JPH034611B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH034611B2 JPH034611B2 JP3917183A JP3917183A JPH034611B2 JP H034611 B2 JPH034611 B2 JP H034611B2 JP 3917183 A JP3917183 A JP 3917183A JP 3917183 A JP3917183 A JP 3917183A JP H034611 B2 JPH034611 B2 JP H034611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platinum
- crucible
- cao
- glass
- product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Substances [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 73
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 22
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 19
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 19
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 229910052797 bismuth Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims 1
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 25
- ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Inorganic materials [Ca]=O ODINCKMPIJJUCX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 11
- 239000000292 calcium oxide Substances 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 8
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 239000005304 optical glass Substances 0.000 description 3
- 229910000946 Y alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000007496 glass forming Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N N-[3-oxo-3-(2,4,6,7-tetrahydrotriazolo[4,5-c]pyridin-5-yl)propyl]-2-[[3-(trifluoromethoxy)phenyl]methylamino]pyrimidine-5-carboxamide Chemical compound O=C(CCNC(=O)C=1C=NC(=NC=1)NCC1=CC(=CC=C1)OC(F)(F)F)N1CC2=C(CC1)NN=N2 AFCARXCZXQIEQB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001260 Pt alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 1
- BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N calcium oxide Chemical compound [O-2].[Ca+2] BRPQOXSCLDDYGP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000975 co-precipitation Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052741 iridium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N oxygen(2-);zirconium(4+) Chemical compound [O-2].[O-2].[Zr+4] RVTZCBVAJQQJTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000003057 platinum Chemical class 0.000 description 1
