JPH0346629B2 - - Google Patents
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- JPH0346629B2 JPH0346629B2 JP61313340A JP31334086A JPH0346629B2 JP H0346629 B2 JPH0346629 B2 JP H0346629B2 JP 61313340 A JP61313340 A JP 61313340A JP 31334086 A JP31334086 A JP 31334086A JP H0346629 B2 JPH0346629 B2 JP H0346629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- parking
- large vehicle
- parking area
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、大型トラツクや大型バス等の大型車
輌を効率良く駐車させる大型車輌用駐車場に関す
るものである。
輌を効率良く駐車させる大型車輌用駐車場に関す
るものである。
[従来の技術]
従来、重量が重く且つ長さの長い大型の車輌を
多数台駐車させる駐車場では、平面上に順次車輌
を水平状態に並べて駐車させる平面駐車方式が採
用されている。これに対して、重量が余り重くな
く且つ長さの短い普通の乗用者等を駐車させる駐
車場では、回転リフトを用いるスカイパーキング
方式と、複数階建てのビルを用いる駐車ビル方式
とが一般的に採用されている。
多数台駐車させる駐車場では、平面上に順次車輌
を水平状態に並べて駐車させる平面駐車方式が採
用されている。これに対して、重量が余り重くな
く且つ長さの短い普通の乗用者等を駐車させる駐
車場では、回転リフトを用いるスカイパーキング
方式と、複数階建てのビルを用いる駐車ビル方式
とが一般的に採用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
平面駐車方式を採用する従来の駐車場で大型車
輌を駐車した場合には、車輌を自走させるのに必
要とされるスペース(アクセス空地)を極力小さ
くしたとしても、大型車輌の投影面積が大きいた
めに、駐車台数には自ずと限界がある。
輌を駐車した場合には、車輌を自走させるのに必
要とされるスペース(アクセス空地)を極力小さ
くしたとしても、大型車輌の投影面積が大きいた
めに、駐車台数には自ずと限界がある。
近年、市街地の土地価格は、著しい上昇を続け
ており、大型車輌を多数台収容できるだけの土地
を確保することは極めて難しくなつてきている。
そこで、郊外に大型車輌用の駐車場を設けること
も従来行なわれてきたが、都市部の交通事情の悪
化と様々な交通規制のために、郊外の駐車場と市
街地との間の往復にかなりの時間、労力及び燃料
とを費さなくてはならないという問題が生じてき
た。そのため、市街地の土地を有効に利用して、
少ない面積の敷地内にできる限り多くの大型車を
駐車できる駐車場を作ることが望まれている。
ており、大型車輌を多数台収容できるだけの土地
を確保することは極めて難しくなつてきている。
そこで、郊外に大型車輌用の駐車場を設けること
も従来行なわれてきたが、都市部の交通事情の悪
化と様々な交通規制のために、郊外の駐車場と市
街地との間の往復にかなりの時間、労力及び燃料
とを費さなくてはならないという問題が生じてき
た。そのため、市街地の土地を有効に利用して、
少ない面積の敷地内にできる限り多くの大型車を
駐車できる駐車場を作ることが望まれている。
そこで、大型車輌の駐車台数を増加させるた
め、一般乗用車の大量駐車に採用されている、ス
カイパーキング方式及び立体駐車ビル方式を採用
することが検討された。しかしながら、大型車輌
は重量が普通の乗用車の5〜10倍以上もある上、
長さが普通の乗用車の2倍から4倍もあるため、
何れの方式を採用する場合でも、1台の車輌当た
りの設備費が著しく高くなる。したがつて、これ
らの方式を大型車輌の駐車方式に採用することは
経済的にかなりの無理があり、現実的ではない。
め、一般乗用車の大量駐車に採用されている、ス
