JPH0342114Y2 - - Google Patents

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JPH0342114Y2
JPH0342114Y2 JP9449684U JP9449684U JPH0342114Y2 JP H0342114 Y2 JPH0342114 Y2 JP H0342114Y2 JP 9449684 U JP9449684 U JP 9449684U JP 9449684 U JP9449684 U JP 9449684U JP H0342114 Y2 JPH0342114 Y2 JP H0342114Y2
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JP
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steel pipe
opening
pipe pile
outer cylinder
connecting member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は鋼管杭の防食カバーに関し、さらに詳
しくは、例えば海中に立設された鋼管杭の吃水線
付近など、過酷な腐食環境に晒される部分を保護
する防食カバーの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種鋼管杭の防食カバーは、鋼管杭へ
の取り付けに際し、その開口部の連結が困難であ
るばかりでなく、シール効果に問題があり、特
に、鋼管杭の外周面と防食カバーとの間に防食剤
を充填すると、開口部の連結部材が開く方向に圧
力が作用する関係上、さらにシール効果が低下
し、十分な量の防食剤を充填できず、所期の防食
効果を得ることができないと云う欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上述した問題点を解消すべく検討の結
果、導かれたものである。
従つて本考案の目的は、所要の位置に極めて容
易に、しかも確実に取り付けることができると共
に、優れた防食効果を奏する鋼管杭の防食カバー
を提供することにある。
〔本考案の構成〕
すなわち本考案は、鋼管杭の外周面を覆い側面
に軸線に沿つた開口部を有する外筒体と、この外
筒体の前記開口部を連結する連結部材と、前記鋼
管杭の外周面と外筒体との間に充填された防食剤
とから構成され、前記外筒体は、可撓性板状部材
からなり、その開口部の左右端縁を反対方向に折
り曲げてフランジ部を形成して構成し、また、前
記連結部材は、前記外筒体の開口部に形成された
各フランジ部を覆うよう平面視略チヤンネル状に
形成すると共に、前記フランジ部の当接側凹部内
にシール材を配置して構成したことを特徴とする
鋼管杭の防食カバーを、その要旨とするものであ
る。
〔実施例〕
以下本考案を実施例により図面を参照して具体
的に説明する。
第1図〜第6図は本考案の実施例からなる鋼管
杭の防食カバーを示し、第1図は本防食カバーを
鋼管杭の周囲に取り付けた状態の斜視説明図、第
2図は取付部材の斜視説明図、第3図は本防食カ
バーを鋼管杭の周囲に取り付けた状態の要部を示
す平面視断面拡大図、第4図は本防食カバーを鋼
管杭の周囲に取り付ける過程の第1段階を示す斜
視説明図、第5図は第4図−矢視断面図、第
6図は本防食カバーを鋼管杭の周囲に取り付ける
過程の第2段階を示す斜視説明図である。
図においてEは本考案の実施例からなる鋼管杭
の防食カバーで、鋼管杭Gの外周面を覆い側面に
軸線に沿つた開口部11を有する外筒体10と、
この外筒体10の前記開口部11を連結する連結
部材20と、3前記鋼管杭Gの外周面と外筒体1
0との間に充填された防食剤30とから構成され
ている。
そして本考案において、特に、前記外筒体10
は、可撓性板状部材からなり、その開口部11の
左右端縁を反対方向に折り曲げてフランジ部12
を形成して構成されており、また、前記連結部材
20は、前記外筒体10の開口部11に形成され
た各フランジ部12を覆うよう平面視略チヤンネ
ル状に形成すると共に、前記フランジ部12の当
接側凹部21内にシール材22を配置して構成さ
れている。
