JPH0341445Y2 - - Google Patents

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JPH0341445Y2
JPH0341445Y2 JP1986168913U JP16891386U JPH0341445Y2 JP H0341445 Y2 JPH0341445 Y2 JP H0341445Y2 JP 1986168913 U JP1986168913 U JP 1986168913U JP 16891386 U JP16891386 U JP 16891386U JP H0341445 Y2 JPH0341445 Y2 JP H0341445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は小型トランスに係り、特にオーデイオ
機器等に用いるEI型の小型トランスに関する。
従来の技術 第4図は従来のEI型の小型トランスを示す分
解斜視図である。
100は1枚の鉄板を折角して形成された略王
字形状の足金である。
足金100には、4個の折り曲げ突起101
A,101B,101c及び101Dと、2個の
折り曲げ側板102A及び102B、並びに補強
用のリブ103A及び103Bが形成されてい
る。また、足金100の両端部には、小型トラン
ス(後述)をオーデイオ機器等(図示省略)に取
り付けるためのねじ(図示省略)が貫通する取付
穴104及び105が形成されている。
200はトランス本体であり、211及び22
1はケイ素鋼板を積層して形成されたE型鉄心及
びI型鉄心である。212はE型鉄心の中央脚で
ある。230はコイル部であつて、ボビン231
と端子ケース235とが一体として装着されたも
のである。即ち、ボビン231はプラスチツク等
で一体形成された中空四角柱状のボビンであつ
て、ボビン231の外周には、隔壁232A,2
32B及び232Cが形成されている。隔壁23
2Aと232Bとの間には、一次コイル(図示省
略)が、また隔壁232Bと232Cとの間に
は、二次コイル(図示省略)が、それぞれ巻回さ
れている。235はプラスチツク等で一体形成さ
れた箱状の端子ケースであつて、一次及び二次端
子(後述)が設けられている。
E型鉄心211の中央脚212は矢印A方向か
ら、ボビン231の内側に挿入される。ボビン2
31の内側の底面234の上には、2個の断面三
角形状の突脈233A及び233Bが形成されて
いる。これらの突脈233A及び233Bを設け
ることによつて、E型鉄心211を構成するケイ
素鋼板の枚数が、もしも所定の枚数より1枚多い
場合でも、E型鉄心211の中央脚212を、ボ
ビン231の内側に挿入できることが、経験的に
知られている。また、前記の挿入された中央脚2
12は、突脈233A及び233Bの上端部とボ
ビン231の内側の上面及び側面によつて保持さ
れている。
第5図はE型鉄心211の中央脚212が、ボ
ビン231の内側に挿入されて、E型鉄心211
とコイル部230とが一体となつたE型鉄心アセ
ンブリ210の一部破断斜視図と、I型鉄心22
1を足金100の折り曲げ突起101A,101
B,101C,101D及び折り曲げ側板102
A,102Bで形成されるスペースへ嵌着して得
られたI型鉄心アセンブリ220の斜視図とを示
すものである。同図において、E型鉄心211の
厚さである寸法aと横幅である寸法bとは、I型
鉄心221の横幅である寸法cと長さである寸法
dとに、それぞれ等しいように両鉄心の寸法が設
定されている。
第6図は、第5図においてI型鉄心アセンブリ
220を、矢印B方向に移動させて、E型鉄心ア
センブリ210とが一体となつて得られた小型ト
ランス300の斜視図であつて、足金100を上
部にした状態を示す。第6図において、前記端子
部235の側面である端子部側板236の上部に
は、前記一次コイルの始端、終端及び中間タツプ
が接続された複数個の一次端子237が設けられ
ている。また、端子部側板236の下部に形成さ
れた長方形状の開孔239の内部には、前記二次
コイルに接続された複数個の二次端子238が設
けられている。
第7図は、第6図に示した小型トランス300
の一部分の斜視図である。E型鉄心211とI型
鉄心221との接合部の外周線である鉄心接合線
230の部分を溶着することにより、E型鉄心ア
センブリ210とI型鉄心アセンブリ220とを
固着している。Wは前述した溶着跡を示してい
る。
第8図は、前記の溶接が行われた小型トランス
300を、オーデイオ機器等(図示省略)のプリ
ント基板400に取り付けた状態の平面図を示し
ている。距離g及びhは、足金100の前記した
取付穴104及び105のそれぞれの中心からプ
リント基板400までの距離を表す。
考案が解決しようとする問題点 前述したように、第5図に示した寸法a,b,
c,dの間には、a=c、b=dの関係を持たせ
てあるので、I型鉄心221をE型鉄心211に
接合面のずれなく載置できるはずである。しか
し、実際には、人間の作業等によつてI型鉄心ア
センブリ220をE型鉄心アセンブリ210の上
に載置した場合には、第6図に示すように、両鉄
心の接合面の若干のずれが生じることは避けがた
い。即ち、ずれがあることを示す距離e及びfが
ゼロであるようにI型鉄心アセンブリ220をE
型鉄心アセンブリ210の上に載置することは極
めて困難である。
一方、第8図にて説明した寸法g及びhは、か
なりの高精度であることが要求されるので、必然
的に寸法eが極力小であることが要求される。ま
た、距離fも極めて小さくして、鉄心溶接線23
0の分の溶接を容易に行えるようにすることが要
求される。
本考案は、上記事情に鑑みて創案されたもの
で、E型鉄心アセンブリ210とI型鉄心アセン
ブリ220との接合面のずれが、極力小さい小型
トランスを提供することを目的としている。さら
には、E型鉄心アセンブリ210の上にI型鉄心
アセンブリ220を載置する場合の位置決め作業
の効率向上も目的としている。
問題点を解決するための手段 本考案の小型トランスは、断面長方形状の筒状
のボビンと、このボビンの内側へ挿入された断面
長方形状の中央脚とこの中央脚の両側に中央脚と
対向するように配設された断面長方形状の1対の
同形の外脚とを有するE型鉄心と、前記中央脚と
外脚の端面に接合され且つこれら3個の端面が形
成する長方形と同一形状の一面を有する直方体形
状のI型鉄心と、前記ボビンの内面に前記長手方
向に形成され先端が前記中央脚に接触した1対の
同形の突脈と、前記I型鉄心の一面に対向した他
面に接合され且つ前記一面と他面間の対向する一
方の1対の側面を挟持する1対の側板と、対向す
る他方の1対の側面を挟持する1対以上の突起と
が形成された足金と、この足金の前記一方の側板
に突設され前記突脈間に挿入された突片とを備
え、前記突片の幅は前記突脈間の距離に等しく、
前記突片の厚さは前記突脈の高さに等しく、前記
突片の前記幅方向の一端と前記一方の突起との距
離は、前記一方の外脚の外側面と前記一方の突脈
の前記一方の外脚と反対側の端部との距離に等し
く、前記突片の前記幅方向の他端と前記他方の突
起との距離は、前記他方の外脚の外側面と前記他
方の突脈の前記他方の外脚と反対側の端部との距
離に等しいようにしている。
作 用 前記突片が前記突脈の間に挿入されるように前
記I型鉄心が前記E型鉄心の端面に載置される。
実施例 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を
説明する。
第1図aは、本考案による足金の斜視図であ
る。同図において、足金150は、第4図におい
て説明した足金100と以下の点を除いて同じで
あるので、異なつている点のみを説明する。即
ち、足金110の折り曲げ側板102Bの中央部
上面に、長方形状の突片106が突出形成された
ものが足金150である。なお、213は、E型
鉄心211の断面長方形状の中央脚212の両側
に中央脚212と対向するように配設された断面
長方形状の1対の同形の外脚213であり、ま
た、212A,213Aはそれぞれ中央脚21
2、外脚213の端面であつて、これら端面21
2A,213Aに、これら端面212A,213
Aが形成する長方形と同一形状の一面221Aを
有する直方体形状のI型鉄心221の前記一面2
21Aが接合される。同図中、寸法l及びmは、
突片106のそれぞれ幅及び厚さを示している。
第1図bは、第1図aのC−C断面図である。寸
法p1は、折り曲げ突起101Bの右端面と突片
106の左端面との水平距離を示し、また寸法
p2は、折り曲げ突起101Dの左端面と突片1
06の右端面との水平距離を示し、寸法p1と寸
法p2とは等しいように、突片106の位置が設
定されている。
第2図は、第5図で説明したE型鉄心アセンブ
リ210の正面図を示す。第2図において、寸法
j及びkは、それぞれ突脈233A及び233B
の高さと、底面234から両突脈間の距離を表し
ている。寸法j及びkは、第1図で説明した寸法
m及びlに、それぞれ等しいように設定されてい
る。また、寸法q1は、E型鉄心211の左端面
(一方の外脚213の外側面)と突脈233Aの
底辺の右端との距離を表し、また寸法q2は、E
型鉄心211の右端面(他方の外脚213の外側
面)と突脈233Bの底辺の左端との距離を表す
もので合つて、q1とq2とは等しいように、突脈
233Aと233Bの位置が設定されている。さ
らに、第1図で説明した寸法p1は上記寸法q1と
等しいように設定されている。
第3図は、第2図で説明したE型鉄心アセンブ
リの斜視図と、本考案に係る小型トランスに使用
する足金を用いたI型鉄心アセンブリの斜視図を
示す。第3図に示したI型鉄心アセンブリ250
は、第1図で説明した足金150の折り曲げ突起
101A,101B,101C,101D及び折
り曲げ側板102A,102Bで形成されるスペ
ースに、I型鉄心221を取り付け、即ち、I型
鉄心221の一面221Aに対向する他面(図示
してない)を接合し、折り曲げ側板102A,1
02BでI型鉄心221の1対の対向した一方の
側板(一面221Aと前記他面との間の側面)を
挟持し、また、折り曲げ突起101A,101
B,101C,101DによつてI型鉄心221
の対向した他方の側面を挟持したものである。
第1図及び第2図にて説明したごとく、寸法
l,m,j,k,p1,p2,q1,q2の間には、k
=l、j=m、p1=p2=q1=q2の関係をもたせ
ている。
さらに、第5図で説明したように、a=c、b
=dと設定しており、b=p1+l+p2、d=q1
+k+q2である。従つて、I型鉄心アセンブリ
250を、矢印D方向に移動させて後、突片10
6を、突脈233Aと233Bとの間に挿入して
E型鉄心アセンブリ210を上に載置すれば、E
型鉄心211とI型鉄心221との接合面のずれ
が生じることを解消できる。この状態でクランプ
等(図示省略)にて両鉄心アセンブリを相互に固
定し、第7図で説明した鉄心接合線の部分の溶接
を行う。従つて、前記の距離g及びhも高い精度
を保つことができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、足金に
突片を形成し、この突片をボビン内側底面上に形
成した2個の突脈の間に挿入しながらI型鉄心を
E型鉄心の端面に載置すれば、E型鉄心とI型鉄
心との接合面のずれの発生を解消することができ
る。従つて、また足金に設けた取付穴と、本考案
に係る小型トランスが取りつけられたプリント基
板との距離の精度を極めて良好に保つことができ
る。さらに、E型鉄心アセンブリの上に、I型鉄
心アセンブリを載置する場合の位置決め作業の効
率向上がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による足金の斜視図、第2図は
E型鉄心アセンブリの正面図、第3図はE型鉄心
アセンブリの斜視図と本考案による足金を用いた
I型鉄心アセンブリの斜視図、第4図は従来の
EI型の小型トランスを示す分解斜視図、第5図
はE型鉄心アセンブリの一部破断斜視図と従来の
I型鉄心アセンブリの斜視図、第6図は小型トラ
ンスの斜視図、第7図は小型トランスの一部分の
斜視図、第8図は小型トランスをプリント基板に
取り付けた状態の平面図である。 100,105……足金、104,105……
取付穴、106……突片、200……トランス本
体、210……E型鉄心アセンブリ、211……
E型鉄心、212……中央脚、213……外脚、
212A,213A……端面、220,250…
…I型鉄心アセンブリ、221……I型鉄心、2
21A……一面、230……コイル部、231…
…ボビン、233A,233B……突脈、235
……端子ケース、300……小型トランス、40
0……プリント基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 断面長方形状の筒状のボビンと、 このボビンの内側へ挿入された断面長方形状の
    中央脚とこの中央脚の両側に中央脚と対向するよ
    うに配設された断面長方形状の1対の同形の外脚
    とを有するE型鉄心と、 前記中央脚と外脚の端面に接合され且つこれら
    3個の端面が形成する長方形と同一形状の一面を
    有する直方体形状のI型鉄心と、 前記ボビンの内面に前記長手方向に形成され先
    端が前記中央脚に接触した1対の同形の突脈と、 前記I型鉄心の一面に対向した他面に接合され
    且つ前記一面と他面間の対向する一方の1対の側
    面を挟持する1対の側板と、対向する他方の1対
    の側面を挟持する1対以上の突起とが形成された
    足金と、 この足金の前記一方の側板に突設され前記突脈
    間に挿入された突片とを備え、 前記突片の幅は前記突脈間の距離に等しく、 前記突片の厚さは前記突脈の高さに等しく、 前記突片の前記幅方向の一端と前記一方の突起
    との距離は、前記一方の外脚の外側面と前記一方
    の突脈の前記一方の外脚と反対側の端部との距離
    に等しく、 前記突片の前記幅方向の他端と前記他方の突起
    との距離は、前記他方の外脚の外側面と前記他方
    の突脈の前記他方の外脚と反対側の端部との距離
    に等しいことを特徴とする小型トランス。
JP1986168913U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0341445Y2 (ja)

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JPS6373914U JPS6373914U (ja) 1988-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55103933U (ja) * 1979-01-11 1980-07-19

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JPS6373914U (ja) 1988-05-17

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