JPH0345566A - 粒子状材料の焼結体の製造方法 - Google Patents
粒子状材料の焼結体の製造方法Info
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- JPH0345566A JPH0345566A JP1181748A JP18174889A JPH0345566A JP H0345566 A JPH0345566 A JP H0345566A JP 1181748 A JP1181748 A JP 1181748A JP 18174889 A JP18174889 A JP 18174889A JP H0345566 A JPH0345566 A JP H0345566A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、焼結可能な金属粒子から機械部品等の焼結体
を製造する粉末冶金方法に′係り、特にグリーンボディ
からバインダーを除去する脱脂方法に関するものであり
、特に低炭素材料を作る製造方法である。
を製造する粉末冶金方法に′係り、特にグリーンボディ
からバインダーを除去する脱脂方法に関するものであり
、特に低炭素材料を作る製造方法である。
一般に、粉末冶金方法においては、金属粒子に熱可塑性
樹脂、ワックス等からなるバインダーを混ぜてペレット
とし、このペレットから射出成形により所定形状の成形
体いわゆるグリーンボディを作り、このグリーンボディ
を加熱してその中のバインダーを除去した後、真空雰囲
気中で高温焼結して完成品を作るようにしている。
樹脂、ワックス等からなるバインダーを混ぜてペレット
とし、このペレットから射出成形により所定形状の成形
体いわゆるグリーンボディを作り、このグリーンボディ
を加熱してその中のバインダーを除去した後、真空雰囲
気中で高温焼結して完成品を作るようにしている。
前記バインダーを除去する脱脂工程においては、バイン
ダーを完全に除去する必要があるが、バインダーは有機
物であるので高温加熱時に成形体の内部及び表面に炭素
が析出付着し、その炭素は焼結工程においても除去され
ない。そのため、耐食性、磁気特性等の材料特性を向上
させるには、この炭素を除去し、低炭素材料とすること
が必要である。そこで、特開昭62−283875号は
、脱脂工程において雰囲気を水蒸気で飽和させ、遊離炭
素と水蒸気とを反応させて炭素の析出を防止することを
開示している。しかしながら、このように水蒸気を使用
すると、金属粉末の場合にその表面に酸化被膜が生じ、
次の焼結工程において脱脂時に生じた酸化被膜を還元す
るために特別な工程を新たに設ける必要が生じるばかり
でなく、特にCrの酸化物のような還元が非常に困難な
材料の場合は水蒸気を使用することが不可能となる。
ダーを完全に除去する必要があるが、バインダーは有機
物であるので高温加熱時に成形体の内部及び表面に炭素
が析出付着し、その炭素は焼結工程においても除去され
ない。そのため、耐食性、磁気特性等の材料特性を向上
させるには、この炭素を除去し、低炭素材料とすること
が必要である。そこで、特開昭62−283875号は
、脱脂工程において雰囲気を水蒸気で飽和させ、遊離炭
素と水蒸気とを反応させて炭素の析出を防止することを
開示している。しかしながら、このように水蒸気を使用
すると、金属粉末の場合にその表面に酸化被膜が生じ、
次の焼結工程において脱脂時に生じた酸化被膜を還元す
るために特別な工程を新たに設ける必要が生じるばかり
でなく、特にCrの酸化物のような還元が非常に困難な
材料の場合は水蒸気を使用することが不可能となる。
本発明は、かかる点に鑑み、焼結体中に炭素の析出が生
じないような粒子状材料の低炭素焼結体の製造方法を提
供することを目的とする。
じないような粒子状材料の低炭素焼結体の製造方法を提
供することを目的とする。
そこで、本発明は、1種又は2種以上の金属粒子と熱可
塑性樹脂、ワックス等からなるバインダーとを混練して
ペレットとし、このペレットを射出成形により所定形状
のグリーンボディを形成し、このグリーンボディを脱脂
し、更に焼結して焼結体を作る粒子状材料の焼結体の製
造方法において、前記グリーンボディの脱脂の際に、不
活性ガス中に水素を含む混合ガス雰囲気もしくは水素ガ
ス雰囲気中で脱脂体を炭素が浸炭しない温度範囲で、か
つ、脱脂体内に連続空孔が十分存在する温度範囲で、残
