JPH0342715B2 - - Google Patents
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- JPH0342715B2 JPH0342715B2 JP61177823A JP17782386A JPH0342715B2 JP H0342715 B2 JPH0342715 B2 JP H0342715B2 JP 61177823 A JP61177823 A JP 61177823A JP 17782386 A JP17782386 A JP 17782386A JP H0342715 B2 JPH0342715 B2 JP H0342715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- amorphous metal
- pile
- metal sheet
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Carpets (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電磁波シールド性を有するパイル敷物
に関するものである。更に詳しく述べるならば、
少なくとも1層のアモルフアス金属シート層、を
含み、電磁波に対するシールド性のすぐれたパイ
ル敷物に関するものである。
に関するものである。更に詳しく述べるならば、
少なくとも1層のアモルフアス金属シート層、を
含み、電磁波に対するシールド性のすぐれたパイ
ル敷物に関するものである。
近年エレクトロニクス機器の発達および普及に
伴い、これらの機器を、その設置場所において、
静電気、および/又は、電磁波の悪影響から保護
することのできる床用敷物が求められている。
伴い、これらの機器を、その設置場所において、
静電気、および/又は、電磁波の悪影響から保護
することのできる床用敷物が求められている。
従来上記の目的のために、敷物の上表層を、導
電性繊維により形成するとか、或は、敷物の裏打
層を、カーボン粉末又はカーボン繊維、或は金属
箔又は金属粉を含有する導電性材料により形成す
ることなどが実用されている。しかしながら、上
述のような導電性敷物は、その電磁波シールド性
が不十分であるため、エレクトロニクス機器を電
磁波の悪影響から十分に保護することのできない
ものであつた。
電性繊維により形成するとか、或は、敷物の裏打
層を、カーボン粉末又はカーボン繊維、或は金属
箔又は金属粉を含有する導電性材料により形成す
ることなどが実用されている。しかしながら、上
述のような導電性敷物は、その電磁波シールド性
が不十分であるため、エレクトロニクス機器を電
磁波の悪影響から十分に保護することのできない
ものであつた。
本発明は、従来の導電性敷物の低電磁波シール
ド性という問題点を解消し、すぐれた電磁波シー
ルド性を有し、エレクトロニクス機器を電磁波の
悪影響から十分に保護することのできる、新規な
パイル敷物を提供しようとするものである。
ド性という問題点を解消し、すぐれた電磁波シー
ルド性を有し、エレクトロニクス機器を電磁波の
悪影響から十分に保護することのできる、新規な
パイル敷物を提供しようとするものである。
本発明の電磁波シールド性パイル敷物は、繊維
材料からなる基布、およびこの基布からその表面
の上に伸び出ている繊維パイル層からなる繊維上
表層と、この繊維上表層の裏面側に形成され、少
なくとも1層の金属シート含有層および少なくと
も1層の重合体材料層、を有する裏打層とを有
し、 前記金属シート含有層が、複数枚のアモルフア
ス金属薄膜リボンを並列に配列し、その隣接対向
している側縁部を互いに接着して形成された少な
くとも1枚のアモルフアス金属シートを含有して
いることを特徴とするものである。
材料からなる基布、およびこの基布からその表面
の上に伸び出ている繊維パイル層からなる繊維上
表層と、この繊維上表層の裏面側に形成され、少
なくとも1層の金属シート含有層および少なくと
も1層の重合体材料層、を有する裏打層とを有
し、 前記金属シート含有層が、複数枚のアモルフア
ス金属薄膜リボンを並列に配列し、その隣接対向
している側縁部を互いに接着して形成された少な
くとも1枚のアモルフアス金属シートを含有して
いることを特徴とするものである。
本発明のパイル敷物において、パイル上表層
は、繊維材料からなる基布層と、この基布層から
基布層表面の上に伸び出ているパイルからなるパ
イル層によつて構成される。
は、繊維材料からなる基布層と、この基布層から
基布層表面の上に伸び出ているパイルからなるパ
イル層によつて構成される。
パイル上表層を形成する繊維の種類には格別の
限定はなく、綿、麻、羊毛など天然繊維や、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイ
ロン6、ナイロン66、アクリル重合体などの合成
重合体から形成された合成繊維、酢酸セルロース
などの半合成繊維などの1種以上を用いて形成さ
れていてもよく、更に、ガラス繊維、カーボン繊
維や金属繊維が混用されていてもよい。これらの
繊維は、綿状、又は糸(スパンヤーン又はマルチ
フイラメントヤーン)、テープヤーン、スプリツ
トヤーン或いは、円形又は異形断面を有するモノ
フイラメント、偏平モノフイラメントなどのいづ
れの形状で用いられていてもよい。また、パイル
上表層に用いられる立毛布帛は、カツトパイル布
帛、ループパイル布帛、ニードルパンチ立毛布
帛、タフテツド立毛布帛などの既知の立毛布帛の
いづれであつてもよい。パイル上表層には、カー
ボン繊維や金属繊維などの導電性材料が含まれて
いてもよい。
限定はなく、綿、麻、羊毛など天然繊維や、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイ
ロン6、ナイロン66、アクリル重合体などの合成
重合体から形成された合成繊維、酢酸セルロース
などの半合成繊維などの1種以上を用いて形成さ
れていてもよく、更に、ガラス繊維、カーボン繊
維や金属繊維が混用されていてもよい。これらの
繊維は、綿状、又は糸(スパンヤーン又はマルチ
フイラメントヤーン)、テープヤーン、スプリツ
トヤーン或いは、円形又は異形断面を有するモノ
フイラメント、偏平モノフイラメントなどのいづ
れの形状で用いられていてもよい。また、パイル
上表層に用いられる立毛布帛は、カツトパイル布
帛、ループパイル布帛、ニードルパンチ立毛布
帛、タフテツド立毛布帛などの既知の立毛布帛の
いづれであつてもよい。パイル上表層には、カー
ボン繊維や金属繊維などの導電性材料が含まれて
いてもよい。
本発明の敷物において、パイル上表層の裏面側
に積層結着されている裏打層中の重合体材料層は
熱可塑性重合体材料又はゴムを母材として形成さ
れる。このような重合体材料としては、ポリ塩化
