JPH0339414A - 凹所底面焼入れコイル - Google Patents
凹所底面焼入れコイルInfo
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- JPH0339414A JPH0339414A JP1173256A JP17325689A JPH0339414A JP H0339414 A JPH0339414 A JP H0339414A JP 1173256 A JP1173256 A JP 1173256A JP 17325689 A JP17325689 A JP 17325689A JP H0339414 A JPH0339414 A JP H0339414A
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- Japan
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- coil
- recess
- workpiece
- heating coil
- high frequency
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はワーク(被焼入物体)の周面に形成された環状
の凹部の底面に小さい幅で焼入れすることができる凹所
底面焼入れコイルに関する。
の凹部の底面に小さい幅で焼入れすることができる凹所
底面焼入れコイルに関する。
〈従来の技術〉
以下、図面を参照して従来の技術を説明する。
第5図〜第9図は、従来の技術を説明するための図面で
あって、第5図(a)は割り型コイルを開いた状態の斜
視図、(ロ)は閉じた状態の斜視図、第6図は割り型コ
イルとワークの断面図である。第7図は凹部に貫通孔が
あるワークの断面図であって、(a)は誘導電流の分布
状態を示し、(ロ)は貫通孔の近辺に発生した過熱部分
乃至溶解部分を示す。第8図は面焼きコイルの展開図で
あって、(a)は第1の例、(b)は第2の例を示す。
あって、第5図(a)は割り型コイルを開いた状態の斜
視図、(ロ)は閉じた状態の斜視図、第6図は割り型コ
イルとワークの断面図である。第7図は凹部に貫通孔が
あるワークの断面図であって、(a)は誘導電流の分布
状態を示し、(ロ)は貫通孔の近辺に発生した過熱部分
乃至溶解部分を示す。第8図は面焼きコイルの展開図で
あって、(a)は第1の例、(b)は第2の例を示す。
第9図は面焼きコイルとワークの斜視図である。
通常、割り型コイルlOは、第5図に示すように、固定
コイルl、固定コイルlと絶縁して支持された固定コイ
ル2および固定コイルlに導電性のヒンジ4で結合され
た可動コイル3とを備えており、可動コイル3は固定コ
イル2と連結部材5.6によって結合される。即ち、固
定コイルl、2および可動コイル3で環状のコイルを形
成し、回転軸105を軸として回転しているワーク10
0の周面に形成された環状の凹所109の底面101を
、第6図に示すように囲み、固定コイル1と2間に高周
波電圧を印加すると、高周波電流が固定コイル1、可動
コイル3、固定コイル2を順次流れてワーク100の凹
所の底面101が加熱される。この加熱後、固定コイル
1.2および可動コイル3に接続された焼入れ用冷却液
供給管7に冷却液が供給され、この冷却液は固定コイル
1.2および可動コイル3の内面に開設した冷却液噴射
孔8から凹所109の底面101に噴射されてこの底面
101に硬化層102が形成される。
コイルl、固定コイルlと絶縁して支持された固定コイ
ル2および固定コイルlに導電性のヒンジ4で結合され
た可動コイル3とを備えており、可動コイル3は固定コ
イル2と連結部材5.6によって結合される。即ち、固
定コイルl、2および可動コイル3で環状のコイルを形
成し、回転軸105を軸として回転しているワーク10
0の周面に形成された環状の凹所109の底面101を
、第6図に示すように囲み、固定コイル1と2間に高周
波電圧を印加すると、高周波電流が固定コイル1、可動
コイル3、固定コイル2を順次流れてワーク100の凹
所の底面101が加熱される。この加熱後、固定コイル
1.2および可動コイル3に接続された焼入れ用冷却液
