JPH0338720B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338720B2 JPH0338720B2 JP59268734A JP26873484A JPH0338720B2 JP H0338720 B2 JPH0338720 B2 JP H0338720B2 JP 59268734 A JP59268734 A JP 59268734A JP 26873484 A JP26873484 A JP 26873484A JP H0338720 B2 JPH0338720 B2 JP H0338720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- signal
- inverter
- current
- output
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/26—Measuring, controlling or protecting
- H05G1/30—Controlling
- H05G1/32—Supply voltage of the X-ray apparatus or tube
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/26—Measuring, controlling or protecting
- H05G1/54—Protecting or lifetime prediction
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
関連出願との関係
この発明はこの出願と同日に出願された係属中
の米国特許出願通し番号第564538号、同第564622
号、同第564582号、同第564550号及び同第564621
号と関係を有する。
の米国特許出願通し番号第564538号、同第564622
号、同第564582号、同第564550号及び同第564621
号と関係を有する。
発明の背景
この発明は全般的にX線発生装置、更に具体的
に云えば、X線管と共に使われるインバータ駆動
の高圧発生装置に対する保護回路に関する。
に云えば、X線管と共に使われるインバータ駆動
の高圧発生装置に対する保護回路に関する。
X線を発生して利用する場合、当面の特定の用
途又は手順に合う様な特定の電圧及び電流レベル
を選択するのが普通である。例えば医療用X線作
像の分野では、普通の放射線写真法で使われる典
型的な高圧レベルは50乃至150kVの範囲内である
ことがあるが、螢光写真法では、電圧は50乃至
120kVの範囲であることがより多く、乳房造影法
に使われるX線では、24乃至50kVの範囲である
可能性が一層強い。同様に、印加される電流のレ
ベルは螢光写真法の場合の0.1mAから或る放射
線写真法の手順の場合の1250mAまで変わり得
る。従来、こういう電圧及び電流レベルは、オペ
レータが希望するkVp及びmAの設定をすること
が出来る様にする回路の設計によつて制御されて
いた。例えば負荷の変化、線路電圧の変化、又は
フイラメント温度の変化の様な露出中に起り得る
装置の変動の為、kVp及びmAの値を好ましいレ
ベルに精密に維持することは不可能であつた。X
線発生器の製造業者は、従来、起り得る変化を予
想して、kVp及びmAを予定の許容公差の範囲内
に抑えるのに十分な形で、こういう変動を補償す
る回路設計特徴を取入れようと努めて来た。
途又は手順に合う様な特定の電圧及び電流レベル
を選択するのが普通である。例えば医療用X線作
像の分野では、普通の放射線写真法で使われる典
型的な高圧レベルは50乃至150kVの範囲内である
ことがあるが、螢光写真法では、電圧は50乃至
120kVの範囲であることがより多く、乳房造影法
に使われるX線では、24乃至50kVの範囲である
可能性が一層強い。同様に、印加される電流のレ
ベルは螢光写真法の場合の0.1mAから或る放射
線写真法の手順の場合の1250mAまで変わり得
る。従来、こういう電圧及び電流レベルは、オペ
レータが希望するkVp及びmAの設定をすること
が出来る様にする回路の設計によつて制御されて
いた。例えば負荷の変化、線路電圧の変化、又は
フイラメント温度の変化の様な露出中に起り得る
装置の変動の為、kVp及びmAの値を好ましいレ
ベルに精密に維持することは不可能であつた。X
線発生器の製造業者は、従来、起り得る変化を予
想して、kVp及びmAを予定の許容公差の範囲内
に抑えるのに十分な形で、こういう変動を補償す
る回路設計特徴を取入れようと努めて来た。
最近の開発は、上に述べた開放ループ方式の欠
点を克服する様な閉ループ帰還方式の線に沿つて
進んでいる。この様な1つの方式は、閉ループ帰
還装置がX線発生装置のmAを制御するものであ
る。こういう装置が係属中の米国特許出願通し番
号第375088号に記載されている。
点を克服する様な閉ループ帰還方式の線に沿つて
進んでいる。この様な1つの方式は、閉ループ帰
還装置がX線発生装置のmAを制御するものであ
る。こういう装置が係属中の米国特許出願通し番
号第375088号に記載されている。
kVp制御の分野では、出力電圧を感知し、その
帰還信号を使つて、予定の電圧レベルを保つ様な
速い効果的な応答をする形で、出力電圧を直接的
に変調する様な満足し得る閉ループ方式が開発さ
れていない。
帰還信号を使つて、予定の電圧レベルを保つ様な
速い効果的な応答をする形で、出力電圧を直接的
に変調する様な満足し得る閉ループ方式が開発さ
れていない。
線路に起り得る変動に対して略一定の電圧レベ
ルを保つ従来の方式は、可変出力を得る為にモー
タによつて駆動される可変入出力変圧器である所
謂ボルト・パツクを使うことである。ボルト・パ
ツクの主な欠点は、その動作が比較的遅いことで
ある。即ち、ボルト・パツクは応答時間が約1秒
である。この理由で、ボルト・パツク制御装置
は、露出を開始する時の正しい電圧を設定する為
にのみ使われ、長い露出(螢光透視法の露出)の
間以外は、その後で調節しない。これと較べて、
X線発生装置に対する所望の応答時間はミリ秒の
範囲であつて、様々な手順並びに用途に対し、明
確に限定された短い電力パルスを提供することの
出来るものである。例えば、立上り時間が非常に
速く、即ち、1ミリ秒と云う様に短く、1ミリ秒
という様に露出用の短い平坦なピークを持ち、且
つ立下り時間が速い高圧パルスが得られることが
望ましい。この為、補正は1ミリ秒未満の内に行
う必要がある。
ルを保つ従来の方式は、可変出力を得る為にモー
タによつて駆動される可変入出力変圧器である所
謂ボルト・パツクを使うことである。ボルト・パ
ツクの主な欠点は、その動作が比較的遅いことで
ある。即ち、ボルト・パツクは応答時間が約1秒
である。この理由で、ボルト・パツク制御装置
は、露出を開始する時の正しい電圧を設定する為
にのみ使われ、長い露出(螢光透視法の露出)の
間以外は、その後で調節しない。これと較べて、
X線発生装置に対する所望の応答時間はミリ秒の
範囲であつて、様々な手順並びに用途に対し、明
確に限定された短い電力パルスを提供することの
出来るものである。例えば、立上り時間が非常に
速く、即ち、1ミリ秒と云う様に短く、1ミリ秒
という様に露出用の短い平坦なピークを持ち、且
つ立下り時間が速い高圧パルスが得られることが
望ましい。この為、補正は1ミリ秒未満の内に行
う必要がある。
高圧変圧器の1次側に交流を供給する為に、イ
ンバータをX線発生回路に使うことは公知であ
る。然し、主にその制御が比較的困難である理由
で、この為にトランジスタが使われることは一般
的になかつた。むしろこういう用途でスイツチン
グ素子として使われるのはサイリスタであつた。
サイリスタは一般的に頑丈で制御が比較的容易で
あると考えられるが、強制転流回路を使うことを
必要とするという固有の欠点がある。この為、余
分の部品が必要であるだけでなく、追加した静電
容量が回路の応答時間を実質的に遅くする傾向が
ある。例えば、サイリスタ・インバータを使う
時、妥当なレベルの再現性を保つと同時に、1ミ
リ秒の範囲内の短い高圧パルスを得るのが困難で
ある。
ンバータをX線発生回路に使うことは公知であ
る。然し、主にその制御が比較的困難である理由
で、この為にトランジスタが使われることは一般
的になかつた。むしろこういう用途でスイツチン
グ素子として使われるのはサイリスタであつた。
サイリスタは一般的に頑丈で制御が比較的容易で
あると考えられるが、強制転流回路を使うことを
必要とするという固有の欠点がある。この為、余
分の部品が必要であるだけでなく、追加した静電
容量が回路の応答時間を実質的に遅くする傾向が
ある。例えば、サイリスタ・インバータを使う
時、妥当なレベルの再現性を保つと同時に、1ミ
リ秒の範囲内の短い高圧パルスを得るのが困難で
ある。
インバータからの交流出力を制御する場合、イ
ンバータに対する直流電圧の供給を制御する多数
の方式が考えられる。その若干を挙げれば、位相
制御形整流器、トランジスタ直列又は並列調整
器、及び半導体スイツチング形直流電圧制御装置
がある。この内、半導体スイツチング装置は普通
はチヨツパと呼ばれていて、他の方式よりも、一
層効率よく且つ一層応答の速い直流電圧の制御が
得られる。然し、直流回路でかなりの炉波作用を
必要とする為、完全閉ループ形電圧調整インバー
タ電源で動作する時は応答時間がずつと遅くな
る。この様な間接的な方式では、X線を発生装置
の動作中に必要な、大きな電圧及び電流の変動に
対処する為に使わなければならない強制転流回路
の為、より多くの回路損失が起る。更に、この様
な構成では、インバータから送出される電力が、
1回は直流電圧制御装置により、そうしてもう1
回はインバータにより、2回処理されることが理
解されよう。
ンバータに対する直流電圧の供給を制御する多数
の方式が考えられる。その若干を挙げれば、位相
制御形整流器、トランジスタ直列又は並列調整
器、及び半導体スイツチング形直流電圧制御装置
がある。この内、半導体スイツチング装置は普通
はチヨツパと呼ばれていて、他の方式よりも、一
層効率よく且つ一層応答の速い直流電圧の制御が
得られる。然し、直流回路でかなりの炉波作用を
必要とする為、完全閉ループ形電圧調整インバー
タ電源で動作する時は応答時間がずつと遅くな
る。この様な間接的な方式では、X線を発生装置
の動作中に必要な、大きな電圧及び電流の変動に
対処する為に使わなければならない強制転流回路
の為、より多くの回路損失が起る。更に、この様
な構成では、インバータから送出される電力が、
1回は直流電圧制御装置により、そうしてもう1
回はインバータにより、2回処理されることが理
解されよう。
源及び負荷に起る固有の変動の他に、高圧側に
X線管のアークの様な偶発的な或る計画外の状態
が起り、それを制御しないと、部品の損傷を招く
ことがある。更にどんな制御回路でも、低圧制御
回路に誤動作又は故障の惧れがあり、それを検出
して処理しないと、制御回路の出力又は制御回路
自体の内部に望ましくない結果を招くことがあ
る。この為、普通の装置にどんな制御又は性能を
よくする特徴を追加しても、その様な改良を行う
為に関連した監視及び調整の機能を設けなければ
ならない。この為、医療診断装置に使うX線発生
器の分野では、従来の方式に目立つた変更を加え
るのは気が進まないことであつた。
X線管のアークの様な偶発的な或る計画外の状態
が起り、それを制御しないと、部品の損傷を招く
ことがある。更にどんな制御回路でも、低圧制御
回路に誤動作又は故障の惧れがあり、それを検出
して処理しないと、制御回路の出力又は制御回路
自体の内部に望ましくない結果を招くことがあ
る。この為、普通の装置にどんな制御又は性能を
よくする特徴を追加しても、その様な改良を行う
為に関連した監視及び調整の機能を設けなければ
ならない。この為、医療診断装置に使うX線発生
器の分野では、従来の方式に目立つた変更を加え
るのは気が進まないことであつた。
X線発生装置の製造業者にとつては、閉ループ
電圧帰還装置にすることが長い間の希望であつた
が、X線の用途の典型的な条件(即ち、0.1乃至
1250mAの範囲内の可変の負荷、24乃至150kVp
の範囲の可変の電圧及び0.25という低いmA)の
為に、この様な適当な装置は作るのが困難であつ
た。リツプルの制御がよいこと、再現性が高いこ
と、直線性がよいこと並びに立上り時間が速くて
電力波形の形が制御されること、定常状態の短い
露出時間が得られること、並びに立下り時間が短
いことゝいう様な性能上の種々の条件の為、その
課題は尚更困難になる。
電圧帰還装置にすることが長い間の希望であつた
が、X線の用途の典型的な条件(即ち、0.1乃至
1250mAの範囲内の可変の負荷、24乃至150kVp
の範囲の可変の電圧及び0.25という低いmA)の
為に、この様な適当な装置は作るのが困難であつ
た。リツプルの制御がよいこと、再現性が高いこ
と、直線性がよいこと並びに立上り時間が速くて
電力波形の形が制御されること、定常状態の短い
露出時間が得られること、並びに立下り時間が短
いことゝいう様な性能上の種々の条件の為、その
課題は尚更困難になる。
普通のX線発生装置では、高圧側で過電圧又は
閃絡状態が起ると、低圧側の1次側で電流の流れ
に変化が感知されるまでは、そのことが検出され
ず、この変化が感知された時にだけ、安全用接触
器をオフに引外し、装置の動作を停止する。この
様な間接的な方式は、こういう問題に反応するの
に20ミリ秒という長い時間を要することがある。
その期間中、過電圧スパイク又は過渡状態が高圧
側にとヾまり、その部品の損傷を招いたり或いは
低圧制御側に達すれば、制御回路の損傷を招くこ
とがある。
閃絡状態が起ると、低圧側の1次側で電流の流れ
に変化が感知されるまでは、そのことが検出され
ず、この変化が感知された時にだけ、安全用接触
器をオフに引外し、装置の動作を停止する。この
様な間接的な方式は、こういう問題に反応するの
に20ミリ秒という長い時間を要することがある。
その期間中、過電圧スパイク又は過渡状態が高圧
側にとヾまり、その部品の損傷を招いたり或いは
低圧制御側に達すれば、制御回路の損傷を招くこ
とがある。
発明の目的
従つて、この発明の主な目的は、閉ループ回路
を介して、X線管に印加される出力電圧を制御す
る手段を持つ改良されたX線発生装置を提供する
ことである。
を介して、X線管に印加される出力電圧を制御す
る手段を持つ改良されたX線発生装置を提供する
ことである。
この発明の別の目的は、所望の電圧出力を維持
する様に、入力電圧並びに負荷の変動に速やかに
且つ正確に応答する様に作用する閉ループ電圧帰
還ループをX線発生装置に設けることである。
する様に、入力電圧並びに負荷の変動に速やかに
且つ正確に応答する様に作用する閉ループ電圧帰
還ループをX線発生装置に設けることである。
この発明の別の目的は、速い立上り時間の後に
略一定電圧の比較的短い露出時間が続き、その後
比較的速い立下り時間が続く様な電圧パルスを発
生する様に、広い範囲の動作状態にわたつて十分
に速く且つ応答性を持つ制御回路をX線発生装置
に設けることである。
略一定電圧の比較的短い露出時間が続き、その後
比較的速い立下り時間が続く様な電圧パルスを発
生する様に、広い範囲の動作状態にわたつて十分
に速く且つ応答性を持つ制御回路をX線発生装置
に設けることである。
この発明の別の目的は、好ましくない動作状態
を感知し、敏速に応答して、装置の内、少なくと
も直接的に関係する部分の動作を停止して、それ
以上の損傷が起らない様にする保護回路をX線発
生装置に設けることである。
を感知し、敏速に応答して、装置の内、少なくと
も直接的に関係する部分の動作を停止して、それ
以上の損傷が起らない様にする保護回路をX線発
生装置に設けることである。
上記並びにその他の目的及び特徴及び利点は、
以下図面について説明する所から、更によく理解
されよう。
以下図面について説明する所から、更によく理解
されよう。
発明の要約
簡単に云うと、この発明の1面では、X線発生
装置が、X線管から高圧帰還を持つと共に、この
帰還に応答してX線管に対する予定の電圧レベル
を維持する様な形で、装置のインバータの動作を
制御する制御回路を持つている。こうして帰還信
号がインバータの出力を直接的に制御する様に印
加され、この為装置は線路電圧及び負荷の変動に
対して速やかに且つ正確に応答し得る。高圧変圧
器、高圧出力炉波器及び高圧分流回路の様な協働
する部品は、装置の速い応答という特徴と合い、
且つそれに寄与する様に設計されている。この結
果得られる制御回路は、1ミリ秒という短い立上
り時間、リツプルをごく少なくして1ミリ秒とい
う短い定常状態の高圧期間、特に0.25mAという
様な非常に低いmAに対しての速い立下り時間を
持つ高圧出力をX線管に供給することの出来る装
置になる。
装置が、X線管から高圧帰還を持つと共に、この
帰還に応答してX線管に対する予定の電圧レベル
を維持する様な形で、装置のインバータの動作を
制御する制御回路を持つている。こうして帰還信
号がインバータの出力を直接的に制御する様に印
加され、この為装置は線路電圧及び負荷の変動に
対して速やかに且つ正確に応答し得る。高圧変圧
器、高圧出力炉波器及び高圧分流回路の様な協働
する部品は、装置の速い応答という特徴と合い、
且つそれに寄与する様に設計されている。この結
果得られる制御回路は、1ミリ秒という短い立上
り時間、リツプルをごく少なくして1ミリ秒とい
う短い定常状態の高圧期間、特に0.25mAという
