JPH0341150Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341150Y2 JPH0341150Y2 JP1983070071U JP7007183U JPH0341150Y2 JP H0341150 Y2 JPH0341150 Y2 JP H0341150Y2 JP 1983070071 U JP1983070071 U JP 1983070071U JP 7007183 U JP7007183 U JP 7007183U JP H0341150 Y2 JPH0341150 Y2 JP H0341150Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- peak
- bellows
- mountain
- valley bottom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、グリース保持及び防塵等のために
自在軸継手に装着されるものであつて、ゴム等の
高分子弾性体で形成され、大径リング部と小径リ
ング部との間が蛇腹部とされているブーツに関
し、特に乗用車の駆動軸と車輪とを連結する等速
形の自在軸継手用として好適なブーツである。
自在軸継手に装着されるものであつて、ゴム等の
高分子弾性体で形成され、大径リング部と小径リ
ング部との間が蛇腹部とされているブーツに関
し、特に乗用車の駆動軸と車輪とを連結する等速
形の自在軸継手用として好適なブーツである。
〈従来の技術〉
上記タイプの従来におけるブーツの構成は、第
1図に示すように、例えば、大径リング1と小径
リング2との間の蛇腹部3は三山で、第2山頂部
(大径側から)4が第1山頂部5及び第3山頂部
6を結ぶ仮想線l1上に略位置しているものであ
り、第1,2谷底部7,8は共にR状であつた。
1図に示すように、例えば、大径リング1と小径
リング2との間の蛇腹部3は三山で、第2山頂部
(大径側から)4が第1山頂部5及び第3山頂部
6を結ぶ仮想線l1上に略位置しているものであ
り、第1,2谷底部7,8は共にR状であつた。
このブーツは、図例のように駆動軸21と車輪
を連結する軸継手23に装着して使用され、継手
の軸交差角度が39°以下の従来における通常の使
用では余り問題を生じなかつた。
を連結する軸継手23に装着して使用され、継手
の軸交差角度が39°以下の従来における通常の使
用では余り問題を生じなかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかし、昨今の駐車難等から自動車には従来に
も増して小回りのきくことが要求されつつあり、
それに対応するために軸交差角度αを39°より大
きくすると(例えば41°)上記の従来のブーツで
は山頂部付近でグリース漏れ等につながる損傷が
早期に発生して耐久性に問題が生じることがわか
つた。その理由は第2図(X線透視図)に示すよ
うに、蛇腹部の屈曲側において第2山頂部4と第
1山頂部5とが重なつて大きな面圧で接触して、
接触部に摩耗が生じるためであることを本考案者
らは確認した。特にこの傾向はエンジンルームの
ような高温雰囲気下で使用した場合著じるしい。
これを防止するためには、蛇腹部3の肉厚を厚く
することが考えられるが、かえつて第1,第2山
頂部相互の接触面圧が上がるとともに、ブーツの
蛇腹部に要求される柔軟性も阻害され望ましくな
い。
も増して小回りのきくことが要求されつつあり、
それに対応するために軸交差角度αを39°より大
きくすると(例えば41°)上記の従来のブーツで
は山頂部付近でグリース漏れ等につながる損傷が
早期に発生して耐久性に問題が生じることがわか
つた。その理由は第2図(X線透視図)に示すよ
うに、蛇腹部の屈曲側において第2山頂部4と第
1山頂部5とが重なつて大きな面圧で接触して、
接触部に摩耗が生じるためであることを本考案者
らは確認した。特にこの傾向はエンジンルームの
ような高温雰囲気下で使用した場合著じるしい。
これを防止するためには、蛇腹部3の肉厚を厚く
することが考えられるが、かえつて第1,第2山
頂部相互の接触面圧が上がるとともに、ブーツの
蛇腹部に要求される柔軟性も阻害され望ましくな
い。
この考案は、上記にかんがみて、軸交差角度が
大きくなる軸継手に装着しても、山頂部付近でグ
