JPH0341266B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341266B2 JPH0341266B2 JP62307641A JP30764187A JPH0341266B2 JP H0341266 B2 JPH0341266 B2 JP H0341266B2 JP 62307641 A JP62307641 A JP 62307641A JP 30764187 A JP30764187 A JP 30764187A JP H0341266 B2 JPH0341266 B2 JP H0341266B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- cooling water
- casing
- rotating electrode
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は例えば原子力発電プラントにおいて、
原子炉圧力容器等の鋼材を水中で切断する際使用
されるアークソー切断装置に関する。
原子炉圧力容器等の鋼材を水中で切断する際使用
されるアークソー切断装置に関する。
(従来の技術)
例えば原子力発電プラントにおいて、原子炉圧
力容器等の機器は長期使用の後寿命をむかえる。
その場合には原子炉圧力容器等の機器を完全に解
体、撤去する必要がある。その際水中で構造物を
切断する必要があり、かかる作業には以下のよう
な切断方法がある。すなわちガス切断法、ガス切
断法とガウジング法とを組合せた方法、溶極式ウ
オータジエツト切断方法、プラズマ切断方法、お
よび放電加工法等である。ところがこのような方
法では、例えば原子炉内にて放射化された厚肉の
板および管等の鋼材を水中にて切断するには問題
がある。例えば上記ガス切断法の場合には、オー
ステナイト系ステンレス鋼のクラツドがある場合
には切断不能となつてしまう。またガス切断法お
よびガウジング法とを組合せた方法はいまだ実用
化されていないのが現状であり、仮に実用化され
たとしても、切断速度が遅いと同時に、切断時の
副次生産物が多い為に放射性物質の切断には適当
ではない。
力容器等の機器は長期使用の後寿命をむかえる。
その場合には原子炉圧力容器等の機器を完全に解
体、撤去する必要がある。その際水中で構造物を
切断する必要があり、かかる作業には以下のよう
な切断方法がある。すなわちガス切断法、ガス切
断法とガウジング法とを組合せた方法、溶極式ウ
オータジエツト切断方法、プラズマ切断方法、お
よび放電加工法等である。ところがこのような方
法では、例えば原子炉内にて放射化された厚肉の
板および管等の鋼材を水中にて切断するには問題
がある。例えば上記ガス切断法の場合には、オー
ステナイト系ステンレス鋼のクラツドがある場合
には切断不能となつてしまう。またガス切断法お
よびガウジング法とを組合せた方法はいまだ実用
化されていないのが現状であり、仮に実用化され
たとしても、切断速度が遅いと同時に、切断時の
副次生産物が多い為に放射性物質の切断には適当
ではない。
このような実状の基にアークソー切断なる切断
方法が考えられている。以下第2図乃至第4図を
参照してその概略を説明する。第2図中符号1は
回転電極を示し、この回転電極1はケーシング2
内に回転可能に設置されたシヤフト3に固着され
ている。上記回転電極1の外周縁部には第3図に
示すようにスリツト1Aが周方向等間隔に形成さ
れており、このスリツト1Aにより切断時に発生
する溶融物(溶融ノロ)をかき出して排除する。
このシヤフト3は上記ケーシング2の外に設置さ
れた油圧モータ4に連結されており、この油圧モ
ータ4を駆動させることにより上記回転電極1を
回転させる。上記ケーシング2内であつて、シヤ
フト3の外周には、銅製ブラシ5が設置されてお
り、この銅製ブラシ5はケーブル6を介して直流
電源7の一方の極(−極)に接続されている。一
方この直流電源7の他方の極(+極)にはケーブ
ル8を介して被切断物9が接続されている。
方法が考えられている。以下第2図乃至第4図を
参照してその概略を説明する。第2図中符号1は
回転電極を示し、この回転電極1はケーシング2
内に回転可能に設置されたシヤフト3に固着され
ている。上記回転電極1の外周縁部には第3図に
示すようにスリツト1Aが周方向等間隔に形成さ
