JPH0340074Y2 - - Google Patents

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JPH0340074Y2
JPH0340074Y2 JP13419185U JP13419185U JPH0340074Y2 JP H0340074 Y2 JPH0340074 Y2 JP H0340074Y2 JP 13419185 U JP13419185 U JP 13419185U JP 13419185 U JP13419185 U JP 13419185U JP H0340074 Y2 JPH0340074 Y2 JP H0340074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば燃料噴射装置における燃料通
路を開閉制御する電磁弁、又はこれに類似した制
御装置に用いることができる電磁アクチユエータ
に関する。
〔従来の技術〕
例えば、特開昭53−120017号公報に開示されて
いるように、複数のコイルを含むステータに平板
状のアーマチユアを対向配置し、コイルに通電す
ることによつて平板状のアーマチユアを吸引する
構成の電磁アクチユエータは公知である。
この種の形式の従来の電磁アクチユエータの1
例を第8図〜第10図によつて説明すると、1は
ステータであり、磁気コア2と、第1、第2、第
3及び第4のコイル3,4,5,6との組立体か
ら成る。このステータ1はコイル3〜6をコア2
に設けられた4つの環状溝7,8,9,10に各
コイル3〜6を注入樹脂11で固定することによ
り構成されている。なお、ステータ1は各コイル
3〜6のリード線3a,4a,5a,6aを支持
する合成樹脂製の端子台12を有する。
13は磁性板であり、アーマチユアとして機能
するようにステータ1の下面に対向配置されてい
る。14は出力軸であり、磁性板13の中心に固
着されている。出力軸14及び磁性板13は図示
されていないスプリングによつて第8図で下方の
偏倚力を受けている。従つて、ステータ1は、こ
の偏倚力に抗して磁性板13を吸引する。
第9図及び第10図はコア2及びコイル3〜6
の接続方法を詳しく示すものである。第1〜第4
の環状溝7,8,9,10は同心円状にコア1の
下面に設けられている。鎖線で1巻きのみを説明
的に示す第1〜第4のコイル3〜6は、矢印で示
す方向の電流が流れる様に相互に接続される。こ
の相互接続を行うため及び外部に一対のリード線
を導出するために、環状溝7〜10の中に貫通孔
15,16,17,18が設けられている。
端子台12は、第8図に示す如く、貫通孔15
〜18に対応するリード挿通孔19,20,2
1,22を有する。各コイル3〜6の一端のリー
ド線3a〜6aは、コア2の貫通孔15〜18
と、端子台12のリード挿通孔19〜22とを通
つて端子台12の上方に導出されている。第1の
リード線3a及び第4のリード線6aには、一対
の外部導出用のリード線(図示せず)が接続さ
れ、第2のリード線4aと第3のリード線5aと
は相互に接続される。
コイル3〜6の接続関係を更に詳しく説明する
と、第1のリード線3aを始点とした導線は、端
子台12のリード挿通孔19とコア2の貫通孔1
5を通つて第1の環状溝7に導かれ、この溝7に
おいて第9図で反時計回り方向に複数回巻かれ、
次に、第9図に示す第1の環状溝7から第2の環
状溝8に至るコア切欠部23を通つて第2の環状
溝8に導かれ、この溝8において第9図で時計回
り方向に複数回巻かれ、次に、貫通孔16とリー
ド挿通孔20とを通つて端子台12の上に導出さ
れ、次に隣りのリード挿通孔21と貫通孔17を
通つて第3の環状溝9に導かれ、ここで第9図に
示す如く反時計回り方向に複数回巻かれ、次に切
欠部28を通つて第4の環状溝10に導かれ、こ
こで時計回り方向に複数回巻かれ、しかる後、貫
通孔18とリード挿通孔22とを通して端子台1
2の上に導出されている。この様に隣り合うコイ
ルに逆方向の電流を流せば、ステータ1により磁
性板13を効率良く吸引することが可能になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来は端子台12を接着剤29によ
つてコア2に固着させていたので、接着剤29が
劣化し、且つステータ1に振動や衝撃が加わる
