JPH0339542B2 - - Google Patents
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- JPH0339542B2 JPH0339542B2 JP59235325A JP23532584A JPH0339542B2 JP H0339542 B2 JPH0339542 B2 JP H0339542B2 JP 59235325 A JP59235325 A JP 59235325A JP 23532584 A JP23532584 A JP 23532584A JP H0339542 B2 JPH0339542 B2 JP H0339542B2
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- Japan
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- rubber
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- skim stock
- sulfur
- parts
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/04—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
- C08J5/10—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material characterised by the additives used in the polymer mixture
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/36—Sulfur-, selenium-, or tellurium-containing compounds
- C08K5/37—Thiols
- C08K5/372—Sulfides, e.g. R-(S)x-R'
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2321/00—Characterised by the use of unspecified rubbers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、ジチオジプロピオン酸を含有するイ
オウ加硫可能なゴムスキムストツク(rubber
skim stock)に関する。更に特定的には、本発
明は、イオウと共に共加硫する試剤としてジチオ
ジプロピオン酸を含有する、イオウ加硫可能なゴ
ムスキムストツクに関する。 イオウ加硫可能なゴムスキムストツク、殊に比
較的高い水準のイオウを含有するものは、通常の
貯蔵条件下でイオウの霜降り現象に対して敏感で
ある。イオウの霜降りを含有するストツクは組み
立て粘着性に欠けることがしばしばであり、この
ため、貧弱な接着特性に至らしめられ得る。従つ
て、積層体を製造するのにストツクを使用するの
に先立つて、或る種の有機溶媒を用いてストツク
の表面からイオウの霜降りを除去することが一般
に必要である。明らかなように、これは時間を消
費する手順となり得る上に、更に有機溶媒をかか
る目的に使用することによつて、溶媒蒸気の環境
大気中への放散がしばしば起る。かくて、かかる
ゴムスキムストツク中の元素状のイオウの一部を
所謂イオウ供与化合物で置換することが通常に行
なわれている。かかるイオウ供与化合物は、加硫
過程の間にイオウを放出する材料である。しか
し、多くの通常使用されるイオウ供与体化合物
が、しんちゆうめつきされたスチールへの加硫ス
キムストツクの接着、殊に、高湿度の熱エージン
グ条件下におけるしんちゆうめつきされたスチー
ルへの加硫スキムストツクの接着に悪い影響をひ
き起すということが見出された。かくて、高湿度
の熱エージング条件下におけるしんちゆうめつき
されたスチールへのゴムスキムストツクの接着に
悪い影響をひき起さないイオウ供与化合物を発見
することが重要な発展をなすものと考えられる。 本発明に従い、下記の成分 (a) 天然ゴムおよび天然ゴムと合成ゴムとのブレ
ンドからなる群から選ばれたゴム100重量部; (b) カーボンブラツク約30.0乃至約80.0重量部; (c) スキムストツクの全重量を基準として約0.05
重量%乃至約0.35重量%のコバルト金属を提供
するのに十分な量だけ存在する有機コバルト化
合物; (d) イオウ約2.5乃至約9.0重量部;および (e) ジチオジプロピオン酸約0.1乃至約2.5重量部 からなるイオウ加硫可能なゴムスキムストツクが
