JPH0346224Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0346224Y2 JPH0346224Y2 JP1985118105U JP11810585U JPH0346224Y2 JP H0346224 Y2 JPH0346224 Y2 JP H0346224Y2 JP 1985118105 U JP1985118105 U JP 1985118105U JP 11810585 U JP11810585 U JP 11810585U JP H0346224 Y2 JPH0346224 Y2 JP H0346224Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- angle
- injection valve
- fuel injection
- counterbore
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、吸気バルブを複数個持つ多弁型エン
ジンに用いられる電磁式燃料噴射弁の構造に関す
る。
ジンに用いられる電磁式燃料噴射弁の構造に関す
る。
〔従来の技術〕
1気筒に吸気弁を2個有し、吸気通路が吸気弁
近傍において隔壁により互いに仕切られている分
流吸気通路部分を有する複吸気弁エンジンにおい
て、燃料の計量を一つの燃料噴孔で行ない、その
下流側に燃料噴孔からの燃料を所定方向に分岐さ
せる複数の噴射燃料通路を設けた電磁式燃料噴射
弁は、たとえば、実開昭59−123660号公報、実開
昭52−170123号公報、実願昭59−183167号等によ
り知られている。
近傍において隔壁により互いに仕切られている分
流吸気通路部分を有する複吸気弁エンジンにおい
て、燃料の計量を一つの燃料噴孔で行ない、その
下流側に燃料噴孔からの燃料を所定方向に分岐さ
せる複数の噴射燃料通路を設けた電磁式燃料噴射
弁は、たとえば、実開昭59−123660号公報、実開
昭52−170123号公報、実願昭59−183167号等によ
り知られている。
これらの電磁式燃料噴射弁の下流側の先端部に
は、たとえば第4図イ、ロおよび第5図に示すよ
うに、アダプタ1が設けられている。このアダプ
タ1は、燃料噴孔2の下流側に設けられており、
アダプタ1には燃料を2方向に分岐させる2個の
噴射燃料通路3が設けられている。燃料噴孔2と
噴射燃料通路3との間には、噴射燃料通路3を合
流させる座ぐり部4が設けられている。この座ぐ
り部4の座ぐり底面は、噴射燃料通路3の軸芯と
直角に交わるようになつており(第4図イ参照)、
2つの噴射燃料通路3がなす角度α′がたとえば
15゜のとき、座ぐり部4の底面になす角度β′(座ぐ
り部4の、弁軸芯の両側にある底面部分のなす
180゜以下側の角度、第5図参照)は、180゜−α′=
165゜となつている。
は、たとえば第4図イ、ロおよび第5図に示すよ
うに、アダプタ1が設けられている。このアダプ
タ1は、燃料噴孔2の下流側に設けられており、
アダプタ1には燃料を2方向に分岐させる2個の
噴射燃料通路3が設けられている。燃料噴孔2と
噴射燃料通路3との間には、噴射燃料通路3を合
流させる座ぐり部4が設けられている。この座ぐ
り部4の座ぐり底面は、噴射燃料通路3の軸芯と
直角に交わるようになつており(第4図イ参照)、
2つの噴射燃料通路3がなす角度α′がたとえば
15゜のとき、座ぐり部4の底面になす角度β′(座ぐ
り部4の、弁軸芯の両側にある底面部分のなす
180゜以下側の角度、第5図参照)は、180゜−α′=
165゜となつている。
しかしながら、この電磁式燃料噴射弁を実際に
エンジンヘツドまたは吸気管(図示略)に、電磁
式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす角度γ′を、
90゜から、噴射燃料通路の軸芯が電磁式燃料噴射
弁の軸芯となす角度(α′/2)をひいた角度
(90゜−α′/2)よりも小にして取り付けた場合、
噴射燃料通路3の合流部を座ぐりした際にできる
段付き部分A(第5図参照)に噴射燃料が溜まる
といる問題があつた。段付き部分Aに溜まつた燃
料は、ある量以上になると、不定期に噴射燃料通