リース漏れ等につながる損傷が早期に発生するこ
となく耐久性に優れた自在軸継手用ブーツを提供
するとを目的とする。
大きくなる軸継手に装着しても、山頂部付近でグ
リース漏れ等につながる損傷が早期に発生するこ
となく耐久性に優れた自在軸継手用ブーツを提供
するとを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
本考案の自在軸継手用ブーツは、下記構成によ
り上記課題を解決するものである。
り上記課題を解決するものである。
ゴム等の高分子弾性体で形成され、大径リング
と小径リングとの間が蛇腹部とされている自在軸
継手用ブーツにおいて、が直線で形成されている
とともに、該谷底部と該谷底部から各山頂部へ伸
びる腹部とがなす内角が鈍角に形成されているこ
とを特徴とする。
と小径リングとの間が蛇腹部とされている自在軸
継手用ブーツにおいて、が直線で形成されている
とともに、該谷底部と該谷底部から各山頂部へ伸
びる腹部とがなす内角が鈍角に形成されているこ
とを特徴とする。
〈実施例〉
以下、この考案の一実施例を、図面に基づいて
説明する。
説明する。
実施例のブーツは、ゴム等の高分子弾性体から
なり第3図に示すように、大径リング部1と小径
リング部2との間の蛇腹部13が三山であるもの
を例に採り説明する。
なり第3図に示すように、大径リング部1と小径
リング部2との間の蛇腹部13が三山であるもの
を例に採り説明する。
第1,第2谷底部(大径側より)17,18は
直線で形成されているとともに、該角谷底部1
7,18と各谷底部17,18から各山頂部1
5,14,16に伸びる腹部9……とがなす内角
θ1……θ4が鈍角である。また、必然的ではな
いが第2山頂部(大径側より)14が第1山頂部
15と第3山頂部16とを結ぶ仮想直線l2より
内側でかつ第3山頂部16より高い位置にある。
直線で形成されているとともに、該角谷底部1
7,18と各谷底部17,18から各山頂部1
5,14,16に伸びる腹部9……とがなす内角
θ1……θ4が鈍角である。また、必然的ではな
いが第2山頂部(大径側より)14が第1山頂部
15と第3山頂部16とを結ぶ仮想直線l2より
内側でかつ第3山頂部16より高い位置にある。
ここで、第2山頂部14が第3山頂部16より
低いとブーツの蛇腹部に要求される可撓性が阻害
され望ましくない。また谷底部17,18の直線
部長さは通常0.1〜2mmとされ、該直線部は必然
的ではないが他部より厚く形成されている。
低いとブーツの蛇腹部に要求される可撓性が阻害
され望ましくない。また谷底部17,18の直線
部長さは通常0.1〜2mmとされ、該直線部は必然
的ではないが他部より厚く形成されている。
上記実施例のブーツは、従来と同様に駆動軸2
1と車輪とを連結する軸継手23に装着して使用
され。このとき、軸交差角度αが39°より大きく
なつても(例えば41°)、従来のブーツのように、
山頂部付近でグリース漏れ等につながる損傷が早
期に発生することがない。その理由は、下記の如
くである推定される。
1と車輪とを連結する軸継手23に装着して使用
され。このとき、軸交差角度αが39°より大きく
なつても(例えば41°)、従来のブーツのように、
山頂部付近でグリース漏れ等につながる損傷が早
期に発生することがない。その理由は、下記の如
くである推定される。
第2山部の両側に位置する第1,2谷底部1
7,18が直線部で形成されているとともに、該
直線第1,第2谷底部17,18から各山頂部1
5,14,16に伸びる各腹部9……とがなす内
角θ1……θ4が鈍角であるため、谷部が折れ曲
がりにくく山部相互が接触しにくくなると同時
に、蛇腹部が圧縮された際、第1山部及び第3山
部を第2山部から離間させようとする方向の力が
谷底部17,18と各腹部9との連接部を支点と
して発生する。従つて、第1,2山頂部15,1
4付近ないしは第2,3山頂部14,16付近の
接触面圧が小さくなり接触による摩耗作用の促進
を抑えることができる。さらに、各谷底部17,
18が直線部を有しているため、蛇腹部13の伸
縮に伴なう谷底部の屈曲作用時の歪分布が分散さ
れ谷底部の耐屈曲疲労性が向上するという副次的
効果を奏する。なお、谷底部の直線部が長すぎる
(例えば2mmを越える)と座屈しやすくかつ歪分
布も直線部両端に集中しかえつて耐屈曲疲労性は
