JPH0346603A - 導波形光分波器およびその製造方法 - Google Patents

導波形光分波器およびその製造方法

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JPH0346603A
JPH0346603A JP1183047A JP18304789A JPH0346603A JP H0346603 A JPH0346603 A JP H0346603A JP 1183047 A JP1183047 A JP 1183047A JP 18304789 A JP18304789 A JP 18304789A JP H0346603 A JPH0346603 A JP H0346603A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光波の特定の波長を選択的に分離する光分波器
に関し、特に基板上に設置すた光導波路を用いた導波形
光分波器およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 光通信技術は、加入者系、コンピュータ間データ伝送、
インテリジェントビル内LAN等様々な分野への導入が
進められており、益々大容量化多チャネル化に対する要
求が強まっている。波長多重伝送技術は複数の波長にそ
れぞれ異なる情報をのせて各々独立に、しかも、1本の
光ファイバを用いて伝送する光の特徴を充分に生かした
伝送方式であり、前述のような要求を満たずことのでき
る有力な方式である。波長多重に伝送では、受信部やL
AN等の分岐部では特定の波長を選択的に取り出す光分
波器が必要である。従来、光分波器は、誘電体多層膜干
渉フィルターや回折格子を利用したものが実用されてい
るが、さらに小型化、高分解能化、多チャネル化を可能
にするものとして光導波路を利用した導波形光分波器が
報告されている。第5図、第6図は従来の導波枝分波器
を示す斜視図である。
第5図は偏光変換形の光分波器の一例であり、詳細はオ
プティックス・レターズ第5巻11号473〜475頁
(OPTIC8LETTER8,Vol、5. No、
11 pp473−475)に述べられている。第5図
において、ニオブ酸リチウム(LiNb03)結晶基板
lの表面にチタン(Ti)を拡散して形成された光導波
路2が設置されその」二部に周期穴をもち長さLの制御
電極3が設置されている。入射光4は基板に平行な方向
(Z軸方向)の直線偏光すなわちTEモードであり、制
御電極3への印加電圧により下式(1)を満たず波長λ
iのみTMモード(X軸方向の偏光成分)に変換される
ここでnTEi 、nTMiはそれぞれ光導波路2を伝
搬する波長入i成分のTE、 TMモードの等側屈折率
である。また、偏光変換される波長のスペクトル幅Δλ
は(2)式となる。
Δλ =       入i            
            (2)第6図はブラップ反射
を利用した光分波器の一例であり、詳細はアプライド・
オプティックス第19巻、16号2848〜2855頁
(APLIED 0PTIC8,Vol、19゜No、
16. pp2848−2855)に述べられている。
第6図において、基板110表面に互いに断面形状の異
なる2つの光導波路12と13が近接して形成され、光
方向性結合器14を構成している。さらに光方向性結合
器14の光導波路12と13の間には長さLで周期穴を
もつ反則格子15が形成されている。光導波路12への
入射16は下式(3)を満たす波長成分λiのみが反射
格子15によって反射され、かつ光導波路15へ結合し
て出射光17となる。
ここでn1iq n2iは光導波路12及び13を伝搬
する光波の波λi戊成分等側屈折率である。また、反射
格子15によって回折される波長スペクトル幅Δλは大
まかな近似としては(2)式で決定される。
(発明が解決しようとする課題) 従来の第5図に示した偏光変換形光分波器では、特定の
波長を分離して取出すためには本質的に偏光分離器が必
要であり、構成が非常に複雑となる。また、(1)式に
おいて、等側屈折率nTEi、nTMiはそれぞれ以上
光屈折率n8、常光屈折率nQが関与しており、その差
