JPH0343389Y2 - - Google Patents

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JPH0343389Y2
JPH0343389Y2 JP17489785U JP17489785U JPH0343389Y2 JP H0343389 Y2 JPH0343389 Y2 JP H0343389Y2 JP 17489785 U JP17489785 U JP 17489785U JP 17489785 U JP17489785 U JP 17489785U JP H0343389 Y2 JPH0343389 Y2 JP H0343389Y2
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variable nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、可変ノズルベーンを備えた可変ノズ
ル付過給機の構造に関する。
[従来の技術] 従来から、開度調整の可能な可変ノズルベーン
を、過給機のタービン側排気ガス通路内に設けた
可変ノズル付過給機の構造が各種知られている
(たとえば、実開昭58−85439号公報)。従来構造
においては、第5図に示すように(実開昭58−
82439号公報に示される構造)、通常可変ノズルベ
ーン1は、そのシヤフト部2がセンタハウジング
3側に設けられたブツシユ4に挿通されるととも
に支持され、ハウジング外に延設されたシヤフト
部2の端部に、シヤフト部2を回動させることが
可能なリンク機構5が連結されている。このリン
ク機構5は、過給機の円周方向に複数配設された
可変ノズルベーン1のそれぞれに対応させて設け
られたリンク部材6と各リンク部材6を同時に一
体的に作動させるリング状部材7から成つてお
り、リング状部材7は、センタハウジング3に形
成された環状の溝8に装着された片状軸受9上に
摺接かつ回動可能に支持されている。このリング
状部材7を回動させることにより、リンク部材
6、シヤフト部2の回動を介して可変ノズルベー
ン1の開度が調整される。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のような構造においては、
リング状部材7を回動させるために片状軸受9が
必要となり、それだけ部品点数が多くなるととも
に、その片状軸受9を取付けるために環状溝8等
の特別の加工を要し加工に手間がかかるという問
題がある。また、各可変ノズルベーン1を円滑に
作動させるためには、片状軸受9の摺接面の中心
は可変ノズルベーン1のシヤフト部2の取付けピ
ツチ中心と同心上になければならず、同心にする
ためには高精度な加工が必要になるという問題が
ある。
さらに、第5図に示す機構においては、リンク
機構5の取付位置は、センタハウジング3に設け
られたオイル出口孔10との関係から余り図の左
側には寄せられない。したがつて、可変ノズルベ
ーン1の支持を確実なものにするためシヤフト部
2の軸受長さを確保しようとすると、図の右方向
に伸ばさざるをえず、その分過給機が大きくなる
という問題が生じる。
本考案は、上記のような問題を解消するため
に、可変ノズルベーンを回動させるためのリンク
機構に関し、部品点数が小でかつ長い加工時間お
よび高い加工精度の不要なしかも過給機全体を大
きくすることのない構造を提供し、リンク機構部
の構造を簡略化するとともに併せてリング状部材
の支持精度の向上をはかることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的に沿う本考案の可変ノズル付過給機
は、過給機のタービン側排気ガス通路内に、回動
可能な可変ノズルベーンを過給機の軸心に対し同
心状に複数配設し、可変ノズルベーンのシヤフト
部をセンタハウジングに取付けたブツシユに回動
可能に支持させ、ブツシユから外部に突出した可
変ノズルベーンのシヤフト部の端部に該シヤフト
部を回動させることにより可変ノズルベーンの回
動させるリンク機構のリンク部材を連結した可変
ノズル付過給機において、ブツシユを、可変ノズ
ルベーンと反対側にセンタハウジングよりも突出
させ、リンク機構の各リンク部材に連結され該各
リンク部材を同時に作動させるリング状部材を、
各ブツシユの突出部に、該各ブツシユの突出部の
各外周面に共通に摺接可能に支持させたものから
なつている。
[作用] このように構成された可変ノズル付過給機にお
いては、可変ノズルベーンのシヤフト部および各
ブツシユはセンタハウジングに過給機の軸心に対
し同心状に配設されているので、各ブツシユの突
出部もまた過給機の軸心に対しては同心に配設さ
れる。そして、リング状部材は、この各ブツシユ
の突出部に対し、該各ブツシユの突出部の各外周
面に共通に摺接可能に、つまり嵌合されるように