提供される。 しんちゆうでめつきされたスチールと接触して
加硫された時のイオウ加硫可能なゴムスキムスト
ツクは、ジチオジプロピオン酸を含有しないイオ
ウ加硫可能なゴムスキムストツクと比較して、高
湿度熱エージング条件下で、このものに対して改
善された接着を示す。 上記の如く、本発明のスキムストツクは、天然
ゴムまたは天然ゴムと合成ゴムとのブレンドを含
有する。種々の合成ゴムをブレンド中で使用する
ことができ、共役ジエンからなるゴム状のポリマ
ーおよび共役ジエンとビニル芳香族炭化水素のコ
ポリマーが含まれる。 ポリマーおよびコポリマーを製造するのに利用
し得る共約ジエンには、1,3−ブタジエン、2
−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン等が含ま
れる。好ましいジエンは1,3−ブタジエンであ
る。 コポリマーを製造するのに利用し得るビニル芳
香族炭化水素には、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン等が含ま
れる。好ましいビニル芳香族炭化水素はスチレン
である。 コポリマーは50重量%までのビニル芳香族炭化
水素を含有し得る。上記のポリマーおよびコポリ
マー並びにこれらのものの製造法は、ゴムおよび
ポリマーの技術分野でよく知られている。ポリマ
ーおよびコポリマーのうちの多くのものは市販で
入手し得る。 スキムストツクは天然ゴムを100重量部含有す
ることができ、或いは、天然ゴムと合成ゴムのブ
レンドを100重量部含有することもできるが、ブ
レンドは、35.0%までの合成ゴムを含有するもの
とする。 スキムストツクはカーボンブラツクを含有す
る。ゴムスキムストツク中で通常利用されるカー
ボンブラツクならば如何なるものでも使用し得
る。即ち、カーボンブラツクは、チヤンネルブラ
ツクもしくは高摩耗フアーネスブラツク(HAF)
の如き補強用カーボンブラツクまたは半補強用カ
ーボンブラツクとすることができる。好ましいカ
ーボンブラツクはHAFブラツクである。 スキムストツク中で使用されるカーボンブラツ
クの量は約30.0乃至約80.0重量部の範囲とするこ
とができ、好ましい量は約45.0乃至約70.0重量部
の範囲である。 スキムストツクは、接着促進剤として働く有機
コバルト化合物を含有する。金属に対するゴムの
接着を促進することが本分野で公知である有機コ
バルト化合物なら如何なるものもスキムストツク
中で使用し得る。かくて、使用することのできる
好適な有機コバルト化合物には、ステアリン酸、
パルミチン酸、オレイン酸、リノレン酸等の如き
脂肪酸のコバルト塩;6乃至30個の炭素原子を有
する脂肪族もしくは脂環式のカルボン酸のコバル
ト塩;塩化コバルト、ナフテン酸コバルト;コバ
ルトカルボキシレートおよびWyrough and
Loser,Inc.,Trenton,N.J.からマノボンド
(Manobond)Cなる呼称で市販で入手できる有
機コバルト−ホウ素錯体が含まれる。マノボンド
Cは下記式 式中、 Rは9乃至12個の炭素原子を有するアルキル基
である、 で表される構造を有するものと考えられる。便宜
上、上記の構造を以後は下記式 によつて表わすものとする。マノボンドCは青色
の粘調性の液体として入手でき、15.5乃至16.5%
のコバルト(マノボンドC16)または17.5乃至
18.5%のコバルト(マノボンドC18)を含有する
ものとすることができ、この化合物は25℃におけ
る粘度3000乃至9000センチポアズおよび灰分含有
率22乃至25重量%を有する。本発明のスキムスト
ツク中で使用するのに好ましい有機コバルト化合
物はマノボンドCである。 スキムストツク中で使用し得る有機コバルト化
合物の量は、一般に、選ばれた有機コバルト化合
物の特定的な性質、殊に化合物中に存在するコバ
ルト金属の量に依存する。コバルト金属の量は使
用に好適な有機コバルト化合物中でかなり変化す
るので、用いられる有機コバルト化合物の量を、
仕上がつたスキムストツク組成物中に望まれるコ
バルト金属の量を基準として表わすことが最も適
当且つ有利である。従つて、スキムストツク組成
物中に存在する有機コバルト化合物の量は、ゴム
スキムストツク組成物の全重量を基準として約
0.05重量%乃至約0.35重量%のコバルト金属を提
供するのに十分なものでなければならず、好まし
い量はスキムストツク組成物の全重量を基準とし
て約0.1重量%乃至約0.2重量%のコバルト金属で
ある、と一般的に記述することができる。 スキムストツクは、また、主要な加硫剤
(curing agentまたはvulcanizing agent)として
元素状イオウを含有する。スキムストツク中で使
用されるイオウ量は約2.5乃至約9.0重量部の範囲
