JPH034500B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034500B2 JPH034500B2 JP62095832A JP9583287A JPH034500B2 JP H034500 B2 JPH034500 B2 JP H034500B2 JP 62095832 A JP62095832 A JP 62095832A JP 9583287 A JP9583287 A JP 9583287A JP H034500 B2 JPH034500 B2 JP H034500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- product
- glazed
- producing
- fired
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明はセメント製品の製造方法に関し、詳
しくは機械的強度の改良されたセメント製品及び
施釉製品を得る方法に係わるものである。 (従来の技術) 従来、機械的強度の高いセメント製品は、特公
昭57−55674号公報に示されるように、セメント、
骨材及び水を含むセメント混練物(セメントモル
タルとも云われる)。を加圧成形し、セメント成
形物となし、このセメント成形物が水和硬化しな
いうちに、約800℃前後で焼成し、この焼成品を
水和硬化させることにより製造するか若しくは特
公昭56−48464号公報に示されるように、セメン
ト、骨材及び水を含むセメント混練物(セメント
モルタルとも云われる。)を加圧脱水成形し、水
固形物比が0.15以下のセメント成形物を形成し、
該セメント成形物を予備的に水和硬化させた後、
約800℃前後で焼成し、この焼成品を水和硬化さ
せることにより製造されている。 また、機械的強度の高い施釉セメント製品の製
造には、前記の如く処理したセメント成形物の表
面に釉薬を施し、薬800℃前後で焼成し、セメン
ト成形物に釉薬を融着させた後、これを水和硬化
させる工程が行なわれる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の製法は、成形方
法や水和処理に制限があること、焼成直後の焼成
品の基材強度が低いこと、及び水和硬化後の基材
の曲げ強度が、例えば130Kgf/cm2程度しかなく、
セメント製品の大形化或いは薄肉化には尚問題が
あつた。 そこで、この発明は前述した従来の問題点を解
決するためのものであり、成形方法や水和処理に
何等の制限を受けることなく機械的強度を一層高
く成し得るセメント製品或いは施釉セメント製品
の製造方法を提供するものである。 又、この発明は出来上がり製品の機械的強度を
一層高く成し得ることより大形及び/又は薄肉の
セメント製品或いは施釉セメント製品と成すに適
した、セメント製品の製造方法を提供するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者はセメントモルタルの研究において、
タルク等の粘土鉱物を配合したセメント混練物の
水和硬化物が機械的強度を著しく増大することを
知得した。この発明は、この知得した研究結果を
利用して達成されたものである。 この第1の発明はセメント製品の製造方法に係
わるものであり、第1発明の手段は、セメント
と、CaOと反応焼結可能な粘土鉱物と、さらに他
の骨材と、水とよりなるセメント混練物を任意の
成形方法により形成し、該セメント成形物を650
〜900℃の温度で焼成し、前記粘土鉱物を前記セ
メント中或いは前記骨材中のCaOと反応焼結させ
て焼成品となし、該焼成品を充分に水和硬化され
る工程よりなるものとされる。 そして、第2の発明は表面の所定部分に施釉し
た施釉セメント製品の製造方法に係わるものであ
り、第2発明の手段は、セメントと、CaOと反応
焼結可能な粘土鉱物とさらに他の骨材と、水とよ
りなるセメント混練物を任意の成形方法により形
成し、該セメント成形物の所定の表面に釉薬を施
して施釉成形品となし、該施釉成形品を650〜900
℃の温度で焼成し、前記粘土鉱物を前記セメント
中或いは前記骨材中のCaOと反応焼結させて、釉