- 238000004663 powder metallurgy Methods 0.000 description 1
- 229910052703 rhodium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 229910001928 zirconium oxide Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガラス溶解用白金およびその製造方法
に関する。
に関する。
従来、光学ガラスレンズやオプテイカルフアイ
バーその他着色をきらうガラスを溶解する装置に
は99.9%〜99.9995%のPtが広く用いられてきた。
これは、Pt素地中に不純物が多く入ると、不純
物がガラス中へ選択的に溶出しオプテイカルフア
イバーでは伝送損失、光学ガラスでは着色などの
問題を引き起こすからである。
バーその他着色をきらうガラスを溶解する装置に
は99.9%〜99.9995%のPtが広く用いられてきた。
これは、Pt素地中に不純物が多く入ると、不純
物がガラス中へ選択的に溶出しオプテイカルフア
イバーでは伝送損失、光学ガラスでは着色などの
問題を引き起こすからである。
また、白金中にZn、Al、Pb、As、Sb、Biが
合計で20ppm以上入つていると、高温クリープ強
度が弱くなりガラス製造時に高温のため装置の寿
命を早める結果となる。
合計で20ppm以上入つていると、高温クリープ強
度が弱くなりガラス製造時に高温のため装置の寿
命を早める結果となる。
このようなことから、Zn、Al等の元素を含ま
ない高純度の白金や白金合金が用いられているの
であるが、ガラス溶解用装置は約1300℃で使用す
るためガラス溶解における白金の損耗や変形が激
しく装置の寿命が9カ月以下と短かつた。この寿
命の短い装置の断面を調べてみると結晶粒が粗大
化しており、このことが原因で高温クリープ強さ
が弱くなり白金の損耗や変形が激しかつたものと
思われる。したがつて、結晶粒の粗大化を防止す
るためにZrO2、Y2O3、ThO2などの酸化物をPt
素地中に微量分散させた分散強化PtやPt−Y合
金などが考えられている。
ない高純度の白金や白金合金が用いられているの
であるが、ガラス溶解用装置は約1300℃で使用す
るためガラス溶解における白金の損耗や変形が激
しく装置の寿命が9カ月以下と短かつた。この寿
命の短い装置の断面を調べてみると結晶粒が粗大
化しており、このことが原因で高温クリープ強さ
が弱くなり白金の損耗や変形が激しかつたものと
思われる。したがつて、結晶粒の粗大化を防止す
るためにZrO2、Y2O3、ThO2などの酸化物をPt
素地中に微量分散させた分散強化PtやPt−Y合
金などが考えられている。
しかし、白金は酸素を通さないので酸化物を白
金中に分散させるには粉末冶金法や共沈法などに
より製造しなければならず装置が高価となる。他
方、Pt−Y合金坩堝でガラスを溶解するとYの
活性が強いためガラス形成酸化物がYにより還元
され金属状態になり、Ptと合金し、坩堝として
の寿命を著しく低下させる。したがつて、ガラス
の品質を低下させないようできるだけ純白金に近
く、しかも高温クリープ強さの高い安価な装置が
望まれていた。
金中に分散させるには粉末冶金法や共沈法などに
より製造しなければならず装置が高価となる。他
方、Pt−Y合金坩堝でガラスを溶解するとYの
活性が強いためガラス形成酸化物がYにより還元
され金属状態になり、Ptと合金し、坩堝として
の寿命を著しく低下させる。したがつて、ガラス
の品質を低下させないようできるだけ純白金に近
く、しかも高温クリープ強さの高い安価な装置が
望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、でき
るだけ不純物の含有量を少なくし、しかも高温ク
リープ特性の優れた安価なガラス溶解用白金およ
びその製造方法を提供しようとするものである。
るだけ不純物の含有量を少なくし、しかも高温ク
リープ特性の優れた安価なガラス溶解用白金およ
びその製造方法を提供しようとするものである。
本発明のガラス溶解用白金は、Zn、Al、Pb、
As、Sb、Biが合計で20ppm以下からなる純度
99.9%以上のPtにCaを4〜100ppm含むものであ
る。
As、Sb、Biが合計で20ppm以下からなる純度
99.9%以上のPtにCaを4〜100ppm含むものであ
る。
また本発明のガラス溶解用白金の製造方法は
CaO粉末を基体内壁に押し固めたルツボ中でZn、
Al、Pb、As、Sb、Biが合計で20ppm以下からな
る純度99.9%以上のPtを溶解し、還元炎を湯面よ
り吹きつけCaOを還元しながらCaが湯面を完全
に覆つた後、鋳型に流し込みPt中にCaを4〜
100ppm均一分散させる方法である。
CaO粉末を基体内壁に押し固めたルツボ中でZn、
Al、Pb、As、Sb、Biが合計で20ppm以下からな
る純度99.9%以上のPtを溶解し、還元炎を湯面よ
り吹きつけCaOを還元しながらCaが湯面を完全
に覆つた後、鋳型に流し込みPt中にCaを4〜