と、端子台12がコア2から離脱するおそれがあ
つた。また、コア2と樹脂11との結合状態が悪
くなると、樹脂11と共にコイル3〜6が離脱す
るおそれがある。
そこで、本考案の目的は、コアに対する端子台
及びコイルの堅牢な固定を比較的簡単な構造で達
成することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本考案に係わる電磁アクチユエータにおいて
は、端子台の底面に凹部が設けられている。この
凹部は磁気コアのリードを導くための貫通孔の少
なくとも一部に対応する部分と、この部分に連続
しているが前記貫通孔に対応していない部分とを
有する。そして、コイルを固定するための樹脂が
コイル収納環状溝のみならず、前記貫通孔及び前
記凹部にも充填されている。
〔作用〕
上述の如く端子台の底面の凹部に樹脂が充填さ
れると、端子台と樹脂との噛み合いが生じて、端
子台が離脱し難くなる。また、貫通孔に対応しな
い部分を有するように凹部を形成するので、対応
しない部分に充填された樹脂がコイルの抜け止め
として機能する。
〔実施例〕
次に、第1図〜第5図を参照して本考案の実施
例に係わる電磁弁用の電磁アクチユエータについ
て説明する。但し、第1図〜第5図、及び別の実
施例及び変形例を示す第6図、第7図、第11図
〜第13図において、第8図〜第10図と共通す
る部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
第1図及び第2図に示す電磁アクチユエータの
端子台12a及び樹脂11以外の構成は、第8図
〜第10図の従来の電磁アクチユエータと全く同
一である。本実施例の端子台12aは、第8図の
端子台12と同様にリード挿通孔19,20,2
1,22を有する他に、その底面に第4図及び第
5図に示す如く4つの凹部30,31,32,3
3を有し、ここに第1図に示す如く樹脂11が充
填されている。4つの凹部30,31,32,3
3は第9図及び第10図に詳しく示すコア2の4
つの貫通孔15,16,17,18に夫々対応し
ているので、例えば、適当な粘性を有する液状エ
ポキシ樹脂を注入し、硬化させることにより、確
実且つ良好に各凹部30〜33に樹脂11が充填
される。なお、4つの凹部30〜33は、第4図
で鎖線で示すコア2の貫通孔15〜18に対応す
る部分30a〜33aとここに対応しない部分3
0b〜33bとを有する。対応しない部分30b
〜33bは、対応する部分30a〜33aに連続
しているので、ここにも樹脂11が注入される。
端子台12aの上面に設けられた一対の突起3
4は、コア2の上面に相当する高さを有する。従
つて、樹脂11を注入する時に、コア2の上面を
覆う部材によつて突起34の先端の位置を制限す
れば、端子台12aの位置ずれが生じない。ま
た、ステータ1の完成後に、コア2の上面にカバ
ー(図示せず)を配設すれば、このカバーによつ
て端子台12aの上方向への抜け止めが達成され
る。
コア2に対して端子台12aを取り付けるため
に、第2図に示す如く、コア2の上面に取付溝3
5が設けられている。この取付溝35は端子台1
2aにほぼ一致する平面形状を有し、且つコア2
の側面に至るように形成されている。従つて、非
固定状態においては、上下方向及び側面方向に端
子台12aを移動させることが出来る。また、取
付溝35を使つて外部リード線を側面方向に導出
することが可能になる。
上述から明らかな如く、本実施例によれば、端
子台12aの底面に凹部30〜33を設け、ここ
に樹脂11を注入するという簡単な方法及び構成
で端子台12aの堅牢な固定が出来る。そして、
端子台12aのコア2の側面方向への離脱が樹脂
11と端子台12aとの噛み合いで十分に阻止さ
れる。また、凹部30〜33における貫通孔15
〜18に対応しない部分30b〜33bにも樹脂
が充填されるので、この部分30b〜33bに充
填された樹脂部分がコイル3〜6及び樹脂11の
第1図下方への離脱阻止部分として機能する。即
ち、樹脂11が第1図で下方に抜け出ようとして
も、部分30b〜33bの樹脂がコア2に当るた
め、抜け出ることができない。
第6図は本考案の別の実施例に係わる電磁アク
チユエータの一部を示し、第7図はここに使用さ
れている端子台12bを示す。この例では、第7
図から明らかな如く、端子台12bの底面に凸部