薬が融着された施釉焼成品となし、該施釉焼成品
を充分に水和硬化させることよりなるものとされ
る。 本発明に用いるセメントはポルトランドセメン
ト、アルミナセメント、混合ポルトランドセメン
トの何れでもよい。 前記粘土鉱物としては、タルク(3MgO・
4SiO2・H2O)、或いはカオリナイト(カオリ
ン)、セリサイト等がある。 骨材は焼成工程においては急激な膨張、収縮を
生じない安定なもの、例えば陶器質又は磁器質シ
ヤモツト、用砂、珪砂、海砂、安山岩、玄武岩、
硬質砂岩、長石、抗火石、水滓等が用いられる
が、強度回復効果上特に著効のあるものは陶磁器
質シヤモツトである。セメント混練物となす原料
配合は、セメント約20〜60重量部、タルク等の粘
土鉱物約15〜55重量部、望ましくは20〜50重量
部、及びその他の骨材約40重量部以下、望ましく
は25重量部以下とされる。セメント混練物には、
セメント、粘土鉱物、骨材及び水に対し、セメン
ト製品の製造時に通常添加される粘結剤、糊剤、
減水剤、可塑剤、流動化剤、分散剤等の混和剤を
適宜に選択添加して混練することができる。 前記した「任意の成形方法」とは通常のセメン
ト製品の製造に用いられる、流し込み成形法、加
圧脱水成形法、押出成形法、遠心力成形法、抄造
法、プレス法、振動プレス法、吹き付け法、ロー
ル法、等何れの成形方法をも含む概念である。 本第2の発明方法によつて施釉セメント製品を
製造する場合には、セメント成形物に釉薬を施す
工程の前或いは後に、300〜400℃で30〜60分間程
度の予備的焼成を行なうことが望ましい。セメン
ト水和物を焼成する時には水蒸気や炭酸ガスが発
生するので、これらを予め除いておくために、こ
のような予備的焼成を行なうのである。この予備
的焼成は本焼成炉の予熱部において本焼成とは別
個独立に行なつてもよいが、本焼成炉の焼成部に
おいて予備的焼成と本焼成とをその時間的間隙を
設けることなく、連続的に行なうことも可能であ
る。 本発明においては、タイル、陶器瓦、ノベリテ
イ等の製造に使用される安価なフリツト釉をその
まま用いることもできるほか、これに長石、粘土
等の生理料を適宜に配合することにより施釉面の
耐候性、耐摩耗性、耐薬品性を向上させ得る。さ
らに施釉面の色彩、光沢の点でも所望のものが得
られる。その他、本発明に使用可能な釉薬として
は、生釉や発揮釉がある。焼成工程における焼成
時間、焼成温度は前記した温度範囲内において適
宜に定め得るが、通常650〜900℃で5〜60分間焼
成する。本発明により得られたセメント製品の機
械的強度の測定実験よれば、機械的強度は焼成温
度によつて変化し800℃前後に至るまでは焼成温
度を高くするほど強度が増大するが、900℃を越
えると焼結の進行並びに収縮の激化により逆に強
度は低下することが判明した。 (作用) 第1発明及び第2発明において、セメント混練
物を硬化させるセメント及びタルクの硬化メカニ
ズムは第1表に示すように考えられる。
しくは機械的強度の改良されたセメント製品及び
施釉製品を得る方法に係わるものである。 (従来の技術) 従来、機械的強度の高いセメント製品は、特公
昭57−55674号公報に示されるように、セメント、
骨材及び水を含むセメント混練物(セメントモル
タルとも云われる)。を加圧成形し、セメント成
形物となし、このセメント成形物が水和硬化しな
いうちに、約800℃前後で焼成し、この焼成品を
水和硬化させることにより製造するか若しくは特
公昭56−48464号公報に示されるように、セメン
ト、骨材及び水を含むセメント混練物(セメント
モルタルとも云われる。)を加圧脱水成形し、水
固形物比が0.15以下のセメント成形物を形成し、
該セメント成形物を予備的に水和硬化させた後、
約800℃前後で焼成し、この焼成品を水和硬化さ
せることにより製造されている。 また、機械的強度の高い施釉セメント製品の製
造には、前記の如く処理したセメント成形物の表
面に釉薬を施し、薬800℃前後で焼成し、セメン
ト成形物に釉薬を融着させた後、これを水和硬化
させる工程が行なわれる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記した従来の製法は、成形方
法や水和処理に制限があること、焼成直後の焼成