路3に出てくるため、燃料のボタ落ちが発生した
り、空燃比が乱れてアイドルが不安定になつた
り、過渡応答上、不利な問題が生じていた。
エンジンヘツドまたは吸気管(図示略)に、電磁
式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす角度γ′を、
90゜から、噴射燃料通路の軸芯が電磁式燃料噴射
弁の軸芯となす角度(α′/2)をひいた角度
(90゜−α′/2)よりも小にして取り付けた場合、
噴射燃料通路3の合流部を座ぐりした際にできる
段付き部分A(第5図参照)に噴射燃料が溜まる
といる問題があつた。段付き部分Aに溜まつた燃
料は、ある量以上になると、不定期に噴射燃料通
路3に出てくるため、燃料のボタ落ちが発生した
り、空燃比が乱れてアイドルが不安定になつた
り、過渡応答上、不利な問題が生じていた。
本考案は、上記の問題を解決するために、エン
ジン実機に取付けた状態における電磁式燃料噴射
弁のアダプタ内に燃料が溜まるのを防止して、電
磁式燃料噴射弁の燃料噴射の応答性を向上させる
とともに噴射特性の安定性をはかることを目的と
する。
ジン実機に取付けた状態における電磁式燃料噴射
弁のアダプタ内に燃料が溜まるのを防止して、電
磁式燃料噴射弁の燃料噴射の応答性を向上させる
とともに噴射特性の安定性をはかることを目的と
する。
この目的に沿う本考案の電磁式燃料噴射弁は、
噴射燃料を計量する一つの燃料噴射と、この燃料
噴孔の下流側に位置し燃料の流れを分岐させて出
口から噴射する2本の噴射燃料通路と、燃料噴孔
と噴射燃料通路との間に位置し噴射燃料通路を合
流する座ぐり部とを有する電磁式燃料噴射弁にお
いて、電磁式燃料噴射弁がエンジン実機に、電磁
式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす角度(γ)
を、90゜から、噴射燃料通路の軸芯が電磁式燃料
噴射弁の軸芯となす角度(α/2)をひいた角度
(90゜−α/2)よりも小にして、取付けられる場
合に、前記座ぐり部の底面の座ぐり角度(β)
を、前記電磁式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす
角度(γ)の2倍(2γ)以下としたものから成
る。
噴射燃料を計量する一つの燃料噴射と、この燃料
噴孔の下流側に位置し燃料の流れを分岐させて出
口から噴射する2本の噴射燃料通路と、燃料噴孔
と噴射燃料通路との間に位置し噴射燃料通路を合
流する座ぐり部とを有する電磁式燃料噴射弁にお
いて、電磁式燃料噴射弁がエンジン実機に、電磁
式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす角度(γ)
を、90゜から、噴射燃料通路の軸芯が電磁式燃料
噴射弁の軸芯となす角度(α/2)をひいた角度
(90゜−α/2)よりも小にして、取付けられる場
合に、前記座ぐり部の底面の座ぐり角度(β)
を、前記電磁式燃料噴射弁の軸芯が水平面となす
角度(γ)の2倍(2γ)以下としたものから成
る。
このように構成された電磁式燃料噴射弁におい
ては、燃料噴孔で計量された燃料は、まず座ぐり
部に噴射され、座ぐり部に噴射された燃料は、下
流側の2本の燃料噴射通路に分岐される。ここ
で、座ぐり部の底面の座ぐり角度(β)は、燃料
噴射弁のエンジン実機への取付角度(γ)の2倍
(2γ)以下に抑えられているので、座ぐり部の底
面には従来のような上方に向つて凹状となる段付
部は形成されない。すなわち、燃料が溜まり易い
座ぐり部の底面の最も下側の部分は、水平か、あ
るいは燃料噴射通路側へ向つて下降する斜面に形
成される。そのため、燃料噴孔から噴射された燃
料は、座ぐり部の底面に付着しても、座ぐり部の
底面に滞ることなく円滑に燃料噴射通路に向つて
流れる。したがつて、座ぐり部の底面に燃料が溜
まることは防止され、燃料噴射の応答性が向上さ
れるとともに、低速回転域等においても噴射特性
の安定化がはかられる。
ては、燃料噴孔で計量された燃料は、まず座ぐり
部に噴射され、座ぐり部に噴射された燃料は、下
流側の2本の燃料噴射通路に分岐される。ここ
で、座ぐり部の底面の座ぐり角度(β)は、燃料
噴射弁のエンジン実機への取付角度(γ)の2倍