カイパーキング方式及び立体駐車ビル方式を採用
することが検討された。しかしながら、大型車輌
は重量が普通の乗用車の5〜10倍以上もある上、
長さが普通の乗用車の2倍から4倍もあるため、
何れの方式を採用する場合でも、1台の車輌当た
りの設備費が著しく高くなる。したがつて、これ
らの方式を大型車輌の駐車方式に採用することは
経済的にかなりの無理があり、現実的ではない。
すなわち、スカイパーキング方式を採用する場
合には、リフトを極めて堅牢な構造としなければ
ならない上、リフトを駆動するための駆動装置も
非常に大きなものを装備しなければならず、設備
費は莫大なものとなる。また立体駐車ビル方式を
採用する場合も、部分的に非常に大きな荷重がか
かるため、高層ビルを建てる場合と同様の基礎と
構造が必要となり建設費が非常に高くなるという
問題がある。特にこの方式で、大型車輌を自走に
より各階に移動させる場合には、かなり大きなア
クセス空地を必要とするため、車輌1台当たりの
設備費が更に高くなるという問題がある。このよ
うなことから土地代に莫大な費用がかかる昨今の
情勢からみると、スカイパーキング方式と立体駐
車ビル方式を大型車輌用の駐車場に採用すること
は経済的に見て得策ではない。
合には、リフトを極めて堅牢な構造としなければ
ならない上、リフトを駆動するための駆動装置も
非常に大きなものを装備しなければならず、設備
費は莫大なものとなる。また立体駐車ビル方式を
採用する場合も、部分的に非常に大きな荷重がか
かるため、高層ビルを建てる場合と同様の基礎と
構造が必要となり建設費が非常に高くなるという
問題がある。特にこの方式で、大型車輌を自走に
より各階に移動させる場合には、かなり大きなア
クセス空地を必要とするため、車輌1台当たりの
設備費が更に高くなるという問題がある。このよ
うなことから土地代に莫大な費用がかかる昨今の
情勢からみると、スカイパーキング方式と立体駐
車ビル方式を大型車輌用の駐車場に採用すること
は経済的に見て得策ではない。
本発明は、大型車輌を縦に起立させて少ない設
備費で多くの車輌を駐車させることができる平面
駐車方式を採用した大型車輌用駐車場を提供する
ことにある。
備費で多くの車輌を駐車させることができる平面
駐車方式を採用した大型車輌用駐車場を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記問題点を解決するため、その実
施例を示す第1図に見られるように、大型車輌用
駐車場を、大型車輌2を縦にして吊上げて所定の
駐車区域3まで搬送して該駐車区域3に大型車輌
2を吊下げ、また該駐車区域3から大型車輌2を
吊上げて大型車輌2を所定位置に搬送して大型車
輌2を水平状態に戻すクレーン手段1と、駐車区
域3にそれぞれ設けられてクレーン手段1から吊
下げられた大型車輌を起立させた状態で保持する
車輌保持手段と、クレーン手段1により大型車輌
2を吊下げる際及び大型車輌2を水平状態に戻す
際に大型車輌2の姿勢を変えるために大型車輌2
を添わせるスロープ4とから構成する。
施例を示す第1図に見られるように、大型車輌用
駐車場を、大型車輌2を縦にして吊上げて所定の
駐車区域3まで搬送して該駐車区域3に大型車輌
2を吊下げ、また該駐車区域3から大型車輌2を
吊上げて大型車輌2を所定位置に搬送して大型車
輌2を水平状態に戻すクレーン手段1と、駐車区
域3にそれぞれ設けられてクレーン手段1から吊
下げられた大型車輌を起立させた状態で保持する
車輌保持手段と、クレーン手段1により大型車輌
2を吊下げる際及び大型車輌2を水平状態に戻す
際に大型車輌2の姿勢を変えるために大型車輌2
を添わせるスロープ4とから構成する。
本願明細書において、「起立した状態」または
「起立状態」とは、垂直状態だけでなく、ある程
度の角度をもつて傾斜している状態も包含するも
のである。
「起立状態」とは、垂直状態だけでなく、ある程
度の角度をもつて傾斜している状態も包含するも
のである。
更に発明においては、クレーンを用いて大型車
輌を縦にしたり水平状態に戻す際に、スロープに
添つて大型車輌を移動させて大型車輌の姿勢を変
える。そのため車種が異なつていても、すべての