様な非常に低いmAに対しての速い立下り時間を
持つ高圧出力をX線管に供給することの出来る装
置になる。
この発明の別の1面として、比較的高い周波数
(即ち、数kHzの範囲内)で動作するトランジス
タ・インバータが、矩形波のパルス幅変調出力を
発生する様になつている。その整流出力電圧レベ
ルは、出力波形のマーク/スペース比だけでな
く、周波数をも選択的に変えることによつて制御
される。インバータは、オペレータの設定、出力
電圧の帰還、並びに装置の或る動作常態を表わす
様に発生された信号に応答して制御される。
(即ち、数kHzの範囲内)で動作するトランジス
タ・インバータが、矩形波のパルス幅変調出力を
発生する様になつている。その整流出力電圧レベ
ルは、出力波形のマーク/スペース比だけでな
く、周波数をも選択的に変えることによつて制御
される。インバータは、オペレータの設定、出力
電圧の帰還、並びに装置の或る動作常態を表わす
様に発生された信号に応答して制御される。
この発明の別の1面は、変圧器の鉄心を飽和状
態を感知し、それに応答して問題を軽減する様に
是正措置を開始することである。変圧器の電流を
感知して、その結果得られた信号を積分して、鉄
心が飽和状態に近づいているという表示を求める
手段を設ける。その後、この信号を鋸歯状波発生
器に印加して制御信号を発生する。この制御信号
が、飽和状態を軽減する様な形で、2つの対角線
の電流の流れを選択的に不平衡にする様に作用す
る。
態を感知し、それに応答して問題を軽減する様に
是正措置を開始することである。変圧器の電流を
感知して、その結果得られた信号を積分して、鉄
心が飽和状態に近づいているという表示を求める
手段を設ける。その後、この信号を鋸歯状波発生
器に印加して制御信号を発生する。この制御信号
が、飽和状態を軽減する様な形で、2つの対角線
の電流の流れを選択的に不平衡にする様に作用す
る。
電圧帰還ループには、進相回路を設けて、装置
の利得を動的に変え、最初の段階の間は高い利得
が得られて立上り時間を短くする様にすると共
に、その後は利得を減少して、立上り時間の終り
のkVのオーバシユートをクランプする。この効
果を得る為、電圧帰還信号を増幅器の入力の電圧
要求信号に印加する前に、進相回路に印加する。
進相回路が導入する付随的な雑音が、増幅器の帰
還ループに設けられた遅相回路によつて軽減され
る。
の利得を動的に変え、最初の段階の間は高い利得
が得られて立上り時間を短くする様にすると共
に、その後は利得を減少して、立上り時間の終り
のkVのオーバシユートをクランプする。この効
果を得る為、電圧帰還信号を増幅器の入力の電圧
要求信号に印加する前に、進相回路に印加する。
進相回路が導入する付随的な雑音が、増幅器の帰
還ループに設けられた遅相回路によつて軽減され
る。
高圧分圧回路を設けて、制御回路に使う為、出
力電圧を表わす低圧制御信号を取出す。分圧器の
高圧部分に別個のコンデンサを使う代りに、波
コンデンサをその目的に使い、こうして2重の目
的を役立てる。これは部品の数を実質的に減らす
ことにつながり、この発明の高周波パルス幅変調
出力に使う時、過渡的な応答がよい閉ループ電圧
帰還装置が得られる。
力電圧を表わす低圧制御信号を取出す。分圧器の
高圧部分に別個のコンデンサを使う代りに、波
コンデンサをその目的に使い、こうして2重の目
的を役立てる。これは部品の数を実質的に減らす
ことにつながり、この発明の高周波パルス幅変調
出力に使う時、過渡的な応答がよい閉ループ電圧
帰還装置が得られる。
起り得る誤動作、電圧スパイク、閃絡等によつ
て起り得る望ましくない状態から装置を保護する
為、マイクロプロセツサを取入れて装置を監視
し、それが受取る状態信号に基づいて、装置の動
作を変調したり、或いはそれに応じて装置の運転
を停止する。保護装置がそれに対して、装置の動
作を下げ、防止し又は停止する様な或る特定の状
態は、出力に於ける過大電圧、大地に対する陽極
と陰極の不平衡、過大な電流の流れ、過大なキロ
ボルト数の制御されない要求である。出力電圧レ
ベルが要求値又は装置の設定点の75%に達した後
にのみ、X線露出の調時を開始し、こうして改良
された性能を保証すると共に、所要の調整条件を
充たす。
て起り得る望ましくない状態から装置を保護する
為、マイクロプロセツサを取入れて装置を監視
し、それが受取る状態信号に基づいて、装置の動
作を変調したり、或いはそれに応じて装置の運転
を停止する。保護装置がそれに対して、装置の動
作を下げ、防止し又は停止する様な或る特定の状
態は、出力に於ける過大電圧、大地に対する陽極
と陰極の不平衡、過大な電流の流れ、過大なキロ
ボルト数の制御されない要求である。出力電圧レ
ベルが要求値又は装置の設定点の75%に達した後
にのみ、X線露出の調時を開始し、こうして改良
された性能を保証すると共に、所要の調整条件を
充たす。
この発明の好ましい実施例が図面に示されてい
て、以下説明するが、この発明の範囲内で種々の
変更を変えることが出来ることを承知されたい。
て、以下説明するが、この発明の範囲内で種々の
変更を変えることが出来ることを承知されたい。
好ましい実施例の説明
従来の典型的なX線発生装置が第1図に示され
ており、3相電源11が単巻変圧器12を介して
3相変圧器13に接続されている。単巻変圧器1
2のタツプを1次コイル16に対して選択的に変
えて、入力側の線路に対する1次側の接続を変
え、こうして線路の変化する状態を補償すること
が出来る。電力変圧器13は典型的にはY結線の
1次側17及びΔ−Y結線の2次巻線18を持つ
のが典型的であり、パルス12個又は6個の出力波
形を発生する。この後出力が両波整流ブリツジ1
9,21に接続され、これから高い電圧がX線管
22に供給される。X線管22に対する電力レベ
ルは、可変入出力変圧器13によつて変えられ
る。その1次巻線17が静止形接触器23、普通
はSCRによつて選択的に閉じられる。この様な
従来の装置は上に述べたいろいろの欠点がある。
ており、3相電源11が単巻変圧器12を介して
3相変圧器13に接続されている。単巻変圧器1
2のタツプを1次コイル16に対して選択的に変
えて、入力側の線路に対する1次側の接続を変
え、こうして線路の変化する状態を補償すること
が出来る。電力変圧器13は典型的にはY結線の
1次側17及びΔ−Y結線の2次巻線18を持つ
のが典型的であり、パルス12個又は6個の出力波
形を発生する。この後出力が両波整流ブリツジ1
9,21に接続され、これから高い電圧がX線管
22に供給される。X線管22に対する電力レベ
ルは、可変入出力変圧器13によつて変えられ
る。その1次巻線17が静止形接触器23、普通
はSCRによつて選択的に閉じられる。この様な
従来の装置は上に述べたいろいろの欠点がある。
この発明のX線発生装置が第2図に示されてお
り、3相電源23、交流から直流への3相被制御
整流器24、LC波器26、及び可変の高周波
状態、即ち、数キロヘルツ範囲内で動作する直流
から交流へのパルス幅変調形インバータ27で構
成される。インバータ27の出力は、後で更に詳
しく説明する様に、kVp帰還制御器によつてマー
ク・スペース比及び周波数の両方を変える手段に
よるパルス幅変調によつて制御される。PWMイ
ンバータ27の出力が高圧変圧器28に送られ、
単相整流器29を介して最終的にX線管31に印
加される。X線管31は、150kVまでの電圧レベ
ルで動作するが、特定の用途並びに手順に応じ
て、0.1mA乃至1250mAの任意の負荷となり、
放射線写真の種々の用途に対処する為に、1ミリ
秒乃至数秒の広い範囲の露出時間を持つことが出
来なければならない。この発明は、これから詳し
く説明する様に、X線出力を高速で正確な形で制
御することにより、この様な広い範囲の動作状態
及び性能パラメータが得られる様にする。第2図
を見れば、この応答の速い装置の主な特徴が閉ル
ープ帰還制御装置であることが判る。この帰還制
御装置が、分圧器32によつてX線管31の両端
の電圧を感知し、それを表わす信号を高圧帰還制
御装置33に送り、この帰還制御装置がPWMイ
ンバータ27に対する制御信号を発生する。
り、3相電源23、交流から直流への3相被制御
整流器24、LC波器26、及び可変の高周波
状態、即ち、数キロヘルツ範囲内で動作する直流
から交流へのパルス幅変調形インバータ27で構
成される。インバータ27の出力は、後で更に詳
しく説明する様に、kVp帰還制御器によつてマー
ク・スペース比及び周波数の両方を変える手段に
よるパルス幅変調によつて制御される。PWMイ
ンバータ27の出力が高圧変圧器28に送られ、
単相整流器29を介して最終的にX線管31に印
加される。X線管31は、150kVまでの電圧レベ
ルで動作するが、特定の用途並びに手順に応じ
て、0.1mA乃至1250mAの任意の負荷となり、
放射線写真の種々の用途に対処する為に、1ミリ
秒乃至数秒の広い範囲の露出時間を持つことが出
来なければならない。この発明は、これから詳し
く説明する様に、X線出力を高速で正確な形で制
御することにより、この様な広い範囲の動作状態
及び性能パラメータが得られる様にする。第2図
を見れば、この応答の速い装置の主な特徴が閉ル
ープ帰還制御装置であることが判る。この帰還制
御装置が、分圧器32によつてX線管31の両端
の電圧を感知し、それを表わす信号を高圧帰還制
御装置33に送り、この帰還制御装置がPWMイ
ンバータ27に対する制御信号を発生する。
電源を3相入力と説明したが、単相入力であつ
てもよいことを述べておきたい。この発明の装置
は、従来の発生器よりもずつと高い周波数で動作
する様に設計されているから、波形のリツプルの
問題は大幅に低下する。この理由で、従来のX線
発生器で単相動作が出来ない場合でも、この発明
の特徴を取入れて使う時は、実用的に出来る。
てもよいことを述べておきたい。この発明の装置
は、従来の発生器よりもずつと高い周波数で動作
する様に設計されているから、波形のリツプルの
問題は大幅に低下する。この理由で、従来のX線
発生器で単相動作が出来ない場合でも、この発明
の特徴を取入れて使う時は、実用的に出来る。
この発明の矩形波パルス幅変調インバータ及び
制御装置が第3A図及び第3B図に図式的に示さ
れており、マイクロプロセツサ30を用いた中央
制御マイクロプロセツサ・キロボルト数要求制御
装置33、混合増幅器及び帰還制御器34、鋸歯
状波発生器及び比較器36、論理制御装置37、
電力カトランジスタ制御器38、矩形波パルス幅
変調トランジスタ・インバータ27、電力カトラ
ンジスタ・インバータ27から論理制御装置37
への安全信号のインターロツクを制御する専用の
マイクロコンピユータ41を持つインバータ・モ
ニタ40、高圧変圧器28、高圧整流器29、高
圧分流器32、高圧分圧帰還回路46、誤差信号
並びに鋸歯状波発生器及び比較器36と共に作用
する飽和防止回路47、電流限界回路48、表示
コンソール及びオペレータ制御装置49(マイク
ロプロセツサを取付けてある)及び作像装置51
で構成されており、これらは普通の形式であつて
よい。次に第3図に示す装置全体を全般的に説明
し、個々の部品はその後で更に詳しく説明する。
制御装置が第3A図及び第3B図に図式的に示さ
れており、マイクロプロセツサ30を用いた中央
制御マイクロプロセツサ・キロボルト数要求制御
装置33、混合増幅器及び帰還制御器34、鋸歯
状波発生器及び比較器36、論理制御装置37、
電力カトランジスタ制御器38、矩形波パルス幅
変調トランジスタ・インバータ27、電力カトラ
ンジスタ・インバータ27から論理制御装置37
への安全信号のインターロツクを制御する専用の
マイクロコンピユータ41を持つインバータ・モ
ニタ40、高圧変圧器28、高圧整流器29、高
圧分流器32、高圧分圧帰還回路46、誤差信号
並びに鋸歯状波発生器及び比較器36と共に作用
する飽和防止回路47、電流限界回路48、表示
コンソール及びオペレータ制御装置49(マイク
ロプロセツサを取付けてある)及び作像装置51
で構成されており、これらは普通の形式であつて
よい。次に第3図に示す装置全体を全般的に説明
し、個々の部品はその後で更に詳しく説明する。
制御装置全体はマイクロコンピユータ41及び
制御マイクロプロセツサ30によつてその動作が
管理される。インバータ・マイクロコンピユータ
41は高圧電力トランジスタ・インバータ27を
連続的に監視して検査する為に専用になつてお
り、中央制御マイクロプロセツサ30が露出の前
並びに露出中、要求値を制御する様に作用する。
制御マイクロプロセツサ30は帰還装置から来る
キロボルト数をも読取り、露出中、高圧側で起つ
ていることを正確に制御する。市場で入手し得る
多数のマイクロプロセツサ及び/又はコンピユー
タのどれでもこの発明に使うことが出来る。例え
ば中央制御機能にはインテル社の8085型マイクロ
プロセツサを使うことが出来、インバータの動作
の監視にはインテル社の8749型マイクロコンピユ
ータを使うことが出来る。
制御マイクロプロセツサ30によつてその動作が
管理される。インバータ・マイクロコンピユータ
41は高圧電力トランジスタ・インバータ27を
連続的に監視して検査する為に専用になつてお
り、中央制御マイクロプロセツサ30が露出の前
並びに露出中、要求値を制御する様に作用する。
制御マイクロプロセツサ30は帰還装置から来る
キロボルト数をも読取り、露出中、高圧側で起つ
ていることを正確に制御する。市場で入手し得る
多数のマイクロプロセツサ及び/又はコンピユー
タのどれでもこの発明に使うことが出来る。例え
ば中央制御機能にはインテル社の8085型マイクロ
プロセツサを使うことが出来、インバータの動作
の監視にはインテル社の8749型マイクロコンピユ
ータを使うことが出来る。
表示コンソール49からの信号に応答して、中
央マイクロプロセツサ30がキロボルト数要求値
を発生し、この信号をD/A変換器52を介して
混合増幅器及び帰還制御器34に送る。キロボル
ト数確認信号がA/D変換器53を介して中央マ
イクロプロセツサ30に送られる。キロボルト数
要求信号及びキロボルト数確認信号は互に非常に
接近した状態に保たなければならないが、その目
的の為に中央マイクロプロセツサ30によつて監
視される他に、高圧側でアークが発生した場合又
は部品が損傷を受けた場合、保護作用の為の入力
としても使われる。この場合、キロボルト数要求
信号の後にキロボルト数確認信号が続いて来るこ
とがなく、従つて、中央マイクロプロセツサ30
が装置の動作を停止する。
央マイクロプロセツサ30がキロボルト数要求値
を発生し、この信号をD/A変換器52を介して
混合増幅器及び帰還制御器34に送る。キロボル
ト数確認信号がA/D変換器53を介して中央マ
イクロプロセツサ30に送られる。キロボルト数
要求信号及びキロボルト数確認信号は互に非常に
接近した状態に保たなければならないが、その目
的の為に中央マイクロプロセツサ30によつて監
視される他に、高圧側でアークが発生した場合又
は部品が損傷を受けた場合、保護作用の為の入力
としても使われる。この場合、キロボルト数要求
信号の後にキロボルト数確認信号が続いて来るこ
とがなく、従つて、中央マイクロプロセツサ30
が装置の動作を停止する。
中央マイクロプロセツサ30が、データ・リン
ク54を介して表示コンソール49に接続され、
線56,57を介してインバータ・マイクロコン
ピユータ41に接続され、線58を介して高圧帰
還回路46に接続される。オペレータがコンソー
ル49で露出時間及びその他のパラメータを入力
し、こゝからデータ処理及び連絡が始まる。イン
テル社の8088型マイクロプロセツサの様な装置の
マイクロプロセツサと、X線保護及び露出パラメ
ータに対する全ての演算を扱うインテル社の8087
型の様な演算処理装置とによつて、これらのパラ
メータが解析され、制御される。コンソール49
及びキヤビネツト33の間又は8088型及び8085型
マイクロプロセツサの間の連絡は、データ・リン
ク54を介して、2つのデータ・リンク・プロト
コル制御器59,61によつて行われる。1実施
例では、これらの制御器はインテル社の8273型チ
ツプである。これらの制御器は、循環的な冗長度
検査ワードを持つNRZI保護方式により、両方向
のデータ伝送で非常に高い信頼性を保証する。更
にコンソール49は作像装置51に対する別のデ
ータ・リンク62ともやり取りすることが出来、
この為通信は完全にデイジタルであつて、動作中
の高い信頼性が得られる。
ク54を介して表示コンソール49に接続され、
線56,57を介してインバータ・マイクロコン
ピユータ41に接続され、線58を介して高圧帰
還回路46に接続される。オペレータがコンソー
ル49で露出時間及びその他のパラメータを入力
し、こゝからデータ処理及び連絡が始まる。イン
テル社の8088型マイクロプロセツサの様な装置の
マイクロプロセツサと、X線保護及び露出パラメ
ータに対する全ての演算を扱うインテル社の8087
型の様な演算処理装置とによつて、これらのパラ
メータが解析され、制御される。コンソール49
及びキヤビネツト33の間又は8088型及び8085型
マイクロプロセツサの間の連絡は、データ・リン
ク54を介して、2つのデータ・リンク・プロト
コル制御器59,61によつて行われる。1実施
例では、これらの制御器はインテル社の8273型チ
ツプである。これらの制御器は、循環的な冗長度
検査ワードを持つNRZI保護方式により、両方向
のデータ伝送で非常に高い信頼性を保証する。更
にコンソール49は作像装置51に対する別のデ
ータ・リンク62ともやり取りすることが出来、