ビニール(PVC)、ポリウレタン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アスフアル
ト、ビチユーメンなどが用いられ、ゴムとして
は、天然ゴム、並びに、SBR、およびクロルス
ルホン化ポリエチレンゴムなどのような合成ゴム
を用いることができる。最も好ましい重合体材料
としてはPVCがあり、これは可塑剤、充填剤、
着色剤、安定剤および/又はその他の変性剤を含
有していてもよい。母材中には、アタクチツクポ
リプロピレンおよび/或は、ビチユーメンなどの
増量剤および/又は、カーボンブラツク、導電性
繊維、金属粉などの導電性添加剤を含有していて
もよい。
に積層結着されている裏打層中の重合体材料層は
熱可塑性重合体材料又はゴムを母材として形成さ
れる。このような重合体材料としては、ポリ塩化
ビニール(PVC)、ポリウレタン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アスフアル
ト、ビチユーメンなどが用いられ、ゴムとして
は、天然ゴム、並びに、SBR、およびクロルス
ルホン化ポリエチレンゴムなどのような合成ゴム
を用いることができる。最も好ましい重合体材料
としてはPVCがあり、これは可塑剤、充填剤、
着色剤、安定剤および/又はその他の変性剤を含
有していてもよい。母材中には、アタクチツクポ
リプロピレンおよび/或は、ビチユーメンなどの
増量剤および/又は、カーボンブラツク、導電性
繊維、金属粉などの導電性添加剤を含有していて
もよい。
本発明のパイル上表層と裏打層とを含んでなる
パイル繊維において、裏打層に少なくとも1層の
アモルフアス金属シート含有層が含まれる。
パイル繊維において、裏打層に少なくとも1層の
アモルフアス金属シート含有層が含まれる。
アモルフアス(非晶質)金属を利用して静電気
および電磁波の両方に対して高い遮蔽および保護
効果を有する材料を開発しようとする試みが従前
からなされてきた。一般に、アモルフアス金属
は、幅2.54〜10.16cmのリボン状材料として供給
されており、近い将来、幅20.32cmのものが供給
されることが期待されている。従つて、このよう
なリボン状、又は小幅材料を、本発明のような広
幅シートの分野に利用することは到底不可能と考
えられていた。
および電磁波の両方に対して高い遮蔽および保護
効果を有する材料を開発しようとする試みが従前
からなされてきた。一般に、アモルフアス金属
は、幅2.54〜10.16cmのリボン状材料として供給
されており、近い将来、幅20.32cmのものが供給
されることが期待されている。従つて、このよう
なリボン状、又は小幅材料を、本発明のような広
幅シートの分野に利用することは到底不可能と考
えられていた。
しかしながら本発明者らは、リボン状、又は小
幅アモルフアス金属薄膜から広幅薄膜を構成し、
この広幅アモルフアス金属シートを用いて、電磁
波シールド性にすぐれたパイル敷物の開発に成功
したものである。このような広幅アモルフアス金
属シートを得るには、複数枚のアモルフアス金属
薄膜リボンを並列に配置し、互いに隣接する前記
リボンの側縁部を接着する。必要に応じて、この
広幅シートの少くとも一面上に可撓性重合体材料
からなる保護被覆層を形成して補強された広幅長
尺のアモルフアス金属積層シートとしてもよい。
幅アモルフアス金属薄膜から広幅薄膜を構成し、
この広幅アモルフアス金属シートを用いて、電磁
波シールド性にすぐれたパイル敷物の開発に成功
したものである。このような広幅アモルフアス金
属シートを得るには、複数枚のアモルフアス金属
薄膜リボンを並列に配置し、互いに隣接する前記
リボンの側縁部を接着する。必要に応じて、この
広幅シートの少くとも一面上に可撓性重合体材料
からなる保護被覆層を形成して補強された広幅長
尺のアモルフアス金属積層シートとしてもよい。
本発明のパイル敷物に有用なアモルフアス金属
薄膜リボンは、アモルフアス金属シート単独から
形成されたものであつてもよいし、アモルフアス
金属薄膜と、その少くとも1面を被覆している導
電性金属メツキ層とからなるものであつてもよ
い。
薄膜リボンは、アモルフアス金属シート単独から
形成されたものであつてもよいし、アモルフアス
金属薄膜と、その少くとも1面を被覆している導
電性金属メツキ層とからなるものであつてもよ
い。
メツキに用いられる導電性金属としては、例え
ば銅、ニツケル、コバルト、鉄、アルミニウム、
金、銀、錫、亜鉛およびこれらから選ばれた2種
以上の合金などを用いることができる。このよう
な金属によつて得られるメツキ薄膜は、アモルフ
アス金属の具有する磁界シールド性に、メツキ層
による電界シールド性が加算され、薄膜全体とし
て、低周波から高周波までの広範囲の電磁波に対
して、すぐれたシールド効果を示すことができ
る。また、導電性金属メツキ層はアモルフアス金
属薄膜の半田又は接着剤の接着性を向上させる効
果も有している。
ば銅、ニツケル、コバルト、鉄、アルミニウム、
金、銀、錫、亜鉛およびこれらから選ばれた2種
以上の合金などを用いることができる。このよう
な金属によつて得られるメツキ薄膜は、アモルフ
アス金属の具有する磁界シールド性に、メツキ層
による電界シールド性が加算され、薄膜全体とし
て、低周波から高周波までの広範囲の電磁波に対
して、すぐれたシールド効果を示すことができ
る。また、導電性金属メツキ層はアモルフアス金
属薄膜の半田又は接着剤の接着性を向上させる効
果も有している。
本発明に用いられるアモルフアス金属の種類に
ついては、それが、静電気および電磁波から、エ
レクトロニクス機器を保護する効果を有している
限り、格別の限定はなく、市販の材料から選択す
ることができるが、一般には鉄を主成分とし、こ
れにホウ素、硅素、炭素、ニツケル、コバルト、
およびモリブデンなどから選ばれた1種以上を添
加して得られるアモルフアス合金から選ばれるこ
とが好ましい。例えば、アライド社からの商品名
METGLAS No.2605SC(Fe:81%、B:13.5%、
Si:3.5%、C:2%のアモルフアス合金)、No.
2605S−2(Fe:78%、B:13%、Si:9%のア
モルフアス合金)、No.2605−CO(Fe:87部、B:
14部、Si:1部、Co:18部のアモルフアス合
金)、No.2826−MB(Fe:40%、Ni:38%、Mo:
4%、B:18%のアモルフアス合金)などを用い
ることができる。
ついては、それが、静電気および電磁波から、エ
レクトロニクス機器を保護する効果を有している
限り、格別の限定はなく、市販の材料から選択す
ることができるが、一般には鉄を主成分とし、こ
れにホウ素、硅素、炭素、ニツケル、コバルト、
およびモリブデンなどから選ばれた1種以上を添
加して得られるアモルフアス合金から選ばれるこ
とが好ましい。例えば、アライド社からの商品名
METGLAS No.2605SC(Fe:81%、B:13.5%、
Si:3.5%、C:2%のアモルフアス合金)、No.
