JPH0342316B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342316B2 JPH0342316B2 JP59100423A JP10042384A JPH0342316B2 JP H0342316 B2 JPH0342316 B2 JP H0342316B2 JP 59100423 A JP59100423 A JP 59100423A JP 10042384 A JP10042384 A JP 10042384A JP H0342316 B2 JPH0342316 B2 JP H0342316B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strength
- warp
- denier
- adhesive tape
- elongation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は粘着テープ基布の経糸用ポリエステル
繊維に関する。 更に詳しくは、包装材用等の各種の接着材用等
に広く使用される粘着テープ基布の経糸用ポリエ
ステル繊維に関する。 従来技術 従来の粘着テープ基布の経糸用繊維としては、
レーヨンスフよりなる紡績糸、またはビニロン繊
維が使用されていた。しかしながら、前者は湿潤
時の強力が乾燥時に比べて45〜55%に低下するこ
と、基布に厚み斑があること、表面がフラツトで
ないこと及び接着剤である樹脂の付着量が過大に
なり易い等の多くの欠点があつた。また後者は素
材が高価であり、製造工程が煩雑であり、さらに
湿潤強度が70〜80%に低下する等の欠点があつ
た。 これらの欠点を解決するために、40デニール以
下の無撚マルチフイラメントを経糸とし、経糸の
2倍以上のデニールよりなる低収縮無撚マルチフ
イラメントを緯糸とし、且つ緯糸密度が7本/cm
以上であるポリエステル繊維織物からなる粘着テ
ープ基布が開発された(実開昭50−71570号公報
参照)。この基布は経糸のデニールが40デニール
以下とすることにより粘着テープの経糸強度を切
断し易い強度にすると共に、無撚糸を用いること
により経糸を容易に逐次切断できるようにしたも
のである。しかしながら、基布に厚み斑が生ずる
こと、表面がフラツトでないこと及び接着剤の接
着斑を避け得ない等の欠点を持つている。また経
糸の太さを0.3mm未満、緯糸の太さを0.3mm以上と
した布粘着テープ用基材も開発された(実開昭52
−58067号公報参照)。しかしながら、この基材は
経方向の強力を引裂可能な程度まで低下させてい
るが、経糸方向の伸びが49〜62%もあり、これだ
けの伸度を有するものでは切れが悪く、引裂後の
切口にほつれを生じ、美しい切口となり得なく、
また前記実開昭50−71570号公報におけると同様
な欠点も持つている。 また、一般に従来技術においては、無撚糸また
は有撚糸のいずれを用いる場合でも糊付けを行つ
ている。繊成後精練工程を通すと繊物の目づれが
発生するので、通常精練工程を省略し樹脂加工を
施している。その結果、残存糊剤の影響で樹脂と
基布間の剥離強力が低下する。そのため粘着テー
プの手切れ性が悪化すると共に切口が複雑となり
醜いものとなる欠点があつた。 発明の目的 本発明は従来の粘着テープ基布の欠点を改善す
べくなされたもので、その目的は無撚、無糊で製
繊でき、湿潤時においても樹脂と基布間の接着強
力の低下がなく、かつ粘着テープの手切れ性も良
好で切口も美しく得られる粘着テープ基布の経糸
用ポリエステル繊維を提供せんとするものであ
る。 発明の構成 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の
結果、粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊維
として特定組成のポリエステル繊維を使用し、無
撚、無糊で製織すると前記目的とするような特性
を持つ粘着テープが得られることを究明し得た。
この知見に基いて本発明を完成した。 本発明の要旨は、 −SO3M基(ただし、Mは水素または金属イオ
ンを表わす)を有する二官能性化合物を1〜15モ
ル%共重合したりポリエステル繊維からなり、該
繊維の単糸繊度が1〜5デニール、総繊度が30〜
125デニール、強度が2.5g/デニール以上、見掛
け伸度が27%以下、強度×√伸度が下記範囲を満
足し、且つ交絡度で20個/m以上交絡処理された
ものからなることを特徴とする粘着テープ基布の
経糸用ポリエステル繊維。 10強度×√伸度26 にある。 本発明において使用する−SO3M(Mは水素ま
たは金属イオンを表わす、以下同様)を有する二
官能性化合物としては、−SO3M基含有ジカルボ
ン酸ジオール,オキシ酸が挙げられる。 −SO3M基のMが金属である場合の金属として