この構成をさらに説明すると、前記外筒体10
は、FRP、プラスチツク等可撓性板状部材から
なり、第1図、第3図及び第6図に示すように、
鋼管杭Gの外周面を覆うよう円筒状に弾性的に変
形させると共に、側面に軸線に沿つて開口部11
を形成し、しかもこの開口部11の左右端縁を反
対方向に平面視略コ字状に折り曲げてフランジ部
12が形成してある。
なお、上述した外筒体10の長さは、例えば海
中に立設された鋼管杭の吃水線付近など、過酷な
腐食環境に晒される部分を覆うことができる長さ
に設定してある。
また、上述した外筒体10の前記開口部11を
連結する連結部材20は、FRP、プラスチツク
又は金属等からなる素材を、第1図〜第3図に示
すように、前記外筒体10の開口部11に形成さ
れた各フランジ部12を覆うように平面視略チヤ
ンネル状に折り曲げて形成すると共に、前記左右
各フランジ部12の当接側凹部21内にそれぞれ
シール材22が充填してある。
さらに、本実施例においては、上述した連結部
材20の各左右凹部21内に充填されたシール材
22の対向面間の間隔をbとし(第2図参照)、
前記外筒体10の開口部11を閉口した場合にお
ける左右各フランジ部12の外側縁間寸法をaと
すると(第6図参照)、 b>a に設定されており、また、連結部材20の開口部
23の巾をdとし(第2図参照)、前記外筒体1
0の開口部11を閉口した場合における左右各フ
ランジ部12の足部13の外側面間寸法をcとす
ると(第6図参照)、 d>c に設定されている。
従つて、外筒体10の開口部11を閉口して、
開口部11に形成された左右フランジ部12に連
結部材20を装着する作業を容易化、確実化する
ことができる一方、上記装着に際して左右各フラ
ンジ部12の外側縁によつて、シール材22が削
落する恐れがない。
なお、上述した連結部材20の長さは、前述し
た外筒体10と同等の長さに設定されており、ま
た、上記シール材22としては、ゴム板、スポン
ジ板あるいはシーリングテープを接着剤で貼付け
たものや、ウレタン、チオコール、シリコン等を
主体としたコールドフローしないパテ状コーキン
グ剤を塗布したもの、あるいは、これらを二種以
上複合したものを用いることが好ましい。
また、前述したように鋼管杭Gの外周面と外筒
体10との間に充填された防食剤30には、エポ
キシ、ウレタン、チオコール、シリコン等、充填
時には流動性を有し、充填後、常温で所要時間養
生すると硬化して防食効果を奏するものを用いる
ことが好ましい。
つづいて上述した本防食カバーEを鋼管杭Gの
所要位置に取り付ける手順を第4図〜第6図を参
照しつつ説明する。
(1) まず第4図及び第5図に示すように、鋼管杭
Gの外周面に、本防食カバーEの取付位置の最
下部に位置せしめて、受台40を固定した後、
この受台40内に、前記防食剤30を充填す
る。
(2) 次に第6図に示すように、上述した受台40
の上方において、鋼管杭Gの外周面に外筒体1
0を巻き付け、左右各フランジ部12の各足部
13が、図示のように密着するよう開口部11
を仮り止めする。
なお、上述したように左右各フランジ部12
の各足部13が密着するよう開口部11を仮り
止めするに際しては、図示の如く、所要の位置
に門型のスペーサ50を配置し、このスペーサ
50を介してロープ等締付具60により締め付
けたり、あるいは、左右各フランジ部12の各
足部13の上部をU型プレートやシヤコマン等
の引寄具70を用いて各足部13が密着するよ
う開口部11を仮り止めすることが好ましい。
(3) つづいて、この開口部11を仮り止めした外
筒体10を下降せしめて、その下部を前記受台
40内に挿入する。
なお、外筒体10の受台40内への挿入は、
この受台40内に充填されている防食剤30が
未硬化状態の間に行う。
(4) しかる後、前述したように各足部13が密着
した状態の左右各フランジ部12の上方から、
連結部材20を挿入した後、前記スペーサ50
及び締付具60や引寄具70を除去する。つま
り開口部11の仮り止めを解除する。すると、
外筒体10を構成する可撓性板状部材10aの
可撓性によつて、密着していた各足部13が互
いに反対方向に自動的に開き、左右各フランジ
部12の外側縁が、連結部材20の凹部21内