2605S−2(Fe:78%、B:13%、Si:9%のア
モルフアス合金)、No.2605−CO(Fe:87部、B:
14部、Si:1部、Co:18部のアモルフアス合
金)、No.2826−MB(Fe:40%、Ni:38%、Mo:
4%、B:18%のアモルフアス合金)などを用い
ることができる。
また、上記の鉄を主成分とする合金系の外に、
コバルトを主成分とする合金系(例えば
Co90Zr10、Co78Si10B12、Co56Cr26C18、
Co44Mo36C20、Co34Cr28Mo20C18)、ニツケルを主
成分とする合金系(例えばNi90Zr10、
Ni78Si10B12、Ni34Cr24Mo24C18)、およびその他
の金属を主成分とする合金系(例えばPd80Si20、
Cu80Zr20、Nb50Ti50、Ti50Cu50)等も利用でき
る。
コバルトを主成分とする合金系(例えば
Co90Zr10、Co78Si10B12、Co56Cr26C18、
Co44Mo36C20、Co34Cr28Mo20C18)、ニツケルを主
成分とする合金系(例えばNi90Zr10、
Ni78Si10B12、Ni34Cr24Mo24C18)、およびその他
の金属を主成分とする合金系(例えばPd80Si20、
Cu80Zr20、Nb50Ti50、Ti50Cu50)等も利用でき
る。
これらのアモルフアス金属材料は、前述のよう
にリボン又は小幅シートの形状で供給されている
ので、本発明において、これらを使用するために
は、複数個のリボン状又は小幅シート状アモルフ
アス金属材料を互に並列に配列し、互に隣接する
リボンの対向する側縁部を接着剤又は半田により
接着して、所望の幅を有するシート状体とする。
このとき接着剤は、導電性であることが好まし
い。
にリボン又は小幅シートの形状で供給されている
ので、本発明において、これらを使用するために
は、複数個のリボン状又は小幅シート状アモルフ
アス金属材料を互に並列に配列し、互に隣接する
リボンの対向する側縁部を接着剤又は半田により
接着して、所望の幅を有するシート状体とする。
このとき接着剤は、導電性であることが好まし
い。
本発明のパイル敷物において、アモルフアス金
属シートの厚さには、格別の限定はないが、
100μm以下の厚さを有することが好ましく、
70μm以下の厚さを有することがより好ましく、
この厚さは10〜70μmの範囲内にあることが更に
好ましく、20〜40μmの範囲内にあることが、よ
り一層好ましい。
属シートの厚さには、格別の限定はないが、
100μm以下の厚さを有することが好ましく、
70μm以下の厚さを有することがより好ましく、
この厚さは10〜70μmの範囲内にあることが更に
好ましく、20〜40μmの範囲内にあることが、よ
り一層好ましい。
アモルフアス金属薄膜の厚さが70μmより大き
くなると、その剛性が過大となり、長尺にわたり
巻き取ることが困難になることがある。また、得
られる敷物も取扱いが難かしくなる。
くなると、その剛性が過大となり、長尺にわたり
巻き取ることが困難になることがある。また、得
られる敷物も取扱いが難かしくなる。
アモルフアス金属薄膜上に形成される導電性金
属メツキ層の厚さにも格別の限定はないが、その
効果を十分に発揮するためには0.1μm以上の厚さ
を有することが好ましく、0.1〜5μm程度の厚さ
を有することがより好ましい。
属メツキ層の厚さにも格別の限定はないが、その
効果を十分に発揮するためには0.1μm以上の厚さ
を有することが好ましく、0.1〜5μm程度の厚さ
を有することがより好ましい。
アモルフアス金属薄膜リボンを半田接着して得
られた広幅シートは、全体として導電性を有し、
電磁波シールド性のすぐれたものである。半田接
着は、連続的に又はスポツト的に行うことが好ま
しい。また、リボンを導電性接着剤で連続的に又
はスポツト的に接着してもよい。リボンを単にそ
の側縁部を重ねるだけで導電性接着剤により接着
しない場合、又は、非導電性接着剤等で接着した
場合は、アモルフアス金属薄膜の電気的接触が不
十分となり電界シールド性が不十分となることが
ある。
られた広幅シートは、全体として導電性を有し、
電磁波シールド性のすぐれたものである。半田接
着は、連続的に又はスポツト的に行うことが好ま
しい。また、リボンを導電性接着剤で連続的に又
はスポツト的に接着してもよい。リボンを単にそ
の側縁部を重ねるだけで導電性接着剤により接着
しない場合、又は、非導電性接着剤等で接着した
場合は、アモルフアス金属薄膜の電気的接触が不
十分となり電界シールド性が不十分となることが
ある。
また、アモルフアス金属薄膜又は金属メツキさ
れたアモルフアス金属薄膜は、その表面に防錆
剤、腐食防止剤その他の薄い保護膜が形成された
ものであつても良い。
れたアモルフアス金属薄膜は、その表面に防錆
剤、腐食防止剤その他の薄い保護膜が形成された
ものであつても良い。
更にアモルフアス金属薄膜リボンは、前述のよ
うな接合方法によつて、たて継ぎされてもよい
が、よこ継ぎされたものは、加工の際の取扱い性
が良好で、アモルフアス金属シートにしわが形成
されにくいという長所を有している。
うな接合方法によつて、たて継ぎされてもよい
が、よこ継ぎされたものは、加工の際の取扱い性
が良好で、アモルフアス金属シートにしわが形成
されにくいという長所を有している。
本発明敷物に用いられるアモルフアス金属薄膜
シートは、そのまゝ使用されてもよいが、前述の
ように保護被覆層と積層複合されてアモルフアス
金属シート含有層を形成してもよい。
シートは、そのまゝ使用されてもよいが、前述の
ように保護被覆層と積層複合されてアモルフアス
金属シート含有層を形成してもよい。
保護被覆層としては、可撓性重合体材料によつ
て形成され、従つて屈曲や変形によつて容易に損
傷を受けることのないものが好ましい。このよう
な可撓性重合体材料としては、天然ゴム、または
ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリコーン
ゴム、ハイパロンその他の合成ゴム、或はPVC
樹脂、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)
樹脂、ポリアクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリ
プロピレン(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、フ
