にある所定時間の遅延命令(イ
ンターバル命令)を実行した後、レリーズ信号入
力ポートI10が‘1'かどうかの判定に入る。ここ
で、インターバル命令の役割については、特にメ
モリー撮影において重要になるので、その説明の
ところで述べることにする。上記入力ポートI10
は、‘1'でレリーズされたことを示すが、いまレ
リーズされていなかつたとすると、次にバー表示
データー(M3)にもとずき、バー表示を行なう。
このバー表示は、第44図に示すバー表示用のサ
ブルーチンで行なわれる。バー表示の方法は各撮
影モードによつて多種多様であるので、バー表示
用サブルーチンのプログラムについては、全体の
プログラムの説明を終えてから説明するものと
し、それまではバー表示の態様についてのみ説明
する。いま、C41<(M3)<C40のとき、第45図
に示すような表示がなされる。この場合、モード
変更直後の1回目のプログラムの流れにおいて
は、バー表示は最右端のセグメントから順次発色
してゆき、第45図では、シヤツター秒時1/15秒
を示す“15”セグメントに対応する位置で停止す
る。モード変更直後から2回目以降のプログラム
の流れにあつては、バー表示は前回のバー表示の
先端からスタートして所定の表示位置で停止す
る。もし、(M3)=C41のときには、第46図に
示すように、バー表示は最左端まで伸び、
“OVER“セグメントを点滅表示する。また、
(M3)=C40のときには、第47図に示すように、
バー表示はなされず、“LONG”セグメントのみ
が点滅表示される。
次に、平均ダイレクトオートモードのプログラ
ムの流れの中で、シヤツターがレリーズされたと
すると、I10=1の判定をイエスに抜け、続いて、
メモリーモード検出用入力ポートI6が‘1'である
か否かの判定が行なわれる。入力ポートI6は‘1'
でメモリーモードを示すが、いまはメモリーモー
ドが選択されていないとしているので、判定をノ
ーで抜け、続いて露出終了信号入力ポートI12の
判別を行なう。入力ポートI12は、露出終了信号
S13が入力されるポートで、後幕保持用マグネツ
トMG1が消磁されるまでは‘1'であるので、プロ
グラムの流れは露出終了までI12=1の判定でル
ープし入力ポートI12が‘0'に転じて露出が終了
すると、判定I12=1をノーで抜ける。そして、
次に、遅延のためのインターバル命令を実行す
る。このインターバル命令は、例えば、レジスタ
ーにある数値を記憶した後、‘1'ずつ減算命令を
実行し、それが所定値に達したときに実行を終了
するようにしたものである。測光は可動反射ミラ
ー31が降下し、測光光学系が安定してから行な
う必要があるが、後幕保持用マグネツトMG1の
消磁信号である露出終了信号S13が‘L'レベルに
なつてからミラー31が完全に降下し、測光光学
系が安定するのに数十msを要するため、インタ
ーバル命令が必要となる。このインターバル命令
が終了すると、次に、出力ポートO0,O1にそれ
ぞれ正のパルスを出力する。これは、スポツトオ
ートモードまたはスポツトマニユアルモードの撮
影が終了すると、自動的に平均撮影モードにする
ためである。次に、−を通じて、再び第28
図に示すモード判別のプログラムに戻る。
次に、スポツトオートモードのプログラムの流
れについて説明する。カメラ10がオートモード
の状態でスポツト入力釦14(第2図参照)を押
圧したとすると、スポツト入力スイツチSW8(第
7図参照)が閉成し、CPU50のスポツトモー
ド検出用入力ポートI2およびスポツト入力検出用
入力ポートI3が、それぞれ‘1'となる。従つて、
オートモードにおいて、スポツトオートモードが
選択され、かつ、スポツト入力がなされたことに
なる。このスポツトオートモードは、上記平均ダ
イレクトオートモードと同様にオートモードであ
ることには変わりないので、第28図のモード判
別のプログラムでは、上記平均ダイレクトオート
モードがを通じて分岐したI2=1の判定まで達
して、この判定をこんどはイエスで抜けて、次に
撮影モード検出フラツグM13の内容(M13)がス
ポツトマニユアルモード定数C24と等しいか否か
の判別が行なわれる。この判別は、カメラ10の
電気回路の構成上次のような場合が生ずるので必
要となる。マニユアルモードには通常マニユアル
モードとスポツトマニユアルモードとがある。ス
ポツトマニユアルモードの状態では、スポツトモ
ード検出用入力ポートI2が‘1'となつており、こ
の状態からオートスイツチSW4を閉成してオート
モードに変更したとすると、スポツトマニユアル
モードから直接スポツトオートモードに変更され
ることになる。一般に、スポツトモードで撮影す
る場合は、全体の撮影頻度に比べると比較的少な
く、特にスポツト操作を行なわない限り、平均ダ
イレクトオートモード、または通常マニユアルモ
ードにするのが適切である。従つて、本発明のカ
メラ10では、マニユアルモードからオートモー
ドへの切換においては平均ダイレクトオートモー
ドに、オートモードからマニユアルモードへの切
換においては通常マニユアルモードに切り換わる
ようにしている。いま、スポツトマニユアルモー
ドからオートモードへの変更直後には、後述する
スポツトオートモードのプログラム(第35図参
照)の初期で、撮影モード検出フラツグM13がス
ポツトマニユアルモード定数C24に設定されてい
るので、このときには出力ポートO0,O1に‘1'
のパルスを送り、スポツトモード検出用フリツプ
フロツプ回路(G7,G9)と、スポツト入力検出
用フリツプフロツプ回路(G11,G12)とをリセ
ツトし、入力ポートI2,I3を‘0'にしている。ス
ポツトマニユアルモードからオートモードへの変
更直後でなかつた場合には、次に、(M10)=0の
判定を行なう。いま、メモリーホールド状態でな
いので、メモリーホールド検出フラツグM10の内
容(M10)は‘1'となつており、この判定をノー
で抜ける。続いて、I3=1の判定が行なわれる。
いま、スポツト入力検出用入力ポートI3が‘1'、
即ち、スポツト入力があつたことになつているの
で、プログラムは、−を通じて、第30図に
示すスポツトオートモードであつてスポツト入力
ありのフローチヤートに分岐する。ここでは、ま
ず、Bv値格納エリアM0にスポツトBv値BV2を
ストアする。A−D変換してからデジタル値とし
てスポツトBv値BV2をエリアM0にストアする方
法は、平均Bv値BV1をストアする際の説明のと
ころで述べた通りである。次に、スポツトBv値
の値(M0)がある設定値C1より小さいか否かを
判別し、もし(M0)≧C1のときには、エリアM0
に定数C1も転送する。一般に、測光回路におい
て測光できる被写体輝度には限度があり、特に微
弱光の方が問題となる。それは、被写体の輝度が
低くなると、光電流が小さくなり、リーク電流、
ノイズによる誤差や、対数圧縮ダイオードの直線
性が失われることによる誤差が大きくなるからで
ある。そのため、スポツトBv値(M0)が本来は
低輝度を示す大きな値であるにもかかわらず小さ
な値になり、この値に基づいて露出制御を行なつ
たとき、大きな誤差を生ずる心配がある。そこ
で、スポツトBv値(M0)がある測光限界値C1以
上である場合には、スポツトBv値(M0)をその
限界値に固定するようにしたものである。次に、
撮影モード検出フラツグM12にスポツトオートモ
ード定数C20をストアして、撮影モードを記憶す
る。続いて、上記平均ダイレクトオートモードの
ときと同様に、電源投入直後か、モード切換直後
かの判別を(M13)=C22および(M13)=(M12)
の判定によつて行ない、該当する場合には、変数
のリセツト、表示のリセツト、インターフエース
のリセツトに入る。なお、前記した撮影モード検
出フラツグM13の内容(M13)が、スポツトマニ
ユアルモード定数C24に等しいか否かの判定は、
ここで行なうようにしてもよいことは言うまでも
ない。上記変数、即ち内部レジスターのリセツト
であるが、ここでは最初に重なり検出フラツグ
M5の内容を‘1'にする。スポツトモードでは、
現測光ポイントの演算結果を高速点滅表示するこ
とにしているので、この表示の際、現測光ポイン
トの表示とスポツト入力ポイントの表示とが重な
つた場合、現測光ポイントの表示を優先して点滅
表示させる。重なり検出フラツグM5は、このた
めの検出フラツグである。これについては、後に
詳述する。次に、ハイライト入力検出フラツグ
M6の内容を‘1'にする。また、シヤドウ入力検
出フラツグM7の内容を‘1'にする。両検出フラ
ツグM6,M7は、‘1'でハイライトおよびシヤド
ウモードでないことを示す。続いて、バー表示ス
タート番地格納エリアM14に、バー表示のスター
トセグメントのアドレスをストアする。モード変
更直後のバー表示のスタートセグメントが最右端
のセグメントであることは、前述した通りであ
る。また、スポツト入力データー数格納エリア
M15の内容を‘0'にする。エリアM15は、スポツ
ト入力データー数をカウントしてストアするため
のものである。次に、表示の初期設定を行なう。
ここでは、第48図に示すように、“SPOT”,
“LONG”,“OVER”,“AUTO”および“1”〜
“2000”の各セグメントの表示を行なう。スポツ
トオートモードでは、これらの表示は不可欠であ
るので、モード変更直後にこれらの表示を行なわ
せるものである。次に、インターフエースの初期
設定を行なう。ここでは、出力ポートO2,O3に
‘1'のパルスを出力して、ハイライトモード検出
用フリツプフロツプ回路(G15,G16)およびシ
ヤドウモード検出用フリツプフロツプ回路
(G19,G21)のリセツトを行なう。また、出力ポ
ートO9に‘1'を出力し、シヤツター制御信号S16
を通電待期状態にする。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12にストアれたスポツトオー
トモード定数C20を転送する。これで、次回のプ
ログラムの流れからは、初期設定が行なわれない
ようになる。続いて、スポツト入力データー数格
納エリアM15の内容を1つインクリメントする。
次に、Bv値格納エリアM0にストアされたスポツ
トBv値BV2を、レジスターのMBN番地に転送す
る。ここで、MBN番地のNは、エリアM15の内
容に対応したアドレスを意味するものとする。次
に、Sv−Av値格納エリアM1にSv−Av値(SV
−AV)をストアする。続いて、スポツトBv値
(M0)と、Sv−Av値(M1)とを加算し、その
結果を1/4にした後、定数C2を加えてレジスター
のMTN番地にストアする。ここで、MTN番地
のNは、エリアM15の内容に対応したアドレスを
意味するものとする。また、上記演算式の意味す
るところは、平均ダイレクトオートモードの説明
で述べた通りである。次に、MTN番地の内容を
変数として前記サブルーチンf{(MTN)}(第4
3図参照)を実行し、演算結果を表示データーに
変換して、再びMTN番地にストアする。次に、
スポツト入力ポイントのTv値(MTN)のポイ
ント表示を行なう(第48図参照)。この段階で
は、バー表示および現測光ポイントの点滅表示は
いまだなされていない。続いて、出力ポートO1
に正のパルスを出力する。スポツトモードでは、
スポツトモード検出用フリツプフロツプ回路
(G7,G9)とスポツト入力検出用フリツプフロツ
プ回路(G11,G12)との2つのフリツプフロツ
プ回路が働くがスポツト入力に対するシーケンス
が終了したら、スポツト入力検出用フリツプフロ
ツプ回路(G11,G12)をリセツトし、再びスポ
ツト入力状態を待期する必要がある。出力ポート
O1に正のパルスを出力するのはこのためである。
次に、ハイライト入力検出フラツグM6の内容
(M6)が‘−1'であるか否かの判定、およびシヤ
ドウ入力検出フラツグM7の内容(M7)が‘−1'
であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−
1または(M7)=−1であつた場合には、ハイラ
イトモードまたはシヤドウモードであるので、ス
ポツト入力データーの加算平均によるバー表示は
行なわない。いま、ハイライトモードでもなく、
シヤドウモードでもなくて、(M6)≠−1かつ
(M7)≠−1であれば、次に、スポツト入力デー
ターの加算平均によるバー表示のプログラムへ入
る。ここでは、まず、スポツト入力操作により得
られたスポツトBv値(MBn)(n=1〜N)の
加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを求め、これをバー
表示データー格納エリアM3にストアする。次に、
補正値Cv値CVを、Cv値格納エリアM2にストア
する。そして、補正操作がなされているか否か
を、補正値(M2)が‘0'であるか否かを判別す
ることによつて判定し、補正がある場合には、
“±”セグメントの表示を行ない(第50図参
照)、補正がない場合には“±”セグメントの表
示を消去する(第48図参照)。続いて、スポツ
トBv値の加算平均値(M3)と、Sv−Av値
(M1)と、Cv値を4倍にした値4(M2)と、定
数C3とを加えた値を、シヤツター秒強格納エリ
アM8にストアする。ここで、Cv値(M2)を4
倍にして加え合せるのは、LSBの重みを等しく
するためである。即ち、Bv値(M3)、Sv−Av値
(M1)のLSBは1/12Evであり、Cv値(M2)の
LSBは1/3Evであるので、Cv値(M2)を4倍に
して、Bv値(M3)、Sv−Av値(M1)との重み
を一致させるためである。従つて、エリアM8の
内容(M8)は、露出制御のためのシヤツタース
ピード情報となるもので、レリーズ後に、内容
(M8)に相応した値をタイマーカウンターに設定
して、露出制御を行なう。これについては、後に
詳述する。次に、Sv−Av値(M1)とスポツト
Bv値の加算平均値(M3)とを加算し、1/4にし
た後に、Cv値(M2)と定数C2とを加えて、バー
表示データー格納エリアM3にストアする。続い
て、エリアM3の内容(M3)を変数としてサブル
ーチンf{(M3)}を実行し、内容(M3)をバー