この為通信は完全にデイジタルであつて、動作中
の高い信頼性が得られる。
キヤビネツト側の中央マイクロプロセツサ30
及びインバータ・マイクロコンピユータ41の間
の連絡も、線56,57を介して両方向で行われ
る。この為、オペレータの制御の状態は、キロボ
ルト数及び露出時間が中央制御マイクロプロセツ
サ30に供給され、そこからインバータ・マイク
ロコンピユータ41に送られると、このマイクロ
コンピユータが露出中の出力電圧、インバータの
動作及び露出時間を制御して、X線露出の間、3
つのマイクロプロセツサが露出時間を制御する様
になる(即ち、キヤビネツト側の中央制御マイク
ロプロセツサ30とインバータ・マイクロコンピ
ユータ41、及び支援装置としてコンソール側の
表示コンソールのマイクロプロセツサ8088型であ
る)。この組合せが、露出中の過大な放射線量に
対して冗長な保護作用をする。
及びインバータ・マイクロコンピユータ41の間
の連絡も、線56,57を介して両方向で行われ
る。この為、オペレータの制御の状態は、キロボ
ルト数及び露出時間が中央制御マイクロプロセツ
サ30に供給され、そこからインバータ・マイク
ロコンピユータ41に送られると、このマイクロ
コンピユータが露出中の出力電圧、インバータの
動作及び露出時間を制御して、X線露出の間、3
つのマイクロプロセツサが露出時間を制御する様
になる(即ち、キヤビネツト側の中央制御マイク
ロプロセツサ30とインバータ・マイクロコンピ
ユータ41、及び支援装置としてコンソール側の
表示コンソールのマイクロプロセツサ8088型であ
る)。この組合せが、露出中の過大な放射線量に
対して冗長な保護作用をする。
図示の様に閉ループの帰還及びキロボルト数要
求信号及びキロボルト数確認信号を使うことの1
つの利点は、螢光透視法の動作の様な長期の露出
で、高圧帰還装置又は関連した何等かの電子部品
に偏差が発生した場合、閉ループ帰還がそれを自
動的に補償することである。更に、インバータ・
マイクロコンピユータ41とキヤビネツト側のマ
イクロプロセツサ30の間の線56,57を介し
ての連絡は、中央制御マイクロプロセツサ30が
キロボルト数、露出開始指令及び露出時間指令を
マイクロコンピユータ41に送ることによつて直
接的に行われ、その間マイクロコンピユータ41
は出力状態を連続的に監視し、中央マイクロプロ
セツサ30に対し、状態信号及び確認信号を送り
返す。これによつて非常に簡単な通信リンクによ
り、幾つかの冗長度レベルで、電力回路に起り得
る何等かの問題を検出して、数マイクロ秒以内に
大電力インバータを停止するか、或いは必要にな
つた場合、安全接触器63を開路することが可能
になる。
求信号及びキロボルト数確認信号を使うことの1
つの利点は、螢光透視法の動作の様な長期の露出
で、高圧帰還装置又は関連した何等かの電子部品
に偏差が発生した場合、閉ループ帰還がそれを自
動的に補償することである。更に、インバータ・
マイクロコンピユータ41とキヤビネツト側のマ
イクロプロセツサ30の間の線56,57を介し
ての連絡は、中央制御マイクロプロセツサ30が
キロボルト数、露出開始指令及び露出時間指令を
マイクロコンピユータ41に送ることによつて直
接的に行われ、その間マイクロコンピユータ41
は出力状態を連続的に監視し、中央マイクロプロ
セツサ30に対し、状態信号及び確認信号を送り
返す。これによつて非常に簡単な通信リンクによ
り、幾つかの冗長度レベルで、電力回路に起り得
る何等かの問題を検出して、数マイクロ秒以内に
大電力インバータを停止するか、或いは必要にな
つた場合、安全接触器63を開路することが可能
になる。
混合増幅器及び帰還制御器34が、キロボルト
数要求信号及びキロボルト数確認信号又は帰還信
号の間の差である幅の狭い信号を発生する。この
結果発生されるkV誤差信号が増幅され、後で詳
しく説明する進相及び遅相回路で処理され、装置
を安定にする。kV誤差信号が、飽和防止回路4
7からの信号と共に、鋸歯状波発生器及び比較器
36に送られる。飽和防止回路47からの信号が
鋸歯状波発生器の勾配を制御して、後で詳しく説
明する様に、高圧変圧器28が飽和状態に達しな
い様にする。
数要求信号及びキロボルト数確認信号又は帰還信
号の間の差である幅の狭い信号を発生する。この
結果発生されるkV誤差信号が増幅され、後で詳
しく説明する進相及び遅相回路で処理され、装置
を安定にする。kV誤差信号が、飽和防止回路4
7からの信号と共に、鋸歯状波発生器及び比較器
36に送られる。飽和防止回路47からの信号が
鋸歯状波発生器の勾配を制御して、後で詳しく説
明する様に、高圧変圧器28が飽和状態に達しな
い様にする。
kV誤差信号が鋸歯状波発生器及び比較器36
に供給されて、可変マーク/スペース比を持つ
PWMパルス列を発生させ、これが出力電圧を制
御すると共に、閉ループ・キロボルト数帰還動作
を通じて出力電圧を自動的に調節する様に印加さ
れる。鋸歯状波発生器及び比較器36と論理制御
装置37は、専用のマイクロプロセツサ41から
線64を介して半サイクル毎に入るリセツト信号
又は同期化信号によつて制御され、混合器34か
らのkV誤差信号が半サイクルに1回、鋸歯状波
発生器の波形と交差して、電力段の回路で問題を
招く惧れのある何回もの交差が起る惧れを避け
る。
に供給されて、可変マーク/スペース比を持つ
PWMパルス列を発生させ、これが出力電圧を制
御すると共に、閉ループ・キロボルト数帰還動作
を通じて出力電圧を自動的に調節する様に印加さ
れる。鋸歯状波発生器及び比較器36と論理制御
装置37は、専用のマイクロプロセツサ41から
線64を介して半サイクル毎に入るリセツト信号
又は同期化信号によつて制御され、混合器34か
らのkV誤差信号が半サイクルに1回、鋸歯状波
発生器の波形と交差して、電力段の回路で問題を
招く惧れのある何回もの交差が起る惧れを避け
る。
論理制御装置37は、装置の全ての保護及びタ
イミングを扱うが、光学繊維線66に出力を出
し、この出力が電力トランジスタ制御器38を介
して電力トランジスタ・インバータ27を制御す
る。論理制御装置37は電力限界回路48の出力
をも処理する。電流限界回路48は、高圧変圧器
28の1次側と直列の変流器67によつて検出さ
れたインバータの電流レベルに応答する。感知さ
れた電流レベルを電流限界回路48で予定の安全
レベルと比較し、回路の過負荷状態が発生した場
合、電流限界回路48の出力が論理制御装置37
に印加されて、マーク・スペース比を動的に遮断
する。変流器67からの出力は飽和防止回路47
にも帰還され、この回路の出力が線74を介して
鋸歯状波発生器に印加されて、変圧器の飽和を電
子的に補償する様に、勾配を動的に変える。
イミングを扱うが、光学繊維線66に出力を出
し、この出力が電力トランジスタ制御器38を介
して電力トランジスタ・インバータ27を制御す
る。論理制御装置37は電力限界回路48の出力
をも処理する。電流限界回路48は、高圧変圧器
28の1次側と直列の変流器67によつて検出さ
れたインバータの電流レベルに応答する。感知さ
れた電流レベルを電流限界回路48で予定の安全
レベルと比較し、回路の過負荷状態が発生した場
合、電流限界回路48の出力が論理制御装置37
に印加されて、マーク・スペース比を動的に遮断
する。変流器67からの出力は飽和防止回路47
にも帰還され、この回路の出力が線74を介して
鋸歯状波発生器に印加されて、変圧器の飽和を電
子的に補償する様に、勾配を動的に変える。
電力トランジスタ制御器38は、電力トランジ
スタ・インバータ27を直接的に制御する信号を
発生する他に、制御器の電源の状態並びにトラン
ジスタの状態を表わす信号を線68を介してイン
バータ・マイクロコンピユータ41に帰還し、こ
のマイクロコンピユータがこの情報を用いて論理
制御装置37を制御して、何れかのトランジスタ
又は電源が故障した場合、トランジスタ制御器3
8から来る情報が実時間で論理制御装置37に帰
還され、論理制御装置37が最初にインバータを
停止し、2番目に適当な安全接触器63を開路す
る様にする。
スタ・インバータ27を直接的に制御する信号を
発生する他に、制御器の電源の状態並びにトラン
ジスタの状態を表わす信号を線68を介してイン
バータ・マイクロコンピユータ41に帰還し、こ
のマイクロコンピユータがこの情報を用いて論理
制御装置37を制御して、何れかのトランジスタ
又は電源が故障した場合、トランジスタ制御器3
8から来る情報が実時間で論理制御装置37に帰
還され、論理制御装置37が最初にインバータを
停止し、2番目に適当な安全接触器63を開路す
る様にする。
パルス幅変調形インバータ27は両波ブリツジ
の形に配置された、全体を第3図にT1−T4で示
す複数個のトランジスタで構成され、対角線T1
−T4及びT2−T3を介して変圧器の1次側28に
交互に電流を通す。トランジスタは図示の様に用
いてもよいし、電力条件によつて必要な場合は、
並列に用いてもよい。この発明で役立つことが判
つた1種類のトランジスタはWT−5752と呼ばれ
るものであり、これは英国のウエスチングハウ
ス・ブレーキ(ウエストコード)社から商業的に
入手し得る。上側のトランジスタT1及びT2だけ
を選択的にオン及びオフに転ずることにより、パ
ルス幅変調が行われる。
の形に配置された、全体を第3図にT1−T4で示
す複数個のトランジスタで構成され、対角線T1
−T4及びT2−T3を介して変圧器の1次側28に
交互に電流を通す。トランジスタは図示の様に用
いてもよいし、電力条件によつて必要な場合は、
並列に用いてもよい。この発明で役立つことが判
つた1種類のトランジスタはWT−5752と呼ばれ
るものであり、これは英国のウエスチングハウ
ス・ブレーキ(ウエストコード)社から商業的に
入手し得る。上側のトランジスタT1及びT2だけ
を選択的にオン及びオフに転ずることにより、パ
ルス幅変調が行われる。
高圧変圧器28はこの出願と同日に出願された
係属中の米国特許出願通し番号第564612号に記載
されている。こゝでは、PWMインバータで発生
される矩形波形を波形の再現性を非常によくし
て、変圧器の2次側にパルス状に送る様に、変圧
器28が漏洩インダクタンスが非常に小さくなる
様に設計されていることを述べておけば十分であ
る。こうしてパルスの脱落を最小限に抑え、整流
後のリツプルを最小限に抑えて、出力波器の規
模を制限する。これによつてmAの低い設定値に
於ける動作の再現性が容易に高くなる。整流器2
9は普通の単相形である。
係属中の米国特許出願通し番号第564612号に記載
されている。こゝでは、PWMインバータで発生
される矩形波形を波形の再現性を非常によくし
て、変圧器の2次側にパルス状に送る様に、変圧
器28が漏洩インダクタンスが非常に小さくなる
様に設計されていることを述べておけば十分であ
る。こうしてパルスの脱落を最小限に抑え、整流
後のリツプルを最小限に抑えて、出力波器の規
模を制限する。これによつてmAの低い設定値に
於ける動作の再現性が容易に高くなる。整流器2
9は普通の単相形である。
高圧分圧器又は分流器32は、素子69,7
1,107,108で示した独特な抵抗及び容量
電子回路を含んでいて、負荷又は源の動的な変動
又はその他の過渡状態に対する変圧器28の応答
を改善し、立上り及び立下り時間が最小になる様
にしてある。高圧分流器32の出力がキロボルト
出力であり、線72を介して電圧逓降形で高圧分
圧帰還回路46に供給される。即ち、分流器32
の出力が制御回路に直接的に印加し得る電圧より
も高いから、高圧区域から、制御回路を損傷する
惧れのある高い電圧の過渡状態が伝達されるのを
避ける為に、相異なる避雷器及び過電圧保護方法
を用いて、電圧を何回かの段階に分けて逓降する
必要がある。この回路は後で詳しく説明する。
1,107,108で示した独特な抵抗及び容量
電子回路を含んでいて、負荷又は源の動的な変動
又はその他の過渡状態に対する変圧器28の応答
を改善し、立上り及び立下り時間が最小になる様
にしてある。高圧分流器32の出力がキロボルト
出力であり、線72を介して電圧逓降形で高圧分
圧帰還回路46に供給される。即ち、分流器32
の出力が制御回路に直接的に印加し得る電圧より
も高いから、高圧区域から、制御回路を損傷する
惧れのある高い電圧の過渡状態が伝達されるのを
避ける為に、相異なる避雷器及び過電圧保護方法
を用いて、電圧を何回かの段階に分けて逓降する
必要がある。この回路は後で詳しく説明する。
閉ループkV帰還装置の動作は、キロボルト数
要求信号及びキロボルト出力の間の差に等しい誤
差信号を発生する混合増幅器及び帰還制御器34
に主に依存する。制御器34は、(1)誤差信号がキ
ロボルト数要求値に応じた特定の比を持つマー
ク/スペース形のパルス列を発生する様に、高圧
分圧帰還回路を通じて電子回路のレベルに条件づ
けられると共に、(2)露出中に装置の動作を乱す惧
れのある主な3つの変数、即ちイ線路並びに線路
の調整作用と共に変化する固定直流レール、ロX
線管のインピーダンスに起る変動、特に電子冷却
現象が起る様な長期露出に於ける変動、及びハ電
子回路自体が全体的な装置に対して持つオフセツ
トの変動を補償することが必要である。
要求信号及びキロボルト出力の間の差に等しい誤
差信号を発生する混合増幅器及び帰還制御器34
に主に依存する。制御器34は、(1)誤差信号がキ
ロボルト数要求値に応じた特定の比を持つマー
ク/スペース形のパルス列を発生する様に、高圧
分圧帰還回路を通じて電子回路のレベルに条件づ
けられると共に、(2)露出中に装置の動作を乱す惧
れのある主な3つの変数、即ちイ線路並びに線路
の調整作用と共に変化する固定直流レール、ロX
線管のインピーダンスに起る変動、特に電子冷却
現象が起る様な長期露出に於ける変動、及びハ電
子回路自体が全体的な装置に対して持つオフセツ
トの変動を補償することが必要である。
飽和防止回路と鋸歯状発生器及び比較器
第4図には、飽和防止回路47(第3図)及び
鋸歯状波発生器及び比較器36の組合せの回路図
が示されている。第3図に示した様に、鋸歯状波
発生器及び比較器36は、(1)半サイクル毎に鋸歯
状波の範囲をリセツトする為に線64から来る同
期化信号、(2)飽和防止回路47から線73を介し
て鋸歯状波発生器36に直接的に供給される制御
信号、及び(3)混合増幅器34からのキロボルト数
誤差信号Eに応答する。飽和防止回路47は線7
4を介して受取るインバータの電流出力に応答す
る。
鋸歯状波発生器及び比較器36の組合せの回路図
が示されている。第3図に示した様に、鋸歯状波
発生器及び比較器36は、(1)半サイクル毎に鋸歯
状波の範囲をリセツトする為に線64から来る同
期化信号、(2)飽和防止回路47から線73を介し
て鋸歯状波発生器36に直接的に供給される制御
信号、及び(3)混合増幅器34からのキロボルト数
誤差信号Eに応答する。飽和防止回路47は線7
4を介して受取るインバータの電流出力に応答す
る。
第4図について説明すると、インバータがトラ
ンジスタT1−T4及び関連したフライホイール・
ダイオードD1−D4を持つことが示されている。
インバータの電流又は変圧器28の1次側の電流
を変流器67で感知し、線74を介して積分器7
6に送る。この積分器の出力が線77を介して増
幅器78に供給され、その出力が2つの比較器7
9,81に印加される。これらの比較器は夫々正
及び負の基準レベルを持つていて、こういう基準
レベルは普通は非常に低い値、即ち、ゼロに近
く、変圧器の許容飽和レベルと呼ばれるものを決
める。比較器79,81の夫々の出力がナンド・
ゲートG1,G2に印加され、その出力がナン
ド・ゲートG3に印加されることが判る。ナン
ド・ゲートG3の出力が、電力インバータの一方
の対角線T1,T4又は他方の対角線T2,T3に対す
るFETスイツチF1を閉じる様に作用する。
FETスイツチF1が閉じると、感知した電流に
比例する誤差増幅器の出力信号が精密級整流器8
2に供給される様になる。この整流器が第1及び
第4の勾配で作用し、FETスイツチF1を介し
て鋸歯状波発生器又は補償器に線形出力を出す。
鋸歯状波発生器は積分器83であつて、線64か
らの同期化信号によつて予め設定され、鋸歯状波
を発生する。鋸歯状波の勾配は、ゼロ飽和レベル
では、第5A図及び第5B図に示す様に一定であ
つて、全体的な閉ループ帰還装置の一部分の範囲
によつて限定される。この後鋸歯状波形信号が
kV誤差信号Eと共に比較器85に印加され、こ
の比較器がそれに応答してインバータを制御する
PWMパルス列を発生する。
ンジスタT1−T4及び関連したフライホイール・
ダイオードD1−D4を持つことが示されている。
インバータの電流又は変圧器28の1次側の電流
を変流器67で感知し、線74を介して積分器7
6に送る。この積分器の出力が線77を介して増
幅器78に供給され、その出力が2つの比較器7
9,81に印加される。これらの比較器は夫々正
及び負の基準レベルを持つていて、こういう基準
レベルは普通は非常に低い値、即ち、ゼロに近
く、変圧器の許容飽和レベルと呼ばれるものを決
める。比較器79,81の夫々の出力がナンド・
ゲートG1,G2に印加され、その出力がナン
ド・ゲートG3に印加されることが判る。ナン
ド・ゲートG3の出力が、電力インバータの一方
の対角線T1,T4又は他方の対角線T2,T3に対す
るFETスイツチF1を閉じる様に作用する。
FETスイツチF1が閉じると、感知した電流に
比例する誤差増幅器の出力信号が精密級整流器8
2に供給される様になる。この整流器が第1及び
第4の勾配で作用し、FETスイツチF1を介し
