JPH0345952Y2 - - Google Patents

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JPH0345952Y2
JPH0345952Y2 JP940289U JP940289U JPH0345952Y2 JP H0345952 Y2 JPH0345952 Y2 JP H0345952Y2 JP 940289 U JP940289 U JP 940289U JP 940289 U JP940289 U JP 940289U JP H0345952 Y2 JPH0345952 Y2 JP H0345952Y2
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barrel
plating
plated
float
bubbles
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JP940289U
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  • Chemically Coating (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、小物被メツキ物をメツキする場合
に、被メツキ物を収納してメツキ液に浸漬する目
的に使用されるメツキ用バレル装置に関する。
[従来の技術] メツキ法には、電気化学的な手法である電気メ
ツキ法と、純化学的な手法である無電解メツキ法
とがあるが、これらの方法で小物被メツキ物をメ
ツキする装置として知られているものの一つに、
回転する籠状のバレルを用いた、いわゆる回転バ
レルメツキ装置がある。この回転バレルメツキ装
置の主要部の一つをなすバレルは、アクリル樹脂
等によつて、六角筒状若しくは八角筒状に形成さ
れた筒体と、この筒体の端面を閉じる円板形の端
板とからなる。
前記筒体の周面には、多数の細孔が形成されて
いて、メツキ液に浸漬した時に、この細孔からメ
ツキ液が自在に出入りできるようになつている。
更にこの筒体の少なくとも一部を、脱着自在な蓋
状とし、被メツキ物の導入と排出ができるように
してある。
前記端板は、バレルをその中心軸の回りに回転
させるための駆動源からの回転力を伝達され得る
歯車や摩擦車を兼ねている。例えば端板の周囲に
所定のピツチの歯車が形成されていて、これが図
示しない駆動源側の歯車と噛み合わされる事によ
つて、駆動源からの回転力が伝達されるようにな
つている。
このような回転バレルメツキ装置のうち電気メ
ツキ用のものは、バレル内に通常2本の陰極棒が
設けられている。それぞれの陰極棒はバレルの一
方の端板の中心を貫通して、バレルの内側に突出
し、端板の内面近くを該内面に沿つて幾分下降し
た後、筒体の他端に向かつて斜め下方に延びてお
り、互いに他方の端板の中心を貫通する他方の陰
極棒と、バレルのほぼ中央部分下方で交差してお
り、各陰極棒は電源に接続されている。これらの
陰極棒は、バレルが回転しても回転せず、バレル
内底部の所定の位置で静止している。
この様なバレルで小物の被メツキ物をメツキす
る場合、被メツキ物と前記陰極棒との接触を助け
るたる、被メツキ物のほかに、これとほぼ同じ外
形寸法をもつ導体、すなわち所謂ダミーをバレル
の中にいれる。これらをメツキ液を満たしたメツ
キ槽の中に浸漬し、メツキ槽の中に設けられた陽
極棒と前記バレルの中に設けられた陰極棒との間
に電圧を印加しながら、前記バレルを回転させ
る。
バレルを回転させると、バレルの中の被メツキ
物とダミーとは、バレルの回転によつてその底部
からバレルの内壁に沿つて持ち上げられ、或る程
度の高さに達したところで落下し、またバレルの
内壁に沿つて持ち上げられる事を繰り返して攪拌
される。このとき被メツキ物は直接、或いはダミ
ーを介して陰極棒と接触し、メツキがなされる。
被メツキ物の表面にメツキ膜の析出が行なわれ
ると同時に、反応によつて生じた水素ガスが、被
メツキ物の表面に気泡を生ずる。反応が進行する
と共にガスの発生量も増加し、気泡は気泡の受け
る浮力によつてやがて被メツキ物の表面から遊離
