JPH0343043B2 - - Google Patents
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- JPH0343043B2 JPH0343043B2 JP60197461A JP19746185A JPH0343043B2 JP H0343043 B2 JPH0343043 B2 JP H0343043B2 JP 60197461 A JP60197461 A JP 60197461A JP 19746185 A JP19746185 A JP 19746185A JP H0343043 B2 JPH0343043 B2 JP H0343043B2
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- JP
- Japan
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- steel material
- tension
- formwork
- concrete
- resistance member
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、暗渠用コンクリートブロツクをはじ
め各種のコンクリート二次製品を製造する場合に
適用されるプレストレストコンクリート構造体の
製造方法に関するものである。
め各種のコンクリート二次製品を製造する場合に
適用されるプレストレストコンクリート構造体の
製造方法に関するものである。
[従来の技術]
コンクリート製品の一部分あるいは全体を、圧
縮のみならず引張りにも強い構造にする必要があ
る場合には、コンクリート組織内に張力を付与し
たPC鋼材を埋設するようにしたプレストレスト
コンクリート構造が採用されることが少なくな
い。
縮のみならず引張りにも強い構造にする必要があ
る場合には、コンクリート組織内に張力を付与し
たPC鋼材を埋設するようにしたプレストレスト
コンクリート構造が採用されることが少なくな
い。
このようなプレストレストコンクリート構造体
を製造する方法としては、例えば、ポストテンシ
ヨン方式のものがある。これは、型枠中にパイプ
状のシースを配設固定した状態でコンクリートを
打設し、打設コンクリートが所要の圧縮強度を発
現した段階で前記シース内にPC鋼材を挿入し、
そのPC鋼材を緊張してそのコンクリート構造体
にストレスを導入するようにしたものである。と
ころろが、このような方式のものは、前記シース
と前記PC鋼材との空隙にグラウトを注入しなけ
ればならないため、作業が煩雑になるという欠点
があり、しかも、グラウトの注入が不完全な場合
にはPC鋼材が腐食して切断事故を招く虞れがあ
る。
を製造する方法としては、例えば、ポストテンシ
ヨン方式のものがある。これは、型枠中にパイプ
状のシースを配設固定した状態でコンクリートを
打設し、打設コンクリートが所要の圧縮強度を発
現した段階で前記シース内にPC鋼材を挿入し、
そのPC鋼材を緊張してそのコンクリート構造体
にストレスを導入するようにしたものである。と
ころろが、このような方式のものは、前記シース
と前記PC鋼材との空隙にグラウトを注入しなけ
ればならないため、作業が煩雑になるという欠点
があり、しかも、グラウトの注入が不完全な場合
にはPC鋼材が腐食して切断事故を招く虞れがあ
る。
そのため、近時、アンボンドPC鋼材を用いて
このような不都合に対処し得るようにしたものも
開発され普及している。すなわち、この方式は、
PC鋼材の外周にアスフアルト乳剤を塗着するこ
とによつてこのPC鋼材とコンクリートとの付着
を防止するようにしておき、シースを用いること
なしにポストテンシヨン方式によるプレストレス
トを導入し得るようにしたものである。しかしな
がら、このものはアスフアルト乳剤付きの高価な
PC鋼材を使用しなければならないため、製品価
格に悪影響を及ぼすという問題がある。
このような不都合に対処し得るようにしたものも
開発され普及している。すなわち、この方式は、
PC鋼材の外周にアスフアルト乳剤を塗着するこ
とによつてこのPC鋼材とコンクリートとの付着
を防止するようにしておき、シースを用いること
なしにポストテンシヨン方式によるプレストレス
トを導入し得るようにしたものである。しかしな
がら、このものはアスフアルト乳剤付きの高価な
PC鋼材を使用しなければならないため、製品価
格に悪影響を及ぼすという問題がある。
なお、以上のような方式のものとは異なり、プ
レテンシヨン方式によるプレストレストコンクリ
ート構造体の製造方法も知られている。その代表
