JPH0346673B2 - - Google Patents
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- JPH0346673B2 JPH0346673B2 JP60208339A JP20833985A JPH0346673B2 JP H0346673 B2 JPH0346673 B2 JP H0346673B2 JP 60208339 A JP60208339 A JP 60208339A JP 20833985 A JP20833985 A JP 20833985A JP H0346673 B2 JPH0346673 B2 JP H0346673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- swash plate
- cylinder block
- plunger
- oil
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 発明の目的
(1) 産業上の利用分野
斜板型油圧装置、特に潤滑油を貯留したケーシ
ング内には、シリンダブロツクが回転自在に支持
されると共に、このシリンダブロツクの回転軸線
に対し傾斜した斜板が該シリンダブロツクと対面
するように配設され、前記回転軸線と平行して該
回転軸線の回りに環状に配列される複数のプラン
ジヤがその軸線方向に摺動可能に前記シリンダブ
ロツクに嵌合され、各プランジヤの先端には、前
記斜板に摺接するシユーが首振自在に連結され、
そのシユーの斜板との対向面に凹設した油圧ポケ
ツトと、前記シリンダブロツク及びプランジヤ間
に画成される油室との間が、該プランジヤ及び前
記シユーにそれぞれ穿設した一連の油孔を介して
連通されてなる形式の斜板型油圧装置に関する。
ング内には、シリンダブロツクが回転自在に支持
されると共に、このシリンダブロツクの回転軸線
に対し傾斜した斜板が該シリンダブロツクと対面
するように配設され、前記回転軸線と平行して該
回転軸線の回りに環状に配列される複数のプラン
ジヤがその軸線方向に摺動可能に前記シリンダブ
ロツクに嵌合され、各プランジヤの先端には、前
記斜板に摺接するシユーが首振自在に連結され、
そのシユーの斜板との対向面に凹設した油圧ポケ
ツトと、前記シリンダブロツク及びプランジヤ間
に画成される油室との間が、該プランジヤ及び前
記シユーにそれぞれ穿設した一連の油孔を介して
連通されてなる形式の斜板型油圧装置に関する。
(2) 従来の技術
従来、かかる油圧装置において、シユーは、斜
板との摺接という観点から斜板とのなじみ性が良
く、耐焼付性、耐摩耗性および放熱性に優れた材
料、たとえば銅合金やその焼結材で形成するのが
一般的である。
板との摺接という観点から斜板とのなじみ性が良
く、耐焼付性、耐摩耗性および放熱性に優れた材
料、たとえば銅合金やその焼結材で形成するのが
一般的である。
(3) 発明が解決しようとする問題点
ところが、銅合金やその焼結材は引張強度が低
いので、プランジヤとの結合部の肉厚を大きくせ
ざるを得ず、斜板の傾角を大きくすることや、コ
ンパクト化を考えると好ましくない。
いので、プランジヤとの結合部の肉厚を大きくせ
ざるを得ず、斜板の傾角を大きくすることや、コ
ンパクト化を考えると好ましくない。
そこで、シユーを鉄系材料で形成し、斜板との
摺接面のみを銅合金やその焼結材により形成する
ことも考えられるが、鉄系材料は放熱性が劣るの
で、斜板との摩擦による発熱のためにシユーが過
熱し易くなり、その過熱によれば、前記油室より
シユーの前記油圧ポケツトに供給される油がシユ
ーに強く加熱されて気泡を生じ易くなり、その結
果、油圧ポケツトによるシユーと斜板との接触面
圧軽減効果が損なわれる等の不都合を生じる虞れ
がある。
摺接面のみを銅合金やその焼結材により形成する
ことも考えられるが、鉄系材料は放熱性が劣るの
で、斜板との摩擦による発熱のためにシユーが過
熱し易くなり、その過熱によれば、前記油室より
シユーの前記油圧ポケツトに供給される油がシユ
ーに強く加熱されて気泡を生じ易くなり、その結
果、油圧ポケツトによるシユーと斜板との接触面
圧軽減効果が損なわれる等の不都合を生じる虞れ
がある。
そこで、シユーの過熱を回避すべくシユーと斜