して泡としてメツキ液中を上昇し、界面で砕けて
水素ガスは大気中に放出される。
[考案が解決しようとする課題] 被メツキ物が小型の軽量物であるとき、被メツ
キ物をメツキ液中に投入した際、被メツキ物に付
着していた空気が離脱せず、被メツキ物が浮上し
たまゝの状態となることがある。また前記メツキ
膜の析出に際して被メツキ物の表面に発生するガ
スが気泡となり、この気泡が被メツキ物の表面か
ら離脱する以前に、気泡の受ける浮力によつて被
メツキ物が浮上する事があり、特に軽量のもの、
筒状のもの、キヤツプ状のもの等は浮上し易い。
浮上した被メツキ物は、電解メツキの場合に於
いては、電界が与えられない状態となるのでメツ
キ膜の析出が停止する。その結果、浮上したもの
と浮上しなかつたものとでメツキ膜の厚さにバラ
ツキが生じ、均一な膜の析出が行なわれなくなる
と言う課題があつた。
本考案の目的は、浮子がバレル内に配備されて
いる構成を持つために上記課題を解決する事ので
きるメツキ用バレル装置を提供する事にある。
[課題を解決するための手段] 課題を解決するための手段の要旨は、被メツキ
物を収納してメツキ液中に浸漬し、回転させなが
らメツキを行なうための籠状容器と、その内部に
配備された棒状、球状またはその他のメツキ液中
に浮遊して自在に回転できる形状の浮子とからな
ることを特徴とするメツキ用バレル装置、すなわ
ち本考案の装置である。
[作用] 本考案に従つて、小物の被メツキ物と共に、例
えばバレルの長さより少し短い寸法を持つ角柱の
浮子をバレル内部に閉じこめてメツキ槽中に浸漬
し、メツキ液中でバレルを回転させると、浮子は
バレル内で頂部に浮き、バレルの回転に伴なつて
自由に回転している。被メツキ物の表面にメツキ
膜の析出が始まると、被メツキ物の表面に於て発
生した水素ガスが被メツキ物に付着したまま水素
ガスの気泡が大きくなり、この気泡が被メツキ物
を浮上させる事がある。本考案の装置が用いられ
る場合は浮上した被メツキ物がバレル内頂部に浮
遊している前記浮子に接触し、浮子の回転若しく
は揺動による衝撃を受け、その衝撃によつて被メ
ツキ物に付着していた気泡が離脱し、被メツキ物
は沈降して再びメツキが行なわれ得る状態に戻
る。
[実施例 1] 第1図に電解メツキ用として使用される本考案
のメツキ用バレルの実例を示す。バレル1は、ア
クリル樹脂等の、メツキ液に対して安定な材料で
形成された六角柱状若しくは八角柱状等の多角柱
の外形を持つ筒体と、この筒体の両端部を閉じる
端板とからなり、前記筒体の周壁面には多くの細
孔が形成されていて、メツキ液2に浸漬した時
に、この細孔からメツキ液が自在に出入りできる
ようになつている。この筒体の少なくとも一部に
は、脱着自在な蓋の機能を持つ部分が設けられて
おり、被メツキ物の導入と排出ができるようにし
てある。
前記端板は、バレル1をその中心軸の周りに回
転させるための駆動源からの回転力を伝達され得
る歯車や摩擦車を兼ねている。すなわち、例えば
端板の周囲に所定のピツチの歯車が形成されてい
て、これが図示されていない駆動源側の歯車と噛
み合わせられる事によつて、駆動源からの回転力
が伝達される仕組みになつている。
この電気メツキ用の回転バレルメツキ装置は、
断面が一辺80mmの正六角形で、長さが270mmの六
角柱状バレルからなる装置であり、電源に接続さ
れた2本の陰極棒3がそれぞれ前記バレルの一方
の端板の中心を貫通して、バレルの中に挿入され
ている。各陰極棒は端板の内面近くを該内面に沿
つて幾分下降した後、筒体の他端に向かつて斜め
下方に伸びており、互いに他方の端板の中心を貫
通した他の陰極棒と、バレルのほぼ中央部分下方
で交差しており、それぞれの陰極棒はバレルの外
に導出されている。これらの陰極棒3はバレルが
回転しても回転せず、底部の所定の位置で静止し
ている。
本実施例で使用した浮子4は発泡ポリエチレン
から成り、15mm角で長さ210mmの角柱状の浮子で
あつた。被メツキ物は外径1.0mm、内径0.5mm、長
さ2.0mmのセラミツクチツプコンデンサであり、
これとほぼ同じ外形および寸法のダミーを用い
た。これらを前記バレルに入れてメツキ液2の満
たされたメツキ槽5に浸漬し、バレルを回転さ