(2γ)以下に抑えられているので、座ぐり部の底
面には従来のような上方に向つて凹状となる段付
部は形成されない。すなわち、燃料が溜まり易い
座ぐり部の底面の最も下側の部分は、水平か、あ
るいは燃料噴射通路側へ向つて下降する斜面に形
成される。そのため、燃料噴孔から噴射された燃
料は、座ぐり部の底面に付着しても、座ぐり部の
底面に滞ることなく円滑に燃料噴射通路に向つて
流れる。したがつて、座ぐり部の底面に燃料が溜
まることは防止され、燃料噴射の応答性が向上さ
れるとともに、低速回転域等においても噴射特性
の安定化がはかられる。
以下に、本考案に係る電磁式燃料噴射弁の望ま
しい実施例を図面を参照して説明する。
しい実施例を図面を参照して説明する。
第1図、第2図、第3図イ,ロは、本考案の一
実施例に係る電磁式燃料噴射弁を示している。
実施例に係る電磁式燃料噴射弁を示している。
図中、11は電磁式燃料噴射弁全体を示してお
り、12は燃料供給通路を示している。電磁式燃
料噴射弁11の先端部には、燃料供給通路12か
らの燃料を計量する一つの燃料噴孔13が設けら
れており、燃料噴孔13への燃料を制御するため
に、ボール14と曲面状の内壁によりシート部1
5が構成されている。
り、12は燃料供給通路を示している。電磁式燃
料噴射弁11の先端部には、燃料供給通路12か
らの燃料を計量する一つの燃料噴孔13が設けら
れており、燃料噴孔13への燃料を制御するため
に、ボール14と曲面状の内壁によりシート部1
5が構成されている。
燃料噴孔13の下流側には、アダプタ16が取
付けられており、アダプタ16には、燃料噴孔1
3からの燃料を所定方向に分岐させて出口から噴
射する2本の噴射燃料通路17a,17bが設け
られている。そして、噴射燃料通路17a,17
bと燃料噴孔13との間には、噴射燃料通路17
a,17bを合流させる座ぐり部18が設けられ
ている。この噴射燃料通路17a,17bは、本
実施例では噴射燃料通路軸芯と直交する面内方向
の断面形状が円形に形成されている。そして、噴
射燃料通路17a,17bは、座ぐり部18の下
流側の断面逆V字状の分岐壁19によつて、その
軸芯20a,20bのなす角度が所定の開き角
(噴射燃料通路が2個の場合は第1図に示す角α)
になるように、分岐されている。燃料噴孔13の
軸芯と噴射燃料通路17a,17bの軸芯20
a,20bの延長線の交点は、本実施例では電磁
式燃料噴射弁の軸芯21(以下噴射弁軸芯21と
もいう)と一致している。分岐壁19の上流側頂
部19aも噴射弁軸芯21上にある。座ぐり部1
8は、噴射弁軸芯21と同芯になつており、座ぐ
り部18は噴射燃料通路17a,17bより径の
大きい円筒部18aと、円錐状に形成された底面
18bとを有する。座ぐり部18の座ぐり角度β
(円錐状底面18bがなす180゜以下側の角度)は、
エンジン実機22に電磁式燃料噴射弁11を取付
けたとき噴射弁軸芯21が水平面(第2図のB)
となす角度として定義される噴射弁取付角度γ
の、2倍の角度2γに等しいかまたはそれより小
に形成されている。すなわちβ≦2γとなつてい
る。ただし、電磁式燃料噴射弁11は、噴射弁取
付角度γを、90゜から、噴射燃料通路17a,1
7bの軸芯20a,20bが噴射弁軸芯21とな
す角度(α/2)をひいた角度(90゜−α/2)
よりも小にして、エンジン実機に取付けられるも
のとする。第2図はβ=2γの場合を示しており、
円錐状の底面18bのうち、燃料が溜まり易い最
も下側に位置する部分が、水平方向に一致する場
合を示している。β<2γの場合は、座ぐり部1
8の底面18bのうち下側に位置する部分は、噴射
燃料通路17a,17bに向つて下方に傾斜する
傾斜面になる。
付けられており、アダプタ16には、燃料噴孔1
3からの燃料を所定方向に分岐させて出口から噴
射する2本の噴射燃料通路17a,17bが設け
られている。そして、噴射燃料通路17a,17
bと燃料噴孔13との間には、噴射燃料通路17
a,17bを合流させる座ぐり部18が設けられ
ている。この噴射燃料通路17a,17bは、本
実施例では噴射燃料通路軸芯と直交する面内方向
の断面形状が円形に形成されている。そして、噴