板との摩擦による発熱を小さく抑えるために、プ
ランジヤの押付比を小さくすると、作動油の漏れ
が増加して容積効率が低下するという別の問題が
ある。
板との摩擦による発熱を小さく抑えるために、プ
ランジヤの押付比を小さくすると、作動油の漏れ
が増加して容積効率が低下するという別の問題が
ある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたもので
あり、シユーの主要部を鉄系材で形成するにも拘
わらず、またプランジヤの押付比を特別に小さく
しなくても、シユーの過熱を有効に防止できるよ
うにして前記問題を全て解決できるようにした斜
板型油圧装置を提供することを目的とする。
あり、シユーの主要部を鉄系材で形成するにも拘
わらず、またプランジヤの押付比を特別に小さく
しなくても、シユーの過熱を有効に防止できるよ
うにして前記問題を全て解決できるようにした斜
板型油圧装置を提供することを目的とする。
B 発明の構成
(1) 問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明によれば、潤
滑油を貯留したケーシング内には、シリンダブロ
ツクが回転自在に支持されると共に、このシリン
ダブロツクの回転軸線に対し傾斜した斜板が該シ
リンダブロツクと対面するように配設され、前記
回転軸線と平行して該回転軸線の回りに環状に配
列される複数のプランジヤがその軸線方向に摺動
可能に前記シリンダブロツクに嵌合され、各プラ
ンジヤの先端には、前記斜板に摺接するシユーが
首振自在に連結され、そのシユーの斜板との対向
面に凹設した油圧ポケツトと、前記シリンダブロ
ツク及びプランジヤ間に画成される油室との間
が、該プランジヤ及び前記シユーにそれぞれ穿設
した一連の油孔を介して連通されてなる斜板型油
圧装置において、前記シユーは、その外周面に複
数の環状溝を有して鉄系材料により形成され、前
記対向面には、前記シユーとは材質が異なる摺動
板が固着される。
滑油を貯留したケーシング内には、シリンダブロ
ツクが回転自在に支持されると共に、このシリン
ダブロツクの回転軸線に対し傾斜した斜板が該シ
リンダブロツクと対面するように配設され、前記
回転軸線と平行して該回転軸線の回りに環状に配
列される複数のプランジヤがその軸線方向に摺動
可能に前記シリンダブロツクに嵌合され、各プラ
ンジヤの先端には、前記斜板に摺接するシユーが
首振自在に連結され、そのシユーの斜板との対向
面に凹設した油圧ポケツトと、前記シリンダブロ
ツク及びプランジヤ間に画成される油室との間
が、該プランジヤ及び前記シユーにそれぞれ穿設
した一連の油孔を介して連通されてなる斜板型油
圧装置において、前記シユーは、その外周面に複
数の環状溝を有して鉄系材料により形成され、前
記対向面には、前記シユーとは材質が異なる摺動
板が固着される。
(2) 作用
シユーに斜板となじみ性、耐焼付性および耐摩
耗性を前記摺動板によつて確保しながら、鉄系材
料の選択によりシユー自身の引張強度を増大して
シユーのプランジヤとの結合部分の肉厚を小さく
することが可能となる。
耗性を前記摺動板によつて確保しながら、鉄系材
料の選択によりシユー自身の引張強度を増大して
シユーのプランジヤとの結合部分の肉厚を小さく
することが可能となる。
またシユーは、放熱性が一般に良好ではない鉄
系材料製としたにも拘わらず、前記環状溝の特設
によつてシユー自身の放熱効果を高めることがで
きるから、容積効率を高めるべくプランジヤの押
付比を高くしても、シユーが斜板との摩擦によつ
て過熱する虞れはなくなり、シユー内の油孔を通
つて油圧ポケツト内に導入される油の過熱も回避
されて油中からの気泡発生が抑えられるため、油
圧ポケツトによるシユーと斜板との接触面圧軽減
効果が有効に発揮される。
系材料製としたにも拘わらず、前記環状溝の特設
によつてシユー自身の放熱効果を高めることがで
きるから、容積効率を高めるべくプランジヤの押
付比を高くしても、シユーが斜板との摩擦によつ
て過熱する虞れはなくなり、シユー内の油孔を通
つて油圧ポケツト内に導入される油の過熱も回避
されて油中からの気泡発生が抑えられるため、油
圧ポケツトによるシユーと斜板との接触面圧軽減
効果が有効に発揮される。
(3) 実施例