ツ素含有樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹
脂などの合成樹脂、および、場合によつては再生
セルロース樹脂(セロフアン)又はセルロースア
セテートなどを用いることができる。
て形成され、従つて屈曲や変形によつて容易に損
傷を受けることのないものが好ましい。このよう
な可撓性重合体材料としては、天然ゴム、または
ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、シリコーン
ゴム、ハイパロンその他の合成ゴム、或はPVC
樹脂、エチレン−酢酸ビニルコポリマー(EVA)
樹脂、ポリアクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリ
プロピレン(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、フ
ツ素含有樹脂、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹
脂などの合成樹脂、および、場合によつては再生
セルロース樹脂(セロフアン)又はセルロースア
セテートなどを用いることができる。
上述のような材料から形成された保護被覆層
は、アモルフアス金属薄膜の広幅シートの、折り
曲げ、巻き取り、或は衝撃などによる裂損、折
損、亀裂を防止し、或は、これらが発生しても、
その拡大を防止し、アモルフアス金属薄膜の局部
的脱落を防止することができる。また、保護被覆
層は、上記の効果に加えて、防水性、難燃性、防
炎性およびその他所望の特性、効果を具備してい
てもよいし、或は所要添加剤を混合したものであ
つてもよい。
は、アモルフアス金属薄膜の広幅シートの、折り
曲げ、巻き取り、或は衝撃などによる裂損、折
損、亀裂を防止し、或は、これらが発生しても、
その拡大を防止し、アモルフアス金属薄膜の局部
的脱落を防止することができる。また、保護被覆
層は、上記の効果に加えて、防水性、難燃性、防
炎性およびその他所望の特性、効果を具備してい
てもよいし、或は所要添加剤を混合したものであ
つてもよい。
保護被覆層の厚さには、それが所望の目的を達
成できる限り格別の限定はないが、一般には1〜
70μmの範囲内にあることが好ましく、3〜30μm
の範囲内にあることが、より一層好ましい。
成できる限り格別の限定はないが、一般には1〜
70μmの範囲内にあることが好ましく、3〜30μm
の範囲内にあることが、より一層好ましい。
保護被覆層は所望の可撓性重合体材料よりなる
薄膜の貼着により形成されたものであつてもよ
く、或は可撓性重合体材料を含む液体(溶液又は
エマルジヨン、ラテツクス等)を塗布し、この塗
布液層を固化することによつて形成されたもので
あつてもよい。
薄膜の貼着により形成されたものであつてもよ
く、或は可撓性重合体材料を含む液体(溶液又は
エマルジヨン、ラテツクス等)を塗布し、この塗
布液層を固化することによつて形成されたもので
あつてもよい。
上述のように、保護被覆層形成のために、可撓
性重合体材料の溶液、ペースト、ストレート、又
はエマルジヨンを用いる場合、公知の方法、例え
ば、トツピング、コーテイング、デイツピング、
ラミネーテイング、押出しコーテイング、スプレ
ーイング、カレンダリングなどの方法を適用する
ことができる。また保護被覆層は可塑剤、安定
剤、着色剤、紫外線吸収剤、防炎剤、難燃剤その
他の機能付与剤が含まれていてもよい。
性重合体材料の溶液、ペースト、ストレート、又
はエマルジヨンを用いる場合、公知の方法、例え
ば、トツピング、コーテイング、デイツピング、
ラミネーテイング、押出しコーテイング、スプレ
ーイング、カレンダリングなどの方法を適用する
ことができる。また保護被覆層は可塑剤、安定
剤、着色剤、紫外線吸収剤、防炎剤、難燃剤その
他の機能付与剤が含まれていてもよい。
保護被覆層用可撓性重合体材料薄膜をアモルフ
アス金属薄膜シートに貼着する場合、両者は直接
接合されてもよく、或は接着剤を介して接着され
ていてもよい。一般に上記の接着剤として用いら
れる接着材料の種類には格別の限定はなく、イソ
シアネート系接着材料、エポキシ系接着材料、ポ
リアクリル系接着材料、ポリウレタン系接着材
料、ポリアミド系接着材料、ゴム系(特に合成ゴ
ム系)接着材料などのいづれを用いてもよい。ま
た、アミノ基、イミノ基、エチレンイミン残基、
アルキレンジアミン残基を含むアクリレート、ア
ジリジニル基を含有するアクリレート、アミノエ
ステル変性ビニル重合体−芳香族エポキシ接着
剤、アミノ窒素含有メタクリレート重合体、など
も好ましい接着材料であるが、その他の接着剤を
併用してもよい。
アス金属薄膜シートに貼着する場合、両者は直接
接合されてもよく、或は接着剤を介して接着され
ていてもよい。一般に上記の接着剤として用いら
れる接着材料の種類には格別の限定はなく、イソ
シアネート系接着材料、エポキシ系接着材料、ポ
リアクリル系接着材料、ポリウレタン系接着材
料、ポリアミド系接着材料、ゴム系(特に合成ゴ
ム系)接着材料などのいづれを用いてもよい。ま
た、アミノ基、イミノ基、エチレンイミン残基、
アルキレンジアミン残基を含むアクリレート、ア
ジリジニル基を含有するアクリレート、アミノエ
ステル変性ビニル重合体−芳香族エポキシ接着
剤、アミノ窒素含有メタクリレート重合体、など
も好ましい接着材料であるが、その他の接着剤を
併用してもよい。
また、本発明のパイル敷物において、リボン接
合により形成されたアモルフアス金属広幅シート
は、必ずしも平坦なものではなく、多くの場合、
波状にうねつており、また、接合部にも凹凸段差
が生じている。このような凹凸やウエーブのある
広幅シートに、保護被覆層を形成すると、保護被
覆層と、アモルフアス金属シート表面との間に、
多数の気泡が閉じこめられることがある。このよ
うな気泡の存在は、保護被覆層に局部的浮き上り
や凹凸を生じ、また、保護被覆層とアモルフアス
金属シート表面の密着性および接着強度を低下さ
せ、また外観を損うおそれがある。このような気
泡の閉じ込めを防止するために、保護被覆層に脱
気孔を形成することが好ましい。脱気孔の大きさ
や形成密度には格別の限定はなく、適宜に設定す
ることができるが、脱気孔の大きさは直径0.1〜
1mmで、100cm2の面積当り10〜100個の密度で形成
