JPH034201B2 - - Google Patents
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- JPH034201B2 JPH034201B2 JP62123902A JP12390287A JPH034201B2 JP H034201 B2 JPH034201 B2 JP H034201B2 JP 62123902 A JP62123902 A JP 62123902A JP 12390287 A JP12390287 A JP 12390287A JP H034201 B2 JPH034201 B2 JP H034201B2
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、硬質材と軟質材とが踏付部又はヒー
ル部のいずれか一方又は両方に靴底の全厚さを占
めて交互に配置されており且つその接地面側には
防滑材が散在せしめられていて、どのような状態
の路面においても硬質材と軟質材とがそれぞれの
作用を充分に発揮して防滑材による滑り止めの効
果を完全に顕わす滑り止め靴底の製造方法に関す
るものである。
ル部のいずれか一方又は両方に靴底の全厚さを占
めて交互に配置されており且つその接地面側には
防滑材が散在せしめられていて、どのような状態
の路面においても硬質材と軟質材とがそれぞれの
作用を充分に発揮して防滑材による滑り止めの効
果を完全に顕わす滑り止め靴底の製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
通常、乾燥した状態の固い路面を歩行するとき
は、ゴム材又はプラスチツク材のみから成り接地
面に浅く凹凸を付されただけの靴底でも充分な摩
擦力を有するので滑ることはないが、漏れた面や
雪面等では摩擦力が小さくて滑り止め効果が顕れ
ず滑る危険がある。
は、ゴム材又はプラスチツク材のみから成り接地
面に浅く凹凸を付されただけの靴底でも充分な摩
擦力を有するので滑ることはないが、漏れた面や
雪面等では摩擦力が小さくて滑り止め効果が顕れ
ず滑る危険がある。
このような危険をなくすために例えば特公昭46
−31732号に開示されている様なゴム又はプラス
チツク生地に硬質粒材を散在したものを靴底とし
て使用した場合は同一素材内に防滑材が散在して
いるため、使用路面によつては滑り止め効果が充
分に発揮されないことがあり、特に靴底の接地面
がほぼ平滑な場合はその傾向が顕著であつた。
−31732号に開示されている様なゴム又はプラス
チツク生地に硬質粒材を散在したものを靴底とし
て使用した場合は同一素材内に防滑材が散在して
いるため、使用路面によつては滑り止め効果が充
分に発揮されないことがあり、特に靴底の接地面
がほぼ平滑な場合はその傾向が顕著であつた。
本発明者等はこのような欠点なく、雨天下の道
路或いは雪道等のどのような状態の路面において
も滑る危険の極めて少ない靴底の製造方法を提供
することを目的に検討した結果、同一素材で構成
されている靴底では充分な滑り止め効果を発揮さ
せることができないので、硬質材と軟質材とを充
分な厚さで交互にしかもその境界を明瞭にして配
置し且つ接地面側に防滑材を散在せしめた靴底を
構成することのできる製造方法を開発することに
より目的を達成できることを究明して本発明を成
した。
路或いは雪道等のどのような状態の路面において
も滑る危険の極めて少ない靴底の製造方法を提供
することを目的に検討した結果、同一素材で構成
されている靴底では充分な滑り止め効果を発揮さ
せることができないので、硬質材と軟質材とを充
分な厚さで交互にしかもその境界を明瞭にして配
置し且つ接地面側に防滑材を散在せしめた靴底を
構成することのできる製造方法を開発することに
より目的を達成できることを究明して本発明を成
した。
すなわち本発明は、靴底形成用モールド内の所
定位置に多数の圭角形状の防滑材を2〜6mmの厚
さに散布しておき、未加硫の加硫剤含有ゴムから
