JPH0343009Y2 - - Google Patents
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- JPH0343009Y2 JPH0343009Y2 JP1983043674U JP4367483U JPH0343009Y2 JP H0343009 Y2 JPH0343009 Y2 JP H0343009Y2 JP 1983043674 U JP1983043674 U JP 1983043674U JP 4367483 U JP4367483 U JP 4367483U JP H0343009 Y2 JPH0343009 Y2 JP H0343009Y2
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Description
本考案は転写印刷装置に関するものであり、更
に詳しくは成型品、特にキーキヤツプなどの合成
樹脂成型品に文字、記号などを効率よく正確に転
写印刷することができる装置に関するものであ
る。
に詳しくは成型品、特にキーキヤツプなどの合成
樹脂成型品に文字、記号などを効率よく正確に転
写印刷することができる装置に関するものであ
る。
本出願人は以前、合成樹脂成型品に耐摩耗性に
優れた文字、記号等を容易な工程にて且つ正確に
所定の位置に転写印刷する方法を出願した(特願
昭57−145291号)。この方法は、基体シート上に、
熱移行性染料を含有するインキを用いて文字、記
号等のパターン層を複数個形成してなる転写シー
トを、前記パターン層が複数個並べた合成樹脂成
型品の被転写面に各々接するように載置し、次に
先端が曲面を呈する複数個の弾性突起物を有する
転写用パツドを用いて前記転写シートの基体シー
ト側から押圧して前記パターン層と前記合成樹脂
成型品の被転写面とを密着せしめ、そのままの状
態で加熱染色処理することにより前記パターン層
内の熱移行性染料を熱移行させて前記合成樹脂成
型品の被転写面に所望の文字、記号等のパターン
を形成せしめ、しかる後前記基体シートを除去す
ることよりなる文字、記号付合成樹脂成型品の製
造方法において、前記合成樹脂成型品の被転写面
と前記パターン層とを密着せしめるに先だち、前
記合成樹脂成型品のみを加熱せしめることを特徴
とする文字、記号付合成樹脂成型品の製造方法で
ある。この方法によると、例えばキーキヤツプへ
の文字、記号等の形成等、極めて精密な位置合わ
せを要する合成樹脂成型品へのパターンの転写印
刷が、容易な工程にてできるようになつた。
優れた文字、記号等を容易な工程にて且つ正確に
所定の位置に転写印刷する方法を出願した(特願
昭57−145291号)。この方法は、基体シート上に、
熱移行性染料を含有するインキを用いて文字、記
号等のパターン層を複数個形成してなる転写シー
トを、前記パターン層が複数個並べた合成樹脂成
型品の被転写面に各々接するように載置し、次に
先端が曲面を呈する複数個の弾性突起物を有する
転写用パツドを用いて前記転写シートの基体シー
ト側から押圧して前記パターン層と前記合成樹脂
成型品の被転写面とを密着せしめ、そのままの状
態で加熱染色処理することにより前記パターン層
内の熱移行性染料を熱移行させて前記合成樹脂成
型品の被転写面に所望の文字、記号等のパターン
を形成せしめ、しかる後前記基体シートを除去す
ることよりなる文字、記号付合成樹脂成型品の製
造方法において、前記合成樹脂成型品の被転写面
と前記パターン層とを密着せしめるに先だち、前
記合成樹脂成型品のみを加熱せしめることを特徴
とする文字、記号付合成樹脂成型品の製造方法で
ある。この方法によると、例えばキーキヤツプへ
の文字、記号等の形成等、極めて精密な位置合わ
せを要する合成樹脂成型品へのパターンの転写印
刷が、容易な工程にてできるようになつた。
しかしながらこの方法を工業的に実施するに当
つて、従来の各種転写印刷装置をそのまま用いて
実施することは不可能であつた。、その大きな理
由として、この方法は被転写体と転写シートとを
密着せしめるに先だち、被転写体のみを加熱せし
めることを必須要件とするものであり、従来の各
種転写印刷装置をそのまま用いたならば、かかる
点を満足することができず、パターンの位置ずれ
が生じるからである。つまり、従来の転写印刷装