れており、このスリツト1Aにより切断時に発生
する溶融物(溶融ノロ)をかき出して排除する。
このシヤフト3は上記ケーシング2の外に設置さ
れた油圧モータ4に連結されており、この油圧モ
ータ4を駆動させることにより上記回転電極1を
回転させる。上記ケーシング2内であつて、シヤ
フト3の外周には、銅製ブラシ5が設置されてお
り、この銅製ブラシ5はケーブル6を介して直流
電源7の一方の極(−極)に接続されている。一
方この直流電源7の他方の極(+極)にはケーブ
ル8を介して被切断物9が接続されている。
上記ケーシング2は油圧シリンダ機構10のピ
ストン11に連結されており、よつてこのピスト
ン11のスライドによりケーシング2は上記被切
断物9に対して離接する方向にスライドする。上
記油圧シリンダ機構10はサーボ系12により制
御されている。すなわち回転電極1を被切断物9
に接近させて切断を行なう場合の切断電流は、前
記ケーブル6に介挿された電流計13により検出
され、その検出信号は電流比較器14に入力され
る。この電流比較器14には、上記検出信号の他
に制御盤15より予め設定された制御信号が入力
される。電流比較器14はこれらの検出信号およ
び制御信号を比較して、その差分を差信号として
前記サーボ系12に出力する。サーボ系12はこ
の差信号を基にして油圧シリンダ機構10を制御
して、切断電流を一定保持せんとするものであ
る。なお図中符号16は空気注入口を示し、この
空気注入口16を介して前記ケーシング2内にシ
ールドガスとして圧縮空気を注入し、回転電極1
への給電部をシールドしている。
ストン11に連結されており、よつてこのピスト
ン11のスライドによりケーシング2は上記被切
断物9に対して離接する方向にスライドする。上
記油圧シリンダ機構10はサーボ系12により制
御されている。すなわち回転電極1を被切断物9
に接近させて切断を行なう場合の切断電流は、前
記ケーブル6に介挿された電流計13により検出
され、その検出信号は電流比較器14に入力され
る。この電流比較器14には、上記検出信号の他
に制御盤15より予め設定された制御信号が入力
される。電流比較器14はこれらの検出信号およ
び制御信号を比較して、その差分を差信号として
前記サーボ系12に出力する。サーボ系12はこ
の差信号を基にして油圧シリンダ機構10を制御
して、切断電流を一定保持せんとするものであ
る。なお図中符号16は空気注入口を示し、この
空気注入口16を介して前記ケーシング2内にシ
ールドガスとして圧縮空気を注入し、回転電極1
への給電部をシールドしている。
上記構成によると、被切断物9を切断する場合
には、まず油圧モータ4を駆動させて回転電極1
を回転させるとともに、油圧シリンダ機構10を
駆動させてピストン11を図中下方に移動させ、
上記回転電極1を被切断物9に接近させる。回転
電極1が被切断物に対しておよそ0.1〜0.2ミリ程
度離れた地点に位置したところで、アーク放電を
行ない、直流低電圧高電流(電圧約50V、電流約
4000A〜20000A)の電気エネルギにより被切断
物9を溶融するとともに、上記スリツト1Aを介
して溶融ノロを排除して切断作業を行なう。
には、まず油圧モータ4を駆動させて回転電極1
を回転させるとともに、油圧シリンダ機構10を
駆動させてピストン11を図中下方に移動させ、
上記回転電極1を被切断物9に接近させる。回転
電極1が被切断物に対しておよそ0.1〜0.2ミリ程
度離れた地点に位置したところで、アーク放電を
行ない、直流低電圧高電流(電圧約50V、電流約
4000A〜20000A)の電気エネルギにより被切断
物9を溶融するとともに、上記スリツト1Aを介
して溶融ノロを排除して切断作業を行なう。
次に第4図を参照してアークソー切断装置のヘ
ツド部の構成について詳細に説明する。第4図は
ヘツド部の断面図であり、前記回転電極1は、一
対のフランジ31,31に挾持されており、その
状態でカラー32を介してねじ33によりシヤフ
ト3に固着されている。図中符号34は上記フラ
ンジ31,31を固定しているボルトを示す。上
記シヤフト3はその両端部を絶縁物35,35を
介してころがり軸受36,36により夫々軸支さ
れている。これらころがり軸受36,36は、前
記ケーシング2に形成された軸受室37,37内
に設置されており、また前記ブラシ5が設置され
