JPH0345040B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0345040B2 JPH0345040B2 JP57086948A JP8694882A JPH0345040B2 JP H0345040 B2 JPH0345040 B2 JP H0345040B2 JP 57086948 A JP57086948 A JP 57086948A JP 8694882 A JP8694882 A JP 8694882A JP H0345040 B2 JPH0345040 B2 JP H0345040B2
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Description
本発明は安定な高濃度液体肥料の製造法に関す
るものである。 従来から、エチレンジアミン四酢酸(以下
EDTAという)の金属錯体を成分とする液体肥
料、特に微量要素液体肥料が顕著な効果があるの
で使用されている。しかしながら従来のものはそ
の濃度が、溶解度及び安定性の点から、せいぜい
15%程度が限度であるので、製造コスト、包装、
輸送の経済性の面から、より高い濃度のものが強
く要望されており、検討が行われてきた。 例えば、クエン酸等の有機酸を加えて高濃度液
体肥料を得る方法が提案されているが、土壌の酸
性化という欠点を有すると共に、せいぜい30%程
度の濃度のものしか得られていない。 本発明者は、このような欠点を改良するため検
討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発
明は、EDTA−ナトリウム−金属錯体を成分と
する安定な高濃度液体肥料を製造するに際し、ア
ンモニア水又はアミンを添加して磁塩基性とする
ことを特徴とする高濃度液体肥料の製造法にあ
る。以下、本発明を詳細に説明する。本発明にお
ける金属としては肥料の微量要素の中特に必須金
属である亜鉛、マンガン、鉄、銅が挙げられる。
従来、これら金属錯体の混合水溶液を製造すると
きには、特に鉄錯体の溶解度が低いため、せいぜ
い15%程度のものしか得られず、勿論、溶液の安
定性も良好ではなかつた。 本発明者はその原因を追及したところ、これら
錯体混合水溶液のPHが5.5〜6.1の間であることに
気付き、PHが溶解度に影響するのではないかと考
え、種々の塩基を加えてPHを上げることを試み
た。一例として、亜鉛錯塩:マンガン錯塩:鉄錯
塩の比率が3:2:2で濃度が約45%になるよう
に水を加え、加温撹拌しながらアンモニア水(28
%)を徐々に加えていつたところ、PH6.5を過ぎ
たところで溶解が始まり、PH7.1で完全に溶解し
た。しかし、PH8.5を過ぎるころから逆に結晶が
析出する。よつて、PH6.5〜8.5好ましくはPH7.0〜
8.0の弱塩基性が好ましい溶解条件と考えられた。
そこで、各錯塩の比率、濃度を変化させ、塩基を
加えたところ、苛性ソーダ、苛性カリのときには
沈澱が生じ、アンモニア水、アミンのときはPH
7.0〜8.0になつたとき、何れの処方でも約60%の
濃度まで溶解し、且つ、溶液の安定性も良好であ
つた。 本発明者は、種々の塩基について検討した結
果、アンモニア水以外にモノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが有
効であることを見い出した。 以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 19.3gのEDTA・2Na・Zn・4H2O、12.9gの
EDTA・2Na・Mn・4H2O、12.9gのEDTA・
Na・Fe・3H2O及び45gの水を200mlの反応容器
に入れ、水浴上で約40℃で撹拌しながらアンモニ
ア水(28%)を徐々に滴下した。EDTA、金属
錯体が溶解して均一溶液となつたところで、アン
モニア水の滴下を止めた。そのとき、溶液のPHは
7.1であつた。要したアンモニア水は1.8gであつ
た。得られた溶液に水8.2gを加えて全体量を100
gにした(金属錯体重量%は45%である)。 実施例 2〜7 実施例1と同様に処理し、均一溶液を得た。 各処方を表1に示す。
るものである。 従来から、エチレンジアミン四酢酸(以下
EDTAという)の金属錯体を成分とする液体肥
料、特に微量要素液体肥料が顕著な効果があるの
で使用されている。しかしながら従来のものはそ
の濃度が、溶解度及び安定性の点から、せいぜい
15%程度が限度であるので、製造コスト、包装、
輸送の経済性の面から、より高い濃度のものが強
く要望されており、検討が行われてきた。 例えば、クエン酸等の有機酸を加えて高濃度液
体肥料を得る方法が提案されているが、土壌の酸
性化という欠点を有すると共に、せいぜい30%程
度の濃度のものしか得られていない。 本発明者は、このような欠点を改良するため検
討した結果、本発明に到達した。すなわち、本発
明は、EDTA−ナトリウム−金属錯体を成分と
する安定な高濃度液体肥料を製造するに際し、ア
ンモニア水又はアミンを添加して磁塩基性とする
ことを特徴とする高濃度液体肥料の製造法にあ
る。以下、本発明を詳細に説明する。本発明にお
ける金属としては肥料の微量要素の中特に必須金
属である亜鉛、マンガン、鉄、銅が挙げられる。