置をそのまま用いると転写印刷加工時に被転写体
を加熱する際、被転写体を固定している固定用治
具をも加熱することになり、この熱によつて固定
用治具が熱膨張し、この治具に固定された被転写
体が動き、この結果、転写シートのパターン層を
被転写体の所定の位置に正確に密着させることが
できず、位置ずれ、見当ずれを生じてしまうから
である。
つて、従来の各種転写印刷装置をそのまま用いて
実施することは不可能であつた。、その大きな理
由として、この方法は被転写体と転写シートとを
密着せしめるに先だち、被転写体のみを加熱せし
めることを必須要件とするものであり、従来の各
種転写印刷装置をそのまま用いたならば、かかる
点を満足することができず、パターンの位置ずれ
が生じるからである。つまり、従来の転写印刷装
置をそのまま用いると転写印刷加工時に被転写体
を加熱する際、被転写体を固定している固定用治
具をも加熱することになり、この熱によつて固定
用治具が熱膨張し、この治具に固定された被転写
体が動き、この結果、転写シートのパターン層を
被転写体の所定の位置に正確に密着させることが
できず、位置ずれ、見当ずれを生じてしまうから
である。
本考案者らは前記問題点に鑑み、キーキヤツプ
基材の所定の位置に、文字、記号等を効率よく正
確に転写印刷することができる装置を得んとし
て、種々研究、改良した結果、本考案を完成する
に至つたものである。即ち本考案は、(イ)熱膨張し
ない材料よりなる固定用治具によつて固定された
複数個のキーキヤツプ基材を、取入部から加熱部
に移動させ、加熱後転写部に移動させ、更に転写
後取出部に移動させるキーキヤツプ基材移動機構
と、(ロ)前記加熱部において遠赤外線放射によつて
キーキヤツプ基材のみを加熱するキーキヤツプ基
材加熱機構と、(ハ)基体シート上に熱移行染料を含
有するインキを用いてパターン層を複数個形成し
てなる転写シートを、給紙部から転写部に移動さ
せ、転写後排紙部に移動させる転写シート移動機
構と、(ニ)転写部において転写シートのパターン層
が複数個のキーキヤツプ基材に各々接するように
固定する位置決め機構と、(ホ)転写部において転写
シートとキーキヤツプ基材とを密着させ転写シー
トの熱移行性染料をキーキヤツプ基材上に熱移行
させてパターンを形成する転写プレス機構とから
なることを特徴とする転写印刷装置である。 以下、本考案に係る転写印刷装置を更に詳しく
説明する。 先ず、被転写体である複数個のキーキヤツプ基
材1は、熱膨張しない材料よりなる固定用治具に
よつて固定されており、キーキヤツプ基材移動機
構2によつて、取入部3から加熱部4に移動させ
られるように構成されている。この際、多数個同
時に転写印刷を行うものであり、固定用治具5に
50〜200個程度固定しておくとよい。この固定用
治具5は後述するキーキヤツプ基材加熱機構6に
よる加熱によつて熱膨張しない材料、即ち遠赤外
線を吸収しないような材料で、あるいは加熱によ
つても熱膨張の極めて少ないような材料で構成し
ておかなければならない。これはキーキヤツプ基
材1を加熱部4において加熱する際、固定用治具
5の熱膨張を防止し、キーキヤツプ基材1の位置
ずれをなくすようにするためである。このような
材料としてはアルミニウム、銅あるいはクロムメ
ツキされた各種金属あるいは各種セラミツク等が
ある。更にこれらが金属材料の場合、研磨された
表面に有するものならば好適である。 次にキーキヤツプ基材1は、加熱部4において
キーキヤツプ基材加熱機構6によつて加熱され
る。本考案において重要なキーキヤツプ基材加熱
機構6は、遠赤外線放射による加熱手段7により
構成されている。この遠赤外線放射による加熱手
段7は遠赤外線を吸収する物質に対してのみ加熱
源となるものである。前記遠赤外線としては波長
が1.5μmから1000μm、好ましくは4μmから50μm
の電磁波を放射するものであればよい。このキー
キヤツプ基材加熱機構6におけるキーキヤツプ基
材1の温度設定は、キーキヤツプ基材1が加熱部
4を通過する時間を変えることによつて加熱時間
を調整するか、遠赤外線放射による加熱温度(遠
赤外線ヒーター7の表面温度)を調整するか、あ
るいはキーキヤツプ基材1と遠赤外線放射による
加熱手段7との距離を調節することによつて行
う。前記距離を調節するには、遠赤外線放射によ