成る硬質材原料と軟質材原料とから別々に成形さ
れた硬質材原料片と軟質材原料片とを交互に配置
し各片の境界をこれら原料片の有する自己粘着性
又は接着剤により接着して所定形状を維持する底
材を造り、該底材を前記靴底形成用モールド内の
防滑材に上に載置してプレス加硫を行うことを特
徴とする滑り止め靴底の製造方法に関するもので
ある。
定位置に多数の圭角形状の防滑材を2〜6mmの厚
さに散布しておき、未加硫の加硫剤含有ゴムから
成る硬質材原料と軟質材原料とから別々に成形さ
れた硬質材原料片と軟質材原料片とを交互に配置
し各片の境界をこれら原料片の有する自己粘着性
又は接着剤により接着して所定形状を維持する底
材を造り、該底材を前記靴底形成用モールド内の
防滑材に上に載置してプレス加硫を行うことを特
徴とする滑り止め靴底の製造方法に関するもので
ある。
以下に本発明に係る滑り止め靴底の製造方法を
本発明方法によつて製造された滑り止め靴底の例
を示す図面を用いて詳細に説明する。
本発明方法によつて製造された滑り止め靴底の例
を示す図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明方法によつて製造された滑り止
め靴底の1例の底面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ他
の例の第2図に相当する断面図、第6図は更に他
の例の底面図である。
め靴底の1例の底面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ他
の例の第2図に相当する断面図、第6図は更に他
の例の底面図である。
図面中、1は靴底全体を示し、2は加硫ゴムか
ら成る硬質材、3は同じく加硫ゴムから成る軟質
材である。この加硫ゴムとしては天然ゴムを加硫
して得られる加硫天然ゴムと合成ゴムを加硫して
得られる加硫合成ゴムとがある。硬質材2と軟質
材3とは第1図や第6図に示すように交互に配置
されて靴底1を形成している。そして硬質材2と
軟質材3との厚さは第2図〜第5図に示す如くそ
れぞれ靴底1の接地面1aから靴本体底部との接
着面1bまでの全厚さを占めている。硬質材2と
軟質材3とには第2図〜第5図に示す如くその接
地面から2〜6mmまでの厚さの範囲にカーボンラ
ンダム、溶融アルミナなどの圭角形状を有する多
数の硬質の防滑材4が散在せしめられている。本
発明方法においては、靴底1に上記構造を採用す
るために靴底形成用モールド内の所定位置に多数
の圭角形状の防滑材4を2〜6mmの厚さに散布し
ておく。この防滑材4と硬質材2及び軟質材3と
の固着強度を高めるために、防滑材4に予め表面
処理剤で表面処理を施しておくことが好ましい。
防滑材4は第2図、第3図、第5図のように靴底
1の接地面1aの全面に相当して散在せしめられ
ていても、また第4図のように部分的に散在せし
められていても良いが、後者の場合は硬質材2及
び軟質材3のそれぞれにおいて各接地面1aの少
なくとも55%以上に相当する部分に防滑材4が散
在せしめられていることにより防滑効果が充分に
発揮される。また、この交互に配置された硬質材
2と軟質材3とは図面では靴底1の全面に配置さ
れているが、踏付部又はヒール部のいずれか一方
にのみ配置されたものであつても良い。従つて前
記靴底形成用モールド内の所定位置への多数の圭
角形状の防滑材4の散布状態は、上記の考えに基
づく設計に従つて行う。防滑材4の粒度はJIS
R6001の12番ないし54番程度が適当であり、圭角
形状であることによつて靴底1の接地面1aの近
くに位置する防滑材4の圭角が押し付けられて道
路面などの相手側に突入して滑り止め効果を顕わ
すが、接地面1aから2mm未満の間にしか散在せ
しめられていない場合は靴底1の摩耗によつて防
滑材4の散在しない状態となる時期が短期間に到
来して滑り止め効果が半減するか或いは発揮でき
なくなくなり、また接地面1aから6mmを超える
厚さに防滑材4が散在せしめられていても靴底1