ている部分は、ブラシ室38となつている。なお
このブラシ5とシヤフト3との間にはコレクタリ
ング39が設置されている。上記ブラシ5は複数
の分割ブラシ5Aより構成されており、各分割ブ
ラシ5Aは夫々スプリング40により前記コレク
タリング39方向に付勢されている。またこれら
のブラシ5Aは調整ねじ41によりその付勢力を
適宜調整される。上記シヤフト3と油圧モータ4
との間にはスプライン42が介在している。この
スプライン42の外周には、タコライン43が装
着されている。また図中符号44,45は油圧モ
ータ4の入口、出口フランジを夫々示し、符号4
6は上記油圧モータ4をケーシング2に固定して
いるボルトを示し、符号47は止メピン、48は
カバーを夫々示す。
ツド部の構成について詳細に説明する。第4図は
ヘツド部の断面図であり、前記回転電極1は、一
対のフランジ31,31に挾持されており、その
状態でカラー32を介してねじ33によりシヤフ
ト3に固着されている。図中符号34は上記フラ
ンジ31,31を固定しているボルトを示す。上
記シヤフト3はその両端部を絶縁物35,35を
介してころがり軸受36,36により夫々軸支さ
れている。これらころがり軸受36,36は、前
記ケーシング2に形成された軸受室37,37内
に設置されており、また前記ブラシ5が設置され
ている部分は、ブラシ室38となつている。なお
このブラシ5とシヤフト3との間にはコレクタリ
ング39が設置されている。上記ブラシ5は複数
の分割ブラシ5Aより構成されており、各分割ブ
ラシ5Aは夫々スプリング40により前記コレク
タリング39方向に付勢されている。またこれら
のブラシ5Aは調整ねじ41によりその付勢力を
適宜調整される。上記シヤフト3と油圧モータ4
との間にはスプライン42が介在している。この
スプライン42の外周には、タコライン43が装
着されている。また図中符号44,45は油圧モ
ータ4の入口、出口フランジを夫々示し、符号4
6は上記油圧モータ4をケーシング2に固定して
いるボルトを示し、符号47は止メピン、48は
カバーを夫々示す。
上記構成において、例えば切断作業を行なつて
いる場合に、回転速度異常低下、軸受23の異常
温度上昇による焼付、あるいはケーシング2の一
部クラツクが発生する等の現象が発生することが
ある。これらの問題は、回転電極1に大電流を供
給することにより前記シヤフト3にジユール熱が
発生し、該熱が冷却されることなく蓄熱されるこ
とにより温度が異常に高くなることによる。そし
て上述したような回転速度低下は、切断時の溶融
ノロの排出能力を低下させるだけでなく、温度上
昇の許容限度が最も低い軸受36の焼付およびケ
ーシング2の破損等、運転継続を不可能にしてし
まう恐れがあり、万一そのような事態が発生した
場合には、作業員が放射能により汚染された各部
品を解体して交換する等の作業を行なわなければ
ならず、作業員の被曝が懸念される等その改善が
要求されていた。
いる場合に、回転速度異常低下、軸受23の異常
温度上昇による焼付、あるいはケーシング2の一
部クラツクが発生する等の現象が発生することが
ある。これらの問題は、回転電極1に大電流を供
給することにより前記シヤフト3にジユール熱が
発生し、該熱が冷却されることなく蓄熱されるこ
とにより温度が異常に高くなることによる。そし
て上述したような回転速度低下は、切断時の溶融
ノロの排出能力を低下させるだけでなく、温度上
昇の許容限度が最も低い軸受36の焼付およびケ
ーシング2の破損等、運転継続を不可能にしてし
まう恐れがあり、万一そのような事態が発生した
場合には、作業員が放射能により汚染された各部
品を解体して交換する等の作業を行なわなければ
ならず、作業員の被曝が懸念される等その改善が
要求されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
このように従来の構成にあつては、回転速度の
低下等により機能が低下するという問題があり、
本発明は以上の点に基づいてなされたものでその
目的は、シヤフトのジユール熱発生に起因する各
種弊害により切断能力が低下したり、あるいは連
続運転が不可能になるといつた事態をなくし、厚
肉の鋼材についても高速で切断することができる
と同時に作業員の被曝低減を図ることが可能なア
ークソー切断装置を提供することにある。