に充填されているシール材22に圧着され、完
全にシールされる。一方、受台40内に充填さ
れている未硬化状態の防食剤30が流動して外
筒体10の下端を完全にシールする。
(5) この状態で、所定の時間おき上記受台40内
の防食剤30の硬化を待つ。
(6) 受台40内の防食剤30が硬化した後、鋼管
杭Gの外周面と外筒体10との間に防食剤30
を充填して硬化せしめる。(第1図参照) 〔考案の効果〕 本考案は上述したように構成したから、鋼管杭
への取り付けに際し、前記開口部を仮り止めした
左右各フランジ部に連結部材を挿入した後、開口
部の仮り止めを解除すると、外筒体を構成する可
撓性板状部材の可撓性によつて、密着していた左
右各フランジ部を互いに反対方向に自動的に開か
しめることができ、左右各フランジ部の外側縁
を、連結部材の凹部内に充填されているシール材
に圧着できて完全にシールすることができる。
さらに、このシール効果は、鋼管杭の外周面と
外筒体との間に防食剤を充填すると、左右各フラ
ンジ部が互いに反対方向に開く方向に圧力が作用
する関係上さらに助長され、シール効果をさらに
向上することができる。
従つて本考案は、防食カバーを構成する外筒体
の開口部の連結が極めて容易であるばかりでな
く、鋼管杭の外周面と外筒体との間に十分な量の
防食剤を充填でき優れた防食効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例からなる鋼管
杭の防食カバーを示し、第1図は本防食カバーを
鋼管杭の周囲に取り付けた状態の斜視説明図、第
2図は取付部材の斜視説明図、第3図は本防食カ
バーを鋼管杭の周囲に取り付けた状態の要部を示
す平面視断面拡大図、第4図は本防食カバーを鋼
管杭の周囲に取り付ける過程の第1段階を示す斜
視説明図、第5図は第4図−矢視断面図、第
6図は本防食カバーを鋼管杭の周囲に取り付ける
過程の第2段階を示す斜視説明図である。 10……外筒体、11……外筒体の開口部、1
2……外筒体のフランジ部、20……連結部材、
21……連結部材の凹部、22……シール材、3
0……防食剤、G……鋼管杭。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼管杭の外周面を覆い側面に軸線に沿つた開口
    部を有する外筒体と、この外筒体の前記開口部を
    連結する連結部材と、前記鋼管杭の外周面と外筒
    体との間に充填された防食剤とから構成され、前
    記外筒体は、可撓性板状部材からなり、その開口
    部の左右端縁を反対方向に折り曲げてフランジ部
    を形成して構成し、また、前記連結部材は、前記
    外筒体の開口部に形成された各フランジ部を覆う
    よう平面視略チヤンネル状に形成すると共に、前
    記フランジ部の当接側凹部内にシール材を配置し
    て構成したことを特徴とする鋼管杭の防食カバ
    ー。
JP9449684U 1984-06-26 1984-06-26 鋼管杭の防食カバ− Granted JPS6110348U (ja)

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JPS6110348U JPS6110348U (ja) 1986-01-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3741639B2 (ja) * 2001-11-07 2006-02-01 株式会社ナカボーテック 鋼管杭の被覆防食方法
JP3749854B2 (ja) * 2001-11-07 2006-03-01 株式会社ナカボーテック 鋼管杭の被覆防食方法
JP4488853B2 (ja) * 2004-09-22 2010-06-23 鹿島建設株式会社 結合治具および籠体
JP6823510B2 (ja) * 2017-03-14 2021-02-03 日鉄防食株式会社 鋼管矢板の防食構造体

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JPS6110348U (ja) 1986-01-22

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