JPH0561620B2 - - Google Patents

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JPH0561620B2
JPH0561620B2 JP57101440A JP10144082A JPH0561620B2 JP H0561620 B2 JPH0561620 B2 JP H0561620B2 JP 57101440 A JP57101440 A JP 57101440A JP 10144082 A JP10144082 A JP 10144082A JP H0561620 B2 JPH0561620 B2 JP H0561620B2
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JP
Japan
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mode
circuit
input
value
transistor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57101440A
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English (en)
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JPS58219539A (ja
Inventor
Yoshihisa Yonetani
Katsuhiko Tsunefuji
Masabumi Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP10144082A priority Critical patent/JPS58219539A/ja
Publication of JPS58219539A publication Critical patent/JPS58219539A/ja
Publication of JPH0561620B2 publication Critical patent/JPH0561620B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091—Digital circuits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般撮影に適した平均測光露光モー
ドでカメラを制御する露光モードと、この露光モ
ードとは異なる複数種類の特殊露光モードを切換
可能なカメラに関する。
従来より撮影露光モードとして、平均測光方法
によつて測光された測光値を用いて露出を制御す
る平均測光露光モードと、部分測光方法によつて
測光された測光値を用いて露出を制御する部分測
光露光モードが知られている。
上記平均測光方法は、さらに全画面平均測光方
法と、中央重点平均測光方法とに別けられるが、
一般には中央重点平均測光方法が採用されてい
る。この平均測光方法は、通常の被写体に対して
は無難な結果が得られるため、部分測光方法に較
べて使い易さで勝り、一般にカメラではほとんど
この方法が採用されている。
上記部分測光方法は、明暗比の大きい被写体の
いずれか一方に露出を合わせたい場合等に有効で
あるが、操作が面倒であると共に、不適正露出の
写真を撮影してしまうおそれが大きいという欠点
がある。
このように、平均測光方法は、通常の被写体を
撮影するうえにおいては、部分測光方法に較べて
優れた方法であるといえる。
しかし、実際の被写体は、明暗比の少ない被写
体ばかりではなく、逆光の被写体、舞台撮影の場
合の被写体、窓から外を眺めた構図の被写体等の
ように、明暗比の大きい被写体が数多く存在す
る。特に、撮影者の技術が向上すればするほど、
このような明暗比の大きな被写体を撮影する機会
が多くなる。ところが、明暗比の大きな被写体を
平均測光方法を採用する自動露出カメラで撮影し
た場合には、平均化された被写体輝度に基づいて
露出が制御されてしまうので、明暗比の大きい被
写体のいずれか一方に露出を合わせたい場合等
に、撮影者の作画意図を充分反映させることがで
きない。
従つて、従来はこのような特殊な被写体を撮影
する場合には、極めて狭角の測光角を有する、い
わゆるスポツト露出計で、撮影する被写体の複数
個所を測光し、得られた被写体輝度情報と、適正
露出を与える部分をどこにするか、暗部をどの程
度の暗部とするか等の撮影意図とに基づいて、絞
り、シヤツター秒時等の露出要素を決定し、カメ
ラをマニユアル操作状態にして写真撮影を行なう
ようにしていた。また、スタジオ撮影等の被写体
に近づくことができるときは、入射光式露出計で
撮影する被写体の所望の複数個所を測光し、同じ
ように露出要素を決定して、マニユアル操作状態
で写真撮影を行なつていた。
しかし、このようなカメラとは別体の露出計を
用いて部分測光を行なつて露出要素を決定する方
法は、手順が面倒で時間がかかると共に、複雑な
計算を必要とするという欠点があつた。
そこで、平均測光手段および部分測光手段を配
設して、両測光手段を選択的に測光状態にするこ
とにより、平均測光撮影モードと部分測光撮影モ
ードとを切換可能なカメラが、既に提案されてい
る。このカメラは、別体の露出計を用いることな
しに平均測光撮影モードでも部分測光撮影モード
でも任意に選択して簡単に写真撮影を行なうこと
ができるという利点がある。このような平均測光
露光モードと部分測光露光モードの両モードを使
用できるカメラにおいては、前述したように平均
測光露光モードの方が部分測光露光モードよりも
通常用いられる撮影モードであり、部分測光モー
ドは特殊な撮影モードといえる。
さらに、部分測光手段によつて測光された部分
測光値に対して自動的に露出補正を行う露光モー
ドも知られているが、この露光モードも特殊な露
光モードといえる。
このように特殊な露光モードを有するカメラに
おいて、これらの特殊な露光モードを設定した後
に、設定した露光モードを解除するためにリセツ
ト手段を設ける必要がある。しかし、個々の露光
モード毎にリセツト手段を設けると、通常頻繁に
使用される平均測光露光モードに復帰させるため
には現在設定されている露光モードを確認した上
で、複数のリセツト手段のいずれかを個々に操作
する必要があり、操作が煩雑になるという不具合
がある。また、個々の露光モード毎に、スイツチ
手段を設けるとカメラが大型化してしまうという
不具合がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、平均測光手
段による測光値に基づいてカメラを制御する複数
種類の特殊露光モードをリセツトするに当たり、
操作が簡単でかつカメラを大型化させないように
したカメラを提供することにある。
以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説明
する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例を示
すカメラの正面図および平面図をそれぞれ示して
いる。このカメラ10は、いわゆる一眼レフレツ
クスカメラであつて、カメラ本体1の前面の中央
部に撮影レンズ鏡筒2が着脱自在に装着されてい
ると共に、上面の中央部にはペンタプリズム収納
部3が三角屋根型に突設されている。上記撮影レ
ンズ鏡筒2には、周知のように撮影レンズ4が収
納されて保持されていると共に、同鏡筒2の外周
部には、前部から後部にかけて、絞り値設定環
5、撮影距離設定環6およびマニユアルシヤツタ
ー秒時設定環7が、回転操作可能に順次配設され
ている。また、カメラ本体1の上面の、上記ペン
タプリズム収納部3で仕切られた左半部には、フ
イルム巻上レバー8、フイルム駒数表示窓9、シ
ヤツターレリーズ釦11、セルフタイマー指令操
作ノブ12、メモリー指令操作ノブ13、スポツ
ト入力釦14、ハイライト指令釦15およびシヤ
ドウ指令釦16がそれぞれ設けられている。一
方、カメラ本体1の上面の右半部には、フイルム
巻戻ノブ17、フイルム感度設定ダイヤル18、
フイルム感度表示窓19、撮影モード切換用操作
ノブ21、露出補正用操作ノブ22、およびバツ
テリーチエツク表示用発光窓23がそれぞれ設け
られている。また、上記ペンタプリズム収納部3
の上面の後端部寄りには、ストロボ取付用シユー
24が配設されており、更に、カメラ本体1の前
面の右端上部寄りには、ストロボ(図示されず)
を接続コード(図示されず)を介して接続するた
めのコネクター25が設けられている。なお、第
1図および第2図中、符号26は撮影レンズ鏡筒
2をカメラ本体1に装着するための操作釦を、2
7はカメラ本体1にストラツプ(図示されず)を
取り付けるための金具を、28はフアインダー接
眼窓枠を、それぞれ示している。
上記メモリー指令操作ノブ13は、シヤツター
レリーズ釦11の台座の基部に回動操作可能に配
設されていて、平生は自己の復帰習性によつて、
カメラ本体1の上面に表記された「MEMORY」
指標と「CLEAR」指標との中間位置に、同ノブ
13に表記された指標を対応させて停止してい
る。このメモリー指令操作ノブ13は、一旦記憶
された露出レベルで複数駒に亘つて撮影を行なう
メモリー撮影モード(以下、単にメモリーモード
と称す。)を選択したり、解除したりするための
操作部材であつて、後述するメモリースイツチ
SW6(第7図参照)およびクリアースイツチSW7
(第7図参照)に連動するようになつている。メ
モリー指令操作ノブ13を回動操作して同ノブ1
3の指標を「MEMORY」指標に合わせると、
メモリースイツチSW6が閉成されてメモリー撮影
モードが選択され、「CLEAR」指標に合わせる
と、クリアースイツチSW7が閉成されてメモリー
撮影モードが解除されるようになつている。操作
ノブ13から回動力を取り去ると、同ノブ13は
自己の習性で平生位置に自動的に復帰するが、メ
モリー撮影モードやこれを解除した状態はそのま
ま保持される。この点については、後に第7図の
説明において詳述する。
上記スポツト入力釦14は、撮影レンズ4を通
じて部分測光された被写体の輝度値をカメラ10
の電気回路に入力させて記憶させる役目をする自
己復帰型の押釦であつて、後述するスポツト入力
スイツチSW8(第7図参照)に連動するようにな
つている。このスポツト入力釦14を押し込む
と、スポツト入力スイツチSW8が閉成して、記憶
された部分測光値に基づいて露出レベルを制御す
るスポツト撮影モードが選択されると同時に、部
分測光された輝度値が記憶されるようになつてい
る。スポツト入力釦14を複数回押し込むと、そ
の都度部分測光された輝度値が記憶されて、複数
個の測光値がカメラ10内に保持されるようにな
つている。なお、スポツト入力釦14の自己復帰
によつてはスポツト撮影モードは解除されず、同
撮影モードの解除は、1回の撮影動作の完了に関
連して行なわれるようになつている。
上記ハイライト指令釦15は、上記スポツト入
力釦14の操作により記憶された部分測光値のう
ちの最高輝度値を基準として、これより2 1/3
Evだけ低い露出値で露出を行なうハイライト基
準撮影モード(以下、単にハイライトモードと称
す。)を選択するための自己復帰型の押釦であつ
て、後述するハイライトスイツチSW9(第7図参
照)に連動するようになつている。このハイライ
ト指令釦15を奇数回押し込むと、ハイライトモ
ードが選択され、偶数回押し込むと、ハイライト
モードが解除されるようになつている。また、上
記シヤドウ指令釦16は、上記スポツト入力釦1
4の操作により記憶された部分測光値のうちの最
低輝度値を基準として、これより2 2/3Evだけ
高い露出値で露出を行なうシヤドウ基準撮影モー
ド(以下、単にシヤドウモードと称す。)を選択
するための自己復帰型の押釦であつて、後述する
シヤドウスイツチSW10(第7図参照)に連動する
ようになつている。このシヤドウ指令釦16を奇
数回押し込むと、シヤドウモードが選択され、偶
数回押し押むと、シヤドウモードが解除されるよ
うになつている。なお、上記ハイライト指令釦1
5およびシヤドウ指令釦16を押し込んだ時点で
部分測光値が記憶されていない場合には、ハイラ
イトモードおよびシヤドウモードは選択されない
ようになつている。また、ハイライトモードの状
態でシヤドウ指令釦16が押された場合には、ハ
イライトモードが解除されてシヤドウモードが選
択され、シヤドウモードの状態でハイライト指令
釦15が押された場合には、シヤドウモードが解
除されてハイライトモードが選択されるようにな
つている。
上記撮影モード切換用操作ノブ21は、フイル
ム巻戻ノブ17の台座の基部に回動操作自在に配
設されていて、カメラ本体1の上面に表記された
「MANUAL」、「OFF」、「AUTO」および
「CHECK」の各指標に対応する位置で、それぞ
れクリツクストツプをかけられて暫定的に停止す
るようになつている。そして、この撮影モード切
換用操作ノブ21は、マニユアルスイツチSW3
(第7図参照)、オートスイツチSW4(第7図参照)
およびバツテリーチエツクスイツチSW5(第11
図参照)にそれぞれ連動するようになつており、
操作ノブ21を「MANUAL」指標に対応させ
たときには、マニユアルスイツチSW3が閉成され
て、手動設定されたマニユアルシヤツター秒間で
シヤツター(図示されず)を作動させて露出を制
御するマニユアル露出撮影モード(以下、単にマ
ニユアルモードと称す。)が、「OFF」指標に対
応させたときには、回路的に一定のシヤツター秒
時でシヤツターが作動されるオフ撮影モード(以
下、単にオフモードと称す。)が、「AUTO」指
標に対応させたときには、オートスイツチSW4が
閉成されて、被写体の測光輝度値からシヤツター
秒時を演算し、このシヤツター秒時でシヤツター
を作動させて露出を制御するオート露出撮影モー
ド(以下、単にオートモードと称す。)が、
「CHECK」指標に対応させたときには、バツテ
リーチエツクスイツチSW5が閉成されて、電源電
圧Vccが規定電圧以上あることが上記バツテリー
チエツク表示用発光窓23に点灯表示されるバツ
テリーチエツク状態が、それぞれ得られるように
なつている。
第3図は、本発明のカメラ10内に配設された
一眼レフレツクスカメラの光学系を示している。
周知のように一眼レフレツクスカメラの光学系に
は、平生は撮影光路に対して45°傾いた可動反射
ミラー31が回動自在に配設されていて、このフ
アインダー光路形成位置において、撮影レンズ4
を通じてカメラ10内に入射した被写体光を直角
上方に向けて反射して、フアインダー光学系に入
射させるようになつている。フアインダー光学系
は、撮影フイルム34の感光面に対して光学的に
共役となる位置に配設されたピントグラス35
と、このピントグラス35の直上に配置されたコ
ンデンサーレンズ36と、更にこのコンデンサー
レンズ36の直上に配設されたペンタプリズム3
7と、このペンタプリズム37の光出射端面であ
る後端面に対向するように配設されたフアインダ
ー接眼レンズ38とで構成されており、上記ピン
トグラス35とコンデンサーレンズ36との間の
後端縁部がわには、後述する光透過型の液晶表示
板でなる撮影情報表示装置39が配設されてい
る。また、上記可動反射ミラー31の中央部は、
ハーフミラー加工が施されて、または、全透過の
スリツトが列設されて、半透過部31aとなつて
おり、この半透過部31aと対応する可動反射ミ
ラー31の背面がわには、全反射ミラー32が可
動反射ミラー31と所定の角度をなすように可動
自在に取り付けられている。この全反射ミラー3
2は、可動反射ミラー31の半透過部31aを通
過した被写体光をカメラ10の底部がわに配置さ
れた測光用受光装置41に向けて反射させる役目
をする。測光用受光装置41は、第4図に示すよ
うに、長方形状に形成されていて、カメラ本体1
の後部に配置された撮影フイルム34の感光面な
いしはフオーカルプレンシヤツター33の表面、
および上記全反射ミラー32を仰ぎ見るように、
カメラ本体1底部前端寄りに傾けられて配設され
ている。この測光用受光装置41は、N型半導体
基板42の表面に、〓形状および四角形状のP型
半導体領域43a,43bを形成した後、N型半
導体基板42にカソード電極44を、P型半導体
領域43a,43bにアノード電極45a,45
bを、それぞれ付設して構成されており、領域4
3aと基板42とは、撮影フイルム34の感光面
ないしはフオーカルプレンシヤツター33の表面
で反射された被写体光を平均ダイレクト測光する
光起電力素子PD1(第8図参照)を形成し、また、
領域43bと基板42とは、全反射ミラー32で
反射された被写体光をスポツト記憶測光する光電
変換素子PD2(第8図参照)を形成している。
第5図は、本発明のカメラ10における電気回
路の構成の概要を示すブロツク図である。この電
気回路は、回路全体を制御する中央処理装置とし
てのマイクロコンピユーター(以下、CPUと略
記する。)50は被写体光を測光して、測光積分
出力S2および輝度値信号S6を出力するヘツド
アンプ回路51と、トリガー信号S1を出力し
て、ヘツドアンプ回路51の測光開始時機を制御
するトリガータイミング調整回路52と、絞り
値、フイルム感度値、補正値等のアナログ露出情
報を回路に入力させるためのアナログ露出情報導
入回路53と、上記ヘツドアンプ回路51からの
測光積分出力S2とアナログ露出情報導入回路5
3からの出力を比較して、ダイレクト測光時のシ
ヤツター制御信号S17を出力する第1の比較回
路54と、この第1の比較回路54からのダイレ
クト測光時のシヤツター制御信号S17とCPU
50から出力されるメモリーモード、マニユアル
モード、スポツトモード時のシヤツター制御信号
S16とのいずれかを選択して出力する第1の選
択回路55と、この第1の選択回路55から出力
されるシヤツター制御信号によつて制御されるマ
グネツト駆動回路56と、上記ヘツドアンプ回路
51からの輝度値信号S6とアナログ露出情報導
入回路53からの(フイルム感度値−絞り値)信
号(SV−AV)とのいずれか一方を、CPU50
からの入力選択信号S7に基づいて選択的に出力
する第2の選択回路57と、上記CPU50から
の8ビツトのデジタル情報をD−A変換するD−
A変換回路58と、このD−A変換回路58から
出力されるアナログ信号と上記第2の選択回路5
7から出力される被A−D変換アナログ信号S8
とを比較してデジタル情報としてCPU50に入
力する第2の比較回路59と、マニユアルシヤツ
ター秒時および補正値をデジタル露出情報として
CPU50内に入力するためのデジタル露出情報
導入回路60と、CPU50からの出力を受けて
駆動される上記撮影情報表示装置39とで、その
主要部が構成されている。また、この他に、スト
ロボの充電完了を表示させるためのストロボ判定
回路62と、電源電圧Vccが規定電圧以上あるか
否かを判定するバツテリーチエツク回路63と、
電源の自己保持を解除する電源ホールド解除回路
64と、ストロボ光による露出がオーバーであつ
たかアンダーであつたかを判定するストロボオー
バーアンダー判定回路65と、ストロボの自動調
光信号を発生するストロボ制御回路66とが、そ
れぞれ付設されている。さらに、回路全体への給
電を保持する電源ホールド回路67、各種時間信
号を発生するタイマー回路68および各種基準電
圧を作り出す基準電圧回路69がそれぞれ設けら
れている。
第6図は、本発明のカメラ10における制御シ
ステムの中枢となる上記CPU50の内部構成を
示すブロツク図である。図において、クロツク発
生器(CLOCK)71は、CPU50の動作の基準
となるパルスを発生する部分であり、制御回路
(CONT)72は、CPU50の全体の動作を制御
する中枢となる部分である。CPU50は、決め
られたプログラム順序に従つて、いろいろな2進
数のデータを順序よく転送処理して行く必要があ
るが、そのためには、CPU50内部のゲートを
いつ、どれだけの時間開いたらよいか、またどの
フリツプフロツプをセツトあるいはリセツトした
ら良いのか等をCPU50の状態と入力の状態と
によつて決定する部分をCPU50の内部に持つ
ている必要がある。この仕事をするのがCONT
72である。インストラクシヨンレジスター
(INR)73は、後述するランダムアクセスメモ
リー(RAM)84の内容を一時的に保持する部
分であり、CONT72はこのINR73の内容に
よりCPU50の各部の状態を決定する。プログ
ラムカウンター(PC)76は、プログラムを順
序正しく行なうために、これから実行しようとす
る番地を記憶する部分であり、実行する順序にメ
モリー番地の小さい方から大きい方へと1つずつ
大きくなつてゆく。スタツクポインター(SP)
77は、割込み命令が発生した場合や、サブルー
チンへの飛び越し命令が発生した場合などに、
PC76、後述するアキユムレーター(ACC)7
9、同じく後述するインデツクスレジスター
(IX)78等の内容を壊さずに、それらの命令か
ら復帰して再び使いたいときに、内容を一時的に
保持しておくためのレジスターである。IX78
は、インデツクスアドレス形式で命令を実行する
場合の命令実行番地を記憶するためのレジスター
である。演算処理回路(ALU)81は、命令の
実行のうち演算に関する操作を行なう部分であ
り、加算や減算を行なつたり、メモリーの内容
(‘1'か‘0'か)を反転させるインバート命令を
実行したり、2つのメモリーの論理和あるいは論
理積等を求める論理演算を行なつたりする。コン
デイシヨンコードレジスター(CCR)82は、
分岐命令等の判断を要する命令を実行する際に、
状態検出に用いるコードをフラツグに蓄えておく
ためのレジスターである。CPU50にとつて判
断機能は重要な位置を占めており、本発明のカメ
ラ10の制御においても、後述するように、各入
力ポートの状態(‘1'か‘0'か)を判断して、次
に実行するプログラムの流れを変えるか、あるい
は流れを変えないでそのまま命令を実行するかの
分岐命令を実行する箇所が頻繁に出てくる。これ
は、CCR82にあるフラツグの状態を判別する
ことにより行なつている。CCR82は、命令の
実行によつてその結果が2の補数でマイナスにな
つたときに‘1'、プラスになつたときに‘0'にな
るネガテイブフラツク、結果が‘0'のときに‘
1'、‘0'でないときに‘0'となるゼロフラツク、
結果が2の補数のオーバーフローを起こしたとき
に‘1'、そうでないときに‘0'となるオーバーフ
ローフラツグ、演算の結果、符号なし2進数から
キヤリーあるいはボローが生じたときに‘1'、生
じなかつたときに‘0'となるキヤリーフラツグ等
の各種フラツグで構成されている。メモリーバツ
フアレジスター(MBR)75は、ストレージア
ドレスレジスター(SAR)74に読み出すべき
アドレスが入つた段階で、メモリーに対して読み
出しを指示すると、指示した番地の内容が読み出
されるレジスターである。
リードオンリーメモリー(ROM)83は、
CPU50に内容を順次読み出させながら命令を
実行させて行くためのものである。また、ランダ
ムアクセスメモリー(RAM)84は、演算処理
途中の値やその結果を、あるいは各種入力情報を
一時的に記憶するメモリーである。表示用ランダ
ムアクセスメモリー(DRAM)85は、後に第
19図aの説明において詳述する撮影情報表示装
置39を形成する液晶表示板の各セグメントに1
対1に対応するエリアを有していて、DRAM8
5のある特定番地の内容が‘1'となれば、それに
対応した液晶表示板のセグメントが発色するよう
に構成されている。液晶駆動回路(LCDD)61
は、前述したように、液晶表示板でなる撮影情報
表示装置39を発色駆動するための回路であつ
て、本発明のカメラ10では、後述するように表
示装置39の1/3デユーテイ・1/3バイアス駆動制
御方法を採用している関係上、セグメントライン
は39本、コモンラインは3本それぞれ引き出され
ている。入力ポート(INPP)88は、後述する
ように、17個の入力ポートI0〜I16で、出力
ポート(OUTPP)89は、同じく後述するよう
に、10個の出力ポートO0〜O9で、それぞれ形
成されている(第7図参照)。なお、OUTPP8
9の出力は、すべてラツチ出力である。
次に、以上のように構成されたCPU50の制
御の流れを簡単に説明する。
CPU50は、まずPC76が指示したメモリー
内のアドレスに格納されている命令をロードする
フエツチサイクルと、次にその命令を実行するエ
グゼキユートサイクルとの2つのサイクルを繰り
返している。そして、初めに、PC76の値が
SAR74に転送される。それと同時に、PC76
には、今までPC76に入つていた内容に1を加
えたものが格納される。SAR74に読み出すべ
きアドレスが入つた段階で、メモリーに対して読
み出しを指示すると、しばらくしてMBR75に
指示した番地の内容が読み出される。そのうちの
インストラクシヨンコード部分を、INR73に
転送する。これがフエツチサイクルである。これ
に続いてエグゼキユートサイクルに入るのである
が、この動作はINR73の内容によつて異なる。
一例として、いまINR73にACC79にメモリ
ーの内容をロードする命令(LDA命令)が入つ
ていたとする。MBR75に残つている命令のア
ドレス部分をSAR74に転送し、続いてメモリ
ーに読み出しを指令し、しばらくしてMBR75
に得られたデーターをACC79に転送して命令
を終了する。もう1つの例として、後に述べるフ
ローチヤートの中でも頻繁に出てくる条件分岐命
令がどのように実行されるかを示す。いま、入力
ポートのあるポート(Aポートとする。)の状態
を判別して条件分岐したい場合、上例の場合と同
様に、フエツチサイクルにおいてMBR75にA
ポートの内容が読み出される。Aポートのビツト
は、メモリーの最上位ビツトにあるものとする。
いま、INR73にACC79にメモリーの内容を
格納するLDA命令が入つていたとすると、上例
の場合と同様にして、Aポートの内容がACC7
9に転送される。続いて、PC76により次に実
行すべきアドレスが指示され、全く同様にして命
令がMBR75に格納される。いま、INR73に
ACC79の最上位ビツトをCCR82のうちのキ
ヤリーフラツグにシフトする命令(ROL命令)
が入つていたとすると、次のエグゼキユートサイ
クルにおいて、キヤリーフラツグにはAポートの
状態(‘0'か‘1'か)が格納されたことになる。
次に同様にして、キヤリーフラツグの状態を判別
して、もしキヤリーフラツグが‘1'であれば分岐
し、そうでなければそのまま次のプログラムを実
行する命令(BCS命令)を実行することによつ
て目的を果すことができる。後者の例では、
LDA、ROLおよびBCS命令の3命令を使つた
が、このように数十種類の命令を任意に組み合わ
せることにより、所望の制御を行なうことができ
る。
なお、後に述べるフローチヤートにおいては、
第6図に示した各ブロツクを具体的にどのように
使つてプログラムを実行して行くかを、機械語の
レベルでは示していないが、プログラム中にある
転送命令、加減算等は、公知の方法で簡単に実現
できるものである。
第7図は、上記CPU50の周辺のインターフ
エースを示している。この図で、符号I0〜I1
6はCPU50の入力ポートを、符号O0〜O9
は出力ポートをそれぞれ示している。入力ポート
I0は、オートモードであるか否かを検出するた
めのものであつて、上記撮影モード切換用操作ノ
ブ21に連動するオートスイツチSW4の一端に接
続されていると共に、プルダウン抵抗R1を通じ
て接地されている。オートスイツチSW4の他端に
は、電源電圧Vccが印加されている。よつて、入
力ポートI0は、オートスイツチSW4が開放した
状態で‘L'レベルとなつて‘0'を採り、閉成した
状態で‘H'レベルとなつて‘1'を採る。そして、
‘1'となつたときに、オートモードが検出された
ことを示す。上記オートスイツチSW4の一端は、
ノツト回路G1を介して後述するノア回路G4の第
1の入力端にも接続されている。また、入力ポー
トI1は、マニユアルモードであるか否かを検出
するためのものであつて、上記撮影モード切換用
操作ノブ21に連動するマニユアルスイツチSW3
の一端に接続されていると共に、プルダウン抵抗
R2を通じて接地されている。マニユアルスイツ
チSW3の他端には、電源電圧Vccが印加されてい
る。従つて、入力ポートI1は、マニユアルスイ
ツチSW3が開放した状態で‘L'レベルとなつて、
‘0'となり、閉成した状態で‘H'レベルとなつ
て‘1'を採る。そして、‘1'となつたときに、マ
ニユアルモードが検出されたことを示す。
入力ポートI6は、メモリーモードであるか否
かを検出するためのものであつて、ナンド回路
G3の出力端に接続されている。ナンド回路G3の
出力端は、ナンド回路G5の一方の入力端にも接
続され、ナンド回路G5の出力端は、ナンド回路
G3の他方の入力端に接続されていて、両回路G3,
G5はメモリーモード検出用のRSフリツプフロツ
プ回路を構成している。このRSフリツプフロツ
プ回路のリセツト入力端となるナンド回路G3の
一方の入力端は、ナンド回路G2の出力端に接続
されており、セツト入力端となるナンド回路G5
の他方の入力端は、ノア回路G4の出力端に接続
されている。ノア回路G4の出力端は、ナンド回
路G2の他方の入力端にも接続されている。ナン
ド回路G2の一方の入力端は、上記メモリー指令
操作ノブ13に連動するメモリースイツチSW6の
一端に接続されていると共に、抵抗R3を通じて
接地されている。メモリースイツチSW6は自己復
帰型のスイツチであつて、他端には電源電圧Vcc
が印加されている。上記ノア回路G4の第2の入
力端には、ストロボ電源オン信号S14が印加さ
れるようになつており、第3の入力端には、メモ
リータイマー信号T7が印加されるようになつて
いる。また、第4の入力端には、後述するクリア
ースイツチSW7の一端に接続されている。上記ノ
ア回路G4は、リセツト用のゲートであり、入力
ポートI0が‘0'のとき、即ちオートモードでな
い場合、カメラ10にストロボが装着され、スト
ロボの電源が投入されている場合、メモリータイ
マーが切れている場合、および手動でクリアー信
号が入力されている場合には、メモリーモードが
解除されるようにするためのゲートである。ま
た、ナンド回路G2は、メモリーモード選択信号
に優先してノア回路G4の出力でRSフリツプフロ
ツプ回路をリセツトするためのゲートである。
入力ポートI2は、スポツトモードであるか否
かを検出するためのものであつて、ナンド回路
G9の出力端に接続されており、同出力端が‘H'
レベルとなつたときに‘1'となり、スポツトモー
ドであることを示す。ナンド回路G9は、ナンド
回路G7と共に、上記ナンド回路G3,G5の場合と
同様に、RSフリツプフロツプ回路を構成してい
る。このスポツトモード検出用のRSフリツプフ
ロツプ回路のセツト入力端となるナンド回路G7
の一方の入力端は、ノア回路G6の出力端に接続
されており、リセツト入力端となるナンド回路
G9の他方の入力端は、ナンド回路G8の出力端に
接続されている。また、ノア回路G6の出力端は、
ナンド回路G8の一方の入力端にも接続されてい
る。ノア回路G6の一方の入力端は、スポツトモ
ード解除用の出力ポートO0に接続されており、
他方の入力端は、上記メモリー指令操作ノブ13
に連動する自己復帰型のクリアースイツチSW7の
一端に接続されていると共に、抵抗R4を通じて
接地されている。クリアースイツチSW7の他端に
は、電源電圧Vccが印加されている。ノア回路G6
は、リセツト用のゲートであり、クリアースイツ
チSW7が押されたとき、または、プログラムによ
つてソフトウエア的にO0にパルス信号が出力さ
れたときに、スポツトモードが解除されるように
している。また、ナンド回路G8の他方の入力端
は、スポツト入力スイツチSW8の一端に接続され
ており、このナンド回路G3は、スポツト入力信
号に優先してノア回路G6の出力でRSフリツプフ
ロツプ回路をリセツトするためのゲートの役目を
する。
入力ポートI3は、スポツト入力の有無を検出
するためのものであつて、ナンド回路G11の出力
端に接続されており、同出力端が‘H'レベルと
なつたときに‘1'となつて、スポツト入力がある
状態を示す。ナンド回路G11は、ナンド回路G12
と共に、上記ナンド回路G3,G5の場合と同様に、
RSフリツプフロツプ回路を構成している。この
スポツト入力検出用のRSフリツプフロツプ回路
のリセツト入力端となるナンド回路G11の一方の
入力端は、ノツト回路G10の出力端に接続されて
おり、セツト入力端となるナンド回路G12の他方
の入力端は、ノツト回路G13の出力端に接続され
ている。上記ノツト回路G10の入力端は、コンデ
ンサーC3を介して自己復帰型のスポツト入力ス
イツチSW8の一端に接続されていると共に、抵抗
R6を通じて接地されている。また、NPN型トラ
ンジスターQ70のコレクタにも接続されており、
同トランジスターQ70のエミツタは接地されてい
る。さらに、同トランジスターQ70のベースは、
抵抗R11を通じて、スポツト入力解除用の出力ポ
ートO1に接続されており、この出力ポートO1
は、上記ノツト回路G13の入力端にも接続されて
いる。また、上記スポツト入力スイツチSW8の一
端は、既述したように、ナンド回路G8の他方の
入力端に接続されていると共に、抵抗R5を通じ
て設置されており、同スイツチSW8の他端には電
源電圧Vccが印加されている。上記ナンド回路
G11,G12でなるRSフリツプフロツプ回路は、ス
ポツトモード状態にあつて、複数回のスポツト測
光操作信号を入力するために、スポツト入力スイ
ツチSW8が閉成されるたびにその信号を保持する
ためのものである。スポツト測光操作信号が入力
され、CPU50の内部でシヤツター秒時の演算
が終了すると、出力ポートO1に正のパルス信号
を出力して、RSフリツプフロツプ回路をセツト
し、再びスポツト測光操作信号入力待ちの状態と
なる。
入力ポートI4は、ハイライトモード検出用の
もので、ナンド回路G15の出力端に接続されてお
り、同出力端が‘H'レベルとなつたときに‘1'
となつて、ハイライトモードであることを示す。
また、自己復帰型スイツチSW9は、ハイライト基
準撮影のための指令スイツチであつて、同スイツ
チSW9が閉成されると、ナンド回路G15,G16で
なるRSフリツプフロツプ回路の出力が‘H'レベ
ルとなり、ハイライトモードが選択される。この
ハイライトモードの解除は、出力ポートO2に正
のパルスを出力することによつて行なわれる。一
方、入力ポートI5は、シヤドウモード検出用の
もので、ナンド回路G19の出力端に接続されてお
り、同出力端が‘H'レベルになつたときに‘1'
となつて、シヤドウモードであることを示す。ま
た、自己復帰型スイツチSW10は、シヤドウ基準
撮影のための指令スイツチであつて、同スイツチ
SW10が閉成されると、ナンド回路G19,G21でな
るRSフリツプフロツプ回路の出力が‘H'レベル
となり、シヤドウモードが選択される。このシヤ
ドウモードの解除は、出力ポートO3に正のパル
スを出力することによつて行なわれる。なお、ス
イツチSW9、抵抗R7,R8,R12、コンデンサー
C4、NPN型トランジスターQ71、ノツト回路
G14,G17およびナンド回路G15,G16でなるハイ
ライトモード検出回路、並びに、スイツチSW10、
抵抗R9,R10,R13、コンデンサーC5、NPN型ト
ランジスターQ72、ノツト回路G18,G20およびア
ンド回路G19,G21でなるシヤドウモード検出回
路の接続態様は、上記スイツチSW8、抵抗R5,
R6,R11、コンデンサーC3、NPN型トランジス
ターQ70、ノツト回路G10,G13およびナンド回路
G11,G12でなるスポツト測光操作信号入力検出
回路とほぼ同様に構成されているので、その詳し
い説明を茲に省略する。
次に、上記スポツト測光操作信号入力検出回
路、ハイライトモード検出回路、シヤドウモード
検出回路の動作を、スポツト測光操作信号入力検
出回路を例にとつて説明する。まず、スポツト入
力スイツチSW8が閉成されると、コンデンサー
C3を介してノツト回路G10の入力端に‘H'レベル
の短いパルス信号が発生する。すると、ナンド回
路G11,G12でなるRSフリツプフロツプ回路の出
力端は、‘H'レベルとなり、入力ポートI3が
‘1'となつて、CPU50はスポツト測光操作がな
