JPH0340165Y2 - - Google Patents

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JPH0340165Y2
JPH0340165Y2 JP14816986U JP14816986U JPH0340165Y2 JP H0340165 Y2 JPH0340165 Y2 JP H0340165Y2 JP 14816986 U JP14816986 U JP 14816986U JP 14816986 U JP14816986 U JP 14816986U JP H0340165 Y2 JPH0340165 Y2 JP H0340165Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は左右幅を一定範囲内で変更調節でき
る伸縮式のラツクに関する。
〔従来の技術〕
台所用の水切り棚において、棚幅を変更可能と
するものが、例えば実公昭57−20028号公報、同
57−29652号公報、同57−29653号公報、および同
52−17376号公報などに公知である。
第5図はこの種の伸縮棚を例示している(実公
昭57−20028号公報)。これでは、中空状の平板棚
21とパイプ棚22とを左右に配置し、パイプ棚
22の一端を平板棚21の側端壁で出し入れ自在
に支持することにより、棚幅を変更できる。パイ
プ棚22の左右端はそれぞれ連結桟23,24で
一体に固定してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように従来の伸縮棚は、棚幅全体が平板
棚でないので載置物が制約される。また、平板棚
21とパイプ棚22を伸縮可能に連結した棚がラ
ツクの強度メンバーになる構造を採る。そのた
め、この棚に掛る重量が連結個所に集中し、この
連結個所が早期に傷みやすくラツクとして耐久性
に劣る。例えば第5図に示すものでは、平板棚2
1の側端壁に通設したパイプ支持孔に荷重が集中
し、孔が長円状に変形することがある。また、重
量物を載置した場合に、連結個所を屈折点として
逆へ字状に変形しやすい。
〔考案の目的〕
本考案は、伸縮式のラツクにおいて上記のよう
な問題点を解消するために提案されたものであ
り、棚幅全体を棚板部材で構成するとともに、伸
縮式ラツクの強度アツプを図ることによつて、耐
久性を向上することを主眼とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、第1図に示すように棚板部材2
L,2Rとは別に縦フレーム3L,3Rに連結し
た横桟5L,5Rを設け、該横桟5L,5Rどう
しを伸縮自在に嵌合連結することにより、強度ア
ツプされた伸縮式のラツクフレームを構成してい
る。
詳しくは、左右一対の縦フレーム3L,3Rか
ら対向状に横桟5L,5Rを突設し、横桟5L,
5Rどうしを左右の幅方向へ伸縮自在に嵌合連結
してラツクフレーム1を構成し、このラツクフレ
ーム1に左右に分割形成した棚板部材2L,2R
を支持する。つまり、主たる強度メンバーである
ラツクフレーム1を伸縮可能に構成して、伸縮式
ラツクの強度向上を図る。そして、棚板部材2
L,2Rは互いに重合姿勢のまま伸縮できるよう
ラツクフレーム1に支持されており、棚幅全体を
板状棚としている。
また、棚板部材2L,2Rの重合部において、
下方に位置する棚板部材の突端に、係合孔9を設
けた下向きの側壁8bを形成し、該係合孔9が横
桟に係合支持されているので、棚板部材をラツク
フレーム1に確実に支持することができる。
左右の横桟5L,5Rは直径の異なる管材で形
成することが好ましいが、場合によつてはL形断
面やC形断面等の型鋼材で形成できる。また、横
桟5L,5Rどうしの嵌合長さBを棚板部材2
L,2Rの重合長さbより大きく設定しておく
と、連結強度上および組付上において有利であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の伸縮式ラツクで
は、棚板部材2L,2Rとは別に縦フレーム3
L,3Rに横桟5L,5Rを設けて強度メンバー
であるラツクフレーム1を構成するので、ラツク
の構造強度を向上して剛性を増強でき、棚板部材
2L,2Rに作用する荷重の殆どを横桟5L,5
Rに負担させて棚板部材2L,2Rに荷重が集中
することを解消できる。従つて、荷重の集中に伴
う棚板部材2L,2Rの変形等や、連結部のガタ
による棚板面の傾斜をよく防止でき、耐久性に優
れた伸縮式ラツクが得られる。
とくに本考案が対象とするラツクの場合には、
ラツクフレーム1これ自体が自立できるものでな
ければならず、従来の吊棚は前後左右にぐら付き
やすい傾向にあるが、上記のようにラツクフレー
ム1で強度メンバーを構成し、そこに棚板部材を
支持するようにしているので、ぐら付きが少なく
剛性に優れた伸縮式のラツクを得ることができ
る。
また、棚幅全体を板状の棚で構成できて小物品
が置けるとともに、棚板部材の重合部で棚板部材
が横桟に係合支持されているので、確実に棚板部
材をラツクフレームに支持できる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示す。
第3図において、本案伸縮式ラツクはラツクフ
レーム1と、これに支持されて上下2段の棚を構
成する棚板部材2L,2Rとからなる。ラツクフ
レーム1は管材を側面視で門形に折り曲げてなる
縦フレーム3L,3Rを左右対向状に配置し、そ
の前後の脚部4,4どうしを左右に分割された横
桟5L,5Rで入子構造状に連結してなる。横桟
5L,5Rは前後一組のものとして形成されてお
り、この組が上下間隔を隔てて脚部4,4の上下
2個所に固定される。
第1図において、左右の横桟5L,5Rは鋼管
を所定寸法に切断し、それぞれの一方の管端にナ
ツト6をかしめ固定したものであり、脚部4を横
向きに貫通するボルト7を外側方から前記ナツト
6にねじ込むことにより、左右の横桟5L,5R
がそれぞれ縦フレーム3L,3Rに片持ち状に支
持固定される。図に向かつて左方の横桟5Lの外
径は右方の横桟5Rの内径より僅かに小さく設定
してあり、左方の横桟5Lを右方の横桟5Rに内
嵌して支持させることにより、ラツクフレーム1
が左右幅方向に伸縮可能である。
棚板部材2L,2Rは薄鋼板を下向きに開口す
る箱形状にプレス形成したものであつて、左右で
形状が異なる。すなわち、右方の棚板部材2R
は、右方の横桟5Rより左右長が僅かに大きく、
脚部4,4間より前後長を大きく設定した横長矩
形の天板壁8aと、これの周縁から下向きに折り
曲げ形成した左右側壁8b,8cおよび前後側壁
8d,8eとで箱形状に形成する。
このうち、左右側壁8b,8cには、それぞれ
前後2個所に桟挿通孔9,9が通設してある。右
側壁8cの桟挿通孔9を右方の横桟5Rの固定端
に外嵌し、左側壁8bの桟挿通孔9を左方の横桟
5Lに摺動可能に外嵌することにより、右方の棚
板部材2Rがラツクフレーム1に係合支持されて
いる。この状態で棚板部材2Fは左右に移動は可
能であるが、容易に遊動はしないものとなる。
左方の棚板部材2Lは右方の棚板部材2Rに比
べて左右幅が3分の1以下の長さに設定してあ
り、第2図に示すようにその天板壁10aと前後
側壁10d,10eが右方の棚板部材2Rの天板
壁8aおよび前後側壁8d,8eに外面からほぼ
密着状に重なる寸法に設定した。この棚板部材2
Lは右側壁を有しておらず、左側壁10bのみに
形成してあり、この左側壁10bの前後2個所に
通設した桟挿通孔11を左方の横桟5Lの固定基
端に外嵌装着してある。
なお、この実施例では左方の横桟5Lと棚板部
材2Lの左右長をそれぞれ約30cmと22cmに設定し
て、左右の横桟5L,5Rの嵌合長さBが左右の
棚板部材2L,2Rの重合部長さbよりも、常に
7cm前後大きくなるように設定した。
以上のように構成したラツクは、左方の縦フレ
ーム3Lを押し引きすることにより棚幅を変更し
て使用する。例えば第4図に示すように、押し入
れ13の開口側に引き出し可能な整理棚14を収
容するとき、本案ラツクは該整理棚14より奥側の
デツトスペースに配置される。その場合、整理棚
14にはキヤスター15が固定してあり、これを
押し入れ13から完全に取り出した状態でラツク
に収納物を収納しあるいは取り出すことになる。
ラツクは右方の棚板部材2Rの左側壁8bが左
方の棚板部材2Lの左側壁10bに接当する状態
を最小棚幅として、これから左方の棚板部材2L
の左右幅を限度として棚幅を拡長できる。
〔別実施態様例〕 図示例の全容は以上のようにしたが、本考案は
これに限られない。
例えば、右方の棚板部材2Rの天板壁8aを右
方の横桟5Rに支持できる。実施例のように横桟
5Rと天板壁8aとの間に隙間がある場合には、
例えば横桟5RにC字状のゴムリングを外嵌装着
し、このゴムリングを介して天板壁8aを支持す
るようにしてもよい。
棚板部材2Rの下向きに連設した前記左側壁8
bに、下向きに開口する逆U字状の桟挿通孔9を
形成し、棚板部材2Rを該桟挿通孔9を介して横
桟5Lに係合支持するようにしてもよい。本考案
で言う係合孔6とはかかる桟挿通孔9も含む概念
である。
右方の横桟5Rの突端を棚板部材2Rの左側壁
8bの前記係合孔9に同じ要領で係合支持しても
よい。
横桟および棚板部材を3個に分割して形成し、
連結個所および重合部が左右中途部の2個所に形
成されるようにすることも可能である。
左右の横桟5L,5Rの長さが異なるものにお
いて、例えば前側右方と後側左方の横桟を長尺の
もので形成して、連結個所が前後の組で左右に位
置ずれしているようにしてもよい。
棚板部材2L,2Rの天板壁8a,10aは通
気可能なパンチングメタルで形成してもよい。
必要に応じて、横桟5L,5Rの連結部に抜け
止め手段を付加して、横桟5Lが最大棚幅以上に
抜け出ない構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示して
おり、第1図はラツクの伸縮構造を示す縦断正面
図、第2図は第1図におけるA−A線断面図、第
3図はラツクの斜視図、第4図はラツクの使用状
態を示す平面図である。第5図は従来例を示す伸
縮棚の斜視図である。 1……ラツクフレーム、2L,2R……棚板部
材、3L,3R……縦フレーム、5L,5R……
横桟、8b……下向きの側壁(左側壁)、9……
係合孔(桟挿通孔)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右一対の縦フレーム3L,3Rと、該フレ
    ーム3L,3Rから対向状に突設される横桟5
    L,5Rとでラツクフレーム1を構成し、 横桟5L,5Rどうしを左右方向へ挿縮自在
    に嵌合連結し、 左右に分割された一対の棚板部材2L,2R
    のそれぞれを重合姿勢で伸縮可能にラツクフレ
    ーム1に支持し、 かつ重合部で下方に位置する方の棚板部材の
    突端に係合孔9を設けた下向きの側壁8bを形
    成し、該係合孔9が前記横桟に係合支持されて
    いる伸縮式ラツク。 (2) 左右の横桟5L,5Rが直径の異なる管材で
    形成されており、これら横桟5L,5Rの突端
    どうしが直接に嵌合連結されている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の伸縮式ラツク。 (3) 横桟5L,5Rの嵌合長さBが、棚板部材2
    L,2Rの重合部長さbより大きく設定してあ
    る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の伸縮式ラツク。
JP14816986U 1986-09-26 1986-09-26 Expired JPH0340165Y2 (ja)

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