低下するおそれがある。
7,18が直線部で形成されているとともに、該
直線第1,第2谷底部17,18から各山頂部1
5,14,16に伸びる各腹部9……とがなす内
角θ1……θ4が鈍角であるため、谷部が折れ曲
がりにくく山部相互が接触しにくくなると同時
に、蛇腹部が圧縮された際、第1山部及び第3山
部を第2山部から離間させようとする方向の力が
谷底部17,18と各腹部9との連接部を支点と
して発生する。従つて、第1,2山頂部15,1
4付近ないしは第2,3山頂部14,16付近の
接触面圧が小さくなり接触による摩耗作用の促進
を抑えることができる。さらに、各谷底部17,
18が直線部を有しているため、蛇腹部13の伸
縮に伴なう谷底部の屈曲作用時の歪分布が分散さ
れ谷底部の耐屈曲疲労性が向上するという副次的
効果を奏する。なお、谷底部の直線部が長すぎる
(例えば2mmを越える)と座屈しやすくかつ歪分
布も直線部両端に集中しかえつて耐屈曲疲労性は
低下するおそれがある。
また、この実施例のように、第2山頂部15
が、第1山頂部15と第3山頂部16とを結ぶ仮
想直線より内側でかつ第3山頂部26より高い位
置にある構成とした場合、第4図(X線透視図)
に示すように、蛇腹部の屈縮側において第2山頂
部14が第1山頂部15とは重ならず、さらには
第3山頂部16が第2山頂部14を押圧する形と
ならない。従つて、第1,2山頂部15,14付
近の接触面圧がさらに低減されるものと推定され
る。
が、第1山頂部15と第3山頂部16とを結ぶ仮
想直線より内側でかつ第3山頂部26より高い位
置にある構成とした場合、第4図(X線透視図)
に示すように、蛇腹部の屈縮側において第2山頂
部14が第1山頂部15とは重ならず、さらには
第3山頂部16が第2山頂部14を押圧する形と
ならない。従つて、第1,2山頂部15,14付
近の接触面圧がさらに低減されるものと推定され
る。
さらに、この実施例のように谷底部の直線部を
他部より厚くした場合は、高速走行時におれる保
持グリースの遠心作用に伴なう蛇腹部の膨張のし
にくさ、いわゆる耐遠心膨張性を蛇腹部の柔軟性
をほとんど低下させずに増大させることができ、
エンジンルーム内の余裕空間が小さくても十分対
処できる。
他部より厚くした場合は、高速走行時におれる保
持グリースの遠心作用に伴なう蛇腹部の膨張のし
にくさ、いわゆる耐遠心膨張性を蛇腹部の柔軟性
をほとんど低下させずに増大させることができ、
エンジンルーム内の余裕空間が小さくても十分対
処できる。
上記実施例においては、蛇腹部が三山のブーツ
を例に採つたが、四山又は五山でもでも、本考案
は適用できる。それらの場合は、第2山の両側に
位置する谷底部のみならず、他の谷底部も直線状
とする。
を例に採つたが、四山又は五山でもでも、本考案
は適用できる。それらの場合は、第2山の両側に
位置する谷底部のみならず、他の谷底部も直線状
とする。
〈考案の効果〉
この考案の自在軸継手用ブーツは、上記のよう
な構成作用なので、軸交差角度の大きな軸継手に
装着しても、山頂部付近でグリース漏れ等につな
がる損傷が早期に発生することなく、十分な耐久
性を有するものである。そのことは、第5図のブ
ーツの比較耐屈曲試験結果を示すグラフ図からも
明らかである。
な構成作用なので、軸交差角度の大きな軸継手に
装着しても、山頂部付近でグリース漏れ等につな
がる損傷が早期に発生することなく、十分な耐久
性を有するものである。そのことは、第5図のブ
ーツの比較耐屈曲試験結果を示すグラフ図からも
明らかである。
この耐屈曲試験は、第1図(従来例)及び第3
図(実施例)に示す各ブーツ(いずれもCR製で
蛇腹部肉厚2mmt)2個ずつについて、軸交差角
度41°、曲げ回転速度400rpm、雰囲気温度100℃
の条件で行ない、グリース漏れまでの時間を測定
した。
図(実施例)に示す各ブーツ(いずれもCR製で
蛇腹部肉厚2mmt)2個ずつについて、軸交差角
度41°、曲げ回転速度400rpm、雰囲気温度100℃
の条件で行ない、グリース漏れまでの時間を測定
した。
第1図は従来のブーツの一例を示す装着態様半
断面図、第2図は第1図のブーツ屈曲時のX線透
視図、第3図はこの考案のブーツの一例を示す装
着態様半断面図、第4図は第3図のブーツ屈曲時
のX線透視図、第5図は比較耐屈曲試験結果を示
す棒グラフ図である。 1……大径リング部、2……小径リング部、
