JPH0342719Y2 - - Google Patents
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- JPH0342719Y2 JPH0342719Y2 JP10680687U JP10680687U JPH0342719Y2 JP H0342719 Y2 JPH0342719 Y2 JP H0342719Y2 JP 10680687 U JP10680687 U JP 10680687U JP 10680687 U JP10680687 U JP 10680687U JP H0342719 Y2 JPH0342719 Y2 JP H0342719Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- wall
- opening
- radio wave
- anechoic chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、外部の電波を遮断すると共に内部の
電波を吸収する電波暗室に用いられる電波暗室用
ドアに関する。
電波を吸収する電波暗室に用いられる電波暗室用
ドアに関する。
ある特定の電波の計測などを行おうとした場
合、その計測場所では他の不要な電波を排除する
必要がある。それを実現する目的で、外部の不要
な電波を遮断し、かつ内部で発生した電波が測定
上支障のないレベルまで吸収される空間を作り出
すものが電波暗室である。電波暗室は、例えば、
電気・電子機器等が発生する電波(電磁波)を計
測する場合などに良く用いられる。
合、その計測場所では他の不要な電波を排除する
必要がある。それを実現する目的で、外部の不要
な電波を遮断し、かつ内部で発生した電波が測定
上支障のないレベルまで吸収される空間を作り出
すものが電波暗室である。電波暗室は、例えば、
電気・電子機器等が発生する電波(電磁波)を計
測する場合などに良く用いられる。
一般にこの電波暗室1は、第6図(平面断面
図)に示すように、電波暗室1を構成する壁体2
を金属外壁3と、この金属外壁3の内面側(室内
側)に配した電波吸収体4とで構成し、外部から
の障害電波を金属外壁3により遮断すると共に、
内部で発生した電波を電波吸収体4により吸収す
ることによつて電波暗室1内を電磁波的に静粛な
空間とする構造になつている。金属外壁3は金属
箔等で代用されることもある。また、電波吸収体
4は、電波の吸収効果を高めるためにその表面が
凹凸に形成されたものとなつている。
図)に示すように、電波暗室1を構成する壁体2
を金属外壁3と、この金属外壁3の内面側(室内
側)に配した電波吸収体4とで構成し、外部から
の障害電波を金属外壁3により遮断すると共に、
内部で発生した電波を電波吸収体4により吸収す
ることによつて電波暗室1内を電磁波的に静粛な
空間とする構造になつている。金属外壁3は金属
箔等で代用されることもある。また、電波吸収体
4は、電波の吸収効果を高めるためにその表面が
凹凸に形成されたものとなつている。
第6図に符号5で示すものは、そのような電磁
暗室1用の従来のドアである。このドア5は、一
般のドアと同様、前記電波暗室1を構成する壁体
2の開口部6(出入口)の開閉を可能とすべく、
その縦横寸法を前記開口部6とほぼ同一に形成さ
れ、これが閉状態とされたとき、前記壁体2と一
体となつて開口部6を閉鎖する如く構成されてい
る。また、このドア5も前記壁体2と同様、その
外面が金属板5aで構成されると共にその内面が
凹凸に形成された電波吸収体4で構成されたもの
となつている。また、前記金属外壁3と金属板5
aとには、第7図に示すようにドア5が閉状態の
時に互いが電気的に接触することによりドア5に
おける電磁波のシールド効果を確保するため、ベ
リリウム合金等よりなるバネ接点7a,7bが設
けられている。
暗室1用の従来のドアである。このドア5は、一
般のドアと同様、前記電波暗室1を構成する壁体
2の開口部6(出入口)の開閉を可能とすべく、
その縦横寸法を前記開口部6とほぼ同一に形成さ
れ、これが閉状態とされたとき、前記壁体2と一
体となつて開口部6を閉鎖する如く構成されてい
る。また、このドア5も前記壁体2と同様、その
外面が金属板5aで構成されると共にその内面が
凹凸に形成された電波吸収体4で構成されたもの
となつている。また、前記金属外壁3と金属板5
aとには、第7図に示すようにドア5が閉状態の
時に互いが電気的に接触することによりドア5に