品の基材強度が低いこと、及び水和硬化後の基材
の曲げ強度が、例えば130Kgf/cm2程度しかなく、
セメント製品の大形化或いは薄肉化には尚問題が
あつた。 そこで、この発明は前述した従来の問題点を解
決するためのものであり、成形方法や水和処理に
何等の制限を受けることなく機械的強度を一層高
く成し得るセメント製品或いは施釉セメント製品
の製造方法を提供するものである。 又、この発明は出来上がり製品の機械的強度を
一層高く成し得ることより大形及び/又は薄肉の
セメント製品或いは施釉セメント製品と成すに適
した、セメント製品の製造方法を提供するもので
ある。 (問題点を解決するための手段) 本発明者はセメントモルタルの研究において、
タルク等の粘土鉱物を配合したセメント混練物の
水和硬化物が機械的強度を著しく増大することを
知得した。この発明は、この知得した研究結果を
利用して達成されたものである。 この第1の発明はセメント製品の製造方法に係
わるものであり、第1発明の手段は、セメント
と、CaOと反応焼結可能な粘土鉱物と、さらに他
の骨材と、水とよりなるセメント混練物を任意の
成形方法により形成し、該セメント成形物を650
〜900℃の温度で焼成し、前記粘土鉱物を前記セ
メント中或いは前記骨材中のCaOと反応焼結させ
て焼成品となし、該焼成品を充分に水和硬化され
る工程よりなるものとされる。 そして、第2の発明は表面の所定部分に施釉し
た施釉セメント製品の製造方法に係わるものであ
り、第2発明の手段は、セメントと、CaOと反応
焼結可能な粘土鉱物とさらに他の骨材と、水とよ
りなるセメント混練物を任意の成形方法により形
成し、該セメント成形物の所定の表面に釉薬を施
して施釉成形品となし、該施釉成形品を650〜900
℃の温度で焼成し、前記粘土鉱物を前記セメント
中或いは前記骨材中のCaOと反応焼結させて、釉
薬が融着された施釉焼成品となし、該施釉焼成品
を充分に水和硬化させることよりなるものとされ
る。 本発明に用いるセメントはポルトランドセメン
ト、アルミナセメント、混合ポルトランドセメン
トの何れでもよい。 前記粘土鉱物としては、タルク(3MgO・
4SiO2・H2O)、或いはカオリナイト(カオリ
ン)、セリサイト等がある。 骨材は焼成工程においては急激な膨張、収縮を
生じない安定なもの、例えば陶器質又は磁器質シ
ヤモツト、用砂、珪砂、海砂、安山岩、玄武岩、
硬質砂岩、長石、抗火石、水滓等が用いられる
が、強度回復効果上特に著効のあるものは陶磁器
質シヤモツトである。セメント混練物となす原料
配合は、セメント約20〜60重量部、タルク等の粘
土鉱物約15〜55重量部、望ましくは20〜50重量
部、及びその他の骨材約40重量部以下、望ましく
は25重量部以下とされる。セメント混練物には、
セメント、粘土鉱物、骨材及び水に対し、セメン
ト製品の製造時に通常添加される粘結剤、糊剤、
減水剤、可塑剤、流動化剤、分散剤等の混和剤を
適宜に選択添加して混練することができる。 前記した「任意の成形方法」とは通常のセメン
ト製品の製造に用いられる、流し込み成形法、加
圧脱水成形法、押出成形法、遠心力成形法、抄造
法、プレス法、振動プレス法、吹き付け法、ロー
ル法、等何れの成形方法をも含む概念である。 本第2の発明方法によつて施釉セメント製品を
製造する場合には、セメント成形物に釉薬を施す
工程の前或いは後に、300〜400℃で30〜60分間程
度の予備的焼成を行なうことが望ましい。セメン
ト水和物を焼成する時には水蒸気や炭酸ガスが発
生するので、これらを予め除いておくために、こ
のような予備的焼成を行なうのである。この予備
的焼成は本焼成炉の予熱部において本焼成とは別
個独立に行なつてもよいが、本焼成炉の焼成部に
おいて予備的焼成と本焼成とをその時間的間隙を
設けることなく、連続的に行なうことも可能であ
る。 本発明においては、タイル、陶器瓦、ノベリテ
イ等の製造に使用される安価なフリツト釉をその
まま用いることもできるほか、これに長石、粘土
等の生理料を適宜に配合することにより施釉面の
耐候性、耐摩耗性、耐薬品性を向上させ得る。さ
らに施釉面の色彩、光沢の点でも所望のものが得
られる。その他、本発明に使用可能な釉薬として
は、生釉や発揮釉がある。焼成工程における焼成