支持されるので、単にリング状部材を組付けるだ
けでリング状部材の軸心は自然に過給機の軸心と
合致する。したがつて、従来機構のような片状軸
受が不要になるとともに特別な加工部位や高精度
な加工も不要となる。
また、可変ノズルベーンのシヤフト部の支持精
度を向上するにはブツシユを長くしてシヤフト部
の軸受長を長くとることが望ましいが、リング状
部材は各ブツシユの突出部の各外周面上に位置さ
れるのでリング状部材と各ブツシユの突出部とは
過給機の軸心方向には並列に位置することにな
り、ブツシユに突出部を設けても過給機の軸心方
向の寸法は増大しない。ブツシユに突出部を設け
ることによりそれだけシヤフト部の軸受長が長く
なり、支持精度が向上される。
[実施例] 以下に本考案の望ましい実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図および第2図は、本考案の第1実施例に
係る可変ノズル付過給機を示している。図中、1
1はタービンロータ、12はタービンハウジング
を示しており、タービンハウジング12とバツク
プレート13により排気ガス通路14が構成され
ている。
この排気ガス通路14には、該排気ガス通路1
4をタービンロータ11へと送られる排気ガスの
量を調整可能な可変ノズルベーン15が設けられ
ており、可変ノズルベーン15は回動によりその
開度が調整される。この可変ノズルベーン15
は、過給機の軸心16に対し同心状に複数配設さ
れている。また、可変ノズルベーン15には、可
変ノズルベーン15と一体的に回動可能なシヤフ
ト部17が設けられている。
シヤフト部17は、可変ノズルベーン15と反
対側に延びて、その部分がセンタハウジング18
に取付けられたブツシユ19に回動可能に支持さ
れている。このブツシユ19は、可変ノズルベー
ン15と反対側にセンタハウジング18よりも外
部に突出されている。そして、シヤフト部17
は、ブツシユ19の突出部20よりもさらに外部
に向けて延設されており、シヤフト部17の端部
に可変ノズルベーン15を回動させるためのリン
ク機構21のリンク部材22が連結されている。
リンク部材22は、各シヤフト部17に対応させ
てシヤフト部17の数と同数配設されている。各
リンク部材22は、リンク機構21のリング状部
材23に、第2図に示すようにリング状部材23
に設けた長穴24にリンク部材22に設けたピン
25を摺動かつ回動可能に嵌合させることによ
り、連結されている。したがつて、リング状部材
23を回動させれば、長穴24、ピン25、リン
ク部材22を介して各シヤフト部17が回動され
る。
リング状部材23は、図示の如く円環状の部材
に構成されるが、そのブツシユ19側部分はフラ
ンジ23aに形成されている。そして、リング状
部材23は、そのフランジ23a部の内周側に
て、各ブツシユ19の突出部20に、該各ブツシ
ユ19の突出部20の各外周面に共通に摺接可能
に嵌合されており、リング状部材23は各ブツシ
ユ19の突出部20に支持されている。
なお、本実施例ではリング状部材23は一部品
で構成されているので、センタハウジング18の
コンプレツサハウジング26を取付けるフランジ
部27を別体としてボルト28により締結するよ
うにしておき、フランジ部27を取付ける前にリ
ング状部材23を取付けるようにする。
また、図において、29はコンプレツサ、30
はオイル出口孔を示している。
つぎに上記のように構成された第1実施例に係
る可変ノズル付過給機における作用について説明
する。
可変ノズルベーン15、シヤフト部17および
ブツシユ19は、過給機の軸心16に対し同心状
に配設されているので、ブツシユ19の突出部2
0もまた、当然過給機の軸心16に対しては同心
に配設されていることになる。このブツシユ19
の突出部20に、リング状部材23は、各ブツシ
ユ19の突出部20の各外周面に共通に摺接可能
に嵌合されるので、リング状部材23は単に組付
けられ各ブツシユ19の突出部20に支持される
だけで、自然に精度よく過給機の軸心16に対し
て同心とされる。したがつて、高精度の加工は不
要である。
また、ブツシユ19は通常摺動性の良好な軸受
部材から構成されるので、ブツシユ19の外周面
上でリング状部材23のフランジ23a部は円滑
に摺動し、長穴24、ピン25、リンク部材22
を介して各シヤフト部17、各可変ノズルベーン
15が円滑に回動される。
また、ブツシユ19の突出部20は過給機を大
型化する方向に延ばされるのではなくセンタハウ
ジング18とコンプレツサハウジング26のフラ
ンジ部27との間に延ばされ、しかもブツシユ1
9の突出部20とリング状部材23は過給機の軸
心16に沿う方向に対しては並列関係に配設され
ることになるので、過給機の大型化およびリク機
構21とオイル出口孔30との位置の干渉はとも