の摩耗による平均的な寿命から無駄となる場合が
多い上に硬さが増すだけで滑り止め効果の持続に
差異を生じない。
ら成る硬質材、3は同じく加硫ゴムから成る軟質
材である。この加硫ゴムとしては天然ゴムを加硫
して得られる加硫天然ゴムと合成ゴムを加硫して
得られる加硫合成ゴムとがある。硬質材2と軟質
材3とは第1図や第6図に示すように交互に配置
されて靴底1を形成している。そして硬質材2と
軟質材3との厚さは第2図〜第5図に示す如くそ
れぞれ靴底1の接地面1aから靴本体底部との接
着面1bまでの全厚さを占めている。硬質材2と
軟質材3とには第2図〜第5図に示す如くその接
地面から2〜6mmまでの厚さの範囲にカーボンラ
ンダム、溶融アルミナなどの圭角形状を有する多
数の硬質の防滑材4が散在せしめられている。本
発明方法においては、靴底1に上記構造を採用す
るために靴底形成用モールド内の所定位置に多数
の圭角形状の防滑材4を2〜6mmの厚さに散布し
ておく。この防滑材4と硬質材2及び軟質材3と
の固着強度を高めるために、防滑材4に予め表面
処理剤で表面処理を施しておくことが好ましい。
防滑材4は第2図、第3図、第5図のように靴底
1の接地面1aの全面に相当して散在せしめられ
ていても、また第4図のように部分的に散在せし
められていても良いが、後者の場合は硬質材2及
び軟質材3のそれぞれにおいて各接地面1aの少
なくとも55%以上に相当する部分に防滑材4が散
在せしめられていることにより防滑効果が充分に
発揮される。また、この交互に配置された硬質材
2と軟質材3とは図面では靴底1の全面に配置さ
れているが、踏付部又はヒール部のいずれか一方
にのみ配置されたものであつても良い。従つて前
記靴底形成用モールド内の所定位置への多数の圭
角形状の防滑材4の散布状態は、上記の考えに基
づく設計に従つて行う。防滑材4の粒度はJIS
R6001の12番ないし54番程度が適当であり、圭角
形状であることによつて靴底1の接地面1aの近
くに位置する防滑材4の圭角が押し付けられて道
路面などの相手側に突入して滑り止め効果を顕わ
すが、接地面1aから2mm未満の間にしか散在せ
しめられていない場合は靴底1の摩耗によつて防
滑材4の散在しない状態となる時期が短期間に到
来して滑り止め効果が半減するか或いは発揮でき
なくなくなり、また接地面1aから6mmを超える
厚さに防滑材4が散在せしめられていても靴底1
の摩耗による平均的な寿命から無駄となる場合が
多い上に硬さが増すだけで滑り止め効果の持続に
差異を生じない。
使用する靴底形成用モールドとしてはその底面
(靴底の接地面に相当する)が製造しようとする
靴底1の次のような形状に応じたものを使用す
る。靴底1の接地面1aの形状は第2図、第4図
の如く靴底全面に亘るほぼ平らな面であつても良
いが、或いは第5図の如く踏付部とヒール部とが
それぞれの厚さより薄い連結部によつて一体に連
結された構造のものでも良い。更にこれらの接地
面1aにおいて第3図の如き凹凸(深さ8mm以
下、ピツチ5mm以上)が設けられているものであ
つても良い。
(靴底の接地面に相当する)が製造しようとする
靴底1の次のような形状に応じたものを使用す
る。靴底1の接地面1aの形状は第2図、第4図
の如く靴底全面に亘るほぼ平らな面であつても良
いが、或いは第5図の如く踏付部とヒール部とが
それぞれの厚さより薄い連結部によつて一体に連
結された構造のものでも良い。更にこれらの接地
面1aにおいて第3図の如き凹凸(深さ8mm以
下、ピツチ5mm以上)が設けられているものであ
つても良い。
このような靴底形成用モールドを使用し、前記
の如くその内部の所定位置に多数の圭角形状の防
滑材4を2〜6mmの所定厚さに散布してから、こ
の上に次のようにして造つた底材を載置する。こ
の底材は、天然ゴム又は合成ゴムに加硫剤を含有
させた未加硫の加硫剤含有ゴムから成る硬質材原
料と軟質材原料とから別々に成形した硬質材原料
片と軟質材原料片とを交互に配置して第1図や第
6図に示す如き靴底の形状に造り、各片の境界5