て鋸歯状波発生器又は補償器に線形出力を出す。
鋸歯状波発生器は積分器83であつて、線64か
らの同期化信号によつて予め設定され、鋸歯状波
を発生する。鋸歯状波の勾配は、ゼロ飽和レベル
では、第5A図及び第5B図に示す様に一定であ
つて、全体的な閉ループ帰還装置の一部分の範囲
によつて限定される。この後鋸歯状波形信号が
kV誤差信号Eと共に比較器85に印加され、こ
の比較器がそれに応答してインバータを制御する
PWMパルス列を発生する。
例えば対角線T1,T4の方向で飽和が起り始め
た場合、誤差増幅器78が精密級整流器82に対
して直流レベル入力を発生し、整流器の出力がこ
の入力に直接的に比例する。精密級整流器82は
誤差増幅器78からの正又は負の直流電圧入力の
何れかに応答する。その符号は電力カトランジス
タ・インバータの該当する電流の方向に関係す
る。この結果、特定の直流飽和レベルの大きさ
が、精密級整流器82の出力を決定し、この飽和
レベルが状態を補正する様に予め設定された基準
レベルより高くなつた場合、この出力がFETス
イツチF1を通過する。例えば対角線T1,T4で
飽和が起ると、鋸歯状波発生器が波形の内、T1,
T4の対角線が導電している部分の勾配を大きく
し、第5B図に見られる様に、この様に勾配が大
きくなることが、帰還の所定の誤差信号に対し、
マーク/スペース比を減少することにつながり、
この為、交互のサイクルで、この対角線のマー
ク/スペース比が減少して、例えばトランジスタ
のヒステリシス時間の差又は鉄心の局部的な飽和
による不平衡を動的に補償する。
た場合、誤差増幅器78が精密級整流器82に対
して直流レベル入力を発生し、整流器の出力がこ
の入力に直接的に比例する。精密級整流器82は
誤差増幅器78からの正又は負の直流電圧入力の
何れかに応答する。その符号は電力カトランジス
タ・インバータの該当する電流の方向に関係す
る。この結果、特定の直流飽和レベルの大きさ
が、精密級整流器82の出力を決定し、この飽和
レベルが状態を補正する様に予め設定された基準
レベルより高くなつた場合、この出力がFETス
イツチF1を通過する。例えば対角線T1,T4で
飽和が起ると、鋸歯状波発生器が波形の内、T1,
T4の対角線が導電している部分の勾配を大きく
し、第5B図に見られる様に、この様に勾配が大
きくなることが、帰還の所定の誤差信号に対し、
マーク/スペース比を減少することにつながり、
この為、交互のサイクルで、この対角線のマー
ク/スペース比が減少して、例えばトランジスタ
のヒステリシス時間の差又は鉄心の局部的な飽和
による不平衡を動的に補償する。
第4図でこの様な飽和状態があつた場合、誤差
増幅器の出力が比較器79に対する正の基準値に
打ち勝ち、比較器79は指令論理信号をナンド・
ゲートG2に送り、T1,T4対角線のオン時間と
同期させ、この為、T1,T4対角線のトランジス
タがオンに転じた時、鋸歯状波発生器の波形は自
動的に勾配が大きくなり、マーク/スペース比が
小さくなる。こうして閉ループ比例制御により、
飽和レベルが動的に且つ電子式に補償される。即
ち、マーク期間Xが短くなり、期間Yが長くな
る。
増幅器の出力が比較器79に対する正の基準値に
打ち勝ち、比較器79は指令論理信号をナンド・
ゲートG2に送り、T1,T4対角線のオン時間と
同期させ、この為、T1,T4対角線のトランジス
タがオンに転じた時、鋸歯状波発生器の波形は自
動的に勾配が大きくなり、マーク/スペース比が
小さくなる。こうして閉ループ比例制御により、
飽和レベルが動的に且つ電子式に補償される。即
ち、マーク期間Xが短くなり、期間Yが長くな
る。
この電子的なFET補償の利点は、一旦変流器
67の電流レベルが予め設定した基準飽和レベル
を越えると、連続的に動作し、インバータの対角
線が飽和に向う時、マーク/スペース比を適当に
減少することにより、比例的に制御された形で補
償することである。
67の電流レベルが予め設定した基準飽和レベル
を越えると、連続的に動作し、インバータの対角
線が飽和に向う時、マーク/スペース比を適当に
減少することにより、比例的に制御された形で補
償することである。
論理制御装置
論理制御装置37がマイクロコンピユータ41
と関連して作用するが、次にそのアナログ及びデ
イジタルの両方の機能について説明する。アナロ
グ機能が第6図に示されており、論理信号の流れ
が第7図に示されている。アナログでもデイジタ
ルでも、その信号処理回路によつて得られる出力
がマイクロコンピユータ41に供給され、このマ
イクロコンピユータが全体的なインバータの動
作、保護作用及び性能を制御する。
と関連して作用するが、次にそのアナログ及びデ
イジタルの両方の機能について説明する。アナロ
グ機能が第6図に示されており、論理信号の流れ
が第7図に示されている。アナログでもデイジタ
ルでも、その信号処理回路によつて得られる出力
がマイクロコンピユータ41に供給され、このマ
イクロコンピユータが全体的なインバータの動
作、保護作用及び性能を制御する。
第6図では、左側に一連の入力信号I11乃至I6
が、そして右側には一連の出力信号O1乃至O6が
示されている。これらの入力信号及び出力信号
は、装置内の保護回路に印加され或いはこの保護
回路から得られるものであつて、高圧側に於ける
全体的な装置の動作を制御する。最初に対地陽極
及び陰極信号I11,I12は、第3B図及び第8図を
見れば判る様に、分圧器又は分流器32から来
る。これらの信号が演算増幅器84で加算され、
その出力はkV高圧出力を表わす。この出力がキ
ヤビネツト内の主又は中央マイクロプロセツサ3
0に帰還され、第3図に示す様に、実時間動作で
キロボルト数を検査する。演算増幅器84の出力
が演算増幅器86の正の側に供給され、そこで第
3図に示す様に電力キヤビネツト内の中央マイク
ロプロセツサ30からD/A変換器52を介して
来るキロボルト数要求信号I2と比較される。演算
増幅器86がキロボルト数期間の誤差信号Eを計
算し、その信号が比較器85に印加され、そこで
第4図及び第5図に示す鋸歯状波発生器の出力と
比較されて出力O1を発生する。出力O1は、イン
バータを制御するパルス幅変調のパルス列であ
る。
が、そして右側には一連の出力信号O1乃至O6が
示されている。これらの入力信号及び出力信号
は、装置内の保護回路に印加され或いはこの保護
回路から得られるものであつて、高圧側に於ける
全体的な装置の動作を制御する。最初に対地陽極
及び陰極信号I11,I12は、第3B図及び第8図を
見れば判る様に、分圧器又は分流器32から来
る。これらの信号が演算増幅器84で加算され、
その出力はkV高圧出力を表わす。この出力がキ
ヤビネツト内の主又は中央マイクロプロセツサ3
0に帰還され、第3図に示す様に、実時間動作で
キロボルト数を検査する。演算増幅器84の出力
が演算増幅器86の正の側に供給され、そこで第
3図に示す様に電力キヤビネツト内の中央マイク
ロプロセツサ30からD/A変換器52を介して
来るキロボルト数要求信号I2と比較される。演算
増幅器86がキロボルト数期間の誤差信号Eを計
算し、その信号が比較器85に印加され、そこで
第4図及び第5図に示す鋸歯状波発生器の出力と
比較されて出力O1を発生する。出力O1は、イン
バータを制御するパルス幅変調のパルス列であ
る。
第6図には、変圧器28を含む高圧側だけでな
く、電力トランジスタ・インバータ27をも保護
する保護回路や、高圧側から普通生じ、全てのX
線装置で典型的に起るアーク、閃絡又は過渡状態
によつて影響を受ける関連した制御回路が何種類
かある。
く、電力トランジスタ・インバータ27をも保護
する保護回路や、高圧側から普通生じ、全てのX
線装置で典型的に起るアーク、閃絡又は過渡状態
によつて影響を受ける関連した制御回路が何種類
かある。
比較器88の出力O2が、(1)動作が非常に高速
であり、(2)高圧側で起り得る小さな過渡状態にも
応答する様な過電圧保護作用をする。第6図につ
いて説明すると、キヤビネツトの中央処理装置か
らのkV要求信号I2が演算増幅器89の正の入力
に供給されて、最大許容過電圧、例えば10kVと
考えられる基準信号に加算される。演算増幅器8
9の出力は要求値のkVに10kVを加えた信号であ
り、比較器88で、この信号が、演算増幅器84
から比較器88の負の入力に送られる高圧kV帰
還信号から減算され、又はそれと比較される。比
較器88の出力O2は論理1又は論理0であり、
論理0から論理1への変化は過電圧の表示であつ
て、専用のインバータ・マイクロコンピユータに
よつて、ソフトウエア・サブルーチンを通じて、
強制的に装置の動作を停止させる。この過電圧の
特徴は、一旦それが検出されると、10マイクロ秒
という短い時間内に、インバータを引外し又は停
止する。これは普通の装置に於ける過電圧応答よ
りも1000倍乃至2000倍も速い。従つて、この特徴
によつて、X線管、高圧整流器29及び高圧変圧
器28が保護されて、この寿命が伸びる。この
為、これらの部品は僅か数マイクロ秒の過電圧に
耐えるものでなければならない。
であり、(2)高圧側で起り得る小さな過渡状態にも
応答する様な過電圧保護作用をする。第6図につ
いて説明すると、キヤビネツトの中央処理装置か
らのkV要求信号I2が演算増幅器89の正の入力
に供給されて、最大許容過電圧、例えば10kVと
考えられる基準信号に加算される。演算増幅器8
9の出力は要求値のkVに10kVを加えた信号であ
り、比較器88で、この信号が、演算増幅器84
から比較器88の負の入力に送られる高圧kV帰
還信号から減算され、又はそれと比較される。比
較器88の出力O2は論理1又は論理0であり、
論理0から論理1への変化は過電圧の表示であつ
て、専用のインバータ・マイクロコンピユータに
よつて、ソフトウエア・サブルーチンを通じて、
強制的に装置の動作を停止させる。この過電圧の
特徴は、一旦それが検出されると、10マイクロ秒
という短い時間内に、インバータを引外し又は停
止する。これは普通の装置に於ける過電圧応答よ
りも1000倍乃至2000倍も速い。従つて、この特徴
によつて、X線管、高圧整流器29及び高圧変圧
器28が保護されて、この寿命が伸びる。この
為、これらの部品は僅か数マイクロ秒の過電圧に
耐えるものでなければならない。
第6図に示す保護の別の特徴は、X線管高圧回
路に於ける対地陽極電圧及び対地陰極電圧の差の
不平衡に対するものである。これは入力I11,I12
を持つ演算増幅器91を通じて行われる。これら
の入力を減算して、その出力を比較器92に印加
し、5kV基準信号と比較する。対地陽極電圧と対
地陰極電圧の間の不平衡が5kVより大きい場合、
比較器92がオフに引外され、出力O3は直ちに
インバータ・マイクロコンピユータ41によつて
装置の動作を停止する。この保護回路は2次コイ
ルに起る製造上の欠陥を検出することが出来る。
即ち、2次側のターン数が誤つていて、5kVより
大きい差が生じた場合、今述べた回路による試験
の際にこの誤りが検出される。更にX線発生装置
の動的な性能並びに動作で、陽極源又は陰極源に
問題になる様な偏差がある場合、又は高圧ダイオ
ードの内の1つの故障により、又は例えば2次コ
イルの部分的な短絡により、別の不平衡が起つた
場合、出力の差は5kVより大きくなり、この異常
は不良状態であると云えるが、窓比較器92の出
力によつて検出され、それを表わす論理信号がデ
ータ・リンクを介してオペレータ・コンソールに
送られる。こうして比較器92の保護作用によ
り、変圧器の2次コイル、高圧整流器、出力波
器又はX線管自体の何れかに起り得る故障、損傷
又は偏差が検出される。
路に於ける対地陽極電圧及び対地陰極電圧の差の
不平衡に対するものである。これは入力I11,I12
を持つ演算増幅器91を通じて行われる。これら
の入力を減算して、その出力を比較器92に印加
し、5kV基準信号と比較する。対地陽極電圧と対
地陰極電圧の間の不平衡が5kVより大きい場合、
比較器92がオフに引外され、出力O3は直ちに
インバータ・マイクロコンピユータ41によつて
装置の動作を停止する。この保護回路は2次コイ
ルに起る製造上の欠陥を検出することが出来る。
即ち、2次側のターン数が誤つていて、5kVより
大きい差が生じた場合、今述べた回路による試験
の際にこの誤りが検出される。更にX線発生装置
の動的な性能並びに動作で、陽極源又は陰極源に
問題になる様な偏差がある場合、又は高圧ダイオ
ードの内の1つの故障により、又は例えば2次コ
イルの部分的な短絡により、別の不平衡が起つた
場合、出力の差は5kVより大きくなり、この異常
は不良状態であると云えるが、窓比較器92の出
力によつて検出され、それを表わす論理信号がデ
ータ・リンクを介してオペレータ・コンソールに
送られる。こうして比較器92の保護作用によ
り、変圧器の2次コイル、高圧整流器、出力波
器又はX線管自体の何れかに起り得る故障、損傷
又は偏差が検出される。
別の保護回路は、フイルムがX線に露出される
時、大部分の露出はエネルギ・レベルがkV要求
レベルの75%より高い時に行われることに関する
ものである。比較器93を設け、正の入力にkV
帰還信号を受取ると共に、負の入力に75%kV要
求レベルを表わす信号を受取る。この75%の信号
は、演算増幅器90及び分圧器95によつて取出
される。電力トランジスタ・インバータ27をオ
ンに転じた時、kV出力が上昇し始め、kV要求値
の75%に達した時、比較器93がオンに引外さ
れ、出力O4を発生し、こうしてkV要求値の75%
のレベルに達したこと、並びにこの時露出時間を
計数すべきことを専用のマイクロコンピユータ4
1に知らせる。この回路の関連した保護機能は、
キロボルト数の上昇時間の間、電力トランジス
タ・インバータ27か或いは積分回路の何れかの
何等かの欠陥を検出して、所定の期間、例えば
2.5ミリ秒の後、kV帰還電圧が要求値の75%に達
しない時、電力トランジスタ・インバータ27、
その周辺回路、高圧変圧器28、整流器29、
波器又は帰還回路に問題があると想定する。この
時、この信号を使つて装置をオフに安全の為に引
外す。
時、大部分の露出はエネルギ・レベルがkV要求
レベルの75%より高い時に行われることに関する
ものである。比較器93を設け、正の入力にkV
帰還信号を受取ると共に、負の入力に75%kV要
求レベルを表わす信号を受取る。この75%の信号
は、演算増幅器90及び分圧器95によつて取出
される。電力トランジスタ・インバータ27をオ
ンに転じた時、kV出力が上昇し始め、kV要求値
の75%に達した時、比較器93がオンに引外さ
れ、出力O4を発生し、こうしてkV要求値の75%
のレベルに達したこと、並びにこの時露出時間を
計数すべきことを専用のマイクロコンピユータ4
1に知らせる。この回路の関連した保護機能は、
キロボルト数の上昇時間の間、電力トランジス
タ・インバータ27か或いは積分回路の何れかの
何等かの欠陥を検出して、所定の期間、例えば
2.5ミリ秒の後、kV帰還電圧が要求値の75%に達
しない時、電力トランジスタ・インバータ27、
その周辺回路、高圧変圧器28、整流器29、
波器又は帰還回路に問題があると想定する。この
時、この信号を使つて装置をオフに安全の為に引
外す。
上に述べた3つの保護回路は何れも電圧レベル
の偏差を感知することに関係している。過大な電
流レベルが発生したことを感知し、それに対して
保護する必要もある。この目的の為、第6図の下
側には、第1の電流限界及び第2の電流限界と呼
ぶ2つの同一の回路が設けられていて、これらは
冗長性の為にあるが、同じ設定レベルを持つてい
る。冗長な回路を使う理由は、過負荷が発生した
場合、インバータ27が一層大きな電流を発生し
ようと努め、その為、インバータがそうしない様
にする何等かの方法を用いなければならないから
である。この様な過負荷はX線管の閃絡によつて
起つたり、或いは例えば変圧器にアークが発生し
たり或いは出力ダイオードが短絡した為に起るこ
とがある。更に、飽和防止回路47が故障し、変
圧器28が飽和に向う時、電流が増加し、この電
流増加がレール電圧を下げる傾向があつて、出力
に問題を招く惧れがある。この為、電流限界回路
は、一方の限流チヤンネルの故障によつても装置
が保護される様に保証する為に、同じ設定レベル
を持つ2つの冗長回路で構成される。
の偏差を感知することに関係している。過大な電
流レベルが発生したことを感知し、それに対して
保護する必要もある。この目的の為、第6図の下
側には、第1の電流限界及び第2の電流限界と呼
ぶ2つの同一の回路が設けられていて、これらは
冗長性の為にあるが、同じ設定レベルを持つてい
る。冗長な回路を使う理由は、過負荷が発生した
場合、インバータ27が一層大きな電流を発生し
ようと努め、その為、インバータがそうしない様
にする何等かの方法を用いなければならないから
である。この様な過負荷はX線管の閃絡によつて
起つたり、或いは例えば変圧器にアークが発生し
たり或いは出力ダイオードが短絡した為に起るこ
とがある。更に、飽和防止回路47が故障し、変
圧器28が飽和に向う時、電流が増加し、この電
流増加がレール電圧を下げる傾向があつて、出力
に問題を招く惧れがある。この為、電流限界回路
は、一方の限流チヤンネルの故障によつても装置
が保護される様に保証する為に、同じ設定レベル
を持つ2つの冗長回路で構成される。
動作について説明すると、フエライトの鉄心を
持つていて、インバータの出力で変圧器28の1
次側と直列に接続された1対の変流器94,96
によつて電流制限作用が開始される。夫々の出力
が差動増幅器97,98に供給される。これらの