低下等により機能が低下するという問題があり、
本発明は以上の点に基づいてなされたものでその
目的は、シヤフトのジユール熱発生に起因する各
種弊害により切断能力が低下したり、あるいは連
続運転が不可能になるといつた事態をなくし、厚
肉の鋼材についても高速で切断することができる
と同時に作業員の被曝低減を図ることが可能なア
ークソー切断装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明によるアークソー切断装置は、
ケーシングと、このケーシングに回転可能に収容
され、その両端を軸受室に設置された軸受により
夫々軸支されたシヤフトと、このシヤフトの先端
に固着された回転電極と、上記ケーシングをスラ
イドさせる制御機構とを備えたアークソー切断装
置において、上記シヤフトの後端部に冷却水流入
口を形成するとともに、上記シヤフト内に上記冷
却水流入口から供給された冷却水が流通する流路
を上記シヤフトの軸方向に沿つて形成し、かつ上
記シヤフトの先端部に上記冷却水を排出する排水
口を形成したものである。
ケーシングと、このケーシングに回転可能に収容
され、その両端を軸受室に設置された軸受により
夫々軸支されたシヤフトと、このシヤフトの先端
に固着された回転電極と、上記ケーシングをスラ
イドさせる制御機構とを備えたアークソー切断装
置において、上記シヤフトの後端部に冷却水流入
口を形成するとともに、上記シヤフト内に上記冷
却水流入口から供給された冷却水が流通する流路
を上記シヤフトの軸方向に沿つて形成し、かつ上
記シヤフトの先端部に上記冷却水を排出する排水
口を形成したものである。
(作用)
つまりシヤフトに冷却水が流通する流路を形成
し、ケーシングに形成された冷却水注入口より冷
却水を注入して上記流路を流通させることにより
シヤフトの冷却を行なおうとするものである。
し、ケーシングに形成された冷却水注入口より冷
却水を注入して上記流路を流通させることにより
シヤフトの冷却を行なおうとするものである。
(実施例)
以下第1図を参照して本発明の一実施例を説明
する。第1図は、本実施例によるアークソー切断
装置のヘツド部の断面図である。なお従来と同一
部分には同一符号を付して示し、その説明は省略
する。コレクタリング39には軸心方向に冷却水
流路101が形成されており、一方この冷却水流
路101の両端に夫々連通する冷却水流路102
および103がシヤフト3に形成されている。こ
れら冷却水流路102および103は上記コレク
タリング39に形成された冷却水流路101に冷
却水流路104および105を介して連通してい
る。上記冷却水流路102は、ケーシング2に形
成された冷却水注入口106に流路107を介し
て連通している。また上記冷却水流路103には
排水口108が連通しており、この排水口108
の先端は、前記回転電極1のシヤフト3への固着
部に指向している。すなわち上記冷却水注入口1
06を介して図示しない冷却水供給装置より冷却
水を供給し、冷却水を冷却水流路107,10
2,104,101,105,103を順次流通
させ排水口108より回転電極1上に排水する。
これによつてシヤフト3を冷却するとともに回転
電極1をも冷却せんとするものである。
する。第1図は、本実施例によるアークソー切断
装置のヘツド部の断面図である。なお従来と同一
部分には同一符号を付して示し、その説明は省略
する。コレクタリング39には軸心方向に冷却水
流路101が形成されており、一方この冷却水流
路101の両端に夫々連通する冷却水流路102
および103がシヤフト3に形成されている。こ
れら冷却水流路102および103は上記コレク
タリング39に形成された冷却水流路101に冷
却水流路104および105を介して連通してい
る。上記冷却水流路102は、ケーシング2に形
成された冷却水注入口106に流路107を介し
て連通している。また上記冷却水流路103には
排水口108が連通しており、この排水口108
の先端は、前記回転電極1のシヤフト3への固着
部に指向している。すなわち上記冷却水注入口1
06を介して図示しない冷却水供給装置より冷却
水を供給し、冷却水を冷却水流路107,10
2,104,101,105,103を順次流通
させ排水口108より回転電極1上に排水する。
これによつてシヤフト3を冷却するとともに回転
電極1をも冷却せんとするものである。