せ、前記電極間に電圧を印加し、電解メツキを行
なつた。
メツキ膜の析出が始まり、ガスが発生し、被メ
ツキ物表面に気泡が現れ、気泡が大きくなると被
メツキ物の表面から離脱するものと、離脱しない
ものとあり、気泡が離脱しないまま大きくなつた
ものは、気泡の受ける浮力によつて被メツキ物が
浮上し、前記回転している浮子4と接触して気泡
が離脱し、被メツキ物は沈降して再びメツキ膜の
析出が始まつた。所定の時間メツキした結果メツ
キ膜の厚みは2.3μm〜4.0μmであり、平均値は
3.1μmであつた。
[実施例 2] 実施例−1に於いて、使用した浮子を1本に代
えて3本とした事以外は、実施例−1と同様に行
なつた結果、メツキ膜の厚みは2.5μm〜4.0μmで
あり、平均値は3.3μmであつた。浮子を複数本に
した事によつて被メツキ物が浮子と接触する確率
が高くなり、より確実に沈降させる事ができた。
上記実施例では、電解メツキ用バレルについて
記載したが、無電解メツキ用バレルに於いても、
同様の効果がある。無電解メツキ反応によつて発
生したガスは、電解メツキの場合と同様に被メツ
キ物の表面に付着し、気泡の受ける浮力によつて
被メツキ物がメツキ液面まで浮上させられる。従
来の装置では液面に浮上したまま気泡が離脱せず
浮遊するものがあるが、本考案の、浮子を用いる
バレル装置の使用によつて、容易に気泡は離脱
し、被メツキ物は沈降してメツキ膜の析出が継続
される状態に戻るので、本考案の装置を用いれ
ば、容易に、均一なメツキ膜が得られる。
[効果] 本考案の装置を用いれば、小物の被メツキ物
を、均一な厚みにメツキする事が比較的容易にな
る。特に小型なもの、軽量なもの、筒状のもの等
ガスが付着したまま離脱しにくい形状・寸法の被
メツキ物は気泡の浮力によつて浮上し易いが、こ
のようなものに本考案の装置を用いると効果が顕
著であり、均一なメツキ膜を形成することが可能
なバレルとして当業界に貢献するところ大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメツキ用バレル装置を用いて
電解メツキを行なう場合の一例を断面図的に示し
た概略説明図である。第2図a,bおよびcは本
考案のメツキ用バレル装置に好都合に使用できる
浮子の実例を示す斜視図である。 符号の説明、1……バレル、2……メツキ液、
3……陰極棒、4,4′,4″……浮子、5……メ
ツキ槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被メツキ物を収納してメツキ液中に浸漬し、回
    転させながらメツキを行なうための籠状容器と、
    その内部に配備された棒状、球状またはその他の
    メツキ液中に浮遊して自在に回転できる形状の浮
    子とからなることを特徴とするメツキ用バレル装
    置。
JP940289U 1989-01-31 1989-01-31 Expired JPH0345952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP940289U JPH0345952Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31

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JP940289U JPH0345952Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102469U JPH02102469U (ja) 1990-08-15
JPH0345952Y2 true JPH0345952Y2 (ja) 1991-09-27

Family

ID=31216108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP940289U Expired JPH0345952Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31

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