されることが好ましい。このような脱気孔を形成
するためには、保護被覆層を形成する可撓性重合
体材料のフイルムに予じめ脱気孔を形成しておい
てもよく、また保護被覆層を形成するときに、フ
イルム側から気泡に吸引処理を施して、脱気孔を
形成させてもよい。また、アモルフアス金属薄膜
に脱気孔を形成してもよい。
合により形成されたアモルフアス金属広幅シート
は、必ずしも平坦なものではなく、多くの場合、
波状にうねつており、また、接合部にも凹凸段差
が生じている。このような凹凸やウエーブのある
広幅シートに、保護被覆層を形成すると、保護被
覆層と、アモルフアス金属シート表面との間に、
多数の気泡が閉じこめられることがある。このよ
うな気泡の存在は、保護被覆層に局部的浮き上り
や凹凸を生じ、また、保護被覆層とアモルフアス
金属シート表面の密着性および接着強度を低下さ
せ、また外観を損うおそれがある。このような気
泡の閉じ込めを防止するために、保護被覆層に脱
気孔を形成することが好ましい。脱気孔の大きさ
や形成密度には格別の限定はなく、適宜に設定す
ることができるが、脱気孔の大きさは直径0.1〜
1mmで、100cm2の面積当り10〜100個の密度で形成
されることが好ましい。このような脱気孔を形成
するためには、保護被覆層を形成する可撓性重合
体材料のフイルムに予じめ脱気孔を形成しておい
てもよく、また保護被覆層を形成するときに、フ
イルム側から気泡に吸引処理を施して、脱気孔を
形成させてもよい。また、アモルフアス金属薄膜
に脱気孔を形成してもよい。
本発明において、パイル敷物の用途や要求され
る性能に応じて、保護被覆層、および接着剤層な
どの1つ以上を、導電性又は半導電性化してもよ
く、或は絶縁性にしてもよい。或は、各層に異る
導電性ないし絶縁性を付与して、これらを組合せ
てもよい。このようにすることによつて種々な特
性又は性能を有するパイル敷物製品を得ることが
できる。
る性能に応じて、保護被覆層、および接着剤層な
どの1つ以上を、導電性又は半導電性化してもよ
く、或は絶縁性にしてもよい。或は、各層に異る
導電性ないし絶縁性を付与して、これらを組合せ
てもよい。このようにすることによつて種々な特
性又は性能を有するパイル敷物製品を得ることが
できる。
本発明のパイル敷物に用いられるアモルフアス
金属シートが50μm以下の厚さを有する金属箔か
らなる場合、その機械的強度は極めて低いもので
ある。特にアモルフアス金属薄膜を使用すると、
機械的強度は極めて低くその引裂き強さは殆んど
0に等しく、低い負荷で容易に裂断する。またこ
のようなアモルフアス金属薄膜は引張強さにおい
ても比較的弱くかつ強度のバラツキが大きい。従
つて、アモルフアス金属薄膜リボンを並列に配列
してシート状にすると、たとえこれらをその対向
している側縁部で、半田により或は接着剤で接着
しても、このシートの縦方向の引張り強さは不十
分であり、しかもそのバラツキが大きいという問
題が生ずる場合がある。
金属シートが50μm以下の厚さを有する金属箔か
らなる場合、その機械的強度は極めて低いもので
ある。特にアモルフアス金属薄膜を使用すると、
機械的強度は極めて低くその引裂き強さは殆んど
0に等しく、低い負荷で容易に裂断する。またこ
のようなアモルフアス金属薄膜は引張強さにおい
ても比較的弱くかつ強度のバラツキが大きい。従
つて、アモルフアス金属薄膜リボンを並列に配列
してシート状にすると、たとえこれらをその対向
している側縁部で、半田により或は接着剤で接着
しても、このシートの縦方向の引張り強さは不十
分であり、しかもそのバラツキが大きいという問
題が生ずる場合がある。
上述のような問題点を解決するためには、本発
明のパイル敷物内に配置された少なくとも1層の
アモルフアス金属シート含有層を有する裏打層に
おいて、この裏打層が、繊維布帛によつて形成さ
れた少なくとも1層の繊維補強層を有し、この繊
維補強層の少なくとも1層が、アモルフアス金属
シート含有層に近接して配置されている。繊維補
強層は、また一般にパイル敷物、特にタイルカー
ペツトの寸法安定性の向上、反り防止、載置安定
性の向上などに有効である。
明のパイル敷物内に配置された少なくとも1層の
アモルフアス金属シート含有層を有する裏打層に
おいて、この裏打層が、繊維布帛によつて形成さ
れた少なくとも1層の繊維補強層を有し、この繊
維補強層の少なくとも1層が、アモルフアス金属
シート含有層に近接して配置されている。繊維補
強層は、また一般にパイル敷物、特にタイルカー
ペツトの寸法安定性の向上、反り防止、載置安定
性の向上などに有効である。
アモルフアス金属薄膜は極めて破断伸度が小さ
いので、本発明においては繊維補強層用繊維布帛
としては、5%以下の破断伸度を有し、好ましく
は130Kg/mm2以上の引張強さを有する繊維からな
るものを用いることが好ましい。このような低伸
度繊維補強層をアモルフアス金属シート層に近接
して配置すると、両者のS−S荷重曲線の形状が
近似しているので、繊維補強層はアモルフアス金
属シート層に対し、大きな補強効果を示すことが
できる。特に敷物の場合、それには常に踏圧が
かゝり、このため、敷物は伸長する方向に負荷が
かゝる。アモルフアス金属薄膜の伸度は低いの
で、この伸長力により裂断するおそれがある。こ
のとき低伸度繊維を含む、繊維補強層が用いられ
ると、敷物全体の伸長を抑制し、アモルフアス金
属薄膜の裂断を防止することができる。このよう
な性能を有する繊維の種類は格別の限定はないが
下記のものが例示される。
いので、本発明においては繊維補強層用繊維布帛
としては、5%以下の破断伸度を有し、好ましく
は130Kg/mm2以上の引張強さを有する繊維からな
るものを用いることが好ましい。このような低伸
度繊維補強層をアモルフアス金属シート層に近接
して配置すると、両者のS−S荷重曲線の形状が
近似しているので、繊維補強層はアモルフアス金
属シート層に対し、大きな補強効果を示すことが
できる。特に敷物の場合、それには常に踏圧が
かゝり、このため、敷物は伸長する方向に負荷が
かゝる。アモルフアス金属薄膜の伸度は低いの
で、この伸長力により裂断するおそれがある。こ
のとき低伸度繊維を含む、繊維補強層が用いられ
ると、敷物全体の伸長を抑制し、アモルフアス金
属薄膜の裂断を防止することができる。このよう
な性能を有する繊維の種類は格別の限定はないが
下記のものが例示される。
■■■ 亀の甲 [0014] ■■■