をこれら原料片の有する自己粘着性又は接着剤に
より接着して所定形状を維持させているものであ
る。
の如くその内部の所定位置に多数の圭角形状の防
滑材4を2〜6mmの所定厚さに散布してから、こ
の上に次のようにして造つた底材を載置する。こ
の底材は、天然ゴム又は合成ゴムに加硫剤を含有
させた未加硫の加硫剤含有ゴムから成る硬質材原
料と軟質材原料とから別々に成形した硬質材原料
片と軟質材原料片とを交互に配置して第1図や第
6図に示す如き靴底の形状に造り、各片の境界5
をこれら原料片の有する自己粘着性又は接着剤に
より接着して所定形状を維持させているものであ
る。
硬質材2となる硬質材原料片と軟質材3となる
軟質材原料片との交互配置の態様は種々あり、得
られる靴底1の硬質材2と軟質材3との配置で示
すと第1図では靴底の幅方向の一端から他端に至
る帯状体となつて靴底の長さ方向と直角に交互配
置されているが、靴底の長さ方向と平行又は斜め
方向に帯状体を交互に配置したものであつても良
く、また直線状の他に蛇行状に配置されていても
良く、或いは第6図の如く硬質材2と軟質材3と
がモザイク状に交互に配置されていても良く、ま
た各々が四辺形以外の三角形、六角形等の多角形
をなし得、その配列方向も第6図に示す以外の任
意の方向に直線状或いは蛇行状で良く、更には硬
質材2と軟質材3との交互配置の境界5が第1
図、第6図の如き直線でなく曲線であつても良
い。硬質材3となる硬質材原料片と及び軟質材3
となる軟質材原料片の幅及び厚さは、得られる靴
底1を形成している硬質材2及び軟質材3に合わ
せて定められる。この硬質材2及び軟質材3の幅
はそれぞれ5〜30mmの範囲にあるのが好ましく、
両者は必ずしも等しい必要はなく、また同一靴底
において部位により幅の大小の変化があつても良
い。ここで幅とは硬質材2と軟質材3とが特殊な
複雑形状を成していない限りそれぞれの形状にお
いて径(相対する境界線又は縁間の距離)の小さ
い方を指すものとする。そして厚さは踏付部では
5〜15mm程度、ヒール部でも10〜35mm程度の一般
的な厚さの範囲にある。
軟質材原料片との交互配置の態様は種々あり、得
られる靴底1の硬質材2と軟質材3との配置で示
すと第1図では靴底の幅方向の一端から他端に至
る帯状体となつて靴底の長さ方向と直角に交互配
置されているが、靴底の長さ方向と平行又は斜め
方向に帯状体を交互に配置したものであつても良
く、また直線状の他に蛇行状に配置されていても
良く、或いは第6図の如く硬質材2と軟質材3と
がモザイク状に交互に配置されていても良く、ま
た各々が四辺形以外の三角形、六角形等の多角形
をなし得、その配列方向も第6図に示す以外の任
意の方向に直線状或いは蛇行状で良く、更には硬
質材2と軟質材3との交互配置の境界5が第1
図、第6図の如き直線でなく曲線であつても良
い。硬質材3となる硬質材原料片と及び軟質材3
となる軟質材原料片の幅及び厚さは、得られる靴
底1を形成している硬質材2及び軟質材3に合わ
せて定められる。この硬質材2及び軟質材3の幅
はそれぞれ5〜30mmの範囲にあるのが好ましく、
両者は必ずしも等しい必要はなく、また同一靴底
において部位により幅の大小の変化があつても良
い。ここで幅とは硬質材2と軟質材3とが特殊な
複雑形状を成していない限りそれぞれの形状にお
いて径(相対する境界線又は縁間の距離)の小さ
い方を指すものとする。そして厚さは踏付部では
5〜15mm程度、ヒール部でも10〜35mm程度の一般
的な厚さの範囲にある。
硬質材原料及び軟質材原料の組成は、加硫して
それぞれを硬質材2と軟質材3としたときの硬度
が靴底としての使用に適するシヨア硬度A45〜90
度内において両者の差がシヨア硬度Aで10〜30度
の範囲にあるように使用目的などを考慮して適宜
選定される。例えば未加硫の加硫剤含有ゴム2種
類を加硫せしめた後、一方をシヨア硬度A65度の
硬質材2とし、他方を50度の軟質材3とする。
それぞれを硬質材2と軟質材3としたときの硬度