大型車輌を大きく揺れ動かすことなく吊上げまた
は吊下げることができる。その結果、大型車輌の
姿勢変更作業を安全に行うことができる上、作業
性がよくなるために、作業時間を短縮できる利点
がある。
輌を縦にしたり水平状態に戻す際に、スロープに
添つて大型車輌を移動させて大型車輌の姿勢を変
える。そのため車種が異なつていても、すべての
大型車輌を大きく揺れ動かすことなく吊上げまた
は吊下げることができる。その結果、大型車輌の
姿勢変更作業を安全に行うことができる上、作業
性がよくなるために、作業時間を短縮できる利点
がある。
[発明の作用]
本発明では、大型車輌を縦に起立させて駐車さ
せるので、車輌一台当たりの設備費を最小限にし
て、車輌を水平状態で駐車させた場合に比べ、4
〜5倍の車輌を駐車させることができる。特に、
本発明によれば、クレーン手段を用いるので所定
の駐車区域への車輌の搬送と駐車区域からの車輌
の搬出とを短い時間で行うことができる。また、
少なくとも1台のクレーン手段を設けるだけでよ
いので、可動装置を少なくして故障の発生を低く
押えることができる上、車輌一台当りの建設費用
を大幅に下げることができる利点がある。
せるので、車輌一台当たりの設備費を最小限にし
て、車輌を水平状態で駐車させた場合に比べ、4
〜5倍の車輌を駐車させることができる。特に、
本発明によれば、クレーン手段を用いるので所定
の駐車区域への車輌の搬送と駐車区域からの車輌
の搬出とを短い時間で行うことができる。また、
少なくとも1台のクレーン手段を設けるだけでよ
いので、可動装置を少なくして故障の発生を低く
押えることができる上、車輌一台当りの建設費用
を大幅に下げることができる利点がある。
[実施例]
以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の大型車輌用駐車場の一実施
例を示す概略斜視図であ。同図において、1は大
型車輌2を縦にして吊上げて所定の駐車区域3上
まで搬送し、駐車区域3に車輌2を吊下げるクレ
ーン手段である。
例を示す概略斜視図であ。同図において、1は大
型車輌2を縦にして吊上げて所定の駐車区域3上
まで搬送し、駐車区域3に車輌2を吊下げるクレ
ーン手段である。
本実施例においては、2台のクレーン手段1が
設けられている。したがつて2台同時に搬入及び
搬出動作を行つて作業時間の短縮を図ることがで
きる上、一方で車輌の搬入の準備をしている間に
他方で車輌を搬出することも可能である。これら
クレーン手段1は、駐車区域3が集つて構成され
る駐車領域の外側に移動可能に設けられた1対の
柱状部1aと、駐車領域の上を跨ぐようにして1
対の柱状部1aに支持されたビーム1bと、該ビ
ーム1bに長手方向に移動自在に固定されたクラ
ブ1cとから構成される。
設けられている。したがつて2台同時に搬入及び
搬出動作を行つて作業時間の短縮を図ることがで
きる上、一方で車輌の搬入の準備をしている間に
他方で車輌を搬出することも可能である。これら
クレーン手段1は、駐車区域3が集つて構成され
る駐車領域の外側に移動可能に設けられた1対の
柱状部1aと、駐車領域の上を跨ぐようにして1
対の柱状部1aに支持されたビーム1bと、該ビ
ーム1bに長手方向に移動自在に固定されたクラ
ブ1cとから構成される。
1対の柱状部1aの下端部には、敷地に付設し
たレール1dに沿つて柱状部1aを移動させるた
めに図示しない車輪がそれぞれ取り付けられてい
る。そして1対の柱状部1aの上端部にはビーム
1bが一体に設けられており、該ビームbには長
手方向に延びる長孔1b1が形成されている。ク
ラブ1cは、懸垂用のワイヤ1c1をビーム1b
の長孔1b1を通して下げることができるように
ビーム1bの上端面上に移動可能に載置されてい
る。尚このクレーン手段1の構造は、造船所や工
場で一般的に使用されているガントリークレーン
と同じであるので詳細な説明は省略する。
たレール1dに沿つて柱状部1aを移動させるた
めに図示しない車輪がそれぞれ取り付けられてい
る。そして1対の柱状部1aの上端部にはビーム
1bが一体に設けられており、該ビームbには長
手方向に延びる長孔1b1が形成されている。ク
ラブ1cは、懸垂用のワイヤ1c1をビーム1b