供給管7に冷却液が供給され、この冷却液は固定コイル
1.2および可動コイル3の内面に開設した冷却液噴射
孔8から凹所109の底面101に噴射されてこの底面
101に硬化層102が形成される。
面焼きコイルは、第8図(a)に示すほぼ口字状の面焼
きコイル20や、第8図(ロ)に示すほぼS字状の面焼
きコイル21が用いられる。例えば、面焼きコイル20
は、第9図に示すように、回転しているワーク100の
周面に形成された環状の凹所109の底面1’01に対
向しこの表面101に所定の間隔をおいてこの表面10
1に沿うように形成された面状のコイルであり、この面
焼きコイル20の一端201 と他端202間に高周波
電圧が印加されて、面焼きコイル20に高周波電流が通
電される。
きコイル20や、第8図(ロ)に示すほぼS字状の面焼
きコイル21が用いられる。例えば、面焼きコイル20
は、第9図に示すように、回転しているワーク100の
周面に形成された環状の凹所109の底面1’01に対
向しこの表面101に所定の間隔をおいてこの表面10
1に沿うように形成された面状のコイルであり、この面
焼きコイル20の一端201 と他端202間に高周波
電圧が印加されて、面焼きコイル20に高周波電流が通
電される。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上記の割り型コイルや面焼きコイルには
以下に述べる問題点がある。
以下に述べる問題点がある。
割り型コイル10を使用した場合には、第6図に示すよ
うに、ワーク100の凹所109の底面101に所望の
硬化層102が形成されるが、場合により、凹所109
の側面103の割り型コイルIOに対向する部分に、硬
化層104が形成されることがある。凹所109の底面
101の幅寸法には、短いときには(0数開の場合があ
り、このような場合、割り型コイルlOの幅寸法lを適
宜に選定して硬化層104が形成されないように試みら
れている。しかし、幅寸法に、2が4〜8Il1mのと
きは、硬化N104が生じて不都合となる。
うに、ワーク100の凹所109の底面101に所望の
硬化層102が形成されるが、場合により、凹所109
の側面103の割り型コイルIOに対向する部分に、硬
化層104が形成されることがある。凹所109の底面
101の幅寸法には、短いときには(0数開の場合があ
り、このような場合、割り型コイルlOの幅寸法lを適
宜に選定して硬化層104が形成されないように試みら
れている。しかし、幅寸法に、2が4〜8Il1mのと
きは、硬化N104が生じて不都合となる。
また、ワーク100の凹所109の底面101に、例え
ば潤滑油の通路として、ワーク100の回転軸105と
直交(または斜交)する貫通孔108が形成されている
場合には、第7図(a)に示すように、誘導電流gは、
ワーク100の貫通孔108の上側の部分と下側の部分
(第7図(a)上で上側と下側)に、常に集中する。従
って、第7図(b)に示すように、ワーク100の貫通
孔108の上側の部分106と下側の部分107とが過
熱されたり、又は過熱の結果溶解することがある。
ば潤滑油の通路として、ワーク100の回転軸105と
直交(または斜交)する貫通孔108が形成されている
場合には、第7図(a)に示すように、誘導電流gは、
ワーク100の貫通孔108の上側の部分と下側の部分
(第7図(a)上で上側と下側)に、常に集中する。従
って、第7図(b)に示すように、ワーク100の貫通
孔108の上側の部分106と下側の部分107とが過
熱されたり、又は過熱の結果溶解することがある。
面焼きコイルは、割り型コイルと同様に、中空のコイル
で構成し、内部にコイルの冷却液を流通させるが、コイ
ルの屈曲箇所が多くなると冷却液が通りにくくなって冷
却液の量が減少しコイルが過熱する場合がある。また、
第8図(a)に示した面焼きコイル20を使用する場合
、要求される焼入れ幅が例えば10mm程度の場合に、
コイル幅を10mn+に設定すると、銅製の中空角パイ
プで最小サイズのものの断面寸法が約4mmx4mm程
度であるので、第9図に示すように、折曲されて対向す
るように配置された面焼きコイル20の対向辺203.