表示のためのTv値に変換した後、バー表示のた
めのサブルーチンを実行し、Tv値(M3)のバー
表示を行なう(第48図参照)。ここで、スポツ
ト入力が1回目の入力であれば、バー表示は最右
端のセグメントの表示から始まり、2回目以降の
入力であれば、前回のバー表示の先端のセグメン
トから所望の位置のセグメントまで移動する。そ
して、もし、バー表示データー変換後のTv値
(M3)が定数C41に等しいときには、第49図に
示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、“OVER”のセグメントを点滅
表示する。また、バー表示データー変換後のTv
値(M3)が定数C40に等しいときには、バー表
示は消え、“LONG”のセグメントが点滅表示さ
れる。なお、バー表示の詳細については後述す
る。
バー表示が終了するか、または上記(M6)=−
1あるいは(M7)=−1の判定をイエスで抜けた
ときは、次に、I10=1の判定によつてシヤツタ
ーがレリーズされているか否かの判別が行なわれ
る。レリーズされていないときには、入力ポート
I10は‘0'であるので、判定I10=1をノーで抜
け、−を通じて再び第28図のモード判別の
プログラムに戻る。また、シヤツターがレリーズ
されたときには、−を通じて、第29図中の
露出制御のためのプログラムに入る。このプログ
ラムについては、後述する。
次に、同じスポツトオートモードであつても、
スポツト入力がされないとき、即ち、I2=1の状
態でI3=0のときのプログラムの流れについて説
明する。この場合には、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、I2=1の判定をイエスで抜
け、I3=1の判定をノーで抜け、−を通じて
第31図に示すプログラムへ分岐する。ここで
は、まず、Sv−Av値格納エリアM1にSv−Av値
(SV−AV)がストアされる。次に、Cv値格納エ
リアM2にCv値Cvが入力される。いま、スポツト
入力状態ではないので、スポツトBv値が入力さ
れないことは言うまでもない。続いて、(M2)=
0の判定を行ない、補正があれば“±”セグメン
トの表示を行ない(第50図参照)、補正がなけ
れば“±”セグメントの消去を行なう(第48図
参照)。次に、表示用のスポツト入力データー
(MTn)(n=1〜N)の表示をすべて消去する。
これは、スポツト入力データーのポイント表示
は、スポツト入力操作が行なわれた直後の被写体
輝度(スポツトBv値)と各時点のSv−Av値とか
ら得られるTv値のポイント表示であるため、Sv
−Av値の変化に応じて、ポイント表示を変更す
る必要があるからである。各々のスポツト入力に
よるスポツトBv値が個々のレジスターMBn(n
=1〜N)にストアされていることは前述した。
次に、レジスターMBn(n=1〜N)にストアさ
れたスポツトBv値に対するTv値を、1/4{(M1)
+(MBn)}+C2(n=1〜N)により演算し、各
MBn番地にストアされたスポツトBv値に対応す
る個々のレジスターMTnにストアする。そして、
各レジスターMTnの内容(MTn)に対し、サブ
ルーチンf{(MTn)}を実行し、Tv値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれ表示データーに変換す
る。次に、表示データー変換後のTv値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれポイント表示する。次
に、ハイライト入力検出フラツグM6の内容
(M6)が‘−1'であるか否かの判定、およびシヤ
ドウ入力検出フラツグM7の内容(M7)が‘−1'
であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−
1または(M7)=−1であつた場合には、ハイラ
イトモードまたはシヤドウモードであるので、次
に述べるスポツト入力データーの加算平均による
バー表示は行なわず、後述するスポツトBv値の
入力(M0←BV2)のステツプまで飛ぶ。いま、
ハイライトモードでもなく、シヤドウモードでも
ない場合には、次に、スポツト入力データーの加
算平均によるバー表示のプログラムに入る。ま
ず、スポツト入力されたスポツトBv値(MBn)
(n=1〜N)の加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを
演算し、これをバー表示データー格納エリアM3
にストアする。次に、スポツトBv値の加算平均
値(M3)、Sv−Av値(M1)、4倍のCv値4
(M2)および定数C3を加え、シヤツター秒時格
納エリアM8にストアする。このエリアM8の内容
(M8)は前述したのと同様に、露出制御データー
となる。なお、以後、演算式の意味については、
既に説明したものは詳細な説明を省略する。次
に、1/4{(M1)+(M3)}+(M2)+C2により、
Tv値を求め、これをバー表示データー格納エリ
アM3にストアする。続いて、サブルーチンf
{(M3)}の実行によりエリアM3の内容(M3)を
表示用データーに変換した後、バー表示のサブル
ーチンを実行することにより、バー表示させる。
次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラム
に入る。ここでは、現測光ポイントの表示データ
の演算と、現測光ポイントの点滅表示がスポツト
入力ポイントと重なつたときに、現測光ポイント
の表示の態様、即ち、点滅表示を優先させる処理
と、ある点滅周期で現測光ポイントを点滅表示さ
せる処理とを行なつている。まず、現測光ポイン
トの表示データー演算について述べる。初めに、
Bv値格納エリアM0に、スポツトBv値をBV2を
ストアする。次に、1/4{(M0)+(M1)}+C2に
よりTv値を演算した後、これをポイント表示デ
ーター格納エリアM4にストアする。続いて、サ
ブルーチンf{(M4)}の実行により、エリアM4
の内容(M4)を表示データーに変更後、再びエ
リアM4にストアする。現在ポイント表示されて
いる現測光ポイントの表示が更新されたとき、古
いポイント表示は、消去する必要がある。即ち、
そのポイント表示に対応したDRAM85のメモリ
ーエリアの番地の内容を‘0'にする必要がある。
しかし、現測光ポイントの表示とスポツト入力ポ
イントの表示が重なつていたが、現測光ポイント
が更新されて表示位置が変わつたような場合に
は、古い現測光ポイントはスポツト入力ポイント
として表示されたままにしなければならない。次
に行なわれるのが、この処理のためのプログラム
である。まず、重なり検出フラツグM5の内容
(M5)が‘1'であるか否かを判別し、(M5)≠1
で重なりがあるときには、これから表示しようと
している現測光ポイントの表示データー(M4)
と、現在表示されている現測光ポイントの表示デ
ーター(M5)とが等しいか否かの判別を行なう。
もし、データー(M4)と(M5)とが等しくない
ときには、現在表示されている現測光ポイントの
表示データー(M5)と複数のスポツト入力ポイ
ントデーター(MTn)(n=1〜N)のいずれか
と等しくないかの判別を行なう。もし、等しいも
のがあれば、データー(M5)のポイント表示を
行ない、等しいものがなければ、新たな表示に更
新するためにデーター(M5)の表示をクリアす
る。また、上記(M5)=1の判定で、イエスのと
きには、最初の現測光ポイントの表示であるとい
うことを意味するので、更新する必要がない。続
いて、M5番地に新たな現測光ポイントの表示デ
ーター(M4)を転送する。次に、I10=1の判定
により、レリーズされているか否かの判別を行な
い、I10=1のときには、−を通じて、第2
9図中に示す露出制御のプログラムに分岐する。
また、I10≠1のときには、レリーズされていな
いので、次に、現測光ポイントの点滅表示を行な
うプログラムに入る。まず、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数C50をストアす
る。続いて、第41図に示す点滅表示のためのサ
ブルーチンWAIT3に移る。このサブルーチン
WAIT3においては、まず、点滅表示のためのフ
ラツグM22の反転と、点滅周期のカウントを行な
う第40図に示すサブルーチンWAIT2に飛び、
遅延のためのプログラムが実行される。このサブ
ルーチンWAIT2とスポツトオートモード時のプ
ログラム実行時間とによつて表示の点滅周期が決
定される。まず、サブルーチンWAIT2において
は、表示点滅周期格納エリアM23の内容を1つず
つデクリメントして再びエリアM23にストアす
る。次にエリアM23の内容M23が‘0'か否かを判
別し、(M23)≠0のときには、再び内容(M23)
をデクリメントする。そして、(M23)=0となる
と判定をイエスに抜けて、次に、点滅表示フラツ
グM22の符号の反転を行なつた後、リターンす
る。このサブルーチンWAIT2の実行により、所
定の遅延時間が得られる。このサブルーチン
WAIT2の実行後、サブルーチンWAIT3では、
フラツグM22が‘1'であるか否かを判別し、イエ
スならば、現測光ポイントの表示データー(M5)
のポイント表示を行ない、ノーならばデーター
(M5)の表示のクリアを行なう。なお、次回のプ
ログラムの流れでは、フラツグM22がサブルーチ
ンWAIT2内で反転されるので、表示されたポイ
ントが消されるか、または消されたポイントが表
示される。このようにして、毎回のプログラムの
流れごとに表示状態が反転され、現測光ポイント
の点滅表示が行なわれる。そして、データー
(M5)の表示またはクリアが行なわれたら、サブ
ルーチンWAIT3の処理は終了し、リターンす
る。ここで、データー(M5)の表示とは、
DRAM85のメモリーエリアの(M5)番地に‘1'
をストアすることであり、データー(M5)のク
リアとは、DRAM85のメモリーエリアの(M5)
番地に‘0'をストアすることである。
次に、第31図のプログラムは、−を通じ
て、第32図に示すハイライトモードおよびシヤ
ドウモードのための処理のプログラムに入る。ま
ず、(M10)=0の判定により、メモリーホールド
状態であるか否かの判別が行なわれる。いま、メ
モリーホールドでない((M10)=1)ので、判定
をノーで抜け、次にI4=1の判定により、ハイラ
イト入力があるか否かの判別が行なわれる。い
ま、ハイライト入力がなく、I4=0であるので、
次に、I5=1の判定により、シヤドウ入力がある
か否かの判別が行なわれる。いま、シヤドウ入力
がなく、I5=0であるので、続いて、ハイライト
入力検出フラツグM6およびシヤドウ入力検出フ
ラツグM7の検出が行なわれる。ハイライトまた
はシヤドウモードにおいては、ハイライト入力ま
たはシヤドウ入力が偶数回入力されると、そのモ
ードが解除されると共に、ハイライトからシヤド
ウまたはシヤドウからハイライトにモードが切り
換えられたときには、最後に選択されたモードに
切り換えられる方法を採つている。ハイライト入
力検出フラツグM6およびシヤドウ入力検出フラ
ツグM7は、このために必要となるフラツグであ
る。いま、ハイライトモードでもシヤドウモード
でもなく、(M6)=1、(M7)=1であるので、次
に、I10=1の判定によりレリーズされているか
否かの判別が行なわれる。レリーズされていない
場合には、−を通じて、再び第28図のモー
ド判別プログラムに戻る。レリーズされていた場
合には、−を通じて、第29図中の露出制御
のプログラムに分岐する。
次に、第29図における露出制御のプログラム
について説明する。まず、シヤツター秒時格納エ
リアM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設
定する。ここで、Tv値(M8)は、LSB1/12Ev
の精度であるので、Tv値(M8)に次のような近
似変換を行なつてタイマーカウンターに設定して
やる必要がある。いま、エリアM8の内容である
Tv値を、12進数で表わすと、 Tv=12(12X+Y+1/12Z) ……(1) (ただし、X,Y,Zは整数) と表わすことができる。従つて、露出時間Tは、 T=(1/f)2(Tv/12) =(1/f)212X+Y+1/12Z ……(2) (ただし、fはクロツクパルスCKの周波数) で表わされ、これは近似的に、 T=(1/f)(1+Z/12)・212X+Y ……(3) となる。従つて、Tv値(M8)をタイマーカウン
ターに設定するときには、まず、Tv値(M8)を
1/12にして、小数点以下(ここでは4ビツトとす
る)を求める。次に、タイマーカウンターの最下
位ビツト‘1'をたて、続いて、上記小数点以下4
ビツトをタイマーカウンターの最下位から上位が
わに1ビツトずつシフトしながらロードする。従
つて、最下位ビツトから5ビツト目には必ず‘1'
がロードされ、下位4ビツトには、上記小数点以
下4ビツトがロードされたことになる。次に、こ
の5ビツトを上位側にさらに12X+Y−4ビツト
だけシフトする。これにより、Tv値(M8)が上
記(3)式を満たすようにロードされ、タイマーカウ
ンターの設定が終了したことになる。次に、I11
=0の判定により、トリガーが開くまで待期し、
トリガーが開くと入力ポートI11が‘1'となるの
で、次にタイマーカウンターを1/fの周期で減算
し、露出時間の計時を行なう。そして、タイマー
カウンターの内容が‘0'になつたら、露出を終了
しなければならないので、出力ポートO9に‘0'
を出力して、露出を終了させる。次に、インター
バル命令を実行した後、−を通じて、再び第
28図のモード分別プログラムに戻る。インター
バル命令の実行は、シヤツター制御信号S16が出
力され、後幕保持用マグネツトMG1が消磁され
てから可動反射ミラー31が降下し、再び測光可
能になるには、数十msを要するので、この時間
を創り出すために行なわれる。
次に、スポツトオートモードにおいて、ハイラ
イトモードが選択されている場合のプログラムの
流れについて説明する。いま、スポツトオートモ