の長孔1b1を通して下げることができるように
ビーム1bの上端面上に移動可能に載置されてい
る。尚このクレーン手段1の構造は、造船所や工
場で一般的に使用されているガントリークレーン
と同じであるので詳細な説明は省略する。
4はクラブ1cによつて車輌2を縦にして吊上
げる場合及び縦に吊下げられた車輌2を水平状態
に戻す場合に、車輌2を揺れ動かさずにスムーズ
に吊上げまた水平状態に戻すために用いるスロー
プである。車輌2のフレームの後部の吊下げワイ
ヤ2bにクラブ1cのワイヤ1c1の先端に設け
たフツク1c2を引つ掛けて、車輌2をスロープ
4に添つて移動させながら吊り上げれば、車輌2
をほとんど揺れ動かさないで吊り上げることがで
きる。尚図示していないが、敷地(駐車領域)上
に碁盤目状に複数の駐車区域3…を形成するため
に建設された車輌収容構造体5の他方の側壁側に
も別のスロープ4が設けられている。
げる場合及び縦に吊下げられた車輌2を水平状態
に戻す場合に、車輌2を揺れ動かさずにスムーズ
に吊上げまた水平状態に戻すために用いるスロー
プである。車輌2のフレームの後部の吊下げワイ
ヤ2bにクラブ1cのワイヤ1c1の先端に設け
たフツク1c2を引つ掛けて、車輌2をスロープ
4に添つて移動させながら吊り上げれば、車輌2
をほとんど揺れ動かさないで吊り上げることがで
きる。尚図示していないが、敷地(駐車領域)上
に碁盤目状に複数の駐車区域3…を形成するため
に建設された車輌収容構造体5の他方の側壁側に
も別のスロープ4が設けられている。
この車輌収容構造体5の各駐車区域3にはクレ
ーン手段1によつて縦に吊下げられた車輌2を縦
に起立させた状態で固定する車輌固定手段6がそ
れぞれ設けられている。この車輌固定手段6は、
駐車区域3を囲む4枚の壁部のうちの少なくとも
1枚の壁部5aに設けられている(第2図)。尚
本実施例において車輌保持手段は、壁部5aと車
輌固定手段6とから構成される。
ーン手段1によつて縦に吊下げられた車輌2を縦
に起立させた状態で固定する車輌固定手段6がそ
れぞれ設けられている。この車輌固定手段6は、
駐車区域3を囲む4枚の壁部のうちの少なくとも
1枚の壁部5aに設けられている(第2図)。尚
本実施例において車輌保持手段は、壁部5aと車
輌固定手段6とから構成される。
第2図に示すように、この車輌固定手段6は、
車輌2の長さ方向に延びるフレーム2aの両端と
係合し且つフレーム2aを壁部5aに引き付ける
ようにして車輌を壁部5aに固定する。この車輌
固定手段6は、壁部5aの上側に設けられる振止
めフツク機構6bと下側に設けられるストツパ機
構6aとから構成される。ストツパ機構6aは、
壁部5aに固定された軸6a1に回動自在に固定
されたストツパ・アーム6a2と軸6a1を中心
にしてストツパ・アーム6a2を回動させる公知
の油圧スイング機構6a3とから構成される。ま
た振止めフツク機構6bは、壁部5aに固定され
た軸6b1に回動自在に固定されたフツク6b2
と軸6b1を中心にしてフツク6b2を回動させ
る公知の油圧スイング機構6b3とから構成され
る。フツク6b2の先端には車輌2のフレーム2
aの一端と係合する係合部6b21が設けられて
いる。油圧スイング機構6a3及び6b3の油圧
ピストン6a31及び6b31は、それぞれ壁部
5aに固定されている。
車輌2の長さ方向に延びるフレーム2aの両端と
係合し且つフレーム2aを壁部5aに引き付ける
ようにして車輌を壁部5aに固定する。この車輌
固定手段6は、壁部5aの上側に設けられる振止
めフツク機構6bと下側に設けられるストツパ機
構6aとから構成される。ストツパ機構6aは、
壁部5aに固定された軸6a1に回動自在に固定
されたストツパ・アーム6a2と軸6a1を中心
にしてストツパ・アーム6a2を回動させる公知
の油圧スイング機構6a3とから構成される。ま
た振止めフツク機構6bは、壁部5aに固定され
た軸6b1に回動自在に固定されたフツク6b2
と軸6b1を中心にしてフツク6b2を回動させ
る公知の油圧スイング機構6b3とから構成され
る。フツク6b2の先端には車輌2のフレーム2
aの一端と係合する係合部6b21が設けられて
いる。油圧スイング機構6a3及び6b3の油圧
