JPH0337500A - 高圧気体貯蔵用岩盤タンク - Google Patents

高圧気体貯蔵用岩盤タンク

Info

Publication number
JPH0337500A
JPH0337500A JP1168774A JP16877489A JPH0337500A JP H0337500 A JPH0337500 A JP H0337500A JP 1168774 A JP1168774 A JP 1168774A JP 16877489 A JP16877489 A JP 16877489A JP H0337500 A JPH0337500 A JP H0337500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
rock
container body
groundwater
pressure gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1168774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3051895B2 (ja
Inventor
Yuji Ono
勇司 小野
Toshiyuki Hatta
敏行 八田
Futoshi Kusumoto
太 楠本
Kenji Kuraishi
謙司 倉石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP1168774A priority Critical patent/JP3051895B2/ja
Publication of JPH0337500A publication Critical patent/JPH0337500A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3051895B2 publication Critical patent/JP3051895B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高圧気体の岩盤内貯蔵方法および高圧気体貯蔵
用岩盤タンクに係わり、特に、大容量の高圧気体の貯蔵
を低コストで実現することのできる、高圧気体の岩盤内
貯蔵方法および高圧気体貯蔵用岩盤タンクに関するもの
である。
〔従来の技術〕
周知のとおり、高圧ガス等は通常、地上に設置された球
形タンク、あるいは円筒状のタンク等に貯蔵されている
。これら従来の高圧ガス貯蔵用タンクは、貯蔵内圧に耐
え得るように例えば数十mmの板厚を有した鋼板等によ
り構成されている場合か多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の高圧ガス貯蔵用タンクにあっ
ては、貯蔵容量が小さく、大容量の貯蔵施設を対象とす
るとタンクか巨大構造体となって材料コストが膨大とな
り、かつ、建設空間として地表に広大な敷地を必要とす
るといった問題がある。また、これらのタンクを地中に
設置するにしても、高い内圧に対する耐力を備えた構造
体としなければならず、敷地に関する問題は解消される
ものの、大容量対象ては依然として膨大な施工コストが
かかる等の問題かある。
一方、近年、地下の岩盤空洞をそのまま利用し、空洞周
辺の地下水圧により液体あるいは高圧気体を貯蔵する水
封方式の概念が提起されている。第8図は、その−構成
例を示したもので、岩盤1内に貯蔵空間2か形成されて
いる。符号3は貯蔵物を受入れおよび払出しするための
管路、符号4は、貯蔵気体の貯蔵圧を一定に保つウォー
ターベツド5のレヘルを」二下させるために水の供給・
排出用の管路である。該方式では、貯蔵気体Gの内圧P
と地下水圧P2とをバランスさせることにより、気体G
の高圧貯蔵を実現しようとするものである。
この方式では、貯蔵用タンク構成体として鋼板等の人工
の工業材料を用いないことから、圧力が比較的低い石油
等では経済的なものと成り得る。しかしながら、高圧の
貯蔵物では貯蔵圧を地下水圧とバランスさせる関係上か
ら設置深度が大深度となりコストが掛かるものとなる。
例えば、仮に貯蔵気体Gの圧力(内圧)を100 kg
/cm2としようとした場合、単純計算では、その内圧
とバランスする地下水圧を得るために前記貯蔵空間2は
1000m以」二の深度に形成する必要があるわけであ
る。また、地下水が直接貯蔵物と接することから、地下
水の貯蔵空間2内への浸出、および貯蔵物の地下水への
溶は込み等の問題もある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、上記問題
点を排除し得、かつ低コストでの大容量の高圧気体の貯
蔵を可能とする、高圧気体の岩盤的貯蔵方法および高圧
気体貯蔵用岩盤タンクを実現することを目的2とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の請求項1に係る高圧気体の岩盤的貯蔵方法は、