おける電磁波のシールド効果を確保するため、ベ
リリウム合金等よりなるバネ接点7a,7bが設
けられている。
ところで、上記従来のドア5は、前記壁体2と
同様の構造とされることにより、このドア5にお
いても外部からの不要電波を遮断しかつ内部で発
生した電波を吸収できるものであるが、以下のよ
うないくつかの問題点があつた。
同様の構造とされることにより、このドア5にお
いても外部からの不要電波を遮断しかつ内部で発
生した電波を吸収できるものであるが、以下のよ
うないくつかの問題点があつた。
すなわち前記ドア5は、上記したように、壁体
2と同様、電波の吸収効果が得られる構造とする
ために一般的なドアと比べて相当厚いもの(例え
ば厚さ50cm)となるが、上記の如く、前記壁体2
と一体的に前記開口部6を閉鎖する構造である
と、第6図に鎖線で示す如く電波吸収体4の自由
端側の先端部が開口部6をかすめるおそれがあ
る。このため、それを避けるような取合いとする
ことが必要であり、製作上および立て付け上の規
制が生じる。
2と同様、電波の吸収効果が得られる構造とする
ために一般的なドアと比べて相当厚いもの(例え
ば厚さ50cm)となるが、上記の如く、前記壁体2
と一体的に前記開口部6を閉鎖する構造である
と、第6図に鎖線で示す如く電波吸収体4の自由
端側の先端部が開口部6をかすめるおそれがあ
る。このため、それを避けるような取合いとする
ことが必要であり、製作上および立て付け上の規
制が生じる。
また、ドア5の開閉時に電波吸収体4先端部が
開口部6をかすめないようにするには、電波吸収
体4の形成幅をその自由端側において開口部6よ
りも短くしなければならず、壁体2との間に図示
されるよう電波吸収体4が形成されない部分が生
じ、この部分における電波の吸収性の確保が難し
く、線状の露出金属面がアンテナとして作用を起
こす懸念を生ずる。
開口部6をかすめないようにするには、電波吸収
体4の形成幅をその自由端側において開口部6よ
りも短くしなければならず、壁体2との間に図示
されるよう電波吸収体4が形成されない部分が生
じ、この部分における電波の吸収性の確保が難し
く、線状の露出金属面がアンテナとして作用を起
こす懸念を生ずる。
さらにまた、ドア5に形成された電波吸収体4
が開扉時に通路に面しているため、人体との接触
等によりたちまち損傷するといつたことなどであ
る。
が開扉時に通路に面しているため、人体との接触
等によりたちまち損傷するといつたことなどであ
る。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
電波暗室のドアとして完全に外部からの不要電波
を遮断すると共に内部発生の電波を吸収すること
ができ、かつ立て付けが簡単であり、しかも長期
にわたつてその構造を保持して電波遮断・吸収作
用を維持し得る電波暗室用ドアを提供することを
目的とするものである。
電波暗室のドアとして完全に外部からの不要電波
を遮断すると共に内部発生の電波を吸収すること
ができ、かつ立て付けが簡単であり、しかも長期
にわたつてその構造を保持して電波遮断・吸収作
用を維持し得る電波暗室用ドアを提供することを
目的とするものである。
本考案は、金属外壁の内面に電波吸収体を配し
て電波暗室を構成する壁体に形成された開口部を
開閉する電波暗室用ドアを、金属板により一面が
解放面とされた箱状に形成されたドア外板と、該
ドア外板内に設けられて前記解放面に向く凹凸を
形成した電波吸収体とを備えた構成とし、前記ド
ア外板を、全体を前記開口部よりも大きく形成す
ると共にその解放面を前記開口部に向けてかつ接
点部を介して前記壁体に重畳されるように壁体と
段違いに設け、しかも、前記解放面に電波透過性
を有する保護板を該解放面を塞ぐ形態に設けたこ
とを特徴とするもので、さらに、前記接点部を、
前記金属外壁から外方に向けて突設された複数の
第1の突設板と、前記ドア外板から前記壁体に向
けて突設された複数の第2の突設板とをそれぞれ
が交互に噛み合う如く形成し、かつ前記第1の突
設板間に形成される第1の溝部および前記第2の
突設板間に形成される第2の溝部のそれぞれに導
電性を有する緩衝部材を嵌装して構成したものを
含むものである。
て電波暗室を構成する壁体に形成された開口部を
開閉する電波暗室用ドアを、金属板により一面が
解放面とされた箱状に形成されたドア外板と、該
ドア外板内に設けられて前記解放面に向く凹凸を
形成した電波吸収体とを備えた構成とし、前記ド
ア外板を、全体を前記開口部よりも大きく形成す
ると共にその解放面を前記開口部に向けてかつ接