以下、図面により本発明を斜板型油圧ポンプに
適用したときの実施例について説明すると、先ず
本発明の一実施例を示す第1図において、潤滑油
を内部に貯留したケーシング1には入力軸2が軸
受3を介して回転自在に支承され、この入力軸2
にシリンダブロツク4の中心部が摺動可能にスプ
ライン結合される。このシリンダブロツク4は軸
受5を介してケーシング1に回転自在に支承され
る。また、ケーシング1において、シリンダブロ
ツク4の一端側には斜板6が、また他端側には分
配板7がそれぞれ設置される。
適用したときの実施例について説明すると、先ず
本発明の一実施例を示す第1図において、潤滑油
を内部に貯留したケーシング1には入力軸2が軸
受3を介して回転自在に支承され、この入力軸2
にシリンダブロツク4の中心部が摺動可能にスプ
ライン結合される。このシリンダブロツク4は軸
受5を介してケーシング1に回転自在に支承され
る。また、ケーシング1において、シリンダブロ
ツク4の一端側には斜板6が、また他端側には分
配板7がそれぞれ設置される。
斜板6は入力軸2を囲繞するように円環状をな
し、そしてトラニオン軸8aを介してケーシング
1に傾斜可能に支持された同じく円環状の斜板ホ
ルダ8内に嵌着される。したがつて、斜板6は斜
板ホルダ8と共にトラニオン軸8a周りに傾動し
てシリンダブロツク4の回転軸線に対する傾き角
度を任意に変えることができる。
し、そしてトラニオン軸8aを介してケーシング
1に傾斜可能に支持された同じく円環状の斜板ホ
ルダ8内に嵌着される。したがつて、斜板6は斜
板ホルダ8と共にトラニオン軸8a周りに傾動し
てシリンダブロツク4の回転軸線に対する傾き角
度を任意に変えることができる。
分配板7はケーシング1に固着されていて、そ
の中心部において、シリンダブロツク4を貫通す
る入力軸2の先端を軸受9を介して支持する。こ
の分配板7とシリンダブロツク4との対向面7
f,4fを相対摺動可能に密接させるために、シ
リンダブロツク4を分配板7側へ弾圧するばね1
0が入力軸2とシリンダブロツク4間に縮設され
る。
の中心部において、シリンダブロツク4を貫通す
る入力軸2の先端を軸受9を介して支持する。こ
の分配板7とシリンダブロツク4との対向面7
f,4fを相対摺動可能に密接させるために、シ
リンダブロツク4を分配板7側へ弾圧するばね1
0が入力軸2とシリンダブロツク4間に縮設され
る。
シリンダブロツク4は、その回転軸線周りに等
間隔を置き、且つその回転軸線と平行な複数本の
シリンダ孔11,11……を有し、それらに同数
のプランジヤ12,12……が摺合される。
間隔を置き、且つその回転軸線と平行な複数本の
シリンダ孔11,11……を有し、それらに同数
のプランジヤ12,12……が摺合される。
各プランジヤ12は、対応するシリンダ孔11
内にポンプ室13を画成し、該室13に連なるポ
ンプポート13aがシリンダブロツク4の前記端
面4fに開口する。そして、すべてのポンプ室1
3,13……のポンプポート13a,13a……
はシリンダブロツク4の回転軸線を中心とする同
一円上に配置される。
内にポンプ室13を画成し、該室13に連なるポ
ンプポート13aがシリンダブロツク4の前記端
面4fに開口する。そして、すべてのポンプ室1
3,13……のポンプポート13a,13a……
はシリンダブロツク4の回転軸線を中心とする同
一円上に配置される。
一方、分配板7は、前記端面7fの一半面に、
それと対向する幾つかのポンプポート13aと連
通する一個の吸入溝14が、また他半面に、それ
と対向する幾つかのポプポート13aと連通する
一個の吐出溝15がそれぞれ形成され、これら吸
入及び吐出溝14,15にそれぞれ連なる吸入及
び吐出ポート14a及び15aが分配板7の外側
端面に開口する。図示はしいが、吸入ポート14
aには油圧モータの吐出ポートが、また吐出ポー
ト15aには油圧モータの吸入ポートがそれぞれ
接続される。
それと対向する幾つかのポンプポート13aと連
通する一個の吸入溝14が、また他半面に、それ
と対向する幾つかのポプポート13aと連通する
一個の吐出溝15がそれぞれ形成され、これら吸
入及び吐出溝14,15にそれぞれ連なる吸入及
び吐出ポート14a及び15aが分配板7の外側
端面に開口する。図示はしいが、吸入ポート14