204間の空隙の幅、即ち第9図に示す寸法nは、2m
r@位になる。このように、空隙の幅が21位に小さく
なると、前記対向辺203.204に流れる電流の作用
が相殺されて面焼きコイル20の損失が増加するので、
このコイルの発熱量も増加する。その結果、面焼きコイ
ル20内を流通する冷却液の昇温が過大になる。従って
、面焼きコイル20への通電電流の大きさによっては、
面焼きコイル20が過熱され場合によっては溶解するこ
とになる。
で構成し、内部にコイルの冷却液を流通させるが、コイ
ルの屈曲箇所が多くなると冷却液が通りにくくなって冷
却液の量が減少しコイルが過熱する場合がある。また、
第8図(a)に示した面焼きコイル20を使用する場合
、要求される焼入れ幅が例えば10mm程度の場合に、
コイル幅を10mn+に設定すると、銅製の中空角パイ
プで最小サイズのものの断面寸法が約4mmx4mm程
度であるので、第9図に示すように、折曲されて対向す
るように配置された面焼きコイル20の対向辺203.
204間の空隙の幅、即ち第9図に示す寸法nは、2m
r@位になる。このように、空隙の幅が21位に小さく
なると、前記対向辺203.204に流れる電流の作用
が相殺されて面焼きコイル20の損失が増加するので、
このコイルの発熱量も増加する。その結果、面焼きコイ
ル20内を流通する冷却液の昇温が過大になる。従って
、面焼きコイル20への通電電流の大きさによっては、
面焼きコイル20が過熱され場合によっては溶解するこ
とになる。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、ワ
ークの周面に環状に形成された凹所の側面に硬化層が形
成されることがなく、また、凹所に貫通孔があってもこ
の貫通孔側面が加熱したり溶解したりすることを防止で
き、且つコイルが過熱することなく、凹所の底面に小さ
い幅の焼入れを行うことができる凹所底面焼入れコイル
を提供することを目的としている。
ークの周面に環状に形成された凹所の側面に硬化層が形
成されることがなく、また、凹所に貫通孔があってもこ
の貫通孔側面が加熱したり溶解したりすることを防止で
き、且つコイルが過熱することなく、凹所の底面に小さ
い幅の焼入れを行うことができる凹所底面焼入れコイル
を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉
上記問題点を解決するために、本発明の凹所底面焼入れ
コイルは、ワークの周面に形成された環状の凹所の底面
に対向してほぼ半円の或いは半円より小さい円の円弧状
に形成され前記底面に接近して配置される加熱コイルと
、一端同士が前記加熱コイルの両端に接続され、他端同
士が接近するように形成された1対の給電コイルと、前
記加熱コイルの前記底面に対向していない面を覆うよう
に形成されたコアとを有し、前記給電コイルの他端間に
高周波電圧が印加されるようにしている。
コイルは、ワークの周面に形成された環状の凹所の底面
に対向してほぼ半円の或いは半円より小さい円の円弧状
に形成され前記底面に接近して配置される加熱コイルと
、一端同士が前記加熱コイルの両端に接続され、他端同
士が接近するように形成された1対の給電コイルと、前
記加熱コイルの前記底面に対向していない面を覆うよう
に形成されたコアとを有し、前記給電コイルの他端間に
高周波電圧が印加されるようにしている。
く作用〉
ワークは回転させられ、加熱コイルと給電コイルに冷却
液が流通される。高周波電源が発生する高周波電流は、
一方の給電コイル、加熱コイルおよび他方の給電コイル
を経由して高周波電源に戻る。ワークの凹所の底面には
、加熱コイルに流れる高周波電流によって誘起される電
流と、加熱コイルおよび再給電コイルが形成する環状の
コイルが発生する磁界がコアによってワークの凹所の底
面近辺に交叉して誘起される電流とが流れて前記底面が
加熱される。凹所の側面は加熱されない。
液が流通される。高周波電源が発生する高周波電流は、
一方の給電コイル、加熱コイルおよび他方の給電コイル
を経由して高周波電源に戻る。ワークの凹所の底面には
、加熱コイルに流れる高周波電流によって誘起される電
流と、加熱コイルおよび再給電コイルが形成する環状の
コイルが発生する磁界がコアによってワークの凹所の底
面近辺に交叉して誘起される電流とが流れて前記底面が
加熱される。凹所の側面は加熱されない。
また、凹所底面焼入れコイルが発生する磁束によってワ