は、Li+,Na+,Mg++,Ca++,Cu++,Fe++また
はFe+++等が挙げられる。その中でもNa+,Li+
が好ましい。 −SO4M基が芳香族核に直結した化合物とし
て、次の一般式で示される化合物が挙げられる。 (1) 一般式 (式中、Xは3価の芳香族炭化水素基、Yは2
価の芳香族炭化水素基,Rは水素または炭素数1
〜4のアルキル基,Mは水素,Li,Na,K,
Mg,Ca,Fe等の金属、aは1.2または3を表わ
す。) (2) 一般式 (式中、Rは水素,炭素数1〜8のアルキル
基、またはフエニル基、MはNa,Li,K,Mg,
Ca,Cu,Fe等の金属、aは1,2,または3を
表わす。) で示される化合物が挙げられる。具体的には、ス
ルホイソフタール酸,スルホテレフタール酸,ス
ルホフタール酸または4−スルホナフタレン2.7
ジカルボン酸の金属塩、4−ソジオスルフエニル
−3−5−ジカルボメトキシベンゼンスルホネー
ト,4−リチオスルホフエニール3,5−ジカル
ボメトキシベンゼンスルホネート,6−ソジオス
ルホ−2−ナフチル3,5−ジカルボメトキシベ
ンゼンスルホネート,5−〔4−(ソジオスルホ)
−フエノキシ〕イソフタール酸ジメチル,5−
〔(ソジオスルホ)フエノキシ〕テレフタール酸ジ
メチル及び5−〔4.(ソジオスルホ)・フエノキシ〕
イソフタール酸等が挙げられる。そのうち、Na
金属が結合しているソジオスルホイソフタール酸
が特に好ましい。 −SO3M基を有する二官能性化合物の作用はポ
リエステル繊維の配向度を下げて強度または伸度
もしくは両者を下げることにある。また該化合物
の共重合割合は1〜15モル%であることがよい。
1モル%より少ないと強度×√伸度が26を越え粘
着テープの切れが悪くなり、また引裂後の切口に
ほつれを生ずる。また15モル%を超えると強度×
√伸度が10未満になり整経及び製織時に糸切れを
起こす欠点が生ずる。 ポリエステル繊維の単位繊度は1〜5デニール
の範囲であることが好ましい。1デニール未満で
は交絡処理の際、毛羽などが発生しやすくなり、
5デニールを越えると交絡処理の際、交絡性が低
下し、そのため繊成が円滑に進まずまた引裂性が
低下する欠点が生ずる。 総繊度は30〜125デニールの範囲であることが
好ましい。30デニール未満では経糸密度を40〜70
本/インチとした場合織布強度が粘着テープ用基
布としては低過ぎて実用的でない。また125デニ
ールを越えると逆に引裂強力が高過ぎて好ましく
ない。特に好ましい範囲は50〜80デニールであ
る。 強度は2.5g/デニール以上であることが好ま
しい。2.5g/デニール未満では交絡処理の際毛
羽が発生したり単糸切れが発生したりする。また
強度は伸度にもよるが、3.5〜5.0g/デニールで
あることが最も好ましい。 見掛け伸度は27%以下であることが好ましい。
27%を越えると引裂強力が増加し、手切れ性が悪
くなる欠点が生じる。 インターレースの交絡個数は20個/m以上であ
ることが必要である。交絡個数が少いと十分な抱
合性が得られず無撚,無糊での製織が困難とな
る。なお、本発明において言う交絡処理とはイン
ターレース加工処理を言う。 交絡処理されたポリエステルマルチフイラメン
トは交絡点(結節点)を多数有するので、見掛け
伸度は低下する。例えばインターレース度50個/
mの場合、見掛け伸度が約5%低下する。交絡処
理により見掛け伸度が約5%低下した糸を経糸と
して用いた織物に樹脂を被覆させた粘着テープを
作成すると、引裂強力が約50%低下する。一方経
方向の引張強力の低下は約10%程度にとどまり、
実質的に十分な強力を保持する。その結果、粘着
テープの手切れ性が良好で切口も美しいものとな
る。 以上の特定要件を具備したポリエステル繊維を
粘着テープ基布の経糸として使用すると、実質的
に無撚無糊で使用し得られ、従来のものの欠点を
なくし得られる。 基布の緯糸は特に制限がないが、経糸と同様に
無撚糸であつて強度は経糸より高くするのが手切
れ性,切口の性状等がよい点で好ましい。 実施例及び比較例 ソジオスルホイソフタル酸を共重合させた各種
繊度のポリエステルマルチフイラメントを作成
し、通常の条件でインターレース加工を施した。 次いで、該マルチフイラメントを経糸に用い、
総繊度100デニール、48フイラメントのポリエス
テルマルチフイラメント(強度5.2g/デニール、
伸度33%)を緯糸に用いて、織密度を経方向50
本/インチ、緯方向45本/インチで製織した。こ
れを基布とし、厚さ60ミクロンのポリエチレンフ
イルムを溶融押出して基布の表側に貼合せラミネ
ートした。 さらにラミネートされた基布の表側に離型剤,
裏側にアクリル酸系の接着剤を付与して粘着テー
プを作成した。その手切れ性,切口の評価結果は
下記の表に示す通りであつた。