留バインダー中の炭素に前記水素が反応して除去される
ために十分な時間保持するようにした。
塑性樹脂、ワックス等からなるバインダーとを混練して
ペレットとし、このペレットを射出成形により所定形状
のグリーンボディを形成し、このグリーンボディを脱脂
し、更に焼結して焼結体を作る粒子状材料の焼結体の製
造方法において、前記グリーンボディの脱脂の際に、不
活性ガス中に水素を含む混合ガス雰囲気もしくは水素ガ
ス雰囲気中で脱脂体を炭素が浸炭しない温度範囲で、か
つ、脱脂体内に連続空孔が十分存在する温度範囲で、残
留バインダー中の炭素に前記水素が反応して除去される
ために十分な時間保持するようにした。
脱脂工程の際、脱脂炉内の雰囲気を不活性ガスと水素ガ
スとの混合ガスとし、脱脂体を例えば700℃のような
残留バインダーが浸炭せず、かつ焼結して脱脂体が縮む
ことなく連続空孔が維持され、炭化水素ガスとして除去
される温度に所定時間保持する。これにより脱脂体から
完全に炭素が除去され、もって、低炭素材料焼結体を得
ることができる。
スとの混合ガスとし、脱脂体を例えば700℃のような
残留バインダーが浸炭せず、かつ焼結して脱脂体が縮む
ことなく連続空孔が維持され、炭化水素ガスとして除去
される温度に所定時間保持する。これにより脱脂体から
完全に炭素が除去され、もって、低炭素材料焼結体を得
ることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る脱脂工程を実施するための脱脂炉
であり、この脱脂炉■は外側ケーシング2を有し、この
外側ケーシング2内には複数の処理容器3.3.・・・
3が積層収納されている。前記処理容器3内にはアルミ
ナ粉体4が収納され、このアルミナ粉体4に所定形状の
グリーンボディWが置かれている。そして、前記処理容
器3を囲んでいる内側ケーシング7内にはガス流入管5
を介して脱脂工程における脱脂炉内の雰囲気を作るため
のガスが流入される。そして、気化したバインダーを含
む雰囲気ガスは排出パイプ8を介してワックストラップ
6内に流入され、このワックストラッf6によってバイ
ンダー中の気化したワックスが除去された後に排出ガス
は排出管9を通って外部に排出される。前記グリーンボ
ディと呼ばれる成形品Wは、通常の混練方法によって製
造される。すなわち平均粒子径数ミクロンの1種又は2
種以上の金属粒子例えば、鉄およびニッケル粒子と熱可
塑性樹脂、ワックスなどからなるバインダー等を混練し
てペレット状とし、この混練ペレットを通常の射出成形
機によって所定の形状に射出成形し、このようにして作
られたグリーンボディが前記処理容器3内に収納された
アルミナ粉体の中に埋め込まれて脱脂工程が行なわれる
。このとき、成形品Wは予め溶剤等にて脱脂を行ったも
のでもよく、あるいは射出成形したままの成形品Wでも
よい。
であり、この脱脂炉■は外側ケーシング2を有し、この
外側ケーシング2内には複数の処理容器3.3.・・・
3が積層収納されている。前記処理容器3内にはアルミ
ナ粉体4が収納され、このアルミナ粉体4に所定形状の
グリーンボディWが置かれている。そして、前記処理容
器3を囲んでいる内側ケーシング7内にはガス流入管5
を介して脱脂工程における脱脂炉内の雰囲気を作るため
のガスが流入される。そして、気化したバインダーを含
む雰囲気ガスは排出パイプ8を介してワックストラップ
6内に流入され、このワックストラッf6によってバイ
ンダー中の気化したワックスが除去された後に排出ガス
は排出管9を通って外部に排出される。前記グリーンボ
ディと呼ばれる成形品Wは、通常の混練方法によって製
造される。すなわち平均粒子径数ミクロンの1種又は2
種以上の金属粒子例えば、鉄およびニッケル粒子と熱可
塑性樹脂、ワックスなどからなるバインダー等を混練し
てペレット状とし、この混練ペレットを通常の射出成形
機によって所定の形状に射出成形し、このようにして作
られたグリーンボディが前記処理容器3内に収納された
アルミナ粉体の中に埋め込まれて脱脂工程が行なわれる
。このとき、成形品Wは予め溶剤等にて脱脂を行ったも
のでもよく、あるいは射出成形したままの成形品Wでも
よい。
本脱脂工程は第2図乃至第4図に示すようなヒートパタ
ーンによって行なわれる。
ーンによって行なわれる。
第2図において、ガス流入管5を介して窒素ガス(N2