ピストン6a31及び6b31は、それぞれ壁部
5aに固定されている。
尚起立させられる車輌2は、通常一般に市販さ
れているものに若干の改造を加えたものである。
一般に市販されている車輌は、起立状態にされる
ことを想定していないため、そのまま起立させる
と燃料、種々のオイル及びバツテリの電解液等が
漏れてしまう。そこで、車輌2には起立状態で液
が漏れる可能性のある部分に改良が施されてい
る。
れているものに若干の改造を加えたものである。
一般に市販されている車輌は、起立状態にされる
ことを想定していないため、そのまま起立させる
と燃料、種々のオイル及びバツテリの電解液等が
漏れてしまう。そこで、車輌2には起立状態で液
が漏れる可能性のある部分に改良が施されてい
る。
例えば、燃料タンクは、車輌が起立状態にある
ときに燃料供給口が上側に位置するように改造さ
れている。尚燃料供給口を封止する栓のシールを
強化するようにしてもよいのは勿論である。エン
ジン・オイルやブレーキ・オイル等の漏れも、栓
及び各部のシールを強化すれば簡単に防ぐことが
できる。更にバツテリについては、現在市販され
ている電解液を使用しないタイプのバツテリを使
用すればよい。尚市販の車輌のフレームは、現状
のままでも十分な機械的強度を有しているので特
別な改造を施す必要はない。
ときに燃料供給口が上側に位置するように改造さ
れている。尚燃料供給口を封止する栓のシールを
強化するようにしてもよいのは勿論である。エン
ジン・オイルやブレーキ・オイル等の漏れも、栓
及び各部のシールを強化すれば簡単に防ぐことが
できる。更にバツテリについては、現在市販され
ている電解液を使用しないタイプのバツテリを使
用すればよい。尚市販の車輌のフレームは、現状
のままでも十分な機械的強度を有しているので特
別な改造を施す必要はない。
尚車輌の種類によつて地上からフレーム2aま
での高さが異なるが、この点は車輌固定手段6側
の構造を適宜に改善することにより簡単に対処で
きる。
での高さが異なるが、この点は車輌固定手段6側
の構造を適宜に改善することにより簡単に対処で
きる。
次に第1図の実施例の動作について説明する。
車輌2を駐車する場合には、まず車輌2を後ろ向
きでスロープ4の下部まで自走させ、車輌のフレ
ームに吊下げ用ロープ2bを取り付ける。そして
スロープ4の上部の上に配置されたクラブ1cか
ら下したロープ1c1のフツク1c2を吊下げ用
ロープ2bに掛けてロープ1c1を巻上げる。そ
の結果車輌2は、スロープ4の面に添つて徐々に
縦に起立させられる。このようにスロープ4を用
いれば、無理なく車輌を起立させることができ
る。
車輌2を駐車する場合には、まず車輌2を後ろ向
きでスロープ4の下部まで自走させ、車輌のフレ
ームに吊下げ用ロープ2bを取り付ける。そして
スロープ4の上部の上に配置されたクラブ1cか
ら下したロープ1c1のフツク1c2を吊下げ用
ロープ2bに掛けてロープ1c1を巻上げる。そ
の結果車輌2は、スロープ4の面に添つて徐々に
縦に起立させられる。このようにスロープ4を用
いれば、無理なく車輌を起立させることができ
る。
車輌2を最も上まで吊上げた後、クレーン手段
1の柱状部1aとクラブ1c1とを適宜に移動さ
せて車輌を所望の駐車区域3の上まで搬送する。
そして車輌2の揺れがある程度止まつた後に、ロ
ープ1c1を下げて車輌を4枚の壁部で囲まれた
駐車区域3内に挿入する。このとき車輌2のフレ
ームが露出する底面部を前述の車輌固定手段6が
取り付けられた壁部5aと対向させるようにす
る。尚車輌2の車輪が壁部5aと接触するように
して車輌2を駐車区域3内に挿入すれば、簡単に
車輌固定手段6を作動させて車輌を壁部5aに位
置決め固定することができる。
1の柱状部1aとクラブ1c1とを適宜に移動さ
せて車輌を所望の駐車区域3の上まで搬送する。
そして車輌2の揺れがある程度止まつた後に、ロ
ープ1c1を下げて車輌を4枚の壁部で囲まれた
駐車区域3内に挿入する。このとき車輌2のフレ
ームが露出する底面部を前述の車輌固定手段6が
取り付けられた壁部5aと対向させるようにす
る。尚車輌2の車輪が壁部5aと接触するように
して車輌2を駐車区域3内に挿入すれば、簡単に
車輌固定手段6を作動させて車輌を壁部5aに位
置決め固定することができる。
車輌2を車輌固定手段6により壁部5aに固定
した後、ロープ1c1が吊下げ用ロープ2bから
外される。尚この作業は、作業員が適宜に行う。
尚吊下げ用ロープ2bに代えて、自立性のあるパ
イプ手段等を用いれば、作業員の手を借りずにロ
ープ1c1のフツク1c2を外すこともできる。
した後、ロープ1c1が吊下げ用ロープ2bから
外される。尚この作業は、作業員が適宜に行う。
尚吊下げ用ロープ2bに代えて、自立性のあるパ
イプ手段等を用いれば、作業員の手を借りずにロ
ープ1c1のフツク1c2を外すこともできる。
車輌2を搬出する場合には、上記と逆の動作を
行えばよい。吊下げ用ロープ2bを使う場合に
は、作業員がロープ2bへフツク1c2を掛ける
作業を行う。
行えばよい。吊下げ用ロープ2bを使う場合に
は、作業員がロープ2bへフツク1c2を掛ける
作業を行う。
尚本実施例では、車種の相違によるフレームの
長さの相違に対応させるために、可動のストツパ
機構6aを設けたが、車輌を支持するというスト
ツパ機構の作用から見れば、アーム6a2を壁部
5aの面に略垂直に立つように固設してもよい。
長さの相違に対応させるために、可動のストツパ
機構6aを設けたが、車輌を支持するというスト
ツパ機構の作用から見れば、アーム6a2を壁部
5aの面に略垂直に立つように固設してもよい。
本実施例では、2台のクレーン手段1(ガント
リークレーン)を用いているが、1台のクレーン
手段でも本発明を実施できるのは明らかであろ
う。
リークレーン)を用いているが、1台のクレーン
手段でも本発明を実施できるのは明らかであろ
う。
上記実施例においては、車輌をそのまま吊り上
げているため、車輌が揺れて作業性が悪いという
問題がある。そこで第3図に示すように、クラブ
1cと一体に揺れ防止用の車輌固定枠7を設ける
こともできる。この固定枠7は、クラブ1cの側
壁部に固定されてビーム1bの両側に配置された
1対の側壁7a及び7aと、これら側壁7a及び
7aを連結する連結壁7bとから構成される。側
壁7aと連結壁7bの下側端部は、スロープ4の
真上に位置決めされたときに、スロープ4の上端
部との間に移動に支障のない程度の間隙をあけて
対向する位置まで延びている。よつてスロープ4
に沿つて吊り上げられてきた車輌を、スロープ4
から車輌固定枠7の連結壁7b上にスムーズに吊
り上げることができる。また側壁7a及び7a及
び連結壁7bによつて車輌を拘束することができ
るので、クレーン手段7が移動する際に吊り下げ
られた車輌が揺れるのを防止できる。また固定枠
7は、車輌2を駐車区域3に入れる際に車軸2を
スムーズに駐車区域3の壁部5aに沿つて吊り下
げることを可能にする案内手段としても機能す
る。尚より確実に車輌2の揺れを防止するために
は、固定枠7の連結壁7bに壁部5aに設けた車
輌固定手段6と同様の構成の固定手段を設けてお
けばよい。
げているため、車輌が揺れて作業性が悪いという
問題がある。そこで第3図に示すように、クラブ
1cと一体に揺れ防止用の車輌固定枠7を設ける
こともできる。この固定枠7は、クラブ1cの側
壁部に固定されてビーム1bの両側に配置された
1対の側壁7a及び7aと、これら側壁7a及び
7aを連結する連結壁7bとから構成される。側
壁7aと連結壁7bの下側端部は、スロープ4の
真上に位置決めされたときに、スロープ4の上端
部との間に移動に支障のない程度の間隙をあけて
対向する位置まで延びている。よつてスロープ4
に沿つて吊り上げられてきた車輌を、スロープ4
から車輌固定枠7の連結壁7b上にスムーズに吊
り上げることができる。また側壁7a及び7a及
び連結壁7bによつて車輌を拘束することができ
るので、クレーン手段7が移動する際に吊り下げ
られた車輌が揺れるのを防止できる。また固定枠
7は、車輌2を駐車区域3に入れる際に車軸2を
スムーズに駐車区域3の壁部5aに沿つて吊り下
げることを可能にする案内手段としても機能す
る。尚より確実に車輌2の揺れを防止するために
は、固定枠7の連結壁7bに壁部5aに設けた車
輌固定手段6と同様の構成の固定手段を設けてお
けばよい。
上記各実施例によつて、大型車輌を駐車させた
場合、従来の車輌を水平状態にして駐車させる場
合と比べて、同じ面積の敷地に約4〜5倍の車輌
を駐車させることができる上、スカイパーキング
方式または立体駐車方式を採用して駐車させる場
合と比べて車輌1台当たりの設備費を従来の1/4
以下にすることができる。
場合、従来の車輌を水平状態にして駐車させる場
合と比べて、同じ面積の敷地に約4〜5倍の車輌
を駐車させることができる上、スカイパーキング
方式または立体駐車方式を採用して駐車させる場
合と比べて車輌1台当たりの設備費を従来の1/4
以下にすることができる。
上記各実施例においては、クレーン手段として
ガントリークレーンタイプのクレーンを用いた
が、天井クレーン等その他種々のタイプのクレー
ンを用いるこができるのは当業者に明らかであろ
う。
ガントリークレーンタイプのクレーンを用いた
が、天井クレーン等その他種々のタイプのクレー
ンを用いるこができるのは当業者に明らかであろ
う。
また上記各実施例では、重心をより下側に位置
させるために重量の重い車輌の先頭部分を下側に
して車輌を起立させているが、先頭部分を上にし
て車輌を起立させてもよいのは勿論である。
させるために重量の重い車輌の先頭部分を下側に
して車輌を起立させているが、先頭部分を上にし
て車輌を起立させてもよいのは勿論である。
更に上記各実施例では、車輌を略垂直状態で起
立させているが、車輌を傾斜せて起立させてもよ
いのは勿論である。この場合には、車輌収容構造
体5の壁部5aを傾斜させておけばよい。
立させているが、車輌を傾斜せて起立させてもよ
いのは勿論である。この場合には、車輌収容構造
体5の壁部5aを傾斜させておけばよい。
[発明の効果]
本発明によれば、大型車輌を縦に起立させて駐
車させるので、車輌一台当たりの設備費を最小限
にして、車輌を水平状態で駐車させた場合と比
べ、4〜5倍の車輌を駐車させることができる。
特に、本発明によれば、クレーン手段を用いるの
で所定の駐車区域への搬送と駐車区域からの車輌
の搬出とを短い時間で行うことができる。また、
少なくとも1台のクレーン手段を設けるだけでよ
いので、可動装置を少なくして故障の発生を低く
押えることができる上、車輌一台当りの建設費用
を大幅に下げることができる利点がある。更に発
明においては、クレーンを用いて大型車輌を縦に
したり水平状態に戻す際に、スロープに添つて大
型車輌を移動させて大型車輌の姿勢を変えるた
め、車種が異なつていても、すべての大型車輌を
大きく揺れ動かすことなく吊上げまたは吊下げる
ことができる。そのため大型車輌の姿勢変更作業
を安全に行うことができしかも、作業性がよくな
るために、作業時間を短縮できる利点がある。
車させるので、車輌一台当たりの設備費を最小限
にして、車輌を水平状態で駐車させた場合と比
べ、4〜5倍の車輌を駐車させることができる。
特に、本発明によれば、クレーン手段を用いるの
で所定の駐車区域への搬送と駐車区域からの車輌
の搬出とを短い時間で行うことができる。また、
少なくとも1台のクレーン手段を設けるだけでよ
いので、可動装置を少なくして故障の発生を低く
押えることができる上、車輌一台当りの建設費用
を大幅に下げることができる利点がある。更に発
明においては、クレーンを用いて大型車輌を縦に
したり水平状態に戻す際に、スロープに添つて大
型車輌を移動させて大型車輌の姿勢を変えるた
め、車種が異なつていても、すべての大型車輌を
大きく揺れ動かすことなく吊上げまたは吊下げる
ことができる。そのため大型車輌の姿勢変更作業
を安全に行うことができしかも、作業性がよくな
るために、作業時間を短縮できる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す概略斜視図、
第2図は車輌を固定するための車輌固定手段の構
成の一例を示す概略図、第3図は車輌固定枠の一
例を示す概略図である。 1……クレーン手段、2……車輌、3……駐車
区域、4……スロープ、5……車輌収納構造体、
6……車輌固定手段、7……車輌固定枠。
第2図は車輌を固定するための車輌固定手段の構
成の一例を示す概略図、第3図は車輌固定枠の一
例を示す概略図である。 1……クレーン手段、2……車輌、3……駐車
区域、4……スロープ、5……車輌収納構造体、
6……車輌固定手段、7……車輌固定枠。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大型車輌を縦にして吊上げて所定の駐車区域
上まで搬送して該駐車区域に前記大型車輌を吊下
げ、また該駐車区域から前記大型車輌を吊上げて
該大型車輌を所定位置に搬送し該大型車輌を水平
状態に戻すクレーン手段と、 前記駐車区域にそれぞれ設けられて前記クレー
ン手段から吊下げられた前記大型車輌を縦に起立
させた状態で保持する車輌保持手段と、 前記クレーン手段により前記大型車輌を吊上げ
る際及び前記大型車輌を水平状態に戻す際に前記
大型車輌の姿勢を変えるために前記大型車輌を添
わせるスロープとを具備してなる大型車輌用駐車
場。 2 前記クレーン手段は、前記駐車区域が集つて
構成される駐車領域の外側に移動可能に設けられ
た1対の柱状部と、前記駐車領域の上を跨ぐよう
にして前記1対の柱状部に支持されたビームと、
該ビームに長手方向に移動自在に固定されてワイ
ヤを駆動するクラブとから構成されることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の大型車輌用
駐車場。 3 前記車輌保持手段は、前記駐車区域に設けら
れた壁部と、該壁部に設けられて前記大型車輌を
起立状態でその壁面上に固定する車輌固定手段と
から構成されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の大型車輌用駐車場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31334086A JPS63167850A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 大型車輌用駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31334086A JPS63167850A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 大型車輌用駐車場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63167850A JPS63167850A (ja) | 1988-07-11 |
| JPH0346629B2 true JPH0346629B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=18040065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31334086A Granted JPS63167850A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 大型車輌用駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63167850A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5514011B2 (ja) * | 2010-06-25 | 2014-06-04 | 株式会社アイエム | 軌陸作業車吊上装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6357491A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-12 | 株式会社 三造機械部品加工センタ− | コンテナ用トレ−ラの保管方法 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP31334086A patent/JPS63167850A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63167850A (ja) | 1988-07-11 |
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