従来、これら金属錯体の混合水溶液を製造すると
きには、特に鉄錯体の溶解度が低いため、せいぜ
い15%程度のものしか得られず、勿論、溶液の安
定性も良好ではなかつた。 本発明者はその原因を追及したところ、これら
錯体混合水溶液のPHが5.5〜6.1の間であることに
気付き、PHが溶解度に影響するのではないかと考
え、種々の塩基を加えてPHを上げることを試み
た。一例として、亜鉛錯塩:マンガン錯塩:鉄錯
塩の比率が3:2:2で濃度が約45%になるよう
に水を加え、加温撹拌しながらアンモニア水(28
%)を徐々に加えていつたところ、PH6.5を過ぎ
たところで溶解が始まり、PH7.1で完全に溶解し
た。しかし、PH8.5を過ぎるころから逆に結晶が
析出する。よつて、PH6.5〜8.5好ましくはPH7.0〜
8.0の弱塩基性が好ましい溶解条件と考えられた。
そこで、各錯塩の比率、濃度を変化させ、塩基を
加えたところ、苛性ソーダ、苛性カリのときには
沈澱が生じ、アンモニア水、アミンのときはPH
7.0〜8.0になつたとき、何れの処方でも約60%の
濃度まで溶解し、且つ、溶液の安定性も良好であ
つた。 本発明者は、種々の塩基について検討した結
果、アンモニア水以外にモノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンが有
効であることを見い出した。 以下、実施例をあげて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 19.3gのEDTA・2Na・Zn・4H2O、12.9gの
EDTA・2Na・Mn・4H2O、12.9gのEDTA・
Na・Fe・3H2O及び45gの水を200mlの反応容器
に入れ、水浴上で約40℃で撹拌しながらアンモニ
ア水(28%)を徐々に滴下した。EDTA、金属
錯体が溶解して均一溶液となつたところで、アン
モニア水の滴下を止めた。そのとき、溶液のPHは
7.1であつた。要したアンモニア水は1.8gであつ
た。得られた溶液に水8.2gを加えて全体量を100
gにした(金属錯体重量%は45%である)。 実施例 2〜7 実施例1と同様に処理し、均一溶液を得た。 各処方を表1に示す。
【表】
実施例1〜7の各溶液の安定性について試験し
たところ、室温(25℃)、冷蔵庫(5℃)で96時
間放置した後も安定であつた。 参考例 7.8gのEDTA・2Na・Zn・4H2O、5.1gの
EDTA・2Na・Mn・4H2O、5.1gのEDTA・
Na・Fe・3H2O、82.0gの水から成る溶液は室温
にて5時間放置後、結晶が析出し、安定性は良く
なかつた。
たところ、室温(25℃)、冷蔵庫(5℃)で96時
間放置した後も安定であつた。 参考例 7.8gのEDTA・2Na・Zn・4H2O、5.1gの
EDTA・2Na・Mn・4H2O、5.1gのEDTA・
Na・Fe・3H2O、82.0gの水から成る溶液は室温
にて5時間放置後、結晶が析出し、安定性は良く
なかつた。
Claims (1)
- 1 エチレンジアミン四酢酸−ナトリウム−金属
錯体を成分とする安定な高濃度液体肥料を製造す
るに際し、アンモニア水又はヒドロキシアルキル
アミンを添加して弱塩基性とすることを特徴とす
る高濃度液体肥料の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086948A JPS58204892A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高濃度液体肥料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57086948A JPS58204892A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高濃度液体肥料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204892A JPS58204892A (ja) | 1983-11-29 |
| JPH0345040B2 true JPH0345040B2 (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=13901088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57086948A Granted JPS58204892A (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | 高濃度液体肥料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204892A (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP57086948A patent/JPS58204892A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58204892A (ja) | 1983-11-29 |
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