時間、焼成温度は前記した温度範囲内において適
宜に定め得るが、通常650〜900℃で5〜60分間焼
成する。本発明により得られたセメント製品の機
械的強度の測定実験よれば、機械的強度は焼成温
度によつて変化し800℃前後に至るまでは焼成温
度を高くするほど強度が増大するが、900℃を越
えると焼結の進行並びに収縮の激化により逆に強
度は低下することが判明した。 (作用) 第1発明及び第2発明において、セメント混練
物を硬化させるセメント及びタルクの硬化メカニ
ズムは第1表に示すように考えられる。
【表】
【表】
即ち、セメント粒子は水を加え混練、成形し焼
成を行なうまでの初期水和段階においてC−S−
HゲルとCa(OH)2を生成し強度を発現する。こ
のC−S−Hゲルは焼成により脱水分解するが焼
成後の再水和により再びC−S−Hゲルとなり強
度を回復する。初期水和段階で未反応のセメント
粒子は焼成後の再水和においてC−S−Hゲルと
Ca(OH)2を生成し強度を発現する、タルクは焼
成時に脱水、活性化し、周囲に存在するCaO[Ca
(OH)2の分解により生成したCaO、セメント中
に微量存在するフラーのCaO、及びセメント中に
添加された石膏に分解により生成したCaO]と反
応焼結し、低結晶C−M−S系化合物となる。こ
のため本発明においては焼成直後の基材強度は高
く、かつ水和硬化後の基材の曲げ強度も極めて強
いものとなし得る。 第1の発明においては、 (イ) 混練、成形し焼成を行なうまでの初期水和段
階において、セメント粒子の水和反応により生
成したC−S−Hゲルは焼成工程で脱水し分解
するが、焼成後の水和工程で再水和し、再びC
−S−Hゲルとなり、セメント製品の機械的強
度の増大に役立つ。 (ロ) 初期水和段階における未反応のセメント粒子
は焼成工程より活性され、焼成後の水和工程で
水和硬化し、セメント製品の機械的強度増大に
機能する。 (ハ) 650〜900℃の焼成は焼結の進行及び収縮が穏
やかであり、セメント粒子内部の未水和部分は
焼成後の養生によりかなりの程度まで水和硬化
して製品の強度を一層高めように機能する。
尚、ここにいう「養生」は、必要分量の水を充
分に供給できるような態様で行なうどのような
手段でもよい。 (ニ) セメント混練物に含有されるタルク等の粘土
鉱物は、焼成工程で活性化し自己焼結するか若
しくはセメント混練中のCaOと反応焼結しC−
M−S等の低結晶性化合物に変化するため焼成
直後の基材強度は高く、かつこの物質は焼成後
の再水和(水和硬化)においても変化しないこ
とよりセメント製品の機械的強度の増大に寄与
する。 そして、第2の発明においては、 (ホ) 施釉成形品は650〜900℃で焼成されることよ
り、釉薬は確実に融着される。 (ヘ) 尚、その他の作用は第1の発明の作用と基本
的には同様に成される。 (実施例) 次の第2表に示す原料配合に従つて、本例No.1
〜No.10の10区の調合物、及び比較例No.11〜No.15の
5区の調合物を各々用意した。
成を行なうまでの初期水和段階においてC−S−
HゲルとCa(OH)2を生成し強度を発現する。こ
のC−S−Hゲルは焼成により脱水分解するが焼
成後の再水和により再びC−S−Hゲルとなり強
度を回復する。初期水和段階で未反応のセメント
粒子は焼成後の再水和においてC−S−Hゲルと
Ca(OH)2を生成し強度を発現する、タルクは焼
成時に脱水、活性化し、周囲に存在するCaO[Ca
(OH)2の分解により生成したCaO、セメント中
に微量存在するフラーのCaO、及びセメント中に
添加された石膏に分解により生成したCaO]と反
応焼結し、低結晶C−M−S系化合物となる。こ
のため本発明においては焼成直後の基材強度は高
く、かつ水和硬化後の基材の曲げ強度も極めて強
いものとなし得る。 第1の発明においては、 (イ) 混練、成形し焼成を行なうまでの初期水和段
階において、セメント粒子の水和反応により生
成したC−S−Hゲルは焼成工程で脱水し分解
するが、焼成後の水和工程で再水和し、再びC
−S−Hゲルとなり、セメント製品の機械的強
度の増大に役立つ。 (ロ) 初期水和段階における未反応のセメント粒子
は焼成工程より活性され、焼成後の水和工程で