ークに誘起される誘導電流は、ワークの回転軸と直交す
るワークの貫通孔の上側の部分と下側の部分に常時集中
することはないので、これらの部分に過熱や溶解が生じ
ない。高周波電源から凹所底面焼入れコイルへの通電を
所定時間行った後、冷却ジャケットから焼入れ用冷却液
がワークの凹所に噴射されて凹所の底面に硬化層が形成
される。
ークに誘起される誘導電流は、ワークの回転軸と直交す
るワークの貫通孔の上側の部分と下側の部分に常時集中
することはないので、これらの部分に過熱や溶解が生じ
ない。高周波電源から凹所底面焼入れコイルへの通電を
所定時間行った後、冷却ジャケットから焼入れ用冷却液
がワークの凹所に噴射されて凹所の底面に硬化層が形成
される。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。第
1図〜第4図は本考案の一実施例を説明するための図面
であって、第1図(a)は凹所底面焼入れコイルの斜視
図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢示断面図
、第1図(C)は第1図中)と異なった形状のコアを用
いた場合の第1図(b)に対応する図面、第2図(a)
は凹所底面焼入れコイルの斜視図(コアを除<)、第2
図(ロ)は第2図(a)のB−B線矢示断面図、第3図
は第4図のC−C線矢示断面図、第4図は凹所底面焼入
れコイルをワークの凹所に接近して配置した状態での側
面説明図である。
1図〜第4図は本考案の一実施例を説明するための図面
であって、第1図(a)は凹所底面焼入れコイルの斜視
図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢示断面図
、第1図(C)は第1図中)と異なった形状のコアを用
いた場合の第1図(b)に対応する図面、第2図(a)
は凹所底面焼入れコイルの斜視図(コアを除<)、第2
図(ロ)は第2図(a)のB−B線矢示断面図、第3図
は第4図のC−C線矢示断面図、第4図は凹所底面焼入
れコイルをワークの凹所に接近して配置した状態での側
面説明図である。
従来のものと同−或いはM似のものには同一の符号を付
して説明する。
して説明する。
本実施例の凹所底面焼入れコイル30は、第3図および
第4図に示すように、ワーク100の周面に形成された
環状の凹所109の底面101に接近して配置され、こ
の底面101のみを焼入れするのに用いられる。この凹
所底面焼入れコイル30は、第1図および第2図に示す
ように、加熱コイル33と、給電コイル31と、給電コ
イル32と、コア34とを備えている。加熱コイル33
は前記底面101に対向するようにほぼ172〜174
円弧状に形成されており(但し、I/2〜1/4にこだ
わるものではなく、要求される硬化層の深さ等によって
適宜の値を選定することができる)、また、給電コイル
31と32はほぼ同形状であって、はぼ対向するように
形成されている。即ち、給電コイル31の一端311
と、給電コイル32の一端321 とが、加熱コイル3
3の両方の端部331.332に接続されており、また
、給電コイル31の他端312と給電コイル32の他端
322とが接近するように給電コイル31.32が形成
されている。そして、加熱コイル33と給電コイル31
32間にフェライト系のコア34が設けられている。な
お、コア34の材質はフェライト系の材料に限るもので
はなく積層鋼板製でもよい。
第4図に示すように、ワーク100の周面に形成された
環状の凹所109の底面101に接近して配置され、こ
の底面101のみを焼入れするのに用いられる。この凹
所底面焼入れコイル30は、第1図および第2図に示す
ように、加熱コイル33と、給電コイル31と、給電コ
イル32と、コア34とを備えている。加熱コイル33
は前記底面101に対向するようにほぼ172〜174
円弧状に形成されており(但し、I/2〜1/4にこだ
わるものではなく、要求される硬化層の深さ等によって
適宜の値を選定することができる)、また、給電コイル
31と32はほぼ同形状であって、はぼ対向するように
形成されている。即ち、給電コイル31の一端311
と、給電コイル32の一端321 とが、加熱コイル3
3の両方の端部331.332に接続されており、また
、給電コイル31の他端312と給電コイル32の他端
322とが接近するように給電コイル31.32が形成
されている。そして、加熱コイル33と給電コイル31