的なものとしては、ロングライン方式と、単独型
枠方式とがある。ロングライン方式は、対をなす
定着壁を距離をおいて立設対峙させておき、これ
ら両定着壁間に必要本数のPC鋼材を複数の型枠
に貫通させて張設し、前記各型枠に打設したコン
クリートが所要の強度にまで硬化した後に前記
PC鋼材を前記各型枠の両端部分で切断するよう
にしたものである。しかして、この方式は製品を
大量に生産する場合には便利であるが、設備が大
がかりになるため少量生産には向かない。一方、
単独型枠方式は、型枠を剛性の高い強固な構造の
ものにしておき、この型枠の側壁間にPC鋼材を
張設した状態でコンクリートを打設するようにし
たもので、少量生産にも適している。しかし、
PC鋼材の張力に耐え得る程度にまで型枠の剛性
を高めると該型枠の重量が非常に大きくなり、型
組み作業や脱型作業に多大の労力を要するという
問題がある。
レテンシヨン方式によるプレストレストコンクリ
ート構造体の製造方法も知られている。その代表
的なものとしては、ロングライン方式と、単独型
枠方式とがある。ロングライン方式は、対をなす
定着壁を距離をおいて立設対峙させておき、これ
ら両定着壁間に必要本数のPC鋼材を複数の型枠
に貫通させて張設し、前記各型枠に打設したコン
クリートが所要の強度にまで硬化した後に前記
PC鋼材を前記各型枠の両端部分で切断するよう
にしたものである。しかして、この方式は製品を
大量に生産する場合には便利であるが、設備が大
がかりになるため少量生産には向かない。一方、
単独型枠方式は、型枠を剛性の高い強固な構造の
ものにしておき、この型枠の側壁間にPC鋼材を
張設した状態でコンクリートを打設するようにし
たもので、少量生産にも適している。しかし、
PC鋼材の張力に耐え得る程度にまで型枠の剛性
を高めると該型枠の重量が非常に大きくなり、型
組み作業や脱型作業に多大の労力を要するという
問題がある。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、以上のような問題点、すなわち、シ
ースにグラウトを注入する作業が必要となつて作
業が煩雑化したり、高価なアンボンドPC鋼材の
使用により施工費用が高くなるというポストテン
シヨン方式の不都合や、設備が大がかりになつて
少量生産に不向きであつたり型枠の大重量化を招
いて型組みや脱型作業に支障が生じるという従来
のプレテンシヨン方式が有している問題点を一挙
に解消することを目的としている。
ースにグラウトを注入する作業が必要となつて作
業が煩雑化したり、高価なアンボンドPC鋼材の
使用により施工費用が高くなるというポストテン
シヨン方式の不都合や、設備が大がかりになつて
少量生産に不向きであつたり型枠の大重量化を招
いて型組みや脱型作業に支障が生じるという従来
のプレテンシヨン方式が有している問題点を一挙
に解消することを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、以上のような目的を達成するため
に、型枠の対向する壁に鋼材保持具を着脱可能に
支持する剛性部材を設けておき、この型枠内に
PC鋼材を、その両端を前記各鋼材保持具に支持
させて配設し、前記両剛性部材を縦方向の圧縮力
を受けるための緊張抵抗部材により連結した上で
前記PC鋼材に張力を与えるようにした緊張操作
を、前記型枠内にコンクリートを打設する前また
は打設した直後に実施し、打設したコンクリート
の圧縮強度が所定値を上回つた後に前記鋼材保持
具を取り外して脱型を行なうことによつてプレキ
ヤストコンクリート構造体を製造するようにした
ことを特徴とする。
に、型枠の対向する壁に鋼材保持具を着脱可能に
支持する剛性部材を設けておき、この型枠内に
PC鋼材を、その両端を前記各鋼材保持具に支持
させて配設し、前記両剛性部材を縦方向の圧縮力
を受けるための緊張抵抗部材により連結した上で
前記PC鋼材に張力を与えるようにした緊張操作
を、前記型枠内にコンクリートを打設する前また
は打設した直後に実施し、打設したコンクリート
の圧縮強度が所定値を上回つた後に前記鋼材保持
具を取り外して脱型を行なうことによつてプレキ
ヤストコンクリート構造体を製造するようにした
ことを特徴とする。
なお、本発明では、前記緊張抵抗部材に係止片
を突設しておくとともに、前記剛性部材にスリツ
トを設けておき、このスリツトに前記係止片を前
記PC鋼材と略直交する方向から係合させること
によつて、前記緊張抵抗部材と前記剛性部材とを
連結するようにしている。
を突設しておくとともに、前記剛性部材にスリツ
トを設けておき、このスリツトに前記係止片を前