点部を介して前記壁体に重畳されるように壁体と
段違いに設け、しかも、前記解放面に電波透過性
を有する保護板を該解放面を塞ぐ形態に設けたこ
とを特徴とするもので、さらに、前記接点部を、
前記金属外壁から外方に向けて突設された複数の
第1の突設板と、前記ドア外板から前記壁体に向
けて突設された複数の第2の突設板とをそれぞれ
が交互に噛み合う如く形成し、かつ前記第1の突
設板間に形成される第1の溝部および前記第2の
突設板間に形成される第2の溝部のそれぞれに導
電性を有する緩衝部材を嵌装して構成したものを
含むものである。
壁体の開口部を開閉するドアを壁体を外側から
圧閉する構造を採用することにより、ドアは開口
部による寸法的拘束を受けない。このため、ドア
を開口部に対し充分な大きさのものとすることが
でき、電波吸収体は開口部を隙間なく覆うことが
できる。
圧閉する構造を採用することにより、ドアは開口
部による寸法的拘束を受けない。このため、ドア
を開口部に対し充分な大きさのものとすることが
でき、電波吸収体は開口部を隙間なく覆うことが
できる。
また、ドアに設けられた電波吸収体は保護板に
より人の接触から保護され、長期にわたつて損傷
するようなことがない。
より人の接触から保護され、長期にわたつて損傷
するようなことがない。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、符号
10で示すものが、本考案に係る電波暗室用ドア
(以下、“ドア”と略す)である。また、符号2で
示すものは電波暗室1を構成する壁体で、この壁
体2は従来のものと同様のものである。すなわち
この壁体2は金属外壁3と該金属外壁3の内面側
(室内側)に配される電波吸収体4とを有して構
成され、外来電波を金属外壁3にシールドすると
共に、内部で発生した電波を電波吸収体4により
吸収する構造となつている。電波吸収体4は電波
吸収効果を高めるように、その電波暗室1内に向
く面を凹凸に形成されたものとなつている。本実
施例においてこの電波吸収体4はウレタンとして
いる。
10で示すものが、本考案に係る電波暗室用ドア
(以下、“ドア”と略す)である。また、符号2で
示すものは電波暗室1を構成する壁体で、この壁
体2は従来のものと同様のものである。すなわち
この壁体2は金属外壁3と該金属外壁3の内面側
(室内側)に配される電波吸収体4とを有して構
成され、外来電波を金属外壁3にシールドすると
共に、内部で発生した電波を電波吸収体4により
吸収する構造となつている。電波吸収体4は電波
吸収効果を高めるように、その電波暗室1内に向
く面を凹凸に形成されたものとなつている。本実
施例においてこの電波吸収体4はウレタンとして
いる。
前記壁体2に電波暗室1の出入口として形成さ
れた開口部6を開閉する前記ドア10は、金属板
により一面が解放面11とされた箱状に形成され
たドア外板10aと、このドア外板10a内に設
けられて前記解放面11に向く面を凹凸に形成さ
れた電波吸収体4とを有して構成されている。そ
の幅および高さは前記開口部6よりも若干大きな
ものとされており、端部が前記壁体2の外側に接
点部12を介して重畳されるように前記壁体2と
段違いに設けられたものとなつている。
れた開口部6を開閉する前記ドア10は、金属板
により一面が解放面11とされた箱状に形成され
たドア外板10aと、このドア外板10a内に設
けられて前記解放面11に向く面を凹凸に形成さ
れた電波吸収体4とを有して構成されている。そ
の幅および高さは前記開口部6よりも若干大きな
ものとされており、端部が前記壁体2の外側に接
点部12を介して重畳されるように前記壁体2と
段違いに設けられたものとなつている。
前記接点部12は第2図に拡大して示すような
構造となつている。すなわち、壁体2を構成する
金属外壁3の開口部6の口縁に、外方に突出する
突設板(第1の突設板)14を開口部6に沿つて
平行に3本形成する一方、ドア10を構成するド
ア外板10aの解放面11に若干廻り込んだ部分
に、壁体2の方に向いて突出する突設板(第2の
突設板)16を2本平行に、これら第2の突設板
16が閉扉時において前記第1の突設板14と交
互に噛み合う如く形成し、さらに、第1の突設板
14間に形成される溝部(第1の溝部)15内と
第2の突設板16間に形成される溝部(第2の溝
部)17内に、導電性を有せられた緩衝部材18
をそれぞれ嵌装して構成したものとなつている。
緩衝部材18は第3図に示すように、弾性を有し