100ppm均一分散させる方法である。
本発明のガラス溶解用白金においてCaを選ん
だのは、Caはガラスを着色しない上、Pt中に極
微量添加しただけでPtの高温での結晶成長を大
巾に抑えるからである。またCaを4〜100ppmと
したのは、4ppm未満ではPtを固くすることがで
きず、100ppmをこえると加工中に白金が割れた
りひびが入つたりしてそこから溶融ガラスが漏れ
る危険があるからである。またCaの含有量を
100ppm以下にすることによりガラス形成酸化物
がCaによつて還元されることはない。
だのは、Caはガラスを着色しない上、Pt中に極
微量添加しただけでPtの高温での結晶成長を大
巾に抑えるからである。またCaを4〜100ppmと
したのは、4ppm未満ではPtを固くすることがで
きず、100ppmをこえると加工中に白金が割れた
りひびが入つたりしてそこから溶融ガラスが漏れ
る危険があるからである。またCaの含有量を
100ppm以下にすることによりガラス形成酸化物
がCaによつて還元されることはない。
尚、Ptの純度が99.99%以上あればCaは少量で
その効果を発揮し、添加量が4〜30ppmですむこ
とがわかつた。
その効果を発揮し、添加量が4〜30ppmですむこ
とがわかつた。
次に、本発明のガラス溶解用白金の製造方法に
おいて、基体内壁にCaO粉末を押し固めたルツボ
を用いるのは、ZrO2ルツボ等をそのまま用いた
場合、Ptの溶解時にZrO2等、ルツボ材質が還元
されて不純物としてPt溶融物中に溶け込むから
である。したがつてPt溶融物全体をCaOの壁で
閉じこめようとするものである。そして、還元炎
を湯面より吹きつけることにより還元雰囲気でル
ツボ内表面のCaOをCaに還元し、Ptに分散させ
ると同時に分散速度を調整しようとするものであ
る。すなわち、還元はCaOルツボ全体で行われる
が、CaO表面が還元されてPtに分散してもその
次の新しいCaO表面が顔を出し次に還元されると
いう反応が順次行われるからである。
おいて、基体内壁にCaO粉末を押し固めたルツボ
を用いるのは、ZrO2ルツボ等をそのまま用いた
場合、Ptの溶解時にZrO2等、ルツボ材質が還元
されて不純物としてPt溶融物中に溶け込むから
である。したがつてPt溶融物全体をCaOの壁で
閉じこめようとするものである。そして、還元炎
を湯面より吹きつけることにより還元雰囲気でル
ツボ内表面のCaOをCaに還元し、Ptに分散させ
ると同時に分散速度を調整しようとするものであ
る。すなわち、還元はCaOルツボ全体で行われる
が、CaO表面が還元されてPtに分散してもその
次の新しいCaO表面が顔を出し次に還元されると
いう反応が順次行われるからである。
したがつて、Pt中にCaを均一微細に分散させ
ることができる。とくに、CaO粉末を基体内壁に
押し固めたルツボを用いることによりできるだけ
溶融Ptとの接触面積を多くすることができるた
めである。またH2炎等を湯面より吹きつける還
元炎でCaOを還元すると還元したCaがルツボ壁
のCaOと平衡を保つことができ還元炎の還元量で
Caの混入を極微量に調整するためである。なお、
O2炎を併せて用いることにより溶融Ptの湯面温
度を上昇させ、CaがPt中に均一に入りこみやす
くすることができる。Ca中に入りこんだCaは電
磁かくはん等により溶融Pt全体に均一に分散さ
れる。
ることができる。とくに、CaO粉末を基体内壁に
押し固めたルツボを用いることによりできるだけ
溶融Ptとの接触面積を多くすることができるた
めである。またH2炎等を湯面より吹きつける還
元炎でCaOを還元すると還元したCaがルツボ壁
のCaOと平衡を保つことができ還元炎の還元量で
Caの混入を極微量に調整するためである。なお、
O2炎を併せて用いることにより溶融Ptの湯面温
度を上昇させ、CaがPt中に均一に入りこみやす
くすることができる。Ca中に入りこんだCaは電
磁かくはん等により溶融Pt全体に均一に分散さ
れる。
以下、本発明を実施例および従来例により説明
する。
する。
実施例 1
内径125mmφ高さ135mmのアルミナの基体の内壁
に乾燥した酸化カルシウムの粉末2Kgをヘラで押
し固めた。このルツボをH2−O2混合炎で約1000
℃にて3分間加熱し、ルツボ表面を強固にした。
次に純度99.95%のPt(Zn、Al、Pb、As、Sb、Bi
はいずれも5ppm以下で不純物としてAu、Ir、
Rh、Cuが含まれていた。)10Kgを溶解した。完
全に溶解した後H2の還元炎を湯面より吹きつけ
Caが湯面を完全に覆うまで10分間当てた。この
ときの温度は約2100℃〜2200℃と推定される。混
入したCaのうち一部は小さな粒子となつて湯面
を光らせるので、混入量が推定でき、調整でき
る。このようにしてできたPt−Caをガス抜きを
行つた後、セツトした鋳型に流し込んで本発明品
とした。このPt−Caを発光分析により調べたと
ころ、20ppmのCaが含まれていた。
に乾燥した酸化カルシウムの粉末2Kgをヘラで押
し固めた。このルツボをH2−O2混合炎で約1000