高圧気体を岩盤内に貯蔵するにあたり、岩盤内に形成し
た空洞内に、気密性を有しかつ外力に対して変形を許容
する柔構造容器体を設け、該柔構造容器体内部に貯蔵気
体を封入するとともに前記柔構造容器体の背面側に存在
する地下水圧をこの柔構造容器体の内圧に応じて調整す
ることを特徴とするものである。
また、請求項2に係る高圧気体貯蔵用岩盤タンクは、岩
盤中に形成された空洞の内部に、気密性を有しかつ外圧
に対して変形を許容する柔構造容器体が、前記空洞を構
成する壁面との間に透水性を有した応力伝達層を介して
設けられてなり、かつ、前記応力伝達層は導水路を介し
て地下水圧調整手段と連通されていることを特徴とする
ものである。
また、請求項3に係る高圧気体貯蔵用岩盤タンクは、請
求項2記載の高圧気体貯蔵用岩盤タンクにおいて、地下
水圧調整手段を、前記岩盤内に前記空洞と別設した貯水
空間と、該貯水空間内に貯留された地下水を排出するた
めの排水手段とで構成したことを特徴とするものである
〔作用〕
柔構造容器体の内部に高圧気体を封入すると、この柔構
造容器体は外圧に体して変形を許容するものであるから
、高圧気体貯蔵時、貯蔵圧は該柔構造タンクを介して岩
盤により支持される。このとき、柔構造容器体の背面側
に存在する地下水圧が高まるから、地下水の一部は導水
路を介して貯水空間内に逃げ、柔構造容器体の背面側よ
り排出されるものとなる。
一方、柔構造容器体の内圧は貯蔵気体の払出しととも減
少し、これに伴い柔構造容器体が変形し、容器体の内圧
に見合う量の地下水が地下水調整手段より導水路を介し
て容器体背面部に補給される。
同時に、空洞周辺の地下水も集まる。
また、柔構造体容器体により、貯蔵空間と地下水とは縁
切りされたものとなり、貯蔵物と地下水とか互いに直接
的に接することはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図および第2図は本発明の第一実施例を示すもので
、図中全体として符号10て示すものか本発明に係る高
圧気体貯蔵用岩盤タンク (以下、゛岩盤タンク”と略
称する)である。また、符号31は地上施設、23は、
該岩盤タンク10と地上施設31とをつなく気体の受入
れ・払出し用のシャツI・である。
この岩盤タンク10は、岩盤1中に形成さレタ空洞11
の内部に、気密性を有しかつ外圧に対して変形を許容す
る容器体(柔構造容器体)12を、前記空洞11を構成
する壁面1aとの間に透水性を有した応力伝達層14を
介して設けられてなり、かつ、前記応力伝達層14を導
水路25を介して地下水圧調整手段26と連通させたこ
とを特徴とするものである。
この岩盤タンク10を構成するタンク本体Tは第1図に
示しかつ以下に詳述する断面構造を成して、第2図に側
面図として示す如く岩盤1内に延在したものとなってい
る。
前記空洞11は、図示しない立坑より搬入された掘削装
置等により岩盤1を掘削することにより形成され、本実
施例では、幅10m〜20m、高さ15m〜25mのも
のとしている。長さは計画貯蔵容量に応じて任意に設定
される。この空洞1■はロソクボル1−15.15.・
・により支持・補強されている。
前記空洞11を構成する前記壁面1aは、第3図にも示
すように、その全体を吹付はコンクリート13によりラ
イニングされている。ただし、ここでの吹付はコンクリ
ート13の作用は壁面1aのシール等を目的とするもの
ではなく、掘削により凹凸に形成された壁面1aを均す
ことを目的で施工されるものとなっている。
前記吹付はコンクリート13の内側にはさらに、コンク
リート16と、このコンクリート16内に埋設される補
強筋17とからなる壁体18が構成されている。ここで
のコンクリート16は多孔質のもので優れた透水性を有
し、かつ高強度のものとなっている。また、このコンク
リート16より構成される前記壁体18はこの場合、そ
の全体か一体となるものではなく、断面においてほぼ閉
塞環状を呈す少なくともその環形成方向に、複数のブロ
ック19.19  ・・・に分割された構成とされ、各
ブロック19間は目地材20により互いに縁切りされた
ものとなっている。この場合、目地材20としてはアス
ファルトを使用している。なお実施例においてこの壁体
18は、その長手方向に対してもブロック1919に分
割された構成となっている。また、前記補強筋17はこ
の場合、地下水に対する防錆および変形許容性を考慮し
てFRP (繊維補強プラスチック)製のものとしてい
る。
そして、本実施例では、前記吹付はコンクリート13と
該壁体18とにより応力伝達層14が構成されたものと
なっている。
さらに、前記壁体18の内側には容器体12が形成され
ている。この場合、この容器体12は多数の鋼板2]、
、21.・・・を幅方向および長さ方向に溶接・接続す
ることにより構成され、気密性を有したものとなってい
る。また、これら鋼板21の板厚は数cm (ここでは