増幅器は、インバータ、放射等によつて起り得る
雑音を避ける為に、共通様式の排除が非常に強
い。出力I5,I6が夫々の精密級整流器99,10
1に印加され、これらの整流器が殆んど遅延なし
に、夫々の電流に比例する直流レベル信号を発生
する。これは、電流制限動作の完全な応答の点
で、装置が十分安全でなくなる程、遅延が長くな
る惧れのある従来のRC波器を用いた方式とは
対照的である。精密級整流器99,101の出力
が夫々比較器102,103の正の入力に印加さ
れる。2つの電流限界レベルが夫々の比較器10
2,103の負の入力に印加される。動作中、電
流が何れかの比較器102又は103の設定レベ
ルを越えると、出力O5又はO6がオフになり、第
7図に示す様に、論理制御装置37に印加され、
電力トランジスタ・インバータ27を制御して、
トランジスタが選択的に遮断される様にし、この
為に電流が自動的に減少して遅延し、次の半サイ
クルで再びオンに転ずるという様になる。
持つていて、インバータの出力で変圧器28の1
次側と直列に接続された1対の変流器94,96
によつて電流制限作用が開始される。夫々の出力
が差動増幅器97,98に供給される。これらの
増幅器は、インバータ、放射等によつて起り得る
雑音を避ける為に、共通様式の排除が非常に強
い。出力I5,I6が夫々の精密級整流器99,10
1に印加され、これらの整流器が殆んど遅延なし
に、夫々の電流に比例する直流レベル信号を発生
する。これは、電流制限動作の完全な応答の点
で、装置が十分安全でなくなる程、遅延が長くな
る惧れのある従来のRC波器を用いた方式とは
対照的である。精密級整流器99,101の出力
が夫々比較器102,103の正の入力に印加さ
れる。2つの電流限界レベルが夫々の比較器10
2,103の負の入力に印加される。動作中、電
流が何れかの比較器102又は103の設定レベ
ルを越えると、出力O5又はO6がオフになり、第
7図に示す様に、論理制御装置37に印加され、
電力トランジスタ・インバータ27を制御して、
トランジスタが選択的に遮断される様にし、この
為に電流が自動的に減少して遅延し、次の半サイ
クルで再びオンに転ずるという様になる。
こゝで電流限界は、変圧器巻線に蓄積されたエ
ネルギが、それまでは導電していた上側のトラン
ジスタと相補形の下側ダイオード及びその対角線
の下側トランジスタを介して循環することが出来
る様に、上側のトランジスタT1及びT2(第4図参
照)だけを遮断することによつて作用することに
注意する必要がある。これは、誘導性電流又は誘
導性エネルギ1/2L2 1が、下側のフライホイール・
ダイオード、変圧器巻線及び下側トランジスタで
構成されたループで減衰することを保証する。こ
ういう減衰ループは、4個のトランジスタ全部が
オフに転じた場合より、一層効果的である。4個
のトランジスタがオフに転じた場合、誘導性エネ
ルギは下側のフライホイール・ダイオードから変
圧器を介してその対角線の上側のフライホイー
ル・ダイオードに散逸しなければならない。この
ループでは、エネルギが直流レールに帰還され、
ずつと速く減衰し、下側のフライホイール・ダイ
オード及び下側のトランジスタが導電することが
出来る様にする。対角線の下側及び上側のダイオ
ードを介して固定直流レールに帰還される循環エ
ネルギがこの様に高速で減衰することは、電流限
界の一層速い引外し作用を招き、その為に制御さ
れない非常に高い周波数でトランジスタをオン及
びオフに切換えることがある。この理由で、上側
のトランジスタだけを遮断する手順は装置の性能
並びに動作を一層よくすることに通ずることが実
験で判つた。こうして変圧器の1次側を通つて下
側トランジスタ及びダイオードを循環する時の電
流の減衰時間を一層長くし、こうしてインバータ
の高周波での擬似的な動作を避ける。
ネルギが、それまでは導電していた上側のトラン
ジスタと相補形の下側ダイオード及びその対角線
の下側トランジスタを介して循環することが出来
る様に、上側のトランジスタT1及びT2(第4図参
照)だけを遮断することによつて作用することに
注意する必要がある。これは、誘導性電流又は誘
導性エネルギ1/2L2 1が、下側のフライホイール・
ダイオード、変圧器巻線及び下側トランジスタで
構成されたループで減衰することを保証する。こ
ういう減衰ループは、4個のトランジスタ全部が
オフに転じた場合より、一層効果的である。4個
のトランジスタがオフに転じた場合、誘導性エネ
ルギは下側のフライホイール・ダイオードから変
圧器を介してその対角線の上側のフライホイー
ル・ダイオードに散逸しなければならない。この
ループでは、エネルギが直流レールに帰還され、
ずつと速く減衰し、下側のフライホイール・ダイ
オード及び下側のトランジスタが導電することが
出来る様にする。対角線の下側及び上側のダイオ
ードを介して固定直流レールに帰還される循環エ
ネルギがこの様に高速で減衰することは、電流限
界の一層速い引外し作用を招き、その為に制御さ
れない非常に高い周波数でトランジスタをオン及
びオフに切換えることがある。この理由で、上側
のトランジスタだけを遮断する手順は装置の性能
並びに動作を一層よくすることに通ずることが実
験で判つた。こうして変圧器の1次側を通つて下
側トランジスタ及びダイオードを循環する時の電
流の減衰時間を一層長くし、こうしてインバータ
の高周波での擬似的な動作を避ける。
次に第7図に示す様な保護装置のデイジタル形
動作について説明すると、この装置の中心は専用
のインバータ・マイクロコンピユータ41であ
る。このマイクロコンピユータが鋸歯状波発生器
の上向きの傾斜を発生させ、誤差信号と同期し、
出力トランジスタを制御し、起り得る故障の検出
があつた場合、それを確認すると共に、出力回路
にどんな種類の誤差が検出されているにしても、
それを記録する為に中央制御マイクロプロセツサ
30との間で連絡することにより、装置全体の同
期作用を行う。マイクロプロセツサ30からマイ
クロコンピユータ41に送られる信号は幾つかあ
る。最初に、マイクロプロセツサ30内で発生さ
れ、露出を開始することをマイクロコンピユータ
で知らせる露出指令信号がある。それが発生する
前に、マイクロコンピユータ41は、(1)電源の状
態並びに4つのトランジスタが正しい状態にある
こと、並びに(2)露出を開始する前に、電力トラン
ジスタ制御器38が正しい状態にあることを保証
する為に、相異なる信号によつて装置全体の状態
を検査する。
動作について説明すると、この装置の中心は専用
のインバータ・マイクロコンピユータ41であ
る。このマイクロコンピユータが鋸歯状波発生器
の上向きの傾斜を発生させ、誤差信号と同期し、
出力トランジスタを制御し、起り得る故障の検出
があつた場合、それを確認すると共に、出力回路
にどんな種類の誤差が検出されているにしても、
それを記録する為に中央制御マイクロプロセツサ
30との間で連絡することにより、装置全体の同
期作用を行う。マイクロプロセツサ30からマイ
クロコンピユータ41に送られる信号は幾つかあ
る。最初に、マイクロプロセツサ30内で発生さ
れ、露出を開始することをマイクロコンピユータ
で知らせる露出指令信号がある。それが発生する
前に、マイクロコンピユータ41は、(1)電源の状
態並びに4つのトランジスタが正しい状態にある
こと、並びに(2)露出を開始する前に、電力トラン
ジスタ制御器38が正しい状態にあることを保証
する為に、相異なる信号によつて装置全体の状態
を検査する。
マイクロコンピユータ41は、マイクロプロセ
ツサ30からの露出指令信号の他に、露出時間信
号及び位相電圧制御信号をも受取る。露出時間信
号は露出時間の長さを定め、位相電圧制御信号
は、低エネルギの露出に対し、出力で補償する為
に、非常に小さなパルス幅を持つ出力パルスを発
生するのに使われる。こうして、閉ループ帰還動
作を通じて緊密な制御を保証する為に、持続時間
が数マイクロ秒という様にパルス幅を小さくする
ことが出来る。周知の位相電圧制御方式が、対角
線の下側のトランジスタを上側のトランジスタと
同期させ、この為、出力トランジスタをオフに転
ずる前に、RC緩衝回路が完全に放電している様
に保証する為の最低限の時間、典型的には20マイ
クロ秒に、一旦上側のトランジスタのパルス幅が
固定されると、同じ対角線上の両方のトランジス
タが閉ループ帰還動作によつて定められる長さの
時間の間導電する。従つて、露出に必要なエネル
ギが低レベルである場合、位相電圧制御器は電力
トランジスタ・インバータの対角線の出力に非常
に小さなパルス幅を調節して発生し、制度の高い
低エネルギの露出時間を達成する。
ツサ30からの露出指令信号の他に、露出時間信
号及び位相電圧制御信号をも受取る。露出時間信
号は露出時間の長さを定め、位相電圧制御信号
は、低エネルギの露出に対し、出力で補償する為
に、非常に小さなパルス幅を持つ出力パルスを発
生するのに使われる。こうして、閉ループ帰還動
作を通じて緊密な制御を保証する為に、持続時間
が数マイクロ秒という様にパルス幅を小さくする
ことが出来る。周知の位相電圧制御方式が、対角
線の下側のトランジスタを上側のトランジスタと
同期させ、この為、出力トランジスタをオフに転
ずる前に、RC緩衝回路が完全に放電している様
に保証する為の最低限の時間、典型的には20マイ
クロ秒に、一旦上側のトランジスタのパルス幅が
固定されると、同じ対角線上の両方のトランジス
タが閉ループ帰還動作によつて定められる長さの
時間の間導電する。従つて、露出に必要なエネル
ギが低レベルである場合、位相電圧制御器は電力
トランジスタ・インバータの対角線の出力に非常
に小さなパルス幅を調節して発生し、制度の高い
低エネルギの露出時間を達成する。
75%出力キロボルト信号は第6図の保護回路か
ら来て、出力電圧がkVp要求値の75%に達したこ
と、並びにマイクロプロセツサ30が露出時間の
計数を開始すべきことを専用のマイクロコンピユ
ータ41に知らせる。この目的の為、マイクロコ
ンピユータ41が露出開始と呼ぶ信号を中央マイ
クロプロセツサ30に送り返す。この時マイクロ
プロセツサ30が露出の計数を開始する。冗長性
の為、これもキヤビネツト/コンソール間のデー
タ・リングを介してコンソールのマイクロコンピ
ユータによつて行われる。
ら来て、出力電圧がkVp要求値の75%に達したこ
と、並びにマイクロプロセツサ30が露出時間の
計数を開始すべきことを専用のマイクロコンピユ
ータ41に知らせる。この目的の為、マイクロコ
ンピユータ41が露出開始と呼ぶ信号を中央マイ
クロプロセツサ30に送り返す。この時マイクロ
プロセツサ30が露出の計数を開始する。冗長性
の為、これもキヤビネツト/コンソール間のデー
タ・リングを介してコンソールのマイクロコンピ
ユータによつて行われる。
露出中に過電圧又は不平衡状態が発生した場
合、マイクロコンピユータ41によつてインバー
タのトランジスタT1−T4に対する出力を停止さ
せる信号が出る。
合、マイクロコンピユータ41によつてインバー
タのトランジスタT1−T4に対する出力を停止さ
せる信号が出る。
上に述べた保護の特徴の他に、この出願と同日
に出願された係属中の米国特許出願通し番号第
564612号に記載される様に、電力トランジスタ制
御器38を駆動することによつて、出力トランジ
スタT1−T4を制御する一組の論理アンド・ゲー
トG4,G5,G6,G7がある。全般的に云う
と、G4が上側のトランジスタT1を制御し、G
5がT2を制御し、G6がT3を制御し、G7がT4
を制御する。G4に入つて来る主たる信号がT1
に関係するマイクロコンピユータ41からの駆動
信号であり、これがG4を付能し、変調信号がト
ランジスタT1に対するG4の出力を変調するこ
とが出来る様にする。同様に、マイクロコンピユ
ータ41が夫々ゲートG5,G6,G7に対し、
T2,T3,T4に関係する駆動信号を供給する。
に出願された係属中の米国特許出願通し番号第
564612号に記載される様に、電力トランジスタ制
御器38を駆動することによつて、出力トランジ
スタT1−T4を制御する一組の論理アンド・ゲー
トG4,G5,G6,G7がある。全般的に云う
と、G4が上側のトランジスタT1を制御し、G
5がT2を制御し、G6がT3を制御し、G7がT4
を制御する。G4に入つて来る主たる信号がT1
に関係するマイクロコンピユータ41からの駆動
信号であり、これがG4を付能し、変調信号がト
ランジスタT1に対するG4の出力を変調するこ
とが出来る様にする。同様に、マイクロコンピユ
ータ41が夫々ゲートG5,G6,G7に対し、
T2,T3,T4に関係する駆動信号を供給する。
ゲートG4,G5,G6,G7にはこの他の2
つの入力があり、それが不在であると、変調を停
止することが出来る。この信号(状態PS)が不
在である1例は、トランジスタ駆動電源の故障に
よつて起る。
つの入力があり、それが不在であると、変調を停
止することが出来る。この信号(状態PS)が不
在である1例は、トランジスタ駆動電源の故障に
よつて起る。
それが不在であればトランジスタT1−T4の動
作を停止する様に作用し得る他方の信号は短絡保
護又はシユートスル−保護と呼ばれる信号であ
り、これは1つのトランジスタ、例えばT1とそ
れと相補関係にあるトランジスタT3の間の光学
繊維のインターロツクであり、トランジスタT3
が誤動作でまだオンであれば、トンランジスタ
T1をもオンに切換えることは出来ない。これは、
もしそういうことが起つた場合、垂直のシユート
スルーが起つて、第2のトランジスタを損傷する
からである。この保護の特徴は両方向であつて、
トランジスタT3が降伏すれば、T1をオンに切換
えることは出来ない。逆に、T1が降伏すれば、
インターロツクが、T3がオンに切換められる前
に、T3を制御する。電力トランジスタT2及びT4
の他方の垂直枝路についても同じである。
作を停止する様に作用し得る他方の信号は短絡保
護又はシユートスル−保護と呼ばれる信号であ
り、これは1つのトランジスタ、例えばT1とそ
れと相補関係にあるトランジスタT3の間の光学
繊維のインターロツクであり、トランジスタT3
が誤動作でまだオンであれば、トンランジスタ
T1をもオンに切換えることは出来ない。これは、
もしそういうことが起つた場合、垂直のシユート
スルーが起つて、第2のトランジスタを損傷する
からである。この保護の特徴は両方向であつて、
トランジスタT3が降伏すれば、T1をオンに切換
えることは出来ない。逆に、T1が降伏すれば、
インターロツクが、T3がオンに切換められる前
に、T3を制御する。電力トランジスタT2及びT4
の他方の垂直枝路についても同じである。
上側の2つのトランジスタンT1及びT2だけに
印加される信号が線路保護信号である。この信号
の不在は、ゲートG10に対する3つの異なる信
号が供給されるkV出力保護装置の故障によつて
起る。この保護線はアンド・ゲートG10によつ
て発生される。アンド・ゲートG10は、第2の
電流限界レベル、過電圧保護又は不平衡保護によ
つて切換えられ、この為、G10からの出力は保
護信号であつて、ゲートG4又はG5を介して、
トランジスタT1及びT2の駆動を停止する様に作
用し得る。第2の電流限界、過電圧又は不平衡回
路の内のどれでも、電力出力段に不良状態が発生
するのを避ける為に、トランジスタT1及びT2の
出力を不動作にする。
印加される信号が線路保護信号である。この信号
の不在は、ゲートG10に対する3つの異なる信
号が供給されるkV出力保護装置の故障によつて
起る。この保護線はアンド・ゲートG10によつ
て発生される。アンド・ゲートG10は、第2の
電流限界レベル、過電圧保護又は不平衡保護によ
つて切換えられ、この為、G10からの出力は保
護信号であつて、ゲートG4又はG5を介して、
トランジスタT1及びT2の駆動を停止する様に作
用し得る。第2の電流限界、過電圧又は不平衡回
路の内のどれでも、電力出力段に不良状態が発生
するのを避ける為に、トランジスタT1及びT2の
出力を不動作にする。
下側のトランジスタT3及びT4は、高圧変圧器
からの波形の半サイクル全部にわたつて導電する
為、それ程重い負担を受けない。これらのトラン
ジスタは、マイクロプロセツサのT3及びT4端子
から夫々ゲートG6,G7に印加される信号によ
つて制御される。
からの波形の半サイクル全部にわたつて導電する
為、それ程重い負担を受けない。これらのトラン
ジスタは、マイクロプロセツサのT3及びT4端子
から夫々ゲートG6,G7に印加される信号によ
つて制御される。
ゲートG4及びG5に対する「変調」信号によ
つて表わされる電流限界の特徴も、上側の2つの
トランジスタT1及びT2だけに作用する。この為、
マイクロコンピユータ41が同期化信号を発生
し、それがフリツプフロツプ104,106に印
加される。これらのフリツプフロツプはこの同期
化信号と2次入力、即ちフリツプフロツプ104
では第2の電流限界信号、フリツプフロツプ10
6ではアンド・ゲートG9の出力信号との両方に
よつて制御される。ゲートG9は第1の電流限界
及びオア・ゲートG8の出力によつて制御され、
オア・ゲートG8はパルス幅変調のパルス列信号
と、フリツプフロツプ106の出力から発生され
る20マイクロ秒の単安定パルスである同期化信号
を受取る。この最低パルスを発生するのは、トラ
ンジスタ・インバータの出力側にあるRC直列回
路が、トランジスタがオフに転ずる前に完全に放
電していて、こうしてトランジスタの2番目の降
伏が起らない様に保護するのを保証する為であ
る。
つて表わされる電流限界の特徴も、上側の2つの