ードにおいて、スポツト入力でなくI3=0であつ
たとすると、この場合には、第28図のモード判
別のプログラムにおいて、I3=1の判定をノーで
抜け、−を通じて第31図のスポツトオート
モードでスポツト入力なしのためのプログラムに
分岐する。以下、通常のスポツトオートモードと
共通するプログラムについては、その説明を省略
する。いま、プログラムの流れが進行し、スポツ
ト入力ポイントの表示の変更が終了したものとす
る。つまり、第31図のフローにおいて、データ
ー(MTn)(n=1〜N)のポイント表示のステ
ツプが終了したものとする。次に、(M6)=−1、
(M7)=−1の判定により、ハイライト入力があ
るか否か、シヤドウ入力があるか否かの判別が行
なわれるが、この段階ではいまだ(M6)=1、
(M7)=1であるので、通常のスポツトオートモ
ードのプログラムを実行し、バー表示データー
(M3)のバー表示は行なわれる。更にプログラム
の流れが進行すると、−を通じて第32図の
プログラムに入る。ここでは、まず(M10)=0
の判定により、メモリーホールドであるか否かが
判別されるが、いまメモリーホールド状態でない
ので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード
検出用入力ポートI4のレベル検出を行なう。い
ま、ハイライト入力されており、I4=1であるの
で、判定I4=1をイエスで抜け、次に、ハイライ
ト入力直後検出フラツグM17に‘1'をストアす
る。このフラツグM17は、ハイライトモード選択
後、1回目のプログラムの実行であるかどうかを
検出するためのフラツグである。次に、ハイライ
ト入力検出用フリツプフロツプ回路(G15,G16)
をリセツトするため、出力ポートO2に正のパル
スを出力する。続いて、ハイライト入力検出フラ
ツグM6の内容を反転する。いま、(M6)=−1の
ときハイライトモードとなり、(M6)=1のとき
ハイライトモードは解除される。即ち、ハイライ
ト入力検出用フリツプフロツプ回路(G15,G16)
が偶数回設定されると(M6)=1となり、ハイラ
イトモードは解除され、奇数回設定されると
(M6)=−1となり、ハイライトモードが選択さ
れる。いま、(M6)=−1でハイライトモードが
選択されていたとする。次に、“HIGH”セグメ
ントの表示を行なう(第51図参照)。続いて、
スポツト入力されたスポツトBv値MBn(n=1
〜N)のうちの最小値MIN(MBn)(n=1〜
N)を求め、シヤツター秒時格納エリアM8にス
トアする。次に、ハイライト入力直後検出フラツ
グM17の内容(M17)が‘1'あるか否かの判別を
行ない、(M17)=1の場合、即ち、ハイライトモ
ードに切換後1回目のプログムの流れである場合
には、前述したように、バー表示がまず最小値
MIN(MBn)に対応したスポツト入力ポイント
まで伸びる必要がある(第51図)。次に、この
処理のためのプログラムについて説明する。ま
ず、1/4{(M1)+(M8)}+(C5)により、Tv値
を演算し、バー表示データー格納エリアM3にス
トアする。ここで、(M1)はSv−Av値、(M8)
はスポツト入力されたスポツトBv値の最小値、
C5は定数である。次に、Tv値(M3)をサブル
ーチンf{(M3)}の実行により表示データーに変
換した後、Tv値(M3)のバー表示を行なう。続
いて、インターバル命令を実行する。このインタ
ーバル命令は、最高輝度値(M8)を示す上記Tv
値(M3)のバー表示を行なつた後に、この値
(M3)より2 1/3Evオーバーのシヤツター秒時
のバー表示を実行するまでの待期時間を創り出す
役目をする。このインターバル命令を行なわない
と、バー表示が最高輝度値まで伸びた後、すぐに
2 1/3Evオーバーの表示に移ることにより、表
示の確認が困難となるので、これを防止するため
である。もし、(M17)=−1のときには、上記最
高輝度値のバー表示は行なわず、次に述べる命令
の実行に移る。続いて、最高輝度値に対応したス
ポツト入力データーのポイント表示から2 1/3
Evオーバーのバー表示を行なう。まず、1/4
{(M1)+(M8)}+(M2)+C5+7によりTv値を
演算し、これをエリアM3にストアする。ここで、
加算される数‘7'は、2 1/3Evに相当する。ま
た、この演算には補正値(M2)が加味される。
そして、サブルーチンf{(M3)}の実行により、
データー(M3)を表示用データーに変換した後、
再びエリアM3にストアし、データー(M3)のバ
ー表示を行なう(第52図参照)。次に(M1)+
4(M2)+(M8)+C6により、ハイライトモード
における露出時間を求め、これをシヤツター秒時
格納エリアM8にストアする。ここで、(M1)は
Sv−Av値、(M2)はCv値、(M8)は最高輝度の
Bv値、C6は定数である。以上は、ハイライトモ
ード検出フラツグM6の判別において、(M6)=−
1であつた場合についての説明であるが、(M6)
=1の場合には、“HIGH”セグメントの表示の
消去が行なわれる。続いて、ハイライト入力直後
検出フラツグM17を‘0'にし、ハイライトモード
に移つて1回目のプログラムの流れが終了した旨
が、フラツグM17に設定される。次に、シヤドウ
入力検出フラツグM7を‘1'にし、同フラツグM7
をリセツトする。しかる後、I10=1の判定によ
り、シヤツターレリーズか否かが判別され、−
または−を通じて、プログラムが所定のフ
ローチヤートにそれぞれ分岐されることは、通常
のスポツトオートモードの場合と同様である。
次に、スポツトオートモードにおいて、シヤド
ウモードが選択されている場合について説明す
る。通常のスポツトオートモードおよびハイライ
トモードと同じプログラムの流れについては、詳
細な説明を省略する。第32図のフロチヤートに
おいてシヤドウモードの場合には、(M10)=0お
よびI4=1の判定をそれぞれノーで抜け、I5=1
の判定に入る。シヤドウ入力があると、I5=1と
なるので、次に、シヤドウ入力直後検出フラツグ
M18に‘1'をストアする。このフラツグM18は、
シヤドウモードに変更後1回目のプログラムの流
れであるか否かを検出するためのフラツグであ
り、‘1'で1回目であることを示す。次に、出力
ポートO3に正のパルスを出力し、シヤドウモー
ド検出用フリツプフロツプ回路(G19,G21)の
リセツトを行なう。これにより、I5=0となる。
続いて、シヤドウ入力検出フラツグM7の符号を
反転する。これは、ハイライトモードの場合と同
様に、偶数回シヤドウモードを連続して選択した
ときには、シヤドウモードがクリアされるように
するためである。第30図の変数のリセツトにお
いて、(M7)=1としたので、いま1回目のプロ
グラムの流れにおいては、(M7)=−1となり、
次の(M7)=1の判定はノーとなる。よつて、次
にまず“SHDW”セグメントの表示が行なわれ
る(第55図参照)。続いて、スポツト入力され
た最低輝度値MAX(MBn)(n=1〜N)を求め
る。ここで、データー(MBn)が大きくなるほ
ど、輝度値は小さくなるので、データー(MBn)
の最大値が最低輝度値に相当する。求められた最
低輝度値MAX(MBn)は、シヤツター秒時格納
エリアM8にストアされる。次に、(M18)=1の
判定によりシヤドウモード変更後1回目のプログ
ラムの流れであるか否かが判別され、いま、1回
目のプログラムの流れで(M18)=1であるので、
続いて、最低輝度値MAX(MBn)に対応したバ
ー表示データーの演算を行なう。これは、1/4
{(M1)+(M8)}+C5によつて求められ、バー表
示データー格納エリアM3にストアされる。ここ
で、(M1)はSv−Av値、(M8)は最低輝度値
MAX(MBn)、(M2)はCv値、C5は定数である。
次に、サブルーチンf{(M3)}の実行により、デ
ーター(M3)のバー表示データーへの変換を行
なつた後、最低輝度値MAX(MBn)に対応する
バー表示を行なう(第55図参照)。次にインタ
ーバル命令を実行するが、この命令の目的は、ハ
イライトモードの説明のところで述べたのと同様
である。このように、シヤドウモード切換後、1
回目のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値に
対応したスポツトポイント表示に対応する位置ま
でバー表示を戻す。2回目以降のプログラムの流
れにおいては、この表示は必要ないので、この場
合には(M18)=1の判定をノーで抜けて直接次
に述べるプログラムに分岐する。次は、最低輝度
値より、2 2/3Evアンダーのバー表示を行なう
ためのプログラムが実行される。ここでは、ま
ず、最低輝度値より2 2/3Evアンダーに対応し
たTv値の演算が1/4{(M1)+(M8)}+(M2)+
C5−8により行なわれ、この結果がバー表示デ
ーター格納エリアM3にストアされる。ここで、
(M1)はSv−Av値、(M8)は最低輝度値MAX
(MBn)、(M2)はCv値、C5は定数である。ま
た、減算される‘8'は、2 2/3Evに対応する。
次に、サブルーチンf{(M3)}の実行によりデー
ター(M3)をバー表示データーに変換した後、
データー(M3)のバー表示を行なう(第56図
参照)。続いて、(M1)+(M8)+4(M2)+C6に
より、シヤドウモードにおける露出時間情報を求
め、これをシヤツター秒時格納エリアM8にスト
アする。一方、上記(M7)=1の判定において、
シヤドウ入力検出フラツグM7が‘1'のときには、
シヤドウモード解除であるので、“SHDW”セグ
メントの表示を消去して、上記最低輝度値に対応
するバー表示およびこれより2 2/3Evアンダー
のバー表示は行なわない。続いて、シヤドウ入力
直後検出フラツグM18に‘0'をストアする。これ
により、次回以降のシヤドウモードのプログラム
においては、フラツクM18の内容(M18)を判別
して、最低輝度値に対応するバー表示は行なわな
い。また、ハイライトモード検出フラツグM6を
‘1'にリセツトし、次に、I10=1の判別により
シヤツターレリーズか否かを判別して、−ま
たは−を通じてそれぞれのプログラムに分岐
する。
上記ハイライトおよびシヤドウモードにおい
て、2回目以降のプログラムの流れでは、I4=
0、I5=0となつている。このときには、I4=
1、I5=1の判定をそれぞれノーで抜け、続い
て、(M6)=−1、(M7)=−1の判定を行なう。
(M6)=−1のときには、ハイライトモードが選
択されている状態であるので、前記ハイライトモ
ードのプログラムが実行される。また、(M7)=
−1のときには、シヤドウモードが選択されてい
るので、前記シヤドウモードのプログラムが実行
される。いずれでもない場合には、I10=1の判
定に直接抜ける。そして、I10=1の判定により、
シヤツターレリーズであるか否かの判別が行なわ
れ、−または−を通じて、それぞれのプ
ログラムに分岐する。
次に、メモリーモードについて述べる。メモリ
ーモードには、ダイレクトオートメモリーモード
と、スポツトオートメモリーモードとがあること
については、既に述べた通りである。まず、ダイ
レクトオートメモリーモードについて説明する。
いま、第28図のモード判別のプログラムの流れ
の中で、オートモードでのI13=1のストロボ電
源オンの後に、メモリーモード検出用入力ポート
I6のレベル判別が行なわれる。この入力ポートI6
は、メモリースイツチSW6を閉成してメモリーモ
ードを選択するとI6=1となるので、判定I6=1
をイエスで抜け、次にメモリーホールド検出フラ
ツグM10の判別が行なわれる。このフラツグM10
は、メモリーセツトの状態では‘1'、メモリーホ
ールドでは‘0'になるフラツグである。いま、メ
モリーセツトであつたとすると、(M10)=1であ
るので、続いて、実露出時間のアペツクス値を格
納するためのエリアM21が‘0'に初期設定され
る。次に、“MEMO”セグメントの表示が行なわ
れる(第57図参照)。続いて、メモリーモード
検出フラツグM11の判別が行なわれる。このフラ
ツグM11は、メモリーモードにおける撮影モー
ド、即ち、ダイレクトオートメモリーモードか、
スポツトオートメモリーモードかのモード定数を
ストアするためのエリアである。いま、フラツグ
M11には、通常のオートモードのプログラムで定
数C26がストアされているので、(M11)≠C21、
(M11)≠C20である。ここで、C21は平均ダイレ
クトオートモード定数、C20はスポツトオートモ
ード定数である。従つて、次に入力ポートI2のレ
ベルの判別が行なわれる。いま、平均ダイレクト
オートメモリーモードでI2=0であるので、−
を通じて第29図の平均ダイレクトオートモー
ドのプログラムへ分岐する。ここでは、まず、撮
影モード検出フラツグM12に平均ダイレクトオー
トモード定数C21がストアされる。以下、メモリ
ーモードに特有な部分についてだけ説明し、平均
ダイレクトオートモードと共通の部分については
説明を省略する。メモリーセツトの状態では、レ
リーズまでは“MEMO”表示がなされている以
外、平均ダイレクトオートモードと差はない。い
ま、シヤツターがレリーズされたとすると、I10
=1の判定をイエスで抜け、さらに、I6=1の判
定をイエスで抜けて、(M10)=0の判定に到る。
いま、メモリーセツトの状態であるので、(M10)
=0の判定をノーで抜け、続いて、I11=0の判
定によつてトリガーが開いているかどうかの検出
を行なう。トリガーが開くとI11=0の判定をイ
エスで抜けて、実露出時間のカウントを行なう。
この場合、露出制御は平均ダイレクト測光によ
る。上記実露出時間のカウントは、第42図に示
す実露出時間カウントのサブルーチンを実行する
ことによつて行なわれる。次に、このサブルーチ
ンのプログラムについて説明する。実露出時間の
カウント方法の概要については、既に第26図を
用いて説明した通りであるが、もう一度簡単に再
説すると、実露出時間のカウントは、カウントパ
ルス12個をカウントするごとにカウントパルスの
周期を倍々にして行くことによつて行なわれる。