水和硬化し、セメント製品の機械的強度増大に
機能する。 (ハ) 650〜900℃の焼成は焼結の進行及び収縮が穏
やかであり、セメント粒子内部の未水和部分は
焼成後の養生によりかなりの程度まで水和硬化
して製品の強度を一層高めように機能する。
尚、ここにいう「養生」は、必要分量の水を充
分に供給できるような態様で行なうどのような
手段でもよい。 (ニ) セメント混練物に含有されるタルク等の粘土
鉱物は、焼成工程で活性化し自己焼結するか若
しくはセメント混練中のCaOと反応焼結しC−
M−S等の低結晶性化合物に変化するため焼成
直後の基材強度は高く、かつこの物質は焼成後
の再水和(水和硬化)においても変化しないこ
とよりセメント製品の機械的強度の増大に寄与
する。 そして、第2の発明においては、 (ホ) 施釉成形品は650〜900℃で焼成されることよ
り、釉薬は確実に融着される。 (ヘ) 尚、その他の作用は第1の発明の作用と基本
的には同様に成される。 (実施例) 次の第2表に示す原料配合に従つて、本例No.1
〜No.10の10区の調合物、及び比較例No.11〜No.15の
5区の調合物を各々用意した。
【表】
【表】
理をしてセメント製品を得た。
【表】
の曲げ強度は第4表に示す通りであ
つた。
つた。
【表】
【表】
尚、予備的水和はセメント成形物を湿潤気中に
養生し、焼成は迅速焼成炉にて10℃/minで昇温
し試料表面温度が所定の温度になつてから所定時
間焼成した。本格的水和は蒸気養生した。曲げ強
度の測定は島津製作所製オートグラフ、試験条件
はスパン間隔90mm、荷重速度2mm/min、試験片
の寸法100×50×10mmで行なつた。 第4表の曲げ強度の結果から明らかなように、
本例No.1〜No.10のものは、比較例のものに較べ何
れも焼成直後の曲げ強度、及び本格的水和処理後
の曲げ強度において優れていることがわかる。 (発明の効果) しかして、第1発明はセメント混練物にCaOと
反応焼結可能なタルク等の粘土鉱物を含有させる
ため、粘土鉱物を含有させない従来の場合に較
べ、機械的強度を、例えば2倍程度まで高めたセ
メント製品を得ることができる。 加えて、本発明では、焼成工程での基材の強度
劣化が全く生じないため、従来の方法のように成
形方法や水和処理条件に何等の制約も受けること
がない。 そして、第2発明はセメント混練物にCaOと反
応焼結可能な粘土鉱物を含有させ、かつ製造過程
で施釉するようにしたため、第1発明と同様に高
い機能的強度を有する施釉セメント製品を得るこ
とができる。 又、本両発明は焼成直後の焼成品の基材強度を
高くし、かつ水和硬化後の基材曲げ強度も高く成
し得るので、大型及び/又は薄肉の、セメント製
品或いは施釉セメント製品の製法として好ましい
ものである。
養生し、焼成は迅速焼成炉にて10℃/minで昇温
し試料表面温度が所定の温度になつてから所定時
間焼成した。本格的水和は蒸気養生した。曲げ強
度の測定は島津製作所製オートグラフ、試験条件
はスパン間隔90mm、荷重速度2mm/min、試験片
の寸法100×50×10mmで行なつた。 第4表の曲げ強度の結果から明らかなように、
本例No.1〜No.10のものは、比較例のものに較べ何
れも焼成直後の曲げ強度、及び本格的水和処理後
の曲げ強度において優れていることがわかる。 (発明の効果) しかして、第1発明はセメント混練物にCaOと
反応焼結可能なタルク等の粘土鉱物を含有させる
ため、粘土鉱物を含有させない従来の場合に較
べ、機械的強度を、例えば2倍程度まで高めたセ
メント製品を得ることができる。 加えて、本発明では、焼成工程での基材の強度
劣化が全く生じないため、従来の方法のように成
形方法や水和処理条件に何等の制約も受けること
がない。 そして、第2発明はセメント混練物にCaOと反
応焼結可能な粘土鉱物を含有させ、かつ製造過程
で施釉するようにしたため、第1発明と同様に高
い機能的強度を有する施釉セメント製品を得るこ
とができる。 又、本両発明は焼成直後の焼成品の基材強度を
高くし、かつ水和硬化後の基材曲げ強度も高く成
し得るので、大型及び/又は薄肉の、セメント製
品或いは施釉セメント製品の製法として好ましい