たフオームラバー19の外周面を金属メツシユ2
0で囲繞して構成している。
構造となつている。すなわち、壁体2を構成する
金属外壁3の開口部6の口縁に、外方に突出する
突設板(第1の突設板)14を開口部6に沿つて
平行に3本形成する一方、ドア10を構成するド
ア外板10aの解放面11に若干廻り込んだ部分
に、壁体2の方に向いて突出する突設板(第2の
突設板)16を2本平行に、これら第2の突設板
16が閉扉時において前記第1の突設板14と交
互に噛み合う如く形成し、さらに、第1の突設板
14間に形成される溝部(第1の溝部)15内と
第2の突設板16間に形成される溝部(第2の溝
部)17内に、導電性を有せられた緩衝部材18
をそれぞれ嵌装して構成したものとなつている。
緩衝部材18は第3図に示すように、弾性を有し
たフオームラバー19の外周面を金属メツシユ2
0で囲繞して構成している。
そしてさらに、ドア外板10aの解放面11に
は、ドア外板10a内に設けられた電波吸収体4
を内包しかつこの解放面11を塞ぐ形態に保護板
22が設けられている(第1図参照)。すなわち、
この保護板22が、電波暗室1におけるドア10
の内表面を構成した状態となつている。保護板2
2は軽量で、ある程度の強度を有し、かつ電波の
反射の少ない電波透過性の良好な材質より構成さ
れたものである。本実施例においてこの保護板1
1はアクリル製のものとしている。なお、第1図
において、符号25はドア10のヒンジ、符号2
6は開閉レバーである。また、ドア10は、第4
図に示す如く90°開閉としてもよいし、ヒンジ2
5を持ち出すことにより第5図の如く180°開閉と
することもできる。
は、ドア外板10a内に設けられた電波吸収体4
を内包しかつこの解放面11を塞ぐ形態に保護板
22が設けられている(第1図参照)。すなわち、
この保護板22が、電波暗室1におけるドア10
の内表面を構成した状態となつている。保護板2
2は軽量で、ある程度の強度を有し、かつ電波の
反射の少ない電波透過性の良好な材質より構成さ
れたものである。本実施例においてこの保護板1
1はアクリル製のものとしている。なお、第1図
において、符号25はドア10のヒンジ、符号2
6は開閉レバーである。また、ドア10は、第4
図に示す如く90°開閉としてもよいし、ヒンジ2
5を持ち出すことにより第5図の如く180°開閉と
することもできる。
次に、上記の如く構成された電波暗室用ドア1
0の作用について説明する。
0の作用について説明する。
電波暗室1の外部からこの電波暗室1に向かう
電波のうちドア10に至つた電波は、金属製のド
ア外板10aによりシールドされて電波暗室1内
に侵入することが出来ない。ドア外板10aは前
記接点部12を介して壁体2の金属外壁3に接す
るものであるが、接点部12を上記の如く構成と
することにより、ドア外板10aと金属外壁3と
の接触面積を増大させるばかりでなく、多接点構
造となつて接点不良を排除することができる。こ
れにより、ドア外板10aと金属外壁3との電気
的接続性を向上させ、ドア10のシールド性能を
向上させることができる。しかも、従来のベリリ
ウム合金より構成したバネ接点に比して安価で壊
れ難く、取替も極めて容易である。
電波のうちドア10に至つた電波は、金属製のド
ア外板10aによりシールドされて電波暗室1内
に侵入することが出来ない。ドア外板10aは前
記接点部12を介して壁体2の金属外壁3に接す
るものであるが、接点部12を上記の如く構成と
することにより、ドア外板10aと金属外壁3と
の接触面積を増大させるばかりでなく、多接点構
造となつて接点不良を排除することができる。こ
れにより、ドア外板10aと金属外壁3との電気
的接続性を向上させ、ドア10のシールド性能を
向上させることができる。しかも、従来のベリリ
ウム合金より構成したバネ接点に比して安価で壊
れ難く、取替も極めて容易である。
一方、電波暗室1の内部で発生された電波のう
ちドア10に向かう電波は、まずドア10の内面
を形成する前記保護板22に至るが、保護板22
は上述のとおり良好なる電波透過性を有するもの
であるから、電波はこの保護板22を透過して、
電波吸収体4に達して吸収される。よつて、内部
で発生した電波はこのドア10より電波暗室1内
に透過侵入することができない。
ちドア10に向かう電波は、まずドア10の内面
を形成する前記保護板22に至るが、保護板22
は上述のとおり良好なる電波透過性を有するもの
であるから、電波はこの保護板22を透過して、
電波吸収体4に達して吸収される。よつて、内部