)が雰囲気ガスとして炉内に供給された状態で、先ず、
300℃まで温度上昇させるが、この際には1時間当り
約10°Cの割合で温度を上昇させる。雰囲気温度が室
温から300°Cの間においてはバインダーの気化が急
激になるため比較的ゆっくりと昇温する必要があり、こ
の際急激に温度を上昇させると成形品に亀裂や膨れある
いはクラックなどが生ずる。成形体を雰囲気温度300
’Cまで上昇させると、その全量の約40%の気化バ
インダーはワックストラップ6に補足される。この脱脂
工程において、300℃までの昇温前においては、前述
したように窒素雰囲気を使用しているので金属粉末の酸
化が有効に防止されつつ脱脂が行なわれる。
)が雰囲気ガスとして炉内に供給された状態で、先ず、
300℃まで温度上昇させるが、この際には1時間当り
約10°Cの割合で温度を上昇させる。雰囲気温度が室
温から300°Cの間においてはバインダーの気化が急
激になるため比較的ゆっくりと昇温する必要があり、こ
の際急激に温度を上昇させると成形品に亀裂や膨れある
いはクラックなどが生ずる。成形体を雰囲気温度300
’Cまで上昇させると、その全量の約40%の気化バ
インダーはワックストラップ6に補足される。この脱脂
工程において、300℃までの昇温前においては、前述
したように窒素雰囲気を使用しているので金属粉末の酸
化が有効に防止されつつ脱脂が行なわれる。
実験によれば、第5図に示すように脱脂保持温度と脱脂
率との関係は成形体Wを250℃に上昇させた場合には
約25%のバインダーが気化されて除去され、280℃
の場合には34%のバインダーが除去され、300℃の
場合には40%のノくインダーが除去され、500℃の
場合には、95%のバインダーが除去され、700℃ま
で上昇させたときにはほぼ100%のバインダーが除去
されることが判明している。
率との関係は成形体Wを250℃に上昇させた場合には
約25%のバインダーが気化されて除去され、280℃
の場合には34%のバインダーが除去され、300℃の
場合には40%のノくインダーが除去され、500℃の
場合には、95%のバインダーが除去され、700℃ま
で上昇させたときにはほぼ100%のバインダーが除去
されることが判明している。
次いで、前記ガス流入管5を介して窒素および水素ガス
の混合ガスを脱脂炉内に送り、好ましくは工時間当り2
00℃の上昇速度で600乃至800℃好ましくは65
0乃至750℃の温度まで上昇せしめる。そして、その
温度に最も好ましくは700℃に5時間程保持した後に
室温に低下せしめる。すなわち、この700℃の温度は
炭素が浸炭しない温度で、かつ、完全な焼結がおきるこ
となく、材料が縮まず連続空孔が十分に存在する温度範
囲である。また、5時間程700℃に保持することによ
って水素ガスと残留炭素との間には十分な反応がおこり
、炭化水素ガスとして炭素は十分に除去される。前述の
300℃まで上昇した段階においてはバインダーの約4
0%が除去されているので成形体Wはポーラス状となっ
ており、この場合、内部から外部へ連続する連続通気孔
が多数生じているので、この後は急速昇温によってバイ
ンダーを除去しても前記通気孔を介してノくインダーの
ガスが外部に流出でき欠陥が発生することはない。なお
、混合ガス中の水素ガスの量は5%以上が好ましく、成
形体W中に残留しているノくインダーの量の増大に応じ
て水素ガスの量を増大する。
の混合ガスを脱脂炉内に送り、好ましくは工時間当り2
00℃の上昇速度で600乃至800℃好ましくは65
0乃至750℃の温度まで上昇せしめる。そして、その
温度に最も好ましくは700℃に5時間程保持した後に
室温に低下せしめる。すなわち、この700℃の温度は
炭素が浸炭しない温度で、かつ、完全な焼結がおきるこ
となく、材料が縮まず連続空孔が十分に存在する温度範
囲である。また、5時間程700℃に保持することによ
って水素ガスと残留炭素との間には十分な反応がおこり
、炭化水素ガスとして炭素は十分に除去される。前述の
300℃まで上昇した段階においてはバインダーの約4
0%が除去されているので成形体Wはポーラス状となっ
ており、この場合、内部から外部へ連続する連続通気孔
が多数生じているので、この後は急速昇温によってバイ
ンダーを除去しても前記通気孔を介してノくインダーの
ガスが外部に流出でき欠陥が発生することはない。なお
、混合ガス中の水素ガスの量は5%以上が好ましく、成