前述のように繊維補強層を形成する繊維および
布帛の種類には格別の限定はなく、布帛は織物、
編物および不織布のいづれであつてもよいが、粗
目の織物又は編物、或は不織布が最も好ましい。
これらの布帛を形成する繊維の種類にも格別の限
定はなく、ガラス繊維、ポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維
などのいづれであつてもよいが、ガラス繊維およ
びポリエステル繊維が好ましい。
布帛の種類には格別の限定はなく、布帛は織物、
編物および不織布のいづれであつてもよいが、粗
目の織物又は編物、或は不織布が最も好ましい。
これらの布帛を形成する繊維の種類にも格別の限
定はなく、ガラス繊維、ポリエステル繊維、ポリ
アミド繊維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維
などのいづれであつてもよいが、ガラス繊維およ
びポリエステル繊維が好ましい。
繊維補強層の配置位置についても、その少なく
とも1層がアモルフアス金属シート層に近接して
配置されている限り外の層には格別の制限はな
く、例えば裏打層の上層部(パイル上表層に近い
位置)、下層部(裏面部)又は中間層部に配置さ
れていてもよい。また、繊維補強層は、アモルフ
アス金属シート層に近接して配置された唯1層で
あつてもよい。
とも1層がアモルフアス金属シート層に近接して
配置されている限り外の層には格別の制限はな
く、例えば裏打層の上層部(パイル上表層に近い
位置)、下層部(裏面部)又は中間層部に配置さ
れていてもよい。また、繊維補強層は、アモルフ
アス金属シート層に近接して配置された唯1層で
あつてもよい。
繊維補強層を形成する布帛の目付(重量)およ
び厚さにも格別の限定はないが、例えば、裏打層
の中間層部に配置された場合は、10〜200g/m2
の目付を有することが好ましく、50〜150g/m2
の目付を有することが更に好ましい。また、繊維
補強層が裏打層の下層部(裏面部)に配置されて
いる場合は、その目付は10〜100g/m2であるこ
とが好ましく、20〜70g/m2であることがより好
ましい。
び厚さにも格別の限定はないが、例えば、裏打層
の中間層部に配置された場合は、10〜200g/m2
の目付を有することが好ましく、50〜150g/m2
の目付を有することが更に好ましい。また、繊維
補強層が裏打層の下層部(裏面部)に配置されて
いる場合は、その目付は10〜100g/m2であるこ
とが好ましく、20〜70g/m2であることがより好
ましい。
繊維補強層を裏打層内に配置すると、それを形
成する布帛は、裏打層を形成している重合体材料
の一部分を含浸して、適当な硬さや剛直性を有す
るようになる。
成する布帛は、裏打層を形成している重合体材料
の一部分を含浸して、適当な硬さや剛直性を有す
るようになる。
また繊維補強層を裏打層の裏面を形成するよう
に配置するときも、それに重合体材料の一部分を
含浸して適当な硬さや剛直性を与えてもよく、重
合体の少量を、繊維補強層の裏面に滲出するよう
にすると敷物の滑り止め効果を示すようになる。
に配置するときも、それに重合体材料の一部分を
含浸して適当な硬さや剛直性を与えてもよく、重
合体の少量を、繊維補強層の裏面に滲出するよう
にすると敷物の滑り止め効果を示すようになる。
本発明のパイル敷物において、少なくとも1層
のアモルフアス金属シートが、少なくとも裏打層
中に含まれていなければならない。裏打層は上下
2層の重合体材料からなる層と、それらの中間に
配置されたアモルフアス金属シート層とから構成
されていることが好ましい。裏打層中に配置され
たアモルフアス金属シート層に加えて、他の金属
シート層が他の層、例えばパイル上表層中に組み
込まれていてもよい。
のアモルフアス金属シートが、少なくとも裏打層
中に含まれていなければならない。裏打層は上下
2層の重合体材料からなる層と、それらの中間に
配置されたアモルフアス金属シート層とから構成
されていることが好ましい。裏打層中に配置され
たアモルフアス金属シート層に加えて、他の金属
シート層が他の層、例えばパイル上表層中に組み
込まれていてもよい。
本発明のパイル敷物は長尺カーペツトの形状の
ものであつてもよい。しかしながら、このような
長尺カーペツトは、運搬、搬入、床敷施工が面倒
であり、かつ、局部的汚損があつたとき、局部的
交換ができず、局部的補修は、著しく美観を損う
などの問題点がある。
ものであつてもよい。しかしながら、このような
長尺カーペツトは、運搬、搬入、床敷施工が面倒
であり、かつ、局部的汚損があつたとき、局部的
交換ができず、局部的補修は、著しく美観を損う
などの問題点がある。
上記のような諸問題点を解消する床敷材料とし
て、近年種々の形状、例えば正方形、長方形、菱
形などのタイルカーペツトが使用されるようにな
つてきた。このようなタイルカーペツトは、運
搬、搬入、施工が容易であり、局部的交換が可能
で、しかも、各種色彩のタイルカーペツトを組合
せて所望の模様を形成することができるなどの長
所を有している。
て、近年種々の形状、例えば正方形、長方形、菱
形などのタイルカーペツトが使用されるようにな
つてきた。このようなタイルカーペツトは、運
搬、搬入、施工が容易であり、局部的交換が可能
で、しかも、各種色彩のタイルカーペツトを組合
せて所望の模様を形成することができるなどの長
所を有している。
本発明のパイル敷物は、上記長所を有するタイ
ルカーペツトの形状のものであつてもよい。
ルカーペツトの形状のものであつてもよい。
本発明のパイル敷物に含まれるアモルフアス金
属シート層は、単一層であつてもよく、複数層で
あつてもよい。また、アモルフアス金属シートは
無孔シートであつてもよく、或は1個以上の孔を
有するものであつてもよい。
属シート層は、単一層であつてもよく、複数層で
あつてもよい。また、アモルフアス金属シートは
無孔シートであつてもよく、或は1個以上の孔を
有するものであつてもよい。
本発明のパイル敷物を、以下に実施例により更
に説明する。
に説明する。
実施例1および比較例1および2
実施例1において、アモルフアス金属シート層
形成のために、下記のようにして調製されたアモ
ルフアス金属シートを用いた。
形成のために、下記のようにして調製されたアモ
ルフアス金属シートを用いた。
アモルフアス金属(Fe:81%、B:13.5%、
Si:3.5%、C:2%、商標:METGLAS No.