Icm前後)のものとなっており、これにより該容器体
12は、該容器体12内に高い圧力が加えられた際に容
易に変形(膨張)し得るものとなっている。
前記導水路25は、第1図に示すように、上記の如き断
面構造を有して構成されたタンク本体Tの底部から延出
され、岩盤l中をほぼ水平方向に延び、同じく岩盤1内
に形成された貯水空間27で終端するものとなっている
。この導水路25は、例えば砂礫等により構成されるこ
とにより極めて透水性の高いものとなっている。また、
この場合、第3図にも示すようにタンク本体Tの底部に
は吹付はコンクリート13を施工せず、その部分を砂礫
等により構成することにより、タンク本体Tから導水路
25への地下水の流れ、あるいは導水路25からタンク
本体Tへの地下水の流れかスムーズに行えるようになっ
ている。
前記貯水空間27は、岩盤1内における前記タンク本体
Tに比較的近接した位置に、その底面レベルをタンク本
体Tの底面レヘルとほぼ一致させて形成されている。ま
た、この貯水空間27には、該貯水空間27内に貯留さ
れた地下水を該貯水空間27より排出するための排水手
段28が設けられている。排水手段28はこの場合、水
中ポンプ29と、この水中ポンプに接続された排水シャ
フト30とから構成されている。そして、本実施例では
、上記貯水空間27と排水手段28とによって本発明に
係る地下水圧調節手段26が構成されたものとなってい
る。
上記構成となる高圧気体貯蔵用岩盤タンク10を構築す
るには下記の手順による。
まず、地下の岩盤1を掘削することにより、タンク本体
T用の空洞11、および貯水空間27を形成し、さらに
、それら壁面18等は前記ロックボルト15等により保
護するとともに、前記吹付はコンクリート13を施工す
る。前記導水路25についても、空洞11および貯水空
間27の掘削時に、同時に施工する。
次に、前記吹付はコンクリート13の内面側に前記コン
クリート16を打設することにより壁体18を形成する
。コンクリート16の打設にあたっては予め前記補強筋
17を埋設しておく。また、前記壁体18は−1−述し
た如くブロック状に分割された構成となるものであるか
ら、この場合コンクリート16は、前記目地材20によ
って区切られる高さ分づつ打ち足していくようにする。
上記の如く壁体18が構築され、該壁体18と前記吹付
はコンクリート13とによる応力伝達層14が形成され
たならば、この応力伝達層14の内壁面すなわち壁体1
8の内壁面18aに、前記鋼板2121.・・・を組み
立てることにより容器体12を構成する。鋼板21は予
め工場にて製作しておき、それら鋼板21.21.・・
を現場で溶接することにより容器体12を構成する。
そして、前記容器体12に受入れ・払出し用シャフト2
3を接続し、また、前記貯水空間27に排水シャフト3
0を接続して高圧気体貯蔵用岩盤タンク10を完成する
次に、上記の如く構成された高圧気体貯蔵用岩盤タンク
10の作用について説明する。
高圧気体がタンク本体Tの容器体12内に貯蔵された状
態において、この容器体12は内圧を受け、これに追従
して容器体12は壁体18の壁面18aに向かって変形
(膨張)・密着し、内圧を壁体18に伝える。壁体18
に伝えられた内圧は、さらに吹付はコンクリ−1・13
を介して岩盤1に伝達される。すなわち、高圧気体の貯
蔵圧は、応力伝達層14 (壁体18+吹付はコンクリ
ート13)を介して岩盤1に支持されるわけである。つ
まり、このように、容器体12と岩盤lの壁面1aとの
間に応力伝達層14を形成することにより、容器体12
に生した応力を、凹凸なる壁面1aにまんべんなく、か
つ容器体12の特定箇所への応力集中を招くことなく効
果的に伝達することができるわけである。また、その際
、前記壁体18は、上記の如く分割構成とされているた
め、容器体12の変形をより効率的に岩盤lに伝達する
ことができる。
そして、前記応力伝達層14を構成する前記壁体18は
透水性を有し、内部に地下水を含有したものとなってい
るから、容器体12の変形およびそれに伴う岩盤1の変
形により該壁体18内に含有された地下水か加圧され、
その一部が導水路25に逃げ、前記貯水空間27内に貯
留されるものとなる。これによって貯水空間27内の水
位は」二昇するから、一定基準の水位を越えた地下水は
前記排水手段28により排出する。
ところで、先にも述べたように、前記吹付はコンクリー
ト13は、岩盤1の壁面1aの凹凸を均すことによって
打設コンクリート16の充填性を高めるために設けたも
のであり、可能であれば、応力伝達層14は1層にて構
成したものであってもよい。また、ここでは、壁体18
を高強度多孔質コンクリートにより構成したが、該壁体
18に付いては必ずしもコンクリートでなければならな
いものではなく、優れた透水性と強度とを備えたもので
あれば他の材料あるいは構造のものであつてもよい。
さて、一方、貯蔵気体Gの払出しによりタンク本体T内