形体W中に残留しているノくインダーの量の増大に応じ
て水素ガスの量を増大する。
前述したように300℃まで昇温した段階において、は
ぼ40%程度のバインダーが除去されるが、この段階で
除去しきれず炭化して残留しているバインダーは600
乃至800℃までの上昇段階およびその温度での一定時
間の維持の際に雰囲気ガスの・水素と炭素が反応して生
成する炭化水素ガスとして除去される。したがって、脱
脂体表面への炭素の残留は極めて少なくなり、焼結工程
を経た焼結体中には炭素は残留しない。
ぼ40%程度のバインダーが除去されるが、この段階で
除去しきれず炭化して残留しているバインダーは600
乃至800℃までの上昇段階およびその温度での一定時
間の維持の際に雰囲気ガスの・水素と炭素が反応して生
成する炭化水素ガスとして除去される。したがって、脱
脂体表面への炭素の残留は極めて少なくなり、焼結工程
を経た焼結体中には炭素は残留しない。
このような脱脂工程後の成形体は、別に設けた真空炉内
に供給され、この真空炉内において1200℃まで上昇
されてその温度に3時間程維持されて焼結される。
に供給され、この真空炉内において1200℃まで上昇
されてその温度に3時間程維持されて焼結される。
第3図は第2図に示すヒートパターンの他の実施例を示
したものである。すなわち、第2図のヒートパターンに
示すように脱脂工程の窒素ガス雰囲気中での300℃ま
での昇温は同じような割合で行ない、300℃に1時間
程度維持した後に室温に降温し、次いで窒素および水素
の混合ガス雰囲気において1時間当り約200℃の割合
で600乃至800℃まで上昇せしめ、この温度、最も
好ましくは700℃において5時間程維持した後に第2
図のヒートパターンと同様に真空炉内において1200
℃まで上昇させてその温度に3時間程維持して焼結し、
その後室温まで降温する。
したものである。すなわち、第2図のヒートパターンに
示すように脱脂工程の窒素ガス雰囲気中での300℃ま
での昇温は同じような割合で行ない、300℃に1時間
程度維持した後に室温に降温し、次いで窒素および水素
の混合ガス雰囲気において1時間当り約200℃の割合
で600乃至800℃まで上昇せしめ、この温度、最も
好ましくは700℃において5時間程維持した後に第2
図のヒートパターンと同様に真空炉内において1200
℃まで上昇させてその温度に3時間程維持して焼結し、
その後室温まで降温する。
第2図のヒートパターンにおいては窒素ガス雰囲気中に
おいて300℃まで上昇させた後に600乃至800℃
まで昇温させ、次いで真空炉内で焼結を行なっているが
、第3図においては窒素ガス雰囲気中において300°
Cまで上昇させた後に1時間程度その温度に維持して室
温に降温し、次いで窒素およ水素の混合ガス雰囲気中に
おいて最も好ましくは700℃まで室温から成形体Wを
上昇せしめ、700℃に5時間程度維持した後に引き続
いて1200°Cまで温度を上昇させて焼結し、その後
室温まで降温させている。第2図乃至第4図のヒートパ
ターンの各数字は最も好ましいものを示たものであり、
必ずしもこれらの温度あるいはこれらの昇温速度に限定
されるものではない。
おいて300℃まで上昇させた後に600乃至800℃
まで昇温させ、次いで真空炉内で焼結を行なっているが
、第3図においては窒素ガス雰囲気中において300°
Cまで上昇させた後に1時間程度その温度に維持して室
温に降温し、次いで窒素およ水素の混合ガス雰囲気中に
おいて最も好ましくは700℃まで室温から成形体Wを
上昇せしめ、700℃に5時間程度維持した後に引き続
いて1200°Cまで温度を上昇させて焼結し、その後
室温まで降温させている。第2図乃至第4図のヒートパ
ターンの各数字は最も好ましいものを示たものであり、
必ずしもこれらの温度あるいはこれらの昇温速度に限定
されるものではない。
次に実験例を示す。
実験例1
カーボニル純鉄粉60 Van%に対し、熱可塑性樹脂
、ワックス等からなるバインダー40 Vo1%を加え
て混練してペレットとし、このペレットを射出成形して
グリーンボディを製造し、第1図に示すような脱脂炉内
で第2図乃至第4図のヒートパターンおよび雰囲気ガス
条件に従って処理した。
、ワックス等からなるバインダー40 Vo1%を加え
て混練してペレットとし、このペレットを射出成形して
グリーンボディを製造し、第1図に示すような脱脂炉内