が靴底としての使用に適するシヨア硬度A45〜90
度内において両者の差がシヨア硬度Aで10〜30度
の範囲にあるように使用目的などを考慮して適宜
選定される。例えば未加硫の加硫剤含有ゴム2種
類を加硫せしめた後、一方をシヨア硬度A65度の
硬質材2とし、他方を50度の軟質材3とする。
また、上記のような適切な硬度が得られる限
り、硬質材2及び軟質材3のいずれか一方又は両
方を発泡剤として軽量化を図るために、硬質材原
料片や軟質材原料片に発泡剤を含有せしめておい
ても良い。
り、硬質材2及び軟質材3のいずれか一方又は両
方を発泡剤として軽量化を図るために、硬質材原
料片や軟質材原料片に発泡剤を含有せしめておい
ても良い。
上記の如くにして底材を造り、これを靴底形成
用モールド内の防滑材4の上に載置した後、靴底
形成用モールドに上蓋を重ね、所定の加圧と加熱
との条件下にいわゆるプレス加硫を行うことによ
つて充分な厚さを有する硬質材2と軟質材3とが
明瞭な境界を有して交互に配置して且つそれぞれ
に防滑材4の散在した靴底1が得られるのであ
る。
用モールド内の防滑材4の上に載置した後、靴底
形成用モールドに上蓋を重ね、所定の加圧と加熱
との条件下にいわゆるプレス加硫を行うことによ
つて充分な厚さを有する硬質材2と軟質材3とが
明瞭な境界を有して交互に配置して且つそれぞれ
に防滑材4の散在した靴底1が得られるのであ
る。
以上の如くにして得られた靴底1は、通常は靴
本体底部に直接接着されて使用されるが、靴の屈
伸により靴本体底部より剥離しないことを確実に
するため、又は境界5の毛管現象による靴本体底
部への水の滲透防止のために靴底1よりも柔らか
い被覆材を靴底1の靴本体底部との接着面1b側
に積層させて該被覆材側を靴本体底部に接着する
こともできる。また靴底1を図面では靴底1の爪
先部分が通常の先丸形状を示しているが、爪先部
分に足の親指と第2指間の指股に相当する切れ目
又はU字形切り込みを設けることによつて地下た
びなどの指股付履物用の滑り止め靴底として使用
することができるのである。
本体底部に直接接着されて使用されるが、靴の屈
伸により靴本体底部より剥離しないことを確実に
するため、又は境界5の毛管現象による靴本体底
部への水の滲透防止のために靴底1よりも柔らか
い被覆材を靴底1の靴本体底部との接着面1b側
に積層させて該被覆材側を靴本体底部に接着する
こともできる。また靴底1を図面では靴底1の爪
先部分が通常の先丸形状を示しているが、爪先部
分に足の親指と第2指間の指股に相当する切れ目
又はU字形切り込みを設けることによつて地下た
びなどの指股付履物用の滑り止め靴底として使用
することができるのである。
本発明方法によつて製造された滑り止め靴底1
は、雨天等により漏れた状態の路面が舗装道路の
如く平坦である場合、靴底1の硬質材2及び軟質
材3のそれぞれの接地面1aがほぼ同時に路面に
接し、防滑材4の尖つた角が路面に押し付けられ
て突入した状態となし滑り止め効果を発揮するの
である。また非舗装路面や積雪路の如く路面に凹
凸がある場合には、硬質材3が軟質材2と交互に
配置されていることにより、路面の凸部に圧接し
た軟質材3の面が凹んで現状を変えないでいる隣
接の硬質材2との間にゆるやかではあるが段差を
生じて路面の凹凸に係合し、これに各硬質材2及
び各軟質材3の防滑材4の路面への突入による路
面把持力が加わつて大きな滑り止め効果を発揮す
るのである。また防滑材4が交互配置された硬質
材2と軟質材3とに散在していることにより、防
滑材4の路面への突入力が通常の同じ硬さの靴底
に散在している場合に較べて増大している。すな
わち硬質材3が荷重により一時的に変形して硬質
材2が突出状態となつて路面に圧接してその防滑
材4が路面に突入し、次いで軟質材3が弾性力に
より復元すると共にその防滑材4が勢いよく路面
に突入するのである。本発明方法によつて製造さ
れた滑り止め靴底1は、以上の如き諸作用が總合
されて大きな滑り止め効果を有しているのであ
る。
は、雨天等により漏れた状態の路面が舗装道路の