る加熱手段7をハンドル8によつて自由に上下移
動させることができるようにしておくとよい。 なお、このキーキヤツプ基材加熱機構6が設け
られた加熱部4の内側表面は、前記遠赤外線を反
射するような材料で構成しておくとよい。これは
前記遠赤外線を加熱部4内で全て反射さることに
より、キーキヤツプ基材1のみに熱を効率的に吸
収させることができ、熱の有効利用を図ることが
できるとともに、キーキヤツプ基材1対して均一
に加熱することができるからである。このような
材料としては前記固定用治具5を構成する材料と
同様の材料を用いることができる。 加熱後、キーキヤツプ基材1は、前記キーキヤ
ツプ基材移動機構2によつて、加熱部4から転写
部9に移動させられ、該転写部9の転写位置にお
いて位置決めされる。位置決め手段としては、例
えば固定用治具の4辺を順次固定する方法(図示
しない)がある。 一方、キーキヤツプ基材1が転写部9において
位置決めされると同時に、あるいはその前、ある
いはその後に転写シート10が、転写シート移動
機構11によつて給紙部12から転写部9に移動
させられる。この転写シート移動機構1は、予め
給紙部12に載置されている転写シート10を転
写部9の転写位置に移動させるように構成されて
いる。給紙部12より転写シート10を移動させ
る方法としては例えば、転写シート10を吸引す
ることによつて行うようにするとよい。 なお、実施例において使用している転写シート
10は、基体シート上に文字、記号等のパターン
層等を形成してなるものであり、主として枚葉の
シート状物であるが、ロール状の転写シートを用
い、前記転写シート移動機構11として転写シー
トを順次巻取るような構造になることも可能であ
る。 転写部9の転写位置に移動させられた転写シー
トは、転写シート位置決め機構によつてパターン
層が複数のキートツプ基材1に各々接するように
固定して位置決めされるように構成されている。
この位置決めは、例えばガイドピンによる方法、
光電管を利用する方法(何れも図示しない)等が
ある。 なお、前記位置決め機機構によつて位置決めさ
れた転写シート10は、後述するキーキヤツプ基
材1との密着の前に予め、転写シートクランプ機
構13によつて固定しておくとよい。これは転写
シート10とキーキヤツプ基材1との密着時に転
写シート10の位置ずれを防止する為である。 キーキヤツプ基材1と転写シート10とが位置
決めされた後、転写プレス機構14によつて、キ
ーキヤツプ基材1と転写シート10とが密着せし
められる。この転写プレス機構14は、転写用パ
ツド15にて所定の位置に固定されたキーキヤツ
プ基材1と転写シート10とを密着させるために
上下運動するように構成されている。転写用パツ
ド15は例えばシリコンゴム等の弾性体で構成さ
れているものであり、キーキヤツプ基材の天面の
ように湾曲した凹型形状を呈する場合、先端が湾
曲面を呈する突起物を用いる。更にこの突起物は
転写印刷しようとするキーキヤツプ基材の個数に
対応した数を設けておくとよい。また、転写用パ
ツドは、自由に取りはずし可能に構成しておき、
キーキヤツプ基材1の形状に応じて様々な形状を
呈する転写用パツドを使用することができるよう
にしておくとよい。 前記したようにキーキヤツプ基材1と転写シー
ト10とを密着せしめることによつて、前記キー
キヤツプ基材加熱機構6にて加熱されたキーキヤ
ツプ基材1の熱により前記転写シート10のパタ
ーン層が、前記キーキヤツプ基材1の表面に転移
される。 なお、本考案における転写シート10の構成と
しては、基体シート上に、熱移行性染料を含有す
るインキを用いて文字、記号等のパターン層を形
成してなるものである。本考案において、転写シ
ート10内の熱移行性染料は、加熱部4において
加熱されたキーキヤツプ基材1の熱によつて熱移
行し該基材1内部に侵透し、文字、記号等を形成
するものである。従つて前記密着時に特別の加熱
処理は要しないものである。しかしながらキーキ
ヤツプ基材1を加熱した後、密着する迄比較的時
間を要する場合、あるいは転写用パツド15が大
きい場合等、密着時に加熱されたキーキヤツプ基
材1の温度低下が甚しい場合には、前記転写用パ
ツド15として例えば加熱盤を有する転写用パツ
ドを用いたりして転写用パツドを加熱する等の手
段が必要となることはいうまでもない。また、前
記熱移行性染料の熱移行が終わると、転写用パツ
ド15を上昇させると同時に転写シート10とキ
ーキヤツプ基材1とは直ちに引き離すとよい。こ
れは加熱されて転写温度まで達しているキーキヤ
ツプ基材1に密着終了後転写シート10が再度接
触すると、接触された部分に転写シート10上に
残存している熱移行性染料が再度転写印刷され、
キーキヤツプ基材1の文字、記号等が2重写りに
なつたり、また転写すべきでない部分を汚染した
りして著しく製品価値を損ねる結果となつてしま
うからである。このようにするには転写位置に転
写シート載置枠16を設けておき、転写用パツド
15の下降時には下降し、上昇時には上昇するよ
うに構成しておき、転写用パツド15の下降時以
外は転写シート10がキーキヤツプ基材1から離
れるようにしておくとよい。 密着終了後、転写済みの転写シート10は、前
記転写シート移動機構11によつて転写部9から
排紙部17に除去される。前記転写シート移動機
構11は給紙部12から転写部9へ移動させる機
構と、転写部9から排紙部17へ移動させる機構
とが同一のものを用いて構成してもよいが、作業
の効率を考えると各々別個のものを用い構成する
方がより好ましい。 一方、転写済みのキーキヤツプ基材1は、前記
被転写体移動機構2によて転写部9から取出部1
8に移動させられる。 以上のようにして一工程が終了すると、転写済
のキーキヤツプ基材1が取出部18へ移動すると
同時に未転写のキーキヤツプ基材1が転写部9に
移動するように、また転写済みの転写シート10
が排紙部17に除去されると同時に未使用の転写
シート10が転写部9に移動するように構成する
ことによつて、同様の工程が効率よく繰り返され
る。また、この工程を繰り返すに際して、前記し
た各種運動は各々連動して行なわれるように構成
するとよい。
基材の所定の位置に、文字、記号等を効率よく正
確に転写印刷することができる装置を得んとし
て、種々研究、改良した結果、本考案を完成する
に至つたものである。即ち本考案は、(イ)熱膨張し
ない材料よりなる固定用治具によつて固定された
複数個のキーキヤツプ基材を、取入部から加熱部
に移動させ、加熱後転写部に移動させ、更に転写
後取出部に移動させるキーキヤツプ基材移動機構
と、(ロ)前記加熱部において遠赤外線放射によつて
キーキヤツプ基材のみを加熱するキーキヤツプ基
材加熱機構と、(ハ)基体シート上に熱移行染料を含
有するインキを用いてパターン層を複数個形成し
てなる転写シートを、給紙部から転写部に移動さ
せ、転写後排紙部に移動させる転写シート移動機
構と、(ニ)転写部において転写シートのパターン層
が複数個のキーキヤツプ基材に各々接するように
固定する位置決め機構と、(ホ)転写部において転写
シートとキーキヤツプ基材とを密着させ転写シー
トの熱移行性染料をキーキヤツプ基材上に熱移行
させてパターンを形成する転写プレス機構とから
なることを特徴とする転写印刷装置である。 以下、本考案に係る転写印刷装置を更に詳しく
説明する。 先ず、被転写体である複数個のキーキヤツプ基
材1は、熱膨張しない材料よりなる固定用治具に
よつて固定されており、キーキヤツプ基材移動機
構2によつて、取入部3から加熱部4に移動させ
られるように構成されている。この際、多数個同
時に転写印刷を行うものであり、固定用治具5に
50〜200個程度固定しておくとよい。この固定用
治具5は後述するキーキヤツプ基材加熱機構6に
よる加熱によつて熱膨張しない材料、即ち遠赤外
線を吸収しないような材料で、あるいは加熱によ
つても熱膨張の極めて少ないような材料で構成し
ておかなければならない。これはキーキヤツプ基
材1を加熱部4において加熱する際、固定用治具
5の熱膨張を防止し、キーキヤツプ基材1の位置
ずれをなくすようにするためである。このような
材料としてはアルミニウム、銅あるいはクロムメ
ツキされた各種金属あるいは各種セラミツク等が
ある。更にこれらが金属材料の場合、研磨された
表面に有するものならば好適である。 次にキーキヤツプ基材1は、加熱部4において
キーキヤツプ基材加熱機構6によつて加熱され
る。本考案において重要なキーキヤツプ基材加熱
機構6は、遠赤外線放射による加熱手段7により
構成されている。この遠赤外線放射による加熱手
段7は遠赤外線を吸収する物質に対してのみ加熱
源となるものである。前記遠赤外線としては波長
が1.5μmから1000μm、好ましくは4μmから50μm
の電磁波を放射するものであればよい。このキー
キヤツプ基材加熱機構6におけるキーキヤツプ基
材1の温度設定は、キーキヤツプ基材1が加熱部
4を通過する時間を変えることによつて加熱時間
を調整するか、遠赤外線放射による加熱温度(遠
赤外線ヒーター7の表面温度)を調整するか、あ
るいはキーキヤツプ基材1と遠赤外線放射による
加熱手段7との距離を調節することによつて行
う。前記距離を調節するには、遠赤外線放射によ
る加熱手段7をハンドル8によつて自由に上下移
動させることができるようにしておくとよい。 なお、このキーキヤツプ基材加熱機構6が設け
られた加熱部4の内側表面は、前記遠赤外線を反
射するような材料で構成しておくとよい。これは
前記遠赤外線を加熱部4内で全て反射さることに
より、キーキヤツプ基材1のみに熱を効率的に吸
収させることができ、熱の有効利用を図ることが
できるとともに、キーキヤツプ基材1対して均一
に加熱することができるからである。このような
材料としては前記固定用治具5を構成する材料と
同様の材料を用いることができる。 加熱後、キーキヤツプ基材1は、前記キーキヤ
ツプ基材移動機構2によつて、加熱部4から転写
部9に移動させられ、該転写部9の転写位置にお
いて位置決めされる。位置決め手段としては、例
えば固定用治具の4辺を順次固定する方法(図示
しない)がある。 一方、キーキヤツプ基材1が転写部9において
位置決めされると同時に、あるいはその前、ある
いはその後に転写シート10が、転写シート移動
機構11によつて給紙部12から転写部9に移動
させられる。この転写シート移動機構1は、予め
給紙部12に載置されている転写シート10を転
写部9の転写位置に移動させるように構成されて
いる。給紙部12より転写シート10を移動させ
る方法としては例えば、転写シート10を吸引す
ることによつて行うようにするとよい。 なお、実施例において使用している転写シート
10は、基体シート上に文字、記号等のパターン
層等を形成してなるものであり、主として枚葉の
シート状物であるが、ロール状の転写シートを用
い、前記転写シート移動機構11として転写シー
トを順次巻取るような構造になることも可能であ
る。 転写部9の転写位置に移動させられた転写シー
トは、転写シート位置決め機構によつてパターン
層が複数のキートツプ基材1に各々接するように
固定して位置決めされるように構成されている。
この位置決めは、例えばガイドピンによる方法、
光電管を利用する方法(何れも図示しない)等が
ある。 なお、前記位置決め機機構によつて位置決めさ
れた転写シート10は、後述するキーキヤツプ基
材1との密着の前に予め、転写シートクランプ機
構13によつて固定しておくとよい。これは転写
シート10とキーキヤツプ基材1との密着時に転
写シート10の位置ずれを防止する為である。 キーキヤツプ基材1と転写シート10とが位置
決めされた後、転写プレス機構14によつて、キ
ーキヤツプ基材1と転写シート10とが密着せし
められる。この転写プレス機構14は、転写用パ
ツド15にて所定の位置に固定されたキーキヤツ
プ基材1と転写シート10とを密着させるために
上下運動するように構成されている。転写用パツ
ド15は例えばシリコンゴム等の弾性体で構成さ
れているものであり、キーキヤツプ基材の天面の
ように湾曲した凹型形状を呈する場合、先端が湾
曲面を呈する突起物を用いる。更にこの突起物は
転写印刷しようとするキーキヤツプ基材の個数に
対応した数を設けておくとよい。また、転写用パ
ツドは、自由に取りはずし可能に構成しておき、
キーキヤツプ基材1の形状に応じて様々な形状を
呈する転写用パツドを使用することができるよう
にしておくとよい。 前記したようにキーキヤツプ基材1と転写シー
ト10とを密着せしめることによつて、前記キー
キヤツプ基材加熱機構6にて加熱されたキーキヤ
ツプ基材1の熱により前記転写シート10のパタ
ーン層が、前記キーキヤツプ基材1の表面に転移
される。 なお、本考案における転写シート10の構成と
しては、基体シート上に、熱移行性染料を含有す
るインキを用いて文字、記号等のパターン層を形
成してなるものである。本考案において、転写シ
ート10内の熱移行性染料は、加熱部4において
加熱されたキーキヤツプ基材1の熱によつて熱移
行し該基材1内部に侵透し、文字、記号等を形成
するものである。従つて前記密着時に特別の加熱
処理は要しないものである。しかしながらキーキ
ヤツプ基材1を加熱した後、密着する迄比較的時
間を要する場合、あるいは転写用パツド15が大
きい場合等、密着時に加熱されたキーキヤツプ基
材1の温度低下が甚しい場合には、前記転写用パ
ツド15として例えば加熱盤を有する転写用パツ
ドを用いたりして転写用パツドを加熱する等の手
段が必要となることはいうまでもない。また、前
記熱移行性染料の熱移行が終わると、転写用パツ
ド15を上昇させると同時に転写シート10とキ
ーキヤツプ基材1とは直ちに引き離すとよい。こ
れは加熱されて転写温度まで達しているキーキヤ
ツプ基材1に密着終了後転写シート10が再度接
触すると、接触された部分に転写シート10上に
残存している熱移行性染料が再度転写印刷され、
キーキヤツプ基材1の文字、記号等が2重写りに
なつたり、また転写すべきでない部分を汚染した
りして著しく製品価値を損ねる結果となつてしま
うからである。このようにするには転写位置に転
写シート載置枠16を設けておき、転写用パツド
15の下降時には下降し、上昇時には上昇するよ
うに構成しておき、転写用パツド15の下降時以
外は転写シート10がキーキヤツプ基材1から離
れるようにしておくとよい。 密着終了後、転写済みの転写シート10は、前
記転写シート移動機構11によつて転写部9から
排紙部17に除去される。前記転写シート移動機
構11は給紙部12から転写部9へ移動させる機
構と、転写部9から排紙部17へ移動させる機構
とが同一のものを用いて構成してもよいが、作業
の効率を考えると各々別個のものを用い構成する
方がより好ましい。 一方、転写済みのキーキヤツプ基材1は、前記
被転写体移動機構2によて転写部9から取出部1
8に移動させられる。 以上のようにして一工程が終了すると、転写済
のキーキヤツプ基材1が取出部18へ移動すると
同時に未転写のキーキヤツプ基材1が転写部9に
移動するように、また転写済みの転写シート10
が排紙部17に除去されると同時に未使用の転写
シート10が転写部9に移動するように構成する
ことによつて、同様の工程が効率よく繰り返され
る。また、この工程を繰り返すに際して、前記し
た各種運動は各々連動して行なわれるように構成
するとよい。
本考案は以上のような構成からなるものである
から、以上のような効果がある。即ち、転写印刷
加工時に被転写体を加熱する際、被転写体を固定
している固定用治具が加熱されずに被転写体のみ
が加熱されるものであるから、文字、記号等をキ
ーキヤツプ基材の所定の位置に位置ずれ、見当ず
れなく正確に転写印刷することができるのであ
る。また、被転写体であるキーキヤツプ基材の加
熱と基材表面への転写印刷とを夫々別個の位置に
て行い、順次効率よく転写印刷加工を行うことが
できるものであるから生産性に極めて優れたもの
である。従つて本考案に係る転写印刷装置は、産
業上利用価値の極めて大きいものである。
から、以上のような効果がある。即ち、転写印刷
加工時に被転写体を加熱する際、被転写体を固定
している固定用治具が加熱されずに被転写体のみ
が加熱されるものであるから、文字、記号等をキ
ーキヤツプ基材の所定の位置に位置ずれ、見当ず
れなく正確に転写印刷することができるのであ
る。また、被転写体であるキーキヤツプ基材の加
熱と基材表面への転写印刷とを夫々別個の位置に
て行い、順次効率よく転写印刷加工を行うことが
できるものであるから生産性に極めて優れたもの
である。従つて本考案に係る転写印刷装置は、産
業上利用価値の極めて大きいものである。
第1図は本考案に係る転写印刷装置の側面断面
模式図を示し(但し、転写シート移動機構は省
略)、第2図は正面断面模式図を示す。 図中、1……キーキヤツプ基材、2……キーキ
ヤツプ基材移動機構、3……取入部、4……加熱
部、5……固定用治具、6……キーキヤツプ加熱
機構、7……遠赤外線放射による加熱手段(遠赤
外線ヒーター)、8……ハンドル、9……転写部、
10……転写シート、11……転写シート移動機
構、12……給紙部、13……転写シートクラン
プ機構、14……転写プレス機構、15……転写
用パツド、16……転写シート載置枠、17……
排紙部、18……取出部。
模式図を示し(但し、転写シート移動機構は省
略)、第2図は正面断面模式図を示す。 図中、1……キーキヤツプ基材、2……キーキ
ヤツプ基材移動機構、3……取入部、4……加熱
部、5……固定用治具、6……キーキヤツプ加熱
機構、7……遠赤外線放射による加熱手段(遠赤
外線ヒーター)、8……ハンドル、9……転写部、
10……転写シート、11……転写シート移動機
構、12……給紙部、13……転写シートクラン
プ機構、14……転写プレス機構、15……転写
用パツド、16……転写シート載置枠、17……
排紙部、18……取出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 (イ) 熱膨張しない材料よりなる固定用治具に
よつて固定された複数個のキーキヤツプ基材
を、取入部から加熱部に移動させ、加熱後転
写部に移動させ、更に転写後取出部に移動さ
せるキーキヤツプ基材移動機構と、 (ロ) 前記加熱部において遠赤外線放射によつて
キーキヤツプ基材のみを加熱するキーキヤツ
プ基材加熱機構と、 (ハ) 基体シート上に熱移行性染料を含有するイ
ンキを用いてパターン層を複数個形成してな
る転写シートを、給紙部から転写部に移動さ
せ、転写後排紙部に移動させる転写シート移
動機構と、 (ニ) 転写部において転写シートのパターン層が
複数個のキートツプ基材に各々接するように
固定する位置決め機構と、 (ホ) 転写部において転写シートとキーキヤツプ
基材とを密着させ転写シートの熱移行性染料
をキーキヤツプ基材上に熱移行させてパター
ンを形成する転写プレス機構、 とからなる転写印刷装置。 2 転写プレス機構のプレス部が、転写用パツド
であることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項に記載の転写印刷装置。 3 転写用パツドが加熱されたものであることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項に記
載の転写印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4367483U JPS59157820U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 転写印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4367483U JPS59157820U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 転写印刷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59157820U JPS59157820U (ja) | 1984-10-23 |
| JPH0343009Y2 true JPH0343009Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=30174211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4367483U Granted JPS59157820U (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 転写印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59157820U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58138648A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-17 | Shinko:Kk | 熱転写機の温度制御装置 |
-
1983
- 1983-03-26 JP JP4367483U patent/JPS59157820U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59157820U (ja) | 1984-10-23 |
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