繊維に関する。 更に詳しくは、包装材用等の各種の接着材用等
に広く使用される粘着テープ基布の経糸用ポリエ
ステル繊維に関する。 従来技術 従来の粘着テープ基布の経糸用繊維としては、
レーヨンスフよりなる紡績糸、またはビニロン繊
維が使用されていた。しかしながら、前者は湿潤
時の強力が乾燥時に比べて45〜55%に低下するこ
と、基布に厚み斑があること、表面がフラツトで
ないこと及び接着剤である樹脂の付着量が過大に
なり易い等の多くの欠点があつた。また後者は素
材が高価であり、製造工程が煩雑であり、さらに
湿潤強度が70〜80%に低下する等の欠点があつ
た。 これらの欠点を解決するために、40デニール以
下の無撚マルチフイラメントを経糸とし、経糸の
2倍以上のデニールよりなる低収縮無撚マルチフ
イラメントを緯糸とし、且つ緯糸密度が7本/cm
以上であるポリエステル繊維織物からなる粘着テ
ープ基布が開発された(実開昭50−71570号公報
参照)。この基布は経糸のデニールが40デニール
以下とすることにより粘着テープの経糸強度を切
断し易い強度にすると共に、無撚糸を用いること
により経糸を容易に逐次切断できるようにしたも
のである。しかしながら、基布に厚み斑が生ずる
こと、表面がフラツトでないこと及び接着剤の接
着斑を避け得ない等の欠点を持つている。また経
糸の太さを0.3mm未満、緯糸の太さを0.3mm以上と
した布粘着テープ用基材も開発された(実開昭52
−58067号公報参照)。しかしながら、この基材は
経方向の強力を引裂可能な程度まで低下させてい
るが、経糸方向の伸びが49〜62%もあり、これだ
けの伸度を有するものでは切れが悪く、引裂後の
切口にほつれを生じ、美しい切口となり得なく、
また前記実開昭50−71570号公報におけると同様
な欠点も持つている。 また、一般に従来技術においては、無撚糸また
は有撚糸のいずれを用いる場合でも糊付けを行つ
ている。繊成後精練工程を通すと繊物の目づれが
発生するので、通常精練工程を省略し樹脂加工を
施している。その結果、残存糊剤の影響で樹脂と
基布間の剥離強力が低下する。そのため粘着テー
プの手切れ性が悪化すると共に切口が複雑となり
醜いものとなる欠点があつた。 発明の目的 本発明は従来の粘着テープ基布の欠点を改善す
べくなされたもので、その目的は無撚、無糊で製
繊でき、湿潤時においても樹脂と基布間の接着強
力の低下がなく、かつ粘着テープの手切れ性も良
好で切口も美しく得られる粘着テープ基布の経糸
用ポリエステル繊維を提供せんとするものであ
る。 発明の構成 本発明者らは前記目的を達成すべく鋭意研究の
結果、粘着テープ基布の経糸用ポリエステル繊維
として特定組成のポリエステル繊維を使用し、無
撚、無糊で製織すると前記目的とするような特性
を持つ粘着テープが得られることを究明し得た。
この知見に基いて本発明を完成した。 本発明の要旨は、 −SO3M基(ただし、Mは水素または金属イオ
ンを表わす)を有する二官能性化合物を1〜15モ
ル%共重合したりポリエステル繊維からなり、該
繊維の単糸繊度が1〜5デニール、総繊度が30〜
125デニール、強度が2.5g/デニール以上、見掛
け伸度が27%以下、強度×√伸度が下記範囲を満
足し、且つ交絡度で20個/m以上交絡処理された
ものからなることを特徴とする粘着テープ基布の
経糸用ポリエステル繊維。 10強度×√伸度26 にある。 本発明において使用する−SO3M(Mは水素ま
たは金属イオンを表わす、以下同様)を有する二
官能性化合物としては、−SO3M基含有ジカルボ
ン酸ジオール,オキシ酸が挙げられる。 −SO3M基のMが金属である場合の金属として
は、Li+,Na+,Mg++,Ca++,Cu++,Fe++また
はFe+++等が挙げられる。その中でもNa+,Li+
が好ましい。 −SO4M基が芳香族核に直結した化合物とし
て、次の一般式で示される化合物が挙げられる。 (1) 一般式 (式中、Xは3価の芳香族炭化水素基、Yは2
価の芳香族炭化水素基,Rは水素または炭素数1
〜4のアルキル基,Mは水素,Li,Na,K,
Mg,Ca,Fe等の金属、aは1.2または3を表わ
す。) (2) 一般式 (式中、Rは水素,炭素数1〜8のアルキル
基、またはフエニル基、MはNa,Li,K,Mg,
Ca,Cu,Fe等の金属、aは1,2,または3を
表わす。) で示される化合物が挙げられる。具体的には、ス
ルホイソフタール酸,スルホテレフタール酸,ス
ルホフタール酸または4−スルホナフタレン2.7
ジカルボン酸の金属塩、4−ソジオスルフエニル
−3−5−ジカルボメトキシベンゼンスルホネー
ト,4−リチオスルホフエニール3,5−ジカル
ボメトキシベンゼンスルホネート,6−ソジオス
ルホ−2−ナフチル3,5−ジカルボメトキシベ
ンゼンスルホネート,5−〔4−(ソジオスルホ)
−フエノキシ〕イソフタール酸ジメチル,5−