℃にて3分間加熱し、ルツボ表面を強固にした。
次に純度99.95%のPt(Zn、Al、Pb、As、Sb、Bi
はいずれも5ppm以下で不純物としてAu、Ir、
Rh、Cuが含まれていた。)10Kgを溶解した。完
全に溶解した後H2の還元炎を湯面より吹きつけ
Caが湯面を完全に覆うまで10分間当てた。この
ときの温度は約2100℃〜2200℃と推定される。混
入したCaのうち一部は小さな粒子となつて湯面
を光らせるので、混入量が推定でき、調整でき
る。このようにしてできたPt−Caをガス抜きを
行つた後、セツトした鋳型に流し込んで本発明品
とした。このPt−Caを発光分析により調べたと
ころ、20ppmのCaが含まれていた。
実施例 2
実施例1で得られたPt−Caの荷重200gのとき
の加工率(横軸%)とビツカース硬さ(縦軸Hv)
との関係を第1図に破線で示す。また、60分熱処
理温度(横軸℃)をかけたときの引張り強さ
(Kg/mm2)、伸び(%)、荷重500gのときのビツカ
ース硬さ(Hv)(いずれも縦軸)をそれぞれ第2
図、第3図および第4図に破線で示す。
の加工率(横軸%)とビツカース硬さ(縦軸Hv)
との関係を第1図に破線で示す。また、60分熱処
理温度(横軸℃)をかけたときの引張り強さ
(Kg/mm2)、伸び(%)、荷重500gのときのビツカ
ース硬さ(Hv)(いずれも縦軸)をそれぞれ第2
図、第3図および第4図に破線で示す。
従来例 1
実施例で用いたと同一組成のPtをジルコニア
ルツボで溶解鋳造し従来品をえた。これを実施例
2と同様に測定し、第1図〜第4図に実線で示し
た。
ルツボで溶解鋳造し従来品をえた。これを実施例
2と同様に測定し、第1図〜第4図に実線で示し
た。
第1図から明らかなように、本発明品は従来品
と同じように加工性が優れていることがわかる。
第2図から明らかなように、本発明品は500℃付
近からゆつくり引張強さが低下していくのに対し
従来品は300℃付近から急激に低下していくこと
がわかる。
と同じように加工性が優れていることがわかる。
第2図から明らかなように、本発明品は500℃付
近からゆつくり引張強さが低下していくのに対し
従来品は300℃付近から急激に低下していくこと
がわかる。
また、第3図から明らかなように、伸び率は本
発明品、従来品とも熱処理上りで40〜50%ある
が、1300℃まで昇温していくと従来品は10〜15%
まで低下するのに対し本発明品はなお35%の伸び
率を有する。また、荷重500gのときのビツカー
ス硬さは第4図に示すとおり、従来品は約400℃
より軟化し始めるのに対し、本発明品は約600℃
まで軟化しない。
発明品、従来品とも熱処理上りで40〜50%ある
が、1300℃まで昇温していくと従来品は10〜15%
まで低下するのに対し本発明品はなお35%の伸び
率を有する。また、荷重500gのときのビツカー
ス硬さは第4図に示すとおり、従来品は約400℃
より軟化し始めるのに対し、本発明品は約600℃
まで軟化しない。
実施例 3
次に本発明品を鋳造、線引して1mmφのワイヤ
ーとして1300℃大気中で時間(横軸h)に対する
クリープ破断強さ(縦軸荷重Kg/mm2)を調べた。
これを第5図に破線で示す。
ーとして1300℃大気中で時間(横軸h)に対する
クリープ破断強さ(縦軸荷重Kg/mm2)を調べた。
これを第5図に破線で示す。
従来例 2
従来品を実施例3と同様にして調べた。これを
第5図に実線で示す。
第5図に実線で示す。
第5図に示す如く、たとえば0.2Kg/mm2の荷重
をかけると、従来品は20時間で破断するのに対
し、本発明品は80時間までもつことがわかる。
をかけると、従来品は20時間で破断するのに対
し、本発明品は80時間までもつことがわかる。
実施例 4
次に実施例3で使用したワイヤーを1050℃で1
時間熱処理及び1300℃で1時間熱処理した。これ
の断面組織模式図を第6図a及び第7図aに示
す。
時間熱処理及び1300℃で1時間熱処理した。これ
の断面組織模式図を第6図a及び第7図aに示
す。
従来例 3
実施例4と同様にして、従来例で使用したワイ
ヤーの断面組織模式図を第6図b及び第7図bに
示す。
ヤーの断面組織模式図を第6図b及び第7図bに
示す。
第6図及び第7図から明らかなように本発明品
は従来品に比し結晶が微細であり、これらがクリ
ープ強さ、硬度等に寄与しているものと思われ
る。
は従来品に比し結晶が微細であり、これらがクリ
ープ強さ、硬度等に寄与しているものと思われ
る。
比較例 1
実施例1で用いたと同一組成のPtをジルコニ
アルツボで溶解し、金属Caを還元炎中で添加し
たところ酸化ジルコニウムが還元されてZrとな
りPt中に混入してしまつた。また、ルツボ中の
Fe、Pb等も混入してしまつた。したがつてガラ
ス溶解用Ptルツボとしては不適である。
アルツボで溶解し、金属Caを還元炎中で添加し
たところ酸化ジルコニウムが還元されてZrとな
りPt中に混入してしまつた。また、ルツボ中の
Fe、Pb等も混入してしまつた。したがつてガラ
ス溶解用Ptルツボとしては不適である。