とすることができ、好ましい量は約4.0乃至約7.0
重量部の範囲である。 元素状イオウの他に、スキムストツクは、イオ
ウ供与剤および共加硫剤として作用するジチオジ
プロピオン酸を含有する。上記の如く、ジチオジ
プロピオン酸の使用によつて、高湿度熱エージン
グの条件下におけるしんちゆうめつきされたスチ
ールに対するスキムストツクの接着が改善される
ことが、驚くべきことに見出された。 スキムストツク中で使用されるジチオジプロピ
オン酸の量は約0.1乃至約2.5重量部の範囲とする
ことができるが、好ましい量は約0.25乃至約0.75
重量部の範囲である。 前記の成分の他に、本発明のゴムスキムストツ
クは、ゴムスキムストツク組成物中で通常利用さ
れる、他の通常の添加剤を含有し得る。即ち、組
成物は、粘土、シリカもしくは炭酸カルシウムの
如き充填剤、プロセス油および展延油、抗酸化
剤、加硫促進剤、加硫活性化剤、加硫安定化剤等
を含むことができる。 ゴムスキムストツクは、バンベーリーミキサー
もしくはミルの如き内部混合機を使用してよく知
られた方法で組成物の成分を混合することによつ
て製造し得る。スキムストツクは、カレンダー加
工または他の公知の施用技術によつて、しんちゆ
うめつきされたスチールワイヤに施用し得る。し
んちゆうめつきされたスチールワイヤは、一般
に、70%銅および30%亜鉛からなる被膜を含有す
る。 しんちゆうめつきされたスチールワイヤに対す
るゴムスキムストツクの接着は、実質的に
ASTM D2229記載の手順に従つて行なわれた引
き出し試験(pull−out test)を使用して測定し
た。 即ち、ワイヤ引き出し試験用接着パツドは、最
初にゴムスキムストツクの1″×6″×0.274″の厚い
細片を下に置くことによつて、組み立て用治具を
使用して製造した。次に、その中に治具がゴムの
細片と交わるように置かれている型に対して垂直
なスリツトの中に、しんちゆうめつきされたスチ
ールワイヤを置いた。最初の細片と同じ寸法の可
流可能なゴムスキムストツクの細片をワイヤの頂
部の上に置く。その結果できた複合材を、次に、
加硫用プレスの中に置き、300〓で25分間加硫さ
せる。加硫された複合材の試料を、次に、通常の
(未エージングの)条件下、スチームエージング
後、熱エージング後、酸素容器中でのエージング
後および相対湿度95%における、時間をひきのば
した熱エージング後に、毎分5″のクロスヘツド速
度で運転するモデル1130インストロン試験機を使
用して、ワイヤの引き出し接着について試験し
た。スチームエージングは、飽和水蒸気雰囲気中
300〓で2時間、圧力に対して気密な容器の中で
行なつた。熱エージングは、強制循環空気槽中
250〓で2日間行なつた。酸素容器エージングは、
圧力に対して気密な容器中で、100%酸素雰囲気
中300psiの圧力において180〓で15時間行なつた。
相対湿度(R.H.)95%における熱エージングは、
湿度室中で、時間をひきのばして行なつた。(例
えば3日、7日、14日等)。 以下の実施例は本発明の本質を更に例示する目
的で提示するものであり、その範囲の限定と考え
るべきものではない。実施例中に示される部およ
び%は他に指示がなければ重量基準のものであ
る。 実施例 1 本実施例では、ジチオジプロピオン酸を含有す
る本発明のイオウ加硫可能ゴムスキムストツクを
製造した。ジチオジプロピオン酸を含有しない点
以外は同じ組成を有するゴムスキムストツクもま
た照査標準として役立つように製造した。スキム
ストツクは以下の組成を有した:
オウ加硫可能なゴムスキムストツク(rubber
skim stock)に関する。更に特定的には、本発
明は、イオウと共に共加硫する試剤としてジチオ
ジプロピオン酸を含有する、イオウ加硫可能なゴ
ムスキムストツクに関する。 イオウ加硫可能なゴムスキムストツク、殊に比
較的高い水準のイオウを含有するものは、通常の
貯蔵条件下でイオウの霜降り現象に対して敏感で
ある。イオウの霜降りを含有するストツクは組み
立て粘着性に欠けることがしばしばであり、この
ため、貧弱な接着特性に至らしめられ得る。従つ
て、積層体を製造するのにストツクを使用するの
に先立つて、或る種の有機溶媒を用いてストツク
の表面からイオウの霜降りを除去することが一般
に必要である。明らかなように、これは時間を消
費する手順となり得る上に、更に有機溶媒をかか
る目的に使用することによつて、溶媒蒸気の環境
大気中への放散がしばしば起る。かくて、かかる
ゴムスキムストツク中の元素状のイオウの一部を
所謂イオウ供与化合物で置換することが通常に行
なわれている。かかるイオウ供与化合物は、加硫
過程の間にイオウを放出する材料である。しか
し、多くの通常使用されるイオウ供与体化合物