ここで実運転時の発熱量をブラシ5とコレクタ
リング39との接触による発熱を例にとつて算出
してみる。まずブラシ5とコレクタリング39と
の接触により発生する熱量をQ1とすると、Q1は
次の式で表わされる。
リング39との接触による発熱を例にとつて算出
してみる。まずブラシ5とコレクタリング39と
の接触により発生する熱量をQ1とすると、Q1は
次の式で表わされる。
Q1=9.81×P×A×N×v×u …()
但し
P:ブラシ圧 200g/cm2
A:ブラシ面積 40cm2
N:ブラシ個数 8個
v:接触部速度 4.7m/sec
u:摩擦係数 0.2
よつて発生熱量Q1は次のようになる。
Q1=9.81×200×40×8×4.7×0.2
=590(w)
次にブラシ部電気抵抗による発熱量をQ2とす
ると、Q2は次の式で表わされる。
ると、Q2は次の式で表わされる。
Q2=ΔV×I …()
但し
ΔV:電圧ドロツプ 0.3V
I:平均電流 20000A
よつて発熱量Q2は以下のようになる。
Q2=0.3×20000=6000(w)
次にシヤフト3の電気抵抗による発熱量をQ3
とすると、Q3は次の式で表わされる。
とすると、Q3は次の式で表わされる。
Q3=R×I2 …()
但し
R:シヤフトの抵抗 0.05mΩ
I:平均電流 20000A
よつて発熱量Q3は以下のようになる。
Q3=0.05×10-3×200002=20000(w)
以上より全発生発熱量Qは、以下のようにな
る。
る。
Q=Q1+Q2+Q3
=0.59+6+20=26.6(kw)
このような発生熱が機械に与える影響は前述し
たようにシヤフト3の軸方向への膨張と、シヤフ
ト3の温度上昇である。この内シヤフト3の膨張
は、適切なベアリング(例えば片側を円形コロ軸
受とする)を選定することにより解決することが
可能であるが、これに対して温度上昇について
は、ベアリングおよびこのベアリングの周囲に配
置してあるオイルシール等は温度上昇の許容範囲
が小さいために、シヤフト3の温度上昇により容
易に損傷する恐れがある。本実施例はかかるシヤ
フト3の温度上昇をコレクタリング39およびシ
ヤフト3に形成された冷却水流路に冷却水を流通
させることにより効果的に抑制して、シヤフト3
の温度上昇による各種弊害を解消せんとするもの
である。
たようにシヤフト3の軸方向への膨張と、シヤフ
ト3の温度上昇である。この内シヤフト3の膨張
は、適切なベアリング(例えば片側を円形コロ軸
受とする)を選定することにより解決することが
可能であるが、これに対して温度上昇について
は、ベアリングおよびこのベアリングの周囲に配
置してあるオイルシール等は温度上昇の許容範囲
が小さいために、シヤフト3の温度上昇により容
易に損傷する恐れがある。本実施例はかかるシヤ
フト3の温度上昇をコレクタリング39およびシ
ヤフト3に形成された冷却水流路に冷却水を流通
させることにより効果的に抑制して、シヤフト3
の温度上昇による各種弊害を解消せんとするもの
である。
上記構成によると、回転電極1はシヤフト3の
回転により回転し、ケーシング2の移動に伴なつ
て被切断物9に接近する。所定の距離まで接近し
たところでアーク放電を行ない、被切断物9の切
断を行なうとともに、回転電極1のスリツト1A
により溶融ノロの排除を行なう。かかる切断動作
中、冷却水注入口106より注入された冷却水は
以下のような経路で流通する。すなわち上記冷却
水注入口106より注入された冷却水は、流路1
07を介して流路102内に流入し、さらに流路
104,101および105を介して流路103
内に流入する。その際シヤフト3の冷却を行な
い、シヤフト3におけるジユール熱の発生、蓄熱
を効果的に抑制する。そして排水口108を介し
て回転電極1上に排水される。これによつて回転
電極1の冷却をも行なう。以下同様の経路で連続
的に冷却水が供給される。
回転により回転し、ケーシング2の移動に伴なつ
て被切断物9に接近する。所定の距離まで接近し
たところでアーク放電を行ない、被切断物9の切
断を行なうとともに、回転電極1のスリツト1A
により溶融ノロの排除を行なう。かかる切断動作
中、冷却水注入口106より注入された冷却水は
以下のような経路で流通する。すなわち上記冷却
水注入口106より注入された冷却水は、流路1
07を介して流路102内に流入し、さらに流路
104,101および105を介して流路103