で第2図乃至第4図のヒートパターンおよび雰囲気ガス
条件に従って処理した。
実験例2
実験例1と同じグリーンボディを用い、第1図に示すよ
うな脱脂炉内で雰囲気ガスを窒素ガスだけにして第2図
乃至第4図のヒートパターンに従って処理した。これら
両実験例の比較表を次頁に示す。
うな脱脂炉内で雰囲気ガスを窒素ガスだけにして第2図
乃至第4図のヒートパターンに従って処理した。これら
両実験例の比較表を次頁に示す。
比
較
表
各実験例においては、焼結体の炭素量、その相対密度、
磁束密度、保磁力および透磁率が測定され比較された。
磁束密度、保磁力および透磁率が測定され比較された。
実験例によれば、本発明による実験例1による焼結体の
残留炭素は0.008wt%で殆んど炭素は残っていな
いのに対し、水素ガスを用いない実験例2では0.15
%と多くなっている。
残留炭素は0.008wt%で殆んど炭素は残っていな
いのに対し、水素ガスを用いない実験例2では0.15
%と多くなっている。
更に、焼結体の磁気ヒステリシスの磁界の強さが小さい
部分(B2,85部分)では、実験例1の焼結体の値は
実験例2の焼結体のそれよりも著しく大きくなっており
、残留磁束密度(B r)においても実験例1の焼結体
が実験例2の焼結体よりも大きな値になっている。とこ
ろが、保磁力(Oe)においては両者の間で大きな差は
なく、初期透磁率(μ0)および最大透磁率(μm)に
おいては実験例1の焼結体が実験例2のそれよりも著し
く大きくなっている。
部分(B2,85部分)では、実験例1の焼結体の値は
実験例2の焼結体のそれよりも著しく大きくなっており
、残留磁束密度(B r)においても実験例1の焼結体
が実験例2の焼結体よりも大きな値になっている。とこ
ろが、保磁力(Oe)においては両者の間で大きな差は
なく、初期透磁率(μ0)および最大透磁率(μm)に
おいては実験例1の焼結体が実験例2のそれよりも著し
く大きくなっている。
すなわち、磁界の強さが小さい範囲における磁気特性が
良好であり、本発明による焼結体は磁性材料としての応
用範囲が著しく広い。
良好であり、本発明による焼結体は磁性材料としての応
用範囲が著しく広い。
本発明は、以上のように構成したので、残留炭素が極め
て少ない低炭素焼結体を製造することができるという効
果を奏する。
て少ない低炭素焼結体を製造することができるという効
果を奏する。
第1図は脱脂炉の概略構成図、第2図は本発明の第1実
施例であるヒートパターンを示す線図、第3図は本発明
の第2実施例であるヒートパターンを示す線図、第4図
は本発明の第3実施例であるヒートパターンを示す線図
、第5図は脱脂保持温度と脱脂率の関係を示すグラフで
ある。 1・・・脱脂、 2・・・外側ケーシング、 3・・・処理容器、 ・・内側ケーシング。
施例であるヒートパターンを示す線図、第3図は本発明
の第2実施例であるヒートパターンを示す線図、第4図
は本発明の第3実施例であるヒートパターンを示す線図
、第5図は脱脂保持温度と脱脂率の関係を示すグラフで
ある。 1・・・脱脂、 2・・・外側ケーシング、 3・・・処理容器、 ・・内側ケーシング。
Claims (3)
- 1.1種又は2種以上の金属粒子と熱可塑性樹脂、ワッ
クス等からなるバインダーとを混練してペレットとし、
このペレットを射出成形により所定形状のグリーンボデ
ィを成形し、このグリーンボディを脱脂し、更に焼結し
て焼結体を作る粒子状材料の焼結体の製造方法において
、前記グリーンボディの脱脂の際に、不活性ガス中に水
素を含む混合ガス雰囲気もしくは水素ガス雰囲気中で脱
脂体を浸炭しない温度範囲で、かつ、脱脂体内に連続空
孔が十分存在する温度範囲で、残留バインダー中の炭素
に水素が反応して炭素を除去するために十分な時間保持
することを特徴とする粒子状材料の焼結体の製造方法。 - 2.前記混合ガス中の水素ガスは全体の5%以上含有さ
れている請求項1記載の粒子状材料の焼結体の製造方法
。 - 3.前記脱脂の際の温度範囲は、600〜 800℃である請求項1又は2記載の粒子状材料の焼結
体の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181748A JP2821183B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 粒子状材料の焼結体の製造方法 |