こうすることによつて、最終的なカウント値その
ものが、LSB1/12Evの重みを持つたアペツクス
値相当の値となる。このサブルーチンにおいて
は、まず、基準パルス周期格納エリアM32に、定
数C60をストアすると共に、基準パルスカウント
数格納エリアM30に‘0'を初期設定する。次に、
エリアM31に基準パルス周期(M32)をストアす
る。そして、エリアM31の内容(M31)を1ずつ
デクリメントしながら、これをエリアM31にスト
アし、(M31)=0の判定によりエリアM31の内容
が‘0'になるまで、デクリメントが繰り返され
る。エリアM31の内容が‘0'になると、(M31)=
0の判定をイエスで抜け、続いて、実露出時間の
アペツクス演算値格納エリアM21および基準パル
スカウント数格納エリアM30を、それぞれ1だけ
インクリメントする。次に、露出終了信号入力ポ
ートI12のレベルの検出を行なう。露出が終了し
ていなければI12=1であるので、I12=0の判定
を抜け、続いて、(M30)=12の判定が行なわれ
る。この判定はパルスが12個数えられたか否かを
判別するもので、カウント数が12に満たない場合
には、再びエリアM31に基準パルス周期(M32)
をストアするプログラムに戻る。そして、このル
ープが12回繰り返されて、(M30)=12となると、
こんどは、基準パルス周期(M32)を2倍に設定
しなおした後、カウント数格納エリアM30を‘0'
にリセツトし、再びエリアM31に基準パルス周期
(M32)をストアするプログラムまで戻る。以上
のプログラムをダイレクト測光による露出が終了
するまで繰り返し、露出が終了するとI12=0の
判定をイエスで抜けてリターンし、第29図のプ
ログラムに戻る。よつて、エリアM21には、露出
時間のアペツクス演算値相当の値がストアされた
ことになる。次に、平均ダイレクトオート撮影に
よる実露出時間をメモリーホールドしたことを示
すために、メモリーホールド検出フラツグM10に
‘0'をストアし、インターバル命令を実行した
後、−を通じて第28図に示すモード判別の
プログラムへ戻る。
続いて行なわれるメモリーホールド状態での1
回目のプログラムでは、メモリーセツトのときと
同様に、第28図のI6=1の判定をイエスで抜け
た後、(M10)=0の判定に入る。こんどはメモリ
ーホールドでM10=0となつているので、この判
定をイエスで抜け、メモリーホールド検出フラツ
グM11に、撮影モード検出フラツグM12の内容
(M12)をストアする。いま、フラツグM12には、
平均ダイレクトオートモード定数C21がストアさ
れているので、フラツグM11には定数C21が設定
される。次に、シヤツター制御信号出力ポート
O9を‘1'にして、シヤツター制御信号S16を‘H'
レベルにする。続いて、(M11)=C21の判定に入
るが、上記の如く、フラツグM11の内容は定数
C21となつているので、この判定をイエスで抜
け、−を通じて、第29図の平均ダイレクト
オートモードプログラムにおける、撮影モード検
出フラツグM12の内容を撮影モード検出フラツグ
M13に転送するステツプに分岐する。いま、メモ
リーホールド状態でM10=0であるので、以下の
(M10)=0の判定においてはイエスとなり、エリ
アM19にSv−Av値(SV−AV)がストアされ、
エリアM20にCv値CVがストアされる。次に、
(M2)=0の判定によりCv値が入力されて(M2)
≠0であれば、“±”セグメントの表示を行ない、
そうでなければ“±”セグメントの表示を消去す
る。続いて、再び(M10)=0の判定をイエスで
抜け、まず、メモリーセツト時に入力されたSv
−Av値(M1)とメモリーホールド時に入力され
たSv−Av値(M19)との差を求め、これをエリ
アM19にストアする。次に、メモリーセツト時に
入力されたCv値(M2)とメモリーホールド時に
入力されたCv値(M20)との差を求め、これを
エリアM20にストアする。続いて、(M21)+
(M19)+4(M20)+C40により、ダイレクトオー
トメモリーモードによる露出時間を演算し、これ
をシヤツター秒時格納エリアM8にストアする。
ここで、この式の意味するところを説明する。上
述したように、(M21)は、ダイレクト測光によ
る実露出時間のアペツクス演算値である。この値
は、Bv値、Sv−Av値、Cv値を含んだ値であり、
従つて、(M21)+(M19)+4(M20)+C40は、絞
りやフイルム感度を変えても、メモリーセツト状
態でのダイレクト測光撮影のときと露出レベルが
同じになるような演算式である。また、4(M20)
を加えることにより、メモリーホールドに補正を
かけることができるようにしたが、その理由につ
いては既に述べた通りである。次に、1/4{(M0)
+(M1)}+(M2)+C2により、バー表示のための
Tv値の演算を行なう。ここで、(M0)は、メモ
リーセツト状態でシヤツターレリーズされる直前
の平均Bv値で、メモリーホールドである限り変
わることはない。続いて、サブルーチンf
{(M3)}を実行することによつて、演算値(M3)
のバー表示データーへの交換を行ない、この後バ
ー表示を行なう。このバー表示においては、バー
表示全体が点滅される(第58図参照)。次に、
実行するインターバル命令は、メモリーセツト時
に特に必要となるもので、ここで、この目的につ
いて述べる。入力ポートI10のレベルは、シヤツ
ターレリーズに同期してレリーズ信号S0が投入
されて‘1'になるものであるが、実際には、可動
反射ミラー31の上昇過渡時にI10=1になるよ
うにしている。表示の測光は、ミラーの反射光に
よつて行なつているので、もし入力された平均
Bv値(M0)が、このミラー上昇過渡時のもので
あれば、メモリーホールド時の表示データーと、
メモリーホールドによる実露出時間データーとが
一致しなくなる。従つて、レリーズ直前にホール
ドされるBv値は必ずミラー上昇直前のものでな
ければならない。プログラムは、大まかにいえ
ば、平均Bv値入力→レリーズの判別→平均Bv値
データーの記憶の繰り返しになるのであるが、こ
の平均Bv値の入力からレリーズ判別までの時間
を、ミラー31が上昇を開始してから入力ポート
I10のレベルが‘1'になるまでの時間より長くす
れば、この問題を解決できる。インターバル命令
の実行は、このために必要となる。次に、平均ダ
イレクトオートメモリーモードでレリーズされて
いたときには、I10=1の判定をイエスで抜けて
続いて入力ポートI6のレベル判別を行なう。い
ま、メモリーモードでI6=1であるので、次に
(M10)=0の判定に入り、メモリーホールドなの
でこの判定をイエスで抜けて、続いて、シヤツタ
ー秒時格納エリアM8の内容(M8)をタイマーカ
ウンターに設定する。このタイマーカウンターの
設定方法については、既に述べた通りである。ま
た、以降のプログラムについては、既に説明した
ので、ここではその詳しい説明を省略する。
次に、スポツトオートメモリーモードについて
説明する。スポツトオートモードは、もともと記
憶測光で、しかも露出は手動操作により入力され
た測光値に基づいてのみ行なわれるものであるか
ら、原則的には、スポツトオートメモリーモード
は新たな測光値が入力されないようにするだけで
よい。まず、メモリーセツトの状態においては、
“MEMO”表示がなされるだけでスポツトオート
モードのフローと何ら差はない。上記“MEMO”
表示については、ダイレクトオートメモリーの場
合と同様に行なわれるので説明を省略する。ま
た、メモリーモード検出フラツグM11には、スポ
ツトオートモード定数C20がセツトされているの
で、第28図のモード判別のプログラム中の
(M11)=C20の判定によつて、かならず−を
通じて、第31図に示すスポツトオートモードで
スポツト入力なしのプログラムに分岐する。即
ち、スポツトオートメモリーモードでは、スポツ
ト入力は無視される。また、ハイライト入力、シ
ヤドウ入力の検出も行なわない。即ち、第32図
のプログラムにおいて、(M10)=0の判定をイエ
スで抜けることにより、I4=1、I5=1の判別は
無視される。さらに、バー表示を点滅させる。以
上述べたこと以外については、スポツトオートモ
ード時とすべて同じである。なお、バー表示につ
いては、後に一括して詳細に説明する。
次に、オートモードにおいてストロボの電源を
オンした場合について説明する。ストロボの電源
がオンされると、ストロボ電源オン信号S14が‘
H'レベルになることにより、入力ポートI13が‘
1'となる。このため、第28図のモード判別のプ
ログラムにおいて、判定I13=1をイエスで抜け、
−を通じて、第33図に示すストロボオート
モードのプログラムに分岐する。ここでは、ま
ず、出力ポートO0〜O3に正のパルスを出力し、
インターフエースの対応する各フリツプフロツプ
回路をリセツトする。次に、メモリーホールド検
出フラツグM10に‘1'を転送し、同フラツグM10
をリセツトする。続いて、撮影モード検出フラツ
グM12に、ストロボオートモード定数C30をスト
アする。次に、(M13)=C22および(M13)=
(M12)の判定を行ない、電源投入直後か否か、
および、モード切換直後か否かの判別をそれぞれ
行ない、電源投入直後またはモード切換直後であ
れば、表示のリセツトを行なう(第68図参照)。
この表示のリセツトにおいては、“AUTO”セグ
メント、定点指標およびストロボ同調秒時の
“60”セグメントの表示をそれぞれ行なう。これ
は、ストロボオートモードにおいては、ストロボ
同調秒時1/60秒に対する測光値の偏差を、バー表
示用セグメント列にポイント表示するためであ
る。次に、Bv値格納エリアM0に平均Bv値BV1
を、Sv−Av値格納エリアにM1にSv−Av値SV
−AVを、Cv値格納エリアM2にCv値CVを、そ
れぞれストアする。続いて、(M2)=0の判定に
より、補正があるときには、“±”セグメントの
表示を行ない、補正がないときには“±”セグメ
ントの表示を消去する。次に、1/4{(M0)+
(M1)}+(M2)+C100により、1/60秒のシヤツタ
ー秒時に対する測光値の偏差を求め、これをポイ
ント表示データー格納エリアM4にストアする。
次に、サブルーチンg{(M4)}の実行により、デ
ーター(M4)を表示データーに変換した後、こ
れをバー表示用のセグメント列にポイント表示す
る(第68図参照)。ここで、g{(M4)}は、表
示データー範囲外のデーターを限界値に設定する
サブルーチンで、上記サブルーチンf{(M3)}に
おいて限界設定値C40、C41だけが異なるものと
考えてよい。従つて、このサブルーチンg
{(M4)}の詳細なフローチヤートは、図示および
説明を茲に省略する。次に、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数C35をストアす
る。この定数C35は、ストロボオート撮影後の、
露出アンダー、露出オーバー、露出適正などの点
滅表示の周期を決めるための定数である。続い
て、サブルーチンWAIT1のプログラム(第39
図参照)に移り、これの実行が開始される。ま
ず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数C35に応
じたインターバルを創り出したのち、点滅表示フ
ラツグM22を反転させてサブルーチンWAIT1に
戻つてくる。続いて、フラツグM22が‘1'かどう
かの判別を行ない、(M22)=1のときには、オー
バー、アンダーまたは適正の表示のためのレベル
判定、並びに表示のプログラムを実行する。ま
ず、入力ポートI14が‘1'であるか否かの判定を
行ない、I14=1であるときには、露出オーバー
であるので、“+”セグメントの表示(第70図
参照)を行ない、リターンする。また、I14≠1
であるときには、入力ポートI15が‘1'であるか
否かの判定に入る。I15=1であれば、露出アン
ダーであるので、“−”セグメントの表示(第7
1図参照)を行なつてからリターンし、I15≠1
であればストロボ適正であるので、“▲”セグメ
ント表示を行なつてリターンする。そして、次回
のプログラムの流れでは、サブルーチンWAIT2
内でフラツグM22の符号が反転されるので、
(M22)=−1となり、“−”、“+”セグメントの
表示が消去される。さらに、I16=1のときには、
I16=1の判定により、“▲”表示が消去されて、
リターンする。上記入力ポートI14、I15、I16は、
ストロボ発光後約2秒間だけ‘1'となるものであ
るから、この間は、プログラムの流れによつて、
露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応じて
“−”、“+”、“▲”の表示がそれぞれ点滅するも
のである。また、ストロボ発光後2秒間以外のと
きには、“▲”の表示のみが連続的に表示される
ものである。サブルーチンWAIT1の実行後第3
3図に示すプログラムに戻ると、続いて、I10=
1の判定により、シヤツターレリーズがされてい
るか否かの判別が行なわれる。レリーズされてい
なければ、−を通じて直接第28図のモード
判別のプログラムに戻り、レリーズされていれ
ば、前述したように、シヤツター制御およびスト
ロボの制御はハードウエアで行なわれるので、プ
ログラムは、I11=0の判定によりトリガーの開
放をまつて、−を通じ第28図のモード判別
のプログラムに戻る。
次に、マニユアルモードについて述べる。い
ま、撮影モード切換用操作ノブ21を
「MANUL」指標に合わせてマニユアルモードを
選択したとすると、マニユアルスイツチSW3が閉
成して、入力ポートI1が‘1'となる。よつて、第
28図のモード判別のプログラムにおいて、I0=
1の判定をノーで抜け、I1=1の判定をイエスで
抜けて、I13=1の判定に入る。いま、ストロボ
の電源がオンされていないとすると、I13=0と
なり、次にスポツトモード検出用入力ポートI2の
レベル判定に入る。いま、スポツトモードも選択
されておらず、通常のマニユアルモードとする
と、I2=0となるので、プログラムは、−を
通じて、第34図に示す通常マニユアルモードの
ためのフローチヤートに分岐する。ここでは、ま
ず、出力ポートO9に‘1'を出力する。このこと
により、後幕保持用マグネツトMG1に通電され、
後幕が保持待期状態となる。次に、撮影モード検
出フラツグM12に、通常マニユアルモード定数
C23がストアされる。次に、(M13)=C22および
(M13)=(M12)の判定により、電源投入直後か、
モード切換直後かの判別を行ない、電源投入直後
またはモード切換直後の場合には、変数のリセツ
トおよび表示のリセツトを行なう。まず、変数の
リセツトにおいては、バー表示スタート番地格納
エリアM14にバー表示スタートポイントのアドレ
スを設定する。次に、表示のリセツトにおいて
は、“MANU”おおび定点指標の表示(“+”、
“−”の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。
続いて、撮影モード検出フラツグM13に撮影モー
ド検出フラツグM12の内容(M12)を転送する。
次に、エリアM0、M1およびM2に、平均Bv値
BV1、Sv−Av値SV−AVおよびCv値CVを、そ
れぞれストアする。続いて、(M2)=0の判定を
行ない、補正が入力されているときは“±”の表
示を行ない(第62図参照)、補正が入力されて
いないときには“±”の表示を消去する。次に、
マニユアル設定秒時(M8)を表示のクリアを行
なう。なお、この表示のクリアは、後に述べるマ
ニユアル設定秒時(M8)の表示の更新直前に行
なうようにしてもよい。次に、エリアM8にバイ
ナリーコードで入力されたマニユアル設定秒時を
入力する。マニユアル設定秒時は、LSB1Evの重
みを持つので、次の表示のため、LSB1/3Evの値
に変換する目的で、内容(M8)を3倍にして再
びエリアM8にストアする。次に、マニユアル設
定秒時(M8)の表示を行なう。第61図におい
ては、マニユアル設定秒時が1/60秒に設定されて
いた場合が示されている。即ち、各シヤツター秒
時を表示するためのセグメント“1”〜“2000”
に対応したDRAM85のメモリーエリアの番地と、
マニユアル設定秒時とは1対1に対応している。
次に、標準露出レベル(第61図では1/60秒のシ
ヤツター秒時)に対する偏差のバー表示データー
を求める演算1/4{(M0)+(M1)}+(M2)−(M8)
±C8を行ない、これをエリアM3にストアする。
ここで、(M0)は平均Bv値、(M1)はSv−Av
値、(M2)はCv値、(M8)はマニユアル設定秒
時、C8は定数である。続いて、演算値(M3)を
表示データに変換するために、サブルーチンh
{(M3)}を実行する。ここで、サブルーチンh
{(M3)}は、標準露出レベルに対する偏差が表示
データー範囲外にあるときに、これを範囲内に限
定するためのサブルーチンであつて、上記サブル
ーチンf{(M3)}において限界設定値C40、C41
だけが異なるものと考えてよい。従つて、このサ
ブルーチンh{(M3)}の詳細なフローチヤートに
ついては、図示および説明を茲に省略する。この
サブルーチンh{(M3)}は、標準露出レベルに対
する偏差(M3)がある値より大きいときには、
その限界値にデーター(M3)を固定し、偏差が
ある値より小さいときには、その限界値にデータ
ー(M3)を固定する。即ち、バー表示は、第6
1図に示す“+”、“−”のセグメント間に対応す
る範囲内で行なわれることになる。次に、I10=
1の判定により、シヤツターレリーズの有無が判
別され、シヤツターレリーズでないときには、偏
差(M3)のバー表示を行なつた後に、−を
通じる、第28図に示すモード判別のプログラム
に戻る。また、シヤツターレリーズのときには、
−を通じて第29図中に示す露出制御のプロ
グラムに入る。ここでは、まずタイマーカウンタ
ーの設定が行なわれるが、カウンターに設定され
る値はエリアM8にストアされたマニユアル設定
秒時である。この場合、上記(3)式におけるZは‘
0'となり、スポツトオート時の露出制御の場合と
同様な演算によりタイマーカウンターの設定がな
される。以下のプログラムの流れは、スポツトオ
ート時と変わらないので、ここでは説明を省略す
る。
次に、マニユアルモードにおいて、スポツト入
力された場合について説明する。マニユアルモー
ドにおいてスポツト入力スイツチSW8がオンさ
れ、スポツト入力が行なわれた場合には、スポツ
トモード検出用入力ポートI2が‘1'となる。従つ
て、第28図のモード判別のプログラムにおい
て、通常マニユアルモード時にに向けて分岐し
た判定I2=1がイエスとなり、続いて(M13)=
C20の判定が行なわれる。いま、(M13)=C20の
ときには、直前の撮影モードがスポツトオートモ
ードであつたことを示すので、この場合には、出
力ポートO0、O1に正のパルスを出力し、スポツ
トモード検出用フリツプフロツプ回路(G7,G9)
およびスポツト入力検出用フリツプフロツプ回路
(G11,G12)をリセツトする。これは、スポツト
オートモードのところでも説明したが、スポツト
オートモードから直接マニユアルモードが選択さ
れた場合にスポツトマニユアルモードになるのを
防止するためである。即ち、オートモードとマニ
ユアルモードとの基本的な撮影モード間の変更に
おいては、必ず単なるオートモードまたはマニユ
アルモードが選択されるようにして、変更後スポ
ツトモードにならないようにしている。そして、
出力ポートO0、O1への正のパルスの出力の後に
は、−を通じて、モード判別のプログラムの
初めの方に戻るようにして、再びモード判別をや
り直させるようにしている。一方、直前の撮影モ
ードがスポツトマニユアルモードでなかつた場合
には、(M13)=C20の判定をノーで抜け、次に入
力ポートI3のレベル判定を行なう。スポツト入力
スイツチSW8を閉じると、スポツトマニユアルモ
ードが選択されると同時に、スポツト入力検出用
フリツプフロツプ回路(G11,G12)もセツトさ
れるので、I3=1となり、−を通じて、第3
5図に示すスポツトマニユアルモードでスポツト
入力ありのプログラムに分岐する。ここでは、ま
ずBv値格納エリアM0にスポツトBv値BV2をス
トアする。次に、撮影モード検出フラツグM12に
スポツトマニユアルモード定数C24をストアす
る。次に、(M13)=C22および(M13)=(M12)
の判定により、電源投入直後か、モード切換直後
かの判別を行ない、電源投入直後またはモード切
換直後の場合には、変数のリセツト、表示のリセ
ツト、インターフエースのリセツトをそれぞれ行
なう。まず、表示のリセツトにおいては、重なり
検出フラツグM5、ハイライト入力検出フラツグ
M6およびシヤドウ入力検出フラツグM7に、それ
ぞれ‘1'をストアする。次に、バー表示スタート
番地格納エリアM14にバー表示のスタートセグメ
ントのアドレスをストアする。また、スポツト入
力データー数格納エリアM16に、‘0'をストアし
てリセツトする。次に、表示のリセツトにおいて
は、“MANU”、“SPOT”および定点指標の表示
(“+”、“−”の表示を含む。)が行なわれる(第
63図参照)。続いて、インターフエースのリセ
ツトにおいては、出力ポートO2、O3に正のパル
スを出力し、ハイライト入力検出用フリツプフロ
ツプ回路(G15,G16)およびシヤドウ入力検出
用フリツプフロツプ回路(G19,G21)のリセツ
トを行なう。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12の内容(M12)を転送す
る。これにより、次回以降の同一のプログラムの
流れでは、(M13)=(M12)となるので、変数、
表示およびインターフエースのリセツトは行なわ
れない。次に、スポツト入力データー数格納エリ
アM16を1つインクリメントする。続いて、レジ
スターMBNおよびエリアM1に、スポツトBv値
(M0)およびSv−Av値SV−AVをストアする。
ここで、レジスターMBNのNは、スポツト入力
回数に対応した値、即ちエリアM16の内容
(M16)に対応した値で、最初のスポツト入力に
おいては‘1'となる。従つて、複数回のスポツト
入力によるスポツトBv値は、それぞれ別個のレ
ジスターに記憶されることになる。続いて、マニ
ユアル設定秒時(M8)の表示のクリアを行なう。
次に、エリアM8に、入力ポートI8に設定された
マニユアル設定秒時データー(I8)をストアす
る。続いて、マニユアル設定秒時(M8)を3倍
にして重み変換し、再びエリアM8にストアする。
そして、エリア(M8)の内容を表示する。第6
3図においては、マニユアル設定秒時が1/125秒
に設定されていた場合が示されている。次に、標
準露出レベル(第63図では1/125秒のシヤツタ
ー秒時)に対する偏差の演算1/4{(MBN)+
(M1)}−(M8)+C8を行ない、これをレジスター
MTNにストアする。ここで、レジスターMTN
のNは、上記レジスターMBNのNと同様に、ス
ポツト入力回数に対応した値である。続いて、サ
ブルーチンh{(MTN)}を実行し、偏差
(MTN)を表示用ゲーターに変換した後、これ
をポイント表示する(第63図参照)。
次に、スポツト入力値の加算平均値によるバー
表示を行なうのであるが、もし、ハイライトモー
ドまたはシヤドウモードで、(M6)=−1または
(M7)=−1の場合には、以下に述べる加算平均
値の演算を行なわず、直接スポツト入力状態の解
除(O1←〓)のプログラムへ飛ぶ。いま、ハイ
ライトモードでもなくシヤドウモードでもなく、
(M6)=1、(M7)=1であるので、次に、これま
で入力されたスポツトBv値(MBn)(n=1〜
N)の加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを演算し、こ
れをエリアM3にストアする。続いて、エリアM2
にCv値CVをストアし、(M2)≠0であれば
“±”の表示を行ない(第65図参照)、(M2)=
0であれば“±”の表示を消去する。次に標準露
出レベルに対する、加算平均値(M3)によつて
得られる露出レベルの偏差の演算1/4{(M1)+
(M3)}+(M2)−(M8)+C8を行ない、これをエ
リアM3にストアする。続いてサブルーチンh
{(M3)}を実行し、演算値(M3)のバー表示デ
ーターへの変換を行なう。次に、出力ポートO1
に正のパルスを出力して、スポツト入力検出用フ
リツプフロツプ回路(G11,G12)のリセツトを
行ないスポツト入力状態を解除する。続いて、
I10=1の判定により、シヤツターレリーズの有
無を判別し、レリーズされていなければ、偏差
(M3)のバー表示を行なつた後(第64図参照)、
−を通じて第28図のモード判別のプログラ
ムへ戻る。また、レリーズされていれば、−
を通じて、第29図中の露出制御のプログラムに
分岐する。ここでは、マニユアル設定秒時(M8)
がタイマーカウンターに設定され、この値に基づ
いて露出制御が行なわれる。そして、既に述べた
プログラムの実行を終え、−を通じて、第2
8図のモード判別のプログラムに戻る。
次に、スポツトモード選択後の2回目以降のプ
ログラムの流れでは、スポツトモードが解除され
ず、かつ、スポツト入力がないものとすれば、I2
=1、I3=0となるので、第28図のモード判別
のプログラムにおいて、I2=1の判定をイエス、
I3=1の判定をノーで抜け、−を通じて、第
36図に示すスポツトマニユアルモードでスポツ
ト入力なしのプログラムへ分岐する。ここでは、
まず、エリアM1およびM2に、Sv−Av値SV−
AVおよびCv値CVをそれぞれ入力する。続いて
(M2)=0の判定を行ない、補正があれば“±”
の表示を行ない、補正がなければ“±”の表示を
消去する。次に、マニユアル設定秒時(M8)の
表示を消去する。続いて、エリアM8にマニユア
ル設定秒時データー(I8)をストアした後、エリ
アM8の内容(M8)を3倍にして再びエリアM8
にストアする。次にマニユアル設定秒時(M8)
の表示を行なう(第63図参照)。続いて、Sv−
Av値の変更に伴うスポツト入力ポイント表示の
変更のため、一旦すべてのスポツト入力ポイント
(MTn)(n=1〜N)の表示を消去する。次に、
スポツト入力された各スポツトBv値(MBn)
(n=1〜N)により標準露出レベルに対する偏
差の演算1/4{(MBn)+(M1)}−(M8)+C8(n=
1〜N)を行ない、これらをレジスターMTn(n
=1〜N)にそれぞれストアする。次に、各偏差
(MTn)(n=1〜N)に対してサブルーチンh
{(MTn)}を実行することにより、これらを表示
データーに変換し、再びレジスターMTn(n=1
〜N)にストアする。続いて、各表示データー
(MTn)(n=1〜N)に基づいて、各偏差のポ
イント表示を行なう。即ち、スポツト入力のポイ
ント表示は、常に露出レベルが一定となるように
変更される。次に、(M6)=−1、(M7)=−1の
判定により、ハイライトモードかシヤドウモード
かの判別を行ない、ハイライトモードまたはシヤ
ドウモードのときは、後述するスポツトBv値の
入力(M0←BV2)のプログラムへ飛ぶ。ハイ
ライトモードおよびシヤドウモードのいずれでも
ない場合には、次に、スポツト入力されたスポツ
トBv値の加算平均値に対する、Cv値を含めた標
準露出レベルに対するバー表示のプログラムに入
る。まず、スポツト入力されたスポツトBv値
(MBn)(n=1〜N)の加算平均値N 〓n=1
(MBn)/Nを求め、これをエリアM3にストア
する。次に、1/4{(M1)+(M3)}+(M2)−(M8)
+C8により、スポツト入力されたスポツトBv値
の加算平均値に対する、標準露出レベルの偏差の
演算を行ない、これをエリアM3にストアする。
次に偏差(M3)をサブルーチンh{(M3)}の実
行により、表示データーに変換した後、偏差
(M3)のバー表示を行なう。
次に、エリアM0にスポツトBv値BV2をスト
アする。これは、スポツト入力操作によらず、自
動的に行なわれるもので、現測光ポイントの偏差
のポイント表示のためのBv値である。続いて、
前回入力したSv−Av値(M1)、マニユアル設定