〔(ソジオスルホ)フエノキシ〕テレフタール酸ジ
メチル及び5−〔4.(ソジオスルホ)・フエノキシ〕
イソフタール酸等が挙げられる。そのうち、Na
金属が結合しているソジオスルホイソフタール酸
が特に好ましい。 −SO3M基を有する二官能性化合物の作用はポ
リエステル繊維の配向度を下げて強度または伸度
もしくは両者を下げることにある。また該化合物
の共重合割合は1〜15モル%であることがよい。
1モル%より少ないと強度×√伸度が26を越え粘
着テープの切れが悪くなり、また引裂後の切口に
ほつれを生ずる。また15モル%を超えると強度×
√伸度が10未満になり整経及び製織時に糸切れを
起こす欠点が生ずる。 ポリエステル繊維の単位繊度は1〜5デニール
の範囲であることが好ましい。1デニール未満で
は交絡処理の際、毛羽などが発生しやすくなり、
5デニールを越えると交絡処理の際、交絡性が低
下し、そのため繊成が円滑に進まずまた引裂性が
低下する欠点が生ずる。 総繊度は30〜125デニールの範囲であることが
好ましい。30デニール未満では経糸密度を40〜70
本/インチとした場合織布強度が粘着テープ用基
布としては低過ぎて実用的でない。また125デニ
ールを越えると逆に引裂強力が高過ぎて好ましく
ない。特に好ましい範囲は50〜80デニールであ
る。 強度は2.5g/デニール以上であることが好ま
しい。2.5g/デニール未満では交絡処理の際毛
羽が発生したり単糸切れが発生したりする。また
強度は伸度にもよるが、3.5〜5.0g/デニールで
あることが最も好ましい。 見掛け伸度は27%以下であることが好ましい。
27%を越えると引裂強力が増加し、手切れ性が悪
くなる欠点が生じる。 インターレースの交絡個数は20個/m以上であ
ることが必要である。交絡個数が少いと十分な抱
合性が得られず無撚,無糊での製織が困難とな
る。なお、本発明において言う交絡処理とはイン
ターレース加工処理を言う。 交絡処理されたポリエステルマルチフイラメン
トは交絡点(結節点)を多数有するので、見掛け
伸度は低下する。例えばインターレース度50個/
mの場合、見掛け伸度が約5%低下する。交絡処
理により見掛け伸度が約5%低下した糸を経糸と
して用いた織物に樹脂を被覆させた粘着テープを
作成すると、引裂強力が約50%低下する。一方経
方向の引張強力の低下は約10%程度にとどまり、
実質的に十分な強力を保持する。その結果、粘着
テープの手切れ性が良好で切口も美しいものとな
る。 以上の特定要件を具備したポリエステル繊維を
粘着テープ基布の経糸として使用すると、実質的
に無撚無糊で使用し得られ、従来のものの欠点を
なくし得られる。 基布の緯糸は特に制限がないが、経糸と同様に
無撚糸であつて強度は経糸より高くするのが手切
れ性,切口の性状等がよい点で好ましい。 実施例及び比較例 ソジオスルホイソフタル酸を共重合させた各種
繊度のポリエステルマルチフイラメントを作成
し、通常の条件でインターレース加工を施した。 次いで、該マルチフイラメントを経糸に用い、
総繊度100デニール、48フイラメントのポリエス
テルマルチフイラメント(強度5.2g/デニール、
伸度33%)を緯糸に用いて、織密度を経方向50
本/インチ、緯方向45本/インチで製織した。こ
れを基布とし、厚さ60ミクロンのポリエチレンフ
イルムを溶融押出して基布の表側に貼合せラミネ
ートした。 さらにラミネートされた基布の表側に離型剤,
裏側にアクリル酸系の接着剤を付与して粘着テー
プを作成した。その手切れ性,切口の評価結果は
下記の表に示す通りであつた。
【表】
【表】
この結果が示すように、本発明の経糸用ポリエ
ステル繊維における必須要件である−SO3M基を
有する二官能性化合物を1〜15モル%共重合した
ポリエステル繊維からなり、単糸繊度1〜5デニ
ール、総繊度30〜125デニール、強度2.5g/デニ
ール以上、強度×√伸度が10〜26であつて、交絡
度20個/m以上の交絡処理された見掛け伸度が27
%以下のものが手切れ性、切口の美しさも優れた
ものとなる。しかし、それらの条件が1つでも欠
けると前記性質が悪くなることがわかる。 発明の効果 本発明の粘着テープ基布の経糸用ポリエステル
繊維は次のような優れた効果を有する。 (1) これを経糸として使用することにより、実質
的に無撚無糊で製織性をそこなうことなく製織
し得られ、糊付け工程を省略し得られ、従来品
に比べ高性能で薄地の基布とすることができ
る。 (2) 糊剤で織成するため、糊剤が基布に残存しな
いので樹脂と基布間の接着強力低下がなく、湿
潤時にも同様な効果が得られる。 (3) 粘着テープの手切れ性が良好で、その切口も
美しい。
ステル繊維における必須要件である−SO3M基を
有する二官能性化合物を1〜15モル%共重合した
ポリエステル繊維からなり、単糸繊度1〜5デニ
ール、総繊度30〜125デニール、強度2.5g/デニ