36,37,38,39が設けられ、これ等が第
6図に示す如くコア2の貫通孔15,16,1
7,18に夫々挿入され、この周囲に樹脂11が
充填されている。また、この凸部36〜39を囲
むように凹部30〜33が設けられ、この凹部3
0〜33の一部分は貫通孔15〜18に対応し、
残部が対応し、夫々に樹脂11が充填されてい
る。従つて、第1図〜第5図の実施例と同様に、
端子台12bと樹脂11との噛み合い状態が生
じ、端子台12b及びコイル3〜6が容易に離脱
しなくなる。
なおこの例では、コア2に対する端子台12b
の位置決めが容易に達成される。
〔変形例〕
本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。
(a) 第11図及び第12図に示す如く、コア2に
おける2つの貫通孔15と16、及び17と1
8を結ぶような凹部40,41を端子台12c
の底面に設け、ここに樹脂11を充填してもよ
い。
(b) 第13図に示す如く、端子台12dの底面の
凹部30〜33を、端子台12dの一方の側面
から他方の側面に至るように形成してもよい。
(c) コイル3〜6の数を増減しても差支えない。
(d) 各コイル3〜6の一端のリード線3a〜6a
のみならず、両端のリード線を端子台12aの
上に導出し、端子台12aの上で所望電流方向
を得るための相互接続を行つてもよい。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案によれば、端子台及びコイ
ルのコアに対する堅牢な固定を容易に達成するこ
とが出来、コアから端子台及びコイルが離脱する
ことを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる電磁アクチユ
エータの一部を示す断面図、第2図は第1図のス
テータを示す斜視図、第3図は第1図の端子台を
示す斜視図、第4図は第3図の端子台の底面図、
第5図は第3図の端子台の断面図、第6図は本考
案の別の実施例の電磁アクチユエータの一部を示
す断面図、第7図は第6図の端子台を示す斜視
図、第8図は従来の電磁アクチユエータの一部を
示す断面図、第9図は第8図のコアの底面図、第
10図は第9図のコアの断面図、第11図は本考
案の変形例に係わる電磁アクチユエータの一部を
示す断面図、第12図は第11図の端子台の底面
図、第13図は本考案の変形例に係わる端子台の
底面図である。 1……ステータ、2……コア、3,4,5,6
……コイル、3a,4a,5a,6a……リード
線、7,8,9,10……環状溝、11……樹
脂、12a……端子台、13……磁性板、15,
16,17,18……貫通孔、19,20,2
1,22……リード挿通孔、30,31,32,
33……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気コアとコイルとの組立体とこの組立体に対
    向配置された磁性体とから成り、前記コイルに通
    電することによつて前記組立体と前記磁性体との
    間に相対的運動を生じさせるように構成され、 前記磁気コアはその一方の主面に前記コイルを
    収納するための複数の環状溝を有すると共に、前
    記コイルのリード線をその一方の主面側からその
    他方の主面側に導出するために前記リード線の太
    さよりも十分に大きく形成された貫通孔を有し、 前記コイルは前記環状溝に充填された樹脂によ
    つて前記環状溝内に固定され、 前記磁気コアの他方の主面側に端子台が配設さ
    れ、 前記コイルのリード線は前記貫通孔及び前記端
    子台に設けられたリード挿通孔を通つて前記端子
    台上に導出されている電磁アクチユエータにおい
    て、 前記端子台の底面に凹部が設けられ、 この凹部は前記貫通孔の少なくとも一部に対応
    する部分と、この部分に連続しているが、前記貫
    通孔には対応しないように設けられた部分とを有
    し、 前記樹脂が前記環状溝及び前記貫通孔のみなら
    ず、前記凹部にも充填され、前記端子台が前記磁
    気コアに前記樹脂で固定されていることを特徴と
    する電磁アクチユエータ。
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