JPH0338714Y2 - - Google Patents

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JPH0338714Y2
JPH0338714Y2 JP2891986U JP2891986U JPH0338714Y2 JP H0338714 Y2 JPH0338714 Y2 JP H0338714Y2 JP 2891986 U JP2891986 U JP 2891986U JP 2891986 U JP2891986 U JP 2891986U JP H0338714 Y2 JPH0338714 Y2 JP H0338714Y2
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moving
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、少なくともZ軸を含む平面内で移
動可能な複合移動テーブル装置に関し、特に移動
テーブルを移動させる場合の平行度の劣化を防止
して位置決めを高精度に行うようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
半導体集積回路の製造工程には、フオトレジス
トを塗布したウエハに回路パターンを露光して焼
付ける露光装置が用いられている。この露光装置
は、半導体集積回路の高集積化に伴い、0.1ミク
ロンオーダの高精度位置決めが要求されるように
なつてきている。
このような高精度の位置決めを行うには、単に
移動テーブルを送りねじで移動させる従来から公
知の移動台装置では困難である。このため、送り
ねじによつて移動されるテーブルを粗動テーブル
として用い、この粗動テーブル上に微小移動可能
に支持された微動台を設け、この微動台の絶対位
置をレーザー測定器により測定し、粗動テーブル
の動きの誤差を微動台を微小変位させて補正し、
精密な位置決めを行うようにすることが提案され
ている。
そして、露光装置としては、縮小投影式の露光
装置が一般に採用されている。この縮小投影式の
露光装置は、ウエハに小さな集積回路パターンを
一つづつ順に焼付けて行く所謂ステツプアンドリ
ピート式となつているので、ウエハの受光面の平
行度を高精度に維持する必要があり、従つてウエ
ハを載置するテーブルの上面の平行度も高精度に
維持する必要がある。
従来の複合移動テーブル装置としては、例えば
実開昭58−196834号公報に記載されているものが
ある。
この従来例には、その第2図に示されているZ
軸テーブルを最上段側に設ける方式と、第3図に
示されているZ軸テーブルを最下段側に設ける方
式とが開示されている。両者ともテーブルをZ軸
方向に移動させる方式として傾斜面を利用した傾
斜送り方式を採用していると共に、Zスライダを
水平方向に移動させることによりZ軸方向の移動
を行うように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例における第2図の方
式にあつては、ZスライダがXYスライダの上面
に載置されているので、Zスライダの重量がXY
スライダに掛かり、被Yスライダの作動時の慣性
質量が大きくなるから、作動速度を高めることが
できず、しかもXYスライダの支持部に対する負
荷が大きいからXYスライダの強度を大きくする
必要があり、XYスライダが大型重量化し、小型
軽量化を図ることができないという問題点があ
り、さらにXYスライダの支持部が独立してお
り、XY移動平面とZスライダの上面を平行とす
る必要があるが、XYスライダの作動によりZ方
向誤差が生じ易く、厳密な平行度を要求される露
光装置等には適用し得ないという問題点があつ
た。
また、第3図の方式にあつては、Zスライダの
上にXYスライダが載置されているので、XYス
ライダの作動時にはZスライダが何ら関与せず、
しかも露光装置に適用した場合には、Zスライダ
を作動させるときは、焦点調整を行う場合であ
り、Z方向の作動頻度はあまり多くないので、Z
スライダ上にXYスライダが載置されていても慣
性の影響を排除することができる利点があるが、
Zスライダをテーパー状に加工する必要があるの
で、平行度を厳密に維持することが困難であると
いう問題点は依然として残る。
さらに、上記第2図及び第3図の方式は、共に
Zスライダを水平方向に移動させてZ軸方向の移
動を行うようにしており、しかもZスライダとこ
れに載置されたZ軸方向に移動するテーブルとが