以上詳述したように本発明によれば、極めて簡
単にガラス溶解用白金を製造することができ、か
つガラスに光学ガラスでは着色、オプテイカルフ
アイバでは伝送損失等の悪影響を与えることな
く、クリープ強さや高温での白金の結晶粒成長が
抑制できるのでガラス溶解用白金として最適のも
のである。また、この白金を通常のジルコニアル
ツボ再溶解すれば実施例で示した特性は失われ、
従来品と同様の性質を示すことから、Ptの結晶
粒内に微細均一に分散したCa粒子が大型ガラス
溶解ルツボとした場合も上述の効果を発揮してい
るものと思われる。なお、現実にガラス溶解ルツ
ボとして使用した場合、従来品に比して2倍以上
の使用実績を有した。
単にガラス溶解用白金を製造することができ、か
つガラスに光学ガラスでは着色、オプテイカルフ
アイバでは伝送損失等の悪影響を与えることな
く、クリープ強さや高温での白金の結晶粒成長が
抑制できるのでガラス溶解用白金として最適のも
のである。また、この白金を通常のジルコニアル
ツボ再溶解すれば実施例で示した特性は失われ、
従来品と同様の性質を示すことから、Ptの結晶
粒内に微細均一に分散したCa粒子が大型ガラス
溶解ルツボとした場合も上述の効果を発揮してい
るものと思われる。なお、現実にガラス溶解ルツ
ボとして使用した場合、従来品に比して2倍以上
の使用実績を有した。
第1図は加工率と硬さの関係を示すグラフ、第
2図は熱処理温度と引張り強さの関係を示すグラ
フ、第3図は熱処理温度と伸びの関係を示すグラ
フ、第4図は熱処理温度と硬さの関係を示すグラ
フ、第5図はクリープ破断強さと時間との関係を
示すグラフである。各グラフにおける破線X……
Xは本発明品を、実線O−Oは従来品をそれぞれ
示す。第6図及び第7図はワイヤー断面を100倍
に拡大して示す組織模式図であり、第6図a及び
第7図aは本発明品を、第6図b及び第7図bは
従来品を示す。
2図は熱処理温度と引張り強さの関係を示すグラ
フ、第3図は熱処理温度と伸びの関係を示すグラ
フ、第4図は熱処理温度と硬さの関係を示すグラ
フ、第5図はクリープ破断強さと時間との関係を
示すグラフである。各グラフにおける破線X……
Xは本発明品を、実線O−Oは従来品をそれぞれ
示す。第6図及び第7図はワイヤー断面を100倍
に拡大して示す組織模式図であり、第6図a及び
第7図aは本発明品を、第6図b及び第7図bは
従来品を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Zn、Al、Pb、As、Sb、Biが合計で20ppm
以下からなる純度99.9%以下のPtにCaを4〜
100ppm含むことを特徴とするガラス溶解用白金。 2 CaO粉末を基体内壁に押し固めたルツボ中
で、Zn、Al、Pb、As、Sb、Biが合計で20ppm
以下からなる純度99.9%以上のPtを溶解し、還元
炎を湯面より吹きつけCaOを還元しながら、Ca
が湯面を完全に覆つた後鋳型に流し込みPt中に
Caを4〜100ppm均一分散させることを特徴とす
るガラス溶解用白金の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3917183A JPS59166643A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ガラス溶解用白金及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3917183A JPS59166643A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ガラス溶解用白金及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166643A JPS59166643A (ja) | 1984-09-20 |
| JPH034611B2 true JPH034611B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=12545668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3917183A Granted JPS59166643A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | ガラス溶解用白金及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166643A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6439335A (en) * | 1987-08-05 | 1989-02-09 | Tanaka Precious Metal Ind | Material for pure platinum extra fine wire |
| KR20020028369A (ko) * | 2000-10-09 | 2002-04-17 | 김수경 | 백금과 세라믹 복합체를 이용한 전도체 제조방법 및 그방법으로 제조된 전도체 |
