JPH0340494B2 - - Google Patents
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- JPH0340494B2 JPH0340494B2 JP60030690A JP3069085A JPH0340494B2 JP H0340494 B2 JPH0340494 B2 JP H0340494B2 JP 60030690 A JP60030690 A JP 60030690A JP 3069085 A JP3069085 A JP 3069085A JP H0340494 B2 JPH0340494 B2 JP H0340494B2
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- Japan
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- electrolyte
- water
- ethylene glycol
- azelaic acid
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01G—CAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
- H01G9/00—Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
- H01G9/004—Details
- H01G9/022—Electrolytes; Absorbents
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本発明は少なくとも150Vで使用するための電
解コンデンサに関し、詳細にはアゼライン酸とジ
イソプロピルアミンまたはトリエチルアミンのモ
ノ塩の電解質を含むアルミニウム電解コンデンサ
に関する。この電解液により105゜以上、150VDC
以上でコンデンサを動作させることができる。
解コンデンサに関し、詳細にはアゼライン酸とジ
イソプロピルアミンまたはトリエチルアミンのモ
ノ塩の電解質を含むアルミニウム電解コンデンサ
に関する。この電解液により105゜以上、150VDC
以上でコンデンサを動作させることができる。
従来の技術:
150V以上の電圧で動作するアルミニウム電解
コンデンサ用の公知電解液は通常エチレングリコ
ール中にホウ酸の押またはホウ酸誘導体を含む。
このような電解液系の最高動作温度は100℃より
低く、通常65〜85℃である。この温度制限はグリ
コールがホウ酸および他のホウ酸塩類と迅速に反
応し、約100℃でグリコールボレートのポリマー
および水を形成することに基く。このような系の
最低動作温度はグリコールが−17.4℃で凝固する
ので、−20℃より高い。
コンデンサ用の公知電解液は通常エチレングリコ
ール中にホウ酸の押またはホウ酸誘導体を含む。
このような電解液系の最高動作温度は100℃より
低く、通常65〜85℃である。この温度制限はグリ
コールがホウ酸および他のホウ酸塩類と迅速に反
応し、約100℃でグリコールボレートのポリマー
および水を形成することに基く。このような系の
最低動作温度はグリコールが−17.4℃で凝固する
ので、−20℃より高い。
105〜125℃の温度、150VDC以上で連続的に動
作しうる電解コンデンサの開発が望まれる。この
ようなコンデンサのための電解液系は米国特許第
4373176号および4373177号に記載され、両方とも
非ホウ酸塩電解液を使用している。
作しうる電解コンデンサの開発が望まれる。この
ようなコンデンサのための電解液系は米国特許第
4373176号および4373177号に記載され、両方とも
非ホウ酸塩電解液を使用している。
この溶質は130VDC以上でコンデンサを動作さ
せる間に発生する内部温度のため105℃で安定で
あることが望ましい。105℃および125℃の封鎖し
た管内のスクリーニング試験により、予期される
適当なコンデンサ動作とくに25%よりはるかに低
くなければならない抵抗増大の試験に満足なこと
が明らかになつた。
せる間に発生する内部温度のため105℃で安定で
あることが望ましい。105℃および125℃の封鎖し
た管内のスクリーニング試験により、予期される
適当なコンデンサ動作とくに25%よりはるかに低