(容器体12内)の貯蔵圧か低下すると、これに伴い容
器体12は変形(元の状態に復帰)する。このとき、そ
のままの状態では、容器体12の変形に見合った水量の
地下水が導水路25を介して貯水空間27から、あるい
は空洞11の周囲地盤から応力伝達層14 (壁体18
)に供給される (引き戻される)が、ここでは、容器
体12背面の地下水圧が、低下した容器体12内圧とバ
ランスするように、貯水空間27内の地下水を排水手段
28により排出する。つまり、地下水が容器体12の背
面側(すなわち応力伝達層14)に極力引き戻されない
ように操作するわけである。
これにより、貯蔵気体Gか払い出されて容器体12の内
圧か低下したときても、容器体12が地下水による強い
外圧を受けることがないから、容器体12を」二記の如
く比較的肉厚の小さい鋼板21を使用して柔構造に構成
することが可能となる。
そして、高い内圧(貯蔵圧)に対しては、その容器体1
2の変形によってその内圧を岩盤lによって支持させる
ようにしたので、上記の如き大容量の貯蔵タンクを低コ
ストで構築することが可能となる。
第4図ないし第6図はそれぞれ、上述した如き貯蔵気体
Gの受入れ・払出しに対応した貯蔵内圧の変化(第4図
)、岩盤空洞11に作用する外力(第5図)、地下水圧
および貯水空間27内水位(第6図)を示したものであ
る。以下、これらの図について説明する。
to”+t+において貯蔵気体Gが容器体12内に貯留
されていく (第4図)と、それに従って岩盤1に作用
する外力Pr、および地下水圧Pw(貯留地下水レベル
Wl)も上昇する (第5図、第6図)。
さらに、t1→t、において貯蔵気体Gを容器体12内
に高圧封入していく (第4図)と、その内圧pgが岩
盤1によって支持されることから、岩盤1に作用する外
力Prは同様に上昇(第5図)していくが、容器体12
の背面側の応力伝達層14(壁体18)内に含有されて
いた地下水は導水路25を介して容器体背面より排出さ
れるため、容器体12の背面側の地下水圧Pwはほぼ一
定に保たれ(第6図)、一定値以上に上昇することはな
い。このとき、先にも述べたように貯水空間27内の地
下水レヘルW1か基準値以上となった場合にはその貯留
水を前記排水手段28により排出し、容器体12背面側
に存在する地下水圧Pwを貯蔵気体Gの最小貯蔵圧P 
g −mayに保持する。
一方、L、→t3における貯蔵気体Gの放出時には、容
器体12の内圧Pgは減少し (第4図)、それに従い
、この内圧を支持する岩盤lに作用する外力Pr も減
少していく (第5図)。このとき、容器体12の背面
側に引き戻されるべき地下水を排水手段に排水するため
、容器体12の背面側に存在する地下水の地下水圧PW
は減少傾向となる(第6図)わけである。
貯蔵気体Gが全規定量払い出された後、受入れ操作が行
なわれない状態(1,→1.)において、容器体12背
面側の地下水圧Pw(貯留地下水レベルWl)が上昇し
ている (第6図)のは、空洞11周辺からの地下水が
容器体12の背面側に流出するためである。ただし、こ
の場合でも、基準値(Pg−min)を越える分に付い
ては導水路25を介して前記地下水調整手段26により
排出する。
このように、上記岩盤タンク10によれば、高圧気体を
貯蔵したとき、容器体12を変形せしめて貯蔵圧(内圧
)を応力伝達層14を介して岩盤1に支持させるととも
に、地下水圧(外圧)に対しては、地下水の一部を容器
体12の背面部より排水・調整するようによって、容器
体12に過大な地下水圧がかからないようにしたので、
容器体を肉厚な鋼板等により構成する必要がなく、した
がって材料コスト等が大幅に削減され、大容量の貯蔵タ
ンクを低コストで構築することができる。
しかも、先に述べた射水方式の如く形成深度を貯蔵圧に
鑑みて決定する必要がなく、高圧貯蔵を低深度で実現す
ることができ、より一層のコスト低減化が実現される。
さらには、貯蔵空間と岩盤とが容器体12により完全に
縁切りされるため、貯蔵気体と地下水とが直接に触れ合
うことがなく、したかって、地下水の貯蔵空間内への浸
出、あるいは貯蔵気体の地下水への溶は込みといったこ
とを確実に阻止することもてきる。
次に、第7図は本発明の第二実施例を示すものである。
本実施例において第一実施例と同じ構成要素には同符号
を付しである。
本実施例のものでは、容器体12が、前実施例のものよ
りも極めて肉薄な鋼板2ビより構成され、さらに、この
容器体12の外面側(背面側)には、スボノジ″、9の
多孔1′1材1:1よりなるバッファ材22が設けられ
ている。その他の構造は上記第一実施例のものと同しで
ある。したがって、バッファ材22は前記容器体12と
壁体18との間に設けられ、この場合は、前記吹付はコ
ンクリート13、壁体18、該バッファ材22により応
力伝達層14か構成されたものとなっている。
この場合、容器体12を構成する前記鋼板2+’の板厚
は数mmのもので、かつ、図示されるように長手方向に
延びる波形の突条21aを形成したものとなっている。
バッファ材22は、肉薄である鋼板21’ を介して伝
達される内圧を壁体18に均等に伝えるためのものであ
る。
上記第二実施例に係る岩盤タンク10によれば、容器体
12を構成する鋼板21′が第一実施例のものよりも薄
く、容器体12の外力に対する変形量が大きいから、比
較的変形が容易な岩盤1に適用すると効果的である。つ
まり、岩盤lが外力に対して変形し易い場合でも、容器
体12はそれに追従して変形することかできるから、貯
蔵圧を確実に岩盤lに支持させることができるわけであ
る。
そして、本発明においては、内圧の低下時には地下水圧
を容器体12の背面部より排出し、外圧が容器体12に
極力掛からないようにしたからこそ、このように容器体
12を薄肉な材料で構成することができるわけである。
また、本実施例のものでは、容器体12の構成材料かさ
らに薄肉のものとなるため、材料コスト、製作コストの
両面において第一実施例のものよりも一層のコスト低減
化が図れる。
なお、実施例では、地下水調整手段26を、貯水空間2
7と排水手段28とより構成したものとしたが、本発明
に係る地下水調整手段は実施例のものに限られるもので
はなく、要は、容器体12背面部の地下水圧を任意に調
節できるような構成のものてあればよい。また、上記2
つの実施例においては、容器体12を共に鋼板21(2
1’)により構成した例を示したが、本発明における容
器体12の構成体としては必ずしも鋼板に限られるもの
ではなく、例えば地下水圧がほぼOに近いような場合に
は、それを高耐圧シート等により構成することも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したとおり、本発明の請求項1に係る高圧気体
の岩盤内貯蔵方法によれば、高圧気体貯蔵時(受入れ時
)には、柔構造容器体を変形せしめて貯蔵圧(内圧)を
岩盤に支持させるとともに、地下水圧(外圧)に対して
は、地下水の一部を柔構造容器体の背面部より排水・調
整することによって、貯蔵気体の払出し時に柔構造容器
体に過大な地下水圧か掛からないようにしたので、容器
体を肉厚な鋼板等により構成する必要がなく、したがっ
て材料コスト等か大幅に削減され、大容量の貯蔵タンク
を低コストで構築することができる。加えて、構築深度
は貯蔵圧、地下水圧に支配されることなく設定すること
が可能なため高圧貯蔵を低深度で実現することができ、
−層のコスト低M化が実現される。さらには、貯蔵空間
と岩盤とが容器体12により完全に縁切りされるため、
貯蔵気体と地下水とが直接に触れ合うことがなく、した
かって、地下水の貯蔵空間内への浸出、あるいは貯蔵気
体の地下水への溶は込みを確実に防止することができる
また、本発明の請求項2に係る高圧気体貯蔵用岩盤タン
クによれば、応力伝達層により、容器体に局部的な応力
集中等を招くことなく柔構造容器体に生じた応力を空洞
壁面(岩盤壁面)にまんべんなく伝達することができる
とともに、柔構造容器体背面部の地下水を効果的に排出
・調整することかでき、以て上記請求項1に記載した方
法を確実に実現し得、これによって上記効果を確実に奏
することができる。
さらに、本発明の請求用3に係る高圧気体貯蔵用タンク
によれば、地下水圧調整手段を、岩盤内に形成した貯水
空間と、この貯水空間に貯留された地下水を排出するた
めのlJl水手段とて構成したので、貯水空間をハノフ
ァーとして地下水圧調整を効率的に行うことかてきる、
等の優れた効果を奏することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第−実鉋例を示すもので
第1図は高圧気体貯蔵用岩盤タンクの正面断面図、第2
図はその側面図、第3図は、当実施例による高圧気体貯
蔵用岩盤タンクの一部を拡大して示す斜視断面図、第4
図ないし第6図は本発明に係る高圧気体貯蔵用岩盤タン
クの作用を説明するものて、第4図は貯蔵気体の貯蔵時
および放出時における貯蔵圧の変化を示す線図、第5図
は同しく岩盤空洞に作用する外力の変化を示す線図、第
6図は同しく地下水圧と貯水空間内の水位の変化を示す
線図、第7図は本発明の第二実施例による高圧気体貯蔵
用岩盤タンクの一部を拡大して示す斜視断面図、第8図
は既に提供されている水封方式による岩盤内貯蔵設備の
概念を説明する概略構成図である。 貯蔵気体、   1 ・・・・岩盤、 壁面、 ・・高圧気体貯蔵用岩盤タンク、 ・空洞 ・・容器体(柔構造容器体)、 応力伝達層、  25・・・・・・導水路、地下水圧調
整手段、 ・貯水空間、  28・・・・・排水手段。 G ・・・ a 0 1 l ・ 12 ・ 14・ ・ 26・ 7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高圧気体を岩盤内に貯蔵するにあたり、岩盤内に形
    成した空洞内に、気密性を有しかつ外力に対して変形を