射燃料通路17a,17bは、座ぐり部18の下
流側の断面逆V字状の分岐壁19によつて、その
軸芯20a,20bのなす角度が所定の開き角
(噴射燃料通路が2個の場合は第1図に示す角α)
になるように、分岐されている。燃料噴孔13の
軸芯と噴射燃料通路17a,17bの軸芯20
a,20bの延長線の交点は、本実施例では電磁
式燃料噴射弁の軸芯21(以下噴射弁軸芯21と
もいう)と一致している。分岐壁19の上流側頂
部19aも噴射弁軸芯21上にある。座ぐり部1
8は、噴射弁軸芯21と同芯になつており、座ぐ
り部18は噴射燃料通路17a,17bより径の
大きい円筒部18aと、円錐状に形成された底面
18bとを有する。座ぐり部18の座ぐり角度β
(円錐状底面18bがなす180゜以下側の角度)は、
エンジン実機22に電磁式燃料噴射弁11を取付
けたとき噴射弁軸芯21が水平面(第2図のB)
となす角度として定義される噴射弁取付角度γ
の、2倍の角度2γに等しいかまたはそれより小
に形成されている。すなわちβ≦2γとなつてい
る。ただし、電磁式燃料噴射弁11は、噴射弁取
付角度γを、90゜から、噴射燃料通路17a,1
7bの軸芯20a,20bが噴射弁軸芯21とな
す角度(α/2)をひいた角度(90゜−α/2)
よりも小にして、エンジン実機に取付けられるも
のとする。第2図はβ=2γの場合を示しており、
円錐状の底面18bのうち、燃料が溜まり易い最
も下側に位置する部分が、水平方向に一致する場
合を示している。β<2γの場合は、座ぐり部1
8の底面18bのうち下側に位置する部分は、噴射
燃料通路17a,17bに向つて下方に傾斜する
傾斜面になる。
つぎに、上記の各角度の関係および理由を説明
する。γは電磁式燃料噴射弁11がエンジン実機
に取付けられた時噴射弁軸芯に21が水平面とな
す角度であり、α/2は噴射燃料通路17a,1
7bの軸芯20a,20bが噴射弁軸芯21とな
す角度である。したがつて、90゜からα/2をひ
いた角度(90゜−α/2)は、座ぐり部底面が噴
射燃料通路軸芯20a,20bに直交していると
仮定した場合、この仮定座ぐり部底面が噴射弁軸
芯21となす角度をあらわす。したがつて、γ<
(90゜−α/2)の関係をもつて電磁式燃料噴射弁
11がエンジン実機に取付けられると、前記仮定
の座ぐり部底面のうち最下部に位置する部分は、
噴射燃料通路17a,17bから離れるにつれて
さがり、そこに燃料が溜まつてしまうことにな
る。したがつて、(90゜−α/2)より小さい取付
角度γで電磁式燃料噴射弁11がエンジン実機に
取付けられる場合には、実際の座ぐり部底面18
bの軸射弁軸芯21となす角度β/2をγ以下と
して、座ぐり部底面18bに燃料が溜まらないよ
うにしなければならない。β/2≦γはβ≦2γ
であり、これが上記でβ≦2γとした理由である。
する。γは電磁式燃料噴射弁11がエンジン実機
に取付けられた時噴射弁軸芯に21が水平面とな
す角度であり、α/2は噴射燃料通路17a,1
7bの軸芯20a,20bが噴射弁軸芯21とな
す角度である。したがつて、90゜からα/2をひ
いた角度(90゜−α/2)は、座ぐり部底面が噴
射燃料通路軸芯20a,20bに直交していると
仮定した場合、この仮定座ぐり部底面が噴射弁軸
芯21となす角度をあらわす。したがつて、γ<
(90゜−α/2)の関係をもつて電磁式燃料噴射弁
11がエンジン実機に取付けられると、前記仮定
の座ぐり部底面のうち最下部に位置する部分は、
噴射燃料通路17a,17bから離れるにつれて
さがり、そこに燃料が溜まつてしまうことにな
る。したがつて、(90゜−α/2)より小さい取付
角度γで電磁式燃料噴射弁11がエンジン実機に
取付けられる場合には、実際の座ぐり部底面18
bの軸射弁軸芯21となす角度β/2をγ以下と
して、座ぐり部底面18bに燃料が溜まらないよ
うにしなければならない。β/2≦γはβ≦2γ
であり、これが上記でβ≦2γとした理由である。
つぎに上記の電磁式燃料噴射弁における作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
燃料供給通路12からシート部15を通して送
られた燃料は、燃料噴孔13で計量され、燃料噴
孔13から噴流として座ぐり部18の円筒部18