くなければならない抵抗増大の試験に満足なこと
が明らかになつた。
発明が解決しようとする問題点:
抵抗増大の主因は溶質が1塩基性または2塩基
性カルボン酸のアンモニウム塩または置換された
アンモニウム塩である場合アミド形成である。ア
ンモニウム塩によるアミド形成はきわめて容易で
あり、アミンの置換度上昇とともに減少する。第
3アミンはアミド形成に炭素−チツ素結合の切断
を必要とするので、もつとも容易でない。もう1
つの可能な減成反応はとくにC5〜C7の環状ケト
ン形成であるけれど、炭素原子を8つより多く含
む酸ではあまり重要ではない。
性カルボン酸のアンモニウム塩または置換された
アンモニウム塩である場合アミド形成である。ア
ンモニウム塩によるアミド形成はきわめて容易で
あり、アミンの置換度上昇とともに減少する。第
3アミンはアミド形成に炭素−チツ素結合の切断
を必要とするので、もつとも容易でない。もう1
つの可能な減成反応はとくにC5〜C7の環状ケト
ン形成であるけれど、炭素原子を8つより多く含
む酸ではあまり重要ではない。
酸化アルミニウムの等電点すなわち最大安定性
および最小溶解度の点はPH5.5にある。そこで2
塩基酸のモノ塩によつて得られるような少し酸性
の電解液は少し塩基性のジ塩より酸化アルミニウ
ム誘電体を少ししか攻撃しないと考えられる。
および最小溶解度の点はPH5.5にある。そこで2
塩基酸のモノ塩によつて得られるような少し酸性
の電解液は少し塩基性のジ塩より酸化アルミニウ
ム誘電体を少ししか攻撃しないと考えられる。
問題点を解決するための手段:
一般に本発明のアルミニウム電解コンデンサは
その溶質としてアゼライン酸とジイソプロピルア
ミンまたはトリエチルアミンのモノ塩ならびにエ
チレングリコール、エチレングリコールおよびN
−メチルピロリジノン(NMP)、NMPおよび
N,N′−ジメチルホルムアミド(DMF)を有す
るエチレングリコール、ブチロラクトン(BLO)
またはBLOおよびNMPから選択したすべて少量
の水を含む溶媒を有する電解液の使用により105
〜125℃および少なくとも150VDCで連続的に使
用することができる。
その溶質としてアゼライン酸とジイソプロピルア
ミンまたはトリエチルアミンのモノ塩ならびにエ
チレングリコール、エチレングリコールおよびN
−メチルピロリジノン(NMP)、NMPおよび
N,N′−ジメチルホルムアミド(DMF)を有す
るエチレングリコール、ブチロラクトン(BLO)
またはBLOおよびNMPから選択したすべて少量
の水を含む溶媒を有する電解液の使用により105
〜125℃および少なくとも150VDCで連続的に使
用することができる。
アゼライン酸のアンモニアまたは第1アミンと
のモノ塩は第2アミンとの多くのモノ塩がモノ
(ジ−n−プロピルアンモニウム)およびモノ
(ジイソロプロピルアンモニウム)塩を顕著な例
外としてそうであるように、所要温度で使用する
には不安定に過ぎた。ジ−n−プロピルアンモニ
ウム塩でも105℃動作には限界であつた。
のモノ塩は第2アミンとの多くのモノ塩がモノ
(ジ−n−プロピルアンモニウム)およびモノ
(ジイソロプロピルアンモニウム)塩を顕著な例
外としてそうであるように、所要温度で使用する
には不安定に過ぎた。ジ−n−プロピルアンモニ
ウム塩でも105℃動作には限界であつた。
低い動作温度たとえば−40℃以下が要求される
場合、普通は溶媒としてDMFが選択された。欠
点としてDMF溶媒によれば105℃で時間とともに
大きく抵抗が変化する電解液が生じた。それゆえ
DMFは所望の高温および低温特性の両方を達成
するため水、エチレングリコールおよびNMPと
組合わされた。もつて控え目の低温特性たとえば
−40℃で容量留保50%、−20℃で留保70%が望ま
れる場合、溶媒は水、エチレングリコールおよび
NMPであつた。両方とも水を含むBLOおよび
BLO−NMPはDMFを使用して得られる特性に
近い低温特性が要求される際の2つの選択溶媒で
あつた。
場合、普通は溶媒としてDMFが選択された。欠
点としてDMF溶媒によれば105℃で時間とともに
大きく抵抗が変化する電解液が生じた。それゆえ
DMFは所望の高温および低温特性の両方を達成
するため水、エチレングリコールおよびNMPと
組合わされた。もつて控え目の低温特性たとえば
−40℃で容量留保50%、−20℃で留保70%が望ま
れる場合、溶媒は水、エチレングリコールおよび