32間にフェライト系のコア34が設けられている。な
お、コア34の材質はフェライト系の材料に限るもので
はなく積層鋼板製でもよい。
加熱コイル33と給電コイル31.32間には、第二図
(b)に示す間隔dが設けられている。加熱コイル33
および給電コイル31.32は、いずれも中空の良導電
金属製であって、第1図Cb)と第2図(b)に示す加
熱コイル33の中空部分336、給電コイル31の中空
部分313および給電コイル32の中空部分323には
、これらコイルの冷却液が流通される。なお、第1の給
電コイル31の他端312と第2の給電コイル32の他
端322との間に、第1図(a)に示すように、高周波
電源40からリード線41.42を介して高周波電圧が
印加される。
(b)に示す間隔dが設けられている。加熱コイル33
および給電コイル31.32は、いずれも中空の良導電
金属製であって、第1図Cb)と第2図(b)に示す加
熱コイル33の中空部分336、給電コイル31の中空
部分313および給電コイル32の中空部分323には
、これらコイルの冷却液が流通される。なお、第1の給
電コイル31の他端312と第2の給電コイル32の他
端322との間に、第1図(a)に示すように、高周波
電源40からリード線41.42を介して高周波電圧が
印加される。
第2図(b)に示すように、加熱コイル33のワーク1
00に対向する面333に、断面が長方形の溝334を
環状に穿設することによって、凹所109の底面101
に形成される硬化層102の深さをほぼ均一にすること
ができる。また、加熱コイル33と給電コイル31との
間に間隔dを設けるために、給電コイル31は、その一
端311の近辺において加熱コイル33に向かって折曲
されており、また、他端312の近辺においては加熱コ
イル33から遠ざかるように折曲されて、この他端31
2に、高周波電源40に至るリード線41と冷却液供給
管43が接続されている。
00に対向する面333に、断面が長方形の溝334を
環状に穿設することによって、凹所109の底面101
に形成される硬化層102の深さをほぼ均一にすること
ができる。また、加熱コイル33と給電コイル31との
間に間隔dを設けるために、給電コイル31は、その一
端311の近辺において加熱コイル33に向かって折曲
されており、また、他端312の近辺においては加熱コ
イル33から遠ざかるように折曲されて、この他端31
2に、高周波電源40に至るリード線41と冷却液供給
管43が接続されている。
また、給電コイル32の一端321と他端322の近辺
も上記と同様に折曲されて高周波電源40に至るリード
線42と冷却液排出管44が接続されている。コア34
は、第1図(b)に示すように、断面がほぼ凸字形状で
、加熱コイル33および給電コイル31.32を両側か
ら挟むように配設されて貼り合わされた1対のコア34
1 と342とから構成されている。従って、コア34
は、加熱コイル33と給電コイル31.32間のスペー
スを埋めつくすように形成されているが、埋めつくさな
くても、加熱コイル33の背面(面333に対向する面
)と、1対の側面337.337とを、第1図(C)に
示すように、覆ったものとする必要がある。
も上記と同様に折曲されて高周波電源40に至るリード
線42と冷却液排出管44が接続されている。コア34
は、第1図(b)に示すように、断面がほぼ凸字形状で
、加熱コイル33および給電コイル31.32を両側か
ら挟むように配設されて貼り合わされた1対のコア34
1 と342とから構成されている。従って、コア34
は、加熱コイル33と給電コイル31.32間のスペー
スを埋めつくすように形成されているが、埋めつくさな
くても、加熱コイル33の背面(面333に対向する面
)と、1対の側面337.337とを、第1図(C)に
示すように、覆ったものとする必要がある。
なお、図示しないが、凹所底面焼入れコイル30によっ
て加熱された凹所109の底面lotに冷却液を噴射す
るための冷却ジャケットが別途設けられている。本実施
例の凹所底面焼入れコイル30によって、小さい幅、例
えば約10nm程度の幅の硬化層を凹所109の底面1
01に形成しようとする場合には、加熱コイル33の幅
を例えば10〜811III+とすれば良い。従って、
加熱コイル33、給電コイル31および給電コイル32
のそれぞれの中空部分336.313および323は、
冷却液を流通させるのに十分な大きさとすることができ
る。