傾斜面の面接触となつているので、すべり摩擦抵
抗が大きく、Zスライダの移動に大きな動力を必
要とする(特に第3図の方式にあつては、XYス
ライダを載置しているのでなおさらである。)と
共に、Zスライダ上に載置したテーブルに対して
作用するZスライダの移動によりその移動方向へ
の力が大きくなり、テーブルの支持力を大きくす
る必要があり、また、ステイツクスリツプを生じ
易いという問題点もある。このため、Zスライダ
の傾斜案内面とこれに対接するテーブルとの間に
保持器付転動体を介在させることも考えられる
が、保持器付転動体を介在させる面が傾斜面であ
るため、使用中に保持器が傾斜面の下方にずれて
しまい保持器が固定部に当接して移動不能となる
と、テーブルの円滑な作動を保証し得なくなると
いう新たな問題点が生じる。この場合、保持器の
下方へのずれは、Zスライダの移動によつて生じ
る量は僅かであるが、これが累積されるので、長
期の使用によつて固定部に当接して移動不能とな
る。これを解決するために、保持器の移動を拘束
する力を加えるようにしてもよいが、Zスライダ
の精密な作動を確保する意味から好ましくない。
そこで、この考案は、上記従来例の問題点に着
目してなされたものであり、Z軸スライダの上面
と水平移動テーブルとの間に保持器付転動体を介
在させたときに、その保持器のずれを防止すると
共に、平行度を高精度に維持することが可能な複
合移動テーブル装置を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、この考案は、少な
くともZ軸を含む平面内で移動可能な複合移動テ
ーブル装置において、傾斜案内部を有する基台
と、該傾斜案内部に案内されて移動可能で且つ水
平上面を有する斜面スライダと、該斜面スライダ
を前記傾斜案内部に沿つて進退駆動する駆動機構
と、前記斜面スライダの水平上面上に保持器付転
動体を介して載置された水平移動可能な移動テー
ブルとを備えたことを特徴としている。
〔作用〕
この考案においては、駆動機構によつて、水平
上面を有する斜面スライダを基台の傾斜案内部に
沿つて移動させることにより、斜面スライダの移
動に拘らず、この斜面スライダとこれに載置され
る移動テーブルとの間を水平状態に維持すること
ができ、これら間に介装された保持器付転動体の
位置ずれを防止することができる。また、基台の
傾斜案内面の直線性を確保し、且つ斜面スライダ
の水平上面の平行度を確保することにより、斜面
スライダ上に保持器付転動体を介して載置する移
動テーブルの上下面を平行に面とすれば、斜面ス
ライダの移動に影響されることなく移動テーブル
の上面の平行度を確保することができ、この場合
の移動テーブルの上下面を平行面とするので、そ
の精密加工が容易であり、全体の精度を向上させ
ることができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
まず、この考案を適用し得る縮小投影露光装置
を第1図について説明する。
図中、101は縮小投影露光装置であつて、ウ
エハ102を載置するステージ103と、その上
面に対向して固定配置された縮小レンズ104
と、その上方位置に配置されたレチクル105を
載置するレチクル載置台106と、その上方位置
に配置された光源部107とから構成されてお
り、光源部107からの露光光線がレチクル10
5及び縮小レンズ104を介して複合移動テーブ
ル装置としてのXYZステージ103上のウエハ
102に照射され、レチクル105に形成された
回路パターンをウエハ102上に縮小投影する。
XYZステージ103は、XYZ軸の3軸方向に
移動可能に構成され、Z軸方向に移動させること
により焦点調整を行う。
縮小レンズ104を保持する筒体108のウエ
ハに対向する下端部には、露光光線を透過する透
孔109と、その周囲に等角間隔で4つの空気吹
き出しノズル110が形成されている。各ノズル
110は、共通の空気供給源111に絞り112
を介して接続されていると共に、共通の差圧変換
器113の一方の入力側に接続されている。差圧
変換器113の他方の入力側は、絞り114を介
して前記空気供給源111に接続されていると共
に、待機に連通されている。これらノズル11
0、空気供給源111、絞り112,114及び
差圧変換器113で空気マイクロメータ115が
構成されている。
そして、差圧変換器113の検出信号が焦点調
整制御装置116に供給され、この制御装置11
6で目標値設定器116aで予め設定した所定の