トランジスタT1及びT2だけに作用する。この為、
マイクロコンピユータ41が同期化信号を発生
し、それがフリツプフロツプ104,106に印
加される。これらのフリツプフロツプはこの同期
化信号と2次入力、即ちフリツプフロツプ104
では第2の電流限界信号、フリツプフロツプ10
6ではアンド・ゲートG9の出力信号との両方に
よつて制御される。ゲートG9は第1の電流限界
及びオア・ゲートG8の出力によつて制御され、
オア・ゲートG8はパルス幅変調のパルス列信号
と、フリツプフロツプ106の出力から発生され
る20マイクロ秒の単安定パルスである同期化信号
を受取る。この最低パルスを発生するのは、トラ
ンジスタ・インバータの出力側にあるRC直列回
路が、トランジスタがオフに転ずる前に完全に放
電していて、こうしてトランジスタの2番目の降
伏が起らない様に保護するのを保証する為であ
る。
動作について説明すると、第2の電流限界がオ
フに引外されていると仮定すれば、フリツプフロ
ツプ104の出力は第2の電流限界と同期した作
用であり、フリツプフロツプ106が、第1の電
流限界を通じて、且つRC放電の保証する為の20
マイクロ秒の単安定最低パルスのターンオンと関
連して、変調パルスを発生する。その後、マイク
ロコンピユータ41が変圧器の主周波数波形を発
生し、これが直ちに下側のトランジスタT3,T4
に印加される。この矩形波はゲートG8,G9及
びフリツプフロツプ104,106を通るパルス
幅変調のパルス列信号と同期していて、矩形波発
生器の立上り時間と同期し且つその終りに出るパ
ルス幅変調のパルス列を上側のトランジスタT1
並びに/又はT2に印加する。この時、即ち、こ
とごとくの半周期の終りに、マイクロコンピユー
タ41は、対角線1、即ちトランジスタT1及び
T4から対角線2、即ちトランジスタT2及びT3に
切換える信号をも発生する。この対角線の切換え
は、導電している対角線のトランジスタの完全な
オフ切換えが成功する様に保証する。最後にマイ
クロコンピユータ41が故障の誤まり及び誤差符
号をも発生するが、これらが制御マイクロプロセ
ツサ30に送り返され、考えられる故障の内の1
つが発生した時点、並びにそれがどういう種類の
故障であるかを知らせる。2進数が復号され、デ
ータ・リンクを介して表示コンソール49に送ら
れる。
フに引外されていると仮定すれば、フリツプフロ
ツプ104の出力は第2の電流限界と同期した作
用であり、フリツプフロツプ106が、第1の電
流限界を通じて、且つRC放電の保証する為の20
マイクロ秒の単安定最低パルスのターンオンと関
連して、変調パルスを発生する。その後、マイク
ロコンピユータ41が変圧器の主周波数波形を発
生し、これが直ちに下側のトランジスタT3,T4
に印加される。この矩形波はゲートG8,G9及
びフリツプフロツプ104,106を通るパルス
幅変調のパルス列信号と同期していて、矩形波発
生器の立上り時間と同期し且つその終りに出るパ
ルス幅変調のパルス列を上側のトランジスタT1
並びに/又はT2に印加する。この時、即ち、こ
とごとくの半周期の終りに、マイクロコンピユー
タ41は、対角線1、即ちトランジスタT1及び
T4から対角線2、即ちトランジスタT2及びT3に
切換える信号をも発生する。この対角線の切換え
は、導電している対角線のトランジスタの完全な
オフ切換えが成功する様に保証する。最後にマイ
クロコンピユータ41が故障の誤まり及び誤差符
号をも発生するが、これらが制御マイクロプロセ
ツサ30に送り返され、考えられる故障の内の1
つが発生した時点、並びにそれがどういう種類の
故障であるかを知らせる。2進数が復号され、デ
ータ・リンクを介して表示コンソール49に送ら
れる。
こうしてマイクロコンピユータ41は、電力イ
ンバータの制御、波形の発生、キヤビネツト側の
中央マイクロプロセツサとの連絡、指令を受取る
こと、並びに最も起り易い問題であるが、電力回
路で故障が起つたかどうかという様な判断を下す
為の情報を装置に供給することの点で、非常に高
度の融通性を持つ。
ンバータの制御、波形の発生、キヤビネツト側の
中央マイクロプロセツサとの連絡、指令を受取る
こと、並びに最も起り易い問題であるが、電力回
路で故障が起つたかどうかという様な判断を下す
為の情報を装置に供給することの点で、非常に高
度の融通性を持つ。
高圧分流器及び高圧分圧帰還回路
第3図の高圧分流器32及び高圧分圧帰還回路
46が第8図に更に詳しく示されている。高圧分
流器32は、高圧側で発生して、電子式の制御回
路に影響を及ぼす惧れのある過電圧に対し、保護
作用をする。独特な特徴は、普通の分流器の非常
に多数の部品に代えて、高圧整流器29の直流側
からの必要な出力コンデンサ71を2次的な役割
として使つていることである。追加する必要のあ
る部品は第8図に示す下側のコンデンサ107及
び下側の抵抗108だけであり、この為分流器の
物理的な寸法を大幅に小さくすると共に、普通の
分流器で行われている様に多数の素子を使うこと
による固有の不正確さ並びにコスト高が避けられ
る。典型的には、低エネルギの発生装置(0.25m
ASの範囲内)では、波静電容量は最小限に抑
えなければならない。例えばこの発明の好ましい
実施例では、コンデンサ71の静電容量は陽極か
ら大地まで、約5ナノフアラドである。陰極と大
地の間にも同一のコンデンサ及び同一の分流器が
ある。下側のコンデンサ107を使う目的は、低
電圧、即ち、5乃至15ボルトの範囲内の出力信号
を求め、それを悪影響なしに制御回路に帰還する
ことが出来る様にすることである。
46が第8図に更に詳しく示されている。高圧分
流器32は、高圧側で発生して、電子式の制御回
路に影響を及ぼす惧れのある過電圧に対し、保護
作用をする。独特な特徴は、普通の分流器の非常
に多数の部品に代えて、高圧整流器29の直流側
からの必要な出力コンデンサ71を2次的な役割
として使つていることである。追加する必要のあ
る部品は第8図に示す下側のコンデンサ107及
び下側の抵抗108だけであり、この為分流器の
物理的な寸法を大幅に小さくすると共に、普通の
分流器で行われている様に多数の素子を使うこと
による固有の不正確さ並びにコスト高が避けられ
る。典型的には、低エネルギの発生装置(0.25m
ASの範囲内)では、波静電容量は最小限に抑
えなければならない。例えばこの発明の好ましい
実施例では、コンデンサ71の静電容量は陽極か
ら大地まで、約5ナノフアラドである。陰極と大
地の間にも同一のコンデンサ及び同一の分流器が
ある。下側のコンデンサ107を使う目的は、低
電圧、即ち、5乃至15ボルトの範囲内の出力信号
を求め、それを悪影響なしに制御回路に帰還する
ことが出来る様にすることである。
これに関連して処理しなければならない問題
は、X線管がアークを出す時の大きな電圧スパイ
クである。これは、陽極と大地の間、陰極と大地
の間又は陽極と陰極の間の何れかで起り得る現象
である。勿論、何等かの保護をしなければ、こう
いう過電圧が制御回路を損傷する惧れがある。装
置を保護する為にこの発明で使う方式は、最悪の
場合、例えば演算増幅器84に接続された制御回
路には、大電圧の過渡状態の間、装置を損傷する
惧れのある過電圧がかゝらない様に保証する上か
ら下への電圧カスケード波作用を設けることで
ある。この保護作用をする為、公称最大75kVの
場合の分圧器の条件は、コンデンサ107とコン
デンサ71との比に2000を乗じて、Vxで定めら
れる。コンデンサ107の値は10マイクロフアラ
ド程度であり、電圧Vxは37.5ボルトに等しい。
演算増幅器84の入力に印加される分圧器回路内
の点Vyに於ける電圧は、抵抗109及び111
で除して、電圧Vzは大体Vyの半分の値、即ち
4.99ボルト又は例えば5ボルト近い電圧になる。
この5ボルトは、150kVの出力レベルでは、同一
の陰極対地間分圧器の電圧に関連して考えると、
分圧器の合計信号が10ボルトになる。
は、X線管がアークを出す時の大きな電圧スパイ
クである。これは、陽極と大地の間、陰極と大地
の間又は陽極と陰極の間の何れかで起り得る現象
である。勿論、何等かの保護をしなければ、こう
いう過電圧が制御回路を損傷する惧れがある。装
置を保護する為にこの発明で使う方式は、最悪の
場合、例えば演算増幅器84に接続された制御回
路には、大電圧の過渡状態の間、装置を損傷する
惧れのある過電圧がかゝらない様に保証する上か
ら下への電圧カスケード波作用を設けることで
ある。この保護作用をする為、公称最大75kVの
場合の分圧器の条件は、コンデンサ107とコン
デンサ71との比に2000を乗じて、Vxで定めら
れる。コンデンサ107の値は10マイクロフアラ
ド程度であり、電圧Vxは37.5ボルトに等しい。
演算増幅器84の入力に印加される分圧器回路内
の点Vyに於ける電圧は、抵抗109及び111
で除して、電圧Vzは大体Vyの半分の値、即ち
4.99ボルト又は例えば5ボルト近い電圧になる。
この5ボルトは、150kVの出力レベルでは、同一
の陰極対地間分圧器の電圧に関連して考えると、
分圧器の合計信号が10ボルトになる。
電圧を分圧すると、次にカスケード波作用が
働いてくる。最初に、過渡状態が発生して予定の
レベルより高い場合、避雷器SP1がスパイクに
対する保護作用をする。この場合、波作用に寄
与を持つ別の素子が同軸ケーブル112である。
同軸ケーブルは固有の静電容量及びインダクタン
スを持つていて、空隙A1に達する前に、高圧側
から来る放射雑音を下げる傾向を持つ。図示の様
に第2の避雷器SP2を設けて、保護の万全を期
す。このカスケード波作用に更に追加して、コ
ンデンサ113,114,116及び抵抗117
を設ける。抵抗117及びコンデンサ114の間
で別の波効果がある。最後に、抵抗109及び
コンデンサ116によるVyからVzまでの波効
果がある。抵抗109及びコンデンサ116は、
上に述べた抵抗109,111の分圧作用に関連
して作用をする。この累積的な効果として、陽極
大地間電圧が75000ボルトの場合、電圧Vzの公称
値は5ボルトである。第8図の回路にはダイオー
ド118,119もある。これらのダイオード
は、スパイクの極性に応じて、スパイクをダイオ
ード118を介して15ボルトの電源に方向転換す
るか、又はダイオード119を介してVyから大
地に方向転換する。更に演算増幅器84は、ダイ
オード121,122により、その入力端子に対
する過電圧から保護される。
働いてくる。最初に、過渡状態が発生して予定の
レベルより高い場合、避雷器SP1がスパイクに
対する保護作用をする。この場合、波作用に寄
与を持つ別の素子が同軸ケーブル112である。
同軸ケーブルは固有の静電容量及びインダクタン
スを持つていて、空隙A1に達する前に、高圧側
から来る放射雑音を下げる傾向を持つ。図示の様
に第2の避雷器SP2を設けて、保護の万全を期
す。このカスケード波作用に更に追加して、コ
ンデンサ113,114,116及び抵抗117
を設ける。抵抗117及びコンデンサ114の間
で別の波効果がある。最後に、抵抗109及び
コンデンサ116によるVyからVzまでの波効
果がある。抵抗109及びコンデンサ116は、
上に述べた抵抗109,111の分圧作用に関連
して作用をする。この累積的な効果として、陽極
大地間電圧が75000ボルトの場合、電圧Vzの公称
値は5ボルトである。第8図の回路にはダイオー
ド118,119もある。これらのダイオード
は、スパイクの極性に応じて、スパイクをダイオ
ード118を介して15ボルトの電源に方向転換す
るか、又はダイオード119を介してVyから大
地に方向転換する。更に演算増幅器84は、ダイ
オード121,122により、その入力端子に対
する過電圧から保護される。
(1)避雷器SP1、同軸ケーブル112、コンデ
ンサ、113、空隙A1、避雷器SP2及び抵抗
109,111,117の分圧器を含む素子の組
合せの波作用、(2)抵抗117及びコンデンサ1
14の組合せの波作用、(3)抵抗109とコンデ
ンサ116の組合せの波作用と、ダイオード1
18,119を介してエネルギを電源のコンデン
サに戻す能力と組合せた効果として、高圧側に発
生する鋭いスパイクのレベルがどうであつても、
電子式の制御回路に損傷を招く程のエネルギが加
えられることがない様に保証される。
ンサ、113、空隙A1、避雷器SP2及び抵抗
109,111,117の分圧器を含む素子の組
合せの波作用、(2)抵抗117及びコンデンサ1
14の組合せの波作用、(3)抵抗109とコンデ
ンサ116の組合せの波作用と、ダイオード1
18,119を介してエネルギを電源のコンデン
サに戻す能力と組合せた効果として、高圧側に発
生する鋭いスパイクのレベルがどうであつても、
電子式の制御回路に損傷を招く程のエネルギが加
えられることがない様に保証される。
次に高圧分流器32の設計について更に詳しく
説明すると、その過渡的な応答は、コンデンサ7
1、抵抗69及びVxに於ける等価抵抗を持つコ
ンデンサ107の合計インピーダンスに関係する
が、定常状態では、その精度は抵抗69及びVx
の等価抵抗に関係する。比較的小さな値の減衰抵
抗124を設けて、直列インダクタンスによつて
発生されるかも知れないコンデンサ71に対する
余分のリツプル振動を減衰させる。この理由で、
高圧コンデンサ71は典型的にはナノヘンリー未
満の小さいインダクタンスの値を持つことが好ま
しい。抵抗69、及び直列の抵抗117,10
9,111と並列の抵抗108で構成された等価
抵抗と、コンデンサ71及び107の間の関係
は、それ等の時定数を同じにしなければならない
こと、並びに要求される電圧又はVxの電圧が、
最大75kVの陽極大地間電圧に対し、(アンダーラ
イター・ラボラトリーズによつて要求される)40
ボルト程度にすべきであることによつて定められ
る。分流器の設定に対する調節が非常に簡単であ
り、必要な唯一の調整は、コンデンサ51の許容
公差、典型的には5%程度に対して、コンデンサ
107を調節することであることをこゝで述べて
おきたい。この1個の調節に較べて、従来の分流
器では、非常に多数の部品を使つている為に、非
常に多くの調節を必要とするのが典型的であり、
それと非常に対照的である。
説明すると、その過渡的な応答は、コンデンサ7
1、抵抗69及びVxに於ける等価抵抗を持つコ
ンデンサ107の合計インピーダンスに関係する
が、定常状態では、その精度は抵抗69及びVx
の等価抵抗に関係する。比較的小さな値の減衰抵
抗124を設けて、直列インダクタンスによつて
発生されるかも知れないコンデンサ71に対する
余分のリツプル振動を減衰させる。この理由で、
高圧コンデンサ71は典型的にはナノヘンリー未
満の小さいインダクタンスの値を持つことが好ま
しい。抵抗69、及び直列の抵抗117,10
9,111と並列の抵抗108で構成された等価
抵抗と、コンデンサ71及び107の間の関係
は、それ等の時定数を同じにしなければならない
こと、並びに要求される電圧又はVxの電圧が、
最大75kVの陽極大地間電圧に対し、(アンダーラ
イター・ラボラトリーズによつて要求される)40
ボルト程度にすべきであることによつて定められ
る。分流器の設定に対する調節が非常に簡単であ
り、必要な唯一の調整は、コンデンサ51の許容
公差、典型的には5%程度に対して、コンデンサ
107を調節することであることをこゝで述べて
おきたい。この1個の調節に較べて、従来の分流
器では、非常に多数の部品を使つている為に、非
常に多くの調節を必要とするのが典型的であり、
それと非常に対照的である。
この発明の分流器の別の利点は、高圧側から
37.5ボルトの点Vzまで、部品の数が2個の抵抗
及び2個のコンデンサと最小限に抑えてある為、
累算的な誤差の惧れが最小限になつていることで
ある。抵抗に要求される許容公差はそれ程厳しく
ない。これは抵抗の数が僅か2個であるからであ
る。この為、過渡的な応答が速い分流器を非常に
簡単に、安いコストで高い精度で作ることが出来
る。
37.5ボルトの点Vzまで、部品の数が2個の抵抗
及び2個のコンデンサと最小限に抑えてある為、
累算的な誤差の惧れが最小限になつていることで
ある。抵抗に要求される許容公差はそれ程厳しく
ない。これは抵抗の数が僅か2個であるからであ
る。この為、過渡的な応答が速い分流器を非常に
簡単に、安いコストで高い精度で作ることが出来
る。
抵抗だけを使う従来の分流器は良好な過渡的な
応答及び速い立上りを持たないのが普通である
が、非常に急激な立上りを以て高い周波数で動作
するこの発明の装置では、閉ループ帰還電圧制御
が出来る様に良好な過渡的な応答が得られる。更
に、一層大きな帯域幅で動作が出来、こうして装
置の応答が改善される。
応答及び速い立上りを持たないのが普通である
が、非常に急激な立上りを以て高い周波数で動作
するこの発明の装置では、閉ループ帰還電圧制御
が出来る様に良好な過渡的な応答が得られる。更
に、一層大きな帯域幅で動作が出来、こうして装
置の応答が改善される。
混合増幅器及び帰還制御器
高圧帰還制御装置が第9図に示されており、0
乃至10ボルト程度の電子回路用の低レベル信号で
ある可変電圧指令を発生する周知の手段を含んで
いる。この発明では、この信号が中央マイクロプ
ロセツサ30により、デイジタル・アナログ変換
器52を介して発生される。線72を介して出力
から戻つて来るキロボルト数帰還信号がアナロ
グ・デイジタル変換器53で変換されて、同じマ
イクロプロセツサ30に供給され、装置が正しく
動作していること、並びに帰還電圧が指令電圧に
追従していることを実時間動作で確認する。第9
図に示す好ましい電力段が先ず電力トランジス