如く平坦である場合、靴底1の硬質材2及び軟質
材3のそれぞれの接地面1aがほぼ同時に路面に
接し、防滑材4の尖つた角が路面に押し付けられ
て突入した状態となし滑り止め効果を発揮するの
である。また非舗装路面や積雪路の如く路面に凹
凸がある場合には、硬質材3が軟質材2と交互に
配置されていることにより、路面の凸部に圧接し
た軟質材3の面が凹んで現状を変えないでいる隣
接の硬質材2との間にゆるやかではあるが段差を
生じて路面の凹凸に係合し、これに各硬質材2及
び各軟質材3の防滑材4の路面への突入による路
面把持力が加わつて大きな滑り止め効果を発揮す
るのである。また防滑材4が交互配置された硬質
材2と軟質材3とに散在していることにより、防
滑材4の路面への突入力が通常の同じ硬さの靴底
に散在している場合に較べて増大している。すな
わち硬質材3が荷重により一時的に変形して硬質
材2が突出状態となつて路面に圧接してその防滑
材4が路面に突入し、次いで軟質材3が弾性力に
より復元すると共にその防滑材4が勢いよく路面
に突入するのである。本発明方法によつて製造さ
れた滑り止め靴底1は、以上の如き諸作用が總合
されて大きな滑り止め効果を有しているのであ
る。
以上詳述した如き本発明方法は、予め靴底形成
用モールド内の所定位置に多数の圭角形状の防滑
材を所定厚さに散布しておき、未加硫の加硫剤含
有ゴムから成る硬質材原料と軟質材原料とから
別々に成形された硬質材原料片と軟質材原料片と
を交互に配置して各片の境界をこれら原料片の有
する自己粘着性又は接着剤により接着して所定形
状を維持する底材を造り、この底材を前記靴底形
成用モールド内の防滑材の上に載置してプレス加
硫を行う構成を採用したことにより、製造された
滑り止め靴底1においては如何なる形状の硬質材
及び軟質材の場合もその境界を明瞭にして配置せ
しめることができ、従つて硬質材及び軟質材それ
ぞれの作用を充分に発揮させて防滑材による防滑
効果の大きな滑り止め靴底を製造することを可能
とする方法であり、その工業的価値の非常に大き
なものである。
用モールド内の所定位置に多数の圭角形状の防滑
材を所定厚さに散布しておき、未加硫の加硫剤含
有ゴムから成る硬質材原料と軟質材原料とから
別々に成形された硬質材原料片と軟質材原料片と
を交互に配置して各片の境界をこれら原料片の有
する自己粘着性又は接着剤により接着して所定形
状を維持する底材を造り、この底材を前記靴底形
成用モールド内の防滑材の上に載置してプレス加
硫を行う構成を採用したことにより、製造された
滑り止め靴底1においては如何なる形状の硬質材
及び軟質材の場合もその境界を明瞭にして配置せ
しめることができ、従つて硬質材及び軟質材それ
ぞれの作用を充分に発揮させて防滑材による防滑
効果の大きな滑り止め靴底を製造することを可能
とする方法であり、その工業的価値の非常に大き
なものである。
第1図は本発明方法によつて製造された滑り止
め靴底の1例の底面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ他
の例の第2図に相当する断面図、第6図は更に他
の例の底面図である。 1……靴底、1a……接地面、1b……靴本体
底部との接着面、2……硬質材、3……軟質材、
4……防滑材、5……境界。
め靴底の1例の底面図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図、第4図、第5図はそれぞれ他
の例の第2図に相当する断面図、第6図は更に他
の例の底面図である。 1……靴底、1a……接地面、1b……靴本体
底部との接着面、2……硬質材、3……軟質材、
4……防滑材、5……境界。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 靴底形成用モールド内の所定位置に多数の圭
角形状の防滑材を2〜6mmの厚さに散布してお
き、未加硫の加硫剤含有ゴムから成る硬質材原料
と軟質材原料とから別々に成形された硬質材原料