ール以上、強度×√伸度が10〜26であつて、交絡
度20個/m以上の交絡処理された見掛け伸度が27
%以下のものが手切れ性、切口の美しさも優れた
ものとなる。しかし、それらの条件が1つでも欠
けると前記性質が悪くなることがわかる。 発明の効果 本発明の粘着テープ基布の経糸用ポリエステル
繊維は次のような優れた効果を有する。 (1) これを経糸として使用することにより、実質
的に無撚無糊で製織性をそこなうことなく製織
し得られ、糊付け工程を省略し得られ、従来品
に比べ高性能で薄地の基布とすることができ
る。 (2) 糊剤で織成するため、糊剤が基布に残存しな
いので樹脂と基布間の接着強力低下がなく、湿
潤時にも同様な効果が得られる。 (3) 粘着テープの手切れ性が良好で、その切口も
美しい。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 −SO3M基(ただし、Mは水素または金属イ
オンを表わす)を有する二官能性化合物を1〜15
モル%共重合したポリエステル繊維からなり、該
繊維の単糸繊度が1〜5デニール、総繊度が30〜
125デニール、強度が2.5g/デニール以上、見掛
け伸度が27%以下、強度×√伸度が下記範囲を満
足し、且つ交絡度で20個/m以上交絡処理された
ものからなることを特徴とする粘着テープ基布の
経糸用ポリエステル繊維。 10強度×√伸度26 2 −SO3M基(Mは前記と同じものを表わす)
を有する二官能性化合物がソジオスルホイソフタ
ル酸である特許請求の範囲第1項記載の粘着テー
プ基布の経糸用ポリエステル繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042384A JPS60245684A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10042384A JPS60245684A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60245684A JPS60245684A (ja) | 1985-12-05 |
| JPH0342316B2 true JPH0342316B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=14273560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10042384A Granted JPS60245684A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 粘着テ−プ基布の経糸用ポリエステル繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60245684A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5483856B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2014-05-07 | Kbセーレン株式会社 | 粘着テープ用基布 |
| JP2010229567A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Sekisui Chem Co Ltd | 手切れ性付与基材およびそれを用いた粘着テープ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5787079A (en) * | 1980-11-18 | 1982-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electrolyte filling type battery |
| JPS5891845A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-31 | 帝人株式会社 | 粘着テ−プ用基布 |
| JPS5893770A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-03 | Teijin Ltd | 粘着テ−プおよびその製造方法 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10042384A patent/JPS60245684A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60245684A (ja) | 1985-12-05 |
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