タ・インバータ39を含んでいる。このインバー
タは、24kV(乳房造影法)から150kV(放射線写
真法)までの要求される非常に広いキロボルト数
で作用することが出来る様にする為に、変圧器の
2つの固定タツプ及びの内の1つで作用す
る。第9図では、電力トランジスタ・インバータ
39の出力に、こゝで1次側と呼ぶ高圧側に対す
る等価回路が示されている。その主な構成部品
は、変圧器の漏洩インダクタンス、インダクタン
ス及びそれに伴う直列インダクタンスLT、波
コンデンサCF及び可変負荷RLである。この波
コンデンサは1次側に対しては、高電圧の時の値
に変圧器のターン比の自乗を乗じて計算され、こ
の結果非常に大きな値になる。可変負荷は1次側
に対しては、非常に広い範囲にわたつて変わり得
る(典型的には、1250mAから0.1mAと15000対
1に、又は場合によつては更に大きな負荷電力の
変化がある)。更に前に述べた高圧分圧器が示さ
れている。これは電圧帰還用の混合、増幅及び制
御器34と中央処理装置30を動作させる為のキ
ロボルト数帰還信号を発生する。
乃至10ボルト程度の電子回路用の低レベル信号で
ある可変電圧指令を発生する周知の手段を含んで
いる。この発明では、この信号が中央マイクロプ
ロセツサ30により、デイジタル・アナログ変換
器52を介して発生される。線72を介して出力
から戻つて来るキロボルト数帰還信号がアナロ
グ・デイジタル変換器53で変換されて、同じマ
イクロプロセツサ30に供給され、装置が正しく
動作していること、並びに帰還電圧が指令電圧に
追従していることを実時間動作で確認する。第9
図に示す好ましい電力段が先ず電力トランジス
タ・インバータ39を含んでいる。このインバー
タは、24kV(乳房造影法)から150kV(放射線写
真法)までの要求される非常に広いキロボルト数
で作用することが出来る様にする為に、変圧器の
2つの固定タツプ及びの内の1つで作用す
る。第9図では、電力トランジスタ・インバータ
39の出力に、こゝで1次側と呼ぶ高圧側に対す
る等価回路が示されている。その主な構成部品
は、変圧器の漏洩インダクタンス、インダクタン
ス及びそれに伴う直列インダクタンスLT、波
コンデンサCF及び可変負荷RLである。この波
コンデンサは1次側に対しては、高電圧の時の値
に変圧器のターン比の自乗を乗じて計算され、こ
の結果非常に大きな値になる。可変負荷は1次側
に対しては、非常に広い範囲にわたつて変わり得
る(典型的には、1250mAから0.1mAと15000対
1に、又は場合によつては更に大きな負荷電力の
変化がある)。更に前に述べた高圧分圧器が示さ
れている。これは電圧帰還用の混合、増幅及び制
御器34と中央処理装置30を動作させる為のキ
ロボルト数帰還信号を発生する。
閉ループ帰還制御装置の主な特徴の1つは、抵
抗126、抵抗127及びコンデンサ128の組
合せによつて行われる電圧帰還の進相と、帰還抵
抗131及びコンデンサ132の時定数によつて
得られる混合増幅器129の遅相であり、その協動
作用によつてkV帰還誤差信号が発生されるが、
これは立上り帰還の間変化すると共に、定常状態
では直流信号とみなすことが出来、鋸歯状波発生
器36と比較され、比較器133の出力にパルス
幅変調のパルス列を発生する。
抗126、抵抗127及びコンデンサ128の組
合せによつて行われる電圧帰還の進相と、帰還抵
抗131及びコンデンサ132の時定数によつて
得られる混合増幅器129の遅相であり、その協動
作用によつてkV帰還誤差信号が発生されるが、
これは立上り帰還の間変化すると共に、定常状態
では直流信号とみなすことが出来、鋸歯状波発生
器36と比較され、比較器133の出力にパルス
幅変調のパルス列を発生する。
上に述べた飽和防止回路47も閉ループ帰還キ
ロボルト数ループの一部分であることを述べてお
きたい。これは、鋸歯状発生器からの波形の勾配
を動的に変える時、ループ全体の制御器の実効利
得も変えているからである。飽和防止回路47に
於ける変動は小さく、変圧器自体が到達する飽和
レベルに従つて動的に変化しているが、ループに
導入される可変利得は、装置の安定性並びに性能
のよい動作にとつて考慮に入れなければならない
別の重要な特徴である。ループの遅相回路の目的
は、誤差帰還信号の雑音を波することである。
最適の性能を達成する為には、装置の帯域幅、短
いパルス応答及び帰還のトラツキングを改善する
為に、遅相回路は最小限に抑えなければならな
い。この発明の遅相回路は、抵抗131及びコン
デンサ132の組合せの時定数と、RL及びCFの
値によつて決定される負荷波器の時定数とによ
つて特性的に定められる。然し、RLCFが可変で
あつて、前に説明した様に、典型的には15000対
1で変化することがあるから、抵抗131及びコ
ンデンサ132によつて混合増幅器129に導入
される位相の遅れは、制御並びに安定性の点で、
X線発生装置で普通に起る考えられる大幅の負荷
変動を補償しなければならない。他方、抵抗13
1及びコンデンサ132の組合せは、帰還装置が
1ミリ秒という短い露出時間に応答し得る様に保
証する為、時定数が最低になる様にしなければな
らない。
ロボルト数ループの一部分であることを述べてお
きたい。これは、鋸歯状発生器からの波形の勾配
を動的に変える時、ループ全体の制御器の実効利
得も変えているからである。飽和防止回路47に
於ける変動は小さく、変圧器自体が到達する飽和
レベルに従つて動的に変化しているが、ループに
導入される可変利得は、装置の安定性並びに性能
のよい動作にとつて考慮に入れなければならない
別の重要な特徴である。ループの遅相回路の目的
は、誤差帰還信号の雑音を波することである。
最適の性能を達成する為には、装置の帯域幅、短
いパルス応答及び帰還のトラツキングを改善する
為に、遅相回路は最小限に抑えなければならな
い。この発明の遅相回路は、抵抗131及びコン
デンサ132の組合せの時定数と、RL及びCFの
値によつて決定される負荷波器の時定数とによ
つて特性的に定められる。然し、RLCFが可変で
あつて、前に説明した様に、典型的には15000対
1で変化することがあるから、抵抗131及びコ
ンデンサ132によつて混合増幅器129に導入
される位相の遅れは、制御並びに安定性の点で、
X線発生装置で普通に起る考えられる大幅の負荷
変動を補償しなければならない。他方、抵抗13
1及びコンデンサ132の組合せは、帰還装置が
1ミリ秒という短い露出時間に応答し得る様に保
証する為、時定数が最低になる様にしなければな
らない。
混合増幅器129の帰還で装置の速い応答を得
る為、市場で入手し得る制御回路135を設け
る。この回路の作用は、混合増幅器129の最大
出力を10ボルトのレベルに制限することである。
この10ボルトのレベルは鋸歯状波発生器の出力と
同じ振幅であり、この為、混合増幅器129の最
大出力は鋸歯状波発生器の出力レベルを越えな
い。この関係により、特に立上り帰還の後の方の
部分の間、応答を一層遅くする原因になる様な混
合増幅器の飽和を避ける。遅相装置の2番目の作
用は、進相の特徴によつて導入された雑音を補償
し、予定の周波数より高い所では、遅相装置が装
置に対する雑音の影響を最小限に抑える様にする
ことである。立上り時間の間、抵抗126,12
7及びコンデンサ128による進相効果が、立上
り時間の終りにオーバシユートを予定のレベルに
クランプする。これが負荷の動的な変動、又はキ
ロボルト数に影響を与え得る、直流レールの電圧
レベルの様な他のパラメータの変動に対する装置
の応答を改善する。こうして進相回路が立上り時
間の間のオーバシユートを制御し、傾斜関数作用
をする。制御の観点から見ると、それがすること
は、立上り時間の間に変圧器及び出力直流波器
が蓄積するエネルギを減少して、オーバシユート
を制御することである。進相の特徴を使うことに
伴う主な欠点は、混合演算増幅器の出力に対する
雑音信号に固有の増加が起ることであるが、前に
説明した様に、カツトオフ周波数より高い周波数
ではこれが補償され、この為、進相によつて発生
される交流リツプルの増加が、前述の遅相回路並
びに関連した中間遅相回路によつて実効的に相殺
される。この回路は直列接続された抵抗130及
びコンデンサ140で構成されていて、ダイナミ
ツク雑音を補償し、こうして高い利得及び良い安
定性を持つ改良された装置に於ける雑音レベルを
許容し得るものにする。装置の帯域幅は1乃至
1.2kHzの範囲であることが好ましく、変圧器の切
換え周波数は典型的には6kHz程度又はそれより
高く、こうして進相並びに中間遅相の両方に対す
る両方のカツトオフ周波数が、変圧器の切換え周
波数より十分低くて、進相の特徴によつて発生さ
れる交流リツプルの増加を補償する。装置の安定
性が第10図に示すニコル線図によつて示されて
いる。この図は全体的な利得の余裕が約20dBで
位相の余裕が70°であることを示している。従つ
て、装置の直線性並びに制御安定性の余裕は非常
に良好である。
る為、市場で入手し得る制御回路135を設け
る。この回路の作用は、混合増幅器129の最大
出力を10ボルトのレベルに制限することである。
この10ボルトのレベルは鋸歯状波発生器の出力と
同じ振幅であり、この為、混合増幅器129の最
大出力は鋸歯状波発生器の出力レベルを越えな
い。この関係により、特に立上り帰還の後の方の
部分の間、応答を一層遅くする原因になる様な混
合増幅器の飽和を避ける。遅相装置の2番目の作
用は、進相の特徴によつて導入された雑音を補償
し、予定の周波数より高い所では、遅相装置が装
置に対する雑音の影響を最小限に抑える様にする
ことである。立上り時間の間、抵抗126,12
7及びコンデンサ128による進相効果が、立上
り時間の終りにオーバシユートを予定のレベルに
クランプする。これが負荷の動的な変動、又はキ
ロボルト数に影響を与え得る、直流レールの電圧
レベルの様な他のパラメータの変動に対する装置
の応答を改善する。こうして進相回路が立上り時
間の間のオーバシユートを制御し、傾斜関数作用
をする。制御の観点から見ると、それがすること
は、立上り時間の間に変圧器及び出力直流波器
が蓄積するエネルギを減少して、オーバシユート
を制御することである。進相の特徴を使うことに
伴う主な欠点は、混合演算増幅器の出力に対する
雑音信号に固有の増加が起ることであるが、前に
説明した様に、カツトオフ周波数より高い周波数
ではこれが補償され、この為、進相によつて発生
される交流リツプルの増加が、前述の遅相回路並
びに関連した中間遅相回路によつて実効的に相殺
される。この回路は直列接続された抵抗130及
びコンデンサ140で構成されていて、ダイナミ
ツク雑音を補償し、こうして高い利得及び良い安
定性を持つ改良された装置に於ける雑音レベルを
許容し得るものにする。装置の帯域幅は1乃至
1.2kHzの範囲であることが好ましく、変圧器の切
換え周波数は典型的には6kHz程度又はそれより
高く、こうして進相並びに中間遅相の両方に対す
る両方のカツトオフ周波数が、変圧器の切換え周
波数より十分低くて、進相の特徴によつて発生さ
れる交流リツプルの増加を補償する。装置の安定
性が第10図に示すニコル線図によつて示されて
いる。この図は全体的な利得の余裕が約20dBで
位相の余裕が70°であることを示している。従つ
て、装置の直線性並びに制御安定性の余裕は非常
に良好である。
この発明の装置は、種々の設計及び性能の特徴
を考えれば、更によく理解されよう。例えば立上
り期間の間、一方は立上り時間を速くする為に電
流の流れを大きくするという条件、そして他方は
オーバシユートを避けると共に寸法が大きすぎる
部品を必要としないで済む様に、電流の流れを制
限しようとする条件の相反する相互作用条件があ
ることが理解されよう。立上り時間の間、電流が
変圧器を磁化する為に非常に大きく流れる傾向が
あり、出力波コンデンサ69を充電するが、変
圧器の漏洩インダクタンスによつて制限されるだ
けである。この漏洩インダクタンスは設計によ
り、1次側及び2次側の間の信号波形の再現性が
非常によくなる様に、最小限に抑えることが好ま
しい。X線発生装置の直流出力波器の規模は、
達成しようとする低いmA、インバータの所望の
切換え周波数、及び許容し得る出力電圧のリツプ
ルの兼合いである。この発明の特徴は、立上り期
間の間、周波数を高くして、限流作用を少なくし
て立上り時間を一層速くし、こうして矩形波にご
く近い波形を得ることである。
を考えれば、更によく理解されよう。例えば立上
り期間の間、一方は立上り時間を速くする為に電
流の流れを大きくするという条件、そして他方は
オーバシユートを避けると共に寸法が大きすぎる
部品を必要としないで済む様に、電流の流れを制
限しようとする条件の相反する相互作用条件があ
ることが理解されよう。立上り時間の間、電流が
変圧器を磁化する為に非常に大きく流れる傾向が
あり、出力波コンデンサ69を充電するが、変
圧器の漏洩インダクタンスによつて制限されるだ
けである。この漏洩インダクタンスは設計によ
り、1次側及び2次側の間の信号波形の再現性が
非常によくなる様に、最小限に抑えることが好ま
しい。X線発生装置の直流出力波器の規模は、
達成しようとする低いmA、インバータの所望の
切換え周波数、及び許容し得る出力電圧のリツプ
ルの兼合いである。この発明の特徴は、立上り期
間の間、周波数を高くして、限流作用を少なくし
て立上り時間を一層速くし、こうして矩形波にご
く近い波形を得ることである。
上に述べた条件の他に、電力トランジスタ・イ
ンバータ27並びにそれに関連した制御装置が許
容し得るレベルに電流の流れを制限する必要があ
る。更に、立上り時間の終りのオーバシユートを
避ける為に、電流の流れ並びに関連する立上り時
間を制限しなければならない。こういう理由で、
立上り時間の間に電流を制御しなければならない
が、それと同時に、X線手順で好ましい結果を得
る為、特に短い露出では、装置は0.5乃至1.5ミリ
秒の範囲内の妥当な立上り時間を達成しなければ
ならない。こういうことが、増加する可変のマー
ク/スペース比の特徴の作用と、定常状態の動作
よりも一層高い周波数で動作させることによつて
達成されることは、前に述べた通りである。
ンバータ27並びにそれに関連した制御装置が許
容し得るレベルに電流の流れを制限する必要があ
る。更に、立上り時間の終りのオーバシユートを
避ける為に、電流の流れ並びに関連する立上り時
間を制限しなければならない。こういう理由で、
立上り時間の間に電流を制御しなければならない
が、それと同時に、X線手順で好ましい結果を得
る為、特に短い露出では、装置は0.5乃至1.5ミリ
秒の範囲内の妥当な立上り時間を達成しなければ
ならない。こういうことが、増加する可変のマー
ク/スペース比の特徴の作用と、定常状態の動作
よりも一層高い周波数で動作させることによつて
達成されることは、前に述べた通りである。
上に説明した電流レベル相互作用現像の別の1
面は、立上り時間の間、混合増幅器129が飽和
状態にあり、飽和期間の間、装置が変圧器鉄心の
飽和状態から速やかに回復すること並びにこの期
間中制御作用が保たれることを保証する為に、何
等かの制御作用を加えなければならない。前に説
明した様に、この制御作用を設定する為、混合増
幅器129の帰還に出力制限回路135を装入し
て、コンデンサ132が回復するまでの時間が長
くなる様な極端な位置に誤差信号が行かない様に
して、誤差信号が鋸歯状波発生器の交点の限界内
にあつて、混合増幅器を飽和状態から速やかに脱
出させ、立上り期間の終りに良好な制御作用を達
成する。この立上り時間の終りに、並びに立上り
時間の間でも、飽和防止回路47は変圧器28が
飽和状態から確実に脱出する様にする為に釣合せ
なければならない。これは、この立上り時間の
間、マーク/スペース比又はボルト/秒の動的な
非対称性がインバータ27及び変圧器28に加え
られるからである。立上り時間の間の増加する可
変のマーク/スペース比は、マイクロプロセツサ
30からD/A変換器52を通じて電圧要求値の
勾配を制御して、立上り時間の初めの小さなパル
スが、電力インバータに対する電流限界と共に、
電流を制限し、立上り期間をも制御することによ
つて達成し得る。
面は、立上り時間の間、混合増幅器129が飽和
状態にあり、飽和期間の間、装置が変圧器鉄心の
飽和状態から速やかに回復すること並びにこの期
間中制御作用が保たれることを保証する為に、何
等かの制御作用を加えなければならない。前に説
明した様に、この制御作用を設定する為、混合増
幅器129の帰還に出力制限回路135を装入し
て、コンデンサ132が回復するまでの時間が長
くなる様な極端な位置に誤差信号が行かない様に
して、誤差信号が鋸歯状波発生器の交点の限界内
にあつて、混合増幅器を飽和状態から速やかに脱
出させ、立上り期間の終りに良好な制御作用を達
成する。この立上り時間の終りに、並びに立上り
時間の間でも、飽和防止回路47は変圧器28が
飽和状態から確実に脱出する様にする為に釣合せ
なければならない。これは、この立上り時間の
間、マーク/スペース比又はボルト/秒の動的な
非対称性がインバータ27及び変圧器28に加え
られるからである。立上り時間の間の増加する可
変のマーク/スペース比は、マイクロプロセツサ
30からD/A変換器52を通じて電圧要求値の
勾配を制御して、立上り時間の初めの小さなパル
スが、電力インバータに対する電流限界と共に、
電流を制限し、立上り期間をも制御することによ
つて達成し得る。
第11A図乃至第11F図は、ゼネラル・エレ
クトリツク・カンパニが製造したX線管MX−