aに噴射される。円筒部18aに噴射された燃料
は、座ぐり部18の円錐状の底面8bによつて円
滑に絞られるとともに、分岐壁19によつて、噴
射燃料通路17a,17bに分けられる。座ぐり
部18の底面18bの座ぐり角度βはエンジン実
機22への噴射弁取付角度γの2倍以下となつて
いるので、底面18bは何れの部分も水平面かま
たは噴射燃料通路17a,17bに向つて下降す
る傾斜面となる。すなわち、燃料は座ぐり部18
の底面18bに付着しても噴射燃料通路17a,
17bに向つて自重で流れ、座ぐり部18に溜ま
ることなく円滑に通過し噴射燃料通路17a,1
7bに入る。また、β=2γの場合でも、底面1
8bの一部分は水平方向を向くが、第5図で説明
した上方に向つて凹状となる段付部Aは形成され
ないので、燃料噴孔13から噴射される燃料は、
座ぐり部18の底面18bに溜まることはない。
したがつて、燃料は絶えず、下流側に流れ、燃料
のボタ落ちは確実に解消される。
られた燃料は、燃料噴孔13で計量され、燃料噴
孔13から噴流として座ぐり部18の円筒部18
aに噴射される。円筒部18aに噴射された燃料
は、座ぐり部18の円錐状の底面8bによつて円
滑に絞られるとともに、分岐壁19によつて、噴
射燃料通路17a,17bに分けられる。座ぐり
部18の底面18bの座ぐり角度βはエンジン実
機22への噴射弁取付角度γの2倍以下となつて
いるので、底面18bは何れの部分も水平面かま
たは噴射燃料通路17a,17bに向つて下降す
る傾斜面となる。すなわち、燃料は座ぐり部18
の底面18bに付着しても噴射燃料通路17a,
17bに向つて自重で流れ、座ぐり部18に溜ま
ることなく円滑に通過し噴射燃料通路17a,1
7bに入る。また、β=2γの場合でも、底面1
8bの一部分は水平方向を向くが、第5図で説明
した上方に向つて凹状となる段付部Aは形成され
ないので、燃料噴孔13から噴射される燃料は、
座ぐり部18の底面18bに溜まることはない。
したがつて、燃料は絶えず、下流側に流れ、燃料
のボタ落ちは確実に解消される。
したがつて、本考案の電磁式燃料噴射弁による
ときは、座ぐり部底面の座ぐり角度を、燃料噴射
弁のエンジン実機への取付け角度の2倍以下とし
たので、燃料噴射弁のアダプタ内に燃料が溜まる
のを防止することができ、燃料のボタ落ちが解消
される。その結果、燃料噴射の応答性の向上がは
かれるとともに、燃料噴射弁の噴射特性を安定さ
せることができるという効果が得られる。
ときは、座ぐり部底面の座ぐり角度を、燃料噴射
弁のエンジン実機への取付け角度の2倍以下とし
たので、燃料噴射弁のアダプタ内に燃料が溜まる
のを防止することができ、燃料のボタ落ちが解消
される。その結果、燃料噴射の応答性の向上がは
かれるとともに、燃料噴射弁の噴射特性を安定さ
せることができるという効果が得られる。
さらに、本考案は、燃料噴射弁の座ぐり角度を
変えるのみなので、座ぐりの刃の角度を選定する
だけででき、従来の加工方法自体を変更する必要
がなく、特別の設備を必要とすることなく容易に
実施できるという効果がある。
変えるのみなので、座ぐりの刃の角度を選定する
だけででき、従来の加工方法自体を変更する必要
がなく、特別の設備を必要とすることなく容易に
実施できるという効果がある。
第1図イは本考案の一実施例に係る電磁式燃料
噴射弁の先端部の要部断面図、第1図ロは第1図
イの座ぐり部の平面図、第2図は第1図の電磁式
燃料噴射弁をエンジン実機に取付けた場合の断面
図、第3図イは第1図の電磁式燃料噴射弁の先端
部の要部断面図、第3図ロは第3図イの先端部の
正面図、第4図イは従来の電磁式燃料噴射弁の先
端部の要部断面図、第4図ロは第4図イの座ぐり
部の平面図、第5図は第4図の電磁式燃料噴射弁
をエンジン実機に取付けた場合の断面図、であ
る。 11……電磁式燃料噴射弁、13……燃料噴
孔、16……アダプタ、17a,17b……噴射
燃料通路、18……座ぐり部、18b……座ぐり
部の底面、β……座ぐり角度、γ……電磁式燃料
噴射弁のエンジン実機への取付角度(電磁式燃料
噴射弁の軸芯が水平面となす角度)。
噴射弁の先端部の要部断面図、第1図ロは第1図
イの座ぐり部の平面図、第2図は第1図の電磁式