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 セメントと、CaOと反応焼結可能な粘土鉱物
と、さらに他の骨材と、水とよりなるセメント混
練物を任意の成形方法により形成し、該セメント
成形物を650〜900℃の温度で焼成し、前記粘土鉱
物を前記セメント中或いは前記骨材中のCaOと反
応焼結させて焼成品となし、該焼成品を充分に水
和硬化させることを特徴とするセメント製品の製
造方法。 2 前記粘土鉱物が3MgO・4SiO2・H2Oの成分
よりなるタルク粉末である特許請求の範囲第1項
記載のセメント製品の製造方法。 3 前記他の骨材が陶器質シヤモツト、磁器質シ
ヤモツト、川砂、珪砂、海砂、安山岩、玄武岩、
硬質砂岩、長石、抗火石及び水滓等よりなる群中
より選択される少なくとも一種のものである特許
請求の範囲第1項記載のセメント製品の製造方
法。 4 セメントと、CaOと反応焼結可能な粘土鉱物
と、さらに他の骨材と、水とよりなるセメント混
練物を任意の成形方法により形成し、該セメント
成形物の所定の表面に釉薬を施して施釉成形品と
なし、該施釉成形品を650〜900℃の温度で焼成
し、前記粘土鉱物を前記セメント中或いは前記骨
材中のCaOと反応焼結させて、釉薬が融着された
施釉焼成品となし、該施釉焼成品を充分に水和硬
化させることを特徴とする施釉セメント製品の製
造方法。 5 前記粘土鉱物が3MgO・4SiO2・H2Oの成分
よりなるタルク粉末である特許請求の範囲第4項
記載の施釉セメント製品の製造方法。 6 前記他の骨材が陶器質シヤモツト、磁器質シ
ヤモツト、川砂、珪砂、海砂、安山岩、玄武岩、
硬質砂岩、長石、抗火石及び水滓等よりなる群中
より選択される少なくとも一種のものである特許
請求の範囲第4項記載の施釉セメント製品の製造
方法。 7 前記釉薬はフリツト釉の単独のもの、或いは
フリツト釉に長石等の生原料を配合したものであ
る特許請求の範囲第4項記載の施釉セメント製品
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9583287A JPS63260878A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | セメント製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9583287A JPS63260878A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | セメント製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63260878A JPS63260878A (ja) | 1988-10-27 |
| JPH034500B2 true JPH034500B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=14148358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9583287A Granted JPS63260878A (ja) | 1987-04-17 | 1987-04-17 | セメント製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63260878A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010215741A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Penta Ocean Construction Co Ltd | セメント系固化処理土およびその作製方法 |
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-
1987
- 1987-04-17 JP JP9583287A patent/JPS63260878A/ja active Granted
Also Published As
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