100に種々のパラメータを用いて動作する時のこ
の発明の装置の性能を示している。第11A図
は、55,60,70,80,90及び100kVの
異なるkVレベルに対して640mAの電流負荷を用
いた時の32ミリ秒の典型的な露出時間を示す。先
づ、立上り時間が非常に速く、即ち1ミリ秒以内
であることが認められよう。2番目に、立上り時
間の間の直線性が非常によく、進相補償の為に、
立上り時間の終りにオーバーシユートが緊密に制
御されている。定常状態の動作中、出力のリツプ
ルが出力電圧と共に減少し、マーク/スペース比
が電圧上昇と共に増加することが判る。然し、何
れの場合もリツプルはごく少ない。
クトリツク・カンパニが製造したX線管MX−
100に種々のパラメータを用いて動作する時のこ
の発明の装置の性能を示している。第11A図
は、55,60,70,80,90及び100kVの
異なるkVレベルに対して640mAの電流負荷を用
いた時の32ミリ秒の典型的な露出時間を示す。先
づ、立上り時間が非常に速く、即ち1ミリ秒以内
であることが認められよう。2番目に、立上り時
間の間の直線性が非常によく、進相補償の為に、
立上り時間の終りにオーバーシユートが緊密に制
御されている。定常状態の動作中、出力のリツプ
ルが出力電圧と共に減少し、マーク/スペース比
が電圧上昇と共に増加することが判る。然し、何
れの場合もリツプルはごく少ない。
第11B図は、夫々125kV及び400mAの電圧
及び電流レベルで動作する時の1ミリ秒並びにそ
れ以上の露出時間を示す。この図で示す1つのこ
とは、帰還回路の効果が非常に高速であることで
ある。kV波形の平坦な頂部は、帰還が1ミリ秒
以内に作用していることを実証している。この図
は、立上り帰還の間、限流作用が働いて立上り期
間中に波コンデンサ及び変圧器にエネルギが蓄
積されるのを制御して、オーバシユートを防止す
る場所の表示を幾つか示している。動作パラメー
タは、X線発生装置が非常に低いmAで自動露出
制御で作用する時の典型的な値である。この様に
非常に低いmAの場合、従来の発生装置では再現
性が、負荷の大幅の変動の為に達成するのが非常
に困難である。この発明は、この様な状態でも、
オーバシユートがなく、頂部が平坦で応答が速い
ことを保証する非常に高速の閉ループ動作でキロ
ボルト数を制御することにより、良好な性能を達
成する。
及び電流レベルで動作する時の1ミリ秒並びにそ
れ以上の露出時間を示す。この図で示す1つのこ
とは、帰還回路の効果が非常に高速であることで
ある。kV波形の平坦な頂部は、帰還が1ミリ秒
以内に作用していることを実証している。この図
は、立上り帰還の間、限流作用が働いて立上り期
間中に波コンデンサ及び変圧器にエネルギが蓄
積されるのを制御して、オーバシユートを防止す
る場所の表示を幾つか示している。動作パラメー
タは、X線発生装置が非常に低いmAで自動露出
制御で作用する時の典型的な値である。この様に
非常に低いmAの場合、従来の発生装置では再現
性が、負荷の大幅の変動の為に達成するのが非常
に困難である。この発明は、この様な状態でも、
オーバシユートがなく、頂部が平坦で応答が速い
ことを保証する非常に高速の閉ループ動作でキロ
ボルト数を制御することにより、良好な性能を達
成する。
第11C図は110kV、400mAの時の露出を示
しており、インバータの電流波形を示す。この図
は相異なる2つの期間をはつきりと示している。
第1の期間、即ち非線形立上り期間は、動流が定
常状態のレベルより一層高いレベルで流れること
が出来、立上り時間を速くすることを示してい
る。更に立上り時間の間も、定常状態の動作中
も、波形が非常に対称的であることを示してい
る。これは、飽和防止回路47の作用の為、変圧
器の飽和現像がないことを表わす。更にこの図
は、立上り期間と定常状態の間の移り変わりが進
相動作の終り並びにkV数の頂部に達した時に、
滑らかに且つ高速で行われることを示している。
しており、インバータの電流波形を示す。この図
は相異なる2つの期間をはつきりと示している。
第1の期間、即ち非線形立上り期間は、動流が定
常状態のレベルより一層高いレベルで流れること
が出来、立上り時間を速くすることを示してい
る。更に立上り時間の間も、定常状態の動作中
も、波形が非常に対称的であることを示してい
る。これは、飽和防止回路47の作用の為、変圧
器の飽和現像がないことを表わす。更にこの図
は、立上り期間と定常状態の間の移り変わりが進
相動作の終り並びにkV数の頂部に達した時に、
滑らかに且つ高速で行われることを示している。
kV階段形応答が第11D図に示されており、
この図は200mA、70kVの波形に15kVの段階を
重畳した場合を示す。この図から判る様に、オー
バーシユートがなく、落書き時間は非常に速い
(1ミリ秒未満程度)。これは遅相及び進相回路が
支配的になる第1次装置、即ち1/(1+ST)
であると思われる。
この図は200mA、70kVの波形に15kVの段階を
重畳した場合を示す。この図から判る様に、オー
バーシユートがなく、落書き時間は非常に速い
(1ミリ秒未満程度)。これは遅相及び進相回路が
支配的になる第1次装置、即ち1/(1+ST)
であると思われる。
第11E図は同じ波形であるが、周波数が一層
高くなり、7.5kVpの階段を重畳した場合を示し
ており、キロボルト周波数応答を示している。下
側の曲線は、可変の中間要求値を発生するクロツ
ク発生器を示す。
高くなり、7.5kVpの階段を重畳した場合を示し
ており、キロボルト周波数応答を示している。下
側の曲線は、可変の中間要求値を発生するクロツ
ク発生器を示す。
第11F図は第11E図と同様であるが、
75kVpに7.5kVpを重畳した場合である。然し、
時間の目盛が変わつており、周波数はこの時5.5k
Hzである。
75kVpに7.5kVpを重畳した場合である。然し、
時間の目盛が変わつており、周波数はこの時5.5k
Hzである。
第10図及び第11図に示した性能データか
ら、電圧帰還制御器に関してひき出せる結論は次
の通りである。(1)X線発生装置に用いる広い範囲
の方式にわたり、実質的にオーバシユートがな
い。(2)少なくとも5.5kHzまではトラツキングが非
常に良好である。(3)不安定性がなく、むしろ直線
性並びに再現性が非常によい。(4)その挙動は第1
次装置1/(1+ST)の挙動である。
ら、電圧帰還制御器に関してひき出せる結論は次
の通りである。(1)X線発生装置に用いる広い範囲
の方式にわたり、実質的にオーバシユートがな
い。(2)少なくとも5.5kHzまではトラツキングが非
常に良好である。(3)不安定性がなく、むしろ直線
性並びに再現性が非常によい。(4)その挙動は第1
次装置1/(1+ST)の挙動である。
この発明を特定の実施例並びに例について説明
したが、当業者には以上の説明からいろいろな変
更が考えられよう。従つて、特許請求の範囲で、
この発明はこゝで具体的に説明した以外の形で実
施することが出来ることを承知されたい。
したが、当業者には以上の説明からいろいろな変
更が考えられよう。従つて、特許請求の範囲で、
この発明はこゝで具体的に説明した以外の形で実
施することが出来ることを承知されたい。
第1図は従来のX線発生装置の略図、第2図は
この発明のX線発生装置の略図、第3A図及び第
3B図はこの発明の好ましい実施例の電圧帰還及
び制御部分の回路図、第4図はこの発明の飽和防
止回路の回路図、第5A図及び第5B図はこの発
明のインバータの制御装置で発生される代表的な
パルスを示す簡略のグラフ、第6図はこの発明で
用いる種々の保護回路の回路図、第7図はこの発
明の保護回路のデイジタル部分を示す回路図、第
8図はこの発明の好ましい実施例の分圧器の回路
図、第9図は混合増幅器並びにそれに関連した進
相回路を含むこの発明の帰還制御部分の回路図、
第10図はこの発明のキロボルト数帰還をグラフ
で示すニコル線図、第11A図乃至第11F図は
この発明の性能のいろいろな特性を示すオツシロ
スコープに得られた痕跡を示すグラフである。 主な符号の説明、23:3相入力、24:整流
器、27:インバータ、28:高圧変圧器、2
9:整流器、37:論理制御装置、47:飽和防
止回路、48:電流限界回路、67:変流器。
この発明のX線発生装置の略図、第3A図及び第
3B図はこの発明の好ましい実施例の電圧帰還及
び制御部分の回路図、第4図はこの発明の飽和防
止回路の回路図、第5A図及び第5B図はこの発
明のインバータの制御装置で発生される代表的な
パルスを示す簡略のグラフ、第6図はこの発明で
用いる種々の保護回路の回路図、第7図はこの発
明の保護回路のデイジタル部分を示す回路図、第
8図はこの発明の好ましい実施例の分圧器の回路
図、第9図は混合増幅器並びにそれに関連した進
相回路を含むこの発明の帰還制御部分の回路図、
第10図はこの発明のキロボルト数帰還をグラフ
で示すニコル線図、第11A図乃至第11F図は
この発明の性能のいろいろな特性を示すオツシロ
スコープに得られた痕跡を示すグラフである。 主な符号の説明、23:3相入力、24:整流
器、27:インバータ、28:高圧変圧器、2
9:整流器、37:論理制御装置、47:飽和防
止回路、48:電流限界回路、67:変流器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 陽極と陰極を有するX線管31用の高電圧装
置に於て、該高電圧装置が、 直流電力源24と、 1次巻線を有する高圧変圧器28と、 前記直流電力源から前記1次巻線にスイツチン
グされた電流を出力する様に接続されたトランジ
スタ・インバータ27と、 前記トランジスタにパルス幅変調(PWM)ゲ
ート信号を出力する制御手段37,38と、 前記X線管の陽極と陰極の間の所望の電圧を表
わす信号を出力する手段32とを含み、 前記高圧変圧器28は第1及び第2の2次巻線
を有し、前記第1の2次巻線は前記陽極に正の電
圧を出力する様に接続され、前記第2の2次巻線
は前記陰極に負の電圧を出力する様に接続され、
各電圧は共通の大地電位を基準とし、 前記トランジスタ・インバータ27は少なくと
も4個のトランジスタT1,T2,T3,T4を有して
前記1次巻線を介して2つの電流流路を形成する
フルブリツジ型のトランジスタ・インバータであ
り、 前記制御手段37,38は各々の前記電流流路
の少なくとも1つの前記トランジスタT1,T2,
T3,T4にPWMゲート信号を出力し、更に 前記X線管の陽極と陰極における電圧を夫々表
わす第1及び第2の帰還信号I11,I12を出力する
手段32と、 前記第1及び第2の帰還信号を組合せて、陽
極・陰極間電圧を表わす合計信号を得る手段84
と、 前記合計信号を前記所望の電圧信号と比較し
て、前記制御手段に印加する誤差信号を発生する
手段とを有し、前記制御手段は前記誤差信号が最
少になる様に前記PWM信号を変更する働きを
し、更に、 前記合計信号を所定の基準値と比較して前記誤
差信号が前記基準値を越えた時に前記PWM信号
を禁止する手段88とを含み、こうして前記トラ
ンジスタ・インバータの動作の制御は該インバー
タのPWMトランジスタのみを制御して行いな
い、前記高圧変圧器を通る電流が飽和レベルを越
えることを防止する高電圧装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の高電圧装置に於
て、前記制御手段が、 前記高圧変圧器の1次巻線の電流を表わす信号
に応答して、前記1次巻線の電流が飽和レベル以
下に維持される様に、振幅及び周波数が選択的に
変化する出力を有する鋸歯状波発生器36を含
み、前記PWM信号は前記鋸歯状波発生器の出力
と固定の飽和基準値とを比較することによつて発
生する高電圧装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の高電圧装置に於
て、前記第1の帰還信号I11を前記第2の帰還信
号I12と比較して、その差が所定の限界を越えた
時は前記PWM信号を禁止する手段91,92を
含む高電圧装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の高電圧装置に於
て、X線発生の露出時間が前記陽極・陰極間電圧
が所定の値に達した時のみ計測され、前記高電圧
装置が前記陽極・陰極間電圧が前記所定の値に達
した時に露出開始信号を出力する手段93を含む
高電圧装置。 5 特許請求の範囲第4項記載の高電圧装置に於
て、前記X線管の陽極・陰極間電圧と露出時間を
表わす信号を出力する第1のマイクロプロセツサ
30と、前記制御手段37,38にゲート信号を
出力して、前記インバータ出力を調整する為に前
記誤差信号を処理し及び前記露出時間を監視する
第2のマイクロプロセツサ41と、前記露出時間
を監視する第3のマイクロプロセツサとを含み、
各々の前記マイクロプロセツサが前記インバータ
27の動作を中断する冗長制御作用を有する高電
圧装置。 6 特許請求の範囲第4項記載の高電圧装置に於
て、 前記X線管に印加される電圧の立上り時間を監
視して、前記立上り時間が所定の時間基準より長
い時に前記インバータの動作を中断する手段を含
む高電圧装置。 7 特許請求の範囲第1項記載の高電圧装置に於
て、前記高圧変圧器28の1次巻線の電流を監視
する手段94,96,97,98,99,10
1,102,103を含み、前記監視する手段は
前記電流が所定の値を越えたら前記インバータ2
7の動作を中断するに有効である高電圧装置。 8 特許請求の範囲第7項記載の高電圧装置に於
て、前記電流を監視する手段が各々前記高圧変圧
器28の前記1次巻線に直列に回路接続された2
つの変流器94,96を含み、各々の変流器は対
応する比較回路97,98に対して電流を表わす
信号を出力し、各比較回路は過電流状態が検出さ
れた時前記インバータの動作を終了する様に接続
されている高電圧装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の高電圧装置に於
て、前記比較回路97,98が前記PWMトラン
ジスタの動作を終了させる為にのみ接続され、前
記1次巻線の電流は前記インバータの他のトラン
ジスタを含むループを介して強制的に減衰する高
電圧装置。 10 特許請求の範囲第1項記載の高電圧装置に
於て、前記インバータの各トランジスタの導通を
検出する手段G4,G5,G6,G7を含み、前
記検出する手段は前記1次巻線の共通の端子に接
続された両方のトランジスタが同時に導通状態に
なるのを阻止する禁止信号を出力し、前記直流源
の短絡回路形成を阻止する高電圧装置。 11 特許請求の範囲第10項記載の高電圧装置
に於て、前記検出する手段が外部ノイズの効果を
最小に抑える為に光学繊維通信回線を含む高電圧
装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/564,603 US4601051A (en) | 1983-12-22 | 1983-12-22 | Protective circuit for X-ray generator |
| US564603 | 1983-12-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60221996A JPS60221996A (ja) | 1985-11-06 |
| JPH0338720B2 true JPH0338720B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=24255163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59268734A Granted JPS60221996A (ja) | 1983-12-22 | 1984-12-21 | 高電圧装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4601051A (ja) |
| EP (1) | EP0147722B2 (ja) |
| JP (1) | JPS60221996A (ja) |
| DE (1) | DE3483358D1 (ja) |
| ES (1) | ES8607671A1 (ja) |
| IL (1) | IL73558A (ja) |
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-
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- 1984-11-20 IL IL73558A patent/IL73558A/xx not_active IP Right Cessation
- 1984-12-12 DE DE8484115233T patent/DE3483358D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1984-12-12 EP EP84115233A patent/EP0147722B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-12-19 ES ES538815A patent/ES8607671A1/es not_active Expired
- 1984-12-21 JP JP59268734A patent/JPS60221996A/ja active Granted
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