されたことを検出し、所定時間t経過後に、出力
ポートO1に‘H'レベルのパルス状のリセツト
信号を出力して、RSフリツプフロツプ回路をリ
セツトする。ここで、もし、コンデンサーC3、
抵抗R6の時定数が上記所定時間tよりも長いと、
リセツト信号が出力されても、RSフリツプフロ
ツプ回路は、再びセツト状態になり、CPU50
は再びスポツト測光操作信号が入力されたものと
誤認するおそれがある。このため、抵抗R6と並
列にトランジスターQ70を接続し、リセツト信号
による同トランジスターQ70をオンさせて、コン
デンサーC3を強制的にフル充電するようにして
いる。
出力ポートO4は、測光モード指令信号S3を
出力するポートであり、同信号S3が‘1'である
とき、後述するヘツドアンプ回路51(第8図参
照)において平均測光モードが選択され‘0'であ
るとき、スポツト測光モードが選択されるように
なつている。また、出力ポートO5は、入力選択
信号S7を出力するポートであり、同信号S7が
‘1'であるとき、後述する第2の選択回路57
(第9図参照)において、輝度値信号S6が被A
−D変換アナログ信号S8として出力され、‘0'
であるとき、フイルム感度値と絞り値とのアナロ
グ演算値信号(SV−AV)が被A−D変換アナ
ログ信号S8として出力されるようになつてい
る。出力ポートO6は、上記D−A変換回路
(DAC)58の各ビツトの符号を決めるための出
力ポートで、並列8ビツトで構成されている。入
力ポートI7は、A−D変換されたデジタル情報
を入力するためのポートであつて、上記D−A変
換回路58と共に、逐次比較型のA−D変換回路
を形成する第2の比較回路59としてのコンパレ
ーターA12の出力端に接続されている。このコン
パレーターA12の反転入力端子はD−A変換回路
58の出力端に接続され、非反転入力端には被A
−D変換アナログ信号S8が印加されるようにな
つている。
出力ポートO7は、液晶駆動回路61のコモン
出力端となつて、3本のラインで形成されてお
り、撮影情報表示装置39の液晶表示板(LCD)
に接続されている。また、出力ポートO8は液晶
駆動回路61のセグメント出力端となつていて、
39本のラインで形成されていて、撮影情報表示装
置39の液晶表示板(LCD)に接続されている。
入力ポートI8は、マニユアルシヤツター秒時入
力用のポートであり、4本の入力ラインでなつて
いる。また、入力ポートI9は補正値入力用のポ
ートであり、4本の入力ラインでなつている。こ
の両入力ポートI8およびI9は、上記デジタル
露出情報導入回路60に接続されている。入力ポ
ートI10は、レリーズ信号検出用の入力ポート
であり、レリーズ信号S0が印加されるようにな
つている。また、入力ポートI11は、トリガー
信号検出用の入力ポートであり、ノツト回路G100
を通じてトリガー信号S1の反転信号が印加され
るようになつている。さらに、入力ポートI12
は、露出終了信号検出用の入力ポートであり、露
出終了信号S13が印加されるようになつてい
る。さらにまた、入力ポートI13は、ストロボ
電源オン信号検出用入力ポートで、ストロボ電源
オン信号S14が印加されるようになつている。
入力ポートI14は、ストロボ撮影において露出
がオーバーであつたか否かを検出するためのスト
ロボ撮影オーバー信号検出用入力ポートで、スト
ロボ撮影オーバー信号S9が印加されるようにな
つている。また、入力ポートI15は、ストロボ
撮影において露出がアンダーであつたか否かを検
出するためのストロボ撮影アンダー信号検出用入
力ポートで、ストロボ撮影アンダー信号S10が
印加されるようになつている。出力ポートO9
は、メモリーモード、マニユアルモード、スポツ
トモード時のシヤツター制御信号S16を出力す
るためのポートである。また、入力ポートI16
は、ストロボ撮影において露出が適正であつた場
合に、ストロボ発光後約2秒間の間適正表示を行
なわせるためのストロボ発光適正信号S20を入
力するポートである。
第8図は、上記ヘツドアンプ回路51の詳細な
電気回路を示している。このヘツドアンプ回路5
1は、基本的には、開放平均測光における輝度情
報と開放スポツト測光における輝度情報とを発生
する回路、ダイレクト測光時の積分回路およびア
ナログスイツチとで構成されている。オペアンプ
A1はバイポーラートランジスター入力のオペア
ンプで、非反転入力端には基準電圧V0が印加さ
れ、反転入力端はオペアンプA2の出力端に接続
されている。このオペアンプA1は、オフセツト
調整しなくとも、入力オフセツト電圧を1mV以
内に抑えることができる。オペアンプA1の出力
端は、PNP型トランジスターQ1のエミツタに接
続されており、トランジスターQ1のコレクタは、
抵抗R16を通じてオペアンプA2の出力端に接続さ
れていると共に、対数圧縮用トランジスターQ2
のコレクタおよびベースに接続されている。対数
圧縮用トランジスターQ2は、マルチエミツタの
PNP型トランジスターで、一方のエミツタは平
均測光用光起電力素子PD1のアノードに、他方の
エミツタはスポツト測光用の光起電力素子PD2の
アノードに、それぞれ接続されている。トランジ
スターQ2のベースおよびコレクタはオペアンプ
A3の非反転入力端にも接続されている。上記光
起電力素子PD1,PD2のカソードは、オペアンプ
A2の反転入力端に接続され、アノードは、オペ
アンプA2の一方の非反転入力端および他方の非
反転入力端にそれぞれ接続されている。オペアン
プA2は、MOS型トランジスター入力のオペアン
プで2つの非反転入力端を有しており、制御信号
入力端に印加される測光モード指令信号S3が‘
H'レベルか‘L'レベルかによつて、有効となる
非反転入力端が切り換えられるようになつてい
る。即ち、測光モード指定信号S3が‘H'レベ
ルのとき、他方の非反転入力端が有効となり、光
起電力素子PD1のアノード・カソード間が零バイ
アスに保たれて、トランジスターQ2のベース・
コレクタ間の電位は光起電力素子PD1の受光量に
応じて変化することになる。また、測光モード指
令信号S3が‘L'レベルのとき、一方の非反転入
力端が有効となり、光起電力素子PD2のアノー
ド・カソード間が零バイアスに保たれて、トラン
ジスターQ2のベース・コレクタ間の電位は光起
電力素子PD2の受光量に応じて変化することにな
る。なお、オペアンプA2のバイアス切換信号入
力端には、抵抗R17を通じてバイアス切換信号S
4が印加されるようになつていて、この信号S4
がダイレクト測光時に‘H'レベルになると、オ
ペアンプA2のバイアス電流が増加してオペアン
プA2は高速動作が可能となり、信号S4が記憶
測光時に‘L'レベルになると、オペアンプA2の
バイアス電流は減少して消費電力が節減される。
コンデンサーC1,C2は、ダイレクト測光時の
積分コンデンサーで、両コンデンサーC1,C2の
一端は、上記平均測光用の光起電力素子PD1のア
ノードにそれぞれ接続されている。また、コンデ
ンサーC1の他端は接地され、コンデンサーC2の
他端は、NPN型トランジスターQ6のコレクタに
接続されている。トランジスターQ6は、積分容
量切換用のトランジスターで、エミツタが接地さ
れていると共に、ベースには抵抗R19を通じて積
分容量切換信号S5が印加されるようになつてい
る。また、トランジスターQ6のコレクタは、抵
抗R18を通じてオペアンプA2の出力端にも接続さ
れている。上記積分容量切換信号S5は、フイル
ム感度に応じて切り換えられる信号で、ラツチ回
路DF0(第9図参照)の出力端Qから出力され
る。ダイレクト測光は、積分回路の測光積分出力
S2(オペアンプA2の出力)がフイルム感度に
応じた所定の電圧レベルになつたときに露出を終
了させるものであるが、その判定電圧は高フイル
ム感度になれば、数mVのオーダーとなり、静電
気などのノイズの影響を受け易くなる。このた
め、本回路では、高フイルム感度のときには、積
分容量切換信号S5を‘L'レベルにしてトランジ
スターQ6をオフし、積分コンデンサーの容量の
コンデンサーC1のみの容量として少なくするこ
とにより、逆に積分電圧の判定レベルを高くして
いる。また、低フイルム感度のときには、積分容
量切換信号S5を‘H'レベルにしてトランジス
ターQ6をオンし、積分コンデンサーの容量をコ
ンデンサーC1,C2の並列容量とすることにより、
積分電圧の判定レベルを低くして、ダイナミツク
レンジを広げている。トランジスターQ6のコレ
クタを抵抗R18を通じてオペアンプA2の出力端に
接続したのは、トランジスターQ6がオフのとき
に、コンデンサーC2の容量を実質的に零にする
ためである。
上記オペアンプA3、バツフア用のオペアンプ
で、その出力端は同アンプA3の反転入力端に接
続されていると共に、PNP型のトランジスター
Q7のコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ7のベースは、オペアンプA3の非反転入力端
に接続され、エミツタは、上記第2の選択回路5
7を形成するオペアンプA9(第9図参照)の一方
の非反転入力端に接続されていると共に、定電流
回路CC1の一端に接続されている。定電流回路
CC1の他端には、電源電圧Vccが印加されてい
て、同電流回路CC1には、一定電流I0が流れるよ
うになつている。上記トランジスターQ7のエミ
ツタには、光起電力素子PD1またはPD2に発生し
た光電流の対数圧縮値の絶対温度に比例した電圧
が現われ、この電圧が輝度値信号S6として導出
されるようになつている。
上記トランジスターQ1のベースは、NPN型ト
ランジスターQ5のコレクタに接続されている。
トランジスターQ5のベースには、抵抗R14を通じ
て電圧電源Vccが印加されており、トランジスタ
ーQ5のエミツタは接地されている。また、トラ
ンジスターQ5のベース・エミツタ間には、ダイ
オード接続されたNPN型トランジスターQ4と、
NPN型トランジスターQ3がそれぞれ接続されて
いる。トランジスターQ3のベースは、抵抗R15を
通じてノツト回路G101(第12図参照)の出力端
に接続されており、同回路G101からトリガー信号
S1の印加を受けるようになつている。
次に、このように構成されたヘツドアンプ回路
51の動作について簡単に説明する。いま、トリ
ガー信号S1が‘L'レベルであつたとすると、ト
ランジスターQ3がオフ、トランジスターQ5がオ
ンし、トランジスターQ1がオンする。これによ
り、オペアンプA1の出力は、トランジスターQ1,
Q2およびオペアンプA2を介してオペアンプA1の
反転入力端にフイードバツクされるようになり、
負帰還回路が形成される。従つて、オペアンプ
A2の出力電圧は、基準電圧V0に等しくなる。こ
こで、トランジスターQ7のエミツタには、光起
電力素子PD1またはPD2の受光光量に応じた電圧
が発生する。ダイレクト測光時には、露光開始と
ともに、トリガー信号S1が‘H'レベルに転じ、
トランジスターQ3がオン、トランジスターQ5が
オフして、トランジスターQ1がオフし、オペア
ンプA1およびA2で主体が形成される負帰還回路
は断たれて、トランジスターQ2のベース・コレ
クタ電位は、オペアンプA2の出力と同電位とな
る。よつて、コンデンサーC1,C2の電荷は、光
起電力素子PD1に発生する光電流に応じて充電を
開始する。この際、トランジスターQ2のエミツ
タ・ベース間の電圧は、オペアンプA2のオフセ
ツト電圧だけとなり、トランジスターQ2のベー
ス・エミツタ間およびエミツタ・コレクタ間のリ
ーク電流は非常に少ない。また、オペアンプA2
は、MOS型トランジスター入力のオペアンプで
あるので、コンデンサーC1,C2の充電電流はほ
とんど光電流によるものだけとなり、長時間露出
秒時を高精度に創り出すことができる。そして、
コンデンサーC1,C2が充電を続け、オペアンプ
A2の出力端に、ダイレクト測光の積分出力S2
が出力される。そして、この積分出力S2の電圧
が、トランジスターQ20(第9図参照)のコレク
タ電位より高くなれば、オペアンプA8(第10図
参照)の出力が反転し、露出が終了する。
第9図は、上記アナログ露出情報導入回路53
および第2の選択回路57の詳細な電気回路図を
示している。オペアンプA4の非反転入力端には
基準電圧V0が印加されており、オペアンプA4の
反転入力端には、補正値入力用可変抵抗RV0を通
じて、定電流回路CC2により絶対温度に比例した
電流I1が流れている。そして、オペアンプA4の出
力端と反転入力端との間には、フイルム感度入力
用可変抵抗RV1、ダイレクト測光の露出レベル調
整用半固定抵抗RV2、表示レベル調整用半固定抵
抗RV3および絞り情報入力用可変抵抗RV4の直列
回路が接続されている。このため、オペアンプ
A4の出力端には、フイルム感度値Svと絞り値Av
との差のアナログ演算値(SV−AV)に対応す
る電圧が現われ、これが第2の選択回路57を形
成するオペアンプA9の他方の非反転入力端に印
加されるようになつている。オペアンプA9の一
方の非反転入力端には、上記輝度値信号S6がト
ランジスターQ7(第8図参照)のエミツタより印
加されている。オペアンプA9の出力端は、同ア
ンプA9の反転入力端に接続されていると共に、
コンパレーターA12(第7図参照)の非反転入力
端に接続されている。また、オペアンプA9の制
御信号入力端には、出力ポートO5(第7図参
照)より、入力選択信号S7が印加されており、
同信号S7が‘H'レベルのとき、一方の非反転
入力端が有効となつて、オペアンプA9の出力端
には、輝度値信号S6が被A−D変換アナログ信
号S8として出力され、同信号S7が‘L'レベル
のとき、他方の非反転入力端が有効となつて、オ
ペアンプA9の出力端には、演算値(SV−AV)
に対応する電圧が被A−D変換アナログ信号S8
として出力されるようになつている。
オペアンプA5およびその後段のトランジスタ
ー群は、ダイレクト測光時の積分回路出力S2の
判定電圧を発生したり、フイルム感度に応じて積
分コンデンサーC1,C2の容量を切り換えるため
の信号を発生したりするために設けられている。
オペアンプA5の非反転入力端は、基準電圧V0が
抵抗R30およびR31によつて分圧されている。両
抵抗R30,R31の接続点に接続されている。また、
オペアンプA5の反転入力端には、抵抗R32を通じ
て基準電圧V0が印加されている。オペアンプA5
の出力端と反転入力端との間には、PNP型トラ
ンジスターQ10が、エミツタを出力端に、セレク
タを非反転入力端に接続されて介挿されており、
トランジスターQ10のベースには、補正値入力用
可変抵抗RV0と定電流回路CC2との接続点に接続
されている。また、オペアンプA5の出力端は
NPN型トランジスターQ11のエミツタにも接続さ
れており、このトランジスターQ11のベースは、
半固定抵抗RV2とRV3との接続点に接続されてい
る。そして、トランジスターQ11のコレクタは、
PNP型トランジスターQ13のコレクタおよびPNP
型トランジスターQ12のベースには、それぞれ接
続されている。トランジスターQ13はエミツタに
電源電圧Vccを印加されており、ベースをPNP
型トランジスターQ14のベースに接続されている
と共に、トランジスターQ12のエミツタにも接続
されている。トランジスターQ12のコレクタは、
接地されている。トランジスターQ14は、エミツ
タに電源電圧Vccを印加されており、コレクタを
NPN型トランジスターQ22のコレクタおよびベー
スに接続されている。上記トランジスターQ13と
Q14とは、トランジスターQ11のコレクタに流れ
る電流と等しい電流を、トランジスターQ22のコ
レクタに流すためのカレントミラー回路を構成し
ている。トランジスターQ22は、エミツタを接地
されており、ベースをNPN型トランジスターQ81
のコレクタに接続すると共に、n個のNPN型ト
ランジスター群Q80の各々のトランジスターのベ
ースにそれぞれ接続されている。トランジスター
群Q80の各々のトランジスターのエミツタは接地
されており、コレクタはPNP型トランジスター
Q15のコレクタに接続されていると共に、PNP型
トランジスターQ16のベースに接続されている。
トランジスターQ22とトランジスター群Q80の
各々のトランジスターとは、カレントミラー回路
を構成しており、トランジスターQ15のコレクタ
には、トランジスターQ22のコレクタに流れる電
流のn倍の電流が流れるようになつている。トラ
ンジスターQ81は、エミツタを接地され、ベース
を抵抗R33を通じてラツチ回路DF0の出力端Qに
接続されている。ラツチ回路DF0から出力される
積分容量切換信号S5が‘H'レベルのときには、
トランジスターQ81がオンして、トランジスター
Q22およびトランジスター群Q80がオフし、トラ
ンジスターQ15のコレクタ電流が零となる。
トランジスターQ15は、エミツタに電源電圧
Vccを印加され、ベースをPNP型トランジスタ
ーQ17およびQ18のベースにそれぞれ接続されて
いると共に、PNP型トランジスターQ16のエミツ
タにも接続されている。トランジスターQ16のコ
レクタは接地されている。トランジスターQ17
は、エミツタに電源電圧Vccを印加され、コレク
タをPNP型トランジスターQ20のコレクタに接続
されると共に、コンパレーターA8(第10図参
照)の非反転入力端に接続されている。また、ト
ランジスターQ18は、エミツタに電源電圧Vccを
印加され、コレクタをPNP型トランジスターQ19
のコレクタに接続されると共に、コンパレーター
A7(第10図参照)の非反転入力端に接続されて
いる。トランジスターQ15とトランジスターQ17
およびQ18とは、カレントミラー回路を構成して
いて、トランジスターQ17およびQ18のコレクタ
には、トランジスターQ15のコレクタ電流と同じ
電流が流れる。上記トランジスターQ19および
Q20は、エミツタに電源電圧Vccを印加され、コ
レクタに抵抗R34およびR35を通じて基準電圧V0
を印加されている、そして、トランジスターQ19
およびQ20は、ベースをトランジスターQ13のベ
ースにそれぞれ接続されて、同トランジスター
Q13とそれぞれカレントミラー回路を構成してい
る。従つて、トランジスターQ19およびQ20のコ
レクタには、トランジスターQ13のコレクタ電流
と同じ電流が流れる。上記トランジスターQ13の
ベースは、また、PNP型トランジスターQ21のベ
ースにも接続されており、トランジスターQ21
は、エミツタに電源電圧Vccの印加を受けている
と共に、コレクタを積分コンデンサーC1,C2の
容量の切替点の調整用の半固定抵抗RV5を通じて
接地されている。そして、トランジスターQ21の
コレクタは、コンパレーターA6の非反転入力端
に接続されている。コンパレーターA6の反転入
力端は、基準電圧V0を分圧する抵抗R36とR37と
の接続点に接続されており、出力端はラツチ回路
DF0の入力端Dに接続されている。このコンパレ
ーターA6は、フイルム感度に応じて積分容量を
切換えるか否かを判別する役目をする。上記ラツ
チ回路DF0の制御信号入力端には、トランジスタ
ーQ32(第11図参照)のコレクタよりレリーズ
信号S0が印加されるようになつていて、ラツチ
回路DF0は、シヤツターレリーズ時には、出力端
Qから出力される積分容量切換信号S5が反転し
ないように保持する役目をする。なお、上記抵抗
R34の抵抗値は、上記抵抗R35の抵抗値の√2倍
に設定されている。
次に、このように構成されたアナログ露出情報
導入回路53の動作について簡単に説明する。オ
ペアンプA4の出力端には、基準電圧V0を基準に、
抵抗RV1〜RV4の直列抵抗値に絶対温度に比例し
た定電流I1を掛けた値の電圧降下分が加算された
電圧が発生する。絞りまたはフイルム感度の1段
当りの変化に相当する電圧は、定温で約18mVで
ある。従つて、オペアンプA4の出力は、補正値
入力用可変抵抗RV0による電圧降下の影響はな
い。トランジスターQ10のベース電位は、基準電
圧V0より抵抗RV0の電圧降下分だけ低い値であ
る。一方、トランジスターQ11のベース電位は、
基準電圧V0よりフイルム感度入力用可変抵抗
RV1および露出レベル調整用半固定抵抗RV2の直
列抵抗の電圧降下分だけ高い電圧となり、トラン
ジスターQ10とQ11のベース間電圧は、フイルム
感度と補正値に相応した値となる。いま、トラン
ジスターQ11のコレクタ電流をIcとすれば、トラ
ンジスターQ31がオンのとき、抵抗R34,R35に流
れる電流はいずれも(1+n)Icとなる。ここ
で、フイルム感度入力用可変抵抗RV1が低い値の
とき、即ち、高感度フイルムを使用したときは、
トランジスターQ11のコレクタ電流Icは少なくな
り、従つて、(可変抵抗RV5の抵抗値)×(トラン
ジスターQ21のコレクタ電流Ic)の値であるトラ
ンジスターQ21のコレクタ電流は低くなり、コン
パレーターA6の出力は‘L'レベルとなる。よつ
て、トランジスターQ81はオフとなり、抵抗R34,
R35の電圧降下は大きくなる。このため、コンパ
レーターA7,A8の反転入力端に印加される電圧
が上昇する。このことは、ダイレクト測光時の積
分回路の判定電圧レベルが上がつて、判定電圧幅
が広がつたことを意味する。判定電圧の幅が広が
つても、同時に積分コデンサーの容量が一方のコ
ンデンサーC1のみの容量となるので、正しい露
出が得られる。どのフイルム感度レベルで切替を
行なうかは、半固定抵抗RV5を調節することによ
つてあらかじめ設定しておく。ところで、コンパ
レーターA6の2つの入力端の電位差が少なく、
露出中にノイズ等によりコンパレーターA6の出
力が不安定になると、露出に誤差を与えるので、
シヤツターレリーズ操作後はレリーズ信号S0が
‘H'レベルとなつて、ラツチ回路DF0の出力を
ラツチする。
第10図は、上記ストロボオーバーアンダー判
定回路65および第1の比較回路54の詳細な電
気回路を示している。ストロボオーバーアンダー
判定回路65は、ダイレクト測光でストロボ撮影
を行なつたときに、露出レベルがオーバーであつ
たか、アンダーであつたかを判定する部分であ
る。コンパレーターA7およびA8の反転入力端は、
前述したように、トランジスターQ18およびQ17
(第9図参照)のコレクタにそれぞれ接続されて
おり、非反転入力端には、上記オペアンプA2(第
8図参照)の出力端からダイレクト測光の積分出
力S2がそれぞれ印加されている。コンパレータ
ーA7の出力端は、3入力ナンド回路G22の第1の
入力端に接続されており、コンパレーターA8の
出力端は、ナンド回路G22の第2の入力端、D型
フリツプフロツプ回路DF1の入力端D、およびノ
ツト回路G28の入力端にそれぞれ接続されてい
る。上記コンパレーターA8は、ダイレクト測光
時の露出制御用のコンパレーターであつて、ヘツ
ドアンプ回路51からの積分出力S2と、アナロ
グ露出情報導入回路53からの出力を比較して、
ダイレクト測光時の露出レベルを決定する第1の
比較回路54を形成している。また、コンパレー
ターA7も積分出力S2の判定用コンパレーター
であるが、このコンパレーターA7の判定レベル
はコンパレーターA8の判定レベルの√2倍に設
定されている。即ち、上記抵抗34とR35との抵抗
値の比が√2倍に設定されているため、コンパレ
ーターA7の反転入力端の電位は、コンパレータ
ーA8のそれの√2倍となつている。上記D型フ
リツプフロツプ回路DF1は、クロツク入力端にク
ロツクパルスCKが印加されていると共に、反転
出力端がナンド回路G22の第3の入力端に接続
されている。ナンド回路G22の出力端は、ナンド
回路G23,G24で形成されるRSフリツプフロツプ
回路の、リセツト入力端であるナンド回路G23の
一方の入力端に接続されている。また、RSフリ
ツプフロツプ回路のセツト入力端であるナンド回
路G24の他方の入力端は、RSフリツプフロツプ回
路RSF4(第16図参照)の反転出力端からスト
ロボ充電ゲート信号T4の印加を受けるようにな
つている。そして、RSフリツプフロツプ回路の
出力端であるナンド回路G23の出力端からは、ダ
イレクト測光でストロボ撮影したときに露出オー
バーであれば、‘H'レベルのストロボ撮影オー
バー信号S9が、ストロボ充電ゲート信号T4が
‘H'レベルの間だけCPU50の入力ポートI1
4に出力されるようになつている。また、RSフ
リツプフロツプ回路の反転出力端であるナンド回
路G24の出力端は、3入力アンド回路G98の第1
の入力端に接続されている。一方、上記ノツト回
路G28の出力端からは、ダイレクト測光時のシヤ
ツター制御信号S17が第1の選択回路55(第
15図参照)に向けて出力されるようになつてお
り、この信号S17はナンド回路G27の他方の入
力端にも入力されている。ナンド回路G27の一方
の入力端には、RSフリツプフロツプ回路RSF6
(第16図参照)の反転入力端からストロボアン
ダーリミツト信号T6が印加されるようになつて
いる。そして、ナンド回路G27の出力端は、ナン
ド回路G25,G26で形成されるRSフリツプフロツ
プ回路の、リセツト入力端であるナンド回路G26
の他方の入力端に接続されている。また、RSフ
リツプフロツプ回路のセツト入力端であるナンド
回路G25の一方の入力端には、上記ストロボ充電
ゲート信号T4が印加されるようになつている。
RSフリツプフロツプ回路の出力端であるナンド
回路G26の出力端からは、ダイレクト測光でスト
ロボ撮影したときに露出がアンダーであれば、‘
H'レベルのストロボ撮影アンダー信号S10が、
ストロボ充電ゲート信号T4が‘H'レベルの間
だけ、CPU50の入力ポートI15に入力され
るようになつている。また、RSフリツプフロツ
プ回路の反転出力端であるナンド回路G25の出力
端は、上記アンド回路G98の第3の入力端に接続
されている。アンド回路G98の第2の入力端に
は、上記ストロボ充電ゲート信号T4が印加され
ており、アンド回路G98の出力端は入力ポートI
16に接続されていて、ストロボ発光後ストロボ
適正の場合にのみ約2秒間の間‘H'レベルにな
るストロボ発光適正信号S20を出力する。な
お、上記ストロボ充電ゲート信号T4は、第18
図gに示すように、ストロボ同調秒時信号T3が
‘L'レベルに反転すると同時に‘H'レベルに転
じ、この後2秒間‘H'レベルとなる信号である。
また、上記ストロボアンダーリミツター信号T6
は、第18図hに示すように、トリガー信号S1
が‘H'レベルに反転してから、22ms経過後に
‘H'レベルに転ずる信号である。さらに、上記
クロツクパルスCKは、第18図aに示すように、
32.768KHzで‘H'レベル、‘L'レベルを繰り返す
矩形波信号である。
次に、このように構成されたストロボオーバー
アンダー判定回路65の動作について簡単に説明
する。シヤツターのレリーズ直後、積分出力S2
が小さいので、コンパレーターA8の出力は‘L'
レベルとなつている。従つて、この時点で、D型
フリツプフロツプ回路DF1の反転出力端の出力
およびノツト回路G28の出力は、‘H'レベルとな
つている。しかし、ナンド回路G22の第2の入力
端およびナンド回路G27の一方の入力端は、それ
ぞれ‘L'レベルとなつており、ナンド回路G22お
よびG27の出力は、‘H'レベルとなつている。ま
た、第18図gから判るように、レリーズ直後ス
トロボ充電ゲート信号T4は‘L'レベルであるの
で、RSフリツプフロツプ回路の出力であるスト
ロボ撮影オーバー信号S9およびストロボ撮影ア
ンダー信号S10は、それぞれ‘L'レベルにリセ
ツトされた状態にある。いま、カメラ10の撮影
モードがダイレクト測光撮影モードであつたとす
る。第12図に示すトリガースイツチSW2が開く
と、第8図に示すヘツドアンプ回路51の積分出
力S2の電位が次第に上昇してくる。シヤツター
が全開となり、第15図に示すX接点の役目をす
るストロボトリガー用サイリスターSCR1がオン
すると、ストロボの閃光発光が行なわれる。積分
出力S2の電位がコンパレーターA8の非反転入
力端の電位よりも高くなると、コンパレーター
A8の出力が‘H'レベルに反転すると同時に、D
型フリツプフロツプ回路DF1の反転出力端の出
力は、クロツクパルスCKの1パルス分だけ遅れ
て‘L'レベルに転ずる。その結果、ナンド回路
G22の出力端には、コンパレーターA7の出力反転
出力がコンパレーターA8の出力が‘H'レベルに
転じてからクロツクパルスCKの一周期分だけ出
力されることになる。ここで、前述したように、
コンパレーターA7の判定レベルは、コンパレー
ターA8の判定レベルの√2倍に設定されている
ので、ノツト回路G28を通じてシヤツター制御信
号S17となるコンパレーターA8の出力が‘H'
レベルに転じてから、クロツクパルスCKの1周
期である100μs以内に露出が0.5Ev以上であれば、
コンパレーターA7の出力が‘H'レベルとなり、
従つて、ナンド回路G22の出力が‘L'レベルとな
つて、RSフリツプフロツプ回路の出力であるス
トロボ撮影オーバー信号S9が‘H'レベルにセ
ツトされ、後述するように露出オーバーの警告表
示がなされる。
一方、ストロボ発光後、6ms以後もコンパレ
ーターA8の出力が‘L'レベルのままであるとき、
即ち、まだ露出レベルがアンダーのとき、ストロ
ボアンダーリミツト信号T6が‘H'レベルに転
ずることにより、ナンド回路G27の出力が‘L'レ
ベルに反転し、RSフリツプフロツプ回路の出力
であるストロボ撮影アンダー信号S10は‘H'
レベルに設定され、後述するように露出アンダー
の警告表示が行なわれる。シヤツター制御信号S
17が発生してからシヤツター後幕が撮影画枠内
に走行してくるまで、約6msの時間がかかるの
で、露出アンダーの判定もそれまで遅らせている
のである。
なお、露出オーバーおよび露出アンダーの警告
表示は、CPU50における撮影モードの判断に
より、ダイレクト測光によるストロボ撮影時にの
み、これを行なうようにしている。また、露出オ
ーバーおよび露出アンダーの警告表示は、ストロ
ボ発光後2秒間が経過すると、ストロボ充電ゲー
ト信号T4が‘L'レベルに転ずるので、ナンド回
路G23,G24でなるRSフリツプフロツプ回路およ
びナンド回路G25,G26でなるRSフリツプフロツ
プ回路が、それぞれリセツトされ、ストロボ撮影
オーバー信号S9およびストロボ撮影アンダー信
号S10がそれぞれ‘L'レベルに反転することに
よつて停止される。
また、ストロボ発光後、露出オーバーでも露出
アンダーでもなかつた場合には、アンド回路G98
の第1および第3の入力端が‘H'レベルとなつ
ているので、ストロボ充電ゲート信号T4が‘
H'レベルである2秒間の間、アンド回路G98の出
力端からは‘H'レベルのストロボ発光適正信号
S20が出力される。これにより、CPU50の
プログラムによつて、ダイレクト測光によるスト
ロボ撮影時には、露出適正の表示が2秒間の間行
なわれる。
第11図は、上記電源ホールド回路67の詳細
な電気回路を示している、この電源ホールド回路
67は、シヤツターレリーズ後、マグネツト駆動
回路56およびストロボ制御回路66に電源を供
給し、露出終了後は、電源を自動的に遮断する回
路である。電源電池E1の正極からは動作電圧供
給ラインL1が、負極からは共通アースラインL0
がそれぞれ引き出されており、アースラインL0
は接地されている。そして、両ラインL1,L0間
には、バツテリーチエツクスイツチSW5、抵抗
R38およびR39の直列回路が接続されている。上
記バツテリーチエツクスイツチSW5は、上記モー
ド切換用操作ノブ21の「CHECK」指標への対
応操作に連動して閉成される自己復帰型のスイツ
チであり、同スイツチSW5と抵抗R38との接続点
は、アンド回路G38(第13図参照)の一方の入
力端に接続されている。また、上記抵抗R38と
R39との接続点は、NPN型トランジスターQ23の
ベースに接続されている。トランジスターQ23の
コレクタは抵抗R40を通じてトランジスターQ34
のベースに接続されており、エミツタは接地され
ている。また、トランジスターQ23のベースは、
NPN型トランジスターQ24のコレクタに接続され
ており、トランジスターQ24のエミツタは接地さ
れ、ベースは抵抗41を通じて、PNP型トランジス
ターQ25のコレクタに接続されている。トランジ
スターQ25は、エミツタをラインL1に接続され、
ベースをPNP型トランジスターQ28,Q29,Q30,
Q31,Q32およびQ33のベースにそれぞれ接続され
ており、各トランジスターQ25,Q29,Q30,Q31,
Q32およびQ33はエミツタをそれぞれラインL1に
接続されていて、トランジスターQ28とカレント
ミラー回路を構成している。
また、ラインL1,L0間には、レリーズスイツ
チSW1、コンデンサーC6、抵抗R44およびR43の
直列回路が接続されている。上記レリーズスイツ
チSW1は、上記可動反射ミラー31に連動して開
閉するスイツチで、ミラー31の上昇初期で閉成
し、下降終期で開放するようになつている。この
リレーズスイツチSW1のコンデンサーC6の接続
点は、抵抗R42を通じて接地されている。また、
抵抗R44とR43との接続点は、NPN型トランジス
ターQ26のベースに接続されており、同トランジ
スターQ26のエミツタは接地され、コレクタは
NPN型トランジスターイーQ27のエミツタに接続
されている。トランジスターQ27は、ベースが抵
抗R99を通じてトランジスターQ39(第12図参
照)のエミツタに接続されており、コレクタが
NPN型トランジスターQ35のコレクタに接続され
ている。トランジスターQ35は、コレクタが抵抗
R45を通じて上記トランジスターQ28のコレクタ
およびベースにも接続されており、エミツタが接
地され、ベースが抵抗R46を通じて、抵抗R48と
R47との接続点に接続されている。抵抗R48の一
端は上記トランジスターQ29のコレクタに接続さ
れ、抵抗R47の他端は接地されている。また、抵
抗R48とR47との接続点は、NPN型トランジスタ
ーQ36のコレクタにも接続されており、同トラン
ジスターQ36のエミツタは接地され、ベースは抵
抗R59(第13図参照)を通じて、ナンド回路G33
(第13図参照)の出力端に接続されている。上
記トランジスターQ30のコレクタは、抵抗R49を
通じて、トランジスターQ46(第12図参照)の
ベースに接続されている。また、上記トランジス
ターQ31のコレクタは、抵抗R50を通じて接地さ
れていると共に、ノツト回路G102(第13図参照)
の入力端にも接続されている。さらに、上記トラ
ンジスターQ32のコレクタは、抵抗R51を通じて
接地されていると共に、上記ラツチ回路DF0(第
9図参照)の制御信号入力端に接続されていて、
同トランジスターQ32のコレクタ電圧がレリーズ
信号S0として供給されるようになつている。さ
らにまた、上記トランジスターQ33のコレクタ
は、PNP型トランジスターQ34のコレクタに接続
されていると共に、抵抗R52を通じてNPN型トラ
ンジスターQ37のベースに接続されている。トラ
ンジスターQ36のエミツタは接地されており、コ
レクタはマグネツト駆動回路56およびストロボ
制御回路66の一端にそれぞれ接続されている。
マグネツト駆動回路56およびストロボ制御回路
66の他端は、ラインL1にそれぞれ接続されて
いる。従つて、トランジスターQ37は、マグネツ
ト駆動回路56およびストロボ制御回路66への
給電を制御するスイツチングトランジスターの役
目をする。また、トランジスターQ37のコレクタ
は、バツテリーチエツク表示用の発光ダイオード
D0(第13図参照)のカソードおよび抵抗R58(第
13図参照)の一端にもそれぞれ接続されてい
る。上記トランジスターQ34は、エミツタをライ
ンL1に、ベースを抵抗R40を通じて、トランジス
ターQ23のコレクタに接続されており、バツテリ
ーチエツク動作中に強制的にオンされ、マグネツ
ト駆動回路56およびストロボ制御回路66に電
源を供給した最大消費電流の状態でバツテリーチ
エツクが行なわれるようにするためのものであ
る。
第12図は、上記トリガータイミング調整回路
52の詳細な電気回路を示している。このトリガ
ータイミング調整回路52は、上記ヘツドアンプ
回路51での測光開始時期を調整するための回路
である。トリガースイツチSW2は、シヤツター先
幕の走行開始に連動して開放し、フイルムの巻上
完了に連動して閉成するスイツチであり、一端に
電源電圧Vccの印加を受けていると共に、他端が
NPN型トランジスターQ39のベースに接続されて