目標値と比較してその差値である誤差信号が増幅
器等で構成される駆動回路116bに供給され、
これにより、モータ等のアクチユエータを作動さ
せる励磁電流を形成し、これをXYZステージ1
13のZ軸駆動機構に供給してこれを駆動し、ノ
ズル110とウエハ102との間の間隔を適正値
に調節する。
前記XYZステージ103の具体例は、第2図
〜第8図に示すように構成されている。
すなわち、第2図において、1は基台としての
粗動テーブルであり、図示しないXY駆動機構に
よつて水平面内で移動可能に構成されている。
この粗動テーブル1の中央部には、第3図,第
4図及び第5図に示すように、案内台2が取付け
られている。この案内台2は、上面側に前下がり
に傾斜する幅広の凹部3を有して断面コ字状に形
成され、その凹部3を形成する対向内面に夫々傾
斜案内部としての前下がりに傾斜する傾斜案内溝
4a,4bが形成されている。
そして、案内台2の凹部3内に斜面スライダ5
が傾斜案内溝4a,4bに沿つて摺動可能に配設
されている。この斜面スライダ5は、その下面5
aが凹部3と平行な傾斜面とされ、且つ上面5b
が水平面に形成された台形状に形成され、その傾
斜案内溝4a,4bに対向する側面に傾斜案内溝
6a,6bが形成され、これら案内溝6a,6b
と前記傾斜案内溝4a,4bとの間に保持器付ク
ロスローラ7が介装されている。このクロスロー
ラ7は、第5図で拡大図示するように、多数の円
柱状のローラ7aが保持器7bにその延長方向に
交互に回動軸を90度異ならせた関係で保持され、
これらローラ7aが傾斜案内溝4a,4b及び6
a,6bの各対向面に交互に接触している。この
場合、クロスローラ7には予圧が掛けてあるの
で、保持器ずれは殆ど生じないが、保持器ずれを
少なくするために必要なら保持器7bの両端にば
ね力等を利用した保持器ずれ防止手段を設けるよ
うにしてもよい。このように、保持器ずれ防止手
段を設けたとしても、案内台2と斜面スライダ5
との間の摺動抵抗は斜面スライダ5の動きに影響
を与えることはない。すなわち、案内台2と斜面
スライダ5との間の摺動抵抗が略一定の摺動抵抗
が作用するようになつていれば摺動抵抗の絶対値
は後述する直流モータ9の出力を調整することに
よつて吸収することができる。ここで、傾斜案内
溝4a,4b及び6a,6bと保持器付クロスロ
ーラ7とでクロスローラガイドCGが形成されて
いる。
斜面スライダ5は、その後端面にボールナツト
8が固着され、このボールナツト8に駆動機構を
構成する直流モータ9の回転軸に連結されたボー
ルねじ11が螺合され、直流モータ9を回転駆動
することにより、傾斜案内溝4a,4bの延長方
向に移動される。
斜面スライダ5の水平上面5bには、保持器付
転動体13を介して移動テーブル14が水平面内
で移動可能に載置されている。ここで、保持器付
転動体13は、高精度に仕上げられた多数のボー
ル13aとこれを保持する保持器13bとで構成
されている。なお、13cは保持器付転動体13
の抜出しを防止するガイドである。
一方,粗動テーブル1上には、その左右両側部
にコ字状部15aとその両側の下端部から夫々前
後方向に延長する支持台16a,16bが固着さ
れ、この支持台16a,16b上にXY軸方向に
移動可能な移動テーブル17が制振剤としてのシ
リコングリースを介してXY方向に移動可能に支
持されている。
この移動テーブル17は、第5図及第7図に示
す如く、正方形部17aとその左右側面から段部
17bを形成して外方に延長する支持部17c,
17dとが一体に構成され、正方形部17aの中
央部に略正方形の透孔17eが、支持部17c,
17dに長方形の透孔17f,17gが夫々穿設
され、透孔17f,17g内に夫々第5図に示す
如く、前記支持台16a,16bに対向する制振
面18を有する制振部19が固着されており、ま
た、透孔17e内に前記移動テーブル14が挿入
されている。そして、移動テーブル17の上面と
移動テーブル14の上面との間に第7図に示す如
く板ばね20が橋架されている。この板ばね20
は、略台形状に形成され、その底辺部に中心線を
挟んで対称位置に平行なスリツト20aが形成さ
れて両側部20bと中央部20cとに分割され、
その中央部20cが移動テーブル14に、両側部
20bが移動テーブル17に夫々ビスによつて固
定され、移動テーブル14を下方に付勢してい
る。
また、粗動テーブル1には、前後方向に端部に
夫々コ字状の支持台21a,21bが固着され、
これら支持台21a,21bの脚部に板ばね22