秒時データー(M8)および定数C8との間で、1/
4{(M0)+(M1)}−(M8)+C8の演算を行ない、
これをエリアM4にストアする。次に、サブルー
チンh{(M4)}を実行して、偏差(M4)を表示
データーに変換する。次に、現測光ポイントの偏
差のポイント表示と、スポツト入力による偏差の
ポイント表示との重なりを検出するプログラムが
実行される。現測光ポイント偏差のポイント表示
と、スポツト入力による偏差のポイント表示と
は、スポツトオートモードの場合と同様に、ポイ
ント表示用のセグメント列を共通に用いて表示す
るため、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
変更に際し、それがスポツト入力による偏差のポ
イント表示と重なつていた場合は、その表示を残
し、もし重なつていなかつた場合は、その表示を
消去する必要がある。この重なりを検出するのが
次のプログラムである。まず(M5)=1の判定を
行ない、重なり検出フラツグM5が‘1'であつた
場合には、スポツトモードに変更後1回目のプロ
グラムの流れであるので、いまだ現測光ポイント
の偏差の表示がなされておらず、重なりの心配が
ない。よつてフラツグM5へのポイント表示デー
ター(M4)の転送のプログラムに直接飛び、フ
ラツグM5にデーター(M4)をストアする。これ
で、2回目以降のプログラムの流れにおいては、
フラツグM5には前回のプログラムの流れにおい
て求められた現測光ポイントの偏差の表示データ
ーがストアされていることになる。従つて、2回
目以降のプログラムの流れでは、(M5)=1の判
定をノーで抜け、次に、(M4)=(M5)の判定に
入る。(M4)=(M5)のときには、現測光ポイン
トの偏差の表示には変更がないということである
ので、直接データー転送(M5←(M4))のプロ
グラムに入る。また、(M4)≠(M5)のときに
は、現測光ポイントの偏差の表示に変更があると
いうことなので、次に、現在表示している現測光
ポイントの偏差の表示データー(M5)が、スポ
ツト入力による偏差のポイント表示データー
(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいかど
うかの判別を順次行なう。そして、もし、
(MTn)=(M5)なるものがあれば、データー
(M5)のポイント表示を行ない、(MTn)=(M5)
なるものがなければ、データー(M5)のポイン
ト表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポイ
ントの偏差(M4)をフラツグM5に転送する。次
に、I10=1の判定により、シヤツターレリーズ
されているか否かの判別を行なう。シヤツターが
レリーズされていなければ、現測光ポイントの偏
差(M5)のポイント表示を点滅表示で行なうた
め、表示点滅周期格納エリアM23に表示点滅周期
定数C50を転送し、しかる後、第41図のサブル
ーチンWAIT3を実行する。このサブルーチン
WAIT3のプログラムの流れおよび点滅動作の目
的については、スポツトオートモードのところで
詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、シ
ヤツターがレリーズされていなければ、−を
通じて、第29図中に示す露出制御のプログラム
に飛び、このプログラムの実行の後、−を通
じて、第28図のモード判別のプログラムに戻
る。
上記サブルーチンWAIT3の実行が終了する
と、プログラムは、次に−を通じて、第37
図に示すハイライトモードまたはシヤドウモード
のためのフローチヤートに移る。ここでは、まず
I4=1の判定により、ハイライト入力であるか否
かの判別が行なわれる。いま、ハイライト入力さ
れていないとすると、I4=0であるので、判定を
ノーで抜け、次にI5=1の判定により、シヤドウ
入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、シ
ヤドウ入力でもないとすると、I5=0であるの
で、判定をノーで抜け、続いて、ハイライト入力
検出フラツグM6が‘−1'であるか否かを判別す
る。また、(M6)≠−1であれば、続いてシヤド
ウ入力検出フラツグM7が‘−1'であるか否かを
判別する。ハイライト入力またはシヤドウ入力に
おいては、入力ポートI4またはI5が‘1'に設定さ
れるが、これはハイライトモードまたはシヤドウ
モードの1回目のプログラムの流れの中ですぐに
‘0'にリセツトされてしまう。そこで、ハイライ
トモード状態またはシヤドウモード状態は、ハイ
ライト入力検出フラツグM6またはシヤドウ入力
検出フラツグM7という内部フラツグに記憶保持
させるようにしている。従つて、ここで、フラツ
グM6およびM7の判別を行なつている。いま、ハ
イライトモードでもシヤドウモードでもないとす
れば、(M6)=1、(M7)=1となつて、ハイライ
トモードおよびシヤドウモードの処理のプログラ
ムを通過せず、直接I10=1の判定に致り、シヤ
ツターレリーズか否かの判別を行なう。レリーズ
されていないとすると、I10=0であるので、
−を通じて、第28図のモード判別のプログラ
ムへ戻る。また、レリーズされているとすると、
I10=1であるので、−を通じて、第29図
中の露出制御のプログラムに分岐する。ここで
は、タイマーカウンターにマニユアル設定秒時デ
ーター(M8)を設定し、このタイマーカウンタ
ーの内容に応じて露出制御が行なわれる。そし
て、露出終了後は、−を通じて、第28図の
モード判別のプログラムに戻る。
次に、上記スポツトマニユアルモードでハイラ
イトモードが選択されている場合のプログラムの
流れについて説明する。いま、プログラムの進行
して、現測光ポイントの偏差のポイント表示が終
了し、第37図のまで達したとする。次に、I4
=1の判定により、ハイライト入力検出のための
入力ポートI4のレベルの判別が行なわれる。い
ま、ハライトモード選択後、1回目のプログラム
の流れであつたとすると、I4=1となつているの
で、判定をイエスで抜け、次にハイライト入力直
後検出フラツグM17に‘1'がストアされる。この
フラツグM17は、ハイライトモードが選択された
後の1回目のプログラムの流れであるかどうかを
検出するためのフラツグであり、これが‘1'であ
るとき、1回目のプログラムの流れであることを
示す。次に、出力ポートO2に正のパルスを出力
し、ハイライト入力検出用フリツプフロツプ回路
(G15,G16)をリセツトする。続いて、ハイライ
ト入力検出フラツグM6の符号を反転させる。い
ま、シヤドウスイツチSW10を閉成した後または
閉成することなく、ハイライトスイツチSW9を奇
数回閉成したとすると、フラツグM6は‘−1'と
なり、(M6)=1の判定をノーで抜けて、続いて
“HIGH”の表示が行なわれる。また、ハイライ
トスイツチSW9を偶数回閉成したとすると、フラ
ツグM6は‘1'となり、(M6)=1の判定のイエス
で抜けて、続いて“HIGH”表示の消去が行なわ
れる。この“HIGH”表示の消去の後は、後述す
るハイライト入力直後検出フラツグM17のリセツ
ト(M17←0)のプログラムへ飛ぶ。いま、ハイ
ライトスイツチSW9が奇数回閉成されていて、”
HIGH”表示がなされたとする。次には、スポツ
ト入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの最高輝
度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納エ
リアM9にストアする。次に、(M17)=1の判定
により、ハイライトモード選択後1回目のプログ
ラムの流れであるか否かの判別が行なわれ、
(M17)=1のときには、1回目のプログラムの流
れであるので、スポツトオートモードのところで
述べたのと同様に、まず、最高輝度値MIN
(MBn)に対応して標準露出レベルに対する偏差
のバー表示を行なう。このため、1/4{(M1)+
(M9)}−(M8)+C9により、MIN(MBn)に対応
した標準露出レベルに対する偏差の演算を行な
い、これをエリアM3にストアする。そして、偏
差(M3)をサブルーチンh{(M3)}の実行によ
りバー表示データーに変換した後、これをバー表
示する。しかる後に、インターバル命令を実行
し、続いて1/4{(M1)+(M9)}+(M2)−(M8)+
C9+7により、最高輝度値MIN(MBn)から2
1/3Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差を演算し、この結果をエリアM3にス
トアする。ここで、演算式に加えられる‘7'は、
2 1/3Evに対応するデーターである。次に、サ
ブルーチンh{(M3)}を実行して、偏差(M3)
を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ハイライト入力直
後検出フラツグM17を‘0'にリセツトする。次
に、シヤドウ入力検出フラツグを‘1'にリセツト
する。そして、I10=1の判定によりレリーズさ
れたか否かを判別し、レリーズされていなかつた
場合には、−を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻り、レリーズされていた場合に
は、−を通じて第29図中の露出制御のプロ
グラムに戻る。露出制御のプログラムの終了後
は、−を通じて第28図のモード判別のプロ
グラムに戻る。ハイライトモードでの2回目以降
のプログラムの流れにおいては、I4=0となつて
いるので、I4=1の判定をノーで抜け、(M6)=
−1の判定を通じて“HIGH”表示のプログラム
に入ることになり、(M17)=1の判定により、最
高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示は行なわれず、最高輝
度値MIN(MBn)より2 1/3Evマイナスがわに
対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示
のみが行なわれる。
次に、上記スポツトマニユアルモードでシヤド
ウモードが選択されている場合のプログラムの流
れについて説明する。いま、プログラムの流れ
が、現測光ポイントの偏差のポイント表示まで進
行し、第37図のまで達したとする。次に、I4
=1の判定をノーで抜け、I5=1の判定により、
シヤドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。
いま、シヤドウモード選択後、1回目のプログラ
ムの流れであつたとすると、I5=1となつている
ので、判定をイエスで抜け、次に、シヤドウ入力
直後検出フラツグM18に‘1'がストアされる。こ
のフラツグM18は、シヤドウモードが選択された
後の1回目のプログラムの流れであるかどうかを
検出するためのフラツグであり、これが‘1'であ
るとき、1回目のプログラムの流れであることを
示す。次に、出力ポートO3に正のパルスを出力
し、シヤドウ入力検出用フリツプフロツプ回路
(G19,G21)をリセツトする。続いて、シヤドウ
入力検出フラツグM7の符号を反転させる。いま、
ハイライトスイツチSW9を閉成した後または閉成
することなく、シヤドウスイツチSW10を奇数回
閉成したとすると、フラツグM7は‘−1'となり、
(M7)=1の判定をノーで抜けて、続いて
“SHDW”の表示が行なわれる(第67図参照)。
また、シヤドウスイツチSW10を偶数回閉成した
とすると、フラツグM7は‘1'となり、(M7)=1
の判定をイエスで抜けて、続いて“SHDW”表
示の消去が行なわれる。この“SHDW”表示の
消去の後は、後述するシヤドウ入力直後検出フラ
ツグM18のリセツト(M18←0)のプログラムへ
飛ぶ。いま、シヤドウスイツチSW10が奇数回閉
成されていて、“SHDW”表示がなされたとす
る。次には、スポツト入力値(MBn)(n=1〜
N)のうちの最低輝度値MAX(MBn)を求め、
ハイライトモードの場合と同様にして、この最低
輝度値MAX(MBn)に対応して標準露出レベル
に対する偏差のバー表示が行なわれる。また、最
低輝度値MAX(MBn)より2 2/3Evプラスがわ
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表
示が行なわれる。シヤドウモードでの2回目以降
のプログラムの流れにおいては、I5=0となつて
いるので、(M7)=−1の判定を通じて
“SHDW”表示のプログラムに入ることになり、
(M18)=1の判定により、最低輝度値MAX
(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX
(MBn)より2 2/3Evプラスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみが行な
われる。
ここで、以上述べたスポツトマニユアルモード
におけるハイライトモードまたはシヤドウモード
のプログラムの流れを要約すると、まず、モード
選択においては、ハイライト指令釦15が連続し
て奇数回押されたらハイライトモードが選択さ
れ、シヤドウ指令釦16が連続して奇数回押され
たらシヤドウモードが選択される。偶数回連続し
て押されると、いずれのモードも解除される。ま
た、ハイライトモード選択後最初のフローにおい
ては、一旦スポツト入力値の最高輝度値に対応し
た標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行な
つた後に、スポツト入力値の最高輝度値より2
2/3Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目
以降のフローにおいては、スポツト入力量の最高
輝度値より2 2/3Evマイナスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行な
う。また、シヤドウモード選択後最初のフローに