が、しんちゆうめつきされたスチールへの加硫ス
キムストツクの接着、殊に、高湿度の熱エージン
グ条件下におけるしんちゆうめつきされたスチー
ルへの加硫スキムストツクの接着に悪い影響をひ
き起すということが見出された。かくて、高湿度
の熱エージング条件下におけるしんちゆうめつき
されたスチールへのゴムスキムストツクの接着に
悪い影響をひき起さないイオウ供与化合物を発見
することが重要な発展をなすものと考えられる。 本発明に従い、下記の成分 (a) 天然ゴムおよび天然ゴムと合成ゴムとのブレ
ンドからなる群から選ばれたゴム100重量部; (b) カーボンブラツク約30.0乃至約80.0重量部; (c) スキムストツクの全重量を基準として約0.05
重量%乃至約0.35重量%のコバルト金属を提供
するのに十分な量だけ存在する有機コバルト化
合物; (d) イオウ約2.5乃至約9.0重量部;および (e) ジチオジプロピオン酸約0.1乃至約2.5重量部 からなるイオウ加硫可能なゴムスキムストツクが
提供される。 しんちゆうでめつきされたスチールと接触して
加硫された時のイオウ加硫可能なゴムスキムスト
ツクは、ジチオジプロピオン酸を含有しないイオ
ウ加硫可能なゴムスキムストツクと比較して、高
湿度熱エージング条件下で、このものに対して改
善された接着を示す。 上記の如く、本発明のスキムストツクは、天然
ゴムまたは天然ゴムと合成ゴムとのブレンドを含
有する。種々の合成ゴムをブレンド中で使用する
ことができ、共役ジエンからなるゴム状のポリマ
ーおよび共役ジエンとビニル芳香族炭化水素のコ
ポリマーが含まれる。 ポリマーおよびコポリマーを製造するのに利用
し得る共約ジエンには、1,3−ブタジエン、2
−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン等が含ま
れる。好ましいジエンは1,3−ブタジエンであ
る。 コポリマーを製造するのに利用し得るビニル芳
香族炭化水素には、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン等が含ま
れる。好ましいビニル芳香族炭化水素はスチレン
である。 コポリマーは50重量%までのビニル芳香族炭化
水素を含有し得る。上記のポリマーおよびコポリ
マー並びにこれらのものの製造法は、ゴムおよび
ポリマーの技術分野でよく知られている。ポリマ
ーおよびコポリマーのうちの多くのものは市販で
入手し得る。 スキムストツクは天然ゴムを100重量部含有す
ることができ、或いは、天然ゴムと合成ゴムのブ
レンドを100重量部含有することもできるが、ブ
レンドは、35.0%までの合成ゴムを含有するもの
とする。 スキムストツクはカーボンブラツクを含有す
る。ゴムスキムストツク中で通常利用されるカー
ボンブラツクならば如何なるものでも使用し得
る。即ち、カーボンブラツクは、チヤンネルブラ
ツクもしくは高摩耗フアーネスブラツク(HAF)
の如き補強用カーボンブラツクまたは半補強用カ
ーボンブラツクとすることができる。好ましいカ
ーボンブラツクはHAFブラツクである。 スキムストツク中で使用されるカーボンブラツ
クの量は約30.0乃至約80.0重量部の範囲とするこ
とができ、好ましい量は約45.0乃至約70.0重量部
の範囲である。 スキムストツクは、接着促進剤として働く有機
コバルト化合物を含有する。金属に対するゴムの
接着を促進することが本分野で公知である有機コ
バルト化合物なら如何なるものもスキムストツク
中で使用し得る。かくて、使用することのできる
好適な有機コバルト化合物には、ステアリン酸、
パルミチン酸、オレイン酸、リノレン酸等の如き
脂肪酸のコバルト塩;6乃至30個の炭素原子を有
する脂肪族もしくは脂環式のカルボン酸のコバル
ト塩;塩化コバルト、ナフテン酸コバルト;コバ
ルトカルボキシレートおよびWyrough and
Loser,Inc.,Trenton,N.J.からマノボンド
(Manobond)Cなる呼称で市販で入手できる有
機コバルト−ホウ素錯体が含まれる。マノボンド
Cは下記式 式中、 Rは9乃至12個の炭素原子を有するアルキル基
である、 で表される構造を有するものと考えられる。便宜
上、上記の構造を以後は下記式 によつて表わすものとする。マノボンドCは青色
の粘調性の液体として入手でき、15.5乃至16.5%
のコバルト(マノボンドC16)または17.5乃至
18.5%のコバルト(マノボンドC18)を含有する
ものとすることができ、この化合物は25℃におけ
る粘度3000乃至9000センチポアズおよび灰分含有
率22乃至25重量%を有する。本発明のスキムスト
ツク中で使用するのに好ましい有機コバルト化合
物はマノボンドCである。 スキムストツク中で使用し得る有機コバルト化