を介してX方向に移動可能なコ字状のブロツク2
3a,23bが連接されている。これらブロツク
23a,23bの両側の支柱部24f,24r
は、上方に前記移動テーブル17の段部17bの
近傍に延長され、支柱部24fの前端側及び支柱
部24rの後端側と移動テーブル17の正方形1
7aとが板ばね25によつて連結されている。
そして、前記支持台21a,21b上に夫々コ
字状鉄心に励磁コイルを巻回した電磁石26a,
26bが配設され、これら電磁石26a,26b
の両端部が移動テーブル17の前後側縁に固着さ
れた磁性板27a,27bに所定間隔を保つて対
向され、且つ粗動テーブル1の支持台16a,1
6b下に同様のコ字状鉄心に励磁コイルを巻回し
た電磁石28a,28bが配設され、これらの電
磁石28a,28bの両端部がブロツク23a,
23bの中央部に固着された磁性板29a,29
bに所定間隔を保つて対向されている。したがつ
て、電磁石28a,28bの励磁コイルに通電す
る励磁電流量を調整することにより、ブロツク2
3a,23bを板ばね22に抗してX方向に微動
させ、これにより板ばね25を介して移動テーブ
ル17をX方向に微動させる。また、電磁石26
a,26bの励磁コイルに通電する励磁電流量を
調整することにより、板ばね25に抗して移動テ
ーブル17をY方向に微動させる。
また、移動テーブル17の上面には、幅広のチ
ヤツク取付板30が固着され、このチヤク取付板
30上に円板状の治具チヤク31が固着されてい
る。この治具チヤツク31は、上面に扇状の凹部
32が所定間隔を保つて形成されていると共に、
位置決め用ピン33が植設され、さらに外周縁部
に位置決め用環状枠34が固着され、また内部
に、真空源(図示せず)に接続された、左端縁か
ら中心部に達し、これから上面に開口する空気通
路34と、この空気通路34を囲むようにコ字状
に形成された空気通路35とを有し、空気通路3
5が前記各凹部32に連通されている。そして、
治具チヤツク31上にウエハ又はレチクルを載置
するチヤツク37が載置されている。このチヤツ
ク37は、治具チヤツク31に真空吸着され、下
面中心部から上方に向かう空気通路38と、その
上端部から外方に90度の間隔を保つて延長する空
気通路39とを有し、空気通路39と上面間に所
定間隔で吸引口が開口されている。
また、チヤツク取付板30には、その外周縁に
第4図に示す如くL字状の反射ミラー41が固着
されている。この反射ミラー41は、図示しない
X及びY軸のレーザー測長器からのレーザー光線
を反射するものであり、これらレーザー測長器に
よつて微動台の位置を性格に検出し、これに基づ
き前記電磁石26a,26b,28a,28bの
通電量を制御し、チヤツク37の位置決めを行
う。
なお、第4図〜第6図において、42は露光用
光源の光量むらを検出するための光検出素子であ
つて、移動テーブル17の支持部17cに固着し
たL字状支持部材43に取付けられ、粗動テーブ
ル1を順次移動させて複数個所での光量を測定す
ることにより、その測定位置と光量とに基づきパ
ターン認識して露光用光源の位置合わせを行う。
また、第4図において、44は温度検出器であつ
て、チヤツク37位置の温度を測定し、その測定
値に基づきチヤツク37位置の温度を所定値に維
持するように図示しない空調装置を制御する。さ
らに、第4図において、45はZ軸方向の制御原
点(中立位置)とその上限及び下限位置との3点
を検出する磁気を利用した検出器であつて、その
発磁体45aがチヤツク取付板30に取付けら
れ、検出部45bが支持台21aに取付けられて
おり、検出部45bから出力される検出信号を前
記焦点調整制御装置116の駆動回路116bに
供給することにより原点セツトを行う。
次に上記実施例の動作を説明する。まず、チヤ
ツク37上にウエハ又はレチクルを載置し、これ
を吸着保持させる。次いで、焦点調整を行う。こ
の焦点調整は、空気供給源111から圧力空気を
絞り112を介してノズル110に供給して空気
マイクロメータ115を作動状態とし、この状態
で焦点調整制御装置116を作動状態とする。
このように焦点調整制御装置116が作動状態
となると、目標値設定器116aで予め設定され
た焦点調整目標値と、差圧変換器113から出力
される差圧検出信号との差値でなる誤差信号が駆
動回路116bに供給され、この駆動回路116
bから出力される励磁電流がZ軸駆動機構を構成
する直流モータ9に出力される。このため、差圧
検出信号が目標値に対して小さいときには、ノズ