おいては、一旦スポツト入力値の最低輝度値に対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を
行なつた後に、スポツト入力値の最低輝度値より
2 2/3Evプラスがわに対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回
目以降のフローにおいては、スポツト入力値の最
低輝度値より2 2/3Evプラスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行な
う。ハイライトモードまたはシヤドウモードのプ
ログラムの実行を終了すると、次に、シヤツター
がレリーズされているかどうかを判別する。レリ
ーズされていなければ、モード判別のプログラム
へ戻る。レリーズされていれば、マニユアル設定
秒時(M8)をタイマーカウンターに設定した後、
タイマーカウンターの内容に応じた露出制御を行
ない、しかる後、モード判別のプログラムへ戻
る。
次に、マニユアルモードにおけるストロボ撮影
のプログラムについて説明する。マニユアルモー
ドでストロボを装着し、ストロボの電源をオンす
ると、入力ポートI13が‘1'となる。従つて、第
28図のモード判別のプログラムにおいて、I13
=1の判定がイエスとなり、〓−〓を通じて、第
38図に示すストロボマニユアルモードのプログ
ラムに分岐する。ここでは、まず、出力ポート
O0〜O3に正のパルス出力し、スポツトモード検
出用、スポツト入力検出用、ハイライト入力検出
用およびシヤドウ入力検出用の各フリツプフロツ
プ回路(G7,G9;G11,G12;G15,G16および
G19,G21)をそれぞれリセツトする。次に、撮
影モード検出フラツグM12に、ストロボマニユア
ルモード定数C31をストアする。続いて、(M13)
=C22および(M13)=(M12)の判定により、電
源投入直後か、モード切換直後かの判別を行な
い、電源投入直後またはモード切換直後の場合に
は、表示のリセツトを行なう。この表示のリセツ
トにおいては、第73図に示すように、
“MANU”の表示、“+”、“−”を除く定点指標
の表示を行なう。なお、“〓の表示は、ストロボ
充電完了表示でこれが発光ダイオードD1の発光
により表示されることについては、電気回路のと
ころで既に述べた。電源投入直後でなく、かつ、
モード切換直後でもない場合には、上記表示のリ
セツトを行なわず、直ちに次のマニユアル設定秒
時(M8)の表示の消去に入る。続いて、エリア
M8にマニユアル設定秒時データー(I8)を入力
する。次に、データー(M8)を3倍にしたのち、
これを再びエリアM8にストアする。そして、こ
のマニユアル設定秒時データー(M8)の表示を
行なう。第73図においては、マニユアル設定秒
時が1/30秒に設定されていた場合が示されてい
る。次に、各エリアM0、M1およびM2に、平均
Bv値BV1、Sv−Av値SV−AVおよびCv値CV
をそれぞれ入力する。続いて1/4{(M0)+(M1)}
+(M2)−(M8)+C8により、標準露出レベルに
対する偏差の演算を行なつた後に、この結果をエ
リアM4にストアする。次に、サブルーチンh
{(M4)}の実行により、偏差(M4)をバー表示
データーに変換した後、これをバー表示用のセグ
メント列にポイント表示する(第73図参照)。
次に、I10=1の判定により、レリーズされてい
るか否かを判別し、レリーズされていなければ、
−を通じて第28図のモード判別のプログラ
ムに戻り、レリーズされていれば、−を通じ
て、第29図中の露出制御のプログラムに分岐す
る。露出制御のプログラムにおいては、マニユア
ル設定秒時(M8)に基づいて露出が制御され、
しかる後、モード判別のプログラムに戻る。
次に、オフモードのフログラムの流れについて
説明する。オフモードでは、オートモードでもな
く、マニユアルモードでもないので、I0≠1、I1
≠1となり、第28図に示すモード判別のプログ
ラムにおいて、I0=1およびI1=1の判定をそれ
ぞれノーで抜ける。従つて、次に、表示が全部消
去され、続いて、撮影モード検出フラツグM12に
オフモード定数C22がストアされる。次に、メモ
リーホールド検出フラツグM10が‘1'にリセツト
され、出力ポートO0〜O3にそれぞれ正のパルス
が出力されて、スポツトモード検出用、スポツト
入力検出用、ハイライト入力検出用およびシヤド
ウ入力検出用の各フリツプフロツプ回路(G7,
G9;G11,G12;G15,G16およびG19,G21)をそ
れぞれリセツトされる。そして、しかる後に、
−を通じてモード判別のプログラムの初めに戻
り、ループを繰り返す。なお、シヤツターの制御
はすべて電気回路によつてハード的に行なわれ
る。
次に、第44図に示すバー表示のためのサブル
ーチンのプログラムについて説明する。このプロ
グラムにおいては、まず、入力ポートI6のレベル
の判別が行なわれる。メモリーモードが選択され
ていると、I6=1となり、次に、M10=0の判定
が行なわれる。メモリーモードにおいて、(M10)
=1でメモリーセツト、(M10)=0でメモリーホ
ールドとなる。いま、メモリーセツトの状態であ
つたとすると、次に、“MEMO”の表示が行なわ
れる。続いて、(M3)=C40の判定により、表示
データー(M3)が露出アンダーのデーターであ
るか否かが判別され、イエスの場合には、バー表
示スタート番地格納エリアM14にスタート番地
(C40−1)をストアし、“LONG”の表示を行な
つた後にリターンする。(M3)≠C40で露出アン
ダーでないときは、次にスタート番地格納エリア
M14に定数C55をストアする。ここで、定数C55
は、バー表示スタートポイントの番地より1だけ
大きい定数である。ところで、バー表示用のセグ
メント列および“OVER”、“LONG”のセグメ
ントに対応するDRAM85のメモリーエリアの番
地は、“OVER”のセグメントをX番地とする
と、最左端のセグメントがX+1番地に対応して
いて、右に移るに従い、1番地ずつ増えて行く。
従つて、最右端のセグメントは、X+34番地に対
応し、“LONG”のセグメントがX+35番地に対
応する。ポイント表示のためのセグメント列に対
応するDRAM85のメモリーエリアの番地も同様
になつており、“OVER”に対応するセグメント
をY番地とすると、右に移るに従つて、セグメン
トに対応したDRAM85のメモリーエリアの番地
も1番地ずつ増えていき、最右端の“LONG”
に対応するセグメントの、DRAM85におけるメ
モリーエリアの地は、Y+35番地となつている。
上記エリアM14への定数C55のストアの後、番地
(M14)から1だけ減算され、結果が再びエリア
M14にストアされる。続いて、DRAM85の
(M14)番地のメモリーエリアに‘1'がストアさ
れる。これにより、DRAM85の(M14)番地の
メモリーエリアに対応したバー表示を構成するセ
グメントが発色する。次に、(M14)=C41の判定
により、番地(M14)が“OVER”のセグメン
トに対応したDRAM85のメモリーエリアの番地
であるか否かが判別され、(M14)≠C41であれ
ば、続いて(M14)=(M3)の判定により、バー
表示終了か否かの判別が行なわれる。バー表示終
了のときには、そのままリターンし、バー表示が
終了していないときには、再び番地減算のプログ
ラム(M14←(M14)−1)に戻り、番地(M14)
に対応した次のセグメントを発色させる。一方、
もし、(M14)=C41となつたら、最左端のセグメ
ントまでバー表示されたことになるので、次に、
エリアM14に定数C41に1を加えた数をストア
し、“OVER”表示を行なつた後に、リターンす
る。以上のプログラムの流れを要約すれば、バー
表示はバー表示データー(M3)に対応したセグ
メントまで、右がわから順序発色してゆくことに
なる。しかし、このプログラムは瞬時のうちに実
行されるので、人の眼にはあたかもバー表示全体
が一度に表示されたかのように感知される。
次に、メモリーホールドの場合には、M10=0
の判定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格
納エリアM23に、表示点滅周期定数C80がストア
される。次に、第40図に示すサブルーチン
WAIT2が実行され、所定の遅延時間が創り出さ
れると共に、点滅表示フラツグM22が反転され
る。続いて、(M22)=1の判定により、発色周期
であるか消去周期であるかの判別が行なわれ、発
色周期であつた場合には、上記“MEMO”表示
以下のブログラムの実行に入る。また、消去周期
であつた場合には、“MEMO”表示およびバー表
示全体を一瞬のうちに消去し、しかる後にリター
ンする。次回のバー表示サブルーチンのプログラ
ムの流れでは、フラツグM22の符号が反転するの
で、消去されていた“MEMO”表示およびバー
表示が発色され、または、発色していた
“MEMO”表示およびバー表示が消去されて、こ
れを繰り返すことにより、メモリーホールドにお
いて、“MEMO”およびバー表示全体が定数C80
で決まる周期で点滅表示されることになる。
他方、メモリーモード以外のときには、I6=0
となるので、I6=1の判定がノーで抜け、次に、
(M3)<(M14)の判定により、表示するデーター
(M3)が前回表示したデーター(M14)より小さ
いか否かが判別される。いま、モード変換後最初
のバー表示のためのプログラムの流れであつたと
すると、エリアM14には初期設定において、バー
表示スタートセグメントに対応するDRAM85の
メモリーエリアの番地がストアされている。この
ため、通常は(M3)<(M14)となり、続いて
“LONG”の表示が行なわれる。次に番地
(M14)から1だけ減算され、結果が再びエリア
M14にストアされる。続いて、DRAM85の
(M14)番地のメモリーエリアに‘1'がストアさ
れ、これにより、バー表示用のセグメント列の最
右端のセグメントが発色される。次に、インター
バル命令を実行した後、(M14)=C14の判定によ
り、バー表示を最左端のセグメントまで行ない、
“OVER”のセグメントを表示したか否かの判定
が行なわれる。ここで定数C41は、“OVER”の
セグメントに対応したDRAM85のメモリーエリ
アの番地を示す。(M14)≠C41のとき、次に
(M14)=(M3)の判定により、バー表示が終了し
たか否かの判別が行なわれる。(M14)≠(M3)
のとき、再び番地(M14)から‘1'を減算し、結
果をエリアM14にストアする。以下、前述したの
と同様のプログラムを実行し、(M14)=C41にな
ると、“OVER”表示がなされたことになるの
で、次回のバー表示のためのバー表示スタートセ
グメントに対応するDRAM85のメモリーエリア
の番地(C41+1)をエリアM14にストアする。
このとき、バー表示が、最左端のセグメントまで
伸びていることは云うまでもない。また、(M4)
≠C41のときに、(M14)=(M3)となれば、バー
表示は終了し、そのまま以下のプログラムに向
う。ここで、バー表示の態様を要約すると、モー
ド切換後最初のバー表示においては、バー表示は
最右端のセグメントからスタートし、順に所定の
位置まで1セグメントずつ伸びてゆく。インター
バル命令は、バー表示の移動が確認できるように
するための遅延命令である。次のバー表示におい
ては、現在表示されているバー表示の先端からバ
ー表示が移動を開始することになる。次に、
(M3)=C41の判定により、表示データー(M3)
が露出オーバーに対応するか否かを判別し、イエ
スの場合には、“OVER”表示を点滅させるため
に、以下のプログラムを実行する。まず、表示点
滅周期格納エリアM23に点滅周期定数C70をスト
アする。次に、第40図に示すサブルーチン
WAIT2を実行し、所定の遅延時間を創り出すと
共に、点滅表示フラツグM22の符号を反転させ
る。続いて、フラツグM22の内容を判別し、
(M22)=1のときには“OVER”表示を行ない、
M22≠1のときには“OVER”表示をクリアす
る。毎回のプログラムを流れのごとに、フラツグ
M22の符号が反転するので、“OVER”表示は点
滅することになる。また、(M3)≠C41のときに
は、単に“OVER”の連続表示が行なわれる。
そして、上記“OVER”の表示または消去の後
は、プログラムはリターンする。
次に、(M3)<(M14)でなかつた場合のプログ
ラムの流れについて説明する。(M3)<(M14)で
なかつた場合には、次に、(M3)>(M14)の判定
により、表示するデーター(M3)が前回表示し
たデーター(M14)より大きいか否かが判別され
る。(M3)>(M14)でなかつた場合には、表示す
るデーターが前回表示したデーターと同じである
ので、そのままリターンする。また、(M3)>
(M14)の場合には、まず、DRAM85の(M14)
番地のメモリーエリアに‘0'をストアし、バー表
示の先端セグメントを消去する。次に、インター
バル命令を実行した後、次に、(M14)=C40の判
定により、バー表示の最右端のセグメントまで消
去したか否かの判別を行ない、(M14)=C40であ
れば、エリアM14に次回のバー表示のスタートセ
グメントに対応するDRAM85のメモリーエリア
の番地(C40−1)をストアして、後段のプログ
ラムへ抜ける。また、(M14)≠C40であれば、
番地(M14)に‘1'を加算してエリアM14にスト
アし、番地(M14)を更新する。次に、(M14)=
(M3)の判定により、バー表示の先端がデーター
(M3)に対応した位置まで達したか否かを判別
し、(M14)≠(M3)の場合には、再び
DRAM85の番地(M14)のメモリーエリアに‘
0'をストアし、以上述べたプログラムを繰り返
す。上記インターバル命令の実行により、所定の
遅延時間が創り出され、バー表示を構成するセグ
メントの表示が左端から順次視認できる速さで消
去され、所定のバー表示が行なわれる。続いて
(M3)=C40の判定により、表示データー(M3)
が露出アンダーに対応するか否かが判別され、ア
ンダーの場合には“LONG”表示が点滅され、
そうでない場合には“LONG”表示が連続的に
表示されたままとなる。このプログラムについて
は、前記露出オーバーの場合と同様のプログラム
となるので、その詳しい説明は省略する。バー表
示の態様を要約すれば、エリアM14には、バー表
示の先端のセグメントに対応したDRAM85のメ
モリーエリアの番地がストアされ、モード変更が
ない限り、バー表示はその先端から移動する。モ
ード変更直後においては、エリアM14は初期設定
され、バー表示は最右端のセグメントからスター
トする。
以上述べたように、本発明によれば、明細書冒
頭に述べた従来の不具合を解消し、種々の撮影モ
ードが簡単な操作で選択できて、撮影者の作画意
図を充分に反映させることができる、使用上甚だ
便利なカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正
面図、第2図は、上記第1図に示したカメラの平
面図、第3図は、上記第1図に示したカメラ内に
配設された光学系を示す要部側面図、第4図は、
上記第3図に示した光学系中に配設された測光用
受光装置の正面図、第5図は、上記第1図に示し
たカメラ内に配設された電気回路の構成の概要を
示すブロツク図、第6図は、上記第5図中に示さ
れた中央処理装置としてのマイクロコンピユータ
ーの内部構成を示すブロツク図、第7図は、上記
第6図に示したマイクロコンピユーター周辺のイ
ンターフエースを示す電気回路図、第8図は、上
記第5図中に示したヘツドアンプ回路の電気回路
図、第9図は、上記第5図中に示したアナログ露
出情報導入回路および第2の選択回路の電気回路
図、第10図は、上記第5図中に示したストロボ
オーバーアンダー判定回路および第1の比較回路
の電気回路図、第11図は、上記第5図中に示し
た電源ホールド回路の電気回路図、第12図は、
上記第5図中に示したトリガータイミング調整回
路の電気回路図、第13図は、上記第5図中に示
したバツテリーチエツク回路および電源ホールド
解除回路の電気回路図、第14図は、上記第5図
中に示したストロボ判定回路の電気回路図、第1
5図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、
マグネツト駆動回路およびストロボ制御回路の電
気回路図、第16図は、上記第5図中に示したタ
イマー回路の電気回路図、第17図は、上記第5
図中に示したD−A変換回路の電気回路図、第1
8図a〜iは、上記第16図に示したタイマー回
路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチヤート、第19図AおよびBは、上記第
4図中に示した撮影情報表示装置39の主体を形
成する液晶表示板の、表示用セグメント電極およ
び背面電極を、それぞれ示す平面図、第20図
は、上記第19図AおよびBに示した表示用セグ
メント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、第21図は、上記第6図中に示した液晶駆
動回路の電気回路図、第22図は、上記第21図
中に示した信号合成回路を示す要部電気回路図、
第23図は、上記第22図に示した電気回路が接
続されるレベル変換回路の要部電気回路図、第2
4図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路にお
けるコモン信号出力回路の電気回路図、第25図
a〜mは、上記第21図ないし第24図に示した
液晶駆動回路における各種信号の出力波形を示す
タイムチヤート、第26図は、メモリーモード撮
影におけるシヤツター秒時の計数方法を示す線
図、第27図は、第6図に示したマイクロコンピ
ユーターにおけるプログラムの概要を示すフロー
チヤート、第28図は、上記第27図に示したフ
ローチヤートにおける、モード判別のプログラム
を詳細に示すフローチヤート、第29図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、平均
ダイレクトオート撮影モードのプログラムを詳細
に示すフローチヤート、第30図は、上記第27
図に示したフローチヤートにおける、スポツトオ
ート撮影モードでスポツト入力ありの場合の詳細
なフローチヤート、第31図は、上記第27図に
示したフローチヤートにおける、スポツトオート
撮影モードでスポツト入力なしの場合の詳細なフ
ローチヤート、第32図は、上記第31図に示し
たスポツトオート撮影モードでスポツト入力なし
の場合のフローチヤートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよびシヤドウ基準撮影
モードのためのプログラムを詳細に示すフローチ
ヤート、第33図は、上記第27図に示したフロ
ーチヤートにおける、ストロボオート撮影モード
のプログラムを詳細に示すフローチヤート、第3
4図は、上記第27図に示したフローチヤートに
おける、通常マニユアル撮影モードのプログラム
を詳細に示すフローチヤート、第35図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、スポ
ツトマニユアル撮影モードでスポツト入力ありの
場合の詳細なフローチヤート、第36図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、スポ
ツトマニユアル撮影モードでスポツト入力なしの
場合の詳細なフローチヤート、第37図は、上記
第36図に示したスポツトマニユアル撮影モード
でスポツト入力なしの場合のフローチヤートに続
いて実行される、ハイライト基準撮影モードおよ
びシヤドウ基準撮影モードのためのプログラムを
詳細に示すフローチヤート、第38図は、上記第
27図に示したフローチヤートにおける、ストロ
ボマニユアル撮影モードのプログラムを詳細に示
すフローチヤート、第39図は、上記第33図に
示したフローチヤート中で実行される、サブルー
チンWAIT1の詳細なプログラムを示すフローチ
ヤート、第40図は、上記第39図に示したサブ
ルーチンWAIT1、後記第41図に示すサブルー
チンWAIT3および第44図に示すバー表示のサ
ブルーチン中で実行される、サブルーチン
WAIT2の詳細なプログラムを示すフローチヤー
ト、第41図は、上記第31図および第36図に
示したフローチヤート中で実行される、サブルー
チンWAIT3の詳細なプログラムを示すフローチ
ヤート、第42図は、上記第29図に示したフロ
ーチヤート中で実行される、実露出時間カウント
のためのサブルーチンの詳細なプログラムを示す
フローチヤート、第43図は、上記第28図ない
し第38図に示すフローチヤート中で実行され
る、サブルーチンf{(M3)}の詳細なプログラム
を示すフローチヤート、第44図は、上記第28
図ないし第38図に示すフローチヤート中で実行
される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチヤート、第45図ない
し第47図は、平均ダイレクトオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表
示範囲内でなされた場合、第46図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よりオーバーであつた場合、第
47図はTv値のバー表示が表示範囲よりアンダ
ーであつた場合をそれぞれ示す、第48図ないし
第50図は、スポツトオート撮影モードにおける
撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示して
いて、第48図は平均Tv値のバー表示が表示範
囲内でなされた場合、第49図は平均Tv値のバ
ー表示が表示範囲よりオーバーであつた場合、第
50図は補正が加えられた場合を、それぞれ示
す、第51図ないし第54図は、スポツトオート
撮影モードでハイライト基準撮影モードを選択し
たときの撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第51図は平均Tv値のバー表示
が一旦最高輝度値に対応する位置まで延びた状
態、第52図は、第51図に示した状態から平均
Tv値のバー表示が2 1/3Evだけマイナスがわに
移動した状態、第53図は、第52図に示した状
態からSv−Av値を変化させて平均Tv値のバー表
示をシフトさせた状態、第54図は、第53図に
示した状態から補正を加えた状態を、それぞれ示
す。、第55図および第56図は、スポツトオー
ト撮影モードでシヤドウ基準撮影モードを選択し
たときの撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第55図は平均Tv値のバー表示
が一旦最低輝度値に対応する位置まで戻つた状
態、第56図は、第55図に示した状態から平均
Tv値のバー表示が2 2/3Evだけプラスがわに移
動した状態を、それぞれ示す、第57図ないし第
59図は、ダイレクトオートメモリー撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第57図はメモリーセツトの状
態、第58図はメモリーホールドの状態、第59
図はメモリーホールドで補正を加えた状態を、そ
れぞれ示す、第60図は、スポツトオートメモリ
ー撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の
態様を示す図、第61図および第62図は、通常
マニユアル撮影モードにおける撮影情報表示装置
の表示の態様をそれぞれ示していて、第61図は
標準露出レベルに対する偏差のバー表示がなされ
ている状態、第62図は、標準露出レベルに対す
る偏差のバー表示に補正が加えられた状態を、そ
れぞれ示す、第63図ないし第65図は、スポツ
トマニユアル撮影モードにおける撮影情報表示装
置の表示の態様をそれぞれ示していて、第63図
は標準露出レベルに対する偏差の加算平均のバー
表示がなされている状態、第64図は、第63図
に示した状態から新たにスポツト入力を行なつた
状態、第65図は、第64図に示した状態から補
正を加えた状態を、それぞれ示す、第66図は、
スポツトマニユアル撮影モードでハイライト基準
撮影モードを選択したときの撮影情報表示装置の
表示の態様を示す図、第67図は、スポツトマニ
ユアル撮影モードでシヤドウ基準撮影モードを選
択したときの撮影情報表示装置の表示の態様を示
す図、第68図ないし第72図は、ストロボオー
ト撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示の
態様をそれぞれ示していて、第68図は、標準露
出レベルに対する偏差のポイント表示がなされて
いる状態、第69図は、第68図に示す状態から
補正が加えられた状態、第70図は、撮影後露出
オーバーであつた状態、第71図は、撮影後露出
アンダーであつた状態、第72図は、撮影後露出
適正であつた状態を、それぞれ示す、第73図
は、ストロボマニユアル撮影モードにおける撮影
情報表示装置の表示の態様を示す図である。 5……絞り値設定環、7……マニユアルシヤツ
ター秒時設定環、10……カメラ、11……シヤ
ツターレリーズ釦、13……メモリー指令操作ノ
ブ、14……スポツト入力釦、15……ハイライ
ト指令釦、16……シヤドウ指令釦、18……フ
イルム感度設定ダイヤル、21……撮影モード切
換用操作ノブ、22……露出補正用操作ノブ、3
9……撮影情報表示装置(撮影情報表示部)、4
1……測光用受光装置、50……マイクロコンピ
ユーター(CPU)、BV1……平均測光による輝
度値、BV2……スポツト測光による輝度値、
CV……補正値、D1……充電完了表示用発光ダイ
オード、H0〜H2……コモン信号、J0〜J3
8……セグメント駆動信号、PD1……平均測光用
光起電力素子、PD2……スポツト測光用光起電力
素子、RE0〜RE2……背面電極、SEG1〜SEG101
……セグメント(表示領域)、SV−AV……フイ
ルム感度値と絞り値との演算値、SW1……レリー
ズスイツチ、SW2……トリガースイツチ、SW3…
…マニユアルスイツチ、SW4……オートスイツ
チ、SW5……バツテリーチエツクスイツチ、SW6
……メモリースイツチ、SW7……クリアースイツ
チ、SW8……スポツト入力スイツチ、SW9……ハ
イライトスイツチ、SW10……シヤドウスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撮影画面のほぼ中央の部分を測光し、この部
    分の輝度値を出力する部分測光手段と、 上記輝度値の入力を手動で指令する操作部材
    と、 上記操作部材が操作される毎に上記輝度値を入
    力し、各輝度値を記憶する複数の記憶手段と、 上記複数の輝度値について、カメラに設定され
    た露出要素を用いて輝度値に対応する露出制御値
    を各輝度値毎に演算する第1の演算手段と、 直線状に複数の表示素子が連設され、上記第1
    の演算手段によつて演算された各輝度値に相当す
    る露出制御値に対応する表示素子を表示状態とす
    る第1の表示手段と、 上記複数の輝度値の平均演算を行い、上記平均
    演算結果値と上記第1の演算手段で用いた上記露
    出要素に加えて更に露出補正値を用いて、実際に
    露出制御に使用する実露出制御値を演算する第2
    の演算手段と、 上記第1の表示手段の直線状に連設された表示
    素子と平行に複数の表示素子が連設され、表示領
    域の一方の端の表示素子から上記第2の演算手段
    によつて演算された実露出制御値に対応する表示
    素子までの表示素子を表示状態とする第2の表示
    手段と、 を具備したことを特徴とするカメラの表示装置。
JP57097864A 1982-06-09 1982-06-09 カメラの表示装置 Granted JPS58215635A (ja)

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