NMPであつた。両方とも水を含むBLOおよび
BLO−NMPはDMFを使用して得られる特性に
近い低温特性が要求される際の2つの選択溶媒で
あつた。
実施例:
第1図は表面に酸化物絶縁層を有するアルミニ
ウム陽極箔11からなるコンデンサ巻回体10を
示す。陰極箔13もアルミニウムである。電解液
吸収層12および14とくに紙は陽極箔11と陰
極箔13の間に配置され、その間に巻かれる。タ
ブ15および16は電極を外側リードへ接続する
ためそれぞれ電極11および13へ接続される。
完全に巻いた後、巻回体10は本発明の電解液に
含浸される。
ウム陽極箔11からなるコンデンサ巻回体10を
示す。陰極箔13もアルミニウムである。電解液
吸収層12および14とくに紙は陽極箔11と陰
極箔13の間に配置され、その間に巻かれる。タ
ブ15および16は電極を外側リードへ接続する
ためそれぞれ電極11および13へ接続される。
完全に巻いた後、巻回体10は本発明の電解液に
含浸される。
第2図は巻回体10の陰極タブ16を容器25
の内面に22で溶接し、外側陰極リード24を容
器25の外側へ23で溶接したコンデンサの断面
を示す。陽極タブ15はブツシ19内に配置した
挿入体18に17で溶接され、この挿入体に20
で外部リード21が溶接される。巻回体10は本
発明の電解液が含浸される。
の内面に22で溶接し、外側陰極リード24を容
器25の外側へ23で溶接したコンデンサの断面
を示す。陽極タブ15はブツシ19内に配置した
挿入体18に17で溶接され、この挿入体に20
で外部リード21が溶接される。巻回体10は本
発明の電解液が含浸される。
本発明による電解液はエチレングリコール、
DMFを有するもしくは有しないエチレングリコ
ールおよびNMF、BLOまたはBLOおよびNMP
から選択したすべて少量の水を含む溶媒に溶解し
たアゼライン酸とジイソプロピルアミンまたはト
リエチルアミンのモノ塩である。アゼライン酸約
90%およびほぼ同じ炭素数の他のジカルボン酸10
%からなるCincinnati、OHのEmery Industry
Inc.から入手されるエメロツクス(商品名
Emerox)1144のアゼライン酸により純酸からつ
くつたものと同等の電解液を安価に製造しうるこ
とが明らかになつた。以下の例はこれらの電解液
の効果を示す。
DMFを有するもしくは有しないエチレングリコ
ールおよびNMF、BLOまたはBLOおよびNMP
から選択したすべて少量の水を含む溶媒に溶解し
たアゼライン酸とジイソプロピルアミンまたはト
リエチルアミンのモノ塩である。アゼライン酸約
90%およびほぼ同じ炭素数の他のジカルボン酸10
%からなるCincinnati、OHのEmery Industry
Inc.から入手されるエメロツクス(商品名
Emerox)1144のアゼライン酸により純酸からつ
くつたものと同等の電解液を安価に製造しうるこ
とが明らかになつた。以下の例はこれらの電解液
の効果を示す。
例 1
この例ではグリコール−水溶媒中のアゼライン
酸モノ塩の効果を示す。電解液の組成は重量%で
示される。電解液Bを除いてすべてエメロツクス
1144混合物を使用して調製した。
酸モノ塩の効果を示す。電解液の組成は重量%で
示される。電解液Bを除いてすべてエメロツクス
1144混合物を使用して調製した。
電解液A:アゼライン酸15.3%、トリエチルアミ
ン8.2%、水4.0%およびグリコール72.5%、 電解液B:リン酸2水素アンモニウム0.1%およ
び0−ニトロアニソール3.5%を加えたグリコ
ール68.9%以外はAと同じ。
ン8.2%、水4.0%およびグリコール72.5%、 電解液B:リン酸2水素アンモニウム0.1%およ
び0−ニトロアニソール3.5%を加えたグリコ
ール68.9%以外はAと同じ。
電解液C:アゼライン酸10.6%、トリエチルアミ
ン5.7%、水4%およびグリコール79.7%。
ン5.7%、水4%およびグリコール79.7%。
電解液D:グリコール79.4%およびリン酸2水素
アンモニウム0.3%以外はCと同じ。
アンモニウム0.3%以外はCと同じ。
電解液E:アゼライン酸22.4%、ジイソプロピル
アミン12.1%、水4.5%およびグリコール61.0
%。
アミン12.1%、水4.5%およびグリコール61.0
%。
電解液の25℃の抵抗はそれぞれ735、730、860、
821および965Ωcmであつた。その25℃における最