合物の量は、一般に、選ばれた有機コバルト化合
物の特定的な性質、殊に化合物中に存在するコバ
ルト金属の量に依存する。コバルト金属の量は使
用に好適な有機コバルト化合物中でかなり変化す
るので、用いられる有機コバルト化合物の量を、
仕上がつたスキムストツク組成物中に望まれるコ
バルト金属の量を基準として表わすことが最も適
当且つ有利である。従つて、スキムストツク組成
物中に存在する有機コバルト化合物の量は、ゴム
スキムストツク組成物の全重量を基準として約
0.05重量%乃至約0.35重量%のコバルト金属を提
供するのに十分なものでなければならず、好まし
い量はスキムストツク組成物の全重量を基準とし
て約0.1重量%乃至約0.2重量%のコバルト金属で
ある、と一般的に記述することができる。 スキムストツクは、また、主要な加硫剤
(curing agentまたはvulcanizing agent)として
元素状イオウを含有する。スキムストツク中で使
用されるイオウ量は約2.5乃至約9.0重量部の範囲
とすることができ、好ましい量は約4.0乃至約7.0
重量部の範囲である。 元素状イオウの他に、スキムストツクは、イオ
ウ供与剤および共加硫剤として作用するジチオジ
プロピオン酸を含有する。上記の如く、ジチオジ
プロピオン酸の使用によつて、高湿度熱エージン
グの条件下におけるしんちゆうめつきされたスチ
ールに対するスキムストツクの接着が改善される
ことが、驚くべきことに見出された。 スキムストツク中で使用されるジチオジプロピ
オン酸の量は約0.1乃至約2.5重量部の範囲とする
ことができるが、好ましい量は約0.25乃至約0.75
重量部の範囲である。 前記の成分の他に、本発明のゴムスキムストツ
クは、ゴムスキムストツク組成物中で通常利用さ
れる、他の通常の添加剤を含有し得る。即ち、組
成物は、粘土、シリカもしくは炭酸カルシウムの
如き充填剤、プロセス油および展延油、抗酸化
剤、加硫促進剤、加硫活性化剤、加硫安定化剤等
を含むことができる。 ゴムスキムストツクは、バンベーリーミキサー
もしくはミルの如き内部混合機を使用してよく知
られた方法で組成物の成分を混合することによつ
て製造し得る。スキムストツクは、カレンダー加
工または他の公知の施用技術によつて、しんちゆ
うめつきされたスチールワイヤに施用し得る。し
んちゆうめつきされたスチールワイヤは、一般
に、70%銅および30%亜鉛からなる被膜を含有す
る。 しんちゆうめつきされたスチールワイヤに対す
るゴムスキムストツクの接着は、実質的に
ASTM D2229記載の手順に従つて行なわれた引
き出し試験(pull−out test)を使用して測定し
た。 即ち、ワイヤ引き出し試験用接着パツドは、最
初にゴムスキムストツクの1″×6″×0.274″の厚い
細片を下に置くことによつて、組み立て用治具を
使用して製造した。次に、その中に治具がゴムの
細片と交わるように置かれている型に対して垂直
なスリツトの中に、しんちゆうめつきされたスチ
ールワイヤを置いた。最初の細片と同じ寸法の可
流可能なゴムスキムストツクの細片をワイヤの頂
部の上に置く。その結果できた複合材を、次に、
加硫用プレスの中に置き、300〓で25分間加硫さ
せる。加硫された複合材の試料を、次に、通常の
(未エージングの)条件下、スチームエージング
後、熱エージング後、酸素容器中でのエージング
後および相対湿度95%における、時間をひきのば
した熱エージング後に、毎分5″のクロスヘツド速
度で運転するモデル1130インストロン試験機を使
用して、ワイヤの引き出し接着について試験し
た。スチームエージングは、飽和水蒸気雰囲気中
300〓で2時間、圧力に対して気密な容器の中で
行なつた。熱エージングは、強制循環空気槽中
250〓で2日間行なつた。酸素容器エージングは、
圧力に対して気密な容器中で、100%酸素雰囲気
中300psiの圧力において180〓で15時間行なつた。
相対湿度(R.H.)95%における熱エージングは、
湿度室中で、時間をひきのばして行なつた。(例
えば3日、7日、14日等)。 以下の実施例は本発明の本質を更に例示する目
的で提示するものであり、その範囲の限定と考え
るべきものではない。実施例中に示される部およ
び%は他に指示がなければ重量基準のものであ
る。 実施例 1 本実施例では、ジチオジプロピオン酸を含有す
る本発明のイオウ加硫可能ゴムスキムストツクを
製造した。ジチオジプロピオン酸を含有しない点
以外は同じ組成を有するゴムスキムストツクもま
た照査標準として役立つように製造した。スキム
ストツクは以下の組成を有した:
【表】
上記の組成のものを通常のゴム混合装置の中で
混合し、次に、上記の手順に従つて応力−歪特性
およびしんちゆうめつきされたスチールワイヤに