2605SC、アライド社製、巾7.62cm、厚さ25μmの
リボン状体)の全表面に、厚さ1μmの銅メツキを
施した。この銅メツキされたアモルフアス合金リ
ボンの13枚を、互に並列に配列し、それぞれの側
縁端を半田接合して巾約1mの広幅シートを作成
した。実施例1において、アモルフアス合金シー
トの片面に、合成ゴム系接着剤(商標:SC12N、
ソニーケミカル社製)を連続的に塗布し、その面
にFRP用ガラス繊維布帛(商標:KS−2671、カ
ネボウ硝子繊維社製、厚さ0.22mm、目付210g/
m2、平織、経19本/25.4mm、緯19本/25.4mm、繊
維引張り強さ350Kg/mm2、繊維破断伸度3%、布
帛引張り強さ、経緯両方向共に111.6Kg/3cm、
布帛破断伸度、経緯両方向ともに3.0%)からな
る第1繊維補強層を貼着した。
Si:3.5%、C:2%、商標:METGLAS No.
2605SC、アライド社製、巾7.62cm、厚さ25μmの
リボン状体)の全表面に、厚さ1μmの銅メツキを
施した。この銅メツキされたアモルフアス合金リ
ボンの13枚を、互に並列に配列し、それぞれの側
縁端を半田接合して巾約1mの広幅シートを作成
した。実施例1において、アモルフアス合金シー
トの片面に、合成ゴム系接着剤(商標:SC12N、
ソニーケミカル社製)を連続的に塗布し、その面
にFRP用ガラス繊維布帛(商標:KS−2671、カ
ネボウ硝子繊維社製、厚さ0.22mm、目付210g/
m2、平織、経19本/25.4mm、緯19本/25.4mm、繊
維引張り強さ350Kg/mm2、繊維破断伸度3%、布
帛引張り強さ、経緯両方向共に111.6Kg/3cm、
布帛破断伸度、経緯両方向ともに3.0%)からな
る第1繊維補強層を貼着した。
実施例1において、下記構成のナイロンパイル
カーペツトをパイル上表層として用いた。
カーペツトをパイル上表層として用いた。
基布:5重量%のカーボンフアイバーを含むポ
リエステル繊維不織布 パイル:帯電防止能を有するナイロン繊維(長
さ8mm) 目付:750g/m2 上記ナイロンカーペツトの裏面に、約20重量%
のカーボンブラツクを含むポリ塩化ビニル樹脂
を、乾燥厚さ1mmになるように被覆して導電性中
間層を形成した。
リエステル繊維不織布 パイル:帯電防止能を有するナイロン繊維(長
さ8mm) 目付:750g/m2 上記ナイロンカーペツトの裏面に、約20重量%
のカーボンブラツクを含むポリ塩化ビニル樹脂
を、乾燥厚さ1mmになるように被覆して導電性中
間層を形成した。
この導電性中間層の裏面上に前述の繊維補強層
付アモルフアス金属シートを貼着し、更に貼着さ
れたアモルフアス金属シートの裏面上に、厚さ約
2mmの前記カーボンブラツク含有ポリ塩化ビニル
樹脂層を形成し、更にその裏面上に目付100g/
m2のガラス繊維不織布からなる第2繊維補強層
を、貼着し、前記カーボンブラツク含有ポリ塩化
ビニル樹脂の一部がこの不織布層中に滲入するよ
うにした。得られた積層複合体を、50cm×50cmの
正方形に切断してタイルカーペツトとした。この
タイルカーペツトの強伸度は下記の通りであつ
た。
付アモルフアス金属シートを貼着し、更に貼着さ
れたアモルフアス金属シートの裏面上に、厚さ約
2mmの前記カーボンブラツク含有ポリ塩化ビニル
樹脂層を形成し、更にその裏面上に目付100g/
m2のガラス繊維不織布からなる第2繊維補強層
を、貼着し、前記カーボンブラツク含有ポリ塩化
ビニル樹脂の一部がこの不織布層中に滲入するよ
うにした。得られた積層複合体を、50cm×50cmの
正方形に切断してタイルカーペツトとした。この
タイルカーペツトの強伸度は下記の通りであつ
た。
強度 経:220Kg/3cm
緯:200Kg/3cm
伸度 経:3.2%
緯:3.0%
比較例1において、実施例1と同じ操作を行つ
た。但し銅メツキされたアモルフアス金属シート
の代りに、厚さ30μmのアルミニウム箔を用いた。
た。但し銅メツキされたアモルフアス金属シート
の代りに、厚さ30μmのアルミニウム箔を用いた。
得られた比較例1および実施例1のパイル敷物
に対し、電磁波シールド性テストを施した。その
結果を第1図および第2図に示す。
に対し、電磁波シールド性テストを施した。その
結果を第1図および第2図に示す。
実施例1および比較例1のパイル敷物は、良好
な不帯電性とともに、第1図および第2図から明
らかなようにすぐれた電磁波シールド性を示し
た。しかし、実施例1のパイル敷物の、磁界に対
するシールド性は、比較例1のそれよりも著しく
すぐれたものであつた。
な不帯電性とともに、第1図および第2図から明
らかなようにすぐれた電磁波シールド性を示し
た。しかし、実施例1のパイル敷物の、磁界に対
するシールド性は、比較例1のそれよりも著しく
すぐれたものであつた。
また、実施例1のタイルカーペツトを6ケ月間
踏圧実用テストに供したが、アモルフアス金属層
の裂断は殆んど認められなかつた。
踏圧実用テストに供したが、アモルフアス金属層
の裂断は殆んど認められなかつた。
実施例 2
実施例2において比較例1と同じ操作を行つ
た。但し、補強布帛として、ポリエステルマルチ
フイラメント糸条(1000デニール)からなる下記
平織布帛を用いた。
た。但し、補強布帛として、ポリエステルマルチ
フイラメント糸条(1000デニール)からなる下記
平織布帛を用いた。
厚さ:0.34mm、目付:180g/m2
密度 径:20本/25.4mm
緯:20本/25.4mm
繊維引張り強さ:8Kg/d
繊維破断伸度:12%
布帛引張り強さ 経:150Kg/3cm
緯:150Kg/3cm
布帛破断伸度 経:13%
緯:13%
得られたタイルカーペツトは実施例1と同一の
電磁波シールド性を示し、かつ、その強伸度は下
記の通りであつた。
電磁波シールド性を示し、かつ、その強伸度は下
記の通りであつた。
破断強度 経:180Kg/3cm
緯:160Kg/3cm
破断伸度 経:15%
緯:25%
このタイルカーペツトを6ケ月間踏圧実用テス
トに供したところ、アモルフアス金属薄膜に、若
干の部分的亀裂の発生が認められた。
トに供したところ、アモルフアス金属薄膜に、若
干の部分的亀裂の発生が認められた。
実施例3および比較例2
実施例3において実施例1と同じ操作が行われ
た。但し、銅メツキされたアモルフアス金属シー
トに、直径2mmの円形の孔を3個/cm2の密度で穿
孔したものを用いた。
た。但し、銅メツキされたアモルフアス金属シー
トに、直径2mmの円形の孔を3個/cm2の密度で穿
孔したものを用いた。
得られたパイル敷物は、実施例1のパイル敷物
と同様の不帯電性および電磁波シールド性を示し
た。
と同様の不帯電性および電磁波シールド性を示し
た。
また、実施例3の敷物において、アモルフアス
金属シートの上下に配置された重合体層は、アモ