て加熱された凹所109の底面lotに冷却液を噴射す
るための冷却ジャケットが別途設けられている。本実施
例の凹所底面焼入れコイル30によって、小さい幅、例
えば約10nm程度の幅の硬化層を凹所109の底面1
01に形成しようとする場合には、加熱コイル33の幅
を例えば10〜811III+とすれば良い。従って、
加熱コイル33、給電コイル31および給電コイル32
のそれぞれの中空部分336.313および323は、
冷却液を流通させるのに十分な大きさとすることができ
る。
次に本実施例の動作を説明する。
ワーク100は、第4図と第6図に示す回転軸105を
軸として回転させられる。凹所底面焼入れコイル30の
面333がワーク100の凹所109の底面101に対
向し且つ底面101に接近するように凹所底面焼入れコ
イル30が配置される。冷却液供給管43に供給された
冷却液は、給電コイル31の中空部分313、加熱コイ
ル33の中空部分336および給電コイル32の中空部
分323を通り、これらコイルを冷却して後、冷却液排
出管44から排出される。高周波電源40が発生する高
周波電流は、リード線41、給電コイル31、加熱コイ
ル33、給電コイル32およびリード線42を経由して
高周波電源40に戻る。
軸として回転させられる。凹所底面焼入れコイル30の
面333がワーク100の凹所109の底面101に対
向し且つ底面101に接近するように凹所底面焼入れコ
イル30が配置される。冷却液供給管43に供給された
冷却液は、給電コイル31の中空部分313、加熱コイ
ル33の中空部分336および給電コイル32の中空部
分323を通り、これらコイルを冷却して後、冷却液排
出管44から排出される。高周波電源40が発生する高
周波電流は、リード線41、給電コイル31、加熱コイ
ル33、給電コイル32およびリード線42を経由して
高周波電源40に戻る。
ワーク100の凹所109の底面101には、加熱コイ
ル33に流れる高周波電流によって誘起される電流が流
れて、硬化層102が形成される。もし、コア34が設
けられていない場合には、給電コイル31゜加熱コイル
33および給電コイル32が一つの環状のコイルを形成
しているので、このコイルに流れる高周波電流によって
ワーク100に交叉する磁界が発生し、この磁界によっ
てワーク100内に電流が流れてワーク100の凹所1
09以外の場所も加熱されてしまう。即ち、コア34を
設けることによって、給電コイル31、加熱コイル33
および給電コイル32が形成する環状のコイルが発生す
る磁界をコア34内に集束し、コア34からでるこの磁
界をワーク100の凹所109のほぼ底面101のみに
交叉する磁界に限定することができる。従って、ワーク
100に誘起される高周波電流は、この磁界によって底
面101に誘起される高周波電流と、前記加熱コイル3
3に流れる高周波電流によって底面101に誘起される
高周波電流とになるから、凹所109の底面101のみ
が加熱される。凹所109の側面103には殆ど磁束が
交叉しないのでこの側面103が加熱されることはない
、また、加熱コイル33はほぼ1/2〜1/4円弧状に
形成されており、凹所109をその全周にわたって環状
に囲んでおらず、またワーク100は常に回転している
ので、凹所底面焼入れコイル30が発生する磁束よって
ワーク100に誘起されるf’b’4電流は、前記のよ
うに主として凹所109の底面101近辺に集中し、第
7図に示す貫通孔105の上側の部分106と下側の部
分107には常時集中することはなく、従って、これら
の部分106.107が過熱されたり溶解したりするこ
とはない。
ル33に流れる高周波電流によって誘起される電流が流
れて、硬化層102が形成される。もし、コア34が設
けられていない場合には、給電コイル31゜加熱コイル
33および給電コイル32が一つの環状のコイルを形成
しているので、このコイルに流れる高周波電流によって
ワーク100に交叉する磁界が発生し、この磁界によっ
てワーク100内に電流が流れてワーク100の凹所1
09以外の場所も加熱されてしまう。即ち、コア34を
設けることによって、給電コイル31、加熱コイル33
および給電コイル32が形成する環状のコイルが発生す
る磁界をコア34内に集束し、コア34からでるこの磁
界をワーク100の凹所109のほぼ底面101のみに
交叉する磁界に限定することができる。従って、ワーク
100に誘起される高周波電流は、この磁界によって底
面101に誘起される高周波電流と、前記加熱コイル3
3に流れる高周波電流によって底面101に誘起される
高周波電流とになるから、凹所109の底面101のみ
が加熱される。凹所109の側面103には殆ど磁束が
交叉しないのでこの側面103が加熱されることはない
、また、加熱コイル33はほぼ1/2〜1/4円弧状に
形成されており、凹所109をその全周にわたって環状
に囲んでおらず、またワーク100は常に回転している
ので、凹所底面焼入れコイル30が発生する磁束よって
ワーク100に誘起されるf’b’4電流は、前記のよ
うに主として凹所109の底面101近辺に集中し、第
7図に示す貫通孔105の上側の部分106と下側の部
分107には常時集中することはなく、従って、これら
の部分106.107が過熱されたり溶解したりするこ
とはない。
高周波型a4oから凹所底面焼入れコイル30への通電
を所定時間行った後、図示しない冷却ジャケットから焼
入れ用冷却液がワーク100の凹所109に噴射されて
凹所109の底面101の焼入れが終了する。
を所定時間行った後、図示しない冷却ジャケットから焼
入れ用冷却液がワーク100の凹所109に噴射されて
凹所109の底面101の焼入れが終了する。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明の凹所底面焼入れコイルは、
ワークの周面に形成された環状の凹所の底面に対向して
ほぼ半円の或いは半円より小さい円の円弧状に形成され
凹所の底面に接近して配置される加熱コイルと、一端同
士が加熱コイルの両端に接続され、他端同士が接近する
ように形成された1対の給電コイルと、加熱コイルの表
面で凹所の底面に対向していない面を覆うように形成さ
れたコアとを有し、給電コイルの他端間に高周波電圧が
印加される。
ワークの周面に形成された環状の凹所の底面に対向して
ほぼ半円の或いは半円より小さい円の円弧状に形成され
凹所の底面に接近して配置される加熱コイルと、一端同
士が加熱コイルの両端に接続され、他端同士が接近する
ように形成された1対の給電コイルと、加熱コイルの表
面で凹所の底面に対向していない面を覆うように形成さ
れたコアとを有し、給電コイルの他端間に高周波電圧が
印加される。
従って、本発明の凹所底面焼入れコイルを使用すること
により、ワークの周面に環状に形成した凹所の底面に磁
束が集中するので、凹所の側面に硬化層が形成されるこ
とがなく、また、凹所に貫通孔があってもこの貫通孔側
面が加熱したり溶解したりすることを防止でき、且つコ
イル自身が過熱することなく、環状の凹所の底面に小さ
い幅の焼入れを行うことができる。
により、ワークの周面に環状に形成した凹所の底面に磁
束が集中するので、凹所の側面に硬化層が形成されるこ
とがなく、また、凹所に貫通孔があってもこの貫通孔側
面が加熱したり溶解したりすることを防止でき、且つコ
イル自身が過熱することなく、環状の凹所の底面に小さ
い幅の焼入れを行うことができる。
第1図〜第4図は本考案の一実施例を説明するための図
面であり、第1図(a)は凹所底面焼入れコイルの斜視
図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢示断面図
、第1図(C)は第1図(b)と異なった形状のコアを
用いた場合の第1図(b)に対応する図面、第2図(a
)は凹所底面焼入れコイルの斜視図(コアを除<)、第
2図(b)は第2図(a)のB−B線矢示断面図、第3
図は第4図のC−C線矢示断面図、第4図は凹所底面焼
入れコイルをワークの凹所に接近して配置した状態での
側面説明図である。 第5図〜第9図は、従来の技術を説明するための図面で
あって、第5図(a)は割り型コイルを開いた状態の斜
視図、(b)は閉じた状態の斜視図、第6図は割り型コ
イルとワークの断面図である。第7図は凹部の表面に開
孔があるワークと割り型コイルの断面図であって、(a
)は誘導電流の分布状態を示し、(b)は開孔の近辺に
発生した過熱部分乃至溶解部分を示す、第8図は面焼き
コイルの展開図であって、(a)は第1の例、(b)は
第2の例を示す。第9図は面焼きコイルとワークの斜視
図である。 30・・・凹所底面焼入れコイル、31.32・・・給
電コイル、33・・・加熱コイル、34・・・コア、4
0・・・高周波電源、100 ・・・ワーク、101
・・底面、109 ・・・凹所、311 、321
・・・−端、312.322 ・・・他端、331.
332 ・・・端部。
面であり、第1図(a)は凹所底面焼入れコイルの斜視
図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢示断面図
、第1図(C)は第1図(b)と異なった形状のコアを
用いた場合の第1図(b)に対応する図面、第2図(a
)は凹所底面焼入れコイルの斜視図(コアを除<)、第
2図(b)は第2図(a)のB−B線矢示断面図、第3
図は第4図のC−C線矢示断面図、第4図は凹所底面焼
入れコイルをワークの凹所に接近して配置した状態での
側面説明図である。 第5図〜第9図は、従来の技術を説明するための図面で
あって、第5図(a)は割り型コイルを開いた状態の斜
視図、(b)は閉じた状態の斜視図、第6図は割り型コ
イルとワークの断面図である。第7図は凹部の表面に開
孔があるワークと割り型コイルの断面図であって、(a
)は誘導電流の分布状態を示し、(b)は開孔の近辺に
発生した過熱部分乃至溶解部分を示す、第8図は面焼き
コイルの展開図であって、(a)は第1の例、(b)は
第2の例を示す。第9図は面焼きコイルとワークの斜視
図である。 30・・・凹所底面焼入れコイル、31.32・・・給
電コイル、33・・・加熱コイル、34・・・コア、4
0・・・高周波電源、100 ・・・ワーク、101
・・底面、109 ・・・凹所、311 、321
・・・−端、312.322 ・・・他端、331.
332 ・・・端部。
Claims (1)
- (1)ワークの周面に形成された環状の凹所の底面に対
向してほぼ半円の或いは半円より小さい円の円弧状に形
成され前記底面に接近して配置される加熱コイルと、一
端同士が前記加熱コイルの両端に接続され、他端同士が
接近するように形成された1対の給電コイルと、前記加
熱コイルの前記底面に対向していない面を覆うように形
成されたコアとを有し、前記給電コイルの他端間に高周
波電圧が印加されることを特徴とする凹所底面焼入れコ
イル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173256A JPH0339414A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 凹所底面焼入れコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1173256A JPH0339414A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 凹所底面焼入れコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0339414A true JPH0339414A (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=15957074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1173256A Pending JPH0339414A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 凹所底面焼入れコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0339414A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100755741B1 (ko) * | 2006-07-13 | 2007-09-05 | 셰플러코리아(유) | 복열 테이퍼 로울러 베어링의 유도경화 열처리 장치 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126357U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-17 | 日本電信電話株式会社 | 公衆電話室内電話帳収納ケ−ス |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1173256A patent/JPH0339414A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6126357U (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-17 | 日本電信電話株式会社 | 公衆電話室内電話帳収納ケ−ス |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100755741B1 (ko) * | 2006-07-13 | 2007-09-05 | 셰플러코리아(유) | 복열 테이퍼 로울러 베어링의 유도경화 열처리 장치 |
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