aには油圧モータの吐出ポートが、また吐出ポー
ト15aには油圧モータの吸入ポートがそれぞれ
接続される。
第2図において、各プランジヤ12の先端には
球状端部12aがそれぞれ形成されており、これ
らの球状端部12aに、斜板6の表面に摺接する
シユー16がそれぞれ首振自在に結合される。
球状端部12aがそれぞれ形成されており、これ
らの球状端部12aに、斜板6の表面に摺接する
シユー16がそれぞれ首振自在に結合される。
シユー16は、鉄系材料により形成されてお
り、その外周面には複数たとえば2つの環状溝2
6が設けられる。また、シユー16の斜板との対
向面には油圧ポケツト21が設けられており、そ
の油圧ポケツト21を除く部分で前記対向面に
は、銅合金やその焼結材などから成る摺動板27
が固着される。
り、その外周面には複数たとえば2つの環状溝2
6が設けられる。また、シユー16の斜板との対
向面には油圧ポケツト21が設けられており、そ
の油圧ポケツト21を除く部分で前記対向面に
は、銅合金やその焼結材などから成る摺動板27
が固着される。
油圧ポケツト21は、プランジヤ12およびシ
ユー16に穿設された一連の油孔22,23を介
してポンプ室13に連通される。したがつて、ポ
ンプ室13の圧油は、油孔22,23を通して油
圧ポケツト21に供給され、プランジヤ12の突
出推力を受けるようにシユー16に圧力を及ぼす
ので、摺動板27と斜板6との接触圧力を低減
し、同時に、摺動板27と斜板6との摺動面を潤
滑する。
ユー16に穿設された一連の油孔22,23を介
してポンプ室13に連通される。したがつて、ポ
ンプ室13の圧油は、油孔22,23を通して油
圧ポケツト21に供給され、プランジヤ12の突
出推力を受けるようにシユー16に圧力を及ぼす
ので、摺動板27と斜板6との接触圧力を低減
し、同時に、摺動板27と斜板6との摺動面を潤
滑する。
斜板ホルダ8の外周には、環状突壁8bが形成
されており、シユー16の斜板6への摺接状態を
保持するための押え板17が環状突壁8b内に回
転自在に収容される。しかも、該押え板17は、
環状突壁8bにボルト18で固着された支持板1
9により回転自在に支持される。また、斜板ホル
ダ8の内周には、押え板17の内周面との間に小
間隙を形成して対向する円筒状の隔壁体24が嵌
着され、この隔壁体24、斜板ホルダ8および押
え板17により、シユー16と斜板6との摺接部
を包囲する潤滑室25が形成される。
されており、シユー16の斜板6への摺接状態を
保持するための押え板17が環状突壁8b内に回
転自在に収容される。しかも、該押え板17は、
環状突壁8bにボルト18で固着された支持板1
9により回転自在に支持される。また、斜板ホル
ダ8の内周には、押え板17の内周面との間に小
間隙を形成して対向する円筒状の隔壁体24が嵌
着され、この隔壁体24、斜板ホルダ8および押
え板17により、シユー16と斜板6との摺接部
を包囲する潤滑室25が形成される。
潤滑室25には、摺動板27および斜板6の摺
動面を通して油圧ポケツト21から圧油が漏洩し
て来ており、この圧油は潤滑油として潤滑室25
を満した後、押え板17まわりの各部の隙間から
漏出する。この際、潤滑室25の圧力が油圧ポケ
ツト21の圧力に近づくと、シユー16に対する
油圧ポケツト21の流体支承機能が損なわれるの
で、潤滑室25がほぼ大気圧状態を保つように、
押え板17まわりの各部の隙間が定められる。
動面を通して油圧ポケツト21から圧油が漏洩し
て来ており、この圧油は潤滑油として潤滑室25
を満した後、押え板17まわりの各部の隙間から
漏出する。この際、潤滑室25の圧力が油圧ポケ
ツト21の圧力に近づくと、シユー16に対する
油圧ポケツト21の流体支承機能が損なわれるの
で、潤滑室25がほぼ大気圧状態を保つように、
押え板17まわりの各部の隙間が定められる。
次にこの実施例の作用について説明すると、各
プランジヤ12は、ポンプ室13の油圧によりシ
リンダ孔11から突出する方向の力を受けてい
て、シユー16が斜板6に向けて押圧されてい
る。この状態で入力軸2が回転すると、シリンダ
ブロツク4がその軸線周りに回転し、上方の突出
したプランジヤ12は、下方に移動するにつれて
斜板6に押圧されて後退する。したがつてそのプ
ランジヤ12背部のポンプ室13は縮小され、そ