で発生した電波はこのドア10より電波暗室1内
に透過侵入することができない。
ここにおいて、ドア10は、壁体2開口部6よ
りもその幅および高さが長寸に構成され、壁体2
と段違いに取り付けられたものであるから、ドア
10が厚みの大きいものであつても、開閉操作の
際に、壁体2との干渉を懸念する必要がない。そ
してこれにより、ドア10における電波吸収体4
を、開口部6を閉鎖するに充分な幅(高さ)を有
したものとすることが可能となり、壁体2とドア
10との境界において双方の電波吸収体4間に隙
間を生ずることがない。ちなみに、ここで言う隙
間とは、電波暗室1の内部から外部(第1図にお
ける壁体2の左側から右側)を見通した際の投影
状態における隙間のことである。
りもその幅および高さが長寸に構成され、壁体2
と段違いに取り付けられたものであるから、ドア
10が厚みの大きいものであつても、開閉操作の
際に、壁体2との干渉を懸念する必要がない。そ
してこれにより、ドア10における電波吸収体4
を、開口部6を閉鎖するに充分な幅(高さ)を有
したものとすることが可能となり、壁体2とドア
10との境界において双方の電波吸収体4間に隙
間を生ずることがない。ちなみに、ここで言う隙
間とは、電波暗室1の内部から外部(第1図にお
ける壁体2の左側から右側)を見通した際の投影
状態における隙間のことである。
これにより、前記開口部6の周囲を完全に電波
吸収体4で覆うことができ、電波暗室1内部で発
生した電波を完全に吸収することが可能となる。
しかも、ドア10に設けられた電波吸収体4の外
方には保護板22が設けられているので、電波吸
収体4を人の直接的な接触から防御することがで
き、頻繁に動かされるドアの電波吸収体4の剥
離、破損を防止し、ドア10における電波吸収性
能を長期にわたつて保持することができる。
吸収体4で覆うことができ、電波暗室1内部で発
生した電波を完全に吸収することが可能となる。
しかも、ドア10に設けられた電波吸収体4の外
方には保護板22が設けられているので、電波吸
収体4を人の直接的な接触から防御することがで
き、頻繁に動かされるドアの電波吸収体4の剥
離、破損を防止し、ドア10における電波吸収性
能を長期にわたつて保持することができる。
以上説明したとおり本考案は、金属外壁の内面
に電波吸収体を配して電波暗室を構成する壁体に
形成された開口部を開閉する電波暗室用ドアを、
金属板により一面が解放面とされた箱状に形成さ
れたドア外板と、該ドア外板内に設けられて前記
解放面に向く凹凸を形成した電波吸収体とを備え
た構成とし、前記ドア外板を、全体を前記開口部
よりも大きく形成すると共に、その解放面を前記
開口部に向けてかつ接点部を介して前記壁体に重
畳されるように壁体と段違いに設け、しかも、前
記ドア外板の解放面に、電波透過性を有する保護
板を該解放面を塞ぐ形態に設けたものであるか
ら、開口部周囲を隙間なく完全に電波吸収体で覆
うことが可能となり、電波遮断性を完全なものと
することができる。しかも、電波吸収体が保護板
により人の接触にさらされて破損することがない
ため、長期にわたつて本来の電波吸収作用を発揮
できる上に、ドアの建付けにおいて開口部との取
合いを考慮することがないから、制作・組付けを
容易に行うことができ、これによるコストダウン
も実現する、等の優れた効果を奏するものであ
る。
に電波吸収体を配して電波暗室を構成する壁体に
形成された開口部を開閉する電波暗室用ドアを、
金属板により一面が解放面とされた箱状に形成さ
れたドア外板と、該ドア外板内に設けられて前記
解放面に向く凹凸を形成した電波吸収体とを備え
た構成とし、前記ドア外板を、全体を前記開口部
よりも大きく形成すると共に、その解放面を前記
開口部に向けてかつ接点部を介して前記壁体に重
畳されるように壁体と段違いに設け、しかも、前
記ドア外板の解放面に、電波透過性を有する保護
板を該解放面を塞ぐ形態に設けたものであるか
ら、開口部周囲を隙間なく完全に電波吸収体で覆
うことが可能となり、電波遮断性を完全なものと
することができる。しかも、電波吸収体が保護板
により人の接触にさらされて破損することがない
ため、長期にわたつて本来の電波吸収作用を発揮
できる上に、ドアの建付けにおいて開口部との取
合いを考慮することがないから、制作・組付けを
容易に行うことができ、これによるコストダウン
も実現する、等の優れた効果を奏するものであ
る。
第1図は本考案の一実施例で電波暗室用ドアを
電波暗室を構成する壁体と共に示した平面断面