記PC鋼材と略直交する方向から係合させること
によつて、前記緊張抵抗部材と前記剛性部材とを
連結するようにしている。
[作用]
このような製造方法によれば、型枠内に予め
PC鋼材を配設した上でコンクリートを打設する
ことができるので、シースが不要になる。また、
コンクリートの打設前または打設直後にPC鋼材
を緊張するので、高価なアンボンドPC鋼材を使
用する必要もない。しかも、PC鋼材の張力を主
として張力抵抗部材により受けるようにしている
ので、設備が大がかりになつたり、型枠自体の大
重量化を招くこともない。
PC鋼材を配設した上でコンクリートを打設する
ことができるので、シースが不要になる。また、
コンクリートの打設前または打設直後にPC鋼材
を緊張するので、高価なアンボンドPC鋼材を使
用する必要もない。しかも、PC鋼材の張力を主
として張力抵抗部材により受けるようにしている
ので、設備が大がかりになつたり、型枠自体の大
重量化を招くこともない。
しかも、本発明では、緊張抵抗部材に突設した
係止片を剛性部材のスリツトに係合させるだけで
両者の連結を行うようにしているので、ボルト・
ナツト等を用いて連結作業を行う場合に比べて、
工数を大幅に削減することができる。その上、前
記係止片は、PC鋼材と略直交する方向からスリ
ツトに係合させるようにしているため、係合状態
において、PC鋼材に張力を付与すると、係止片
がスリツトの内面に強く押し付けられることにな
り、自動的に該緊張抵抗部材が前記剛性部材に強
固に連結される。そのため、簡単な操作により緊
張抵抗部材を装着できるにもかかわらず、PC鋼
材に張力を付与した後に該緊張抵抗部材が外れる
ような不具合は生じ難い。
係止片を剛性部材のスリツトに係合させるだけで
両者の連結を行うようにしているので、ボルト・
ナツト等を用いて連結作業を行う場合に比べて、
工数を大幅に削減することができる。その上、前
記係止片は、PC鋼材と略直交する方向からスリ
ツトに係合させるようにしているため、係合状態
において、PC鋼材に張力を付与すると、係止片
がスリツトの内面に強く押し付けられることにな
り、自動的に該緊張抵抗部材が前記剛性部材に強
固に連結される。そのため、簡単な操作により緊
張抵抗部材を装着できるにもかかわらず、PC鋼
材に張力を付与した後に該緊張抵抗部材が外れる
ような不具合は生じ難い。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
この実施例は、暗渠用コンクリートブロツク1
を製造する場合のもので、概略的には、まず、型
枠2の対向する側壁3,4に鋼材保持具5,6を
着脱可能に支持する剛性部材7,8を設けてお
き、この型枠2内にPC鋼材9を、その両端9a,
9bを前記各鋼材保持具5,6に支持させて配設
する(第1図参照)。次いで、前記両剛性部材7,
8を縦方向の圧縮力を受けるための緊張抵抗部材
11により連結した上で前記PC鋼材9に張力を
与えるようにした緊張操作を、前記型枠2内にコ
ンクリート12を打設した直後に実施する(第2
図参照)。しかる後に、その型枠2に震動を与え
て該型枠2内のコンクリート12を締め固める
(第3図参照)。そして、打設コンクリート12の
圧縮強度が所定値を上回つた後に前記鋼材保持具
5,6を取り外して脱型を行い、頂版部1aに
PC鋼材9を内蔵する暗渠用コンクリートブロツ
ク11(第4図参照)を得るようにしている。
を製造する場合のもので、概略的には、まず、型
枠2の対向する側壁3,4に鋼材保持具5,6を
着脱可能に支持する剛性部材7,8を設けてお
き、この型枠2内にPC鋼材9を、その両端9a,
9bを前記各鋼材保持具5,6に支持させて配設
する(第1図参照)。次いで、前記両剛性部材7,
8を縦方向の圧縮力を受けるための緊張抵抗部材
11により連結した上で前記PC鋼材9に張力を
与えるようにした緊張操作を、前記型枠2内にコ
ンクリート12を打設した直後に実施する(第2
図参照)。しかる後に、その型枠2に震動を与え
て該型枠2内のコンクリート12を締め固める
(第3図参照)。そして、打設コンクリート12の
圧縮強度が所定値を上回つた後に前記鋼材保持具
5,6を取り外して脱型を行い、頂版部1aに
PC鋼材9を内蔵する暗渠用コンクリートブロツ
ク11(第4図参照)を得るようにしている。
詳述すれば、型枠2は、基本的には従来のアン
ボンドPC鋼棒を用いる場合のものと同様な薄板
により形成されており、第1図ないし第5図に示
すように、底板13の周縁に、対をなす側版3,
4と、対をなす端板14,15とを接合し、その
端板14,15間に中子板16を架設してなる。
そして、第5図および第6図に示すように、前記
両側版3,4の上端近傍部に、溝形鋼製の剛性部
材7,8を水平に固着し、これら剛性部材7,8
の内側壁7a,8aのPC鋼材9を張設すべき個
所に透口17を設け、これら各透口17に鋼材保
持具5,6を回転可能にかつ外方へ抜出可能に保
持している。鋼材保持具5,6は、軸心部にねじ
孔5a,6aを有した筒状のもので、内方端側が
小径となるテーパ形状をなしており、その外方端
には六角径の頭部5b,6bを有している。そし
て、対向する鋼材保持具5,6間にPC鋼材9を
装着している。PC鋼材9としては、異形高張力
鋼材、例えば、SP135(商品名;住友金属工業株
式会社製)、ウルボン(商品名;高周波熱錬株式
会社製)等のようにコンクリート12との付着性
が良好なものを選択使用するのが望ましい。PC
鋼材9の両端には、おねじ部18,19を形成し
てあり、このおねじ部18,19の基端に係止ナ
ツト21を螺合させた上で、該ねじ部18,19
の先端を対応する鋼材保持具5,6のねじ孔5
a,6aに螺着している。このようにして必要本
数(この実施例では3本)のPC鋼材9を型枠2
内に配設した状態で、この型枠2に生コンクリー
ト12を打設する。
ボンドPC鋼棒を用いる場合のものと同様な薄板
により形成されており、第1図ないし第5図に示
すように、底板13の周縁に、対をなす側版3,
4と、対をなす端板14,15とを接合し、その
端板14,15間に中子板16を架設してなる。
そして、第5図および第6図に示すように、前記
両側版3,4の上端近傍部に、溝形鋼製の剛性部
材7,8を水平に固着し、これら剛性部材7,8
の内側壁7a,8aのPC鋼材9を張設すべき個
所に透口17を設け、これら各透口17に鋼材保
持具5,6を回転可能にかつ外方へ抜出可能に保
持している。鋼材保持具5,6は、軸心部にねじ
孔5a,6aを有した筒状のもので、内方端側が
小径となるテーパ形状をなしており、その外方端
には六角径の頭部5b,6bを有している。そし
て、対向する鋼材保持具5,6間にPC鋼材9を
装着している。PC鋼材9としては、異形高張力
鋼材、例えば、SP135(商品名;住友金属工業株
式会社製)、ウルボン(商品名;高周波熱錬株式
会社製)等のようにコンクリート12との付着性
が良好なものを選択使用するのが望ましい。PC
鋼材9の両端には、おねじ部18,19を形成し
てあり、このおねじ部18,19の基端に係止ナ
ツト21を螺合させた上で、該ねじ部18,19
の先端を対応する鋼材保持具5,6のねじ孔5
a,6aに螺着している。このようにして必要本
数(この実施例では3本)のPC鋼材9を型枠2
内に配設した状態で、この型枠2に生コンクリー
ト12を打設する。
そして、生コンクリート12の打設直後にこの
型枠上の各PC鋼材9に対応する部位に、第5図
に示すように、緊張抵抗部材11をそれぞれ装着
する。各緊張抵抗部材11は、第6図および第7
図に示すように溝型鋼製のもので、下面両端部に
係止片22を突設している。そして、この係止片
22を型枠2の上端鍔部2aを貫通させて前記剛
性部材7,8の天壁7b,8bに設けたスリツト
23に、図面に示すように前記PC鋼材9と略直
交する方向(上下方向)から係合させることによ
つて、この緊張抵抗部材11と前記各剛性部材
7,8とを連結するようにしている。しかる後
に、前記鋼材保持具6の外方端に剛性部材8の外
側壁8cを貫通させて挿入したプルロツド24を
螺合させ、このプルロツド24をセンターホール
式の油圧ジヤツキ25にて牽引することによつて
各PC鋼材9を緊張する。すなわち、プルロツド
24は、ねじ棒状のもので、内方端24aを前記
鋼材保持具6のねじ孔6aに螺合させるとともに
外方端24bを前記剛性部材8の外側壁8cの外
面に突出させる。そして、この外方端24bに固
定用ナツト26を螺合させた上で、このプルロツ
ド24を油圧ジヤツキ25の牽引端25aに接続
し、この油圧ジヤツキ25を作動させて前記PC
鋼材9およびプルロツド24に張力を与える。こ
の状態で、前記固定用ナツト26を締め付けて
PC鋼材9の緊張を維持させ、前記油圧ジヤツキ
25を除去する。そして、PC鋼材9の緊張後、
型枠2に振動をあたえて生コンクリート12の充
填度合を高め、その上面12aをコテで仕上げ
る。しかる後、図示しない養生シートを掛けて養
生する。なお、この実施例では、油圧ジヤツキ2
5を除去した後、プルロツド24の外方端を安全
カバー27により保護し、前記PC鋼材9が切断
した際に前記プルロツド24部分が外方に飛び出
すのを防止するようにしている。この安全カバー
27は、鉄板を鍔付コ字形に成形してなるもの
で、一端鍔部を前記剛性部材8にボルト28を介
して回転可能に支承させるとともに他端鍔部に設
けた切欠孔29を前記剛性部材8に植設したボル
ト31に係合させることによつて所要位置に保持
されている。しかして、前記プルロツド24を油
圧ジヤツキ25により牽引する際には、この安全
カバー27を油圧ジヤツキ25と干渉しない位置
にまで回動させ退避させておく。
型枠上の各PC鋼材9に対応する部位に、第5図
に示すように、緊張抵抗部材11をそれぞれ装着
する。各緊張抵抗部材11は、第6図および第7
図に示すように溝型鋼製のもので、下面両端部に
係止片22を突設している。そして、この係止片
22を型枠2の上端鍔部2aを貫通させて前記剛
性部材7,8の天壁7b,8bに設けたスリツト
23に、図面に示すように前記PC鋼材9と略直
交する方向(上下方向)から係合させることによ
つて、この緊張抵抗部材11と前記各剛性部材
7,8とを連結するようにしている。しかる後
に、前記鋼材保持具6の外方端に剛性部材8の外
側壁8cを貫通させて挿入したプルロツド24を
螺合させ、このプルロツド24をセンターホール
式の油圧ジヤツキ25にて牽引することによつて
各PC鋼材9を緊張する。すなわち、プルロツド
24は、ねじ棒状のもので、内方端24aを前記
鋼材保持具6のねじ孔6aに螺合させるとともに
外方端24bを前記剛性部材8の外側壁8cの外
面に突出させる。そして、この外方端24bに固
定用ナツト26を螺合させた上で、このプルロツ
ド24を油圧ジヤツキ25の牽引端25aに接続
し、この油圧ジヤツキ25を作動させて前記PC
鋼材9およびプルロツド24に張力を与える。こ
の状態で、前記固定用ナツト26を締め付けて
PC鋼材9の緊張を維持させ、前記油圧ジヤツキ
25を除去する。そして、PC鋼材9の緊張後、
型枠2に振動をあたえて生コンクリート12の充
填度合を高め、その上面12aをコテで仕上げ
る。しかる後、図示しない養生シートを掛けて養
生する。なお、この実施例では、油圧ジヤツキ2
5を除去した後、プルロツド24の外方端を安全
カバー27により保護し、前記PC鋼材9が切断
した際に前記プルロツド24部分が外方に飛び出
すのを防止するようにしている。この安全カバー
27は、鉄板を鍔付コ字形に成形してなるもの
で、一端鍔部を前記剛性部材8にボルト28を介
して回転可能に支承させるとともに他端鍔部に設
けた切欠孔29を前記剛性部材8に植設したボル
ト31に係合させることによつて所要位置に保持
されている。しかして、前記プルロツド24を油
圧ジヤツキ25により牽引する際には、この安全
カバー27を油圧ジヤツキ25と干渉しない位置
にまで回動させ退避させておく。
このようにして養生を行ない、コンクリート1
2の圧縮強度が250Kgf/cm2以上になつたことを
確認した段階で、前記固定用ナツト26および両
端の鋼材保持具5,6をスパナにて取り外し脱型
する。そして、脱型により得られた暗渠用コンク
リートブロツク1に対して、必要に応じてマーク
刷り等を行ない。鋼材保持具5,6の先端部分に
対応する小さな孔32をモルタルにて埋める。そ
して、このコンクリートブロツク1をストツクヤ
ードに移動させる。
2の圧縮強度が250Kgf/cm2以上になつたことを
確認した段階で、前記固定用ナツト26および両
端の鋼材保持具5,6をスパナにて取り外し脱型
する。そして、脱型により得られた暗渠用コンク
リートブロツク1に対して、必要に応じてマーク
刷り等を行ない。鋼材保持具5,6の先端部分に
対応する小さな孔32をモルタルにて埋める。そ
して、このコンクリートブロツク1をストツクヤ
ードに移動させる。
このような製造方法によれば、型枠2内に予め
PC鋼材9を配設した上でコンクリート12を打
設することができるので、シースが不要になる。
そのため、部品点数を減少させることができると
ともに、シース内にグラウトを注入する作業をな
くすことが可能となり、グラウト注入不足による
PC鋼材9の腐食等も生じない。また、コンクリ
ート12の打設直後にPC鋼材9を緊張するので、
コンクリート12との付着性のよい通常のPC鋼
材9を使用することが可能であり、高価なアンボ
ンドPC鋼材を使用する必要もない。そして、従
来のポストテンシヨン方式のものでは、脱型後、
PC鋼材の両端にアンカーブレートを介してナツ
トを螺着しこのナツトを締め付けて該PC鋼材を
緊張する必要から、型枠の内面にワンコ等と称さ
れる補助型を設けておき、前記PC鋼材の両端近
傍部に大きな穴を形成するようにしているが、本
発明の製造方法によればこのようにする必要は全
くない。そのため、前記ワンコやアンカープレー
ト等を省略して部品点数を減少させることができ
るとともに、脱型後に、前記PC鋼材の両端に形
成される大きなワンコ穴を多量のモルタルにより
埋める作業をなくすことができる。また、脱型後
にPC鋼材を緊張する必要がないので、脱型させ
た製品をストツクヤードに密に配設することが可
能となり、敷地の有効利用を図ることもできる。
PC鋼材9を配設した上でコンクリート12を打
設することができるので、シースが不要になる。
そのため、部品点数を減少させることができると
ともに、シース内にグラウトを注入する作業をな
くすことが可能となり、グラウト注入不足による
PC鋼材9の腐食等も生じない。また、コンクリ
ート12の打設直後にPC鋼材9を緊張するので、
コンクリート12との付着性のよい通常のPC鋼
材9を使用することが可能であり、高価なアンボ
ンドPC鋼材を使用する必要もない。そして、従
来のポストテンシヨン方式のものでは、脱型後、
PC鋼材の両端にアンカーブレートを介してナツ
トを螺着しこのナツトを締め付けて該PC鋼材を
緊張する必要から、型枠の内面にワンコ等と称さ
れる補助型を設けておき、前記PC鋼材の両端近
傍部に大きな穴を形成するようにしているが、本
発明の製造方法によればこのようにする必要は全
くない。そのため、前記ワンコやアンカープレー
ト等を省略して部品点数を減少させることができ
るとともに、脱型後に、前記PC鋼材の両端に形
成される大きなワンコ穴を多量のモルタルにより
埋める作業をなくすことができる。また、脱型後
にPC鋼材を緊張する必要がないので、脱型させ
た製品をストツクヤードに密に配設することが可
能となり、敷地の有効利用を図ることもできる。
しかも、本製造方法は、各型枠2毎に独立して
施工することができるので、ロングライン方式の
ように大がかりな設備や大きな敷地等が必ずしも
必要とされず、少量生産にも無理なく対応するこ
とができる。また、PC鋼材9の張力を主として
張力抵抗部材11により受けるようにしているの
で、型枠2自体は、従来のポストテンシヨン方式
で使用されるのと同じ薄板製のものでよい。その
ため、単独型枠方式のように型枠の大重量化を招
くようなこともなく、型組作業や脱型作業を容易
に行なうことができる。
施工することができるので、ロングライン方式の
ように大がかりな設備や大きな敷地等が必ずしも
必要とされず、少量生産にも無理なく対応するこ
とができる。また、PC鋼材9の張力を主として
張力抵抗部材11により受けるようにしているの
で、型枠2自体は、従来のポストテンシヨン方式
で使用されるのと同じ薄板製のものでよい。その
ため、単独型枠方式のように型枠の大重量化を招
くようなこともなく、型組作業や脱型作業を容易
に行なうことができる。
しかも、本製造方法では、緊張抵抗部材11に
突設した係止片22を剛性部材7,8のスリツト
23に係合させるだけで両者の連結を行うように
しているので、ボルト・ナツト等を用いて連結作
業を行う場合に比べて、工数を大幅に削減するこ
とができる。その上、前記係止片22は、PC鋼
材9と略直交する方向からスリツト23に係合さ
せるようにしているため、係合状態において、
PC鋼材9に張力を付与すると、係止片22がス
リツト23の内面に強く押し付けられることにな
り、自動的に該緊張抵抗部材11が前記剛性部材
7に強固に連結される。そのため、簡単な操作に
より緊張抵抗部材11を装着できるにもかかわら
ず、PC鋼材9に張力を付与した後に該緊張抵抗
部材11が外れるような不具合は生じ難い。した
がつて、緊張抵抗部材11を装着するために作業
が煩雑化するという不具合を招くことなしに、前
述した所期の目的を達成し得るものである。
突設した係止片22を剛性部材7,8のスリツト
23に係合させるだけで両者の連結を行うように
しているので、ボルト・ナツト等を用いて連結作
業を行う場合に比べて、工数を大幅に削減するこ
とができる。その上、前記係止片22は、PC鋼
材9と略直交する方向からスリツト23に係合さ
せるようにしているため、係合状態において、
PC鋼材9に張力を付与すると、係止片22がス
リツト23の内面に強く押し付けられることにな
り、自動的に該緊張抵抗部材11が前記剛性部材
7に強固に連結される。そのため、簡単な操作に
より緊張抵抗部材11を装着できるにもかかわら
ず、PC鋼材9に張力を付与した後に該緊張抵抗
部材11が外れるような不具合は生じ難い。した
がつて、緊張抵抗部材11を装着するために作業
が煩雑化するという不具合を招くことなしに、前
述した所期の目的を達成し得るものである。
なお、前記実施例では、コンクリートの打設直
後にPC鋼材を緊張するようにした場合について
説明したが、本発明は必ずしもこのようなものに
限定されないのは勿論であり、コンクリート打設
前にPC鋼材に張力を与えておいてもよい。しか
しながら、打設直後にPC鋼材を緊張すれば、緊
張抵抗部材が受けるべき圧縮力の一部を打設コン
クリートが負担してくれることになるため有利で
ある。
後にPC鋼材を緊張するようにした場合について
説明したが、本発明は必ずしもこのようなものに
限定されないのは勿論であり、コンクリート打設
前にPC鋼材に張力を与えておいてもよい。しか
しながら、打設直後にPC鋼材を緊張すれば、緊
張抵抗部材が受けるべき圧縮力の一部を打設コン
クリートが負担してくれることになるため有利で
ある。
また、前記実施例では、PC鋼材の両端ねじ部
にナツトを螺着した状態でコンクリート内に埋設
するようにした場合について説明したが、本発明
はかならずしもこのようなものに限定されないの
は勿論である。しかしながら、このようなナツト
を装着しておけば、万が一PC鋼材とコンクリー
トとの付着性が損なわれた場合でも、PC鋼材の
張力が消失してしまうという不都合が生じない。
にナツトを螺着した状態でコンクリート内に埋設
するようにした場合について説明したが、本発明
はかならずしもこのようなものに限定されないの
は勿論である。しかしながら、このようなナツト
を装着しておけば、万が一PC鋼材とコンクリー
トとの付着性が損なわれた場合でも、PC鋼材の
張力が消失してしまうという不都合が生じない。
さらに、プレストレストコンクリート構造体
は、暗渠用コンクリートブロツクに限られないの
は勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変更が可能である。
は、暗渠用コンクリートブロツクに限られないの
は勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変更が可能である。
[発明の効果]
本発明は、以上のような構成であるから、前述
した従来の方法の有している問題点を一挙に解消
することができ、経済的で作業性の良好なプレス
トレストコンクリート構造体の製造方法を提供で
きるものである。特に、本発明では、緊張抵抗部
材に突設した係止片を剛性部材のスリツトに係合
させるだけで両者の連結を行うようにしているの
で、ボルト・ナツト等を用いて連結作業を行う場
合に比べて、工数を大幅に削減することができ
る。その上、前記係止片は、PC鋼材と略直交す
る方向からスリツトに係合させるようにしている
ため、簡単な操作により緊張抵抗部材を装着でき
るにもかかわらず、PC鋼材に張力を付与した後
に該緊張抵抗部材が外れるような不具合は生じ難
い。したがつて、緊締抵抗部材を簡単かつ確実に
所定の位置に装着して型枠に無理な力が作用する
のを防止することができ、コンクリート構造体の
所要箇所に経済的にプレストレスを導入すること
ができるという効果を奏する。
した従来の方法の有している問題点を一挙に解消
することができ、経済的で作業性の良好なプレス
トレストコンクリート構造体の製造方法を提供で
きるものである。特に、本発明では、緊張抵抗部
材に突設した係止片を剛性部材のスリツトに係合
させるだけで両者の連結を行うようにしているの
で、ボルト・ナツト等を用いて連結作業を行う場
合に比べて、工数を大幅に削減することができ
る。その上、前記係止片は、PC鋼材と略直交す
る方向からスリツトに係合させるようにしている
ため、簡単な操作により緊張抵抗部材を装着でき
るにもかかわらず、PC鋼材に張力を付与した後
に該緊張抵抗部材が外れるような不具合は生じ難
い。したがつて、緊締抵抗部材を簡単かつ確実に
所定の位置に装着して型枠に無理な力が作用する
のを防止することができ、コンクリート構造体の
所要箇所に経済的にプレストレスを導入すること
ができるという効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図〜第4
図は工程説明図、第5図は全体の斜視図、第6図
はPC鋼材張設部分を拡大して示す正断面図、第
7図は第6図における矢視図、第8図はPC鋼
材張設部分を示す拡大した平断面図である。 1……プレストレストコンクリート構造体(暗
渠用コンクリートブロツク)、2……型枠、2a
……上端鍔部、3,4……壁(側壁)、5,6…
…鋼材保持具、5a,6a……ねじ穴、5b,6
b……頭部、7,8……剛性部材、7a,8a…
…内側壁、7b,8b……天壁、7c,8c……
外側壁、9……PC鋼材、11……緊張抵抗部材、
12……コンクリート、12a……上面、13…
…底板、14,15……端板、16……中子板、
17……透口、18,19……おねじ部、21…
…係止ナツト、22……係止片、23……スリツ
ト、24……プルロツド、24a……内方端、2
4b……外方端、25……油圧ジヤツキ、25a
……牽引端、26……固定用ナツト、27……安
全カバー、28……ボルト、29……切欠孔、3
1……ボルト、32……孔。
図は工程説明図、第5図は全体の斜視図、第6図
はPC鋼材張設部分を拡大して示す正断面図、第
7図は第6図における矢視図、第8図はPC鋼
材張設部分を示す拡大した平断面図である。 1……プレストレストコンクリート構造体(暗
渠用コンクリートブロツク)、2……型枠、2a
……上端鍔部、3,4……壁(側壁)、5,6…
…鋼材保持具、5a,6a……ねじ穴、5b,6
b……頭部、7,8……剛性部材、7a,8a…
…内側壁、7b,8b……天壁、7c,8c……
外側壁、9……PC鋼材、11……緊張抵抗部材、
12……コンクリート、12a……上面、13…
…底板、14,15……端板、16……中子板、
17……透口、18,19……おねじ部、21…
…係止ナツト、22……係止片、23……スリツ
ト、24……プルロツド、24a……内方端、2
4b……外方端、25……油圧ジヤツキ、25a
……牽引端、26……固定用ナツト、27……安
全カバー、28……ボルト、29……切欠孔、3
1……ボルト、32……孔。
Claims (1)
- 1 型枠の対向する壁に鋼材保持具を着脱可能に
支持する剛性部材を設けておき、この型枠内に
PC鋼材を、その両端を前記各鋼材保持具に支持
させて配設し、前記両剛性部材を縦方向の圧縮力
を受けるための緊張抵抗部材により連結した上で
前記PC鋼材に張力を与えるようにした緊張操作
を、前記型枠内にコンクリートを打設する前また
は打設した直後に実施し、打設したコンクリート
の圧縮強度が所定値を上回つた後に前記鋼材保持
具を取り外して脱型を行なうようにした方法であ
つて、前記緊張抵抗部材に係止片を突設しておく
とともに、前記剛性部材にスリツトを設けてお
き、このスリツトに前記係止片を前記PC鋼材と
略直交する方向から係合させることによつて、前
記緊張抵抗部材と前記剛性部材とを連結するよう
にしていることを特徴とするプレストレスコンク
リート構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746185A JPS6256106A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | プレストレストコンクリ−ト構造体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19746185A JPS6256106A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | プレストレストコンクリ−ト構造体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256106A JPS6256106A (ja) | 1987-03-11 |
| JPH0343043B2 true JPH0343043B2 (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=16374884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19746185A Granted JPS6256106A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | プレストレストコンクリ−ト構造体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6256106A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS555289U (ja) * | 1978-06-28 | 1980-01-14 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19746185A patent/JPS6256106A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6256106A (ja) | 1987-03-11 |
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