ル110とウエハ102との間隔が基準値より広
いので、例えば直流モータ9を逆転させる。この
ように直流モータ9が逆転すると、その回転力が
減速機10及びポールねじ11を介して斜面スラ
イダ5に伝達されるので、この斜面スライダ5が
クロスローラガイド7によつて案内されて後退
し、この後退に伴つて斜面スライダ5自体が上方
に移動する。このとき、斜面スライダ5は、その
上面5bを水平面に保つて移動するので、この上
面5b上に配置された保持器付転動体13は位置
ずれを生じることがなく、斜面スライダ5の円滑
な後退を確保することができる。しかも、この状
態で、クロスローラガイド7による斜面スライダ
5の直線移動性を確保しておくことにより、斜面
スライダ5の上面の平行度にくるいを生じること
がなく、また保持器付転動体13は高精度に製作
することができ、移動テーブル14、チヤツク取
付板30、治具チヤツチ31及びチヤツク37も
それらの上下面の平行度を精密に仕上げることが
可能であるので、斜面スライダ5の移動によつて
もウエハ102を載置するチヤツク37の上面の
平行度にくるいを生じることを防止することがで
きる。
そして、斜面スライダ5の上面5bが上方に移
動することにより、これに保持器付転動体13を
介して載置された移動テーブル14が上方に移動
し、この移動テーブル14上に載置されたチヤツ
ク取付板30、治具チヤツク31及びチヤツク3
7も上昇するので、ウエハ102とノズル110
との間隔が狭まり、基準値と一致した時点で上昇
が停止されて焦点調整を終了する。逆に差圧検出
信号の値が目標値より大きいときには、制御装置
116から直流モータ9を正転駆動する励磁電流
が出力され、直流モータ9が正転して、斜面スラ
イダ5を前進させて、移動テーブル14、チヤツ
ク取付板30、治具チヤツク31及びチヤツク3
7を下降させてウエハ102とノズル110との
間隔を広げ、これが基準位置に達したときに、そ
の下降が停止されて焦点調整を終了する。
この焦点調整を終了した状態で、ウエハ102
の位置調整を行うには、ウエハ102の移動距離
が大きい場合には、粗動テーブル1を駆動機構に
よつて高速移動させて目標位置近傍に移動させ、
次いで微動台の電磁石26a,26b及び/又は
電磁石28a,28bの励磁コイルに通電して移
動テーブル17をXY方向に微動させ、この微動
の絶対値ををレーザー測長器(図示せず)で正確
に検出し、この検出値に基づき電磁石2水平面内
で振動することになるが、移動テーブル17に制
振部19が形成され、その制振面18が高粘度の
シリコングリースを介して支持台16a,16b
の上面に支持されているので、大きな制振効果を
得ることができる。
さらに、光源部107の水銀ランプ等を交換す
る際に、水銀ランプの取付け位置を調整する場合
には、一旦水銀ランプを所定位置に取付け、この
状態で点灯して、露光光線をステージ103の上
面上に照射する。この露光光線の照射状態で、粗
動テーブル1を駆動機構によつて移動させ、露光
光線の照射範囲内に複数個所の光量検出器42を
移動させ、各位置における光量検出器42の光量
検出出力を図示しない処理装置に供給することに
より、露光光線の光量分布を検出し、これを例え
ば光量毎に異なる色でデイスプレイ装置に表示
し、この表示に応じて水銀ランプの取付け位置を
調整することにより、水銀ランプの取付け精度を
向上することができる。
なお、上記実施例においては、斜面スライダ5
を粗動テーブル1上の案内台2にクロスローラガ
イドCGを介して支持する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、案内台2の
傾斜凹部3と斜面スライダ5の下面5aとを面接
触させるようにしてもよい。
また、斜面スライダ5の駆動機構としては、上
記実施例に限定されるものではなく、直流モータ
に代えてパルスモータを適用することもできると
共に、必要に応じて減速機を介装することもで
き、また送りねじ方式、カム駆動方式等の種々の
駆動機構を適用し得る。
さらに、上記実施例においては、斜面スライダ
5上に載置した移動テーブル14がXY方向に移
動する場合について説明したが、X方向又はY方
向のみ移動する場合でもこの考案を適用すること
ができ、この場合には、保持器付転動体13とし
てボールに限らずころも適用することができる。
またさらに、上記実施例においては、この考案