図、第2図は一実施例による接点部の構造を拡大
して示した平面断面図、第3図は一実施例による
接点部を構成する緩衝部材を示す斜視図、第4図
および第5図は共に一実施例による電波暗室用ド
アの開閉状態を示した概略平面図、第6図は従来
の電波暗室用ドアを示す平面断面図、第7図は従
来の電波暗室用ドアにおける接点部構造を示す平
面断面図である。 1……電波暗室、2……壁体、3……金属外
壁、4……電波吸収体、6……開口部、10……
電波暗室用ドア、10a……ドア外板、11……
解放面、12……接点部、14……第1の突設
板、15……第1の溝部、16……第2の突設
板、17……第2の溝部、18……緩衝部材、2
2……保護板。
電波暗室を構成する壁体と共に示した平面断面
図、第2図は一実施例による接点部の構造を拡大
して示した平面断面図、第3図は一実施例による
接点部を構成する緩衝部材を示す斜視図、第4図
および第5図は共に一実施例による電波暗室用ド
アの開閉状態を示した概略平面図、第6図は従来
の電波暗室用ドアを示す平面断面図、第7図は従
来の電波暗室用ドアにおける接点部構造を示す平
面断面図である。 1……電波暗室、2……壁体、3……金属外
壁、4……電波吸収体、6……開口部、10……
電波暗室用ドア、10a……ドア外板、11……
解放面、12……接点部、14……第1の突設
板、15……第1の溝部、16……第2の突設
板、17……第2の溝部、18……緩衝部材、2
2……保護板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属外壁の内面に電波吸収体を配して電波暗
室を構成する壁体に形成された開口部を開閉す
る電波暗室用ドアにおいて、金属板により一面
が解放面とされた箱状に形成されたドア外板
と、該ドア外板内に設けられて前記解放面に向
く凹凸を形成した電波吸収体とを有してなり、
前記ドア外板は、全体を前記開口部よりも大き
く形成されると共に、その解放面を前記開口部
に向けてかつ接点部を介して前記壁体に重畳さ
れるように前記壁体と段違いに設けられ、しか
も、前記解放面には、電波透過性を有する保護
板が該解放面を塞ぐ形態に設けられていること
を特徴とする電波暗室用ドア。 前記接点部は、前記金属画外壁から外方に向
けて突設された複数の第1の突設板と、前記ド
ア外板から前記壁体に向けて突設された複数の
第2の突設板とを、それぞれが交互に噛み合う
如く構成し、かつ前記第1の突設板間に形成さ
れる第1の溝部と前記第2の突設板間に形成さ
れる第2の溝部とのそれぞれに、導電性を有す
る緩衝部材を嵌装してなることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の電波暗室用
ドア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10680687U JPH0342719Y2 (ja) | 1987-07-11 | 1987-07-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10680687U JPH0342719Y2 (ja) | 1987-07-11 | 1987-07-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6413198U JPS6413198U (ja) | 1989-01-24 |
| JPH0342719Y2 true JPH0342719Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=31340647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10680687U Expired JPH0342719Y2 (ja) | 1987-07-11 | 1987-07-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0342719Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-11 JP JP10680687U patent/JPH0342719Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6413198U (ja) | 1989-01-24 |
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