こで加圧された作動油は分配板7の吐出ポート1
5aから図示しない油圧モータへ圧送される。一
方、下方の後退したプランジヤ12は、上方に移
動するにつれて突出し、そのプランジヤ12背部
のポンプ室13が拡大されるので、図示しない油
圧モータから吐き出される作動油が分配板7の吸
入ポート14aを通してそのポンプ室13に吸入
される。
プランジヤ12は、ポンプ室13の油圧によりシ
リンダ孔11から突出する方向の力を受けてい
て、シユー16が斜板6に向けて押圧されてい
る。この状態で入力軸2が回転すると、シリンダ
ブロツク4がその軸線周りに回転し、上方の突出
したプランジヤ12は、下方に移動するにつれて
斜板6に押圧されて後退する。したがつてそのプ
ランジヤ12背部のポンプ室13は縮小され、そ
こで加圧された作動油は分配板7の吐出ポート1
5aから図示しない油圧モータへ圧送される。一
方、下方の後退したプランジヤ12は、上方に移
動するにつれて突出し、そのプランジヤ12背部
のポンプ室13が拡大されるので、図示しない油
圧モータから吐き出される作動油が分配板7の吸
入ポート14aを通してそのポンプ室13に吸入
される。
かかる油圧ポンプにおいて、シユー16は鉄系
材料により形成されているので、引張強度が大き
く、したがつてプランジヤ12との結合部分の肉
厚が比較的薄くてすむ。しかもシユー16の外周
面に2つの環状溝26を設けたことにより、外表
面積を大きくすることができ、鉄系材料の放熱性
が悪いにも拘らず、シユー16の放熱性を高める
ことができ、プランジヤ16の押付比を高くして
容積効率を向上することができる。また摺動板2
7をシユー16の斜板6との対向面に固着するこ
とにより、斜板6とのなじみを良くするととも
に、耐焼付性および耐摩耗性を向上することがで
きる。
材料により形成されているので、引張強度が大き
く、したがつてプランジヤ12との結合部分の肉
厚が比較的薄くてすむ。しかもシユー16の外周
面に2つの環状溝26を設けたことにより、外表
面積を大きくすることができ、鉄系材料の放熱性
が悪いにも拘らず、シユー16の放熱性を高める
ことができ、プランジヤ16の押付比を高くして
容積効率を向上することができる。また摺動板2
7をシユー16の斜板6との対向面に固着するこ
とにより、斜板6とのなじみを良くするととも
に、耐焼付性および耐摩耗性を向上することがで
きる。
第3図は本発明の他の実施例を示すものであ
り、シユー16には、押え板17との対向面に摺
動板27と同一の材料によつて形成された摺動板
28が固着される。
り、シユー16には、押え板17との対向面に摺
動板27と同一の材料によつて形成された摺動板
28が固着される。
この実施例によれば、前述の実施例と同様の効
果を奏することができる上に、押え板17との摺
接状態を良好にしてシユー16の作動をめさらに
円滑にすることができる。
果を奏することができる上に、押え板17との摺
接状態を良好にしてシユー16の作動をめさらに
円滑にすることができる。
本発明装置は、上述の各実施で述べた油圧ポン
プだけでなく、プランジヤを往復動させることに
よりシリンダブロツクと斜板とを相対回転させる
ようにした斜板型油圧モータにも適用可能であ
る。
プだけでなく、プランジヤを往復動させることに
よりシリンダブロツクと斜板とを相対回転させる
ようにした斜板型油圧モータにも適用可能であ
る。
C 発明の効果
以上のように本発明によれば、潤滑油を貯留し
たケーシング内には、シリンダブロツクが回転自
在に支持されると共に、このシリンダブロツクの
回転軸線に対し傾斜した斜板が該シリンダブロツ
クと対面よするように配設され、前記回転軸線と
平行して該回転軸線の回りに環状に配列される複
数のプランジヤがその軸線方向に摺動可能に前記
シリンダブロツクに嵌合され、各プランジヤの先
端には、前記斜板に摺接するシユーが首振自在に
連結され、そのシユーの斜板との対向面に凹設し
た油圧ポケツトと、前記シリンダブロツク及びプ
ランジヤ間に画成される油室との間が、該プラン
ジヤ及び前記シユーにそれぞれ穿設した一連の油
孔を介して連通されてなる斜板型油圧装置におい
て、前記シユーは、その外周面に複数の環状溝を
有して鉄系材料により形成され、前記対向面に