大化成電圧はそれぞれ473、448、458、453(およ
び85%で440)および473ボルトであつた。抵抗お
よび化成電圧値は両方とも150VDC以上の定格の
コンデンサに使用するため適することを示す。
821および965Ωcmであつた。その25℃における最
大化成電圧はそれぞれ473、448、458、453(およ
び85%で440)および473ボルトであつた。抵抗お
よび化成電圧値は両方とも150VDC以上の定格の
コンデンサに使用するため適することを示す。
リン酸2水素アンモニウムはコンデンサ動作中
の陰極脱受動態化を防ぐため添加した。他の電解
液可溶性のリン酸塩を同じ目的に使用することが
できる。前記0−ニトロアニソールのようなニト
ロ化合物は減極剤の存在が望まれる場合に添加し
た。
の陰極脱受動態化を防ぐため添加した。他の電解
液可溶性のリン酸塩を同じ目的に使用することが
できる。前記0−ニトロアニソールのようなニト
ロ化合物は減極剤の存在が望まれる場合に添加し
た。
電解液A(トリエチルアミン使用)および電解
液E(ジイソプロピルアミン使用)の高温安定性
は電解液を含む密封管を125℃に1500時間以上加
熱し、次に抵抗を測定することにより試験した。
25%より低い変化は満足である。1506時間後、電
解液Aは初期抵抗735Ωcmに比して0.8%変化した
741Ωcmの抵抗を示した。1673時間後、電解液E
は初期の965Ωcmに対し約2%変化した984Ωcmの
抵抗を示した。これはアゼライン酸のトリエチル
アミンおよびジイソプロピルアミンモノ塩は両方
とも著しく安定であることを示す。この安定性は
溶質濃度の少しの変化または少量の添加物によつ
てほとんどまたはまつたく変化しない。
液E(ジイソプロピルアミン使用)の高温安定性
は電解液を含む密封管を125℃に1500時間以上加
熱し、次に抵抗を測定することにより試験した。
25%より低い変化は満足である。1506時間後、電
解液Aは初期抵抗735Ωcmに比して0.8%変化した
741Ωcmの抵抗を示した。1673時間後、電解液E
は初期の965Ωcmに対し約2%変化した984Ωcmの
抵抗を示した。これはアゼライン酸のトリエチル
アミンおよびジイソプロピルアミンモノ塩は両方
とも著しく安定であることを示す。この安定性は
溶質濃度の少しの変化または少量の添加物によつ
てほとんどまたはまつたく変化しない。
例 2
エチレングリコール、水およびNMPにDMFを
含むまたは含まない溶媒混合物を使用して低温電
解液を製造した。電解液の組成は重量%で示す。
含むまたは含まない溶媒混合物を使用して低温電
解液を製造した。電解液の組成は重量%で示す。
電解液F:アゼライン酸9.0%、トリエチルアミ
ン4.8%、グリコール41.4%、NMP41.1%およ
び水4.1%。
ン4.8%、グリコール41.4%、NMP41.1%およ
び水4.1%。
電解液G:Fと同じ溶質濃度およびグリコール
16.5%、NMP65.7%および水4.0%。
16.5%、NMP65.7%および水4.0%。
電解液H:アゼライン酸8.4%、トリエチルアミ
ン4.8%、グリコール12.5%、NMP19.3%、
DMF52.9%および水2.1%。
ン4.8%、グリコール12.5%、NMP19.3%、
DMF52.9%および水2.1%。
電解液I:アゼライン酸8.3%、トリエチルアミ
ン4.7%、グリコール12.3%、NMP38.0%、
DMF34.7%および水2.0%。
ン4.7%、グリコール12.3%、NMP38.0%、
DMF34.7%および水2.0%。
25℃の電解液の抵抗はそれぞれ821、1146、649
および825Ωcmであつた。−40℃ではそれぞれ
32376、22460、4430および6960Ωcm、−55℃では
それぞれ191700、102300、11500および19500Ωcm
であつた。予測したようにDMFを含む電解液は
−55℃の抵抗が優れていた。しかしDMFの量の
低い電解液Iがこのような満足な特性を有するこ
とは意外であつた。4つの電解液に関する25℃の
最大化成電圧はそれぞれ474、480、455および473
ボルトであり、再び150V以上での使用のための
安定性が示された。
および825Ωcmであつた。−40℃ではそれぞれ
32376、22460、4430および6960Ωcm、−55℃では
それぞれ191700、102300、11500および19500Ωcm