| JP7008861B1 (ja) * | 2021-09-13 | 2022-02-10 | 田中貴金属工業株式会社 | 医療用Pt-W合金 |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3917183A patent/JPS59166643A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59166643A (ja) | 1984-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6139652A (en) | Tarnish-resistant hardenable fine silver alloys | |
| KR100334519B1 (ko) | 분산경화된백금재료,상기재료의제조방법및사용방법 | |
| EP0475528B2 (en) | A dental porcelain, a method of producing a dental restoration, a dental alloy | |
| US9650697B2 (en) | Gray gold alloy free of nickel and copper | |
| CN100457945C (zh) | 一种高强度高塑性变形镁合金及其制备方法 | |
| US3551143A (en) | Aluminum base alloys having improved high temperature properties and method for their production | |
| US4053304A (en) | Flux for refinement of pro-eutectic silicon crystal grains in high-silicon aluminum alloys | |
| KR20020024848A (ko) | 고강도 선재 및 판재용구리(Cu)-니켈(Ni)-망간(Mn)-주석(Sn)-알루미늄(Al),실리콘(Si)-세리움(Ce),란탄(La),니오디미움(Nd),프로메티움(Pr) 합금 및 그 제조방법 | |
| CN114058891A (zh) | 含锆稀土铸造镁合金熔炼中锆元素的加入方法 | |
| EP0761832B1 (de) | Warmfester Platinwerkstoff | |
| JPH034611B2 (ja) | ||
| US2803925A (en) | Glass forming die | |
| US4576789A (en) | Grain-refined gold-free dental alloys for porcelain-fused-to-metal restorations | |
| AT398968B (de) | Keramisches schweissverfahren und pulvergemisch dafür | |
| KR100326478B1 (ko) | 금합금미세와이어,이미세와이어의제조방법 | |
| CN1089812C (zh) | 塑性变形阻燃镁合金及其熔炼和塑性变形工艺 | |
| US1906567A (en) | Metal alloy | |
| EP0079765B1 (en) | Method of making a lead-calcium-aluminium alloy | |
| US4585474A (en) | Method of and prealloy for the production of titanium alloys | |
| US4605436A (en) | Method of producing titanium alloys | |
| DE2758425C3 (de) | Verfahren zur Erhöhung der Widerstandsfähigkeit von aus hitzebeständigem Metall bestehenden Bauteilen eines Elektroofens gegenüber einer durch Chromoxid induzierten Oxidation | |
| US5409663A (en) | Tarnish resistant gold colored alloy | |
| US4569825A (en) | Palladium dental alloy | |
| US3676114A (en) | Improvement in the process relating to alloys containing platinum group metals | |
| US4582533A (en) | Method of and prealloy for the production of titanium alloys |