は、前記シユーとは材質が異なる摺動板が固着さ
れるので、シユーの斜板とのなじみ性、耐焼付性
および耐摩耗性を前記摺動板によつて確保しなが
ら、鉄系材料の選択によりシユー自身の引張強度
を増大してシユーのプランジヤとの結合部分の肉
厚を小さくすることが可能となる。またシユー
は、放熱性が一般に良好ではない鉄系材料製とし
たにも拘わず、前記環状溝の特設によつてシユー
自身の放熱効果を高めることができるから、容積
効率を高めるべくプランジヤの押付比を高くして
も、シユーが斜板との摩擦によつて過熱する虞れ
はなくなり、油圧ポケツト内に導入される油の過
熱も回避されて油中からの気泡発生を抑ることが
きるから、油圧ポケツトの特設による接触面圧軽
減効果が、該シユーを鉄系材料としたために損な
われるような虞れはなく、以上の結果、摺動板を
介してのシユーと斜板との摺接が極めて円滑に行
われ且つ容積効率が高い極めて高性能の斜板型油
圧装置が得られる。
たケーシング内には、シリンダブロツクが回転自
在に支持されると共に、このシリンダブロツクの
回転軸線に対し傾斜した斜板が該シリンダブロツ
クと対面よするように配設され、前記回転軸線と
平行して該回転軸線の回りに環状に配列される複
数のプランジヤがその軸線方向に摺動可能に前記
シリンダブロツクに嵌合され、各プランジヤの先
端には、前記斜板に摺接するシユーが首振自在に
連結され、そのシユーの斜板との対向面に凹設し
た油圧ポケツトと、前記シリンダブロツク及びプ
ランジヤ間に画成される油室との間が、該プラン
ジヤ及び前記シユーにそれぞれ穿設した一連の油
孔を介して連通されてなる斜板型油圧装置におい
て、前記シユーは、その外周面に複数の環状溝を
有して鉄系材料により形成され、前記対向面に
は、前記シユーとは材質が異なる摺動板が固着さ
れるので、シユーの斜板とのなじみ性、耐焼付性
および耐摩耗性を前記摺動板によつて確保しなが
ら、鉄系材料の選択によりシユー自身の引張強度
を増大してシユーのプランジヤとの結合部分の肉
厚を小さくすることが可能となる。またシユー
は、放熱性が一般に良好ではない鉄系材料製とし
たにも拘わず、前記環状溝の特設によつてシユー
自身の放熱効果を高めることができるから、容積
効率を高めるべくプランジヤの押付比を高くして
も、シユーが斜板との摩擦によつて過熱する虞れ
はなくなり、油圧ポケツト内に導入される油の過
熱も回避されて油中からの気泡発生を抑ることが
きるから、油圧ポケツトの特設による接触面圧軽
減効果が、該シユーを鉄系材料としたために損な
われるような虞れはなく、以上の結果、摺動板を
介してのシユーと斜板との摺接が極めて円滑に行
われ且つ容積効率が高い極めて高性能の斜板型油
圧装置が得られる。
しかもシユーの外周面に形成される前記環状溝
は、シリンダブロツクの回転によりシユーがケー
シング内の貯留潤滑油中を通過する際に、該溝の
内側壁がシユーの回転方向に沿う配置となること
から、油の撹拌抵抗を最小限に抑えつつ、該溝の
内側壁と油とを効率よく接触させることができて
高い放熱性能を発揮し得るものである。
は、シリンダブロツクの回転によりシユーがケー
シング内の貯留潤滑油中を通過する際に、該溝の
内側壁がシユーの回転方向に沿う配置となること
から、油の撹拌抵抗を最小限に抑えつつ、該溝の
内側壁と油とを効率よく接触させることができて
高い放熱性能を発揮し得るものである。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す
ものであり、第1図は斜板型油圧ポンプの縦断面
図、第2図はシユーおよびプランジヤの結合部分
を示すための拡大縦断面図、第3図は本発明の他
の実施例の第2図に対応した縦断面図である。 4……シリンダブロツク、6……斜板、12…
…プランジヤ、16……シユー、13……油室と
してのポンプ室、21……油圧ポケツト、22,
23……油孔、26……環状溝、27……摺動
板。
ものであり、第1図は斜板型油圧ポンプの縦断面
図、第2図はシユーおよびプランジヤの結合部分
を示すための拡大縦断面図、第3図は本発明の他
の実施例の第2図に対応した縦断面図である。 4……シリンダブロツク、6……斜板、12…
…プランジヤ、16……シユー、13……油室と
してのポンプ室、21……油圧ポケツト、22,
23……油孔、26……環状溝、27……摺動