内に流入する。その際シヤフト3の冷却を行な
い、シヤフト3におけるジユール熱の発生、蓄熱
を効果的に抑制する。そして排水口108を介し
て回転電極1上に排水される。これによつて回転
電極1の冷却をも行なう。以下同様の経路で連続
的に冷却水が供給される。
以上本実施例によるアークソー切断装置による
と、シヤフト3およびコレクタリング39に形成
された冷却水流路101,102,103,10
4,105および107に冷却水を流通させて、
シヤフト3を冷却しているので、シヤフト3にお
けるジユール熱の発生、蓄熱を抑制して、ジユー
ル熱の発生、蓄熱に起因する各種弊害例えばシヤ
フト3の膨張、軸受36の温度上昇それによる焼
付、回転速度の低下、ケーシング2におけるクラ
ツク発生等を防止することが可能となる。また本
実施例の場合には、冷却水流路103に連通した
排水口108の先端を回転電極1のシヤフト3へ
の固着部に指向させ、排水を回転電極1上に排水
するようにしているので、回転電極1をも効果的
に冷却することができる。このようにシヤフト3
の冷却のみならず回転電極1をも効果的に冷却し
ているので、厚い鋼材についても高速で切断する
ことが可能となり、また軸受36等の損傷頻度も
大幅に低減されるので、交換作業等が少なくな
り、作業員の被曝低減を図る上で極めて効果的で
ある。
と、シヤフト3およびコレクタリング39に形成
された冷却水流路101,102,103,10
4,105および107に冷却水を流通させて、
シヤフト3を冷却しているので、シヤフト3にお
けるジユール熱の発生、蓄熱を抑制して、ジユー
ル熱の発生、蓄熱に起因する各種弊害例えばシヤ
フト3の膨張、軸受36の温度上昇それによる焼
付、回転速度の低下、ケーシング2におけるクラ
ツク発生等を防止することが可能となる。また本
実施例の場合には、冷却水流路103に連通した
排水口108の先端を回転電極1のシヤフト3へ
の固着部に指向させ、排水を回転電極1上に排水
するようにしているので、回転電極1をも効果的
に冷却することができる。このようにシヤフト3
の冷却のみならず回転電極1をも効果的に冷却し
ているので、厚い鋼材についても高速で切断する
ことが可能となり、また軸受36等の損傷頻度も
大幅に低減されるので、交換作業等が少なくな
り、作業員の被曝低減を図る上で極めて効果的で
ある。
[発明の効果]
以上詳述したように本発明によるアークソー切
断装置は、ケーシングと、このケーシングに回転
可能に収容され、その両端を軸受室に設置された
軸受により夫々軸支されたシヤフトと、このシヤ
フトの先端に固着された回転電極と、上記ケーシ
ングをスライドさせる制御機構とを備えたアーク
ソー切断装置において、上記シヤフトの後端部に
冷却水流入口を形成するとともに、上記シヤフト
内に上記冷却水流入口から供給された冷却水が流
通する流路を上記シヤフトの軸方向に沿つて形成
し、かつ上記シヤフトの先端部に上記冷却水を排
出する排水口を形成したものである。
断装置は、ケーシングと、このケーシングに回転
可能に収容され、その両端を軸受室に設置された
軸受により夫々軸支されたシヤフトと、このシヤ
フトの先端に固着された回転電極と、上記ケーシ
ングをスライドさせる制御機構とを備えたアーク
ソー切断装置において、上記シヤフトの後端部に
冷却水流入口を形成するとともに、上記シヤフト
内に上記冷却水流入口から供給された冷却水が流
通する流路を上記シヤフトの軸方向に沿つて形成
し、かつ上記シヤフトの先端部に上記冷却水を排
出する排水口を形成したものである。
したがつて、冷却水流入口からシヤフト内に流
入した冷却水はシヤフト内に形成された流路を流
通し、シヤフトの先端部に形成された排水口から
流出するので、ジユール熱によるシヤフトの温度
上昇、回転電極の温度上昇および軸受の温度上昇
を防止することができる。よつて、切断能力の低
下や連続運転不能といつた事態を防止でき、信頼
性の高いアークソー切断装置を提供することが可
能となる。
入した冷却水はシヤフト内に形成された流路を流
通し、シヤフトの先端部に形成された排水口から
流出するので、ジユール熱によるシヤフトの温度
上昇、回転電極の温度上昇および軸受の温度上昇
を防止することができる。よつて、切断能力の低
下や連続運転不能といつた事態を防止でき、信頼
性の高いアークソー切断装置を提供することが可