に防止される。
さらに、ブツシユ19に突出部20を設けるこ
とによりそれだけブツシユ19によるシヤフト部
17の支持長が長くなり、シヤフト部17の安定
した回動動作が確保されるとともに支持精度が向
上される。
次に、第3図に本考案の第2実施例に係る可変
ノズル付過給機のブツシユとリング状部材の係合
部を示す。本実施例においては、ブツシユ31の
突出部32のリング状部材33との摺接面32a
が、該突出部32を面状に切り欠くことにより形
成されている。ブツシユ31はセンタハウジング
34に圧入された後、その突出部32の外周面が
リング状部材33の内周面33aの内径より若干
小さい径でセンタハウジング34に同心的に加工
され、この摺接面32aに対して内周面33aが
摺動される。
このように構成することにより、第1実施例で
は線接触であつたブツシユとリング状部材の係合
が面接触になり、耐久性が向上される。
その他の構成、作用は第1実施例に準ずる。
次に、第4図に本考案の第3実施例に係る可変
ノズル付過給機を示す。本実施例においては、リ
ング状部材40が円周方向に分割された部材41
とリング42とから構成されており、リング42
の内径はセンタハウジング43の図の右側の最外
径よりも大となつている。
このように構成すれば、第1図に示したように
センタハウジングを分割しなくてもすみ、リング
42はタービンハウジング44取付け前に図の右
側から組込まれる。
その他の構成、作用は第1実施例に準じる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の可変ノズル付過
給機によるときは、可変ノズルベーンのシヤフト
部を支持する各ブツシユにセンタハウジング側へ
の突出部を設け、該各突出部の外周面にリンク機
構のリング状部材を摺接可能に支持させたので、
単にリング状部材を組付けるだけでリング状部材
の軸心を精度よく過給機の軸心と合わせることが
でき、従来機構のような片状軸受を不要化すると
ともに特別な加工部位や高精度な加工も不要化
し、精度を確保しつつリンク機構を簡略化するこ
とができるという効果が得られる。
また、過給機を大型化することなくブツシユを
長くできるので、不都合を生じることなく可変ノ
ズルベーンのシヤフト部の支持精度を向上するこ
とができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る可変ノズル
付過給機の縦断面図、第2図は第1図のA−A線
に沿う部分正面図、第3図は本考案の第2実施例
に係る可変ノズル付過給機のブツシユとリング状
部材の係合部の部分正面図、第4図は本考案の第
3実施例に係る可変ノズル付過給機の縦断面図、
第5図は従来の可変ノズル付過給機の縦断面図で
ある。 11……タービンロータ、12,44……ター
ビンハウジング、13……バツクプレート、14
……排気ガス通路、15……可変ノズルベーン、
16……過給機の軸心、17……シヤフト部、1
8,34,43……センタハウジング、19,3
1……ブツシユ、20,32……突出部、21…
…リンク機構、22……リンク部材、23,3
3,40……リング状部材、24……長穴、25
……ピン、26……コンプレツサハウジング、2
7……フランジ部、30……オイル出口孔、41
……分割部材、42……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過給機のタービン側排気ガス通路内に、回動可
    能な可変ノズルベーンを過給機の軸心に対し同心
    状に複数配設し、該可変ノズルベーンのシヤフト
    部をセンタハウジングに取付けたブツシユに回動
    可能に支持させ、該ブツシユから外部に突出した
    前記シヤフト部の端部に該シヤフト部を回動させ
    ることにより前記可変ノズルベーンを回動させる
    リンク機構のリンク部材を連結した可変ノズル付
    過給機において、前記ブツシユを、前記可変ノズ
    ルベーンと反対側に前記センタハウジングよりも
    突出させ、前記リンク機構の各リンク部材に連結
    され該各リンク部材を同時に作動させるリング状
    部材を、前記各ブツシユの突出部に、該各ブツシ
    ユの突出部の各外周面に共通に摺接可能に支持さ
    せたことを特徴とする可変ノズル付過給機。
JP17489785U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0343389Y2 (ja)

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JPS6284631U JPS6284631U (ja) 1987-05-29
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