板。
Claims (1)
- 1 潤滑油を貯留したケーシング1内には、シリ
ンダブロツク4が回転自在に支持されると共に、
このシリンダブロツク4の回転軸線に対し傾斜し
た斜板6が該シリンダブロツク4と対面するよう
に配設され、前記回転軸線と平行して該回転軸線
の回りに環状に配列される複数のプランジヤ12
が軸線方向に摺動可能に前記シリンダブロツク4
に嵌合され、各プランジヤ4の先端には、前記斜
板6に摺接するシユー16が首振自在に連結さ
れ、そのシユー16の斜板6との対向面に凹設し
た油圧ポケツト21と、前記シリンダブロツク4
及びプランジヤ12間に画成される油室13との
間が、該プランジヤ12及び前記シユー16にそ
れぞれ穿設した一連の油孔22,23を介して連
通されてなる斜板型油圧装置において、前記シユ
ー16は、その外周面に複数の環状溝26を有し
て鉄系材料により形成され、前記対向面には、前
記シユー16とは材質が異なる摺動板27が固着
されることを特徴とする、斜板型油圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60208339A JPS6285183A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 斜板型油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60208339A JPS6285183A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 斜板型油圧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6285183A JPS6285183A (ja) | 1987-04-18 |
| JPH0346673B2 true JPH0346673B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=16554632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60208339A Granted JPS6285183A (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | 斜板型油圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6285183A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003104653A1 (ja) * | 2002-06-06 | 2003-12-18 | 株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール | 可変容量コンプレッサ |
| JP7186606B2 (ja) * | 2018-12-27 | 2022-12-09 | 日立建機株式会社 | 斜板式液圧回転機械 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649035B2 (ja) * | 1974-09-30 | 1981-11-19 | ||
| JPS5768569A (en) * | 1980-10-15 | 1982-04-26 | Honda Motor Co Ltd | Swash plate type hydraulic apparatus |
| JPS59575U (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | 三菱重工業株式会社 | アキシヤルピストン型流体回転機械 |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP60208339A patent/JPS6285183A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6285183A (ja) | 1987-04-18 |
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