3,13……蛇腹部、4,14……第2山頂部、
5,15……第1山頂部、6,16……第3山頂
部、7,17……第1谷底部、8,18……第2
谷底部、9……腹部、21……駆動軸、23……
自在軸継手、l1,l2……仮想直線、α……軸
交差角度、θ1,θ2,θ3,θ4……谷底部と
腹部とがなす内角。
断面図、第2図は第1図のブーツ屈曲時のX線透
視図、第3図はこの考案のブーツの一例を示す装
着態様半断面図、第4図は第3図のブーツ屈曲時
のX線透視図、第5図は比較耐屈曲試験結果を示
す棒グラフ図である。 1……大径リング部、2……小径リング部、
3,13……蛇腹部、4,14……第2山頂部、
5,15……第1山頂部、6,16……第3山頂
部、7,17……第1谷底部、8,18……第2
谷底部、9……腹部、21……駆動軸、23……
自在軸継手、l1,l2……仮想直線、α……軸
交差角度、θ1,θ2,θ3,θ4……谷底部と
腹部とがなす内角。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ゴム等の高分子弾性体で形成され、大径リング
と小径リングとの間が蛇腹部とされている自在軸
継手用ブーツにおいて、 谷底部が直線で形成されているとともに、 該谷底部と該谷底部から各山頂部へ伸びる腹部
とがなす内角が鈍角に形成されている ことを特徴とする自在軸継手用ブーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007183U JPS59175721U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 自在軸継手用ブ−ツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7007183U JPS59175721U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 自在軸継手用ブ−ツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175721U JPS59175721U (ja) | 1984-11-24 |
| JPH0341150Y2 true JPH0341150Y2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=30200221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7007183U Granted JPS59175721U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 自在軸継手用ブ−ツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175721U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5666092B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2015-02-12 | Ntn株式会社 | 等速自在継手用ブーツおよび等速自在継手 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS448213Y1 (ja) * | 1965-12-17 | 1969-03-29 | ||
| JPS5249833Y2 (ja) * | 1973-07-17 | 1977-11-11 | ||
| JPS5151652A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-07 | Tooru Murakami | Beroozu |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP7007183U patent/JPS59175721U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59175721U (ja) | 1984-11-24 |
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