燃料噴射弁をエンジン実機に取付けた場合の断面
図、第3図イは第1図の電磁式燃料噴射弁の先端
部の要部断面図、第3図ロは第3図イの先端部の
正面図、第4図イは従来の電磁式燃料噴射弁の先
端部の要部断面図、第4図ロは第4図イの座ぐり
部の平面図、第5図は第4図の電磁式燃料噴射弁
をエンジン実機に取付けた場合の断面図、であ
る。 11……電磁式燃料噴射弁、13……燃料噴
孔、16……アダプタ、17a,17b……噴射
燃料通路、18……座ぐり部、18b……座ぐり
部の底面、β……座ぐり角度、γ……電磁式燃料
噴射弁のエンジン実機への取付角度(電磁式燃料
噴射弁の軸芯が水平面となす角度)。
Claims (1)
- 噴射燃料を計量する一つの燃料噴孔と、該燃料
噴孔の下流側に位置し燃料の流れを分岐させて出
口から噴射する2本の噴射燃料通路と、前記燃料
噴孔と前記噴射燃料通路との間に位置し該噴射燃
料通路を合流する座ぐり部とを有する電磁式燃料
噴射弁において、前記電磁式燃料噴射弁がエンジ
ン実機に、前記電磁式燃料噴射弁の軸芯が水平面
となす角度(γ)を、90°から、前記噴射燃料通
路の軸芯が前記電磁式燃料噴射弁の軸芯となす角
度(α/2)をひいた角度(90°−α/2)より
も小にして、取付けられる場合に、前記座ぐり部
の底面の座ぐり角度(β)を、前記電磁式燃料噴
射弁の軸芯が水平面となす角度(γ)の2倍
(2γ)以下としたことを特徴とする電磁式燃料噴
射弁。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985118105U JPH0346224Y2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | |
| US06/838,290 US4657189A (en) | 1985-03-13 | 1986-03-10 | Electromagnetic fuel injection valve for an internal combustion engine having a plurality of intake valves |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985118105U JPH0346224Y2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6228076U JPS6228076U (ja) | 1987-02-20 |
| JPH0346224Y2 true JPH0346224Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=31004242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985118105U Expired JPH0346224Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-08-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0346224Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59123660U (ja) * | 1983-02-10 | 1984-08-20 | トヨタ自動車株式会社 | 電子制御機関用燃料噴射弁 |
| JPH0652073B2 (ja) * | 1983-11-24 | 1994-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 複吸気弁エンジンの燃料噴射装置 |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP1985118105U patent/JPH0346224Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6228076U (ja) | 1987-02-20 |
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