片と軟質材原料片とを交互に配置し各片の境界を
これら原料片の有する自己粘着性又は接着剤によ
り接着して所定形状を維持する底材を造り、該底
材を前記靴底形成用モールド内の防滑材に上に載
置してプレス加硫を行うことを特徴とする滑り止
め靴底の製造方法。 2 ゴムが天然ゴムである特許請求の範囲第1項
に記載の滑り止め靴底の製造方法。 3 ゴムが合成ゴムである特許請求の範囲第1項
に記載の滑り止め靴底の製造方法。 4 防滑材として予め表面処理剤で処理したもの
を使用する特許請求の範囲第1項から第3項まで
のいずれか1項に記載の滑り止め靴底の製造方
法。 5 硬質材原料片及び軟質材原料片のいずれか一
方に発泡剤を含有せしめたものを使用する特許請
求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に
記載の滑り止め靴底の製造方法。 6 硬質材原料片及び軟質材原料片の両方に発泡
剤を含有せしめたものを使用する特許請求の範囲
第1項から第4項までのいずれか1項に記載の滑
り止め靴底の製造方法。 7 防滑材を靴底形成用モールド内の全面に散布
する特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
れか1項に記載の滑り止め靴底の製造方法。 8 防滑材を靴底形成用モールド内に部分的に散
布する特許請求の範囲第1項から第6項までのい
ずれか1項に記載の滑り止め靴底の製造方法。 9 靴底形成用モールドとしてその底面に凹凸が
設けられているものを使用する特許請求の範囲第
1項から第8項までのいずれか1項に記載の滑り
止め靴底の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62123902A JPS6335201A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 滑り止め靴底の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62123902A JPS6335201A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 滑り止め靴底の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335201A JPS6335201A (ja) | 1988-02-15 |
| JPH034201B2 true JPH034201B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=14872165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62123902A Granted JPS6335201A (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 滑り止め靴底の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6335201A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4918969B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2012-04-18 | 広島化成株式会社 | 防滑靴底を製造する方法及び防滑靴底 |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP62123902A patent/JPS6335201A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335201A (ja) | 1988-02-15 |
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