    許容する柔構造容器体を設け、該柔構造容器体内部に貯
    蔵気体を封入するとともに、前記柔構造容器体の背面側
    に存在する地下水圧を、この柔構造容器体の内圧に応じ
    て調整することを特徴とする高圧気体の岩盤内貯蔵方法
    。 2)高圧気体を貯蔵するために岩盤内に構成したタンク
    であって、 岩盤中に形成された空洞の内部に、気密性を有しかつ外
    圧に対して変形を許容する柔構造容器体が、前記空洞を
    構成する壁面との間に透水性を有した応力伝達層を介し
    て設けられてなり、かつ、前記応力伝達層は導水路を介
    して地下水圧調整手段と連通されていることを特徴とす
    る高圧気体貯蔵用岩盤タンク。 3)地下水圧調整手段は、前記岩盤内に前記空洞と別設
    された貯水空間と、該貯水空間内に貯留された地下水を
    排出するための排水手段とで構成されていることを特徴
    とする請求項2記載の高圧気体貯蔵用岩盤タンク。
JP1168774A 1989-06-30 1989-06-30 高圧気体貯蔵用岩盤タンク Expired - Fee Related JP3051895B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1168774A JP3051895B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 高圧気体貯蔵用岩盤タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1168774A JP3051895B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 高圧気体貯蔵用岩盤タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0337500A true JPH0337500A (ja) 1991-02-18
JP3051895B2 JP3051895B2 (ja) 2000-06-12

Family

ID=15874215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1168774A Expired - Fee Related JP3051895B2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 高圧気体貯蔵用岩盤タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3051895B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235098A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ohbayashi Corp 岩盤内貯蔵設備の排水,漏気検知方法
WO2004001281A1 (en) * 2002-06-25 2003-12-31 Statoil Asa Tank system for storage of fluids in a rock cavern and method for constructing a fluid tight barrier on the surface of rock formation in a cavern
KR100463666B1 (ko) * 2002-11-22 2004-12-30 이정찬 심지없는 자켓
JP2007231489A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Onward Kashiyama Co Ltd 上着用作り芯
CN108750430A (zh) * 2018-05-30 2018-11-06 广西大学 石油存储装置
SE544937C2 (en) * 2022-02-14 2023-01-10 H2Hive AB Method of preparing a fluid-tight subterranean fluid storage

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107963354B (zh) * 2017-11-22 2019-09-13 中国储备粮管理总公司 一种储油罐氮气气调工艺