対する接着を試験した。試験条件および結果を第
表に示す。
混合し、次に、上記の手順に従つて応力−歪特性
およびしんちゆうめつきされたスチールワイヤに
対する接着を試験した。試験条件および結果を第
表に示す。
【表】
…………………………………………………………
上記のデータが示すように、本発明のゴムスキ
ムストツクは、通常の条件、スチームエージング
および酸素容器エージングの条件下で照査標準よ
りも僅かに低い接着を示す。しかし、本発明のゴ
ムスキムストツクは、高湿度の熱エージング条件
下で、照査標準のスキムストツクと比較して、顕
著に改善された接着を示す。 この評価において、イオウ供与体としてジチオ
ジプロピオン酸を含有する本発明のイオウ加硫可
能ゴムスキムストツク(即ち実施例1の繰り返
し)を、他の公知のイオウ供与体を含有するイオ
ウ加硫可能なゴムスキムストツク(即ち実施例a
〜d)と比較した。ゴムスキムストツクは以下の
組成を有するものとした:
上記のデータが示すように、本発明のゴムスキ
ムストツクは、通常の条件、スチームエージング
および酸素容器エージングの条件下で照査標準よ
りも僅かに低い接着を示す。しかし、本発明のゴ
ムスキムストツクは、高湿度の熱エージング条件
下で、照査標準のスキムストツクと比較して、顕
著に改善された接着を示す。 この評価において、イオウ供与体としてジチオ
ジプロピオン酸を含有する本発明のイオウ加硫可
能ゴムスキムストツク(即ち実施例1の繰り返
し)を、他の公知のイオウ供与体を含有するイオ
ウ加硫可能なゴムスキムストツク(即ち実施例a
〜d)と比較した。ゴムスキムストツクは以下の
組成を有するものとした:
【表】
……………………………………………………
…………………………………………
…………………………………………
【表】
上記のスキムストツク組成物を混合し、実施例
1の手順を用いて応力−歪特性およびワイヤ接着
特性を試験した。試験条件および結果を第表に
示す。
1の手順を用いて応力−歪特性およびワイヤ接着
特性を試験した。試験条件および結果を第表に
示す。
【表】
【表】
…………………………………………………………
上記のデータで示されるように、ジチオジプロ
ピオン酸を含有する本発明のゴムスキムストツク
(実施例1)は、他のイオウ供与体を含有する同
様のゴムスキムストツクと比較して、高湿度の熱
エージング条件下で改善された接着を示す。
上記のデータで示されるように、ジチオジプロ
ピオン酸を含有する本発明のゴムスキムストツク
(実施例1)は、他のイオウ供与体を含有する同
様のゴムスキムストツクと比較して、高湿度の熱
エージング条件下で改善された接着を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の成分 (a) 天然ゴムおよび天然ゴムと合成ゴムとのブレ
ンドからなる群から選ばれたゴム100重量部; (b) カーボンブラツク約30.0乃至約80.0重量部; (c) スキムストツクの全重量を基準として約0.05
重量%乃至約0.35重量%のコバルト金属を提供
するのに十分な量だけ存在する有機コバルト化
合物; (d) イオウ約2.5乃至約9.0重量部;および (e) ジチオジプロピオン酸約0.1乃至約2.5重量部 からなるイオウ加硫可能なゴムスキムストツク
組成物。 2 該ゴムが天然ゴムであることからなる特許請
求の範囲第1項記載の、イオウ加硫可能なゴムス
キムストツク。 3 該ゴムが35重量%までの合成ゴムを含有する
天然ゴムと合成ゴムとのブレンドであることから
なる、特許請求の範囲第1項記載のイオウ加硫可
能なゴムスキムストツク。 4 該カーボンブラツクがHAFであることから
なる、特許請求の範囲第1項記載のイオウ加硫可
能なゴムスキムストツク。 5 該有機コバルト化合物が下記式 式中、 Rは9乃至12個の炭素原子を有するアルキル基で
ある、 で表される有機コバルト錯体であることからな
る、特許請求の範囲第1項記載のイオウ加硫可能
なゴムスキムストツク。 6 該カーボンブラツクが約45.0乃至約70.0重量
部の量だけ存在することからなる、特許請求の範
囲第1項記載のイオウ加硫可能なゴムスキムスト
ツク。 7 該有機コバルト化合物がスキムストツクの全
重量を基準として約0.1乃至約0.2重量%のコバル
ト金属を提供するのに十分な量だけ存在すること
からなる、特許請求の範囲第1項記載のイオウ加
硫可能なゴムスキムストツク。 8 該イオウが約4.0乃至約7.0重量部の量だけ存
在することからなる、特許請求の範囲第1項記載
のイオウ加硫可能なゴムスキムストツク。 9 該ジチオジプロピオン酸が約0.25乃至約0.75
重量部の量だけ存在するこからなる、特許請求の
範囲第1項記載のイオウ加硫可能なゴムスキムス
トツク。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/551,524 US4513123A (en) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | Sulfur-curable rubber skim stock compositions containing dithiodipropionic acid |
| US551524 | 1990-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60124640A JPS60124640A (ja) | 1985-07-03 |
| JPH0339542B2 true JPH0339542B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=24201617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59235325A Granted JPS60124640A (ja) | 1983-11-14 | 1984-11-09 | イオウ加硫性ゴム組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4513123A (ja) |
| EP (1) | EP0142707B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60124640A (ja) |
| CA (1) | CA1223381A (ja) |
| DE (1) | DE3465100D1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| KR100450638B1 (ko) * | 2001-11-26 | 2004-10-01 | 한국타이어 주식회사 | 가류지연제를 포함하는 불용성 황 마스터배치용 고무조성물 |
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| ITMI20131048A1 (it) * | 2013-06-24 | 2014-12-25 | Pirelli | Pneumatico per ruote di veicoli |
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|---|---|---|---|---|
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| US4376838A (en) * | 1981-03-18 | 1983-03-15 | The Firestone Tire & Rubber Company | Cured rubber skim stocks having improved metal adhesion and metal adhesion retention by use of organo-metal complexes and halogenated polymer |
-
1983
- 1983-11-14 US US06/551,524 patent/US4513123A/en not_active Expired - Fee Related
-
1984
- 1984-10-12 CA CA000465345A patent/CA1223381A/en not_active Expired
- 1984-10-16 DE DE8484112463T patent/DE3465100D1/de not_active Expired
- 1984-10-16 EP EP84112463A patent/EP0142707B1/en not_active Expired
- 1984-11-09 JP JP59235325A patent/JPS60124640A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0142707B1 (en) | 1987-07-29 |
| JPS60124640A (ja) | 1985-07-03 |
| EP0142707A1 (en) | 1985-05-29 |
| DE3465100D1 (en) | 1987-09-03 |
| CA1223381A (en) | 1987-06-23 |
| US4513123A (en) | 1985-04-23 |
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