1ne −nolは、温度に夕;]シて非常に敏感であ
るため常に温度コンI・ロールを必要とするという欠点
がある。
一方、第6図のブラッグ反射形光分波器を実現するため
には(3)式を満たす周期穴をもつ反則格子を形成する
必要があるが、光導波路基板としてよく用いられるLi
NbO3結晶やGaAs結晶に対しては、通常への値は
波長1.3〜1.5pm付近では1000〜3000A
程度となってしまう製作が非常に困難である。
上述の第5図、第6図に示した光分波器以外にも、例え
ば非対称な光方向性結合器の伝搬定数の波長分数を利用
した光分波器が゛′アプライドフイジックスレターズ”
′、第33巻、2号161〜163頁(Appl。
Phy、 Lett、 、 Vol、 33. No、
2. pp161−163)に報告されているが、この
場合は選択可能な波長スペクトル幅Δλが大きい(数百
穴)という欠点がある。
本発明の目的は、構成が簡単で、温度に対して安定で製
作が容易でかつ比較的波長スペクトル幅が狭い導波形光
分波器及びその製造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の導波形光分波器は、基板上に、互いに近接して
並置された、互いに最低次数の導波モードに列する等側
屈折率の差1n1−n21が、5.6X10−3≦」n
□−n2|≦ 1.3である2本の光導波路によって構
成される光方向性結合器と、前記光導波路の少なくとも
一方の近傍に設置され、光透過方向に周期的な等側屈折
率変化を与える格子状パターンとを設置して構成さる。
さらに本発明によれば光学結晶基板上に、金属拡散によ
って形成する第1の光導波路とイオン交換によって形成
する第2の光導波路とを互いに近接させて光方向性結合
器を構成し、前記第1又は第2の光導波路内または該光
導波路に近接して光透過方向に周期的な格子状パターン
を設置することを特徴とする導波形光分波器の製造方法
が得られ、さらに上記の周期的な格子状パターンを周期
的な金属拡散領域または周期的なイオン交換領域のいず
れかによって構成することを特徴とする導波形光分波器
の製造方法が得られる。また、電気光学効果を有する基
板上に、互いに近接して並置された、互いに最低次数の
導波モードに対する等側屈折率の差Int −n21が
、5゜6×10  こ|n1− n21 < 1.3で
ある2本の光導波路によって構成される光方向性結合器
と、前記光導波路の少なくとも一方の近傍に設置され、
光透過方向に周期的な等側屈折率変化を与える格子状パ
ターンと、前記光方向性結合器に沿って少なくとも一列
の制御電極を設置したことを特長とする導波形光分波器
が得られる。
(作用) 本発明の導波形光分波器では等側屈折率n1.n2をも
つ光導波路を近接させて光方向性結合器を構成する。さ
らに次式(4)を満たす同期Aをもつ格子状パターンを
上記光導波路近傍に設置する。
本発明では伝搬定数の大きく異なる2つの光導波路間の
結合を上述の周期Aの格子状パターンを設置することに
よって整合させ、光方向性結合器で上述(4)式を満た
すλiの波長のみを他の光導波路へ結合させるものであ
る。こでは第5図の従来例のように偏光変換を用いるの
ではなく、同一の偏光間の空間的な結合を利用すること
、第6図の従来例のように格子によってブラッグ反射さ
せるのではなく分離された波長成分は入射光と同一の方
向へ(但し、空間的に分離された別の光導波路へ)出力
される点で従来例とは異なっている。
ここで、100A以下の狭い波長スペクトル幅を得たい
場合には、入射波長λiを1.3pm、長さL<30m
mとして(2)式よりA<201pmとなり、(4)よ
りIn1−n21と5.6X10−3 であればよいことがわかる。一方、製作の容易性を考え
るとA>lpmが必要であり、このためには(4)式よ
り 1nx−n21と1.3 となることが要求される。
このように異なる等側屈折率をもつ2本の導波路は、異
なった作成方法で作ることにより得られるし、また、別
々の材料で構成してもできる。但し、2つの光導波路を
同じ手段を用いて形成した場合、例えばTi拡散法のみ
またはイオン交換法のみを用いて光導波路断面形状のみ
を異ならしめるように形成した場合には、通常上記(4