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115997A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Central Res Inst Of Electric Power Ind 地中に設置されるガスタンク装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63115997A (ja) * 1986-11-04 1988-05-20 Central Res Inst Of Electric Power Ind 地中に設置されるガスタンク装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001235098A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ohbayashi Corp 岩盤内貯蔵設備の排水,漏気検知方法
WO2004001281A1 (en) * 2002-06-25 2003-12-31 Statoil Asa Tank system for storage of fluids in a rock cavern and method for constructing a fluid tight barrier on the surface of rock formation in a cavern
KR100463666B1 (ko) * 2002-11-22 2004-12-30 이정찬 심지없는 자켓
JP2007231489A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Onward Kashiyama Co Ltd 上着用作り芯
CN108750430A (zh) * 2018-05-30 2018-11-06 广西大学 石油存储装置
SE544937C2 (en) * 2022-02-14 2023-01-10 H2Hive AB Method of preparing a fluid-tight subterranean fluid storage
SE2250143A1 (en) * 2022-02-14 2023-01-10 H2Hive AB Method of preparing a fluid-tight subterranean fluid storage
WO2023153971A1 (en) * 2022-02-14 2023-08-17 H2Hive AB Method of preparing a fluid-tight subterranean fluid storage and a fluid-tight subterranean fluid storage

Also Published As

Publication number Publication date
JP3051895B2 (ja) 2000-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3670213B2 (ja) 天然ガスの貯蔵設備
US4634316A (en) Compacted deep foundation structure, method of and apparatus for building the same
CN111501772A (zh) Smw工法桩结合注浆钢管支撑支护施工方法
JPH0337500A (ja) 高圧気体貯蔵用岩盤タンク
GB2369400A (en) Underground water storage system
JPH0547685B2 (ja)
JPH0337499A (ja) 高圧気体の岩盤内貯蔵方法および高圧気体貯蔵用岩盤タンク
JPH0617555A (ja) 圧縮気体貯蔵用地中タンク
JP2681503B2 (ja) 鋼製沈埋凾およびその設置方法
CN112761178B (zh) 一种用于有限场地下具有引排水功能的变形式挡土墙结构
JPH03286028A (ja) 既設基礎の補強構造
JP2005023730A (ja) スカートサクション基礎構造体および同構造体の設置方法
CN222575547U (zh) 适用于场地受限建筑的悬臂式联合挡土墙
JP3107459B2 (ja) 場所打ち杭の支持力の確認と増加方法
JP3350847B2 (ja) 沈埋函接合工法
JP2810970B2 (ja) 地中施設の躯体構造
JPH08239842A (ja) 液状化防止用構造物及び液状化防止方法
JP2873622B2 (ja) 函体と支持杭の剛結方法
JP2832204B2 (ja) 液状化防止工法及び液状化防止構造
JP3595906B6 (ja) 浮力調整装置及びその使用方法
JPS5839718B2 (ja) 原油、液化ガス等の貯蔵用地下タンク
JP2581602B2 (ja) 廃棄物の処理方法
JPH10102790A (ja) コンクリート構造物周辺の補修方法
JPH02140329A (ja) プレハブ地下構造物
JP3035268B2 (ja) マンホール接続副管の設置構造とその施工方法並びにこれらに用いる設置ブロック

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees