JPH0341714Y2 - - Google Patents

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JPH0341714Y2
JPH0341714Y2 JP11098388U JP11098388U JPH0341714Y2 JP H0341714 Y2 JPH0341714 Y2 JP H0341714Y2 JP 11098388 U JP11098388 U JP 11098388U JP 11098388 U JP11098388 U JP 11098388U JP H0341714 Y2 JPH0341714 Y2 JP H0341714Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、放出空気等の騒音を緩和させるダイ
ヤフラム消音器に関する。
(従来の技術) 消音器の種類は多岐に及ぶものの、具体的な使
途に適合させるさいは公知のものだけで充分とは
言い難い。
(考案が解決しようとする課題) 近年家庭で使用可能とした搬送形の医療用酸素
濃縮器が市販されているが、これが使用時にエア
を大気放出させるさいの騒音が発生することか
ら、その騒音を緩和させる必要がある。
本考案は、主として上記騒音に対処せんとして
なされたもので、簡易且つ小型な構造でありなが
ら所要の消音を果たし得るダイヤフラム消音器を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案のダイヤフラ
ム消音器は、ゴム製筒形中空部の前壁中心に排気
入口を、そしてその後壁中心に排気出口を設ける
と共に、該中空部を複数の区画に分割すべく中心
に透孔の開設された仕切壁を該中空部の内方に横
設し、且つ前記各区画内には概略ドラム形のゴム
製中空中子を配設する他、各中空中子は前後面の
各々を波型で中央に先鋭突起のある音波拡散面に
なさしめると共に波型の頂部、底部に中子中空部
に通じる多数の小径透孔を形成し、しかも該中子
中空部を仕切板で前後に二分してその各々の室に
吸音材を装填せしめてあることを特徴とする。
このさい、排気出口をなす出口管の始端部をゴ
ム製筒形中空部内に一定長さ張り出させるように
なすのが消音効果を高める上に好ましい。
(作用) 音波拡散面は排気入口から流入する音をその半
径方向に分散させることができ、また中子中空
部、そしてこの中に装填された吸音材、及び小径
透孔は効果的な共鳴消音を可能ならしめ、またゴ
ム製筒形中空部及びゴム製中空中子のゴム製壁面
はダイヤフラムとして機能し音振動により誘起さ
れた該壁面の振動を熱エネルギーに変換させつつ
その音振動を広域な周波数にわたり減衰させ、し
かも両者の画する空間により膨張消音をも奏し得
るのである。
(実施例) 以下、添付図面に基づいて本考案の具体的な一
実施例を説明する。
第1図は本考案品の縦断面図であつて第2図の
X−X部を切断した図、第2図は第1図のY−Y
部断面図である。
図に於いて1はゴム製筒形中空部で、クロロプ
レン等からなるゴム製の筒形ケーシング2,3と
後述する仕切壁4aを具備せしめた同じくクロロ
プレン等からなるゴム製の筒形ジヨイント4とか
らなる。5はゴム製筒形中空部1の前壁中心に形
成された排気入口で、前記筒形ケーシング2にゴ
ム製の入口管6を付設して形成してある。そして
7はゴム製筒形中空部1の後壁中心に形成された
排気出口で、前記筒形ケーシング3にゴム製の出
口管8を付設して形成してある。ここに出口管8
はその始端部8aをゴム製筒形中空部1内に一定
長さ張り出させて音の減衰特性を改善せしめるよ
うになすのが好ましい。
前記ゴム製筒形中空部1内にはゴム製の仕切壁
4aが横設してある。該仕切壁4aはゴム製筒形
中空部1を複数の区画s1,s2に分割するため
のもので本例のように一つ設けて二区画とする
も、或いは複数設けて多数の区画を形成するも自
由である。そして各仕切壁4aにはその中心個所
に比較的小径の透孔9が形成してあり、これの寸
法は排気入口5から流入する気体の流量・状態等
に依存する。なお本例の仕切壁4aは構造簡易と
なさしめるべく筒形ジヨイント4に一体形成した
構成としてある。
10a及び10bは各区画s1,s2内の仕切
壁4a寄りに配設したドラム形の中空中子で何れ
もその主体部をクロロプレン等のゴムで形成され
ている。各中空中子10a,10bはその前後面
を中央に先鋭突起pの形成された音波拡散面とな
されており、且つ波型の頂部、底部には中子中空
部11に通じる多数の小径透孔12が形成してあ
る。このさい透孔12の直径をdとすると周方向
に隣接する透孔12との相互間距離Dは成るべく
「2×d」以上となすのが消音効果上に好ましい。
さらに各中子中空部11は比較的硬質の仕切板1
3により前後に二分してあり、これにより形成さ
れた各室rにはガラス繊維等の吸音材14が装填
してある。なお仕切板13は中空中子10a,1
0bと同一材で一体成形した構成であつても、或
いは別材からなる硬質板を埋め込んだ構成であつ
てもよい。15は前記中空中子10a,10bの
外周面から放射状に延出させた支持脚であり、ま
た16はこれら脚を連結したリムであつて本例の
ように中空中子と一体成形することにより製造が
容易となる。前記リム16は筒形ケーシング2又
は3と筒形ジヨイント4に前後を挾圧されて中空
中子10a又は10bを位置決めするものとな
る。17はリム16と中空中子10a又は10b
の周囲との間に形成された気体通路である。
次に上記本考案品の使用例及び作用を説明す
る。第3図は医療用酸素濃縮器Mを示し、空気圧
縮機Cで大気を連続的に圧縮し、処理装置Eでそ
の酸素濃度を高めては送出口oから減圧して送り
出すもので酸素吸入の用に供するものである。し
かしてeは前記空気圧縮機Cで圧縮した圧縮空気
を必要に応じて大気放出させるための圧縮空気放
出ラインで、これの管端に本考案品である消音器
ASの入口管6が連通させてある。
圧縮空気が排気入口5から流入すると、圧縮空
気は入口管5の出口で急激に膨張することにより
膨張消音される。続いて該空気は中空中子10a
の前面をなす音波拡散面で半径方向に拡散され、
且つこの過程で中空中子10aの中空部11、吸
音材14及び小径透孔12を介して共鳴消音され
る。さらに該空気は曲がり経路を矢印f1,f2
の方向に辿りつつ中空中子10aの後方個所に至
り、ここでも前述同様に共鳴消音されつつ仕切壁
4aの中心部に達する。ここに達した圧縮空気は
仕切壁4aの透孔9から後方へ吹き出すため仕切
壁4a後方個所でも膨張消音され、且つ次なる中
空中子10bの存在により前述同様に音波拡散面
で拡散されつつ、共鳴消音される。さらに圧縮空
気は曲がり経路を矢印f3,f4の方向に辿つて
中空中子10bの後方個所に至り、ここで中空中
子10bによる前述同様の共鳴消音を受ける他、
空所nの存在による消音効果をも付与され、その
後出口管8を経て大気放出されるものとなる。
さらに本考案品では上記の消音作用の他、筒形
中空部1や中空中子10a,10bのゴム製壁面
がダイヤフラムとして機能するため、消音すべき
圧縮空気の振動がこれら壁面に伝播し、しかもこ
の振動が共鳴消音を促進し、音を熱エネルギーに
変換されつつ効率的に減衰されることから、圧縮
空気は一層効果的に広域な周波数の消音作用を受
けるものとなる。
出願人による実験例では消音器のない状態で凡
そ70ホンに達する騒音を本考案の消音器を取りつ
けることで凡そ40ホンにまで低減させることがで
きた。
(考案の効果) 以上からなる本考案によれば、筒形中空部1内
に仕切壁4aを設け且つ各区画s1,s2内に所
定の中空中子10a,10bを設けたことから膨
張消音及び共鳴消音等を効果的に行わしめること
ができる他、筒形中空部1や中空中子10a,1
0bの壁面がゴム製であることから、これら壁面
をダイヤフラムとして機能させ得て音振動を熱エ
ネルギーに変換させつつ効率的に広域な周波数の
音圧を減衰させることのできるものとなり、簡易
且つ小型な構成でありながら圧縮空気放出に伴う
騒音等を効率的に消音させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案品の縦断面図であつて第2図の
X−X部を切断した図、第2図は第1図のY−Y
部断面図、第3図は本考案品を使用した医療用酸
素濃縮器の図である。 1……筒形中空部、4a……仕切壁、5……排
気入口、7……排気出口、8……出口管、8a…
…始端部、9……透孔、10a及び10b……中
空中子、11……中子中空部、12……小径小
孔、13……仕切板、14……吸音材、p……先
鋭突起、r……室、s1及びs2……区画。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ゴム製筒形中空部1の前壁中心に排気入口5
    を、そしてその後壁中心に排気出口7を設ける
    と共に、該中空部を複数の区画s1,s2に分
    割すべく中心に透孔9の開設された仕切壁4a
    を該中空部の内方に横設し、且つ前記各区画内
    には概略ドラム形のゴム製中空中子10a,1
    0bを配設する他、各中空中子は前後面の各々
    を波型で中央に先鋭突起pのある音波拡散面に
    なさしめると共に波型の頂部、底部に中子中空
    部11に通じる多数の小径透孔12を形成し、
    しかも該中子中空部を仕切板13で前後に二分
    してその各々の室rに吸音材14を装填せしめ
    てあることを特徴とするダイヤフラム消音器。 2 排気出口7をなす出口管8の始端部8aがゴ
    ム製筒形中空部1内に一定長さ張り出させてあ
    ることを特徴とする請求項1記載のダイヤフラ
    ム消音器。
JP11098388U 1988-08-23 1988-08-23 Expired JPH0341714Y2 (ja)

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JP11098388U JPH0341714Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23

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JP11098388U JPH0341714Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23

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JPH0232847U JPH0232847U (ja) 1990-03-01
JPH0341714Y2 true JPH0341714Y2 (ja) 1991-09-02

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