いる。トランジスターQ39は、コレクタをPNP型
トランジスターQ38のコレクタに、エミツタを抵
抗R99(第11図参照)を通じてトランジスター
Q27(第11図参照)のベースに接続されている。
トランジスターQ38は、エミツタに電源電圧Vcc
の印加を受け、ベースがPNP型トランジスター
Q40,Q48のベースにそれぞれ接続されている。
上記トリガースイツチSW2と並列にトリガータイ
ミング遅延用コンデンサーC7が接続されており、
このコンデンサーC7の、トランジスターQ39のベ
ースがわの一端は、PNP型トランジスターQ41の
ベースおよび上記コンデンサーC7とともにトリ
ガー遅延時間を設定する時定数用半固定抵抗RV6
の一端にそれぞれ接続されている。トランジスタ
ーQ41のコレクタは接地され、エミツタはPNP型
トランジスターQ42のベースに接続されている。
トランジスターQ42のエミツタは、上記トランジ
スターQ40のコレクタに接続され、トランジスタ
ーQ40のエミツタには電源電圧Vccが印加されて
いる。また、トランジスターQ42のコレクタは、
NPN型トランジスターQ47のベースに接続されて
いると共に、NPN型トランジスターQ43のコレク
タに接続されている。トランジスターQ43のエミ
ツタは接地されており、ベースはNPN型トラン
ジスターQ44のベースおよびコレクタに接続され
ている。トランジスターQ44のエミツタは接地さ
れており、コレクタはPNP型トランジスターQ49
のコレクタに接続されている。トランジスター
Q49のエミツタは、上記トランジスターQ40のコ
レクタに接続され、ベースはPNP型トランジス
ターQ45のエミツタに接続されている。トランジ
スターQ45のコレクタは接地され、ベースは抵抗
R53を通じて電源電圧Vccの印加を受けていると
共に、抵抗R54を通じてNPN型トランジスター
Q46のコレクタに接続されている。トランジスタ
ーQ46のエミツタは接地され、ベースは抵抗R49
(第11図参照)を通じてトランジスターQ30(第
11図参照)のコレクタに接続されている。ま
た、トランジスターQ46のコレクタは、上記時定
数用半固定抵抗RV6の他端に接続されていると共
に、抵抗R61を通じて上記トランジスターQ48の
コレクタおよびベースに接続されている。トラン
ジスターQ48のエミツタには電源電圧Vccが印加
されており、同トランジスターQ48は、上記トラ
ンジスターQ38およびQ40とそれぞれカレントミ
ラー回路を形成している。また、上記トランジス
ターQ47は、エミツタを接地されており、コレク
タに抵抗R55を通じて電源電圧Vccの印加を受け
ていると共に、このコレクタがナンド回路G32
(第13図参照)の一方の入力端およびノツト回
路G101の入力端にそれぞれ接続されている。上記
トランジスターQ40〜Q49および抵抗R53〜R55,
R61は、差動増幅回路を構成しており、トランジ
スターQ41のベースが非反転入力端、トランジス
ターQ46のベースが反転入力端、トランジスター
Q47のコレクタが出力端となつている。この出力
トランジスターQ47のコレクタが入力端に接続さ
れた上記ノツト回路G101の出力端は、抵抗R15(第
13図参照)を通じてトランジスターQ3(第8図
参照)のベースに接続されていて、同トランジス
ターQ3にトリガースイツチSW2の開放後所定の
経過時間で‘H'レベルに反転するトリガー信号
S1を供給する(第18図b参照)。
第13図は、上記バツテリーチエツク回路63
および電源ホールド解除回路64の詳細な電気回
路を示している。まず、電源ホールド解除回路6
4の構成から説明する。電源ホールド解除回路6
4は、上記電源ホールド回路67の電源ホールド
状態を解除するための回路であるが、電源ホール
ドを解除する場合としては、電源電圧Vccが規定
電圧以下であつた場合、シヤツターが閉成されて
所定時間が経過した場合、および長時間露光のと
きこれを強制的に切る場合の3つの態様があるの
で、電源ホールド解除回路64の出力端となるナ
ンド回路G33には、3つの入力端が設けられてい
る。第1の入力端には、ナンド回路G32の出力端
が接続され、ナンド回路G32の一方の入力端は、
トランジスターQ47(第12図参照)のコレクタ
に、他方の入力端はノツト回路G34を介してコン
パレーターA10の出力端に接続されている。電源
電圧Vccが規定レベル以下であつたときには、コ
ンパレーターA10の出力が‘L'レベルとなるの
で、ナンド回路G32の出力は‘L'レベルとなり、
電源ホールドが解除される。ただし、電源電圧
Vccの低下による電源ホールドの解除は、露出中
に電源電圧Vccが低下して電源ホールドが解除さ
れた場合には、露出誤差が大きくなつたり、後幕
保持用マグネツトMG1(第15図参照)の動作が
不安定になつたりするので、露出動作がなされる
以前にのみ行なわれるようにしている。即ち、ト
ランジスターQ47(第12図参照)のコレクタ電
圧(トリガー信号)とノツト回路G34の出力との
論理積の反転信号を1つの電源ホールド解除のた
めの信号としている。また、上記ナンド回路G33
の第2の入力端には、デイレイ回路DL0(第15
図参照)から露出終了信号S13の遅延信号でな
る電源ホールド解除信号S12が印加されるよう
になつている。さらに、ナンド回路G33の第3の
入力端は、RSフリツプフロツプ回路RSF2(第1
6図参照)の出力端Qに接続されていて、電源リ
ミツター信号の役目を兼ねるオートリミツター信
号T2の印加を受けるようになつている。そし
て、ナンド回路G33の出力端は、抵抗R59を通じ
てトランジスターQ36(第11図参照)のベース
に接続されている。
一方、バツテリーチエツク回路63は、電源電
圧Vccが規定電圧以上であるか否かを検出するた
めの回路である。この回路には、一端に電源電圧
Vccが印加された抵抗R56,R57及びR58の直列回
路が設けられており、抵抗R56とR57との接続点
はコンパレーターA10の非反転入力端に、抵抗
R57とR58との接続点はコンパレーターA11の非反
転入力端に、それぞれ接続されている。また、両
コンパレーターA10およびA11の反転入力端には、
基準電圧V1がそれぞれ印加されている。コンパ
レーターA10の出力端は、3入力ナンド回路G35
の第2の入力端、3入力ナンド回路G36の第3の
入力端およびノツト回路G34の入力端に、それぞ
れ接続されている。また、コンパレーターA11の
出力端は、上記ナンド回路G36の第2の入力端に
接続されている。ナンド回路G35の第1の入力端
には、第16図に示すタイマー回路68から約10
Hzのパルス信号でなる点滅周期信号T8が印加さ
れている。また、ナンド回路G35の第3の入力端
およびナンド回路G36の第1の入力端には、アン
ド回路G38の出力端が接続されており、アンド回
路G38の一方の入力端はバツテリーチエツクスイ
ツチSW5(第11図参照)の一端に接続され、他
方の入力端はノツト回路G102を介してトランジス
ターQ31(第11図参照)のコレクタに接続され
ている。上記ナンド回路G35およびG36の出力端
は、ナンド回路G37の一方および他方の入力端に
それぞれ接続されており、ナンド回路G37の出力
端は抵抗R60を通じてバツテリーチエツク表示用
発光ダイオードD0のアノードに接続されている。
この発光ダイオードD0は、上記バツテリーチエ
ツク表示用発光窓23に対応するように配設され
ていて、そのカソードはトランジスターQ37(第
11図参照)のコレクタに接続されている。
次に、上記第11図ないし第13図に示した電
源ホールド回路67、トリガータイミング調整回
路52、電源ホールド解除回路64およびバツテ
リーチエツク回路63の動作について簡単に説明
する。いま、シヤツターレリーズ釦11(第1,
2図参照)が押下されると、これに連動するレリ
ーズスイツチSW1が閉成され、コンデンサーC6
および抵抗R44を通じてトランジスターQ26がオ
ンする。この時点では、トリガースイツチSW2が
閉じているので、トランジスターQ27はオンして
おり、抵抗R45を通じてトランジスターQ28がオ
ンし、トランジスターQ29およびQ35がオンする。
トランジスターQ35は一旦オンすると、それ以降
はトランジスターQ29のコレクタからベース電流
が供給されるので、電源ホールド状態を維持す
る。そして、トランジスターQ28がオンすると、
トランジスターQ29〜Q33がすべてオンするので、
トランジスターQ37もオンし、マグネツト駆動回
路56およびストロボ制御回路66に電源が供給
される。一方、トリガータイミング調整回路52
にも、トランジスターQ30を通じてトランジスタ
ーQ46にベース電流が供給される。そして、次
に、可動反射ミラー31が上昇を完了し、シヤツ
ター先幕が走行を開始してトリガースイツチSW2
が開放すると、トランジスターQ41のベース電位
が次第に低下し、コンデンサーC7と半固定抵抗
RV6でなる遅延回路の時定数と、抵抗R53,R54の
比とで決まる遅延時間の後、出力トランジスター
Q47がオンし、ノツト回路G101の出力は‘H'レベ
ルに反転する(第18図b参照)。この‘H'レベ
ルの信号は、トリガー信号S1として抵抗R15
(第8図参照)を通じてトランジスターQ3のベー
スに印加され、同トランジスターQ3がオンしト
ランジスターQ5,Q1がオフして、ダイレクト測
光による光電流の積分が可能となる。続いて、後
幕保持用マグネツトMG1(第15図参照)が消磁
され、シヤツター後幕が走行を開始してから所定
の遅延時間が経過すると、デイレイ回路DL0(第
15図参照)から‘L'レベルの電源ホールド解除
信号S12が出力されて、ナンド回路G33の出力
は‘H'レベルとなり、トランジスターQ36がオン
し、トランジスターQ35のベース電流が遮断され
て、電源ホールド状態が解除される。即ち、トラ
ンジスターQ35がオフすると、トランジスター
Q28,Q33,Q37が順次オフし、マグネツト駆動回
路56およびストロボ制御回路66への通電が断
たれる。
また、電源電圧Vccが規定電圧以下のときに
は、コンパレーターA10の出力が‘L'レベルとな
り、ナンド回路G32の一方の入力端は平生は‘H'
レベルなので、ナンド回路G32の出力は‘L'レベ
ルに反転する。このため、トランジスターQ36が
オフされ、前述したのと同様に、電源ホールド状
態が解除される。ところで、この電源電圧Vcc低
下による電源ホールド状態の解除は、露出中に電
源電圧Vccが低下した場合、電源ホールドが絶た
れると露出誤差が大きくなつたり、後幕保持用マ
グネツトMG1(第15図参照)の動作が不安定に
なつたりするので、これを防止するために、露出
中には行なわれないようになつている。即ち、露
出中は、トリガー信号となるトランジスターQ47
のコレクタ電圧が‘L'レベルとなるので、この信
号とコンパレーターA10の出力の反転信号との論
理積の反転出力を電源ホールドを解除するための
1つの信号としてナンド回路G33の第1の入力端
に入力するようにしている。従つて、電源電圧
Vccの低下による電源ホールドの解除は、トリガ
ースイツチSW2が開くまでの間に行なつている
が、この間に電源ホールドが解除された場合に
は、機械的に可動反射ミラー31を上昇途中位置
でロツクするようにしている。
さらに、電源ホールド回路67は、非常に暗い
ところで撮影し、長時間露出になるような場合、
所定時間が経過すると電源ホールドが強制的に断
たれるようになつている。これは露出時間が数分
にも及ぶような場合には、撮影よりも電源電池
E1の消耗を防いだ方が親切との配慮からである。
このため、ナンド回路G33の第3の入力端に電源
リミツター信号を兼ねるオートリミツター信号T
2が入力されるようになつており、この信号T2
が、第18図eに示すように、トリガーが開放し
てから所定時間(120s)経過後に‘L'レベルに反
転して、前述と同様にして電源ホールドが断たれ
る。
なお、トランジスターQ39のエミツタからトラ
ンジスターQ27に抵抗R99を通じて信号が供給さ
れるようになつているが、これは、レレージスイ
ツチSW1が可動反射ミラー31の降下時に開放す
る際、チヤタリングが発生して電源ホールド回路
67が再び電源ホールド状態になることがあるの
で、トリガースイツチSW2の開放時には、トラン
ジスターQ27をオフして、電源ホールド状態とな
るのを防止するためである。
一方、バツテリーチエツクを行なう場合には、
上記撮影モード切換用操作ノブ21(第2図参
照)を「CHECK」指標に対応させる。すると、
バツテリーチエツクスイツチSW5がオンレ、ナン
ド回路G38の一方の入力端が‘H'レベルとなる。
いま、電源ホールド回路67が電源ホールド状態
以外の場合、即ち、チヤツターレリーズ動作中以
外の平生時には、ノツト回路G102の出力は‘H'
レベルであるので、ナンド回路G38の出力は‘H'
レベルとなる。まず、第1の場合として、電源電
圧Vccが規定電圧以上である正常時には、コンパ
レーターA10およびA11の出力がともに‘H'レベ
ルとなるので、ナンド回路G35の出力端には点滅
周期信号T8が出力され、ナンド回路G36の出力
端は‘L'レベルとなる。従つて、ナンド回路G36
の‘L'レベル出力が優先され、ナンド回路G37の
出力端は‘H'レベルとなつて、バツテリーチエ
ツク表示用発光ダイオードD0は点灯状態になる。
よつて、電源電圧Vccが規定電圧以上ある旨の表
示がなされる。次に、第2の場合として、電源電
圧Vccがある規定電圧以上あるが、他の規定電圧
より低い場合には、即ち、基準電圧V1に比べて、
抵抗R56とR57との接続点の電位は高いが、抵抗
R57とR58との接続点の電位が低いときには、コ
ンパレーターA10の出力は‘H'レベル、コンパレ
ーターA11の出力は‘L'レベルとなり、ナンド回
路G36の出力が‘H'レベルとなる一方、ナンド回
路G35の出力端には点滅周期信号T8が出力され
る。従つて、こんどはナンド回路G37に点滅周期
信号T8が出力され、発光ダイオードD0は、約
10Hzで点滅を繰り返す状態となる。よつて、電源
電圧Vccが低下してきた旨が表示され、電源電池
E1の交換を促す。さらに、第3の場合として、
電源電圧Vccが上記他の規定電圧以下に低下し
て、カメラ10の電気回路が作動できないように
なつた場合には、コンパレーターA10およびA11
の出力がともに‘L'レベルとなり、ナンド回路
G35,G36の出力がいずれも‘H'レベルとなつて、
ナンド回路G37の出力は‘L'レベルとなる。この
ため、発光ダイオードD0は点灯することなく消
灯状態を継続し、電源電圧Vccが規定電圧以下で
ある旨が表示される。
なお、シヤツターレリーズ動作中に撮影モード
切換用操作ノブ21が操作されてバツテリーチエ
ツクスイツチSW5が閉じられた場合には、ノツト
回路G102の出力が‘L'レベルとなるので、ナンド
回路G38の出力が‘L'レベルとなり、従つて、ナ
ンド回路G37の出力が‘L'レベルとなつて、発光
ダイオードD0によるバツテリーチエツク表示は
なされない。また、バツテリーチエツク時には、
トランジスターQ23を通じてトランジスターQ34
を強制的にオンさせて、マグネツト駆動回路56
およびストロボ制御回路66に強制的に通電し、
消費電流が最大の状態でバツテリーチエツクが行
なわれるようにしている。
第14図は、上記ストロボ判定回路62の詳細
な電気回路を示している。このストロボ判定回路
62は、ストロボの電源がオンされているか否
か、充電が完了しているか否かを、ストロボから
の1本の信号線を通じて入力される信号S15の
電流レベルを判定することによつて検出するため
の回路である。NPN型トランジスターQ50はダイ
オード接続されたトランジスターであつて、エミ
ツタに電源電圧Vccが印加されていると共に、コ
レクタおよびベースは上記ストロボ取付用シユー
24またはストロボ接続用コネクター25(第
1,2図参照)の電気接点を通じてストロボ(図
示されず)の電気回路に接続されるようになつて
いる。そして、このトランジスターQ50並列に抵
抗R67とR65との直列回路が接続されており、さ
らに抵抗R67には、PNP型トランジスターQ51が
エミツタを電源がわ、コレクタをストロボがわと
して並列に接続されている。このトランジスター
Q51のコレクタはPNP型トランジスターQ52のベ
ースにも接続されており、ベースはトランジスタ
ーQ52のエミツタおよびPNP型トランジスター
Q77,Q56のベースに、それぞれ接続されている。
上記トランジスターQ52のコレクタは抵抗R68を
通じて接地されており、トランジスターQ77のエ
ミツタには電源電圧Vccが印加され、コレクタは
抵抗R70,R69を直列に介して接地されている。
抵抗R70,R69の接続点は、NPN型トランジスタ
ーQ53のベースに接続されており、同トランジス
ターQ53のエミツタは接地され、コレクタは抵抗
R71,R72を直列に通じて電源電圧Vccの印加を受
けている。抵抗R71とR72との接続点は、PNP型
トランジスターQ54およびQ55のベースにそれぞ
れ接続されており、トランジスターQ54のエミツ
タには電源電圧Vccが印加され、コレクタは抵抗
R79を通じて接地されている。また、トランジス
ターQ54のコレクタからは、ストロボ電源オン信
号S14を伝達するための信号線が引き出されて
おり、CPU50(第7図参照)の入力ポートI
13に接続されている。上記トランジスターQ55
は、エミツタに電源電圧Vccを印加され、コレク
タは抵抗R73を通じて、NPN型トランジスター
Q57のベースおよびコレクタ、並びに、NPN型ト
ランジスターQ58のベースに、それぞれ接続され
ている。トランジスターQ57のエミツタは接地さ
れており、トランジスターQ58のコレクタは上記
トランジスターQ56のコレクタに接続され、エミ
ツタは抵抗R74を通じて接地されている。トラン
ジスターQ56は、エミツタの電源電圧Vccを印加
され、コレクタをさらに抵抗R75を通じて接地さ
れていると共に、抵抗R76を通じてNPN型トラン
ジスターQ59のベースに接続されている。トラン
ジスターQ59は、コレクタに抵抗R77を通じて電
源電圧Vccを印加されていると共に、コレクタを
接地されている。また、トランジスターQ59は、
コレクタをノツト回路G39の入力端に接続されて
おり、ノツト回路G39の出力端は、アンド回路
G40の一方の入力端に接続されている。アンド回
路G40の他方の入力端は、ノツト回路G41を介し
てRSフリツプフロツプ回路SRF4(第16図参照)
の反転出力端に接続されており、ストロボ充電
ゲート信号T4の反転信号を受けるようになつて
いる。そして、アンド回路G40の出力端は、抵抗
R78を通じてNPN型トランジスターQ60のベース
に接続されており、トランジスターQ60のエミツ
タは接地され、コレクタはストロボ充電完了表示
用発光ダイオードD1のカソードに接続されてい
る。この発光ダイオードD1は、上記撮影情報表
示装置39内に組み込まれていて、フアインダー
内にストロボの充電完了を“〓”状に発光表示す
るようになつている。発光ダイオードD1のアノ
ードは定電流回路CC3の一端に接続され、定電流
回路CC3の他端は電源電圧Vccが印加されてい
る。
次に、このように構成されたストロボ判定回路
62の動作について簡単に説明する。まず、図示
しないストロボの電源スイツチが投入されると、
ストロボがわに向けて約10μAの電流がストロボ
電源信号S15として流れる。すると、トランジ
スターQ52がオンし、続いて、トランジスター
Q51,Q77,Q53,Q54の各トランジスターが順次
オンする。従つて、トランジスターQ54のコレク
タが‘H'レベルとなる。また、トランジスター
Q55,Q56,Q58もオンするが、ストロボ電源信号
S15が10μA程度ではトランジスターQ56のベー
ス電流が小さく、コレクタ電位がトランジスター
Q59のベースに電流を十分供給できる程高くない
ため、トランジスターQ59はオフのままである。
よつて、ノツト回路G39の出力は、‘L'レベルと
なり、アンド回路G40の出力も‘L'レベルとなつ
てトランジスターQ60がオンせず、充電完了表示
用発光ダイオードD1は点灯しない。次に、スト
ロボの充電が完了すると、ストロボがわに向けて
約100μAの電流がストロボ充電信号S15として
流れるようになる。すると、トランジスターQ56
のコレクタ電位は充分に高くなり、トランジスタ
ーQ59に充分なベース電流が流れてトランジスタ
ーQ59がオンする。これにより、トランジスター
Q59のコレクタ電位は低下し、ノツト回路G39の
出力は‘H'レベルとなる。上記ストロボ充電ゲ
ート信号T4は、ストロボが発光してから約2秒
間‘H'レベルとなる信号であるので、ストロボ
発光後2秒間はアンド回路G40の出力は‘L'レベ
ルであるが、これ以外の期間はアンド回路G40の
出力は‘H'レベルとなり、トランジスターQ60が
オンする。よつて、発光ダイオードD1に定電流
回路CC3から電流が流れて同ダイオードD1が発光
し、ストロボの充電完了が表示される。ストロボ
発光後2秒間の間ストロボの充電完了表示を行な
わないようにしたのは、上記ストロボ電源信号、
ストロボ充電信号S15と同じ信号線を通じて、
ストロボ発光後ストロボがわから約100μAでオ
ン、オフを繰り返えす露出適正信号が送られてく
るので、この間発光ダイオードD1の作動を不能
にする必要があるからである。なお、ストロボ撮
影適正表示は、後述するように撮影情報表示装置
39の液晶表示板を点滅駆動することによつて行
なう。
第15図は、上記第5図の選択回路55、マグ
ネツト駆動回路56およびストロボ制御回路66
の詳細な電気回路を示している。上記第1の選択
回路55は、撮影モードに応じてマグネツト駆動
回路56を、ダイレクト測光によるシヤツター制
御信号S17で制御すべきか、CPU50から出
力されるシヤツター制御信号S16で制御すべき
かを選択するための回路である。ナンド回路G48
の第1の入力端はオートスイツチSW4(第7図参
照)の一端に接続され、CPU50の入力ポート
I0へ入力されるのと同じオートモード時にのみ
‘H'レベルとなる信号が印加されるようになつ
ている。また、ナンド回路G48の第2の入力端
は、ノツト回路G46を介してナンド回路G3(第7
図参照)の出力端に接続されており、CPU50
の入力ポートI6へ入力されるのと同じメモリー
モード時にのみ‘H'レベルとなる信号の反転信
号が印加されるようになつている。さらに、ナン
ド回路G48の第3の入力端は、ノツト回路G47を
介してナンド回路G9(第7図参照)の出力端に接
続されており、CPU50の入力ポートI2に入
力されるのと同じスポツトモード時のみ‘H'レ
ベルとなる信号の反転信号が印加されるようにな
つている。従つて、ナンド回路G48は、オートモ
ードであつて、メモリーモードでもなく、かつス
ポツトモードでもないモード、即ち、平均ダイレ
クトオートモードが選択されたときにのみ全入力
が‘H'レベルとなり、その出力が‘L'レベルと
なる。ナンド回路G51の一方の入力端には、ノツ
ト回路G49を介して上記ナンド回路G48の第1の
入力端に印加される信号の反転信号が入力される
ようになつており、他方の入力端は、ノツト回路
G50を介してマニユアルスイツチSW3(第7図参
照)の一端に接続されていて、CPU50の入力
ポートI1に入力されるのと同じマニユアル時にの
み‘H'レベルとなる信号の反転信号が入力され
るようになつている。従つて、ナンド回路G51の
出力は、オートモードでもなく、かつ、マニユア
ルモードでもない撮影モード、即ち、オフモード
時にのみ‘L'レベルとなる。ナンド回路G48の出
力端は、ナンド回路G52の一方の入力端に接続さ
れ、ナンド回路G51の出力端は、ナンド回路G52
の他方の入力端に接続されると共に、ナンド回路
62の一方の入力端およびノツト回路G63を通じ
てナンド回路G64の一方の入力端にもそれぞれ接
続されている。ナンド回路G52の出力端は、アン
ド回路G70の他方の入力端、並びに、ナンド回路
G66およびアンド回路G69の一方の入力端にそれ
ぞれ接続されていると共に、ナンド回路G54の一
方の入力端およびノツト回路G53を通じてナンド
回路G55他方の入力端にそれぞれ接続されてい
る。このナンド回路G52の出力は、ナンド回路
G48またはG51のいずれかの出力が‘L'レベルの
とき‘H'レベルとなる。即ち、平均ダイレクト
オートモードまたはオフモードか、それ以外の撮
影モードかが判別され、平均ダイレクトオートモ
ードまたはオフモードのときにのみナンド回路
G52の出力が‘H'レベルとなる。従つて、結果的
には、オフモード時には、最長露出時間が規制さ
れるだけで、平均ダイレクトオートモードと同じ
測光方式で撮影が行なわれることになる。なお、
このナンド回路52の出力は、バイアス切換信号
S4として、オペアンプA2(第8図参照)に入力
され、前述したように撮影モードに応じてオペア
ンプA2のバイアス電流を切り換える役目もする。
上記ナンド回路G54の他方の入力端は、ノツト
回路G28(第10図参照)の出力端に接続され、
ダイレクト測光によるシヤツター制御信号S17
が入力されるようになつており、また、上記ナン
ド回路G55の一方の入力端は、CPU50(第7図
参照)の出力ポートO9に接続され、メモリー、
マニユアル、スポツトの各モード時におけるシヤ
ツター制御信号S16が入力されるようになつて
いる。ナンド回路S54の出力端は、3入力ナンド
回路G57の第2の入力端に接続され、ナンド回路
G55の出力端は、ナンド回路G57の第3の入力端
に接続されている。また、ナンド回路G57の第1
の入力端は、ノツト回路G56を介して、RSフリツ
プフロツプ回路RSF0(第16図参照)の出力端Q
に接続されており、トリガーが開いてから約
500μsの間‘H'レベルを保持する高速リミツター
信号T0(第18図c参照)の反転信号が入力さ
れるようになつている。この高速リミツター信号
T0は、シヤツターの最短秒時を決めるための信
号である。即ち、いま、平均ダイレクトオートモ
ードまたはオフモードが選択されているとする
と、ナンド回路G54の出力はダイレクト測光によ
るシヤツター制御信号S17が‘H'レベルの期
間のみ‘L'レベルとなる。一方、ナンド回路G55
の出力は、マニユアルモード時等のシヤツター制
御信号S16のレベルによらず‘H'レベルであ
るので、ナンド回路G57の出力は、ノツト回路
G56の出力が‘H'レベルであれば、ナンド回路
G54の出力により規制され、シヤツター制御信号
S17が‘H'レベルのときにのみ‘H'レベルと
なる。換言すれば、ナンド回路G57の出力端に
は、ダイレクト測光によるシヤツター制御信号S
17が出力される。同様にして、メモリーホール
ド、マニユアルモード、スポツトモード時には、
ナンド回路G57の出力端には、シヤツター制御信
号S16が出力される。ここで、高速リミツター
信号T0は、第18図cに示すように、トリガー
が開いてから約500μsの間‘H'レベルを保持する
ので、ナンド回路G57の出力は、ナンド回路G54,
G55の出力の如何に拘らず、この間‘H'レベルと
なり、後幕保持用マグネツトMG1が消磁される
ことがない。つまり、シヤツターの最短秒時が信
号T0によつて1/2000秒に限定される。
上記アンド回路G70の一方の入力端は、トラン
ジスターQ54(第14図参照)のコレクタに接続
されていて、ストロボ電源オン信号S14が入力
されるようになつている。そして、アンド回路
G70の出力端は、ナンド回路G60の一方の入力端
およびノツト回路G59を通じてナンド回路58の他
方の入力端に接続されている。ナンド回路G58の
一方の入力端は、上記ナンド回路G57の出力端に
接続されており、ナンド回路G60の他方の入力端
は、RSフリツプフロツプ回路SRF1(第16図参
照)の出力端Qに接続されていて、ストロボ同調
秒時信号T3が入力されるようになつている。こ
のストロボ同調秒時信号T3は、第18図fに示
すように、トリガーが開いてからも16msの間‘
H'レベルを保つ信号である。上記ナンド回路G58
の出力端は、ナンド回路G61の一方の入力端に接
続され、ナンド回路G60の出力端は、ナンド回路
G61の他方の入力端に接続されている。いま、平
均ダイレクトオートモードまたはオフモードであ
つて、ストロボの電源が投入されていないか、ま
たはストロボがカメラ10に装着されていないと
き、ストロボ電源オン信号S14は‘L'レベルで
あり、従つて、ナンド回路G61の出力端には、ナ
ンド回路G57の出力信号と同じ信号が出力され
る。また、この状態からストロボが装着されて電
源が投入されると、ストロボ電源オン信号S14
が‘H'レベルとなり、ナンド回路G61の出力端に
は、ストロボ同調秒時信号T3が出力されるよう
になる。このため、シヤツター秒時は、定速の1/
60秒となる。なお、平均ダイレクトオートモード
またはオフモード以外の撮影モードのときには、
アンド回路G70の出力が‘L'レベルとなり、スト
ロボ同調秒時信号T3はシヤツター制御に関与し
なくなる。ところで、ストロボの電源がオンされ
ている限り、シヤツター秒時をかならずストロボ
同調秒時にしてストロボを発光させるようにした
のは、従来のカメラではシヤツター秒時が約1/60
秒以上との高速のときにはストロボを発光させな
い方式を採用していたが、この方式では撮影者の
撮影意図に反することになるので、これを是正す
るためである。即ち、従来のカメラでは、被写体
が明るい高速シヤツター秒時の場合には、ストロ
ボを発光させる必要がほとんどないので、ストロ
ボの電源の消費節約になるとの観点からストロボ
を発光させないようにしていたが、このようにし
たときには、撮影者の作画意図と反する場合も生
じ不都合であるので、シヤツター秒時を強制的に
ストロボ同調秒時にして、ストロボを発光させる
ようにしたものである。
上記ナンド回路G61の出力端は、抵抗R91を通
じて、マグネツト駆動回路56のマグネツト制御
用トランジスターQ66のベースに接続されてい
る。このマグネツト制御用トランジスターQ66
は、NPN型トランジスターで形成されていて、
そのエミツタは接地され、コレクタは後幕保持用
マグネツトMG1のコイルを通じて電源電圧Vccの
印加を受けるようになつている。この電源電圧
Vccの印加が、電源ホールド回路67(第11図
参照)の電源ホールド時にのみ行なわれること
は、前述した通りである。また、ナンド回路G61
の出力端は、CPU50(第7図参照)の入力ポ
ートI12に接続されていて、同回路G61の出力
が露出終了信号S13として入力ポートI12に
入力されるようになつている。さらに、ナンド回
路G61の出力端は、デイレイ回路DL0を通じてナ
ンド回路G33(第13図参照)の第2の入力端に
接続されており、同回路G61の出力がデイレイ回
路DL0で所定時間遅延されて、電源ホールド解除
信号S12としてナンド回路G33に入力されるよ
うになつている。上記デイレイ回路DL0を設けた
のは、シヤツター駆動回路56およびストロボ制
御回路66は、電源ホールド回路67(第11図
参照)を通じて電源が供給されているものであ
り、もし、ナンド回路G61から出力される露出終
了信号S13で直接電源ホールド回路67を解除
させるようにすると、ストロボ制御回路66が正
常に作動し得ないおそれが生ずるので、これを防
止するためである。
前述したように、ナンド回路G51の出力端は、
ナンド回路G62の一方の入力端およびノツト回路
G63を通じてナンド回路G64の一方の入力端にも
接続されている。上記ナンドG62の他方の入力端
は、RSフリツプフロツプ回路RSF2(第16図参
照)の出力端Qに接続されていて、同回路RSF2
よりオートリミツター信号T2が入力されるよう
になつている。このオートリミツター信号T2
は、第18図eに示すように、トリガー開放後も
120sの間‘H'レベルを保持する信号であつて、
オートモードでの最長露出秒時を規制する信号で
ある。また、上記ナンド回路G64の他方の入力端
は、RSフリツプフロツプ回路RSF3(第16図参
照)の出力端Qに接続されていて、同回路RSF3
よりオフリミツター信号T1が入力されるように
なつている。このオフリミツター信号T1は、第
18図dに示すように、トリガー開放後、24ms
の間‘H'レベルを保持する信号で、オフモード
でのシヤツター秒時を決定する信号である。ナン
ド回路G62の出力端は、アンド回路G65の一方の
入力端に接続され、ナンド回路G64の出力端は、
アンド回路G65の他方の入力端に接続されてい
る。そして、アンド回路G65の出力端は、抵抗
R80を通じてNPN型トランジスターQ63のベース
に接続されており、トランジスターQ63のエミツ
タは接地され、コレクタは上記トランジスター
Q66のベースに接続されている。いま、ナンド回
路G51の出力が‘L'レベルのとき、即ちオフモー
ドのとき、ノツト回路G63の出力が‘H'レベルと
なり、アンド回路G65の出力端にはオフリミツタ
ー信号T1の反転信号が出力される。従つて、ト
リガー開放後、24ms経過するとトランジスター
Q63がオンし、ナンド回路G61の出力の如何にか
かわらず、トランジスターQ66がオフし、マグネ
ツトMG1が消磁されてシヤツターが閉成する。
また、オフモード以外のときは、アンド回路G65
の出力端にはオートリミツター信号T2の反転信
号が出力される。従つて、トリガー開放後、約2
分間が経過すると、トランジスターQ63がオン
し、同様にしてシヤツターが強制的に閉成され
る。
次に、ストロボ制御回路66について述べる。
PNP型トランジスターQ64は、ベースを抵抗R85
を通じで、RSフリツプフロツプ回路RSF1(第1
6図参照)の出力端Qに接続されており、ストロ
ボ同調秒時信号T3の印加を受けるようになつて
いる。そして、このトランジスターQ64のコレク
タは、設置され、エミツタは、抵抗R86を通じて
PNP型トランジスターQ65のベースに接続されて
いる。トランジスターQ65のベースは、抵抗R87
を通じて同トランジスターQ65のエミツタに接続
されており、このエミツタには電源電圧Vccが印
加されている。また、トランジスターQ65のコレ
クタは、抵抗R88,R89の直列回路を通じて接地
されていて、両抵抗R88,R89の接続点は、コン
デンサーC8を介してストロボトリガー用サイリ
スターSCR1のゲートに接続されている。サイリ
スターSCR1のゲートは、抵抗R90を通じて接地さ
れており、カソードは直接接地されている。ま
た、サイリスターSCR1のアノードは、上記スト
ロボ取付用シユー24(第2図参照)または接続
用コネクター25(第1図参照)の電気接点を通
じてストロボの電気回路に接続されるようになつ
ており、サイリスターSCR1の点弧時には、スト
ロボ発光信号S19をストロボに伝達するように
なつている。いま、カメラ10にストロボを装着
して充電完了後、シヤツターレリーズ釦11(第
1,2図参照)を押下したとする。すると、シヤ
ツター先幕が走行してトリガー開放後、約16ms
が経過すると、ストロボ同調秒時信号T3が‘L'
レベルとなるので、トランジスターQ64がオン
し、トランジスターQ65がオンして、サイリスタ
ーSCR1のゲートにはコンデンサーC8を通じでパ
ルス電圧が印加され、同サイリスターSCR1はオ
ンする。すると、サイリスターSCR1を通じてス
トロボからトリガ電流がストロボ発光信号S19
として流れ、ストロボが発光する。
他方、ナンド回路G68の一方の入力端は、トラ
ンジスターQ54(第14図参照)のコレクタに接
続されて、ストロボ電源オン信号S14を入力さ
れるようになつており、また、他方の入力端は、
ノツト回路G28(第10図参照)の出力端に接続
されていて、ダイレクト測光によるシヤツター制
御信号S17を入力されるようになつている。そ
して、ナンド回路G68の出力端は、アンド回路
G69の他方の入力端およびノツト回路G67を介し
てナンド回路G66の他方の入力端にそれぞれ接続
されている。ナンド回路G66およびアンド回路
G69の一方の入力端は、ナンド回路G52の出力端
にそれぞれ接続されている。ナンド回路G66の出
力端は、抵抗R81を通じてPNP型トランジスター
Q61のベースに接続され、アンド回路G69の出力
端は、抵抗R82を通じてNPN型トランジスター
Q62のベースに接続されている。トランジスター
Q61のエミツタには電源電圧Vccが印加されてお
り、コレクタは抵抗R83,R84の直列回路を通じ
てトランジスターQ62のコレクタに接続されてい
る。トランジスターQ62のエミツタは設置されて
いる。そして、上記抵抗R83,R84の接続点は、
上記ストロボ取付用シユー24(第2図参照)ま
たは接続用コネクター25(第1図参照)の電気
接点を通じてストロボの電気回路に接続されるよ
うになつており、ストロボにストロボ調光信号S
18を伝達するようになつている。いま、平均ダ
イレクトオートモードまたはオフモードのとき、
ナンド回路G52の出力は‘H'レベルとなつている
ので、ナンド回路G66およびアンド回路G69のゲ
ートが開き、アンド回路G69の出力端には、ナン
ド回路G68の出力信号が、ナンド回路G66の出力
端には、ナンド回路G68の出力の反転信号が、そ
れぞれ出力される。カメラ10にストロボを装着
してダイレクト測光によるストロボ撮影を行なう
とき、ストロボ電源オン信号S14は‘H'レベ
ルであるので、ナンド回路G68の出力端には、ダ
イレクト測光時のシヤツター制御信号S17の反
転信号が出力される。いま、この状態からシヤツ
ターレリーズ釦11(第1,2図参照)を押下
し、シヤツター先幕が走行して露出が開始された
とする。露出レベルが適正に達しない間は、シヤ
ツター制御信号S17は‘H'レベルであり、従
つて、ナンド回路G66の出力は‘L'レベル、アン
ド回路G69の出力も‘L'レベルとなる。従つて、
トランジスターQ61がオン、トランジスターQ62
がオフして、抵抗R83とR84の接続点は、抵抗R83
を通じて電源がわに電気的に接続され、ストロボ
調光信号S18は‘H'レベルとなる。ストロボ
が発光して、露出光量が適正レベルに達すると、
シヤツター制御信号S17が‘L'レベルに反転
し、こんどは、トランジスターQ61がオフ、トラ
ンジスターQ62がオンして、ストロボ調光信号S
18は‘L'となる。これにより、図示しないスト
ロボの調光回路が作動し、ストロボの発光が停止
される。なお、カメラ10が平均ダイレクトオー
トモードでもなく、オフモードでもないときに
は、ナンド回路G52の出力は‘L'レベルとなるの
で、ナンド回路G66の出力は‘H'レベル、アンド
回路G69の出力は‘L'レベルとなり、トランジス
ターQ61およびQ62がいずれもオフとなり、スト
ロボ調光信号S18は、ストロボがわの調光回路
に何らの影響も及ぼすことがなくなる。
第16図は、上記タイマー回路68の詳細な電
気回路を示している。このタイマー回路68は、
本発明のカメラ10を制御するための各種タイマ
ー信号を創り出す回路であつて、32.768KHzの基
本周波数のクロツクパルスCK(第18図a参照)
をもとに、縦続接続された27個のT型フリツプフ
ロツプ回路TF0〜TF26と、このT型フリツプフ
ロツプ回路TF0〜TF26の出力を選択ないし組合
せて、所望のタイマー信号を創り出す選択回路
と、タイマー回路68の初期設定のためのリセツ
ト回路とから構成されている。上記縦続接続され
たT型フリツプフロツプ回路TF0〜TF26は、2
進カウンターを形成しており、各T型フリツプフ
ロツプ回路TF0〜TF26の出力端Q0〜Q26には、
2-(n+1)×32.768KHz(ただし、nは0≦n≦26の
任意の整数で、回路TFnの添字に対応する。)の
パルス信号が出力される。一方、D型フリツプフ
ロツプ回路DF2のデーター入力端Dは、ナンド回
路G3(第7図参照)の出力端に接続されていて、
CPU50の入力ポートI6に入力される信号と
同じメモリーモード検出信号を入力されている。
また、このD型フリツプフロツプ回路DF2のクロ
ツク入力端CKには、基本周波数32.768KHzのク
ロツクパルスCKが入力されている。D型フリツ
プフロツプ回路DF2の反転出力端は、ナンド回
路G79の一方の入力端に接続されており、ナンド
回路G79の入力端には、上記入力ポートI6に入
力されるメモリーモード検出信号が入力されてい
る。上記D型フリツプフロツプ回路DF2とナンド
回路G79とは、周知の同期微分回路を形成してい
て、フリツプフロツプ回路DF2のデーター入力端
が‘H'レベルになつた瞬間から、クロツクパル
スCKに同期した負のパルスをナンド回路G79の
出力端に発生する。また、D型フリツプフロツプ
回路DF3のデーター入力端Dは、トランジスター
Q32(第11図参照)のコレクタに接続されてい
て、レリーズ信号S0を入力されるようになつて
おり、クロツク入力端CKにはクロツクパルスCK
が印加されている。このフリツプフロツプ回路
DF3の反転出力端には、ナンド回路G80の一方
の入力端に接続され、ナンド回路G80の他方の入
力端にはレリーズ信号S0が印加されて、フリツ
プフロツプ回路DF3とナンド回路G80は、上記回
路DF2,G79と同様に、同期微分回路を形成して
いる。さらに、D型フリツプフロツプ回路DF2の
データー入力端Dは、ノツト回路G90を介してノ
ツト回路G101の出力端に接続されていて、トリガ
ー信号S1の反転信号が入力されるようになつて
おり、クロツク入力端CKにはクロツクパルスCK
が印加されている。このフリツプフロツプ回路
DF4の反転入力端は、ナンド回路G81の一方の
入力端に接続され、ナンド回路G81の他方の入力
端には、上記トリガー信号S1の反転信号が印加
されるようになつていて、フリツプフロツプ回路
DF4とナンド回路G81は、上記回路DF2,G79と同
様に、同期微分回路を形成している。上記3つの
同期微分回路は、タイマー回路68をリセツトす
るための回路であつて、メモリーモードが選択さ
れたとき、シヤツターがレリーズされたとき(実
際には電源ホールド回路67に通電が行なわれた
とき)、露出が開始されたとき(トリガー信号が
‘L'レベルとなつたとき)の各場合に、リセツト
パルスを発生する。タイマー回路68は、どの時
点からタイマーの作動を開始するかの基準時点を
指示してやる必要があるが、上記リセツトパルス
によつてタイマー回路68をリセツトすることに
よりこれを行なうためである。リセツトパルスが
出力されるナンド回路G79,G80およびG81の出力
端は、3入力アンド回路G82の各入力端に接続さ
れており、アンド回路G82の出力端は、ノツト回
路G91を通じてT型フリツプフロツプ回路TF0〜
TF26の各リセツト入力端に接続されている。ま
た、アンド回路G82の出力端は、選択回路を形成
するRSフリツプフロツプ回路RSF0〜RSF3,
RSF6,RSF7の各リセツト入力端Rに、それぞれ
接続されており、オア回路G84の一方の入力端に
も接続されている。
上記RSフリツプフロツプ回路RSF0のセツト入
力端は、T型フリツプフロツプ回路TF3の反転出
力端3が接続されていて、出力端Qからは、第
18図cに示すように、トリガー信号S1が‘
H'レベルに反転してからも0.5msの間‘H'レベ
ルを保持し、しかる後に‘L'レベルに反転する高
速リミツター信号T0が出力されるようになつて
いる。また、RSフリツプフロツプ回路RSF3のセ
ツト入力端Sには、ナンド回路G83の出力端が接
続されていて、ナンド回路G83の一方の入力端に
はT型フリツプフロツプ回路TF8の出力端Q3が
接続され、他方の入力端にはT型フリツプフロツ
プ回路TF7の出力端Q7が接続されている。この
ため、RSフリツプフロツプ回路RSF3の出力端Q
には、第18図dに示すように、トリガー信号S
1が‘H'レベルに反転してからも24msの間‘
H'レベルを維持し、しかるのちに‘L'レベルに
反転するオフリミツター信号T1が出力されるよ
うになつている。さらに、RSフリツプフロツプ
回路RSF2のセツト入力端Sには、T型フリツプ
フロツプ回路TF21の反転出力端21が接続されて
いて、出力端Qには、第18図eに示すように、
トリガー信号S1が‘H'レベルに反転してから
も120sの間‘H'レベルを維持し、しかる後に‘
L'レベリに反転するオートリミツター信号T2が
出力されるようになつている。さらにまた、RS
フリツプフロツプ回路RSF1のセツト入力端Sに
は、T型フリツプフロツプ回路TF8の反転出力端
Q8が接続されていて、出力端Qには、第18図
fに示すように、トリガー信号S1が‘H'レベ
ルに反転してからも16msの間‘H'レベルを維
持し、しかる後に‘L'レベルに反転するストロボ
同調秒時信号T3が出力されるようになつてい
る。そして、このRSフリツプフロツプ回路RSF1
の反転出力端は、D型フリツプフロツプ回路
DF5のデーター入力端Dに接続されると共に、ナ
ンド回路G89の一方の入力端にも接続されてい
る。D型フリツプフロツプ回路DF5のクロツク入
力端CKには、クロツクパルスCKが印加されてお
り、同回路DF5の反転出力端は、ナンド回路
G89の他方の入力端に接続されている。ナンド回
路G89の出力端は、RSフリツプフロツプ回路
RSF4のリセツト入力端Sに接続されており、RS
フリツプフロツプ回路RSF4のリセツト入力端R
は、上記オア回路84の出力端に接続されている。
オア回路G84の他方の入力端は、T型フリツプフ
ロツプ回路TF15反転出力端15接続されている。
従つて、RSフリツプフロツプ回路RSF4の反転出
力端から、第18図gに示すように、ストロボ
同調秒時信号T3が‘L'レベルに反転すると同時
に‘H'レベルに転じ、この後約2秒間が経過す
ると‘L'レベルに復帰するストロボ充電ゲート信
号T4が出力されるようになつている。また、
RSフリツプフロツプ回路RSF6のセツト入力端S
には、3入力ナンド回路G85の出力端が接続され
ており、ナンド回路G85の各入力端には、T型フ
リツプフロツプ回路TF8,TF6およびTF5各出力
端Q8,Q6およびQ5がそれぞれ接続されている。
従つて、RSフリツプフロツプ回路RSF6の反転出
力端には、第18図hに示すように、トリガー
信号S1が‘H'レベルに反転してから22ms経
過後に‘H'レベルに反転するストロボアンダー
リミツター信号T6が出力されるようになつてい
る。さらにまた、RSフリツプフロツプ回路RSF7
のセツト入力端Sには、T型フリツプフロツプ回
路TF26の反転出力端26が接続されており、よつ
て出力端Qには、第18図iに示すように、トリ
ガー信号S1が‘H'レベルに反転してから約70
分で‘L'レベルに反転するメモリーリミツター信
号T7が出力されるようになつている。なお、T
型フリツプフロツプ回路TF11の出力端Q11から
は、約10Hzに近い上記点滅周期信号T8が出力さ
れるようになつている。
第17図は、上記D−A変換回路58の詳細な
電気回路を示している。このD−A変換回路58
は、第2の比較回路59を形成するコンパレータ
ーA12(第7図参照)と共に逐次比較型のA−D
変換回路を構成し、輝度値信号S6またはフイル
ム感度値SVと絞り値AVとのアナログ演算値
(SV−AV)をデジタル信号に変換して、CPU5
0に入力させる役目をする。このD−A変換回路
58は、公知の8ビツトラダー型D−A変換回路
であり、16個のアナログスイツチAS0〜AS7,
AS10〜AS17と、8個のノツト回路G150〜G157と、
16個の抵抗R149〜R157,R160〜R166と、オペアン
プA21とで構成されている。上記アナログスイツ
チAS0〜AS7,AS10〜AS17のうちの半数のアナ
ログスイツチAS0〜AS7の入力端には、基準電圧
Vr1がそれぞれ印加されており、残りの半数のア
ナログスイツチAS10〜AS17の入力端には、上記
基準電圧Vr1より高い基準電圧Vr2がそれぞれ印
加されている。また、アナログスイツチAS0〜
AS7の一方の制御入力端およびアナログスイツチ
AS10〜AS17の他方の制御入力端には、CPU50
の出力ポートO6より各ビツト信号b0〜b7がそれ
ぞれ印加されており、アナログスイツチAS0〜
AS7の他方の制御入力端およびアナログスイツチ
AS10〜AS17の一方の制御入力端には、ノツト回
路G150〜G157を通じて上記各ビツト信号b0〜b7の
反転信号がそれぞれ印加されるようになつてい
る。さらに、アナログスイツチAS0〜AS7の出力
端と、アナログスイツチAS10〜AS17の出力端と
は、それぞれ一対ずつ接続されて、抵抗R150〜
R157の一端にそれぞれ接続されている。抵抗R150
〜R157の他端は、直列に接続された抵抗R149,
R160〜R160の各接続点に接続されている。即ち、
抵抗R150の他端は抵抗R149とR160と接続点に、抵
抗R151の他端は抵抗R160とR161との接続点に、抵
抗R152の他端は抵抗R161とR162との接続点に、抵
抗R153の他端は抵抗R162とR163との接続点に、抵
抗R154の他端は抵抗R163とR164との接続点に、抵
抗R155の他端は抵抗R164とR165と接続点に、抵抗
R156の他端は抵抗R165とR166との接続点に、抵抗
R157の他端は抵抗R166とオペアンプA21の非反転
入力端との接続点に接続されている。抵抗R149の
一端には上記基準電圧Vr1が印加されており、各
抵抗R149〜R157の抵抗値は、各抵抗R160〜R166の
抵抗値の2倍となるように設定されている。上記
オペアンプA21は、反転入力端が出力端に接続さ
れていてボルテージホロア回路を形成しており、
その出力端はコンパレーターA12(第7図参照)
の反転入力端に接続されている。
このように構成されたD−A変換回路58の出
力端となるオペアンプA21の出力端には、CPU5
0から出力される各ビツト信号の採る値によつ
て、 VDA=Vr1+Vr2−Vr1/2(b720+b62-1+b52-2
+b42-3+b32-4+b22-5+b12-6+b02-7) なる出力電圧VDAが得られる。なお、このD−A
変換回路58は、既に公知のものであり、かつ、
本発明の主旨とも関係しないので、その詳しい動
作の説明を茲に省略する。また、このD−A変換
回路58とコンパレーターA12との組合せでなる
逐次比較型のA−D変換回路の動作については、
後のフローチヤートの説明のところで詳しく述べ
る。
第19図AおよびBは、上記撮影情報表示装置
39を形成する液晶表示板の電極構造をそれぞれ
示しており、第19図Aは表示用のセグメント電
極のパターンを、第19図Bは上記セグメント電
極に液晶層を介して対向される背面電極のパター
ンを、それぞれ示している。この撮影情報表示装
置39においては、後に詳述するように、1/3デ
ユーテイ・1/3バイアスの駆動方法を採用してお
り、上記背面電極は、第1ないし第3の背面電極
RE1〜RE3に分割されている。また、この第1な
いし第3の背面電極RE1〜RE3に対応するセグメ
ント電極は、最大3つを1組として1本本の信号
ラインで接続されていて、第20図に示すよう
に、同一の信号ラインで接続された各セグメント
電極はそれぞれ異なる背面電極RE1〜RE3にのみ
対応するようになつている。従つて、セグメント
電極は、第1の背面電極RE1に対応する第1のセ
グメント電極群と、第2の背面電極RE2に対応す
る第2のセグメント電極群と、第3の背面電極
RE3に対応する第3のセグメント電極群とに区別
することができる。第1のセグメント電極群に含
まれるセグメント電極としては、最上位に横方向
に直線状に順次列設された横流の長方形状のポイ
ント表示用セグメント電極(“OVER”電極、
“LONG”電極の上位に形成されたものを含む)、
および補正表示用の“±”電極がある。また、第
2のセグメント電極群に含まれるセグメント電極
としては、中程に横方向に直線状に順次列設され
た横長の長方形状のバー表示用セグメント電極、
“OVER”電極、“LONG”電極、“MEMO”電
極、および“SPOT”電極がある。さらに、第3
のセグメント電極群としては“1”〜“2000”の
シヤツター秒時電極、このシヤツター秒時電極の
下位に円形および三角形状に形成された定点合致
指標電極、この定点合致指標電極の左右の対応す
る位置に設けられたストロボ撮影時の露出オーバ
ー、露出アンダー表示用の“−”および“+”電
極、並びに“MANUAL”、“AUTO”、
“HIGH”、“SHDW”の各モード表示用電極があ
る。1ないし3個のセグメント電極を接続する信
号ラインは全部で39本設けられていて、各信号ラ
インは後述するレベル変換回路(第23図参照)
の出力端であるMOS型電界効果トランジスター
Q106,Q107の接続点に接続され、セグメント駆動
信号J0〜J38が印加されるようになつてい
る。一方、第1ないし第3の背面電極RE1〜RE3
は、後述するコモン信号出力回路(第24図参
照)の出力端であるMOS型電界効果トランジス
ターQ100,Q101,Q102,Q103およびQ104,Q105の
接続点にそれぞれ接続されており、コモン信号H
0〜H2を印加されている。なお、“〓”には、
信号ラインが接続されていないが、このマークは
液晶表示されるものではなく、上記ストロボの充
電完了表示用発光ダイオードD1(第14図参照)
によつて表示されるものであるので、液晶表示用
の信号ラインの接続は必要ない。また、上記セグ
メント電極、信号ラインおよび背面電極RE1〜
RE3は、透明電極で創られていて、撮影情報表示
装置39は光透過形に形成されている。さらに、
以下、上記セグメント電極ないしはセグメント電
極に対応して発色される液晶の表示領域を、単に
セグメントということにする。
第21図は、上記液晶駆動回路61の詳細な電
気回路図を示している。この液晶駆動回路61
は、上記撮影情報表示装置39を形成する液晶表
示板を発色駆動する回路である。JKフリツプフ
ロツプ回路JKF0とJKF1とは、回路JKF0の出力
端Qが回路JKF1の入力端Jに、回路JKF1の反転
出力端が回路JKF0の入力端Jにそれぞれ接続
され、入力端Kに電源電圧Vccがそれぞれ印加さ
れると共に、クロツク入力端Tにクロツクパルス
CKがそれぞれ印加されて、公知の同期式の3進
カウンターを構成しており、各回路JKF0,JKF1
の出力A0,A1は、それぞれ第25図b,cに
示すようになる。また、JKフリツプフロツプ回
路JKF2は、入力端Jを上記JKフリツプフロツプ
回路JKF1の出力端Qに接続され、入力端Kをノ
ツト回路G199を介して上記回路JKF1の出力端Q
に接続されており、クロツク入力端Tにクロツク
パルスCKの印加を受けて、D型フリツプフロツ
プ回路を形成している。このD型フリツプフロツ
プ回路は、JKフリツプフロツプ回路JKF1の出力
A1を、クロツクパルスCKの1周期分だけ遅ら
せる回路で、その出力A2は第25図dに示すよ
うになる。さらに、JKフリツプフロツプ回路
JKF3は、入力端JおよびKに電源電圧Vccがそ
れぞれ印加され、クロツク入力端TがJKフリツ
プフロツプ回路JKF2の出力端Qに接続されて、
2進カウンターを形成しており、その出力A3
は、第25図eに示すように、回路JKF2の出力
A2を1/2に分周したものとなる。
表示用RAM(DRAM)85は、CPU50によ
りアドレスバスおよびデーターバスを通じて直接
アクセスされるメモリーであつて、DRAM85
の各メモリーエリアと、撮影情報表示装置39の
表示用セグメントとは一対一に対応している。撮
影情報表示装置39は、102個の表示用セグメン
トを有して構成されているので、DRAM85に
は、102個のメモリーエリアSEG0〜SEG101が確
保されていて、これらメモリーエリアSEG0〜
SEG101の内容が102個の出力端より信号合成回路
100に出力されるようになつている。
上記信号合成回路100は、撮影情報表示装置
39を1/3デユーテイ・1/3バイアスで駆動するた
めに、DRAM85の出力端から出力される102個
の信号を時分割により39本のラインに出力信号K
0〜K38として出力するための回路である。1/
3デユーテイ・1/3バイアスの駆動方法を採用する
ことにより、撮影情報表示装置39と液晶駆動回
路61との間の接続ライン数を少なくしている。
この信号合成回路100は、その一部を第22図
に示すように、原則的には、4つのナンド回路と
1つのエクスクルーシヴオア回路とを1単位と
し、これらが複数個設けられて構成されている。
例えば、ナンド回路G200の一方の入力端には、上
記JKフリツプフロツプ回路JKF2の出力A2が印
加されており、他方の入力端はDRAM85から
メモリーエリアSEG0の内容に対応する信号を印
加されている。また、ナンド回路G201の一方の入
力端には、上記JKフリツプフロツプ回路JKF1の
出力A1が印加されており、他方の入力端は
DRAM85からメモリーエリアSEG1の内容に対
応する信号を印加されている。更に、ナンド回路
G202の一方の入力端には、上記JKフリツプフロ
ツプ回路JKF0の出力A0が印加されており、他
方の入力端はDRAM85からメモリーエリア
SEG2の内容に対応する信号を印加されている。
各ナンド回路G200,G201,G202の出力端は、3入
力ナンド回路G209の各入力端にそれぞれ接続され
ており、ナンド回路G209の出力端は、エクスクル
ーシヴオア回路G212の一方の入力端に接続されて
いる。エクスクルーシヴオア回路G212の他方の入
力端には、JKフリツプフロツプ回路JKF3の出力
A3が印加されていて、エクスクルーシヴオア回
路G212の出力端からは信号K0が出力されるよう
になつている。この信号K0は、例えば第25図
iに示すように、DRAM85の出力端から出力
される信号を、1/3に時分割する信号となつてい
る。同様にして、ナンド回路G203〜G205、3入力
ナンド回路G210およびエクスクルーシヴオア回路
G213により、DRAM85のメモリーエリアSEG3
〜SEG5の内容に対応する信号が、1/3に時分割さ
れて信号K1として出力され、ナンド回路206〜
G208、3入力ナンド回路G211およびエクスクルー
シヴオア回路G214により、DRAM85のメモリ
ーエリアSEG6〜SEG8の内容に対応する信号が、
1/3に時分割されて信号K2として出力される。
このようにして、DRAM85の102個のメモリー
エリアSEG0〜SEG101の内容に対応する信号は、
全部で39個の信号K0〜K38として出力され
る。そして、信号K0〜K38は、第23図に示
すレベル変換回路を通じて、それぞれセグメント
駆動信号J0〜J38として変換され、撮影情報
表示装置39の表示用セグメントに印加されるよ
うになつている。第25図jには、セグメント駆
動信号の一例として、信号J0の波形が示されて
いる。上記レベル変換回路は、ノツト回路G225、
PチヤンネルMOS型電界効果トランジスター
Q106およびnチヤンネルMOS型電界効果トラン
ジスターQ107で構成されている。ノツト回路G225
の入力端には、上記信号Kn(n=0〜38)が印加
されており、ノツト回路G225の出力端は、トラン
ジスターQ106,Q107のゲートにそれぞれ接続され
ている。トランジスターQ106のソースは定電圧
V0が印加され、トランジスターQ107のソースは
−V0の定電位となつている。また、トランジス
ターQ106とQ107のドレインは互いに接続され、こ
の接続点より上記セグメント駆動信号Jn(n=0
〜38)が取り出されるようになつている。このよ
うなレベル変換回路がセグメント駆動信号J0〜
J38の数だけ、即ち39個設けられていることは
云うまでもない。
第24図は、上記液晶駆動回路61におけるコ
モン信号出力回路を示している。このコモン信号
出力回路は、ノツト回路G215,G222〜G224と、ナ
ンド回路G216〜G221と、PチヤンネルMOS型電
界効果トランジスターG100,Q102,Q104と、nチ
ヤンネルMOS型電界効果トランジスターQ101,
Q103,Q105と、抵抗R200〜R202とで構成されてい
る。ナンド回路G216の一方の入力端には、JKフ
リツプフロツプ回路JKF3の出力A3が印加され
ており、他方の入力端には、JKフリツプフロツ
プ回路JKF0の出力A0が印加されている。そし
て、ナンド回路G216の出力端は、Pチヤンネル
MOS型電界効果トランジスターQ100のゲートに
接続されている。また、ナンド回路G217の一方の
入力端には、ノツト回路G215を通じて上記出力A
3の反転信号が印加されており、他方の入力端に
は、上記出力A0が印加されている。そして、ナ
ンド回路G217の出力端は、ノツト回路G222を通じ
てnチヤンネルMOS型電界効果トランジスター
Q101のゲートに接続されている。上記トランジス
ターG100のソースには定電圧+2V0が印加されて
おり、トランジスターQ101のソースは−2V0の定
電位となつている。そして、トランジスター
Q100,Q101のドレインは互いに接続されていて、
この接続点は、抵抗R200を通じて接地されてい
る。第1のコモン信号H0は、トランジスター
Q100,Q101のドレインの接続点から取り出される
ようになつている。また、まつたく同様にして、
第2のコモン信号H1を出力する回路が、ナンド
回路G218,G219、ノツト回路G223、トランジスタ
ーQ102,Q103および抵抗R201で構成され、第3の
コモン信号H2を出力する回路が、ナンド回路
G220,G221、ノツト回路G224、トランジスター
Q104,Q105および抵抗R202で構成されている。上
記第1ないし第3のコモン信号H0〜H2の波形
は、第25図fないしhのようになる。
次に、液晶駆動回路61の動作を、第25図a
〜mのタイムチヤートを参照しながら説明する。
一例として、セグメントSEG0,SEG1,SEG2(以
下、DRAM85のメモリーエリアSEG0〜SEG101
に対応する表示用セグメントを、メモリーエリア
の符号と同一の符号を付して示す。)の動作に着
目して、セグメントSEG0,SEG2が発色、セグメ
ントSEG1が発色しない状態の動作について説明
する。いま、セグメントSEG0,SEG2は発色する
ので、DRAM85の対応するメモリーエリアの
内容は‘1'である。一方、セグメントSEG1に対
応するメモリーエリアの内容は‘0'である。出力
A2,A1,A0は、メモリーエリアSEG0,
SEG1,SEG2の内容に相応する信号を順次ナンド
回路G209の出力端に出力させるためのゲート信号
の役目をする(第25図b,c,d参照)。ナン
ド回路G209の出力は、出力A3(第25図e参
照)とエクスクルーシヴオアされて回路G212の出
力端より信号K0として出力される(第25図i
参照)。信号K0は、コモン信号H0〜H2(第
25図f,g,h参照)のいずれかが‘H'レベ
ルの区間は、ナンド回路G209の出力が‘H'レベ
ルであれば‘L'レベルとなり、ナンド回路G209の
出力が‘L'レベルであれば‘H'レベルとなる。
また、信号K0は、コモン信号H0〜H2のいず
れかが‘L'レベルの区間は、ナンド回路G209の出
力が‘H'レベルであれば‘H'レベルとなり、ナ
ンド回路G209の出力が‘L'レベルであれば‘L'レ
ベルとなる。これにより、ナンド回路G209の出力
が‘H'レベルならば、後で述べるセグメント駆
動信号J0とコモン信号H0〜H2との電位差が
3V0となることにより、セグメントに対応する液
晶が発色する。また、ナンド回路G209の出力が‘
L'レベルならば、セグメント駆動信号J0とコモ
ン信号H0〜H2との電位差がV0となることに
より、セグメントに対応する液晶は発色しない。
いま、セグメントSEG0,SEG2に対応する
DRAM85のメモリーエリアの内容は‘1'で、
セグメントSEG1に対応するDRAM85のメモリ
ーエリアの内容は‘0'であるので、信号K0の波
形は第25図iに示すようになる。従つて、レベ
ル変換後のセグメント駆動信号J0は、第25図
jに示すようになる。よつて、コモン信号H0と
セグメント駆動信号J0との電位差H0〜J0
は、第25図kに示すようになり、セグメント
SEG0は1/3デユーテイで発色することになる。ま
た、コモン信号H1とセグメント駆動信号J0と
の電位差H1〜J0は、第25図lに示すように
常にV0となり、セグメントSEG1は発色しない。
さらに、コモン信号H2とセグメント駆動信号J
0との電位差H2〜J0は、第25図mに示すよ
うになり、セグメントSEG2は1/3デユーテイで発
色することになる。他のセグメントSEG3〜
SEG101についても、全く同様にして発色が制御
される。なお、上述のようにセグメントが1/3デ
ユーテイで発色されても、人の眼には連続的に発
色しているように見えることは云うまでもない。
また、上記メモリーエリアSEG0〜SEG101の添字
は、説明のために付されたもので、メモリーエリ
アSEG3〜SEG101の番地とは直接的には関係がな
い。
ここで、表示用セグメントとDRAM85のメ
モリーエリアの番地との対応関係について簡単に
説明する。原則として、ポイント表示用データー
は、そのままDRAM85のメモリーエリアの番
地を指定する。例えば、ポイント表示用のセグメ
ント列の最左端(高速秒時がわ)のセグメント
が、DRAM85のメモリーエリアの0番地に対
応していたとする。右1つずつセグメントが移動
するごとに、そのセグメントに対応するメモリー
エリアの番地は1番地ずつ増えてゆくことにな
る。いま、ポイント表示用データーが‘4'だつた
とすると、DRAM85のメモリーエリアの4番
地に‘1'をストアすることにより、ポイント表示
用セグメント列の最左端から5番目のセグメント
を発色表示することになる。この番地の指定は、
任意に設定することができ、本発明のカメラ10
では、後述するプログラムからも判る通り、ポイ
ント表示用セグメント列の“OVER”セグメン
トの上位に対応する最左端のセグメントをメモリ
ーエリアのC41番地に、“LONG”セグメントの
上位に対応する最右端のセグメントをC40(=C41
+35)番地に指定している。なお、後述するプロ
グラムでは、ポイント表示用データーとバー表示
用データーとを同じ演算式を用いて求めており、
その番地指定のまま表示すると重複する。これ
は、バー表示の場合には、表示データーにある定
数を加算してDRAM85のメモリーエリアの番
地指定をずらすことにより解決されるが、プログ
ラム上はその定数の加算については、特に明示し
なかつた。
第26図は、メモリー撮影を行なう場合のシヤ
ツター秒時の計数方法をグラフで示したものであ
る。実際には、CPU50の内部でソフトウエア
的に行なわれるもので、後に詳細に説明するが、
ここではまず簡単にその概要について説明してお
く。メモリーモードは、実際にダイレクト測光で
撮影した実露出時間を計数し、これに基づいて露
出制御を行なうものであるが、露光量を記憶する
ため、メモリーモード撮影中に絞りあるいはフイ
ルム感度を変更した場合は、それに応じて露光量
が一定となるように記憶値を変更する必要があ
る。この場合、絞り値およびフイルム感度値は、
本発明のカメラ10では、最小有効ビツト
(Least Sigificant Bit、LSB)1/12Evの精度を
もつた対数圧縮情報であるので、上記実露出時間
も絞り値、フイルム感度値と同系列の数値に変換
する必要がある。このための方法としては、(1)実
露出時間を同一の周期のパルスで計数した後、
CPU50でLSB1/12EvのTv値に変換する方法、
(2)計数の基準となるクロツクのパルス周期を時間
と共に変え、計数値そのものをLSB1/12Evの時
間値(以下、Tv値と記す。)相当の値となるよう
にする方法、の2つの方法が考えられる。本発明
のカメラ10では、後者の方法を採用している。
実露出時間を厳密にTv値に変換するには、クロ
ツク周波数の制御が非常に複雑になる。このた
め、本発明のカメラ10では、露出時間が倍々に
なるごとにクロツク周期も倍々になるように制御
している。第26図は、実露出時間をTv値に変
換するための理想曲線Aと、本発明のカメラ10
が採用する方法による変換曲線Bとの関係を示し
ており、本発明のカメラ10の採用する方法によ
れば、理想曲線Aからの誤差は、量子化誤差を含
めても最大約0.08Ev程度しかなく、カメラとして
は充分な精度を発揮することができるものであ
る。
なお、第5図中に示したデジタル露出情報導入
回路60は、マニユアルシヤツター秒時および補
正値CVをCPU50内にデジタル量のまま入力さ
せる回路であるが、既に周知の回路手段を用いて
容易に構成することができるので、詳しい説明お
よび図示を茲に省略する。また、基準電圧回路6
9についても同様に、詳しい説明および図示を茲
に省略する。
以上のように、本発明のカメラ10は構成され
ている。
次に、このカメラ10の動作の説明に入る前
に、本発明のカメラ10における撮影モードにつ
いて簡単に概説する。まず、カメラ10の撮影モ
ードは、オートモードと、マニユアルモードと、
オフモードとの3つの基本的な撮影モードに大別
される。オートモードは、被写体の明るさを測光
してシヤツター秒時を自動的に決定するいわゆる
自動露出撮影モードであつて、撮影モード切換用
操作ノブ21を「AUTO」指標に対応させるこ
とによつて選択される。このオートモードは、更
に、平均ダイレクトオートモード、スポツトオー
トモード、ストロボオートモードに分けられる。
平均ダイレクトオートモードは、露出中にフイル
ム面およびシヤツター幕面から反射する被写体光
を平均測光して適正露出となつた時点で自動的に
シヤツターを閉成する撮影モードであり、このモ
ードにおいては、上記メモリー指令操作ノブ13
の指標を「MEMORY」指標に対応させること
によつて、メモリーモードの選択が可能である。
このメモリーモードが選択されると、選択後1駒
目の撮影時のシヤツター秒時がカメラ10内に記
憶され、以降は、上記メモリー指令操作ノブ13
の指標を「CLEAR」指標に対応させることによ
つてメモリーモードがクリアーされない限り、何
駒分でも同一の露出レベルで撮影が行なわれる。
また、上記スポツトオートモードは、撮影前に複
数の被写体部位をスポツト測光して、各被写体部
位の輝度値の平均値を用いて適正露出となるよう
にシヤツターが自動的に作動される撮影モードで
あり、オートモードの状態で上記スポツト入力釦
14を押下することによつてスポツトオートモー
ドが選択されると同時に、スポツト測光値の入力
および記憶もなされるようになつている。なお、
スポツト測光値としては、上記部分測光用の光起
電力素子PD2に光学的に対応するようにフアイン
ダー内に設けられたスポツト測光指標(図示され
ず)に映し出された被写体部位の測光値が入力さ
れる。このスポツトオートモードにおいては、ハ
イライト指令釦15またはシヤドウ指令釦16を
押下することによつて、さらにハイライトモード
またはシヤドウモードの選択が可能である。ハイ
ライトモードの場合には、複数のスポツト測光値
のうちで、最大輝度のスポツト測光値を基準とし
て、これより2 1/3Evだけ露出が低下するよう
にシヤツター秒時が決定されて露出制御が行なわ
れる。また、シヤドウモードの場合には、複数の
スポツト測光値のうちで最小輝度のスポツト測光
値を基準として、これより2 2/3Evだけ露出が
高くなるようにシヤツター秒時が決定されて撮影
が行なわれる。さらに、上記ストロボオートモー
ドは、オートモードの状態でストロボ取付用シユ
ー24にストロボを装着しあるいは接続用コネク
ター25にストロボを接続し、かつ、同ストロボ
の電源をオンさせたときに選択される撮影モード
であり、シヤツターがストロボ同調秒時である1/
60秒で作動されると共に、適正露出でストロボが
自動調光される。
上記マニユアルモードは、上記マニユアルシヤ
ツター秒時設定環7によつて設定されたシヤツタ
ー秒時でシヤツターを作動させる撮影モードであ
つて、上記撮影モード切換用操作ノブ21を
「MANUAL」指標に対応させることによつて選
択される。このマニユアルモードは通常マニユア
ルモードと、スポツトマニユアルモードと、スト
ロボマニユアルモードとに分けられる。しかし、
この3つのモードは、撮影情報表示装置39にお
ける表示の態様が異なるだけで、シヤツターがマ
ニユアルシヤツター秒時で作動される点において
は同じである。なお、マニユアルモードではメモ
リーモードの選択はできず、また、スポツトマニ
ユアルモードでは、ハイライトモード、シヤドウ
モードの選択が可能である。
上記オフモードは、撮影モード切換用操作ノブ
21を「OFF」指標に対応させることによつて
選択される撮影モードで、平均ダイレクト測光で
被写体光が測光され、シヤツター秒時が1/40秒よ
り短い場合にはそのシヤツター秒時でシヤツター
が閉成され、1/40秒より長い場合には、1/40秒で
強制的にシヤツターが閉成される。
次に、第27図のフローチヤートを参照しなが
ら、カメラ10の動作およびCPU50における
プログラムの流れについて概説する。まず、カメ
ラ10に電源が投入されると、CPU50および
インターフエースが初期状態にリセツトされ、次
に、カメラ10の撮影モードに応じて所定のプロ
グラムへの分岐が行なわれる。まず、カメラ10
がダイレクトオートモードであつた場合には、オ
ートであるか否かの判定をイエス(以下、フロー
チヤート上ではイエスの分岐方向をYで示す。)
で、ストロボ電源オンであるか否かの判定をノー
(以下、フローチヤート上ではノーの分岐方向を
Nで示す。)で、スポツトモードであるか否かの
判定をノーで、それぞれ抜けて、ダイレクトオー
トモードのためのプログラムに入る。なお、いま
メモリーモードは選択されていないとする。この
プログラムでは、まずモード切換直後であるか否
かの判定が行なわれ、モード切換直後の場合に
は、フアインダー内表示、インターフエースおよ
びCP50の内部レジスターのリセツトが行なわ
れる。次に、開放測光による平均輝度値(以下、
輝度値をBv値と記す。)、(フイルム感度値−絞り
値)の演算値(以下、Sv−Av値と記す。)およ
び補正値(以下、Cv値と記す。)が順次入力さ
れ、この後メモリーホールドであるか否かの判定
が行なわれる。メモリーホールドとは、ダイレク
ト測光による実露出時間が既に記憶された状態を
いい、同じメモリーモードでありながら、単にメ
モリーモードが選択されただけで実露出時間が記
憶されていないメモリーセツトの状態とは区別さ
れる。メモリーホールド状態であればTv値の演
算に用いる平均Bv値等を既にホールドしたもの
と変更し、しかる後にTv値の演算を行なう。そ
してTv値の演算が終了したならば、このTv値を
バー表示する(第45図参照)。そして、シヤツ
ターがレリーズされたか否かの判定が行なわれ、
シヤツターレリーズがされていなければ、−
を通じてフローチヤートの初めに戻り、シヤツタ
ーがレリーズされるまで、ループを繰り返す。こ
のため、撮影情報表示装置39には、常に最新の
適正シヤツター秒時(Tv値)がバー表示される。
シヤツターがレリーズされると、トリガー開か否
かの判定でループして露出が開始されるまで待期
し、トリガーが開くと、メモリーモードでなけれ
ばダイレクト測光による積分出力が所定レベルに
達した時点でシヤツターが閉じて露出が終了され
る。また、メモリーモードであつてメモリーホー
ルドでなければ、実露出時間のカウントが同時に
行なわれる。さらに、メモリーモードであつてメ
モリーホールドであれば、既に記憶されている
Tv値に基づいてシヤツター秒時が制御される。
そして、露出終了後は、−を通じてフローチ
ヤートの初めに戻つて、次の撮影のための表示を
繰り返す。
また、カメラ10がスポツトオートモードであ
つた場合には、オートモードであるか否かの判定
をイエスで、ストロボ電源オンであるか否かの判
定をノーで、スポツトモードであるか否かの判定
をイエスでそれぞれ抜けて、スポツトオートモー
ドのためのプログラムに入る。このプログラムで
は、まずスポツト入力があるか否かの判定が行な
われるが、スポツトモード選択時にはかならずス
ポツト入力があつたことになるので、まず、スポ
ツトオートモードでスポツト入力ありのプログラ
ムに入り、次に、モード切換直後であるか否かの
判定が行なわれ、切換直後の場合には、フアイン
ダー内表示、インターフエースおよびCPU50
の内部レジスターのリセツトが行なわれる。次
に、開放測光によるスポツトBv値、Sv−Av値が
順次入力され、Tv値の演算を行なつた後、この
Tv値を記憶すると共に、ポイント表示する(第
48図参照)。続いて、ハイライトモードまたは
シヤドウモードかの判定を行ない、これらのモー
ドでなければ、Cv値の入力を行ない、補正を加
味したうえで、Tv値の単純平均の演算を行なつ
た後、これをバー表示する(第50図参照)。こ
こで、Tv値のポイント表示においては、Cv値を
加えず、バー表示においてはこれを加味したの
は、ポイント表示は被写体輝度の表示が原則であ
つて、実際はスポツト入力時の被写体輝度をもと
に適正レベルのTv値換算の表示を行なつている
ためであり、一方、バー表示は実露出時間レベル
の表示なので補正を加味してこれを表示するよう
にしたためである。平均値のバー表示の後、レリ
ーズか否かの判定が行なわれ、レリーズされてい
なければ、−を通じてモード判別のプログラ
ムに戻り、再びスポツト入力があるか否かの判定
に入る。スポツト入力後2回目のループでは、ス
ポツト入力状態が1回目のループの中で解除され
ているので、こんどは、スポツト入力なしのプロ
グラムに入る。ここでは、まず、Sv−Av値が入
力され、記憶された複数のスポツトBv値に基づ
いてTv値がそれぞれ演算され、各Tv値のポイン
ト表示の変更がなされる。即ち、スポツト入力操
作による記憶はあくまでも露光量の記憶であるの
で、露光量が一定となるように入力ポイントの変
更を行なう。次に、ハイライトモードまたはシヤ
ドウモードであるか否かの判定が行なわれ、これ
らのモードでなければ、Cv値を入力した後に、
補正を加味してTv値の単純平均を演算し、この
平均値をバー表示する(第50図参照)。続いて、
現在測光中のスポツトBv値を入力し、このBv値
を適正な露出を与えるTv値に換算してポイント
表示する。このポイント表示は、点滅表示によつ
て行なわれ、既に入力したBv値に基づくTv値と
区別される。次に、メモリーホールドであるか否
かの判定を行ない、メモリーホールドであればレ
リーズか否かの判定に抜け、そうでなければ、ハ
イライトモードであるか否か、およびシヤドウモ
ードであるか否かの判定に入る。もし、ハイライ
トモードでもシヤドウモードでもなければ、レリ
ーズであるか否かの判定に抜ける。
次に、スポツトオートモードで、ハイライトモ
ードまたはシヤドウモードであつた場合について
述べる。いま、スポツト入力操作がなされ、Tv
値のポイント表示が終つたとする。次に、ハイラ
イトモードまたはシヤドウモードであれば、バー
表示の変更は行なわず、シヤツターレリーズの判
定により再びモード判別のプログラムへ分岐す
る。そして、再びスポツト入力の判定に至ると、
こんどはスポツト入力なしのプログラムに入り、
露光量が一定となるように、ポイント表示のシフ
トが行なわれ、しかる後に、ハイライトモードま
たはシヤドウモードの判別が行なわれる。いま、
ハイライトモードまたはシヤドウモードであるの
で、バー表示のシフトは行なわず、現測光値のポ
イント表示を行なつた後、メモリーホールドでな
ければ、次にハイライトモードであるか否かを判
別する。もし、ハイライトモードであれば、スポ
ツト入力操作により記憶した複数の輝度値のうち
の最高輝度値に対し2 1/3Evだけオーバーとな
るTv値をバー表示する(第52図参照)。このバ
ー表示の際には、撮影者がどの測光ポイントを記
述に2 1/3Evオーバーがわなのかを明確に知る
ことができるようにするため、バー表示の先端
は、一旦最高輝度値に対応するTv値まで伸び
(第51図参照)、この後、その点から2 1/3Ev
オーバーがわに停止する(第52図参照)。他方、
もし、シヤドウモードであれば、スポツト入力操
作により記憶した複数の輝度値のうちの最低輝度
値に対し2 2/3EvアンダーとなるTv値をバー表
示する(第56図参照)。この場合でも、バー表
示の先端は、一旦最低輝度値に対応するTv値ま
で戻り(第55図参照)、この後、その点から2
2/3Evアンダーがわに停止する(第56図参照)。
そして、スポツトオートモードで、シヤツター
がレリーズされると、次に、トリガーが開いたか
否かの判定でループして露出が開始されるまでに
待期し、トリガーが開くと、タイマーカウンター
に設定されたバー表示情報に相応する露出時間情
報に基づき、露出時間の計時を行なう。そして、
このタイマーカウンターの値が所定値に達する
と、シヤツターが閉じて露出が終了される。この
後、−を通じて、再びモード判別のプログラ
ムに戻る。
次に、ダイレクトオートモードで、かつ、メモ
リーモードがセツトされた場合について説明す
る。いま、メモリーホールドでないものとする。
すると、オートモードであるか否かの判定をイエ
スで、ストロボ電源オンであるか否かの判定をノ
ーで、ダイレクトオートかつ、メモリーホールド
の判定をノーで、スポツトモードであるか否かの
判定をノーでそれぞれ抜けて、ダイレクトオート
モードのプログラムに入る。そして、レリーズ前
は、通常のダイレクトオートモードの場合と全く
同様にTv値のバー表示が行なわれる(第57図
参照)。シヤツターがレリーズされると、トリガ
ー開まで待期した後、メモリーホールドの判定を
ノーに抜けることにより、ダイレクトオートモー
ドでの実露出時間のカウントを行なうと同時に、
アペツクス値への変更を行なう。この後露出が終
了すると、再びモード判別のプログラムへ分岐す
る。ここで、もし、メモリーモードが解除されな
ければ、自動的にメモリーホールド状態となる。
なお、メモリーホールド状態となれば、バー表示
および“MEMO”の表示が低速で点滅表示され
る(第58図参照)。これにより、撮影者に対し
メモリーモードによる撮影状態であることを積極
的に表示し、誤つたモードで撮影するおそれを少
なくしている。次に、ダイレクトオートモードで
あり、かつ、メモリーホールド状態であるという
判定をイエスに抜け、新たな平均Bv値を入力す
ることなしに、Sv−Av値、Cv値を入力するステ
ツプに入る。ここで、新たな平均Bv値を入力し
ないのは、メモリーホールドは露光量記憶である
ので、Bv値は既に入力されて記憶されており、
Sv−Av値およびCv値の情報だけが入力されれば
よいからである。Cv値の入力が終ると、メモリ
ーホールドであるか否かの判別を行ない、いまメ
モリーホールドであるので、ダイレクト測光によ
るメモリーホールド時のSv−Av値およびCv値か
ら現在のSv−Av値およびCv値に変更があつた場
合には、これに応じてバー表示の変更を行なう。
これは、メモリーホールドは露出時間の記憶では
なく、露光量の記憶を行なつているからである。
次に、シヤツターがレリーズされると、メモリー
ホールドであるので、バー表示情報に相応した値
が設定されているタイマーカウンターにより、メ
モリー撮影情報による露出制御が行なわれる。つ
まり、メモリーホールド前のダイレクト測光撮影
時の露光量と同じレベルでの撮影が行なわれる。
なお、Cv値に応じてバー表示はシフトするので、
露光量は補正可能であり、厳密には露光量記憶と
はいえないが、補正をかけたときにフアインダー
内表示および実露出においてバー表示が変化しな
いのはカメラ10の故障ではないのかとまちがえ
られるおそれがあるので、メモリーモードでも補
正が可能となるようにしている。
次に、スポツトオートモードにおけるメモリー
撮影について述べる。この場合、スポツト入力操
作は無効となり、プログラムは、直接スポツトオ
ートモードでスポツト入力なしのフローに分岐す
る。また、ハイライト基準のTv値のバー表示お
よびシヤドウ基準のTv値のバー表示は行なわれ
ない。その他のプログラムの流れは、上記スポツ
トオートモードのところで説明したのとほとんど
同様である。このスポツトモードにおけるメモリ
ーホールド状態では、“MEMO”表示、入力ポイ
ント表示、およびバー表示が低速で点滅し、現測
光値のポイント表示はより速い通常の速度で点滅
する。なお、露出制御はあくまでもバー表示デー
ターに基づいて行なわれる。
次に、オートモードにおけるストロボ撮影につ
いて説明する。オートモードにおいてストロボの
電源をオンすると、自動的にダイレクト測光によ
り露出制御がなされる。まず、プログラムは、オ
ートモードであるか否かの判定をイエスで、スト
ロボ電源オンであるか否かの判定をイエスで抜け
て、ストロボオートモードのためのフローに入
る。そして、初めに、モード切換直後であるか否
かが判断され、切換直後であれば、フアインダー
内表示の初期設定を行なつた後、平均Bv値、Sv
−Av値、Cv値がそれぞれ入力される。次に、こ
の平均Bv値、Sv−Av値、Cv値からTv値がアペ
ツクス演算される。ここで、ストロボ撮影時のフ
アインダー内表示は、ストロボ同調秒時“60”の
表示と定点指標の表示とを行なう(第68図参
照)。即ち、シヤツター秒時1/60秒の露出レベル
に対する偏差のポイント表示を行なう。次に、ス
トロボ撮影が露出オーバーかアンダーかの判定が
行なわれ、露出オーバー、アンダーまたは適正が
表示される。この表示は、ストロボ発光後2秒間
だけ行なわれ、露出オーバーであれば“+”マー
クを点滅させ、アンダーであれば“−”マークを
点滅させる(第70図および第71図参照)。そ
して、いずれでもなければ、適正露出ということ
で、定点指標“▲”を点滅させる(第73図参
照)。なお、ストロボ発光後2秒間以外の平生時
には、たんに定点指標“▲”を連続表示させる。
次に、レリーズされているか否かを判別し、もし
レリーズされていなければ、再びモード制御のプ
ログラムに戻り、もしレリーズされていれば、ト
リガー開の判定でループして露出開始まで待期す
る。そして、トリガーが開くと、ダイレクト測光
による積分を開始すると共に、シヤツターが全開
になつたところでストロボを発光させる。このダ
イレクト測光による露出制御とストロボ制御は、
前述したようにハード的に行なう。
モード判別のプログラムにおいて、オートモー
ドでなかつた場合には、次に、マニユアルモード
であるか否かの判別が行なわれ、マニユアルモー
ドでもなかつた場合には、オフモードであるの
で、オフモードのフローに分岐する。オフモード
では、フアインダー内表示がすべて消去されて電
源の消耗が防止されたうえで、−を通じてモ
ード判別のプログラムに戻る。そして、シヤツタ
ーがレリーズされた場合には、前述したように最
長露出時間が限られた範囲内でダイレクト測光に
よる露出制御が行なわれる。この露出制御は、
CPU50のプログラムではなく、ハード的に行
なわれる。
次に、マニユアルモードが選択されていた場合
には、続いて、ストロボの電源が投入されている
か否かの判別が行なわれる。いま、ストロボの電
源がオンされていないときには、次に、スポツト
モードか否かの判定が行なわれ、スポツトモード
でなければ、プログラムは通常マニユアルモード
のフローに分岐する。ここでは、まず、モード切
換直後か否かの判定が行なわれ、直後であれば、
変数の初期設定や表示の初期設定が行なわれる。
続いて、マニユアル設定秒時に対応したマニユア
ルデーターの入力を行ない、マニユアルシヤツタ
ー秒時の表示を行なう。第61図においては、シ
ヤツター秒時が1/60秒に設定された状態が示され
ている。次に、平均Bv値、Sv−Av値、Cv値が
それぞれ順次入力され、上記マニユアルデータ
ー、平均Bv値、Sv−Av値およびCv値から標準
露出レベルに対するずれ量(以下、偏差という。)
が演算され、これがバー表示される(第61図)。
続いて、レリーズされているか否かが判別され、
レリーズされていなければ再びモード判別のプロ
グラムに戻り、もしレリーズされていれば、トリ
ガー開の判定のループで露出開始まで待期する。
そして、トリガーが開かれると、タイマーカウン
ターに設定されたマニユアルデーターに基づき、
露出時間をカウントし、タイマーカウンターの値
が所定値に達したら露出を終了し、再びモード判
別のプログラムに分岐する。
上記スポツトモードの判別において、スポツト
モードが選択されていた場合には、スポツトマニ
ユアルモードなので、スポツトマニユアルモード
のためのフローに分岐する。ここでは、まず、ス
ポツト入力操作がなされているか否かが判定され
るが、スポツトモード選択後1回目のプログラム
の流れでは、かならず同時にスポツト入力がなさ
れているので、続いて、モード切換直後か否かの
判別が行なわれる。モード切換直後であれば、変
数のリセツト、表示のリセツト、インターフエー
スのリセツトが行なわれる。次に、マニユアル設
定秒時に対応したマニユアルデーターの入力が行
なわれ、マニユアルシヤツター秒時の表示が行な
われる(第63図の“125”の表示参照)。続い
て、スポツトBv値、Sv−Av値の入力を順次行な
い、上記マニユアルデーター、Bv値、Sv−Av値
とから標準露出レベルに対する偏差の演算および
記憶が行なわれ、これがポイント表示される(第
63図参照)。次に、ハイライトモードまたはシ
ヤドウモードか否かを判別し、いずれのモードの
場合には、直接レリーズか否かの判断に入る。い
ずれのモードでもなければ、Cv値を入力し、記
憶されたスポツト入力値の単純平均値の標準露出
レベルに対する偏差の演算を行なつて、これをバ
ー表示する(第63図参照)。次に、レリーズさ
れているか否かを判別する。もしレリーズされて
いなければ、モード判別のプログラムに戻る。そ
して、再びスポツト入力の判断までくると、この
間にスポツトモードの解除がなされていない限
り、次に、スポツト入力なしのフローに分岐す
る。ここでは、まず、マニユアルデーターの入力
を行ない、マニユアルシヤツター秒時の表示を行
なう。次に、Sv−Av値を入力した後、Sv−Av
値の変化量に応じて露光量が一定となるようにポ
イント表示の変更を行なう。続いて、ハイライト
モードまたはシヤドウモードか否かの判別を行な
い、いずれでもなければ、Cv値の入力を行なつ
た後に、Sv−Av値、Cv値の変化量に応じて露光
量が一定となるようにバー表示の変更を行なう。
ここで、ポイント表示には、Cv値が加味されず、
バー表示にはCv値が加味されている。これは、
オートモードの説明において述べたのと同様に、
ポイント表示はあくまでも被写体輝度の表示を原
則としているが、実際にはスポツト入力時の被写
体輝度をもとに、標準露出レベルに対する偏差を
表示している。これに対し、バー表示は、実露出
レベルの指標となるものなので、Cv値を加味し
ている。次に、スポツトBv値の入力を行なつた
後に、このBv値とSv−Av値とから標準露出レベ
ルに対する偏差のポイント表示を行なう。この表
示は、現測光ポイントの表示であるので、既入力
ポイントと区別するために、点滅表示となつてい
る(第63図参照)。いま、ハイライトモードで
も、シヤドウモードでもないとすると、次に、レ
リーズされているか否かの判断に入り、レリーズ
されていなければ、再びモード判別のプログラム
へ戻る。第64図は、入力ポイントの単純平均値
の偏差がバー表示されている状態を、第65図
は、補正が入力されている状態を、それぞれ示し
ている。
次に、スポツトマニユアルモードでハイライト
モードまたはシヤドウモードが選択されている場
合について述べる。いま、スポツトモードは選択
されているが、スポツト入力操作がなされていな
いとき、前記のように、スポツト入力のポイント
表示の変更を行なつた後に、ハイライトモードか
またはシヤドウモードかの判別を行なう。いま、
ハイライトモードであるとすると、スポツト入力
値の単純平均に対するバー表示の変更は行なわ
ず、前記したように、現測光ポイントの点滅表示
を行なつた後に、ハイライトモードか否かの判別
を行なう。いまハイライトモードであるので、多
点入力ポイントの最高輝度値より2 1/3Evマイ
ナスがわにバー表示を行なう(第66図参照)。
この場合、オートモードでの表示と同様に、どの
スポツト入力ポイントを基準に2 1/3Evマイナ
スがわなのかを撮影者に知らせるため、バー表示
の先端は一旦最高輝度値まで伸び、この後多点入
力ポイントの最高輝度値より2 1/3Evマイナス
側にバー表示を変更する。次に、レリーズされて
いるか否かを判別し、レリーズされていなけれ
ば、再びモード判別のプログラムへ分岐する。
次に、シヤドウモードが選択されていた場合に
ついて述べる。現測光ポイントの点滅表示まで
は、ハイライトモードの場合と同様であるので、
それ以降のプログラムについて説明する。いま、
シヤドウモードであるので、多点入力ポイントの
最低輝度値より2 2/3Evだけプラスがわにバー
表示を行なう(第67図参照)。この場合、バー
表示の先端は、一旦最低輝度値まで退き、この後
最低輝度値より2 2/3Evプラスがわにバー表示
が伸びる。つぎに、レリーズされているか否かが
判別され、レリーズされていなければ、再びモー
ド判別のプログラムに戻る。
スポツトモードにおいて、レリーズされていた
ときには、つぎにトリガーが開いているか否かを
判別し、トリガーが開いていれば、タイマーカウ
ンターに設定されたマニユアルデーターに基づき
露出時間を計時し、タイマーカウンターが所定値
に達したときに露出を終了する。露出終了後は再
びモード判別のプログラムへ戻る。
次に、マニユアルモードでストロボの電源がオ
ンされている場合について説明する。いま、スト
ロボの電源がオンされてストロボマニユアル撮影
を行なうとき、まずモード切換直後か否かを判別
し、切換直後であれば、表示のリセツトを行な
う。第73図に示す“MANU”の表示と定点指
標の表示とがこれにあたる。次に、マニユアルデ
ーターの入力を行なつた後に、シヤツター秒時の
表示を行なう。第73図では、マニユアルシヤツ
ター秒時として1/30秒が設定されている状態を示
す。続いて、平均Bv値、Sv−Av値、Cv値の順
に入力され、これらの値から、標準露出レベルに
対する偏差を演算し、これをポイント表示する
(第73図参照)。次に、レリーズされているか否
かを判別し、レリーズされていなければモード判
別のプログラムへ分岐する。なお、オートモード
またはオフモードでは、ストロボ撮影において
は、シヤツター秒時はすべてストロボ同調秒時と
なるが、マニユアル撮影では、マニユアルで設定
されたシヤツター秒時でシヤツターが制御され
る。
次に、本発明のカメラ10の動作を、第28図
〜第44図の詳細なフローチヤートを参照にしな
がら、CPU50におけるプログラムの流れと共
に説明する。まず、第28図に示すように電源を
投入する。これはカメラ10の電池収納室内に規
定電圧以上の起電力および容量をもつた電池を収
納したことに相当する。次に、表示のクリアを行
なう。これはDRAM85の内容をすべて‘0'に
することに相当する。また、インターフエースの
リセツトを行なう。ここでは、出力ポートO0〜
O3に正のパルスを出力し、スポツトモード検出
用フリツプフロツプ回路G7,G9、スポツト入
力検出用フリツプフロツプ回路G11,G12、ハイ
ライトモード検出用フリツプフロツプ回路G15,
G16およびシヤドウモード検出用フリツプフロツ
プ回路G19,G21の各フリツプフロツプ回路をリ
セツトする。これにより、各入力ポートI2〜I
5が‘0'になる。次に、変数のリセツトを行な
う。ここでは、まず、フラツグM10の内容M1
0を‘1'にする。このフラツグM10はメモリー
ホールド検出フラツグであり、M10=0でメモ
リーホールド状態を示す。次に、撮影モード検出
フラツグM13にオフモード定数C22をストア
する。この撮影モード検出フラツグM13は、各
撮影モードに応じた定数が設定されるもので、同
じ撮影モード検出フラツグM12とペアで撮影モ
ードの変更直後か否かの判別等を行なうに用いら
れる。続いて、ハイライト入力直後検出フラツグ
M17に‘0'をストアする。このハイライト入力
直後検出フラツグM17は、ハイライト入力直後
か否かを判別するためのフラツグである。次に、
シヤドウ入力直後検出フラツグM18に‘0'をス
トアする。このシヤドウ入力直後検出フラツグM
18は、シヤドウ入力直後か否かの検出フラツグ
である。前述したように、ハイライト基準撮影ま
たはシヤドウ基準撮影のときには、そのモードが
選択された直後、一度入力ポイントの最高輝度値
または最低輝度値までバー表示の先端が伸び、こ
の後所定の露出レベルにバー表示が設定される。
従つて、一旦ハイライトモードまたはシヤドウモ
ードが選択されると、それ以後に入力されたスポ
ツト入力ポイントに対するバー表示のシフトにお
いては、定められた所定の露出レベルにバー表示
を変更するのみで、最高輝度値または最低輝度値
にバー表示を再び設定するという動作は行なわな
い。このため、ハイライト入力、シヤドウ入力が
なされた直後か否かの判別が必要になる。ハイラ
イト入力直後検出フラツグM17、シヤドウ入力
直後検出フラツグM18は、この検出のためのフ
ラツグである。続いて、点滅表示フラツグM22
に‘1'をストアする。この点滅表示フラツグM2
2は、点滅表示を行なわせるためのフラツグであ
つて、このフラツグM22の符号を反転させるこ
とにより、表示を行なつたり消去したりして、点
滅表示が行なわれるようになつている。
このようにして、電源投入後の初期設定が行な
われると、続いて、入力ポートI0が‘1'である
か否かの判定により、オートモードであるか否か
が判別される。いま、I0=1であつた、即ち、オ
ートモードが選択されていたとすると、次に、入
力ポートI13が‘1'であるか否かの判別が行な
われる。入力ポートI13は、ストロボの電源が
投入されているときにI13=1となるが、いま、
ストロボの電源が投入されておらず、I13=0で
あつたとする。すると、次に、メモリーモード検
出用入力ポートI6が‘1'であるか否かの検出が
行なわれる。この入力ポートI6は、メモリーモ
ードのときにI6=1となる。いま、メモリーモー
ドが選択されておらず、I6=0だつたとする。次
に、メモリーホールド検出フラツグM10の内容を
‘1'にする。これは、いまメモリーホールド状態
でないので、フラツグM10の内容をリセツトする
ために行なわれる。続いて“MEMO”の表示が
クリアされる。これは、“MEMO”のセグメント
に対応するDRAM85のメモリーエリアの内容
を‘0'にすることにより行なわれる。次に、メモ
リーモード検出フラツグM11に非メモリー定数
C26をストアする。この非メモリー定数C26は、
後述する定数C20〜C24、C24、C31とは異なる値
の定数である。次に、フラツグM11の内容
(M11)が平均ダイレクトオートモード定数C2と
同じか否かの判定が行なわれる。メモリーモード
には、オートモードでダイレクト測光による露出
制御を行なう平均ダイレクトオートメモリーの場
合と、オートモードでスポツト測光による露出制
御を行なうスポツトオートメモリーの場合とがあ
ることは前述した通りであるが、平均ダイレクト
オートメモリーモードの場合には、メモリーモー
ド検出フラツグM11には、平均ダイレクトオート
モード定数C21がストアされ、また、スポツトオ
ートメモリーモードの場合には、メモリーモード
検出フラツグM11には、スポツトオートモード定
数C20がストアされている。いま、いずれでもな
いので、次に、スポツトモード検出用入力ポート
I2が‘1'であるかどうかが判定される。スポツ
トモードのとき、I2=1となるが、いま、スポツ
トモードでないとすると、撮影モードは、平均ダ
イレクトオートモードになり、プログラムは、
−を通じて、第29図に示す平均ダイレクトオ
ートモードのためのフローに分岐する。ここで
は、まず、撮影モード検出フラツグM12に平均ダ
イレクトオートモード定数C21をストアする。次
に、撮影モード検出フラツグM13の内容(M13)
がオフモード定数C22であるか否かを判別する。
このフラツグM13には、電源投入直後の変数のリ
セツトにおいて、定数C22が設定されているの
で、いま、電源投入直後の1回目のプログラムの
流れであるとすれば、次に変数のリセツトが行な
われる。また、(M13)=C22でなければ、次に、
撮影モード検出フラツグM12とM13との内容
(M12)と(M13)とが互いに等しいか否かの判
別が行なわれ、(M13)=(M12)でないときには、
他の撮影モードから平均ダイレクトオートモード
に変更された直後であるので、次に変数のリセツ
トが行なわれる。(M13)=(M12)のときには、
平均ダイレクトオートモードに切換後、1回目以
降のプログラムの流れであるので、変数のリセツ
ト、表示のリセツトを行なう必要がなく、これら
のリセツトは行なわれない。いま、平均ダイレク
トオートモードに変更後1回目のプログラムの流
れであつたとする。このときには、まず変数のリ
セツトとして、バー表示スタートポイントの初期
設定を行なう。これは、バー表示スタート番地格
納エリアM14に、第19図aに示すバー表示用セ
グメントの最右端に対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地をストアすることによつて行な
われる。モード変更直後のバー表示においては、
セグメントの表示は最右端のセグメントからスタ
ートし、新しいモードでの撮影が始まつたことを
撮影者に積極的に知らせるので、このためのスタ
ートポイントを指示する必要があるからである。
次に、表示のリセツトが行なわれる。ここでは、
第45図に示す“AUTO”セグメントおよび
“LONG”、“1”〜“2000”、“OVER”の各セグ
メントに対応するDRAM85のメモリーエリア
に‘1'をストアすると共に、他のDRAM85の
メモリーエリアをすべて‘0'にすることが行なわ
れる。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12の内容(M12)が転送さ
れ、撮影モードの記憶が行なわれる。このため、
2回目以降のプログラムの流れでは、かならず
(M13)=(M12)となり、変数のリセツトおよび
表示のリセツトは行なわれない。次に、メモリー
ホールド検出フラツグM10の内容(M10)が‘0'
か否かの判別が行なわれる。いま、メモリーホー
ルド状態でないのでフラツグM10の内容(M10)
は‘1'となつており、このため(M10)=0の内
容をノー(N)で抜け、続いて、平均Bv値格納エリ
アM0に、入力ポートI7より入力された平均
Bv値BV1がストアされる。
ここで、ヘツドアンプ回路51から出力される
アナログ信号の平均Bv値がどのようにして、デ
ジタル値に変換されるかについて説明する。ま
ず、CPU50は、出力ポートO4を‘1'にして平
均Bv値入力であることを指定する。次に、出力
ポートO5を‘1'にして、Bv値の力であること
を指定する。ちなみに被A−D変換アナログ信号
S8の内容と、出力ポートO4およびO5から出
力される信号S3およびS7との関係は、信号S
3,S7が‘1'、‘1'のとき、信号S8は平均Bv
値、‘1'、‘0'のときスポツトBv値、‘0'、‘1'
のときSv−Av値、‘0'、‘0'のとき信号入力禁
止となる。いま、信号S3,S7を‘1'、‘1'と
したので、被A−D変換アナログ信号S8は、平
均Bv値となる。A−D変換が開始されるまえに
は、第17図に示すD−A変換回路58の各入力
はすべて‘0'である。A−D変換開始とともに、
まず最上位ビツトb7のみを‘1'にし、次に、D−
A変換回路58の出力電圧VDAと被A−D変換ア
ナログ信号S8の電圧VAGとを比較する。いま、
もし、VAG≧VDAのときコンパレーターA12の
出力は、‘1'となる。CPU50は、次にA−D変
換信号入力ポートI7が‘1'ならば最上位ビツト
b7を‘1'にしたままにすると共に、A−D変換結
果をストアするレジスターの最上位ビツトに‘1'
を立てる。もし、VAG<VDAのときは、最上位ビ
ツトb7を‘0'にすると共に、A−D変換結果をス
トアするレジスター最上位ビツトを‘0'にする。
以上の動作をb7〜b0まで繰り返すことにより、最
終的にA−D変換結果をストアするレジスターに
平均Bv値に対応したデジタル値がストアされる。
次に、この平均Bv値に対応したデジタル値は、
一旦アキユムレーター(ACC)79を介して、
M0番地にストアされる。なお、後に説明するス
ポツトBv値およびSv−Av値のA−D変換も全く
同様にして行なわれる。
再び第29図に戻つて、平均Bv値格納エリア
M0に平均Bv値がストアされると、次に、再び
(M10)=0か否かの判別を行ない、メモリーホー
ルド状態でないので、Sv−Av値格納エリアM1
にSv−Av値SV−AVをストアする。そして、再
び(M10)=0の判別を行ない、メモリーホール
ド状態でないので、入力ポートI9からCv値CV
をCv値格納エリアM2にストアする。そして、
(M2)=0であるか否かの判定を行なつて、補正
入力がないときには(M2)=0であるので‘±’
セグメントの表示を消去し、補正入力があるとき
には(M2)≠0であるので‘0'セグメントの表
示を行なう。次に、再び(M10)=0の判定によ
つてメモリーホールドであるか否かの判別を行な
つて、いまメモリーホールドでないので、続いて
Tv値の演算に入る。まず、平均Bv値(M0)と
Sv−Av値(M1)とを加算した後、加算値を1/4
にする。これは、Bv値、Sv−Av値がLSB1/12
Evの分解能でストアされているのに対し、表示
は1/3Evの単位で行なつているためである。次
に、Cv値(M2)を加える。Cv値はLSB1/3Evの
分解能で入力されているので、補正の必要はな
い。次に、定数C2を加えてレベル補正を行なつ
たのち、この演算結果値をバー表示データー格納
エリアM3にストアする。次に、バー表示用セグ
メントは34個で表示できる範囲は11 1/3Evの範
囲しかないのに対して、エリアM3にストアされ
る演算結果値は、約0〜20Evにもなるので、表
示用できる範囲にあるか否かの判断が必要とな
る。そこで、次に、演算結果値(M3)を表示用
データーに変換するために、データー変換用のサ
ブルーチンf{(M3)}を実行する。
上記サブルーチンf{(M3)}は、値(M3)の
表示用データーへの変換用関数プログラムであつ
て、具体的には、第43図に示すようなフローチ
ヤートで示される。次に、このフローチヤートに
ついて説明する。
定数C41は、“OVER”セグメントに対応する
DRAM85のメモリーエリアの番地を示す定数
である。(M3)≦C41のとき、バー表示データー
格納エリアM3にストアされたTv値はすべてオー
バー領域にあるので、エリアM3の内容をC41に
する。いま、(M3)≦C41でないとき、次に、エ
リアM3の内容(M3)と定数C40とを比較する。
定数C40は“LONG”セグメントに対応する
DRAM85のメモリーエリアの番地を示す定数
である。(M3)≧C40のとき、エリアM3にストア
されたTv値はすべてアンダー領域にあるので、
エリアM3の内容(M3)をC40にする。もし、
C41<(M3)<C40であれば、Tv値はバー表示で
きる領域内にあることを意味し、そのままサブル
ーチンf{(M3)}を終える。この後、サブルーチ
ンf{(M3)}は、元のプログラムへリターンす
る。
再び、第29図の平均ダイレクトオートモード
のプログラムに戻つて、サブルーチンf{(M3)}
が終了すると、次にある所定時間の遅延命令(イ
ンターバル命令)を実行した後、レリーズ信号入
力ポートI10が‘1'かどうかの判定に入る。こ
こで、インターバル命令の役割については、特に
メモリー撮影において重要になるので、その説明
のところで述べることにする。上記入力ポートI
10は、‘1'でレリーズされたことを示すが、い
まレリーズされていなかつたとすると、次にバー
表示データ(M3)にもとづき、バー表示を行な
う。このバー表示は、第44図に示すバー表示用
のサブルーチンで行なわれる。バー表示の方法は
各撮影モードによつて多種多様であるので、バー
表示用サブルーチンのプログラムについては、全
体のプログラムの説明を終えてから説明するもの
とし、それまではバー表示の態様についてのみ説
明する。いま、C41<(M3)<C40のとき、第45
図に示すような表示がなされる。この場合、モー
ド変更直後の1回目のプログラムの流れにおいて
は、バー表示は最右端のセグメントから順次発色
してゆき、第45図では、シヤツター秒時1/15秒
を示す“15”セグメントに対応する位置で停止す
る。モード変更直後から2回目以降のプログラム
の流れにあつては、バー表示は前回のバー表示の
先端からスタートして所定の表示位置で停止す
る。もし、(M3)=C41のときには、第46図に
示すように、バー表示は最左端まで伸び、
“OVER”セグメントを点滅表示する。また、
(M3)=C40のときには、第47図に示すように、
バー表示はなされず、“LONG”セグメントのみ
が点滅表示される。
次に、平均ダイレクトオートモードのプログラ
ムの流れの中で、シヤツターがレリーズされたと
すると、I10=1の判定をイエスに抜け、続いて、
メモリーモード検出用入力ポートI6が‘1'であ
るか否かの判定が行なわれる。入力ポートI6は
‘1'でメモリーモードを示すが、いまはメモリー
モードが選択されていないとしているので、判定
をノーで抜け、続いて露出終了信号入力ポートI
12の判別を行なう。入力ポートI12は、露出
終了信号S13が入力されるポートで、後幕保持
用マグネツトMG1が消磁されるまでは‘1'であ
るので、プログラムの流れは露出終了までI12=
1の判定でループし入力ポートI12が‘0'に転
じて露出が終了すると、判定I12=1をノーで抜
ける。そして、次に、遅延のためのインターバル
命令を実行する。このインターバル命令は、例え
ば、レジスターにある数値を記憶した後、‘1'ず
つ減算命令を実行し、それが所定値に達したとき
に実行を終了するようにしたものである。測光は
可動反射ミラー31が降下し、測光光学系が安定
してから行なう必要があるが、後幕保持用マグネ
ツトMG1の消磁信号である露出終了信号S13
が‘L'レベルになつてからミラー31が完全に降
下し、測光光学系が安定するのに数十msを要す
るため、インターバル命令が必要となる。このイ
ンターバル命令が終了すると、次に、出力ポート
O0,O1にそれぞれ正のパルスを出力する。こ
れは、スポツトオートモードまたはスポツトマニ
ユアルモードの撮影が終了すると、自動的に平均
撮影モードにするためである。次に、−を通
じて、再び第28図に示すモード判別のプログラ
ムに戻る。
次に、スポツトオートモードのプログラムの流
れについて説明する。カメラ10がオートモード
の状態でスポツト入力釦14(第2図参照)を押
圧したとすると、スポツト入力スイツチSW8(第
7図参照)が開成し、CPU50のスポツトモー
ド検出用入力ポートI2およびスポツト入力検出
用入力ポートI3が、それぞれ‘1'となる。従つ
て、オートモードにおいて、スポツトオートモー
ドが選択され、かつ、スポツト入力がなされたこ
とになる。このスポツトオートモードは、上記平
均ダイレクトオートモードと同様にオートモード
であることには変わりないので、第28図のモー
ド判別のプログラムでは、上記平均ダイレクトオ
ートモードがを通じて分岐したI2=1の判定
まで達して、この判定をこんどはイエスで抜け
て、次に撮影モード検出フラツグM13の内容
(M13)がスポツトマニユアルモード定数C24と
等しいか否かの判別が行なわれる。この判別は、
カメラ10の電気回路の構成上次のような場合が
生ずるので必要となる。マニユアルモードには通
常マニユアルモードとスポツトマニユアルモード
とがある。スポツトマニユアルモードの状態で
は、スポツトモード検出用入力ポートI2が‘1'
となつており、この状態からオートスイツチSW4
を閉成してオートモードに変更したとすると、ス
ポツトマニユアルモードから直接スポツトオート
モードに変更されることになる。一般に、スポツ
トモードで撮影する場合は、全体の撮影頻度に比
べると比較的少なく、特にスポツト操作を行なわ
ない限り、平均ダイレクトオートモード、または
通常マニユアルモードにするのが適切である。従
つて、本発明のカメラ10では、マニユアルモー
ドからオートモードへの切換においては平均ダイ
レクトオートーモードに、オートモードからマニ
ユアルモードへの切換においては通常マニユアル
モードに切り換わるようにしている。いま、スポ
ツトマニユアルモードからオートモードへの変更
直後には、後述するスポツトオートモードのプロ
グラム(第35図参照)の初期で、撮影モード検
出フラツグM13がスポツトマニユアルモード定数
C24に設定されているので、このときには出力ポ
ートO0,O1に‘1'のパルスを送り、スポツト
モード検出用フリツプフロツプ回路G7,G9と、
スポツト入力検出用フリツプフロツプ回路G11,
G12とをリセツトし、入力ポートI2,I3を‘
0'にしている。スポツトマニユアルモードからオ
ートモードへの変更直後でなかつた場合には、次
に、(M10)=0の判定を行なう。いま、メモリー
ホールド状態でないので、メモリーホールド検出
フラツグM10の内容(M10)は‘1'となつてお
り、この判定をノーで抜ける。続いてI3=1の判
定が行なわれる。いま、スポツト入力検出用入力
ポートI3が‘1'、即ち、スポツト入力であつたこ
とになつているので、プログラムは、−を通
じて、第30図に示すスポツトオートモードであ
つてスポツト入力ありのフローチヤートに分岐す
る。ここでは、まず、Bv値格納エリアM0にスポ
ツトBv値BV2をストアする。A−D変換してか
らデジタル値としてスポツトBv値BV2をエリア
M0にストアする方法は、平均Bv値BV1をスト
アする際の説明のところで述べた通りである。次
に、スポツトBv値の値(M0)がある設定値C1よ
り小さいか否かを判別し、もし(M0)≧C1のと
きには、エリアM0に定数C1を転送する。一般
に、測光回路において測光できる被写体輝度には
限界があり、特に微弱光の方が問題となる。それ
は、被写体の輝度が低くなると、光電流が小さく
なり、リーク電流、ノイズによる誤差や、対数圧
縮ダイオードの直線性が失われることによる誤差
が大きくなるからである。そのため、スポツト
Bv値(M0)が本来は低輝度を示す大きな値であ
るにもかかわらず小さな値になり、この値に基づ
いて露出制御を行なつたとき、大きな誤差を生ず
る心配がある。そこで、スポツトBv値(M0)が
ある測光限界値C1以上である場合には、スポツ
トBv値(M0)をその限界値に固定するようにし
たものである。次に、撮影モード検出フラツグ
M12にスポツトオートモード定数C20をストアし
て、撮影モードを記憶する。続いて、上記平均ダ
イレクトオートモードのときと同様に、電源投入
直後か、モード切換直後かの判別を(M13)=
C22および(M13)=(M12)の判定によつて行な
い、該当する場合には、変数のリセツト、表示の
リセツト、インターフエースのリセツトに入る。
なお、前記した撮影モード検出フラツグM13の内
容(M13)が、スポツトマニユアルモード定数
C24に等しいか否かの判定は、ここで行なうよう
にしてもよいことは言うまでもない。上記変数、
即ち内部レジスターのリセツトであるが、ここで
は最初に重なり検出フラグM5の内容を‘1'にす
る。スポツトモードでは、現測光ポイントの演算
結果を高速点滅表示することにしているので、こ
の表示の際、現測光ポイントの表示とスポツト入
力ポイントの表示とが重なつた場合、現測光ポイ
ントの表示を優先して点滅表示させる。重なり検
出フラツグM5は、このための検出フラツグであ
る。これについては、後に詳述する。次に、ハイ
ライト入力検出フラツグM6の内容を‘1'にする。
また、シヤドウ入力検出フラツグM7の内容を‘
1'にする。両検出フラツグM6、M7は、‘1'でハ
イライトおよびシヤドウモードでないことを示
す。続いて、バー表示スタート番地格納エリア
M14に、バー表示のスタートセグメントのアドレ
スをストアする。モード変更直後のバー表示のス
タートセグメントが最右端のセグメントであるこ
とは、前述した通りである。また、スポツト入力
データー数格納エリアM15の内容を‘0'にする。
エリアM15は、スポツト入力データー数をカウン
トしてストアするためのものである。次に、表示
の初期設定を行なう。ここでは、第48図に示す
ように“SOPT“、’LONG”、“OVER”、
“AUTO”および“1”〜“2000”の各セグメン
トの表示を行なう。スポツトオートモードでは、
これらの表示は不可欠であるので、モード変更直
後にこれらの表示を行なわせるものである。次
に、インターフエースの初期設定を行なう。ここ
では、出力ポートO2,O3に‘1'のパルスを出
力して、ハイライトモード検出用フリツプフロツ
プ回路G15,G16およびシヤドウモード検出フリ
ツプフロツプ回路G19,G21のリセツトを行なう。
また、出力ポートO9に‘1'を出力し、シヤツタ
ー制御信号S16を通電待機状態にする。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12にストアされたスポツトオ
ートモード定数C20を転送する。これで、次回の
プログラムの流れからは、初期設定が行なわれな
いようになる。続いて、スポツト入力データー数
格納エリアM15の内容を1つインクリメントす
る。次に、Bv値格納エリアM0にストアされたス
ポツトBv値BV2を、レジスターのMBN番地に
転送する。ここで、MBN番地のNは、エリア
M15の内容に対応したアドレスを意味するものと
する。次に、Sv−Av値格納エリアM1にSv−Av
値(SV−AV)をストアする。続いて、スポツ
トBv値(M0)と、Sv−Av値(M1)とを加算
し、その結果を1/4にした後、定数C2を加えてレ
ジスターのMTN番地にストアする。ここで、
MTN番地のNは、エリアM15の内容に対応した
アドレスを意味するものとする。また、上記演算
式の意味するところは、平均ダイレクトオートモ
ードの説明で述べた通りである。次に、MTN番
地の内容を変数として前記サブルーチンf
{(MTN)}(第43図参照)を実行し、演算結果
を表示データーに変換して、再びMTN番地にス
トアする。次に、スポツト入力ポイントのTv値
(MTN)のポイント表示を行なう(第48図参
照)。この段階では、バー表示および現測光ポイ
ントの点滅表示はいまだなされていない。続い
て、出力ポートO1に正のパルスを出力する。ス
ポツトモードでは、スポツトモード検出用フリツ
プフロツプ回路G7,G9とスポツト入力検出用フ
リツプフロツプ回路G11,G12との2つのフリツ
プフロツプ回路が働くがスポツト入力に対するシ
ーケンスが終了したら、スポツト入力検出用フリ
ツプフロツプ回路G11,G12をリセツトし、再び
スポツト入力状態を待機する必要がある。出力ポ
ートO1に正のパルスを出力するのはこのためで
ある。次に、ハイライト入力検出フラツグM6の
内容(M6)が‘−1'であるか否かの判定、およ
びシヤドウ入力検出フラツグM7の内容(M7)が
‘−1'であるか否かの判定を行なう。もし、
(M6)=−1または(M7)=−1であつた場合に
は、ハイライトモードまたはシヤドウモードであ
るので、スポツト入力データーの加算平均による
バー表示は行なわない。いま、ハイライトモード
でもなく、シヤドウモードでもなくて、(M6)≠
−1かつM7≠−1であれば、次に、スポツト入
力データーの加算平均によるバー表示のプログラ
ムへ入る。ここでは、まず、スポツト入力操作に
より得られたスポツトBv値(MBn)(n=1〜
N)の加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを求め、これ
をバー表示データー格納エリアM3にストアする。
次に、補正値Cv値CVを、Cv値格納エリアM2に
ストアする。そして、補正操作がなされているか
否かを、補正値(M2)が‘0'であるか否かを判
別することによつて判定し、補正がある場合に
は、“±”セグメントの表示を行ない(第50図
参照)、補正がない場合には“±”セグメントの
表示を消去する(第48図参照)。続いて、スポ
ツトBv値の加算平均値(M3)と、Sv−Av値
(M1)と、Cv値を4倍にした値4(M2)と、定
数C3とを加えた値を、シヤツター秒時格納エリ
アM8にストアする。ここで、Cv値(M2)を4
倍にして加え合せるのはLSBの重みを等しくす
るためである。即ち、Bv値(M3)、Sv−Av値
(M1)のLSBは1/12Evであり、Cv値(M2)の
LSBは1/3Evであるので、Cv値(M2)を4倍に
して、Bv値(M3)、Sv−Av値(M1)との重み
を一致させるためである。従つて、エリアM8の
内容(M8)は、露出制御のためのシヤツタース
ピード情報となるもので、レリーズ後に、内容
(M8)に相応した値をタイマーカウンターに設定
して、露出制御を行なう。これについては、後に
詳述する。次に、Sv−Av値(M1)とスポツト
Bv値の加算平均値(M3)とを加算し、1/4にし
た後に、Cv値(M2)と定数C2とを加えて、バー
表示データー格納エリアM3にストアする。続い
て、エリアM3の内容(M3)を変数としてサブル
ーチンf{(M3)}を実行し、内容(M3)をバー
表示のためのTv値に変換した後、バー表示のた
めのサブルーチンを実行し、Tv値(M3)のバー
表示を行なう(第48図参照)。ここで、スポツ
ト入力が1回目の入力であれば、バー表示は最右
端のセグメントの表示から始まり、2回目以降の
入力であれば、前回のバー表示の先端のセグメン
トから所望の位置のセグメントまで移動する。そ
して、もし、バー表示データー変換後のTv値
(M3)が定数C41に等しいときには、第49図に
示すように、バー表示は最左端のセグメントまで
延びると同時に、“OVER”のセグメントを点滅
表示する。また、バー表示データーの変換後の
Tv値(M3)が定数C40に等しいときには、バー
表示は消え、“LONG”のセグメントが点滅表示
される。なお、バー表示の詳細については後述す
る。
バー表示が終了するか、または上記(M6)=−
1あるいは(M7)=−1の判定をイエスで抜けた
ときは、次に、I10=1の判定によつてシヤツタ
ーがレリーズされているか否かの判別が行なわれ
る。レリーズされていないときには、入力ポート
I10は‘0'であるので、判定I10=1をノーで
抜け、−を通じて再び第28図のモード判別
のプログラムに戻る。また、シヤツターがレリー
ズされたときには、−を通じて、第29図中
の露出制御のためのプログラムに入る。このプロ
グラムについては、後述する。
次に、同じステツプオートモードであつても、
スポツト入力がされないとき、即ち、I2=1の状
態でI3=0のときのプログラムの流れについて説
明する。この場合には、第28図のモード判別の
プログラムにおいて、I2=1の判定をイエスで抜
け、I3=1の判定をノーで抜け、−を通じて
第31図に示すプログラムへ分岐する。ここで
は、まず、Sv−Av値格納エリアM1にSv−Av値
(SV−AV)がストアされる。次に、Cv値格納エ
リアM2にCv値CVが入力される。いま、スポツ
ト入力状態ではないので、スポツトBv値が入力
されないことは言うまでもない。続いて、(M2)
=0の判定を行ない、補正があれば“±”セグメ
ントの表示を行ない(第50図参照)、補正がな
ければ“±”セグメントの消去を行なう(第48
図参照)。次に、表示用のスポツト入力データー
(MTn)(n=1〜N)の表示をすべて消去する。
これは、スポツト入力データーのポイント表示
は、スポツト入力操作が行なわれた直後の被写体
輝度(スポツトBv値)と各時点のSv−Av値とか
ら得られるTv値のポイント表示であるため、Sv
−Av値の変化に応じて、ポイント表示を変更す
る必要があるからである。各々のスポツト入力に
よるスポツトBv値が個々のレジスターMBn(n
=1〜N)にストアされていることは前述した。
次に、レジスターMBn(n=1〜N)にストアさ
れたスポツトBv値に対するTv値を、1/4{(M1)
+(MBn)}+C2(n=1〜N)により演算し、各
MBn番地にストアされたスポツトBv値に対応す
る個々のレジスターMTnにストアする。そして、
各レジスターMTnの内容(MTn)に対し、サブ
ルーチンf{(MTn)}を実行し、Tv値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれ表示データーに変換す
る。次に、表示データー変換後のTv値(MTn)
(n=1〜N)をそれぞれポイント表示する。次
に、ハイライト入力検出フラツグM6の内容
(M6)が‘−1'であるか否かの判定、およびシヤ
ドウ入力検出フラツグM7の内容(M7)が‘−1'
であるか否かの判定を行なう。もし、(M6)=−
1または(M7)=−1であつた場合には、ハイラ
イトモードまたはシヤドウモードであるので、次
に述べるスポツト入力データーの加算平均による
バー表示は行なわず、後述するスポツトBv値の
入力(M0←BV2)のステツプまで飛ぶ。いま、
ハイライトモードでもなく、シヤドウモードでも
ない場合には、次に、スポツト入力データーの加
算平均によるバー表示のプログラムに入る。ま
ず、スポツト入力されたスポツトBv値(MBn)
(n=1〜N)の加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを
演算し、これをバー表示データー格納エリアM3
にストアする。次に、スポツトBv値の加算平均
値(M3)、Sv−Av値(M1)、4倍のCv値4
(M2)および定数C3を加え、シヤツター秒時格
納エリアM8にストアする。このエリアM8の内容
(M8)は、前述したのと同様に、露出制御データ
ーとなる。なお、以後、演算式の意味について
は、既に説明したものは詳細な説明を省略する。
次に、1/4{(M1)+(M3)}+(M2)+C2により、
Tv値を求め、これをバー表示データー格納エリ
アM3にストアする。続いて、サブルーチンf
{(M3)}の実行によりエリアM3の内容(M3)を
表示用データーに変換した後、バー表示のサブル
ーチンを実行することにより、バー表示させる。
次に、現測光ポイントの点滅表示のプログラム
に入る。ここでは、現測光ポイントの表示データ
の演算と、現測光ポイントの点滅表示がスポツト
入力ポイントと重なつたときに、現測光ポイント
の表示の態様、即ち、点滅表示を優先させる処理
と、ある点滅周期で現測光ポイントを点滅表示さ
せる処理とを行なつている。まず、現測光ポイン
トの表示データー演算について述べる。始めに、
Bv値格納エリアM0に、スポツトBv値BV2をス
トアする。次に、1/4{(M0)+(M1)}+C2によ
りTv値を演算した後、これをポイント表示デー
ター格納エリアM4にストアする。続いて、サブ
ルーチンf{(M4)}の実行により、エリアM4の
内容(M4)を表示データーに変更後、再びエリ
アM4にストアする。現在ポイント表示されてい
る現測光ポイントの表示が更新されるとき、古い
ポイント表示は、消去する必要がある。即ち、そ
のポイント表示に対応したDRAM85のメモリー
エリアの番地の内容を‘0'にする必要がある。し
かし、現測光ポイントの表示とスポツト入力ポイ
ントの表示が重なつていたが、現測光ポイントが
更新されて表示位置が変わつたような場合には、
古い現測光ポイントはスポツト入力ポイントとし
て表示されたままにしなければならない。次に行
なわれるのが、この処理のためのプログラムであ
る。まず、重なり検出フラツグM5の内容(M5)
が‘1'であるか否かを判別し、(M5)≠1で重な
りがあるときには、これから表示しようとしてい
る現測光ポイントの表示データー(M4)と、現
在表示されている現測光ポイントの表示データー
(M5)とが等しいか否かの判別を行なう、もし、
データー(M4)と(M5)とが等しくないときに
は、現在表示されている現測光ポイントの表示デ
ーター(M5)と複数のスポツト入力ポイントデ
ーター(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等し
くないかの判別を行なう。もし、等しいものであ
れば、データー(M5)のポイント表示を行ない、
等しいものがなければ、新たな表示に更新するた
めにデーター(M5)の表示をクリアする。また、
上記(M5)=1の判定で、イエスのときには、最
初の現測光ポイントの表示であるということを意
味するので、更新する必要がない。続いて、M5
番地に新たな現測光ポイントの表示データー
(M4)を転送する。次に、I10=1の判定により、
レリーズされているか否かの判別を行ない、I10
=1のときには、−を通じて、第29図中に
示す露出制御のプログラムに分岐する。また、
I10≠1のときには、レリーズされていないので、
次に、現測光ポイントの点滅表示を行なうプログ
ラムに入る。まず、表示点滅周期格納エリアM23
に、表示点滅周期定数C50をストアする。続い
て、第41図に示す点滅表示のためのサブルーチ
ンWAIT3に移る。このサブルーチンWAIT3
においては、まず、点滅表示のためのフラツグ
M22の反転と、点滅周期のカウントを行なう第4
0図に示すサブルーチンWAIT2に飛び、遅延
のためのプログラムが実行される。このサブルー
チンWAIT2とスポツトオートモード時のプログ
ラム実行時間とによつて表示の点滅周期が決定さ
れる。まず、サブルーチンWAIT2においては、
表示点滅周期格納エリアM23の内容を1つずつデ
クリメントして再びエリアM23にストアする。次
にエリアM23の内容(M23)が‘0'か否かを判別
し、(M23)≠0のときには、再び内容(M23)
をデクリメントする。そして、(M23)=0となる
と判定をイエスに抜けて、次に、点滅表示フラツ
グM22の符号の反転を行なつた後、リターンす
る。このサブルーチンWAIT2の実行により、所
定の遅延時間が得られる。このサブルーチン
WAIT2の実行後、サブルーチンWAIT3では、
フラツグM22が‘1'であるか否かを判別し、イエ
スならば、現測光ポイントの表示データー(M5)
のポイント表示を行ない、ノーならばデーター
(M5)の表示のクリアを行なう。なお、次回のプ
ログラムの流れでは、フラツグM22がサブルーチ
ンWAIT2内で反転されるので、表示されたポイ
ントが消されるか、または消されたポイントが表
示される。このようにして、毎回のプログラムの
流れごとに表示状態が反転され、現測光ポイント
の点滅表示が行なわれる。そして、データー
(M5)の表示またはクリアが行なわれたら、サブ
ルーチンWAIT3の処理は終了し、リターンす
る。ここで、データー(M5)の表示とは、
DRAM85のメモリーエリアの(M5)の番地に‘
1'をストアすることであり、データー(M5)の
クリアとは、DRAM85のメモリーエリアの
(M5)番地に‘0'をストアすることである。
次に、第31図のプログラムは、−を通じ
て、第32図に示すハイライトモードおよびシヤ
ドウモードのための処理のプログラムに入る。ま
ず(M10)=0の判定により、メモリーホールド
状態であるか否かの判別が行なわれる。いま、メ
モリーホールドでない((M10)=1)ので、判定
をノーで抜け、次にI4=1の判定により、ハイラ
イト入力があるか否かの判別が行なわれる。い
ま、ハイライト入力がなく、I4=0であるので、
次に、I5=1の判定により、シヤドウ入力がある
か否かを判別が行なわれる。いま、シヤドウ入力
がなく、I5=0であるので、続いて、ハイライト
入力検出フラツグM6およびシヤドウ入力検出フ
ラツグM7の検出が行なわれる。ハイライトまた
はシヤドウモードにおいては、ハイライト入力ま
たはシヤドウ入力が偶数回入力されると、そのモ
ードが解除されると共に、ハイライトからシヤド
ウまたはシヤドウからハイライトにモードが切り
換えられたときには、最後に選択されたモードに
切り換えられる方法を採つている。ハイライト入
力検出フラツグM6およびシヤドウ入力検出フラ
ツグM7は、このために必要となるフラツグであ
る。いま、ハイライトモードでもシヤドウモード
でもなく、(M6)=1、(M7)=1であるので、次
に、I10=1の判定によりレリーズされているか
否かの判別が行なわれる。レリーズされていない
場合には、−を通じて、再び第28図のモー
ド判別プログラムに戻る。レリーズされていた場
合には、−を通じて、第29図中の露出制御
のプログラムに分岐する。
次に、第29図における露出制御のプログラム
について説明する。まず、シヤツター秒時格納エ
リアM8の内容(M8)をタイマーカウンターに設
定する。ここで、Tv値(M8)は、LSB1/12Ev
の精度であるので、Tv値(M8)に次のような近
似変換を行なつてタイマーカウンターに設定して
やる必要がある。いま、エリアM8の内容である
Tv値を、12進数で表わすと、 Tv=12(12X+Y+1/12Z) ……(1) (ただし、X、Y、Zは整数) と表わすことができる。従つて、露出時間Tは、 T=(1/f)2(Tv/12) =(1/f)212X+Y+1/12Z ……(2) (ただし、fはクロツクパルスCKの周波数) で表わされ、これは近似的に、 T=(1/f)(1+Z/12)・212X+Y ……(3) となる。従つて、Tv値(M8)をタイマーカウン
ターに設定するときには、まず、Tv値(M8)を
1/12にして、小数点以下(ここでは4ビツトとす
る)を求める。次に、タイマーカウンターの最下
位ビツトに‘1'をたて、続いて、上記小数点以下
4ビツトをタイマーカウンターの最下位から上位
にがわに1ビツトずつシフトしながらロードす
る。従つて、最下位ビツトから5ビツト目には必
ず‘1'がロードされ、下位4ビツトには、上記小
数点以下4ビツトがロードされたことになる。次
に、この5ビツトを上位側にさらに12vX+Y−
4ビツトだけシフトする。これにより、Tv値
(M8)が上記(3)式を満たすようにロードされ、タ
イマーカウンターの設定が終了したことになる。
次に、I11=0の判定により、トリガーが開くま
で待機し、トリガーが開くと入力ポートI11が
‘1'となるので、次にタイマーカウンターを1/f
の周期で減算し、露出時間の計時を行なう。そし
て、タイマーカウンターの内容が‘0'になつた
ら、露出を終了しなければならないので、出力ポ
ートO9に‘0'を出力して、露出を終了させる。
次に、インターバル命令を実行した後、−を
通じて、再び第28図のモード分別プログラムに
戻る。インターバル命令の実行は、シヤツター制
御信号S16が出力され、後幕保持用マグネツト
MG1が消磁されてから可動反射ミラー31が降
下し、再び測光可能になるには、数十msを要す
るので、この時間を創り出すために行なわれる。
次に、スポツトオートモードにおいて、ハイラ
イトモードが選択されている場合のプログラムの
流れについて説明する。いま、スポツトオートモ
ードにおいて、スポツト入力でなくI3=0であつ
たとすると、この場合には、第28図のモード判
別のプログラムにおいて、I3=1の判定をノーで
抜け、−を通じて第31図のスポツトオート
モードでスポツト入力なしのためのプログラムに
分岐する。以下、通常のスポツトオートモードと
共通するプログラムについては、その説明を省略
する。いま、プログラムの流れが進行し、スポツ
ト入力ポイントの表示の変更が終了したものとす
る。つまり、第31図のフローにおいて、データ
ー(MTn)(n=1〜N)のポイント表示のステ
ツプが終了したものとする。次に、(M6)=−1、
(M7)=−1の判定により、ハイライト入力があ
るか否か、シヤドウ入力があるか否かの判別が行
なわれるが、この段階ではいまだ(M6)=1、
(M7)=1であるので、通常のスポツトオートモ
ードのプログラムを実行し、バー表示データー
(M3)のバー表示は行なわれる。更にプログラム
の流れが進行すると、−を通じて第32図の
プログラムに入る。ここでは、まず(M10)=0
の判定により、メモリーホールドであるか否かが
判別されるが、いまメモリーホールド状態でない
ので判定をノーで抜け、次に、ハイライトモード
検出用入力ポートI4のレベル検出を行なう。い
ま、ハイライト入力されており、I4=1であるの
で、判定I4=1をイエスで抜け、次に、ハイライ
ト入力直後検出フラツグM17に‘1'をストアす
る。このフラツグM17は、ハイライトモード選択
後、1回目のプログラムの実行であるかどうかを
検出するためのフラツグである。次に、ハイライ
ト入力検出用フリツプフロツプ回路G15,G16を
リセツトするため、出力ポートO2に正のパルス
を出力する。続いて、ハイライト入力検出フラツ
グM6の内容を反転する。いま、(M6)=−1のと
きハイライトモードとなり、(M6)=1のときハ
イライトモードは解除される。即ち、ハイライト
入力検出用フリツプフロツプ回路G15,G16が偶
数回設定されると(M6)=1となり、ハイライト
モードは解除され、奇数回設定されると(M6)=
−1となり、ハイライトモードが選択される。い
ま、(M6)=−1でハイライトモードが選択され
ていたとする。次に、“HIGH”セグメントの表
示を行なう(第51図参照)。続いて、スポツト
入力されたスポツトBv値MBn(n=1〜N)の
うちの最小値MIN(MBn)(n=1〜N)を求
め、シヤツター秒時格納エリアM8にストアする。
次に、ハイライト入力直後検出フラツグM17の内
容(M17)が‘1'であるか否かの判別を行ない、
(M17)=1の場合、即ち、ハイライトモードに切
換後1回目のプログラムの流れである場合には、
前述したように、バー表示がまず最小値MIN
(MBn)に対応したスポツト入力ポイントまで伸
びる必要がある(第51図)。次に、この処理の
ためのプログラムについて説明する。まず、1/4
{(M1)+(M8)}+C5により、Tv値を演算し、バ
ー表示データー格納エリアM3にストアする。こ
こで、(M1)はSv−Av値、(M8)はスポツト入
力されたスポツトBv値の最小値、C5は定数であ
る。次に、Tv値(M3)をサブルーチンf
{(M3)}の実行により表示データに変換した後、
Tv値(M3)のバー表示を行なう。続いて、イン
ターバル命令を実行する。このインターバル命令
は、最高輝度値(M8)を示す上記Tv値(M3)
のバー表示を行なつた後に、この値(M3)より
2 1/3Evオーバーのシヤツター秒時のバー表示
を実行するまでの期待時間を創り出す役目をす
る。このインターバル命令を行なわないと、バー
表示が最高輝度値まで伸びた後、すぐに2 1/3
Evオーバーの表示に移ることにより、表示の確
認が困難となるので、これを防止するためであ
る。もし、(M17)=−1のときには、上記最高輝
度値のバー表示は行なわず、次に述べる命令の実
行に移る。続いて、最高輝度値に対応したスポツ
ト入力データーのポイント表示から2 1/3Evオ
ーバーのバー表示を行なう。まず、1/4{(M1)+
(M8)}+(M2)+C5+7によりTv値を演算し、
これをエリアM3にストアする。ここで、加算さ
れる数‘7'は、2 1/3Evに相当する。また、こ
の演算には補正値(M2)が加味される。そして、
サブルーチンf{(M3)}の実行により、データー
(M3)を表示用データーに変換した後、再びエリ
アM3にストアし、データー(M3)のバー表示を
行なう(第52図参照)。次に(M1)+4(M2)+
(M8)+C6により、ハイライトモードにおける露
出時間を求め、これをシヤツター秒時格納エリア
M8にストアする。ここで、(M1)はSv−Av値、
(M2)はCv値、(M8)は最高輝度のBv値、C6は
定数である。以上は、ハイライトモード検出フラ
ツグM6の判別において、(M6)=−1であつた場
合についての説明であるが、(M6)=1の場合に
は、“HIGH”セグメントの表示の消去が行なわ
れる。続いて、ハイライト入力直後検出フラツグ
M17を‘0'にし、ハイライトモードに移つて1回
目のプログラムの流れが終了した旨が、フラツグ
M17に設定される。次に、シヤドウ入力検出フラ
ツグM7を‘1'にし、同フラツグM7をリセツトす
る。しかる後、I10=1の判定により、シヤツタ
ーリレーズか否かが判別され、−または−
を通じて、プログラムが所定のフローチヤート
にそれぞれ分岐されることは、通常のスポツトオ
ートモードの場合と同様である。
次に、スポツトオートモードにおいて、シヤド
ウモードが選択されている場合について説明す
る。通常のスポツトオートモードおよびハイライ
トモードと同じプログラムの流れについては、詳
細な説明を省略する。第32図のフローチヤート
においてシヤドウモードの場合には、(M10)=0
およびI4=1の判定をそれぞれノーで抜け、I5=
1の判定に入る。シヤドウ入力があると、I5=1
となるので、次に、シヤドウ入力直後検出フラツ
グM18に‘1'をストアする。このフラツグM18
は、シヤドウモードに変更後1回目のプログラム
の流れであるか否かを検出するためのフラツグで
あり、‘1'で1回目であることを示す。次に、出
力ポートO3に正のパルスを出力し、シヤドウモ
ード検出用フリツプフロツプ回路G19,G21のリ
セツトを行なう。これにより、I5=0となる。続
いて、シヤドウ入力検出フラツグM7の符号を反
転する。これは、ハイライトモードの場合と同様
に、偶数回シヤドウモードを連続して選択したと
きには、シヤドウモードがクリアされるようにす
るためである。第30図の変数のリセツトにおい
て、(M7)=1としたので、いま1回目のプログ
ラムの流れにおいては、(M7)=−1となり、次
の(M7)=1の判定はノーとなる。よつて、次に
まず“SHDW”セグメントの表示が行なわれる
(第55図参照)。続いて、スポツト入力された最
低輝度値MAX(MBn)(n=1〜N)を求める。
ここで、データー(MBn)が大きくなるほど、
輝度値は小さくなるので、データー(MBn)の
最大値が最低輝度値に相当する。求められた最低
輝度値MAX(MBn)は、シヤツター秒時格納エ
リアM8にストアされる。次に、(M18)=1の判
定によりシヤドウモード変更後1回目のプログラ
ムの流れであるか否かが判別され、いま、1回目
のプログラムの流れで(M18)=1であるので、
続いて、最低輝度値MAX(MBn)に対応したバ
ー表示データーの演算を行なう、これは、1/4
{(M1)+(M8)}+C5によつて求められ、バー表
示データー格納エリアM3にストアされる。ここ
で、(M1)はSv−Av値、(M8)は最低輝度値
MAX(MBn)、(M2)はCv値、C5は定数である。
次に、サブルーチンf{(M3)}の実行により、デ
ーター(M3)のバー表示データーへの変換を行
なつた後、最低輝度値MAX(MBn)に対応する
バー表示を行なう(第55図参照)。次にインタ
ーバル命令を実行するが、この命令の目的は、ハ
イライトモードの説明のところで述べたのと同様
である。このように、シヤドウモード切換後、1
回目のプログラムの流れでは、一旦最低輝度値に
対応したスポツトポイント表示に対応する位置ま
でバー表示を戻す。2回目以降のプログラムの流
れにおいては、この表示は必要ないので、この場
合には(M18)=1の判定をノーで抜けて直接次
に述べるプログラムに分岐する。次は、最低輝度
値より、22/3Evアンダーのバー表示を行なうた
めのプログラムが実行される。ここでは、まず、
最低輝度値より2 2/3Evアンダーに対応したTv
値の演算が1/4{(M1)+(M8)}+(M2)+C5−8
により行なわれ、この結果がバー表示データー格
納エリアM3にストアされる。ここで、(M1)は
Sv−Av値、(M8)は最低輝度値MAX(MBn)、
(M2)はCv値、C5は定数である。また、減算さ
れる‘8'は、2 2/3Evに対応する。次に、サブ
ルーチンf{(M3)}の実行によりデーター(M3)
をバー表示データーに変換した後、データー
(M3)のバー表示を行なう(第56図参照)。続
いて(M1)+(M8)+4(M2)+C6により、シヤ
ドウモードにおける露出時間情報を求め、これを
シヤツター秒時格納エリアM8にストアする。一
方、上記(M7)=1の判定において、シヤドウ入
力検出フラツグM7が‘1'のときには、シヤドウ
モード解除であるので、“SHDW”セグメントの
表示を消去して、上記最低輝度値に対応するバー
表示およびこれより2 2/3Evアンダーのバー表
示は行なわない。続いて、シヤドウ入力直後検出
フラツグM18に‘0'をストアする。これにより、
次回以降のシヤドウモードのプログラムにおいて
は、フラツグM18の内容(M18)を判別して、最
低輝度値に対応するバー表示は行なわない。ま
た、ハイライトモード検出フラツグM6を‘1'に
リセツトし、次に、I10=1の判別によりシヤツ
ターレリーズか否かを判別して、−または
−を通じてそれぞれのプログラムに分岐する。
上記ハイライトおよびシヤドウモードにおい
て、2回目以降のプログラムの流れでは、I4=
0、I5=0となつている。このときには、I4=
1、I5=1の判定をそれぞれノーで抜け、続い
て、(M6)=−1、(M7)=−1の判定を行なう。
(M6)=−1のときには、ハイライトモードが選
択されている状態であるので、前記ハイライトモ
ードのプログラムが実行される。また、(M7)=
−1のときには、シヤドウモードが選択されてい
るので、前記シヤドウモードのプログラムが実行
される。いずれでもない場合には、I10=1の判
定に直接抜ける。そして、I10=1の判定により、
シヤツターレリーズであるか否かの判別が行なわ
れ、−または−を通じて、それぞれのプ
ログラムに分岐する。
次に、メモリーモードについて述べる。メモリ
ーモードには、ダイレクトオートメモリーモード
と、スポツトオートメモリーモードとがあること
については、既に述べた通りである。まず、ダイ
レクトオートメモリーモードについて説明する。
いま、第28図のモード判別のプログラムの流れ
の中で、オートモードでのI13=1のストロボ電
源オンの判定の後に、メモリーモード検出用入力
ポートI6のレベル判別が行なわれる。この入力ポ
ートI6は、メモリースイツチSW6を閉成してメモ
リーモードを選択するとI6=1となるので、判定
I6=1をイエスで抜け、次にメモリーホールド検
出フラツグM10の判別が行なわれる。このフラツ
グM10は、メモリーセツトの状態では‘1'、メモ
リーホールドでは‘0'になるフラツグである。い
ま、メモリーセツトであつたとすると、(M10)=
1であるので、続いて、実露出時間のアペツクス
値を格納するためのエリアM21が‘0'に初期設定
される。次に、“MEMO”セグメントの表示が行
なわれる(第57図参照)。続いて、メモリーモ
ード検出フラツグM11の判別が行なわれる。この
フラツグM11は、メモリーモードにおける撮影モ
ード、即ち、ダイレクトオートメモリーモード
か、スポツトオートメモリーモードかのモード定
数をストアするためのエリアである。いま、フラ
ツグM11には、通常のオートモードのプログラム
で定数C26がストアされているので、(M11)≠
C21、(M11)≠C20である。ここで、C21は平均
ダイレクトオートモード定数、C20はスポツトオ
ートモード定数である。従つて、次に入力ポート
I2のレベルの判別が行なわれる。いま、平均ダイ
レクトオートメモリーモードでI2=0であるの
で、−を通じて第29図の平均ダイレクトオ
ートモードのプログラムへ分岐する。ここでは、
まず、撮影モード検出フラツグM12に平均ダイレ
クトオートモード定数C21がストアされる。以
下、メモリーモードに特有な部分についてだけ説
明し、平均ダイレクトオートモードと共通の部分
については説明を省略する。メモリーセツトの状
態では、レリーズまでは“MEMO”表示がなさ
れている以外、平均ダイレクトオートモードと差
はない。いま、シヤツターがレリーズされたとす
ると、I10=1の判定をイエスで抜け、さらに、
I6=1の判定をイエスで抜けて、(M10)=0の判
定に到る。いま、メモリーセツトの状態であるの
で、(M10)=0の判定をノーで抜け、続いて、
I11=0の判定によつてトリガーが開いているか
どうかの検出を行なう。トリガーが開くとI11=
0の判定をイエスで抜けて、実露出時間のカウン
トを行なう。この場合、露出制御は平均ダイレク
ト測光による。上記実露出時間のカウントは、第
42図に示す実露出時間カウントのサブルーチン
を実行することによつて行なわれる。次に、この
サブルーチンのプログラムについて説明する。実
露出時間のカウント方法の概要については、既に
第26図を用いて説明した通りであるが、もう一
度簡単に再説すると、実露出時間のカウントは、
カウントパルス12個をカウントするごとにカウン
トパルスの周期を倍々にして行くことによつて行
なわれる。こうすることによつて、最終的なカウ
ント値そのものが、LSB1/12Evの重みを持つた
アペツクス値相当の値となる。このサブルーチン
においては、まず、基準パルス周期格納エリア
M32に、定数C60をストアすると共に、基準パル
スカウント数格納エリアM30に‘0'を初期設定す
る。次に、エリアM31に基準パルス周期(M32)
をストアする。そして、エリアM31の内容
(M31)を1ずつデクリメントしながら、これを
エリアM31にストアし、(M31)=0の判定により
エリアM31の内容が‘0'になるまで、デクリメン
トが繰り返される。エリアM31の内容が‘0'にな
ると、(M31)=0の判定をイエスで抜け、続い
て、実露出時間のアベツクス演算値格納エリア
M21および基準パルスカウント数格納エリアM30
を、それぞれ1だけインクリメントする。次に、
露出終了信号入力ポートI12のレベルの検出を行
なう。露出が終了していなければ、I12=1であ
るので、I12=0の判定を抜け、続いて、(M30)
=12の判定が行なわれる。この判定はパルスが12
個数えられたか否かを判別するもので、カウント
数が12に満たない場合には、再びエリアM31に基
準パルス周期(M32)をストアするプログラムに
戻る。そして、このループが12回繰り返されて、
(M30)=12となると、こんどは、基準パルス周期
(M32)を2倍に設定しなおした後、カウント数
格納エリアM30を‘0'にリセツトし、再びエリア
M31に基準パルス周期(M32)をストアするプロ
グラムまで戻る。以上のプログラムをダイレクト
測光による露出が終了するまで繰り返し、露出が
終了するとI12=0の判定をイエスで抜けてリタ
ーンし、第29図のプログラムに戻る。よつて、
エリアM21には、露出時間のアペツクス演算値相
当の値がストアされたことになる。次に、平均ダ
イレクトオート撮影による実露出時間をメモリー
ホールドしたことを示すために、メモリーホール
ド検出フラツグM10に‘0'をストアし、インター
バル命令を実行した後、−を通じて第28図
に示すモード判別のプログラムへ戻る。
続いて行なわれるメモリーホールド状態での1
回目のプログラムでは、メモリーセツトのときと
同様に、第28図のI6=1の判定をイエスで抜け
た後、(M10)=0の判定に入る。こんどはメモリ
ーホールドでM10=0となつているので、この判
定をイエスで抜け、メモリーホールド検出フラツ
グM11に、撮影モード検出フラツグM12の内容
(M12)をストアする。いま、フラツグM12には、
平均ダイレクトオートモード定数C21がストアさ
れているので、フラツグM11には定数C21が設定
される。次に、シヤツター制御信号出力ポート
O9を‘1'にして、シヤツター制御信号S16を‘H'
レベルにする。続いて、(M11)=C21の判定に入
るが、上記の如く、フラツグM11の内容は定数
C21となつているので、この判定をイエスで抜
け、−を通じて、第29図の平均ダイレクト
オートモードプログラムにおける、撮影モード検
出フラツグM12の内容を撮影モード検出フラツグ
M13に転送するステツプに分岐する。いま、メモ
リーホールド状態でM10=0であるので、以下の
(M10)=0の判定においてはイエスとなり、エリ
アM19にSv−Av値(SV−AV)がストアされ、
エリアM20にCv値CVがストアされる。次に、
(M2)=0の判定によりCv値が入力されて(M2)
≠0であれば、“±”セグメントの表示を行ない、
そうでなければ“±”セグメントの表示を消去す
る。続いて、再び(M10)=0の判定をイエスで
抜け、まず、メモリーセツト時に入力されたSv
−Av値(M1)とメモリーホールド時に入力され
たSv−Av値(M19)との差を求め、これをエリ
アM19にストアする。次に、メモリーセツト時に
入力されたCv値(M2)とメモリーホールド時に
入力されたCv値(M20)との差を求め、これを
エリアM20にストアする。続いて、(M21)+
(M19)+4(M20)+C40により、ダイレクトオー
トメモリーモードによる露出時間を演算し、これ
をシヤツター秒時格納エリアM8にストアする。
ここで、この式の意味するところを説明する。上
述したように、(M21)は、ダイレクト測光によ
る実露出時間のアペツクス演算値である。この値
は、Bv値、Sv−Av値、Cv値を含んだ値であり、
従つて、(M21)+(M19)+4(M20)+C40は、絞
りやフイルム感度を変えてもメモリーセツト状態
でのダイレクト測光撮影のときと露出レベルが同
じになるような演算式である。また、4(M20)
を加えることにより、メモリーホールドに補正を
かけることができるようにしたが、その理由につ
いては既に述べた通りである。次に、1/4{(M0)
+(M1)}+(M2)+C2により、バー表示のための
Tv値の演算を行なう。ここで、(M0)は、メモ
リーセツト状態でシヤツターレリーズされる直前
の平均Bv値で、メモリーホールドである限り変
わることはない。続いて、サブルーチンf
{(M3)}を実行することによつて、演算値(M3)
のバー表示データーへの変換を行ない、この後バ
ー表示を行なう。このバー表示においては、バー
表示全体が点滅される(第58図参照)。次に、
実行するインターバル命令は、メモリーセツト時
に特に必要となるもので、ここで、この目的につ
いて述べる。入力ポートI10のレベルは、シヤ
ツターレリーズに同期してレリーズ信号S0が投
入されて‘1'になるものであるが、実際には、可
動反射ミラー31の上昇過渡時にI10=1になる
ようにしている。表示の測光は、ミラーの反射光
によつて行なつているので、もし入力された平均
Bv値(M0)が、このミラー上昇過渡時のもので
あれば、メモリーホールド時の表示データーと、
メモリーホールドによる実露出時間データーとが
一致しなくなる。従つて、レリーズ直前にホール
ドされるBv値は必ずミラー上昇直前のものでな
ければならない。プログラムは、大まかにいえ
ば、平均Bv値入力→レリーズの判別→平均Bv値
データーの記憶の繰り返しになるのであるが、こ
の平均Bv値の入力からレリーズ判別までの時間
を、ミラー31が上昇を開始してから入力ポート
I10のレベルが‘1'になるまでの時間より長く
すれば、この問題を解決できる。インターバル命
令の実行は、このために必要となる。次に、平均
ダイレクトオートメモリーモードでレリーズされ
ていたときには、I10=1の判定をイエスで抜け
て続いて入力ポートI6のレベル判別を行なう。
いま、メモリーモードでI6=1であるので、次に
(M10)=0の判定に入り、メモリーホールドなの
でこの判定をイエスで抜けて、続いて、シヤツタ
ー秒時格納エリアM8の内容(M8)をタイマーカ
ウンターに設定する。このタイマーカウンターの
設定方法については、既に述べた通りである。ま
た、以降のプログラムについては、既に説明した
ので、ここではその詳しい説明を省略する。
次に、スポツトオートメモリーモードについて
説明する。スポツトオートモードは、もともと記
憶測光で、しかも露出は手動操作により入力され
た測光値に基づいてのみ行なわれるものであるか
ら、原則的には、スポツトオートメモリーモード
は新たな測光値が入力されないようにするだけで
よい。まず、メモリーセツトの状態においては、
“MEMO”表示がなされるだけでスポツトオート
モードのフローと何ら差はない。上記“MEMO”
表示については、ダイレクトオートメモリーの場
合と同様に行なわれるので説明を省略する。ま
た、メモリーモード検出フラツグM11には、スポ
ツトオートモード定数C20がセツトされているの
で、第28図のモード判別のプログラム中の
(M11)=C20の判定によつて、かならず−を
通じて、第31図に示すスポツトオートモードで
スポツト入力なしのプログラムに分岐する。即
ち、スポツトオートメモリーモードでは、スポツ
ト入力は無視される。また、ハイライト入力、シ
ヤドウ入力の検出も行なわない。即ち、第32図
のプログラムにおいて、(M10)=0の判定をイエ
スで抜けることにより、I4=1、I5=1の判別は
無視される。さらに、バー表示を点滅させる。以
上述べたこと以外については、スポツトオートモ
ード時とすべて同じである。なお、バー表示につ
いては、後に一括して詳細に説明する。
次に、オートモードにおいてストロボの電源を
オンした場合について説明する。ストロボの電源
がオンされると、ストロボ電源オン信号S14が
‘H'レベルになることにより、入力ポートI1
3が‘1'となる。このため、第28図のモード判
別のプログラムにおいて、判定I13=1をイエ
スで抜け、−を通じて、第33図に示すスト
ロボオートモードのプログラムに分岐する。ここ
では、まず、出力ポートO0〜O3に正のパルス
を出力し、インターフエースの対応する各フリツ
プフロツプ回路をリセツトする。次に、メモリー
ホールド検出フラツグM10に‘1'を転送し、同フ
ラツグM10をリセツトする。続いて、撮影モード
検出フラツグM12に、ストロボオートモード定数
C30をストアする。次に、(M13)=C22および
(M13=(M12)の判定を行ない、電源投入直後か
否か、および、モード切換直後か否かの判別をそ
れぞれ行ない、電源投入直後またはモード切換直
後であれば、表示リセツトを行なう(第68図参
照)。この表示のリセツトにおいては、“AUTO”
セグメント、定点指標およびストロボ同調秒時の
“60”セグメントの表示をそれぞれ行なう。これ
は、ストロボオートモードにおいては、ストロボ
同調秒時1/60秒に対する測光値の偏差を、バー表
示用セグメント列にポイント表示するためであ
る。次に、Bv値格納エリアM0に平均Bv値BV1
を、Sv−Av値格納エリアM1にSv−Av値(SV
−AV)を、Cv値格納エリアM2にCv値CVを、
それぞれストアする。続いて、(M2)=0の判定
により、補正があるときには、“±”セグメント
の表示を行ない、補正がないときには“±”セグ
メントの表示を消去する。次に1/4{(M0)+
(M1)}+(M2)+C100により、1/60秒のシヤツタ
ー秒時に対する測光値の偏差を求め、これをポイ
ント表示データー格納エリアM4にストアする。
次に、サブルーチンg{(M4)}の実行により、デ
ーター(M4)を表示データーに変換した後、こ
れをバー表示用のセグメント列にポイント表示す
る(第68図参照)。ここで、g{(M4)}は、表
示データー範囲外のデーターを限界値に設定する
サブルーチンで、上記サブルーチンf{(M3)}に
おいて限界設定値C40、C41だけが異なるものと
考えてよい。従つて、このサブルーチンg
{(M4)}の詳細なフローチヤートは、図示および
説明を茲に省略する。次に、表示点滅周期格納エ
リアM23に、表示点滅周期定数C35をストアす
る。この定数C35は、ストロボオート撮影後の、
露出アンダー、露出オーバー、露出適正などの点
滅表示の周期を決めるための定数である。続い
て、サブルーチンWAIT1のプログラム(第39
図参照)に移り、これの実行が開始される。ま
ず、サブルーチンWAIT2に飛び、定数C35に応
じたインターバルを創り出したのち、点滅表示フ
ラツグM22を反転させてサブルーチンWAIT1に
戻つてくる。続いて、フラツグM22が‘1'かどう
かの判別を行ない、(M22)=1のときには、オー
バー、アンダーまたは適正の表示のためのレベル
判定、並びに表示のプログラムを実行する。まず
入力ポートI14が‘1'であるか否かの判定を行
ない、I14=1であるときには、露出オーバーで
あるので、“+”セグメントの表示(第70図参
照)を行ない、リターンする。またI14≠1であ
るときには、入力ポートI15が‘1'であるか否
かの判定に入る。I15=1であれば、露出アンダ
ーであるので、“−”セグメントの表示(第71
図参照)を行なつてからリターンし、I15≠1で
あればストロボ適正であるので、“▲”セグメン
ト表示を行なつてリターンする。そして、次回の
プログラムの流れでは、サブルーチンWAIT2内
でフラツグM22の符号が反転されるので、(M22)
=−1となり、“−”、“+”セグメントの表示が
消去される。さらにI16=1のときには、I16=1
の判定により“▲”表示が消去されて、リターン
する。上記入力ポートI14,I15,I16
は、ストロボ発光後約2秒間だけ‘1'となるもの
であるから、この間は、プログラムの流れによつ
て、露出アンダー、露出オーバー、露出適正に応
じて“−”、“+”、“▲”の表示がそれぞれ点滅す
るものである。また、ストロボ発光後約2秒間以
上のときには、“▲”の表示のみが連続的に表示
されるものである。サブルーチンWAIT1の実行
後第33図に示すプログラムに戻ると、続いて、
I10=1の判定により、シヤツターレリーズがさ
れているか否かの判別が行なわれる。レリーズさ
れていなければ、−を通じて直接第28図の
モード判別のプログラムに戻り、レリーズされて
いれば、前述したように、シヤツター制御および
ストロボの制御はハードウエアで行なわれるの
で、プログラムは、I11=0の判定によりトリガ
ーの開放をまつて、−を通じ第28図のモー
ド判別のプログラムに戻る。
次に、マニユアルモードについて述べる。い
ま、撮影モード切換用操作ノブ21を
「MANUL」指標に合わせてマニユアルモードを
選択したとすると、マニユアルスイツチSW3が閉
成して、入力ポートI1が‘1'となる。よつて、
第28図のモード判別のプログラムにおいて、I0
=1の判定をノーで抜け、I1=1の判定をイエス
で抜けて、I13=1の判定に入る。いま、ストロ
ボの電源がオンされていないとすると、I13=0
となり、次にスポツトモード検出用入力ポートI
2のレベル判定に入る。いま、スポツトモードも
選択されておらず、通常のマニユアルモードとす
るとI2=0となるので、プログラムは、−を
通じて、第34図に示す通常マニユアルモードの
ためのフローチヤートに分岐する。ここでは、ま
ず、出力ポートO9に‘1'を出力する。このこと
により、後幕保持用マグネツトMG1に通電され、
後幕が保持待期状態となる。次に、撮影モード検
出フラツグM12に、通常マニユアルモード定数
C23がストアされる。次に、(M13)=C22および
(M13)=(M12)の判定により、電源投入直後か、
モード切換直後かの判別を行ない、電源投入直後
またはモード切換直後の場合には、変数のリセツ
トおよび表示のリセツトを行なう。まず、変数の
リセツトにおいては、バー表示スタート番地格納
エリアM14にバー表示スタートポイントのアドレ
スを設定する。次に、表示のリセツトにおいて
は、“MANU”および定点指標の表示(“+”、
“−”の表示を含む。)を行なう(第61図参照)。
続いて、撮影モード検出フラツグM13に撮影モー
ド検出フラツグM12の内容(M12)を転送する。
次に、エリアM0、M1およびM2に、平均Bv値
BV1、Sv−Av値(SV−AV)およびCv値CV
を、それぞれストアする。続いて、(M2)=0の
判定を行ない、補正が入力されているときには
“±”の表示を行ない(第62図参照)、補正が入
力されていないときには“±”の表示を消去す
る。次に、マニユアル設定秒時(M8)の表示の
クリアを行なう。なお、この表示のクリアは、後
に述べるマニユアル設定秒時(M8)の表示の更
新直前に行なうようにしてもよい。次に、エリア
M8にバイナリーコードで入力されたマニユアル
設定秒時を入力する。マニユアル設定秒時は、
LSB1Evの重みを持つので、次の表示のため、
LSB1/3Evの値に変換する目的で、内容(M8)
を3倍にして再びエリアM8にストアする。次に、
マニユアル設定秒時(M8)の表示を行なう。第
61図においては、マニユアル設定秒時が1/60秒
に設定されていた場合が示されている。即ち、各
シヤツター秒時を表示するためのセグメント
“1”〜“2000”に対応したDRAM85のメモリー
エリアの番地と、マニユアル設定秒時とは1対1
に対応している。次に、標準露出レベル(第61
図では1/60秒のシヤツター秒時)に対する偏差の
バー表示データーを求める演算1/40{(M0)+
(M1)}+(M2)−(M8)+C8を行ない、これをエ
リアM3にストアする。ここで、(M0)は平均Bv
値、(M1)はSv−Av値、(M2)はCv値、(M8)
はマニユアル設定秒時、C8は定数である。続い
て、演算値(M3)を表示データーに変換するた
めに、サブルーチンh{(M3)}を実行する。ここ
で、サブルーチンh{(M3)}は、標準露出レベル
に対する偏差が表示データー範囲外にあるとき
に、これを範囲内に限定するためのサブルーチン
であつて、上記サブルーチンf{(M3)}において
限界設定値C40、C41だけが異なるものと考えて
よい。従つて、このサブルーチンh{(M3)}の詳
細なフローチヤートについては、図示および説明
を茲に省略する。このサブルーチンh{(M3)}
は、標準露出レベルに対する偏差(M3)がある
値より大きいときには、その限界値にデーター
(M3)を固定し、偏差がある値より小さいときに
は、その限界値にデーター(M3)を固定する。
即ち、バー表示は、第61図に示す“+”、“−”
のセグメント間に対応する範囲内で行なわれるこ
とになる。次に、I10=1の判定により、シヤツ
ターレリーズの有無が判別され、シヤツターレリ
ーズでないときには、偏差(M3)のバー表示を
行なつた後に、−を通じて、第28図に示す
モード判別のプログラムに戻る。また、シヤツタ
ーレリーズのときには、−を通じて第29図
中に示す露出制御のプログラムに入る。ここで
は、まずタイマーカウンターの設定が行なわれる
が、カウンターに設定される値はエリアM8にス
トアされたマニユアル設定秒時である。この場
合、上記(3)式における‘0'となり、スポツトオー
ト時の露出制御の場合と同様な演算によりタイマ
ーカウンターの設定がなされる。以下のプログラ
ムの流れは、スポツトオート時と変わらないの
で、ここでは説明を省略する。
次に、マニユアルモードにおいて、スポツト入
力がされた場合について説明する。マニユアルモ
ードにおいてスポツト入力スイツチSW8がオンさ
れ、スポツト入力が行なわれた場合には、スポツ
トモード検出用入力ポートI2が‘1'となる。従つ
て、第28図のモード判別のプログラムにおい
て、通常マニユアルモード時にに向けて分岐し
た判定I2=1がイエスとなり、続いて(M13)=
C20の判定が行なわれる。いま、(M13)=C20の
ときには、直前の撮影モードがスポツトオートモ
ードであつたことを示すので、この場合には、出
力ポートO0,O1の正のパルスを出力し、スポ
ツトモード検出用フリツプフロツプ回路G7,G9
およびスポツト入力検出用フリツプフロツプ回路
G11,C12をリセツトする。これは、スポツトオー
トモードのところでも説明したが、スポツトオー
トモードから直接マニユアルモードが選択された
場合にスポツトマニユアルモードになるのを防止
するためである。即ち、オートモードとマニユア
ルモードとの基本的な撮影モード間の変更におい
ては、必ず単なるオートモードまたはマニユアル
モードが選択されるようにして、変更後スポツト
モードにならないようにしている。そして、出力
ポートO0,O1への正のパルスの出力の後に
は、−を通じて、モード判別のプログラムの
初めの方に戻るようにして、再びモード判別をや
り直させるようにしている。一方、直前の撮影モ
ードがスポツトマニユアルモードでなかつた場合
には、(M13)=C20の判定をノーで抜け、次に入
力ポートI3のレベル判定を行なう。スポツト入
力スイツチSW8を閉じると、スポツトマニユアル
モードが選択されると同時に、スポツト入力検出
用フリツプフロツプ回路G11,G12もセツトされ
るので、I3=1となり、−を通じて、第35
図に示すスポツトマニユアルモードでスポツト入
力ありのプログラムに分岐する。ここでは、まず
Bv値格納エリアM0にスポツトBv値BV2をスト
アする。次に、撮影モード検出フラツグM12にス
ポツトマニユアルモード定数C24をストアする。
次に、(M13)=C22および(M13)=(M12)の判
定により、電源投入直後か、モード切換直後かの
判別を行ない、電源投入直後またはモード切換直
後の場合には、変数のリセツト、表示のリセツ
ト、インターフエースのリセツトをそれぞれ行な
う。まず、表示のリセツトにおいて、重なり検出
フラツグM5、ハイライト入力検出フラツグM6お
よびシヤドウ入力検出フラツグM7に、それぞれ
‘1'をストアする。次に、バー表示スタート番地
格納エリアM14にバー表示のスタートセグメント
のアドレスをストアする。また、スポツト入力デ
ーター数格納エリアM16に、‘0'をストアしてリ
セツトする。次に、表示のリセツトにおいては、
“MANU”、“SPOT”および定点指標の表示
(“+”、“−”の表示を含む。)が行なわれる(第
63図参照)。続いて、インターフエースのリセ
ツトにおいては、出力ポートO2,O3の正のパ
ルスを出力し、ハイライト入力検出用フリツプフ
ロツプ回路G15,G16およびシヤドウ入力検出用
フリツプフロツプ回路G19,G21のリセツトを行
なう。
次に、撮影モード検出フラツグM13に、撮影モ
ード検出フラツグM12の内容(M12)を転送す
る。これにより、次回以降の同一のプログラムの
流れでは、(M13)=(M12)となるので、変数、
表示およびインターフエースのリセツトは行なわ
れない。次に、スポツト入力データー数格納エリ
アM16を1つインクリメントする。続いて、レジ
スターMBNおよびエリアM1に、スポツトBv値
(M0)およびSv−Av値(SV−AV)をストアす
る。ここで、レジスターMBNのNは、スポツト
入力回数に対応した値、即ちエリアM16の内容
(M16)に対応した値で、最初のスポツト入力に
おいては‘1'となる。従つて、複数回のスポツト
入力によるスポツトBv値は、それぞれ別個のレ
ジスターに記憶されることになる。続いて、マニ
ユアル設定秒時(M8)の表示のクリアを行なう。
次に、エリアM8に、入力ポートI8に設定され
たマニユアル設定秒時データー(I8)をストアす
る。続いて、マニユアル設定秒時(M8)を3倍
にして重み変換し、再びエリアM8にストアする。
そして、エリア(M8)の内容を表示する。第6
3図においては、マニユアル設定秒時が1/125秒
に設定されていた場合が示されている。次に、標
準露出レベル(第63図では1/125秒のシヤツタ
ー秒時)に対する偏差の演算1/4{(MBN)+
(M1)}−(M8)+C8を行ない、これをレジスター
MTNにストアする。ここで、レジスターMTN
のNは、上記レジスターMBNのNと同様に、ス
ポツト入力回数に対応した値である。続いて、サ
ブルーチンh{(MTN)}を実行し、偏差
(MTN)を表示用データーに変換した後、これ
をポイント表示する(第63図参照)。
次に、スポツト入力値の加算平均値によるバー
表示を行なうのであるが、もし、ハイライトモー
ドまたはシヤドウモードで、(M6)=−1または
(M7)=−1の場合には、以下に述べる加算平均
値の演算を行なわず、直接スポツト入力状態の解
除(O1←〓)のプログラムへ飛ぶ。いま、ハイ
ライトモードでもなくシヤドウモードでもなく、
(M6)=1、(M7)=1であるので、次に、これま
で入力されたスポツトBv値(MBn)(n=1〜
N)の加算平均値N 〓n=1 (MBn)/Nを演算し、こ
れをエリアM3にストアする。続いて、エリアM2
にCv値CVをストアし、(M2)≠0であれば
“±”の表示を行ない(第65図参照)、(M2)=
0であれば“±”の表示を消去する。次に標準露
出レベルに対する、加算平均値(M3)によつて
得られる露出レベルの偏差の演算1/4{(M1)+
(M3)}+(M2)−(M8)+C8を行ない、これをエ
リアM3にストアする。続いてサブルーチンh
{(M3)}を実行し、演算値(M3)のバー表示デ
ーターへの変換を行なう。次に、出力ポートO1
に正のパルスを出力して、スポツト入力検出用フ
リツプフロツプ回路G11,G12のリセツトを行な
いスポツト入力状態を解除する。続いて、I10=
1の判定により、シヤツターレリーズの有無を判
別し、レリーズされていなければ偏差(M3)の
バー表示を行なつた後(第64図参照)、−
を通じで第28図のモード判別のプログラムへ戻
る。またレリーズされていれば、−を通じ
て、第29図中の露出制御のプログラムに分岐す
る。ここではマニユアル設定秒時(M8)がタイ
マーカウンターに設定され、この値に基づいて露
出制御が行なわれる。そして、既に述べたプログ
ラムの実行を終え、−を通じて、第28図の
モード判別のプログラムに戻る。
次に、スポツトモード選択後の2回目以降のプ
ログラムの流れでは、スポツトモードが解除され
ず、かつ、スポツト入力がないものとすれば、I2
=1、I3=0となるので、第28図のモード判別
のプログラムにおいて、I2=1の判定をイエス、
I3=1の判定をノーで抜け、−を通じて、第
36図に示すスポツトマニユアルモードでスポツ
ト入力なしのプログラムへ分岐する。ここでは、
まず、エリアM1およびM2に、Sv−Av値(SV−
AV)およびCv値(CV)をそれぞれ入力する。
続いて(M2)=0の判定を行ない、補正があれば
“±”表示を行ない、補正がなければ“±”の表
示を消去する。次に、マニユアル設定秒時(M8)
の表示を消去する。続いて、エリアM8にマニユ
アル設定秒時データー(I8)をストアした後、エ
リアM8の内容(M8)を3倍にして再びエリア
M8にストアする。次にマニユアル設定秒時
(M8)の表示を行なう(第63図参照)。続いて、
Sv−Av値の変更に伴うスポツト入力ポイント表
示の変更のため、一旦すべてのスポツト入力ポイ
ント(MTn)(n=1〜N)の表示を消去する。
次に、スポツト入力された各スポツトBv値
(MBn)(n=1〜N)による標準露出レベルに
対する偏差の演算1/4{(MBn)+(M1)}−(M8)
+C8(n=1〜N)を行ない、これらをレジスタ
ーMTn(n=1〜N)にそれぞれストアする。次
に、各偏差(MTn)(n=1〜N)に対してサブ
ルーチンh{(MTn)}を実行することにより、こ
れらを表示データーに変換し、再びレジスター
MTn(n=1〜N)にストアする。続いて、各表
示データーMTn(n=1〜N)に基づいて、各偏
差のポイント表示を行なう。即ち、スポツト入力
のポイント表示は、常に露出レベルが一定となる
ように変更される。次に、(M6)=−1、(M7)=
−1の判定により、ハイライトモードかシヤドウ
モードかの判別を行ない、ハイライトモードまた
はシヤドウモードのときは、後述するスポツト
Bv値の入力(M0←BV2)のプログラムへ飛ぶ。
ハイライトモードおよびシヤドウモードのいずれ
でもない場合には、次に、スポツト入力されたス
ポツトBv値の加算平均値に対する、Cv値を含め
た標準露出レベルに対するバー表示のプログラム
に入る。まず、スポツト入力されたスポツトBv
値(MBn)(n=1〜N)の加算平均値N 〓n=1
(MBn)/Nを求め、これをエリアM3にストア
する。次に、1/4{(M1)+(M3)}+(M2)−(M8)
+C8により、スポツト入力されたスポツトBv値
の加算平均値に対する、標準露出レベルの偏差の
演算を行ない、これをエリアM3にストアする。
次に偏差(M3)をサブルーチンh{(M3)}の実
行により、表示データーに変換した後、偏差
(M3)のバー表示を行なう。
次に、エリアM0にスポツトBv値BV2をスト
アする。これは、スポツト入力操作によらず、自
動的に行なわれるもので、現測光ポイントの偏差
のポイント表示のためのBv値である。続いて、
前回入力したSv−Av値(M1)、マニユアル設定
秒時データー(M8)および定数C8との間で、1/
4{(M0)+(M1)}−(M8)+C8の演算を行ない、
これをエリアM4にストアする。次に、サブルー
チンh{(M4)}を実行して、偏差(M4)を表示
データーに変換する。次に、現測光ポイントの偏
差のポイント表示と、スポツト入力による偏差の
ポイント表示との重なりを検出するプログラムが
実行される。現測光ポイントの偏差のポイント表
示と、スポツト入力による偏差のポイント表示と
は、スポツトオートモードの場合と同様に、ポイ
ント表示用のセグメント列を共通に用いて表示す
るため、現測光ポイントの偏差のポイント表示の
変更に際し、それがスポツト入力による偏差のポ
イント表示と重なつていた場合は、その表示を残
し、もし重なつていなかつた場合は、その表示を
消去する必要がある。この重なりを検出するのが
次のプログラムである。まず、(M5)=1の判定
を行ない、重なり検出フラツグM5が‘1'であつ
た場合には、スポツトモードに変更後1回目のプ
ログラムの流れであるので、いまだ現測光ポイン
トの偏差の表示がなされておらず、重なりの心配
がない。よつてフラツグM5へのポイント表示デ
ーター(M4)の転送のプログラムに直接飛び、
フラツグM5にデーター(M4)をストアする。こ
れで、2回目以降のプログラムの流れにおいて
は、フラツグM5には前回のプログラムの流れに
おいて求められた現測光ポイントの偏差の表示デ
ーターがストアされていることになる。従つて、
2回目以降のプログラムの流れでは、(M5)=1
の判定をノーで抜け、次に、(M4)=(M5)の判
定に入る。(M4)=(M5)のときには、現測光ポ
イントの偏差の表示には変更がないということで
あるので、直接データー転送(M5←(M4))の
プログラムに入る。また(M4)≠(M5)のとき
には、現測光ポイントの偏差の表示に変更がある
ということなので、次に、現在表示している現測
光ポイントの偏差の表示データー(M5)が、ス
ポツト入力による偏差のポイント表示データー
(MTn)(n=1〜N)のいずれかと等しいかど
うかの判別を順次行なう。そして、もし、
(MTn)=(M5)なるものがあれば、データー
(M5)のポイント表示を行ない、(MTn)=(M5)
なるものがなければ、データー(M5)のポイン
ト表示はクリアする。続いて、新たな現測光ポイ
ントの偏差(M4)をフラツグM5に転送する。次
に、I10=1の判定により、シヤツターレリーズ
されているか否かの判別を行なう。シヤツターが
レリーズされていなければ、現測光ポイントの偏
差(M5)のポイント表示を点滅表示で行なうた
め、表示点滅周期格納エリアM23に表示点滅周期
定数C50を転送し、しかる後、第41図のサブル
ーチンWAIT3を実行する。このサブルーチン
WAIT3のプログラムの流れおよび点滅動作の目
的については、スポツトオートモードのところで
詳細に述べたので、ここでは省略する。一方、シ
ヤツターがレリーズされていなければ、−を
通じて、第29図中に示す露出制御のプログラム
に飛び、このプログラムの実行の後、−を通
じて、第28図のモード判別のプログラムに戻
る。
上記サブルーチンWAIT3の実行が終了する
と、プログラムは、次に−を通じて、第37
図に示すハイライトモードまたはシヤドウモード
のためのフローチヤートに移る。ここでは、まず
I4=1の判定により、ハイライト入力であるか否
かの判別が行なわれる。いま、ハイライト入力さ
れていないとすると、I4=0であるので、判定を
ノーで抜け、次にI5=1の判定により、シヤウド
入力であるか否かの判別が行なわれる。いま、シ
ヤドウ入力でもないとすると、I5=0であるの
で、判定をノーで抜け、続いて、ハイライト入力
検出フラツグM6が‘−1'であるか否かを判別す
る。また、(M6)≠−1であれば、続いてシヤド
ウ入力検出フラツグM7が‘−1'であるか否かを
判別する。ハイライト入力またはシヤドウ入力に
おいては、入力ポートI4またはI5が‘1'に設
定されるが、これはハイライトモードまたはシヤ
ドウモードの1回目のプログラムの流れの中です
ぐに‘0'にリセツトされてしまう。そこで、ハイ
ライトモード状態またはシヤドウモード状態は、
ハイライト入力検出フラツグM6またはシヤドウ
入力検出フラツグM7という内部フラツグに記憶
保持させるようにしている。従つて、ここで、フ
ラツグM6およびM7のの判別を行なつている。い
ま、ハイライトモードでもシヤドウモードでもな
いとすれば、(M6)=1、(M7)=1となつて、ハ
イライトモードおよびシヤドウモードの処理のプ
ログラムを通過せず、直接I10=1の判定に到り、
シヤツターレリーズか否かの判別を行なう。レリ
ーズされていないとすると、I10=0であるので、
−を通じて、第28図のモード判別のプログ
ラムへ戻る。また、レリーズされているとする
と、I10=1であるので、−を通じて、第2
9図中の露出制御のプログラムに分岐する。ここ
では、タイマーカウンターにマニユアル設定秒時
データー(M8)を設定し、このタイマーカウン
ターの内容に応じて露出制御が行なわれる。そし
て、露出終了後は、−を通じて、第28図の
モード判別のプログラムに戻る。
次に、上記スポツトマニユアルモードでハイラ
イトモードが選択されている場合のプログラムの
流れについて説明する。いま、プログラムが進行
して、現測光ポイントの偏差のポイント表示が終
了し、第37図のまで達したとする。次に、I4
=1の判定により、ハイライト入力検出のための
入力ポートI4のレベルの判別が行なわれる。い
ま、ハイライトモード選択後、1回目のプログラ
ムの流れであつたとすると、I4=1となつている
ので、判別をイエスで抜け、次にハイライト入力
直後検出フラツグM17に‘1'がストアされる。こ
のフラツグM17は、ハイライトモードが選択され
た後の1回目のプログラムの流れであるかどうか
を検出するためのフラツグであり、これが‘1'で
あるとき、1回目のプログラムの流れであること
を示す。次に、出力ポートO2に正のパルスを出
力し、ハイライト入力検出用フリツプフロツプ回
路G15,G16をリセツトする。続いて、ハイライ
ト入力検出フラツグM6の符号を反転させる。い
ま、シヤドウスイツチSW10を閉成した後または
閉成することなく、ハイライトスイツチSW9を奇
数回閉成したとすると、フラツグM6は‘−1'と
なり、(M6)=1の判定をノーで抜けて、続いて
“HIGH”の表示が行なわれる。また、ハイライ
トスイツチSW9を偶数回閉成したとすると、フラ
ツグM6は‘1'となり、(M6)=1の判別をイエス
で抜けて、続いて“HIGH”表示の消去が行なわ
れる。この“HIGH)表示の消去の後は、後述す
るハイライト入力直後検出フラツグM17のリセツ
ト(M17←0)のプログラムへ飛ぶ。いま、ハイ
ライトスイツチSW9が奇数回閉成されていて、
“HIGH”表示がなされたとする。次には、スポ
ツト入力値(MBn)(n=1〜N)のうちの最高
輝度値MIN(MBn)を求め、これを輝度値格納
エリアM9にストアする。次に、(M17)=1の判
定により、ハイライトモード選択後1回目のプロ
グラムの流れであるか否かの判別が行なわれ、
(M17)=1のときには、1回目のプログラムの流
れであるので、スポツトオートモードのところで
述べたのと同様に、まず、最高輝度値MIN
(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示を行なう。このため、1/4{(M1)+
(M9)}−(M8)+C9により、MIN(MBn)に対応
した標準露出レベルに対する偏差の演算を行な
い、これをエリアM3にストアする。そして、偏
差(M3)をサブルーチンh{(M3)}の実行によ
りバー表示データーに変換した後、これをバー表
示する。しかる後に、インターバル命令を実行
し、続いて1/4{(M1)+(M9)}+(M2)−(M8)+
C9+7により、最高輝度値MIN(MBn)から2
1/3Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差を演算し、この結果をエリアM3にス
トアする。ここで、演算式に加えられる‘7'は、
2 1/3Evに対応するデーターである。次に、サ
ブルーチンh{(M3)}を実行して、偏差(M3)
を表示データーに変換した後、これをバー表示す
る(第66図参照)。続いて、ハイライト入力直
後検出フラツグM17を‘0'にリセツトする。次
に、シヤドウ入力検出フラツグを‘1'にリセツト
する。そして、I10=1の判定によりレリーズさ
れたか否かを判別し、レリーズされていなかつた
場合には、−を通じて第28図のモード判別
のプログラムに戻り、レリーズされていた場合に
は、−を通じて第29図中の露出制御のプロ
グラムに戻る。露出制御のプログラムの終了後
は、−を通じて第28図のモード判別のプロ
グラムに戻る。ハイライトモードでの2回目以降
のプログラムの流れにおいては、I4=0となつて
いるので、I4=1の判定をノーで抜け、(M6)=
−1の判定を通じて“HIGH”表示のプログラム
に入ることになり、(M17)=1の判定により、最
高輝度値MIN(MBn)に対応した標準露出レベ
ルに対する偏差のバー表示は行なわれず、最高輝
度値MIN(MBn)より2 1/3Evマイナスがわに
対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示
のみが行なわれる。
次に、上記スポツトマニユアルモードでシヤド
ウモードが選択されている場合のプログラムの流
れについて説明する。いま、プログラムの流れ
が、現測光ポイントの偏差のポイント表示まで進
行し、第37図のまで達したとする。次に、I4
=1の判定をノーで抜け、I5=1の判定により、
シヤドウ入力であるか否かの判別が行なわれる。
いま、シヤドウモード選択後、1回目のプログラ
ムの流れであつたとすると、I5=1となつている
ので、判定をイエスで抜け、次に、シヤドウ入力
直後検出フラツグM18に‘1'がストアされる。こ
のフラツグM18は、シヤドウモードが選択された
後の1回目のプログラムの流れであるかどうかを
検出するためのフラツグであり、これが‘1'であ
るとき、1回目のプログラムの流れであることを
示す。次に、出力ポートO3に正のパルスを出力
し、シヤドウ入力検出用フリツプフロツプ回路
G19,G21をリセツトする。続いて、シヤドウ入
力検出フラツグM7の符号を反転させる。いま、
ハイライトスイツチSW9を閉成した後または閉成
することなく、シヤドウスイツチSW10を奇数回
閉成したとすると、フラツグM7は‘−1'となり、
(M7)=1の判定をノーで抜けて、続いて
“SHDW”の表示が行なわれる(第67図参照)。
また、シヤドウスイツチSW10を偶数回閉成した
とすると、フラツグM7は‘1'となり、(M7)=1
の判定をイエスで抜けて、続いて、“SHDW”表
示の消去が行なわれる。この“SHDW”表示の
消去の後は、後述するシヤドウ入力直後検出フラ
ツグM18のリセツト(M18←0)のプログラムへ
飛ぶ。いま、シヤドウスイツチSW10が奇数回閉
成されていて、“SHDW”表示がなされたとす
る。次には、スポツト入力値(MBn)(n=1〜
N)のうちの最低輝度値MAX(MBn)を求め、
ハイライトモードの場合と同様にして、この最低
輝度値MAX(MBn)に対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示が行なわれる。また、最
低輝度値MAX(MBn)より2 2/3Evプラスがわ
に対応した標準露出レベルに対する偏差のバー表
示が行なわれる。シヤドウモードでの2回目以降
のプログラムの流れにおいては、I5=0となつて
いるので、(M7)=−1の判定を通じて
“SHDW”表示のプログラムに入ることになり、
(M18)=1の判定により、最低輝度値MAX
(MBn)に対応した標準露出レベルに対する偏差
のバー表示は行なわれず、最低輝度値MAX
(MBn)より2 2/3Evプラスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみが行な
われる。
ここで、以上述べたスポツトマニユアルモード
におけるハイライトモードまたはシヤドウモード
のプログラムの流れを要約すると、まず、モード
選択においては、ハイライト指令釦15が連続し
て奇数回押されたらハイライトモードが選択さ
れ、シヤドウ指令釦16が連続して奇数回押され
たらシヤドウモードが選択される。偶数回連続し
て押されると、いずれのモードも解除される。ま
た、ハイライトモード選択後最初のフローにおい
ては、一旦スポツト入力値の最高輝度値に対応し
た標準露出レベルに対する偏差のバー表示を行な
つた後に、スポツト入力値の最高輝度値より2
1/3Evマイナスがわに対応した標準露出レベルに
対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回目
以降のフローにおいては、スポツト入力値の最高
輝度値より2 1/3Evマイナスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行な
う。また、シヤドウモード選択後最初のフローに
おいては、一旦スポツト入力値の最低輝度値に対
応した標準露出レベルに対する偏差のバー表示を
行なつた後に、スポツト入力値の最低輝度値より
2 2/3Evプラスがわに対応した標準露出レベル
に対する偏差のバー表示を行なう。連続した2回
目以降のフローにおいては、スポツト入力値の最
低輝度値より2 2/3Evプラスがわに対応した標
準露出レベルに対する偏差のバー表示のみを行な
う。ハイライトモードまたはシヤドウモードのプ
ログラムの実行を終了すると、次に、シヤツター
がレリーズされているかどうかを判別する。レリ
ーズされていなければ、モード判別のプログラム
へ戻る。レリーズされていれば、マニユアル設定
秒時(M8)をタイマーカウンターに設定した後、
タイマーカウンターの内容に応じた露出制御を行
ない、しかる後、モード判別のプログラムへ戻
る。
次に、マニユアルモードにおけるストロボ撮影
のプログラムについて説明する。マニユアルモー
ドでストロボを装着し、ストロボの電源をオンす
ると、入力ポートI13が‘1'となる。従つて、
第28図のモード判別のプログラムにおいて、
I13=1の判定がイエスとなり、−を通じて、
第38図に示すストロボマニユアルモードのプロ
グラムに分岐する。ここでは、まず、出力ポート
O0〜O3に正のパルスを出力し、スポツトモード
検出用、スポツト入力検出用、ハイライト入力検
出用およびシヤドウ入力検出用の各フリツプフロ
ツプ回路G7,G9;G11,G12;G15,G16および
G19,G21をそれぞれリセツトする。次に、撮影
モード検出フラツグM12に、ストロボマニユアル
モード定数C31をストアする。続いて、(M13)=
C22および(M13)=(M12)の判定により、電源
投入直後か、モード切換直後かの判別を行ない、
電源投入直後またはモード切換直後の場合には、
表示のリセツトを行なう。この表示のリセツトに
おいては、第73図に示すように、“MANU”
の表示“+”、“−”を除く定点指標の表示を行な
う。なお、“〓”の表示は、ストロボ充電完了表
示でこれが発光ダイオードD1の発光により表示
されることについては、電気回路のところで既に
述べた。電源投入直後でなく、かつ、モード切換
直後でもない場合には、上記表示のリセツトを行
なわず、直ちに次のマニユアル設定秒時(M8)
の表示の消去に入る。続いて、エリアM8にマニ
ユアル設定秒時データー(I8)を入力する。次
に、データー(M8)を3倍にしたのち、これを
再びエリアM8にストアする。そして、このマニ
ユアル設定秒時データー(M8)の表示を行なう。
第73図においては、マニユアル設定秒時が1/30
秒に設定されていた場合が示されている。次に、
各エリアM0、M1およびM2に3平均Bv値BV1、
Sv−Av値(SV−AV)およびCv値CVをそれぞ
れ入力する。続いて1/4{(M0)+(M1)}+(M2)
−(M8)+C8により、標準露出レベルに対する偏
差の演算を行なつた後に、この結果をエリアM4
にストアする。次に、サブルーチンh{(M4)}の
実行により、偏差(M4)をバー表示データーに
変換した後、これをバー表示用のセグメント列に
ポイント表示する(第73図参照)。次に、I10=
1の判定により、レリーズされているか否かを判
別し、レリーズされていなければ、−を通じ
て第28図のモード判別のプログラムに戻り、レ
リーズされていれば、−を通じて、第29図
中の露出制御のプログラムに分岐する。露出制御
のプログラムにおいては、マニユアル設定秒時
(M8)に基づいて露出が制御され、しかる後、モ
ード判別のプログラムに戻る。
次に、オフモードのプログラムの流れについて
説明する。オフモードではオートモードでもな
く、マニユアルモードでもないので、I0≠1、I1
≠1となり、第28図に示すモード判別のプログ
ラムにおいて、I0=1およびI1=1の判定をそれ
ぞれノーで抜ける。従つて、次に、表示が全部消
去され、続いて、撮影モード検出フラツグM12に
オフモード定数C22がストアされる。次に、メモ
リーホールド検出フラツグM10が‘1'にリセツト
され、出力ポートO0〜O3にそれぞれ正のパル
スが出力されて、スポツトモード検出用、スポツ
ト入力検出用、ハイライト入力検出用およびシヤ
ドウ入力検出用の各フリツプフロツプ回路G7,
G9;G11,G12;G15,G16およびG19,G21がそれ
ぞれリセツトされる。そして、しかる後に、−
を通じてモード判別のプログラムの初めに戻
り、ループを繰り返す。なお、シヤツターの制御
はすべて電気回路によつてハード的に行なわれ
る。
次に、第44図に示すバー表示のためのサブル
ーチンのプログラムについて説明する。このプロ
グラムにおいては、まず、入力ポートI6のレベ
ルの判別が行なわれる。メモリーモードが選択さ
れていると、I6=1となり、次に、M10=0の判
定が行なわれる。メモリーモードにおいて、
(M10)=1でメモリーセツト、(M10)=0でメモ
リーホールドとなる。いま、メモリーセツトの状
態であつたとすると、次に、”MEMO”の表示が
行なわれる。続いて、(M3)=C40の判定により、
表示データー(M3)が露出アンダーのデーター
であるか否かが判別され、イエスの場合には、バ
ー表示スタート番地格納エリアM14にスタート番
地(C40−1)をストアし、“LONG”の表示を
行なつた後にリターンする。(M3)≠C40で露出
アンダーでないときには、次にスタート番地格納
エリアM14に定数C55をストアする。ここで、定
数C55は、バー表示スタートポイントの番地より
1だけ大きい定数である。ところで、バー表示用
のセグメント列および“OVER”、“LONG”の
セグメントに対応するDRAM85のメモリーエリ
アの番地は“OVER”のセグメントをX番地と
すると、最左端のセグメントがX+1番地に対応
していて、右に移るに従い、1番地ずつ増えて行
く。従つて、最右端のセグメントは、X+34番地
に対応し、“LONG”のセグメントがX+35番地
に対応する。ポイント表示のためのセグメント列
に対応するDRAM85のメモリーエリアの番地
も同様になつており、“OVER”に対応するセグ
メントをY番地とすると、右に移るに従つて、セ
グメントに対応したDRAM85のメモリーエリ
アの番地も1番地ずつ増えていき、最右端の
“LONG”に対応するセグメントの、DRAM85
におけるメモリーエリアの地は、Y+35番地とな
つている。上記エリアM14への定数C55のストア
の後、番地(M14)から1だけ減算され、結果が
再びエリアM14にストアされる。続いて、
DRAM85の(M14)番地のメモリーエリアに
‘1'がストアされる。これにより、DRAM85
の(M14)番地のメモリーエリアに対応したバー
表示を構成するセグメントが発色する。次に、
(M14)=C41の判定により、番地(M14)が
“OVER”のセグメントに対応したDRAM85の
メモリーエリアの番地であるか否かが判別され、
(M14)≠C41であれば、続いて(M14)=(M8)
の判定により、バー表示終了か否かの判別が行な
われる。バー表示終了のときには、そのままリタ
ーンし、バー表示が終了していないときには、再
び番地減算のプログラム(M14)←(M14)−1)
に戻り、番地(M14)に対応した次のセグメント
を発色させる。一方、もし、(M14)=C41となつ
たら、最左端のセグメントまでバー表示されたこ
とになるので、次に、エリアM14に定数C41に1
を加えた数をストアし、“OVER”表示を行なつ
た後に、リターンする。以上のプログラムの流れ
を要約すれば、バー表示はバー表示データー
(M3)に対応したセグメントまで、右がわから順
次発色してゆくことになる。しかし、このプログ
ラムは瞬時のうちに実行されるので、人の眼には
あたかもバー表示全体が一度に表示されたかのよ
うに感知される。
次に、メモリーホールドの場合には、M10=0
の判定がイエスとなり、続いて、表示点滅周期格
納エリアM23に、表示点滅周期定数C80がストア
される。次に、第40図に示すサブルーチン
WAIT2が実行され、所定の遅延時間が創り出さ
れると共に、点滅表示フラツグM22が反転され
る。続いて、(M22)=1の判定により、発色周期
であるか消去周期であるかの判別が行なわれ、発
色周期であつた場合には、上記“MEMO”表示
以下のプログラムの実行に入る。また、消去周期
であつた場合には、“MEMO”表示およびバー表
示全体を一瞬のうちに消去し、しかる後にリター
ンする。次回のバー表示サブルーチンのプログラ
ムの流れでは、フラツグM22の符号が反転するの
で、消去されていた“MEMO”表示およびバー
表示が発色され、または、発色していた
“MEMO”表示およびバー表示が消去されて、こ
れを繰り返すことにより、メモリーホールドにお
いて“MEMO”およびバー表示全体が定数C80
で決まる周期で点滅表示されることになる。
他方、メモリーモード以外のときには、I6=0
となるので、I6=1の判定がノーで抜け、次に、
(M3)<(M14)の判定により、表示するデーター
(M3)が前回表示したデーター(M14)より小さ
いか否かが判別される。いま、モード変更後最初
のバー表示のためのプログラムの流れであつたと
すると、エリアM14には初期設定において、バー
表示スタートセグメントに対応するDRAM85
のメモリーエリアの番地がストアされている。こ
のため、通常は(M3)<(M14)となり、続いて
“LONG”の表示が行なわれる。次に番地
(M14)から1だけ減算され、結果が再びエリア
M14にストアされる。続いて、DRAM85の
(M14)番地のメモリーエリアに‘1'がストアさ
れ、これにより、バー表示用のセグメント列の最
右端のセグメントが発色される。次に、インター
バル命令を実行した後、(M14)=C41の判定によ
り、バー表示を最左端のセグメントまで行ない、
“OVER”のセグメントを表示したか否かの判定
が行なわれる。ここで定数C41は、“OVER”の
セグメントに対応したDRAM85のメモリーエ
リアの番地を示す。(M14)≠C41のとき、次に
(M14)=(M3)の判定により、バー表示が終了し
たか否かの判別が行なわれる。(M14)≠(M3)
のとき、再び番地(M14)から‘1'を減算し、結
果をエリアM14にストアする。以下、前述したと
同様のプログラムを実行し、(M14)=C41になる
と、“OVER”表示がなされたことになるので、
次回のバー表示のためのバー表示スタートセグメ
ントに対応するDRAM85のメモリーエリアの
番地(C41+1)をエリアM14にストアする。こ
のとき、バー表示が、最左端のセグメントまで伸
びていることは云うまでもない。また、(M4)≠
C41のときに、(M14)=(M3)となれば、バー表
示は終了し、そのまま以下のプログラムに向う。
ここで、バー表示の態様を要約すると、モード切
換後最初のバー表示においては、バー表示は最右
端のセグメントからスタートし、順に所定の位置
まで1セグメントずつ伸びてゆく。インターバル
命令は、バー表示の移動が確認できるようにする
ための遅延命令である。次のバー表示において
は、現在表示されているバー表示の先端からバー
表示が移動を開始することになる。次に、(M3)
=C41の判定により、表示データー(M3)が露
出オーバーに対応するか否かを判別し、イエスの
場合には、“OVER”表示を点滅させるために、
以下のプログラムを実行する。まず、表示点滅周
期格納エリアM23に点滅周期設定数C70をストア
する。次に、第40図に示すサブルーチン
WAITを実行し、所定の遅延時間を創り出すと
共に、点滅表示フラツグM22の符号を反転させ
る。続いて、フラツグM22の内容を判別し、
(M22)=1のときには“OVER”表示を行ない、
M22≠1のときは“OVER”表示をクリアする。
毎回のプログラムの流れのごとに、フラツグM22
の符号が反転するので、“OVER”表示は点滅す
ることになる。また、(M3)≠C41のときには、
単に“OVER”の連続表示が行なわれる。そし
て、上記“OVER”の表示また消去の後は、プ
ログラムはリターンする。
次に、(M3)<(M14)でなかつた場合のプログ
ラムの流れについて説明する。(M3)<(M14)で
なかつた場合には、次に(M3)>(M14)の判定
により、表示するデーター(M3)が前回表示し
たデーター(M14)より大きいか否かが判別され
る。(M3)>(M14)でなかつた場合には、表示す
るデーターが前回表示したデーターと同じである
ので、そのままリターンする。また、(M3)>
(M14)の場合には、まず、DRAM85の
(M14)番地のメモリーエリアに‘0'をストアし、
バー表示の先端セグメントを消去する。次に、イ
ンターバル命令を実行した後、次に(M14)=
C40の判定により、バー表示の最右端のセグメン
トまで消去したか否かの判別を行ない、(M14)=
C40であれば、エリアM14に次回のバー表示のス
タートセグメントに対応するDRAM85のメモ
リーエリアの番地(C40−1)をストアして、後
段のプログラムへ抜ける。また、(M14)≠C40
であれば、番地(M14)に‘1'を加算してエリア
M14にストアし、番地(M14)を更新する。次に
(M14)=(M3)の判定により、バー表示の先端が
データー(M3)に対応した位置まで達したか否
かを判別し、(M14)≠(M3)の場合には、再び
DRAM85の番地(M14)のメモリーエリア‘
0'をストアし、以上述べたプログラムを繰り返
す。上記インターバル命令の実行により、所定の
遅延時間が創り出され、バー表示を構成するセグ
メントの表示が左端から順次視認できる速さで消
去され、所定のバー表示が行なわれる。続いて
(M3)=C40の判定により、表示データー(M3)
が露出アンダーに対応するか否かが判別され、ア
ンダーの場合には“LONG”表示が点滅され、
そうでない場合には“LONG”表示が連続的に
表示されたままとなる。このプログラムについて
は、前記露出オーバーの場合と同様のプログラム
となるので、その詳しい説明は省略する。バー表
示の態様を要約すれば、エリアM14には、バー表
示の先端のセグメントに対応したDRAM85の
メモリーエリアの番地がストアされ、モード変更
がない限り、バー表示はその先端から移動する。
モード変更直後においては、エリアM14は初期設
定され、バー表示は最右端のセグメントからスタ
ートする。
本発明の一実施例では、スポツトオートモー
ド、スポツトオートモードでハイライト基準モー
ド、もしくはシヤドウ基準モード、スポツトオー
トメモリモードのいずれが選択されていても、操
作ノブ13の操作によりクリアースイツチSW7が
閉成されると平均ダイレクトオートモード(平均
測光露光モード)に復帰するので、簡単な操作で
通常しばしば使用される露光モードに復帰でき、
便利である。
以上述べたように、本発明によれば、単一のリ
セツト手段を操作することにより複数種類の選択
可能な特殊な露光モードから通常使用されるの平
均測光露光モードに復帰するように構成したの
で、操作が簡単でかつ小型なカメラを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すカメラの正
面図、第2図は、上記第1図に示したカメラの平
面図、第3図は、上記第1図に示したカメラ内の
配設された光学系を示す要部側面図、第4図は、
上記第3図に示した光学系中に配設された測光用
受光装置の正面図、第5図は、上記第1図に示し
たカメラ内に配設された電気回路の構成の概要を
示すブロツク図、第6図は、上記第5図中に示さ
れた中央処理装置としてのマイクロコンピユータ
ーの内部構成を示すブロツク図、第7図は、上記
第6図に示したマイクロコンピユーター周辺のイ
ンターフエースを示す電気回路図、第8図は、上
記第5図中に示したヘツドアンプ回路の電気回路
図、第9図は、上記第5図中に示したアナログ露
出情報導入回路および第2の選択回路の電気回路
図、第10図は、上記第5図中に示したストロボ
オーバーアンダー判定回路および第1の比較回路
の電気回路図、第11図は、上記第5図中に示し
た電源ホールド回路の電気回路図、第12図は、
上記第5図中に示したトリガータイミング調整回
路の電気回路図、第13図は、上記第5図中に示
したバツテリーチエツク回路および電源ホールド
解除回路の電気回路図、第14図は、上記第5図
中に示したストロボ判定回路の電気回路図、第1
5図は、上記第5図中に示した第1の選択回路、
マグネツト駆動回路およびストロボ制御回路の電
気回路図、第16図は、上記第5図中に示したタ
イマー回路の電気回路図、第17図は、上記第5
図中に示したD−A変換回路の電気回路図、第1
8図a〜iは、上記第16図に示したタイマー回
路から出力される各種タイマー信号の波形を示す
タイムチヤート、第19図AおよびBは、上記第
4図中に示した撮影情報表示装置39の主体を形
成する液晶表示板の、表示用セグメント電極およ
び背面電極を、それぞれ示す平面図、第20図
は、上記第19図AおよびBに示した表示用セグ
メント電極と背面電極との対応関係を示す要部平
面図、第21図は、上記第6図中に示した液晶駆
動回路の電気回路図、第22図は、上記第21図
中に示した信号合成回路を示す要部電気回路図、
第23図は、上記第22図に示した電気回路が接
続されるレベル変換回路の要部電気回路図、第2
4図は、上記第6図中に示した液晶駆動回路にお
けるコモン信号出力回路の電気回路図、第25図
a〜mは、上記第21図ないし第24図に示した
液晶駆動回路における各種信号の出力波形を示す
タイムチヤート、第26図は、メモリーモード撮
影におけるシヤツター秒時の計数方法を示す線
図、第27図は、第6図に示したマイクロコンピ
ユーターにおけるプログラムの概要を示すフロー
チヤート、第28図は、上記第27図に示したフ
ローチヤートにおける、モード判別のプログラム
を詳細に示すフローチヤート、第29図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、平均
ダイレクトオート撮影モードのプログラムを詳細
に示すフローチヤート、第30図は、上記第27
図に示したフローチヤートにおける、スポツトオ
ート撮影モードでスポツト入力ありの場合の詳細
なフローチヤート、第31図は、上記第27図に
示したフローチヤートにおける、スポツトオート
撮影モードでスポツト入力なしの場合の詳細なフ
ローチヤート、第32図は、上記第31図に示し
たスポツトオート撮影モードでスポツト入力なし
の場合のフローチヤートに続いて実行される、ハ
イライト基準撮影モードおよびシヤドウ基準撮影
モードのためのプログラムを詳細に示すフローチ
ヤート、第33図は、上記第27図に示したフロ
ーチヤートにおける、ストロボオート撮影モード
のプログラムを詳細に示すフローチヤート、第3
4図は、上記第27図に示したフローチヤートに
おける、通常マニユアル撮影モードのプログラム
を詳細に示すフローチヤート、第35図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、スポ
ツトマニユアル撮影モードでスポツト入力ありの
場合の詳細なフローチヤート、第36図は、上記
第27図に示したフローチヤートにおける、スポ
ツトマニユアル撮影モードでスポツト入力なしの
場合の詳細なフローチヤート、第37図は、上記
第36図に示したスポツトマニユアル撮影モード
でスポツト入力なしの場合のフローチヤートに続
いて実行される、ハイライト基準撮影モードおよ
びシヤドウ基準撮影モードのためのプログラムを
詳細に示すフローチヤート、第38図は、上記第
27図に示したフローチヤートにおける、ストロ
ボマニユアル撮影モードのプログラムを詳細に示
すフローチヤート、第39図は、上記第33図に
示したフローチヤート中で実行される、サブルー
チンWAIT1の詳細なプログラムを示すフローチ
ヤート、第40図は、上記第39図に示したサブ
ルーチンWAIT1、後記第41図に示すサブルー
チンWAIT3および第44図に示すバー表示のサ
ブルーチン中で実行される、サブルーチン
WAIT2の詳細なプログラムを示すフローチヤー
ト、第41図は、上記第31図および第36図に
示したフローチヤート中で実行される、サブルー
チンWAIT3の詳細なプログラムを示すフローチ
ヤート、第42図は、上記第29図に示したフロ
ーチヤート中で実行される、実露出時間カウント
のためのサブルーチンの詳細なプログラムを示す
フローチヤート、第43図は、上記第28図ない
し第38図に示すフローチヤート中で実行され
る、サブルーチンf{(M3)}の詳細なプログラム
を示すフローチヤート、第44図は、上記第28
図ないし第38図に示すフローチヤート中で実行
される、バー表示のためのサブルーチンの詳細な
プログラムを示すフローチヤート、第45図ない
し第47図は、平均ダイレクトオート撮影モード
における撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞ
れ示していて、第45図はTv値のバー表示が表
示範囲内でなされた場合、第46図はTv値のバ
ー表示が表示範囲よりオーバーであつた場合、第
47図はTv値のバー表示が表示範囲よりアンダ
ーであつた場合をそれぞれ示す、第48図ないし
第50図は、スポツトオート撮影モードにおける
撮影情報表示装置の態様をそれぞれ示していて、
第48図は平均Tv値のバー表示が表示範囲内で
なされた場合、第49図は平均Tv値のバー表示
が表示範囲よりオーバーであつた場合、第50図
は補正が加えられた場合を、それぞれ示す、第5
1図ないし第54図は、スポツトオート撮影モー
ドでハイライト基準撮影モードを選択したときの
撮影情報表示装置の態様をそれぞれ示していて、
第51図は平均Tv値のバー表示が一旦最高輝度
値に対応する位置まで延びた状態、第52図は、
第51図に示した状態から平均Tv値のバー表示
が2 1/3Evだけマイナスがわに移動した状態、
第53図は、第52図に示した状態からSv−Av
値を変化させて平均Tv値のバー表示をシフトさ
せた状態、第54図は、第53図に示した状態か
ら補正を加えた状態を、それぞれ示す、第55図
および第56図、スポツトオート撮影モードでシ
ヤドウ基準撮影モードを選択したときの撮影情報
表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
55図は平均Tv値のバー表示が一旦最低輝度値
に対応する位置まで戻つた状態、第56図は、第
55図に示した状態から平均Tv値のバー表示が
2 2/3Evだけプラスがわに移動した状態を、そ
れぞれ示す、第57図ないし第59図は、ダイレ
クトオートメモリー撮影モードにおける撮影情報
表示装置の表示の態様をそれぞれ示していて、第
57図はメモリーセツトの状態、第58図はメモ
リーホールドの状態、第59図はメモリーホール
ドで補正を加えた状態を、それぞれ示す、第60
図は、スポツトオートメモリー撮影モードにおけ
る撮影情報表示装置の表示の態様を示す図、第6
1図および第62図は、通常マニユアル撮影モー
ドにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそれ
ぞれ示していて、第61図は標準露出レベルに対
する偏差のバー表示がなされている状態、第62
図は、標準露出レベルに対する偏差のバー表示に
補正が加えられた状態を、それぞれ示す、第63
図ないし第65図は、スポツトマニユアル撮影モ
ードにおける撮影情報表示装置の表示の態様をそ
れぞれ示していて、第63図は標準露出レベルに
対する偏差の加算平均のバー表示がなされている
状態、第64図は、第63図に示した状態から新
たにスポツト入力を行なつた状態、第65図は、
第64図に示した状態から補正を加えた状態を、
それぞれ示す、第66図は、スポツトマニユアル
撮影モードでハイライト基準撮影モードを選択し
たときの撮影情報表示装置の表示の態様を示す
図、第67図は、スポツトマニユアル撮影モード
でシヤドウ基準撮影モードを選択したときの撮影
情報表示装置の表示の態様を示す図、第68図な
いし第72図は、ストロボオート撮影モードにお
ける撮影情報表示装置の表示の態様をそれぞれ示
していて、第68図は、標準露出レベルに対する
偏差のポイント表示がなされている状態、第69
図は、第68図に示す状態から補正が加えられた
状態、第70図は、撮影後露出オーバーであつた
状態、第71図は、撮影後露出アンダーであつた
状態、第72図は、撮影後露出適正であつた状態
を、それぞれ示す、第73図は、ストロボマニユ
アル撮影モードにおける撮影情報表示装置の表示
の態様を示す図である。 5……絞り値設定環、7……マニユアルシヤツ
ター秒時設定環、10……カメラ、11……シヤ
ツターレリーズ釦、13……メモリー指令操作ノ
ブ、14……スポツト入力釦、15……ハイライ
ト指令釦、16……シヤドウ指令釦、18……フ
イルム感度設定ダイヤル、21……撮影モード切
換用操作ノブ、22……露出補正用操作ノブ、3
9……撮影情報表示装置(撮影情報表示部)、4
1……測光用受光装置、50……マイクロコンピ
ユーター(CPU)、BV1……平均測光による輝
度値、BV2……スポツト測光による輝度値、
CV……補正値、D1……充電完了表示用発光ダイ
オード、H0〜H2……コモン信号、J0〜J3
8……セグメント駆動信号、PD1……平均測光用
光起電力素子、PD2……スポツト測光用光起電力
素子、RE0〜RE2……背面電極、SEG1〜SEG101
……セグメント(表示領域)、SV−AV……フイ
ルム感度値と絞り値との演算値、SW1……レリー
ズスイツチ、SW2……トリガースイツチ、SW3…
…マニユアルスイツチ、SW4……オートスイツ
チ、SW5……バツテリーチエツクスイツチ、SW6
……メモリースイツチ、SW7……クリアースイツ
チ、SW8……スポツト入力スイツチ、SW9……ハ
イライトスイツチ、SW10……シヤドウスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平均測光手段による測光値に基づいてカメラ
    を制御する平均測光露光モード制御手段と、部分
    測光手段による測光値に基づいてカメラを制御す
    る複数種類の特殊露光モード制御手段の内のいず
    れかの露光モードを選択するために手動で操作さ
    れる手動操作部材と、 上記手動操作部材によつて選択された露光モー
    ドを記憶する露光モード記憶手段と、 この露光モード記憶手段が記憶している露光モ
    ードに基づいて、上記平均測光露光モード制御手
    段もしくは複数種類の上記特殊露光モード制御手
    段の内のいずれかの露光モードを動作状態とする
    制御手段と、 上記平均測光露光モード制御手段と複数種類の
    上記特殊露光モード制御手段に接続され、上記制
    御手段によつて動作状態となつた露光モードに従
    つて露光動作を実行する露光手段と、 上記手動操作部材とは異なる操作可能な単一の
    リセツト部材と、 上記リセツト部材の手動操作に応じて上記露光
    モード記憶手段に記憶されている露光モードを平
    均測光露光モードに復帰させる復帰手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
JP10144082A 1982-06-15 1982-06-15 カメラ Granted JPS58219539A (ja)

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JP10144082A JPS58219539A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320323A (en) * 1976-08-10 1978-02-24 Minolta Camera Co Ltd Exposure meter
JPS5335531A (en) * 1976-09-13 1978-04-03 Minolta Camera Co Ltd Exposure meter
JPS5570822A (en) * 1978-11-21 1980-05-28 Minolta Camera Co Ltd Automatic exposure control unit
JPS5738423A (en) * 1980-08-19 1982-03-03 Minolta Camera Co Ltd Exposure display device of camera
JPS5833229A (ja) * 1981-08-20 1983-02-26 Canon Inc カメラ

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