)式の1n1− n21の値は10−3オ一ダ程度の小
さな値になってしまい、スペクトル幅Δλは、通常製作
の容易なLの値(1〜30mm程度)では100Aとな
ってしまい狭いΔλの値は得られない。
本発明の製造方法では、2つの光導波路を全く異なる方
法、例えばTi拡散法とイオン交換法でそれぞれ作成す
ることによりnlとn2の値は一般に大きく異なりAの
値は数〜数+11m、Δλの値として数〜数十穴を得て
いる。
(実施例) 第1図は本発明による導波形光分波器の一実施例を示す
斜視図である。
LiNbO3結晶基板21上にTi拡散法によって形成
された第1の光導波路22とプロトンイオン交換によっ
て形成された第2の光導波路23が形成され、基板中央
部でそれらが互いに数pmまで近接して光方向性結合器
24を構成している。また光方向性結合器24の上部に
は酸化ニオブ膜等の誘電体膜によって格子状パターン2
5が形成されている。ここで光導波路22の屈折率はT
i拡散により基板よす10−2程度大きくなっており、
その等価屈折率はn1=ns十Δn1(但し、n8はL
iNbO3結晶基板21の屈折率、Δn1=5X10 
”)となっている。また、光導波路23の屈折率は、プ
ロトン交換により10−1程度基板より大きく、その等
価屈折率はn2=n8+Δn2(但し、Δn2=5.5
X10 ”)となっている。格子状パターン25の周期
Aは(4)式を満たずように26pmとなっている。ま
た格子状パターン25の長さLは20mmとすると(2
)式より得られる波長スペクトル幅はλi=1.3pm
に対し、Δλ=17Aとなる。
(11) 本実施例において、屈折率の大きい光導波路23は多モ
ード光導波路となる場合があるが、(4)式が0次モー
ドに対するn2に対して成立するように条件を選べぼ0
次光のみを励起するようにできる。また、光導波路23
を作成する手段としては、やはり大きな屈折率変化が得
られるイオン注入法を用いることができる。さらには、
他の誘電体膜を用いて一方の光導波路のみをLiNbO
3結晶基板21・上に形成することもでき、この場合に
は|n1  n21の値はさらに大きくできる。
また、格子状パターン25を形成する方法としては、L
iNbO3結晶基板21を直接イオンビーム加工等によ
ってエツチングする方法も可能である。
LiNbO3結晶基板21の変わりにタンタル酸リチウ
ム、GaAs等の半導体基板を使用することも可能であ
る。特にIII + V族化合物半導体基板を用いる場
合には、光導波路22.23は互いに異なる組成をもた
せるように独立にエビ成長させて形成する等の方法によ
り本発明の光分波器が得られる。
(12) 第2図は、本発明による導波形光分波器の他の実施例を
示す斜視図である。第1図の実施例と同様にLiNbO
3結晶基板21上にTi拡散法による光導波路22とプ
ロトン交換法による光導波路23が形成され光方向性結
合器24を構成している。但し、本実施例においては格
子状パターン30は光導波路23の中にTi拡散法によ
って形成されている。
本実施例の動作は第1図の例と同様であり、光導波路2
2への入射光26の中の波長λiの成分のみ、光導波路
23へ結合して出射する。
第3図は本発明による導波形光分波器の製造方法の一実
施例を示す図である。
第3図は、説明のために導波形光分波器の中の光方向性
結合器部分の一部だけを切り出して示す図(斜視図)で
ある。
第3図において、先ずLiNbO3結晶基板上にスパッ
タ等によりコーティングした数百AのTi膜をフォトリ
ソグラフィによりパターン化して第1の光導波路パター
ン32と格子状パターン33を形成する(第3図(a)
)。次にその基板を1000〜11000Cの電気炉中
に数時間放置することにより基板中にTiが拡散してT
i拡散光導波路34及びTi拡散格子パターン35が形
成される(第3図(b))。次に第1の光導波路に近接
した格子パターン35を含む領域にプロトン交換法によ
り第2の光導波路36が形成される(第3図(C))。
ここで、プロトン交換法の一例としては、第2の光導波
路36の形状の開口を有するTi膜マスクを基板上に設
置し、その基板を200〜250°Cの安息香酸中に数
十分〜数時間浸すことにより光導波路が得られる。
本発明による光分波器の製造方法の他の一例としては、
先ずTi拡散により第1の光導波路のみを形成し、その
後、第2の光導波路パターン及び格子パターンの開口を
もつマスクを用いてプロトン交換を行う方法がある。
第4図は本発明の一実施例を示し、電圧により制御可能
な導波形光分配器の斜視図である。
第4図において電気光学効果を有するLiNbO3結晶
基板21上に第1図の実施例と同様にTi拡散法による
光導波路22とプロトン交換法による光導波路23が形
成され、光方向性結合器24を構成している。
本実施例では格子状パターン40は光方向性結合器24
の光導波路22と23の間にイオン交換法又はTi拡散
法によって形成されている。さらに光方向性結合器24
の光導波路22と23の上部に1対の制御電極41が設
置されている本実施例において、制御電極への印加電圧
がO場合は第1図の実施例と同様に光導波路22への入
射26の(4)式を満たず波長λiの成分が光導波路2
3へ結合するが、制御電極下の屈折率が変化し、その結
果(4)式の|nl  n21の値が変化するので光導
波路23から取り出される波長λiが電圧に応じて変化
する。すなわち、本実施例では制御電極への印加電圧の
大きさによって分離する波長を調整することができる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明により、溝底が簡単で、温度に
足して安定で、製作が容易でかつ比較的波長スペクトル
幅が狭い導波形光分波器及びその製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
(15) 第1図、第2図、第4図は本発明による導波形光分派器
の実施例を示す図、第3図は本発明による導波形光分波
器の製造方法の実施例を示す図、第5図、第6図は従来
の導波形光分波器の例を示す図である。図において、1
.11.21.31はニオブ酸リチウム結晶、2.22
.34はTi拡散による光導波路、23.36はイオン
交換による光導波路、25.30.35.40は格子パ
ターン、41は制御電極である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に、互いに近接して並置された、互いに最
    低次数の導波モードに対する等価屈折率の差|n_1−
    n_2|が、5.6×10^−^3≦|n_1−n_2
    |≦1.3である2本の光導波路によって構成される光
    方向性結合器と、前記光導波路の少なくとも一方の近傍
    に設置され、光透過方向に周期的な等価屈折率変化を与
    える格子状パターンとを設置したことを特徴とする導波
    形光分波器。
  2. (2)光学結晶基板上に、金属拡散によって形成する第
    1の光導波路とイオン交換によって形成する第2の光導
    波路とを互いに近接させて光方向性結合器を構成し、前
    記第1又は第2の光導波路内または該光導波路に近接し
    て光透過方向に周期的な格子状パターンを設置すること
    を特徴とする導波形光分波器の製造方法。
  3. (3)周期的な格子状パターンを周期的な金属拡散領域
    または周期的なイオン交換領域のいずれかによって構成
    することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の導波
    形光分波器の製造方法。
  4. (4)電気光学効果を有する基板上に、互いに近接して
    並置された、互いに最低次数の導波モードに対する等価
    屈折率の差|n_1−n_2|が、5.6×10^−^
    3≦|n_1−n_2|≦1.3である2本の光導波路
    によって構成される光方向性結合器と、前記光導波路の
    少なくとも一方の近傍に設置され、光透過方向に周期的
    な等価屈折率変化を与える格子状パターンと、前記光方
    向性結合器に沿って少なくとも一対の制御電極を設置し
    たことを特徴とする導波形光分波器。
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