の縮小投影露光装置に適用した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、他の工
作機械のXYZテーブル等任意のXYZテーブルに
適用し得ること勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、傾斜
案内部を有する基台上に、水平上面を有する斜面
スライダを駆動機構によつて傾斜案内部に沿つて
移動可能に配置し、この斜面スライダの上面に保
持器付転動体を介して水平面内に移動可能な移動
テーブルを配置する構成としたので、保持器付転
動体によつて移動テーブルを移動させる際の負荷
が大幅に軽減され、しかも保持器付転動体は、斜
面スライダの水平上面と移動テーブル間に介在さ
れているので、移動テーブル又は斜面スライダの
移動によつても位置ずれを起こすことがなく、両
者の円滑な移動を確保することができ、さらに斜
面スライダ又は移動テーブルの移動によつて平行
度にくるいを生じることを防止することができ、
高精度の移動テーブル装置を提供することができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用し得る縮小投影露光装
置の一例を示す概略構成図、第2図はこの考案の
一実施例を示す概略斜視図、第3図は第2図の分
解斜視図、第4図はステージの平面図、第5図は
第4図の−線状の断面図、第6図は第4図の
−線上の断面図、第7図は第5図の−線
上の断面図、第8図はこの考案に適用し得る治具
チヤツクの平面図である。 図中、1は粗動テーブル(基台)、2は案内台、
5は斜面スライダ、7はクロスローラガイド、9
は直流モータ、10は減速機、11はボールね
じ、13は保持器付転動体、14,17は移動テ
ーブル、19は制振部、20,22,25は板ば
ね、26a,26b,28a,28bは電磁石、
31は治具チヤツク、37はウエハチヤツク、1
01は縮小投影露光装置、102はウエハ、10
3はステージ、104は縮小レンズ、107は光
源部、115は空気マイクロメータ、116は焦
点調整制御装置である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくともZ軸を含む平面内で移動可能な複
    合移動テーブル装置において、傾斜案内部を有
    する基台と、該傾斜案内部に案内されて移動可
    能で且つ水平上面を有する斜面スライダと、該
    斜面スライダを前記傾斜案内部に沿つて進退駆
    動する駆動機構と、前記斜面スライダの水平上
    面上に保持器付転動体を介して載置された水平
    移動可能な移動テーブルとを備えたことを特徴
    とする複合移動テーブル装置。 2 前記傾斜案内部がクロスローラガイドで構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の複合移動テーブル6a,26b及び/又は電
    磁石28a,28bの励磁コイルへの通電量を
    制御することにより、サブミクロンオーダの位
    置決めを行うことができる。このように、XY
    軸方向の微動を行う駆動機構として、電磁石を
    採用することにより、モータを使用する場合の
    ように振動を発生することがなく、移動テーブ
    ル14,17のXY方向への移動の際にZ軸方
    向の位置ずれを防止することができる。また、
    粗動テーブル1を駆動機構によつて高速移動さ
    せたとき、移動テーブル14,17、チヤツク
    取付板30、治具チヤツク31及びチヤツク3
    7等の慣性により、これらが装置。
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US07/019,223 US4739545A (en) 1986-02-28 1987-02-26 Composite movement table apparatus
DE19873706327 DE3706327C2 (de) 1986-02-28 1987-02-27 Bewegliche Verbundtischanordnung für die fotolithografische Herstellung
GB8704829A GB2188263B (en) 1986-02-28 1987-03-02 Composite movement table apparatus

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