能となる。
第1図は本発明の一実施例を示すアークソー切
断装置のヘツド部の断面図、第2図乃至第4図は
従来例を示す図で、第2図はアークソー切断装置
の概略構成を示す図、第3図は回転電極の平面
図、第4図はアークソー切断装置のヘツド部の断
面図である。 1……回転電極、2……ケーシング、3……シ
ヤフト、9……被切断物、10……シリンダ機
構、36……軸受、37……軸受室、101,1
02,103,104,105,107……冷却
水流路、106……冷却水注入口、108……排
水口。
断装置のヘツド部の断面図、第2図乃至第4図は
従来例を示す図で、第2図はアークソー切断装置
の概略構成を示す図、第3図は回転電極の平面
図、第4図はアークソー切断装置のヘツド部の断
面図である。 1……回転電極、2……ケーシング、3……シ
ヤフト、9……被切断物、10……シリンダ機
構、36……軸受、37……軸受室、101,1
02,103,104,105,107……冷却
水流路、106……冷却水注入口、108……排
水口。
Claims (1)
- 1 ケーシングと、このケーシングに回転可能に
収容され、その両端を軸受室に設置された軸受に
より夫々軸支されたシヤフトと、このシヤフトの
先端に固着された回転電極と、上記ケーシングを
スライドさせる制御機構とを備えたアークソー切
断装置において、上記シヤフトの後端部に冷却水
流入口を形成するとともに、上記シヤフト内に上
記冷却水流入口から供給された冷却水が流通する
流路を上記シヤフトの軸方向に沿つて形成し、か
つ上記シヤフトの先端部に上記冷却水を排出する
排水口を形成したことを特徴とするアークソー切
断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30764187A JPH01148463A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アークソー切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30764187A JPH01148463A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アークソー切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01148463A JPH01148463A (ja) | 1989-06-09 |
| JPH0341266B2 true JPH0341266B2 (ja) | 1991-06-21 |
Family
ID=17971483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30764187A Granted JPH01148463A (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | アークソー切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01148463A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010046792A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-03-04 | Yyl:Kk | 切断装置と切断方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228872U (ja) * | 1975-08-21 | 1977-02-28 | ||
| JPS62173078A (ja) * | 1986-01-27 | 1987-07-29 | Toshiba Corp | 回転電極式切断装置 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP30764187A patent/JPH01148463A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01148463A (ja) | 1989-06-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |