JPH034312Y2 - - Google Patents

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JPH034312Y2
JPH034312Y2 JP13525385U JP13525385U JPH034312Y2 JP H034312 Y2 JPH034312 Y2 JP H034312Y2 JP 13525385 U JP13525385 U JP 13525385U JP 13525385 U JP13525385 U JP 13525385U JP H034312 Y2 JPH034312 Y2 JP H034312Y2
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shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、節句人形用の鎧に設ける人形用佩
楯に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来、金属板の佩楯として、実開昭57−146590
号公報により、金属材料を電鋳法で鋳造成形した
ものが知られている。ところが、この佩楯は、人
形の製作工場としては大規模な鋳物工場を必要と
し、また、製造工程上佩楯表面にバリが生じるこ
ともあつて繊細な凹凸模様の装飾を施すことがで
きず、その上、鋳型を使用して形成するから、製
造コスト上、ひとつの鋳型で大量の佩楯を製造し
なければならないので、佩楯に施す装飾模様が画
一化する。そうすると、所謂、高級品と称される
繊細で込み入つた装飾が施され、しかも、製造数
も少ない節句人形の佩楯の形成に際しては、鋳物
製の佩楯は全く不適当である。したがつて、高級
な装飾を佩楯に施そうとすると、第5図で示すこ
れまでの佩楯の如く、金糸や銀糸を織り混ぜた布
状物6や、彩りや編方を変えた装飾紐11などを
種々の形状に組合わせることなどで、高級なイメ
ージを創出しなければならない。しかし乍ら、こ
のような佩楯の装飾におけるデザインの変更は、
装飾紐11等の配置や編み合わせを変えることな
どに限定されるから、このような高級品と称され
る佩楯は、装飾自体のデザインやその装飾から得
られる人形のイメージが概して一様になり易い。
また、佩楯を備えた武者人形は、人形の正面に佩
楯が飾り付けられるので、人形各部の中でもこの
佩楯が最も注目され易く、佩楯自体の装飾が武者
人形全体のイメージ構成に極めて多大な影響を与
える。そこで当業界では、高級なイメージを損わ
ずに、これまでにない斬新な装飾を施すことがで
きる構造の佩楯が従来から切望されていた。
〔考案の目的〕
この考案は上述の如き欠点や不都合を解消し、
従来からの期待に応えるべく案出されたもので、
高級感を損わずにこれまでの佩楯では表現できな
かつた斬新な装飾を施すことができる人形用佩楯
の提供を目的とする。
〔考案の概要〕
上述の目的を達成すべくこの考案は、所定金属
板の彫金装飾が施される板面に額縁状の突条縁を
配した複数の札状部と、隣接する札状部間に配さ
れて札状部同士を縅状に連結せしめる組紐体とか
ら成る装飾体を、左右に対を成して設けたことに
より、従来からの期待に応えることができた。
〔考案の実施例〕
以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は装飾体であり、銅板、ア
ルミニウム板等の所定金属板の彫金装飾10が施
される板面に額縁状の突条縁2を配して形成され
た複数の札状部3と、隣接する札状部3の間に配
された札状部3同士を縅状に連結せしめる組紐体
4とから成る。そして、この装飾体1を自身の左
右に対を成してこの考案佩楯が形成される。
図示例では、1枚の金属板の板面に突設された
突条縁2により、連続した3面の札状部3を区画
形成してあり、この同一板面上に形成された札状
部3の隣接するもの同士に組紐体4を配して、縅
状の装飾体1を形成してある。こうすることで、
装飾体1の札状部3全体の板面を統合し、この統
合した面をひとつの画面として彫金装飾10を施
すことができる。したがつて、第2図で示すよう
に仁王尊や、或いは、図示していないが菩薩像や
如来像を施すなど、単なる彫金装飾10に留まら
ずに、宗教的な意味合いを込めた装飾を、しか
も、大きな画面全体に大胆に施すことが可能とな
る。また、装飾体1の形状は、突条縁2や組紐体
4によつて全体が縅状に形成されているから、札
状部3の板面にたとえ奇抜な装飾を施しても、古
くから、伝統のある佩楯固有のイメージを大きく
損わずに済み、武者人形の風格と品位を保つ。
装飾体1の形状や数は図示例に限らず、たとえ
ば円形や多角形を成した複数の金属板夫々に突条
縁2を設けて札状部3を形成し、この複数の札状
部3を組紐体4にて連結することで装飾体1を形
成することも可能である。
而して、この考案佩楯で用いる彫金装飾10
は、銅板に型取りした版に、金や銀と水銀とを混
ぜ合わせたものを極細筆で差すことを予定してい
る。こうすることで、版の表面に金や銀が残り、
重厚な輝きとなる。
尚、図中符号5は組紐体4を挿通せしめる組紐
挿入孔で、符号6は金糸等を織り込んだ装飾用の
組紐挿入孔、また、符号7は片がわの佩楯周囲を
縁どる縁帯で、符号8は芯材、符号9は腰紐であ
る。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の如く構成したことにより、
高級感を損わずにこれまでの佩楯では表現できな
かつた斬新な装飾を施すことができる。
すなわち、所定金属板の彫金装飾10が施され
る板面に額縁状の突条縁2を配した複数の札状部
3と、隣接する札状部3間に配されて札状部3同
士を縅状に連結せしめる組紐体4とから成る装飾
体1を、左右に対を成して設けたことにより、各
札状部3の表面に、これまでの佩楯にはなかつた
彫金装飾10を施すことができる。
しかも、札状部3自身の突条縁2と、札状部3
同士を結ぶ組紐体4とが札状部3表面の彫金装飾
10よりも突出形成されているから、彫金装飾1
0自体に立体感を与えることができ、また、突条
縁2と組紐体4との突起が収納時の彫金装飾10
表面を保護し得るものとなる。
装飾体1は、各札状部3を組紐体4で縅状に連
結してあるから、武者人形の佩楯と雖も、古来実
際に使用された佩楯のイメージを損うことなく、
武者人形の伝統的な品位を維持できる。その結
果、札状部3表面に施す彫金装飾10を、斬新で
大胆な構成に形成できる。
彫金装飾10は、その彫金技術自体が、ひとつ
づつ丹念に製作する装飾として適しており、しか
も、従来の佩楯の装飾の如く、装飾紐11等の配
置や編み合わせ方にデザインを限定されない。し
たがつて、製造が数少ない佩楯に繊細で緻密な装
飾を施すことができ、所謂、高級品と称される佩
楯の製造に最適である。
このようにこの考案によれば、高級感を損わず
に、これまでの佩楯では表現できなかつた大胆で
斬新な装飾を施すことができ、しかも、収納時に
おける彫金装飾の表面を保護し得るなどの実用上
有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す正面図、第2図は正面図、第3
図は側断面図、第4図は平断面図であり、第5図
は従来例を示す正面図である。 1……装飾体、2……突条縁、3……札状部、
4……組紐体、5……組紐挿入孔、6……布状
物、7……縁帯、8……芯材、9……腰紐、10
……彫金装飾、11……装飾紐。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定金属板の彫金装飾が施される板面に額縁
    状の突条縁を配した複数の札状部と、隣接する
    札状部間に配されて札状部同士を縅状に連結せ
    しめる組紐体とから成る装飾体を、左右に対を
    成して設けたことを特徴とする人形用佩楯。 2 札状部は、1枚の金属板の表面に突設された
    突条縁で複数個区画形成された実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の人形用佩楯。 3 彫金装飾は、各装飾体の札状部全体を一画面
    として構成した実用新案登録請求の範囲第1項
    または第2項記載の人形用佩楯。 4 彫金装飾は、左右の装飾体に一組の仁王尊の
    像を形成した実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項または第3項記載の人形用佩楯。
JP13525385U 1985-09-04 1985-09-04 Expired JPH034312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13525385U JPH034312Y2 (ja) 1985-09-04 1985-09-04

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JPS6242887U JPS6242887U (ja) 1987-03-14
JPH034312Y2 true JPH034312Y2 (ja) 1991-02-04

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