であつた。予測したようにDMFを含む電解液は
−55℃の抵抗が優れていた。しかしDMFの量の
低い電解液Iがこのような満足な特性を有するこ
とは意外であつた。4つの電解液に関する25℃の
最大化成電圧はそれぞれ474、480、455および473
ボルトであり、再び150V以上での使用のための
安定性が示された。
低温電解液F、HおよびIの105℃安定性は密
封管中の電解液を少なくとも1500時間加熱し、次
に抵抗を測定することによつて評価した。2010時
間後、電解液Fは877Ωcmの抵抗を有し、68%変
化した。電解液Hは1606時間後655Ωcmの抵抗、
0.9%の変化を示し、電解液Iは1578時間後850Ω
cmの抵抗および3.0%の変化を示した。すべての
変化は25%の限界よりはるかに低かつた。
封管中の電解液を少なくとも1500時間加熱し、次
に抵抗を測定することによつて評価した。2010時
間後、電解液Fは877Ωcmの抵抗を有し、68%変
化した。電解液Hは1606時間後655Ωcmの抵抗、
0.9%の変化を示し、電解液Iは1578時間後850Ω
cmの抵抗および3.0%の変化を示した。すべての
変化は25%の限界よりはるかに低かつた。
例 3
この例の処方は溶媒混合物としてNMPを有す
るまたは有しないBLOおよび水を含む。2−エ
チルヘキサノールは電解液とコンデンサスペーサ
紙の相互作用を改善する目的で処方KおよびLに
存在する。
るまたは有しないBLOおよび水を含む。2−エ
チルヘキサノールは電解液とコンデンサスペーサ
紙の相互作用を改善する目的で処方KおよびLに
存在する。
電解液J:アゼライン酸16.4%、トリエチルアミ
ン8.9%、BLO66.4%および水8.3%。
ン8.9%、BLO66.4%および水8.3%。
電解液K:2−エチルヘキサノール4.9%および
BLO61.5%以外はJと同じ。
BLO61.5%以外はJと同じ。
電解液L:アゼライン酸17.5%、トリエチルアミ
ン9.4%、BLO51.7%、水9.5%および2−エチ
ルヘキサノール11.9%。
ン9.4%、BLO51.7%、水9.5%および2−エチ
ルヘキサノール11.9%。
電解液M:2−エチルヘキサノールをNMP11.9
%で置替えた以外はLと同じ。
%で置替えた以外はLと同じ。
電解液N:アゼライン酸13.3%、トリエチルアミ
ン7.2%、BLO70.7%および水8.8%。
ン7.2%、BLO70.7%および水8.8%。
電解液O:BLO61.9%およびNMP8.8%以外はN
と同じ。
と同じ。
電解液P:アゼライン酸12.6%、トリエチルアミ
ン6.8%、BLO67.1%、水8.4%および減極剤1
−ニトロプロパン5.0%。
ン6.8%、BLO67.1%、水8.4%および減極剤1
−ニトロプロパン5.0%。
25℃におけるこれら電解液の抵抗はそれぞれ
506、557、543、540、482、547および503Ωcmで
あり、85℃の最大化成電圧はそれぞれ420、(Kは
測定しなかつた)、425、415、420、430および430
ボルトである。さらにJおよびKの低温抵抗を測
定した結果、25℃で3640および4000Ωcm、−40℃
で9760および11000Ωcm、−55℃で48800および
48100Ωcmであつた。
506、557、543、540、482、547および503Ωcmで
あり、85℃の最大化成電圧はそれぞれ420、(Kは
測定しなかつた)、425、415、420、430および430
ボルトである。さらにJおよびKの低温抵抗を測
定した結果、25℃で3640および4000Ωcm、−40℃
で9760および11000Ωcm、−55℃で48800および
48100Ωcmであつた。
105℃の安定性は電解液L、M、NおよびOに
対し前記のように密封管中で測定した。その結
果:1000時間後にLは684Ωcmの抵抗、、25.9%の
変化;Mは1264時間後636Ωcmの抵抗、17.7%の
変化;Nは1242時間後524Ωcmの抵抗、8.7%の変
化およびOは928時間599Ωcmの抵抗、19%の変化
を示した。電解液L以外はすべての変化は25%限
界内であつた。
対し前記のように密封管中で測定した。その結
果:1000時間後にLは684Ωcmの抵抗、、25.9%の
変化;Mは1264時間後636Ωcmの抵抗、17.7%の
変化;Nは1242時間後524Ωcmの抵抗、8.7%の変
化およびOは928時間599Ωcmの抵抗、19%の変化
を示した。電解液L以外はすべての変化は25%限
界内であつた。
例 4
例1の電解液Dを105℃で150Vおよび250Vコ
ンデンサとして試験した。150Vユニツトに対し
て2000時間寿命試験および500時間貯蔵試験を実
施した。寿命試験で容量は99.69μFから97.44μF
(−2.27%)へ変化し、等価直列抵抗(ESR)は
0.571オームから0.665オーム(16.53%)へ変化
し、リーク電流は28μAから7μA(−75%)へ変化
した。貯蔵試験の最初および最後の値は容量が
99.8μFおよび97.8μF(2.05%);ESRが0.57オーム
および0.451オーム(−23.22%)、リーク電流が
40μAおよび55μA(37.5%)であつた。
ンデンサとして試験した。150Vユニツトに対し
て2000時間寿命試験および500時間貯蔵試験を実
施した。寿命試験で容量は99.69μFから97.44μF
(−2.27%)へ変化し、等価直列抵抗(ESR)は
0.571オームから0.665オーム(16.53%)へ変化
し、リーク電流は28μAから7μA(−75%)へ変化
した。貯蔵試験の最初および最後の値は容量が
99.8μFおよび97.8μF(2.05%);ESRが0.57オーム
および0.451オーム(−23.22%)、リーク電流が
40μAおよび55μA(37.5%)であつた。
250Vユニツトは1000時間寿命試験および500時
間貯蔵試験を実施した。寿命試験で容量は
212.9μFから213.3μF(−1.11%)へ変化し、ESR
は0.250オームから0.243オーム(−3.18%)へ変
化し、リーク電流は43μAから5.1μA(−88.1%)
へ変化した。貯蔵試験で容量は215.1μFから
213.1μF(−0.93%)へ変化し、ESRは0.249オー
ムから0.203オーム(−18.5%)へ変化し、リー
ク電流は34μAから163μA(+379.4%)へ変化し
た。
間貯蔵試験を実施した。寿命試験で容量は
212.9μFから213.3μF(−1.11%)へ変化し、ESR
は0.250オームから0.243オーム(−3.18%)へ変
化し、リーク電流は43μAから5.1μA(−88.1%)
へ変化した。貯蔵試験で容量は215.1μFから
213.1μF(−0.93%)へ変化し、ESRは0.249オー
ムから0.203オーム(−18.5%)へ変化し、リー
ク電流は34μAから163μA(+379.4%)へ変化し
た。
もう1組の250VDCコンデンサは溶媒混合物と
してBLO70.8%および水8.8%、溶質としてアゼ
ライン酸13.2%およびトリエチルアミン7.2%を
含む電解液(例3のNとほぼ同一の電解液R)を
使用した。この組のコンデンサは105℃で500時間
貯蔵試験を実施した。初期平均値は容量942μF、
散逸フアクタ3.88%、等価直列抵抗54.6Ωcmおよ
びリーク電流42μAであつた。最終平均値は
928μF(変化1.5%)、散逸フアクタ3.31%(変化−
15%)、47.3Ωcm(変化−13%)および195μA(変
化364%)であつた。電解液Rを使用するコンデ
ンサの中に欠陥はなかつた。
してBLO70.8%および水8.8%、溶質としてアゼ
ライン酸13.2%およびトリエチルアミン7.2%を
含む電解液(例3のNとほぼ同一の電解液R)を
使用した。この組のコンデンサは105℃で500時間
貯蔵試験を実施した。初期平均値は容量942μF、
散逸フアクタ3.88%、等価直列抵抗54.6Ωcmおよ
びリーク電流42μAであつた。最終平均値は
928μF(変化1.5%)、散逸フアクタ3.31%(変化−
15%)、47.3Ωcm(変化−13%)および195μA(変
化364%)であつた。電解液Rを使用するコンデ
ンサの中に欠陥はなかつた。
このように本発明の電解液により150VDC以上
および105〜125℃で連続的に使用しうる安定なコ
ンデンサが得られることが明らかになつた。
および105〜125℃で連続的に使用しうる安定なコ
ンデンサが得られることが明らかになつた。
第1図はコンデンサ巻回体の一部を巻戻した斜
視図、第2図は巻回体を含むコンデンサの縦断面
図である。 11……陽極箔、12,14……紙、13……
陰極箔、15,16……タブ、21,24……リ
ード。
視図、第2図は巻回体を含むコンデンサの縦断面
図である。 11……陽極箔、12,14……紙、13……
陰極箔、15,16……タブ、21,24……リ
ード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スペーサを間挿して連続的に巻いた2つのア
ルミニウム箔電極を有し、この箔の1つがその表
面に誘電酸化物の遮断層を支持し、かつ電極と接
触する電解液を有する105〜125℃および少なくと
も150Vの動作特性を有する電解コンデンサにお
いて、この電解液が水と、エチレングリコール、
エチレングリコールおよびN−メチルピロリジノ
ン、エチレングリコールおよびN−メチルピロリ
ジノンおよびジメチルホルムアミド、ブチロラク
トン、ブチロラクトンおよびN−メチルピロリジ
ノンの群から選択した溶媒との溶媒混合物に溶解
したアゼライン酸のジイソプロピルアミンまたは
トリエチルアミンモノ塩の溶質からなることを特
徴とするアルミニウム電解コンデンサ。 2 電解液が付加的にニトロ化合物を含む特許請
求の範囲第1項記載のコンデンサ。 3 溶媒が水4.0〜4.5重量%%およびエチレング
リコール61〜79.7重量%の混合物である特許請求
の範囲第1項記載のコンデンサ。 4 電解液が付加的にリン酸塩を含む特許請求の
範囲第3項記載のコンデンサ。 5 電解液がアゼライン酸10.6重量%、トリエチ
ルアミン5.7重量%、エチレングリコール79.4重
量%、水4.0重量%およびリン酸塩0.3重量%を含
む特許請求の範囲第4項記載のコンデンサ。 6 溶媒が水2.0〜4.1重量%、エチレングリコー
ル12.3〜41.1重量%、N−メチルピロリジノン
19.3〜65.7重量%およびジメチルホルムアミド0
〜52.9重量%の混合物であり、溶質がトリエチル
アミン4.7〜4.8重量%およびアゼライン酸8.3〜
9.0重量%を含む特許請求の範囲第1項記載のコ
ンデンサ。 7 溶媒が水8.3〜9.5重量%、ブチロラクトン
51.7〜70.7重量%およびN−メチルピロリジノン
0〜11.9重量%の混合物であり、溶質がアゼライ
ン酸12.6〜17.5重量%およびトリエチルアミン6.8
〜9.4重量%を含み、かつ2−メチルヘキサノー
ル0〜11.9重量%および1−ニトロプロパン0〜
5重量%が存在する特許請求の範囲第1項記載の
コンデンサ。 8 溶媒が水4.5重量%およびエチレングリコー
ル61.0重量%の混合物であり、溶質がアゼライン
酸22.4重量%およびジイソプロピルアミン12.1重
量%を含む特許請求の範囲第1項記載のコンデン
サ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/581,757 US4509094A (en) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | Electrolytic capacitor for at least 150 V service |
| US581757 | 1990-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60189920A JPS60189920A (ja) | 1985-09-27 |
| JPH0340494B2 true JPH0340494B2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=24326447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60030690A Granted JPS60189920A (ja) | 1984-02-21 | 1985-02-20 | アルミニウム電解コンデンサ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4509094A (ja) |
| JP (1) | JPS60189920A (ja) |
| CA (1) | CA1207044A (ja) |
| GB (1) | GB2154795B (ja) |
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| US5160653A (en) * | 1990-02-28 | 1992-11-03 | Aerovox M, Inc. | Electrolytic capacitor and electrolyte therefor |
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| JP5789950B2 (ja) * | 2010-10-06 | 2015-10-07 | 日本ケミコン株式会社 | アルミニウム電解コンデンサ用電解液及びアルミニウム電解コンデンサ |
| DE102018107289A1 (de) * | 2018-03-27 | 2019-10-02 | Tdk Electronics Ag | Kondensator und Verfahren zur Herstellung eines Kondensators |
| DE102018107292A1 (de) | 2018-03-27 | 2019-10-02 | Tdk Electronics Ag | Kondensator und Verfahren zur Herstellung eines Kondensators |
| JP7329986B2 (ja) * | 2019-06-26 | 2023-08-21 | ルビコン株式会社 | 電解コンデンサ |
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| CA755557A (en) * | 1967-03-28 | F. G. Chesnot Bernard | Electrolytes and electrolytic capacitors | |
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| US3812039A (en) * | 1971-02-25 | 1974-05-21 | Sanyo Electric Co | Electrolyte for electrolytic capacitor |
| JPS551699B2 (ja) * | 1973-03-31 | 1980-01-16 | ||
| US4376713A (en) * | 1977-12-21 | 1983-03-15 | Sprague Electric Company | AC Electrolytic capacitor electrolyte |
| JPS6032345B2 (ja) * | 1979-10-05 | 1985-07-27 | 日立コンデンサ株式会社 | 電解コンデンサ用の電解液 |
| US4373177A (en) * | 1981-09-30 | 1983-02-08 | Sprague Electric Company | High temperature electrolytic capacitor |
| US4373176A (en) * | 1981-09-30 | 1983-02-08 | Sprague Electric Company | Electrolytic capacitor for at least 200 V service |
-
1984
- 1984-02-21 US US06/581,757 patent/US4509094A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-01-09 CA CA000471804A patent/CA1207044A/en not_active Expired
- 1985-01-16 GB GB08500954A patent/GB2154795B/en not_active Expired
- 1985-02-20 JP JP60030690A patent/JPS60189920A/ja active Granted
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| US4509094A (en) | 1985-04-02 |
| JPS60189920A (ja) | 1985-09-27 |
| GB8500954D0 (en) | 1985-02-20 |
| GB2154795B (en) | 1987-08-19 |
| GB2154795A (en) | 1985-09-11 |
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