| US07/550,972 US4996022A (en) | 1989-07-14 | 1990-07-10 | Process for producing a sintered body |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181748A JP2821183B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 粒子状材料の焼結体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345566A true JPH0345566A (ja) | 1991-02-27 |
| JP2821183B2 JP2821183B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16106195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1181748A Expired - Fee Related JP2821183B2 (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 粒子状材料の焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2821183B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10130063A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Komatsu Ltd | 脱脂方法およびそれにより得られる脱脂体並びに焼結体 |
| WO2011081081A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 株式会社Ihi | 脱脂方法 |
| CN103081039A (zh) * | 2011-06-24 | 2013-05-01 | 日东电工株式会社 | 稀土类永久磁铁及稀土类永久磁铁的制造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103264163B (zh) * | 2013-05-06 | 2016-08-17 | 宁波恒普真空技术有限公司 | 金属粉末注射成型真空脱脂烧结炉定向气流装置 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1181748A patent/JP2821183B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10130063A (ja) * | 1996-10-25 | 1998-05-19 | Komatsu Ltd | 脱脂方法およびそれにより得られる脱脂体並びに焼結体 |
| WO2011081081A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 株式会社Ihi | 脱脂方法 |
| JP2011137202A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Ihi Corp | 脱脂方法 |
| CN102655967A (zh) * | 2009-12-28 | 2012-09-05 | 株式会社Ihi | 脱脂方法 |
| KR101453463B1 (ko) * | 2009-12-28 | 2014-10-22 | 가부시키가이샤 아이에이치아이 | 탈지 방법 |
| CN102655967B (zh) * | 2009-12-28 | 2014-12-24 | 株式会社Ihi | 脱脂方法 |
| CN103081039A (zh) * | 2011-06-24 | 2013-05-01 | 日东电工株式会社 | 稀土类永久磁铁及稀土类永久磁铁的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2821183B2 (ja) | 1998-11-05 |
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