ルフアス金属シートの孔を介して互に接合してお
り、また、アモルフアス金属シートと重合体層と
の間に気泡の形成もなく、パイル敷物全体として
良好な剥離抵抗を示した。
金属シートの上下に配置された重合体層は、アモ
ルフアス金属シートの孔を介して互に接合してお
り、また、アモルフアス金属シートと重合体層と
の間に気泡の形成もなく、パイル敷物全体として
良好な剥離抵抗を示した。
比較例2において、実施例3と同じ操作を行つ
た。但し、銅メツキアモルフアス金属シートの代
りに、厚さ30μmのアルミニウム箔を用いた。得
られたパイル敷物の磁界シールド性は、実施例3
のそれに比して劣るものであつた。
た。但し、銅メツキアモルフアス金属シートの代
りに、厚さ30μmのアルミニウム箔を用いた。得
られたパイル敷物の磁界シールド性は、実施例3
のそれに比して劣るものであつた。
第1図は、実施例1および比較例1の敷物の電
界における電磁波シールド性を示すグラフであ
り、第2図は、実施例1および比較例1の敷物の
磁界における電磁波シールド性を示すグラフであ
る。第1図および第2図において、タテ軸の
dBm値が小さい程シールド効果が高いことを示
す。
界における電磁波シールド性を示すグラフであ
り、第2図は、実施例1および比較例1の敷物の
磁界における電磁波シールド性を示すグラフであ
る。第1図および第2図において、タテ軸の
dBm値が小さい程シールド効果が高いことを示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繊維材料からなる基布、およびこの基布から
その表面の上に伸び出ている繊維パイル層からな
るパイル上表層と、このパイル上表層の裏面側に
形成され、少なくとも1層の金属シート含有層
と、少なくとも1層の重合体材料層とを有する裏
打層とを有し、 前記金属シート含有層が、複数枚のアモルフア
ス金属薄膜リボンを並列に配列し、その隣接対向
している側縁部を互いに接着して形成された少な
くとも1枚のアモルフアス金属シートを含有して
いる、 ことを特徴とする電磁波シールド性パイル敷物。 2 前記裏打層が重合体材料から形成された上下
2層と、それらの中間にはさまれたアモルフアス
金属シート含有層とからなる、特許請求の範囲第
1項記載のパイル敷物。 3 前記アモルフアス金属薄膜リボンが、アモル
フアス金属からなるリボン状薄膜と、その少なく
とも1面を被覆している導電性金属メツキ層とか
らなる、特許請求の範囲第1項記載のパイル敷
物。 4 前記アモルフアス金属薄膜リボンの接着がハ
ンダによりなされている、特許請求の範囲第1項
記載のパイル敷物。 5 前記アモルフアス金属薄膜リボンの接着が導
電性接着剤によりなされている、特許請求の範囲
第1項記載のパイル敷物。 6 前記アモルフアス金属シートが、70μm以下
の厚さを有する、特許請求の範囲第1項記載のパ
イル敷物。 7 前記アモルフアス金属薄膜上の導電性金属メ
ツキ層が0.1μm以上の厚さを有する、特許請求の
範囲第3項記載のパイル敷物。 8 前記アモルフアス金属シートがFeを主成分
とし、これにB、Si、C、Co、NiおよびMoから
選ばれた少なくとも1種が添加されたアモルフア
ス金属からなる、特許請求の範囲第1項記載のパ
イル敷物。 9 前記アモルフアス金属シート含有層が、前記
アモルフアス金属シートの少なくとも1面上に形
成され、かつ可撓性重合体材料からなる保護被覆
層を有する、特許請求の範囲第1項記載のパイル
敷物。 10 繊維材料からなる基布、およびこの基布か
らその表面の上に伸び出ている繊維パイル層から
なるパイル上表層と、このパイル上表層の裏面側
に形成され、少なくとも1層の金属シート含有層
と、少なくとも1層の重合体材料層とを有する裏
打層とを有し、 前記金属シート含有層が、複数枚のアモルフア
ス金属薄膜リボンを並列に配列し、その隣接対向
している側縁部を互いに接着して形成された少な
くとも1枚のアモルフアス金属シートを含有して
おり、 前記アモルフアス金属シート含有層に近接し
て、繊維布帛によつて形成された少なくとも1層
の繊維補強層が配置されている、 ことを特徴とする電磁波シールド性パイル敷物。 11 前記繊維補強層を形成する繊維布帛が5%
以下の破断伸度を有する繊維により構成されてい
る、特許請求の範囲第10項記載の敷物。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17782386A JPS6335207A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 電磁波シールド性を有するパイル敷物 |
| US07/026,461 US4749625A (en) | 1986-03-31 | 1987-03-16 | Amorphous metal laminate sheet |
| CA 532501 CA1328581C (en) | 1986-03-31 | 1987-03-19 | Amorphous metal laminate sheet |
| GB8706954A GB2189740B (en) | 1986-03-31 | 1987-03-24 | Amorphous metal laminate sheet |
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| JP17782386A JPS6335207A (ja) | 1986-07-30 | 1986-07-30 | 電磁波シールド性を有するパイル敷物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335207A JPS6335207A (ja) | 1988-02-15 |
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17782386A Granted JPS6335207A (ja) | 1986-03-31 | 1986-07-30 | 電磁波シールド性を有するパイル敷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6335207A (ja) |
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-
1986
- 1986-07-30 JP JP17782386A patent/JPS6335207A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335207A (ja) | 1988-02-15 |
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